JPH09176712A - 高炉炉内壁面の耐火物損耗量測定方法 - Google Patents
高炉炉内壁面の耐火物損耗量測定方法Info
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- JPH09176712A JPH09176712A JP33853795A JP33853795A JPH09176712A JP H09176712 A JPH09176712 A JP H09176712A JP 33853795 A JP33853795 A JP 33853795A JP 33853795 A JP33853795 A JP 33853795A JP H09176712 A JPH09176712 A JP H09176712A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高炉内の装入物を減尺した後、リアルタイム
で炉内壁面の損耗量を定量的に測定する。 【解決手段】 高炉1における炉内壁面2の損耗量を測
定するに際し、炉内装入物6を減尺時に炉頂部からパイ
プ状ランス7を旋回および昇降自在に炉内に鉛直に降下
させ、このパイプ状ランス7の先端部を炉内壁面2の測
定位置に臨ませた状態として、パイプ状ランス7の上端
部に設けたレーザ距離計9からレーザ光を下向きに投射
し、下端部に設けた反射器8で光路を直角に曲げて炉内
壁面2に照射する。炉内壁面2から反射されるレーザ光
を反射器8を介してレーザ距離計9に受光し、ランス投
射位置から炉内壁面2までの距離を測定し、この測定距
離とパイプ状ランス7および高炉炉体の幾何学的な位置
関係とから炉内壁面2の耐火物損耗量を定量的に測定す
る。
で炉内壁面の損耗量を定量的に測定する。 【解決手段】 高炉1における炉内壁面2の損耗量を測
定するに際し、炉内装入物6を減尺時に炉頂部からパイ
プ状ランス7を旋回および昇降自在に炉内に鉛直に降下
させ、このパイプ状ランス7の先端部を炉内壁面2の測
定位置に臨ませた状態として、パイプ状ランス7の上端
部に設けたレーザ距離計9からレーザ光を下向きに投射
し、下端部に設けた反射器8で光路を直角に曲げて炉内
壁面2に照射する。炉内壁面2から反射されるレーザ光
を反射器8を介してレーザ距離計9に受光し、ランス投
射位置から炉内壁面2までの距離を測定し、この測定距
離とパイプ状ランス7および高炉炉体の幾何学的な位置
関係とから炉内壁面2の耐火物損耗量を定量的に測定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉内の耐火物や
ステーブ等の冷却装置の損耗状態を管理するための高炉
炉内壁面の耐火物損耗量測定方法に関するものである。
ステーブ等の冷却装置の損耗状態を管理するための高炉
炉内壁面の耐火物損耗量測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、図2に示すように高炉1は、
炉体鉄皮3の内側にステーブと呼ばれる冷却装置4およ
び炉壁耐火物5を構築した構造になっており、炉内の反
応による熱から炉体を保護している。このように冷却装
置4および炉壁耐火物5を構築して形成される炉内壁面
2は高炉操業に伴って炉内を降下する炉内装入物6や上
昇する高温の炉内ガスと接触するという高温過酷な状況
下に曝されているので炉内の熱や炉内装入物6との摩擦
によって徐々に炉壁耐火物5が損耗し破損してくる。
炉体鉄皮3の内側にステーブと呼ばれる冷却装置4およ
び炉壁耐火物5を構築した構造になっており、炉内の反
応による熱から炉体を保護している。このように冷却装
置4および炉壁耐火物5を構築して形成される炉内壁面
2は高炉操業に伴って炉内を降下する炉内装入物6や上
昇する高温の炉内ガスと接触するという高温過酷な状況
下に曝されているので炉内の熱や炉内装入物6との摩擦
によって徐々に炉壁耐火物5が損耗し破損してくる。
【0003】高炉1は10年を越える寿命を有するが、特
に寿命末期になると炉内壁面2の損耗は激しくなり、そ
れに対応した管理による適格な炉壁の補修を実施しなけ
れば炉体鉄皮3の亀裂が発生してガス漏れを生じ、これ
によって炉寿命を著しく短くすることになる。このよう
に高炉の使用年数が長くなるにしたがって炉体のシャフ
ト部およびベリー部を形成する炉内壁面2の耐火物損耗
量を知ると共に損耗量の程度に応じて適宜に炉壁耐火物
