JPH09171309A - 転写ローラ及び転写装置 - Google Patents

転写ローラ及び転写装置

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JPH09171309A
JPH09171309A JP9881796A JP9881796A JPH09171309A JP H09171309 A JPH09171309 A JP H09171309A JP 9881796 A JP9881796 A JP 9881796A JP 9881796 A JP9881796 A JP 9881796A JP H09171309 A JPH09171309 A JP H09171309A
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JP
Japan
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transfer roller
layer
foamed layer
transfer
polyol
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Application number
JP9881796A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kaneda
博 金田
Eiji Sawa
英司 澤
Ryuta Tanaka
隆太 田中
Yoshio Takizawa
喜夫 滝沢
Mitsuharu Takagi
光治 高木
Takahiro Kawagoe
隆博 川越
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低硬度で広いニップ幅を有すると共に、感光
体等を汚染することなく、画像変動(画像濃度の低下、
濃淡ばらつき、中抜け等)のない転写ローラを提供する
こと。 【解決手段】 転写ローラを、シャフトの外周に少なく
とも2層以上の弾性層を有し、前記弾性層は、外側に無
発泡層を設けると共に、この無発泡層の内側に少なくと
も1層以上の発泡層を積層した構成としたことにより、
上記課題を解決し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザー
プリンタ等の電子写真装置や静電記録装置などの転写装
置に好適に用いられる転写ローラ及びこれを用いた転写
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、レーザープリンタ等の電
子写真装置や静電記録装置などにおいて、紙、OHP、
ベルト等の記録媒体等を帯電させ、現像剤を記録媒体等
に転写させる転写ローラが使用されている。まず、カラ
ー複写機等では、像担持体上に担持された帯電絶縁性ト
ナー像を中間転写体へ一次転写した後、これを中間転写
体から記録媒体へ二次転写させるようにした画像形成方
法において、記録媒体を帯電させ、中間転写体上のトナ
ー像を記録媒体へ転写させるための二次転写用の転写ロ
ーラが使用されている。
【0003】また、レーザープリンターでは、像担持体
上に担持された帯電絶縁性トナー像を記録媒体へ転写さ
せるようにした画像形成方法において、記録媒体を帯電
させ、トナーによって可視化された静電潜像からトナー
を記録媒体に転写させるための転写ローラが使用されて
いる。
【0004】このレーザープリンター等の画像形成装置
としては、例えば、図2に示されるように、感光ドラム
1は、帯電器2により一様に帯電される。次に露光器3
により静電潜像が形成され、現像器4により可視化され
てトナー像となる。感光体上のトナー像が転写ローラ5
との接触領域に達すると、それと同期して搬送されてき
た記録用紙10にトナー像が押圧され、同時に転写ロー
ラ5にバイアス電源8から電圧が印加され、トナー像は
感光ドラム1から記録用紙10に転写される。なお、符
号6は軸受、符号7はスプリング、符号9はクリーナー
である。
【0005】従来、この画像形成装置に用いられる転写
ローラは図1に例示したように、金属等の良導電性材料
からなるシャフト11の外周に、シリコーンゴム、NB
R、EPDM等の弾性ゴムやウレタンフォーム等の主材
に導電性材料を配合して導電性を付与した弾性層12を
形成した構造となっている。ここで、弾性層12の硬度
は感光ドラム又は中間転写体(以下「感光ドラム等」と
いう)と転写ローラ間で均一なニップを得るため、ま
た、装置の高速化に伴い適度な転写量を得るために低硬
度であることが必要であるとされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の転写ロ
ーラ、特に弾性層が弾性ゴムの場合には下記の欠点があ
る。 1. 記録媒体を帯電させ、現像剤を記録媒体等に転写さ
せる工程において、弾性層の硬度が高いことにより、転
写ローラと感光ドラム等とのニップ幅が小さくなる。こ
の結果、電圧の印加時に転写電界が十分な強度にまで達
しないうちに記録媒体が転写部を通過するため、転写率
が低下し、記録用紙上の転写画質は、著しく低下する等
の問題がある。
【0007】2. また、転写ローラと感光体ドラム等と
のニップ幅が小さくなると、文字・画像の中央部に圧力
