JPH09171795A - マルチビーム電子線リトグラフィ・システム用電子カラム光学系 - Google Patents
マルチビーム電子線リトグラフィ・システム用電子カラム光学系Info
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- Analytical Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子カラム光学系は、矩形電子源12から電
子を受け取るように配置されかつ電子を第1加速範囲に
加速するように設計された、第1電気レンズ・アセンブ
リ13を含む。 【解決手段】 第1電気レンズ・アセンブリ13はま
た、第1加速によって生じる非点収差を実質的に補正す
るように設計する。第2電気レンズ・アセンブリ14
は、第1電気レンズ・アセンブリ13から電子を受け取
るように配置し、電子を第2加速範囲に加速するように
設計する。第2電気レンズ・アセンブリ14はまた、受
け取った電子を遠隔表面15上に収束するように設計す
る。
子を受け取るように配置されかつ電子を第1加速範囲に
加速するように設計された、第1電気レンズ・アセンブ
リ13を含む。 【解決手段】 第1電気レンズ・アセンブリ13はま
た、第1加速によって生じる非点収差を実質的に補正す
るように設計する。第2電気レンズ・アセンブリ14
は、第1電気レンズ・アセンブリ13から電子を受け取
るように配置し、電子を第2加速範囲に加速するように
設計する。第2電気レンズ・アセンブリ14はまた、受
け取った電子を遠隔表面15上に収束するように設計す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子源を遠隔表面
上に描画する装置および方法に関する。本発明は電子線
リトグラフィ・システムに特に有用である。
上に描画する装置および方法に関する。本発明は電子線
リトグラフィ・システムに特に有用である。
【0002】
【従来の技術】リトグラフィ・システムの主要な用途の
一つに、集積回路などを製造する半導体技術がある。一
般に、完全な半導体ウェハは、多数の同様の集積回路
(半導体チップ)をウェハ上に形成した後、ウェハを個
々のチップに切断することによって処理される。集積回
路は、光学リトグラフィ,X線リトグラフィ,直接描画
電子線リトグラフィなどをはじめとする様々な方法で、
ウェハ上にパターン形成することができる。光学リトグ
ラフィに利用されるマスクやレチクルは、達成できる最
小限の特徴サイズが制限され、またセットにおけるそれ
ぞれの後続マスクまたはレチクルは、それに先行するパ
ターン形成層と正確に位置合わせをしなければならない
という短所がある。さらに、マスクの生成,検査,およ
び修理の各段階をそれぞれ別個の高価な機械装置を用い
て行なわなければならないので、かなりの費用および時
間の遅れが加わることになる。
一つに、集積回路などを製造する半導体技術がある。一
般に、完全な半導体ウェハは、多数の同様の集積回路
(半導体チップ)をウェハ上に形成した後、ウェハを個
々のチップに切断することによって処理される。集積回
路は、光学リトグラフィ,X線リトグラフィ,直接描画
電子線リトグラフィなどをはじめとする様々な方法で、
ウェハ上にパターン形成することができる。光学リトグ
ラフィに利用されるマスクやレチクルは、達成できる最
小限の特徴サイズが制限され、またセットにおけるそれ
ぞれの後続マスクまたはレチクルは、それに先行するパ
ターン形成層と正確に位置合わせをしなければならない
という短所がある。さらに、マスクの生成,検査,およ
び修理の各段階をそれぞれ別個の高価な機械装置を用い
て行なわなければならないので、かなりの費用および時
間の遅れが加わることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リトグラフィでは、ウ
ェハに感光性エマルジョンを塗布し、光(またはその他
のエネルギ粒子)のビームをマスクまたはレチクルを通
して照射させ、ウェハ上の感光性エマルジョンにコンポ
ーネント,回路,配線ラインなどを露光させる。過去に
は、例えば、X線ビームを用いて幅が1ミクロン未満の
線を露光できることが発見された。問題は、単一のX線
ビームにより多数のチップに全ての特徴を露光させるに
は、大量の時間がかかるということである。さらに、ウ
ェハのサイズが直径100mmから直径300mmもの大き
さにまで増大するにつれて、この問題はずっと大きくな
っている。
ェハに感光性エマルジョンを塗布し、光(またはその他
のエネルギ粒子)のビームをマスクまたはレチクルを通
して照射させ、ウェハ上の感光性エマルジョンにコンポ
ーネント,回路,配線ラインなどを露光させる。過去に
は、例えば、X線ビームを用いて幅が1ミクロン未満の
線を露光できることが発見された。問題は、単一のX線
ビームにより多数のチップに全ての特徴を露光させるに
は、大量の時間がかかるということである。さらに、ウ
ェハのサイズが直径100mmから直径300mmもの大き
さにまで増大するにつれて、この問題はずっと大きくな
っている。
【0004】幾つかのマルチビーム電子線リトグラフィ
・システムが考案されたが、これらのシステムは、描画
できるウェハのサイズが制限される。つまり、ビームを
生成する手段および利用される収束機構のために、同時
に露光できる面積が制限されるのである。一般に、全て
のビームが同時に制御されるので、一種類のパターンし
かウェハに描画できないが、その一種類のパターンを多
数の集積回路に同時に描画することはできる。また、多
くの場合、処理されるウェハのサイズごとに、異なるシ
ステムを設ける必要がある。さらに、ビーム生成手段お
よび収束素子のため、スポット・サイズおよびレジスト
レーション精度が制限されるので、最終的な解像度は、
他の方法で作成できるものより、かろうじて高くなるだ
けである。
・システムが考案されたが、これらのシステムは、描画
できるウェハのサイズが制限される。つまり、ビームを
生成する手段および利用される収束機構のために、同時
に露光できる面積が制限されるのである。一般に、全て
のビームが同時に制御されるので、一種類のパターンし
かウェハに描画できないが、その一種類のパターンを多
数の集積回路に同時に描画することはできる。また、多
くの場合、処理されるウェハのサイズごとに、異なるシ
ステムを設ける必要がある。さらに、ビーム生成手段お
よび収束素子のため、スポット・サイズおよびレジスト
レーション精度が制限されるので、最終的な解像度は、
他の方法で作成できるものより、かろうじて高くなるだ
けである。
【0005】マルチビーム電子線リトグラフィ・システ
ム用の電子源は、出願人の事件整理番号CR95−12
5を付け、1995年8月8日に米国特許局に郵送さ
れ、本出願と同一譲受人に譲渡された、"Electron Sour
ce for Multibeam Electron Lithography System" と題
する同時係属出願に開示されている。この新規な電子源
で生成される複数のビームのサイズおよび形状のため、
この電子源を半導体ウェハなどの遠隔表面に描画するこ
とは、極めて困難である。
ム用の電子源は、出願人の事件整理番号CR95−12
5を付け、1995年8月8日に米国特許局に郵送さ
れ、本出願と同一譲受人に譲渡された、"Electron Sour
ce for Multibeam Electron Lithography System" と題
する同時係属出願に開示されている。この新規な電子源
で生成される複数のビームのサイズおよび形状のため、
この電子源を半導体ウェハなどの遠隔表面に描画するこ
とは、極めて困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述のような電子源を遠
隔表面に描画することができる、マルチビーム電子線リ
トグラフィ・システムなどで使用するための電子カラム
光学系(electron column optics)を提供することは、
非常に有利である。
隔表面に描画することができる、マルチビーム電子線リ
トグラフィ・システムなどで使用するための電子カラム
光学系(electron column optics)を提供することは、
非常に有利である。
【0007】したがって、本発明の目的は、新規の改良
型電子カラム光学系を提供することである。
型電子カラム光学系を提供することである。
【0008】本発明の別の目的は、マルチビーム電子線
