JPH0917262A - 電気接点 - Google Patents
電気接点Info
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- JPH0917262A JPH0917262A JP7188299A JP18829995A JPH0917262A JP H0917262 A JPH0917262 A JP H0917262A JP 7188299 A JP7188299 A JP 7188299A JP 18829995 A JP18829995 A JP 18829995A JP H0917262 A JPH0917262 A JP H0917262A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ばらつきの少ない安定的な、電気接点を得
る。 【構成】 銅合金薄板からなる基体1上に、銅を主成分
とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層
2が形成され、この接点下地層2上に金厚膜ペーストの
焼成体からなる接点層4が形成されている。各厚膜ペー
ストは、金属粉末、高分子バインダ、無機酸化物、溶媒
等により構成され、これらの構成物質が均一に配合され
ている。この厚膜ペーストを、基体1上にスクリーン印
刷等の公知の方法により印刷、乾燥させた後、窒素ガス
雰囲気中で焼成することにより、所望の焼成体を得るこ
とができ、貴金属等の使用量を必要量に限定することが
できる。前記接点層を2層に形成し、接点層の上層を金
あるいは金合金の厚膜ペーストの焼成体で、下層を銀あ
るいは銀合金の厚膜ペーストの焼成体で設けることによ
り電気接点を構成している。
る。 【構成】 銅合金薄板からなる基体1上に、銅を主成分
とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層
2が形成され、この接点下地層2上に金厚膜ペーストの
焼成体からなる接点層4が形成されている。各厚膜ペー
ストは、金属粉末、高分子バインダ、無機酸化物、溶媒
等により構成され、これらの構成物質が均一に配合され
ている。この厚膜ペーストを、基体1上にスクリーン印
刷等の公知の方法により印刷、乾燥させた後、窒素ガス
雰囲気中で焼成することにより、所望の焼成体を得るこ
とができ、貴金属等の使用量を必要量に限定することが
できる。前記接点層を2層に形成し、接点層の上層を金
あるいは金合金の厚膜ペーストの焼成体で、下層を銀あ
るいは銀合金の厚膜ペーストの焼成体で設けることによ
り電気接点を構成している。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品等に使用される
電気接点、主に電磁継電器等の小型の電子部品に使用さ
れる電気接点に関する。
電気接点、主に電磁継電器等の小型の電子部品に使用さ
れる電気接点に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁継電器やロータリスイッチ等
の電子部品には、銅合金薄板からなる基体上に、バルク
の貴金属チップを電気溶接等の方法により固着した電気
接点が多く使用されている。
の電子部品には、銅合金薄板からなる基体上に、バルク
の貴金属チップを電気溶接等の方法により固着した電気
接点が多く使用されている。
【0003】以下、電磁継電器を例として、従来の技術
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0004】従来の電磁継電器としては、図14乃至図
17に示すものがある。この電磁継電器は、コイル69
が巻回され、両端部に磁極71、71を備えた鉄心64
と永久磁石72とからなる電磁石ブロック62と、アー
マチュアブロック73とハウジング51とケース82と
により形成される。アーマチュアブロック73はアーマ
チュア75と可動接点77と可動接点バネ76と支持バ
ネ78と絶縁性支持体79とを具え、アーマチュア75
と可動接点バネ76とが絶縁性支持体79により一体化
され、又支持バネ78は可動接点バネ76の長手中央と
直交する方向に絶縁性支持体内部より延出してハウジン
グ51の側壁52内に収納固定される。コイル69を所
定方向に励磁すると、アーマチュア75は、絶縁性支持
体79を介して、可動接点バネ76と一体となった状態
で、支持バネ78を芯として、磁極71、71に対して
反転揺動する。ハウジング51の底面には、共通端子5
8、固定接点端子56、コイル端子60等の各端子を設
ける。符号82はケースで、ハウジング51へ外嵌され
る。前記アーマチュアブロック73、電磁石ブロック6
2とがハウジング51に装着される。
17に示すものがある。この電磁継電器は、コイル69
が巻回され、両端部に磁極71、71を備えた鉄心64
と永久磁石72とからなる電磁石ブロック62と、アー
マチュアブロック73とハウジング51とケース82と
により形成される。アーマチュアブロック73はアーマ
チュア75と可動接点77と可動接点バネ76と支持バ
ネ78と絶縁性支持体79とを具え、アーマチュア75
と可動接点バネ76とが絶縁性支持体79により一体化
され、又支持バネ78は可動接点バネ76の長手中央と
直交する方向に絶縁性支持体内部より延出してハウジン
グ51の側壁52内に収納固定される。コイル69を所
定方向に励磁すると、アーマチュア75は、絶縁性支持
体79を介して、可動接点バネ76と一体となった状態
で、支持バネ78を芯として、磁極71、71に対して
反転揺動する。ハウジング51の底面には、共通端子5
8、固定接点端子56、コイル端子60等の各端子を設
ける。符号82はケースで、ハウジング51へ外嵌され
る。前記アーマチュアブロック73、電磁石ブロック6
2とがハウジング51に装着される。
【0005】ハウジング51は側壁52を有し、上方が
開口された略箱型で、隔壁51aによりコイル収納室5
3とアーマチュア収納室54とに区画され、銅合金等の
導電性薄板をプレス加工等により所望の形状に成形した
固定接点端子56、共通端子58、コイル端子60等の
各端子の一端がハウジング51底面より下方へ突出する
ように配設され、これらの端子群は合成樹脂等によりイ
ンサートモールドされている。固定接点端子56は、一
端がハウジング51の下面より突出し、他の一端はアー
マチュア収納室54の四隅にそれぞれ配設されており、
上部にバルクの貴金属チップよりなる固定接点55が電
気溶接により、固定接点端子56と電気的に接続される
ように固着されている。共通端子58の一端はハウジン
グの下面より突出し、他端はアーマチュア収納室54側
壁の長手中央と隔壁51aの中央とに配設され、共通端
子接合部59を形成する。共通端子接合部59には後述
するアーマチュアブロック73の支持バネ78が電気溶
接により固着されている。コイル端子60は、一端がハ
ウジング51の下面より突出し、他の一端はコイル収納
室53側壁の凹所から突出して設けられており、コイル
端子接合部61を形成する。コイル端子接合部61に
は、後述する電磁石ブロック62のコイル引出端子68
が電気溶接により固着されている。
開口された略箱型で、隔壁51aによりコイル収納室5
3とアーマチュア収納室54とに区画され、銅合金等の
導電性薄板をプレス加工等により所望の形状に成形した
固定接点端子56、共通端子58、コイル端子60等の
各端子の一端がハウジング51底面より下方へ突出する
ように配設され、これらの端子群は合成樹脂等によりイ
ンサートモールドされている。固定接点端子56は、一
端がハウジング51の下面より突出し、他の一端はアー
マチュア収納室54の四隅にそれぞれ配設されており、
上部にバルクの貴金属チップよりなる固定接点55が電
気溶接により、固定接点端子56と電気的に接続される
ように固着されている。共通端子58の一端はハウジン
グの下面より突出し、他端はアーマチュア収納室54側
壁の長手中央と隔壁51aの中央とに配設され、共通端
子接合部59を形成する。共通端子接合部59には後述
するアーマチュアブロック73の支持バネ78が電気溶
接により固着されている。コイル端子60は、一端がハ
ウジング51の下面より突出し、他の一端はコイル収納
室53側壁の凹所から突出して設けられており、コイル
端子接合部61を形成する。コイル端子接合部61に
は、後述する電磁石ブロック62のコイル引出端子68
が電気溶接により固着されている。
【0006】電磁石ブロック62は、電磁石部63と永
久磁石72とにより構成されている。電磁石部63は、
更に鉄心64とコイル69とコイル引出端子68とによ
り構成されている。鉄心64は、電磁軟鉄等の磁性体に
より略コ字形に形成されており、その中間部には合成樹
脂等の成形材よりなるスプール66が、スプール66の
端部には合成樹脂等の成形材よりなるつば67が各々設
けられており、鉄心64の両端部がこのつば67より側
方に突出して磁極71が構成されている。コイル引出端
子68は、導電性金属材料により略コ字形に形成され、
つば67から各々突出して設けられており、その一端が
ハウジング51のコイル端子接合部61に電気溶接によ
り固着され、コイル端子60と電気的に接続されてい
る。コイル69は、鉄心64の中間部に設けられたスプ
ール66に巻回されており、コイル引出線70がコイル
引出端子68の他の一端に半田付けにより固着され、コ
イル引出端子68を介してコイル端子60に電気的に接
続されている。永久磁石72は、略平板状で両端が同
極、略中央が異極に着磁されており、両端が鉄心64の
端部である磁極71、71間に介装されて設けられてい
る。
久磁石72とにより構成されている。電磁石部63は、
更に鉄心64とコイル69とコイル引出端子68とによ
り構成されている。鉄心64は、電磁軟鉄等の磁性体に
より略コ字形に形成されており、その中間部には合成樹
脂等の成形材よりなるスプール66が、スプール66の
端部には合成樹脂等の成形材よりなるつば67が各々設
けられており、鉄心64の両端部がこのつば67より側
方に突出して磁極71が構成されている。コイル引出端
子68は、導電性金属材料により略コ字形に形成され、
つば67から各々突出して設けられており、その一端が
ハウジング51のコイル端子接合部61に電気溶接によ
り固着され、コイル端子60と電気的に接続されてい
る。コイル69は、鉄心64の中間部に設けられたスプ
ール66に巻回されており、コイル引出線70がコイル
引出端子68の他の一端に半田付けにより固着され、コ
イル引出端子68を介してコイル端子60に電気的に接
続されている。永久磁石72は、略平板状で両端が同
極、略中央が異極に着磁されており、両端が鉄心64の