が集中するため、トナー粒子が感光ドラム等の表面から
記録用紙に転写できず、いわゆる”中抜け”あるいは”
白抜け”が生じる等の問題がある。
【0008】3.さらに、弾性層を低硬度化する方法と
しては、弾性層の主材に各種の可塑剤を添加する方法が
試みられているが、可塑剤のブリードによる感光ドラム
等の表面を汚染してしまう等の問題がある。
【0009】また、弾性層がウレタンフォームの場合に
は下記の欠点がある。 1.ウレタンフォームのセル径が不揃いであった場合、
ローラ抵抗も不均一になり、転写された画像濃度に濃淡
のばらつきが生じる等の問題がある。
【0010】2.また、転写ローラの表面に付着したト
ナーが記録用紙の裏面への移行して記録用紙の裏汚れが
発生する等の問題がある。なお、この問題を回避するた
め、転写ローラの表面をクリーニングする方法、例え
ば、転写ローラにトナーと同極のバイアスを印加する方
法、または、この転写ローラにブレード又はローラ等を
接触させてトナーをかき取る方法があるが、ブレード又
はローラ等によるクリーニングでは、付着したトナーが
フォームのセル部分に入り込みクリーニングが不可能で
あるという問題がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、低硬度で広いニップ幅を有すると共に、感光体等を
汚染するような不都合を生じることなく、かつ、画像濃
度の低下あるいは画像の濃淡ばらつきが少なく、かつ”
中抜け”あるいは”白抜け”がほとんど生せず、かつ記
録用紙の裏汚れが発生することがない、転写ローラ及び
これを用いた転写装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の転写ローラは、
シャフトの外周に少なくとも2層以上の弾性層を形成し
てなり、記録媒体を帯電させ、現像剤を記録媒体に転写
させる転写ローラにおいて、前記弾性層は、外側に無発
泡層を設けると共に、この無発泡層の内側に少なくとも
1層以上の発泡層を積層してなり、且つ、前記転写ロー
ラのアスカーC硬度が10〜70°、表面粗さがJIS
10点平均粗さRzスケールで50μm以下であること
を特徴とする。
【0013】また、本発明の転写ローラは、上記発泡層
のアスカーC硬度が45°以下、JIS−K6401に
おける圧縮永久歪みが10%以下、温度22℃、湿度5
5%環境下、電圧50V印加時における体積固有抵抗値
が1×102 Ωcm〜1×108 Ωcmであることを特
徴とする。
【0014】また、本発明の転写ローラは、上記無発泡
層のアスカーC硬度が40〜85°、温度22℃、湿度
55%環境下、電圧50V印加時における体積固有抵抗
値が1×103 〜1×1011Ωcmであることを特徴と
する。
【0015】また、本発明の転写装置は、記録媒体を帯
電させ、現像剤を記録媒体に転写させるための転写ロー
ラを具備してなる転写装置において、前記転写ローラと
して、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の転写ロ
ーラを用いたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】即ち、本発者らは、上記課題につ
いて鋭意検討した結果、本発明の転写ローラを、シャフ
トの外周に少なくとも2層以上の弾性層を形成し、記録
媒体を帯電させ、現像剤を記録媒体に転写させる転写ロ
ーラにおいて、前記弾性層を、外側に無発泡層を設ける
と共に、この無発泡層の内側に少なくとも1層以上の発
泡層を積層し、且つ、前記転写ローラのアスカーC硬度
が10〜70°、表面粗さがJIS10点平均粗さRz
スケールで50μm以下とすることにより、上記課題を
解決できることを見い出し、本発明を完成させるに至っ
たものである。
【0017】なお、この詳しい機構については明らかで
はないが、無発泡層とこの無発泡層の内側に少なくとも
1層以上の発泡層を積層してなり、この無発泡層を特定
範囲の水酸基価を有する疎水性、親水性ポリオールとジ
フェニルメタンジイソシアネート系列のイソシアネート
からなるウレタンエラストマーで構成されるため、感光
体等を汚染するような不都合を生じることなく、転写ロ
ーラ全体の硬度をアスカーC硬度で10から70°にす
ることができるので、転写ローラと感光ドラム等とのニ
ップ幅を広くでき、転写ローラと感光ドラム等との電界
強度を十分安定した状態で確保でき、転写効率の低下を
防止できるものと考えられ、また、転写ローラと感光ド
ラム等とのニップ幅を十分に確保できるため、”中抜
け”あるいは”白抜け”が生じにくく、さらに、外側に
無発泡層を設けたため、転写ローラ表面をブレードでク
リーニングした際、転写ローラ表面に付着したトナーを
ブレードにより、十分にかき取れるので記録用紙の裏汚
れを防止できる。
【0018】以下、本発明について図面を用いて更に詳
しく説明する。図3は、本発明の転写ローラの一例を示
す概略図である。ここでは、シャフト11の外周に発泡
層12が形成され、さらにその外周に無発泡層13が形
成された転写ローラを示しており、無発泡層にブレード
クリーニング性、耐摩耗性の機能を持たせ、発泡層に低
硬度の機能を持たせている。また、弾性層は2層以上の
ものでも良く、外側が無発泡層で、内側が少なくとも1