5、冷却装置4の補修を行い、これを管理することは高
炉の寿命延長のための重要な課題の一つになっている。
に寿命末期になると炉内壁面2の損耗は激しくなり、そ
れに対応した管理による適格な炉壁の補修を実施しなけ
れば炉体鉄皮3の亀裂が発生してガス漏れを生じ、これ
によって炉寿命を著しく短くすることになる。このよう
に高炉の使用年数が長くなるにしたがって炉体のシャフ
ト部およびベリー部を形成する炉内壁面2の耐火物損耗
量を知ると共に損耗量の程度に応じて適宜に炉壁耐火物
5、冷却装置4の補修を行い、これを管理することは高
炉の寿命延長のための重要な課題の一つになっている。
【0004】このため従来より、高炉炉内壁面の損耗状
態を観察あるいは測定する技術が種々提案されている。
たとえば、特開昭57-82414号公報(高炉炉内熱間観察方
法および装置)に開示されているように高炉の休風時に
炉内装入物を減尺して炉内に監視カメラを搭載した装置
を挿入し、炉壁の損耗状態を観察する技術や、特開平2-
57665 号公報(耐火壁損耗状況把握方法)に開示されて
いるように炉壁の壁厚方向に貫通する複数個の熱伝対等
の温度計(温度検知センサ)を用いて、測定した温度並
びに温度勾配から炉壁の損耗状態を把握する技術が知ら
れている。
態を観察あるいは測定する技術が種々提案されている。
たとえば、特開昭57-82414号公報(高炉炉内熱間観察方
法および装置)に開示されているように高炉の休風時に
炉内装入物を減尺して炉内に監視カメラを搭載した装置
を挿入し、炉壁の損耗状態を観察する技術や、特開平2-
57665 号公報(耐火壁損耗状況把握方法)に開示されて
いるように炉壁の壁厚方向に貫通する複数個の熱伝対等
の温度計(温度検知センサ)を用いて、測定した温度並
びに温度勾配から炉壁の損耗状態を把握する技術が知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のうち監
視カメラを用いて炉内壁面の損耗状態を観察する方法で
は、炉内壁面の厚み損耗量を定量的に把握することがで
きず、また不定形耐火物の吹き付け補修が適正に行われ
ているかどうかの判定が困難である。一方、温度検知セ
ンサを用いて炉内壁面の損耗状態を計測する方法では、
熱伝対等の温度計を炉壁の厚み方向に埋設してその測定
した温度から炉壁の損耗状況を推定するものであるため
信頼性が低く正確な炉内壁面の損耗状況が把握できない
という欠点があった。
視カメラを用いて炉内壁面の損耗状態を観察する方法で
は、炉内壁面の厚み損耗量を定量的に把握することがで
きず、また不定形耐火物の吹き付け補修が適正に行われ
ているかどうかの判定が困難である。一方、温度検知セ
ンサを用いて炉内壁面の損耗状態を計測する方法では、
熱伝対等の温度計を炉壁の厚み方向に埋設してその測定
した温度から炉壁の損耗状況を推定するものであるため
信頼性が低く正確な炉内壁面の損耗状況が把握できない
という欠点があった。
【0006】炉内壁面の補修を行うためには、その前提
として補修すべき炉内壁面の炉壁耐火物損耗状態や補修
後の状態を管理する必要があるが、現状では耐火物等の
炉内壁面の状態を定量的に測定する方法がなく、したが
ってその補修も炉内壁面の損耗量管理に基づくものでは
なく、定期的な補修に限られていた。すなわち、高炉の
休風時に炉頂部のマンホールを開けて炉内を目視観察で
きる状態にして炉内壁面の状態を把握する程度であり、
補修を行った場合にもその補修が効果的に行われたかど
うかの確認も十分ではなかった。
として補修すべき炉内壁面の炉壁耐火物損耗状態や補修
後の状態を管理する必要があるが、現状では耐火物等の
炉内壁面の状態を定量的に測定する方法がなく、したが
ってその補修も炉内壁面の損耗量管理に基づくものでは
なく、定期的な補修に限られていた。すなわち、高炉の
休風時に炉頂部のマンホールを開けて炉内を目視観察で
きる状態にして炉内壁面の状態を把握する程度であり、
補修を行った場合にもその補修が効果的に行われたかど
うかの確認も十分ではなかった。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するため高炉内にパイプ状ランスを挿入してレーザ
距離計により炉内壁面の耐火物や冷却装置の損耗量をリ
アルタイムで定量的に測定することができるようにした
高炉炉内壁面の耐火物損耗量測定方法を提供することを