端部である磁極71、71間に介装されて設けられてい
る。
【0007】アーマチュアブロック73は、アーマチュ
ア75と可動接点77と可動接点バネ76と支持バネ7
8と絶縁性支持体79とから構成されている。アーマチ
ュア75は、電磁軟鉄等の軟磁性材料で略平板状に形成
されている。可動接点バネ76は、銅合金薄板等の導電
性金属材料で形成される。この可動接点バネ76はアー
マチュア75の下方において、アーマチュア75と平行
に並設された合成樹脂等の絶縁性材料よりなる絶縁性支
持体79により、アーマチュア75と一体に取り付けら
れており、その両端部には、バルクの貴金属チップより
なる可動接点77が電気溶接により固着され、後述の支
持バネ78を介して、共通端子58と電気的に接続され
ている。支持バネ78は、可動接点バネ76と電気的、
機械的に一体に形成され、可動接点バネ76の長手中央
より直交する方向へ延出し、ハウジング51のアーマチ
ュア収納室54長辺中央及び隔壁51aの中央とに配設
された共通端子接合部59に電気溶接により固着され、
共通端子58と電気的に接続されている。電磁石ブロッ
ク62のコイル69を励磁することによりアーマチュア
75に電磁力が作用するので、コイル69を所定方向に
励磁することにより、アーマチュア75は絶縁性支持体
79を介して、可動接点バネ76とアーマチュア75と
が一体となった状態で、支持バネ78を中心として鉄心
64の磁極71,71に対して、反転揺動する。
ア75と可動接点77と可動接点バネ76と支持バネ7
8と絶縁性支持体79とから構成されている。アーマチ
ュア75は、電磁軟鉄等の軟磁性材料で略平板状に形成
されている。可動接点バネ76は、銅合金薄板等の導電
性金属材料で形成される。この可動接点バネ76はアー
マチュア75の下方において、アーマチュア75と平行
に並設された合成樹脂等の絶縁性材料よりなる絶縁性支
持体79により、アーマチュア75と一体に取り付けら
れており、その両端部には、バルクの貴金属チップより
なる可動接点77が電気溶接により固着され、後述の支
持バネ78を介して、共通端子58と電気的に接続され
ている。支持バネ78は、可動接点バネ76と電気的、
機械的に一体に形成され、可動接点バネ76の長手中央
より直交する方向へ延出し、ハウジング51のアーマチ
ュア収納室54長辺中央及び隔壁51aの中央とに配設
された共通端子接合部59に電気溶接により固着され、
共通端子58と電気的に接続されている。電磁石ブロッ
ク62のコイル69を励磁することによりアーマチュア
75に電磁力が作用するので、コイル69を所定方向に
励磁することにより、アーマチュア75は絶縁性支持体
79を介して、可動接点バネ76とアーマチュア75と
が一体となった状態で、支持バネ78を中心として鉄心
64の磁極71,71に対して、反転揺動する。
【0008】ケース82は、合成樹脂等の絶縁性材料に
より略箱型状に形成され、アーマチュアブロック73及
び電磁石ブロック62が装着されたハウジング51に外
嵌されている。
より略箱型状に形成され、アーマチュアブロック73及
び電磁石ブロック62が装着されたハウジング51に外
嵌されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来例のバルクの貴金
属チップを電気溶接により固着して使用する電気接点は
以下に示すような問題があった。
属チップを電気溶接により固着して使用する電気接点は
以下に示すような問題があった。
【0010】接点として使用されるバルクの貴金属チッ
プには、接点同士が接触する表面に接触抵抗の小さい金
または金合金を使用し、中間層には体積抵抗値の小さい
銀または銀合金を使用し、最下層には銅合金薄板からな
る可動接点バネ76や接点端子との溶接のために銅合金
を使用した三層のクラッド材が一般的に用いられてい
る。このクラッド材は、その製造工程上、必要以上に金
または金合金の層が厚くなるため、高価な貴金属の使用
量が増え、材料コストが高くなるという問題があった。
また、クラッド材の界面の接合が不十分であると、界面
の接触抵抗が大きくなり、微小電流を取り扱う場合には
接点ノイズが発生し、大電流を取り扱う場合には接点の
温度上昇、延いては接点の消耗・転移という問題が発生
するため、クラッド材製造時の圧着温度、圧力、雰囲
気、最終熱処理等の条件が厳しくなり、製造コストが高
くなるという問題があった。さらに、アーク放電の発生
する接点電圧で使用する場合には、金の転移速度が大き
いために接点寿命が非常に短くなる等の問題があった。
プには、接点同士が接触する表面に接触抵抗の小さい金
または金合金を使用し、中間層には体積抵抗値の小さい
銀または銀合金を使用し、最下層には銅合金薄板からな
る可動接点バネ76や接点端子との溶接のために銅合金
を使用した三層のクラッド材が一般的に用いられてい
る。このクラッド材は、その製造工程上、必要以上に金
または金合金の層が厚くなるため、高価な貴金属の使用
量が増え、材料コストが高くなるという問題があった。
また、クラッド材の界面の接合が不十分であると、界面
の接触抵抗が大きくなり、微小電流を取り扱う場合には
接点ノイズが発生し、大電流を取り扱う場合には接点の
温度上昇、延いては接点の消耗・転移という問題が発生
するため、クラッド材製造時の圧着温度、圧力、雰囲
気、最終熱処理等の条件が厳しくなり、製造コストが高
くなるという問題があった。さらに、アーク放電の発生
する接点電圧で使用する場合には、金の転移速度が大き
いために接点寿命が非常に短くなる等の問題があった。
【0012】固定接点55は、バルクの貴金属のチップ
を固定接点接合部55に電気溶接して形成し、可動接点
77は、バルクの貴金属チップを可動接点バネ76に電
気溶接して形成している。このため、貴金属チップは、
製造上及びハンドリングの観点から、本来電気接点とし
て必要以上の体積、大きい形状で使用しなければなら
ず、材料コストが高くなったり、微小寸法の電気接点を
形成することができない等の問題があった。また、貴金
属チップの溶接状態により、接点高さに変化が生じるた
め、接点圧力が一定せず、特に、複数の電気接点を有す
る電磁継電器等においては、各々の接点特性にばらつき
が生じたり、接点毎に動作タイミングが異なる等の問題
があった。さらに、溶接状態が不十分であると、固定接
点55と固定接点接合部57間及び可動接点77と可動
接点バネ76間等の電気抵抗、熱抵抗が大きくなり、特
に、アーク放電の発生する接点電圧で使用する場合に
は、接点の消耗が著しく激しくなり、寿命が短くなると
いう問題があった。
を固定接点接合部55に電気溶接して形成し、可動接点
77は、バルクの貴金属チップを可動接点バネ76に電
気溶接して形成している。このため、貴金属チップは、
製造上及びハンドリングの観点から、本来電気接点とし
て必要以上の体積、大きい形状で使用しなければなら
ず、材料コストが高くなったり、微小寸法の電気接点を
形成することができない等の問題があった。また、貴金
属チップの溶接状態により、接点高さに変化が生じるた
め、接点圧力が一定せず、特に、複数の電気接点を有す
る電磁継電器等においては、各々の接点特性にばらつき
が生じたり、接点毎に動作タイミングが異なる等の問題
があった。さらに、溶接状態が不十分であると、固定接
点55と固定接点接合部57間及び可動接点77と可動
接点バネ76間等の電気抵抗、熱抵抗が大きくなり、特
に、アーク放電の発生する接点電圧で使用する場合に
は、接点の消耗が著しく激しくなり、寿命が短くなると
いう問題があった。
【0013】バルクの貴金属チップを固定接点接合部5
7や可動接点バネ76に電気溶接する際に、良好な溶接
結果を得ようとすると、溶接部の温度上昇を招き、固定
接点55の固定接点接合部57や可動接点77の可動接
点バネ76に変形が生じ、接点の接触が不十分になると
いう問題があった。
7や可動接点バネ76に電気溶接する際に、良好な溶接
結果を得ようとすると、溶接部の温度上昇を招き、固定
接点55の固定接点接合部57や可動接点77の可動接
点バネ76に変形が生じ、接点の接触が不十分になると
いう問題があった。
【0014】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
(イ)基体と接点層の界面の電気抵抗と熱抵抗の小さな
電気接点、(ロ)貴金属の使用量を必要量に限定した電
気接点、(ハ) 固定接点と接点支持部間及び可動接点
と接点バネ間の電気抵抗、熱抵抗の小さな電気接点、
(ニ)接点高さを容易に制御可能な電気接点、(ホ)各
接点間のばらつきの少ない特性の安定した電気接点、を
提供することを目的とする。
(イ)基体と接点層の界面の電気抵抗と熱抵抗の小さな
電気接点、(ロ)貴金属の使用量を必要量に限定した電
気接点、(ハ) 固定接点と接点支持部間及び可動接点
と接点バネ間の電気抵抗、熱抵抗の小さな電気接点、
(ニ)接点高さを容易に制御可能な電気接点、(ホ)各
接点間のばらつきの少ない特性の安定した電気接点、を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は銅合金薄板あるいは銅を主成分とする基体
上に形成された電気接点あるいはコイルが巻回された鉄
心と永久磁石とからなる電磁石ブロックと、アーマチュ
アと可動接点バネと絶縁性支持体と可動接点バネの中央
より直交する方向に延出する支持バネとからなり、アー
マチュアと絶縁性支持体とが独立して構成され、アーマ
チュアの変位を絶縁性支持体に対して一方向にのみ伝達
する一方向連結手段を備え、コイルの励磁により可動接
点バネとアーマチュアとを支持バネを芯として一対の磁
極間を反転自在に揺動させるアーマチュアブロックと、
コイル端子、共通端子、固定接点端子を備え、電磁石ブ
ロック、アーマチュアブロックを装着するセラミックあ
るいはガラス被覆金属からなる絶縁性基板と、この絶縁
性基板を外嵌するケースとからなる電磁継電器の銅合金
薄板あるいは銅を主成分とする基体上に形成された電気
接点において、該基体上に貴金属あるいは貴金属合金も
しくは貴金属を主成分とする金属混合物の厚膜ペースト
の焼成体からなる接点層を設け、該接点層の下層に銅あ
るいはパラジウムを主成分とする金属の厚膜ペーストの
焼成体からなる接点下地層あるいは銅を主成分とする金
属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層とその上
層にパラジウムを主成分とする金属の厚膜ペーストの焼
成体からなる第2接点下地層を設けることにより電気接
点を構成している。また、前記接点層を2層に形成し、
該接点層の上層を金あるいは金合金の厚膜ペーストの焼
成体で、下層を銀あるいは銀合金の厚膜ペーストの焼成
体で設けることにより電気接点を構成している。また、