層が発泡層である以外はどのような組み合わせであって
も良い。例えば、その組合せは、外側から無発泡層/発
泡層/発泡層、無発泡層/発泡層/無発泡層、無発泡層
/無発泡層/発泡層、無発泡層/発泡層/発泡層/発泡
層、無発泡層/発泡層/無発泡層/発泡層/発泡層等が
挙げられる。なお、本発明のローラ硬度は、アスカーC
硬度で10〜70°、好ましくは、20〜50°であ
る。
【0019】本発明に係るシャフト11は、特に制限さ
れず、例えば、その材料が金属又は樹脂等が挙げられる
が、樹脂製シャフトの場合には目的に応じて導電性を付
与しても良い。
【0020】発泡層12に好適な材料は、特に限定され
ないが、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
スチレン、ポリビニルアルコール、ビスコース、アイオ
ノマー等の熱可塑性フォーム又はウレタン、ラバーフォ
ーム、エポキシ、フェノールユリア、ピラニル、シリコ
ーン、アクリル等の熱硬化性フォームが挙げられるが、
その中でウレタンが最適である。
【0021】また、発泡層12の材料がウレタンである
場合、ポリオールとしては、疎水性及び親水性のいかな
るポリオールでも使用できる。その中で、経済性、取扱
性の点で、ポリプロピレングリコール及びエチレンオキ
サイド付加体のポリエーテル系のポリオールが好まし
い。イソシアネートとしては、特に限定されないが、経
済性、取扱性の点からトリレンジイソシアネートが好ま
しい。
【0022】なお、発泡層12の特性は、硬度がアスカ
ーC硬度で45°以下、体積固有抵抗値は温度22℃、
湿度55%環境下、電圧50V印加時に1×102 〜1
×108 Ωcm、密度が0.005〜0.5g/cm
3 、好ましくは0.05〜0.5g/cm3 、圧縮永久
歪が10%以下(JISーK−6401基準)、特に5
%以下が好ましく、10%を越えると、ニップ幅の変動
あるいは中間転写体或いは感光体への押し圧力が変動
し、これに起因して著しい画像劣化が生じるおそれがあ
る。また、発泡層12のセル形態は、単泡、連泡等の何
れの形態でも使用可能だが、連泡の方が温度による寸法
変化が少ないので好ましい。
【0023】発泡層12の製造方法としては、特に限定
されないが、特にウレタンフォームの場合には、例え
ば、ワンショット法ならば、ポリオール、トリレンジイ
ソシアネート、導電性を付与するための導電性材料、触
媒、界面活性剤、水、その他の添加剤を同時に混合撹拌
し、起泡した反応混合物を、予め金属シャフトがセット
された金型に注入し、50〜90℃で数時間キュアを行
う。得られた成形体は研磨してローラに仕上げるが、円
筒金型を使用した場合には脱型したままでも良い。ま
た、プレポリマー法では、ポリオールとトリレンジイソ
シアネートからプレポリマーを一旦作成し、その後、得
られたプレポリマー、プレポリマー作成時と同じあるい
は異なるポリオール、導電性を付与するための導電性材
料、触媒、界面活性剤、水、その他の添加剤を同時に混
合撹拌し、起泡した反応混合物から、以降ワンショット
法と同様の方法にてローラを製造する。さらに、この発
泡層12の上に他の層を形成する場合に、発泡層の外皮
すなわちスキン層は研磨により除いても良いし、研磨せ
ずにそのまま他の層を形成しても良い。なお、金属シャ
フトと発泡層との間に接着層を設けることもできる。
【0024】無発泡層13に好適な材料は、特に限定さ
れないが、例えば、疎水性及び/又は親水性ポリオール
などとジフェニルメタンジイソシアネート系列のイソシ
アネートとからなるウレタンエラストマーが挙げられ
る。
【0025】疎水性ポリオールとしては、例えば、ポリ
イソプレンポリオール、ポリブタジエンポリオール或は
それらのスチレン、アクリロニトリル共重合体及び、そ
れらの水添物等のポリオレフィンポリオール又はシリコ
ーンポリオール、フッ素ポリオール、ヒマシ油系ポリオ
ール、ダイマー酸ポリオール、或はそれらの混合物が用
いられる。また、物性の低下を引き起こすことなく粘度
を下げ、注型性を向上させる目的で、これら疎水性ポリ
オールにポリテトラメチレンエーテルグリコールを混合
しても良い。ポリテトラメチレンエーテルグリコールと
しては、通常のポリテトラメチレンエーテルグリコール
の他にそのメチレン基にメチル基等のアルキル基等の置
換基をグラフトさせたもの、或はその主鎖にプロピレン
オキサイド等のアルキレンオキサイドを共重合させたも
のも使用できる。なお、水酸基価としては15〜120
mg KOH/ gが好ましく、15mg未満だとポリオ
ールの粘度が高過ぎてしまい、120mgを越えると得
られるウレタンエラストマーは硬くなり好ましくない。
また、ポリオールの官能基数としては1. 5〜3. 0が
好ましく、1.5未満だと得られるウレタンエラストマ
ーのタック性が大きくなり、3.0を越えると得られる
ウレタンエラストマーが硬くなり好ましくない。
【0026】次に、親水性ポリオールとしては、例え
ば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール等のポリエーテルポ
リオール、あるいは、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、ブチレングリコール、ペンテングリコー
