JPH09171596A - 携帯用警報装置 - Google Patents

携帯用警報装置

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JPH09171596A
JPH09171596A JP33165895A JP33165895A JPH09171596A JP H09171596 A JPH09171596 A JP H09171596A JP 33165895 A JP33165895 A JP 33165895A JP 33165895 A JP33165895 A JP 33165895A JP H09171596 A JPH09171596 A JP H09171596A
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Japan
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warning sound
alarm device
time
swing
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JP33165895A
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Masahiro Nakazato
正博 中里
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来では簡単な符号では、容易に不正者に解
除できてしまった。また、複雑な暗号は覚えるのに苦労
が必要であり、また、利用者自身がその暗号を間違えた
り、忘れたりする危険がある。そこで、携帯可能な盗難
警報を行なう装置において、簡単な暗号で、しかも不正
者にとっては警報解除を困難とする。 【解決手段】 携帯可能な容器と、この容器全体の揺れ
を検出する揺動検出手段と、この揺動検出手段からの揺
動信号の発生に対して予め設定された遅延時間後に警告
音を発声する警告音発声手段と、装置の正しい操作情報
の入力に応じて警告音発声手段の動作を予定の時間後に
停止させる操作情報入力手段とを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の警報装置
の開始および解除の設定を簡素化することでコストを低
減させ、しかも、簡素化に伴う不正利用者の解除の容易
さを除去した携帯用の警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】保護対象品に取り付けられた移動検出部
と警報発声部ならびに利用者のみが知るコードが入力さ
れたか否かを判定する判定部からなり、移動検出部が保
護対象品の移動を検出したときに警報発声部が警報を発
声し、判定部に正しいコードが入力されたことを判別し
たときに非動作状態にする実開平2年第80892号公
報に開示される盗難警報装置が挙げられる。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、このような警報装置におい
て、コード番号の種類をコスト低減のために少なくした
場合。具体的例としてコード番号の入力種類を10通り
とした場合、不正利用者がこの10通りの入力を行なう
ことは、概ね10秒もあれば達成される。従って、この
10秒間程度の間で警報装置を停止させることができ、
容易に不正行為が行われてしまう。
【0004】そこで、通常において、上記コード番号の
種類は数字に例えれば数桁以上に設定する必要がある。
その結果として正しいコードが入力されたか否かを判定
する判定部のロジックが複雑となり高コストとなってい
た。また、数桁もの暗号は記憶する利用者にも負担が大
きく、忘れた場合、正規の利用者であっても警報音を停
止することができなくなる自体に陥る。
【0005】ところで、従来のように数桁もあるコード
番号による複雑なコードチェックをこのような携帯用警
報装置が必要としているか、あるいは過剰機構であるか
を考えた場合、携帯用警報装置は、装着物から比較的容
易に無理矢理取り外すことが可能であるという点を理由
に、厳重なコード管理は不必要であると考えられる。つ
まり、対象物を盗難する行動に出た際に、容易に警報音
を鳴り止ますことができなければ、携帯用としての警報
