JPH09175143A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH09175143A JPH09175143A JP7337143A JP33714395A JPH09175143A JP H09175143 A JPH09175143 A JP H09175143A JP 7337143 A JP7337143 A JP 7337143A JP 33714395 A JP33714395 A JP 33714395A JP H09175143 A JPH09175143 A JP H09175143A
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Abstract
においても、車室内へ所望の熱量を供給する。 【構成】 後席クーラユニット2における後席冷房時に
は、必要吹出温度が15(℃)以上のときは、吹出温度
を15(℃)一定とし、風量をオンオフさせる。これに
よって、蒸発器からの異臭発生を防止できるとともに、
温度面での熱量過剰分を風量面で相殺して、車室内へ所
望の熱量を供給できる。また、後席ヒータユニット3に
おける後席暖房時に、必要吹出温度が吸込温度よりも低
いときは、風量をオンオフさせる。これによって、温度
面での熱量過剰分を風量面で相殺して、車室内へ所望の
熱量を供給できる。
Description
うクーラユニット、または車室内の暖房を行うヒータユ
ニットを制御する車両用空調装置に関する。
にて行い、車室内後席の暖房はリアヒータユニットにて
行うように、それぞれのユニットを制御する車両用空調
装置が特開平2−58126号公報に開示されている。
具体的には、まず後席室温を後席設定温度にするための
必要熱量QR を決定し、この必要熱量QR が負の場合
は、リアヒータユニットを停止するとともにリアクーラ
ユニットにて後席冷房を行い、上記必要熱量QR が正の
場合は、リアクーラユニットを停止するとともにリアヒ
ータユニットにて後席暖房を行う。
設定温度との偏差に基づいて、後席への必要風量WRC
を決定し、この必要風量WRCのもとで上記必要熱量Q
R を得るのに必要な吹出温度TAOR を算出する。そし
て、リアクーラユニット内のリア蒸発器をフロストさせ
ることなく上記必要吹出温度TAOR を得るように、リ
ア蒸発器への冷媒流れを制御する冷媒バルブをオンオフ
させる。
定温度との偏差に基づいて必要風量WRHを決定し、こ
の必要風量WRHのもとで上記必要熱量QR を得るのに
必要な吹出温度TAOR を算出する。そして、上記必要
吹出温度TAOR を得るように、リアヒータユニット内
のリアヒータコアへの温水流れを制御するウォータバル
ブをオンオフさせる。
ような車両用空調装置においては、特に外気温度が例え
ば10〜20(℃)といった中間期においては、以下の
ような問題が発生する。つまり、後席冷房時において、
上記必要吹出温度TAOR が例えば15(℃)以上とな
るときがある。この場合、この温度の風をリア蒸発器に
て作ると、リア蒸発器のゴミやカビ、あるいはリア蒸発
器の腐食による酸化物が原因となる異臭が発生し、車室
内乗員に不快感を与えてしまう。
ットを前席側に設けて上記と同様の制御を行った場合に
も発生する。また、後席暖房時において、上記必要吹出
温度TAOR がリアヒータユニットの吸込温度以下とな
るときがある。しかし、実際には、リアヒータユニット
内のリアヒータコアは、吸込温度以上の風を作るものな
ので、リアヒータユニットでは、上記のように吸込温度
以下の風は作れない。
ットを前席側に設けて上記と同様の制御を行った場合に
も発生する。そこで、本発明は上記各問題を解決するこ
とを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、車室内への必要吹出温度が
所定温度以上のときは、冷却用熱交換器による空気冷却
温度が上記所定温度となるように冷却能力調節手段を制
