JPH09171738A - キーパッドとその製造方法 - Google Patents

キーパッドとその製造方法

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JPH09171738A
JPH09171738A JP35037495A JP35037495A JPH09171738A JP H09171738 A JPH09171738 A JP H09171738A JP 35037495 A JP35037495 A JP 35037495A JP 35037495 A JP35037495 A JP 35037495A JP H09171738 A JPH09171738 A JP H09171738A
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JP35037495A
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Inventor
Kentaro Fujii
憲太郎 藤井
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Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/028Printed information
    • H01H2219/03Printed information in transparent keyboard
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2221/00Actuators
    • H01H2221/07Actuators transparent
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2229/00Manufacturing
    • H01H2229/044Injection moulding

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 美麗な意匠効果を有し、ボタン部の自動復帰
機能を有するキーパッドとその製造方法を得る。 【構成】 図柄層3を有し柔軟で透明または半透明なプ
ラスチックシート2の表面に透明または半透明の熱可塑
性エラストマーからなる上層被覆層4が形成され、裏面
に透明または半透明の熱可塑性エラストマーからなる下
層被覆層6が形成され、上層被覆層4のスイッチング箇
所がボタン部5とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボタンの自動復
帰機能と優れたデザイン表現を合わせ持つことにより、
オーディオ、家電製品、自動車などのスイッチ部に使用
できるキーパッドとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオ、家電製品、自動車な
どのスイッチ部には、シリコンを圧縮加熱成形して硬化
させたキーパッドを多く使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シリコン製キ
ーパッドは、材料注入、圧縮・加熱、硬化、冷却、とり
出しという工程を経て製造するため、成形サイクルが長
く、製造するのに時間がかかるという問題点がある。
【0004】また、圧縮成形時にバリが出ることは、シ
リコンの成形につきものであるため、バリ取りが必須で
あるという問題点がある。
【0005】また、図柄はシリコン成形後に印刷によっ
て形成するため、図柄が限られるという問題点がある。
つまり、スクリーン印刷法によって図柄を形成する場合
は、被印刷面であるシリコン製キーパッドのボタン部の
表面が曲面であるため、印刷しづらいという理由で図柄
が限られる。また、塗装法によって図柄を形成する場合
は、色調が単純、設備が大変という理由で図柄が限られ
る。また、スクリーン印刷後に塗装を施し、最後にレー
ザエッチング法によって不要部分のインキ皮膜を除去し
て図柄を形成する場合は、レーザエッチング法のため塗
装は黒色系統になり図柄が限られ、またコスト高でもあ
る。
【0006】また、図柄がシリコン製キーパッドの上に
設けられ、キーパッドとして手に触れる部分に印刷され
るため、図柄の耐摩耗性がよくないという問題点があ
る。
【0007】また、シリコンは表面張力が小さく接着性
が悪い素材であるため、強固に接着させるインキが特種
で印刷後に約60〜220℃、好ましくは100〜150℃という
