JPH09172767A - 永久磁石式リニアモータ - Google Patents

永久磁石式リニアモータ

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JPH09172767A
JPH09172767A JP34752595A JP34752595A JPH09172767A JP H09172767 A JPH09172767 A JP H09172767A JP 34752595 A JP34752595 A JP 34752595A JP 34752595 A JP34752595 A JP 34752595A JP H09172767 A JPH09172767 A JP H09172767A
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coil
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linear
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Nobuyuki Shinpo
信之 眞保
Yasuyuki Hirabayashi
康之 平林
Takatoshi Oyama
貴俊 大山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率を高め、推力の変動を抑えることを可能
とすると共に、可動部分が移動可能なストロークを長く
しかつストロークの増減を容易とする。 【解決手段】 隣設する永久磁石の磁極が同極対向する
ように配置された永久磁石11A,11B,11C間に
軟磁性体をそれぞれ設けた直線界磁体10と、この外周
を相対的に移動可能な駆動コイル22A,22B,22
Cを一体的に有するコイル体20と、これと一体的に移
動可能な複数の磁電変換素子24A,24B,24Cと
を備え、磁電変換素子24A,24B,24Cで直線界
磁体10から発生する磁束を検知して直線界磁体10と
コイル体20の相対位置を検出し、磁電変換素子24
A,24B,24Cの検出出力に応じて駆動コイル22
A,22B,22Cに選択的に電流を流すことで直線界
磁体10の軸方向に推力を発生する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OA機器、制御機
器、電子機器、工作機械、半導体や液晶製造関連機器、
医療関連機器等において直線的な駆動力を発生する永久
磁石式リニアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からよく知られているリニアモータ
は、リニア誘導モータ、リニア直流モータ、リニアパル
スモータ等に分類される。このうち、リニア誘導モータ
は、位置決め制御が難しく、リニアパルスモータは、機
械加工が難しく、また、推力の変動が大きく滑らかな動
作が得られない等の問題がある。
【0003】また、上記リニア直流モータの一つとし
て、ボイスコイルモータが知られている。ボイスコイル
モータの場合、前述の問題は解決されるが、ストローク
を長く取ることが難しく、小さな変位で充分な用途、例
えば、ハードディスクのヘッド駆動用等に限られてい
る。
【0004】また、長いストロークのリニア直流モータ
として、矩形のコイルを複数移動方向に配列し、互いに
隣設する磁極が異なる複数の永久磁石をそれらのコイル
に対向配置し、それらのコイルに電流を順次切り換え通
電するものが知られている。この種のモータの場合、矩
形のコイルにおいて、移動方向の推力を発生しない部分
(無効導体部)を有するという問題がある。さらに、矩
形のコイルに対向して互いに隣設する磁極が異なる複数
の永久磁石を配置するため、小型化に向かないという問
題がある。
【0005】また、コイルの無効導体部を殆どなくした
例として、特開昭59−6764号のリニアモータが提
案されている。このモータは、図14に示すように、磁
性体で形成された円柱体1の外周に互いに隣同士が異極
となるようにN、Sの円環状の磁極を長手方向にそれぞ
れ1極以上有する円筒状の界磁マグネット3を固設し、
磁性体で形成された外筒体2を円柱体1と適宜間隔を有
して対向配設し、外筒体2と界磁マグネット3によって
形成された空隙に、非磁性円筒体6に導線を断面円筒枠
状に多数ターン巻回した第1の導体部4a及び第2の導
体部4bとを接続することによって1個の電機子コイル
4を形成している。なお、非磁性円筒体6には位置検出
のための磁電変換素子5が取り付けられている。
【0006】この場合、電機子コイル4に通電すること
で、移動方向(円柱体1の軸方向)の推力が得られるよ
うになっている。
【0007】さらに、リニアパルスモータに分類される
ものとして実開昭55−106491号のリニアステッ
パーが提案されている。このリニアステッパーは同極対
向の永久磁石間に短いポールピースを配置した構造を繰
り返し持つ固定子と、該固定子に遊嵌された多相コイル
可動子とを有し、多相コイル可動子の各相を選択的に付
勢することで、軸方向にステップ的に多相コイル可動子
を移動させるとしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図14の構
造を持つ特開昭59−6764号の如きリニアモータ
は、永久磁石を径方向に磁化しなければならず、特に希
土類磁石のような保磁力の大きい永久磁石の場合、着磁
しにくいという問題がある。また、長手方向に磁極の幅
を大きくすると、磁束密度を大きくすることができず、
したがって推力も大きくすることができないという問題
がある。
【0009】また、実開昭55−106491号のリニ
アステッパーは、1相当たりのコイルの幅がポールピー
スよりも大きく、多相コイル可動子がステップ動作を行
