JPH09177151A - ホースの収納構造 - Google Patents
ホースの収納構造Info
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- JPH09177151A JPH09177151A JP34096995A JP34096995A JPH09177151A JP H09177151 A JPH09177151 A JP H09177151A JP 34096995 A JP34096995 A JP 34096995A JP 34096995 A JP34096995 A JP 34096995A JP H09177151 A JPH09177151 A JP H09177151A
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Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 限られた収納空間しか持たない収納ケースで
あっても長いホースを速やかに収納できるホースの収納
構造を提供すること。 【解決手段】 シャワーヘッド等の吐水具と湯水混合水
栓等の水栓との間のホースの殆どを落とし込んで収納す
る構造において、ホースを収納ケースの内壁に接触させ
滑らせながら突っ張り等による差し込みに対する抵抗を
伴わずに収納可能となるように、収納ケースの内周壁の
形状やホースの差し込み位置等を設定する。また、ホー
スを収納ケースに落とし込んでいくときのホース自身の
動きを利用してこれを旋回させながら収納したり、ホー
スを引き込む付勢手段によってホースを強制的に収納ケ
ースの中に収納可能な構成とする。
あっても長いホースを速やかに収納できるホースの収納
構造を提供すること。 【解決手段】 シャワーヘッド等の吐水具と湯水混合水
栓等の水栓との間のホースの殆どを落とし込んで収納す
る構造において、ホースを収納ケースの内壁に接触させ
滑らせながら突っ張り等による差し込みに対する抵抗を
伴わずに収納可能となるように、収納ケースの内周壁の
形状やホースの差し込み位置等を設定する。また、ホー
スを収納ケースに落とし込んでいくときのホース自身の
動きを利用してこれを旋回させながら収納したり、ホー
スを引き込む付勢手段によってホースを強制的に収納ケ
ースの中に収納可能な構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば浴室用の
シャワーヘッドやシンク周りに配置したハンドスプレー
等に接続したホースをその専用のケースに速やかに収納
できるようにした収納構造に関する。
シャワーヘッドやシンク周りに配置したハンドスプレー
等に接続したホースをその専用のケースに速やかに収納
できるようにした収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室に備えるシャワー設備の最も一般的
なものは、壁に取り付けた湯水混合栓にホースを接続し
てこのホースにシャワーヘッドを連結し、湯水混合栓を
そのスパウト側からシャワーヘッド側に流路を切り替え
て使用するというものである。
なものは、壁に取り付けた湯水混合栓にホースを接続し
てこのホースにシャワーヘッドを連結し、湯水混合栓を
そのスパウト側からシャワーヘッド側に流路を切り替え
て使用するというものである。
【0003】一方、浴槽と共に壁に沿ってレイアウトし
たデッキを備えた浴室では、このデッキの中に湯水混合
栓の本体部を組み込み、同様にホースをこの本体部に接
続してデッキからホースを上に引き出して使うようにす
ることができる。この場合では、デッキの上面にホース
の接続部を設けておきホースをデッキから引き出したま
まの設備とすることもできるが、デッキの内部が空間と
なっていることから、このデッキの中にホースを納める
ようにすれば外観の面でより一層好ましいものとなる。
たデッキを備えた浴室では、このデッキの中に湯水混合
栓の本体部を組み込み、同様にホースをこの本体部に接
続してデッキからホースを上に引き出して使うようにす
ることができる。この場合では、デッキの上面にホース
の接続部を設けておきホースをデッキから引き出したま
まの設備とすることもできるが、デッキの内部が空間と
なっていることから、このデッキの中にホースを納める
ようにすれば外観の面でより一層好ましいものとなる。
【0004】このようなホースの収納については、たと
えばシンク周りに設けるハンドスプレーや洗髪にも好適
に利用できるようにした洗面化粧台等におけるハンドシ
ャワー等で既に知られているように、ホースをキャビネ
ットの中にそのまま落とし込んで水栓との間にU字状に
撓ませるというきわめて簡単な構造が採用されている。
えばシンク周りに設けるハンドスプレーや洗髪にも好適
に利用できるようにした洗面化粧台等におけるハンドシ
ャワー等で既に知られているように、ホースをキャビネ
ットの中にそのまま落とし込んで水栓との間にU字状に
撓ませるというきわめて簡単な構造が採用されている。
【0005】シンクでの洗い物作業や洗面化粧台での洗
髪の場合では、ホースを引き回す長さはそれ程長くはな
く、このため水栓からのヘッドまでのホースも短い。そ
して、キャビネットの内部の高さもこのホースをU字状
に撓ませて収納するには十分なことから、たとえば上端
を開放したトレーを水回収の兼用のものとしてホースの
収納として備えることが多い。このような比較的短いホ
ースであれば、複雑に折れ曲がったりすることがないた
め、トレーへの落とし込みも速やかであり、使い勝手上
では何ら問題はない。
髪の場合では、ホースを引き回す長さはそれ程長くはな
く、このため水栓からのヘッドまでのホースも短い。そ
して、キャビネットの内部の高さもこのホースをU字状
に撓ませて収納するには十分なことから、たとえば上端
を開放したトレーを水回収の兼用のものとしてホースの
収納として備えることが多い。このような比較的短いホ
ースであれば、複雑に折れ曲がったりすることがないた
め、トレーへの落とし込みも速やかであり、使い勝手上
では何ら問題はない。
【0006】ところが、浴室のデッキに組み込んだ水栓
にホースを接続するものでは、デッキが浴室の床から4
00mm程度の高さに設置されるので、人が立ったまま
シャワーを浴びれるようにするにはホースの長さは2m
以上が必要となる。一方、デッキの中はその内部の高さ
が400mm程度しかないので、シンクや洗面化粧台等
の設備のようにホースをU字状に曲げて収納することは
できない。そして、高さ方向だけではなく、デッキの中
には水栓の本体部が組み込まれているので、その分だけ
ホースの収納のための空間は狭められ、ホースを束ねる
ようにしない限り収納ができないことになる。
にホースを接続するものでは、デッキが浴室の床から4
00mm程度の高さに設置されるので、人が立ったまま
シャワーを浴びれるようにするにはホースの長さは2m
以上が必要となる。一方、デッキの中はその内部の高さ
が400mm程度しかないので、シンクや洗面化粧台等
の設備のようにホースをU字状に曲げて収納することは
できない。そして、高さ方向だけではなく、デッキの中
には水栓の本体部が組み込まれているので、その分だけ
ホースの収納のための空間は狭められ、ホースを束ねる
ようにしない限り収納ができないことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような問題に対し
て、たとえば特開平6−178737号公報に記載され
ているように、デッキの内部であってホースが落としこ
まれる位置に合わせて収納ボックスを配置し、ホースを
この収納ボックスに納めることが一つの手段として考え
られる。
て、たとえば特開平6−178737号公報に記載され
ているように、デッキの内部であってホースが落としこ
まれる位置に合わせて収納ボックスを配置し、ホースを
この収納ボックスに納めることが一つの手段として考え
られる。
【0008】しかしながら、2m以上のホースを高さが
40mm程度の空間の中の収納ボックスに仕舞い込むた
めには、ホースがこの収納ボックスの内壁に当たって曲
がりくねるような形態をならざるを得ない。一方、ホー
スは一般にゴムを利用したものが多いが、給水圧に耐え
る程度の強度が持たせてあるので、曲がり半径の大きさ
には下限があり、その屈曲性を利用して小さく束ねるこ
とにも限界がある。
40mm程度の空間の中の収納ボックスに仕舞い込むた
めには、ホースがこの収納ボックスの内壁に当たって曲
がりくねるような形態をならざるを得ない。一方、ホー
スは一般にゴムを利用したものが多いが、給水圧に耐え
る程度の強度が持たせてあるので、曲がり半径の大きさ
には下限があり、その屈曲性を利用して小さく束ねるこ
とにも限界がある。
【0009】そして、最も重要なことは、ホースを収納
していくときにこのホースの周面の一部が収納ボックス
の内周面に当たって曲がったときの姿勢によっては、こ
れ以上折り畳めない状態となり、ホースを引き下げても
