JPH09172377A - 符号化・復号化システム - Google Patents

符号化・復号化システム

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JPH09172377A
JPH09172377A JP7349148A JP34914895A JPH09172377A JP H09172377 A JPH09172377 A JP H09172377A JP 7349148 A JP7349148 A JP 7349148A JP 34914895 A JP34914895 A JP 34914895A JP H09172377 A JPH09172377 A JP H09172377A
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JP
Japan
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time
sets
filter
signal
invariant
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JP7349148A
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English (en)
Inventor
Gakutou You
学東 楊
Hiromi Aoyanagi
弘美 青柳
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声等の信号をディジタルフィルタによって
複数のサブバンドへ分割したり、複数のサブバンドを元
の音声等の信号のバンドに合成したり場合に、各時間毎
の入力に対する出力を求めるのに必要な演算量を低減す
る。 【解決手段】 複数の時不変フィルタ1a〜c、8a〜
cからそれぞれ構成される時変フィルタユニット1、8
が、各時刻における入力信号に対し、順次に機能するよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号を効率的に符
号化する技術に関するものであり、特に、携帯電話や自
動車電話等を用いる移動通信方式において音声等の信号
の帯域を分割し、それぞれの帯域毎に信号を符号化する
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、音声等の信号を効率的に伝送
する方式として、主に、信号の情報量の冗長性を除去す
ることにより信号を圧縮する方法と、人間の聴覚の性質
を利用することにより信号を圧縮する方法とが採用され
ている。前者の方法としては、予測符号化、エントロピ
ー符号化、差分PCM等がある。一方、後者の方法とし
ては、サブバンド符号化や変換符号化等がある。このサ
ブバンド符号化は、音声等の信号の所要帯域を複数のサ
ブバンドに分割し、それぞれのサブバンドを、聴覚の特
性を利用して最適なビット数で量子化する方法である。
より具体的には、音量が大きいサブバンドや聴覚が敏感
に働くサブバンドに対して多めのビット数を割り当てる
一方で、音量が小さいサブバンドや聴覚があまり敏感に
働かないサブバンドに対して少なめのビット数を割り当
てることにより、全体としてのビット数を低減する方法
である。このようにして、符号を圧縮することにより、
伝送路を効率的に利用している。なお、送信側でサブバ
ンドに分割された信号を、受信側で再び元の信号へ完全
に合成し再現する方法として、QMF(Quadrature Mir
ror Filter)が広く用いられている。
【0003】図3は、従来のサブバンド符号化システム
のブロック図である。このサブバンド復号化システム
は、音声等の信号の帯域を3つのサブバンドに分割し、
そのサブバンド毎に信号を符号化する符号化装置TX
と、その符号化された信号が伝送される伝送路Dと、伝
送された信号のサブバンドを元の信号のバンドへ合成す
る復号化装置RXとから構成される。符号化装置TX
は、時不変フィルタ11a〜c、間引回路12a〜c、
符号化回路13a〜c、マルチプレクサ14から構成さ
れる。復号化装置RXは、デマルチプレクサ15、復号
化回路16a〜c、補間回路17a〜c、時不変フィル
タ18a〜cから構成される。伝送路Dは、主に、無線
伝送路から構成されている。
【0004】音声等の信号(0.3〜3.4kHz)
は、図示しないA/D回路において、サンプリング定理
の下、電話信号のダイナミックレンジを考慮して、80
00回/秒、8ビット/回の条件でA/D変換された後
に、ディジタル信号として符号化装置TXへ入力され
る。符号化装置TXの時不変フィルタ11a〜cに入力
されたディジタル信号は、それぞれ特定の周波数成分へ
分割される。例えば、時不変フィルタ11aが、0〜
1.2kHzの信号をろ波し、時不変フィルタ11b
が、1.2〜2.4KHzの信号をろ波し、時不変フィ
ルタ11cが、2.4〜3.6KHzの信号をろ波す
る。そして、間引回路12a〜cは、時不変フィルタ1
1a〜cによってろ波されたそれぞれの信号から、3ス
ロット置きに信号を抽出する。従って、抽出された信号
は、各サブバンド1.2kHz帯域内の信号を(800
0回/3)/秒でサンプリングした信号と同じである。
符号化回路13a〜cは、間引き後の信号をADPCM
(Adaptive Differential Pulse CodeModulation )に
より符号化する。ADPCMのビット数は、各サブバン
ド毎に異なり、例えば、0〜1.2kHzのサブバンド
では2〜3ビットで符号化し、1.2〜2.4KHzの
サブバンドでは4〜5ビットで符号化し、2.4〜3.