うことを前提とした構造となっており、滑らかな推力発
生には向かないものである。また、多相コイル可動子の
各相を順次選択的に付勢するための具体的手段が開示さ
れていない。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、本発明の第1の目的は、リニア直流モータとし
ての制御性の良さを維持しつつ、推力を発生しない部分
(無効導体部)を殆どなくして効率を高めると共に推力
の変動(推力リップル)を抑えることを可能とした永久
磁石式リニアモータを提供することにある。
【0011】また、本発明の第2の目的は、小型で構造
が簡略化されているにもかかわらず、可動部分が移動可
能なストロークを長くでき、かつ、ストロークの増減が
容易な永久磁石式リニアモータを提供することにある。
【0012】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の永久磁石式リニアモータは、隣設する永久
磁石の磁極が同極対向するように配置された少なくとも
3個の永久磁石間に軟磁性体をそれぞれ設けた構造を有
する直線界磁体と、該直線界磁体の外周を相対的に移動
可能な複数の駆動コイルを一体的に有するコイル体と、
該コイル体と一体的に移動可能な複数の磁電変換素子と
を備え、前記磁電変換素子で前記直線界磁体から発生す
る磁束を検知して前記直線界磁体と前記コイル体の相対
位置を検出し、前記磁電変換素子の検出出力に応じて前
記駆動コイルに選択的に電流を流すことで前記直線界磁
体の軸方向に推力を発生する構成となっている。
【0014】また、隣設する前記駆動コイルのコイル配
列ピッチと隣設する前記磁電変換素子の素子配列ピッチ
とを等しくし、かつ前記磁電変換素子の少なくとも1つ
を、いずれかの隣設する駆動コイルの中間位置に配設し
た構成とするとよい。
【0015】また、隣設する前記駆動コイルのコイル配
列ピッチをPとしたとき、隣設する前記軟磁性体の軟磁
性体配列ピッチを略M×Pとし(但し、Mは2以上の整
数)、前記駆動コイルの個数をM×Nとするとともに
(但し、Nは1以上の整数)、前記磁電変換素子をM個
にするとよい。
【0016】前記コイル体はボビンに前記複数の駆動コ
イルを巻装したもので、前記直線界磁体は外周面が非磁
性パイプ部材で覆われており、前記パイプ部材の外周面
を前記ボビンが直接摺動することで前記コイル体が相対
的に直線移動するように案内される構成とすることがで
き、あるいは、前記コイル体は摺動軸受を有し、前記直
線界磁体は外周面が非磁性パイプ部材で覆われており、
前記パイプ部材の外周面を前記摺動軸受が直接摺動する
ことで前記コイル体が相対的に直線移動するように案内
される構成とすることができる。
【0017】また、前記ボビンに凹部を形成し、該凹部
に対応する位置に前記磁電変換素子を配置する構成とし
てもよい。
【0018】さらに、前記コイル体がプリント基板を一
体的に有し、該プリント基板に前記磁電変換素子が位置
決めされると共にはんだ接続される構成とすることもで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る永久磁石式リ
ニアモータの実施の形態を図面に従って説明する。
【0020】図1は本発明に係る永久磁石式リニアモー
タの第1の実施の形態の全体構成を示す斜視図、図2は
直線界磁体部分の斜視図、図3はコイル体側の正断面
図、図4はコイル体の底面側を示す部分斜視図、図5は
動作説明のための概略構成を示す正断面図である。
【0021】これらの図において、リニアモータは、3
個の永久磁石11A,11B,11C及びそれらに挟ま
れた軟磁性体12A,12Bで構成された直線界磁体1
0と、該直線界磁体10に対し直接摺動するボビン21
に3個(3相)の駆動コイル22A,22B,22Cを
巻装してなるコイル体20とを有し、該コイル体20に
取り付けられたプリント基板23上には3個の位置検出
素子としての磁電変換素子24A,24B,24Cが配
置されている。前記コイル体20を固定とし、直線界磁
体10を可動とする場合、コイル体20及びプリント基
板23は固定台30上に固定され、直線界磁体10の端
部には、直線界磁体10の動きを外部に出力するための
出力取り出し部材13が取り付けられている(固着乃至
連結されている)。この出力取り出し部材13を介し直
線界磁体10は図示しないシリンダ等の被駆動系に連結
される。
【0022】図2に示すように、前記永久磁石11A,
11B,11Cは、例えば、小型で強力な磁力を発生可
能な希土類永久磁石であり、鉄等の軟磁性体12A,1
2Bを挟んで同極対向配置となっている。すなわち、永
久磁石11A及び11BのN極で軟磁性体12Aを挟
み、永久磁石11B及び11CのS極で軟磁性体12B
を挟むことにより、隣設する永久磁石の同一磁極(同
極)が対向して配置される。なお、永久磁石11A,1
1B,11C及び軟磁性体12A,12Bは共に同一外
径の円柱乃至円板形状である。従って、永久磁石11
A,11B,11C及び軟磁性体12A,12Bの外周
面は同一で段差のないように揃っており、円柱形状の直
線界磁体10を構成している。この場合、直線界磁体1
0の軸方向(コイル体20が直線的に相対移動する長手
方向)と永久磁石11A,11B,11Cの磁化方向と
が一致している。なお、各永久磁石11A,11B,1
1Cは軸方向に等しい長さを持ち、各軟磁性体12A,
12Bも軸方向に等しい長さを持つものであり、直線界
磁体10の軸方向の永久磁石11Aの中心から11Bの
中心(あるいは11Bの中心から11Cの中心)までの
間隔、すなわち隣設する永久磁石同士の永久磁石配列ピ
ッチが一定値Kであるものとする。また、軟磁性体12
Aの中心から12Bの中心までの間隔、すなわち隣設す
る軟磁性体同士の軟磁性体配列ピッチも一定値Kとな
