JPH09177496A - セグメント組立装置 - Google Patents
セグメント組立装置Info
- Publication number
- JPH09177496A JPH09177496A JP7336949A JP33694995A JPH09177496A JP H09177496 A JPH09177496 A JP H09177496A JP 7336949 A JP7336949 A JP 7336949A JP 33694995 A JP33694995 A JP 33694995A JP H09177496 A JPH09177496 A JP H09177496A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- screw rod
- shield body
- axial direction
- moving means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 33
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 239000000725 suspension Substances 0.000 abstract description 18
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract description 5
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸線方向移動手段の操作時の機長を、従来の
ものよりも短縮することのできるセグメント組立装置を
提供する。 【解決手段】 組立用セグメント20をシールド本体軸
線方向に平行移動させる軸線方向移動手段を、特に、エ
レクタリング4に取り付てシールド本体軸線方向の移動
距離が大きくとれるようにしたタイプのセグメント組立
装置において、エレクタリング4に取り付けられシール
ド本体軸線方向に延びるアーム5と、その軸線方向に移
動できるようにアーム5に支持され、吊りビーム10、
油圧シリンダ11等からなる半径方向移動手段を取り付
けたスライドフレーム6と、シールド本体軸線方向に延
びるように回転可能にアーム5に付設されたねじ棒25
と、スライドフレーム6に取り付けられねじ棒24の回
転によりねじ送りされるボールねじと、ねじ棒を回転駆
動するねじ棒駆動装置22とを設けて、軸線方向移動手
段を構成した。
ものよりも短縮することのできるセグメント組立装置を
提供する。 【解決手段】 組立用セグメント20をシールド本体軸
線方向に平行移動させる軸線方向移動手段を、特に、エ
レクタリング4に取り付てシールド本体軸線方向の移動
距離が大きくとれるようにしたタイプのセグメント組立
装置において、エレクタリング4に取り付けられシール
ド本体軸線方向に延びるアーム5と、その軸線方向に移
動できるようにアーム5に支持され、吊りビーム10、
油圧シリンダ11等からなる半径方向移動手段を取り付
けたスライドフレーム6と、シールド本体軸線方向に延
びるように回転可能にアーム5に付設されたねじ棒25
と、スライドフレーム6に取り付けられねじ棒24の回
転によりねじ送りされるボールねじと、ねじ棒を回転駆
動するねじ棒駆動装置22とを設けて、軸線方向移動手
段を構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド掘進機で
掘削した地下坑の周壁に沿ってセグメントを組み立てる
セグメント組立装置に関するもので、セグメントをシー
ルド本体軸線方向に平行移動させる軸線方向移動手段
を、特に、周方向旋回手段の旋回部に取り付けるように
したタイプのセグメント組立装置の技術分野に属する。
掘削した地下坑の周壁に沿ってセグメントを組み立てる
セグメント組立装置に関するもので、セグメントをシー
ルド本体軸線方向に平行移動させる軸線方向移動手段
を、特に、周方向旋回手段の旋回部に取り付けるように
したタイプのセグメント組立装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】シールド掘進機でトンネル等の地下坑を
構築する場合、シールド掘進機で単位掘進長の地下坑を
掘進した後、周壁組立部材としての組立セグメントを地
下坑の周壁に沿って組み立てて覆工する。すなわち、単
位掘進長に相当する長さを有する円弧状のセグメント