高温で加熱処理が必要であるという問題点がある。
【0008】また、耐油性が悪いという問題点がある。
【0009】したがって、この発明は、上記のような欠
点を解消し、美麗な意匠効果を有し、ボタン部の自動復
帰機能を有するキーパッドとその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のキーパッドと
その製造方法は、以上の目的を達成するために、つぎの
ように構成した。
【0011】つまり、この発明のキーパッドは、図柄層
を有し柔軟で透明または半透明なプラスチックシートの
表面に透明または半透明の熱可塑性エラストマーからな
る上層被覆層が形成され、裏面に透明または半透明の熱
可塑性エラストマーからなる下層被覆層が形成され、上
層被覆層のスイッチング箇所がボタン部とされるように
構成した。
【0012】上記の発明において、上層被覆層が平板か
らなるように構成してもよい。
【0013】上記の発明において、上層被覆層が、上向
き凸形状の各々独立した複数個のボタン部からなるよう
に構成してもよい。
【0014】上記の発明において、上層被覆層が、上向
き凸形状の複数個のボタン部とボタン部の底部をつなぐ
平板とからなるように構成してもよい。
【0015】上記の発明において、下層被覆層が平板で
あるように構成してもよい。
【0016】上記の発明において、下層被覆層が、ボタ
ン部に対応する箇所に下向き凸形状の各々独立した複数
個の突出部からなるように構成してもよい。
【0017】上記の発明において、下層被覆層が、ボタ
ン部に対応する箇所に下向き凸形状の複数個の突出部と
突出部の底部をつなぐ平板とからなるように構成しても
よい。
【0018】上記の発明において、上層被覆層のボタン
部周囲の厚みが他の部分より薄いように構成してもよ
い。
【0019】上記の発明において、下層被覆部の突出部
周囲の厚みが他の部分より薄いように構成してもよい。
【0020】また、この発明のキーパッドの製造方法
は、図柄層を有し柔軟で透明または半透明のプラスチッ
クシートの表面に透明または半透明の熱可塑性エラスト
マーからなる上層被覆層を形成し、裏面に透明または半
透明の熱可塑性エラストマーからなる下層被覆層を形成
し、上層被覆層のスイッチング箇所をボタン部とするよ
うに構成した。
【0021】上記の発明において、上層被覆層を平板に
形成するように構成してもよい。
【0022】上記の発明において、上層被覆層を、上向
き凸形状の各々独立した複数個のボタン部で形成するよ
うに構成してもよい。
【0023】上記の発明において、上層被覆層を、上向
き凸形状の複数個のボタン部とボタン部の底部をつなぐ
平板とで形成するように構成してもよい。
【0024】上記の発明において、下層被覆層を平板で
形成するように構成してもよい。
【0025】上記の発明において、下層被覆層をボタン
部に対応する箇所に下向き凸形状の各々独立した複数個
の突出部に形成するように構成してもよい。
【0026】上記の発明において、下層被覆層をボタン
部に対応する箇所に下向き凸形状の複数個の突出部と突
出部の底部をつなぐ平板で形成するように構成してもよ
い。
【0027】上記の発明において、上層被覆層のボタン
部周囲の厚みを他の部分より薄く形成するように構成し
てもよい。
【0028】上記の発明において、下層被覆部の突出部
周囲の厚みを他の部分より薄く形成するように構成して
もよい。
【0029】上記の発明において、上層被覆層および下
層被覆部の少なくとも一方を射出成形法で形成するよう
に構成してもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】図面を参照しながらこの発明の実
施の形態について詳しく説明する。
【0031】図1〜8は、この発明のキーパッドの一実
施例を示す断面図である。図中、1はキーパッド、2は
プラスチックシート、3は図柄層、4は上層被覆層、5
はボタン部、6は下層被覆層、7は突出部である。
【0032】キーパッド1は、図柄層3を有し柔軟で透
明または半透明なプラスチックシート2の表面に透明ま
たは半透明の熱可塑性エラストマーからなる上層被覆層
4が形成され、裏面に透明または半透明の熱可塑性エラ
ストマーからなる下層被覆層6が形成され、上層被覆層
4のスイッチング箇所がボタン部5とされるものである
(図1参照)。
【0033】プラスチックシート2は、柔軟な透明また
は半透明のものであり、具体的には、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリプロピレン、ナイロン、ビニロン、ポ
リカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、塩化ビ
ニル、ポリエチレン、ポリアミド、ポリウレタン、アク
リルなどの樹脂からなるシートを用いるとよい。
【0034】プラスチックシート2が柔軟であることが
必要な理由は、キーパッド1を押圧したとき、エラスト
マーの変形についてこれず、剥がれやしわが生じる問題
があるからである。また、プラスチックシート2が表面
にある場合、爪や傷、しわ、凹みが生じる問題があるか
らである。柔軟であるとは、具体的には、押圧や折り曲
げなどの変形を加えても塑性変形を起こしにくいもので
あり、押圧による凹み、たるみ、折り曲げによるしわが
少ないものであることをいう。透明または半透明である
とは、具体的には、可視光線の透過が優れていることで
あり、印刷された図柄をシートを通して見た場合に隠蔽
されないことをいう。
【0035】図柄層3は、プラスチックシート2の面面
または裏面のどちらか片面、あるいは両面にパターンの
印刷をして形成するとよい。したがって、キーパッド1
を押圧したときにエラストマーの変形などによりプラス
チックシート2と上層被覆層4との間、またはプラスチ
ックシート2と下層被覆層6との間で剥がれないように
するために、図柄層3は、両者に対して密着の優れたも
のである必要がある。また、図柄層3は、隠蔽部分と光
透過性部分ができるようにするとよい。このように図柄
層3を形成することにより、裏面に光源を配置した場
合、数字などが光るように構成した透光性のキーパッド
1を得ることができる。
【0036】図柄層3は、通常は印刷層として形成す
る。印刷層の材質としては、ポリビニル系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポ
リウレタン系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリ
エステルウレタン系樹脂、セルロースエステル系樹脂、
アルキド樹脂、熱可塑性エラストマーなどの樹脂、好ま
しくは柔軟な皮膜を作ることができる樹脂をバインダー
とし、適切な色の顔料または染料を着色剤として含有す
る着色インキを用いるとよい。印刷層の形成方法として
は、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印
刷法などの通常の印刷法などを用いるとよい。特に、多
色刷りや階調表現を行うには、オフセット印刷法やグラ
ビア印刷法が適している。また、単色の場合には、グラ
ビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などの
コート法を採用することもできる。印刷層は、表現した
い図柄に応じて、全面的に設ける場合や部分的に設ける
場合もある。
【0037】また、図柄層3は、金属薄膜層からなるも
の、あるいは印刷層と金属薄膜層との組み合わせからな
るものでもよい。金属薄膜層は、図柄層3として金属光
沢を表現するためのものであり、真空蒸着法、スパッタ
ーリング法、イオンプレーティング法、鍍金法などで形
成する。表現したい金属光沢色に応じて、アルミニウ
ム、ニッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、イン
ジウム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛などの金属、これら
の合金または化合物を使用する。部分的な金属薄膜層を
形成する場合の一例としては、金属薄膜層を必要としな
い部分に溶剤可溶性樹脂層を形成した後、その上に全面
的に金属薄膜を形成し、溶剤洗浄を行って溶剤可溶性樹
脂層と共に不要な金属薄膜を除去する方法がある。この
場合によく用いる溶剤は、水または水溶液である。ま
た、別の一例としては、全面的に金属薄膜を形成し、次
に金属薄膜を残しておきたい部分にレジスト層を形成
し、酸またはアルカリでエッチングを行い、レジスト層
を除去する方法がある。
【0038】また、後に形成する上層被覆層4または下
層被覆層6との密着性をよくするため、プラスチックシ
ート2の片面または両面に接着層を設けてもよい。接着
層は、図柄層3の上に設ける場合、あるいは、プラスチ
ックシート2の上に設ける場合がある。接着層として
は、熱可塑性エラストマーの素材に適した感熱性または
感圧性の樹脂を適宜使用する。たとえば、熱可塑性エラ
ストマーの材質がポリエステル系エラストマーの場合
