JPH09175975A - 固体の、分散形態で存在しそして油成分中に僅かに可溶性の又は不溶性のuvフイルター物質を含有する、エマルシヨン、特にo/wマクロエマルシヨン、o/wミクロエマルシヨン又はo/w/oエマルシヨン類の形態にある化粧品及び皮膚科用光線防御調製物 - Google Patents

固体の、分散形態で存在しそして油成分中に僅かに可溶性の又は不溶性のuvフイルター物質を含有する、エマルシヨン、特にo/wマクロエマルシヨン、o/wミクロエマルシヨン又はo/w/oエマルシヨン類の形態にある化粧品及び皮膚科用光線防御調製物

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JPH09175975A
JPH09175975A JP8353351A JP35335196A JPH09175975A JP H09175975 A JPH09175975 A JP H09175975A JP 8353351 A JP8353351 A JP 8353351A JP 35335196 A JP35335196 A JP 35335196A JP H09175975 A JPH09175975 A JP H09175975A
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emulsion
emulsifiers
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Heinrich Dr Gers-Barlag
ハインリヒ・ゲルス−バルラーク
Karl-Heinz Krause
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Beiersdorf AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UVフィルター物質を固定の分散形態で含む
安定なエマルションの提供。 【解決手段】 転相法により得られる、固体の分散形態
で存在し、そして油成分に僅かに可溶性の又は不溶性の
UVフィルター物質、特に4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-
2,4,6-トリイル-トリイミノ)-トリス-安息香酸トリス(2
-エチルヘキシル)エステル又は2-フェニルベンズイミダ
ゾール-5-スルホン酸又はその塩を含有する、O/Wマ
クロエマルション又はO/Wミクロエマルション又はO
/W/OエマルションもしくはO/W/O’エマルショ
ン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧品及び皮膚科用
光線防御用調製物、特に皮膚の手入れ用化粧品及び皮膚
科用光線防御用調製物に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚に対する太陽光線の紫外線成分の損
傷的効果は一般に知られている。290nm未満の波長
(いわゆるUVC域)をもつ光線は、地球の大気中でオ
ゾン層により吸収されるが、290nm及び320nmの間
の区域、いわゆるUVB域の光線は、紅斑、単純な日焼
け又は重症もしくは軽症の火傷すら引き起こす。
【0003】308nmの周辺の比較的狭い領域は、日光
の紅斑活性最大域と称される。
【0004】多数の化合物がUVB光線に対する防御剤
として知られており、これらは通常、3-ベンジリデンカ
ンファー、4-アミノ安息香酸、ケイ皮酸、サリチル酸、
ベンゾフェノン及び又2-フェニルベンズイミダゾールの
誘導体である。
【0005】約320nm及び約400nmの間の領域の光
線もまた損傷を引き起こすため、その領域、いわゆるU
VA域に対してもまた有効なフィルター物質をもつこと
は重要である。このように、UVA光線は、皮膚を早期
に老化させる、結合組織の弾性繊維及びコラーゲン繊維
に損傷をもたらし、そしてそのことが、多数の光線毒性
反応及び光線アレルギー反応の原因とみなされることが
できることが判明した。UVB光線の損傷的影響はUV
A光線により増強される可能性がある。
【0006】しかし、UV光線は又光化学反応をもたら
す可能性があり、次いでその光化学反応生成物が皮膚代
謝に介入する。
【0007】このような光化学反応生成物は主として遊
離基化合物、例えばヒドロキシルラジカルである。皮膚
自体において生成される、未確認の遊離基の光線生成物
もまた、それらの高い反応性のために、制御されない二
次性の反応を示す可能性がある。しかし、非ラジカルの
励起状態の酸素分子である、一重項状態の酸素は、寿命
の短いエポキシド及び多数のその他の物質のように、U
V光線下で存在する可能性がある。例えば一重項酸素
は、増加した反応性によって、通常に存在する三重項酸
素(遊離ラジカルの基底状態)と区別される。しかしな
がら、励起された、反応性の(遊離ラジカルの)三重項
状態の酸素分子も又存在する。
【0008】UV光線は更にイオン化光線の仲間と考え
られる。従って、UV被曝中に、イオン性の物質が生成
される危険性があり、次いでそれらが順次、生化学過程
において酸化的に介入することができる。
【0009】1つの好都合なUVBフィルターは4,4',
4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリイミノ)-
トリス-安息香酸トリス(2-エチルヘキシル)エステ
ル、同義語:2,4,6-トリ[アニリノ-(p-カルボ-2'-エ
チル-1'-ヘキシルオキシ)]-1,3,5-トリアジン、オク
チルトリアゾンである。
【0010】
【化1】
【0011】このUVBフィルター物質は例えば、BASF
Aktiengesellschaft社によりUVINUL(R) T150の商品名
で市販されており、良好なUV吸収性の特徴をもつ。オ
クチルトリアゾンの最大吸収域は312nmである。
【0012】このUVBフィルターの主要な欠点は、脂
質への溶解度の低さである。このUVBフィルターのた
めの既知の溶媒は、このフィルターを約15重量%を越
えない率で溶解させることができ、これは、溶解され
た、そして従って通常の評価基準により活性なUVフィ
ルター物質の約1−1.5重量%に相当する。
【0013】その他の僅かに可溶性のUVフィルター物
質もまた知られている。確かに、原則的にそしてある条
件下では使用することができるか又は追加的に使用でき
るような水溶性のUVフィルター物質は幾つか存在す
る。しかし、水溶性と見なされるこれらのUVフィルタ
ー物質はまた多数の場合、ある種の溶媒条件下では、特
にpHに依存して、それらは少なくとも一部分はそれら
の水溶性を喪失し、そして更にまた低い油溶性をも示す
か又は油成分に完全に不溶性であるという欠点をもつ。
この事実は、例えば、Merck AG社からEusolex(R) 232の
商品名で市販されており、下記の構造式:
【0014】
【化2】
【0015】の特徴をもつ、スルホン酸化UVフィルタ
ー物質、すなわち2-フェニルベンズイミダゾール-5-ス
ルホン酸及びその塩、特にナトリウム、カリウム及びT
EA塩が酸性のpH領域に存在する場合に適用される。
【0016】しかし、例えばベンゾフェノンのスルホン
酸誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾ
フェノン-5-スルホン酸及びその塩、及び、例えば4-(2
-オキソ-3-ボルニリデンメチル)ベンゼンスルホン酸、
2-メチル-5-(2-オキソ-3-ボルニリデンメチル)ベンゼ
ンスルホン酸及びそれらの塩のような3-ベンジリデンカ
ンファーのスルホン酸誘導体もまた、それらが大量に水
溶性であるpHにおける場合には、本発明により好都合
に使用することができる。
【0017】ある程度のUV防御が、原則的にある限ら
れた溶解性(そして従って通常の標準に従って:美容的
もしくは皮膚科用調製物中への取り込みの困難性)を達
成することができても、もう1つの問題、すなわち再結
晶の問題が発生する可能性がある。確かに溶解度が低い
物質の場合には、温度の変化により又はその他の影響に
よりもたらされようと、再結晶が比較的早急におこる。
しかし、UVフィルターのような、ある調製物の実質的
な成分の制御されない再結晶は、与えられた調製物の性
状及び、最後にもう1つ重要なことであるが、追及され
た光線の防御に著しく悪影響を与える。
【0018】エマルションは広範に使用されている美容
的及び皮膚科用調製物形態である。単相エマルションに
おいては、1つの相は1種類の乳化剤の殻に包含された
第2相(W/Oエマルション中の水滴又はO/Wエマル
ション中の脂質小胞)の微細分散液滴を含んでなる。他
方、複エマルション(第2級)においては、より微細に
分散された第1相の液滴がそれらの液滴中に乳化されて
いる。順次、更により微細に分散された液滴(第3級の
複エマルション)がこれらの液滴中に存在することがで
き、順次それがくりかえされる。
【0019】複エマルションは−なかでも−特に微細な
エマルション組織により特徴付けることができることは
知られている。この性状はそれらを美容的及び医薬用局
所用調製物類の両者に対する基材として著しく適したも
のにさせる。
【0020】このように、単相エマルションの場合にW
/O又はO/Wエマルション(油中水又は水中油)と呼
ばれるように、複エマルションの場合にはW/O/W、
O/W/O、O/W/O/W、W/O/W/Oエマルシ
ョン、等がある。
【0021】その中で、具体的な内部及び外部の水性相
又は内部及び外部の油性相の種類が(かなり)異なる複
エマルション(すなわち例えば、W/O/W’及びO/
W/O’エマルション)は2ポット法により生成するこ