を、すでに組み立てられた既設セグメントに連結しなが
らシールド本体内側で周方向に連結して行き円筒状に組
み立てる。こうして1リングのセグメントの組立が終わ
ると、再度、1リング長の地下坑をシールド掘進機で掘
進して、同様にして、1リングのセグメントの組立を行
い、これらの作業を何度も繰り返して覆工作業を進め
る。こうしたセグメントの組立には、周知のように、エ
レクタと称するセグメント組立装置が用いられている。
このエレクタでセグメントを組み立てる場合、予め所定
の場所に搬入してあるセグメントをエレクタで把持し、
その把持したセグメントをトンネル周方向へ旋回させた
りトンネル軸方向へ平行移動し、さらには、その平行移
動したセグメントを、半径方向に押し付けるように移動
して、連結しようとする組立済みのセグメントの隣接位
置にセットすることが必要となる。セグメントをエレク
タで組み立てる場合、セグメントをこのように把持して
変位させることが必要になるため、エレクタは、少なく
とも、セグメントを把持する把持手段と、セグメントを
シールド本体周方向に旋回させる周方向旋回手段と、セ
グメントをシールド本体軸線方向に平行移動させる軸線
方向移動手段と、セグメントをシールド本体半径方向に
移動させる半径方向移動手段とを備えている必要があ
る。
構築する場合、シールド掘進機で単位掘進長の地下坑を
掘進した後、周壁組立部材としての組立セグメントを地
下坑の周壁に沿って組み立てて覆工する。すなわち、単
位掘進長に相当する長さを有する円弧状のセグメント
を、すでに組み立てられた既設セグメントに連結しなが
らシールド本体内側で周方向に連結して行き円筒状に組
み立てる。こうして1リングのセグメントの組立が終わ
ると、再度、1リング長の地下坑をシールド掘進機で掘
進して、同様にして、1リングのセグメントの組立を行
い、これらの作業を何度も繰り返して覆工作業を進め
る。こうしたセグメントの組立には、周知のように、エ
レクタと称するセグメント組立装置が用いられている。
このエレクタでセグメントを組み立てる場合、予め所定
の場所に搬入してあるセグメントをエレクタで把持し、
その把持したセグメントをトンネル周方向へ旋回させた
りトンネル軸方向へ平行移動し、さらには、その平行移
動したセグメントを、半径方向に押し付けるように移動
して、連結しようとする組立済みのセグメントの隣接位
置にセットすることが必要となる。セグメントをエレク
タで組み立てる場合、セグメントをこのように把持して
変位させることが必要になるため、エレクタは、少なく
とも、セグメントを把持する把持手段と、セグメントを
シールド本体周方向に旋回させる周方向旋回手段と、セ
グメントをシールド本体軸線方向に平行移動させる軸線
方向移動手段と、セグメントをシールド本体半径方向に
移動させる半径方向移動手段とを備えている必要があ
る。
【0003】こうした手段を備えたエレクタは、軸線方
向移動手段を取り付ける部位により二種類のタイプに分
かれる。その一つは、軸線方向移動手段をセグメントを
把持する把持手段に付設して、セグメント把持部となる
グリップそれ自体を、その軸線方向移動手段により直接
シールド本体軸線方向に移動させるようにしたものであ
る。この前者のタイプのエレクタは、後に例示する公報
の第1図乃至第4図に従来例として示されているタイプ
のものであり、軸線方向移動手段を、このように把持手
段の限られたスペース内に取り付けるようにしている。
こうしたスペース上の制約から、軸線方向移動手段の全
長を長くできないため、組立用セグメントの搬入場所が
エレクタ近辺に位置していてる等、軸線方向移動手段に
よるシールド本体軸線方向の移動距離が小さくても済む
場合に用いる。他の一つは、軸線方向移動手段を周方向
旋回手段の旋回部に取り付けるようにし、これに支持さ
れている半径方向移動手段を介して把持手段をシールド
本体軸方向に移動するようにしたものである。この後者
のタイプのエレクタは、前者にみられるようなスペース
上の制約はほとんどなく、軸線方向移動手段の全長をか
なり長くすることがでるため、組立用セグメントの搬入
場所が1リング前の既設セグメントの付近に位置してい
る等、軸線方向移動手段によるシールド本体軸線方向の
移動距離を大きくしなければならない場合に用いる。最
近は、作業効率の向上を図るため、セグメントの組立中
も掘進が行えるようにした連続掘進方式のシールド掘進
機が開発されつつあり、こうした連続掘進方式のシール
