JPH09172099A - 埋込コントロールゲートを有する単層多結晶シリコンスプリットゲートeepromセル - Google Patents

埋込コントロールゲートを有する単層多結晶シリコンスプリットゲートeepromセル

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JPH09172099A
JPH09172099A JP8220201A JP22020196A JPH09172099A JP H09172099 A JPH09172099 A JP H09172099A JP 8220201 A JP8220201 A JP 8220201A JP 22020196 A JP22020196 A JP 22020196A JP H09172099 A JPH09172099 A JP H09172099A
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memory cell
channel
drain
area
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JP8220201A
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English (en)
Inventor
Sety Rakesh
ラケシュ・セティ
Teing Uenchi
ウェンチ・ティング
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Cypress Semiconductor Corp
Original Assignee
Cypress Semiconductor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電気的消去書込み可能な読出し専用メモリ
(EEPROM)セルを提供する。 【解決手段】スプリットゲート読取り用トランジスタ3
4と埋込Nプレートコントロールゲート32とを有す
る。スプリットゲートトランジスタ34は、ドレーン域
42、ソース域40、及び両者の間のチャンネル44を
有する。二酸化シリコンがドレーン域、チャンネル域及
びソース域を覆う。チャンネル44の一部及びドレーン
の上に形成された二酸化シリコンは、残りのチャンネル
及びソースの上に乗っている二酸化シリコン62より厚
い。多結晶シリコンの単層36がチャンネル44の上に
設けられる。埋込N−プレートが、ソース域,ドレーン
域及びチャンネル域から横方向に間隔を取って設けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路記憶デバ
イス(メモリ素子)に係り、特に、埋込プレート式のコ
ントロールゲートを備える単層多結晶シリコンスプリッ
トゲートを有する電気的消去書込み可能な読出し専用メ
モリ(EEPROM)セルに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】超大規
模集積回路(VLSI)構造、特に不揮発性メモリデバ
イス(即ち、デバイスへの電源が切られた後も記憶デー
タを保持するタイプのメモリデバイス)において、デバ
イスの設置エリア(面積)及び記憶/検索(読み取り)
動作速度を一層効率的にすると共に、デバイスの構成及
び製造(これはコストに直結する)の一層の効率化・簡
素化を図ることは、最大の目標であり課題である。
【0003】特に、従来のEEPROMデバイスは複数
のメモリセルを有し、これらメモリセルの各々が、所謂
フローティングゲート(floating gate )付き記憶用ト
ランジスタを有する。このような記憶用トランジスタ
は、その特徴の1つとして、そこに書き込まれた情報を
EEPROMデバイス(素子)への電源が切られても維
持することができ、そのうえ、記憶トランジスタ内に記
憶されたデータを消去させることもできる。さらに具体
的に言うと、従来の所謂フラッシュEEPROMメモリ
セルの基本的な操作(動作)については、プログラミン
グのためにチャンネルホット電子注入を行うこと、及び
データ消去のためFowler-Nordhiem トンネリング(トン
ネル現象)を使用することは既知である。複数のセルか
らなる配列(アレイ)を有するフラッシュEEPROM
半導体装置において、各セルは独立してプログラム可能
であると共に独立して読み取り可能である。ところが、
各セルのサイズを縮小しようとする(これによりデバイ
ス当りの記憶容量を増加できるので)結果、選択用トラ
ンジスタ(select transistor)(このトランジスタによ
り各セルは独立して消去可能であった)がしばしば省略
された。従って、全てのセルが1つのブロックとして同
時に消去された。
【0004】上記の構成から生じる問題は、当業者には
“過剰消去・オーバーイレース(over-erasure)”とし
て知られている。具体的に言うと、消去の間、消去され
ているブロック中のセルの幾つかが、他のセルが充分消
去される前に過剰消去されてしまうのである。“過剰消
去”されたセルのフローティングゲートはそれゆえ電子
を奪われた(空乏)状態となり、実効電荷がプラスにな
る。この正の実効電荷により、“過剰消去”されたセル
は、空乏形トランジスタ、即ち通常の操作電圧(動作電
圧)を印加してもターンオフ(turn off)できないトラン
ジスタとして機能してしまう。この条件の下、次の読み
取り操作において漏れ電流が発生し、この漏れ電流がメ
モリ装置の性能・一貫性(integrity ) に悪影響を及ぼ
す可能性がある。
【0005】従来のEEPROMデバイスの上記“過剰
消去”問題を解決する1つの手段として、スプリットゲ
ート構造を設けることがある。従来のスプリットゲート
構造は、少なくとも2層の多結晶シリコンを用いて形成
されると共に、1つのフローティングゲートトランジス
タを有する。多結晶シリコンの第1の層がフローティン
グゲートを形成する。しかし、このフローティングゲー
トはソースとドレーンとの間のチャンネル域の一部分し
かカバーしない。チャンネル域の残りの部分は、多結晶
シリコンの第2の層(コントロールゲート)により直接
制御される。このコントロールゲートは、フローティン
グゲートの上にも設けられている。よって、従来のスプ
リットゲートメモリセルの構成は、直列に接続された絶
縁用トランジスタ及びフローティングゲートトランジス
タと同じものである。絶縁用トランジスタはフローティ
ングゲートの状態には影響されず、その(絶縁用トラン
ジスタの)コントロールゲートが活性化されていないと
きは(即ちメモリセルが選択されていないときは)、フ
ローティングゲートトランジスタが“過剰消去”され、
それゆえ導電状態にあるときでも、オフのままである。