る。なお、永久磁石11A,11B,11C及び軟磁性
体12A,12B相互の固着一体化は、接着剤等で行う
ことができる。
【0023】図3に示すように、前記コイル体20が有
するボビン21は、非磁性で絶縁性の材質、例えば、各
鍔部が方形の耐摩耗性に優れた絶縁樹脂製であり、前記
円柱形状の直線界磁体10の外周面が摺動自在となるよ
うに、断面円形の貫通孔21Dを有し、かつ、直線界磁
体10の外周面を周回するように方形の鍔部25A,2
5B,25C,25Dによって区画された(仕切られ
た)溝21A,21B,21Cが形成されている。この
結果、前記直線界磁体10はボビン21の貫通孔21D
を直線移動するように案内されることになる。なお、図
4の如く前記ボビン21の端部の鍔部25Dの底面部は
凹部(切欠き)が設けられた端子台21Eを形成してお
り、図4のように6本の接続端子ピン26A,26B,
26C,26D,26E,26Fが植設されている。
【0024】また、前記駆動コイル22A,22B,2
2Cは、ボビン21の溝21A,21B,21Cに前記
直線ガイド体10を周回する向きに巻かれ、前記駆動コ
イル22A,22B,22Cの両端の巻線引き出し端が
前記6本の接続端子ピン26A,26B,26C,26
D,26E,26Fにからげられている。この結果、図
5から判るように、コイル体20は直線界磁体10の軸
方向の前記永久磁石配列ピッチKに対して3相の駆動コ
イルを有することになる。そして、駆動コイル22Aの
中心から22Bの中心(あるいは22Bの中心から22
Cの中心)までの間隔、すなわち隣設する駆動コイル同
士のコイル配列ピッチをPとしたとき、3×Pが永久磁
石配列ピッチKに略一致する。また、駆動コイル22
A,22B,22Cの幅は、コイル配列ピッチPより中
間の鍔部25B,25Cの幅だけ小さくなっている。
【0025】前記3個の位置検出素子としての磁電変換
素子24A,24B,24Cは、例えばホール素子とな
っており、磁電変換素子24Aと24B(あるいは24
Bと24C)の間隔、すなわち隣設する磁電変換素子同
士の素子配列ピッチが前記コイル配列ピッチPと同じ値
となるように前記プリント基板23上に配設されてい
る。なお、前記ボビン21の各鍔部25A,25B,2
5C,25Dの一側面には、プリント基板23が接着剤
等で固着され、かつ、3個の磁電変換素子24A,24
B,24Cが鍔部25A,25B,25Cに接触しない
ように凹部(切欠き)21F,21G,21Hが設けら
れている。
【0026】前記プリント基板23には、所要の導体パ
ターン及びスルーホールが形成されており、前記3個の
磁電変換素子24A,24B,24Cがはんだ付けによ
って前記導体パターンに電気的に接続されると共に、前
記駆動コイル22A,22B,22Cの両端の巻線引き
出し端がからげられた前記6本の接続端子ピン26A,
26B,26C,26D,26E,26Fが前記スルー
ホールに挿通され、はんだ付けによって電気的に接続さ
れ、図示しない制御回路に接続されている。この制御回
路は磁電変換素子24A,24B,24Cの検出出力に
応じて前記駆動コイル22A,22B,22Cに選択的
に電流を流すためのものである。
【0027】このようにプリント基板23を一体化した
コイル体20は、例えば、プリント基板23側を固定台
30上に載置固定することで、固定的に保持され、コイ
ル体20のボビン21の貫通孔21Dにより可動体とし
ての直線界磁体10が摺動自在に支持されることにな
る。
【0028】以上の第1の実施の形態の構成による動作
について以下に詳述する。
【0029】図6(A)のような直線界磁体10とコイ
ル体20の位置関係にあるとすると、直線界磁体10か
らの磁束を検出する磁電変換素子24A,24B,24
Cの3個共N極を示す検出出力信号を出す。これに対応
して、磁電変換素子24A,24B,24Cの検出出力
信号を受ける制御回路から駆動コイル22A,22Bに
図示する方向に電流を流し、駆動コイル22Cには流さ
ないようにする。この時、永久磁石11Aと11BのN
極同士が対向しており、軟磁性体12Aの側面から径方
向の磁束が発生しているので、2つの駆動コイル22
A,22Bには、矢印に示す方向のフレミングの左手の
法則に基づく推力が発生する。コイル体20は固定台3
0に固定されているため、直線界磁体10がコイル体2
0の貫通孔21Dの内周を摺動して直線移動することに
なる。
【0030】直線界磁体10が図6(B)の位置に達す
ると、磁電変換素子24Aの検出出力はS極を示すよう
になり、これに対応して、制御回路から駆動コイル22
B,22Cに図示する方向に電流を流し、駆動コイル2
2Aには流さないようにすると、駆動コイル22B,2
2Cには、矢印に示す方向のフレミングの左手の法則に
基づく推力が発生する。
【0031】また、直線界磁体10が図6(C)の位置
に達すると、磁電変換素子24Bの検出出力はS極を示
すようになり、これに対応して、制御回路から駆動コイ
ル22A,22Cに図示する方向に電流を流し、駆動コ
イル22Bには流さないようにすると、駆動コイル22
A,22Cには矢印に示す方向のフレミングの左手の法
則に基づく推力が発生する。
【0032】さらに、直線界磁体10が図6(D)の位
置に達すると、磁電変換素子24Cの検出出力はS極を
示すようになり、これに対応して、制御回路から駆動コ
イル22A,22Bに図示する方向に電流を流し、駆動
コイル22Cには流さないようにすると、駆動コイル2
2A,22Bには矢印に示す方向のフレミングの左手の
法則に基づく推力が発生する。
【0033】以下、同様にして、3個の磁電変換素子の
出力に対応して、制御回路から3個の駆動コイルに流す
電流を制御することにより、継続してフレミングの左手
の法則に基づく推力が発生し、直線界磁体を動かすこと