装置の役割は充分果たされており、その程度のコードの
秘密管理で製品としてバランスが取れていると考えられ
る。
【0006】本発明では、このような携帯用の盗難警報
装置としてバランスの良い比較的簡単で、しかも予め記
憶すべき番号等の記号が一桁または二桁程度として充分
な警報時間が得られる携帯用警報装置を提供することを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、携帯可能な容器と、この容器
全体の揺れを検出する揺動検出手段と、この揺動検出手
段からの揺動信号の発生に対して予め設定された遅延時
間後に警告音を発声する警告音発声手段と、装置の正し
い操作情報の入力に応じて警告音発声手段の動作を予定
の時間後に停止させる操作情報入力手段とを設けたこと
を特徴としている。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の手段
に加えて、上記操作情報入力手段が、少なくとも回転ダ
イヤルを具備し、上記回転ダイヤルを回転する際に生じ
る振動が上記揺動検出手段で検出可能な振動を伴う回転
機構を備えたことを特徴としている。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1の手段
に加えて、上記操作情報入力手段が、少なくとも回転ダ
イヤルを具備し、上記回転ダイヤルを回転する際に生じ
る振動が上記揺動検出手段で検出可能な振動を伴う回転
機構を備えたことを特徴としている。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項1の手段
に加えて、円周上に少なくとも一つの磁石を備えた回転
ダイヤルと、回転ダイヤルの回動に応じて磁石の通過に
応動する少なくとも一つのリードスイッチとを具備して
いることを特徴としている。
【0011】また、請求項5の発明は、携帯可能な容器
と、この容器全体の揺れを検出する揺動検出手段と、こ
の揺動検出手段からの揺動信号の発生に対して予め設定
された遅延時間後に警告音を発声する警告音発声手段
と、装置の正しい操作情報の入力に応じて警告音発声手
段の動作を予定の時間後に停止させる操作情報入力手段
とを設け、さらに上記容器の外面上に点灯表示手段を設
け、上記点灯表示手段が上記操作情報入力手段に誤った
設定値が入力されて警告音発声手段が開始されてから点
灯を開始し、上記操作情報入力手段が警報動作の停止を
決定してから、予定時間後まで点灯するようにしたこと
特徴としている。
【0012】また、請求項6の発明は、請求項5の手段
に加えて上記点灯装置が、周囲の光量を検出して明るい
状態の際に光量を抑制する昼夜検出制御手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明は、上記のように構成されているので、
請求項1の発明によれば、次の作用を生ずる。即ち、操
作情報入力手段に利用者のみに知らせてある正しい設定
値が入力されてから所定時間後に警告音発声手段の動作
を解除する解除時遅延手段を設けたことにより、不正者
が本装置の警報動作を解除するためには、上記のディレ
イ時間に設定値の種類を掛け合わせた時間だけ必要とな
る。例えば10種類の設定値の内正しい値が一つであ
り、またディレイ時間が20秒であった場合、例えば3
分20秒ほど時間を費やす必要がある。また、本装置が
正しい設定値を入力した上に、その設定値を変えずにデ
ィレイ時間20秒間待たないと警告音発声手段が解除さ
れないことを知らない不正者においては、恐らく数秒間
隔で設定値を次々と入力し直す思われる。このような状
況下においてこの装置の警報動作解除は永久に不可能と
なる。一方、この装置は正しい設定値が入力されている
状態において非動作であり、その正しい設定値から異な
る設定値へ変更する動作によってこの装置は動作状態に
入る。
【0014】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の作用に加えて、操作情報入力手段を非動作状態から非
設定値に変更して動作状態にする指示を行った時点か
ら、予め定めた時間の間、揺動検出信号に対して警告音
を発声する警告音発声手段を無動作としたことにより、
例えば本装置を車両の運転席側のドアの内側面に取り付
けた状況を想定した場合、動作状態にする指示をしてか