御し、かつ上記必要吹出温度が上記所定温度以下のとき
に比べて、車室内への単位時間当たりの吹出風量が少な
くなるようにしたことを特徴としている。
上のときでも、冷却用熱交換器による空気冷却温度は上
記所定温度で一定となる。従って、冷却用熱交換器のゴ
ミやカビが原因となる異臭の発生を防止することができ
る。ここで、上記のように、必要吹出温度が所定温度以
上であるにも係わらず、上記空気冷却温度を所定温度で
一定とすると、温度の面では車室内への供給熱量が過剰
となる。
当たりの吹出風量を、必要吹出温度が所定温度以下のと
きに比べて少なくするので、上記過剰となる熱量を相殺
でき、車室内へ所望の熱量を供給することができる。ま
た、請求項2記載の発明は、車室内への必要吹出温度
が、加熱用熱交換器の吸込側空気温度(以下、吸込温度
という)以下のときは、上記必要吹出温度が上記吸込温
度以上のときに比べて、車室内への単位時間当たりの吹
出風量が少なくなるようにしたことを特徴としている。
するものであり、吸込温度よりも低い温度の空気は作れ
ないため、必要吹出温度が上記吸込温度以下のときは、
車室内へは吸込温度と同じ温度の空気が吹き出される。
つまり、必要吹出温度が吸込温度以下であるにも係わら
ず、車室内への吹出温度は吸込温度で一定となるため、
温度の面では車室内への供給熱量が過剰となる。
当たりの吹出風量を、必要吹出温度が吸込温度以上のと
きに比べて少なくするので、上記過剰となる熱量を相殺
でき、車室内へ所望の熱量を供給することができる。ま
た、請求項5記載の発明は、送風手段の作動と停止を繰
り返すことによって、車室内への単位時間当たりの吹出
風量を少なくするようにしたことを特徴としている。
れるものは、直流モータにてファンを駆動して空気流を
発生するタイプのものである。このように直流モータを
使ってファンを駆動する場合、モータの特性上、最低で
も所定電圧(例えば4V)を印加してやらないとファン
を作動状態とすることができない。つまり、ファンが回
転して得られる最低風量は、上記所定電圧に相当する風
量であり、この風量以下の風量は得られない。
状態にあるときに、必要吹出温度が上記所定温度以上と
なったり、あるいは必要吹出温度が上記吸込温度以下と
なって、車室内への単位時間当たりの吹出風量を少なく
する場合、単純にその絶対風量を下げることは、上記し
た理由からできない。その点、本発明は、送風手段の作
動と停止を繰り返すという方法なので、上記のように送
風手段が上記最低風量にて作動状態にあるときでも、簡
単に車室内への単位時間当たりの吹出風量を少なくする
ことができる。
作動と停止を繰り返す周期を、時間的に変化させるよう
にしたことを特徴としている。これによると、上記周期
が時間的に変化するので、車室内乗員に風量ゆらぎの感
覚を与えることができ、送風と停止が繰り返されること
による乗員の違和感を無くすことができる。
自動車に搭載した第1実施形態について、図1〜16を
用いて説明する。図1に示すように、車両前席側に、前
席側空間を冷暖房する前席エアコンユニット1が設けら
れ、車両後席側に、後席側空間を冷房する後席クーラユ
ニット2と、後席側空間を暖房する後席ヒータユニット
3がそれぞれ設けられている。
側に設けられた車室内インストルメントパネル内部に設
けられており、この位置から、前席乗員の上半身、足
元、およびフロントガラス内面に向けて風を吹き出す。
上記後席クーラユニット2は、後席側の車室内壁と車両
外板との間のスペースに設けられており、天井ダクト4
を介して、車両天井から後席乗員の主に頭に向けて風を
吹き出す。
トの下方部に設けられており、この位置から後席乗員の
主に足元に向けて温風を吹き出す。そして、これらのユ
ニット1〜3における各空調手段を、ECU5(電子制
御装置、図3参照)によって独立に制御するように構成
されている。次に、図2(a)を用いて前席エアコンユ
ニット1の構成を説明する。
内気を吸入するための内気吸入口7と外気を吸入するた