目的とするものである。
解消するため高炉内にパイプ状ランスを挿入してレーザ
距離計により炉内壁面の耐火物や冷却装置の損耗量をリ
アルタイムで定量的に測定することができるようにした
高炉炉内壁面の耐火物損耗量測定方法を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、高炉炉内壁面の耐火物損耗量を測定するに
際し、炉内の装入物を減尺時に炉頂部からパイプ状ラン
スを旋回および昇降自在に炉内に鉛直に降下させ、この
パイプ状ランスの先端部を炉内壁面の測定位置に臨ませ
た状態とし、前記パイプ状ランスの上端部に設けたレー
ザ距離計からパイプ状ランスの内部空間をレーザ光伝播
路としてレーザ光を下向きに投射し、当該パイプ状ラン
スの下端部に設けた反射器でレーザ光の光路を直角に曲
げて炉内壁面に照射し、炉内壁面から反射されるレーザ
光を前記反射器で光路を直角に曲げて上向きに反射さ
せ、この反射レーザ光を前記パイプ状ランスの内部空間
を伝播路としてレーザ距離計に受光し、ランス投射位置
から炉内壁面までの距離を測定し、この距離測定値とパ
イプ状ランスおよび高炉炉体の幾何学的な位置関係とか
ら炉内壁面の耐火物損耗量を測定することを特徴とする
高炉炉内壁面の耐火物損耗量測定方法である。
の本発明は、高炉炉内壁面の耐火物損耗量を測定するに
際し、炉内の装入物を減尺時に炉頂部からパイプ状ラン
スを旋回および昇降自在に炉内に鉛直に降下させ、この
パイプ状ランスの先端部を炉内壁面の測定位置に臨ませ
た状態とし、前記パイプ状ランスの上端部に設けたレー
ザ距離計からパイプ状ランスの内部空間をレーザ光伝播
路としてレーザ光を下向きに投射し、当該パイプ状ラン
スの下端部に設けた反射器でレーザ光の光路を直角に曲
げて炉内壁面に照射し、炉内壁面から反射されるレーザ
光を前記反射器で光路を直角に曲げて上向きに反射さ
せ、この反射レーザ光を前記パイプ状ランスの内部空間
を伝播路としてレーザ距離計に受光し、ランス投射位置
から炉内壁面までの距離を測定し、この距離測定値とパ
イプ状ランスおよび高炉炉体の幾何学的な位置関係とか
ら炉内壁面の耐火物損耗量を測定することを特徴とする
高炉炉内壁面の耐火物損耗量測定方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】高炉の炉内壁面を形成する炉壁耐
火物の損耗量を測定しようとする場合、レーザ光や超音
波等を利用した非接触な測定手段を適用せざるをえな
い。たとえば、転炉の炉壁耐火物の残厚測定では、転炉
を傾動して転炉の外から直接炉壁耐火物までの距離をレ
ーザ距離計を用いて測定している。しかし高炉の場合、
炉頂部のマンホールを開口して炉内へレーザ光を照射で
きるようにしても、測定範囲は非常に限定され、管理す
べき高炉の炉内壁面までの距離をすべて測定することは
非常に困難である。
火物の損耗量を測定しようとする場合、レーザ光や超音
波等を利用した非接触な測定手段を適用せざるをえな
い。たとえば、転炉の炉壁耐火物の残厚測定では、転炉
を傾動して転炉の外から直接炉壁耐火物までの距離をレ
ーザ距離計を用いて測定している。しかし高炉の場合、
炉頂部のマンホールを開口して炉内へレーザ光を照射で
きるようにしても、測定範囲は非常に限定され、管理す
べき高炉の炉内壁面までの距離をすべて測定することは
非常に困難である。
【0010】たとえ距離測定を実施したとしても炉内壁
面へのレーザ投射角が非常に大きくなるため、レーザ反
射光が弱く測定自身が極めて難しくなる。このような問
題点を解決するためには、炉内壁面を測定する装置を炉
内に挿入して炉内壁面にレーザ光を垂直に照射するよう
にすればよいが、装置の冷却機構や炉内での旋回機構が
必要となり、また炉内に挿入して定位置に保つための機
構も要求され、装置全体が非常に大がかりなものとな
る。
面へのレーザ投射角が非常に大きくなるため、レーザ反
射光が弱く測定自身が極めて難しくなる。このような問
題点を解決するためには、炉内壁面を測定する装置を炉
内に挿入して炉内壁面にレーザ光を垂直に照射するよう
にすればよいが、装置の冷却機構や炉内での旋回機構が
必要となり、また炉内に挿入して定位置に保つための機
構も要求され、装置全体が非常に大がかりなものとな
る。
【0011】本発明は、このような課題を克服するため
種々実験を重ねた結果により達成されたものであり、本