とができる。その中で、内部及び外部の水性及び油性相
が異なった種類でないエマルションは、1ポット法及び
2ポット法の両者により得ることができる。
【0022】第2級の複エマルションは時々「2相系
(bimultiple systems)」と呼ばれ、第3級のものは時
々「3相系(trimultiple systems)等と呼ばれる[W.S
eifriz,Studies in Emulsions(エマルションの研究),
J.Phys.Chem.,29(1925)738-749]。
【0023】複エマルションの製造法は当業者にそれ自
体周知である。従って、単相エマルション(例えばW/
Oエマルション)を最初に導入し、そして相当する乳化
剤(例えばO/W乳化剤)とともにもう1つの相(例え
ば水性相)の添加により複エマルション(例えばW/O
/Wエマルション)に転相させる2ポット法がある。
【0024】第2の既知の方法は、1種類の油性相及び
1種類の水性相との乳化剤混合物を1ポット法でW/O
/W複エマルションに転相させることを含んでなる。乳
化剤を油性相に溶解し、該溶液を水性相と混合する。こ
れらの方法の前提条件は、使用される個々の乳化剤類の
HLB値(HLB=親水性−親油性平衡)が相互に顕著
に異なることである。
【0025】ポリオール脂肪酸エステルのHLB値の定
義は、式I HLB=20*(1−H/A) により与えられる。
【0026】その親水性の内容物がエチレンオキシド単
位のみを含んでなる乳化剤の群に対しては、式II HLB=E/5 [以上の式中、H=エステルの鹸化価 A=回収された酸の酸価 E=全分子中のエチレンオキシドの重量含量(%)]が
適用される。
【0027】6−8のHLB値をもつ乳化剤は概括的に
W/O乳化剤であり、そして8−18のHLB値をもつ
ものは概括的にO/W乳化剤である。
【0028】文献:[Cosmetics-Development, Prepara
tion and Use of Cosmetic Compositions(化粧品組成
物の開発、製造及び使用法)];W.Umbach(編集者),Geo
rg Thieme Verlag 1988。
【0029】親水性乳化剤(高いHLB値をもつ)は概
してO/W乳化剤である。従って、疎水性又は親油性の
乳化剤(低いHLB値をもつ)は概してW/O乳化剤で
ある。
【0030】米国特許第4,931,210号明細書は、ポリリ
シノール酸ポリグリセロールを乳化剤類として使用して
いるW/O/Wエマルションの製造法につき記載してい
る。
【0031】通常の「単相」、すなわち非複エマルショ
ンの液滴の直径は、約1μmから約50μmの範囲内にあ
る。その他の着色用添加剤を使用しないと、これらの
「マクロエマルション」は乳白色で不透明である。その
液滴の直径が約10-1μmから約1μmの範囲内にある、
より細かい「マクロエマルション」はこれも着色添加剤
なしで、青白色で不透明である。これらの「マクロエマ
ルション」は通常高い粘度を有する。
【0032】約10-2μm未満の粒子直径をもつミセル
及び分子溶液に対しては清澄で透明な外観が保持されて
いるが、これらはもはや真のエマルションとは説明でき
ない。
【0033】他方、ミクロエマルションの液滴の直径は
約10-2μmから約10-1μmの範囲内にある。ミクロエ
マルションは乳白色で、通常粘度は低い。O/W型の多
数のミクロエマルションの粘度は水の粘度に匹敵する。
【0034】ミクロエマルションの利点は、活性化合物
が「マクロエマルション」の分散相におけるよりも著明
により微細な分散形態で該分散相中に存在することがで
きる点である。その他の利点は、それらの低粘度のため
に、それらを噴霧することができる点である。ミセルエ
マルションを化粧品として使用する場合には、対応する
製品は化粧品として高度な優美さの特徴をもつ。
【0035】親水性乳化剤は、温度が上昇するとその溶
解性の性状を水溶性から脂溶性に変化することが知られ
ている。乳化剤がそれらの溶解度を変化させた温度範囲
は転相温度領域(PIT)と呼ばれる。
【0036】マツモト(S.Matsumoto,Journal of Colloi
d and Interface Science,Vol.94 No.2,1983)は、著明
なW/O乳化剤である、スパン(Span) 80により安定化
された濃厚W/Oエマルションの転相の前にW/O/W
エマルションが生成することを報告している。マツモト
はここで極端に非極性の油、すなわち流動パラフィンか
ら出発している。更に、W/OエマルションからのW/
O/Wエマルションの生成のためには、ある程度の量の
親水性乳化剤が必要であると言われている。
【0037】リン、クリハラ及びオオタ(T.J.Lin,H.Kur
ihara and H.Ohta)(Journal of theSocietiy of Cosmet
ic Chemists 26,pages 121-139,March 1975)は、非極性
の油類の場合に、PITの領域に、非常に不安定な複相
エマルション類が存在する可能性があることを示してい
る。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は上記の困った現状のための是正手段を提供することで
あった。
【0039】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、 − 水性相、 − 適宜な場合には、通常の水溶性の又は水に分散性の
物質、 − 油性相、 − その中に、それ自体で油成分に僅かに可溶性の、少
なくとも1種類のUVフィルター物質 − 例えば、4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリ
イル-トリイミノ)-トリス-安息香酸トリス(2-エチル
ヘキシル)エステル、2-フェニルベンズイミダゾール-5
-スルホン酸及び僅かに可溶性のそれらの塩からなる群
から選ばれたが懸濁形態で存在する − 下記の性状 − それらの親油性が、そのpHを上昇もしくは低下さ
せることによりその親油性が増加もしくは減少するよう
に、pHに依存し(但し、親油性の2種類の可能な変化
のどちらがpHを上昇もしくは低下させることにより影
響されるかは重要でない)、そして/又は − それらの親油性が、その親油性が温度上昇とともに
増加しそしてそれらの親水性が温度低下とともに増加す
るように、温度に依存するをもつ乳化剤の群から選ばれ
た少なくとも1種類の乳化剤(乳化剤A)、 − 及び更に、適宜な場合には、好ましくは、乳化剤A
の範疇に入らない乳化剤、特に主としてW/O乳化剤と
して作用する乳化剤の群から選ばれたものを含む、油性
相に可溶性の又は分散性のその他の物質、を含んでなる
O/Wエマルション、特にO/Wミクロエマルション、
又はO/W/OエマルションもしくはO/W/O’エマ
ルションが、これまでの当該技術の欠点を是正すること
が見いだされ、そしてそこに本目的の達成が存在する。
【0040】本発明によると、それ自体油成分に僅かに
可溶性のUVフィルター物質、特に4,4',4"-(1,3,5-ト
リアジン-2,4,6-トリイル-トリイミノ)-トリス-安息香
酸トリス(2-エチルヘキシル)エステル及び/又は2-フ
ェニルベンズイミダゾール-5-スルホン酸もしくはその
塩、の高い使用濃度、すなわち、具体的には、再度該調
製物の総重量の約50重量%の油性相含量とともに、O
/WミクロエマルションもしくはO/W/Oエマルショ
ンの総重量の約5重量%を達成することができ、そして
これにより、この光線防御フィルターの好都合な性状を
十分に利用することができる。
【0041】本発明の好都合な態様は同様に、それ自体
で油成分に僅かに可溶性のUVフィルター物質の、O/
Wエマルション、O/Wミクロエマルション又はO/W
/Oエマルションへの取り込み方法であって、その方法
は、 − 水性相の成分、 − 適宜な場合には、通常の水溶性の又は水に分散性の
物質、 − 油性相の成分、 − 下記の性状 − その親油性が、pHを上昇もしくは低下させること
によりその親油性が増加もしくは低下されるように、p
Hに依存し(但し、親油性の2種の可能な変化のどちら
がpHを上昇もしくは低下させることに影響されるかは
重要でない)、そして/又は − それらの親油性が、親油性が温度上昇とともに増加
しそしてそれらの親水性が温度低下とともに増加するよ
うに、温度に依存するをもつ乳化剤からなる群から選ば
れる少なくとも1種類の乳化剤(乳化剤A)、 − 例えば、4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリ
イル-トリイミノ)-トリス-安息香酸トリス(2-エチル
ヘキシル)エステル、2-フェニルベンズイミダゾール-5
-スルホン酸及びそれらの塩からなる群から選ばれた、
油成分に僅かに可溶性のUVフィルター物質、 − 並びに更に、適宜な場合には、好ましくは、乳化剤
Aの範疇に入らない乳化剤、特に主としてW/O乳化剤
として作用するものの群から選ばれるものを含む、油性
相に可溶性の又は分散性のその他の物質を混合しそし
て、撹拌しながら、 − 少なくとも1種類の選ばれた乳化剤類の、pH、温
度及び濃度もしくは濃度類からなる群から選ばれたパラ
メーターの適宜な選択により、この混合物を、W/Oエ
マルションがO/Wエマルションに転相されるような転
相領域内に移行させる、 − 少なくとも1種類の選ばれた乳化剤の、pH、温度
及び濃度もしくは濃度類からなる群から選ばれた少なく
とも1つのパラメーターを変化させることにより、形成
されたW/Oエマルションを、形成されたW/Oエマル
ションがO/Wエマルションに転相され、そこでO/W
