JPH09171322A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH09171322A JPH09171322A JP33221795A JP33221795A JPH09171322A JP H09171322 A JPH09171322 A JP H09171322A JP 33221795 A JP33221795 A JP 33221795A JP 33221795 A JP33221795 A JP 33221795A JP H09171322 A JPH09171322 A JP H09171322A
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透明シート上のカラートナー像を高速に定着
し、所望の透明度を確保し、良好な透明画像を得ること
が目的である。 【解決手段】 ニップ通過時間と定着温度と加圧力とト
ナー融点とを所定の範囲に設定することにより高速定着
で透明画像を形成する。
し、所望の透明度を確保し、良好な透明画像を得ること
が目的である。 【解決手段】 ニップ通過時間と定着温度と加圧力とト
ナー融点とを所定の範囲に設定することにより高速定着
で透明画像を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に電子写真方式
による画像形成装置に適用される熱定着装置に関する。
詳しくは、互いに圧接する加熱部材と加圧部材とを有
し、加熱部材と加圧部材との間の圧接部において未定着
カラートナー像を担持する被加熱体を挟持搬送すること
により、被加熱体上にカラートナー像を定着する定着装
置に関する。
による画像形成装置に適用される熱定着装置に関する。
詳しくは、互いに圧接する加熱部材と加圧部材とを有
し、加熱部材と加圧部材との間の圧接部において未定着
カラートナー像を担持する被加熱体を挟持搬送すること
により、被加熱体上にカラートナー像を定着する定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラートナー用の定着装置として
は熱ローラやベルトなどによる熱定着装置を用い、被加
熱体として普通紙(厚手紙、ハガキ、薄手の通常紙等)
またはオーバーヘッドプロジェクター(以下OHPと略
す)に用いる透明シートを用い、透明シートを定着する
際は充分に加熱して透明性を確保するために透明シート
を搬送する搬送速度を普通紙より遅くする方法が一般的
に用いられていた。
は熱ローラやベルトなどによる熱定着装置を用い、被加
熱体として普通紙(厚手紙、ハガキ、薄手の通常紙等)
またはオーバーヘッドプロジェクター(以下OHPと略
す)に用いる透明シートを用い、透明シートを定着する
際は充分に加熱して透明性を確保するために透明シート
を搬送する搬送速度を普通紙より遅くする方法が一般的
に用いられていた。
【0003】例えば、特開昭59−188673号公報
においては、カラー用定着装置で、透明シートを定着す
る際には普通紙より遅い定着ローラ周速(以下、定着速
度と述べる)で定着する技術が提案されている。
においては、カラー用定着装置で、透明シートを定着す
る際には普通紙より遅い定着ローラ周速(以下、定着速
度と述べる)で定着する技術が提案されている。
【0004】また、特開昭60−78462号公報にお
いては、転写における分離点(感光体または転写中間媒
体と紙との分離)と定着装置間にバッファスペースを設
け、透明シートを定着する際には定着速度を感光ドラム
周速より遅くする技術が提案されている。
いては、転写における分離点(感光体または転写中間媒
体と紙との分離)と定着装置間にバッファスペースを設
け、透明シートを定着する際には定着速度を感光ドラム
周速より遅くする技術が提案されている。
【0005】また、特開昭60−86574号公報にお
いては、カラー用定着器で、透明シートを定着する際に
は定着温度と定着速度の両方を減少させる技術が提案さ
れている。
いては、カラー用定着器で、透明シートを定着する際に
は定着温度と定着速度の両方を減少させる技術が提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、レーザープリ
ンターの高速性を生かして定着装置においても透明シー
トを高速で搬送し、高速で定着を行うと透明シートを充
分に加熱できないため、透明シート上のカラートナー像
は不透明になり、OHPにより投影した投影像は黒色ま
たはかなり黒色に近い色になってしまう。
ンターの高速性を生かして定着装置においても透明シー
トを高速で搬送し、高速で定着を行うと透明シートを充
分に加熱できないため、透明シート上のカラートナー像
は不透明になり、OHPにより投影した投影像は黒色ま
たはかなり黒色に近い色になってしまう。
【0007】そこで、透明度を確保するために、特開昭
59−188673号公報、特開昭60−78462号
公報、特開昭60−86574号公報で提案されている
技術を従来は用いていた。しかし、透明シートの定着時
に定着装置の搬送速度を普通紙の定着時より極端に遅く
すると、レーザープリンターの高速性を生かせず、無駄
な時間を消費することになり望ましくなかった。
59−188673号公報、特開昭60−78462号
公報、特開昭60−86574号公報で提案されている
技術を従来は用いていた。しかし、透明シートの定着時
に定着装置の搬送速度を普通紙の定着時より極端に遅く
すると、レーザープリンターの高速性を生かせず、無駄
な時間を消費することになり望ましくなかった。
【0008】また、特開昭60−78462号公報に開
示されている技術ではバッファスペースが必要となるた
め画像形成装置が大型化してしまい、かつ、バッファス
ペースにより長い定着時間を確保する定着装置では単色
または2色モードでも前に画像が形成された透明シート
の定着が終了するのを待ってから、次の透明シートにカ
ラートナー像を転写し、定着装置へと搬送する必要があ
り、4色または3色モードよりも単色または2色モード
の印字速度(単位時間当たりの印字枚数)を速くするこ
とができず、やはり、レーザープリンターの高速性を生
かせず、無駄な時間を消費することになり望ましくなか
った。
示されている技術ではバッファスペースが必要となるた
め画像形成装置が大型化してしまい、かつ、バッファス
ペースにより長い定着時間を確保する定着装置では単色
または2色モードでも前に画像が形成された透明シート
の定着が終了するのを待ってから、次の透明シートにカ
ラートナー像を転写し、定着装置へと搬送する必要があ
り、4色または3色モードよりも単色または2色モード
の印字速度(単位時間当たりの印字枚数)を速くするこ
とができず、やはり、レーザープリンターの高速性を生
かせず、無駄な時間を消費することになり望ましくなか
った。
【0009】かかる従来の課題に鑑みて本発明はなされ
たもので、その目的とするところは、透明シートをプロ
セス速度(感光体と同じ速度)とほぼ同等な速度で高速
で定着し、装置を小型化させる構成で、透明シート上の
カラートナー像の透明度を確保することが可能な高速な
定着装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、透明シートをプロ
セス速度(感光体と同じ速度)とほぼ同等な速度で高速
で定着し、装置を小型化させる構成で、透明シート上の
カラートナー像の透明度を確保することが可能な高速な
定着装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の定着装置は、互いに圧接する加熱部材と