ド掘進機にあっては、セグメントの組立位置がシールド
本体の中で移動する。この連続掘進方式のシールド掘進
機は、セグメントの2リング幅程度のストロークを有す
るシールドジャッキを設置し、1リングの長さ掘進後に
セグメントの組立てを行う際、引き続きシールドジャッ
キで推進して、掘進を、セグメントの組立てと並行して
連続的に行えるようにしたものであり、そのため、軸線
方向移動手段によるシールド本体軸線方向の移動距離が
1リング以上必要となる。一方、セグメントにはセグメ
ント軸方向挿入型のセグメントもあり、こうしたセグメ
ントを用いる場合にも、シールド本体軸線方向の移動距
離を大きくとることが必要となる。例えば、1リングの
セグメントを円筒状に組み立てる最終段階では、楔形セ
グメントという特殊なセグメントをセグメント間の残さ
れた間隙に後方から軸方向に移動して入れ込むが、こう
した軸方向挿入型のセグメントを用いた場合には、シー
ルド本体軸線方向の移動距離を大きくとることが必要と
なる。以上のような要求に応えられる後者のタイプのセ
グメント組立装置としては、例えば、実公昭53ー42
990号公報に記載の装置を挙げることができる。本発
明は、こうしたタイプのセグメント組立装置がもつ特有
の欠点を改善しようとするものである。
向移動手段を取り付ける部位により二種類のタイプに分
かれる。その一つは、軸線方向移動手段をセグメントを
把持する把持手段に付設して、セグメント把持部となる
グリップそれ自体を、その軸線方向移動手段により直接
シールド本体軸線方向に移動させるようにしたものであ
る。この前者のタイプのエレクタは、後に例示する公報
の第1図乃至第4図に従来例として示されているタイプ
のものであり、軸線方向移動手段を、このように把持手
段の限られたスペース内に取り付けるようにしている。
こうしたスペース上の制約から、軸線方向移動手段の全
長を長くできないため、組立用セグメントの搬入場所が
エレクタ近辺に位置していてる等、軸線方向移動手段に
よるシールド本体軸線方向の移動距離が小さくても済む
場合に用いる。他の一つは、軸線方向移動手段を周方向
旋回手段の旋回部に取り付けるようにし、これに支持さ
れている半径方向移動手段を介して把持手段をシールド
本体軸方向に移動するようにしたものである。この後者
のタイプのエレクタは、前者にみられるようなスペース
上の制約はほとんどなく、軸線方向移動手段の全長をか
なり長くすることがでるため、組立用セグメントの搬入
場所が1リング前の既設セグメントの付近に位置してい
る等、軸線方向移動手段によるシールド本体軸線方向の
移動距離を大きくしなければならない場合に用いる。最
近は、作業効率の向上を図るため、セグメントの組立中
も掘進が行えるようにした連続掘進方式のシールド掘進
機が開発されつつあり、こうした連続掘進方式のシール
ド掘進機にあっては、セグメントの組立位置がシールド
本体の中で移動する。この連続掘進方式のシールド掘進
機は、セグメントの2リング幅程度のストロークを有す
るシールドジャッキを設置し、1リングの長さ掘進後に
セグメントの組立てを行う際、引き続きシールドジャッ
キで推進して、掘進を、セグメントの組立てと並行して
連続的に行えるようにしたものであり、そのため、軸線
方向移動手段によるシールド本体軸線方向の移動距離が
1リング以上必要となる。一方、セグメントにはセグメ
ント軸方向挿入型のセグメントもあり、こうしたセグメ
ントを用いる場合にも、シールド本体軸線方向の移動距
離を大きくとることが必要となる。例えば、1リングの
セグメントを円筒状に組み立てる最終段階では、楔形セ
グメントという特殊なセグメントをセグメント間の残さ
れた間隙に後方から軸方向に移動して入れ込むが、こう
した軸方向挿入型のセグメントを用いた場合には、シー
ルド本体軸線方向の移動距離を大きくとることが必要と
なる。以上のような要求に応えられる後者のタイプのセ
グメント組立装置としては、例えば、実公昭53ー42
990号公報に記載の装置を挙げることができる。本発
明は、こうしたタイプのセグメント組立装置がもつ特有
の欠点を改善しようとするものである。
【0004】そこで、前記公報に記載の装置を従来の技
術として示し、本発明に関連する技術内容を、図10及
び図11を用いて説明する。図10は、従来のセグメン
ト組立装置の縦断面図、図11は、図10のXI−XI線断
面図である。この従来の技術の技術内容を説明するに当
たっては、用語は、前記公報に記載のものをそのまま用