リトグラフィ・システムで便利に使用することができ、
これらのシステムの精度および汎用性をいっそう高める
ことのできる、新規の改良型電子カラム光学系を提供す
ることである。
リトグラフィ・システムで便利に使用することができ、
これらのシステムの精度および汎用性をいっそう高める
ことのできる、新規の改良型電子カラム光学系を提供す
ることである。
【0009】本発明のさらに別の目的は、実質的にどん
なウェハ・サイズでもマルチビーム電子源と一緒に利用
することができ、しかも電子線リトグラフィ・システム
で使用して単一ウェハ上に様々な異なる集積回路パター
ンを同時に描画することができる、新規の改良型電子カ
ラム光学系を提供することである。
なウェハ・サイズでもマルチビーム電子源と一緒に利用
することができ、しかも電子線リトグラフィ・システム
で使用して単一ウェハ上に様々な異なる集積回路パター
ンを同時に描画することができる、新規の改良型電子カ
ラム光学系を提供することである。
【0010】本発明のさらに別の目的は、遠隔表面上に
マルチビーム電子源を描画するための新規の改良された
方法を提供することである。
マルチビーム電子源を描画するための新規の改良された
方法を提供することである。
【0011】本発明のさらに別の目的は、非点収差を軽
減し、電子源の画像を拡大して遠隔表面上に実質的に方
形の画素を形成することのできる、新規の改良型電子カ
ラム光学系を提供することである。
減し、電子源の画像を拡大して遠隔表面上に実質的に方
形の画素を形成することのできる、新規の改良型電子カ
ラム光学系を提供することである。
【0012】
【発明の実施の形態】上記およびその他の問題、ならび
に上記およびその他の目的は、電子源から電子を受け取
るように配置され、電子を第1加速範囲にまで加速する
ように設計され、第1加速によって生じる非点収差を実
質的に補正するようにさらに設計された第1電気レンズ
・アセンブリ,およびこの第1電気レンズ・アセンブリ
から電子を受け取るように配置され、遠隔表面とともに
動作して電子を第2加速範囲にまで加速するように設計
され、受け取った電子を遠隔表面に収束するようにさら
に設計された第2電気レンズ・アセンブリを含む、電子
源を遠隔表面上に描画する電子カラム光学系で実質的に
解決され、実現される。
に上記およびその他の目的は、電子源から電子を受け取
るように配置され、電子を第1加速範囲にまで加速する
ように設計され、第1加速によって生じる非点収差を実
質的に補正するようにさらに設計された第1電気レンズ
・アセンブリ,およびこの第1電気レンズ・アセンブリ
から電子を受け取るように配置され、遠隔表面とともに
動作して電子を第2加速範囲にまで加速するように設計
され、受け取った電子を遠隔表面に収束するようにさら
に設計された第2電気レンズ・アセンブリを含む、電子
源を遠隔表面上に描画する電子カラム光学系で実質的に
解決され、実現される。
【0013】上記およびその他の問題、ならびに上記お
よびその他の目的は、光路に直交する短軸および光路に
直交し短軸より長い長軸を一般的に定義する多数の画素
であって、多数の電子ビームを生成するための多数の画
素を含む電子源を設ける段階,一端に電子源が配置され
他端に遠隔電子受取表面が配置された光路を定義する段
階,電子源からの電子を第1加速範囲にまで加速し、か
つ第1加速によって生じる非点収差を補正する段階,お
よび第1加速範囲の電子を第2加速範囲にまで加速し、
かつ受け取った電子を遠隔表面に収束する段階を含む、
電子源を遠隔表面に描画する方法で実質的に解決され、
実現される。
よびその他の目的は、光路に直交する短軸および光路に
直交し短軸より長い長軸を一般的に定義する多数の画素
であって、多数の電子ビームを生成するための多数の画
素を含む電子源を設ける段階,一端に電子源が配置され
他端に遠隔電子受取表面が配置された光路を定義する段
階,電子源からの電子を第1加速範囲にまで加速し、か
つ第1加速によって生じる非点収差を補正する段階,お
よび第1加速範囲の電子を第2加速範囲にまで加速し、
かつ受け取った電子を遠隔表面に収束する段階を含む、
電子源を遠隔表面に描画する方法で実質的に解決され、
実現される。
【0014】
【実施例】次に図面を参照しながら本発明を説明する。
図面では、同様の構成部品には同様の符号を使用する。
図1は、本発明による電子カラム光学系10の簡易断面
図である。光学系10は電子源12,第1電気レンズ・
アセンブリ13,第2電気レンズ・アセンブリ14,お
よび遠隔表面15を含む。電子カラム光学系10の様々
な構成部品は、一端に電子源12が配置され、他端に遠
隔表面15が配置され、電子源12と遠隔表面15との
間に光軸16に沿って第1および第2電気レンズ・アセ
ンブリ13,14が配置された光軸16を定義するよう
に配列される。
図面では、同様の構成部品には同様の符号を使用する。
図1は、本発明による電子カラム光学系10の簡易断面
図である。光学系10は電子源12,第1電気レンズ・
アセンブリ13,第2電気レンズ・アセンブリ14,お
よび遠隔表面15を含む。電子カラム光学系10の様々
な構成部品は、一端に電子源12が配置され、他端に遠
隔表面15が配置され、電子源12と遠隔表面15との
間に光軸16に沿って第1および第2電気レンズ・アセ
ンブリ13,14が配置された光軸16を定義するよう
に配列される。
【0015】図2は、電子源12の拡大上面図である。
電子源12のより完全な説明は前記の同時係属米国特許
出願に記載されており、この記載を引用によってここに
含める。電子源12は、非直交行列マトリックスの2次
元配列20の電子エミッタを含む。各配列20は単一画
素照明装置として動作し、各照明装置は、照明源12が
収束される遠隔表面12の一部分に分離画素を露光す
る。ここでは説明の便宜上、照明装置として電子エミッ
タの配列、特に電界放出エミッタが利用されているが、
他の画素照明装置に置き換えたければそうすることがで
きることを、理解する必要がある。
電子源12のより完全な説明は前記の同時係属米国特許
出願に記載されており、この記載を引用によってここに
含める。電子源12は、非直交行列マトリックスの2次
元配列20の電子エミッタを含む。各配列20は単一画
素照明装置として動作し、各照明装置は、照明源12が
収束される遠隔表面12の一部分に分離画素を露光す
る。ここでは説明の便宜上、照明装置として電子エミッ
タの配列、特に電界放出エミッタが利用されているが、
他の画素照明装置に置き換えたければそうすることがで
きることを、理解する必要がある。
【0016】図3は、2次元配列20の電子エミッタ2
2の斜視図であるが、理解しやすいように、その一部分
を切り欠いて断面を示している。この特定の実施例で
は、1層の導体材料層25をその上に形成した絶縁基板
24の上に、配列20を形成する。導体材料層25はエ
ミッタ・ベースとして機能する。層25の上に絶縁層2
6を形成し、絶縁層26の表面上に第2導体層27を形
成する。間隔を置いて配置した多数の管形穴28を層2
6,27に形成し、穴28が導体層25の表面まで伸長
し、層25の表面が露出するようにする。各穴28の中
の導体層25の上に電子エミッタ22を形成する。
2の斜視図であるが、理解しやすいように、その一部分
を切り欠いて断面を示している。この特定の実施例で
は、1層の導体材料層25をその上に形成した絶縁基板
24の上に、配列20を形成する。導体材料層25はエ
ミッタ・ベースとして機能する。層25の上に絶縁層2
6を形成し、絶縁層26の表面上に第2導体層27を形
成する。間隔を置いて配置した多数の管形穴28を層2
6,27に形成し、穴28が導体層25の表面まで伸長
し、層25の表面が露出するようにする。各穴28の中
の導体層25の上に電子エミッタ22を形成する。
【0017】一般に、配列20は、先に述べた通り、都
合のよい任意の手段によって形成することができる。例
えば、1991年4月16日に発行された"Non-Planar
Field Emission Device Having an Emitter Formed wit
h a Substantially Normal Vapor Deposition Process"
と題する米国特許第5,007,873号に記載された
ものが挙げられるが、これを引用によってここに含め
る。また、この特定の実施例では、当業界で一般に"Spi
ndt tips" と呼ばれる円錐形の電界放出チップを利用す