エマルション又はO/Wミクロエマルションが生成され
るような転相領域から取り出す、 − 適宜な場合には、枠組条件の適宜な選択により、O
/W/Oエマルションをもたらすようなその他の転相を
開始させる、 − 適宜な場合には、その混合物を更なる処理段階、特
に1回以上のホモジナイズ段階を通過させるように、混
合物を生成することを特徴とする。
【0042】本発明により同様に好都合な方法は、パラ
メーターもしくはパラメーター類が、そこで(a)乳化
剤Aもしくは複数の乳化剤類Aの与えられたpH及び与
えられた濃度において、混合物の温度及び、適宜な場合
には更に少なくとも1種類のその他の乳化剤Aの濃度を
変化させる、そこで(b)乳化剤Aもしくは複数の乳化
剤類Aの与えられた温度及び与えられた濃度において、
該混合物のpH、及び適宜な場合には、更に少なくとも
1種類のその他の乳化剤Aの濃度を変化させる、そこで
(c)与えられた温度及び与えられたpHにおいて、少
なくとも1種類の乳化剤Aの濃度及び、適宜な場合には
更に少なくとも1種類のその他の乳化剤Aの濃度を変化
させる、そこで(d)与えられたpHにおいて、該混合
物の温度及び更に少なくとも1種類の乳化剤Aの濃度及
び適宜な場合には、更に少なくとも1種類のその他の乳
化剤Aの濃度を変化させる、そこで(e)混合物の与え
られた温度において、混合物のpH及び更に少なくとも
1種類の乳化剤Aの濃度及び、適宜な場合には、更に少
なくとも1種類のその他の乳化剤Aの濃度を変化させ、
そしてそこで(f)少なくと1種類の乳化剤Aの与えら
れた濃度において、該混合物のpH及び更に温度及び、
適宜な場合には、更に少なくとも1種類のその他の乳化
剤Aの濃度を変化させる方法を含んでなる方法である。
【0043】原則的に、油成分に僅かに可溶性なUVフ
ィルター物質を、どんな希望の時点でも該エマルション
が基礎とする混合物に添加することは実に可能であり好
都合である。しかし、好ましい、本発明による方法は、
それ自体油成分に僅かに可溶性であるUVフィルター物
質(類)を、乳化過程及び過程のその他の段階を次に実
行する前に、適宜な場合には加熱しながら、油性相に分
散させることを特徴とする方法である。
【0044】4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリ
イル-トリイミノ)-トリス-安息香酸トリス(2-エチル
ヘキシル)エステルを加熱しながら、油性相に、特に好
都合には非極性の油成分もしくは非極性油成分の混合物
に分散させることが好ましい。前記の僅かに可溶性のU
Vフィルターが2-フェニル-ベンズイミダゾール-5-スル
ホン酸もしくは塩(これはより高いpH値においてそれ
自体完全に水溶性である)、特にそれらのアルカリ金属
又はアンモニウム又はアミン塩である場合には、水性相
のpHを6未満、特に5.5未満に選びそして2-フェニ
ル-ベンズイミダゾール-5-スルホン酸もしくはその塩を
加熱しながら油性相に分散させることは好都合であり、
その際極性及び非極性の油成分も同様に好都合である。
【0045】本質的にpHに依存しない溶解性をもつ、
2−フェニル−ベンズイミダゾール-5-スルホン酸のそ
の他の僅かに可溶性の塩、例えば対イオンとしてAl+3
との塩を選ぶこともまた好都合である。これらの場合に
は、該pHは本質的に、本発明により使用される転相法
に関してのみ考慮するべきである。
【0046】転相が本質的に温度を変化させることによ
り開始される場合には、O/Wエマルション、特にO/
Wミクロエマルションが得られ、その油滴のサイズは本
質的に、より高い乳化剤濃度はより小さい液滴の効果
を、そしてより低い乳化剤濃度はより大きな液滴をもた
らすように、使用される乳化剤もしくは乳化剤類の濃度
により決定される。転相が本質的に温度を変化させるこ
とにより開始される場合には、乳化剤Aの範疇に入らな
いその他の乳化剤、すなわちW/O乳化剤により分散さ
せることが全く好都合である。
【0047】転相が本質的にpHを変化させることによ
り開始される場合は、O/Wエマルション、特にO/W
ミクロエマルション、及びまたO/W/Oエマルション
が得られる。転相が本質的にpHの変化により開始され
る場合には、乳化剤Aの範疇に入らない1種類以上のそ
の他の乳化剤、すなわちW/O乳化剤を使用することが
全く好都合である。
【0048】油性相の含量が、該調製物の総重量の約1
5重量%を越え、特には約20重量%を越え、乳化剤A
の範疇に入らないその他のW/O乳化剤が約5重量%を
越えて、特には約5−10重量%が存在し、そして/又
は油性相が少量の極性油を含有する場合に、O/W/O
エマルションが本発明により得られる。
【0049】油性相の含量が、該調製物の総重量の約2
0重量%未満、特には約15重量%未満であり、乳化剤
Aの範疇に入らないその他のW/O乳化剤が約5重量%
未満存在し、そして/又は油性相が高い量の極性油を含
有する場合に、O/Wミクロエマルションが本発明によ
り得られる。
【0050】乳化剤Aの範疇に入らないその他のW/O
乳化剤が5重量%未満及び約20重量%を越えた極性油
性相が存在する場合は、本発明により、O/Wエマルシ
ョン(「マクロエマルション」)が得られる。更なるゲ
ル−形成物質(例えばカーボポール、キサンタンゴム、
セルロース誘導体)を好都合に使用することができる。
【0051】個々の場合には、濃度は容易に前記の限界
値を越えたりそれら以下に低下する可能性があるがしか
し、問題のエマルションの種類は得られる。適宜な乳化
剤及び油成分の広範囲な多様性を考慮すると、このこと
は当業者には予測外ではないので、当業者はそのような
過剰もしくは欠乏は本発明の基本から離脱することはな
いことを知っている。
【0052】驚くべきことには、本発明により使用され
る、僅かに可溶性のUVフィルター物質(類)は固体と
して、そして特にある程度「カプセル化されて」、すな
わち調製物のその他の成分から分離されて存在し、そこ
でそれらは時々限定された溶解度をもつことすらあるこ
とが見いだされた。僅かに可溶性のUVフィルター物質
の固体粒子は本発明による取り込みの過程の結果とし
て、包含膜を獲得し、この膜が恐らく、本質的成分とし
て乳化剤の分子を含んでなると推定される。
【0053】不溶性もしくは僅かに可溶性のUVフィル
ター物質の再結晶化は、本発明により予防することがで
きる。更に、特徴的な使用性をもつ光線防御調製物が本
発明により得られる。
【0054】転相領域は、調製物中の適宜な乳化剤又は
乳化剤混合物の温度、pH及び濃度のパラメーターによ
り形成される直線座標系Σ内の1点の量として、下記に
従って: Σ={o,θ,a,m} 式中、 o = 座標の原点 θ = 温度 a = pH m = 濃度 数学的に示すことができる。
【0055】詳細な意味においては、多成分乳化剤系に
おいて、個々の乳化剤の量miをもちろん考慮に入れ
て、i−成分の乳化剤系の場合には Σ = {o,θ,a,m1,m2,・・・・,mi} の関係に導くような全体的関数を与えねばならない。こ
こで数学的意味における転相領域φは、座標系Σ内の1
種類の連続領域もしくは複数の連続領域である。φは、
温度θ及びpHaにおける、水性相及び油性相並びに、
濃度miの本発明によるi乳化剤の本発明による混合物
を決定し、そ
【0056】
【外1】
【0057】φへの移動において転相が起こるような座
標点K(θ,a,m1,m2,・・・,mi)の総量を表
す。m1−miの濃度を一定に保持する、与えられた混合
物の温度及びpHは、図1における変動座標として示さ
れた。K1からK2への移行時には温度のみが上昇する。
【0058】本発明による条件下では、この方法は必ず
しも可逆的でない、すなわち、その
【0059】
【外2】
【0060】あろうものと異なったタイプのエマルショ
ンが、本発明により得られる。例えば、もしpHaは一
定に保たれて、転相には低すぎる温度から出発すること
により(すなわち通常のO/Wエマルションが存在しそ
してまた室温に冷却時にもそのままに止まるような状
態)、水性相及び油性相、並びに濃度miの本発明によ
る乳化剤iの本発明による混合物の温度の増加により、
系が転相が起こるようにに加熱されると、例えば室温
に、冷却後、通常のO/Wエマルションでなく本発明に
よるO/Wミクロエマルションが得られる。代替的に必
要な変更を加えて:本発明によるO/W/Oエマルショ
ンが得られる。
【0061】与えられた系の転相領域が単一の連続(i
+2)次元の領域であるか又は、連続であるが、互いに
分離している幾つかのこれらの領域すなわち、与えられ
た系のいくつかの転相領域に対応した領域を含んでなる
か否かはここでは重要でない。従ってここに提示された
明細書に関しては、たとえ2個以上の互いに分離してい
るこれらの領域が存在しても、総合的には常に1個の転
相領域として言及される。
【0062】本発明によるエマルションの製造の実施は
好都合には、適宜な原料、すなわち水性及び油性相、1
種類以上のタイプAの乳化剤(後者は、与えられた混合
物の転相が可能な濃度で存在する)、並びに適宜な場合
には、その他の物質、の選択後、個々の成分を撹拌しな
がら、その与えられた混合物の転相が可能な温度まで加
熱し、該混合物のpHを上昇させるか低下させることに
より転相を引き起こし、その後混合物を撹拌し続けなが
ら、室温まで冷却させる方法を含んでなる。1回以上の
中間におけるホモジナイズ段階は好都合であるが、絶対
的に必要ではない。
【0063】本発明による製造方法のもう1つの好都合
な態様は、適宜な原料、すなわち水性及び油性相、タイ
プAの1種類以上の乳化剤(後者は与えられた混合物の
転相が可能な濃度で存在する)、並びに、適宜な場合に
は、その他の物質、の選択後、個々の成分を、撹拌しな