加圧部材を有し、前記加熱部材と前記加圧部材との圧接
部(以下ニップと述べる)において未定着カラートナー
像を担持する被加熱体を挟持搬送して未定着カラートナ
ー像を定着する定着装置であって、ニップ通過時間t
(ms)が数3をA≧−4.6の元に満たすごとく定着
条件を定めることを特徴とする。
めに、本発明の定着装置は、互いに圧接する加熱部材と
加圧部材を有し、前記加熱部材と前記加圧部材との圧接
部(以下ニップと述べる)において未定着カラートナー
像を担持する被加熱体を挟持搬送して未定着カラートナ
ー像を定着する定着装置であって、ニップ通過時間t
(ms)が数3をA≧−4.6の元に満たすごとく定着
条件を定めることを特徴とする。
【0011】
【数3】
【0012】また、本発明の定着装置は、被加熱体は透
明シートまたは普通紙であり、透明シートを定着すると
きの定着装置での第1の搬送速度v1と普通紙を定着す
るときの定着装置での第2の搬送速度v2との比v1/
v2が0.5〜2となるように各々の搬送速度を定める
ことを特徴とする。
明シートまたは普通紙であり、透明シートを定着すると
きの定着装置での第1の搬送速度v1と普通紙を定着す
るときの定着装置での第2の搬送速度v2との比v1/
v2が0.5〜2となるように各々の搬送速度を定める
ことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の定着装置は、数3におい
てA≧0とした式を満たすごとく定着条件を定めること
を特徴とする。
てA≧0とした式を満たすごとく定着条件を定めること
を特徴とする。
【0014】さらに、本発明の定着装置は、数3におい
てA≧10.9とした式を満たすごとく定着条件を定め
たことを特徴とする。
てA≧10.9とした式を満たすごとく定着条件を定め
たことを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の定着装置は、トナー融点
Tmが 105℃ ≦ Tm ≦ 125℃ であるカラー
トナーを用い、数3を満たすごとく定着条件を定めたこ
とを特徴とする。
Tmが 105℃ ≦ Tm ≦ 125℃ であるカラー
トナーを用い、数3を満たすごとく定着条件を定めたこ
とを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の定着装置は、数4を満た
すごとく定着条件を定めたことを特徴とする。
すごとく定着条件を定めたことを特徴とする。
【0017】
【数4】
【0018】さらに、本発明の定着装置は、加熱部材の
表面温度Thを180℃以下に制御することを特徴とす
る。
表面温度Thを180℃以下に制御することを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例ならびに図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0020】まず、図1を用いて本発明の定着装置の構
成を説明し、次に、このような定着装置を用いたときの
透明度を確保する構成について説明する。
成を説明し、次に、このような定着装置を用いたときの
透明度を確保する構成について説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例である定着装置
の概略図であってアルミニウムなど熱伝導性の良い金属
円筒と、その外周面上に形成したゴム層からなる加熱ロ
ーラ1及び加熱ローラ1の内部に配置されたハロゲンラ
ンプ等の加熱体7により構成される加熱部材と、金属製
シャフトの外周面にシリコーンゴムなどの弾性体を形成
した加圧ローラ2により構成される加圧部材とからな
り、図示しない加圧手段により加熱ローラ1と加圧ロー
ラ2は互いに圧接され、圧接部11を構成している。
尚、加熱ローラ1は、透明シート等の被加熱体12との
接触性を向上させるために金属円筒の上にHTV、RT
V、LTV等のシリコーンゴムやフッ素ゴムの層を設
け、さらに剥離性向上のためシリコーンやPFAをコー
ティングまたはチューブにより剥離層として形成しても
良い。加熱ローラ1の表面粗さは透明シート上のトナー
像の透明度に影響するため表面粗さを1μmRa(JI
S B0601で定義されている中心線平均粗さ)以下
とした。また、金属円筒の肉厚厚さは0.5〜6mmと
した。さらに、加熱ローラ1の外周面に接触するように
あるいは加熱ローラ1の外周面近傍に、サーミスタなど
の温度検知部材8が設置されていて、この温度検知部材
8からの温度検知信号により温度制御手段13により加
熱体7への通電を制御し、加熱部材を所望の温度に制御
する。尚、加熱ローラ1並びに加圧ローラ2は、図示し
ない駆動装置により回転駆動され、被加熱体12である
透明シートは矢印の方向から加熱ローラ1と加圧ローラ
2の圧接部(ニップ)に進入し、定着装置のニップにお
いて定着がなされた後、定着装置より排出される。ま
た、定着後の被加熱体12を加熱ローラ1から剥離する
ための剥離爪9や、定着装置のニップから排出される紙
を定着装置から円滑に排出するための排紙ローラ10
や、加熱ローラ1表面にシリコーンオイル等の離型剤を
塗布し、かつ、加熱ローラ1の表面に付着したトナーを
除去するためのオイル含浸パッド等のクリーナなどを必
要に応じて定着装置に設けてもよい。また、被加熱体1
2として薄手の通常紙、厚手紙、ハガキ等の普通紙やO
HPに用いる透明シートを用いる。
の概略図であってアルミニウムなど熱伝導性の良い金属
円筒と、その外周面上に形成したゴム層からなる加熱ロ
ーラ1及び加熱ローラ1の内部に配置されたハロゲンラ
ンプ等の加熱体7により構成される加熱部材と、金属製
シャフトの外周面にシリコーンゴムなどの弾性体を形成
した加圧ローラ2により構成される加圧部材とからな
り、図示しない加圧手段により加熱ローラ1と加圧ロー
ラ2は互いに圧接され、圧接部11を構成している。
尚、加熱ローラ1は、透明シート等の被加熱体12との
接触性を向上させるために金属円筒の上にHTV、RT
V、LTV等のシリコーンゴムやフッ素ゴムの層を設
け、さらに剥離性向上のためシリコーンやPFAをコー
ティングまたはチューブにより剥離層として形成しても
良い。加熱ローラ1の表面粗さは透明シート上のトナー
像の透明度に影響するため表面粗さを1μmRa(JI
S B0601で定義されている中心線平均粗さ)以下
とした。また、金属円筒の肉厚厚さは0.5〜6mmと
した。さらに、加熱ローラ1の外周面に接触するように
あるいは加熱ローラ1の外周面近傍に、サーミスタなど
の温度検知部材8が設置されていて、この温度検知部材
8からの温度検知信号により温度制御手段13により加
熱体7への通電を制御し、加熱部材を所望の温度に制御
する。尚、加熱ローラ1並びに加圧ローラ2は、図示し
ない駆動装置により回転駆動され、被加熱体12である
透明シートは矢印の方向から加熱ローラ1と加圧ローラ
2の圧接部(ニップ)に進入し、定着装置のニップにお
いて定着がなされた後、定着装置より排出される。ま
た、定着後の被加熱体12を加熱ローラ1から剥離する
ための剥離爪9や、定着装置のニップから排出される紙
を定着装置から円滑に排出するための排紙ローラ10
や、加熱ローラ1表面にシリコーンオイル等の離型剤を
塗布し、かつ、加熱ローラ1の表面に付着したトナーを
除去するためのオイル含浸パッド等のクリーナなどを必
要に応じて定着装置に設けてもよい。また、被加熱体1
2として薄手の通常紙、厚手紙、ハガキ等の普通紙やO
HPに用いる透明シートを用いる。