めの外気吸入口8とが形成されるとともに、これらの吸
入口7、8から、内気と外気との吸入割合を切り換える
内外気切換ドア9が設けられている。この内外気切換ド
ア9は、その駆動手段としてのサーボモータ44(図3
参照)によって駆動される。
送風手段としてのファン10が配設されている。このフ
ァン10は、その駆動手段としてのブロワモータ49
(図3参照)によって駆動され、ファン10の回転数、
すなわち車室内への送風量は、ブロワモータ49に印加
されるブロワ電圧によって制御される。なお、このブロ
ワ電圧はECU5(図3参照)によって決定される。
としての前席蒸発器11が配設されている。この前席蒸
発器11は、自動車のエンジンによって駆動される図示
しない圧縮機の他に、図示しない凝縮器や減圧手段等と
ともに冷媒配管で接続された周知の冷凍サイクルを構成
するものである。この前席蒸発器11の冷媒上流側にお
ける上記冷媒配管には、前席蒸発器11への冷媒流れを
制御する電磁弁12が設けられている。
は、加熱用熱交換器としての前席ヒータコア13が配設
されている。この前席ヒータコア13は、内部にエンジ
ン冷却水が流れ、この冷却水を熱源として前席ヒータコ
ア13を通過する空気を再加熱するものである。また、
空調ケース6内には、前席蒸発器11からの冷風が前席
ヒータコア13をバイパスするバイパス通路14が形成
されている。
ア13を通る冷風量とバイパス通路14を通る冷風量と
の割合を調節する、温度調節手段および風量割合調節手
段としてのエアミックスドア15が配設されている。こ
のエアミックスドア15は、その駆動手段としてのサー
ボモータ45(図3参照)によって駆動される。また、
空調ケース6の空気下流側部位には、フロントガラス内
面に空気を吹き出すデフロスタ開口部16、前席乗員の
上半身に空気を吹き出す前席フェイス開口部17、およ
び前席乗員の足元に空気を吹き出す前席フット開口部1
8が形成されている。
開口部16を開閉するデフロスタドア19、および前席
フェイス開口部17と前席フット開口部18とを選択的
に開閉するフェイス・フット切換ドア20が設けられて
いる。これらのドア19、20は、その駆動手段として
のサーボモータ46、47(図3参照)によって駆動さ
れる。
ット2の構成を説明する。空気通路としてのクーラケー
ス21の空気上流側部位には、後席乗員足元近辺に開口
した内気吸込口22が形成されている。また、クーラケ
ース21内には、送風手段としてのファン23が配設さ
れている。このファン23は、その駆動手段としてのブ
ロワモータ50(図3参照)によって駆動され、ファン
23の回転数は、ブロワモータ50に印加されるブロワ
電圧によって制御される。なお、このブロワ電圧はEC
U5(図3参照)によって決定される。
換器としての後席蒸発器24が配設されている。この後
席蒸発器24は、上述した前席蒸発器11とともに同一
の冷凍サイクルを構成するものであり、この後席蒸発器
24の冷媒上流側における冷媒配管には、後席蒸発器2
4への冷媒流れを制御する冷却能力調節手段としての電
磁弁25が設けられている。
には、天井ダクト4(図1)が接続される後席フェイス
開口部26が形成されている。次に、図2(c)を用い
て後席ヒータユニット3の構成を説明する。空気通路と
してのヒータケース27の空気上流側部位には、助手席
足元近辺に開口した内気吸込口28が形成されている。
としてのファン29が配設されている。このファン29
は、その駆動手段としてのブロワモータ51(図3参
照)によって駆動され、ファン29の回転数は、ブロワ
モータ51に印加されるブロワ電圧によって制御され
る。なお、このブロワ電圧はECU5(図3参照)によ
って決定される。
としての後席ヒータコア30が配設されている。この後
席ヒータコア30は、内部にエンジン冷却水が流れ、こ
の冷却水を熱源として後席ヒータコア30を通過する空
気を加熱するものである。また、ヒータケース27内に
は、ファン29からの風が後席ヒータコア30をバイパ