ができる。
【0034】この第1の実施の形態によれば、次の通り
の効果を得ることができる。
【0035】(1) コイル体20が有するボビン21の
貫通孔21Dは、同極対向された3個の永久磁石11
A,11B,11C及びそれらに挟まれた軟磁性体12
A,12Bで構成された直線界磁体10を直線移動可能
に案内するガイドとして機能し、その直線界磁体10の
外周面を貫通孔21Dにて直接軸方向に摺動自在に支持
することにより、ガイド軸や軸受部材を別途設ける必要
がなく、小型化を図ることができ、部品点数も少なくな
り、構造の簡略化、原価低減を図ることができる。ま
た、直線界磁体10は永久磁石と軟磁性体とを交互に配
置する構造であり、コイル体20もボビン21に複数の
駆動コイルを巻回するだけであり、この点でも構造が簡
単であり、小型化し易いと言える。さらに、ボール螺子
を用いた直線駆動機構等に比較して動作音が小さく、静
寂性を確保できる。
【0036】(2) 直線界磁体10の永久磁石11A,
11B,11Cは円柱乃至円板形状であって、その軸方
向に着磁すれば良く、径方向着磁に比較して製造容易で
あり、小型で強力な磁力を発生可能な希土類永久磁石の
ように保磁力の大きな永久磁石の採用が可能である。
【0037】(3) 直線界磁体10の軟磁性体12A,
12Bの側面に垂直な方向に磁束が発生し、直線界磁体
10の外周を周回するように巻回された駆動コイルに電
流を流すと、通電された駆動コイルのほぼ全ての部分で
ローレンツ力が発生し、直線界磁体10の軸方向に推力
を得ることができるので、推力を発生しない部分(無効
導体部)を殆どなくして効率良く、電流を力に変換でき
る。
【0038】(4) 隣設する駆動コイル22A,22
B,22Cのコイル配列ピッチPと隣設する磁電変換素
子24A,24B,24Cの素子配列ピッチとを等しく
し、かつ磁電変換素子の少なくとも1つを、いずれかの
隣設する駆動コイルの中間位置に配設し、それらの磁電
変換素子24A,24B,24Cで直線界磁体10によ
る磁束(磁極の極性)を検出しており、磁電変換素子2
4A,24B,24Cの検出出力に応じて制御回路より
駆動コイル22A,22B,22Cに選択的に電流を流
すことによって、1個の駆動コイルに対し同一方向の磁
束が加わる範囲で電流を流すことができ、個々の駆動コ
イルから得られる推力を大きくできるとともに所定の方
向に揃えることができる。さらに、直線界磁体10とコ
イル体20の任意の位置関係において同一方向の推力を
発生可能で、発生する推力の合計の変動を抑えることが
できる。また、コイル体20の軸方向の長さをコンパク
トにすることができる。なお、コイル体20は直線界磁
体に対する任意の位置で、同一方向の推力を発生可能な
ので、3個を越える永久磁石及びそれらに挟まれた軟磁
性体によって構成された長尺の直線界磁体においても、
連続して推力を得ることができ、非常に長い直線界磁体
でも駆動可能となる。
【0039】(5) コイル体20が有するボビン21の
各鍔部25A,25B,25C,25Dの一側面には、
プリント基板23が接着剤等で固着され、かつ、プリン
ト基板23上に搭載された3個の磁電変換素子24A,
24B,24Cが接触しないように、図3の如く鍔部2
5A,25B,25Cに凹部(切欠き)21F,21
G,21Hが設けられているため、それらの凹部21
F,21G,21Hに磁電変換素子24A,24B,2
4Cが収納、配置されることになり、磁電変換素子24
A,24B,24Cを直線界磁体10に近づけることが
でき、直線界磁体10の磁束(磁極の極性)検出をいっ
そう確実に実行できる。また、コイル体20をコンパク
トに構成できる。
【0040】(6) コイル体20はプリント基板23を
一体的に有し、該プリント基板23に磁電変換素子24
A,24B,24Cが位置決めされると共にはんだ接続
されているので、プリント基板上の導体パターンによる
プリント配線を通じて磁電変換素子24A,24B,2
4Cからの位置検出信号の伝達が可能である。また、駆
動コイル22A,22B,22Cの両端の巻線引き出し
端をからげる接続端子ピン26A,26B,26C,2
6D,26E,26Fがボビン21に設けられているた
め、これらの接続端子ピン26A,26B,26C,2
6D,26E,26Fを前記巻線引き出し端と共にプリ
ント基板23にはんだ接続でき、駆動コイル22A,2
2B,22Cに通電するための配線が容易となり、ボビ
ン21へのプリント基板23の組付けも容易である。
【0041】(7) 駆動コイル22A,22B,22C
は、通電する電流の向きを切り換えて制御すればよく、
導線の巻回方向は各駆動コイル22A,22B,22C
について同一方向でよく、一度に自動巻線処理ができ、
生産性の向上が図れる。
【0042】なお、第1の実施の形態において、コイル
体20側を固定とし、直線界磁体10を可動としたが、
逆に直線界磁体10を直線ガイド体として固定とし、コ
イル体20側を可動とする構成を採用することもでき
る。
【0043】図7は本発明の第2の実施の形態を示す正
断面図である。この図において、直線界磁体40は固定
台30に端部が固定されてコイル体50を直接摺動自在
に案内する直線ガイド体として機能するものである。
【0044】ここで、直線界磁体40は、同極対向され
た4個の永久磁石11A,11B,11C,11D及び
それらに挟まれた軟磁性体12A,12B,12Cを非
磁性材料であるステンレス、真鍮等の非磁性金属、樹脂
等の薄肉の円筒状非磁性パイプ部材41の内側に挿入し
たものであり、永久磁石11A,11B,11C,11
D及び軟磁性体12A,12B,12Cは当該パイプ部
材41で覆われるとともに一体的に保持されている。
【0045】可動体としてのコイル体50はボビン51
に3個の駆動コイル22A,22B,22Cを巻装し、