高融点金属を主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体
からなる接点保護層を、前記接点下地層あるいは第2接
点下地層の上層に前記接点層と分割して設け、あるいは
接点層の一部上層に設けることにより電気接点を構成し
ている。さらに、前記基体の銅合金薄板を析出硬化型銅
合金により形成することで電気接点を構成している。
に、本発明は銅合金薄板あるいは銅を主成分とする基体
上に形成された電気接点あるいはコイルが巻回された鉄
心と永久磁石とからなる電磁石ブロックと、アーマチュ
アと可動接点バネと絶縁性支持体と可動接点バネの中央
より直交する方向に延出する支持バネとからなり、アー
マチュアと絶縁性支持体とが独立して構成され、アーマ
チュアの変位を絶縁性支持体に対して一方向にのみ伝達
する一方向連結手段を備え、コイルの励磁により可動接
点バネとアーマチュアとを支持バネを芯として一対の磁
極間を反転自在に揺動させるアーマチュアブロックと、
コイル端子、共通端子、固定接点端子を備え、電磁石ブ
ロック、アーマチュアブロックを装着するセラミックあ
るいはガラス被覆金属からなる絶縁性基板と、この絶縁
性基板を外嵌するケースとからなる電磁継電器の銅合金
薄板あるいは銅を主成分とする基体上に形成された電気
接点において、該基体上に貴金属あるいは貴金属合金も
しくは貴金属を主成分とする金属混合物の厚膜ペースト
の焼成体からなる接点層を設け、該接点層の下層に銅あ
るいはパラジウムを主成分とする金属の厚膜ペーストの
焼成体からなる接点下地層あるいは銅を主成分とする金
属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層とその上
層にパラジウムを主成分とする金属の厚膜ペーストの焼
成体からなる第2接点下地層を設けることにより電気接
点を構成している。また、前記接点層を2層に形成し、
該接点層の上層を金あるいは金合金の厚膜ペーストの焼
成体で、下層を銀あるいは銀合金の厚膜ペーストの焼成
体で設けることにより電気接点を構成している。また、
高融点金属を主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体
からなる接点保護層を、前記接点下地層あるいは第2接
点下地層の上層に前記接点層と分割して設け、あるいは
接点層の一部上層に設けることにより電気接点を構成し
ている。さらに、前記基体の銅合金薄板を析出硬化型銅
合金により形成することで電気接点を構成している。
【0016】
【作用】上記のように構成された電気接点は、スクリー
ン印刷等の公知の方法により、所望の金属等の厚膜ペー
ストの焼成体を所望の位置に形成することができ、貴金
属の使用量を必要量に限定し、且つ、基体と接点層等の
界面の電気抵抗と熱抵抗が小さく、接点高さが容易に制
御可能で、各接点間のばらつきが少なく特性を安定させ
ることができる。
ン印刷等の公知の方法により、所望の金属等の厚膜ペー
ストの焼成体を所望の位置に形成することができ、貴金
属の使用量を必要量に限定し、且つ、基体と接点層等の
界面の電気抵抗と熱抵抗が小さく、接点高さが容易に制
御可能で、各接点間のばらつきが少なく特性を安定させ
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面に示す実施例により、本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0018】図1の本発明の第1の実施例において、1
は銅合金薄板からなる基体で、この基体1上に銅を主成
分とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地
層2が形成され、この接点下地層2上に金厚膜ペースト
の焼成体からなる接点層4が形成されている。各厚膜ペ
ーストは、金属粉末、高分子バインダ、無機酸化物、溶
媒等により構成され、これらの構成物質が均一に配合さ
れている。この厚膜ペーストを、基体1上にスクリーン
印刷等の公知の方法により印刷、乾燥させた後、窒素ガ
ス雰囲気中で焼成することにより、所望の焼成体を得る
ことができ、貴金属等の使用量を必要量に限定すること
ができる。また、印刷時に厚膜ペーストの膜厚を調整す
ることにより、ばらつきの少ない、所望の厚さの焼成体
を簡単に得ることができ、特に多数の接点を形成する場
合には、各接点の高さにばらつきが生じないため、安定
した特性を得ることができる。さらに、銅を主成分とす
る金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層2の
働きにより、基体1と接点下地層2及び接点下地層2と
接点層4が、共に電気的、機械的に良好な接合状態を得
られるため、基体1と接点層4との各界面の電気抵抗、
熱抵抗を低く抑えることができ、従来例の電磁継電器に
適用した場合には、固定接点55’と固定接点接合部5
7間及び可動接点77’と可動接点バネ76間の電気抵
抗、熱抵抗を低く抑えることができる。特に、基体1を
析出硬化型銅合金で形成した場合には、通常、接点下地
層2、接点層4等の焼成により、軟化してバネ性を失っ
てしまった基体1に対して、冷間圧延等の機械的方法を
取ることなく、熱処理を行うだけで簡単に回復させるこ
とができるため、工程が簡略化できるとともに、バネ特
性が安定し、ばらつきが生じない。
は銅合金薄板からなる基体で、この基体1上に銅を主成
分とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地
層2が形成され、この接点下地層2上に金厚膜ペースト
の焼成体からなる接点層4が形成されている。各厚膜ペ
ーストは、金属粉末、高分子バインダ、無機酸化物、溶
媒等により構成され、これらの構成物質が均一に配合さ
れている。この厚膜ペーストを、基体1上にスクリーン
印刷等の公知の方法により印刷、乾燥させた後、窒素ガ
ス雰囲気中で焼成することにより、所望の焼成体を得る
ことができ、貴金属等の使用量を必要量に限定すること
ができる。また、印刷時に厚膜ペーストの膜厚を調整す
ることにより、ばらつきの少ない、所望の厚さの焼成体
を簡単に得ることができ、特に多数の接点を形成する場
合には、各接点の高さにばらつきが生じないため、安定
した特性を得ることができる。さらに、銅を主成分とす
る金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層2の
働きにより、基体1と接点下地層2及び接点下地層2と
接点層4が、共に電気的、機械的に良好な接合状態を得
られるため、基体1と接点層4との各界面の電気抵抗、
熱抵抗を低く抑えることができ、従来例の電磁継電器に
適用した場合には、固定接点55’と固定接点接合部5
7間及び可動接点77’と可動接点バネ76間の電気抵
抗、熱抵抗を低く抑えることができる。特に、基体1を
析出硬化型銅合金で形成した場合には、通常、接点下地
層2、接点層4等の焼成により、軟化してバネ性を失っ
てしまった基体1に対して、冷間圧延等の機械的方法を
取ることなく、熱処理を行うだけで簡単に回復させるこ
とができるため、工程が簡略化できるとともに、バネ特
性が安定し、ばらつきが生じない。
【0019】次に、図2乃至図6の本発明の異なる実施
例につき説明する。尚、これらの本発明の異なる実施例
の説明に当たって、前記本発明の第1の実施例と同一構
成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
例につき説明する。尚、これらの本発明の異なる実施例
の説明に当たって、前記本発明の第1の実施例と同一構
成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0020】図2の本発明の第2の実施例において、第
1の実施例と主に異なる点は、銅を主成分とする金属の
厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層2と接点層4
との間に、パラジウムを主成分とする金属の厚膜ペース
トの焼成体からなる第2接点下地層3を設けたことにあ
る。これにより、電気的、機械的な接合強度が、第1の
実施例以上に良好となるため、微小電流を取り扱う場合
には接点ノイズを減少させることができ、大電流を取り
扱う場合には接点の温度上昇を防止し、延いては接点の
消耗・転移を減少させることができる。
1の実施例と主に異なる点は、銅を主成分とする金属の
厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層2と接点層4
との間に、パラジウムを主成分とする金属の厚膜ペース
トの焼成体からなる第2接点下地層3を設けたことにあ
る。これにより、電気的、機械的な接合強度が、第1の
実施例以上に良好となるため、微小電流を取り扱う場合
には接点ノイズを減少させることができ、大電流を取り
扱う場合には接点の温度上昇を防止し、延いては接点の
消耗・転移を減少させることができる。
【0021】図3の本発明の第3の実施例において、第
1の実施例と主に異なる点は、接点層4を2層構造とし
て、その上層である第1接点層4aを金厚膜ペーストの
焼成体で形成し、下層である第2接点層4bを銀厚膜ペ
ーストの焼成体で形成していることにある。これによ
り、アーク放電等により金厚膜ペーストの焼成体で形成
された第1接点層4aが消耗・転移を起こしても、その
下層である銀厚膜ペーストの焼成体で形成された第2接
点層4bが最表層となり、接触抵抗、熱抵抗等の増加を
最小限に抑えることができるため、電気接点の特性劣化
を最小限に止めることができ、製品の寿命を延ばすこと
ができる。
1の実施例と主に異なる点は、接点層4を2層構造とし
て、その上層である第1接点層4aを金厚膜ペーストの
焼成体で形成し、下層である第2接点層4bを銀厚膜ペ
ーストの焼成体で形成していることにある。これによ
り、アーク放電等により金厚膜ペーストの焼成体で形成
された第1接点層4aが消耗・転移を起こしても、その
下層である銀厚膜ペーストの焼成体で形成された第2接
点層4bが最表層となり、接触抵抗、熱抵抗等の増加を
最小限に抑えることができるため、電気接点の特性劣化
を最小限に止めることができ、製品の寿命を延ばすこと
ができる。
【0022】図4の本発明の第4の実施例において、第
3の実施例と主に異なる点は、接点下地層2と2層構造
の接点層4との間に、パラジウムを主成分とする金属の
厚膜ペーストの焼成体からなる第2接点下地層3を設け
たことにある。これにより、第3の実施例と同様に、ア
ーク放電等により金厚膜ペーストの焼成体で形成された
接点層が消耗・転移を起こしても、その下層の銀厚膜ペ