ら、利用者は後方の安全確認をした後にドアを開けて、
車両の外に出てドアを閉めるという一連の動作に必要な
間は動作待機状態とすることができる。
【0015】また、請求項3の発明によれば、請求項1
の作用に加えて、作動解除手段の動作を回転ダイヤルに
よる機械的要素と組み合わせると共に、この機械的要素
の動きに伴う振動が上記揺動検出手段の作動可能な振動
以上とすることにより、警告音発声手段が作動状態であ
り且つ警報音が発せられていない状況下で、第三者がい
たずらに作動解除手段を選択した場合、その選択時にお
ける機械的振動によって、揺動検出がなされ、警報音が
発するようになる。
【0016】また、請求項4の発明によれば、請求項1
の作用に加えて、つぎの作用を備えている。即ち、作動
解除手段が、円周上に少なくとも一つの磁石を備えた回
動可能なダイヤルと、上記磁石の通過位置に少なくとも
一つのリードスイッチを設けているために、機械的なダ
イヤルの回動によって、設定値の入力がなされ、ダイヤ
ルに設けられた数値と、ダイヤルの円周上に設けられる
磁石との相対位置を変更するだけで、設定値の種類を変
更ことが容易に行われ得る。また、デジタル式の入力の
場合には電池切れの状態がそのデジタル表示面で第三者
に知れてしまうが、このようなダイヤルの機械的な要素
で設定していると、万が一電池が切れていたとしても、
その様子は第三者には判らない。
【0017】また、請求項5の発明によれば、請求項1
の作用に加えて、つぎの作用を備えている。即ち、点灯
表示手段を小型容器の外側部に設け、しかもその点灯の
条件を警報動作の開始から即座に点灯し、しかも毛方動
作の停止を決定してから予め決定した時間の後まで点灯
が続くようにしている。従って、不正者がこの警報動作
を停止させようとして操作情報入力手段にランダムな設
定値を入力させ、例えその設定値が正しい番号であって
も、この点灯装置はその設定値の入力を無視して一定時
間光続ける。従って、普通の感覚を持った人が不正に設
定値の入力作業を行なった場合、正しい設定値に対する
この点灯状態の変化を期待してその入力作業が行われ、
そしてその点灯状態の変化がないことによって、その設
定値の入力作業が困難であるように感じさせることがで
きる。
【0018】また、請求項6の発明によれば、請求項1
の作用に加えて、つぎの作用を備えている。即ち、この
警報機が作動状態となっているかを外部に光で示す点灯
装置が設置雰囲気が昼間の様に明るい状態の場合にこの
点灯装置の光量を抑える昼夜検出制御手段を備えてお
り、昼間のように明るく点灯装置を点灯させる必要がな
い場合における無駄な電池の消耗を無くしている。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を添付図面
に基づき説明する。 [図1に関する実施例の説明]図1は本発明のブロック
図である。同図において、1は容器、2は電源、3は操
作情報入力手段、4は揺動検出手段、5はマイクロプロ
セッサー、6は警告音発声手段、7は昼夜検出制御手
段、8は点灯表示手段、9は装着手段、10は電圧低下警
告手段、11は切換手段、12は解除時遅延手段そして13は
始動時遅延手段である。
【0020】容器1は形態可能な大きさで必要に応じて
種々の装着手段9が設けられ、点灯表示手段8と操作情
報入力手段3が部分的に外方へ突出している。一方、こ
の容器1には電源を含む素子が封入されており、容易に
は開けられない構造としている。なお、その具体的な構
造は図3および図4に関する実施例で説明する。外方に
位置した操作情報入力手段には予め設定した正しい設定
値と、正しくない設定値の複数以上の設定値が選択でき
る選択要素を備えている。操作情報入力手段に入力され
た設定値に対応する信号はマイクロプロセッサー5へ入
力される。マイクロプロセッサー5にはCPU、RO
M、RAM、各種入出力を内蔵しており、このマイクロ
プロセッサーの作動内容としては以下の構成手段が内蔵
されている。
【0021】まず、構成要素の一つとしては、上記操作
情報入力手段からの信号に基づいて、この携帯用警報装
置の始動時に作動する始動時遅延手段13が内蔵され、こ
の始動時遅延手段13は、後述する揺動検出手段4からの
信号を一定時間無視するように動作する。
【0022】更に、構成要素の一つとしては、上記操作