【0022】前述したようにプロセス速度と定着速度が
同等であり透明シートを高速に定着し透明性を出す構成
について本発明者らが鋭意検討した結果を次に説明す
る。
同等であり透明シートを高速に定着し透明性を出す構成
について本発明者らが鋭意検討した結果を次に説明す
る。
【0023】加熱部材として加熱ローラ、加熱体として
加熱ローラ内に配置されたハロゲンランプ、加圧部材と
して加圧ローラを用い、温度検知部材により加熱ローラ
の表面温度(以下定着温度Thと述べる)を検知し、定
着温度を制御し、バネ加圧により加圧ローラを加熱ロー
ラに押圧して長さL(mm)なるニップを形成し、モー
ターにより加熱ローラと加圧ローラを搬送速度v(mm
/s)にて回転駆動する定着装置を例に挙げ、透明度を
決定する各パラメータと透明度との関係について説明す
る。
加熱ローラ内に配置されたハロゲンランプ、加圧部材と
して加圧ローラを用い、温度検知部材により加熱ローラ
の表面温度(以下定着温度Thと述べる)を検知し、定
着温度を制御し、バネ加圧により加圧ローラを加熱ロー
ラに押圧して長さL(mm)なるニップを形成し、モー
ターにより加熱ローラと加圧ローラを搬送速度v(mm
/s)にて回転駆動する定着装置を例に挙げ、透明度を
決定する各パラメータと透明度との関係について説明す
る。
【0024】数5の様に、トナー温度Ttは定着温度T
hとニップ通過時間t(ms)の関数で表される。
hとニップ通過時間t(ms)の関数で表される。
【0025】
【数5】
【0026】また、数6の様にトナー粘度はトナー温度
の関数で表される。
の関数で表される。
【0027】
【数6】
【0028】さらに、数7の様に、トナー変形量はトナ
ー粘度と圧力Pと圧力をかけた時間(即ち、ニップ通過
時間t)の関数で表される。
ー粘度と圧力Pと圧力をかけた時間(即ち、ニップ通過
時間t)の関数で表される。
【0029】
【数7】
【0030】ところで、未定着カラートナーは熱と圧力
を加えるとトナー粒子が変形し、やがてトナー粒子同士
がつながり、トナー粒子間の界面(以下粒界と述べる)
が無くなり、トナー層中の泡が無くなり、トナー層表面
が平坦になる。この過程に従いトナー層の透明度は向上
していく。従って、数8のように透明度はトナー変形量
と粒界の量との関数で表される。
を加えるとトナー粒子が変形し、やがてトナー粒子同士
がつながり、トナー粒子間の界面(以下粒界と述べる)
が無くなり、トナー層中の泡が無くなり、トナー層表面
が平坦になる。この過程に従いトナー層の透明度は向上
していく。従って、数8のように透明度はトナー変形量
と粒界の量との関数で表される。
【0031】
【数8】
【0032】トナー変形量と粒界量の減少はほぼ同時に
進むので数8は数9の様に書ける。
進むので数8は数9の様に書ける。
【0033】
【数9】
【0034】数5〜9から、透明度は数10で表すこと
ができる。
ができる。
【0035】
【数10】
【0036】数10から、透明度が一定の時は数11が
成り立つ。
成り立つ。
【0037】
【数11】
【0038】尚、数5〜9が表すように、圧力が大きく
なるとトナー変形量は大きくなり、また、トナー温度が
高くなるとトナー粘度が低くなりトナー変形量は大きく
なる。即ち、圧力が大きくなるとあたかもトナー温度が
高くなったようにトナーは変形する。従って、透明度に
対する圧力の効果は温度補正項として式化できる。本発
明では定着温度の補正項として圧力の効果を式化した。
具体式は後に数14で示す。
なるとトナー変形量は大きくなり、また、トナー温度が
高くなるとトナー粘度が低くなりトナー変形量は大きく
なる。即ち、圧力が大きくなるとあたかもトナー温度が
高くなったようにトナーは変形する。従って、透明度に
対する圧力の効果は温度補正項として式化できる。本発
明では定着温度の補正項として圧力の効果を式化した。
具体式は後に数14で示す。
【0039】ところで、周知のように、ニップ通過時間
t後のトナー温度Ttは定性的には数12で表される。
但し、初期条件としてt=0におけるトナー温度Ttを
室温Tr(Tt=Tr)とした。
t後のトナー温度Ttは定性的には数12で表される。
但し、初期条件としてt=0におけるトナー温度Ttを
室温Tr(Tt=Tr)とした。
【0040】
【数12】
【0041】数12を変形すると数13になる。
【0042】
【数13】
【0043】我々は透明シート上に形成されたカラート
ナー像の透明度の尺度としてHAZEを用いた。HAZ
Eはヘイズメーター(NDH−1001DP、日本電色
工業株式会社製)により測定した。鋭意検討した結果、
HAZEは透明シート上に形成されたカラートナー像の
透明度を定量化するのに適していることを我々は見出し
た。
ナー像の透明度の尺度としてHAZEを用いた。HAZ
Eはヘイズメーター(NDH−1001DP、日本電色
工業株式会社製)により測定した。鋭意検討した結果、
HAZEは透明シート上に形成されたカラートナー像の
透明度を定量化するのに適していることを我々は見出し
た。
【0044】そこで、我々はHAZEにどのパラメータ
がどのように関与しているか実験検証し、鋭意検討した
結果次のことが判明した。尚、HAZEが小さくなると
透明度は高くなる。
がどのように関与しているか実験検証し、鋭意検討した
結果次のことが判明した。尚、HAZEが小さくなると
透明度は高くなる。
【0045】基本形として数13を用いてHAZEで5
0となる定着条件に近似すると、時定数τ=115m
s、トナー融点をTm(℃)とするとトナー温度Tt=
Tm−4.6(℃)を得、また、圧力の補正項として定着
温度から(25.7/P-6.43)を引けば良いことが判り、数
14で定着条件を定めるとHAZEで50の透明度を得
られる。
0となる定着条件に近似すると、時定数τ=115m
s、トナー融点をTm(℃)とするとトナー温度Tt=
Tm−4.6(℃)を得、また、圧力の補正項として定着
温度から(25.7/P-6.43)を引けば良いことが判り、数
14で定着条件を定めるとHAZEで50の透明度を得
られる。
【0046】
【数14】
【0047】尚、トナー融点Tmはフローテスター法に
より測定した。
より測定した。
【0048】次に、数15で定着条件を定めるとHAZ
Eで35の透明度を得られる。
Eで35の透明度を得られる。
【0049】
【数15】
【0050】また、数16で定着条件を定めるとHAZ
Eで15の透明度を得られる。
Eで15の透明度を得られる。
【0051】
【数16】
【0052】これらの数14〜16に定着温度Th、ト
ナー融点Tm、圧力Pを代入すればそれぞれのHAZE
値となるニップ通過時間tが得られ、そのニップ通過時
間tより長いニップ通過時間となるようにニップ幅Lや
搬送速度vを制御すれば、所望以上の透明度を確保でき
ることを我々は見出した。
ナー融点Tm、圧力Pを代入すればそれぞれのHAZE
値となるニップ通過時間tが得られ、そのニップ通過時
間tより長いニップ通過時間となるようにニップ幅Lや
搬送速度vを制御すれば、所望以上の透明度を確保でき
ることを我々は見出した。
【0053】即ち、数14〜16は所望透明度を確保す
るための最小ニップ通過時間を示し、更に高い透明度を
得るためにはニップ通過時間を長くする、または、定着
温度を高くする等して透明シートに加える熱量を増加さ
せれば良い。または、透明シートをセンサにより検知し
て、特開昭61−294475号公報で提案されている
総荷重変更装置を用いて総加重を増大させ、ニップ幅L
を増加させる、または圧力Pを増加させる構成をとって
も良い。