それゆえ、上記の“過剰消去”の問題にも拘わらず、メ
モリ装置の一貫性が維持される。しかし、“過剰消去”
の問題に対するこの解決策では、多結晶シリコンの層が
2層必要であり、ゆえに構成が複雑になって製造コスト
が増加する。
【0006】他の当業者により試みられたもう一つの解
決方法は、読取り通路において1つの絶縁用あるいはア
クセス用トランジスタを分離して用い、選択されていな
いセルに対する読取り操作の間、漏れ電流の発生を防止
することである。この手法については図1に示されてお
り、参照番号10は従来のEEPROMメモリセルであ
る。メモリセル10は、高電圧呼び出し用トランジスタ
12と、トンネル(シリコン)酸化物層14と、フロー
ティングゲート16と、埋込コントロールゲート18
と、低電圧呼び出し用トランジスタ20と、フローティ
ングゲート16を共有するフローティングゲートトラン
ジスタ22とを有する。当業者であれば、下記の表を参
照することによりセル10の操作について理解できよ
う。
【0007】
【表1】
【0008】セル10により代表されている技術は、単
層の多結晶シリコン構成を有し、フローティングゲート
16のみが多結晶シリコン素材でできていることに注目
されたい。このメモリセルにおいては、その読取り通路
に、1つの絶縁用トランジスタ(アイソレーショントラ
ンジスタ)20が分離して設けられている。さらに、セ
ル10には、セル10が選択されていない場合トンネル
酸化物層14/フローティングゲート16を高電圧ビッ
ト線(HV BL)の高電圧から絶縁するべく、トラン
ジスタ12が設けられる。トランジスタ12には、HV
BLの従来の高電圧(例えば、15ボルト)に耐える
ため、ソースとドレーンが特殊な構成で連結・接合(ジ
ャンクション)している(例えば拡散ピッチの幅がずっ
と大きい等)。その結果、(それでなくとも)貴重なセ
ル内のスペースが、上記の特殊な構成により占拠されて
しまう。要するに、図1に示されている4.5トランジ
スタ構成は、かなり複雑であり、ゆえにメモリのセル密
度が小さくなると共にコストが増加し、競争力の低い製
品になる。
【0009】従って、上記の問題の少なくとも1つを軽
減もしくは排除でき、それゆえフラッシュEEPROM
デバイス等のメモリデバイスでの使用に適する改良され
たメモリ構成を提供する必要がある。
【0010】
【発明の概要】本発明の目的は、上記の“過剰消去(オ
ーバーイレース)”の問題に取り組むと共に、この問題
に対する従来の取り組みに付随する高コストや複雑な構
成を回避できるEEPROM装置を提供することであ
る。
【0011】本発明によるメモリセルにより、上記の目
的が達成されるだけでなく、従来のセル構成より小型の
セルが提供される。これらの改良は、埋込プレートコン
トロールゲートを有する単層多結晶シリコンフローティ
ングゲート構造により達成される。埋込コントロールゲ
ートは外部から印加された電位に反応して、セルのプロ
グラミング及び読取り操作を制御する。スプリットゲー
トトランジスタはフローティングゲート部分を有し、こ
のフローティングゲート部分は、埋込コントロールゲー
トに接続するよう操作可能である。スプリットゲートト
ランジスタと埋込コントロールゲートとを結合・接合す
ることにより、従来の技術における複雑な構造を克服で
きると共に、一般市場において要求される水準を満たす
機能性がもたらされる。
【0012】好適実施形態において、本発明による装置
は第1の導電性タイプの半導体基板(P型シリコンが望
ましい)を含む。第1の導電性タイプとは反対の第2の
導電性タイプ(n型のシリコンが望ましい)のソース域
及びドレーン域が上記の基板内に形成される。このソー
ス域及びドレーン域は互いに間隔を置いて設けられ、そ
の結果、その間にチャンネル域が形成される。チャンネ
ル域は第1の部分域を含み、第1の部分域はドレーン域
からソース域へ延びると共に選択用(あるいは絶縁用)
ゲートの一部を形成する。チャンネルは、第1の部分域
とソースとの間を延びる第2の部分域をさらに含み、こ
の第2の部分域は読取り用トランジスタの一部を形成す
る。埋込コントロールゲート域(n型のシリコンが望ま
しい)が基板内に形成され、この埋込コントロールゲー
ト域はソース域、ドレーン域及びチャンネルからは間隔
を置いて設けられる。誘電性を有する素材(シリコン酸
化物が望ましい)からなる単層が上記の基板を覆って形
成される。この層は、誘電性トンネル域を有し、誘電性
トンネル域は、チャンネルの(上述の)第2の部分域と
ソースの少なくとも一部分とにまたがって延びる。誘電
性トンネル域部分のシリコン酸化物層は、チャンネルの
残りの部分及びドレーン域の上に乗っているシリコン酸
化物層よりその厚さが薄い。
【0013】フローティングゲート(多結晶シリコンが
望ましい)が上記のシリコン酸化物からなる層の上に位
置される。フローティングゲートは、チャンネルの上を
延びる第1の部分と、埋込コントロールゲートの上を延
びる第2の部分とを含む。選択用トランジスタがチャン
ネルの第1の部分域に形成され、選択用トランジスタ
は、メモリセルが選択されていない場合、既に生じてい
るフローティングゲートの“過剰消去”が望ましくない
ターンオン状態を引き起こすことを防止する(即ち、メ
モリセルが選択されていない場合、絶縁機能を発揮す
る)。読取り用トランジスタがチャンネルの第2の部分
域に形成され、読取り用トランジスタはメモリセルが選
択された場合、メモリの状態を決定する。選択用トラン
ジスタは閾電圧(Vt)を有し、この閾電圧(Vt)は
読取用トランジスタの電圧より高いが、これは、選択用
トランジスタのゲートのシリコン酸化物の層が、読取り
用トランジスタ部分のそれより厚いためである。この、
より高い閾電圧(Vt)により、選択(あるいは絶縁)
機能がもたらされる。プログラミングは、チャンネルホ
ット電子注入によりドレーン域で発生し、一方、消去
(即ち、フローティングゲートから電子を除去するこ
と)は、よく知られたFowler-Nordhiem トンネルリング
現象により、スプリットゲートトランジスタのソース域
付近の薄いシリコン酸化物(の層)を介して発生する。
【0014】本発明の他の目的,特徴及び有利な点は、
以下の詳細な説明及び添付図面(本発明の特徴を具体的
な例で示すものであり何等制限をもたらすものでない)
を参照すれば、当業者には明らかであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を説明するが、添付図面にあっては異なる
図においても同じ部品・要素には同一(同様)の参照符
号を付してある。図2は、本発明に係る好適なメモリセ
ル30の実施形態を示している。メモリセル30は、埋
込みコントロールゲート32と、フローティングゲート
部36を有するスプリットゲートトランジスタ34とか
ら成っている。コントロールゲート32は外部から供給