がら、与えられた混合物に対して転相が可能なpHに移
行させ、そして該混合物の温度を上昇させることにより
転相をひきおこし、その後混合物を、撹拌を継続しなが
ら室温まで冷却させる方法を含んでなる。1回以上の中
間におけるホモジナイズ段階は好都合であるが、必ずし
も必要ではない。
【0064】本発明による製造方法の第3の好都合な態
様は、適宜な原料、すなわち水性及び油性相、タイプA
の1種類以上の乳化剤及び、適宜な場合には、その他の
物質の選択後、個々の成分を、与えられた混合物に対し
て転相が可能なpH及び温度に、撹拌しながら移行さ
せ、そして該混合物に乳化剤Aもしくは乳化剤類Aの添
加により転相をひきおこし、その後混合物を撹拌を継続
しながら室温まで冷却させる方法を含んでなる。1回以
上の中間におけるホモジナイズ段階は好都合であるが、
必ずしも必要ではない。
【0065】実際、混合物は必然的に室温まで冷却する
時にこの領域を通過するので、本発明によるエマルショ
ンの製造中に、転相領域に指定することができる温度領
域を越えることは可能であり、そして適宜な場合には、
好都合ですらある。
【0066】乳化剤Aは好ましくは、良好なプロトン供
与体もしくはプロトン受容体である乳化剤からなる群か
ら選ばれ、その際それらの親油性は、その親油性がpH
を上昇もしくは低下させることにより増加もしくは低下
するように、pHに依存すること、(但し、親油性の2
種の可能な変化のどちらがpHの上昇もしくは減少によ
り影響をうけるかは重要でない)、あるいは、それらの
親油性は、その親油性が温度上昇とともに増加し、そし
てそれらの親水性が温度低下とともに増加するように、
温度に依存すること、あるいはそれらの親油性は、親油
性がpHの上昇もしくは低下により増加もしくは減少す
るように、pHに依存する(但し、親油性の2種類の可
能な変化のどちらが、pHの上昇もしくは低下により影
響を受けるかは重要でない)こと、並びに親油性が温度
上昇とともに増加し、そしてそれらの親水性が温度低下
とともに増加すること、を確保せねばならない。
【0067】タイプAの乳化剤は好都合には、ソルビタ
ンエステル及びスクロースエステル、特に4−24個の
炭素原子の炭素鎖をもつ、分枝状及び非分枝状アルキル
エステル及びアルケニルエステル、好ましくはステアリ
ン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタン、ステアリン酸
グリセリルソルビタン、モノステアリン酸スクロース、
モノラウリン酸スクロース及びパルミチン酸スクロース
からなる群から選ばれる。 タイプAの乳化剤は好都合
には、モノグリセロールモノカルボン酸モノエステル、
特に構造
【0068】
【化3】
【0069】[式中、Rは6−14個の炭素原子をもつ
分枝状もしくは非分枝状アシル基である]により特徴付
けられる物質からなる群から選ぶことができる。Rは好
都合には、非分枝状アシル基からなる群から選ばれる。
これらのエステルが基礎とする脂肪酸又はモノカルボン
酸は ヘキサン酸(カプロン酸) (R=−C(O)−C5H11)、 ヘプタン酸(エナント酸) (R=−C(O)−C6H13)、 オクタン酸(カプリル酸) (R=−C(O)−C7H15)、 ノナン酸(ペラルゴン酸) (R=−C(O)−C8H17)、 デカン酸(カプリン酸) (R=−C(O)−C9H19)、 ウンデカン酸 (R=−C(O)−C10H21)、 ドデカン酸(ラウリン酸) (R=−C(O)−C11H23)、 トリデカン酸 (R=−C(O)−C12H25)、 テトラデカン酸(ミリスチン酸) (R=−C(O)−C12H27) である。
【0070】Rは、特に好都合には、オクタノイル基
(カプリル酸基)又はデカノイル基(カプリン酸基)、
すなわち、それぞれ、式R=−C(O)−C7H15 又
は R=−C(O)−C9H19により表される基であ
る。
【0071】タイプAの乳化剤はまたジ−及びトリグリ
セロールモノカルボン酸モノエステルからなる群から選
ぶことができる。本発明によると、本発明によるジ−も
しくはトリグリセロールモノカルボン酸モノエステル類
のジ−もしくはトリグリセロール単位は、線状の非分枝
状分子、すなわち1−又は3−位で特定のOH基により
エーテル化されている、「モノグリセロール分子」とし
て存在する。
【0072】少量の、環状のジ−もしくはトリグリセロ
ール単位及び、2−位でOH基によりエーテル化されて
いるグリセロール分子は許容することができる。しか
し、このような不純物はできるだけ少なく保つことが好
都合である。
【0073】本発明によるモノカルボン酸モノエステル
は、好ましくは、下記の構造:
【0074】
【化4】
【0075】[式中、R’は炭化水素基、好都合には、
5から17個のC原子をもつ、分枝状もしくは非分枝状
アルキルもしくはアルケニル基である]の特徴をもつ。
【0076】本発明によるトリグリセロールモノカルボ
ン酸エステルは好ましくは、下記の構造:
【0077】
【化5】
【0078】[式中、R”は炭化水素基、好都合には、
5から17個のC原子をもつ、分枝状もしくは非分枝状
アルキルもしくはアルケニル基である]の特徴をもつ。
【0079】これらのエステル類が基礎とする酸は、 ヘキサン酸(カプロン酸) (R’又はR''=−C5H11)、 ヘプタン酸(エナント酸) (R’又はR''=−C6H13)、 オクタン酸(カプリル酸) (R’又はR''=−C7H15)、 ノナン酸(ペラルゴン酸) (R’又はR''=−C8H17)、 デカン酸(カプリン酸) (R’又はR''=−C9H19)、 ウンデカン酸 (R’又はR''=−C10H21)、 10-ウンデセン酸(ウンデシレン酸) (R’又はR''=−C10H19)、 ドデカン酸(ラウリン酸) (R’又はR''=−C11H23)、 トリデカン酸 (R’又はR''=−C12H25)、 テトラデカン酸(ミリスチン酸) (R’又はR''=−C13H27)、 ペンタデカン酸 (R’又はR''=−C14H29)、 ヘキサデカン酸(パルミチン酸) (R’又はR''=−C15H31)、 ヘプタデカン酸(マルガリン酸) (R’又はR''=−C16H33)、 オクタデカン酸(ステアリン酸) (R’又はR''=−C17H35) である。
【0080】R’及びR”は,特に好都合には、奇数の
C数の、特に9、11及び13個のC原子をもつ非分枝
状アルキル基からなる群から選ばれる。
【0081】ジグリセロールのモノカルボン酸モノエス
テルは概括的にトリグリセロールのモノカルボン酸モノ
エステル類よりも好ましい。
【0082】本発明により特に好ましいエステル類は、 モノカプリン酸ジグリセロール(DMC) R’= 9 モノラウリン酸トリグリセロール(TML) R”=11 モノラウリン酸ジグリセロール(DML) R’=11 モノミリスチン酸トリグリセロール(TMM) R”=13 である。
【0083】モノカプリン酸ジグリセロール(DMC)
が本発明による好ましいジグリセロールモノカルボン酸
モノエステルであることが判明した。
【0084】本発明の好都合な態様によると、その他の
点においてエステル化されているジ−もしくはトリグリ
セロールの更なる含有物、並びにまた場合によってはジ
−もしくトリグリセロールの種々のジエステルの含有物
が使用される。
【0085】ジイソステアリン酸トリグリセリル(CT
FA類似の命名法:3-ジイソステアリン酸ポリグリセリ
ル),コハク酸イソステアリルジグリセリル、セスキイ
ソステアリン酸ジグリセリル(CTFA類似の命名法:
2-セスキイソステアリン酸ポリグリセリル)、ポリヒド
ロシキステアリン酸トリグリセリル(CTFA類似の命
名法:2-ポリヒドロシキステアリン酸ポリグリセリルは
また好都合である。
【0086】イソノナン酸セテアリル、クエン酸ジココ
イル−ペンタエニスリチル−ジステアリル、及びメチコ
ン・コポリオール、シクロメチコン・コポリオール、ア
ルキルメチコン・コポリオール、特にラウリルメチコン
・コポリオール、セチルジメチコン・コポリオールはま
た本発明により好都合であることが判明した。
【0087】タイプAの乳化剤もしくは乳化剤類は、4
から30個の炭素原子をもつ、分枝状もしくは非分枝状
アルキルモノカルボン酸、アルケニルモノカルボン酸及
びアルキレンジカルボン酸、特にステアリン酸、オレイ
ン酸、コハク酸、ヘキサン酸(カプロン酸)、ヘプタン
酸(エナント酸)、オクタン酸(カプリル酸)、ノナン
酸(ペラルゴン酸)、デカン酸(カプリン酸)、ウンデ
カン酸、ウンデセン酸(ウンデシレン酸)、ドデカン酸
(ラウリン酸)、トリデカン酸、テトラデカン酸(ミリ
スチン酸)、ペンタデカン酸、ヘキサデカン酸(パルミ
チン酸)、ヘプタデカン酸(マルガリン酸)、オクタデ
カン酸(ステアリン酸)、イソステアリン酸及びベヘン
酸からなる群から選ばれる。前記のカルボン酸の、化粧
品として又は製薬的に許容できる塩、特にアルカリ金
属、アンモニウム、モノアルキルアンモニウム、ジアル
キルアンモニウム、トリアルキルアンモニウム及びテト
ラアルキルアンモニウム塩からなる群から乳化剤Aを選
ぶこともまた好都合である。乳化剤もしくは乳化剤類A
は同様に特に好都合には、モノ−、オリゴ−及びポリエ
トキシル化化合物、特にポリエトキシル化モノ−もしく
はポリ官能アルコールもしくは脂肪酸、例えばセテアレ
ス-20、PEG 20-ステアリン酸グリセリル、ステアレス-2
0、PEG 20-ステアリン酸エステル、PEG 30-ステアリン
酸エステル、PEG 40−ヒマシ油、PEG 1-オレオステアリ
ン酸グリセロールソルビタン、PEG 7-水素化ヒマシ油、
PEG 40-パーオレイン酸ソルビタン及びPEG 45-ドデシル
−グリコールコポリマーからなる群から選ばれる。