ーストの焼成体で形成された接点層が最表層となり、接
触抵抗、熱抵抗等の増加を最小限に抑えることができる
ため、電気接点の特性劣化を最小限に止めることがで
き、製品の寿命を延ばすことができるとともに、第2接
点下地層3の働きにより、電気的、機械的な接合強度
が、第3の実施例以上に良好となるため、微小電流を取
り扱う場合には接点ノイズを減少させることができ、大
電流を取り扱う場合には接点の温度上昇を防止し、延い
ては接点の消耗・転移を減少させることができる。
3の実施例と主に異なる点は、接点下地層2と2層構造
の接点層4との間に、パラジウムを主成分とする金属の
厚膜ペーストの焼成体からなる第2接点下地層3を設け
たことにある。これにより、第3の実施例と同様に、ア
ーク放電等により金厚膜ペーストの焼成体で形成された
接点層が消耗・転移を起こしても、その下層の銀厚膜ペ
ーストの焼成体で形成された接点層が最表層となり、接
触抵抗、熱抵抗等の増加を最小限に抑えることができる
ため、電気接点の特性劣化を最小限に止めることがで
き、製品の寿命を延ばすことができるとともに、第2接
点下地層3の働きにより、電気的、機械的な接合強度
が、第3の実施例以上に良好となるため、微小電流を取
り扱う場合には接点ノイズを減少させることができ、大
電流を取り扱う場合には接点の温度上昇を防止し、延い
ては接点の消耗・転移を減少させることができる。
【0023】図5の本発明の第5の実施例において、第
1乃至第4の実施例と主に異なる点は、接点下地層2あ
るいは第2接点下地層3の上層に、接点層4と分割して
高融点金属を主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体
からなる接点保護層5aを設けたことにある。この接点
保護層5aは、電磁継電器等の固定接点及び可動接点に
おいて、開・閉成動作時に一時的に接触し、安定状態で
は非接触となる部分に設けられている。この状態を図7
の固定接点55’と可動接点77’の開・閉成動作時の
動作説明図を用いて詳細に説明する。図7(a)は、固
定接点55’と可動接点77’の開成時の状態を示した
図で、固定接点55’と可動接点77’とが非接触の状
態で安定している。この状態では、従来の電気接点と動
作上何等変わるところはない。図7(b)は、閉成動作
時においては閉成動作開始直後の状態を、開成動作時に
おいては開成動作終了間際の状態を示している。この状
態では、可動接点77’の接点保護層5aと、固定接点
55’の接点保護層5a’とが一時的に接触した状態と
なっている。図7(c)は、閉成動作時においては閉成
動作終了間際の状態を、開成動作時においては開成動作
開始直後の状態を示している。この状態では、可動接点
77’の接点保護層5aと、固定接点55’の接点保護
層5a’及び可動接点77’の接点層4と、固定接点5
5’の接点層4’とが一時的に接触した状態となってい
る。図7(d)は、固定接点55’と可動接点77’の
閉成時の状態を示した図で、可動接点77’の接点層4
と、固定接点55’の接点層4’とが安定して接触して
いる。この状態では、接触抵抗の小さい接点層同士が接
触しているため、接触抵抗が低く、また接点間のポリマ
ー形成も見られない。一般に、大気中では接点間電圧が
15ボルト以上になると、接点物質と接点間の気体によ
り定まる接点間隔内で接点間にアーク放電が発生し、こ
のアーク放電により、接点消耗や接点転移が生じ、接点
の寿命を短かくしてしまうことになるが、本発明の第5
の実施例においては、閉成動作時のアーク放電は、図7
(b)の状態、すなわち、接点保護層5a,5a’間で
発生し、本来の電気接点として機能する接点層4,4’
間では発生しない、また、接点保護層5a,5a’が、
パラジウム等の高融点金属を主成分とする金属の厚膜ペ
ーストの焼成体により形成されているため、アーク放電
による消耗が少なく、接点消耗や接点転移がほとんど発
生しない。このため、接触抵抗を低く抑えたままで、接
点の寿命を延ばすことができる。また、図7を(d)、
(c)、(b)、(a)の順に見ることにより、固定接
点55’と可動接点77’の開成動作時の動作説明図と
なる。したがって、閉成動作時においても、図7(b)
の状態でアーク放電が発生するため、閉成動作時と同様
に、接触抵抗を低く抑えたままで、接点の寿命を延ばす
ことができる。
1乃至第4の実施例と主に異なる点は、接点下地層2あ
るいは第2接点下地層3の上層に、接点層4と分割して
高融点金属を主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体
からなる接点保護層5aを設けたことにある。この接点
保護層5aは、電磁継電器等の固定接点及び可動接点に
おいて、開・閉成動作時に一時的に接触し、安定状態で
は非接触となる部分に設けられている。この状態を図7
の固定接点55’と可動接点77’の開・閉成動作時の
動作説明図を用いて詳細に説明する。図7(a)は、固
定接点55’と可動接点77’の開成時の状態を示した
図で、固定接点55’と可動接点77’とが非接触の状
態で安定している。この状態では、従来の電気接点と動
作上何等変わるところはない。図7(b)は、閉成動作
時においては閉成動作開始直後の状態を、開成動作時に
おいては開成動作終了間際の状態を示している。この状
態では、可動接点77’の接点保護層5aと、固定接点
55’の接点保護層5a’とが一時的に接触した状態と
なっている。図7(c)は、閉成動作時においては閉成
動作終了間際の状態を、開成動作時においては開成動作
開始直後の状態を示している。この状態では、可動接点
77’の接点保護層5aと、固定接点55’の接点保護
層5a’及び可動接点77’の接点層4と、固定接点5
5’の接点層4’とが一時的に接触した状態となってい
る。図7(d)は、固定接点55’と可動接点77’の
閉成時の状態を示した図で、可動接点77’の接点層4
と、固定接点55’の接点層4’とが安定して接触して
いる。この状態では、接触抵抗の小さい接点層同士が接
触しているため、接触抵抗が低く、また接点間のポリマ
ー形成も見られない。一般に、大気中では接点間電圧が
15ボルト以上になると、接点物質と接点間の気体によ
り定まる接点間隔内で接点間にアーク放電が発生し、こ
のアーク放電により、接点消耗や接点転移が生じ、接点
の寿命を短かくしてしまうことになるが、本発明の第5
の実施例においては、閉成動作時のアーク放電は、図7
(b)の状態、すなわち、接点保護層5a,5a’間で
発生し、本来の電気接点として機能する接点層4,4’
間では発生しない、また、接点保護層5a,5a’が、
パラジウム等の高融点金属を主成分とする金属の厚膜ペ
ーストの焼成体により形成されているため、アーク放電
による消耗が少なく、接点消耗や接点転移がほとんど発
生しない。このため、接触抵抗を低く抑えたままで、接
点の寿命を延ばすことができる。また、図7を(d)、
(c)、(b)、(a)の順に見ることにより、固定接
点55’と可動接点77’の開成動作時の動作説明図と
なる。したがって、閉成動作時においても、図7(b)
の状態でアーク放電が発生するため、閉成動作時と同様
に、接触抵抗を低く抑えたままで、接点の寿命を延ばす
ことができる。
【0024】図6の本発明の第6の実施例において、第
5の実施例と主に異なる点は、接点層4の上層の一部
に、高融点金属を主成分とする金属の厚膜ペーストの焼
成体からなる接点保護層5bを設けたことにある。この
接点保護層5bは、電磁継電器等の固定接点55’及び
可動接点77’において、開・閉成動作時に一時的に接
触し、安定状態では非接触となる部分に薄く設けられて
いる。作用・効果は、第5の実施例と同様に、固定接点
55’と可動接点77’の開・閉成動作時のアーク放電
が接点保護層5b,5b’間で発生するため、接点層4
のアーク放電による消耗がほとんど発生せず、接触抵抗
を低く抑えたままで、接点の寿命を延ばすことができ
る。尚、図6においては、構造をわかり易く説明するた
めに、接点層4と接点保護層5bとの高さを違えて示し
てあるが、プレス等の公知の技術により、各々の高さを
容易に略平坦化することができる。
5の実施例と主に異なる点は、接点層4の上層の一部
に、高融点金属を主成分とする金属の厚膜ペーストの焼
成体からなる接点保護層5bを設けたことにある。この
接点保護層5bは、電磁継電器等の固定接点55’及び
可動接点77’において、開・閉成動作時に一時的に接
触し、安定状態では非接触となる部分に薄く設けられて
いる。作用・効果は、第5の実施例と同様に、固定接点
55’と可動接点77’の開・閉成動作時のアーク放電
が接点保護層5b,5b’間で発生するため、接点層4
のアーク放電による消耗がほとんど発生せず、接触抵抗
を低く抑えたままで、接点の寿命を延ばすことができ
る。尚、図6においては、構造をわかり易く説明するた
めに、接点層4と接点保護層5bとの高さを違えて示し
てあるが、プレス等の公知の技術により、各々の高さを
容易に略平坦化することができる。
【0025】図8乃至図13の本発明の第7、第8の実
施例において、第1の実施例と主に異なる点は、可動接
点及び固定接点を備える電磁継電器が、コイルが巻回さ
れた鉄心と永久磁石とからなる電磁石ブロックと、アー
マチュアと可動接点バネと絶縁性支持体と可動接点バネ
の中央より直交する方向に延出する支持バネとからな
り、アーマチュアと絶縁性支持体とが独立して構成さ
れ、アーマチュアの変位を絶縁性支持体に対して一方向
にのみ伝達する一方向連結手段を備え、コイルの励磁に
より可動接点バネとアーマチュアとを支持バネを芯とし
て一対の磁極間を反転自在に揺動させるアーマチュアブ
ロックと、コイル端子、共通端子、固定接点端子を備
え、電磁石ブロック、アーマチュアブロックを装着する
セラミックあるいはガラス被覆金属からなる絶縁性基板
と、この絶縁性基板を外嵌するケースとから構成された
ことにある。
施例において、第1の実施例と主に異なる点は、可動接
点及び固定接点を備える電磁継電器が、コイルが巻回さ
れた鉄心と永久磁石とからなる電磁石ブロックと、アー
マチュアと可動接点バネと絶縁性支持体と可動接点バネ
の中央より直交する方向に延出する支持バネとからな
り、アーマチュアと絶縁性支持体とが独立して構成さ
れ、アーマチュアの変位を絶縁性支持体に対して一方向
にのみ伝達する一方向連結手段を備え、コイルの励磁に
より可動接点バネとアーマチュアとを支持バネを芯とし
て一対の磁極間を反転自在に揺動させるアーマチュアブ
ロックと、コイル端子、共通端子、固定接点端子を備
え、電磁石ブロック、アーマチュアブロックを装着する
セラミックあるいはガラス被覆金属からなる絶縁性基板
と、この絶縁性基板を外嵌するケースとから構成された