される電圧(ポテンシャル)に応じ、メモリセル30の
リーディング(読取り動作)やプログラミングを制御す
る。フローティングゲート36は、コントロールゲート
32に接続・連結することができ、スプリットゲートト
ランジスタ34の一部を構成する。フローティングゲー
ト36は第1部分36aと第2部分36bとを有してい
る(図3)。
【0016】次の略記号が図2において用いられてい
る。
【0017】HV BLは、High Voltage
Bit Line(高圧ビット線)の略である。
【0018】CGは、コントロールゲートの略である。
【0019】Vsourceは、スプリットゲートトラ
ンジスタ34の電源ターミナル(ソース側端子)の電圧
を示す記号である。
【0020】メモリセル30は、他の多くの場合におけ
るのと同様に、2つの状態を取り得る2進値データを格
納・保存するのに適したものであり、且つ、EEPRO
Mセル構造で(に)用いるのに適したものである。従っ
て、図2に示された構造では、メモリセル30は、大き
なメモリセルアレイ(複数のメモリセル30の行列によ
り構成されるアレイ)の一部を構成すると考えることも
でき、この場合、各行のメモリセルは一本の共通のワー
ド線(word line )WLに接続されたコントロールゲー
トをそれぞれ有し、また、同じ列(各列)のメモリセル
3は一本の行ビット線(コラムビット線)に接続された
高圧ビット線(HV BL)をそれぞれ有する。このよ
うなメモリセル30の用い方は単なる例示にしかすぎな
い。即ち、メモリセル30は他の方法・方式・場合に用
いることも当然できる(例えば、プログラマブル論理装
置(PLD:programmable logic device にも用いるこ
とができる)。
【0021】好適な実施形態に係る装置の詳細な構造を
参照・考察することによって、本発明はより良く理解さ
れるであろう。従って、次に、図3−図6を参照・説明
する。
【0022】図3は、好適な実施形態に係るメモリセル
(その概略は図2に示した)の平面レイアウト図であ
る。図3は、本発明に係る装置を当業者が製造し且つ使
用できるようにするために添付された図である。また、
図3は、後に説明する図4及び図5の関連性がよくわか
るようにするための案内図的なもの(説明図)として添
付された図である。以下において明らかにされる理由に
より、メモリセル30の面積は従来のものと比べてかな
り小さくなっている。図3に示されたメモリセル30に
より占められる面積は、5.25×5.6μm、また
は、約29平方ミクロン(0.65μm設計定規を用い
て)である。メモリセル30がより小さな設計定規を用
いて作られるならば、上記面積をさらに小さくすること
もできる(例えば、0.5μm定規を用いて18平方ミ
クロンとすることができる)。これと比較される従来の
設計・構造(作用・機能的には等価なもの)(例えば、
図1に示したメモリセル10の設計・構造)では、上記
面積は110平方ミクロンから220平方ミクロンある
いはそれ以上となる。このように面積が著しく小さくな
ることは、当業者には理解できるであろう種々の理由に
より、非常に重要なことである(例えば、ユニット価格
当たりの密度が高くなり、性能も良くなる等の理由)。
【0023】メモリセル30は、第1伝導性型の半導体
基板38と、第1伝導性型とは反対の第2伝導性型を有
し基板38に形成されたソース域40と、第2伝導性型
を有し基板38に形成されたドレーン域42とを有して
いる。ここで、ソース域40とドレーン域42は隔てら
れて、これらの間にチャンネル域44が形成される。
【0024】図4はフローティングゲート部36に垂直
な面で切断した場合の断面図であると共に、図3の4−
4線に沿って切断した場合の断面図であり、且つ、図3
の矢印4の方向から見た図である。図4は、メモリセル
30のスプリットゲートトランジスタ部分34の一般的
な・概略的な構造を示している。基板38は好ましくは
P型シリコンである。通常のフィールド酸化物(膜)域
(conventional fieldoxide region )(図示せず)が
設けられ、同じ基板38上の他のメモリセル(30)の
他のスプリットゲートトランジスタ34からスプリット
ゲートトランジスタ(34)を分離している。また、こ
のオキサイド域(酸化物域)は、例えば約5000オン
グストロームの厚さの二酸化シリコン(二酸化珪素)材
料から成っている。
【0025】図4に最も良く示されているように、ソー
ス域40は大量・多量にドーピングされたN+オーム接
触域(ohmic contact region)46と、わずかに下に位
置して少量ドーピングされたN型域48とを有する。N
型域48は全体的には上記接触域46からドレーン域4
2に向かって延びている。同様に、ドレーン域42は、
多量ドーピングされたN+オーム接触域50と、わずか
に下に位置して少量ドーピングされたN型域52とを有
している。N型域52は全体的には、上記接触域50か
ら電源域40に向かって延びている。上記域46/48
及び50/52は、装置の突抜け特性・パンチスルー特
性(punchthrough characteristics)を改善・向上する
ために設けられたものである。即ち、ドレーン/ソース
がソース/ドレーンに対して十分高い電圧を有している
とき、空乏(depletion )域がチャンネルを超えて(横
切って)延びてしまい、その結果、電流がゲート電圧に
拘らず(つまり、ゲート電圧がゼロでも)流れてしま
う。この状態は、パンチスルー状態(突抜け現象)とし
て知られている。上記N+/N構造は、それぞれのドレ
ーン及びソース空乏域における電界・電場を減少させる
ために設けられたものである。オームN+接触域46と
50は、基板38におけるドーピング域から成り、1平
方センチメートル当たり1015−1016原子の平均濃度
のヒ素(好ましくは、1平方センチメートル当たり10
16原子の平均濃度のヒ素)を含む。同様に、N型域48
と52は1平方センチメートル当たり1014−1015原
子の平均濃度(好ましくは、1平方センチメートル当た
り約1015原子の平均濃度)でドーピングされる。尚、
当業者であれば他のN種不純物(N-specie impurities
)を用いて上記ソース域40とドレーン域42の双方
を形成してもよいことは理解できるであろう。また同様
に、ドーピングはいくらか異なるものでもよく、その程
度の変形は本発明の技術的範囲内に入るものである。
【0026】チャンネル44は基本的には2つの区域に
分けられる。第1の区域54はセレクト(select )
(用)又はアクセス(用)トランジスタを形成するため
のものであり、第2の区域56はフローティングゲート
又はリード(read :読取り・読出し)(用)トランジス
タを形成するためのものである。