ル、ヘキセングリコール等の脂肪族グリコール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール等のポリアル
キレングリコールなどのグリコール類と、例えばトリメ
チロールプロパンのような3官能以上の多価アルコール
とを成分とし、これらをアジピン酸、セバシン酸、スベ
リン酸、ブラシリン酸、コハク酸等の脂肪族ジカルボン
酸、テレフタル酸、イソフタル酸等の芳香族ジカルボン
酸等を多塩基酸成分として得られる縮合型ポリエステル
ポリオール等のポリエステルポリオール、又はこれらの
混合が挙げれれる。なお、水酸基価としては5〜130
mg KOH/ gが好ましく、5mg未満だとポリオー
ルの粘度が高過ぎてしまい、130mgを越えると得ら
れるウレタンエラストマーが硬くなり好ましくない。ま
た、ポリオールの官能基数としては2〜6が好ましく、
2未満だと得られるウレタンエラストマーのタック性が
大きくなり、6を越えると得られるウレタンエラストマ
ーが硬くなり好ましくない。
【0027】なお、無発泡層13の特性は、特に限定な
いが、その硬度がアスカーC硬度で40〜85°、無発
泡層の体積固有抵抗値は温度22℃、湿度55%環境
下、電圧50V印加時に1×103 〜1×1011Ωcm
が好ましい。また、無発泡層の厚みは、特に制限はなさ
れないが、0.1〜2.0mmが好ましく、0.1mm
未満であると他の部材と接触して摩耗が進んだ場合の耐
久性が不十分であり、2. 0mmを越えるとローラ全体
の硬度が高くなりすぎてしまい十分な可撓性が得られな
い。さらに、ローラ表面粗さはJIS10点平均粗さR
zスケールで50μm以下、より好ましくは20μm以
下、さらに好ましくは10μm以下である。
【0028】無発泡層13に係るイソシアネートとして
は、ジフェニルメタンジイソシアネート系列のものが用
いられる。例えば、粗製ジフェニルメタン−4,4' ジ
イソシアネート(クルードMDI或はポリメリックMD
Iとも呼ばれる)、カルボジイミド変性ジフェニルメタ
ン−4,4' ジイソシアネート、ウレトンイミン変性ジ
フェニルメタン−4,4' ジイソシアネートなどの液状
のジフェニルメタン−4,4' ジイソシアネート、ウレ
タン変性ジフェニルメタン−4,4' ジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4,4' ジイソシアネート、ジ
フェニルメタン−2,2' ジイソシアネートあるいはそ
れらの混合物が好ましく用いられる。イソシアネートの
官能基数は2〜5、好ましくは2〜3. 5であり、2未
満だと得られるポリウレタンエラストマーは接触物を汚
染することがあり、3.5を越えるともろくなるので好
ましくない。
【0029】ポリオールとイソシアネートの配合比率
は、ポリオール中の水酸基に対するイソシアネート基の
比が0.7〜2.0、好ましくは0.9〜1.3になる
ように調整することが適当である。この範囲より小さい
と得られるポリウレタンエラストマーは接触物を汚染す
ることがあり、又この範囲より大きいともろくなるので
好ましくない。
【0030】無発泡層13の製造方法としては、特に限
定されないが、特にウレタンフォームの場合には、例え
ば、ワンショット法ならば、ポリオール、イソシアネー
ト、導電性を付与するための導電性材料、触媒、その他
の添加剤を同時に混合撹拌し、予め発泡層となるフォー
ムが外周にローラ状に形成された金属シャフトがセット
された金型に注入し、50〜90℃で数時間キュアを行
う。得られた成形体は研磨してローラに仕上げる。また
は、円筒金型を使用した場合には脱型したままでも良
い。また、プレポリマー法では、ポリオールと2官能の
イソシアネート例えば、ジフェニルメタン−4,4' ジ
イソシアネートからプレポリマーを一旦作成し、その
後、得られたプレポリマー、およびプレポリマー作成時
と同じあるいは異なるポリオール、導電性を付与するた
めの導電性材料、触媒、その他の添加剤を同時に混合撹
拌し、以降ワンショット法と同様の方法にてローラを製
造する。なお、ローラを製造後にこの無発泡層を研磨し
ても良い。
【0031】発泡層12又は無発泡層13に導電性を付
与するための導電性材料としては、まず粉体として例示
すれば、ケッチェンブラックEC、アセチレンブラック
等の導電性カーボン、SAF、ISAF、HAF、FE
F、GPF、SRF、FT、MT等のゴム用カーボン、
酸化処理等を施したカラー(インク)用カーボン、熱分
解カーボン、天然グラファイト、人造グラファイト、ア
ンチモンドープの酸化錫、酸化チタン、酸化亜鉛、ニッ
ケル、銅、銀、ゲルマニウム等の金属及び金属酸化物、
ポリアニリン、ポリピロール、ポリアセチレン等の導電
性ポリマー等が挙げられる。この中で、価格が安く、少
量で導電性を制御し易いものは、カーボンブラックであ
る。通常は、これらの導電性材料の配合量は、ウレタン
100重量部に対して0.5〜50重量部、特に1〜3
0重量部の範囲で好適に用いられる。
【0032】イオン導電性物質を例示すれば、過塩素酸
ナトリウム、過塩素酸リチウム、過塩素酸カルシウム、
塩化リチウム等の無機イオン性導電物質、更にトリデシ
ルメチルジヒドロキシエチルアンモニウムパークロレー