収納ボックスへの差し込みができなくなるということで
ある。すなわち、ホース自身が屈曲自在であっても、そ
の一部が収納ボックスの内壁に当たったときにはホース
の弾性反力も同時に発生することになり、この弾性反力
によってホースが突っ張った状態となり、収納ボックス
に納めた部分のホースから屈曲性が失われてしまう現象
を伴う。
していくときにこのホースの周面の一部が収納ボックス
の内周面に当たって曲がったときの姿勢によっては、こ
れ以上折り畳めない状態となり、ホースを引き下げても
収納ボックスへの差し込みができなくなるということで
ある。すなわち、ホース自身が屈曲自在であっても、そ
の一部が収納ボックスの内壁に当たったときにはホース
の弾性反力も同時に発生することになり、この弾性反力
によってホースが突っ張った状態となり、収納ボックス
に納めた部分のホースから屈曲性が失われてしまう現象
を伴う。
【0010】このように、収納ボックスを設けることで
ホースを受けることはできるものの、その容積が限られ
しかもホースがこの容積に比べて長い場合では、ホース
をデッキ側に戻すときの取扱いに支障を来たす。そし
て、ゴム製のホースに代えて金属製の蛇腹管を用いる設
備では、その屈曲性がゴム製のものよりも劣ることか
ら、収納に際しての問題は更に顕在化する。
ホースを受けることはできるものの、その容積が限られ
しかもホースがこの容積に比べて長い場合では、ホース
をデッキ側に戻すときの取扱いに支障を来たす。そし
て、ゴム製のホースに代えて金属製の蛇腹管を用いる設
備では、その屈曲性がゴム製のものよりも劣ることか
ら、収納に際しての問題は更に顕在化する。
【0011】また、ゴム製でも金属製でも、シャワーを
浴びた後には水栓とシャワーヘッドとの間に湯が残った
ままでホースの中にこれが溜まっている状態なので、収
納するときの屈曲性も十分には保証されない。したがっ
て、収納のための空間が狭いという理由だけではなく、
ホースの屈曲を促すような収納ボックスの形状としてい
なければ、その収納機能の面での障害は免れ得ない。
浴びた後には水栓とシャワーヘッドとの間に湯が残った
ままでホースの中にこれが溜まっている状態なので、収
納するときの屈曲性も十分には保証されない。したがっ
て、収納のための空間が狭いという理由だけではなく、
ホースの屈曲を促すような収納ボックスの形状としてい
なければ、その収納機能の面での障害は免れ得ない。
【0012】このように、長いホースを使うシャワー設
備では、その収納のための空間を備えていても、ホース
の屈曲を十分に活かしきれないままで、使い勝手が悪い
という問題がある。
備では、その収納のための空間を備えていても、ホース
の屈曲を十分に活かしきれないままで、使い勝手が悪い
という問題がある。
【0013】本発明において解決すべき課題は、限られ
た収納空間しか持たない収納ケースであっても長いホー
スを速やかに収納できるホースの収納構造を提供するこ
とにある。
た収納空間しか持たない収納ケースであっても長いホー
スを速やかに収納できるホースの収納構造を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、基端を水栓具
に接続すると共に先端には吐水具を連結するホースをカ
ウンター等の取付け基板に開けた開口部に差し通し、前
記吐水具を前記取付け基板の上面または上方に位置させ
て使用可能な設備において、前記水栓具及び吐水具との
接続端を除いて前記ホースを落とし込み可能な収納ケー
スを備え、前記収納ケースは、前記取付け基板の開口部
の下に前記ホースの差し込み口を開けると共に少なくと
も前記差し込み口の下方の内周面を底部側の内周面に導
く滑動面としてなることを特徴とする。
に接続すると共に先端には吐水具を連結するホースをカ
ウンター等の取付け基板に開けた開口部に差し通し、前
記吐水具を前記取付け基板の上面または上方に位置させ
て使用可能な設備において、前記水栓具及び吐水具との
接続端を除いて前記ホースを落とし込み可能な収納ケー
スを備え、前記収納ケースは、前記取付け基板の開口部
の下に前記ホースの差し込み口を開けると共に少なくと
も前記差し込み口の下方の内周面を底部側の内周面に導
く滑動面としてなることを特徴とする。
【0015】このような構成において、収納ケースは、
その内周面の全てを内部に対して凹の曲面状の滑動面と
したものとしたり、水栓具側に臨む位置にはホースを差
し込んでその振れ回りの動きを許す大きさの開口を備え
たりしてもよく、縦断面形状がほぼ円形であってその軸
線方向の両端を外側に球面状に膨出した形状とすること
もできる。
その内周面の全てを内部に対して凹の曲面状の滑動面と
したものとしたり、水栓具側に臨む位置にはホースを差
し込んでその振れ回りの動きを許す大きさの開口を備え
たりしてもよく、縦断面形状がほぼ円形であってその軸
線方向の両端を外側に球面状に膨出した形状とすること
もできる。
【0016】更に、差し込み口にはホースの落下摺動に
よる反作用によって旋回してホースを収納ケースの内部
で振れ回す旋回ガイドを備える構成とすることもでき、
この場合、旋回ガイドは、上端を収納ケースの差し込み
口に回転自在に連接され且つホースを差し込み可能な導
入筒と、この導入筒に連ねてその平面形状を屈曲させ且
つその先端を導入筒に対して偏心させた偏心ガイドとを
備えたものとすることができる。
よる反作用によって旋回してホースを収納ケースの内部
で振れ回す旋回ガイドを備える構成とすることもでき、
この場合、旋回ガイドは、上端を収納ケースの差し込み
口に回転自在に連接され且つホースを差し込み可能な導
入筒と、この導入筒に連ねてその平面形状を屈曲させ且
つその先端を導入筒に対して偏心させた偏心ガイドとを
備えたものとすることができる。
【0017】また、収納ケースの内部に、ホースを引き
込む方向に付勢し且つこのホースの出し入れ方向の移動
を許す付勢手段を備える構成としてもよく、この場合、
付勢手段は、収納ケースの内部であって差し込み口から
離間した位置に基端を連結した引っ張りのコイルスプリ
ングと、このコイルスプリングの先端に設けられホース
を移動可能に外挿するガイド環とから構成することがで
きる。
込む方向に付勢し且つこのホースの出し入れ方向の移動
を許す付勢手段を備える構成としてもよく、この場合、
付勢手段は、収納ケースの内部であって差し込み口から
離間した位置に基端を連結した引っ張りのコイルスプリ
ングと、このコイルスプリングの先端に設けられホース
を移動可能に外挿するガイド環とから構成することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のホース収納構造の基本概
念は図1に示す通りであり、たとえば浴室のデッキや洗
面化粧台におけるカウンターに相当する基板51の下に
収納ケース52を据え付け、この収納ケース52の中に
ホース53をその自重によって落とし込んで収納するよ
うにしたものである。
念は図1に示す通りであり、たとえば浴室のデッキや洗
面化粧台におけるカウンターに相当する基板51の下に
収納ケース52を据え付け、この収納ケース52の中に
ホース53をその自重によって落とし込んで収納するよ
うにしたものである。
【0019】基板51にはホース53を接続したシャワ
ーヘッド54を受けるためのホルダ55を設け、このホ
ルダ55の下方に収納ケース52を位置させると共に、
ホルダ55の真下にホース53を通す差し込み口52a
を開け、更にその右側にはホース53を水栓(図示せ
ず)側に接続するために外部に引き出すための開口52
bを設ける。開口2bから引き出したホース53の先端
は水栓に連結されて固定端となり、シャワーヘッド54
を引き上げるとホース53はこれに従って差し込み口5
2aから繰り出され、シャワーヘッド54をホルダ55
に戻すときにはホース53はその自重によって収納ケー
ス52の中に落ち込んでいき、自身の曲げ変形によって
折り畳まれながら収納される。
ーヘッド54を受けるためのホルダ55を設け、このホ
ルダ55の下方に収納ケース52を位置させると共に、
ホルダ55の真下にホース53を通す差し込み口52a
を開け、更にその右側にはホース53を水栓(図示せ
ず)側に接続するために外部に引き出すための開口52
bを設ける。開口2bから引き出したホース53の先端
は水栓に連結されて固定端となり、シャワーヘッド54
を引き上げるとホース53はこれに従って差し込み口5
2aから繰り出され、シャワーヘッド54をホルダ55
に戻すときにはホース53はその自重によって収納ケー
ス52の中に落ち込んでいき、自身の曲げ変形によって
折り畳まれながら収納される。
【0020】このようなホース53の収納ケース52へ
の収納に際して、ホース53が曲がって折り畳まれるの
は、このホース53が収納ケース52の内壁に当たって
その動きを拘束される結果であり、その曲がりの変形は
様相は収納ケースの52の内壁が作る空間の大きさ及び
内壁形状と差し込み口52aの位置とによって支配され