は、ポリエステル系樹脂またはエポキシ系樹脂を用いる
とよい。また、熱可塑性エラストマーの材質がウレタン
系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、塩化ビ
ニル樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるポリア
ミド系樹脂などを使用すればよい。また、熱可塑性エラ
ストマーの材質がポリプロピレン樹脂の場合は、塩素化
ポリオレフィン樹脂、塩素化エチレン−酢酸ビニル共重
合体樹脂、環化ゴム、クマロンインデン樹脂が使用可能
である。接着層の形成方法としては、グラビアコート
法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法、
グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法があ
る。
【0039】上記のように図柄層3を有するプラスチッ
クシート2の表面に上層被覆層4を形成し、裏面に下層
被覆層6を形成する。上層被覆層4および下層被覆層6
は、透明または半透明の熱可塑性エラストマーから形成
する。
【0040】熱可塑性エラストマーとしては透明または
半透明のものを用いる。具体的には、スチレン系、ウレ
タン系、ポリエステル系、オレフィン系、ポリアミド系
の熱可塑性エラストマーを用いるとよい。熱可塑性エラ
ストマーが、透明または半透明であることが必要な理由
は、図柄層3を透過して見るため、あるいは図柄層3の
透光性部分に光を透過させるためである。
【0041】上層被覆層4の形状としては、平板のもの
(図7、8参照)、上向き凸形状の各々独立した複数個
のボタン部5からなるもの(図1、2、3参照)、上向
き凸形状の複数個のボタン部5とボタン部5の底部をつ
なぐ平板とからなるもの(図4、5、6参照)のいずれ
であってもよい。また、下層被覆層6の形状としては、
平板のもの(図1、4参照)、ボタン部5に対応する箇
所に下向き凸形状の各々独立した複数個の突出部7を有
するもの(図2、5、7参照)、ボタン部5に対応する
箇所に下向き凸形状の複数個の突出部7と突出部7の底
部をつなぐ平板を有するもの(図3、6、8参照)のい
ずれであってもよい。ボタン部5および突出部7の形状
としては、従来のキーパッドのボタン部および突出部と
同様の形状にするとよい。
【0042】また、上層被覆層4のボタン部5周囲の厚
みを、他の部分より薄く形成し、ボタン部5を押したと
きに容易に動き、ボタン部5を離したときに容易に形状
が復元するようにしてもよい(図示せず)。同様の理由
により、下層被覆部の突出部7周囲の厚みを他の部分よ
り薄く形成してもよい(図示せず)。
【0043】上層被覆層4および下層被覆層6を設ける
方法としては、射出成形法、圧縮成形法、押し出し成形
法、ブロー成形法、カレンダ成形法、トランスファ成形
法などであり、好ましくは射出成形法である。射出成形
法を採用する場合、射出成形金型に図柄層3のパターン
と金型の凹部とを位置合わせをして、インサート成形を
することができる。インサート成形法とは、プラスチッ
クシート2を射出成形用金型内に供給し、上層被覆層4
および下層被覆層6の成形と同時にプラスチックシート
2を上層被覆層4および下層被覆層6に一体的に貼り付
ける方法である。インサート成形法は、金型内で成形と
同時にプラスチックシート2の貼り付けができるため、
製造工程を非常に簡略化できる。また、溶融樹脂の射出
圧力によりプラスチックシート2が伸ばされ、金型に追
随するため、3次元形状のキーパッド1を容易に得るこ
とができる利点がある。
【0044】まず、可動型と固定型とからなる成形用金
型内にプラスチックシート2を送り込む。あらかじめ所
望の形状に切断あるいは予備成形した枚葉のプラスチッ
クシート2を1枚づつ送り込んでもよいし、長尺のプラ
スチックシート2の必要部分を間欠的に送り込んでもよ
い。長尺のプラスチックシート2を使用する場合、位置
決め機構を有する送り装置を使用して、プラスチックシ
ート2の図柄層3と成形用金型との見当が一致するよう
にするとよい。また、プラスチックシート2を間欠的に
送り込む際に、プラスチックシート2の位置をセンサー
で検出した後にプラスチックシート2を可動型と固定型
とで固定するようにすれば、常に同じ位置でプラスチッ
クシート2を固定することができ、図柄層3の位置ずれ
が生じないので便利である。ここで、プラスチックシー
ト2が金型に沿いやすくするために、プラスチックシー