ト、ラウリルトリメチルアンモニウムパークロレート、
変性脂肪族・ジメチルエチルアンモニウムエトサルフェ
ート、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N−
(3′−ドデシロキシ−2′−ヒドロキシプロピル)メ
チルアンモニウムエトサルフェート、3−ラウルアミド
プロピル−トエイメチルアンモニウムメチルサルフェー
ト、ステアルアミドプロピルジメチル−β−ヒドロキシ
エチル−アンモニウム−ジハイドロジェンフォスフェー
ト、テトラブチルアンモニウムホウフッ酸塩、ステアリ
ルアンモニウムアセテート、ラウリルアンモニウムアセ
テート等の第4級アンモニウムの過塩素酸塩、硫酸塩、
エトサルフェート塩、メチルサルフェート塩、リン酸
塩、ホウフッ化水素酸塩、アセテート等の有機イオン性
導電物質或は電荷移動錯体が例示される。通常は、これ
らの導電性材料の配合量は、ウレタン100重量部に対
して0.0001〜50重量部の範囲で好適に用いられ
る。
【0033】また、無発泡層13のウレタンエラストマ
ーには、転写効率をコントロールする目的でニグロシ
ン、トリアミノフェニルメタン、カチオン染料等の各種
荷電制御剤、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、ナイロ
ン等の微粉体を添加することができる。この場合、これ
ら添加剤の添加量は、上記ポリウレタン100重量部に
対して、上記荷電制御剤は1〜5重量部、上記微粉体は
1〜10重量部とすることが好ましい。
【0034】また、無発泡層13の表面には、ローラの
耐久性向上あるいは転写効率をコントロールする目的
で、主に合成樹脂成分からなる被膜を形成させても良
い。合成樹脂成分としては、特に限定されないが、例え
ば、東レ(株)社製、「CM−833」「CM800
0」等の可溶性ナイロン樹脂、溶剤、水等にフッ素樹脂
を溶解したもの、フッ素系樹脂を水系ラテックスとした
もの、例えば、日本油脂(株)社製、「ベルフロン10
00」「ベルフロン1300」等、旭硝子(株)社製、
「ルミフロンLT−FE−3000」「ルミフロン60
0」「ルミフロン800」等、ダイキン工業(株)社
製、「ゼッフルLC930」「ダイエルラテックスGL
S−213」及び「GLS−213D」「ポリフロンT
FEタフコートエナメルTC−7400」等のフッ素樹
脂、アクリル樹脂、ウレタン変性アクリル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、シリコーン樹脂及びメラミン樹脂から
選ばれる樹脂を単独又は2種以上混合したものが挙げら
れる。また、合成樹脂成分に上述した導電性材料を添加
しても良い。なお、被膜形成方法としては、ディップコ
ーティング法、トランスコーティング法、インモールド
コーティン法、ローラコーティング法などが適当であ
る。
【0035】本発明において、転写ローラとしての体積
固有抵抗値は特に制限するものではないが、温度22
℃、湿度55%環境下、電圧50V印加時に1×103
〜1×1010Ωcm、特に1×104 〜1×109 Ωc
mとすることが好ましい。抵抗値が1×103 Ωcm未
満であると電荷が中間転写体あるいは感光体ドラム等に
リークしたり、電圧により転写ローラ自身が破壊したり
する場合があり、一方1×1010Ωcmを超えると、転
写ローラと中間転写体あるいは感光体ドラム間に適正な
放電が得られなくなる。
【0036】本発明で得られる転写ローラは、形状追従
性が非常に良く低硬度であるため、感光体等の被接触物
に対する接触ニップを大きくとっても、十分な追従性が
得られる。低接触圧でニップ幅を大きくすることによ
り、画質の向上、転写速度の高速化が可能となる。感光
体等に対して3mm以上、より好ましくは5mm以上の
ニップ幅となるように設置することにより、本発明の転
写ローラの性能を十分に引き出すことができる。
【0037】
【実施例】以下に実施例、比較例を示して、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記に限定されるものでは
ない。
【0038】[実施例1]官能基数3、分子量5000
のポリエーテルポリオールにNCO%が6.7になるよ
にトリレンジイソシアネートを反応させて得られたプレ
ポリマー100重量部(以下単に「部」という)に、
1,4−ブタンジオール6.46部、シリコーン界面活
性剤2部、ジブチルチンジラウレート0.003部及び
アセチレンブラック2. 2部を添加し、混合機を用いて
2分攪拌した後、予め外径8mmのシャフトをセット
し、60℃に予熱されたモールドに反応混合液を注入
し、60℃で12時間キュアした。脱型後研磨し、外径
15mmの外層がウレタンフォームのローラを得た。こ
のようにして得られたウレタンフォーム製ローラに、下
記に示す方法により、疎水ウレタンエラストマーを最外
層とし、内部がウレタンフォームである2層構造の外径
16mmのローラを得た。
【0039】まず、水酸基価47. 1、官能基数2.4
のポリイソプレンポリオール100部にアセチレンブラ
ック3.1 部を添加し、真空で30分撹拌しながら減圧
脱泡した後、NCO%が31.7の粗製ジフェニルメタ
ン−4、4′ジイソシアネート12.7部及びジブチル