6kHzのサブバンドでは1〜3ビットで符号化する。
最後に、マルチプレクサ14は、符号化された信号を時
分割多重する。時分割多重された信号は、図示しないP
SK変調装置(Phase Shift Keying)やQAM変調回路
(Quadrature Amplitude Modulation )により変調され
た後、伝送路Dを通して復号化装置RXへ送出される。
【0005】復号化装置RXでは、デマルチプレクサ1
5が、受信した信号を時分割することにより、3つの信
号へ分離する。復号化回路16a〜cは、その各分離さ
れた信号をADPCMにより復号する。補間回路17a
〜cは、復号化された信号上の各スロットに2つの零信
号を挿入することにより、見かけ上8000回/秒でサ
ンプリングされた信号であるかのように、その復号化さ
れた信号を変換する。時不変フィルタ18a〜cは、時
不変フィルタ11a〜cがそれぞれ処理する周波数成
分、即ち、0〜1.2kHz、1.2〜2.4kHz、
2.4〜3.6kHzという3つのサブバンドの成分の
みをそれぞれの信号から抽出し、最後にそれら抽出され
た信号を合成する。このようにして、符号化装置TXに
入力された音声等の信号が、復号化装置RXで復元され
ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のサブ
バンド符号化システムで用いられる時不変フィルタ1
1、18の伝達関数は、一般に、z変換を用いて以下の
ように定義される(但し、Pは、サブバンドの数を示
し、Nは、フィルタの次数を示す)。 HP(z)=hP0+hP1z-1+hP2z-2+...+hPNz-N (a) FP(z)=fP0+fP1z-1+fP2z-2+...+fPNz-N (b) また、入力x(k)(kは、時刻を示す)に対する各時不変
フィルタの出力y(k)は、以下のようにして求められる。 y(k)=hP0*x(k)+hP1*x(k-1)+hP2*x(k-2)+...+hPN*x(k-N) (c) 従って、各時不変フィルタの出力を求めるには、一般
に、N+1回の乗算とN回の加算を処理する必要があ
る。さらに、これらの処理をP組の時不変フィルタにつ
いて実行しなければならないので、全体としては、P×
(N+1)回の乗算とP×N回の加算を処理する必要が
ある。サブバンドの組数Pが小さい場合には、これら全
体の演算量は比較的少ないので、処理に多くの時間を費
やすことはない。しかし、サブバンドの組数Pが大きい
場合には、それら全体の演算量は極めて多くなり、処理
に多くの時間を費やしたり、あるいは、大規模の処理回
路を必要としたりすることになる。このことは、高速処
理、小規模回路、低消費電力であることを要求される携
帯電話等においては、特に大きな問題点となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の問題点
を解決するために、次の構成を採用する。 〈構成〉本発明の符号化システムでは、符号化すべきデ
ィジタル信号の1/P(Pは任意の整数)の特定の成分
のみを通過させ、かつ、異なる数の遅延素子を有するP
組の時不変フィルタから構成されていることを特徴とす
る。また、その符号化用ディジタルフィルタは、その符
号化すべきディジタル信号の1/P(Pは任意の整数)
の特定の成分のみを通過させ、かつ、遅延素子を互いに
異なる数だけ有する、N次(Nは任意の整数)の係数か
らなるP組の時不変フィルタの全ての係数N×P組を記
憶する記憶部と、前記符号化すべきディジタル信号に対
し、前記P組の時不変フィルタの係数を、P組を一周期
として順番に用いることにより、前記P組の時不変フィ
ルタの出力を求める演算部とから構成されることを特徴
とする。
【0008】本発明の第1の復号化システムでは、復号
化すべきディジタル信号の1/P(Pは任意の整数)の