るといってもよい。また、ホース53と収納ケース52
の内壁との間の摩擦の大きさも重要な因子であり、ホー
ス53の動きの自由度が高くしてホース53の突っ張り
による動きの鈍化を防ぐには、摩擦が小さいほうが好ま
しい。
の収納に際して、ホース53が曲がって折り畳まれるの
は、このホース53が収納ケース52の内壁に当たって
その動きを拘束される結果であり、その曲がりの変形は
様相は収納ケースの52の内壁が作る空間の大きさ及び
内壁形状と差し込み口52aの位置とによって支配され
るといってもよい。また、ホース53と収納ケース52
の内壁との間の摩擦の大きさも重要な因子であり、ホー
ス53の動きの自由度が高くしてホース53の突っ張り
による動きの鈍化を防ぐには、摩擦が小さいほうが好ま
しい。
【0021】たとえば、図2の例は収納ケース52の高
さ寸法を大きくする共に、差し込み口52aを収納ケー
ス52の左側壁に近くなるように偏らせて位置させたも
のである。このような高さ方向の嵩が大きい収納ケース
52であれば、ホース53を引き上げたときには、差し
込み口52aから収納ケース52の底部までのホース5
3も縦方向に長くなる。このため、収納ケース52の中
に位置しているホース53は差し込み口52aと底面と
による拘束点どうしの距離が長くなり、ホース53は撓
みやすい状態に維持される。したがって、ホース53を
落とし込んでいくと、ホース53は収納ケース52の底
面に被さるように撓んでいき、図中の破線で示すように
収納ケース52の左側壁に当たってから図1に示すよう
に折れ曲がるように変形する。
さ寸法を大きくする共に、差し込み口52aを収納ケー
ス52の左側壁に近くなるように偏らせて位置させたも
のである。このような高さ方向の嵩が大きい収納ケース
52であれば、ホース53を引き上げたときには、差し
込み口52aから収納ケース52の底部までのホース5
3も縦方向に長くなる。このため、収納ケース52の中
に位置しているホース53は差し込み口52aと底面と
による拘束点どうしの距離が長くなり、ホース53は撓
みやすい状態に維持される。したがって、ホース53を
落とし込んでいくと、ホース53は収納ケース52の底
面に被さるように撓んでいき、図中の破線で示すように
収納ケース52の左側壁に当たってから図1に示すよう
に折れ曲がるように変形する。
【0022】このように、収納ケース52の高さ方向の
寸法が十分であれば、ホース52を引き上げたときには
収納ケース52の中でのホース53の変形が速やかに行
われるので、ホース53の収納にはさほど困難さは伴わ
ない。
寸法が十分であれば、ホース52を引き上げたときには
収納ケース52の中でのホース53の変形が速やかに行
われるので、ホース53の収納にはさほど困難さは伴わ
ない。
【0023】これに対し、図3に示すように、収納ケー
ス52の高さ寸法が小さい場合や、収納ケース52の高
さの割にはホース53の外径が大きくて曲げ変形し難い
ような条件では、ホース53を引き上げた後にこれを収
納する場合にはホース53の突っ張りが収納の邪魔にな
る。すなわち、ホース53を大きく繰り出すと、図中の
破線で示すように収納ケース52の底面から離れて斜め
に立ち上がった状態となり、収納するときになると、差
し込み口52aの真下でホース53がほぼ直角に折れ曲
がる。この場合、ホース53は収納ケース52の底面と
差し込み口52aとが拘束点となり、これらの拘束点の
間の距離がホース53の撓みを許す限界よりも短いと、
ホース53は図示の縦方向に突っ張ったままの状態に陥
りやすい。このため、ホース53は図2で説明したよう
に、収納ケース52の側壁側に膨らむように変形でき
ず、ホース53を無理やり押し込むようにしないとその
収納ができない。
ス52の高さ寸法が小さい場合や、収納ケース52の高
さの割にはホース53の外径が大きくて曲げ変形し難い
ような条件では、ホース53を引き上げた後にこれを収
納する場合にはホース53の突っ張りが収納の邪魔にな
る。すなわち、ホース53を大きく繰り出すと、図中の
破線で示すように収納ケース52の底面から離れて斜め
に立ち上がった状態となり、収納するときになると、差
し込み口52aの真下でホース53がほぼ直角に折れ曲
がる。この場合、ホース53は収納ケース52の底面と
差し込み口52aとが拘束点となり、これらの拘束点の
間の距離がホース53の撓みを許す限界よりも短いと、
ホース53は図示の縦方向に突っ張ったままの状態に陥
りやすい。このため、ホース53は図2で説明したよう
に、収納ケース52の側壁側に膨らむように変形でき
ず、ホース53を無理やり押し込むようにしないとその
収納ができない。
【0024】このように、収納ケース52の高さ方向の
嵩が小さいものでは、ホース53の収納に支障をきたす
ことになるが、本発明ではホース53を引き出した状態
から確実に収納ケース52に落とし込めるようにするた
め、図4に示す基本概念を導入する。
嵩が小さいものでは、ホース53の収納に支障をきたす
ことになるが、本発明ではホース53を引き出した状態
から確実に収納ケース52に落とし込めるようにするた
め、図4に示す基本概念を導入する。
【0025】図4の(a)に示すように、収納ケース5
2の差し込み口52aは側壁52cに沿う位置に設け、
ホース53がこの側壁52cに接触しながら落とし込ま
れるようにする。そして、ホース53の滑り落ちを促す
と同時に収納ケース52の中央側にホース53が移動し
ていくように、側壁52cはその下端側が収納ケース5
2の中央側に向けて傾けた傾斜面とする。
2の差し込み口52aは側壁52cに沿う位置に設け、
ホース53がこの側壁52cに接触しながら落とし込ま
れるようにする。そして、ホース53の滑り落ちを促す
と同時に収納ケース52の中央側にホース53が移動し
ていくように、側壁52cはその下端側が収納ケース5
2の中央側に向けて傾けた傾斜面とする。
【0026】また、図4の(b)では、側壁52cをの
下端部であって差し込み口52aの真下に位置する部分
だけを曲面状として収納ケース52の底部側に連ねさせ
た形状としたものである。
下端部であって差し込み口52aの真下に位置する部分
だけを曲面状として収納ケース52の底部側に連ねさせ
た形状としたものである。
【0027】このように、差し込み口52aを側壁52
cに沿ように位置させると共に側壁52cをすり鉢状に
傾斜または曲面状とすることによって、ホース53が突
っ張る前に収納ケース52の底部側に導き入れるように
することができ、ホース53の突っ張りによる収納不良
を解消することができる。
cに沿ように位置させると共に側壁52cをすり鉢状に
傾斜または曲面状とすることによって、ホース53が突
っ張る前に収納ケース52の底部側に導き入れるように
することができ、ホース53の突っ張りによる収納不良
を解消することができる。
【0028】以上のことから、収納ケース53は、少な
くとも差し込み口52aと側壁52cとの関係を考慮す
ると同時にこの側壁52cの傾斜または曲面という条件
を満たせばよく、これに基づいて収納ケース53の形状
を決定する。
くとも差し込み口52aと側壁52cとの関係を考慮す
ると同時にこの側壁52cの傾斜または曲面という条件
を満たせばよく、これに基づいて収納ケース53の形状
を決定する。
【0029】この収納ケース53の形状について、もう
一つ重要な条件はその内壁のどの部分にも角部がなくて
全て曲面で覆われ、しかもホース53が接触したときに
内壁に沿って滑りやすくするということである。
一つ重要な条件はその内壁のどの部分にも角部がなくて
全て曲面で覆われ、しかもホース53が接触したときに
内壁に沿って滑りやすくするということである。
【0030】すなわち、図5の(a)に示すように、収
納ケース53の周壁の一部にほぼ直角に曲がる角部があ
った場合に、ホース53を収納するときにこの角部にホ
ース53が当たって折れ曲がる状態となると、ホース5
3はこれを収納しようとする外力及び自重によって角部
を押すことになる。このため、ホース53はそれ自身の
弾性反力によっても角部を押してしまい、角部による拘
束力が大きくなってこれから抜け出ることができない。
納ケース53の周壁の一部にほぼ直角に曲がる角部があ
った場合に、ホース53を収納するときにこの角部にホ
ース53が当たって折れ曲がる状態となると、ホース5
3はこれを収納しようとする外力及び自重によって角部
を押すことになる。このため、ホース53はそれ自身の
弾性反力によっても角部を押してしまい、角部による拘
束力が大きくなってこれから抜け出ることができない。
【0031】これに対して、同図の(b)に示すよう
に、角部を曲面状としておけば、ホース53が接触して
も図中の矢印で示す方向への振れ回りの自由度を持たせ
ることができる。したがって、ホース53の収納の際に
は角部に拘束されることなく速やかに落とし込むことが
できるようになる。
に、角部を曲面状としておけば、ホース53が接触して
も図中の矢印で示す方向への振れ回りの自由度を持たせ