発明によれば、炉内に挿入するのはパイプ状ランスだけ
であり、測定装置のうち高温に弱い部分は常に炉外に配
置されるため冷却機構も不要である。さらに重量物を炉
内に挿入する必要がないためレーザ光を照射する位置を
定位置に保つことが容易になる。またパイプ状ランスを
旋回すれば同一高さ位置の炉内円周方向の炉内壁面まで
の距離のプロフィールが測定でき、さらにパイプ状ラン
スを昇降して炉内に挿入する長さを変えれば高さ方向の
プロフィールが測定できる。いずれの場合にもレーザ光
は炉内壁面にほぼ垂直に照射されるため、距離測定の信
頼性は非常に高くなる。
種々実験を重ねた結果により達成されたものであり、本
発明によれば、炉内に挿入するのはパイプ状ランスだけ
であり、測定装置のうち高温に弱い部分は常に炉外に配
置されるため冷却機構も不要である。さらに重量物を炉
内に挿入する必要がないためレーザ光を照射する位置を
定位置に保つことが容易になる。またパイプ状ランスを
旋回すれば同一高さ位置の炉内円周方向の炉内壁面まで
の距離のプロフィールが測定でき、さらにパイプ状ラン
スを昇降して炉内に挿入する長さを変えれば高さ方向の
プロフィールが測定できる。いずれの場合にもレーザ光
は炉内壁面にほぼ垂直に照射されるため、距離測定の信
頼性は非常に高くなる。
【0012】以下本発明の具体的実施態様を図面に基づ
いて説明する。図1に示すように高炉1は、炉体鉄皮3
側から冷却装置(ステーブ)4および炉壁耐火物5が構
築され炉内壁面2を形成している。炉内壁面2が損耗し
てきたら適宜なタイミングで高炉1の休風を利用して炉
内壁面2の損耗部が露出するまで炉内装入物6を減尺し
た後、炉内壁面2の損傷状況をレーザ式測定装置10を用
いて測定する。この時にはまず、炉頂部に設けてあるマ
ンホール17に被せておいた蓋(図示せず)を開けた後、
マンホール17からレーザ式測定装置10が備えたパイプ状
ランス7を鉛直に降下させ、このパイプ状ランス7の先
端部を炉内壁面2の測定位置に臨ませた状態とする。
いて説明する。図1に示すように高炉1は、炉体鉄皮3
側から冷却装置(ステーブ)4および炉壁耐火物5が構
築され炉内壁面2を形成している。炉内壁面2が損耗し
てきたら適宜なタイミングで高炉1の休風を利用して炉
内壁面2の損耗部が露出するまで炉内装入物6を減尺し
た後、炉内壁面2の損傷状況をレーザ式測定装置10を用
いて測定する。この時にはまず、炉頂部に設けてあるマ
ンホール17に被せておいた蓋(図示せず)を開けた後、
マンホール17からレーザ式測定装置10が備えたパイプ状
ランス7を鉛直に降下させ、このパイプ状ランス7の先
端部を炉内壁面2の測定位置に臨ませた状態とする。
【0013】パイプ状ランス7の炉外部にはランス旋回
昇降装置11が設けてあり、ランス旋回昇降装置11を駆動
することによりパイプ状ランス7を炉内で自在に旋回お
よび昇降することができるようになっている。ランス旋
回昇降装置11には、旋回位置センサ12と昇降位置センサ
13とが配備してあり、これらによりパイプ状ランス7の
炉内での昇降位置および旋回位置が検出される。また、
パイプ状ランス7の上端部にはレーザ距離計9が設けて
あり、下端部には反射器8が水平線に対し45度の角度を
持って配置されている。さらに、パイプ状ランス7の炉
外部には窒素パージ用配管16から回転継ぎ手18を介して
パイプ状ランス7内に窒素ガスを供給することによって
パイプ状ランス7内および反射器8の表面を窒素ガスで
パージして高炉1内のダストが進入あるいは付着して測
定に悪影響を及ぼすのを防止している。
昇降装置11が設けてあり、ランス旋回昇降装置11を駆動
することによりパイプ状ランス7を炉内で自在に旋回お
よび昇降することができるようになっている。ランス旋
回昇降装置11には、旋回位置センサ12と昇降位置センサ
13とが配備してあり、これらによりパイプ状ランス7の
炉内での昇降位置および旋回位置が検出される。また、
パイプ状ランス7の上端部にはレーザ距離計9が設けて
あり、下端部には反射器8が水平線に対し45度の角度を
持って配置されている。さらに、パイプ状ランス7の炉
外部には窒素パージ用配管16から回転継ぎ手18を介して
パイプ状ランス7内に窒素ガスを供給することによって
パイプ状ランス7内および反射器8の表面を窒素ガスで
パージして高炉1内のダストが進入あるいは付着して測
定に悪影響を及ぼすのを防止している。