特定の成分のみを通過させ、かつ、異なる数の遅延素子
を有するP組の時不変フィルタから構成されていること
を特徴とする。また、その復号用ディジタルフィルタ
は、その復号化すべきディジタル信号の1/P(Pは任
意の整数)の特定の成分のみを通過させ、かつ、遅延素
子を互いに異なる数だけ有する、N次(Nは任意の整
数)の係数からなるP組の時不変フィルタの全ての係数
N×P組を記憶する記憶部と、前記復号化すべきディジ
タル信号に対し、前記P組の時不変フィルタの係数をP
組を一周期として順番に用いることにより、前記P組の
時不変フィルタの出力の和を求める演算部とから構成さ
れることを特徴とする。
【0009】本発明の第2の復号化システムでは、復号
化すべきディジタル信号の1/P(Pは任意の整数)の
特定の成分のみを通過させるN次(Nは任意の整数)の
係数からなるP組の時不変フィルタの全ての係数N×P
組のうち、P組の係数から構成され、前記P組の係数
が、互いに前記時不変フィルタを異にし、かつ、各組の
係数は異なるP組の時不変フィルタの係数から構成され
る1つの時変フィルタを有することを特徴とする。ま
た、その復号化用ディジタルフィルタは、復号化すべき
ディジタル信号の1/P(Pは任意の整数)の特定の成
分のみを通過させ、かつ、単位時間の遅延素子を互いに
異なる数だけ有する、N次(Nは任意の整数)の係数か
らなるP組の時不変フィルタの全ての係数N×P組を記
憶する記憶部と、前記復号化すべきディジタル信号に対
し、前記N×P組の係数のうち、前記時不変フィルタを
異にし、かつ、各組の係数は異なるP組の時不変フィル
タの係数から構成されるP組の係数を、P組を一周期と
して順番に用いることにより、前記P組の時不変フィル
タの出力を求める計算部とから構成されることを特徴と
する。 〈構成の内容〉以下、各構成要素について説明する。遅
延素子とは、入力信号を遅延させることができる素子を
いう。時不変フィルタとは、フィルタの係数が、時刻に
よって変化しないフィルタをいう。 〈作用、効果〉本発明の符号化システムでは、時変フィ
ルタを構成する時不変フィルタが、順次に入力信号に対
する出力信号を求める。従って、本発明によれば、同一
時刻において、2以上の時不変フィルタが動作すること
が無い。これによって、P組のサブバンドへ分割し、か
つ、N次のフィルタを用いる場合でも、従来と比較し
て、演算量をN+1回の乗算とN回の加算へ低減でき
る。従って、高速に演算を処理でき、また、大きな記憶
領域を必要とせず、さらには、フィルタの制御用プログ
ラムの作成も容易となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサブバンド符号化
システムを、実施の形態に沿って詳細に説明する。 〈符号化システムの説明〉図1は、具体例1のサブバン
ド符号化システムのブロック図である。このサブバンド
符号化システムは、符号化装置TXと復号化装置RXと
から構成されている。符号化装置TXは、時変フィルタ
ユニット1、デマルチプレクサ2、符号化回路3a〜
c、マルチプレクサ4から構成されている。復号化装置
RXは、デマルチプレクサ5、復号化回路6a〜c、マ
ルチプレクサ7、時変フィルタユニット8から構成され
ている。
【0011】音声等の信号(0.3〜3.4kHz)
は、図示しないA/D変換回路において、8000回/
秒、8ビット/回の条件の下でA/D変換された後に、
ディジタル信号として符号化装置TXへ入力される。4
次のディジタルフィルタである時変フィルタ1は、その
ディジタル信号を3つのサブバンドの成分へ分割する。
そして、符号化回路3a〜cは、それぞれのサブバンド
において、それぞれの信号をADPCMにより符号化す
る。さらに、マルチプレクサ4は、符号化された信号を
時分割多重する。一方、伝走路Dを介して受信された信
号は、デマルチプレクサ5によって3つの信号へ時分割
