JPH09175985A - 無添加化粧品又は無添加医薬部外品に低温成分を添加する方法 - Google Patents

無添加化粧品又は無添加医薬部外品に低温成分を添加する方法

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JPH09175985A
JPH09175985A JP35000995A JP35000995A JPH09175985A JP H09175985 A JPH09175985 A JP H09175985A JP 35000995 A JP35000995 A JP 35000995A JP 35000995 A JP35000995 A JP 35000995A JP H09175985 A JPH09175985 A JP H09175985A
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JP
Japan
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additive
high temperature
sterilized
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temperature
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JP35000995A
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English (en)
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Seiji Ikemori
政治 池森
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FUANKERU BIKEN KK
Original Assignee
FUANKERU BIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防腐剤を配合しない安全性の高い無添加化粧
品や無添加医薬部外品に、低温成分を加えてなおかつこ
れを無菌化する。 【解決手段】無添加化粧品又は無添加医薬部外品の成分
中、高温滅菌の可能な成分1と高温滅菌不可能な低温成
分2とに分け、一方の高温滅菌の可能な成分1は高温滅
菌器4で高温滅菌した後これらを冷却機5で冷却し、ま
た他方の低温成分2は溶媒に溶かしたものを滅菌ろ過フ
ィルター7に通し、これらを一定の割合で混合機8によ
り混合して無菌の下で容器に充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は無添加化粧品又は
無添加医薬部外品に低温成分を添加する方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来化粧品の一般的な製造方法は、例え
ば乳液の場合約10〜30種類の原料を混ぜて作るが、
これらの原料を水相成分と油相成分とに分け、これらを
夫々熱を加えて溶かし、その後これらを撹拌、混合し、
冷却して容器に充填している。そしてコラーゲン、プラ
センタエキス等の熱に弱い成分、即ち低温成分をこれに
加えるには、上記冷却時の50゜Cから30゜C位の時
にこれを加えて撹拌、混合する。これらは成分中に防腐
剤を入れているため、低温成分を滅菌処理しなくても腐
敗等の品質の劣化を防止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら防腐剤を
入れない、皮膚や人体に安全性の高い無添加化粧品や無
添加医薬部外品に、低温成分を入れる場合、上述のよう
な防腐剤が入っていないため、完成品の段階までに無菌
処理しないと容器の開封前に腐敗するおそれがあり、従
って無菌の状態で製品を出荷しなければならない。それ
故この様な無添加化粧品や無添加医薬部外品に、低温成
分を入れてこれらを無菌処理しなければならないが、こ
れらの低温成分は熱に弱いため高温滅菌できない。また
滅菌ろ過フィルターにより滅菌する方法もあるが、化粧
品のうちの水中油型の乳液は界面活性剤が油の粒子の周
りに付着して通常油の粒径が0.5〜10μmと成って
いるため0.22μmの孔径のろ過フィルターに通す
と、油分が捕獲され、水分のみが通過する。従って乳液
には滅菌ろ過フィルターは使えない。また濃度の濃い美
容液等もろ過フィルターを通せない。従ってこの様な防
腐剤を配合しない無添加の化粧品又は医薬部外品に低温
成分を加えた製品は無菌処理できないので製品化されて
いないのが現状である。
【0004】そこでこの発明はこの様な防腐剤を配合し
ない安全性の高い無添加化粧品や無添加医薬部外品に、
低温成分を加えてなおかつこれを無菌化する方法を提供
し、上記課題を解決するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、無