【0088】本発明によるエマルションは、好都合に
は、乳化剤Aもしくは乳化剤類Aがそれぞれその組成物
の総重量の0.01−20重量の%、好ましくは0.0
5−10重量%、特に好ましくは0.1−5重量の%の
濃度で存在することを特徴とする。
【0089】本発明によると、美容的又は皮膚科用調製
物中に使用される、油成分にそれ自体僅かに可溶性か又
は不溶性のUVフィルター、特に4,4',4"-(1,3,5-トリ
アジン-2,4,6-トリイルトリイミノ)-トリス-安息香酸
トリス(2-エチルヘキシル)エステル、しかしまた2−
フェニルベンズイミダゾール-5-スルホン酸もしくはそ
れらの塩の量を、これまでの当該技術に比較して、増加
させることができる。
【0090】油成分にそれ自体僅かに可溶性のUVフィ
ルター物質、特に4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-
トリイルトリイミノ)-トリス-安息香酸トリス(2-エチ
ルヘキシル)エステル、しかしまた2-フェニルベンズイ
ミダゾール-5-スルホン酸及びそれらの塩の、最終的美
容的もしくは皮膚科用調製物中の総量は、好都合には、
該調製物の総重量の0.1−10.0重量%、好ましく
は0.5−6.0重量%の範囲から選ばれる。
【0091】本発明による調製物中に、その脂質相中に
追加的油溶性UVAフィルター及び/又はUVBフィル
ターそして/又は水性相中に水溶性のUVAフィルター
及び/又はUVBフィルターを使用することは、本発明
により好都合である。
【0092】本発明による光線防御調製物は、好都合に
は、UVB領域のUV光線を吸収するその他の物質を含
んでなることができ、フィルター物質の総量は、全領域
の紫外線から皮膚を防護する美容的調製物を提供するた
めには、例えば、該調製物の総重量の0.1から30重
量%、好ましくは0.5から10重量%、特には1から
6重量%である。
【0093】追加的UVBフィルターは油溶性でも水溶
性でもよい。好都合な油溶性UVBフィルター物質は、
例えば: − 3-ベンジリデンカンファー誘導体、好ましくは3-
(4-メチルベンジリデン)カンファー及び3-ベンジリデ
ンカンファー; − 4-アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4-ジメチルア
ミノ安息香酸(2-エチルヘキシル)及び4-ジメチルアミ
ノ安息香酸アミル; − ケイ皮酸のエステル、好ましくは4-メトキシケイ皮
酸 2-エチルヘキシル及び4-メトキシケイ皮酸イソペン
チル; − ベンゾフェノンの誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ
-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシ
-4'-メチルベンゾフェノン及び2,2'-ジヒドロキシ-4-メ
トキシベンゾフェノン; − ベンザルマロン酸のエステル、好ましくは4-メトキ
シベンザルマロン酸ジ(2-エチルヘキシル); − それに対する溶媒、特に極性油成分が確実似存在す
る、4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリ
イミノ)-トリス-安息香酸トリス(2-エチルヘキシル)
エステルである。
【0094】好都合な水溶性のUVBフィルター物質
は、例えば: − これが水溶性形態で存在するようにpHを選択する
場合の、2-フェニルベンズイミダゾール-5-スルホン酸
の塩、例えばそのナトリウム、カリウム又はそのトリエ
タノールアンモニウム塩、及びスルホン酸自体; − これらが水溶性形態で存在するようにpHを選択す
る場合の、ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体、好まし
くは2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホ
ン酸及びその塩; − これらが水溶性形態で存在するようにpHを選択す
る場合の、3-ベンジリデンカンファーのスルホン酸誘導
体、例えば、4-(2-オキソ-3-ボルニリデンメチル)ベ
ンゼンスルホン酸、2-メチル-5-(2-オキソ-3-ボルニリ
デンメチル)ベンゼンスルホン酸及びそれらの塩であ
る。
【0095】本発明による活性化合物組み合わせ物と組
み合わせて使用することができる前記のUVBフィルタ
ー物質のリストはもちろん、限定する意図をもたない。
【0096】本発明による調製物中に、今日まで美容的
調製物中に通常含有されてきた追加的UVAフィルター
を使用することもまた好都合であるかもしれない。これ
らの物質は好ましくは、ジベンゾイルメタンの誘導体、
特に1-(4'-tert-ブチルフェニル)-3-(4'-メトキシフ
ェニル)プロパン-1,3-ジオン及び1-フェニル-3-(4'-
イソプロピルフェニル)プロパン-1,3-ジオンである。
本発明はまたこれらの組み合わせ物に、そしてこれらの
組み合わせ物を含んでなる調製物に関する。UVB組み
合わせ物に使用された量を使用することができる。
【0097】本発明による美容的及び皮膚科用調製物は
好ましくは、水に僅かに可溶性か又は不溶性である金属
酸化物及び/又はその他の金属化合物、特にチタンの酸
化物(TiO2)、亜鉛の酸化物(ZnO2)、鉄の酸化
物(例えば、Fe2O3)、ジルコニウムの酸化物(Zr
O2)、ケイ素の酸化物(SiO2)、マンガンの酸化物
(例えばMnO)、アルミニウムの酸化物(Al2O3)
又はセリウムの酸化物(例えばCe2O3)、対応する金
属の混合酸化物並びにこれらの酸化物の混合物を基礎に
した無機顔料を含んでなる。二酸化チタンを基にした顔
料が特に好ましい。
【0098】無機顔料は疎水性形態で存在する、すなわ
ち、それらが表面上に撥水処理をほどこされている場合
は、必須条件ではないが本発明の観点から特に好都合で
ある。この表面処理はそれ自体既知の方法により、顔料
に薄い疎水性の層を与えることを含んでなる可能性があ
る。
【0099】この方法は、例えば、その中で疎水性表面
層が、 nTiO2 + m(RO)3Si−R’ → nTiO2(表面) [式中、n及びmは希望のように使用することができる
化学量論的パラメーターであり、R及びR’は希望の有
機基である]による反応によりもたらされる方法を含ん
でなる。例えばドイツ特許出願公開第33 14 742号明細
書と同様に製造された疎水化顔料が好都合である。
【0100】好都合なTiO2顔料は、例えばTAYCA社か
らのMT 100 Tの商品名で入手できる。
【0101】本発明による美容的及び/又は皮膚科用光
線防御用調製物は通常の組成を有しそして美容的及び/
又は皮膚科用光線防御のために、そして更に皮膚及び/
又は毛髪の処置、手入れ及び清浄化のために、そして装
飾化粧品におけるメイクアップ製品として使用すること
ができる。
【0102】使用のために、本発明による美容的及び皮
膚科用調製物は化粧品にとって通常の方法で、適量を皮
膚及び/又は毛髪に適用される。
【0103】日焼け止め組成物の形態で存在する、美容
的及び皮膚科用調製物は特に好ましい。これらは好都合
には、更に、少なくとも1種類のその他のUVAフィル
ター及び/又は少なくとも1種類のその他のUVBフィ
ルター及び/又は少なくとも1種類の無機顔料、好まし
くは無機の微小顔料を含んでなることができる。
【0104】本発明による美容的及び皮膚科用調製物は
これらの調製物中に通常使用されるような化粧品補助
剤、例えば保存剤、殺バクテリア剤、香料、発泡抑制
剤、染料、着色作用をもつ顔料、増粘剤、加湿剤及び/
又は保湿物質、脂肪、油、ワックス又は、アルコール、
ポリオール、ポリマー、気泡安定剤、電解質、有機溶媒
又はシリコーン誘導体のような、美容的又は皮膚科用調
製物のその他の通常の成分を含んでなることができる。
【0105】抗酸化剤を更に含有することは一般的に好
ましい。美容的及び/又は皮膚科用の使用に適切である
か又はそのために従来から使用されているすべての抗酸
化剤を、好ましい抗酸化剤類として本発明により使用す
ることができる。
【0106】抗酸化剤類は好都合には、非常に少量の許
容投与量(例えばpmolからμmol/kg)における、アミノ
酸(例えば、グリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプ
トファン)及びそれらの誘導体、イミダゾール(例えば
ウロカニン酸)及びそれらの誘導体、D,L-カルノシン、
D-カルノシン、L-カルノシン及びそれらの誘導体(例え
ばアンセリン)のようなペプチド、カロテノイド、カロ
テン(例えば、α-カロテン、β-カロテン、リコピン)
及びそれらの誘導体、クロロゲン酸及びその誘導体、リ
ポン酸及びその誘導体(例えばジヒドロリポン酸)、ア
ウロチオグルコース、プロピルチオウラシル及びその他
のチオール(例えばチオレドキシン、グルタチオン、シ
ステイン、シスチン、シスタミン並びに、それらのグリ
コシル、N-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミ
ル、ブチル及びラウリル、パルミトイル、オレイル、γ
-リノレイル、コレステリル及びグリセリルエステル)
及びそれらの塩、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオ
ジプロピオン酸ジステアリル、チオジプロピオン酸及び
それらの誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂
質、ヌクレオチド、ヌクレオシド及び塩)及びスルホキ
シイミン化合物(例えば、ブチオニン-スルホキシイミ