るための最小ニップ通過時間を示し、更に高い透明度を
得るためにはニップ通過時間を長くする、または、定着
温度を高くする等して透明シートに加える熱量を増加さ
せれば良い。または、透明シートをセンサにより検知し
て、特開昭61−294475号公報で提案されている
総荷重変更装置を用いて総加重を増大させ、ニップ幅L
を増加させる、または圧力Pを増加させる構成をとって
も良い。
【0054】しかし、加える熱量が大きすぎると、トナ
ー層内の分子間結合力が小さくなり、いわゆるオフセッ
トが発生し、印字物を汚してしまう。
ー層内の分子間結合力が小さくなり、いわゆるオフセッ
トが発生し、印字物を汚してしまう。
【0055】次にオフセットの発生機構について述べ
る。未定着トナーを定着装置のニップ内で加熱するとト
ナー温度は上昇する。トナー温度が上昇するとトナー粒
子同士が結合する。このとき、トナーと加熱ローラとの
付着力よりトナー同士の結合力の方が大きいため、トナ
ーと加熱ローラとの界面で剥離が生じ、オフセットは発
生しない。しかし、更にトナー温度を上昇させるとトナ
ー粘度が低下し、トナー同士の結合力が小さくなり、ト
ナーと加熱ローラとの付着力がトナー同士の結合力を上
回ってしまい、トナー層内で分離が起き、トナー上層部
分が加熱ローラ表面に付着し、オフセットが発生する。
従って、オフセットを発生させないためにはトナー温度
をある温度より低く保つ必要がある。
る。未定着トナーを定着装置のニップ内で加熱するとト
ナー温度は上昇する。トナー温度が上昇するとトナー粒
子同士が結合する。このとき、トナーと加熱ローラとの
付着力よりトナー同士の結合力の方が大きいため、トナ
ーと加熱ローラとの界面で剥離が生じ、オフセットは発
生しない。しかし、更にトナー温度を上昇させるとトナ
ー粘度が低下し、トナー同士の結合力が小さくなり、ト
ナーと加熱ローラとの付着力がトナー同士の結合力を上
回ってしまい、トナー層内で分離が起き、トナー上層部
分が加熱ローラ表面に付着し、オフセットが発生する。
従って、オフセットを発生させないためにはトナー温度
をある温度より低く保つ必要がある。
【0056】ニップ通過時間と定着温度とトナー温度と
の関係は数13で示したとおりである。この式を基本形
としてオフセットが発生した定着条件(定着温度、ニッ
プ通過時間、トナー融点)を近似させたところ数17を
得た。
の関係は数13で示したとおりである。この式を基本形
としてオフセットが発生した定着条件(定着温度、ニッ
プ通過時間、トナー融点)を近似させたところ数17を
得た。
【0057】
【数17】
【0058】従って、数18で定着条件を定めるとオフ
セットが発生しない。
セットが発生しない。
【0059】
【数18】
【0060】尚、数18は請求項7に記載の数2と同じ
式である。
式である。
【0061】
【実施例】以下、実験例1〜5を用いて本発明のより詳
細な実施例を述べる。
細な実施例を述べる。
【0062】<実験例1>本実験例では請求項1と請求
項7に対応した実験例を述べる。
項7に対応した実験例を述べる。
【0063】また、本実験例で用いた定着装置は、図1
に示すように互いに押し圧当接する一対の加熱ローラと
加圧ローラとのニップで被加熱体である透明シートを挟
持搬送し、紙の画像形成面は加熱ローラに接触し、加熱
ローラの内部に加熱体(ヒータ)としてハロゲンランプ
を配置し、定着を行った。
に示すように互いに押し圧当接する一対の加熱ローラと
加圧ローラとのニップで被加熱体である透明シートを挟
持搬送し、紙の画像形成面は加熱ローラに接触し、加熱
ローラの内部に加熱体(ヒータ)としてハロゲンランプ
を配置し、定着を行った。
【0064】加熱ローラとしてアルミニウム製円筒(外
径φ17mm、肉厚0.6mm)の外周面にRTVゴム
(外径φ18mm、肉厚0.5mm)を形成し、更に剥
離層としてPFAチューブを巻き、研磨後の表面粗さを
0.3μmRaとした。
径φ17mm、肉厚0.6mm)の外周面にRTVゴム
(外径φ18mm、肉厚0.5mm)を形成し、更に剥
離層としてPFAチューブを巻き、研磨後の表面粗さを
0.3μmRaとした。
【0065】カラー用の定着装置はソフト加熱ローラを
用いるので表層ゴムの熱抵抗が大きく、定着温度を18
0℃以下にしないと小幅紙の連続通紙時に内部の金属部
の温度が接着部の耐熱温度である230℃を超え、金属
部とゴム部との接着部分が融け、剥離する。従って、定
着温度Thは180℃以下が良く、本実施例では定着温
度を140℃〜180℃とした。
用いるので表層ゴムの熱抵抗が大きく、定着温度を18
0℃以下にしないと小幅紙の連続通紙時に内部の金属部
の温度が接着部の耐熱温度である230℃を超え、金属
部とゴム部との接着部分が融け、剥離する。従って、定
着温度Thは180℃以下が良く、本実施例では定着温
度を140℃〜180℃とした。
【0066】加圧ローラとして鋼製シャフト外周面に射
出成型によりJIS−A硬度24度のシリコーンゴム層
を形成したローラ(外径φ18mm、肉厚4mm)を用
いた。加熱ローラと加圧ローラを図示しない加圧手段に
より総加重5kgfで圧接した。ニップ幅は2.2mm
となり、加圧ローラの軸方向におけるニップ長は225
mmとした。従って、圧力PはP=5/(0.22×2
2.5)=1.0kgf/cm2とした。
出成型によりJIS−A硬度24度のシリコーンゴム層
を形成したローラ(外径φ18mm、肉厚4mm)を用
いた。加熱ローラと加圧ローラを図示しない加圧手段に
より総加重5kgfで圧接した。ニップ幅は2.2mm
となり、加圧ローラの軸方向におけるニップ長は225
mmとした。従って、圧力PはP=5/(0.22×2
2.5)=1.0kgf/cm2とした。
【0067】また、図示しない駆動装置により加熱ロー
ラを回転駆動し、搬送速度を33.0mm/秒〜10
1.5mm/秒とした。尚、環境温度は25℃、環境湿
度は50%とした。
ラを回転駆動し、搬送速度を33.0mm/秒〜10
1.5mm/秒とした。尚、環境温度は25℃、環境湿
度は50%とした。
【0068】カラートナーの融点(Tm)は各色とも1
02℃のトナーを用いた。尚、トナーの融点はフローテ
スター法により測定した。また、透明シート上のトナー
付着量は0.6mg/cm2とし、透明シート上に4c
m×4cmの色バッチを形成し、所定の定着温度と搬送
速度で定着した。上述したように定着後の透明度はHA
ZEを尺度とし、HAZEはヘイズメーター(NDH−
1001DP、日本電色工業株式会社製)により測定し
た。また、透明シートはFUJI XEROX製のXE
ROXFILM(REORDER No.V515)を
用いた。
02℃のトナーを用いた。尚、トナーの融点はフローテ
スター法により測定した。また、透明シート上のトナー
付着量は0.6mg/cm2とし、透明シート上に4c
m×4cmの色バッチを形成し、所定の定着温度と搬送
速度で定着した。上述したように定着後の透明度はHA
ZEを尺度とし、HAZEはヘイズメーター(NDH−
1001DP、日本電色工業株式会社製)により測定し
た。また、透明シートはFUJI XEROX製のXE
ROXFILM(REORDER No.V515)を
用いた。
【0069】HAZEが50となった定着温度と搬送速
度の組み合わせを表1に示す。
度の組み合わせを表1に示す。
【0070】
【表1】
【0071】表1の組み合わせはいずれも請求項1に記
載の式1を満たした。このように定着条件を設定すれば
良い。また、表1に示した以上のニップ通過時間とすれ
ば更に透明度は良くなった。
載の式1を満たした。このように定着条件を設定すれば