いないで、後述する本発明の具体化例との対応関係が明
確になるように、できるだけその具体化例に合わせるよ
うにしている。なお、この従来の技術の詳細については
前記公報を参照されたい。
術として示し、本発明に関連する技術内容を、図10及
び図11を用いて説明する。図10は、従来のセグメン
ト組立装置の縦断面図、図11は、図10のXI−XI線断
面図である。この従来の技術の技術内容を説明するに当
たっては、用語は、前記公報に記載のものをそのまま用
いないで、後述する本発明の具体化例との対応関係が明
確になるように、できるだけその具体化例に合わせるよ
うにしている。なお、この従来の技術の詳細については
前記公報を参照されたい。
【0005】図10及び図11において、41は複数個
のローラー42で外周部が回動可能に支持されリング状
をした周方向旋回手段の旋回部としてのエレクタリン
グ、43は歯車44を介してエレクタリング41を回動
させるように駆動する油圧モータ等の回転駆動装置であ
る。セグメントをシールド本体周方向に旋回させる周方
向旋回手段は、大別すると、その旋回部としてのエレク
タリング41とこのエレクタリング41の駆動手段とし
ての回転駆動装置43とからなり、エレクタリング41
を駆動装置43で駆動することにより、正逆所望の回動
方向に所望の角度だけ回動させることができるようにな
っている。45はこのエレクタリング41の後部に対称
的に突設した一対のガイド棒、46はこの一対の各ガイ
ド棒45に摺動自在に嵌挿した一対の支持円筒、47は
一対のガイド棒45に対応して配置され、ピストンロッ
ド部前端をエレクタリング41に取り付け、シリンダ部
前端を後記径方向駆動用の油圧シリンダに取り付けた一
対の軸方向駆動用の油圧シリンダである。セグメントを
シールド本体軸線方向に平行移動させる軸線方向移動手
段は、大別すると、これら一対の各ガイド棒45と各支
持円筒46と各軸方向駆動用の油圧シリンダ47とから
なり、周方向旋回手段の旋回部としてのエレクタリング
41に取り付けられている。48はシリンダ部が一対の
軸方向駆動用の油圧シリンダ47のシリンダ部と一対の
支持円筒46に取り付けられた一対の径方向駆動用の油
圧シリンダ、49は両端部が一対の径方向駆動用の油圧
シリンダ48の各ピストンロッド部に取り付けられた断
面略U字状の吊りビームである。セグメントをシールド
本体半径方向に移動させる半径方向移動手段は、大別す
ると、これら一対の径方向駆動用の油圧シリンダ48と
吊りビーム49とからなり、軸線方向移動手段で支持さ
れている。この半径方向移動手段の吊りビーム49に
は、セグメントを把持する把持手段としてのグリップ装
置50が取り付けられており、後端面にリミットスイッ
チ等からなる位置標示子51が突設されている。52は
セグメント受け台で、前端部に、この位置標示子51と
接触してこれを作動させる位置標示体53が突設されて
いる。セグメント受け台52は、グリップ装置50のか
なり後方の既設セグメント付近に位置しており、そこに
搬入され組立用セグメントを位置決めできるようになっ
ている。グリップ装置50は、このセグメント受け台5
2上に位置決めされた組立用セグメントを把持する。以
上のように、従来のセグメント組立装置は、周方向旋回
手段と軸線方向移動手段と半径方向移動手段とからな
り、軸線方向移動手段を周方向旋回手段の旋回部に取り
付けるようにしたタイプのものであり、セグメントの搬
入場所がかなり後方に位置している。
のローラー42で外周部が回動可能に支持されリング状
をした周方向旋回手段の旋回部としてのエレクタリン
グ、43は歯車44を介してエレクタリング41を回動
させるように駆動する油圧モータ等の回転駆動装置であ
る。セグメントをシールド本体周方向に旋回させる周方
向旋回手段は、大別すると、その旋回部としてのエレク
タリング41とこのエレクタリング41の駆動手段とし
ての回転駆動装置43とからなり、エレクタリング41
を駆動装置43で駆動することにより、正逆所望の回動
方向に所望の角度だけ回動させることができるようにな
っている。45はこのエレクタリング41の後部に対称
的に突設した一対のガイド棒、46はこの一対の各ガイ
ド棒45に摺動自在に嵌挿した一対の支持円筒、47は
一対のガイド棒45に対応して配置され、ピストンロッ
ド部前端をエレクタリング41に取り付け、シリンダ部
前端を後記径方向駆動用の油圧シリンダに取り付けた一
対の軸方向駆動用の油圧シリンダである。セグメントを