【0027】誘電性材料の層58(例えば、シリコンの
酸化物)が基板38上に形成される。この層58は、チ
ャンネル44の第1区域54上に形成された厚い酸化物
区域60と、第2区域56及び少なくともソース区域4
0の一部の上に延びる薄いトンネル酸化物(誘電性)区
域62とから成る。好ましくは、上記厚い酸化物の区域
60は、約145−300オングストロームの厚さを有
する二酸化シリコン材料である(特に好ましくはその厚
さは190オングストロームである)。また、上記薄い
酸化物の区域62は好ましくは約70−100オングス
トロームの厚さを有する二酸化シリコン材料である(特
に好ましくはその厚さは80オングストロームであ
る)。
【0028】フローティングゲート36は好ましくは多
結晶シリコン材料(poly:ポリ)から成る。フローティ
ングゲート36は、1.0−2.0キロオングストロー
ムの厚さを有する(好適な実施例では2キロオングスト
ローム)。フローティングゲート36は好ましくはN+
に(で)ドーピングされ、約80−150オームパース
クエア(Ω/□)の面積抵抗率(sheet resistance)を
有するようにされる。上記抵抗値を得るための適切なド
ーパントの選択及びその量・大きさ(magnitude )の決
定は、半導体製造の分野における当業者が通常行う思索
・努力等以上のものを要求しない。第1部分36aは、
ほぼチャンネル44を覆って延び、一方、第2部分36
bはほぼ埋込みコントロールゲート32を覆って延びる
(図5)。
【0029】次に、図5を参照すると、ウエル区域(we
ll region )(例えば、Pウエル)63が基板38に形
成されている。埋込みコントロールゲート区域32は、
基板38とは反対の導電性・伝導性を有し、好ましくは
N型シリコンである。このようなN(型)プレートの形
成・作成手法(適切な不純物の選択及びその濃度の決定
を含む)は当該技術分野では良く知られている。埋込み
コントロールゲート32は接点部・接触子66によりコ
ントロールゲートシグナルに接続される。この接点部6
6は例えばメタルコンタクト(金属製接点)である。
【0030】次に、図4及び図5を参照すると、説明の
都合上、コントロールゲート32は本明細書の「従来の
技術」に記載した従来の二重多結晶シリコン材料スプリ
ットゲート構造(double poly split gate structure)
のところで説明した多結晶シリコン材料の第2層の機能
・役割を果たす(即ち、コントロールゲート)。つま
り、静電結合・容量結合により接点部66に電圧供給す
ると(その結果、コントロールゲート32に電圧供給す
ることになる)、フローティングゲート36にポテンシ
ャルが誘発される。従って、正の電圧をコントロールゲ
ート32に印加すると、正の電圧をフローティングゲー
ト36に静電的に・容量的に(capacitively)結合する
ことになる。静的結合の程度・度合いについては当該技
術分野ですでに研究がなされており、例えば米国特許第
4,649,520 号(特許権者Eitan 。特許発行日1987年 3月
10日)に示されている。この米国特許の内容は本明細書
に記載されているものとする。
【0031】特に図4を参照すると、図示されたスプリ
ットゲート構造は2つの直列接続されたトランジスタを
形成している。第1のトランジスタはセレクト又はアク
セストランジスタ68であり、第1区域54と、厚い酸
化物区域60と、フローティングゲート36とにより構
成されている。第2のトランジスタはリード(read)又
はフローティングゲートトランジスタ70であり、第2
区域56と、薄いトンネル酸化物区域62と、フローテ
ィングゲート36とにより構成されている。ドレーン区
域42はトランジスタ68のドレーンに接続され、ソー
ス区域40はトランジスタ70のソースに接続され、一
方、トランジスタ68と70はチャンネル44により接
続されている。
【0032】トランジスタ68や70等の電界効果トラ
ンジスタの閾値電圧はゲートの酸化物の厚さの関数とし
て変化するというのが基本的原理である。これによれ
ば、酸化物60は酸化物62より厚いので、トランジス
タ68の閾値電圧はトランジスタ70の閾値電圧より高
くなる。トランジスタ68の閾値電圧がより高いので、
本明細書の「従来の技術」で説明した「オーバーイレー
ス(over-erase)」という問題点に対し、効果的に且つ
効率的に対処することができる(上記問題点を解決する
ことができる)。特に、メモリセル30のフローティン
グゲート36がオーバーイレースされた場合、トランジ
スタ70を導電状態に維持するのに十分な正味の正電荷
(net positive charge )が存在するであろう。(即
ち、空乏(depletion )形装置である。)このことは、
コントロールゲート32を介してコントロールゲートに
正電位が全く供給されなくても言える。しかし、厚い酸
化物60がトランジスタ68の閾値電圧を上げているの
で、製造許容誤差により生ずるオーバーイレースは、第
1区域54において周知の逆転・反転チャンネル(inver
sion channel)を誘発するのには不十分である。従っ
て、トランジスタ68は非伝導状態に維持される(真正
のエンハンスメント形装置)(truly enhancement-mode
device )。図6は、スプリットゲートトランジスタ3
4の電気等価回路を示している。
【0033】スプリットゲート構造34は好ましくは以
下のゲート長を有するように設計・作成される。L1
(図4)で示されたゲート長(即ち、トランジスタ68
のゲート長)は0.9ミクロンプラスLVに等しく、ゲ
ート長L2(即ち、リードトランジスタ70のゲート
長)は0.3ミクロンプラスLVに等しい。ここでLV
とは0.25ミクロンのリンチ値(Lynch Value )であ
る。上記ゲート長は、スプリットゲートトランジスタ3
4がプログラミング,イレージング(erasing )及びリ
ーディング(reading )に用いられるときに適用され
る。
【0034】次に、図3−図5を参照しながら、図2に
概略的に示された好適なメモリセル30の実施形態の作
用・動作を詳細に説明する。表2に示されたバイアス条
件をメモリセル30の動作モードであるプログラムモー
ド,イレースモード及びリードモードに適用する。
【0035】
【表2】
【0036】メモリセル30をプログラムするために、
表2に示されたバイアス条件をメモリセル30に適用す
る。特に、Vppは11.5V,Vccは5.0V、ま
たVtは1.3Vとされる。図4に最もはっきりと図示
されているように、フローティングゲート36はチャン
ネルホットエレクトロンプロミラング(Channel HotEle
ctron Programming)を用いてチャージされる。特に、
ソース40がアースされた状態で、且つ、プログラミン