良い。また、表1に示した以上のニップ通過時間とすれ
ば更に透明度は良くなった。
【0072】また、封筒などの小幅紙を連続通紙しても
金属円筒内壁の温度は接着部耐熱温度230℃を超え
ず、金属部とゴム部との接着部分が融けず、剥離しなか
った。
金属円筒内壁の温度は接着部耐熱温度230℃を超え
ず、金属部とゴム部との接着部分が融けず、剥離しなか
った。
【0073】<実験例2>本実験例では請求項3に対応
した実験例を述べる。
した実験例を述べる。
【0074】定着装置の寸法や搬送速度範囲、所望HA
ZE値は実験例1と異なるが、定着装置の基本構造、用
いている材質、定着温度範囲、トナー融点Tm、透明度
(HAZE)の測定方法等、特に断らない限り実験例1
と同様である。
ZE値は実験例1と異なるが、定着装置の基本構造、用
いている材質、定着温度範囲、トナー融点Tm、透明度
(HAZE)の測定方法等、特に断らない限り実験例1
と同様である。
【0075】また、実験例1ではHAZEで50となる
定着条件の設定について述べたが、HAZEで35の方
が更に透明であり良い。そこで、本実験例ではHAZE
で35となる定着条件の設定について述べる。
定着条件の設定について述べたが、HAZEで35の方
が更に透明であり良い。そこで、本実験例ではHAZE
で35となる定着条件の設定について述べる。
【0076】本実験例では加熱ローラとしてアルミニウ
ム製円筒(外径φ39mm、肉厚3mm)の上にRTV
ゴム(外径φ40mm、肉厚0.5mm)を形成し、更
に剥離層としてPFAチューブを巻いた。
ム製円筒(外径φ39mm、肉厚3mm)の上にRTV
ゴム(外径φ40mm、肉厚0.5mm)を形成し、更
に剥離層としてPFAチューブを巻いた。
【0077】また、加圧ローラとして高圧力用と低圧力
用に2種類用意した。高圧用としてアルミニウム製円筒
(外径φ39mm、肉厚3mm)の外周面に射出成型に
よりASK−C硬度83度のシリコーンゴム層(外径φ
40mm、肉厚2mm)を形成したローラを用いた。ま
た、加熱ローラと加圧ローラを総加重56.7kgfで
圧接した。ニップ幅は4.5mmとなり、加圧ローラの
軸方向におけるニップ長は315mmとした。従って、
圧力PはP=56.7/(0.45×31.5)=4.
0kgf/cm2とした。
用に2種類用意した。高圧用としてアルミニウム製円筒
(外径φ39mm、肉厚3mm)の外周面に射出成型に
よりASK−C硬度83度のシリコーンゴム層(外径φ
40mm、肉厚2mm)を形成したローラを用いた。ま
た、加熱ローラと加圧ローラを総加重56.7kgfで
圧接した。ニップ幅は4.5mmとなり、加圧ローラの
軸方向におけるニップ長は315mmとした。従って、
圧力PはP=56.7/(0.45×31.5)=4.
0kgf/cm2とした。
【0078】低圧用加圧ローラとして鋼製シャフト(外
径φ10mm)外周面に射出成型によりASK−C硬度
55度のシリコーンゴム層を形成したローラ(外径φ4
0mm、肉厚15mm)を用いた。また、加熱ローラと
加圧ローラを総加重17.0kgfで圧接した。ニップ
幅は4.5mmとなり、加圧ローラの軸方向におけるニ
ップ長は315mmとし、圧力Pは1.2kgf/cm
2とした。
径φ10mm)外周面に射出成型によりASK−C硬度
55度のシリコーンゴム層を形成したローラ(外径φ4
0mm、肉厚15mm)を用いた。また、加熱ローラと
加圧ローラを総加重17.0kgfで圧接した。ニップ
幅は4.5mmとなり、加圧ローラの軸方向におけるニ
ップ長は315mmとし、圧力Pは1.2kgf/cm
2とした。
【0079】また、図示しない駆動装置により加熱ロー
ラを回転駆動し、搬送速度を43.7mm/秒〜34
7.0mm/秒とした。
ラを回転駆動し、搬送速度を43.7mm/秒〜34
7.0mm/秒とした。
【0080】HAZEが35となった定着温度と搬送速
度の組み合わせを表2に示す。
度の組み合わせを表2に示す。
【0081】
【表2】
【0082】表2の組み合わせはいずれも請求項3を満
たした。このように定着条件を設定すれば良い。また、
表2に示した以上のニップ通過時間とすれば更に透明度
は良くなった。
たした。このように定着条件を設定すれば良い。また、
表2に示した以上のニップ通過時間とすれば更に透明度
は良くなった。
【0083】<実験例3>本実験例では請求項5に対応
した実験例を述べる。
した実験例を述べる。
【0084】また、本実験例ではトナー融点Tm以外は
実験例2と同様である。
実験例2と同様である。
【0085】本実験例ではトナー融点Tmが105℃≦
Tm≦125℃のトナーを用いた。
Tm≦125℃のトナーを用いた。
【0086】トナー融点Tmが105℃未満になるとト
ナー分子量が小さいためトナー層内の分子間結合力が小
さくなりいわゆるオフセットが発生し、印字物を汚して
しまう。これを防ぐために多量のシリコンオイルなどの
剥離剤を加熱ローラに塗布する必要が発生し、紙頭がオ
イル汚損したり、塗布したオイルが蒸発し、感光体や帯
電装置に付着し画像乱れを発生し、オイル消費量が多く
ランニングコストが高くなってしまっていた。従って、
トナー融点Tmが105℃以上のトナーを使用すること
がより好ましい。
ナー分子量が小さいためトナー層内の分子間結合力が小
さくなりいわゆるオフセットが発生し、印字物を汚して
しまう。これを防ぐために多量のシリコンオイルなどの
剥離剤を加熱ローラに塗布する必要が発生し、紙頭がオ
イル汚損したり、塗布したオイルが蒸発し、感光体や帯
電装置に付着し画像乱れを発生し、オイル消費量が多く
ランニングコストが高くなってしまっていた。従って、
トナー融点Tmが105℃以上のトナーを使用すること
がより好ましい。
【0087】また、トナー融点Tmが125℃より大き
いトナーを用いると所望の透明度を得るのにかなり大き
い熱量を透明シートに加える必要があり、そのためより
高い定着温度またはより長いニップ通過時間をかけて定
着する必要があった。しかし、トナー融点Tmが125
℃より大きいトナーを用い、所望の透明度を得る程大き
い熱量を透明シートに加えると、透明シートの延伸歪み
が緩和され、透明シートが収縮し、画像乱れが発生し、
更に透明度を向上させるために大きい熱量を加えると透
明シートが変形し、紙詰まりが発生する、または透明シ
ートが溶融し、定着装置内で分離してしまっていた。従
って、トナー融点Tmが125℃以下のトナーがより好
ましい。
いトナーを用いると所望の透明度を得るのにかなり大き
い熱量を透明シートに加える必要があり、そのためより
高い定着温度またはより長いニップ通過時間をかけて定
着する必要があった。しかし、トナー融点Tmが125
℃より大きいトナーを用い、所望の透明度を得る程大き
い熱量を透明シートに加えると、透明シートの延伸歪み
が緩和され、透明シートが収縮し、画像乱れが発生し、
更に透明度を向上させるために大きい熱量を加えると透
明シートが変形し、紙詰まりが発生する、または透明シ
ートが溶融し、定着装置内で分離してしまっていた。従
って、トナー融点Tmが125℃以下のトナーがより好
ましい。
【0088】尚、加圧ローラは実験例2の高圧用を用
い、総加重は56.7kgfとした。
い、総加重は56.7kgfとした。
【0089】HAZEが35となった定着温度と搬送速
度の組み合わせを表3に示す。
度の組み合わせを表3に示す。
【0090】
【表3】
【0091】表3の組み合わせはいずれも請求項5を満
たし、このように定着条件を設定すれば良い。また、表
3に示した以上のニップ通過時間とすれば更に透明度は