情報入力手段からの信号に基づいて、この携帯用警報装
置の解除(即ち本装置の停止)時に作動する解除時遅延
手段11。そして、構成要素の一つとしては、これら両遅
延手段からの信号を受けて警告音発声手段や点灯表示手
段を制御する切換手段11を備えている。さて、切換手段
11からの一つの信号は遅延手段14を介して警告音発声手
段に伝達される。そして切換手段11からのもう一方の信
号は昼夜検出制御手段7を介して点灯表示手段8に入力
される。一方、この携帯用警報装置全体の動作を担う電
源2の電圧を監視する電圧低下警告手段10からの出力信
号は点灯表示手段8を制御している。
【0023】図2は図1に示した構成の携帯用警報装置
の動作の一例を示すフローチャートである。以下に本発
明の動作例を図1および図2を参照して説明する。S1は
スタート時におけるステップであり、このステップには
操作情報入力手段3に対して入力がされた値に応じて動
作がなされる。例えば、スタート時において操作情報入
力手段3に入力されている初期値は正しい設定値で始ま
る。本実施例においては正しい設定値が入力されている
ことで本装置の作動または電源がオフとなっているから
である。つぎに、スタートするために設定値が変更され
た場合、通常は正しい番号は一つとしているケースが多
いから、誤った設定値が入力されたことになる(但し、
必要に応じて正しい設定値を複数設けることが可能であ
り、その場合には上述の記載とは異なる)。さて、上述
の通り誤った設定値が入力されると、3つのステップが
同時に開始される。1つはステップS2の始動時遅延手段
13がオンされ、2つめはステップS3において昼夜検出制
御手段の作動するか否かの選択ステップに信号が入り、
更にステップS4において3つめの電源電圧監視回路が稼
働開始する。まずステップS2が稼働開始すると、予め設
定した時間(例えば20秒)経過された後に切換手段11が
作動されて、警報装置の動作が可能な状態となり、ステ
ップS5において振動検出開始の状態となる。ステップS6
において振動有無の検出が行われ、振動が有りとされた
場合、ステップS7において遅延手段14が作動して予め定
めた時間後に次のステップS8の警告音発声の指示がなさ
れる。これで初めて警告音が発声することになる。一
方、ステップS3において、昼夜検出を行うことにたいし
て“NO”の選択をした場合、ステップS9において点灯表
示手段8は即座に始動される。またステップS8において
昼夜検出をするために “YES”を選択した場合、ステッ
プS10において昼夜検出がなされる。ここで、昼と判断
された場合にはステップS9への点灯指示はされず、一方
夜と判断された場合ステップS9へLEDの点灯の指示が
行なわれる。
【0024】さて、第3番目のステップS4における電源
電圧監視回路の動作を説明すると、このステップで電圧
が所定の値を下回ると不足と判断がなされる。このまま
使用していると本来の機能が働かない。従って、その状
況を利用者へ知らせる必要がある。この実施例ではその
ような不足を検出した際には、ステップS9においてLE
Dの点灯を促す。好ましくは、通常のLEDの点灯とは
異なる点滅をさせる。そして、同時に警告音を発声する
ステップS8に移り、警告音を発声させる。また、ここで
も好ましくは通常と異なる間隔で警告音を断続的に鳴ら
すと良い。
【0025】ところで、振動を検知後にステップS8にお
いて警報音が鳴り、警告音発声手段中には警報音が一旦
発声すると、警報停止の指示が入るまで鳴り続くように
動作保持回路(図示せず)が設けられている。さて、次
は、本装置の停止命令に関し、そのステップはS11であ
る。利用者または第三者がこの警報音を止めようと操作
情報入力手段に新たな設定値が入力される。ここで誤っ
た設定値が入力されるとその入力動作は無視される。一
方、正しい設定値が入力されると、次のステップS12へ
移行する。ステップS12において、解除信号の伝達を遅
延する動作がなされ、予め定められた時間(例えば10
秒)の後において、解除トリガー信号“a”ステップS1
3に入力される。このステップS13では、この解除トリガ
ー信号“a”が入力された時点で、さらにステップS11
からのリアルタイムの信号“b”を入力している。そし
て、これらaおよびbが何れも解除する旨の信号であっ
た場合、初めて警告音をオフするステップS14へ移行