るが、以下の説明から分かるように、例えばダイヤモン
ドおよびその他の低仕事関数材料形エミッタをはじめ、
多くのその他の種類の電界放出装置および電子エミッタ
を使用することができるということを、理解する必要が
ある。
合のよい任意の手段によって形成することができる。例
えば、1991年4月16日に発行された"Non-Planar
Field Emission Device Having an Emitter Formed wit
h a Substantially Normal Vapor Deposition Process"
と題する米国特許第5,007,873号に記載された
ものが挙げられるが、これを引用によってここに含め
る。また、この特定の実施例では、当業界で一般に"Spi
ndt tips" と呼ばれる円錐形の電界放出チップを利用す
るが、以下の説明から分かるように、例えばダイヤモン
ドおよびその他の低仕事関数材料形エミッタをはじめ、
多くのその他の種類の電界放出装置および電子エミッタ
を使用することができるということを、理解する必要が
ある。
【0018】電界放出技術で理解されているように、第
2導体層27は、配列20の抽出電極または制御電極と
して機能する。一般に電子エミッタ22のチップは第2
導体層27の面に近い位置に配置され、第2導体層27
は各チップから等距離にその周囲を取り囲むように配置
される。全ての電子エミッタ22は共通の導体層25の
上にこれと接触して形成され、単一の第2導体層27は
配列20の各電子エミッタ22の共通の制御電極を構成
するので、配列20の全ての電子エミッタ22は並列に
接続され、同時に始動したり停止する。
2導体層27は、配列20の抽出電極または制御電極と
して機能する。一般に電子エミッタ22のチップは第2
導体層27の面に近い位置に配置され、第2導体層27
は各チップから等距離にその周囲を取り囲むように配置
される。全ての電子エミッタ22は共通の導体層25の
上にこれと接触して形成され、単一の第2導体層27は
配列20の各電子エミッタ22の共通の制御電極を構成
するので、配列20の全ての電子エミッタ22は並列に
接続され、同時に始動したり停止する。
【0019】導体層25と第2導体層27との間に適切
な電位を印加すると、各チップの周囲に非常に高い電界
が発生し、そのため各チップは電界放出によって電子を
放出する。一般に、配列20の全ての電子エミッタ22
が協力して単一電子ビームを発生するので、配列は画素
とみなされる。また、全ての電子エミッタは並列に作動
するので、単一電子エミッタ22によって生成しなけれ
ばならない電流の量は実質的に(一般に1マイクロアン
ペア以下にまで)減少し、特定の量の冗長性がある。
な電位を印加すると、各チップの周囲に非常に高い電界
が発生し、そのため各チップは電界放出によって電子を
放出する。一般に、配列20の全ての電子エミッタ22
が協力して単一電子ビームを発生するので、配列は画素
とみなされる。また、全ての電子エミッタは並列に作動
するので、単一電子エミッタ22によって生成しなけれ
ばならない電流の量は実質的に(一般に1マイクロアン
ペア以下にまで)減少し、特定の量の冗長性がある。
【0020】一般に、適切な放出が生じるのは、導体層
27(制御電極)に電子エミッタ22より40ボルトか
ら100ボルト高い範囲の電位が印加されたときである
ことが、明らかになっている。また、ダイヤモンドのよ
うに低仕事関数材料で形成された電子エミッタを利用し
た場合、この電位差を2ないし5ボルトもの低い値にま
で下げることができる。説明の便宜上、ここでは、適切
な動作を確実にするために、導体層27(制御電極)の
電位は導体層25の電位より100ボルト高いものと想
定する。さらに、説明の便宜上、電子エミッタ22のバ
イアス電位は、始動状態では約−6000ボルト、停止
状態では約−5900ボルトであるものと想定する。
27(制御電極)に電子エミッタ22より40ボルトか
ら100ボルト高い範囲の電位が印加されたときである
ことが、明らかになっている。また、ダイヤモンドのよ
うに低仕事関数材料で形成された電子エミッタを利用し
た場合、この電位差を2ないし5ボルトもの低い値にま
で下げることができる。説明の便宜上、ここでは、適切
な動作を確実にするために、導体層27(制御電極)の
電位は導体層25の電位より100ボルト高いものと想
定する。さらに、説明の便宜上、電子エミッタ22のバ
イアス電位は、始動状態では約−6000ボルト、停止
状態では約−5900ボルトであるものと想定する。
【0021】再び図2を参照すると、行列マトリックス
内の配列20は、多数の配列列群32単位で配置されて
いる。この特定の実施例では、全部で16個ある列群の
それぞれに、26個の別個の電子エミッタ配列20が含
まれる。16個の列群32は全部、共通平面内に取り付
けられ、例えば共通支持基板24上に全部配置すること
ができる(図3参照)。
内の配列20は、多数の配列列群32単位で配置されて
いる。この特定の実施例では、全部で16個ある列群の
それぞれに、26個の別個の電子エミッタ配列20が含
まれる。16個の列群32は全部、共通平面内に取り付
けられ、例えば共通支持基板24上に全部配置すること
ができる(図3参照)。
【0022】図2では、各列群32は共通の細長い制御
電極または抽出電極33(図3の導体層27と同様)を
持ち、交互抽出電極33は、外部電圧源(図示せず)と
接続するために、垂直方向に下向きおよび上向きに伸長
する。各抽出電極33は、これに隣接して配置された別
個の細長い概してU字型の電界補償電極34を備えてお
り、多数の電界補償電極34は抽出電極33と共通の平
面内に配置される。図3に関連して先に述べた導体層2
7の説明から理解されるように、抽出電極33および電
界補償電極34を含む平面は、絶縁層26の厚さだけエ
ミッタ・ベース(導体層25)から離れている。抽出電
極33および電界補償電極34を含む共通平面内に単一
周囲電極35を配置し、周囲電極35の一部分を隣接す
る電界補償電極の間に伸長させる。図2では、電子源1
2の両端部を周囲電極35で完成し、周囲電極35を隣
接する電界補償電極34の間に連続螺旋状にからませ
る。
電極または抽出電極33(図3の導体層27と同様)を
持ち、交互抽出電極33は、外部電圧源(図示せず)と
接続するために、垂直方向に下向きおよび上向きに伸長
する。各抽出電極33は、これに隣接して配置された別
個の細長い概してU字型の電界補償電極34を備えてお
り、多数の電界補償電極34は抽出電極33と共通の平
面内に配置される。図3に関連して先に述べた導体層2
7の説明から理解されるように、抽出電極33および電
界補償電極34を含む平面は、絶縁層26の厚さだけエ
ミッタ・ベース(導体層25)から離れている。抽出電
極33および電界補償電極34を含む共通平面内に単一
周囲電極35を配置し、周囲電極35の一部分を隣接す
る電界補償電極の間に伸長させる。図2では、電子源1
2の両端部を周囲電極35で完成し、周囲電極35を隣
接する電界補償電極34の間に連続螺旋状にからませ
る。
【0023】後でさらに詳しく説明するように、配列2
0の列群32はそれぞれ、図2で水平方向つまりX方向
に伸長する軸(一般に行軸と呼ばれる)に沿って配置さ
れ、隣接する列群から間隔を置いて配置される。さら
に、各列群32の配置は、各列群32の配列20が列軸
に沿って行軸に対し斜めに間隔を置いて配置され、配列
20が行軸方向に投影されたときに均等間隔になるよう
に行なう。したがって、各配列20の垂直方向の位置は
最大で列群32の長さの±2分の1だけ(この実施例の
場合±140ミクロン)異なるが、水平方向の行軸に沿
った間隔は全ての配列20が均等である。
0の列群32はそれぞれ、図2で水平方向つまりX方向
に伸長する軸(一般に行軸と呼ばれる)に沿って配置さ
れ、隣接する列群から間隔を置いて配置される。さら
に、各列群32の配置は、各列群32の配列20が列軸
に沿って行軸に対し斜めに間隔を置いて配置され、配列
20が行軸方向に投影されたときに均等間隔になるよう
に行なう。したがって、各配列20の垂直方向の位置は
最大で列群32の長さの±2分の1だけ(この実施例の
場合±140ミクロン)異なるが、水平方向の行軸に沿
った間隔は全ての配列20が均等である。
【0024】この電子源12はこの説明のために利用し
ているだけであって、引用によってここに全てを組み込
む上述の同時係属米国特許出願に記載された追加実施例