スするバイパス通路31が形成されている。
タコア30を通る風量とバイパス通路31を通る風量と
の割合を調節する、温度調節手段および風量割合調節手
段としてのエアミックスドア32が配設されている。こ
のエアミックスドア32は、その駆動手段としてのサー
ボモータ48(図3参照)によって駆動される。また、
ヒータケース27の空気下流側部位には、後席フット開
口部33が形成されている。この後席フット開口部33
には、空調風を後席乗員足元に向けて吹き出すための図
示しない後席フットダクトが接続される。
構成を説明する。上記各ユニット1〜3における各空調
手段を制御するECU5は、CPU、ROM、RAM等
からなる周知のマイクロコンピュータ等を備え、車両の
イグニッションスイッチが閉じたときに、図示しないバ
ッテリから電源が供給される。ECU5の入力端子に
は、前席側の車室内温度を検出する前席内気温センサ3
4と、後席側の車室内温度を検出する後席内気温センサ
35と、外気温度を検出する外気温センサ36と、車室
内に照射される日射量を検出する日射センサ37と、前
席蒸発器11による空気冷却温度(具体的は前席蒸発器
11を通過した直後の空気温度)を検出する前席蒸発器
温度センサ38と、後席蒸発器24による空気冷却温度
(具体的には後席蒸発器24を通過した直後の空気温
度)を検出する後席蒸発器温度センサ39と、エンジン
冷却水温度を検出する水温センサ40と、内気吸入口2
8からヒータケース27内に吸い込まれる空気温度を検
出する吸込温度検出手段としての吸込温度センサ41
と、前席側の目標温度を設定する前席温度設定器42
と、後席側の目標温度を設定する後席温度設定器43と
が電気的接続されている。
信号は、ECU5内の図示しないA/D変換回路にてA
/D変換された後、上記マイクロコンピュータへ入力さ
れるように構成されている。また、ECU5の出力端子
には、上記電磁弁12、25、上記サーボモータ44〜
48、および上記ブロワモータ49〜51が電気的接続
されている。
のインストルメントパネルに設けられた前席空調パネル
上に配設され、この前席空調パネルには、さらに吹出口
モードを切り換えるスイッチ、内外気モードを切り換え
るスイッチ、吹出風量を調節するスイッチ、前席エアコ
ンユニット1の各空調手段を自動制御させるオートスイ
ッチ等が配設されている。
天井部に設けられた後席空調パネル上に配設され、この
後席空調パネルには、さらに吹出風量を調節するスイッ
チ、後席クーラユニット2および後席ヒータユニット3
の各空調手段を自動制御させるオートスイッチ等が配設
されている。次に、上記マイクロコンピュータの制御処
理について図4を用いて説明する。
CU5に電源が供給されると、図4のルーチンが起動さ
れ、ステップS10にて初期化処理を行い、次のステッ
プS20にて、上記各温度設定器42、43にて設定さ
れた設定温度(Tset (Fr)、Tset (Rr))を読み込む。
そして、次のステップS30にて、上記各センサ34〜
41の値をA/D変換した信号(Tr (Fr)、Tr (Rr)、
Tam、Ts 、Te (Fr)、Te (Rr)、Tw 、Tin(Rr))を
読み込む。
OMに記憶された下記数式1に基づいて、前席側の必要
吹出温度TAO(Fr)を算出する。
s (Fr)は、それぞれ補正ゲインであり、C(Fr)は補正定
数である。
アコンユニット1の内外気モードを、上記TAO(Fr)
と、予めROMに記憶された図5のマップとに基づいて
決定する。なお、図5のSWIは内外気切換ドア9の目
標開度であり、SWI=100(%)のときに完全外気
導入モード、SWI=0(%)のときに完全内気循環モ
ードとなる。
アコンユニット1の吹出口モードを、上記TAO(Fr)
と、予めROMに記憶された図6のマップとに基づいて
決定する。ここで、フェイスモード(FACE)とは、
前席フェイス開口部17を介して前席乗員の上半身に向
けて風を吹き出すモードであり、バイレベルモード(B
/L)とは、前席フェイス開口部17および前席フット