し、警報音は解除されると同時に必要に応じてこの装置
全体の電源もオフとなる。しかし、上記“a”“b”の
何れか一方が解除しないと判断した場合には、ステップ
S14において警告音オフおよび装置全体の電源のオフも
なされない。
【0026】図3はこの携帯用警報装置の具体例を示
し、(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は左側面
図そして(d)はダイヤル付近の部分断面斜視図であ
る。これら図3において、容器1aの全体の大きさは煙
草の箱程度の大きさであり、その容器1aの一つのコー
ナ部分には、1〜10の文字の描かれているダイヤル3a
が設けられいてる。また、正面側および平面側の双方に
は点灯表示手段の一つであるLED8aが設けられてい
る。正面側にはさらに、警報音発声部6aが設けられて
いる。所で、上記ダイヤル3aの裏面側には図3の
(d)に示したように、上記1〜10の文字に対応した数
だけ磁石用のポケット3bを備えた円盤3cが設けら
れ、この円盤3cは上記ダイヤル3aと中心でネジ止め
されており、これら間には容器1aの支持板1bが挟む
位置関係となっている。所で、上記ポケット3bには、
一つの磁石が挿入されており、この磁石の入れるポケッ
トの位置を変化させることで、その携帯用警報装置固有
の設定値が決定される。なお、必要に応じて複数の磁石
を入れることが可能である。
【0027】図4の(a)は図3で説明した携帯用警報
装置の背面図、(b)は(a)の使用状態を示す参考
図、(c)は(b)の点線位置を拡大示した部分拡大斜
視図である。図3(b)および(c)において、中央上
方にはベースがスポンジ9bで形成された粘着部9aが
貼設され、中央下方には電池ボックスの蓋9cが設けら
れている。一方、フック9dは、ベルト9eを通すため
のフックである。図4(b)はベルトを通した状態を示
しており、ベルト9eの両端は一般的な接続金具(図示
せず)によって連結できるようにされている。上記の粘
着部9aの使用例としては車両の運転席側のドアーの内
壁面、アタッシュケースの内壁面または外壁面、海辺で
利用するクーラーボックス等に貼り付けて使用する。一
方、フック9dに通したベルト9eを利用して、スキー
や手持ち荷物と結び付けて使用する。
【0028】以上本発明の一実施例の構造および使用方
法を述べたが、各構成要素は、必要に応じ下記に示した
他の実施態様が得られる。上記の始動時遅延手段で設定
される時間は、自由に選択が可能であり、車両のドア内
部に装着するタイプの場合には、より長い時間のディレ
イタイムが有効である。それにより、警告開始を指示し
てから余裕をもって車両から離れることが可能となる。
【0029】また、解除時遅延手段で設定される時間も
自由に選択が可能であり、上述の車両の場合、利用者本
人が入ってから、警告音をならさないタイミングで本体
の動作をオフにするためには、はやり上記の始動時遅延
手段で設定した長い時間と同一とすることが望ましい。
その時間は例えば30秒である。利用する用途に応じ
て、さらに、上記解除時指令手段は別の時間設定とする
ことができ得る。例えば、スキー場や海水浴において、
スキー、手荷物あるいは海水用の用具などにこの携帯用
警報装置を付けて防犯する場合には、この携帯用警報装
置が動作状態でしかも移動または振動が加わった場合、
数秒の短時間後に警報音が発声すると効果が大きい。
【0030】一方、上記解除時遅延手段12の解除時間は
任意に選択が可能で、例えば極端に長い1時間後にする
とか、あるいは上記解除遅延手段内に一定時間だけ解除
を可能とする時間窓手段を内蔵させることで40秒後〜
41秒後だけが解除可能にするといった手段が取り得
る。
【0031】警報以外の利用を次に提案する。上述の操
作情報入力手段3と始動時遅延手段と解除時遅延手段お
よび切換手段によって、警告音発声手段を動作の始動ま
たは解除をしているが、必要により切換手段に装着され
る動作オンオフの対象物を上述の警告音発声手段に代え
て、電子ロックにも利用可能である。図2の説明におい
て、ステップS12およびステップS13における動作は、予
定時間の前後で、何れも正しい設定値が入力されていた
かを判断しているが、必要に応じて、連続的に一定期
間、設定値の正しい入力信号が持続されているかを判断