ることができる。したがって、ホース53の収納の際に
は角部に拘束されることなく速やかに落とし込むことが
できるようになる。
【0032】また、ホース53が収納ケース52の内壁
に接触したときに滑りやすくするため、内壁には段差や
凹凸等が一切ないものが好ましい。このような収納ケー
ス52は、たとえば摩擦係数が小さい表面性状を持つ合
成樹脂を素材としてたブロー成形法によって製作したも
のが好適に採用できる。
に接触したときに滑りやすくするため、内壁には段差や
凹凸等が一切ないものが好ましい。このような収納ケー
ス52は、たとえば摩擦係数が小さい表面性状を持つ合
成樹脂を素材としてたブロー成形法によって製作したも
のが好適に採用できる。
【0033】このように、ホース53の収納について
は、収納ケース52の内周形状や差し込み口52aの位
置等が重要であるが、その他にも収納ホース52の中で
ホース53を振れ回す機構としたり、収納方向にホース
53を強制的に引き付ける機構等を採用することがで
き、これらについては実施例の項で説明する。
は、収納ケース52の内周形状や差し込み口52aの位
置等が重要であるが、その他にも収納ホース52の中で
ホース53を振れ回す機構としたり、収納方向にホース
53を強制的に引き付ける機構等を採用することがで
き、これらについては実施例の項で説明する。
【0034】
【実施例】図6は本発明のホースの収納構造を備えた浴
室の概略図である。
室の概略図である。
【0035】図において、浴槽Aの側部から壁に沿って
コンソールBが設置され、このコンソールBの上面には
デッキ1を固定している。コンソールBの内部には、後
述するように湯水混合栓を収納してデッキ1の上面にそ
の操作ハンドル2a,2bを配置し、更にホース3によ
って湯水混合栓に接続したシャワーヘッド4をデッキ1
の上または壁に固定したホルダ4aに掛けて使えるよう
にしている。
コンソールBが設置され、このコンソールBの上面には
デッキ1を固定している。コンソールBの内部には、後
述するように湯水混合栓を収納してデッキ1の上面にそ
の操作ハンドル2a,2bを配置し、更にホース3によ
って湯水混合栓に接続したシャワーヘッド4をデッキ1
の上または壁に固定したホルダ4aに掛けて使えるよう
にしている。
【0036】なお、本発明においては、ホース3は通常
のゴム製のものだけでなく、内部にゴム製のチューブを
内挿して外部には薄肉の金属を素材として表面を凹凸状
とした蛇腹管を組み合わせたものいのいずれでもよい。
のゴム製のものだけでなく、内部にゴム製のチューブを
内挿して外部には薄肉の金属を素材として表面を凹凸状
とした蛇腹管を組み合わせたものいのいずれでもよい。
【0037】図7はコンソールBの内部構造を示す正面
縦断面図、図8はシャワーヘッド4をホルダ4aに掛け
たときの右側面縦断面図、図9は要部の概略平面図であ
る。
縦断面図、図8はシャワーヘッド4をホルダ4aに掛け
たときの右側面縦断面図、図9は要部の概略平面図であ
る。
【0038】コンソールBの内部には、左右方向に段差
を持たせた仕切り板1aを配置し、デッキ1を利用して
固定した湯水混合水栓2を収納する部分をコンソールB
の高さ方向の全体を開放し、その左側部分は仕切り板1
aによって上下に分割されている。
を持たせた仕切り板1aを配置し、デッキ1を利用して
固定した湯水混合水栓2を収納する部分をコンソールB
の高さ方向の全体を開放し、その左側部分は仕切り板1
aによって上下に分割されている。
【0039】デッキ1の左端にはシャワーヘッド4を起
立させた姿勢に着脱自在とした中空状のスタンド5を配
置すると共に、デッキ1を貫通してこのスタンド5にネ
ジ接合によって連結されるスリーブ6をホース3の差し
込み口として備える。そして、仕切り板1aの上にはス
リーブ6を一体に固定した収納ケース7が設置され、こ
の収納ケース7はスタンド5とスリーブ6とを介してデ
ッキ1に対して固定されている。
立させた姿勢に着脱自在とした中空状のスタンド5を配
置すると共に、デッキ1を貫通してこのスタンド5にネ
ジ接合によって連結されるスリーブ6をホース3の差し
込み口として備える。そして、仕切り板1aの上にはス
リーブ6を一体に固定した収納ケース7が設置され、こ
の収納ケース7はスタンド5とスリーブ6とを介してデ
ッキ1に対して固定されている。
【0040】収納ケース7は、図1から図5において既
に説明したように、ホース3を滑らせて速やかに収納す
るために必要な条件を満たすものであり、ホース3の差
し込み位置や内周壁の形状にによって長いホース3であ
っても速やかにその収納を可能としたものである。
に説明したように、ホース3を滑らせて速やかに収納す
るために必要な条件を満たすものであり、ホース3の差
し込み位置や内周壁の形状にによって長いホース3であ
っても速やかにその収納を可能としたものである。
【0041】すなわち、収納ケース7はコンソールBの
奥行きのほぼ全体を占める程度の平面形状を持つと共に
高さをほぼ200mm程度とした扁平な容器であって、
その内周面の摩擦係数を小さくするために合成樹脂によ
って成形されたものである。そして、スリーブ6を差し
込んだ部分を除けば、図7に示されるように左右両端部
の角部は全て曲面状に形成され、図8に示すように奥行
き方向の両端の角部も同様に曲面状であり、更に図9に
示すように平面形状においても4ヵ所の角部は全て曲面
状である。また、図7及び図8から判るように、スリー
ブ6の真下に左奥の下面の曲面部が位置していて、スリ
ーブ6から差し込まれたホース3は収納ケース7の右側
から前側までの範囲にガイドされるように滑っていくこ
とを可能としている。
奥行きのほぼ全体を占める程度の平面形状を持つと共に
高さをほぼ200mm程度とした扁平な容器であって、
その内周面の摩擦係数を小さくするために合成樹脂によ
って成形されたものである。そして、スリーブ6を差し
込んだ部分を除けば、図7に示されるように左右両端部
の角部は全て曲面状に形成され、図8に示すように奥行
き方向の両端の角部も同様に曲面状であり、更に図9に
示すように平面形状においても4ヵ所の角部は全て曲面
状である。また、図7及び図8から判るように、スリー
ブ6の真下に左奥の下面の曲面部が位置していて、スリ
ーブ6から差し込まれたホース3は収納ケース7の右側
から前側までの範囲にガイドされるように滑っていくこ
とを可能としている。
【0042】一方、図7に示すように、ホース3の一端
は収納ケース7から出して湯水混合水栓2に接続され、
ホース3はこの接続端のみが固定状態にある。そして、
ホース3を収納ケース7の中に通すため、その端部であ
って上下を曲面部によって挟まれた位置に差し込み用の
開口7aを設ける。この開口7aは図9に示すように奥
行き方向を長くした細長い長円状の開口断面を持ち、湯
水混合水栓2側に向けて少し突き出したガイドリブ7b
を一体に形成したものである。
は収納ケース7から出して湯水混合水栓2に接続され、
ホース3はこの接続端のみが固定状態にある。そして、
ホース3を収納ケース7の中に通すため、その端部であ
って上下を曲面部によって挟まれた位置に差し込み用の
開口7aを設ける。この開口7aは図9に示すように奥
行き方向を長くした細長い長円状の開口断面を持ち、湯
水混合水栓2側に向けて少し突き出したガイドリブ7b
を一体に形成したものである。
【0043】以上の構成において、図7に示すようスタ
ンド5にシャワーヘッド4の基端を差し込んでおけば、
デッキ1の前に人が座ったときには従来の壁固定式の湯
水混合栓と同様に使うことができる。そして、ハンガー
4aにシャワーヘッド4を掛けたり人が立ち上がってシ
ャワーヘッド4を手で握ってし使うときには、シャワー
ヘッド4をホース3と共に引き上げればよい。
ンド5にシャワーヘッド4の基端を差し込んでおけば、
デッキ1の前に人が座ったときには従来の壁固定式の湯
水混合栓と同様に使うことができる。そして、ハンガー
4aにシャワーヘッド4を掛けたり人が立ち上がってシ
ャワーヘッド4を手で握ってし使うときには、シャワー
ヘッド4をホース3と共に引き上げればよい。
【0044】ホース3は、たとえば図7や図9に示すよ
うに、収納ケース3の中で何回か巻かれた状態であって
その重なり方向も上下であったり幅方向であったりして
不特定な収納の態様をとる。これに対し、収納ケース7
には図5の(a)に示したような角部が全くないので、
ホース3をスリーブ6から引き上げる際でも、ホース3
は収納ケース7の内周壁に接触して滑りながら速やかに
動き回ることができ、ホース3が扁平な収納ケース7の
中で巻き取られた状態になっていても、ホース3に対す
る抵抗を少なくした操作が可能となる。
うに、収納ケース3の中で何回か巻かれた状態であって
その重なり方向も上下であったり幅方向であったりして
不特定な収納の態様をとる。これに対し、収納ケース7
には図5の(a)に示したような角部が全くないので、
ホース3をスリーブ6から引き上げる際でも、ホース3