開口部18を介して、前席乗員の上半身と足元の両方に
向けて風を吹き出すモードであり、フットモード(FO
OT)とは、前席フット開口部18を介して前席乗員の
足元に向けて風を吹き出すモードである。
アコンユニット1のブロワモータ49に印加する前席ブ
ロワ電圧を、上記TAO(Fr)と、予めROMに記憶され
た図7のマップとに基づいて決定する。そして、次のス
テップS80にて、予めROMに記憶された下記数式2
に基づいて、後席側の必要吹出温度TAO(Rr)を算出す
る。
s (Rr)は、それぞれ補正ゲインであり、C(Rr)、β、お
よびαは補正定数である。なお、上記補正定数βは、前
席エアコンユニット1が外気導入モードのときの後席へ
の影響度合いを示す定数である。
α×((SWI+r)/(100+r))×(Tr (Fr)
−Tr (Rr))」は、前席エアコンユニット1による影響
を打ち消すためのものである。そして、次のステップS
90にて、後席クーラユニット2と後席ヒータユニット
3の作動モードを、上記TAO(Rr)と、予めROMに記
憶された図8のマップとに基づいて決定する。
するモードはフェイスモードに相当し、後席ヒータユニ
ット3のみが作動するモードはフットモードに相当し、
両ユニット2、3がともに作動するモードはバイレベル
モードに相当する。以下、上記各作動モードを、FAC
E(Rr)、FOOT(Rr)、B/L(Rr)という。そして、次
のステップS100にて、後席クーラユニット2におけ
る必要吹出温度TAO(Rc)と、後席ヒータユニット3に
おける必要吹出温度TAO(Rh)を算出する。
上記作動モードがB/L(Rr)のときは、予めROMに記
憶された下記数式3に基づいて算出し、B/L(Rr)以外
のときは、予めROMに記憶された下記数式4に基づい
て算出する。また、上記TAO(Rh)については、上記作
動モードがB/L(Rr)のときは、予めROMに記憶され
た下記数式5に基づいて算出し、B/L(Rr)以外のとき
は、予めROMに記憶された下記数式6に基づいて算出
する。
AO(Rc)とTAO(Rh)とに差を持たせているのは、後席
への吹出風に上下温度差を持たせて、後席乗員の頭寒足
熱を実現するためである。
図9のサブルーチンがコールされ、後席クーラユニット
2のブロワモータ50に印加する後席クーラブロワ電圧
Va(Rc)、および後席ヒータユニット3のブロワモータ
51に印加する後席ヒータブロワ電圧Va (Rh)が決定さ
れる。以下、この図9の処理について説明する。ステッ
プS111では、上記ステップS90にて決定した作動
モードがFOOT(Rr)であるか否かを判定する。ここ
で、YESと判定されたときは、後席クーラユニット2
を停止させるときなので、ステップS115にジャンプ
して、後席クーラブロワ電圧Va (Rc)を0にする。
れたときは、後席クーラユニット2を作動させるときな
ので、ステップS112にて、予めROMに記憶された
図10のマップに基づいて、ブロワモータ50のベース
となるブロワ電圧Vab(Rc)を決定する。なお、図10の
マップでは、TAO(Rr)≧15(℃)のときには、上記
ベースブロワ電圧Vab(Rc)は最低電圧(V1 またはV2
)となるように設けられている。
きのベースブロワ電圧Vab(Rc)が、FACE(Rr)のとき
のベースブロワ電圧Vab(Rc)に比べて小さいのは、B/
L(Rr)のときには後席ヒータユニット3からも風を吹き
出すためである。つまり、B/L(Rr)のときには、後席
ヒータユニット3のブロワモータ51には、図10のF
ACE(Rr)のときのVab(Rc)とB/L(Rr)のときのVab
(Rc)との差に相当するブロワ電圧が印加される。
ROMに記憶された図11のマップに基づいて、ブロワ
モータ50をオンオフさせるデューティ比を決定する。
このデューティ比とは、図12に示すように、ブロワモ
ータ50をオンオフさせる周期T1 (本実施形態では2
分)に対して、ブロワモータ50をオンする時間T2の