をはじめ、多くのその他の電子源を利用できるというこ
とを、理解する必要がある。図4は、電子カラム光学系
10の第1レンズ・アセンブリ13の拡大斜視図であ
り、一部を切り欠いて断面を示している。図4では電子
源12は平坦な矩形として示されているが、これは、電
子源12がレンズ・アセンブリ13にとってどのように
見えるかを基本的に示しているからである。一般に、電
子カラム光学系10の目的は、X方向(矩形電子源12
の長軸方向)に1倍未満、Y方向(矩形電子源12の短
軸方向)に1倍未満だけ電子源12を拡大することであ
る。この実施例では、電子源12はX方向に0.050
倍、Y軸方向に0.025倍に拡大される。後述の説明
から理解されるように、この拡大はこの新規構成の結果
であり、したがって、遠隔表面15上に正方形の画像を
作成する場合、電子源12の各画素つまり各配列20
は、その幅(X方向)の2倍の高さ(Y方向)に形成す
ることができる。これらの寸法および倍率は、この特定
の実施例だけの値であって、様々な実施例や適応例、あ
るいは様々な電子源によって変えることができること
を、理解する必要がある。
ているだけであって、引用によってここに全てを組み込
む上述の同時係属米国特許出願に記載された追加実施例
をはじめ、多くのその他の電子源を利用できるというこ
とを、理解する必要がある。図4は、電子カラム光学系
10の第1レンズ・アセンブリ13の拡大斜視図であ
り、一部を切り欠いて断面を示している。図4では電子
源12は平坦な矩形として示されているが、これは、電
子源12がレンズ・アセンブリ13にとってどのように
見えるかを基本的に示しているからである。一般に、電
子カラム光学系10の目的は、X方向(矩形電子源12
の長軸方向)に1倍未満、Y方向(矩形電子源12の短
軸方向)に1倍未満だけ電子源12を拡大することであ
る。この実施例では、電子源12はX方向に0.050
倍、Y軸方向に0.025倍に拡大される。後述の説明
から理解されるように、この拡大はこの新規構成の結果
であり、したがって、遠隔表面15上に正方形の画像を
作成する場合、電子源12の各画素つまり各配列20
は、その幅(X方向)の2倍の高さ(Y方向)に形成す
ることができる。これらの寸法および倍率は、この特定
の実施例だけの値であって、様々な実施例や適応例、あ
るいは様々な電子源によって変えることができること
を、理解する必要がある。
【0025】レンズ・アセンブリ13の別の目的は、電
子ビームを加速することであり、この実施例では100
eVの初期エネルギから6000eVに加速される。レ
ンズ・アセンブリ13のさらに別の目的は、電子源12
からの光線または電子を、電子源12の短軸(Y方向)
および長軸(X方向)の両方で同一の仮想的なつまり見
かけの位置で第2レンズ・アセンブリ14に移送するこ
とである。つまり、電子源12がX−Y面にあるよう
に、この実施例では実際の電子源12より少し後ろにあ
るように見えなければならない。また、レンズ・アセン
ブリ13は、第2レンズ・アセンブリ14の発熱を最小
限に抑制するために、光軸16に対し斜めに傾き過ぎる
角度で送られてくる電子源12からの電子ビームの量を
最大限に補足するように構成する。後で説明するよう
に、第2レンズ・アセンブリ14のアパーチャを照明す
るために必要な電子源12からの光線は全て、レンズ・
アセンブリ13を通して移送しなければならない。
子ビームを加速することであり、この実施例では100
eVの初期エネルギから6000eVに加速される。レ
ンズ・アセンブリ13のさらに別の目的は、電子源12
からの光線または電子を、電子源12の短軸(Y方向)
および長軸(X方向)の両方で同一の仮想的なつまり見
かけの位置で第2レンズ・アセンブリ14に移送するこ
とである。つまり、電子源12がX−Y面にあるよう
に、この実施例では実際の電子源12より少し後ろにあ
るように見えなければならない。また、レンズ・アセン
ブリ13は、第2レンズ・アセンブリ14の発熱を最小
限に抑制するために、光軸16に対し斜めに傾き過ぎる
角度で送られてくる電子源12からの電子ビームの量を
最大限に補足するように構成する。後で説明するよう
に、第2レンズ・アセンブリ14のアパーチャを照明す
るために必要な電子源12からの光線は全て、レンズ・
アセンブリ13を通して移送しなければならない。
【0026】図4および図5を参照すると、レンズ・ア
センブリ13は、相互に鏡像関係にある下部構成部品4
1と上部構成部品42を有するハウジング40を含むこ
とが分かる。構成部品41,42はこれらの間に、光軸
16に沿って伸長し、入口端43と出口端44を有する
矩形の光学通路を定義する。構成部品41,42は、光
学通路および光軸16に直交して伸長し後で説明する理
由のために入口端43から間隔を置いて配置される壁に
よって結合される。電子源12の短軸(X方向)に平行
して伸長する短い寸法,および電子源12の長軸(Y方
向)に平行して伸長する長い寸法を持つ、概して矩形の
スリット・アパーチャ46を壁に形成する。壁45は電
子源12から比較的大量の光線を受けるので、ハウジン
グ40の上下構成部品41,42に水冷導管47を形成
する。
センブリ13は、相互に鏡像関係にある下部構成部品4
1と上部構成部品42を有するハウジング40を含むこ
とが分かる。構成部品41,42はこれらの間に、光軸
16に沿って伸長し、入口端43と出口端44を有する
矩形の光学通路を定義する。構成部品41,42は、光
学通路および光軸16に直交して伸長し後で説明する理
由のために入口端43から間隔を置いて配置される壁に
よって結合される。電子源12の短軸(X方向)に平行
して伸長する短い寸法,および電子源12の長軸(Y方
向)に平行して伸長する長い寸法を持つ、概して矩形の
スリット・アパーチャ46を壁に形成する。壁45は電
子源12から比較的大量の光線を受けるので、ハウジン
グ40の上下構成部品41,42に水冷導管47を形成
する。
【0027】スリット・アパーチャ46からの電子を受
け取るために、ハウジング40内の光軸16に沿った位
置にダブレット・レンズ50を形成する。ダブレット・
レンズ50を形成するために、光学通路の両側に、光学
通路および光軸16に直交して伸長する矩形の鏡像通路
51,52を配置するように、ハウジングを構成する。
通路51,52内には1対の電極55を、ハウジング4
0から間隔を置いて光学通路の両側にそれぞれ1個づつ
配置する。ハウジング40によって鏡像通路51、52
の片側に入口56を定義し、またハウジング40によっ
て光学通路の出口端44と同一の広がりを持つ出口を反
対側に定義する。
け取るために、ハウジング40内の光軸16に沿った位
置にダブレット・レンズ50を形成する。ダブレット・
レンズ50を形成するために、光学通路の両側に、光学
通路および光軸16に直交して伸長する矩形の鏡像通路
51,52を配置するように、ハウジングを構成する。
通路51,52内には1対の電極55を、ハウジング4
0から間隔を置いて光学通路の両側にそれぞれ1個づつ
配置する。ハウジング40によって鏡像通路51、52
の片側に入口56を定義し、またハウジング40によっ
て光学通路の出口端44と同一の広がりを持つ出口を反
対側に定義する。
【0028】この特定の実施例では、ハウジング40に
印加される電位はほぼ零(つまり地電位)であり、電極
5に印加される電位は約1100ボルトから1200ボ
ルトの範囲である。特に図6を参照すると、レンズ・ア
センブリ13における電位の等電位線および電子源12
からの電子ビームが、概略的に示されている。電子源1
2は約−6000ボルトで作動しており、電子を放出す
るために100ボルトが使用されるので、電子源12か
ら放出される電子は、約−5900ボルトの電位と約1
00eVの初期エネルギを持つ。光学通路の入口端43
に隣接する等電位線は、約100eVから約6000e
Vへの電子の加速を表わす。
印加される電位はほぼ零(つまり地電位)であり、電極
5に印加される電位は約1100ボルトから1200ボ
ルトの範囲である。特に図6を参照すると、レンズ・ア
センブリ13における電位の等電位線および電子源12
からの電子ビームが、概略的に示されている。電子源1
2は約−6000ボルトで作動しており、電子を放出す
るために100ボルトが使用されるので、電子源12か
ら放出される電子は、約−5900ボルトの電位と約1
00eVの初期エネルギを持つ。光学通路の入口端43