は収納ケース7の内周壁に接触して滑りながら速やかに
動き回ることができ、ホース3が扁平な収納ケース7の
中で巻き取られた状態になっていても、ホース3に対す
る抵抗を少なくした操作が可能となる。
【0045】また、引き出したホース3を収納するとき
には、図7及び図8に明らかに示されているように、差
し込み口であるスリーブ6の真下に収納ケース7の曲面
部が位置しているので、ホース3をその自重を利用して
降ろしていけば、この曲面部に案内されて速やかに収納
ケース7の中央側にホース3を順次導くことができる。
そして、ホース3が収納されていくときのどの時期にお
いても、ホース3は収納ケース7の四方の全てが曲面状
であることから、この部分にホース3の折れ曲がった部
分が当たっても直ぐに滑って姿勢を変えていき、スリー
ブ6からの差し込みに対してホース3自身が突っ張って
抵抗を及ぼすことがない。
には、図7及び図8に明らかに示されているように、差
し込み口であるスリーブ6の真下に収納ケース7の曲面
部が位置しているので、ホース3をその自重を利用して
降ろしていけば、この曲面部に案内されて速やかに収納
ケース7の中央側にホース3を順次導くことができる。
そして、ホース3が収納されていくときのどの時期にお
いても、ホース3は収納ケース7の四方の全てが曲面状
であることから、この部分にホース3の折れ曲がった部
分が当たっても直ぐに滑って姿勢を変えていき、スリー
ブ6からの差し込みに対してホース3自身が突っ張って
抵抗を及ぼすことがない。
【0046】更に、差し込まれるホース3が次々に収納
ケース3の中に入り込んでくると、ホース3は収納ケー
ス7の内周壁の曲面部分や上下の平坦面部分に対して接
触と滑りとを繰り返し、ホース3は複雑な動きをする。
そして、このホース3の動きはスリーブ6側では拘束さ
れているため、激しく振れ回ることはなく、殆ど固定端
といってもよい。これに対して、もしも湯水混合水栓2
側へホース3が抜け出る開口7aがスリーブ6程度に小
さくてこれを拘束するのであれば、ホース3は収納ケー
ス7によって2点が拘束されてしまうことになる。この
ような状況では、収納ケース7の内周面を滑ってホース
3が自在に位置や姿勢を変えられるとはいっても、これ
らの2点の拘束によってホース3の自由度を減らしてし
まうことは十分に予測できる。
ケース3の中に入り込んでくると、ホース3は収納ケー
ス7の内周壁の曲面部分や上下の平坦面部分に対して接
触と滑りとを繰り返し、ホース3は複雑な動きをする。
そして、このホース3の動きはスリーブ6側では拘束さ
れているため、激しく振れ回ることはなく、殆ど固定端
といってもよい。これに対して、もしも湯水混合水栓2
側へホース3が抜け出る開口7aがスリーブ6程度に小
さくてこれを拘束するのであれば、ホース3は収納ケー
ス7によって2点が拘束されてしまうことになる。この
ような状況では、収納ケース7の内周面を滑ってホース
3が自在に位置や姿勢を変えられるとはいっても、これ
らの2点の拘束によってホース3の自由度を減らしてし
まうことは十分に予測できる。
【0047】このようなホース3の自由度に対する拘束
を無くすため、湯水混合水栓2側にホース3を抜き出す
開口7aを収納ケース7の奥行き方向に細長く開けるこ
とが有効な一つの手段である。すなわち、ホース3を収
納していく過程で収納ケース7の中で突っ張り現象によ
ってその動きが拘束されてしまう以前に、ホース3はそ
れ自身が持つ弾性によって外力が作用しない無負荷の姿
勢に戻ろうとする。そして、このようなホース33の振
る舞いを利用すれば、開口7aを長くしておいてその一
端側を自由端とすることでホース3は無負荷の姿勢を自
然にとれるようになり、ホース3の収納が更に速やかに
行えることになる。
を無くすため、湯水混合水栓2側にホース3を抜き出す
開口7aを収納ケース7の奥行き方向に細長く開けるこ
とが有効な一つの手段である。すなわち、ホース3を収
納していく過程で収納ケース7の中で突っ張り現象によ
ってその動きが拘束されてしまう以前に、ホース3はそ
れ自身が持つ弾性によって外力が作用しない無負荷の姿
勢に戻ろうとする。そして、このようなホース33の振
る舞いを利用すれば、開口7aを長くしておいてその一
端側を自由端とすることでホース3は無負荷の姿勢を自
然にとれるようになり、ホース3の収納が更に速やかに
行えることになる。
【0048】なお、図示の例では、収納ケース7の上面
及び下面はそれぞれの外周縁の曲面部分を除いて平坦面
として形成されているので、もしも巻かれた状態にある
ホース3が立ち上がった姿勢となってこれらの平坦面に
突き当たると突っ張りを生じる可能性は無視できない。
しかしながら、開口7aを長くしてホース3の一端側を
常に自由端としておくことで、無負荷の姿勢へのホース
3の変位によってこのような突っ張りも同様に解消され
得る。
及び下面はそれぞれの外周縁の曲面部分を除いて平坦面
として形成されているので、もしも巻かれた状態にある
ホース3が立ち上がった姿勢となってこれらの平坦面に
突き当たると突っ張りを生じる可能性は無視できない。
しかしながら、開口7aを長くしてホース3の一端側を
常に自由端としておくことで、無負荷の姿勢へのホース
3の変位によってこのような突っ張りも同様に解消され
得る。
【0049】収納ケース7は図7から図9に示した形状
のものに代えて、図10から図12に示すような構造の
ものとしてもよく、これらは先の例と同様に内周面の摩
擦係数が小さい合成樹脂を素材として成形されたもので
ある。
のものに代えて、図10から図12に示すような構造の
ものとしてもよく、これらは先の例と同様に内周面の摩
擦係数が小さい合成樹脂を素材として成形されたもので
ある。
【0050】図10に示す収納ケース8は、合成樹脂を
ブロー成形によって半円弧状の断面を持つ2個のブロッ
ク8a,8bをそれぞれ溶着によって一体に接合したも
のである。これらのブロック8a,8bのうち、一方の
ブロック8aの肉厚に対して他方のブロック8bを少し
薄肉としておき、同図(b)の一点鎖線で示すように互
いに積層できるような形状関係とすることが好ましい。
このようにすることで、工場で在庫管理するときには、
2枚のブロック8a,8bをスタック方式で保管するこ
とができ、同図(a)の組立て品と比べるとその嵩が格
段に小さくなり、管理及び取扱いが容易になる。また、
肉厚のブロック8aの左右両端に取付け用のフランジ8
eを一体に設けるようにしてもよい。
ブロー成形によって半円弧状の断面を持つ2個のブロッ
ク8a,8bをそれぞれ溶着によって一体に接合したも
のである。これらのブロック8a,8bのうち、一方の
ブロック8aの肉厚に対して他方のブロック8bを少し
薄肉としておき、同図(b)の一点鎖線で示すように互
いに積層できるような形状関係とすることが好ましい。
このようにすることで、工場で在庫管理するときには、
2枚のブロック8a,8bをスタック方式で保管するこ
とができ、同図(a)の組立て品と比べるとその嵩が格
段に小さくなり、管理及び取扱いが容易になる。また、
肉厚のブロック8aの左右両端に取付け用のフランジ8
eを一体に設けるようにしてもよい。
【0051】ブロック8a,8bを一体化した収納ケー
ス8は、その上端部にホースの差し込み口8c及び湯水
混合栓側にホースを引き出す開口8dを設けるほか、好
ましくは図11に示すように下端部にドレン孔8fを備
えるものとする。そして、差し込み口8c及び開口8d
は筒状に外に伸ばしたものとし、図11に示すようにそ
の上端部が外側に広がるような形状とすることによっ
て、ホースの振れ回の自由度を大きくする。
ス8は、その上端部にホースの差し込み口8c及び湯水
混合栓側にホースを引き出す開口8dを設けるほか、好
ましくは図11に示すように下端部にドレン孔8fを備
えるものとする。そして、差し込み口8c及び開口8d
は筒状に外に伸ばしたものとし、図11に示すようにそ
の上端部が外側に広がるような形状とすることによっ
て、ホースの振れ回の自由度を大きくする。
【0052】このような収納ケース8では、その長手方
向の全ての位置での内周壁の形状が円形であってしかも
両端部も球形状に膨らんだ形状なので、ホースを収納す
るときにはその内周壁を軽快に滑りながら位置や姿勢を
変えることができ、突っ張りを生じることなくホースの
収納が可能である。
向の全ての位置での内周壁の形状が円形であってしかも
両端部も球形状に膨らんだ形状なので、ホースを収納す
るときにはその内周壁を軽快に滑りながら位置や姿勢を
変えることができ、突っ張りを生じることなくホースの
収納が可能である。
【0053】更に、図12の例は図6で示したコンソー
ルBのデッキ1の前面に設けるフロントパネル1bの背
面と共にホースの収納空間を形成するようにした収納ケ
ース9の例である。
ルBのデッキ1の前面に設けるフロントパネル1bの背
面と共にホースの収納空間を形成するようにした収納ケ
ース9の例である。
【0054】この例では、収納ケース9は中空状ではな