添加化粧品又は無添加医薬部外品の成分中、高温滅菌の
可能な成分と高温滅菌不可能な低温成分とに分け、一方
の高温滅菌の可能な成分は高温滅菌した後これらを冷却
し、また他方の低温成分は溶媒に溶かしたものを滅菌ろ
過フィルターに通し、その後これらを一定の割合で混合
して無菌の下で容器に充填する、無添加化粧品又は無添
加医薬部外品に低温成分を添加する方法とした。
【0006】また請求項2項の発明は、無添加化粧品又
は無添加医薬部外品の成分中、高温滅菌の可能な成分と
高温滅菌不可能な低温成分とに分け、一方の高温滅菌の
可能な成分は高温滅菌した後これらを冷却して無菌の下
で容器に充填し、また他方の低温成分は溶媒に溶かした
ものを滅菌ろ過フィルターに通して無菌の下で容器に充
填し、必要時にこれらの容器内の液を混合する、無添加
化粧品又は無添加医薬部外品に低温成分を添加する方法
とした。
【0007】
【実施の形態】以下この発明の実施の形態例を図に基づ
いて説明する。図1はこの発明の第1の実施の形態例を
示し、無添加化粧品又は無添加医薬部外品の成分中、高
温滅菌の可能な成分1と高温滅菌不可能な低温成分2と
に分け、上記高温滅菌の可能な成分1は濃度を濃くして
容器3に入れ、これをポンプ等で取りだして電気式、蒸
気式又はマイクロウエーブ等の高温滅菌器4にかけて温
度80゜C以上で高温滅菌する。そしてこれを冷却機5
により50゜Cから30゜C位に冷却する。また上記低
温成分2は水又は油の溶媒に溶かして容器6に入れ、こ
れをポンプ等で吸い上げて滅菌ろ過フィルター7に通
す。この滅菌ろ過フィルター7の孔径は0.22μm乃
至0.45μmの大きさであるのでほとんど全ての菌は
除去できる。
【0008】その後上記高温滅菌の可能な成分1と溶媒
にとかした低温成分2とを混合機8で混合する。これら
の割合は高温滅菌の可能な成分1を85%、溶媒に溶か
した低温成分2を15%の割合で混合する。その際各成
分1、2の割合は、夫々設けたバルブ9、10で流量を
制御してコントロールする。また各成分1、2の流量制
御は混合機8からでてくる製品を計測器11で計測し、
これらの結果を上記バルブ9、10にフィードバックさ
せて行う。そして製品における各成分1、2の割合は、
製品の粘度、PH、電気伝導度、比重、温度等の何れか
によって計測する。そしてこれらを無菌室12内に導
き、そこで適宜の予め滅菌した容器13に充填する。こ
れにより低温成分を添加した無菌の無添加化粧品又は無
添加医薬部外品が得られる。なお上記成分の移送は、図
示は省略したが適宜のポンプにより行う。また上記のフ
ィードバック方式に代えて上記各成分1、2の混合割合
を重量方式で行う場合もある。即ち、各経路に容器を用
意し、上記バルブ9からこの容器に重量計で計って一定
量を入れ、同じくバルブ10から重量計によって容器に
一定量を入れてこれらを混合機8にて混合する場合もあ
る。
【0009】次に図2はこの発明の第2の実施の形態例
を示し、無添加化粧品又は無添加医薬部外品の成分中、
高温滅菌の可能な成分1と高温滅菌不可能な低温成分2
とに分け、上記高温滅菌の可能な成分1は濃度を濃くし
て容器3に入れ、これをポンプ等で取りだして電気式、
蒸気式又はマイクロウエーブ等の高温滅菌器4にかけて
温度80゜C以上で高温滅菌する。そしてこれを冷却機
5により冷却し、これを無菌室14に導き、そこで適宜
の予め滅菌した容器15に一定量充填する。そしてこれ
らの容器15を封印して取りだす。
【0010】また上記低温成分2は水又は油の溶媒に溶
かして容器6に入れ、これをポンプ等で吸い上げて上記
と同様の滅菌ろ過フィルター7に通す。そしてこれを無
菌室16に導き、そこで適宜の予め滅菌した容器17に
一定量充填する。そしてこれらの容器17を封印して取
り出す。その後使用者が必要時にこれらの容器15、1
7を開封してこれらを混ぜて使用するものである。この
場合容器15と17には高温滅菌可能な成分と低温成分
とが所定の割合となるように夫々入っている。
【0011】次にこの発明の高温滅菌可能な成分と低温
成分の処方例を示す。またこれらの高温滅菌可能な成分
と低温成分との配合は夫々85%対15%とした。乳液
の場合、高温滅菌可能な成分としてはスクワランを重量
比で6%、ベヘニルアルコールを同1.0%、ミツロウ
を同0.5%、ジメチルポリシロキサンを同2.0%、
濃グリセリンを同4.0%、1,3−ブチレングリコー
ルを同4.0%、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(10E.0.)を同1.0%、グリセロールモノオレ
イン酸エステルを同1.0%、精製水を同65.5%混
合して構成し、また低温成分としては精製水を重量比1
3.0%、コラーゲンを同1.0%、プラセンタエキス
を同1.0%混合、構成した。
【0012】また美容液の場合、高温滅菌可能な成分と
しては濃グリセリンを重量比で5.0%、1,3−ブチ