【0014】そして旋回位置センサ12で検出した旋回位
置および昇降位置センサ13で検出した昇降位置はそれぞ
れデータ処理装置14に入力され、記録される。パイプ状
ランス7の上端部に設けたレーザ距離計9からパイプ状
ランス7の内部空間をレーザ光伝播路としてレーザ光を
下向きに投射し、パイプ状ランス7の下端部に設けた反
射器8でレーザ光の光路を直角に曲げて炉内壁面2に垂
直に照射し、炉内壁面2から反射されるレーザ光を反射
器8で光路を直角に曲げて上向きに反射させ、この反射
レーザ光をパイプ状ランス7の内部空間を伝播路として
レーザ距離計9に受光し、これによってランス投射位置
から炉内壁面2までの距離を測定する。このようにして
測定した距離データは、データ処理装置14に入力される
と共に、旋回位置センサ12および昇降位置センサ13で検
出した旋回位置データと昇降位置データとがそれぞれデ
ータ処理装置14に入力される。
置および昇降位置センサ13で検出した昇降位置はそれぞ
れデータ処理装置14に入力され、記録される。パイプ状
ランス7の上端部に設けたレーザ距離計9からパイプ状
ランス7の内部空間をレーザ光伝播路としてレーザ光を
下向きに投射し、パイプ状ランス7の下端部に設けた反
射器8でレーザ光の光路を直角に曲げて炉内壁面2に垂
直に照射し、炉内壁面2から反射されるレーザ光を反射
器8で光路を直角に曲げて上向きに反射させ、この反射
レーザ光をパイプ状ランス7の内部空間を伝播路として
レーザ距離計9に受光し、これによってランス投射位置
から炉内壁面2までの距離を測定する。このようにして
測定した距離データは、データ処理装置14に入力される
と共に、旋回位置センサ12および昇降位置センサ13で検
出した旋回位置データと昇降位置データとがそれぞれデ
ータ処理装置14に入力される。
【0015】高炉1の内側に構築された炉内壁面2の耐
火物損耗量を測定する際には、前述のように高炉1の休
風時に炉内装入物6を減尺した後、ランス旋回昇降装置
11を駆動することによってパイプ状ランス7を下降さ
せ、パイプ状ランス7の先端部を所定の位置に停止させ
炉内壁面2の測定位置に臨ませた状態とする。この時、
パイプ状ランス7の先端部のレベル位置データはデータ
処理装置14に入力される。また、パイプ状ランス7には
窒素パージ用配管16から回転継ぎ手18を介して窒素ガス
が供給され、窒素ガスパージによって高炉内のダストが
侵入することによりパイプ状ランス7内および反射器8
に付着してレーザ光による距離測定に悪影響を及ぼすの
を防止している。
火物損耗量を測定する際には、前述のように高炉1の休
風時に炉内装入物6を減尺した後、ランス旋回昇降装置
11を駆動することによってパイプ状ランス7を下降さ
せ、パイプ状ランス7の先端部を所定の位置に停止させ
炉内壁面2の測定位置に臨ませた状態とする。この時、
パイプ状ランス7の先端部のレベル位置データはデータ
処理装置14に入力される。また、パイプ状ランス7には
窒素パージ用配管16から回転継ぎ手18を介して窒素ガス
が供給され、窒素ガスパージによって高炉内のダストが
侵入することによりパイプ状ランス7内および反射器8
に付着してレーザ光による距離測定に悪影響を及ぼすの
を防止している。
【0016】次に、ランス旋回昇降装置11を駆動してパ
イプ状ランス7を軸を中心にして旋回させつつレーザ距
離計9からレーザ光を下向きに投射しするとパイプ状ラ
ンス7の内部空間を経由したレーザ光は反射器8で光路
を直角に曲げ、水平に進行して炉内壁面2に照射され
る。炉内壁面2から反射されるレーザ光は再び反射器8
で光路を直角に曲げて上向きに進行しレーザ距離計9に
受光し、ランス投射位置から炉内壁面2までの距離を測
定する。この距離測定データはデータ処理装置14に入力
されると共に同時に旋回位置センサ12用いて検出した炉
内壁面2の円周方向に対するパイプ状ランス7の角度位
置データがデータ処理装置14に入力される。
イプ状ランス7を軸を中心にして旋回させつつレーザ距
離計9からレーザ光を下向きに投射しするとパイプ状ラ
ンス7の内部空間を経由したレーザ光は反射器8で光路
を直角に曲げ、水平に進行して炉内壁面2に照射され
る。炉内壁面2から反射されるレーザ光は再び反射器8
で光路を直角に曲げて上向きに進行しレーザ距離計9に
受光し、ランス投射位置から炉内壁面2までの距離を測
定する。この距離測定データはデータ処理装置14に入力