グ電圧Vppが高圧ビット線HV BLに供給される
と、比較的大きなプログラミング電流がドレーンからソ
ースへ流れる。換言すると、電子がソースからドレーン
へ流れるように加速される。コントロールゲート32を
介して供給されるプログラミング(高)電圧はフローテ
ィングゲート36に結合される。従って、電子はシリコ
ン−二酸化シリコンのエネルギバリアをジャンプする
(飛び超える)のに十分なエネルギを獲得し、よって、
酸化物60を貫通し(ペネトレートし)、フローティン
グゲート36に流れる。フローティングゲート36自身
は酸化物に完全に囲まれている。注入された電子は、ト
ランジスタ68及び70の閾値電圧を所定値だけ上昇さ
せる。
【0037】イレースモードの間、表2に示されたバイ
アス条件を適用すると、トンネル酸化物62を介してイ
レース(消去)(即ち、フローティングゲート36から
電荷を除去すること)が起こる。図4に最も良く示され
ているように、このイレースは、電子が薄いトンネル酸
化物62を介してフローティングゲート36からソース
40にトンネル移動することによって起こる現象であ
る。このトンネル現象はFowler−Nordhei
nのトンネル現象である。
【0038】リードモードの間、表2のバイアス条件が
適用されると、メモリセル30はフローティングゲート
36に予め存在している電荷に応じて2つの所定のレス
ポンスのうちの1つをとる。フローティングゲート36
がプログラムされている(即ち、チャージされている)
のならば、トランジスタ68と70はいずれも、コント
ロールゲート32に供給されたVccに応じてONにな
ることはない。よって、スプリットゲートトランジスタ
34において電流は、ソースからドレーンへ流れない。
反対に、もしフローティングゲート36がプログラムさ
れていなければ(即ち、チャージされていなければ)、
トランジスタ68と70はいずれもONされ、読取り用
の電流(リード電流)Idsrがスプリットゲートトラ
ンジスタ34のソースターミナルから高圧ビット線HV
BLへ流れる。例えば、高圧ビット線HV BLは電
流検知アンプ(図示せず)に接続される。電流検知アン
プは上記ビット線の電流を連続的にモニタするアンプで
ある。この電流検知アンプは所定の閾値を有すように構
成されており、読取り用電流Idsrが上記所定の閾値
レベルを超えるとトリガされるようになっている。電流
検知アンプがトリガされると、その出力が状態を変える
(出力の状態が変化する)。電流検知アンプの出力状態
が、選択されたメモリセルの状態を示す。また、メモリ
セル30が選択されないと、そのメモリセルはセレクト
トランジスタ68により、ビット線へ電流を供給するこ
とができない。従って、選択されたメモリセルの状態の
読取りを妨げない。上述したように、もしフローティン
グゲート36がオーバーイレースされると、トランジス
タ70は空乏形装置の形式をとる(即ち、コントロール
ゲートに供給された通常の作動電圧の下で、ONに保持
される装置となる)。しかし、トランジスタ68はその
閾値電圧が高いので、フローティングゲートのオーバー
イレースの影響を受けない。特に、メモリセル30が選
択されないとき、コントロールゲート32はアースされ
ており(つまり、Vss)、従って、トランジスタ68
はONしない(セレクトトランジスタ68がなければト
ランジスタ70は電流を伝導したであろうが)。
【0039】要するに、トランジスタ34は、プログラ
ミング,イレース,リーディング及びアイソレーション
(絶縁)の各機能(もし選択されていなければ)を行
う。このように機能を高度に集積化・統合化することに
より、面積を大きく縮小・減少することが可能になる。
特に、メモリセル10(図1)に基づいて説明した従来
の技術・手法と比較して大きな面積減少を達成すること
ができる。
【0040】メモリセル30(特にスプリットゲートト
ランジスタ34に関連する構造)は、当業者に公知の従
来の方法(公知の方法は複数あるであろうが、そのいず
れの方法でもよい)により形成することができるが、好
ましくは、次のステップを含む方法によりメモリセル3
0を作る。まず、スプリットゲートトランジスタ34の
アクティブエリア54,56を形成する。次に、誘電性
二酸化シリコン約145オングストロームの層(即ち、
区域60)を基板38上に作る。そして、周囲・周部ゲ
ートマスク(periphery gate mask )を用いて、メモリ
コアの外側のアクティブエリアをはっきりさせる・露出
させる・準備する。当該技術分野では公知の酸化物ディ
ップ(dip :浸す、つける、浸せきコーティング)ステ
ップの後、薄いゲート酸化物(70−150オングスト
ローム)を周部・周囲に形成する。このステップによ
り、図4に示す様に、区域60の酸化物の全厚が約20
0−325オングストロームに増大する。次に、標準セ
ル閾値電圧Vt調整インプラント(adjust implant)及び
周囲閾値電圧Vt調整インプラントが行われる。その
後、トンネルマスクを用いて薄いトンネル酸化物62を
形作る(図3及び図4)。そして、このマスクを用いて
埋込みn+インプラントを作る。当該技術分野では周知
のレジストストリップステップ(resist strip step :
レジストを施した条片を設ける工程)の後、符号62で
示されたトンネルマスクエリアにはプレクリーン(prec
lean)ステップが施される。プレクリーンステップは当
該技術分野では周知のものであり、エリア60の酸化物
の厚さを約100−200オングストロームに減少する
ための工程である。このステップの後、上質の誘電体層
(厚さ70−100オングストローム)を形成する。こ
の上質誘電体層形成ステップにより、厚い酸化物区域6
0の厚さが170−300オングストロームに増加し、
一方、トンネル酸化物区域62の厚さは70−100オ
ングストロームになる。次に、ポリシリコン(polysili
con )層36が形成される。これに続き、標準の従来の
CMOS(相補型金属酸化膜半導体)プロセスを用いて
トランジスタ及び周辺デバイスが形成される。
【0041】次に図7を参照すると、図4に示されたス
プリットゲート構造の変形例が示されている。この変形
例に係るスプリットゲートトランジスタ34´は、半導
体基板38(好ましくはP型)と、ソース区域40´
と、ソース区域40´から離されたドレーン区域42´
とからなっている。ソース区域40´とドレーン区域4
2´の間には低閾値チャンネル区域44´が形成され
る。ソース区域40´は、多量にドーピングされたN+
オーム接触区域46´と、これの下に位置するP型ドー
ピング区域72とを含む。同様に、ドレーン区域42´
は、多量にドーピングされたN+オーム接触区域50´
と、これの下に位置するP型区域74とを含む。上記区
域72と74は、基板38よりも多量にドーピングされ