ト2を加熱してもよい。加熱をするには、赤外線ヒータ
ーやニクロムヒーターなどをプラスチックシート2の近
傍に配置するとよい。
【0045】成形用金型を閉じた後、固定型に設けたゲ
ートより溶融樹脂を金型内に射出充満させ、上層被覆層
4または下層被覆層6を形成するのと同時にプラスチッ
クシート2を接着する。溶融樹脂としては、前記した熱
可塑性エラストマーを用いる。
【0046】成形品を冷却した後、成形用金型を開いて
プラスチックシート2成形品を取り出してインサート成
形が完了し、キーパッド1を得ることができる。なお、
長尺のプラスチックシート2を用いた場合は、キーパッ
ド1にプラスチックシート2が一体化するため、金型か
ら取り出す前にキーパッド1の外周でのトリミングが必
要である。
【0047】また、射出成形法により、プラスチックシ
ート2の両面に、上層被覆層4および下層被覆層6を同
時に設けるようにしてもよい。また、プラスチックシー
ト2の片面づつ上層被覆層4および下層被覆層6を設け
るようにしてもよい。まず、プラスチックシート2の片
面に上層被覆層4または下層被覆層6のどちらか一方を
設け、金型から取り出して別の金型にインサートし、プ
ラスチックシート2の他面に他方の被覆層を射出成形し
て形成するとよい。なお、ボタン部5または突出部7が
平板で連結されず各々が独立している場合、射出成形金
型には各ボタン部5または突出部7に対応してそれぞれ
ゲートを設ける必要がある。
【0048】
【実施例】厚さ75μmのポリエステルフィルムの裏面
に、ポリエステル系インキ95重量%、硬化剤5重量%の
色インキを用いて抜き文字パターンとなるよう図柄層を
印刷し、次いでエポキシ系接着層を全面に設けた。ま
た、プラスチックシートの表面にもエポキシ系接着層を
設けた。
【0049】プラスチックシートの裏面が第1金型キャ
ビティ面に接するように配置し、凹となったコア面とあ
わせ、サイドゲートからポリエステル系エラストマーを
射出し、上層被覆層が上向き凸形状の複数個のボタン部
とボタン部の底部をつなぐ平板とからなるように成形し
た。
【0050】次に、ボタン部を第2金型キャビティ面の
凹部にはめ込み、第2金型コアと合わせ、下層被覆部の
突出部となるべき空隙に対応するそれぞれのピンゲート
からポリエステル系エラストマーを射出成形し、突出部
を設けた。
【0051】このようにして得たキーパッドは、自動復
帰機能を有し、意匠効果が優れ、内部に存在するLED
の光が隠蔽部分の抜き文字パターンより遮光するボタン
部を有するという優れた性能を示すものであった。
【0052】
【発明の効果】この発明は、前記した構成からなるの
で、次のような効果を有する。
【0053】この発明のキーパッドの製造方法は、図柄
層を有し柔軟で透明または半透明のプラスチックシート
の表面に透明または半透明の熱可塑性エラストマーから
なる上層被覆層を形成し、裏面に透明または半透明の熱
可塑性エラストマーからなる下層被覆層を形成し、上層
被覆層のスイッチング箇所をボタン部とするため、成形
サイクルが短い。
【0054】また、この発明のキーパッドは、上層被覆
層および下層被覆層が熱可塑性エラストマーからなり、
ボタン部および突出部にシリコンを使用していないた
め、バリが発生せず、各種の耐性に優れたものである。
また、図柄はプラスチックシート上に形成されるため、
図柄が限られず、優れたデザイン表現が可能である。ま
た、図柄は上層被覆層および下層被覆層に挟まれるた
め、図柄の耐摩耗性が優れている。
【0055】また、プラスチックシート、上層被覆層、
下層被覆層のいずれもが透明または半透明であるため、
透光性キーパッドが容易に得られる。また、プラスチッ
クシート、上層被覆層、下層被覆層のいずれもが柔軟性
を有するため、フレキシブルで自動復帰機能を有するキ
ーパッドが容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のキーパッドの一実施例を示す断面図
である。
【図2】この発明のキーパッドの一実施例を示す断面図
である。
【図3】この発明のキーパッドの一実施例を示す断面図
である。
【図4】この発明のキーパッドの一実施例を示す断面図
である。
【図5】この発明のキーパッドの一実施例を示す断面図
である。
【図6】この発明のキーパッドの一実施例を示す断面図
である。
【図7】この発明のキーパッドの一実施例を示す断面図
である。