されると共に同時に旋回位置センサ12用いて検出した炉
内壁面2の円周方向に対するパイプ状ランス7の角度位
置データがデータ処理装置14に入力される。
【0017】このようにしてレーザ距離計9、旋回位置
センサ12および昇降位置センサ13によってそれぞれ検出
されたから距離データ、レベル位置データおよび角度位
置データがデータ処理装置14に入力されるとデータ処理
装置14では、これらの各データ情報およびパイプ状ラン
ス7が設置されている位置情報と高炉の構造設計情報に
基づく幾何学的な位置関係とから炉内壁面2を形成する
炉壁耐火物5の厚みプロフィールを演算し、高炉1の円
周方向および高さレベル方向における炉壁耐火物5の厚
みプロフィールとして出力する。このようにして演算し
た炉壁耐火物5の厚みプロフィールは、残厚プロフィー
ル表示装置15に表示され、リアルタイムで炉内壁面2の
耐火物損耗量が定量的に把握ができる。これによって高
炉1の炉内壁面2を適格に管理することが可能になり、
またこれらの情報を活用して、効果的な炉内壁面2の補
修ができるようになった。
センサ12および昇降位置センサ13によってそれぞれ検出
されたから距離データ、レベル位置データおよび角度位
置データがデータ処理装置14に入力されるとデータ処理
装置14では、これらの各データ情報およびパイプ状ラン
ス7が設置されている位置情報と高炉の構造設計情報に
基づく幾何学的な位置関係とから炉内壁面2を形成する
炉壁耐火物5の厚みプロフィールを演算し、高炉1の円
周方向および高さレベル方向における炉壁耐火物5の厚
みプロフィールとして出力する。このようにして演算し
た炉壁耐火物5の厚みプロフィールは、残厚プロフィー
ル表示装置15に表示され、リアルタイムで炉内壁面2の
耐火物損耗量が定量的に把握ができる。これによって高
炉1の炉内壁面2を適格に管理することが可能になり、
またこれらの情報を活用して、効果的な炉内壁面2の補
修ができるようになった。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば高炉
の炉内に挿入したパイプ状ランスを挿入し、パイプ状ラ
ンスの上端部に設けたレーザ距離計からレーザ光を投光
し、下端部に設けた反射器を介して炉内壁面に照射し、
炉壁面から反射するレーザ光を再び反射器を介してレー
ザ距離計12に受光するため、炉内壁面の損耗量を定量的
に測定することが可能となる。これら損耗量情報に従っ
て高炉炉内壁面の計画的な管理並びに補修を行うことが
可能になり、さらにこれらの情報を活用して次回の補修
時期の目安を得ることができ効果的な炉内壁面の補修を
実施することができる。
の炉内に挿入したパイプ状ランスを挿入し、パイプ状ラ
ンスの上端部に設けたレーザ距離計からレーザ光を投光
し、下端部に設けた反射器を介して炉内壁面に照射し、
炉壁面から反射するレーザ光を再び反射器を介してレー
ザ距離計12に受光するため、炉内壁面の損耗量を定量的
に測定することが可能となる。これら損耗量情報に従っ
て高炉炉内壁面の計画的な管理並びに補修を行うことが
可能になり、さらにこれらの情報を活用して次回の補修
時期の目安を得ることができ効果的な炉内壁面の補修を
実施することができる。
【0019】このようにして補修作業時期の目安並びに
炉内壁面を適正な炉壁厚にすることができることから、
炉壁の寿命延長が達成できる。また、リアルタイムで炉
内壁面までの距離測定、炉壁耐火物の損耗量測定結果に
より不定形耐火物の吹き付け補修を実施することができ
るので休風時間の短縮も図ることができる。また、炉内
に挿入するのはパイプ状ランスと反射器だけであり、パ
ージガス以外には冷却機構が不要なため装置をシンプル
にすることができ設備費が安価となると共にメンテナン
ス費を節減することができる。
炉内壁面を適正な炉壁厚にすることができることから、
炉壁の寿命延長が達成できる。また、リアルタイムで炉
内壁面までの距離測定、炉壁耐火物の損耗量測定結果に
より不定形耐火物の吹き付け補修を実施することができ
るので休風時間の短縮も図ることができる。また、炉内
に挿入するのはパイプ状ランスと反射器だけであり、パ
ージガス以外には冷却機構が不要なため装置をシンプル
にすることができ設備費が安価となると共にメンテナン
ス費を節減することができる。
【図1】本発明に係るレーザ式測定装置を用いて炉内壁
面の損耗量を測定する実施態様を説明するための高炉炉