分離される。そして、各信号毎に復号回路6a〜cによ
って復号化される。さらに、復号化された信号は、マル
チプレクサ7によって時分割多重される。そして、時分
割多重された信号は、4次のディジタルフィルタである
時変フィルタユニット8へ入力される。
【0012】時変フィルタユニット1は、模式的に、3
つの時不変フィルタ1a〜cとスイッチStから構成さ
れる。それらの時不変フィルタ1a〜cは、z演算子を
用いて以下のような伝達関数で表される。 H0(z)=h00+h01z-1+h02z-2+h03z-3+h04z-4 (1-1) H1(z)z-1=h10z-1+h11z-2+h12z-3+h13z-4+h14z-5 (1-2) H2(z)z-2=h20z-2+h21z-3+h22z-4+h23z-5+h24z-6 (1-3)
【0013】また、入力x(k) に対する出力y(k) は、
以下のように表される。 y0(k)=h00*x(k)+h01*x(k-1)+h02*x(k-2)+h03*x(k-3)+h04*x(k-4) (2-1) y1(k)=h10*x(k-1)+h11*x(k-2)+h12*x(k-3)+h13*x(k-4)+h14*x(k-5) (2-2) y2(k)=h20*x(k-2)+h21*x(k-3)+h22*x(k-4)+h23*x(k-5)+h24*x(k-6) (2-3) ここで、仮想的に動作するスイッチStを用いることに
よって、時刻0の場合には、時不変フィルタ1aによっ
て処理された信号を出力し、時刻1の場合には、時不変
フィルタ1bによって処理された信号を出力し、時刻2
の場合には、時不変フィルタ1cによって処理された信
号を出力し、さらに、時刻3の場合には、時不変フィル
タ1aによって処理された信号を出力させるというよう
に、次々に出力すべき信号を切り換えると、時刻0、
1、2、3、4、5、……における出力y(k)は、以下の
ようになる。 y(0)=h00*x(0)+h01*x(-1)+h02*x(-2)+h03*x(-3)+h04*x(-4) (3-1) y(1)=h10*x(0)+h11*x(-1)+h12*x(-2)+h13*x(-3)+h14*x(-4) (3-2) y(2)=h20*x(0)+h21*x(-1)+h22*x(-2)+h23*x(-3)+h24*x(-4) (3-3) y(3)=h00*x(3)+h01*x(2)+h02*x(1)+h03*x(0)+h04*x(-1) (3-4) y(4)=h10*x(3)+h11*x(2)+h12*x(1)+h13*x(0)+h14*x(-1) (3-5) y(5)=h20*x(3)+h21*x(2)+h22*x(1)+h23*x(0)+h24*x(-1) (3-6) ・ ・ ・
【0014】よって、入力x(k)が時変フィルタユニット
1を通過した後の出力y(k)は、以下のように表せること
になる(但し、mは任意の整数とする)。 k=3mの場合: y(k)=h00*x(k)+h01*x(k-1)+h02*x(k-2)+h03*x(k-3)+h04*x(k-4) (4-1) k=3m+1の場合: y(k)=h10*x(k)+h11*x(k-1)+h12*x(k-2)+h13*x(k-3)+h14*x(k-4) (4-2) k=3m+2の場合: y(k)=h20*x(k)+h21*x(k-1)+h22*x(k-2)+h23*x(k-3)+h24*x(k-4) (4-3)
【0015】上述の式から、時刻0の時には式(4-1) を
用い、時刻1の時には式(4-2) を用い、時刻2の時には
式(4-3) を用い、さらに、時刻3の時には式(4-1) を用
いるというように、ある時刻にある一つの演算のみを処
理すれば出力y(k)が得られる。これにより、同時刻にお
いて、に式(4-1) 、(4-2) 、(4-3) の全てを一緒に演算