ことである。
がFACE(Rr)のときなら、TAO(Rr)≦15(℃)の
ときにデューティ比が100(%)となり、TAO(Rr)
≧15(℃)のときは、TAO(Rr)が高くなるに応じて
デューティ比が小さくなるように設けてあり、上記作動
モードがB/L(Rr)のときなら、TAO(Rr)≦25
(℃)のときにデューティ比が100(%)となり、T
AO(Rr)≧25(℃)のときは、TAO(Rr)が高くなる
に応じてデューティ比が小さくなるように設けてある。
的な後席クーラブロワ電圧Va (Rc)を決定する。ここで
は、図10から求まる上記ベースブロワ電圧Vab(Rc)
と、図12に示すブロワ電圧Vad(Rc)とのうちの小さい
方を後席クーラブロワ電圧Va(Rc)として決定する。そ
して、次のステップS116にて、上記ステップS90
にて決定した作動モードがFACE(Rr)であるか否かを
判定する。ここで、YESと判定されたときは、後席ヒ
ータユニット3を停止させるときなので、ステップS1
20にジャンプして、後席ヒータブロワ電圧Va (Rh)を
0にする。
れたときは、後席ヒータユニット3を作動させるときな
ので、ステップS117にて、予めROMに記憶された
図13のマップに基づいて、ブロワモータ51のベース
となるブロワ電圧Vab(Rh)を決定する。なお、上記作動
モードがB/L(Rr)のときのベースブロワ電圧Vab(Rh)
が、FOOT(Rr)のときのベースブロワ電圧Vab(Rh)に
比べて小さくしている理由は、上述した通りである。
ROMに記憶された図14のマップに基づいて、ブロワ
モータ51をオンオフさせるデューティ比を決定する。
このデューティ比とは、図15に示すように、ブロワモ
ータ51をオンオフさせる周期T1 (本実施形態では2
分)に対して、ブロワモータ51をオンする時間T2の
ことである。
r)と必要吹出温度TAO(Rh)との偏差が0(℃)以下の
とき、すなわちTin(Rr)≦TAO(Rh)のときには上記デ
ューティ比を100(%)とし、上記偏差が0(℃)以
上のとき、すなわちTin(Rr)≧TAO(Rh)のときは、こ
の偏差が大きくなるに応じて上記デューティ比を小さく
するように設けてある。
的な後席ヒータブロワ電圧Va (Rh)を決定する。ここで
は、図13から求まる上記ベースブロワ電圧Vab(Rh)
と、図15に示すブロワ電圧Vad(Rh)とのうちの小さい
方を後席ヒータブロワ電圧Va(Rh)として決定する。そ
して、図4のステップS130にて、後席クーラユニッ
ト2からの吹出温度を制御する。具体的には、まず上記
数式3または数式4にて算出したTAO(Rc)と、予めR
OMに記憶された図16のマップとに基づいて、目標蒸
発器温度TEO(Rr)を決定する。そして、後席蒸発器温
度センサ39が検出した蒸発器後温度Te (Rr)が、上記
目標温度TEO(Rr)となるように、電磁弁25(図2
(b))をオンオフ制御する。この制御は周知のもので
ある。
(℃)のときはTEO(Rr)=0(℃)で一定としてい
る。これは、後席蒸発器24のフロスト防止のためであ
る。また、0≦TAO(Rc)≦15(℃)のときは、TE
O(Rr)=TAO(Rc)としている。また、TAO(Rc)≧1
5(℃)のときは、TEO(Rr)=15(℃)で一定とし
ている。これは、15(℃)以上の風を後席蒸発器24
にて作ると、この蒸発器24から異臭が発生する恐れが
あるためである。
ミックスドア15、32の各目標開度θ(Fr)、θ(Rr)
を、予めROMに記憶された下記数式7、8に基づいて
決定する。
(Tw −Te (Fr)) (%)
(Tw −Tin(Rr)) (%)そして、次のステップS1
50にて、上記ステップS50〜S70、S110、S
140にて決定した各モードが得られるように、各アク
チュエータへ制御信号を出力する。
の制御周期時間τが経過したか否かを判定し、YESの
場合はステップS20に戻り、NOの場合は制御周期時