3個の磁電変換素子24A,24B,24Cを搭載した
プリント基板23を一体に有するものであり、ボビン5
1の貫通孔51Dが直線界磁体40のパイプ部材41の
外周面を直接摺動するように嵌合されている。コイル体
50の細部の構造は前述の第1の実施の形態におけるコ
イル体20と同様である。但し、ボビン51の方形鍔部
には磁電変換素子24A,24B,24Cを配置する凹
部を設けていないため、プリント基板23をボビン51
の底面から磁電変換素子24A,24B,24Cの厚み
分だけ浮かして当該ボビン51に取り付けている。
【0046】この第2の実施の形態においても、隣設す
る永久磁石同士の永久磁石配列ピッチ(隣設する軟磁性
体同士の軟磁性体配列ピッチも同じピッチ)Kと、隣設
する駆動コイル同士のコイル配列ピッチ(隣設する磁電
変換素子同士の素子配列ピッチも同じピッチ)Pとの関
係は前述の第1の実施の形態と同じであり、3×Pが永
久磁石配列ピッチKに略一致するようにしている。従っ
て、第1の実施の形態の場合と同様に磁電変換素子24
A,24B,24Cの検出出力信号を用いて駆動コイル
22A,22B,22Cに選択的に電流を流すことで、
可動体としてのコイル体50を、直線ガイド体としての
直線界磁体40の外周面を直接摺動させて直線移動させ
ることができる。
【0047】この第2の実施の形態によれば、非磁性の
薄肉パイプ部材41とボビン51の材質を適切に選択す
ることで、コイル体50を円滑にパイプ部材外周面を摺
動させることができる。例えば、摩擦の少ない材質を選
ぶことで、移動時の摩擦抵抗の低減を図ることができ、
耐摩耗性の材質を選ぶことで、長寿命化を図ることがで
きる。さらに、パイプ部材41で永久磁石11A,11
B,11C,11D及び軟磁性体12A,12B,12
Cを覆うことにより、直線ガイド体として同軸上に精度
良く組み立てることが容易となる。その他の作用効果は
前述した第1の実施の形態と同様である。
【0048】なお、第2の実施の形態において、直線界
磁体40を直線ガイド体として固定とし、コイル体50
側を可動としたが、逆にコイル体50側を固定として直
線界磁体40を可動とする構成を採用することもでき
る。
【0049】図8は本発明の第3の実施の形態を示す正
断面図である。この図において、コイル体60はボビン
61に3個の駆動コイル22A,22B,22Cを巻装
し、3個の磁電変換素子24A,24B,24Cを搭載
したプリント基板23を一体に有するものであり、ボビ
ン61の貫通孔61Dの両端部に該貫通孔61Dの内径
よりも小径の内周面を有する摺動軸受62が固着されて
いる。そして、摺動軸受62が直線界磁体40の薄肉の
円筒状非磁性パイプ部材41の外周面を摺動するように
なっている。その他のコイル体60の細部の構造は前述
の第1の実施の形態におけるコイル体20と同様であ
り、直線界磁体40の構造は前述の第2の実施の形態と
同様である。
【0050】この第3の実施の形態によれば、非磁性の
薄肉パイプ部材41とボビン61側に固定した摺動軸受
62の材質を適切に選択することで、コイル体60を前
述した第2の実施の形態よりもいっそう円滑に相対移動
させることができる。その他の作用効果は前述した第1
の実施の形態と同様である。第3の実施の形態の場合、
直線界磁体40を固定、コイル体60を可動としてもよ
いし、逆にコイル体60を固定、直線界磁体40を可動
としてもよい。
【0051】図9は本発明の第4の実施の形態を示す正
断面図である。この図において、直線界磁体70は、同
極対向された4個の永久磁石11A,11B,11C,
11D及びそれらに挟まれた軟磁性体12A,12B,
12Cを一体化した円柱形状である。
【0052】コイル体80はボビン81に3個の駆動コ
イル22A,22B,22Cを巻装し、3個の磁電変換
素子24A,24B,24Cを搭載したプリント基板2
3を一体に有するものであり、ボビン81の貫通孔81
Dが直線界磁体70の外周面を直接摺動するように嵌合
されている。コイル体80の細部の構造は前述の第1の
実施の形態におけるコイル体20と同様であり、永久磁
石配列ピッチ(軟磁性体配列ピッチも同じピッチ)K
と、コイル配列ピッチ(磁電変換素子配列ピッチも同じ
ピッチ)Pとの関係は前述の第1の実施の形態と同じで
あり、3×Pが永久磁石配列ピッチKに略一致するよう
にしている。但し、第1の実施の形態に比べて磁電変換
素子24A,24B,24Cの配置がピッチPだけ外側
にずれており、1個の磁電変換素子24Cのみが隣設す
る駆動コイル22A,22Bの中間位置に配設されてい
る。
【0053】この第4の実施の形態における磁電変換素
子24A,24B,24Cの配置であっても、直線界磁
体70が軟磁性体を挟んで永久磁石が同極対向する構造
を周期的に繰り返すものであるため、磁電変換素子24
A,24B,24Cの検出出力信号を利用して図6の動
作と同様に駆動コイル22A,22B,22Cに対し選
択的に電流を流して一定方向に推力を発生させることが
できる。その他の作用効果は前述した第1の実施の形態
と同様である。この第4の実施の形態の場合、直線界磁
体70を固定、コイル体80を可動としてもよいし、逆
にコイル体80を固定、直線界磁体70を可動としても
よい。
【0054】なお、第4の実施の形態における直線界磁
体70の代わりに、永久磁石11A,11B,11C,
11D及びそれらに挟まれた軟磁性体12A,12B,
12Cを薄肉の円筒状非磁性パイプ部材41で覆った直
線界磁体40を用いることも可能であり、また前述の第
3の実施の形態のように摺動軸受62を具備したボビン
構造としてもよい。
【0055】図10は本発明の第5の実施の形態を示す
正断面図である。この図において、コイル体90は3個
のボビンレスコイルからなる駆動コイル22A,22
B,22Cを非磁性の絶縁性スペーサ91を介して非磁