に隣接する等電位線は、約100eVから約6000e
Vへの電子の加速を表わす。
【0029】等電位線の光学通路の入口端43での湾曲
はレンズ効果を発生する。光学通路の長軸は図6の紙面
に対し直交するので、このレンズ効果は円柱レンズ効果
である(つまり、それは円柱形の光学レンズと同様に作
動する)。入口端43のレンズ効果により、ビームはY
−Z面だけで収束し(Z軸は光軸16と同一直線上にあ
る)、直交面(X−Z面)では1次光学的性質を持たな
い。X−Z面では、100eVから6000eVへの電
子の加速のために光線がZ軸の方向に曲がるので、後方
補間された光軸16との交点(これは電子源の見かけの
位置を定義する)は、電子源12の面より後ろに後退す
る。
はレンズ効果を発生する。光学通路の長軸は図6の紙面
に対し直交するので、このレンズ効果は円柱レンズ効果
である(つまり、それは円柱形の光学レンズと同様に作
動する)。入口端43のレンズ効果により、ビームはY
−Z面だけで収束し(Z軸は光軸16と同一直線上にあ
る)、直交面(X−Z面)では1次光学的性質を持たな
い。X−Z面では、100eVから6000eVへの電
子の加速のために光線がZ軸の方向に曲がるので、後方
補間された光軸16との交点(これは電子源の見かけの
位置を定義する)は、電子源12の面より後ろに後退す
る。
【0030】Y−Z面の光学系は、ビームの加速による
角収縮率(angular demagnification ),および発散ス
リットレンズ効果による角倍率(angular magnificatio
n )の両方を考慮しなければならないので、X−Z面の
場合より複雑である。入口端43のスリット・レンズ
は、必ずしも発散レンズになるとは限らない。これは、
入口端43におけるスリット領域への等電位線のふくら
みのために、ビーム加速と発散レンズの複合効果が必然
的に同時発生するからである。Y−Z面の光線は、最初
に電子源12から放出されたときは、基本的にX−Z面
の光線と同様に「感じられる(feel)」。しかし、
光線がハウジング40の入口端43に近づくと、軸方向
速度の増加に伴う勾配の低下が、発散レンズ効果によっ
て減少する。後方補間したこれらの光線のZ軸との交点
が、実際の電子源12の前方に現れる仮想電子源にな
る。X−Z面とY−Z面における仮想電子源のこの分離
は、受け入れられない大きな非点収差の原因となる。
角収縮率(angular demagnification ),および発散ス
リットレンズ効果による角倍率(angular magnificatio
n )の両方を考慮しなければならないので、X−Z面の
場合より複雑である。入口端43のスリット・レンズ
は、必ずしも発散レンズになるとは限らない。これは、
入口端43におけるスリット領域への等電位線のふくら
みのために、ビーム加速と発散レンズの複合効果が必然
的に同時発生するからである。Y−Z面の光線は、最初
に電子源12から放出されたときは、基本的にX−Z面
の光線と同様に「感じられる(feel)」。しかし、
光線がハウジング40の入口端43に近づくと、軸方向
速度の増加に伴う勾配の低下が、発散レンズ効果によっ
て減少する。後方補間したこれらの光線のZ軸との交点
が、実際の電子源12の前方に現れる仮想電子源にな
る。X−Z面とY−Z面における仮想電子源のこの分離
は、受け入れられない大きな非点収差の原因となる。
【0031】この特定の実施例では、X−Y面が10mm
×10mmを超えないように、電子カラムを構成する。レ
ンズ・アセンブリ13のY方向の長さがこの構成によっ
て制限されるので、スリットの隙間を充分に小さくし
(2.4mm)、関連部分がカラムの中心部の±1mmを占
有するビームのフリンジング電界効果を最小化すること
ができる。この±1mm範囲より外側の光線は第2レンズ
・アセンブリ14内を通過しないので、その収差は光学
系の性能にとって意味を持たない。電子源12の外縁部
からの光線がスリット・アパーチャ46の縁部を通過せ
ず、電界の混乱が防止されることを確保するため、スリ
ット・アパーチャ46の幅は3mmを選択する。電子源1
2からの光線がスリット・アパーチャ46に達したと
き、そのY軸位置はすでにその初期値から約0.5倍に
縮小されているので(スリット・アパーチャ46の位置
におけるビーム幅は約±0.075ミクロンである)、
スリット・アパーチャ46の0.2mmという高さ(Y方
向)は、電子源12の±150ミクロンの上下縁部から
の光線を通過させるのに充分である。図6で示すよう
に、これによって最大可能な量のビーム電流がレンズ・
アセンブリ13で停止され、しかも第2レンズ・アセン
ブリ14を照射するのに必要な全ての光線が移送される
ことが確実になる。
×10mmを超えないように、電子カラムを構成する。レ
ンズ・アセンブリ13のY方向の長さがこの構成によっ
て制限されるので、スリットの隙間を充分に小さくし
(2.4mm)、関連部分がカラムの中心部の±1mmを占
有するビームのフリンジング電界効果を最小化すること
ができる。この±1mm範囲より外側の光線は第2レンズ
・アセンブリ14内を通過しないので、その収差は光学
系の性能にとって意味を持たない。電子源12の外縁部
からの光線がスリット・アパーチャ46の縁部を通過せ
ず、電界の混乱が防止されることを確保するため、スリ
ット・アパーチャ46の幅は3mmを選択する。電子源1
2からの光線がスリット・アパーチャ46に達したと
き、そのY軸位置はすでにその初期値から約0.5倍に
縮小されているので(スリット・アパーチャ46の位置
におけるビーム幅は約±0.075ミクロンである)、
スリット・アパーチャ46の0.2mmという高さ(Y方
向)は、電子源12の±150ミクロンの上下縁部から
の光線を通過させるのに充分である。図6で示すよう
に、これによって最大可能な量のビーム電流がレンズ・
アセンブリ13で停止され、しかも第2レンズ・アセン
ブリ14を照射するのに必要な全ての光線が移送される
ことが確実になる。
【0032】単一スリット・レンズ(入口側43および
スリット・アパーチャ46)によって生じる過剰な非点
収差を補正するために、ダブレット・レンズ50を設け
る。ダブレット・レンズ50の光学的効果は、図6に示
されている。電子ビームが第1加速ギャップの入口56
に近づくと、ふくらんだ等電位線によって収束効果が発
生し、その後、ビームが電極55間のギャップ内に移動
すると、弱い発散効果が発生する。次にビームが第2ギ
ャップつまり減速ギャップに近づくと、発散効果が発生
し、その後ビームが出口端44から現われるときは、よ
り強い収束効果が発生する。ダブレット・レンズ50は
実際には、ビームに対し正味総合収束レンズ効果(net
total focusing lens effect)による四重複合効果を持
つ。電子のエネルギのわずかな変化は、ダブレット・レ
ンズ50における仮想的電子源位置に対し少し影響を与
えるが、このわずかな色収差は、遠隔表面15の最終ス
ポット解像度に対し意味のある影響を持たない。
スリット・アパーチャ46)によって生じる過剰な非点
収差を補正するために、ダブレット・レンズ50を設け
る。ダブレット・レンズ50の光学的効果は、図6に示
されている。電子ビームが第1加速ギャップの入口56
に近づくと、ふくらんだ等電位線によって収束効果が発
生し、その後、ビームが電極55間のギャップ内に移動
すると、弱い発散効果が発生する。次にビームが第2ギ
ャップつまり減速ギャップに近づくと、発散効果が発生
し、その後ビームが出口端44から現われるときは、よ
り強い収束効果が発生する。ダブレット・レンズ50は
実際には、ビームに対し正味総合収束レンズ効果(net
total focusing lens effect)による四重複合効果を持
つ。電子のエネルギのわずかな変化は、ダブレット・レ
ンズ50における仮想的電子源位置に対し少し影響を与
えるが、このわずかな色収差は、遠隔表面15の最終ス
ポット解像度に対し意味のある影響を持たない。
【0033】したがって、第1スリット・レンズ(入口
43およびスリット・アパーチャ46)は100eVか
ら6000eVへの全ビーム加速を行なうが、ダブレッ
ト・レンズ50は"einzel"タイプのレンズであり、ビー
ムは最初加速されるが、その後電極55を通過しながら
減速され、入ってきたときと同じエネルギで出て行く。
中心電極が外側電極に対し+か−かに関わらず、einzel
電極は全て、正味収束効果を持つ。この場合、電極55