間τの経過を待つ。上記の制御を繰り返すと、後席クー
ラユニット2の作動時においては、TAO(Rc)≧15
(℃)のときでも、後席蒸発器24による空気冷却温度
は15(℃)で一定となる。従って、後席蒸発器24の
ゴミやカビが原因となる異臭の発生を防止することがで
きる。
(℃)であるにも係わらず、上記空気冷却温度を15
(℃)で一定とすると、温度の面では車室内への供給熱
量が過剰となる。しかし、本実施形態では、このとき、
風量をオンオフさせて、車室内への単位時間当たりの吹
出風量を少なくするので、上記過剰となる熱量を相殺で
き、車室内へ所望の熱量を供給することができる。
いては、Tin(Rr)≧TAO(Rh)のときには、上記数式8
から、エアミックスドア32の目標開度θ(Rr)がθ(Rr)
≦0となるので、車室内への吹出温度はTin(Rr)で一定
となり、温度の面では車室内への供給熱量が過剰とな
る。しかし、本実施形態では、このとき、風量をオンオ
フさせて、車室内への単位時間当たりの吹出風量を少な
くするので、上記過剰となる熱量を相殺でき、車室内へ
所望の熱量を供給することができる。
ユニット1のように、蒸発器とヒータコアの両方を備え
たタイプのユニットを用いなくても、後席クーラユニッ
ト2と後席ヒータユニット3とで、必要な熱量を作り出
して、後席を所望の温度に制御できる。また、本実施形
態では、ファン23、29をオンオフさせることによっ
て、車室内への単位時間当たりの吹出風量を少なくする
ので、ブロワ電圧が最低電圧(図10のV1 またはV2
、図13のV3 またはV4 )であるときでも、簡単に
車室内への単位時間当たりの吹出風量を少なくすること
ができる。
2または図15の周期T1 を固定したが、この周期T1
を、例えば1/fランダムやM系列ランダム等、所定の
ルールにのっとって変化させるようにしても良い。こう
することによって、後席乗員に風量ゆらぎの感覚を与え
ることができ、風量の変化に対する乗員の不快感を解消
することができる。
蒸発器11と前席ヒータコア13をそれぞれ有する前席
エアコンユニット1を設けた例について説明したが、こ
の前席エアコンユニット1の代わりに、クーラユニット
とヒータユニットをそれぞれ設け、各ユニットにて前席
の冷房と暖房をそれぞれ行うようにしても良い。また、
クーラユニットとヒータユニットの両方を設ける必要は
無く、これらのうちの一方のみを設けた場合にも適用で
きる。
風の強さを繰り返し変化させる方法として、ファン2
3、29のオンとオフを繰り返す方法を採用したが、必
ずしもオフさせる必要は無く、風量の強弱を繰り返すよ
うにしても良い。また、風量を徐々に増加、減少する方
法としても良い。また、上記実施形態では、車室内への
単位時間当たりの吹出風量を少なくする方法として、上
記のように、車室内への吹出風の強さを繰り返し変化さ
せる方法を採用したが、絶対風量自体を下げる方法とし
ても良い。
発明でいう所定温度を15(℃)としたが、要は、この
所定温度の意味は、後席蒸発器24による空気冷却温度
をこの所定温度以下にしておけば、乗員が後席蒸発器2
4からの異臭が気にならない程度の温度ということであ
るので、そのような温度の範囲内で適宜選択できるもの
である。
ンオフさせることによって、後席蒸発器24における空
気冷却能力を調節するようにしたが、圧縮機をオンオフ
させることによって上記空気冷却能力を調節するように
しても良い。また、上記実施形態では、後席ヒータユニ
ット3を、エアミックスドア32の開度を調節して吹出
風温度を調節する、いわゆるエアミックスタイプのもの
としたが、後席ヒータコア30内へ流れる温水の流量ま
たは温度を調節して吹出風温度を調節する、いわゆるリ
ヒートタイプのものとしても良い。
位置を示す概略図である。
ット1の概略図、図2(b)は上記実施形態の後席クー
ラユニット2の概略図、図2(c)は上記実施形態の後
席ヒータユニット3の概略図である。
御処理のフローチャートである。
のマップである。
のマップである。