する必要が無いので、従来と比べて、演算量を低減する
ことが可能となる。
【0016】また、時変フィルタユニット1は、時不変
フィルタユニット1の係数を記憶する記憶部1pと、そ
れらの係数と入力信号とを用いて出力を求める演算部1
qから構成される。記憶部1pは、以下のような係数群
H0、H1、H2を記憶している。 H0=[h00,h01,h02,h03,h04] (5-1) H1=[h10,h11,h12,h13,h14] (5-2) H2=[h20,h21,h22,h23,h24] (5-3) 演算部1qは、時刻0においては、時刻0の入力信号x
(0)を処理するのに必要な係数群H0を記憶部1pから読
み出し、それらの係数を使って出力信号Y(0)を求め、時
刻1においては、時刻1の入力信号x(1)を処理するのに
必要な係数群H1を記憶部1pから読み出し、それらの係
数を使って出力信号y(1)を求め、時刻2においては、時
刻2の入力信号x(2)を処理するのに必要な係数群H2を記
憶部1pから読み出し、それらの係数を使って出力信号
y(2)を求める。以下、時刻3においては、時刻0の時と
同じ係数群H0を使って、入力信号y(3)を求めるというよ
うな手順で、各時刻の出力を順次求めることになる。
【0017】〈復号化システムの説明1〉時変フィルタ
ユニット8は、見かけ上、3つの時不変フィルタ8a〜
c、スイッチSr 、加算器Ad から構成される。それら
の時不変フィルタ8a〜cは、以下のような伝達関数で
表される。 F0(z)z-2=f00z-2+f01z-3+f02z-4+f03z-5+f04z-6 (6-1) F1(z)z-1=f10z-1+f11z-2+f12z-3+f13z-4+f14z-5 (6-2) F2(z)=f20+f21z-1+f22z-2+f23z-3+f24z-4 (6-3) また、入力w(k)に対する出力v(k)を構成するv0(k) 、v1
(k) 、v2(k) は、以下のように表される。 v0(k)=f00*w(k-2)+f01*w(k-3)+f02*w(k-4)+f03*w(k-5)+f04*w(k-6) (7-1) v1(k)=f10*w(k-1)+f11*w(k-2)+f12*w(k-3)+f13*w(k-4)+f14*w(k-5) (7-2) v2(k)=f20*w(k)+f21*w(k-1)+f22*w(k-2)+f23*w(k-3)+f24*w(k-4) (7-3) 図1における入力信号w(k)は、仮想的に動作するスイッ
チSr によって、順次に切り換えられるので、各時不変
フィルタ8a〜cは、所定の時刻のみに入力信号受信
し、他の時刻には入力信号を受信しない。よって、各時
不変フィルタ8a〜cに入力される信号は、以下のよう
に表すことができる。 w0(k)=w(k):k=3m, w0(k)=0:k≠3m (8-1) w1(k)=w(k):k=3m+1, w1(k)=0:k≠3m+1 (8-2) w2(k)=w(k):k=3m+2, w2(k)=0:k≠3m+2 (8-3) 従って、時刻0,1、2、3、4、5、…における出力
v(k)は、以下のようになる。 v(0)=v0(0)+v1(0)+v2(0) =0+f01*w(-3)+0+0+f04*w(-6) +0+f11*w(-2)+0+0+f14*w(-5) +0+f21*w(-1)+0+0+f24*w(-4) =f21*w(-1)+f11*w(-2)+f01*w(-3)+f24*w(-4)+f14*w(-5)+f04*w(-6) (9-1) v(1)=v0(1)+v1(1)+v2(1) =0+0+f02*w(-3)+0+0 +0+0+f12*w(-2)+0+0 +0+0+f22*w(-1)+0+0 =f22*w(-1)+f12*w(-2)+f02*w(-3) (9-2) v(2)=v0(2)+v1(2)+v2(2) =f00*w(0)+0+0+f03*w(-3)+0 +f10*w(1)+0+0+f13*w(-2)+0 +f20*w(2)+0+0+f23*w(-1)+0 =f20*w(2)+f10*w(1)+f00*w(0)+f23*w(-1)+f13*w(-2)+f03*w(-3) (9-3) v(3)=v0(3)+v1(3)+v2(3) =0+f01*w(0)+0+0+f04*w(-3) +0+f11*w(1)+0+0+f14*w(-2) +0+f21*w(2)+0+0+f24*w(-1) =f21*w(2)+f11*w(1)+f01*w(0)+f24*w(-1)+f14*w(-2)+f04*w(-3) (9-4) v(4)=v0(4)+v1(4)+v2(4) =0+0+f02*w(0)+0+0 +0+0+f12*w(1)+0+0 +0+0+f22*w(2)+0+0 =f22*w(21)+f12*w(1)+f02*f02*w(0) (9-5) v(5)=v0(5)+v1(5)+v2(5) =f00*w(3)+0+0+f03*w(0)+0 +f10*w(4)+0+0+f13*w(1)+0 +f20*w(5)+0+0+f23*w(2)+0 =f20*w(5)+f10*w(4)+f00*w(3)+f23*w(2)+f13*w(1)+f03*w(0) (9-6) よって、入力信号が時不変フィルタユニット8を通過す
ることによる出力v(k)は、以下のように表せることにな
る(但し、mは任意の整数とする)。 k=3mの場合 v(k)=f21*w(k-1)+f11*w(k-2)+f01*w(k-3)+f24*w(k-4)+f14*w(k-5)+f04*w(k-6) (9-7) k=3m+1の場合 v(k)=f22*w(k-2)+f12*w(k-3)+f02*w(k-4) (9-8) k=3m+2の場合 v(k)=f20*w(k)+f10*w(k-1)+f00*w(k-2)+f23*w(k-3)+f13*w(k-4)+f03*w(k-5) (9-9)
【0018】各時刻における出力v(k)は、上述した式(9
-7) 、(9-8) 、(9-9) のうちのいずれかを用いれば求め
ることができる。従って、各時刻において15回(3×
(4+1)回)の乗算並び12回(3×4回)の加算が
必要であった従来の技術に比べて、演算量を飛躍的に減
少させることが可能となる。
【0019】また、時不変フィルタユニット8は、時不
変フィルタユニット8の係数を記憶する記憶部8pと、
それらの係数と入力信号とを用いて出力を求める演算部
8qから構成される。記憶部8pは、以下のような係数
群F0、F1、F2を記憶している。 F0=[f00,f01,f02,f03,f04] (10-1) F1=[f10,f11,f12,f13,f14] (10-2) F2=[f20,f21,f22,f23,f24] (10-3) 演算部8qは、時刻0においては、時刻0の入力信号w
(0)を処理するのに必要な係数群F0を記憶部8pから読
み出し、それらの係数を使って出力信号v(0) を求め、
時刻1においては、時刻1の入力信号w(1)を処理するの
に必要な係数群F1を記憶部8pから読み出し、それらの
係数を使って出力信号v(1)を求め、時刻2においては、
時刻2の入力信号w(2)を処理するのに必要な係数群F2
記憶部8pから読み出し、それらの係数を使って出力信
号v(2)を求める。以下、時刻3においては、時刻0の時
と同じ係数群F0を使って、出力信号v(3)を求めるという
ような手順で、各時刻の出力を順次求めることになる。
【0020】〈復号化システムの説明2〉図2は、第2
の符号化システムのブロック図である。上述したよう
に、第2の符号化システムの特徴は、時不変フィル8a
〜cと時不変フィルタ8A〜Cに置き換えることであ
る。図1における入力信号w(k)は、仮想的に動作するス
イッチSrによって、順次に切り換えられるので、各時
不変フィルタ8a〜cは、所定の時刻のみに入力信号を