ている。スプリットゲートトランジスタ34´はさら
に、誘電体層58´を含んでいる。この誘電体層は、薄
いトンネル誘電体部分62´を含んでおり、好ましく
は、この部分は酸化シリコン材料から作られている。ま
た、その厚さは約70−100オングストロームである
(特に好ましくは約80オングストロームである)。ト
ランジスタ34´はさらに、フローティングゲート36
も含んでいる。
【0042】スプリットゲートトランジスタ34´の作
用・動作・機能の背後に存在する原理・原則は、より多
量にドーピングされた区域72及び74が符号76及び
78で示される接合部を形成するということ、及びこれ
ら接合部が基板38と区域46´,50´との間に形成
されたpn接合部より高い閾値を有しているということ
である。従って、フローティングゲート36がたとえオ
ーバーイレースされていても、そこに存在する正味正電
荷はソース区域40´からドレーン区域42´へのチャ
ンネルを形成するのに不十分な電荷である。よって、ス
プリットゲートトランジスタ34´を含むメモリセルが
選択されないと、漏洩電流は全く流れない。表3に示さ
れたバイアス条件は、図4に示されたスプリットゲート
トランジスタ34の代わりにスプリットフローティング
ゲートトランジスタ34´が用いられる場合のメモリセ
ル30の3つの動作モード「プログラム」,「イレー
ス」及び「リード」に適用される。
【0043】
【表3】
【0044】トランジスタ34´が設けられた場合のメ
モリセル30の動作「プログラム」,「イレース」及び
「リード」の説明は、スプリットゲートトランジスタ3
4が設けられた場合のメモリセル30について上記にお
いてした説明と同じである。
【0045】次に図8を参照すると、別の実施形態に係
るメモリセル80が示されている。このメモリセル80
は、埋込みコントロールゲート82と、スプリットゲー
トトランジスタ84(好ましくはスプリットゲートトラ
ンジスタ34の構造を採用したもの)と、フローティン
グゲート86と、イレースノード88とを有している。
フローティングゲート86は、第1部分86aと、第2
部分86bと、第3部分86cとから成る(図9)。図
8中の符号・略号の説明は以下の通りである。
【0046】LV BLは、低電圧ビット線 CG N+は、コントロールゲート ERLは、イレース線 Vsourceは、スプリットゲートトランジスタ84
のソースターミナルの電位。
【0047】メモリセル80は、スプリットゲートトラ
ンジスタ84から隔てられた別個のイレースノード88
をさらに有していることを除いて、メモリセル30とほ
ぼ同一である。
【0048】次に、図9及び図10を参照すると、メモ
リセル80は、基板90(好ましくはP型シリコン)
と、全体的には非対称なソース区域及びドレーン区域
(即ち、ソース区域92とドレーン区域94)と、埋込
みP型ウエル区域97と、イレースノードコントロール
ゲートを形成する埋込みN型プレート98と、トンネル
誘電体100(好ましくはトンネル酸化物)とから成っ
ている。ドレーン区域94はソース区域92から隔てら
れ、これらの間にはチャンネル区域96が形成される。
上記トンネル酸化物は例えば、70−100オングスト
ローム(好ましくは80オングストローム)の厚さを有
する二酸化シリコン材料である。メモリセル80の作用
は当業者であれば表4を参照することにより理解できる
であろう。
【0049】
【表4】
【0050】上述したように、メモリセル80は、別個
のイレースノード88を含むという点を除けばセル30
と同一である。トンネル酸化物62ではなくイレースノ
ード88によりイレース(消去)が行われるので(スプ
リットゲートトランジスタ34を用いる場合)、ゲート
長さは低電圧ビット線接合部の低電圧という性質を反映
して(するために)短くされるかもしれない。特に、ス
プリットゲートトランジスタ34が用いられるときのメ
モリセル80については、以下のゲート長さが適用され
る。
【0051】トランジスタ68:0.2ミクロン トランジスタ70:0.4ミクロンプラスLV ここで、LVは0.25ミクロンのリンチ値(Lynch va
lue )に等しい。
【0052】表4を参照する。今、Vpp,Vcc及び
Vtが上述のような公称値(名目上の値)をとるとする
と、プログラミングはこの場合も、上記のような順序・
手法でチャンネルホットエレクトロンプログラミング
(Channel Hot Electron Programming)を用いて、トラ
ンジスタ68と70を介して行われる。
【0053】しかしながら、表4に示したバイアス条件
が適用されるイレースモードの間は、イレースはイレー
スノード88を介して起きる(行われる)。特に、イレ
ースは、電子がフローティングゲート86(特に部分8
6c)からトンネル酸化物100を介してn+ プレート
98及びイレース線ERLへトンネル動作(Fowle
r−Nordheimのトンネル現象)することにより
起きる。
【0054】メモリセル80のリード(読取り)は、メ
モリセル30の場合に説明したのと全く同様な順序・手
法で行われる。別個のイレースノードを用いているの
で、スプリットゲートトランジスタ84により占められ
るエリア(面積)を小さくすることができる。なぜなら
比較的低い電圧を低電圧ビット線LV BLに供給する
だけでよいからである。
【0055】本発明に係る第4の実施形態は、図8に示
されたメモリセル80を用いると共に、図7に示された
スプリットゲートトランジスタ34´を採用する。スプ
リットゲートトランジスタ34´はスプリットゲートト
ランジスタ34の代わりに用いられるものである。この
実施形態の作用は当業者であれば表5を参照することに
より理解することができるであろう。
【0056】
【表5】
【0057】スプリットゲートトランジスタ34´を備
えたメモリセル80の作用は、上記においてスプリット
ゲートトランジスタ34を備えたメモリセル80につい
て説明した作用と同じである。
【0058】上記において本発明は好適な実施形態を用
いて説明され図示されてきたが、当業者であれば上記実
施形態に対して本発明の範囲内で種々の変形・変更を行
い得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係る4.5トランジスタシングルポ
リEEPROMセルの簡略図である。
【図2】本発明の好適なメモリセルの実施形態を示す簡
略図である。
【図3】図2に示された好適なメモリセルの実施形態に
対応(相当)する半導体構造の平面レイアウト図であ
る。
【図4】図3の4−4線矢視断面図であって、簡略化且
つ拡大化された図である。この図は、厚い酸化物(膜)
と、本発明に係る薄い酸化物とを具備するシングルポリ
・スプリットゲート構造(single-poly split-gate str
ucture)を示している。