してもよい。
【0032】次に、例えば、取り付け位置を風呂場やそ
の他の普段は開閉しないガラス窓とした場合、図5に示
すような形態が取り得る。図5の背面図において、中央
やや上方位置にLED8a' が設けられている。また、同
背面図の上下両端部には、粘着部が設けられおり、これ
が図5に示した装置全体を支持している。また、これら
粘着部の間には、この装置の動作目的が記載されてい
る。例えば「警報器、作動中」という文面が記載され
る。この記載がガラス窓を介して外側から見えることに
より、この機械が防犯用であることが認知され、ある種
の威圧効果が期待できる。ところで、上記LED8a'は
外部からその存在は明らかではあるものの、使用される
内側からはそのLED8a'の点灯は見えない、従って、
内側からの景観に影響を及ぼさない点において優れてい
る。また、この背面側に警報音を放出するための音孔6
a'を設けている。この音孔6a'の内側にはピエゾ振動素
子によるブザーが設けられており、ここで発生した音波
は、この音孔6a'を通り、背面側に放出する。窓ガラス
に取り付けられた状態において、窓ガラスとこの背面側
との間には、僅かな平坦な隙間で形成された空気層が形
成される。この僅かな空気層は、通常の自由空間とは異
なる音響インピーダンスを備え、その結果として、まる
で発音素子がガラスに直結しているように、ガラス窓に
警報音の振動がよく伝わるようになっている。従って、
通常の自由空間に音を発し、その後に窓ガラスを通して
音が伝わる場合に比べて格段の伝達効果が得られてい
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1に記載
した発明によれば、容器のスイッチである操作情報の変
更に伴い、スイッチがすぐに作動すると、スイッチ操作
開始近辺で発声した振動に感知して不要な警告動作に入
ってしまう。そこで、このように警告動作に入る前に一
定時間揺動検出を非検出状態とすることで、このような
無用な動作開始を未然に防ぐことができる。一方、本発
明では正しい操作情報の入力に応じて警告音発声手段の
動作を予定の時間後に停止させるようにしているから、
ためらわずに正しい操作情報を入力して、そのまま放置
できる正しい利用者のみが、この警告音発声手段を停止
させることができる。即ち、通常、正しい操作情報を知
らない場合、一定時間警告音が発声し続ければ、仮に正
しい操作情報を入力していても、その入力は間違ったと
思ってさらに異なる操作情報を入力する確率が高い。従
って、本当に正しい操作情報を知らなければ、本発明の
警報動作を停止させることができないという効果があ
る。更に、この特徴によって、比較的判りやすい一桁ま
たは二桁程度の暗号であっても、十分な秘密保持効果が
生じる。それによって、複雑な符号を暗唱せずに使用で
きるから、複数使用することも容易であり、また、現在
のように暗号ばかり増加する環境下において、簡単な暗
号で利用できることは、一つの利点となる。
【0034】また、請求項2の発明においては、容器全
体が揺れてから遅延時間後に警告音が発声するようにし
ているから、本当の利用者で有ればその間にこの装置を
停止できる正しい操作情報を入力することができる。
【0035】また、請求項3の発明においては、操作情
報入力手段を振動を伴う回転機構を備えた回転ダイヤル
で構成し、そしてその回転ダイヤルで操作情報を入力し
ている。このようにすると、不正利用者が操作情報をラ
ンダムに入力している最中にも、警報を感知可能な振動
を上記揺動検出手段が受けるから、不正利用者が、本装
置の解除が成功する前に、警報音が発声する確率を高め
ている。
【0036】また、請求項4の発明においては、回転ダ
イヤルの回動に応じて回動する磁石と、その磁石の通過
に応動するリードスイッチによって操作情報入力手段を
構成しているから、リードスイッチの動作と、そのリー
ドスイッチを決定する磁石の位置関係だけで、本発明の
操作情報入力手段が構成されている。従って、機械側の
誤動作が少なく高信頼である。
【0037】また、請求項5の発明においては、本装置
を動作開始してから、正しい操作情報入力がなされてか
ら遅延時間後まで点灯表示手段が続くから、不正利用者
は、前項に増して正しい操作情報入力がなされたかが判