受信し、他の時刻には入力信号を受信しない。よって、
各時不変フィルタ8a〜cに入力される信号は、以下の
ように表すことができる。 w0(k)=w(k):k=3m, w0(k)=0:k≠3m (11-1) w1(k)=w(k):k=3m+1, w1(k)=0:k≠3m+1 (11-2) w2(k)=w(k):k=3m+2, w2(k)=0:k≠3m+2 (11-3) また、式(7-1) 、(7-2) 、(7-3) と同様に、各時不変フ
ィルタ8a〜cの出力v(k)は、以下のように表すことが
できる。 v0(k)=f00*w(k-2)+f01*w(k-3)+f02*w(k-4)+f03*w(k-5)+f04*w(k-6) (12-1) v1(k)=f10*w(k-1)+f11*w(k-2)+f12*w(k-3)+f13*w(k-4)+f14*w(k-5) (12-2) v2(k)=f20*w(k)+f21*w(k-1)+f22*w(k-2)+f23*w(k-3)+f24*w(k-4) (12-3) ここで、各時刻における出力信号v(k)は、以下のように
表すことができる。 v(k)=v0(k)+v1(k)+v2(k) 以下に、時刻を場合分けして、その出力を考察する。
【0021】k=3mの場合: v0(k)=0+f01*w(k-3)+0+0+f04*w(k-6) (13-1) v1(k)=0+f11*w(k-2)+0+0+f14*w(k-5) (13-2) v2(k)=0+f21*w(k-1)+0+0+f24*w(k-4) (13-3) 従って、出力v(k)は、以下のようになる。 v(k)=f01*w(k-3)+f04*w(k-6)+f11*w(k-2)+f14*w(k-5)+f21*w(k-1)+f24*w(k-4) =f21*w(k-1)+f11*w(k-2)+f01*w(k-3)+f24*w(k-4)+f14*w(k-5)+f04*w(k-6) (13-4)
【0022】k=3m+1の場合: v0(k)=0+0+f02*w(k-4)+0+0 (14-1) v1(k)=0+0+f12*w(k-3)+0+0 (14-2) v2(k)=0+0+f22*w(k-2)+0+0 (14-3) 従って、出力v(k)は、以下のようになる。 v(k)=f02*w(k-4)+f12*w(k-3)+f22*w(k-2) =f22*w(k-2)+f12*w(k-3)+f02*w(k-4) (14-4)
【0023】k=3m+2の場合: v0(k)=f00*w(k-2)+0+0+f03*w(k-5)+0 (15-1) v1(k)=f10*w(k-1)+0+0+f13*w(k-4)+0 (15-2) v2(k)=f20*w(k)+0+0+f23*w(k-3)+0 (15-3) 従って、出力v(k)は、以下のようになる。 v(k)=f00*w(k-2)+f03*w(k-5)+f10*w(k-1)+f13*w(k-4)+f20*w(k)+f23*w(k-3) =f20*w(k)+f10*w(k-1)+f00*w(k-2)+f23*w(k-3)+f13*w(k-4)+f03*w(k-5) (15-4)
【0024】従って、出力v(k)は、以下のような係数群
F0、F1、F2からなる時変フィルタユニット8と入力w(k)
とによって表すことができる。 F0=[f21,f11,f01,f24,f14,f04] (16-1) F1=[f22,f12,f02] (16-2) F2=[f20,f10,f00,f23,f13,f03] (16-3) これらの時変フィルタは、F0→F1→F2→F0→F1……とい
うように周期的に使用されるので、時刻0においては、
式(13-4)の演算のみを実行し、時刻1においては、式(1
4-4)の演算のみを実行するというように、ある時刻に2
つ以上の演算が実行されることはない。従って、従来と
比べて、演算量を低減することが可能となる。