いので、たとえば真空成形法によって合成樹脂を素材と
して形成することができ、フロントパネル1bに固定す
るフランジ9aを一端面側に形成して一方に膨らませた
形状としたものである。そして、収納ケース9の内周壁
の形状及び差し込み口9bの位置関係等は先に述べた条
件を満たすものであり、湯水混合水栓側にホースを引き
出す開口9cは縦方向に細長く切開されている。
いので、たとえば真空成形法によって合成樹脂を素材と
して形成することができ、フロントパネル1bに固定す
るフランジ9aを一端面側に形成して一方に膨らませた
形状としたものである。そして、収納ケース9の内周壁
の形状及び差し込み口9bの位置関係等は先に述べた条
件を満たすものであり、湯水混合水栓側にホースを引き
出す開口9cは縦方向に細長く切開されている。
【0055】このようなフロントパネル1bの裏面に固
定する収納ケース9では、収納ケース9には所定の曲面
形状を持たせることができるものの、フロントパネル1
bの裏面は平坦面のままであり、ホースの収納の際の突
っ張りが発生する可能性は無視できない。しかしなが
ら、図7から図9の例でも説明したように、ホースの一
端側を細長い開口9cに通して自由端とすることによっ
て、フロントパネル1bと収納ケース9との間の空間の
ホースの振れ回りを促すことができ、突っ張りを解消し
て速やかなホースの収納が可能である。
定する収納ケース9では、収納ケース9には所定の曲面
形状を持たせることができるものの、フロントパネル1
bの裏面は平坦面のままであり、ホースの収納の際の突
っ張りが発生する可能性は無視できない。しかしなが
ら、図7から図9の例でも説明したように、ホースの一
端側を細長い開口9cに通して自由端とすることによっ
て、フロントパネル1bと収納ケース9との間の空間の
ホースの振れ回りを促すことができ、突っ張りを解消し
て速やかなホースの収納が可能である。
【0056】以上の各例では、いずれも収納ケースの内
部形状及び差し込み口の位置の適正化によってホースの
収納を円滑にするというものであった。このような方式
に代えて、ホースを収納ケースに落としこむときのホー
ス自身の動きを利用して動的に旋回させて収納したり、
機械的に引っ張りこむような収納も可能であり、その例
を図13以降に示す。
部形状及び差し込み口の位置の適正化によってホースの
収納を円滑にするというものであった。このような方式
に代えて、ホースを収納ケースに落としこむときのホー
ス自身の動きを利用して動的に旋回させて収納したり、
機械的に引っ張りこむような収納も可能であり、その例
を図13以降に示す。
【0057】図13の例は図7から図9で示したものと
ほぼ同様の形状であって差し込み口の位置だけを変えた
収納ケース10へホース3を旋回させながら落とし込む
構成としたものである。
ほぼ同様の形状であって差し込み口の位置だけを変えた
収納ケース10へホース3を旋回させながら落とし込む
構成としたものである。
【0058】収納ケース10はその中央部がスタンド5
の下に位置するように組み込まれ、差し込み口として備
えたスリーブ6の下端には旋回ガイド11をスリーブ6
の軸線回りに回転自在に取り付けている。
の下に位置するように組み込まれ、差し込み口として備
えたスリーブ6の下端には旋回ガイド11をスリーブ6
の軸線回りに回転自在に取り付けている。
【0059】旋回ガイド11は、図14の(a)に示す
ように、上端部にフランジ11aを形成してホース3を
緩く差し込み可能な内径を持つ導入筒11bを備えると
共に、この導入筒11bから斜め下を指向して緩やかに
蛇行した偏心ガイド11cを形成したものである。この
偏心ガイド11cは、上半分を開放した断面形状を持
ち、その下端の放出端の芯と導入筒11bの間の芯を偏
心量eとして偏心させている。そして、同図の(b)に
示すように、フランジ11aをスリーブ6の下端にネジ
接合する袋ナット6aによって緩く保持したものとし、
フランジ11aをこの袋ナット6aの内部で回転自在と
する。
ように、上端部にフランジ11aを形成してホース3を
緩く差し込み可能な内径を持つ導入筒11bを備えると
共に、この導入筒11bから斜め下を指向して緩やかに
蛇行した偏心ガイド11cを形成したものである。この
偏心ガイド11cは、上半分を開放した断面形状を持
ち、その下端の放出端の芯と導入筒11bの間の芯を偏
心量eとして偏心させている。そして、同図の(b)に
示すように、フランジ11aをスリーブ6の下端にネジ
接合する袋ナット6aによって緩く保持したものとし、
フランジ11aをこの袋ナット6aの内部で回転自在と
する。
【0060】このような旋回ガイド11を備えると、上
に引き抜いたホース3を収納ケース10に落とし込むと
きには、ホース3は導入筒11aを抜けた後に偏心ガイ
ド11cを滑り落ちていく。このようなホース3の動き
に対し、旋回ガイド11cは導入筒11aに対して偏心
していてしかも平面形状が緩やかに「く」の字状に屈曲
していることから、ホース3が摺動していくときにはこ
の曲がりによって屈曲方向すなわち同図の(a)におい
て矢印方向に反作用力によって回転させられる。したが
って、ホース3はスリーブ6からそのまま真っ直ぐに下
降するのではなく、自身の落下による旋回ガイド11に
対する作用力によって、導入筒11a周りに振り回され
ることになる。
に引き抜いたホース3を収納ケース10に落とし込むと
きには、ホース3は導入筒11aを抜けた後に偏心ガイ
ド11cを滑り落ちていく。このようなホース3の動き
に対し、旋回ガイド11cは導入筒11aに対して偏心
していてしかも平面形状が緩やかに「く」の字状に屈曲
していることから、ホース3が摺動していくときにはこ
の曲がりによって屈曲方向すなわち同図の(a)におい
て矢印方向に反作用力によって回転させられる。したが
って、ホース3はスリーブ6からそのまま真っ直ぐに下
降するのではなく、自身の落下による旋回ガイド11に
対する作用力によって、導入筒11a周りに振り回され
ることになる。
【0061】ホース3をこのように振り回せば、そのま
ま輪のようになって収納ケース10の底面に積もってい
くようになる。したがって、先の例では、差し込み口を
収納ケースの側壁の近くであって曲面状となっている部
分に設けなくてはならないという制約があったのに対し
て、旋回ガイド11を備えるようにすれば、スリーブ6
の位置が周壁に近くない部分であれば自由に変更するこ
とができる。このため、コンソールBの内部の仕様が様
々であったりやスタンド5の位置が変更されたりして
も、据え付けに対応できるようになる。
ま輪のようになって収納ケース10の底面に積もってい
くようになる。したがって、先の例では、差し込み口を
収納ケースの側壁の近くであって曲面状となっている部
分に設けなくてはならないという制約があったのに対し
て、旋回ガイド11を備えるようにすれば、スリーブ6
の位置が周壁に近くない部分であれば自由に変更するこ
とができる。このため、コンソールBの内部の仕様が様
々であったりやスタンド5の位置が変更されたりして
も、据え付けに対応できるようになる。
【0062】また、収納ケース10は図7から図9に示
したものと同様の内周の形状を持つので、ホース3の突
っ張りが防止されると共に、開口10aも細長い形状と
することによってホース3の一端側を常に自由端とする
ことによって、ホース3の突っ張りの発生を更に一層効
果的に阻止することができる。
したものと同様の内周の形状を持つので、ホース3の突
っ張りが防止されると共に、開口10aも細長い形状と
することによってホース3の一端側を常に自由端とする
ことによって、ホース3の突っ張りの発生を更に一層効
果的に阻止することができる。
【0063】図15の例は、ホース3を収納する初期の
段階で収納ケースの底部の角部分で突っ張らないように
スプリングで強制的に引き込む構成としものである。
段階で収納ケースの底部の角部分で突っ張らないように
スプリングで強制的に引き込む構成としものである。
【0064】収納ケース12はたとえば図10で示した
ような全断面が円形の形状としたものが利用でき、その
軸線方向の両端は必ずしも球面状とする必要はない。ま
た、差し込み口12a及び湯水混合水栓側にホースを抜
き出す開口12bも図10の例と同様の配置である。
ような全断面が円形の形状としたものが利用でき、その
軸線方向の両端は必ずしも球面状とする必要はない。ま
た、差し込み口12a及び湯水混合水栓側にホースを抜
き出す開口12bも図10の例と同様の配置である。
【0065】収納ケース12の内部には、差し込み口1
2aから離れた側の端面に基端を固定した引っ張りのコ
イルスプリング13を設け、このコイルスプリング13
の先端にはホース3が自由に動ける内径としたガイド環
13aを首振り動作可能に取り付ける。このコイルスプ
リング13は、ホース3が収納ケース12に収まってい
る状態のときには、同図の(a)に示す程度に収縮して
ガイド環13aによって保持されている部分のホース3