にハウジング40に対し正の電圧を印加させる加速モー
ドで、レンズ50を作動することが望ましい。
43およびスリット・アパーチャ46)は100eVか
ら6000eVへの全ビーム加速を行なうが、ダブレッ
ト・レンズ50は"einzel"タイプのレンズであり、ビー
ムは最初加速されるが、その後電極55を通過しながら
減速され、入ってきたときと同じエネルギで出て行く。
中心電極が外側電極に対し+か−かに関わらず、einzel
電極は全て、正味収束効果を持つ。この場合、電極55
にハウジング40に対し正の電圧を印加させる加速モー
ドで、レンズ50を作動することが望ましい。
【0034】レンズ・アセンブリ13には、Y−Z面の
光線の勾配に影響を与える3つの要素がある。つまり、
電子源12からのビーム加速の第1スリット・レンズへ
の収束効果,第1スリット・レンズの発散効果,および
ダブレット・レンズ50の収束効果である。電極55の
バイアス電圧を適切に選択することにより、後方補間し
た光線を、X−Z面およびY−Z面に対しほぼ同じ面内
の仮想的電子源から発散させることができることが明ら
かになっている。第1スリット・レンズからの非点収差
はこうして、ダブレット・レンズ50を追加することに
よって補正される。また、Y−Z面の角倍率は、X−Z
面の角倍率の2倍であり、Y−Z面のソース倍率はX−
Z面のソース倍率の0.5倍である。
光線の勾配に影響を与える3つの要素がある。つまり、
電子源12からのビーム加速の第1スリット・レンズへ
の収束効果,第1スリット・レンズの発散効果,および
ダブレット・レンズ50の収束効果である。電極55の
バイアス電圧を適切に選択することにより、後方補間し
た光線を、X−Z面およびY−Z面に対しほぼ同じ面内
の仮想的電子源から発散させることができることが明ら
かになっている。第1スリット・レンズからの非点収差
はこうして、ダブレット・レンズ50を追加することに
よって補正される。また、Y−Z面の角倍率は、X−Z
面の角倍率の2倍であり、Y−Z面のソース倍率はX−
Z面のソース倍率の0.5倍である。
【0035】図7および図8に、第2レンズ・アセンブ
リ14を示す。アセンブリ14は、光軸16に直角に配
置され中心位置に第1アパーチャ62を有する第1板6
1,光軸16の周囲にこれと同心的に配置されたビーム
管63,および中心位置にアパーチャ65を有する第2
板64から成るビーム管構造60を持つ。一部の電子が
まだ板61に衝突し、多少の熱を発生させるので、構造
60に冷却導管66を取り付ける。アセンブリ14は、
第1レンズ・アセンブリ13の出口44から電子を受け
取るように、光軸16と同軸的に配置する。
リ14を示す。アセンブリ14は、光軸16に直角に配
置され中心位置に第1アパーチャ62を有する第1板6
1,光軸16の周囲にこれと同心的に配置されたビーム
管63,および中心位置にアパーチャ65を有する第2
板64から成るビーム管構造60を持つ。一部の電子が
まだ板61に衝突し、多少の熱を発生させるので、構造
60に冷却導管66を取り付ける。アセンブリ14は、
第1レンズ・アセンブリ13の出口44から電子を受け
取るように、光軸16と同軸的に配置する。
【0036】第1対のY軸偏向板70を光軸16の両側
に、構造60のアパーチャ65から間隔を置いて配置
し、適切に始動したときにビームがY軸方向に偏向する
ようにする。また、中心に配置された穴72を持つ板7
1をY軸偏向板70の出口に隣接して配置し、不安定な
電子が光軸16に沿って移動し続けるのを抑制する。第
2対のX軸偏向板73を光軸16の両側に、板71のア
パーチャ72から間隔を置いて配置し、適切に始動した
ときにビームがX軸方向に偏向するようにする。正常な
偏向光学(レンズ効果なし)を適用するために、全ての
アパーチャ62,65,72は実質的に円形であり、全
ての板61,64,71は実質的に零電位であること
に、注意する必要がある。
に、構造60のアパーチャ65から間隔を置いて配置
し、適切に始動したときにビームがY軸方向に偏向する
ようにする。また、中心に配置された穴72を持つ板7
1をY軸偏向板70の出口に隣接して配置し、不安定な
電子が光軸16に沿って移動し続けるのを抑制する。第
2対のX軸偏向板73を光軸16の両側に、板71のア
パーチャ72から間隔を置いて配置し、適切に始動した
ときにビームがX軸方向に偏向するようにする。正常な
偏向光学(レンズ効果なし)を適用するために、全ての
アパーチャ62,65,72は実質的に円形であり、全
ての板61,64,71は実質的に零電位であること
に、注意する必要がある。
【0037】第2レンズ・アセンブリ14もまた、光軸
16に直角になるように偏向板73の間に配置された最
終収束レンズ80が形成された板81,および電子源1
2がその上に描画されるように配置された表面85を含
む。図9に最も分かりやすく示された収束レンズ80
は、入口穴87および出口穴88と結合された最終アパ
ーチャ86を含む。アパーチャ86および穴87,88
は全て実質的に円形であり、穴88の直径はアパーチャ
86より大きく、穴87の直径は穴88より大きい。例
えば、本実施例では、アパーチャ86の直径は約0.0
80から0.164mmの範囲内であり、穴87の直径は
約2.0mm、穴88の直径は約0.8mmである。また、
様々な種類の穴87,88を設けることにより所望の結
果が得られる。本実施例の場合、穴87,88は両方と
も板81にその両側から形成された端ぐり穴であり、ア
パーチャ86および穴87,88は全て相互および光軸
16に対し同軸的に形成する。
16に直角になるように偏向板73の間に配置された最
終収束レンズ80が形成された板81,および電子源1
2がその上に描画されるように配置された表面85を含
む。図9に最も分かりやすく示された収束レンズ80
は、入口穴87および出口穴88と結合された最終アパ
ーチャ86を含む。アパーチャ86および穴87,88
は全て実質的に円形であり、穴88の直径はアパーチャ
86より大きく、穴87の直径は穴88より大きい。例
えば、本実施例では、アパーチャ86の直径は約0.0
80から0.164mmの範囲内であり、穴87の直径は
約2.0mm、穴88の直径は約0.8mmである。また、
様々な種類の穴87,88を設けることにより所望の結
果が得られる。本実施例の場合、穴87,88は両方と
も板81にその両側から形成された端ぐり穴であり、ア
パーチャ86および穴87,88は全て相互および光軸
16に対し同軸的に形成する。
【0038】表面85に向けられた板81の表面に、後
方散乱電子検出器を設ける。電子源12から電子ビーム
が到達するときに、電子は表面85に衝突して多少の後
方散乱電子を発生する。この後方散乱電流を検出するこ
とにより、アラインメント・マークの位置など、表面8
5に関する情報を得ることができる。検出器90は、板
81に取り付けた固体ダイオード検出器を、必要な検出
器バイアス電圧を印加したり、さらに検出器の信号電流
を収集することのできる外部回路に電気的に接続して使
用する。
方散乱電子検出器を設ける。電子源12から電子ビーム
が到達するときに、電子は表面85に衝突して多少の後
方散乱電子を発生する。この後方散乱電流を検出するこ
とにより、アラインメント・マークの位置など、表面8
5に関する情報を得ることができる。検出器90は、板
81に取り付けた固体ダイオード検出器を、必要な検出
器バイアス電圧を印加したり、さらに検出器の信号電流
を収集することのできる外部回路に電気的に接続して使
用する。
【0039】レンズ・アセンブリ14の目的は、軸上収
差および軸外収差の両方を表面85における所望の最終
スポット・サイズに適合するレベルにまで最小化しなが
ら、電子源12の活動状態の各画素の収束画像を表面8
5上に形成することである。別の目的は、レンズ・アセ
ンブリ13の光学的効果と結合したときに、Y軸方向に
0.05倍、X軸方向に0.025倍の総合ソース倍率
を達成することである。レンズ・アセンブリ14はま
た、60,000ボルトから70,000ボルトの電圧
を印加した表面85を最終電極として構成した、加速浸
漬静電レンズとして動作する。
差および軸外収差の両方を表面85における所望の最終
スポット・サイズに適合するレベルにまで最小化しなが
ら、電子源12の活動状態の各画素の収束画像を表面8
5上に形成することである。別の目的は、レンズ・アセ
ンブリ13の光学的効果と結合したときに、Y軸方向に
0.05倍、X軸方向に0.025倍の総合ソース倍率