シールド本体軸線方向に平行移動させる軸線方向移動手
段は、大別すると、これら一対の各ガイド棒45と各支
持円筒46と各軸方向駆動用の油圧シリンダ47とから
なり、周方向旋回手段の旋回部としてのエレクタリング
41に取り付けられている。48はシリンダ部が一対の
軸方向駆動用の油圧シリンダ47のシリンダ部と一対の
支持円筒46に取り付けられた一対の径方向駆動用の油
圧シリンダ、49は両端部が一対の径方向駆動用の油圧
シリンダ48の各ピストンロッド部に取り付けられた断
面略U字状の吊りビームである。セグメントをシールド
本体半径方向に移動させる半径方向移動手段は、大別す
ると、これら一対の径方向駆動用の油圧シリンダ48と
吊りビーム49とからなり、軸線方向移動手段で支持さ
れている。この半径方向移動手段の吊りビーム49に
は、セグメントを把持する把持手段としてのグリップ装
置50が取り付けられており、後端面にリミットスイッ
チ等からなる位置標示子51が突設されている。52は
セグメント受け台で、前端部に、この位置標示子51と
接触してこれを作動させる位置標示体53が突設されて
いる。セグメント受け台52は、グリップ装置50のか
なり後方の既設セグメント付近に位置しており、そこに
搬入され組立用セグメントを位置決めできるようになっ
ている。グリップ装置50は、このセグメント受け台5
2上に位置決めされた組立用セグメントを把持する。以
上のように、従来のセグメント組立装置は、周方向旋回
手段と軸線方向移動手段と半径方向移動手段とからな
り、軸線方向移動手段を周方向旋回手段の旋回部に取り
付けるようにしたタイプのものであり、セグメントの搬
入場所がかなり後方に位置している。
【0006】従来のセグメント組立装置は、このような
構造を備えているので、セグメント受け台52上に搬
入、位置決めされているセグメントを把持する場合、適
宜、エレクタリング41を駆動装置43で回動させ、一
対の径方向駆動用の油圧シリンダ48を伸縮させて、グ
リップ装置50のシールド本体周方向及びシールド本体
半径方向の各位置を調節するとともに、一対の軸方向駆
動用の油圧シリンダ47を伸ばして、径方向移動手段を
グリップ装置50と一緒にシールド本体軸線方向後向き
に大きく移動する。そして、径方向移動手段の吊りビー
ム49の移動に伴って位置標示子51も後方に移動し、
位置標示子51がセグメント受け台52の位置標示体5
3に接触すると、位置標示子51は、作動して駆動装置
43、油圧シリンダ47及、油圧シリンダ48の駆動を
停止させ、グリップ装置50の移動を定められた位置に
自動的に停止させる。こうしてグリップ装置50を位置
決めした状態でセグメント受け台52上に位置決めされ
た組立用セグメントを前方に押し込んでグリップ装置5
0を作動させ必要な操作をすると、そのセグメントをグ
リップ装置50で把持することができる。従来のセグメ
ント組立装置は、軸線方向移動手段を周方向旋回手段の
旋回部に取り付けて、グリップ装置50を径方向移動手
段とともに移動させるようにしているため、シールド本
体軸線方向の移動距離を大きくとることができる。
構造を備えているので、セグメント受け台52上に搬
入、位置決めされているセグメントを把持する場合、適
宜、エレクタリング41を駆動装置43で回動させ、一
対の径方向駆動用の油圧シリンダ48を伸縮させて、グ
リップ装置50のシールド本体周方向及びシールド本体
半径方向の各位置を調節するとともに、一対の軸方向駆
動用の油圧シリンダ47を伸ばして、径方向移動手段を
グリップ装置50と一緒にシールド本体軸線方向後向き
に大きく移動する。そして、径方向移動手段の吊りビー
ム49の移動に伴って位置標示子51も後方に移動し、
位置標示子51がセグメント受け台52の位置標示体5
3に接触すると、位置標示子51は、作動して駆動装置
43、油圧シリンダ47及、油圧シリンダ48の駆動を
停止させ、グリップ装置50の移動を定められた位置に
自動的に停止させる。こうしてグリップ装置50を位置
決めした状態でセグメント受け台52上に位置決めされ
た組立用セグメントを前方に押し込んでグリップ装置5
0を作動させ必要な操作をすると、そのセグメントをグ
リップ装置50で把持することができる。従来のセグメ
ント組立装置は、軸線方向移動手段を周方向旋回手段の
旋回部に取り付けて、グリップ装置50を径方向移動手
段とともに移動させるようにしているため、シールド本