良くなった。
たし、このように定着条件を設定すれば良い。また、表
3に示した以上のニップ通過時間とすれば更に透明度は
良くなった。
【0092】また、オイル消費量は少なく、ランニング
コストは安く、感光体や帯電器へのオイル付着は少な
く、オフセットも無く、画像乱れは発生しなかった。
コストは安く、感光体や帯電器へのオイル付着は少な
く、オフセットも無く、画像乱れは発生しなかった。
【0093】また、透明シートの収縮、変形、溶融のい
ずれも発生せず、画像乱れは発生しなかった。
ずれも発生せず、画像乱れは発生しなかった。
【0094】<実験例4>本実験例では請求項2、4に
対応した実験例を述べる。
対応した実験例を述べる。
【0095】定着装置において透明シートを高速搬送
し、定着し、高速印字を行えばレーザープリンターの高
速性を生かせ、ユーザーの待ち時間が無く、無駄な時間
を消費せずに済む。また、透明シートの定着時も高速搬
送とすれば、普通紙の定着時の搬送速度と同等の搬送速
度とすることができる。前述したように、普通紙時と透
明シート時とで搬送速度を異速にするとオイル供給量を
変える必要があった。このため制御装置が大型化してい
た。
し、定着し、高速印字を行えばレーザープリンターの高
速性を生かせ、ユーザーの待ち時間が無く、無駄な時間
を消費せずに済む。また、透明シートの定着時も高速搬
送とすれば、普通紙の定着時の搬送速度と同等の搬送速
度とすることができる。前述したように、普通紙時と透
明シート時とで搬送速度を異速にするとオイル供給量を
変える必要があった。このため制御装置が大型化してい
た。
【0096】しかし、透明シートを定着するときの搬送
速度v1と普通紙を定着するときの搬送速度v2との比
v1/v2が0.5〜2ならば同一のオイル供給量でも
オフセットは発生せず、オイル消費量も少なかった。
速度v1と普通紙を定着するときの搬送速度v2との比
v1/v2が0.5〜2ならば同一のオイル供給量でも
オフセットは発生せず、オイル消費量も少なかった。
【0097】また、実験例2ではHAZEで35となる
定着条件について述べたが、HAZEで35は安定性に
乏しく、条件によっては連続印字時に初期の透明シート
と末期の透明シートとで透明性が異なった。また、更に
悪化すると1枚中で、透明シートの先端と後端とで透明
度が異なり、画質を悪化させていた。これは、HAZE
で35付近の定着条件では透明度の定着温度依存性、ニ
ップ通過時間依存性、環境依存性が極めて大きく、これ
らの変動により透明度が大きく変わることに起因する。
定着条件について述べたが、HAZEで35は安定性に
乏しく、条件によっては連続印字時に初期の透明シート
と末期の透明シートとで透明性が異なった。また、更に
悪化すると1枚中で、透明シートの先端と後端とで透明
度が異なり、画質を悪化させていた。これは、HAZE
で35付近の定着条件では透明度の定着温度依存性、ニ
ップ通過時間依存性、環境依存性が極めて大きく、これ
らの変動により透明度が大きく変わることに起因する。
【0098】一方、HAZEで15付近ではほぼ透明度
は飽和しており、上述した変動要因により透明度はほと
んど変化せず、連続印字中や、1枚中での透明度の変化
は無視できる程度となる。そこで、本実験例ではHAZ
Eで15となる定着条件の設定について述べる。
は飽和しており、上述した変動要因により透明度はほと
んど変化せず、連続印字中や、1枚中での透明度の変化
は無視できる程度となる。そこで、本実験例ではHAZ
Eで15となる定着条件の設定について述べる。
【0099】本実験例では定着装置の寸法や搬送速度範
囲、所望HAZE値は実験例2と異なるが、定着装置の
基本構造、用いている材質、定着温度範囲、トナー融点
Tm、透明度(HAZE)の測定方法等、特に断らない
限り実験例2と同様である。
囲、所望HAZE値は実験例2と異なるが、定着装置の
基本構造、用いている材質、定着温度範囲、トナー融点
Tm、透明度(HAZE)の測定方法等、特に断らない
限り実験例2と同様である。
【0100】本実験例では加熱ローラとしてアルミニウ
ム製円筒(外径φ78mm、肉厚6mm)の上にRTV
ゴム(外径φ80、肉厚1mm)を形成し、更に剥離層
としてPFAチューブを巻いた。
ム製円筒(外径φ78mm、肉厚6mm)の上にRTV
ゴム(外径φ80、肉厚1mm)を形成し、更に剥離層
としてPFAチューブを巻いた。
【0101】また、加圧ローラとしてアルミニウム製円
筒(外径φ72mm、肉厚6mm)の外周面に射出成型
によりASK−C硬度83度のシリコーンゴム層(外径
φ80mm、肉厚4mm)を形成したローラを用いた。
また、加熱ローラと加圧ローラを総加重113.4kg
fで圧接した。ニップ幅は9.0mmとなり、加圧ロー
ラの軸方向におけるニップ長は315mmとした。従っ
て、圧力PはP=113.4/(0.90×31.5)
=4.0kgf/cm2とした。また、搬送速度を8
9.8mm/秒〜297mm/秒とした。
筒(外径φ72mm、肉厚6mm)の外周面に射出成型
によりASK−C硬度83度のシリコーンゴム層(外径
φ80mm、肉厚4mm)を形成したローラを用いた。
また、加熱ローラと加圧ローラを総加重113.4kg
fで圧接した。ニップ幅は9.0mmとなり、加圧ロー
ラの軸方向におけるニップ長は315mmとした。従っ
て、圧力PはP=113.4/(0.90×31.5)
=4.0kgf/cm2とした。また、搬送速度を8
9.8mm/秒〜297mm/秒とした。
【0102】HAZEが15となった定着温度と搬送速
度の組み合わせを表4に示す。
度の組み合わせを表4に示す。
【0103】
【表4】
【0104】表4の組み合わせはいずれも請求項4を満
たし、このように定着条件を設定すれば、定着温度、ニ
ップ通過時間、環境温度の変動に対し、透明度が変化し
にくく、連続通紙の初期の透明シートと末期の透明シー
トとで透明度はほぼ同一であり、1枚中の透明度の変動
も無視できる程度であり、良かった。
たし、このように定着条件を設定すれば、定着温度、ニ
ップ通過時間、環境温度の変動に対し、透明度が変化し
にくく、連続通紙の初期の透明シートと末期の透明シー
トとで透明度はほぼ同一であり、1枚中の透明度の変動
も無視できる程度であり、良かった。
【0105】また、高搬送速度でも所望の透明度が得ら
れ、普通紙の定着時と同様に高速にカラー印字物を得ら
れ、待ち時間などの無駄な時間を少なくできた。
れ、普通紙の定着時と同様に高速にカラー印字物を得ら
れ、待ち時間などの無駄な時間を少なくできた。
【0106】また、オイル供給量を切り替えなくてもオ
フセットは無く、画像汚れは発生せず、オイル消費量は
少なかった。
フセットは無く、画像汚れは発生せず、オイル消費量は
少なかった。
【0107】また、オイル供給量切り替え装置が不要の
ためコストを安くできた。特に、普通紙と透明シートと
で定着装置での搬送速度が同じ場合は、オイル供給量切
り替え作業が不要のためユーザーのプリンター操作の煩
雑さを軽減できた。
ためコストを安くできた。特に、普通紙と透明シートと
で定着装置での搬送速度が同じ場合は、オイル供給量切
り替え作業が不要のためユーザーのプリンター操作の煩
雑さを軽減できた。
【0108】<実験例5>実験例1〜4では所望透明度
を確保するための最小ニップ通過時間を示し、更に高い
透明度を得るためにはニップ通過時間を長くする、また
は、定着温度を高くする等して透明シートに加える熱量
を増加させれば良いと述べた。しかし、加える熱量が大
きすぎると、トナー温度が高すぎ、トナー層内の分子間