頂付近の概略縦断面図である。
面の損耗量を測定する実施態様を説明するための高炉炉
頂付近の概略縦断面図である。
【図2】従来の高炉炉頂付近の概略縦断面図である。
1 高炉 2 炉内壁面 3 炉体鉄皮 4 冷却装置 5 炉壁耐火物 6 炉内装入物 7 パイプ状ランス 8 反射器 9 レーザ距離計 10 レーザ式測定装置 11 ランス旋回昇降装置 12 旋回位置センサ 13 昇降位置センサ 14 データ処理装置 15 残厚プロフィール表示装置 16 窒素パージ用配管 17 マンホール 18 回転継ぎ手
Claims (1)
- 【請求項1】 高炉炉内壁面の耐火物損耗量を測定する
に際し、炉内の装入物を減尺時に炉頂部からパイプ状ラ
ンスを旋回および昇降自在に炉内に鉛直に降下させ、こ
のパイプ状ランスの先端部を炉内壁面の測定位置に臨ま
せた状態とし、前記パイプ状ランスの上端部に設けたレ
ーザ距離計からパイプ状ランスの内部空間をレーザ光伝
播路としてレーザ光を下向きに投射し、当該パイプ状ラ
ンスの下端部に設けた反射器でレーザ光の光路を直角に
曲げて炉内壁面に照射し、炉内壁面から反射されるレー
ザ光を前記反射器で光路を直角に曲げて上向きに反射さ
せ、この反射レーザ光を前記パイプ状ランスの内部空間
を伝播路としてレーザ距離計に受光し、ランス投射位置
から炉内壁面までの距離を測定し、この距離測定値とパ
イプ状ランスおよび高炉炉体の幾何学的な位置関係とか
ら炉内壁面の耐火物損耗量を測定することを特徴とする
高炉炉内壁面の耐火物損耗量測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33853795A JPH09176712A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 高炉炉内壁面の耐火物損耗量測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33853795A JPH09176712A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 高炉炉内壁面の耐火物損耗量測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09176712A true JPH09176712A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18319108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33853795A Pending JPH09176712A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 高炉炉内壁面の耐火物損耗量測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09176712A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110006814A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-07-12 | 北京科技大学 | 一种容器内壁中结瘤和侵蚀状态的测量方法及装置 |
| CN114008448A (zh) * | 2019-04-28 | 2022-02-01 | 应达公司 | 电感应加热熔炉耐火材料寿命周期磨损成像与处理 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33853795A patent/JPH09176712A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110006814A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-07-12 | 北京科技大学 | 一种容器内壁中结瘤和侵蚀状态的测量方法及装置 |
| CN114008448A (zh) * | 2019-04-28 | 2022-02-01 | 应达公司 | 电感应加热熔炉耐火材料寿命周期磨损成像与处理 |
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