【0025】なお、記憶部8p、演算部8qを構成する
ことにより、第1の符号化システムにおける時変フィル
タの機能と同様な機能を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例1のサブバンド符号化システム
のブロック図である。
【図2】本発明の具体例2のサブバンド符号化システム
のブロック図である。
【図3】従来のサブバンド符号化システムのブロック図
である。
【符号の説明】
TX 符号化装置 RX 復号化装置 1、8 時変フィルタユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化すべきディジタル信号の1/P
    (Pは任意の整数)の特定の成分のみを通過させ、か
    つ、異なる数の遅延素子を有するP組の時不変フィルタ
    から構成されていることを特徴とする符号化システム。
  2. 【請求項2】 符号化すべきディジタル信号の1/P
    (Pは任意の整数)の特定の成分のみを通過させ、か
    つ、遅延素子を互いに異なる数だけ有する、N次(Nは
    任意の整数)の係数からなるP組の時不変フィルタの全
    ての係数N×P組を記憶する記憶部と、 前記符号化すべきディジタル信号に対し、前記P組の時
    不変フィルタの係数を、P組を一周期として順番に用い
    ることにより、前記P組の時不変フィルタの出力を求め
    る演算部とから構成されることを特徴とする符号化用デ
    ィジタルフィルタ。
  3. 【請求項3】 復号化すべきディジタル信号の1/P
    (Pは任意の整数)の特定の成分のみを通過させ、か
    つ、異なる数の遅延素子を有するP組の時不変フィルタ
    から構成されていることを特徴とする復号化システム。
  4. 【請求項4】 復号化すべきディジタル信号の1/P
    (Pは任意の整数)の特定の成分のみを通過させ、か
    つ、遅延素子を互いに異なる数だけ有する、N次(Nは
    任意の整数)の係数からなるP組の時不変フィルタの全
    ての係数N×P組を記憶する記憶部と、 前記復号化すべきディジタル信号に対し、前記P組の時
    不変フィルタの係数をP組を一周期として順番に用いる
    ことにより、前記P組の時不変フィルタの出力の和を求
    める演算部とから構成されることを特徴とする復号化用
    ディジタルフィルタ。
  5. 【請求項5】 復号化すべきディジタル信号の1/P
    (Pは任意の整数)の特定の成分のみを通過させるN次
    (Nは任意の整数)の係数からなるP組の時不変フィル
    タの全ての係数N×P組のうち、P組の係数から構成さ
    れ、 前記P組の係数が、互いに前記時不変フィルタを異に
    し、かつ、各組の係数は異なるP組の時不変フィルタの
    係数から構成される1つの時変フィルタを有することを
    特徴とする復号化システム。
  6. 【請求項6】 復号化すべきディジタル信号の1/P
    (Pは任意の整数)の特定の成分のみを通過させ、か
    つ、単位時間の遅延素子を互いに異なる数だけ有する、
    N次(Nは任意の整数)の係数からなるP組の時不変フ
    ィルタの全ての係数N×P組を記憶する記憶部と、 前記復号化すべきディジタル信号に対し、前記N×P組
    の係数のうち、前記時不変フィルタを異にし、かつ、各
    組の係数は異なるP組の時不変フィルタの係数から構成
    されるP組の係数を、P組を一周期として順番に用いる
    ことにより、前記P組の時不変フィルタの出力の和を求
    める計算部とから構成されることを特徴とする復号化用
    ディジタルフィルタ。
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