ことにある。
【0026】本発明の第7の実施例である電磁継電器の
構成を、図8乃至図10を参照して詳細に説明する。
構成を、図8乃至図10を参照して詳細に説明する。
【0027】7は絶縁性基板で、セラミックやガラス被
覆金属等からなり、銅合金薄板等をプレス加工により形
成した固定接点端子10、共通端子13、コイル端子1
6等の各端子群を備え、本発明の第1乃至第6の実施例
と同様に、所望の金属の厚膜ペーストの焼成体により固
定接点55aを形成している。これを詳細に説明する
と、セラミック等からなる絶縁性基板7の下面には、銅
を主成分とする金属厚膜ペーストの焼成体からなる固定
接点端子接合部11、共通端子接合部14、コイル端子
接合部17等が形成されており、必要に応じて、共通端
子リード部15、コイル端子リード部18等の各リード
部が、銅を主成分とする金属厚膜ペーストの焼成体によ
り形成され、各々固定接点端子接合部11、共通端子接
合部14、コイル端子接合部17と電気的に接続されて
いる。絶縁性基板7の上面には、基体である固定接点リ
ード部12が、銅を主成分とする金属厚膜ペーストの焼
成体により形成されている。絶縁性基板7の所望の場所
には、スルーホール8が複数形成されており、固定接点
端子10、共通端子13、コイル端子16等が、絶縁性
基板7の下面より挿入・固着されている。この各端子1
0,13,16は、絶縁性基板7の下面に形成された各
接合部11,14,17に半田付けにより電気的に接続
されている。また、固定接点リード部12と固定接点端
子接合部11とは、スルーホール8の内部に金属厚膜ペ
ーストの焼成体を形成する等、周知の方法を適宜用いる
ことにより電気的な接続を行うことができる。なお、固
定接点リード部12、共通端子リード部15、コイル端
子リード部18および各接合部11,14,17は、ス
ルーホール8を利用して絶縁性基板7のどちらの面にも
形成することができる。また、スルーホール8の代わり
に、絶縁性基板7の端部に切り欠きを形成しても良い。
固定接点55aは、固定接点接合部9の上面に、公知の
スクリーン印刷等の方法により、本発明の第1乃至第6
の実施例と同様に、所望の金属を配合した厚膜ペースト
を所望のパターンに印刷・焼成して形成している。
覆金属等からなり、銅合金薄板等をプレス加工により形
成した固定接点端子10、共通端子13、コイル端子1
6等の各端子群を備え、本発明の第1乃至第6の実施例
と同様に、所望の金属の厚膜ペーストの焼成体により固
定接点55aを形成している。これを詳細に説明する
と、セラミック等からなる絶縁性基板7の下面には、銅
を主成分とする金属厚膜ペーストの焼成体からなる固定
接点端子接合部11、共通端子接合部14、コイル端子
接合部17等が形成されており、必要に応じて、共通端
子リード部15、コイル端子リード部18等の各リード
部が、銅を主成分とする金属厚膜ペーストの焼成体によ
り形成され、各々固定接点端子接合部11、共通端子接
合部14、コイル端子接合部17と電気的に接続されて
いる。絶縁性基板7の上面には、基体である固定接点リ
ード部12が、銅を主成分とする金属厚膜ペーストの焼
成体により形成されている。絶縁性基板7の所望の場所
には、スルーホール8が複数形成されており、固定接点
端子10、共通端子13、コイル端子16等が、絶縁性
基板7の下面より挿入・固着されている。この各端子1
0,13,16は、絶縁性基板7の下面に形成された各
接合部11,14,17に半田付けにより電気的に接続
されている。また、固定接点リード部12と固定接点端
子接合部11とは、スルーホール8の内部に金属厚膜ペ
ーストの焼成体を形成する等、周知の方法を適宜用いる
ことにより電気的な接続を行うことができる。なお、固
定接点リード部12、共通端子リード部15、コイル端
子リード部18および各接合部11,14,17は、ス
ルーホール8を利用して絶縁性基板7のどちらの面にも
形成することができる。また、スルーホール8の代わり
に、絶縁性基板7の端部に切り欠きを形成しても良い。
固定接点55aは、固定接点接合部9の上面に、公知の
スクリーン印刷等の方法により、本発明の第1乃至第6
の実施例と同様に、所望の金属を配合した厚膜ペースト
を所望のパターンに印刷・焼成して形成している。
【0028】19は電磁石ブロックで、電磁石部63と
永久磁石72とにより構成されている。電磁石部63
は、更に鉄心64とコイル69とコイル引出端子36と
により構成されている。鉄心64は、電磁軟鉄等の磁性
体により略コ字形に形成されており、その中間部には合
成樹脂等の成形材よりなるスプール66が、スプール6
6の端部には合成樹脂等の成形材よりなるつば67が各
々設けられており、鉄心64の両端部がこのつば67よ
り側方に突出して磁極71が構成されている。コイル引
出端子36は、導電性金属材料により略鍵字形に形成さ
れ、その一端がつば67から側方に突出し、他端がつば
67から下方に突出して設けられており、下方に突出し
た一端が絶縁性基板7に形成されたコイル端子接合部1
7に位置する箇所に形成されたスルーホール8に挿入・
固着され、半田付けによりコイル端子16と電気的に接
続されている。コイル69は、鉄心64の中間部に設け
られたスプール66に巻回されており、コイル引出線7
0がコイル引出端子36の他端に半田付けにより固着さ
れ、コイル引出端子36を介してコイル端子16に電気
的に接続されている。永久磁石72は、略平板状で両端
が同極、略中央が異極に着磁されており、両端が鉄心6
4の端部である磁極71,71間に介装されて設けられ
ている。
永久磁石72とにより構成されている。電磁石部63
は、更に鉄心64とコイル69とコイル引出端子36と
により構成されている。鉄心64は、電磁軟鉄等の磁性
体により略コ字形に形成されており、その中間部には合
成樹脂等の成形材よりなるスプール66が、スプール6
6の端部には合成樹脂等の成形材よりなるつば67が各
々設けられており、鉄心64の両端部がこのつば67よ
り側方に突出して磁極71が構成されている。コイル引
出端子36は、導電性金属材料により略鍵字形に形成さ
れ、その一端がつば67から側方に突出し、他端がつば
67から下方に突出して設けられており、下方に突出し
た一端が絶縁性基板7に形成されたコイル端子接合部1
7に位置する箇所に形成されたスルーホール8に挿入・
固着され、半田付けによりコイル端子16と電気的に接
続されている。コイル69は、鉄心64の中間部に設け
られたスプール66に巻回されており、コイル引出線7
0がコイル引出端子36の他端に半田付けにより固着さ
れ、コイル引出端子36を介してコイル端子16に電気
的に接続されている。永久磁石72は、略平板状で両端
が同極、略中央が異極に着磁されており、両端が鉄心6
4の端部である磁極71,71間に介装されて設けられ
ている。
【0029】22はアーマチュアブロックで、絶縁性基
板7の底面に近い方から、可動接点バネ76及び支持バ
ネ78a、アーマチュア24、磁極71及び永久磁石7
2の順に階層され、絶縁性支持体26に設けた掛合部と
アーマチュア24に設けた被掛合部とにより、一方向連
結手段28を構成し、可動接点バネ76とアーマチュア
24とを分割し、絶縁性支持体26を介して独立して動
作するように構成されている。可動接点バネ76の中央
部には、合成樹脂等の絶縁性材料からなる断面略コ字状
の絶縁性支持体26が、可動接点バネ76とともにイン
サート成形されている。絶縁性支持体26の側壁26
a,26bの上面には、掛合片30が形成されている。
可動接点バネ76の両端部には、本発明の第1乃至第6
の実施例と同様に、所望の金属を配合した厚膜ペースト
の焼成体からなる可動接点77aが形成されている。可
動接点バネ76と電気的、機械的に一体な支持バネ78
aが、可動接点バネ76の長手中央より直交する方向へ
各々延出するように形成され、更にその先端が略直角に
折り曲げられ、絶縁性基板7に設けられた所定のスルー
ホール8に挿入・固着され、共通端子接合部14に半田
付けにより電気的に接続されている。また、支持バネ7
8aを保持するブロック枠35がアーマチュアブロック
22を外嵌している。可動接点バネ76の上方には、電
磁軟鉄等の軟磁性材料により略平板状に形成されたアー
マチュア24が配置され、アーマチュア24には、絶縁
性支持体26に形成された側壁26a,26bが挿入さ
れる孔33が形成され、この孔33に、絶縁性支持体2
6の側壁26a,26bと掛合片30が挿入係着され、
可動接点バネ76とアーマチュア24とが分離構成され
ている。このような構成をここでは一方向連結手段28
と称することとする。アーマチュア24の上方には、電
磁石ブロック19の磁極71及び永久磁石72が配置さ
れている。一方向連結手段28は、前述の如く断面コ字
状の絶縁性支持体26に形成された側壁26a,26b
がアーマチュア24に形成された孔33を貫通し、前記
側壁26a,26b端部に設けた掛合部である掛合片3
0が、アーマチュア24の被掛合部である孔33と係合
することにより構成され、この掛合片30と被掛合部の
孔33とが係合した状態で、永久磁石72の吸引力によ
りアーマチュア24の一端部が磁極71に吸引保持され
ている。
板7の底面に近い方から、可動接点バネ76及び支持バ
ネ78a、アーマチュア24、磁極71及び永久磁石7
2の順に階層され、絶縁性支持体26に設けた掛合部と
アーマチュア24に設けた被掛合部とにより、一方向連
結手段28を構成し、可動接点バネ76とアーマチュア
24とを分割し、絶縁性支持体26を介して独立して動
作するように構成されている。可動接点バネ76の中央
部には、合成樹脂等の絶縁性材料からなる断面略コ字状
の絶縁性支持体26が、可動接点バネ76とともにイン
サート成形されている。絶縁性支持体26の側壁26
a,26bの上面には、掛合片30が形成されている。
可動接点バネ76の両端部には、本発明の第1乃至第6
の実施例と同様に、所望の金属を配合した厚膜ペースト
の焼成体からなる可動接点77aが形成されている。可
動接点バネ76と電気的、機械的に一体な支持バネ78
aが、可動接点バネ76の長手中央より直交する方向へ
各々延出するように形成され、更にその先端が略直角に
折り曲げられ、絶縁性基板7に設けられた所定のスルー
ホール8に挿入・固着され、共通端子接合部14に半田
付けにより電気的に接続されている。また、支持バネ7
8aを保持するブロック枠35がアーマチュアブロック
22を外嵌している。可動接点バネ76の上方には、電
磁軟鉄等の軟磁性材料により略平板状に形成されたアー
マチュア24が配置され、アーマチュア24には、絶縁
性支持体26に形成された側壁26a,26bが挿入さ
れる孔33が形成され、この孔33に、絶縁性支持体2