を達成することである。レンズ・アセンブリ14はま
た、60,000ボルトから70,000ボルトの電圧
を印加した表面85を最終電極として構成した、加速浸
漬静電レンズとして動作する。
【0040】図10は、電位の等電位線および電子源1
2からの電子ビームを示した収束レンズ80の略図であ
る。等電位線が穴88の中にまでふくらんでいることに
注意する必要がある。等電位線の湾曲した形状は、レン
ズ80の収束効果を示している。これは、電子ビームに
作用する力が常に等電位線に対し直角方向に働くためで
ある。図から分かるように、収束レンズ80から表面8
5までの距離の大部分で、ビームは、図に示した直線の
均等間隔の等電位線によって表わされる、基本的に平滑
な線形電界勾配内を通過する。
2からの電子ビームを示した収束レンズ80の略図であ
る。等電位線が穴88の中にまでふくらんでいることに
注意する必要がある。等電位線の湾曲した形状は、レン
ズ80の収束効果を示している。これは、電子ビームに
作用する力が常に等電位線に対し直角方向に働くためで
ある。図から分かるように、収束レンズ80から表面8
5までの距離の大部分で、ビームは、図に示した直線の
均等間隔の等電位線によって表わされる、基本的に平滑
な線形電界勾配内を通過する。
【0041】
【発明の効果】このように、上で説明した例などのよう
な電子源を遠隔表面に描画することのできる、新規の改
良型電子カラム光学系を開示する。新規の電子カラム光
学系は、主としてマルチビーム電子線リトグラフィ・シ
ステムなどで使用するように設計されているが、この新
規の電子カラム光学系が他の多くの応用分野に利用でき
ることは、当業者には容易に理解されるであろう。新規
の改良型電子カラム光学系は、マルチビーム電子線リト
グラフィ・システムで便利に使用して、これらのシステ
ムの精度および汎用性を大幅に高めることができる。さ
らに、新規の改良型電子カラム光学系は、実質的にどん
なウェハ・サイズでもマルチビーム電子源と共に利用す
ることができ、また電子線リトグラフィ・システムで使
用して、単一ウェハに様々な異なる集積回路パターンを
描画することができる。新規の改良型電子カラム光学系
は、非点収差を減少し、電子源の画像を拡大して、遠隔
表面に実質的に正方形の画素を形成することができる。
この画素はウェハまたはその他の構造の表面にきわめて
正確に描画される。
な電子源を遠隔表面に描画することのできる、新規の改
良型電子カラム光学系を開示する。新規の電子カラム光
学系は、主としてマルチビーム電子線リトグラフィ・シ
ステムなどで使用するように設計されているが、この新
規の電子カラム光学系が他の多くの応用分野に利用でき
ることは、当業者には容易に理解されるであろう。新規
の改良型電子カラム光学系は、マルチビーム電子線リト
グラフィ・システムで便利に使用して、これらのシステ
ムの精度および汎用性を大幅に高めることができる。さ
らに、新規の改良型電子カラム光学系は、実質的にどん
なウェハ・サイズでもマルチビーム電子源と共に利用す
ることができ、また電子線リトグラフィ・システムで使
用して、単一ウェハに様々な異なる集積回路パターンを
描画することができる。新規の改良型電子カラム光学系
は、非点収差を減少し、電子源の画像を拡大して、遠隔
表面に実質的に正方形の画素を形成することができる。
この画素はウェハまたはその他の構造の表面にきわめて
正確に描画される。
【0042】本発明の特定の実施例を示し説明したが、
さらに別の変形例や改良例が当業者に容易に思い付くで
あろう。したがって、本発明は以上に示した特定の形態
に限定されず、本発明の精神および範囲を逸脱しない全
ての変形例を含むものと理解すべきである。
さらに別の変形例や改良例が当業者に容易に思い付くで
あろう。したがって、本発明は以上に示した特定の形態
に限定されず、本発明の精神および範囲を逸脱しない全
ての変形例を含むものと理解すべきである。
【図1】 本発明による電子カラム光学系の簡易断面
図。
図。
【図2】 図1に示した電子カラム光学系の電子源の拡
大上面図。
大上面図。
【図3】 2次元配列の電子エミッタの一部切欠断面拡
大斜視図。
大斜視図。
【図4】 図1に示した電子カラム光学系の第1レンズ
・アセンブリの一部切欠断面拡大斜視図。
・アセンブリの一部切欠断面拡大斜視図。
【図5】 図4に示した構造の光軸を含む平面の代表的
な大きさおよび寸法を示す断面図。
な大きさおよび寸法を示す断面図。
【図6】 図4に示した構造の電位の等電位線および電
子源からの電子ビームを示す拡大略図。
子源からの電子ビームを示す拡大略図。
【図7】 図1に示した電子カラム光学系の第2レンズ
・アセンブリの一部切欠断面拡大斜視図。
・アセンブリの一部切欠断面拡大斜視図。
【図8】 図7に示した構造の光軸を含む平面の代表的
な大きさおよび寸法を示す断面図。
な大きさおよび寸法を示す断面図。
【図9】 図7に示した構造の一部分の光軸を含む平面
の代表的な大きさおよび寸法を示す拡大図。
の代表的な大きさおよび寸法を示す拡大図。
【図10】 図9に示した構造の一部分の電位の等電位
線および電子源からの電子ビームを示す拡大略図。
線および電子源からの電子ビームを示す拡大略図。
10 電子カラム光学系 12 電子源 13 第1電気レンズ・アセンブリ 14 第2電気レンズ・アセンブリ 15 遠隔表面 16 光軸 22 電子エミッタ
Claims (4)
- 【請求項1】 電子源(12)を遠隔表面(15)に描
画する電子カラム光学系(10)において、前記光学系
は:電子源(12);前記電子源(12)から電子を受
け取るように配置され、第1加速範囲への電子の第1加
速を行なうように設計された第1電気レンズ・アセンブ
リ(13)であって、前記第1加速によって生じる非点
収差を実質的に補正するようにさらに設計された第1電
気レンズ・アセンブリ(13);および前記第1加速範
囲で前記第1電気レンズ・アセンブリ(13)から電子
を受け取るように配置され、遠隔表面(15)と共に、
第2加速範囲への電子の第2加速を行なうように設計さ
れた第2電気レンズ・アセンブリ(14)であって、受
け取った電子を前記遠隔表面(15)上に収束するよう
にさらに設計された第2電気レンズ・アセンブリ(1
4); によって構成されることを特徴とする電子カラ
ム光学系。 - 【請求項2】 電子源(12)を遠隔表面(15)に描
画する電子カラム光学系(10)において、前記光学系
は:一端に電子源(12)を配置し、他端に遠隔電子受
取表面(15)を配置し、前記電子源(12)と前記遠
隔表面(15)との間に光軸(16)に沿って第1電気
レンズ・アセンブリ(13)および第2電気レンズ・ア
センブリ(14)を配置した光軸(16);多数の電子
ビームを生成するための多数の画素(20)であって、
前記光軸に直交する短軸(y)および前記光軸(16)
に直交し前記短軸(y)より長い長軸(x)を一般に定
義する前記多数の画素を有する電子源(12);電子源
(12)の長軸(x)と平行して伸長し、電子源(1
2)から電子を受け取るように配置された一般に矩形の
スリット・アパーチャ(46)を有する第1電気レンズ
・アセンブリ(13)であって、第1加速範囲への電子
の第1加速を行なうように設計され、前記第1加速によ
って生じる非点収差を実質的に補正するようにさらに設
計された第1電気レンズ・アセンブリ(13);および
前記第1加速範囲で前記第1電気レンズ・アセンブリ
(13)から電子を受け取るように配置され、遠隔電子
受取表面(14)と共に、第2加速範囲への電子の第2
加速を行なうように設計された第2電気レンズ・アセン
ブリ(14)であって、受け取った電子を遠隔表面(1
5)上に収束するようにさらに設計された第2電気レン
ズ・アセンブリ(14);によって構成されることを特
徴とする電子カラム光学系。 - 【請求項3】 電子源を遠隔表面に描画する電子カラム
光学系において、前記光学系は:一端に電子源(12)
を配置し、他端に遠隔電子受取表面(15)を配置し、
前記電子源(12)と前記遠隔表面(15)との間に光
軸(16)に沿って第1電気レンズ・アセンブリ(1
3)および第2電気レンズ・アセンブリ(14)を配置
した光軸(16);多数の電子ビームを生成するための
多数の画素(20)であって、前記光軸に直交する短軸
(y)および前記光軸(16)に直交し前記短軸(y)
より長い長軸(x)を一般に定義する前記多数の画素を
有する電子源(12);前記電子源(12)の長軸