を差し込み口か12aから引き離してホース3の位置を
拘束する。
2aから離れた側の端面に基端を固定した引っ張りのコ
イルスプリング13を設け、このコイルスプリング13
の先端にはホース3が自由に動ける内径としたガイド環
13aを首振り動作可能に取り付ける。このコイルスプ
リング13は、ホース3が収納ケース12に収まってい
る状態のときには、同図の(a)に示す程度に収縮して
ガイド環13aによって保持されている部分のホース3
を差し込み口か12aから引き離してホース3の位置を
拘束する。
【0066】ホース3を収納ケース12から引き上げた
ときには、同図の(b)に示すように、コイルスプリン
グ13はそのガイド環13aが差し込み口12aの真下
に来るまで伸びた状態となる。この状態は、ホース3を
引き上げている期間継続してバランスが保たれ、ホース
3を自由にすればその自重とコイルスプリング13の引
っ張りによってホース3が収納ケース12の中に引き込
まれる。この引き込みの初期の段階でも、コイルスプリ
ング13の引っ張り力が作用するため、ホース3を落と
し込んでいくに従って同図の(a)のように収納ケース
12の中央側に撓ませながら強制的に引き込む。
ときには、同図の(b)に示すように、コイルスプリン
グ13はそのガイド環13aが差し込み口12aの真下
に来るまで伸びた状態となる。この状態は、ホース3を
引き上げている期間継続してバランスが保たれ、ホース
3を自由にすればその自重とコイルスプリング13の引
っ張りによってホース3が収納ケース12の中に引き込
まれる。この引き込みの初期の段階でも、コイルスプリ
ング13の引っ張り力が作用するため、ホース3を落と
し込んでいくに従って同図の(a)のように収納ケース
12の中央側に撓ませながら強制的に引き込む。
【0067】このように、ホース3を収納する初期の過
程では、ホース3は同図(b)において破線で示すよう
な形状となることはない。したがって、ホース3の落と
し込みの際にホース3が収納ケース10の角部に突き当
たって動けなくなることはなく、最初のホース3の引き
込みがこのように実行されさえすれば、後から入り込ん
でくるホース3は収納ケース10の内周壁の形状を先に
述べた条件を満たすようにしておくことで、突っ張りや
拘束を受けることなく速やかに収納することが可能とな
る。
程では、ホース3は同図(b)において破線で示すよう
な形状となることはない。したがって、ホース3の落と
し込みの際にホース3が収納ケース10の角部に突き当
たって動けなくなることはなく、最初のホース3の引き
込みがこのように実行されさえすれば、後から入り込ん
でくるホース3は収納ケース10の内周壁の形状を先に
述べた条件を満たすようにしておくことで、突っ張りや
拘束を受けることなく速やかに収納することが可能とな
る。
【0068】
【発明の効果】本発明では、収納ケース自身の内面の形
状によってホースを落とし込むとき、ホースの突っ張り
や収納ケースの内壁による拘束等の影響を受けることな
く速やかにホースを収納することができ、収納ケースの
高さを大きくできないような据え付け条件であっても、
ホースを楽に納めることができ、使い勝手が向上する。
また、水栓具側に突き出るホースを自由端とする開口を
備えるようにすれば、収納ケースの内部でのホースの動
きの自由度を更に高くすることができ、より速やかなホ
ースの収納が可能となる。
状によってホースを落とし込むとき、ホースの突っ張り
や収納ケースの内壁による拘束等の影響を受けることな
く速やかにホースを収納することができ、収納ケースの
高さを大きくできないような据え付け条件であっても、
ホースを楽に納めることができ、使い勝手が向上する。
また、水栓具側に突き出るホースを自由端とする開口を
備えるようにすれば、収納ケースの内部でのホースの動
きの自由度を更に高くすることができ、より速やかなホ
ースの収納が可能となる。
【0069】更に、旋回ガイドの偏心回転によるホース
の振れ回しやコイルスプリング等を利用した付勢手段を
備えるものでは、ホースの落とし込みのときのホース自
身の動きを利用して機械的に収納ケースの中に引き込ま
せることができ、収納ケースの内周面が全て曲面状でな
くてもホースの落とし込みが速やかに行われ、収納ケー
スの形状に制約を受けることがなくなる。
の振れ回しやコイルスプリング等を利用した付勢手段を
備えるものでは、ホースの落とし込みのときのホース自
身の動きを利用して機械的に収納ケースの中に引き込ま
せることができ、収納ケースの内周面が全て曲面状でな
くてもホースの落とし込みが速やかに行われ、収納ケー
スの形状に制約を受けることがなくなる。
【図1】 本発明のホースの収納構造の基本的な概念を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図2】 収納ケースの高さが十分な場合であればホー
スの柔らかさによって収納には支障がないことを説明す
るための概略図である。
スの柔らかさによって収納には支障がないことを説明す
るための概略図である。
【図3】 収納ケースの高さが小さい場合にホースの突
っ張りが発生しやすいことを説明するための概略図であ
る。
っ張りが発生しやすいことを説明するための概略図であ
る。
【図4】 収納ケースの高さが小さくても差し込み口の
真下に傾斜部を設けることによって突っ張りを生じない
ことを説明するための概略図であって、同図の(a)は
傾斜面を直線状とした例及び同図の(b)は傾斜面を曲
面状とした例である。
真下に傾斜部を設けることによって突っ張りを生じない
ことを説明するための概略図であって、同図の(a)は
傾斜面を直線状とした例及び同図の(b)は傾斜面を曲
面状とした例である。
【図5】 収納ケースの角部の形状によるホースの動き
を説明する図であって、同図の(a)は角部が直角に曲
がっていてこの部分にホースの曲がった部分が抜け難い
状況を示し、同図の(b)は角部を曲面状とすることに
よってホースの動きに自由度を持たせる例を示す。
を説明する図であって、同図の(a)は角部が直角に曲
がっていてこの部分にホースの曲がった部分が抜け難い
状況を示し、同図の(b)は角部を曲面状とすることに
よってホースの動きに自由度を持たせる例を示す。
【図6】 本発明のホースの収納構造を備えた浴室にお
けるシャワー設備を示す概略図である。
けるシャワー設備を示す概略図である。
【図7】 コンソールの内部であって収納ケースの配置
を示す正面縦断面図である。
を示す正面縦断面図である。
【図8】 図7の右側面縦断面図である。
【図9】 収納ケースの配置を示す概略平面図である。
【図10】 収納ケースの一例であって、同図の(a)
はその全体斜視図、同図の(b)は二つのブロックによ
って成形されることを示す概略断面図である。
はその全体斜視図、同図の(b)は二つのブロックによ
って成形されることを示す概略断面図である。
【図11】 収納ケースの底部にドレン孔を開ける例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図12】 コンソールのフロントパネルと共に収納空
間を形成する収納ケースを示す斜視図である。
間を形成する収納ケースを示す斜視図である。
【図13】 旋回ガイドによってホースを振り回す構成
として例を示す要部の正面縦断面図である。
として例を示す要部の正面縦断面図である。
【図14】 旋回ガイドの詳細であって、同図の(a)
はその概略斜視図、同図の(b)はスリーブへの連接構
造を示す要部の縦断面図である。
はその概略斜視図、同図の(b)はスリーブへの連接構
造を示す要部の縦断面図である。
【図15】 引っ張りのコイルスプリングによってホー
スを強制的に引き込む構成の例であって、同図の(a)
はホースを収納しているときの概略縦断面図、同図の
(b)はホースを引き出したときの状況を示す縦断面図
である。
スを強制的に引き込む構成の例であって、同図の(a)
はホースを収納しているときの概略縦断面図、同図の
(b)はホースを引き出したときの状況を示す縦断面図
である。
1 :デッキ 1a:仕切り板 1b:フロントパネル 2 :湯水混合水栓 3 :ホース 4 :シャワーヘッド 4a:ホルダ 5 :スタンド 6 :スリーブ 6a:袋ナット 7 :収納ケース 7a:開口 7b:ガイドリブ 8 :収納ケース 8a:ブロック 8b:ブロック 8c:差し込み口 8d:開口 9 :収納ケース 9a:フランジ 9b:差し込み口 8d:開口 10:収納ケース 10a:開口 11:旋回ガイド 11a:フランジ 11b:導入筒 11c:偏心ガイド 12:収納ケース 12a:差し込み口 12b:開口 13:コイルスプリング 13a:ガイド環 51:基板 52:収納ケース 52a:差し込み口 52b:開口 52c:側壁 53:ホース 54:シャワーヘッド 55:ホルダ A:浴槽 B:コンソール