性で絶縁性のホルダー92の外周に嵌挿し、さらにホル
ダー92の外周端部に固着された非磁性で絶縁性のサイ
ド板93で一体化したものである。そして、磁電変換素
子24A,24B,24Cを搭載したプリント基板23
がホルダー92及びサイド板93に固着されている。
【0056】直線界磁体70は、同極対向された4個の
永久磁石11A,11B,11C,11D及びそれらに
挟まれた軟磁性体12A,12B,12Cを一体化した
円柱形状である。その他の細部の構成は、前述の第1の
実施の形態と同様でよい。
【0057】この第5の実施の形態の場合は駆動コイル
22A,22B,22Cとしてボビンレスコイルを組み
合わせて使用可能な特長がある。その他の作用効果は前
述した第1の実施の形態と同様である。
【0058】この第5の実施の形態の場合、直線界磁体
70を固定、コイル体90を可動としてもよいし、逆に
コイル体90を固定、直線界磁体70を可動としてもよ
い。
【0059】なお、第5の実施の形態における直線界磁
体70の代わりに、永久磁石11A,11B,11C,
11D及びそれらに挟まれた軟磁性体12A,12B,
12Cを薄肉の円筒状非磁性パイプ部材41で覆った直
線界磁体40を用いることも可能である。
【0060】図11は本発明の第6の実施の形態を示す
正断面図である。この図において、コイル体100はボ
ビン101に6個の駆動コイル22A,22B,22
C,22D,22E,22Fを巻装し、3個の磁電変換
素子24A,24B,24Cを搭載したプリント基板2
3を一体に有するものであり、ボビン101の貫通孔1
01Dが直線界磁体70の外周面を直接摺動するように
嵌合されている。このコイル体100は直線界磁体70
の軸方向の永久磁石配列ピッチKに対して3相の駆動コ
イルを2組有することになる。すなわち、右半分の駆動
コイル22A,22B,22Cが1組目の3相の駆動コ
イルを構成し、左半分の駆動コイル22D,22E,2
2Fが2組目の3相の駆動コイルを構成しており、前述
の第1の実施の形態におけるコイル体20を2個連結一
体化したものと実質的に等価である。
【0061】直線界磁体70は、同極対向された4個の
永久磁石11A,11B,11C,11D及びそれらに
挟まれた軟磁性体12A,12B,12Cを一体化した
円柱形状である。
【0062】この第6の実施の形態における永久磁石配
列ピッチ(軟磁性体配列ピッチも同じピッチ)Kと、コ
イル配列ピッチ(磁電変換素子配列ピッチも同じピッ
チ)Pとの関係は前述の第1の実施の形態と同じであ
り、3×Pが永久磁石配列ピッチKに略一致するように
している。また、コイル体100の細部の構造は前述の
第1の実施の形態におけるコイル体20に準ずる構造と
することが可能である。
【0063】この第6の実施の形態によれば、3相の駆
動コイルを2組有することから前述の第1の実施の形態
に比べて推力を倍増することができる。その他の作用効
果は前述した第1の実施の形態と同様である。
【0064】この第6の実施の形態の場合、直線界磁体
70を固定、コイル体100を可動としてもよいし、逆
にコイル体100を固定、直線界磁体70を可動として
もよい。
【0065】なお、第6の実施の形態における直線界磁
体70の代わりに、永久磁石11A,11B,11C,
11D及びそれらに挟まれた軟磁性体12A,12B,
12Cを薄肉の円筒状非磁性パイプ部材41で覆った直
線界磁体40を用いることも可能であり、ボビン101
に摺動軸受を設ける構造とすることも可能である。
【0066】図12は本発明の第7の実施の形態を示す
正断面図である。この図において、コイル体110はボ
ビン111に2個の駆動コイル22A,22Bを巻装
し、2個の磁電変換素子24A,24Bを搭載したプリ
ント基板23を一体に有するものであり、ボビン111
の貫通孔111Dが直線界磁体120の外周面を直接摺
動するように嵌合されている。直線界磁体120は同極
対向の永久磁石11間に軟磁性体12を設けた構造を繰
り返し有する長尺の直線界磁体である。
【0067】前記コイル体110は直線界磁体120の
軸方向の永久磁石配列ピッチKに対して2個の駆動コイ
ル22A,22Bを持ち、すなわち2相の駆動コイルを
有することになる。
【0068】この第7の実施の形態における永久磁石配
列ピッチ(軟磁性体配列ピッチも同じピッチ)Kと、コ
イル配列ピッチ(磁電変換素子配列ピッチも同じピッ
チ)Pとの関係は、2×Pが永久磁石配列ピッチKに略
一致するようにしている。また、コイル体110の細部
の構造は前述の第1の実施の形態におけるコイル体20
に準ずる構造とすることが可能である。
【0069】この第7の実施の形態によれば、コイル体
110が2相の駆動コイルを有することから、駆動コイ
ル及び磁電変換素子の個数が最も少なくて済み、構造の
簡素化を図ることができる。その他の作用効果は前述し
た第1の実施の形態と同様である。
【0070】この第7の実施の形態の場合、直線界磁体
120を固定、コイル体110を可動としてもよいし、
逆にコイル体110を固定、直線界磁体120を可動と
してもよい。
【0071】なお、第7の実施の形態における直線界磁
体120の代わりに、永久磁石11及びそれらに挟まれ
た軟磁性体12を薄肉の円筒状非磁性パイプ部材で覆っ
た直線界磁体を用いることも可能であり、ボビン111
に摺動軸受を設ける構造とすることも可能である。
【0072】図13は本発明の第8の実施の形態を示す
正断面図である。この図において、コイル体130はボ
ビン131に4個の駆動コイル22A,22B,22
C,22Dを巻装し、4個の磁電変換素子24A,24
B,24C,24Dを搭載したプリント基板23を一体
に有するものであり、ボビン131の貫通孔131Dが
直線界磁体140の外周面を直接摺動するように嵌合さ