6の側壁26a,26bと掛合片30が挿入係着され、
可動接点バネ76とアーマチュア24とが分離構成され
ている。このような構成をここでは一方向連結手段28
と称することとする。アーマチュア24の上方には、電
磁石ブロック19の磁極71及び永久磁石72が配置さ
れている。一方向連結手段28は、前述の如く断面コ字
状の絶縁性支持体26に形成された側壁26a,26b
がアーマチュア24に形成された孔33を貫通し、前記
側壁26a,26b端部に設けた掛合部である掛合片3
0が、アーマチュア24の被掛合部である孔33と係合
することにより構成され、この掛合片30と被掛合部の
孔33とが係合した状態で、永久磁石72の吸引力によ
りアーマチュア24の一端部が磁極71に吸引保持され
ている。
【0030】このように構成された電磁継電器は、電磁
石ブロック19のコイル69を所定の方向に励磁するこ
とにより、磁極71に電磁力を発生させ、磁極71と離
れている側のアーマチュア24の端部に吸引力を作用さ
せ、磁極71と離れている側のアーマチュア24の被掛
合部の孔33に係合している絶縁性支持体26の掛合片
30を持ち上げ、絶縁性支持体26及び絶縁性支持体2
6と一体化した可動接点バネ76を、絶縁性支持体7に
固着されている支持バネ78aを中心として磁極71,
71間を反転揺動させる。このとき、アーマチュア24
は、一方向連結手段28構成している掛合部の掛合片3
0と被掛合部の孔33とが係合し、永久磁石72の吸引
力により保持されているため、可動接点バネ76ととも
に、支持バネ78aを中心として磁極71,71間を反
転揺動する。
石ブロック19のコイル69を所定の方向に励磁するこ
とにより、磁極71に電磁力を発生させ、磁極71と離
れている側のアーマチュア24の端部に吸引力を作用さ
せ、磁極71と離れている側のアーマチュア24の被掛
合部の孔33に係合している絶縁性支持体26の掛合片
30を持ち上げ、絶縁性支持体26及び絶縁性支持体2
6と一体化した可動接点バネ76を、絶縁性支持体7に
固着されている支持バネ78aを中心として磁極71,
71間を反転揺動させる。このとき、アーマチュア24
は、一方向連結手段28構成している掛合部の掛合片3
0と被掛合部の孔33とが係合し、永久磁石72の吸引
力により保持されているため、可動接点バネ76ととも
に、支持バネ78aを中心として磁極71,71間を反
転揺動する。
【0031】このような電磁継電器の電気接点において
は、固定接点55a、可動接点77aともに高さの調整
が容易になり、ばらつきも減少させることができるとと
もに、本発明の第1乃至第6の実施例と同様に、貴金属
の使用量を必要量に限定し、且つ、基体1aと接点層4
等の界面の電気抵抗と熱抵抗が小さく、各接点間のばら
つきが少なく特性の安定した電気接点を得ることができ
る。加えて、アーマチュアブロック22のアーマチュア
24と絶縁性支持体26とが独立して構成され、一方向
連結手段28によりアーマチュア24の動作が可動接点
バネ76に伝達される構成であるため、従来の電磁継電
器とは異なり、アーマチュア24と磁極71との衝突に
よる衝撃振動が、一方向連結手段28により可動接点バ
ネ76等に伝達されなくなり、支持バネ78aのねじり
以外の変位が抑制され、支持バネ78aの耐久寿命の向
上や、バウンス現象の低減を図ることができる。
は、固定接点55a、可動接点77aともに高さの調整
が容易になり、ばらつきも減少させることができるとと
もに、本発明の第1乃至第6の実施例と同様に、貴金属
の使用量を必要量に限定し、且つ、基体1aと接点層4
等の界面の電気抵抗と熱抵抗が小さく、各接点間のばら
つきが少なく特性の安定した電気接点を得ることができ
る。加えて、アーマチュアブロック22のアーマチュア
24と絶縁性支持体26とが独立して構成され、一方向
連結手段28によりアーマチュア24の動作が可動接点
バネ76に伝達される構成であるため、従来の電磁継電
器とは異なり、アーマチュア24と磁極71との衝突に
よる衝撃振動が、一方向連結手段28により可動接点バ
ネ76等に伝達されなくなり、支持バネ78aのねじり
以外の変位が抑制され、支持バネ78aの耐久寿命の向
上や、バウンス現象の低減を図ることができる。
【0032】図11乃至図13の本発明の第8の実施例
において、第7の実施例と主に異なる点は、絶縁性基板
7の底面に近い方から、可動接点バネ76及び支持バネ
78a、磁極71及び永久磁石21、アーマチュア25
の順に階層し、絶縁性支持体27の端部に設けた掛合部
とアーマチュア25に穿設した被掛合部とにより、絶縁
性支持体27の側部27a,27bは永久磁石21の孔
34,34を貫通し一方向連結手段29を構成し、可動
接点バネ76とアーマチュア25とを分割し、独立して
動作するように構成されたことにある。
において、第7の実施例と主に異なる点は、絶縁性基板
7の底面に近い方から、可動接点バネ76及び支持バネ
78a、磁極71及び永久磁石21、アーマチュア25
の順に階層し、絶縁性支持体27の端部に設けた掛合部
とアーマチュア25に穿設した被掛合部とにより、絶縁
性支持体27の側部27a,27bは永久磁石21の孔
34,34を貫通し一方向連結手段29を構成し、可動
接点バネ76とアーマチュア25とを分割し、独立して
動作するように構成されたことにある。
【0033】アーマチュアブロック23は、可動接点バ
ネ76の中央部に、合成樹脂等の絶縁性材料からなる断
面コ字状の絶縁性支持体27が、可動接点バネ76とと
もにインサート成形されており、前記断面コ字状の絶縁
性支持体27の側壁27a,27bの上面には、円柱状
の凸部32が形成されている。可動接点バネ76と電気
的、機械的に一体な支持バネ78aが、可動接点バネ7
6の長手中央より直交する方向へ各々延出するように形
成され、更にその先端が略直角に折り曲げられ、絶縁性
基板7に設けられた所定のスルーホール8に挿入・固着
され、共通端子接合部14に半田付けにより電気的に接
続されている。また、支持バネ78aを保持するブロッ
ク枠35がアーマチュアブロック23を外嵌している。
可動接点バネ76の上方には、電磁石ブロック20の磁
極71及び永久磁石21が配置され、永久磁石21に
は、コ字状の絶縁性支持体27に形成された凸部32が
挿入される孔34,34が形成されている。磁極71及
び永久磁石21の上方には、電磁軟鉄等の軟磁性材料に
より略平板状に形成されたアーマチュア25が配置さ
れ、アーマチュア25の下面には、絶縁性支持体27に
形成された前記凸部32と係合する凹部31が形成され
ている。一方向連結手段29は、絶縁性支持体27に形
成された掛合部の凸部32と、アーマチュア25に形成
された被掛合部の凹部31とにより構成され、この凸部
32と凹部31とが係合した状態で、永久磁石21の吸
引力によりアーマチュア25が保持されている。電磁石
ブロック20のコイル69を励磁することにより、磁極
71に電磁力が発生し、磁極71と離れている側のアー
マチュア25の端部に吸引力が作用し、磁極71と離れ
ている側のアーマチュア25に形成された被掛合部の凹
部31が、この凹部31と係合している絶縁性支持体2
7の掛合部の凸部32を押圧して、絶縁性支持体27及
び絶縁性支持体27と一体化した可動接点バネ76を、
絶縁性支持体7に固着されている支持バネ78aを中心
として磁極71,71に対して反転揺動させることがで
きる。一方向連結手段29を構成している掛合部凸部3
2と被掛合部凹部31とが係合し、永久磁石21の吸引
力により保持されているため、アーマチュア25、可動
接点バネ76とともに、支持バネ78aを中心として磁
極71,71に対して反転揺動する。
ネ76の中央部に、合成樹脂等の絶縁性材料からなる断
面コ字状の絶縁性支持体27が、可動接点バネ76とと
もにインサート成形されており、前記断面コ字状の絶縁
性支持体27の側壁27a,27bの上面には、円柱状
の凸部32が形成されている。可動接点バネ76と電気
的、機械的に一体な支持バネ78aが、可動接点バネ7
6の長手中央より直交する方向へ各々延出するように形
成され、更にその先端が略直角に折り曲げられ、絶縁性
基板7に設けられた所定のスルーホール8に挿入・固着
され、共通端子接合部14に半田付けにより電気的に接
続されている。また、支持バネ78aを保持するブロッ
ク枠35がアーマチュアブロック23を外嵌している。
可動接点バネ76の上方には、電磁石ブロック20の磁
極71及び永久磁石21が配置され、永久磁石21に
は、コ字状の絶縁性支持体27に形成された凸部32が
挿入される孔34,34が形成されている。磁極71及
び永久磁石21の上方には、電磁軟鉄等の軟磁性材料に
より略平板状に形成されたアーマチュア25が配置さ
れ、アーマチュア25の下面には、絶縁性支持体27に
形成された前記凸部32と係合する凹部31が形成され
ている。一方向連結手段29は、絶縁性支持体27に形
成された掛合部の凸部32と、アーマチュア25に形成
された被掛合部の凹部31とにより構成され、この凸部
32と凹部31とが係合した状態で、永久磁石21の吸
引力によりアーマチュア25が保持されている。電磁石
ブロック20のコイル69を励磁することにより、磁極
71に電磁力が発生し、磁極71と離れている側のアー
マチュア25の端部に吸引力が作用し、磁極71と離れ
ている側のアーマチュア25に形成された被掛合部の凹
部31が、この凹部31と係合している絶縁性支持体2
7の掛合部の凸部32を押圧して、絶縁性支持体27及
び絶縁性支持体27と一体化した可動接点バネ76を、
絶縁性支持体7に固着されている支持バネ78aを中心
として磁極71,71に対して反転揺動させることがで
きる。一方向連結手段29を構成している掛合部凸部3
2と被掛合部凹部31とが係合し、永久磁石21の吸引
力により保持されているため、アーマチュア25、可動
接点バネ76とともに、支持バネ78aを中心として磁
極71,71に対して反転揺動する。
【0034】このように構成された電磁継電器の電気接
点では、本発明の第7の実施例と同様の効果が得られ
る。
点では、本発明の第7の実施例と同様の効果が得られ
る。
【0035】尚、本発明の第1乃至第6の実施例で説明
した厚膜ペーストの焼成体は一例であり、表1に示すよ
うな材料を適宜組み合わせて使用することができる。
した厚膜ペーストの焼成体は一例であり、表1に示すよ
うな材料を適宜組み合わせて使用することができる。
【表1】
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
あっては、次に列挙する効果が得られる。
あっては、次に列挙する効果が得られる。
【0037】(1) 銅合金薄板あるいは銅を主成分と