チンジラウレート0.001部を添加し、やはり減圧脱
泡しつつ3分間攪拌した後、予め上記のごとく製造した
ウレタンフォーム製ローラをセットし、60℃に予熱さ
れたモールドに反応混合液を注入し、90℃で16時間
キュアを行い、脱型した後、外径16mmになるよう研
磨した。出来上がったローラの表面はタック性は無く、
アスカーC硬度は37°、抵抗は1×108 Ωであっ
た。
【0040】ローラの感光ドラムへの汚染性を試験する
ため、NEC社のプリンターPCーPR1000E/4
の感光ドラムにローラを両端500gの荷重で押し当
て、55℃、85%湿度の条件で5日間放置した。取り
出し後の感光ドラム表面に跡は残らず、プリンターに装
着して画像を出しても影響はなかった。
【0041】転写ローラとしての特性を見るため、図2
に示した転写ユニットにてグレースケール、黒ベタ、白
ベタの各画像出し及び用紙裏汚れの観察を行ったとこ
ろ、良好な画質が得られた。また、文字画像出しを行っ
たところ、文字中抜けの無い鮮明な画質が得られた。以
上の評価結果を他の実施例及び比較例での結果とともに
表1に示す。
【表1】
【0042】[実施例2]最外層ウレタンエラストマー
のポリオール成分として、水酸基価22. 0、官能基数
2.3のポリイソプレンポリオールを100部、イソシ
アネート成分として実施例1と同様のイソシアネートを
5. 8部使用すること以外は実施例1と同様の方法にて
ローラを製造し、実施例1と同様の測定を行った。
【0043】[実施例3]最外層ウレタンエラストマー
のポリオール成分として、水酸基価105. 5、官能基
数2.3のポリブタジエンポリオールを100部、イソ
シアネート成分として実施例1と同様のイソシアネート
を27. 5部使用すること以外は実施例1と同様の方法
にてローラを製造し、実施例1と同様の測定を行った。
【0044】[実施例4]最外層ウレタンエラストマー
のポリオール成分として、水酸基価32. 3、官能基数
1. 7のポリブタジエンポリオールを100部、イソシ
アネート成分として実施例1と同様のイソシアネートを
8. 4部使用すること以外は実施例1と同様の方法にて
ローラを製造し、実施例1と同様の測定を行った。
【0045】[実施例5]最外層ウレタンエラストマー
のポリオール成分として実施例1と同様のポリオールを
100部、イソシアネート成分として、NCO%が2
9. 1で、ジフェニルメタン−4、4′ジイソシアネー
トのカルボジイミド変性物及びウレトンイミン変性物の
混合イソシアネートを13. 1部使用すること以外は実
施例1と同様の方法にてローラを製造し、実施例1と同
様の測定を行った。
【0046】[実施例6]内部のウレタンフォーム部分
を下記に示す方法で製造する以外は、実施例1と同様の
方法にてローラを製造し、実施例1と同様の測定を行っ
た。すなわち、水酸基価35、官能基数3のポリエーテ
ルポリオール100部、トリレンジイソシアネート(T
−80)26. 8部、1,4−ブタンジオール10部、
シリコーン界面活性剤2部、アセチレンブラック2. 8
部及びジブチルチンジラウレート0.003部を混合機
を用いて2分攪拌した後、予め外8mmのシャフトをセ
ットし、60℃に予熱されたモールドに反応混合液を注
入し、60℃で12時間キュアした後、脱型、研磨し、
外径15mmの外層がウレタンフォームのローラを得
た。
【0047】[実施例7]内部のウレタンフォーム部分
を実施例6と同様な方法にて製造し、最外層部のウレタ
ンエラストマー部分を下記に示す方法で製造する以外
は、実施例1と同様の方法にてローラを製造し、実施例
1と同様の測定を行った。すなわち、水酸基価37、官
能基数2. 4のポリイソプレンポリオール100部とN
CO%が33. 6のジフェニルメタン−4、4′ジイソ
シアネートを80℃で6時間反応させ、NCO%が2.
9%のプレポリマーを得た。次に、ここで得られたプレ
ポリマー100部、水酸基価105. 5、官能基数2.
3のポリブタジエンンポリオール33. 4部、アセチレ
ンブラック3. 7部及びジブチルチンジラウレート0.
001部からなる組成にて、最外層部のウレタンエラス
トマー部分を製造した。
【0048】[実施例8]内部のウレタンフォーム部分
は実施例1と同様の方法にて製造し、最外層部のウレタ
ンエラストマー部分は実施例7と同様な方法にてローラ
を製造し、実施例1と同様の測定を行った。
【0049】[実施例9][実施例1]で述べた方法に
て得られたローラを、トルエンに可溶のフッ素樹脂を5
重量%溶解した溶液中に、10秒間浸浸し、ローラを引
きげて乾燥して表面処理を行い、実施例1と同様の測定
を行った。
【0050】[実施例10][実施例1]で述べた方法
にて得られたローラを、メタノール:トルエン= 3:1
の溶媒に濃度10%になるように可溶性共重合ナイロン
を溶解し、その後導電剤としてカーボンを該ナイロン対
比20phr混合した導電塗料中に1cm/secの速
度で挿入し、同速度にてローラを引き上げて乾燥し、実
施例1と同様の測定を行った。
【0051】[実施例11]官能基数3、分子量500
0のポリエーテルポリオールにNCO%が6.7になる
ようにトリレンジイソシアネートを反応させて得られた
プレポリマー100部に、1,4−ブタンジオール6.