【図5】図3の5−5線矢視断面であって、簡略化且つ
拡大化された図である。この図は、本発明に係るコント
ロールゲートとして用いられる埋込プレートを示してい
る。
【図6】図2に概略的に示されているメモリセルの電気
等価回路を示す簡略図である。
【図7】図4に示されたシングルポリ・スプリットフロ
ーティングゲート構造の変形例の簡略拡大断面図であ
る。
【図8】本発明に係る図2のメモリセルの変形例の簡略
図であり、セレクトトランジスタから分離した(離れ
た、隔てられた)イレースノード(erase node)を特に
含んでいる。
【図9】図8に示されたメモリセルの変形例に対応(相
当)する半導体構造の平面レイアウト図である。
【図10】図9の10−10線矢視断面図であって簡略
化且つ拡大化された図である。この図は、図8に概略的
に示されたメモリセルの変形例のイレースノード構造の
一部を示している。
【符号の説明】
30 メモリセル 32 埋込みコントロールゲート 34 スプリットゲートトランジスタ 36 フローティングゲート 38 基板 40 ソース区域 42 ドレーン区域 44 チャンネル区域 46,50 多量ドーピングN+オーム接触区域 48,52 少量ドーピングN型区域 54 チャンネル44の第1区域 56 チャンネル44の第2区域 58 誘電体材料の層 68,70 トランジスタ 80 メモリセル 88 イレースノード HV BL 高電圧ビット線 CG コントロールゲート LV BL 低電圧ビット線 ERL イレース線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596123420 3901 North First Stre et,San Jose,Califor nia, (72)発明者 ウェンチ・ティング アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サン ホゼ ラゴ・ヴィスタ・サークル 4837

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリセルであって、 外部から印加された電位に反応して上記セルのプログラ
    ミング及び検索(読取り)操作を制御する埋込コントロ
    ールゲートと、 上記埋込コントロールゲートに接続するよう操作可能な
    フローティングゲート部分を有するスプリットゲートト
    ランジスタとを含むことを特徴とする不揮発性メモリセ
    ル。
  2. 【請求項2】 上記スプリットゲートトランジスタが上
    記不揮発性メモリセルを消去する消去ノード(erase no
    de)部分をさらに有する請求項1記載の不揮発性メモリ
    セル。
  3. 【請求項3】 上記不揮発性メモリセルを消去するため
    上記スプリットゲートトランジスタから間隔を取って設
    けられた消去ノードをさらに含む請求項1記載の不揮発
    性メモリセル。
  4. 【請求項4】 上記スプリットゲートトランジスタが、 ソース域と、 ドレーン域と、 上記ソース域と上記ドレーン域との間に形成されたチャ
    ンネルと、 上記ソース域、上記ドレーン域及び上記チャンネルの上
    に配置された誘電性を有する素材からなる単層とをさら
    に含み、 上記フローティングゲート部分が上記層の上に配置さ
    れ、上記層が、上記ソース域及び上記ドレーン域の一方
    と上記チャンネルの一部の上を延びる誘電性を有するト
    ンネル域を含み、上記誘電性を有するトンネル域が、誘
    電性を有する素材からなる上記層の残りの部分により薄
    い請求項1記載の不揮発性メモリセル。
  5. 【請求項5】 上記スプリットゲートトランジスタが、 第1の導電性タイプの基板と、 上記第1の導電性タイプと反対の第2の導電性タイプの
    第1の部分を含むソース域と、 上記第2の導電性タイプの第1の部分を有するドレーン
    域とをさらに含み、 上記ソース域と上記ドレーン域が間隔を置いて設けられ
    その間にチャンネルを形成し、 上記ソース域が上記第2の導電性タイプの第2の部分を
    さらに含み、上記ソース域の上記第2の部分が上記ソー
    ス域の上記第1の部分から上記ドレーン域へと延びて第
    1の比較的高い閾値ジャンクションを形成し、 上記ドレーン域が、上記第2の導電性タイプを有する第
    2の部分をさらに有し、上記ドレーン域の上記第2の部
    分が上記ドレーン域の上記第1の部分から上記ソース域
    へと延びて第2の比較的高い閾ジャンクションを形成す
    る請求項1記載の不揮発性メモリセル。
  6. 【請求項6】 第1の導電性タイプの半導体基板を含む
    電気的消去書込み可能な読出専用メモリ(EEPRO
    M)セルであって、 上記基板内に形成された上記第1の導電性タイプとは反
    対の性質を有する第2の導電性タイプのソース域と、 上記基板内に形成された上記第2の導電性タイプのドレ
    ーン域とを含み、 上記ソース域と上記ドレーン域とが間隔を取って設けら
    れその間にチャンネル域を形成し、上記チャンネル域
    が、上記ドレーン域から上記ソース域へと延びる第1の
    部分域と、上記第1の部分域と上記ソース域との間の第
    2の部分域とを有し、 また、上記セルが、 上記ソース域、上記ドレーン域及び上記チャンネルから
    間隔を取って上記基板内に形成されると共に、上記第2
    の導電性タイプの埋込コントロールゲート域と、 上記基板を覆って形成された誘電性料材からなる単層
    と、 上記誘電性料材からなる層の上に配置されたフローティ
    ングゲートとをさらに含み、 上記層が、上記第2の部分域及び上記ソース域の少なく
    とも一部分の上を延びる第1の誘電性を有するトンネル
    域を有し、上記第1の誘電性を有するトンネル域の厚さ
    が、上記チャンネルの上記第1の部分域及び上記ドレー
    ン域の上に設けられた上記層の厚さより薄く、 上記フローティングゲートが、上記チャンネルの上を延
    びる第1の部分と、上記埋込コントロールゲートの上を
    延びる第2の部分とを含み、上記チャンネルの上記第1
    の部分域を含んで選択用トランジスタが形成され、該選
    択用トランジスタが、上記メモリセルが選択されない場
    合に上記フローティングゲートの過剰消去がターンオン
    を引き起こすのを防止し、上記チャンネルの上記第2の
    部分域を含んで読取り用トランジスタが形成され、該読
    取り用トランジスタが、上記メモリセルが選択される場
    合にメモリの状態を決定することを特徴とする第1の導
    電性タイプの半導体基板を含む電気的消去書込み可能な
    読出専用メモリ(EEPROM)セル。