(x)と平行して伸長し、電子源(12)から電子を受
け取るように配置された一般に矩形のスリット・アパー
チャ(46),および前記スリット・アパーチャ(4
6)から間隔を置いた位置関係で前記光軸(16)に沿
って配置されたダブレット・レンズ(50)であって、
約零電位を印加される入口(56),電子源(12)の
長軸(x)と平行して伸長し、かつ光軸(16)に沿っ
ても伸長する通路を定義し、1,100Vから1,20
0Vの範囲の電位を印加される、間隔を置いて配置され
た前記1対の電極(55),および約零電位を印加され
る出口(44)によって定義され、前記スリット・アパ
ーチャ(46)から電子を受け取るように前記光軸(1
6)に沿って配置されたダブレット・レンズ(50)を
有する第1電気レンズ・アセンブリ(13)であって、
第1加速範囲への電子の第1加速を行なうように設計さ
れ、前記第1加速によって生じる非点収差を実質的に補
正するようにさらに設計された第1電気レンズ・アセン
ブリ(13);および前記光軸(16)に沿って軸方向
に整列した状態で間隔配置された多数のアパーチャ(6
2,65)を定義し、第1直径の概して円形断面を持つ
最終アパーチャ(86)により前記第1電気レンズ・ア
センブリ(13)から電子を受け取るように配置された
構造を有する第2電気レンズ・アセンブリ(14)であ
って、前記最終アパーチャ(86)はそれに付随して、
第1直径より大きい直径を持つ出口座ぐり穴(88),
および前記出口座ぐり穴(88)の直径より大きい直径
を持つ入口座ぐり穴(87)を有し、前記出口(88)
および入口(87)座ぐり穴は最終アパーチャ(86)
と同軸的に整列し、前記第2電気レンズ・アセンブリ
(14)に約零電位を印加し、前記遠隔表面(15,8
5)に約60,000Vから70,000Vの範囲の電
位を印加することを特徴とする第2電気レンズ・アセン
ブリ(14);によって構成されることを特徴とする電
子カラム光学系。 - 【請求項4】多数の電子ビームを生成するための多数の
画素であって、光軸に直交する短軸および光軸に直交し
前記短軸より長い長軸を一般に定義する前記多数の画素
を含む電子源を設ける段階;一端に電子源を配置し、他
端に遠隔電子受取表面を配置した光軸を定義する段階;
電子源からの電子を第1加速範囲に加速し、前記第1加
速によって生じる非点収差を補正する段階;および第1
加速範囲の電子を第2加速範囲に加速し、電子源を遠隔
表面に描画する段階;によって構成されることを特徴と
する、電子源を遠隔表面に描画する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US55499595A | 1995-11-13 | 1995-11-13 | |
| US554995 | 1995-11-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09171795A true JPH09171795A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=24215561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8318812A Pending JPH09171795A (ja) | 1995-11-13 | 1996-11-13 | マルチビーム電子線リトグラフィ・システム用電子カラム光学系 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0773576A1 (ja) |
| JP (1) | JPH09171795A (ja) |
| KR (1) | KR970030237A (ja) |
| CN (1) | CN1172973A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013008534A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Canon Inc | 荷電粒子線レンズ用電極 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2308916B (en) * | 1996-01-05 | 2000-11-22 | Leica Lithography Systems Ltd | Electron beam pattern-writing column |
| KR100873190B1 (ko) * | 2003-09-23 | 2008-12-10 | 전자빔기술센터 주식회사 | 초소형 전자칼럼 |
| NL2007604C2 (en) * | 2011-10-14 | 2013-05-01 | Mapper Lithography Ip Bv | Charged particle system comprising a manipulator device for manipulation of one or more charged particle beams. |
| NL2006868C2 (en) | 2011-05-30 | 2012-12-03 | Mapper Lithography Ip Bv | Charged particle multi-beamlet apparatus. |
| JP2022035663A (ja) * | 2020-08-21 | 2022-03-04 | 浜松ホトニクス株式会社 | 光電面電子源 |
| EP4350733A1 (en) * | 2022-10-07 | 2024-04-10 | ASML Netherlands B.V. | Electron-optical module |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4661709A (en) * | 1985-06-28 | 1987-04-28 | Control Data Corporation | Modular all-electrostatic electron-optical column and assembly of said columns into an array and method of manufacture |
| US4902898A (en) * | 1988-04-26 | 1990-02-20 | Microelectronics Center Of North Carolina | Wand optics column and associated array wand and charged particle source |
| US5007873A (en) | 1990-02-09 | 1991-04-16 | Motorola, Inc. | Non-planar field emission device having an emitter formed with a substantially normal vapor deposition process |
-
1996
- 1996-11-11 EP EP96118023A patent/EP0773576A1/en not_active Withdrawn
- 1996-11-12 CN CN96120563A patent/CN1172973A/zh active Pending
- 1996-11-12 KR KR1019960054762A patent/KR970030237A/ko not_active Withdrawn
- 1996-11-13 JP JP8318812A patent/JPH09171795A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013008534A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Canon Inc | 荷電粒子線レンズ用電極 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0773576A1 (en) | 1997-05-14 |
| CN1172973A (zh) | 1998-02-11 |
| KR970030237A (ko) | 1997-06-26 |
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