46部、シリコーン界面活性剤2部、ジブチルチンジラ
ウレート0.003部及びアセチレンブラック2. 2部
を添加し、混合機を用いて2分攪拌した後、予め外径8
mmのシャフトをセットし、60℃に予熱された内径1
5mmのモールドに反応混合液を注入し、60℃で12
時間キュアした後、脱型し、外径15mmのウレタンフ
ォーム製のローラを得た。このローラに、下記に示す方
法により、疎水ウレタンエラストマーを最外層とし、内
部がウレタンフォームである2層構造の外径16mmの
ローラを得た。
【0052】まず、水酸基価46. 1、官能基数2.4
のポリイソプレンポリオール100部にアセチレンブラ
ック3.1 部を添加し、真空で30分撹拌しながら減圧
脱泡した後、NCO%が31.7の粗製ジフェニルメタ
ン−4、4′ジイソシアネート12.7部及びジブチル
チンジラウレート0.001部を添加し、やはり減圧脱
泡しつつ3分間攪拌した後、予め上記で得られたウレタ
ンフォーム製ローラがセットされ、90℃に予熱した内
径16mmのモールドに流し込み、90℃で16時間キ
ュアを行い、脱型してローラを得、実施例1と同様の測
定を行った。
【0053】[実施例12]最外層ウレタンエラストマ
ーのポリオール成分として、水酸基価33. 7、官能基
数3. 0のポリエーテルポリオール100部、イソシア
ネート成分として実施例1と同様のイソシアネートを
9. 2部使用すること以外は実施例1と同様の方法にて
ローラを製造し、実施例1と同様の測定を行った。
【0054】[実施例13]最外層ウレタンエラストマ
ーのポリオール成分として、水酸基価112. 2、官能
基数2.0のポリエーテルポリオールを100部、イソ
シアネート成分として実施例1と同様のイソシアネート
を28. 8部使用すること以外は実施例1と同様の方法
にてローラを製造し、実施例1と同様の測定を行った。
【0055】[実施例14]最外層ウレタンエラストマ
ーのポリオール成分として、水酸基価11. 2、官能基
数3. 0のポリエーテルポリオールを100部、イソシ
アネート成分として実施例1と同様のイソシアネートを
3. 5部使用すること以外は実施例1と同様の方法にて
ローラを製造し、実施例1と同様の測定を行った。
【0056】[実施例15]最外層ウレタンエラストマ
ーのポリオール成分として、水酸基価17. 3、官能基
数4. 0のポリエーテルポリオールを100部、イソシ
アネート成分として実施例1と同様のイソシアネートを
4. 9部使用すること以外は実施例1と同様の方法にて
ローラを製造し、実施例1と同様の測定を行った。
【0057】[実施例16]25×25×230mmに
切り出したブリヂストン社製の導電性ウレタンフォーム
(EPT−51:アスカーC硬度10°、体積固有抵抗
値1×104 Ωcm、圧縮永久歪み8%)に、内径6m
mの穴をあけ、外径6mmの金属シャフトの周りに導通
が取れるように8mmピッチで内径6mmの穴をあけた
ホットメルト接着フィルムを貼ったものを差し込み、1
50℃で30分加熱し、シャフトと発泡層を接着後、外
径が16mmになるよう研磨した。以下は、実施例1と
同様の無発泡層を設け、弾性層が2層構造の外径が19
mmのローラを得て、実施例1と同様の評価を行った。
【0058】[比較例1]水酸基価47. 1、官能基数
2.4のポリイソプレンポリオール100部にアセチレ
ンブラック3.1 部を添加し、真空で30分撹拌しなが
ら減圧脱泡した後、NCO%が31.7の粗製ジフェニ
ルメタン−4、4′ジイソシアネート12.7部及びジ
ブチルチンジラウレート0.001部を添加し、やはり
減圧脱泡しつつ3分間攪拌した後、予め外径8mmのシ
ャフトをセットし、90℃に予熱された内径17mmモ
ールドに反応混合液を注入し、90℃で16時間キュア
を行い、脱型した後、外径16mmになるよう研磨し、
実施例1と同様の測定を行った。
【0059】[比較例2]ポリオール成分として、水酸
基価33. 7、官能基数3. 0のポリエーテルポリオー
ル、イソシアネート成分部数として9. 2部使用するこ
と以外は比較例1と同様の方法にてローラを製造し、実
施例1と同様の測定を行った。
【0060】[比較例3]官能基数3、分子量5000
のポリエーテルポリオールにNCO%が6.7になるよ
にトリレンジイソシアネートを反応させて得られたプレ
ポリマー100部に、1,4−ブタンジオール6.46
部、シリコーン界面活性剤2部、ジブチルチンジラウレ
ート0.003部及びアセチレンブラック2. 2部を添
加し、混合機を用いて2分攪拌した後、予め外径8mm
のシャフトをセットし、60℃に予熱されたモールドに
反応混合液を注入し、60℃で12時間キュアした。脱
型後研磨し、外径16mmのウレタンフォームのローラ
を得、実施例1と同様の測定を行った。
【0061】
【発明の効果】すなわち、本発明のローラは、最外層以
外の少なくとも1層がフォームであり、最外層が特定範
囲の水酸基価を有する疎水性、親水性ポリオールとジフ
ェニルメタンジイソシアネート系列のイソシアネートか
らなるウレタンエラストマーで構成されるため、感光体
等を汚染するような不都合を生じることなく、ローラ全
体の硬度を、アスカーC硬度で10°から70°にする
ことができるので、転写ローラと中間転写体あるいは感
光体ドラムとのニップ幅を広くでき、転写効率の低下を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の転写ローラの概略断面図である。
【図2】本発明の転写ローラが使用されるレーザープリ
ンター等の画像形成装置の一例を示す概略図である。