  7. 【請求項7】 電子を上記誘電性を有する層を通して上
    記フローティングゲートに注入可能にすることにより、
    上記選択用トランジスタが上記メモリセルをプログラム
    するために用いられ、又、電子を上記フローティングゲ
    ートから上記誘電性を有する第1のトンネル域を通して
    上記ソース域に除去可能にすることにより、上記誘電性
    を有する第1のトンネル域が上記メモリセルを消去する
    ために用いられる請求項6記載のメモリセル。
  8. 【請求項8】 上記メモリセルが上記第2の導電性タイ
    プの消去ノード域をさらに有し、上記消去ノード域が上
    記基板中に形成されると共に上記埋込制御用ゲート域及
    び上記ドレーン域及び上記ソース域から間隔を取って設
    けられ、上記誘電性を有する層が上記消去ノード域の上
    に配置された誘電性を有する第2のトンネル域をさらに
    有し、上記フローティングゲートが上記誘電性を有する
    第2のトンネル域の上を延びる第3の部分を含み、 電子を上記誘電性を有する層を通して上記フローティン
    グゲートに注入可能にすることにより、上記選択用トラ
    ンジスタが上記メモリセルをプログラムするために用い
    られ、又、電子を上記フローティングゲートから上記誘
    電性を有する第2のトンネル域を通して上記消去ノード
    域に除去可能にすることにより、上記誘電性を有する第
    2のトンネル域が上記メモリセルを消去するために用い
    られる請求項6記載のメモリセル。
  9. 【請求項9】 上記第1の導電性タイプがp型のシリコ
    ンであり、上記第2の導電性タイプがn型のシリコンで
    ある請求項7記載のメモリセル。
  10. 【請求項10】 上記第1の導電性タイプがp型のシリ
    コンであり、上記第2の導電性タイプがn型のシリコン
    である請求項8記載のメモリセル。
  11. 【請求項11】 上記ソース域及び上記ドレーン域が各
    々比較的重くドープされたn+ 部分と比較的軽くドープ
    されたn部分とを有し、これにより突抜け現象における
    特性が改良される請求項9記載のメモリセル。
  12. 【請求項12】 第1の導電性タイプの半導体基板を有
    する電気的消去書込み可能な読出し専用メモリ(EEP
    ROM)セルであって、 上記第1の導電性タイプと反対の第2の導電性タイプの
    第1の部分と上記第1の導電性タイプの第2の部分とを
    有すると共に上記基板内に形成されるソース域と、 上記第2の導電性タイプの第1の部分と上記第1の導電
    性タイプの第2の部分とを有すると共に上記基板内に形
    成されるドレーン域とを含み、 上記ソース域の上記第2の部分が、上記ソース域の上記
    第1の部分から上記ドレーン域に延びると共に上記基板
    よりも重くドープされ、又、上記ドレーン域の上記第2
    の部分が、上記ドレーン域の上記第1の部分から上記ソ
    ース域へと延びると共に上記基板よりも重くドープさ
    れ、上記ソース域及び上記ドレーン域が間隔を取って設
    けられてその間にチャンネルを形成し、 上記メモリセルが、 上記基板内に形成され且つ上記ソース域及び上記ドレー
    ン域及び上記チャンネルから間隔を取って設けられた上
    記第2の導電性タイプの埋込コントロールゲート域と、 上記基板質の上に形成された誘電性を有する料材からな
    る単層と、 上記誘電性を有する料材からなる単層の上に配置された
    フローティングゲートとをさらに含み、 上記誘電性を有する素材の層が、上記ドレーン域及び上
    記チャンネル域及び上記ソース域の上を延びる第1の部
    分を有し、 上記フローティングゲートが、上記チャンネルの上を延
    びる第1の部分と上記埋込コントロールゲートの上を延
    びる第2の部分とを有し、上記ソース域の上記第1の部
    分及び上記第2の部分と、上記ドレーン域の上記第1の
    部分及び上記第2の部分とが、各々ジャンクションを形
    成し、これらのジャンクション(接合部)に第1の閾値
    が付随し、上記第1の閾値は上記チャンネルに付随した
    第2の閾値よりもマグニチュードにおいて大きく、その
    結果、上記メモリセルが選択されない場合に上記フロー
    ティングゲートの過剰消去によるターンオン(turn on)
    の発生が防止されることを特徴とする第1の導電性タイ
    プの半導体基板を有する電気的消去書込み可能な読出し
    専用メモリ(EEPROM)セル。
  13. 【請求項13】 上記メモリセルが上記第2の導電性タ
    イプの消去ノード域をさらに含み、上記消去ノード域が
    上記基板内に形成されると共に上記埋込コントロールゲ
    ート域及び上記ドレーン域及び上記ソース域から間隔を
    取って設けられ、上記誘電性を有する素材の層が上記消
    去ノード域の上を延びる第2の部分をさらに含み、上記
    フローティングゲートが上記消去ノード域の上を延びる
    第3の部分をさらに有し、電子を上記誘電性を有する素
    材の層を通して上記フローティングゲートに注入可能に
    することにより、上記誘電性を有する素材の層の上記第
    1の部分が上記メモリセルをプログラムするのに用いら
    れ、電子を上記フローティングゲートから上記誘電性を
    有する素材の層の上記第2の部分を通して上記消去ノー
    ド域に除去可能にすることにより、上記誘電性を有する
    素材の層の上記第2の部分が上記メモリセルを消去する
    ために用いられる請求項記載12のメモリセル。
JP8220201A 1995-08-21 1996-08-21 埋込コントロールゲートを有する単層多結晶シリコンスプリットゲートeepromセル Pending JPH09172099A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013191826A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Ememory Technology Inc 消去可能なプログラマブル単一ポリ不揮発性メモリの製造方法

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JP2013191826A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Ememory Technology Inc 消去可能なプログラマブル単一ポリ不揮発性メモリの製造方法

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