ン、ホモシステイン-スルホキシイミン、ブチオニン-ス
ルホン、ペンタ-、ヘキサ-及びヘプタチオニン-スルホ
キシイミン)、並びに更に、(金属)キレート化剤(例
えばα-ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン
酸、ラクトフェリン)、α-ヒドロキシ酸(例えば、ク
エン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽
出物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTA
及びそれらの誘導体、不飽和脂肪酸及びそれらの誘導体
(例えば、γ-リノレン酸、リノール酸、オレイン
酸)、葉酸及びその誘導体、ユビキノン及びユビキノー
ル及びそれらの誘導体、ビタミンC及び誘導体(例えば
パルミチン酸アスコルビル類、リン酸アスコルビルM
g、酢酸アスコルビル)、トコフェロール及び誘導体
(例えば酢酸ビタミンE)、ビタミンA及び誘導体(例
えばパルミチン酸ビタミンA、)及びベンゾイン樹脂の
安息香酸コニフェリル、ルチン酸及びその誘導体、α-
グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシ
トール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチ
ルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤクレジン
酸、ノルジヒドログアヤレチン酸、トリヒドロキシブチ
ロフェノン、尿酸及びその誘導体、マンノース及びその
誘導体、亜鉛及びその誘導体(例えばZnO、ZnSO
4)、セレン及びその誘導体(例えばセレン・メチオニ
ン)、スチルベン及びそれらの誘導体(例えば酸化スチ
ルベン、酸化トランス−スチルベン)、及び本発明によ
り適宜な、前記のこれらの活性化合物類の誘導体(塩、
エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシ
ド、ペプチド及び脂質)からなる群から選ばれる。
【0107】該調製物類中の前記の抗酸化剤類(1種類
以上の化合物類)の量は好ましくは、該調製物の総重量
の0.001から30重量%、特に好ましくは0.05
から20重量%、特には1−10重量%である。
【0108】ビタミンE及び/又はその誘導体が抗酸化
剤もしくは抗酸化剤類である場合には、該調製物の総重
量の0.001から10重量%の範囲でそれらの具体的
な濃度類を選ぶことが好都合である。
【0109】ビタミンA及び/又はその誘導体類、並び
に/あるいはカロテン類及び/又はそれらの誘導体類が
抗酸化剤もしくは抗酸化剤類を構成する場合には、該調
製物の総重量を基礎にして、0.001から10重量%
の範囲でそれらの具体的な濃度類を選ぶことが好都合で
ある。
【0110】脂質相は好都合には、下記の物質の群: − カプリン酸又はカプリル酸のトリグリセリドのよう
な油類; − 脂肪、ワックス及びその他の天然に存在する及び合
成の脂肪物質、好ましくは低C数のアルコール類、例え
ばイソプロパノール、プロピレングリコール又はグリセ
ロール、と脂肪酸のエステル、あるいは低C数のアルカ
ン酸と又は脂肪酸と、脂肪酸アルコール類のエステル; − 安息香酸アルキルから選ぶことができる。
【0111】脂質相は特に好都合には、ジメチルポリシ
ロキサン、ジエチルポリシロキサン、ジフェニルポリシ
ロキサン及びそれらの混合形態のようなシリコーン油か
らなる群から選ぶことができる。
【0112】適宜な場合には、本発明による調製物の水
性相は、好都合には、 − それぞれ単独で又は組み合わせて使用される、低C
数のアルコール、ジオール又はポリオール及びそれらの
エーテル、好ましくはエタノール、イソプロパノール、
プロピレングリコール、グリセロール、エチレングリコ
ール、エチレングリコールモノエチルもしくはモノブチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチル、モノエ
チルもしくはモノブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノメチルもしくはモノエチルエーテル及び類似の製
品、更に低C数のアルコール、例えばエタノール、イソ
プロパノール、1,2-プロパンジオール及びグリセロー
ル、並びに特に、好都合には二酸化ケイ素、ケイ酸アル
ミニウム、多糖類及びそれらの誘導体、例えばヒアルロ
ン酸、キサンタンゴム、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースからなる群から、特に好都合にはポリアクリラー
ト、好ましくは、いわゆるカーボポール類、例えば98
0、981、1382、2984、5984タイプのカ
ーボポールからなる群からのポリアクリラートからなる
群から選ぶことができる、1種類以上の増粘剤類を含ん
でなる。
【0113】美容的又は皮膚科用光線防御調製物は好都
合には、例えば該調製物の総重量の0.1重量%から3
0重量%の量の、好ましくは0.5重量%から10重量
%の量の、しかし特には1から6重量%の量の無機顔
料、特に微細顔料を含んでなる。
【0114】本発明によるO/Wエマルション、O/W
ミクロエマルション及びO/W/Oエマルションの前提
条件の幾つかの特性及び相違点を以下に簡単に考察す
る。
【0115】油及び脂肪はなかでもその定義が困難な、
極性が異なる。油又は油性相の極性の指標の手段とし
て、水に関する表面張力を採用することがすでに提案さ
れて来た。この場合、この油性相と水の間の表面張力が
低い程、問題の油性相の極性が高い。本発明によると、
表面張力はある油成分の極性の可能な指標とみなされ
る。
【0116】表面張力とは、2つの相の間の界面上の1
メートルの長さの想像線上に働く力である。この表面張
力の物理的単位は通常、力/長さの関係により計算され
そして通常mN/m(ミリニュートン/メートル)で表され
る。界面を減少させる傾向がある場合には正の符号をも
つ。その反対の場合には、負の符号をもつ。
【0117】本発明によると、それ未満で油性相が「極
性」でありそしてそれより上では油性相が「非極性」で
ある限界値は30mN/mであるとみなされる。
【0118】本発明によると、O/Wミクロエマルショ
ンの油性相は、好都合には、10と30mN/mの間の極性
をもつ極性の油成分からなる群から選ばれ、そこで少な
くとも1種類の非極性の油成分が存在することを確保せ
ねばならない。
【0119】好都合なO/Wミクロエマルションは、該
油性相が、極性の油成分からなる群から、特に好ましく
は10と20mN/mの間の極性をもつ、天然に存在する、
合成の、もしくは半合成の油成分からなる群から選ば
れ、そこで少なくとも1種類の非極性油成分が存在する
ことを確保せねばならない、場合に得られる。
【0120】本発明によるO/Wエマルションの極性油
として、極性の植物油類を使用することもまた好都合で
ある。該植物油類は好都合には、植物属のトウダイグサ
(Euphorbiaceae)、イネ(Poaceae)、マメ(Fabaceae)、
アブラナ(Brassicaceae)、ゴマ(Pedaliaceae)、キク(As
teraceae),アマ(Linaceae)、イイギリ(Flacourticacea
e)及びスミレ(Violales)の油類からなる群から選ばれ、
好ましくは天然のヒマシ油類、小麦胚芽油、ブドウの種
油、ココナツ油、ベニバナ油、アザミ油、ツキミソウ油
及び、リノール酸グリセリド類を少なくとも1.5重量
%含んでなるその他の油、からなる群から選ぶことがで
きる。
【0121】対照的に、本発明によるO/W/Oエマル
ションはこれらの油成分をごく少量含有せねばならず、
そしてこれらの代わりに、主としてその極性の値が30
mN/mよりも大きい成分を含有せねばならない。天然に存
在する、合成の及び半合成の油、脂肪及びワックスが同
様に好都合であることが判明した。
【0122】電解質類の添加は親水性乳化剤の溶解性に
変化を与える。前記の構造及び性状を有する親水性乳化
剤は、そこで油性相による水の可溶化が起こる部分的な
転相を経過し、その結果安定なミクロエマルション又は
望ましい場合にはまた安定なO/W/Oエマルションを
生成する。
【0123】従って、本発明によるミクロエマルション
は好都合には、電解質、特に、次のアニオン:塩素イオ
ン、及び更に無機のオキソ元素のアニオン、及びこれら
のうちでも特に硫酸イオン、炭酸イオン、リン酸イオ
ン、ホウ酸イオン及びアルミン酸イオン、との1種類以
上の塩を含んでなる。有機アニオン、例えば乳酸イオ
ン、酢酸イオン、安息香酸イオン、プロピオン酸イオ
ン、シュウ酸イオン、クエン酸イオン及びその他多数の
イオン、を基礎にした電解質もまた好都合に使用するこ
とができる。エチレンジアミンテトラ酢酸及びその塩に
よっても匹敵する効果が達せられる。
【0124】好ましく使用される塩のカチオンはアンモ
ニウム、アルキルアンモニウム、アルカリ金属、アルカ
リ土類金属、マグネシウム、鉄及び亜鉛イオンである。
化粧品類中には生理学的に許容できる電解質のみを使用
するべきであることは言及するまでもない。他方、本発
明によるミクロエマルション類の特別の医学的使用は、
少なくとも原則的には、医学的監督なしには使用するべ
きでないような電解質の使用を必要とさせるかも知れな
い。
【0125】塩化カリウム、塩化ナトリウム、硫酸マグ
ネシウム、硫酸亜鉛及びそれらの混合物は特に好まし
い。死海の、天然の塩の中に存在するような塩の混合物
は同様に好都合である。
【0126】該電解質もしくは電解質類の濃度は該調製