結合力が小さくなり、いわゆるオフセットが発生し、印
字物を汚してしまう。
を確保するための最小ニップ通過時間を示し、更に高い
透明度を得るためにはニップ通過時間を長くする、また
は、定着温度を高くする等して透明シートに加える熱量
を増加させれば良いと述べた。しかし、加える熱量が大
きすぎると、トナー温度が高すぎ、トナー層内の分子間
結合力が小さくなり、いわゆるオフセットが発生し、印
字物を汚してしまう。
【0109】そこで、本実験例では請求項6の数2に基
づき、トナー温度を所定温度以下に制御し、オフセット
を防止した。
づき、トナー温度を所定温度以下に制御し、オフセット
を防止した。
【0110】尚、本実験例では搬送速度範囲は実験例4
と異なるが、定着装置の基本構造、寸法、用いている材
質、定着温度範囲、トナー融点Tm、透明度(HAZ
E)の測定方法等は実験例4と同様である。搬送速度は
38.0mm/秒〜152.5mm/秒とした。
と異なるが、定着装置の基本構造、寸法、用いている材
質、定着温度範囲、トナー融点Tm、透明度(HAZ
E)の測定方法等は実験例4と同様である。搬送速度は
38.0mm/秒〜152.5mm/秒とした。
【0111】まず、各定着温度においてオフセットが発
生するニップ通過時間および搬送速度を調べたところ表
5に示すようになった。
生するニップ通過時間および搬送速度を調べたところ表
5に示すようになった。
【0112】そこで、各定着温度において搬送速度を速
くし、ニップ通過時間を短くしたところオフセットは発
生しなくなった。搬送速度の具体例を表6に示す。これ
らの組み合わせは請求項4を満たしてい、HAZEで1
5より透明度が良かった。
くし、ニップ通過時間を短くしたところオフセットは発
生しなくなった。搬送速度の具体例を表6に示す。これ
らの組み合わせは請求項4を満たしてい、HAZEで1
5より透明度が良かった。
【0113】
【表5】
【0114】
【表6】
【0115】以上のように、請求項4を満たし、かつ、
請求項6の数2を満たす定着条件に設定すれば、所望の
透明度を確保でき、かつ、オフセットは発生せず、良好
な透明画像を得ることができた。
請求項6の数2を満たす定着条件に設定すれば、所望の
透明度を確保でき、かつ、オフセットは発生せず、良好
な透明画像を得ることができた。
【0116】以上、本発明の詳細な実施例を述べてきた
が、本発明の定着装置は前記実施例に限定されず、例え
ば、被加熱体をフィルムと加圧ローラで狭持し搬送し、
セラミック発熱体などの加熱体によりフィルムを通して
被加熱体を加熱する形態の定着装置でも実施が可能であ
る。
が、本発明の定着装置は前記実施例に限定されず、例え
ば、被加熱体をフィルムと加圧ローラで狭持し搬送し、
セラミック発熱体などの加熱体によりフィルムを通して
被加熱体を加熱する形態の定着装置でも実施が可能であ
る。
【0117】
【発明の効果】請求項1に記載の定着装置によれば、透
明シート上のカラートナー像を高速に定着し印字し、か
つ、透明シート上のカラートナー像に所望の透明度を確
保することが可能であり、良好な透明画像を得ることが
でき、転写器と定着装置との間のバッファスペースが不
要のため画像形成装置を小型化でき、また単色や2色モ
ードでは4色または3色モードよりも印字速度(単位時
間当たりの印字枚数)をさらに速くすることができ、レ
ーザープリンターの高速性を生かし、無駄な時間の消費
を防止することができる。
明シート上のカラートナー像を高速に定着し印字し、か
つ、透明シート上のカラートナー像に所望の透明度を確
保することが可能であり、良好な透明画像を得ることが
でき、転写器と定着装置との間のバッファスペースが不
要のため画像形成装置を小型化でき、また単色や2色モ
ードでは4色または3色モードよりも印字速度(単位時
間当たりの印字枚数)をさらに速くすることができ、レ
ーザープリンターの高速性を生かし、無駄な時間の消費
を防止することができる。
【0118】また、請求項2に記載の定着装置によれ
ば、プロセス速度と定着速度がほぼ同等であり、かつ、
普通紙と同程度の速度で透明シートを定着可能であるた
め、定着装置へのオイル供給量を切り替える必要が無
く、オイル供給量切り替え装置が不要で画像形成装置の
小型化と低コスト化が可能で、ユーザーによる装置の操
作の煩雑さを軽減することができる。また、透明シート
でも普通紙の定着時と同様に高速にカラー印字物を得ら
れ、待ち時間などの無駄な時間を少なくできる。
ば、プロセス速度と定着速度がほぼ同等であり、かつ、
普通紙と同程度の速度で透明シートを定着可能であるた
め、定着装置へのオイル供給量を切り替える必要が無
く、オイル供給量切り替え装置が不要で画像形成装置の
小型化と低コスト化が可能で、ユーザーによる装置の操
作の煩雑さを軽減することができる。また、透明シート
でも普通紙の定着時と同様に高速にカラー印字物を得ら
れ、待ち時間などの無駄な時間を少なくできる。
【0119】また、請求項3に記載の定着装置によれば
さらに良い透明度を確保できる。
さらに良い透明度を確保できる。
【0120】また、請求項4に記載の定着装置によれ
ば、さらに良い透明度を確保でき、かつ、定着温度、ニ
ップ通過時間、環境温度の変動に対し、透明度を変化し
にくくすることができ、連続通紙の初期の透明シートと
末期の透明シートとで透明度をほぼ同一とすることがで
き、1枚中の透明度の変動も無視できる程度に減少でき
る。
ば、さらに良い透明度を確保でき、かつ、定着温度、ニ
ップ通過時間、環境温度の変動に対し、透明度を変化し
にくくすることができ、連続通紙の初期の透明シートと
末期の透明シートとで透明度をほぼ同一とすることがで
き、1枚中の透明度の変動も無視できる程度に減少でき
る。
【0121】また、請求項5に記載の定着装置によれ
ば、オイル消費量を少なくでき、ランニングコストを安
くでき、感光体や帯電器へのオイル付着を少なくでき、
オフセットを防止することができ、画像乱れを防止する
ことができ、また、透明シートの収縮、変形、溶融のい
ずれも防止することができ、画像乱れを防止することが
できる。
ば、オイル消費量を少なくでき、ランニングコストを安
くでき、感光体や帯電器へのオイル付着を少なくでき、
オフセットを防止することができ、画像乱れを防止する
ことができ、また、透明シートの収縮、変形、溶融のい
ずれも防止することができ、画像乱れを防止することが
できる。
【0122】また、請求項6に記載の定着装置によれ
ば、オフセットを防止でき、定着装置の長寿命化が可能
であり、良好な透明画像を得ることができる。
ば、オフセットを防止でき、定着装置の長寿命化が可能
であり、良好な透明画像を得ることができる。
【0123】また、請求項7に記載の定着装置によれ
ば、封筒などの小幅紙を連続通紙しても金属円筒内壁の
温度は接着部耐熱温度230℃を超えないため、金属部
とゴム部との接着部分の溶融を防止でき、剥離を防止で
きる。
ば、封筒などの小幅紙を連続通紙しても金属円筒内壁の
温度は接着部耐熱温度230℃を超えないため、金属部
とゴム部との接着部分の溶融を防止でき、剥離を防止で
きる。
【図1】本発明の一実施例である定着装置の概略図であ
る。
る。
1 加熱ローラ 2 加圧ローラ 7 加熱体 8 温度検知部材 11 圧接部 12 被加熱体 13 温度制御手段
Claims (7)
- 【請求項1】 互いに圧接する加熱部材と加圧部材を有
し、前記加熱部材と前記加圧部材との圧接部(以下ニッ
プと述べる)において未定着カラートナー像を担持する
被加熱体を挟持搬送して未定着カラートナー像を定着す
る定着装置であって、ニップ通過時間t(ms)が数1