れている。直線界磁体140は同極対向の永久磁石14
1間に比較的長さの大きな軟磁性体142を設けた構造
を繰り返し有する長尺の直線界磁体である。
【0073】前記コイル体130は直線界磁体140の
軸方向の永久磁石配列ピッチKに対して4個の駆動コイ
ル22A,22B,22C,22Dを持ち、すなわち4
相の駆動コイルを有することになる。
【0074】この第8の実施の形態における永久磁石配
列ピッチ(軟磁性体配列ピッチも同じピッチ)Kと、コ
イル配列ピッチ(磁電変換素子配列ピッチも同じピッ
チ)Pとの関係は、4×Pが永久磁石配列ピッチKに略
一致するようにしている。また、コイル体130の細部
の構造は前述の第1の実施の形態におけるコイル体20
に準ずる構造とすることが可能である。
【0075】この第8の実施の形態によれば、コイル体
130が4相の駆動コイルを有することから、駆動コイ
ル及び磁電変換素子の個数は増加するが、2相又は3相
の駆動コイルを有する場合よりも推力変動を少なくする
ことができる。すなわち、2相の場合には2相の駆動コ
イルのいずれか一方に選択的に通電することになり、3
相の駆動コイルの場合には図6のように3相の駆動コイ
ルのうちの2相に選択的に通電することになるのに対し
て、4相の駆動コイルの場合には4相の駆動コイルのう
ちの3相に選択的に通電することになるからであり、相
数が増加するのに伴い推力変動が減少するとともに駆動
コイルの利用率を高めることができる。その他の作用効
果は前述した第1の実施の形態と同様である。
【0076】この第8の実施の形態の場合、直線界磁体
140を固定、コイル体130を可動としてもよいし、
逆にコイル体130を固定、直線界磁体140を可動と
してもよい。
【0077】なお、第8の実施の形態における直線界磁
体140の代わりに、永久磁石141及びそれらに挟ま
れた軟磁性体142を薄肉の円筒状非磁性パイプ部材で
覆った直線界磁体を用いることも可能であり、ボビン1
31に摺動軸受を設ける構造とすることも可能である。
【0078】前述した各実施の形態では、直線界磁体を
構成する各永久磁石及び軟磁性体が円柱乃至円板形状で
あり、直線界磁体は円柱形状である場合を例示している
が、直線界磁体を構成する各永久磁石及び軟磁性体が角
柱乃至角板形状であり、直線界磁体が角柱形状であって
もよく、コイル体側のボビンもそれに合わせて角穴状の
貫通孔を有する構成とすることができる。この場合、ボ
ビンの回転方向の動きを防止することができる。
【0079】なお、図12の第7の実施の形態はコイル
体110が有する駆動コイルの相数が2相であり、駆動
コイル22A,22B全体で2相の駆動コイルを1組構
成しており、図1乃至図10の第1乃至第5の実施の形
態は駆動コイルの相数が3相であり、駆動コイル22
A,22B,22C全体で3相の駆動コイルを1組構成
しており、図11の第6の実施の形態は駆動コイルの相
数が3相であり、駆動コイル22A,22B,22C,
22D,22E,22F全体で3相の駆動コイルを2組
構成しており、図13の第8の実施の形態は駆動コイル
の相数が4相であり、駆動コイル22A,22B,22
C,22D全体で4相の駆動コイルを1組構成している
が、原理上はコイル体が5相以上の駆動コイルを持つ構
成とすることができる。
【0080】そこで、コイル体が有する駆動コイルの相
数をM(但し、Mは2以上の整数)、組数をN(但し、
Nは1以上の整数)とし、隣設する駆動コイルのコイル
配列ピッチをPとしたとき、コイル体が有する駆動コイ
ルの総個数はM×Nとなり(例えば図11の如く3相が
2組で6個)、隣設する永久磁石の永久磁石配列ピッチ
(軟磁性体配列ピッチも同じピッチ)Kは略M×Pとな
る。また、磁電変換素子の個数はM個あればよく、磁電
変換素子の配列ピッチはコイル配列ピッチPに一致す
る。
【0081】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の永久磁石
式リニアモータによれば、隣設する永久磁石の磁極が同
極対向するように配置された少なくとも3個の永久磁石
間に軟磁性体をそれぞれ設けた構造を有する直線界磁体
と、該直線界磁体の外周を相対的に移動可能な複数の駆
動コイルを一体的に有するコイル体と、該コイル体と一
体的に移動可能な複数の磁電変換素子とを備え、前記磁
電変換素子で前記直線界磁体から発生する磁束を検知し
て前記直線界磁体と前記コイル体の相対位置を検出し、
前記磁電変換素子の検出出力に応じて前記駆動コイルに
選択的に電流を流すように構成することで、前記直線界
磁体の軸方向に推力を発生可能である。
【0083】前記直線界磁体に用いる永久磁石は、その
軸方向に着磁すれば良く、径方向着磁に比較して製造容
易であり、小型で強力な磁力を発生可能な希土類永久磁
石のように保磁力の大きな永久磁石の採用が可能であ
る。
【0084】また、前記直線界磁体において、同極対向
の永久磁石間に軟磁性体が挟まれているため、軟磁性体
の側面に垂直な方向に磁束が発生し、直線界磁体の外周
を周回するように巻回された駆動コイルに電流を流す
と、通電された駆動コイルのほぼ全ての部分でローレン
ツ力が発生し、前記直線界磁体の軸方向に推力を得るこ
とができるので、推力を発生しない部分(無効導体部)
を殆どなくして効率良く、電流を推力に変換できる。
【0085】さらに、隣設する前記駆動コイルのコイル
配列ピッチと隣設する前記磁電変換素子の素子配列ピッ
チとを等しくし、かつ前記磁電変換素子の少なくとも1
つを、いずれかの隣設する駆動コイルの中間位置に配設
する場合には、1個の駆動コイルに対し同一方向の磁束
が加わる範囲で電流を流すことができ、個々の駆動コイ
ルから得られる推力を大きくできるとともに所定の方向
に揃えることができる。
【0086】さらに、前記直線界磁体と前記コイル体の