する基体上に形成された電気接点において、該基体上に
貴金属あるいは貴金属合金もしくは貴金属を主成分とす
る金属混合物の厚膜ペーストの焼成体からなる接点層を
設け、該接点層の下層に銅あるいはパラジウムを主成分
とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層
を設けることにより電気接点を構成しているので、基体
と接点下地層及び接点層との各界面の機械的、電気的、
熱的な接合が十分となるため、電気接点の信頼性が向上
するとともに、接点高さの調整が容易になり、特に、多
数の電気接点を備え、使用時に大きな機械的、電気的、
熱的な負荷が加わる電磁継電器等の電気接点として最適
である。また、貴金属の使用量を必要量に抑えられ、小
型化が容易であるため、コストを低減することができ
る。さらに、周知のスクリーン印刷等の方法を用いるこ
とができるため、量産性に優れるとともに、各接点間に
ばらつきのない、安定した特性の電気接点を得ることが
できる。
する基体上に形成された電気接点において、該基体上に
貴金属あるいは貴金属合金もしくは貴金属を主成分とす
る金属混合物の厚膜ペーストの焼成体からなる接点層を
設け、該接点層の下層に銅あるいはパラジウムを主成分
とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層
を設けることにより電気接点を構成しているので、基体
と接点下地層及び接点層との各界面の機械的、電気的、
熱的な接合が十分となるため、電気接点の信頼性が向上
するとともに、接点高さの調整が容易になり、特に、多
数の電気接点を備え、使用時に大きな機械的、電気的、
熱的な負荷が加わる電磁継電器等の電気接点として最適
である。また、貴金属の使用量を必要量に抑えられ、小
型化が容易であるため、コストを低減することができ
る。さらに、周知のスクリーン印刷等の方法を用いるこ
とができるため、量産性に優れるとともに、各接点間に
ばらつきのない、安定した特性の電気接点を得ることが
できる。
【0038】(2) コイルが巻回された鉄心と永久磁
石とからなる電磁石ブロックと、アーマチュアと可動接
点バネと絶縁性支持体と可動接点バネの中央より直交す
る方向に延出する支持バネとからなり、アーマチュアと
絶縁性支持体とが独立して構成され、アーマチュアの変
位を絶縁性支持体に対して一方向にのみ伝達する一方向
連結手段を備え、コイルの励磁により可動接点バネとア
ーマチュアとを支持バネを芯として一対の磁極間を反転
自在に揺動させるアーマチュアブロックと、コイル端
子、共通端子、固定接点端子を備え、電磁石ブロック、
アーマチュアブロックを装着するセラミックあるいはガ
ラス被覆金属からなる絶縁性基板と、この絶縁性基板を
外嵌するケースとからなる電磁継電器の銅合金薄板ある
いは銅を主成分とする基体上に形成された電気接点にお
いて、該基体上に貴金属あるいは貴金属合金もしくは貴
金属を主成分とする金属混合物の厚膜ペーストの焼成体
からなる接点層を設け、該接点層の下層に銅あるいはパ
ラジウムを主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体か
らなる接点下地層あるいは銅を主成分とする金属の厚膜
ペーストの焼成体からなる接点下地層とその上層にパラ
ジウムを主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体から
なる第2接点下地層を設けたことにより電気接点を構成
しているので、(1)の効果に加えて、アーマチュアブ
ロックのアーマチュアと絶縁性支持体とが独立して構成
され、一方向連結手段によりアーマチュアの動作が可動
接点バネに伝達される構成であるため、従来の電磁継電
器とは異なり、アーマチュアと磁極との衝突による衝撃
振動が、一方向連結手段により可動接点バネ等に伝達さ
れなくなり、支持バネのねじり以外の変位が抑制され、
支持バネの耐久寿命の向上や、バウンス現象の低減を図
ることができる。
石とからなる電磁石ブロックと、アーマチュアと可動接
点バネと絶縁性支持体と可動接点バネの中央より直交す
る方向に延出する支持バネとからなり、アーマチュアと
絶縁性支持体とが独立して構成され、アーマチュアの変
位を絶縁性支持体に対して一方向にのみ伝達する一方向
連結手段を備え、コイルの励磁により可動接点バネとア
ーマチュアとを支持バネを芯として一対の磁極間を反転
自在に揺動させるアーマチュアブロックと、コイル端
子、共通端子、固定接点端子を備え、電磁石ブロック、
アーマチュアブロックを装着するセラミックあるいはガ
ラス被覆金属からなる絶縁性基板と、この絶縁性基板を
外嵌するケースとからなる電磁継電器の銅合金薄板ある
いは銅を主成分とする基体上に形成された電気接点にお
いて、該基体上に貴金属あるいは貴金属合金もしくは貴
金属を主成分とする金属混合物の厚膜ペーストの焼成体
からなる接点層を設け、該接点層の下層に銅あるいはパ
ラジウムを主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体か
らなる接点下地層あるいは銅を主成分とする金属の厚膜
ペーストの焼成体からなる接点下地層とその上層にパラ
ジウムを主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体から
なる第2接点下地層を設けたことにより電気接点を構成
しているので、(1)の効果に加えて、アーマチュアブ
ロックのアーマチュアと絶縁性支持体とが独立して構成
され、一方向連結手段によりアーマチュアの動作が可動
接点バネに伝達される構成であるため、従来の電磁継電
器とは異なり、アーマチュアと磁極との衝突による衝撃
振動が、一方向連結手段により可動接点バネ等に伝達さ
れなくなり、支持バネのねじり以外の変位が抑制され、
支持バネの耐久寿命の向上や、バウンス現象の低減を図
ることができる。
【0039】(3) 銅を主成分とする金属の厚膜ペー
ストの焼成体からなる接点下地層を設け、その上層にパ
ラジウムを主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体か
らなる第2接点下地層を設けることにより電気接点を構
成しているため、接点下地層と接点層との機械的な接合
を強化することができ、電気接点の信頼性をさらに向上
させることができる。
ストの焼成体からなる接点下地層を設け、その上層にパ
ラジウムを主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体か
らなる第2接点下地層を設けることにより電気接点を構
成しているため、接点下地層と接点層との機械的な接合
を強化することができ、電気接点の信頼性をさらに向上
させることができる。
【0040】(4) 前記接点層が2層に形成され、該
接点層の上層が金あるいは金合金の厚膜ペーストの焼成
体、下層が銀あるいは銀合金の厚膜ペーストの焼成体に
より電気接点を構成しているため、上層の接点層がアー
ク放電により消耗・転移をしても、下層の接点層により
接触抵抗の増加を防止することができ、電気接点の寿命
を延ばすことができる。
接点層の上層が金あるいは金合金の厚膜ペーストの焼成
体、下層が銀あるいは銀合金の厚膜ペーストの焼成体に
より電気接点を構成しているため、上層の接点層がアー
ク放電により消耗・転移をしても、下層の接点層により
接触抵抗の増加を防止することができ、電気接点の寿命
を延ばすことができる。
【0041】(5) 前記接点下地層あるいは第2接点
下地層の上層に、高融点金属を主成分とする金属の厚膜
ペーストの焼成体からなる接点保護層を、前記接点層と
分割して設けることにより電気接点を構成しているた
め、接点層のアーク放電による消耗・転移を防止するこ
とができ、接触抵抗を増加させることなく、電気接点の
寿命を延ばすことができる。
下地層の上層に、高融点金属を主成分とする金属の厚膜
ペーストの焼成体からなる接点保護層を、前記接点層と
分割して設けることにより電気接点を構成しているた
め、接点層のアーク放電による消耗・転移を防止するこ
とができ、接触抵抗を増加させることなく、電気接点の
寿命を延ばすことができる。
【0042】(6) 前記接点層の一部に高融点金属を
主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点
保護層を設けることにより電気接点を構成しているた
め、(4)同様に、接点層のアーク放電による消耗・転
移を防止することができ、接触抵抗を増加させることな
く、電気接点の寿命を延ばすことができる。
主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点
保護層を設けることにより電気接点を構成しているた
め、(4)同様に、接点層のアーク放電による消耗・転
移を防止することができ、接触抵抗を増加させることな
く、電気接点の寿命を延ばすことができる。
【0043】(7) 前記基体の銅合金薄板が析出硬化
型銅合金により電気接点を構成しているため、電気接点
形成工程により軟化してバネ性を失ってしまった基体に
対して、冷間圧延等の機械的方法を取ることなく、熱処
理を行うだけで簡単にバネ性を回復することができ、工
程を簡略化することができる。また、基体間のバネ特性
が安定するため、ばらつきの少ない電気接点を得ること
ができる。
型銅合金により電気接点を構成しているため、電気接点
形成工程により軟化してバネ性を失ってしまった基体に
対して、冷間圧延等の機械的方法を取ることなく、熱処
理を行うだけで簡単にバネ性を回復することができ、工
程を簡略化することができる。また、基体間のバネ特性
が安定するため、ばらつきの少ない電気接点を得ること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施例の断面図。
【図2】本発明の第2の実施例の断面図。
【図3】本発明の第3の実施例の断面図。
【図4】本発明の第4の実施例の断面図。
【図5】本発明の第5の実施例の断面図。
【図6】本発明の第6の実施例の断面図。
【図7】本発明の固定接点と可動接点の開・閉成動作時
の動作説明図。
の動作説明図。
【図8】本発明の第7の実施例の組立平面図。
【図9】図8のIX−IX断面図。
【図10】図8のX−X断面図。
【図11】本発明の第8の実施例の組立平面図。
【図12】図11のXII−XII断面図。
【図13】図11のXIII−XIII断面図。
【図14】従来例の電気接点を使用した電磁継電器の分
解斜視図。
解斜視図。
【図15】従来例の電気接点を使用した電磁継電器の組
立平面図。
立平面図。
【図16】図15のXVI−XVI断面図。