マップである。
ータユニット3の作動モードについてのマップである。
ャートである。
スブロワ電圧Vab(Rc)についてのマップである。
ワ電圧のデューティ比についてのマップである。
ワ電圧のタイミングチャートである。
スブロワ電圧Vab(Rh)についてのマップである。
ワ電圧のデューティ比についてのマップである。
ワ電圧のタイミングチャートである。
発器温度TEO(Rr)についてのマップである。
3…後席ヒータユニット 21…クーラケース(空気通路)、23…ファン(送風
手段)、24…後席蒸発器(冷却用熱交換器)、25…
電磁弁(冷却能力調節手段)、27…ヒータケース(空
気通路)、29…ファン(送風手段)、30…後席ヒー
タコア(加熱用熱交換器)、31…バイパス通路、32
…エアミックスドア(温度調節手段、風量割合調節手
段)、41…吸込温度センサ(吸込温度検出手段)。
Claims (6)
- 【請求項1】 空気流を発生する送風手段(23、5
0)と、 この送風手段(23、50)が発生した空気を車室内に
導く空気通路(21)と、 この空気通路(21)内に設けられ、前記空気通路(2
1)内の空気を冷却する冷却用熱交換器(24)と、 前記冷却用熱交換器(24)における空気冷却能力を調
節する冷却能力調節手段(25)とを備え、前記冷却用
熱交換器(24)による空気冷却温度が車室内への必要
吹出温度となるように前記冷却能力調節手段(25)を
制御する車両用空調装置において、 前記必要吹出温度が所定温度以上のときは、前記冷却用
熱交換器(24)による空気冷却温度が前記所定温度と
なるように前記冷却能力調節手段(25)を制御し、か
つ前記必要吹出温度が前記所定温度以下のときに比べ
て、車室内への単位時間当たりの吹出風量が少なくなる
ように前記送風手段(23、50)を制御するようにし
たことを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項2】 空気流を発生する送風手段(29、5
1)と、 この送風手段(29、51)が発生した空気を車室内に
導く空気通路(27)と、 この空気通路(27)内に設けられ、前記空気通路(2
7)内の空気を加熱する加熱用熱交換器(30)と、 車室内への吹出風の温度を調節する温度調節手段(3
2)と、 前記加熱用熱交換器(30)の吸込側空気温度を検出す
る吸込温度検出手段(41)とを備え、前記温度調節手
段(32)によって温度調節された空気の温度が車室内
への必要吹出温度となるように前記温度調節手段(3
2)を制御する車両用空調装置において、 前記必要吹出温度が、前記吸込温度検出手段(41)が
検出した吸込温度以下のときは、前記必要吹出温度が前
記吸込温度以上のときに比べて、車室内への単位時間当
たりの吹出風量が少なくなるように前記送風手段(2
9、51)を制御するようにしたことを特徴とする車両
用空調装置。 - 【請求項3】 前記空気通路内(27)には、前記加熱
用熱交換器(30)をバイパスするバイパス通路(3
1)が設けられ、 前記温度調節手段(32)は、前記加熱用熱交換器(3
0)を通過する風量と前記バイパス通路(31)を通過
する風量との割合を調節する風量割合調節手段(32)
であることを特徴とする請求項2記載の車両用空調装
置。 - 【請求項4】 車室内への吹出風の強さを繰り返し変化
させることによって、前記単位時間当たりの吹出風量を
少なくするようにしたことを特徴とする請求項1ないし
3いずれか1つ記載の車両用空調装置。 - 【請求項5】 前記送風手段(23、50)、(29、
51)の作動と停止を繰り返すことによって、車室内へ
の吹出風の強さを繰り返し変化させるようにしたことを
特徴とする請求項4記載の車両用空調装置。 - 【請求項6】 前記作動と停止を繰り返す周期を、時間
的に変化させるようにしたことを特徴とする請求項5記
載の車両用空調装置。
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