任意の位置関係において同一方向の推力を発生可能で、
発生する推力の合計の変動を抑えることができる。
【0087】前記コイル体は直線界磁体に対する任意の
位置で、同一方向の推力を発生可能なので、3個を越え
る永久磁石及びそれらに挟まれた軟磁性体によって構成
された長尺の直線界磁体においても、連続して推力を得
ることができる。従って、永久磁石と軟磁性体の個数を
増減するだけで、可動ストローク長さの変更が容易で、
非常に長いストロークで駆動することも可能となる。
【0088】また、永久磁石と軟磁性体を交互に積層す
るだけで前記直線界磁体を構成でき、ボビン又はホルダ
ーに駆動コイルを設けるだけでコイル体を構成できるの
で、構造の簡略化、小型化を図ることができ、原価低減
にも有効である。
【0089】さらに、ボール螺子を用いた直線駆動機構
等に比較して動作音が小さく、静寂性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る永久磁石式リニアモータの第1の
実施の形態の全体構成を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態の直線界磁体部分の外観を示
す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態におけるコイル体側の正断面
図である。
【図4】第1の実施の形態におけるコイル体の底面側を
示す部分斜視図である。
【図5】第1の実施の形態の動作説明のための概略構成
を示す正断面図である。
【図6】第1の実施の形態の動作説明図である。
【図7】本発明に係る永久磁石式リニアモータの第2の
実施の形態を示す正断面図である。
【図8】本発明に係る永久磁石式リニアモータの第3の
実施の形態を示す正断面図である。
【図9】本発明に係る永久磁石式リニアモータの第4の
実施の形態を示す正断面図である。
【図10】本発明に係る永久磁石式リニアモータの第5
の実施の形態を示す正断面図である。
【図11】本発明に係る永久磁石式リニアモータの第6
の実施の形態を示す正断面図である。
【図12】本発明に係る永久磁石式リニアモータの第7
の実施の形態を示す正断面図である。
【図13】本発明に係る永久磁石式リニアモータの第8
の実施の形態を示す正断面図である。
【図14】従来例のリニアモータを示す斜視図である。
【符号の説明】
10,40,70,120,140 直線界磁体 11,11A,11B,11C,11D,141 永久
磁石 12,12A,12B,12C,142 軟磁性体 20,50,60,80,90,100,110,13
0 コイル体 21,51,61,81,101,111,131 ボ
ビン 22A,22B,22C,22D,22E,22F 駆
動コイル 23 プリント基板 24A,24B,24C,24D 磁電変換素子 30 固定台 41 パイプ部材 62 摺動軸受 91 スペーサ 92 ホルダー 93 サイド板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣設する永久磁石の磁極が同極対向する
    ように配置された少なくとも3個の永久磁石間に軟磁性
    体をそれぞれ設けた構造を有する直線界磁体と、該直線
    界磁体の外周を相対的に移動可能な複数の駆動コイルを
    一体的に有するコイル体と、該コイル体と一体的に移動
    可能な複数の磁電変換素子とを備え、前記磁電変換素子
    で前記直線界磁体から発生する磁束を検知して前記直線
    界磁体と前記コイル体の相対位置を検出し、前記磁電変
    換素子の検出出力に応じて前記駆動コイルに選択的に電
    流を流すことで前記直線界磁体の軸方向に推力を発生す
    ることを特徴とする永久磁石式リニアモータ。
  2. 【請求項2】 隣設する前記駆動コイルのコイル配列ピ
    ッチと隣設する前記磁電変換素子の素子配列ピッチとを
    等しくし、かつ前記磁電変換素子の少なくとも1つを、
    いずれかの隣設する駆動コイルの中間位置に配設した請
    求項1記載の永久磁石式リニアモータ。
  3. 【請求項3】 隣設する前記駆動コイルのコイル配列ピ
    ッチをPとしたとき、隣設する前記軟磁性体の軟磁性体
    配列ピッチを略M×Pとし(但し、Mは2以上の整
    数)、前記駆動コイルの個数をM×Nとするとともに
    (但し、Nは1以上の整数)、前記磁電変換素子をM個
    とした請求項2記載の永久磁石式リニアモータ。
  4. 【請求項4】 前記コイル体はボビンに前記複数の駆動
    コイルを巻装したもので、前記直線界磁体は外周面が非
    磁性パイプ部材で覆われており、前記パイプ部材の外周
    面を前記ボビンが直接摺動することで前記コイル体が相
    対的に直線移動するように案内されている請求項1,2
    又は3記載の永久磁石式リニアモータ。
  5. 【請求項5】 前記コイル体は摺動軸受を有し、前記直
    線界磁体は外周面が非磁性パイプ部材で覆われており、
    前記パイプ部材の外周面を前記摺動軸受が直接摺動する
    ことで前記コイル体が相対的に直線移動するように案内
    されている請求項1,2又は3記載の永久磁石式リニア
    モータ。
  6. 【請求項6】 前記ボビンに凹部が形成され、該凹部に
    対応する位置に前記磁電変換素子が配置されている請求
    項4記載のリニアモータ。
  7. 【請求項7】 前記コイル体はプリント基板を一体的に
    有し、該プリント基板に前記磁電変換素子が位置決めさ
    れると共にはんだ接続されている請求項1,2,3,
    4,5又は6記載の永久磁石式リニアモータ。
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