【図8】この発明のキーパッドの一実施例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 キーパッド 2 プラスチックシート 3 図柄層 4 上層被覆層 5 ボタン部 6 下層被覆層 7 突出部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄層を有し柔軟で透明または半透明な
    プラスチックシートの表面に透明または半透明の熱可塑
    性エラストマーからなる上層被覆層が形成され、裏面に
    透明または半透明の熱可塑性エラストマーからなる下層
    被覆層が形成され、上層被覆層のスイッチング箇所がボ
    タン部とされることを特徴とするキーパッド。
  2. 【請求項2】 上層被覆層が平板からなる請求項1に記
    載のキーパッド。
  3. 【請求項3】 上層被覆層が、上向き凸形状の各々独立
    した複数個のボタン部からなる請求項1に記載のキーパ
    ッド。
  4. 【請求項4】 上層被覆層が、上向き凸形状の複数個の
    ボタン部とボタン部の底部をつなぐ平板とからなる請求
    項1に記載のキーパッド。
  5. 【請求項5】 下層被覆層が平板である請求項1〜4の
    いずれかに記載のキーパッド。
  6. 【請求項6】 下層被覆層が、ボタン部に対応する箇所
    に下向き凸形状の各々独立した複数個の突出部からなる
    請求項1〜4のいずれかに記載のキーパッド。
  7. 【請求項7】 下層被覆層が、ボタン部に対応する箇所
    に下向き凸形状の複数個の突出部と突出部の底部をつな
    ぐ平板とからなる請求項1〜4のいずれかに記載のキー
    パッド。
  8. 【請求項8】 上層被覆層のボタン部周囲の厚みが他の
    部分より薄い請求項1、2、4〜7のいずれかに記載の
    キーパッド。
  9. 【請求項9】 下層被覆部の突出部周囲の厚みが他の部
    分より薄い請求項1〜4、6、7のいずれかに記載のキ
    ーパッド。
  10. 【請求項10】 図柄層を有し柔軟で透明または半透明
    のプラスチックシートの表面に透明または半透明の熱可
    塑性エラストマーからなる上層被覆層を形成し、裏面に
    透明または半透明の熱可塑性エラストマーからなる下層
    被覆層を形成し、上層被覆層のスイッチング箇所をボタ
    ン部とすることを特徴とするキーパッドの製造方法。
  11. 【請求項11】 上層被覆層を平板に形成する請求項1
    0に記載のキーパッドの製造方法。
  12. 【請求項12】 上層被覆層を、上向き凸形状の各々独
    立した複数個のボタン部で形成する請求項10に記載の
    キーパッドの製造方法。
  13. 【請求項13】 上層被覆層を、上向き凸形状の複数個
    のボタン部とボタン部の底部をつなぐ平板とで形成する
    請求項10に記載のキーパッドの製造方法。
  14. 【請求項14】 下層被覆層を平板で形成する請求項1
    0〜13のいずれかに記載のキーパッドの製造方法。
  15. 【請求項15】 下層被覆層をボタン部に対応する箇所
    に下向き凸形状の各々独立した複数個の突出部に形成す
    る請求項10〜13のいずれかに記載のキーパッドの製
    造方法。
  16. 【請求項16】 下層被覆層をボタン部に対応する箇所
    に下向き凸形状の複数個の突出部と突出部の底部をつな
    ぐ平板で形成する請求項10〜13のいずれかに記載の
    キーパッドの製造方法。
  17. 【請求項17】 上層被覆層のボタン部周囲の厚みを他
    の部分より薄く形成する請求項10、11、13〜16
    のいずれかに記載のキーパッドの製造方法。
  18. 【請求項18】 下層被覆部の突出部周囲の厚みを他の
    部分より薄く形成する請求項10〜13、15、16の
    いずれかに記載のキーパッドの製造方法。
  19. 【請求項19】 上層被覆層および下層被覆部の少なく
    とも一方を射出成形法で形成する請求項10〜18のい
    ずれかに記載のキーパッドの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999014777A1 (de) * 1997-09-15 1999-03-25 Robert Bosch Gmbh Spritzgiessling aus einem thermoplastischen elastomer und verfahren zu seiner herstellung
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