をA≧−4.6の元に満たすごとく定着条件を定めるこ
とを特徴とする定着装置。 【数1】 - 【請求項2】 前記被加熱体は透明シートまたは普通紙
であり、透明シートを定着するときの定着装置での第1
の搬送速度v1と普通紙を定着するときの定着装置での
第2の搬送速度v2との比v1/v2が0.5〜2とな
るように各々の搬送速度を定めることを特徴とする請求
項1に記載の定着装置。 - 【請求項3】 数1においてA≧0とした式を満たすご
とく定着条件を定めることを特徴とする請求項1または
2に記載の定着装置。 - 【請求項4】 数1においてA≧10.9とした式を満
たすごとく定着条件を定めたことを特徴とする請求項3
に記載の定着装置。 - 【請求項5】 トナー融点Tmが 105℃ ≦ Tm
≦ 125℃ であるカラートナーを用い、数1を満た
すごとく定着条件を定めたことを特徴とする請求項1か
ら4に記載の定着装置。 - 【請求項6】 数2を満たすごとく定着条件を定めたこ
とを特徴とする請求項1から5に記載の定着装置。 【数2】 - 【請求項7】 前記加熱部材の表面温度Thを180℃
以下に制御することを特徴とする請求項1から6に記載
の定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33221795A JPH09171322A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33221795A JPH09171322A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09171322A true JPH09171322A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18252488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33221795A Pending JPH09171322A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09171322A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120039649A1 (en) * | 2010-08-12 | 2012-02-16 | Xerox Corporation | Fixing apparatus, systems, and methods for printing |
| US20120039647A1 (en) * | 2010-08-12 | 2012-02-16 | Xerox Corporation | Fixing devices including extended-life components and methods of fixing marking material to substrates |
| CN111182818A (zh) * | 2017-08-07 | 2020-05-19 | 贝瑞全球有限公司 | 用于热成型制品的方法和装置 |
| US11433591B2 (en) | 2019-02-06 | 2022-09-06 | Berry Global, Inc. | Process of forming polymeric material |
| US11548701B2 (en) | 2017-04-07 | 2023-01-10 | Berry Plastics Corporation | Drink cup lid |
| USD976105S1 (en) | 2018-08-10 | 2023-01-24 | Berry Global, Inc. | Drink cup lid |
| USD984894S1 (en) | 2019-03-05 | 2023-05-02 | Berry Global, Inc. | Drink cup lid |
| US11891488B2 (en) | 2019-02-06 | 2024-02-06 | Berry Global, Inc. | Polypropylene sheets and articles |
| US12084231B2 (en) | 2020-08-05 | 2024-09-10 | Berry Global, Inc. | Polypropylene sheets and articles |
| USD1061244S1 (en) | 2021-07-09 | 2025-02-11 | Berry Global, Inc. | Drink cup lid |
| US12441523B2 (en) | 2021-07-06 | 2025-10-14 | Berry Global, Inc. | Drink cup lid |
| US12473124B2 (en) | 2019-08-15 | 2025-11-18 | Berry Global, Inc. | Drink cup lid |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP33221795A patent/JPH09171322A/ja active Pending
Cited By (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| USD993770S1 (en) | 2018-08-10 | 2023-08-01 | Berry Global, Inc. | Drink cup lid |
| USD1030488S1 (en) | 2018-08-10 | 2024-06-11 | Berry Global, Inc. | Drink cup lid |
| US12194670B2 (en) | 2019-02-06 | 2025-01-14 | Berry Global, Inc. | Process of forming polymeric material |
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| US11891488B2 (en) | 2019-02-06 | 2024-02-06 | Berry Global, Inc. | Polypropylene sheets and articles |
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| USD984894S1 (en) | 2019-03-05 | 2023-05-02 | Berry Global, Inc. | Drink cup lid |
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|---|---|---|---|
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Effective date: 20040628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
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|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040804 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050112 |