フロントページの続き (72)発明者 山根 良博 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東 陶機器株式会社内 (72)発明者 菅 浩法 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東 陶機器株式会社内 (72)発明者 菊地 晃 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東 陶機器株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 基端を水栓具に接続すると共に先端には
吐水具を連結するホースをカウンター等の取付け基板に
開けた開口部に差し通し、前記吐水具を前記取付け基板
の上面または上方に位置させて使用可能な設備におい
て、前記水栓具及び吐水具との接続端を除いて前記ホー
スを落とし込み可能な収納ケースを備え、前記収納ケー
スは、前記取付け基板の開口部の下に前記ホースの差し
込み口を開けると共に少なくとも前記差し込み口の下方
の内周面を底部側の内周面に導く滑動面としてなるホー
スの収納構造。 - 【請求項2】 前記収納ケースは、その内周面の全てを
内部に対して凹の曲面状の滑動面としてなる請求項1記
載のホースの収納構造。 - 【請求項3】 基端を水栓具に接続すると共に先端には
吐水具を連結するホースをカウンター等の取付け基板に
開けた開口部に差し通し、前記吐水具を前記取付け基板
の上面または上方に位置させて使用可能な設備におい
て、前記水栓具及び吐水具との接続端を除いて前記ホー
スを落とし込み可能な収納ケースを備え、前記収納ケー
スは、前記取付け基板の開口部の下に前記ホースの差し
込み口を開けると共に、前記水栓具側に臨む位置には前
記ホースを差し込んでその振れ回りの動きを許す大きさ
の開口を備えてなるホースの収納構造。 - 【請求項4】 前記収納ケースは、縦断面形状がほぼ円
形であってその軸線方向の両端を外側に球面状に膨出し
た形状としてなる請求項1から3に記載にホースの収納
構造。 - 【請求項5】 基端を水栓具に接続すると共に先端には
吐水具を連結するホースをカウンター等の取付け基板に
開けた開口部に差し通し、前記吐水具を前記取付け基板
の上面または上方に位置させて使用可能な設備におい
て、前記水栓具及び吐水具との接続端を除いて前記ホー
スを落とし込み可能な収納ケースを備え、前記収納ケー
スには前記取付け基板の開口部の下に前記ホースの差し
込み口を開け、前記差し込み口には前記ホースの落下摺
動による反作用によって旋回して前記ホースを前記収納
ケースの内部で振れ回す旋回ガイドを備えてなるホース
の収納構造。 - 【請求項6】 前記旋回ガイドは、上端を前記収納ケー
スの差し込み口に回転自在に連接され且つ前記ホースを
差し込み可能な導入筒と、該導入筒に連ねてその平面形
状を屈曲させ且つその先端を前記導入筒に対して偏心さ
せた偏心ガイドとを備えてなる請求項5記載のホースの
収納構造。 - 【請求項7】 基端を水栓具に接続すると共に先端には
吐水具を連結するホースをカウンター等の取付け基板に
開けた開口部に差し通し、前記吐水具を前記取付け基板
の上面または上方に位置させて使用可能な設備におい
て、前記水栓具及び吐水具との接続端を除いて前記ホー
スを落とし込み可能な収納ケースを備え、前記収納ケー
スは、前記取付け基板の開口部の下に前記ホースの差し
込み口を開けると共に、内部には前記ホースを引き込む
方向に付勢し且つ該ホースの出し入れ方向の移動を許す
付勢手段を備えてなるホースの収納構造。 - 【請求項8】 前記付勢手段は、前記収納ケースの内部
であって前記差し込み口から離間した位置に基端を連結
した引っ張りのコイルスプリングと、該コイルスプリン
グの先端に設けられ前記ホースを移動可能に外挿するガ
イド環とからなる請求項7記載のホースの収納構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34096995A JPH09177151A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | ホースの収納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34096995A JPH09177151A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | ホースの収納構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09177151A true JPH09177151A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18341989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34096995A Pending JPH09177151A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | ホースの収納構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09177151A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002097687A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-02 | Kvk Corp | 引き出し吐水具のホースガイド |
| JP2002129612A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-09 | Inax Corp | ホース収納カバー水栓 |
| JP2002138538A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Inax Corp | ホース収納水栓 |
| JP2002138537A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Inax Corp | ホース収納水栓 |
| JP2003239339A (ja) * | 2002-02-12 | 2003-08-27 | Toto Ltd | シャワーホース収納装置 |
| JP2006144327A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Inax Corp | ホース収納式水栓 |
| JP2009079362A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Toto Ltd | 吐水装置 |
| KR101458603B1 (ko) * | 2012-11-21 | 2014-11-07 | 코오롱글로벌 주식회사 | 배관이 용이한 양구형 수전구 |
| KR101458602B1 (ko) * | 2012-11-21 | 2014-11-07 | 코오롱글로벌 주식회사 | 배관이 용이한 수전구 |
| JP2018531333A (ja) * | 2015-10-01 | 2018-10-25 | エーエス アイピー ホルコ, エルエルシーAs Ip Holdco, Llc | プルアウト水栓ホースの格納システムおよび方法 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP34096995A patent/JPH09177151A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002097687A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-02 | Kvk Corp | 引き出し吐水具のホースガイド |
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| JP2009079362A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Toto Ltd | 吐水装置 |
| KR101458603B1 (ko) * | 2012-11-21 | 2014-11-07 | 코오롱글로벌 주식회사 | 배관이 용이한 양구형 수전구 |
| KR101458602B1 (ko) * | 2012-11-21 | 2014-11-07 | 코오롱글로벌 주식회사 | 배관이 용이한 수전구 |
| JP2018531333A (ja) * | 2015-10-01 | 2018-10-25 | エーエス アイピー ホルコ, エルエルシーAs Ip Holdco, Llc | プルアウト水栓ホースの格納システムおよび方法 |
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