物の総重量の約0.01−10.0重量%、特に好都合
には約0.03−8.0重量%にするべきである。
【0127】タイプAの乳化剤は慣習としてO/W乳化
剤と見なすことができる。約5−10重量%の通常のW
/O乳化剤の含量は好都合には、O/W/Oエマルショ
ンの生成を促進し、そして、10重量%を有意に越える
これらの乳化剤の含量は、O/W/Oエマルションの非
安定化に導く。
【0128】望ましい場合には、本発明によるO/W/
Oエマルションの製造のために、親水性及び/又は親油
性ゲル形成物質を使用することは更に好都合である。こ
れらは原則的には複相液滴の形成には寄与しないが、一
旦生成された複相液滴の安定性を促進する。
【0129】前以て転相領域外にあると決定された系を
転相領域に移行させるために、O/W/Oエマルション
の、本発明による製造方法においてpHを変化させる場
合、最初に、方法の開始時に、水性相に可能な限り低濃
度の電解質を使用し、そして出来れば当初この濃度を完
全に排除することが好都合である。乳化剤Aを当初、油
性相に、例えばステアリン酸を0.5−5重量%の濃度
範囲で、特には2重量%で導入することは更に好都合で
ある。約5−10重量%の濃度範囲の、特には約7重量
%の、乳化剤Aの範疇に入らない乳化剤の存在は好都合
である。
【0130】W/Oエマルションが、例えばNaOHの
添加により生成される際、pHは好都合には最初に変化
させねばならない。
【0131】与えられた水性/油性相の系において、与
えられた乳化剤又は与えられた乳化剤系に対して転相が
起こる温度又はpHの範囲を決定することは、正に、当
業者の一般的な専門知識の内にありそして発明的な段階
を全く必要としない。通常の乳化剤の濃度におけるPI
Tの概括的な指針として、約40−90℃の温度範囲を
述べることができる。概括的に、乳化剤濃度が増加する
に従い、PITが低下する。
【0132】この方法において、望ましい場合は、化粧
品学又は薬学において通常使用される基材物質、補助
剤、添加剤及び/又は活性化合物を更に添加することが
できる。達成されるエマルションの性状を実質的に損わ
ずに、これらの物質を製造過程のどの時点で添加するこ
とができるかは、当業者には明らかである。
【0133】以下の実施例は本発明を限定することなし
に、より詳細に本発明の真髄を概説することを意図す
る。
【0134】
【実施例】
(実施例1) O/Wミクロエマルション 重量% セテアレス-12 8.00 イソノナン酸セテアリル 20.00 セテアリルアルコール 4.00 Eusolex(R) 232 4.80 MgSO4 3.00 pH=5.0 染料、香料、保存剤 適量 水 全100.00 油性相の成分を混合し、ホモジナイズさせ、次いで水性
相と混合し、そして80−85℃の温度に(すなわち該
系の転相温度領域に)移行させ、次いでその系を室温に
冷却する(すなわち再度、その系の転相温度領域から取
り出す)。
【0135】(実施例2) O/Wミクロエマルション 重量% セテアレス-12 12.00 イソノナン酸セテアリル 20.00 セテアリルアルコール 6.00 Eusolex(R) 232 4.80 Parsol(R) 1789 2.00 MgSO4 3.00 pH=5.0 染料、香料、保存剤 適量 水 全100.00 油性相の成分を混合し、ホモジナイズさせ、次いで水性
相と混合し、そして80−85℃の温度に(すなわち、
その系の転相温度領域に)移行させ、次いでその系を室
温に冷却する(すなわち再度系の転相温度領域から取り
出す)。
【0136】(実施例3) O/Wミクロエマルション 重量% セテアレス-12 8.00 イソノナン酸セテアリル 10.00 鉱油 10.00 セテアリルアルコール 4.00 Uvinul(R)T 150 4.80 MgSO4 3.00 染料、香料、保存剤 適量 水 全100.00 不溶性UVフィルター物質を鉱油に前以て懸濁させ、そ
して油性相の残りと混合し、その後これをホモジナイズ
させ、次いで水性相と混合させ、そして80−85℃の
温度に(すなわち、その系の転相温度領域に)移行さ
せ、次いでその系を室温に冷却する(すなわち再度系の
転相温度領域から取り出す)。
【0137】(実施例4) O/Wミクロエマルション 重量% セテアレス-12 12.00 イソノナン酸セテアリル 10.00 鉱油 10.00 セテアリルアルコール 6.00 Eusolex(R) 6300 2.00 Parsol(R) 1789 0.50 Uvinul(R) T 150 4.80 MgSO4 3.00 染料、香料、保存剤 適量 水 全100.00 不溶性UVフィルター物質を鉱油に前以て溶解し、そし
て油性相の残りと混合し、その後これをホモジナイズさ
せ、次いで水性相と混合し、そして80−85℃の温度
に(すなわち、その系の転相温度領域に)移行させ、次
いでその系を室温に冷却する(すなわち再度系の転相温
度領域から取り出す)。
【0138】(実施例5) O/Wミクロエマルション 重量% セテアレス-12 8.00 イソノナン酸セテアリル 10.00 セテアリルアルコール 4.00 Eusolex(R) 232 5.00 Uvinul(R)T 150 1.00 MgSO4 3.00 pH=5.0 染料、香料、保存剤 適量 水 全100.00 油性相の成分を混合し、ホモジナイズさせ、次いで水性
相と混合させ、そして80−85℃の温度に(すなわ
ち、その系の転相温度領域に)移行させ、次いでその系
を室温に冷却する(すなわち再度系の転相温度領域から
取り出す)。
【0139】(実施例6) O/Wミクロエマルション 重量% セテアレス-12 8.00 イソノナン酸セテアリル 10.00 鉱油 10.00 セテアリルアルコール 4.00 Uvinul(R)T 150 5.00 MgSO4 3.00 染料、香料、保存剤 適量 水 全100.00 不溶性UVフィルター物質を鉱油に前以て懸濁させ、残
りの油性相と混合し、その後ホモジナイズさせ、次いで
水性相と混合し、そして80−85℃の温度に(すなわ
ち、その系の転相温度領域に)移行させ、次いでその系
を室温に冷却する(すなわち再度系の転相温度領域から
取り出す)。
【0140】(実施例7) O/W/Oエマルション 重量% イソステアリン酸グリセリル 5.00 鉱油 25.00 ステアリン酸 2.00 Uvinul(R)T 150 2.00 NaOH pH=7.0に 染料、香料、保存剤 適量 水 全100.00 不溶性UVフィルター物質を油性相に分散させる。水を
添加し該系を約40℃に加熱する。pH7になるまでN
aOHを添加し、次いで該系を室温に冷却する。
【0141】(実施例8) O/W/Oエマルション 重量% 2-ポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル 7.00 イソノナン酸セテアリル 12.50 鉱油 12.50 ステアリン酸 2.00 Uvinul(R)T 150 2.00 Parsol(R) 1789 2.00 Eusolex(R) 232 2.00 NaOH pH=7.0に 染料、香料、保存剤 適量 水 全100.00 不溶性UVフィルター物質を鉱油に前以て懸濁させそし
て残りの油性相と混合する。水を添加し該系を約40℃
に加熱する。pH7になるまでNaOHを添加し、次い
で該系を室温に冷却する。
【0142】(実施例9) O/W/Oエマルション 重量% 2-ポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル 5.00 イソノナン酸セテアリル 12.50 鉱油 12.50 ステアリン酸 2.00 Eusolex(R) 232 2.00 Uvinul(R)T 150 2.00 Eusolex(R) 630 2.00 Parsol(R) 1789 1.00 NaOH pH=7.0に 染料、香料、保存剤 適量 水 全100.00 不溶性UVフィルター物質を油性相に分散させる。水を
添加し該系を約40℃に加熱する。pH7になるまでN
aOHを添加し、次いで該系を室温に冷却する。
【0143】(実施例10) O/Wマクロエマルション 重量% 2-ポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル 2.00 イソノナン酸セテアリル 12.50 鉱油 12.50 ステアリン酸 2.00 Uvinul(R) T 150 2.00 NaOH pH7.0に 染料、香料、保存剤 適量 水 全100.00 不溶性UVフィルター物質を鉱油に前以て懸濁させそし
て残りの油性相と混合する。水を添加し該系を約40℃
に加熱する。pH7になるまでNaOHを添加し、次い
で該系を室温に冷却する。
【0144】
【発明の効果】本発明の特徴と態様を以下に示す。
【0145】1. − 水性相、 − 適宜な場合には、通常の水溶性の又は水に分散性の
物質、 − 油性相、 − その中に、それ自体で油成分に僅かに可溶性の、少
なくとも1種類のUVフィルター物質 − 例えば、4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリ
イル-トリイミノ)-トリス-安息香酸トリス(2-エチル
ヘキシル)エステル、2-フェニルベンズイミダゾール-5
-スルホン酸及び僅かに可溶性のそれらの塩からなる群
から選ばれたが懸濁形態で存在する − 下記の性状 − それらの親油性は、そのpHを上昇もしくは低下さ
せることにより親油性が増加もしくは減少するように、
pHに依存し(但し、親油性の2種類の可能な変化のど
ちらがpHを上昇もしくは低下させることにより影響さ
れるかは重要でない)、そして/又は − それらの親油性が、その親油性が温度上昇とともに