【図3】本発明の転写ローラの一例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電器 3 画像露光系 4 現像器 5 転写ローラ 10 記録用紙 11 シャフト 12 発泡層(弾性層) 13 無発泡層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川越 隆博 埼玉県所沢市青葉台1302−57

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトの外周に少なくとも2層以上の
    弾性層を形成してなり、記録媒体を帯電させて現像剤を
    記録媒体に転写させる転写ローラにおいて、前記弾性層
    は外側に無発泡層を設けると共に、この無発泡層の内側
    に少なくとも1層以上の発泡層を積層してなり、且つ、
    前記転写ローラのアスカーC硬度が10〜70°、表面
    粗さがJIS10点平均粗さRzスケールで50μm以
    下であることを特徴とする転写ローラ。
  2. 【請求項2】 上記無発泡層が主に疎水性ポリオールと
    ジフェニルメタンジイソシアネート系列のイソシアネー
    トとからワンショット法によって製造されたウレタンエ
    ラストマーであることを特徴とする請求項1記載の転写
    ローラ。
  3. 【請求項3】 上記無発泡層が主に疎水性ポリオールと
    ジフェニルメタンジイソシアネート系列のイソシアネー
    トからなるプレポリマーとポリオールとによって製造さ
    れたウレタンエラストマーであることを特徴とする請求
    項1記載の転写ローラ。
  4. 【請求項4】 上記疎水性ポリオールの水酸基価が15
    〜120mg KOH/g、官能基数が1. 5〜3であ
    ることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の転写ロ
    ーラ。
  5. 【請求項5】 上記無発泡層が主に親水性ポリオールと
    ジフェニルメタンジイソシアネート系列のイソシアネー
    トとからワンショット法によって製造されたウレタンエ
    ラストマーであることを特徴とする請求項1記載の転写
    ローラ。
  6. 【請求項6】 上記無発泡層が主に親水性ポリオールと
    ジフェニルメタンジイソシアネート系列のイソシアネー
    トからなるプレポリマーとポリオールとによって製造さ
    れたウレタンエラストマーであることを特徴とする請求
    項1記載の転写ローラ。
  7. 【請求項7】 上記親水性ポリオールの水酸基価が5〜
    130mg KOH/gで、官能基数が2〜6であるこ
    とを特徴とする請求項5又は請求項6記載の転写ロー
    ラ。
  8. 【請求項8】 上記無発泡層の表面に主に合成樹脂成分
    からなる被膜を設けたことを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれか1項に記載の転写ローラ。
  9. 【請求項9】 上記合成樹脂成分が可溶性ナイロン樹
    脂、アクリル樹脂、ウレタン変性アクリル樹脂、ポリカ
    ーボネート樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂及びメラ
    ミン樹脂から選ばれる樹脂を単独又は2種以上混合した
    ものあることを特徴とする請求項8記載の転写ローラ。
  10. 【請求項10】 上記合成樹脂成分に導電性物質を添加
    したことを特徴とする請求項8又は請求項9記載の転写
    ローラ。
  11. 【請求項11】 上記無発泡層の厚さが0. 1〜2. 0
    mmであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれ
    か1項に記載の転写ローラ。
  12. 【請求項12】 上記発泡層がポリエチレン、ポリ塩化
    ビニル、ポリスチレン、ラバーフォーム、ポリビニルア
    ルコール、ビスコース、アイオノマー、ウレタン、エポ
    キシ、フェノール、ユリア、ピラニル、シリコーン、ア
    クリルからなるフォームから選ばれる軟質フォームであ
    ることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に
    記載の転写ローラ。
  13. 【請求項13】 上記発泡層のアスカーC硬度が45°
    以下、JIS−K6401における圧縮永久歪みが10
    %以下、温度22℃、湿度55%環境下、電圧50V印
    加時における体積固有抵抗値が1×102 Ωcm〜1×
    108 Ωcmであることを特徴とする請求項1乃至12
    のいずれか1項に記載の転写ローラ。
  14. 【請求項14】 上記無発泡層のアスカーC硬度が40
    〜85°、温度22℃、湿度55%環境下、電圧50V
    印加時における体積固有抵抗値が1×103〜1×10
    11Ωcmであることを特徴とする請求項1乃至13のい
    ずれか1項に記載の転写ローラ。
  15. 【請求項15】 記録媒体を帯電させ、現像剤を記録媒
    体に転写させるための転写ローラを具備してなる転写装
    置において、前記転写ローラとして、請求項1乃至14
    のいずれか1項に記載の転写ローラを用いたことを特徴
    とする転写装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002268398A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 転写ベルト及びその製造方法
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