らず、より不正が行えない状況とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のブロック図である。
【図2】 図1に示した構成の携帯用警報装置の動作の
一例を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の携帯用警報装置の具体例を示し、
(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は左側面図そ
して(d)はダイヤル付近の部分断面斜視図である。
【図4】 図3で説明した携帯用警報装置の背面図、
(b)は(a)の使用状態を示す参考図、(c)は
(b)の点線位置を拡大示した部分拡大斜視図である。
【図5】 本発明の外形を、ガラス窓に取り付けるため
に新たに適用させた例を示す正面図、背面図および使用
状態を示す側面図である。
【符号の説明】
図1中 1…容器 2…電源 3…操作情報入力手段 4…揺動検出手段 5…マイクロプロセッサー 6…警告音発声手段 7…昼夜検出制御手段 8…点灯表示手段 9…装着手段 10…電圧低下警告手段 11…切換手段 12…解除時遅延手段 13…始動時遅延手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な容器と、この容器全体の揺れ
    を検出する揺動検出手段と、この揺動検出手段からの揺
    動信号の発生に対して予め設定された遅延時間後に警告
    音を発声する警告音発声手段と、装置の正しい操作情報
    の入力に応じて警告音発声手段の動作を予定の時間後に
    停止させる操作情報入力手段とを設けたことを特徴とす
    る携帯用警報装置。
  2. 【請求項2】 上記警告音発声手段が上記揺動検出手段
    により揺れを検出してから予定時間後に作動するように
    遅延回路を備えている請求項1に記載の携帯用警報装
    置。
  3. 【請求項3】 上記操作情報入力手段が、少なくとも回
    転ダイヤルを具備し、上記回転ダイヤルを回転する際に
    生じる振動が上記揺動検出手段で検出可能な振動を伴う
    回転機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携
    帯用警報装置。
  4. 【請求項4】 上記操作情報入力手段が、円周上に少な
    くとも一つの磁石を備えた回転ダイヤルと、回転ダイヤ
    ルの回動に応じて磁石の通過に応動する少なくとも一つ
    のリードスイッチとを具備している請求項1に記載の携
    帯用警報装置。
  5. 【請求項5】 携帯可能な容器と、この容器全体の揺れ
    を検出する揺動検出手段と、この揺動検出手段からの揺
    動信号の発生に対して予め設定された遅延時間後に警告
    音を発声する警告音発声手段と、装置の正しい操作情報
    の入力に応じて警告音発声手段の動作を予定の時間後に
    停止させる操作情報入力手段とを設け、さらに上記容器
    の外面上に点灯表示手段を設け、上記点灯表示手段が上
    記操作情報入力手段に誤った設定値が入力されて警告音
    発声手段が開始されてから点灯を開始し、上記操作情報
    入力手段が警報動作の停止を決定してから、予定時間後
    まで点灯するようにしたこと特徴とする携帯用警報装
    置。
  6. 【請求項6】 上記点灯装置が、周囲の光量を検出して
    明るい状態の際に光量を抑制する昼夜検出制御手段を備
    えたことを特徴とする請求項5に記載の携帯用警報機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001344675A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Icom Inc 緊急報知装置
JP2006215955A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Sharp Corp セキュリティシステム
JP2008529154A (ja) * 2005-01-27 2008-07-31 エム ダブリュー セキュリティ アクチボラゲット 盗難防止ボックス

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