増加しそしてそれらの親水性が温度低下とともに増加す
るように、温度に依存するをもつ乳化剤の群から選ばれ
た少なくとも1種類の乳化剤(乳化剤A)、 − 及び更に、適宜な場合には、好ましくは、乳化剤A
の範疇に入らない乳化剤、特に主としてW/O乳化剤と
して作用する乳化剤の群から選ばれたものを含む、油性
相に可溶性の又は分散性のその他の物質、を含んでなる
O/Wエマルション、特にO/Wミクロエマルション、
又はO/W/OエマルションもしくはO/W/O’エマ
ルション。
【0146】2. それ自体で油成分に僅かに可溶性の
UVフィルター物質の、O/Wエマルション、O/Wミ
クロエマルション又はO/W/Oエマルションへの取り
込み方法であって、 − 水性相の成分、 − 適宜な場合には、通常の水溶性の又は水に分散性の
物質、 − 油性相の成分、 − 下記の性状 − その親油性が、pHを上昇もしくは低下させること
により親油性が増加もしくは減少するように、pHに依
存し(但し、親油性の2種の可能な変化のどちらがpH
を上昇もしくは低下させることにより影響されるかは重
要でない)、そして/又は − それらの親油性が、親油性が温度上昇とともに増加
しそしてそれらの親水性が温度低下とともに増加するよ
うに、温度に依存するをもつ乳化剤からなる群から選ば
れた少なくとも1種類の乳化剤(乳化剤A)、 − 例えば4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイ
ル-トリイミノ)-トリス-安息香酸トリス(2-エチルヘ
キシル)エステル、2-フェニルベンズイミダゾール-5-
スルホン酸及びそれらの塩からなる群から選ばれた、油
成分に僅かに可溶性のUVフィルター物質、 − 並びに更に、適宜な場合には、好ましくは、乳化剤
Aの範疇に入らない乳化剤、特に主としてW/O乳化剤
として作用する物質の群から選ばれる物質を含む、油性
相に可溶性の又は分散性のその他の物質を混合しそし
て、撹拌しながら、 − 少なくとも1種類の選ばれた乳化剤の、pH、温度
及び濃度もしくは濃度類からなる群から選ばれたパラメ
ーターの適宜な選択により、この混合物を、W/Oエマ
ルションがO/Wエマルションに転相されるような転相
領域内に移行させる、 − 少なくとも1種類の選ばれた乳化剤の、pH、温度
及び濃度もしくは濃度類からなる群から選ばれた少なく
とも1つのパラメーターを変化させることにより、形成
されたW/Oエマルションを、形成されたW/Oエマル
ションがO/Wエマルションに転相され、そこでO/W
エマルション又はO/Wミクロエマルションが生成され
るような転相領域から取り出す、 − 適宜な場合には、枠組条件の適宜な選択により、O
/W/Oエマルションをもたらすようなその他の転相を
開始させる、 − 適宜な場合には、その混合物をその他の処理段階、
特に1回以上のホモジナイズ段階を通過させるように、
混合物を生成することを特徴とする方法。
【0147】3. O/W/Oエマルションの製造のた
めの第2項記載の方法で、前記油性相の含量が該調製物
の総重量の約15重量%を越え、特には約20重量%を
越え、乳化剤Aの範疇に入らないW/O乳化剤が約5重
量%を越えて、特には、約5−10重量%存在し、そし
て/又は前記油性相が少量の極性油を含有するか又は本
質的にそのような油を含有しない、ことを特徴とする方
法。
【0148】4. O/Wミクロエマルションの製造の
ための第2項記載の方法で、前記油性相の含量が、該調
製物の総重量の約20重量%未満、特には約15重量%
未満であり、乳化剤Aの範疇に入らないその他のW/O
乳化剤が約5重量%未満存在し、そして/又は前記油性
相が高い含量の極性油を含むことを特徴とする方法。
【0149】5. O/Wマクロエマルションの製造の
ための第2項記載の方法であって、乳化剤Aの範疇に入
らないW/O乳化剤が約5重量%及び極性の油性相が約
20重量%を越えて存在することを特徴とする方法。
【0150】6. それ自体で油成分に僅かに可溶性の
UVフィルター物質もしくは物質類が乳化操作の前に、
油性相、特に好都合には非極性の油成分又は非極性の油
成分の混合物中に、適宜な場合は加熱しながら分散さ
れ、そして次に該方法のその他の段階を実施することを
特徴とする、第2項記載の方法。
【0151】7. 乳化剤Aが、ポリエトキシル化モノ
−又はポリ−官能アルコール又は脂肪酸からなる群か
ら、ソルビタンエステル及びスクロースエステル、特に
4−24個の炭素原子の炭素鎖をもつ分枝状及び非分枝
状アルキルエステル及びアルケニルエステル、好ましく
はステアリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタン、ス
テアリン酸グリセリル−ソルビタン、モノステアリン酸
スクロース、モノラウリン酸スクロース及びパルミチン
酸スクロースから、モノグリセロールモノカルボン酸モ
ノエステル、並びにジ−及びトリグリセロールモノカル
ボン酸モノエステルから、並びに更にジイソステアリン
酸トリグリセリル、コハク酸イソステアリル−ジグリセ
リル、セスキイソステアリン酸ジクリセリル、ポリヒド
ロキシステアリン酸トリグリセリル、イソノナン酸セテ
アリル及びクエン酸ジココイル−ペンタエリスリチル−
ジステアリル、並びに更に、メチコン・コポリオール、
シクロメチコン・コポリオール、アルキルメチコン・コ
ポリオール、ラウリルメチコン・コポリオール及びセチ
ルジメチコン・コポリオールからなる群から、並びに、
4から30個の炭素原子をもつ分枝状もしくは非分枝状
のアルキルモノカルボン酸、アルケニルモノカルボン酸
及びアルキレンジカルボン酸、特にステアリン酸、オレ
イン酸、コハク酸、ヘキサン酸(カプロン酸)、ヘプタ
ン酸(エナント酸)、オクタン酸(カプリル酸)、ノナ
ン酸(ペラルゴン酸)、デカン酸(カプリン酸)、ウン
デカン酸、ウンデセン酸(ウンデシレン酸)、ドデカン
酸(ラウリン酸)、トリデカン酸、テトラデカン酸(ミ
リスチン酸)、ペンタデカン酸、ヘキサデカン酸(パル
ミチン酸)、ヘプタデカン酸(マルガリン酸)、オクタ
デカン酸(ステアリン酸)、イソステアリン酸及びベヘ
ニン酸並びにそれらの、化粧品として又は製薬的に許容
できる塩、特にアルカリ金属、アンモニウム、モノアル
キルアンモニウム、ジアルキルアンモニウム、トリアル
キルアンモニウム及びテトラアルキルアンモニウム塩か
らなる群から選ばれることを特徴とする、第1項記載の
O/Wマクロエマルション又はO/Wミクロエマルショ
ン又はO/W/OエマルションもしくはO/W/O’エ
マルション。
【0152】8. 乳化剤Aもしくは乳化剤類Aが、そ
れぞれ該組成物の総重量の0.01−20重量%、好ま
しくは0.05−10重量%、特に好ましくは、0.1
−5重量%の濃度で存在することを特徴とする、第1項
記載のO/Wマクロエマルション又はO/Wミクロエマ
ルション又はO/W/OエマルションもしくはO/W/
O’エマルション。
【図面の簡単な説明】
【図1】濃度m1−miを一定に保持する、所定の混合物
の温度及びpHを変動座標として示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 固体の、分散形態で存在しそして油成分中に僅かに可溶性の又は不溶性のUVフイルター物質を 含有する、エマルシヨン、特にO/Wマクロエマルシヨン、O/Wミクロエマルシヨン又はO /W/Oエマルシヨン類の形態にある化粧品及び皮膚科用光線防御調製物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 − 水性相、 − 適宜な場合には、通常の水溶性の又は水に分散性の
    物質、 − 油性相、 − その中に、それ自体で油成分に僅かに可溶性の、少
    なくとも1種類のUVフィルター物質 − 例えば、4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリ
    イル-トリイミノ)-トリス-安息香酸トリス(2-エチル
    ヘキシル)エステル、2-フェニルベンズイミダゾール-5
    -スルホン酸及び僅かに可溶性のそれらの塩からなる群
    から選ばれたが懸濁状で存在する − 下記の性状 − それらの親油性は、そのpHを上昇もしくは低下さ
    せることにより親油性が増加もしくは減少するように、
    pHに依存し(但し、親油性の2種類の可能な変化のど
    ちらがpHを上昇もしくは低下させることにより影響さ
    れるかは重要でない)、そして/又は − それらの親油性が、その親油性が温度上昇とともに
    増加しそしてそれらの親水性が温度低下とともに増加す
    るように、温度に依存するをもつ乳化剤の群から選ばれ
    た少なくとも1種類の乳化剤(乳化剤A)、 − 及び更に、適宜な場合には、好ましくは、乳化剤A
    の範疇に入らない乳化剤、特に主としてW/O乳化剤と
    して作用する乳化剤の群から選ばれたものを含む、油性
    相に可溶性の又は分散性のその他の物質、を含んでなる
    O/Wエマルション、特にO/Wミクロエマルション、
    又はO/W/OエマルションもしくはO/W/O’エマ
    ルション。
JP8353351A 1995-12-21 1996-12-17 固体の、分散形態で存在しそして油成分中に僅かに可溶性の又は不溶性のuvフイルター物質を含有する、エマルシヨン、特にo/wマクロエマルシヨン、o/wミクロエマルシヨン又はo/w/oエマルシヨン類の形態にある化粧品及び皮膚科用光線防御調製物 Pending JPH09175975A (ja)

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