レングリコールを同5.0%、ブドウ糖を同4.0%、
ヒドロキシエチルセルロースを同0.2%、精製水を同
70.8%混合して構成し、また低温成分としては精製
水を重量比13.0%、コラーゲンを同1.0%、プラ
センタエキスを同1.0%で混合、構成した。
【0013】なお上記実施の形態例等では化粧品に付き
説明したが、無添加医薬部外品にも同様に適用できる。
また上記実施の形態例の高温滅菌器4、冷却機5、混合
機8は適宜のものでよい。また滅菌ろ過フィルターも滅
菌効果のあるものであれば適宜のろ過フィルターでよ
い。さらに上記実施の形態例では容器への充填に無菌室
を用いたが、この発明では無菌室内での充填に限らず、
無菌の下で液等を充填すれば良い。また高温滅菌可能な
成分と低温成分との混合割合は個々の化粧品、医薬部外
品によって異なるものである。
【0014】
【発明の効果】請求項1項の発明の方法によれば、皮膚
や人体に安全性の高い成分を用いた無添加化粧品又は無
添加医薬部外品の成分中高温滅菌可能な成分は高温滅菌
し、また高温滅菌不可能なコラーゲン等の低温成分はろ
過フィルターを通して滅菌してこれらを混合して無菌の
下で容器に充填する方法をとることにより、低温成分の
性状および本質等を損なわずに滅菌でき、かつ使用者に
安全性の高い化粧品又は医薬部外品を提供できる。
【0015】請求項2項の発明の方法によれば、皮膚や
人体に安全性の高い成分を用いた無添加化粧品又は無添
加医薬部外品の成分中高温滅菌可能な成分は高温滅菌
し、また高温滅菌不可能なコラーゲン等の低温成分はろ
過フィルターで滅菌してこれらを別々に無菌化の下で容
器に充填し、必要時にこれらを混ぜて使用する方法をと
ることにより、低温成分の成分を損なわずに滅菌でき、
かつ使用者に安全性の高い化粧品又は医薬部外品を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態例の方法を示す概
略構成図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態例の方法を示す概
略構成図である。
【符号の説明】
1 高温滅菌可能な成分 2 低温成分 3 容器 4 高温滅菌器 5 冷却機 6 容器 7 滅菌ろ過フィルター 8 混合機 9 バルブ 10 バルブ 11 計測器 12 無菌室 13 容器 14 無菌室 15 容器 16 無菌室 17 容器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無添加化粧品又は無添加医薬部外品の成
    分中、高温滅菌の可能な成分と高温滅菌不可能な低温成
    分とに分け、一方の高温滅菌の可能な成分は高温滅菌し
    た後これらを冷却し、また他方の低温成分は溶媒に溶か
    したものを滅菌ろ過フィルターに通し、これらを一定の
    割合で混合して無菌の下で容器に充填することを特徴と
    する、無添加化粧品又は無添加医薬部外品に低温成分を
    添加する方法。
  2. 【請求項2】 無添加化粧品又は無添加医薬部外品の成
    分中、高温滅菌の可能な成分と高温滅菌不可能な低温成
    分とに分け、一方の高温滅菌の可能な成分は高温滅菌し
    た後これらを冷却して無菌の下で容器に充填し、また他
    方の低温成分は溶媒に溶かしたものを滅菌ろ過フィルタ
    ーに通して無菌の下で容器に充填し、必要時にこれらの
    容器内の液を混合することを特徴とする、無添加化粧品
    又は無添加医薬部外品に低温成分を添加する方法。
JP35000995A 1995-12-25 1995-12-25 無添加化粧品又は無添加医薬部外品に低温成分を添加する方法 Pending JPH09175985A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008517714A (ja) * 2004-10-29 2008-05-29 デピュイ・スパイン・インコーポレイテッド 製品を無菌充填するための方法およびキット
JP2009541279A (ja) * 2006-06-23 2009-11-26 セーエル テック (ソシエテ パール アクシオン サンプリフィエ) 化粧品の滅菌方法及び滅菌装置
EP2959919A1 (en) * 2014-06-25 2015-12-30 SPX APV Danmark A/S Apparatus and method for the preparation and sterilization of viscous products containing temperature sensitive compounds
JP2017019822A (ja) * 2010-07-28 2017-01-26 オルス、ファルマHorus Pharma ヒアルロン酸を含む局所用防腐剤無添加組成物

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