【図17】図15のXVII−XVII断面図。
1,1’,1a:基体、 2,2’:接点下
地層、3:第2接点下地層、 4、4’:
接点層、4a:第1接点層、 4b:第
2接点層、5a,5a’,5b:接点保護層、7:絶縁
性基板、 8:スルーホール、9:固
定接点接合部、 10:固定接点端子、1
1:固定接点端子接合部、12:固定接点リード部、
13:共通端子、14:共通端子接合部、
15:共通端子リード部、16:コイル端子、
17:コイル端子接合部、18:コイ
ル端子リード部、19,20:電磁石ブロック、
21:永久磁石、22,23:アーマチュアブロック、
24,25:アーマチュア、 26,27:絶縁
性支持体、26a,26b,27a,27b:側壁、2
8,29:一方向連結手段、 30:掛合片、3
1:凹部、 32:凸部、33,
34:孔、 35:ブロック枠、3
6:コイル引出端子、51:ハウジング、
51a:隔壁、52:側壁、53:コイル収納室、
54:アーマチュア収納室、55,5
5’,55a:固定接点、 56:固定接点端子、5
7:固定接点接合部、58:共通端子、
59:共通端子接合部、60:コイル端子、
61:コイル端子接合部、62:電磁石ブロ
ック、 63:電磁石部、64:鉄心、6
6:スプール、 67:つば、68:
コイル引出端子、 69:コイル、70:コ
イル引出線、 71:磁極、72:永久磁
石、 73:アーマチュアブロック、
75:アーマチュア、76:可動接点バネ、
77,77’,77a:可動接点、78,78a:
支持バネ、 79:絶縁性支持体、82:ケー
ス。
地層、3:第2接点下地層、 4、4’:
接点層、4a:第1接点層、 4b:第
2接点層、5a,5a’,5b:接点保護層、7:絶縁
性基板、 8:スルーホール、9:固
定接点接合部、 10:固定接点端子、1
1:固定接点端子接合部、12:固定接点リード部、
13:共通端子、14:共通端子接合部、
15:共通端子リード部、16:コイル端子、
17:コイル端子接合部、18:コイ
ル端子リード部、19,20:電磁石ブロック、
21:永久磁石、22,23:アーマチュアブロック、
24,25:アーマチュア、 26,27:絶縁
性支持体、26a,26b,27a,27b:側壁、2
8,29:一方向連結手段、 30:掛合片、3
1:凹部、 32:凸部、33,
34:孔、 35:ブロック枠、3
6:コイル引出端子、51:ハウジング、
51a:隔壁、52:側壁、53:コイル収納室、
54:アーマチュア収納室、55,5
5’,55a:固定接点、 56:固定接点端子、5
7:固定接点接合部、58:共通端子、
59:共通端子接合部、60:コイル端子、
61:コイル端子接合部、62:電磁石ブロ
ック、 63:電磁石部、64:鉄心、6
6:スプール、 67:つば、68:
コイル引出端子、 69:コイル、70:コ
イル引出線、 71:磁極、72:永久磁
石、 73:アーマチュアブロック、
75:アーマチュア、76:可動接点バネ、
77,77’,77a:可動接点、78,78a:
支持バネ、 79:絶縁性支持体、82:ケー
ス。
Claims (6)
- 【請求項1】銅合金薄板あるいは銅を主成分とする基体
上に形成された電気接点において、該基体上に貴金属あ
るいは貴金属合金もしくは貴金属を主成分とする金属混
合物の厚膜ペーストの焼成体からなる接点層を設け、該
接点層の下層に銅あるいはパラジウムを主成分とする金
属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点下地層あるいは
銅を主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる
接点下地層とその上層にパラジウムを主成分とする金属
の厚膜ペーストの焼成体からなる第2接点下地層を設け
たことを特徴とする電気接点。 - 【請求項2】 コイルが巻回された鉄心と永久磁石とか
らなる電磁石ブロックと、アーマチュアと可動接点バネ
と絶縁性支持体と可動接点バネの中央より直交する方向
に延出する支持バネとからなり、アーマチュアと絶縁性
支持体とが独立して構成され、アーマチュアの変位を絶
縁性支持体に対して一方向にのみ伝達する一方向連結手
段を備え、コイルの励磁により可動接点バネとアーマチ
ュアとを支持バネを芯として一対の磁極間を反転自在に
揺動させるアーマチュアブロックと、コイル端子、共通
端子、固定接点端子を備え、電磁石ブロック、アーマチ
ュアブロックを装着するセラミックあるいはガラス被覆
金属からなる絶縁性基板と、この絶縁性基板を外嵌する
ケースとからなる電磁継電器の銅合金薄板あるいは銅を
主成分とする基体上に形成された電気接点において、 該基体上に貴金属あるいは貴金属合金もしくは貴金属を
主成分とする金属混合物の厚膜ペーストの焼成体からな
る接点層を設け、該接点層の下層に銅あるいはパラジウ
ムを主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる
接点下地層あるいは銅を主成分とする金属の厚膜ペース
トの焼成体からなる接点下地層とその上層にパラジウム
を主成分とする金属の厚膜ペーストの焼成体からなる第
2接点下地層を設けたことを特徴とする電気接点。 - 【請求項3】前記接点層が2層に形成され、該接点層の
上層が金あるいは金合金の厚膜ペーストの焼成体、下層
が銀あるいは銀合金の厚膜ペーストの焼成体からなるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の電気接点。 - 【請求項4】前記接点下地層あるいは第2接点下地層の
上層に、高融点金属を主成分とする金属の厚膜ペースト
の焼成体からなる接点保護層を、前記接点層と分割して
設けたことを特徴とする請求項1、2または3記載の電
気接点。 - 【請求項5】前記接点層の一部に高融点金属を主成分と
する金属の厚膜ペーストの焼成体からなる接点保護層を
設けたことを特徴とする請求項1、2または3記載の電
気接点。 - 【請求項6】前記基体の銅合金薄板が析出硬化型銅合金
からなることを特徴とする請求項1、2、3、4または
5記載の電気接点。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7188299A JPH0917262A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 電気接点 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7188299A JPH0917262A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 電気接点 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0917262A true JPH0917262A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=16221191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7188299A Withdrawn JPH0917262A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 電気接点 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0917262A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101847531A (zh) * | 2010-05-31 | 2010-09-29 | 福达合金材料股份有限公司 | 一种丝网印刷制作触点覆银层的方法 |
| JP2019099849A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 三菱マテリアル株式会社 | 銅端子材及びその製造方法 |
| JP2023177854A (ja) * | 2022-06-03 | 2023-12-14 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
| KR102717320B1 (ko) * | 2023-11-07 | 2024-10-15 | 김병걸 | 전기접점 부재 및 전기접점 부재의 제조 방법 |
| DE102023204660A1 (de) | 2023-05-17 | 2024-11-21 | AM Extrusion GmbH | Verfahren zur Herstellung elektrischer Kontakte, elektrischen Leiterbahnen, elektrischen Leiterschienen oder elektrischen Bauteilen |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7188299A patent/JPH0917262A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101847531A (zh) * | 2010-05-31 | 2010-09-29 | 福达合金材料股份有限公司 | 一种丝网印刷制作触点覆银层的方法 |
| JP2019099849A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 三菱マテリアル株式会社 | 銅端子材及びその製造方法 |
| JP2023177854A (ja) * | 2022-06-03 | 2023-12-14 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
| DE102023204660A1 (de) | 2023-05-17 | 2024-11-21 | AM Extrusion GmbH | Verfahren zur Herstellung elektrischer Kontakte, elektrischen Leiterbahnen, elektrischen Leiterschienen oder elektrischen Bauteilen |
| KR102717320B1 (ko) * | 2023-11-07 | 2024-10-15 | 김병걸 | 전기접점 부재 및 전기접점 부재의 제조 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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