体軸線方向の移動距離を大きくとることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、セグメント
組立装置は、セグメントを把持したり把持したセグメン
トを組み立てたりするために360°旋回できるように
なっていることから、全旋回したときでも、周方向旋回
手段、軸線方向移動手段、半径方向移動手段及び把持手
段等のセグメント組立装置の構成要素が他の機器類と衝
突しないように、その機器類をシールド本体内に予め適
切に配置してやることが必要である。端的にいうと、セ
グメント組立装置の操作時、その構成要素であるエレク
タリング41、ガイド棒45、支持円筒46、軸方向駆
動用の油圧シリンダ47、径方向駆動用の油圧シリンダ
48、吊りビーム49、グリップ装置50等が旋回して
通過するシールド本体内の領域には、スクリューコンベ
ア、送排水管、作業デッキ、セグメント搬入用ホイスト
ビーム等の機器類を一切配置しないようにする。こうし
た機器類配置上の制約は、軸線方向移動手段の操作時に
おけるセグメント組立装置の機長が長くなればなるほど
増大する。しかるに、前記した従来のセグメント組立装
置は、セグメント受け台51上の組立用セグメントを把
持し得るように、軸方向駆動用の油圧シリンダ47を伸
ばして吊りビーム49を、符号49aで示す鎖線位置ま
で移動させると、油圧シリンダ47のシリンダ部は、そ
の吊りビーム49よりも更に後方の符号47aに示す鎖
線位置にまで移動するため、軸線方向移動手段の操作時
の機長Lが著しく長くなり、機器類の配置上、多大の制
約を受ける。このような場合、機長Lの区間内のシール
ド本体内の領域に機器類を配置するには、図11に示す
直径Dの円筒上の領域内に機器類を配置することを余儀
なくされるため、配置する機器類の種類によっては、シ
ールド本体内に配置することが不可能にとなる。例え
ば、スクリューコンベアは、シールド本体の中心軸線に
対して斜め方向に設置され長さも長いため、セグメント
組立装置の操作時の機長Lが長くなると、設置できなく
なる。また、セグメント組立作業の足場に用いる作業デ
ッキは、セグメントの組立現場のかなり後方にしか設置
できないこととなるため、設置したとしても実用に供し
得ないものとなる。
組立装置は、セグメントを把持したり把持したセグメン
トを組み立てたりするために360°旋回できるように
なっていることから、全旋回したときでも、周方向旋回
手段、軸線方向移動手段、半径方向移動手段及び把持手
段等のセグメント組立装置の構成要素が他の機器類と衝
突しないように、その機器類をシールド本体内に予め適
切に配置してやることが必要である。端的にいうと、セ
グメント組立装置の操作時、その構成要素であるエレク
タリング41、ガイド棒45、支持円筒46、軸方向駆
動用の油圧シリンダ47、径方向駆動用の油圧シリンダ
48、吊りビーム49、グリップ装置50等が旋回して
通過するシールド本体内の領域には、スクリューコンベ
ア、送排水管、作業デッキ、セグメント搬入用ホイスト
ビーム等の機器類を一切配置しないようにする。こうし
た機器類配置上の制約は、軸線方向移動手段の操作時に
おけるセグメント組立装置の機長が長くなればなるほど
増大する。しかるに、前記した従来のセグメント組立装
置は、セグメント受け台51上の組立用セグメントを把
持し得るように、軸方向駆動用の油圧シリンダ47を伸
ばして吊りビーム49を、符号49aで示す鎖線位置ま
で移動させると、油圧シリンダ47のシリンダ部は、そ
の吊りビーム49よりも更に後方の符号47aに示す鎖
線位置にまで移動するため、軸線方向移動手段の操作時
の機長Lが著しく長くなり、機器類の配置上、多大の制
約を受ける。このような場合、機長Lの区間内のシール
ド本体内の領域に機器類を配置するには、図11に示す
直径Dの円筒上の領域内に機器類を配置することを余儀
なくされるため、配置する機器類の種類によっては、シ
ールド本体内に配置することが不可能にとなる。例え
ば、スクリューコンベアは、シールド本体の中心軸線に
対して斜め方向に設置され長さも長いため、セグメント
組立装置の操作時の機長Lが長くなると、設置できなく
なる。また、セグメント組立作業の足場に用いる作業デ
ッキは、セグメントの組立現場のかなり後方にしか設置
できないこととなるため、設置したとしても実用に供し
得ないものとなる。
【0008】本発明は、従来の技術にみられるこうした
問題を解消しようとするものであり、その技術課題は、
セグメントをシールド本体軸線方向に平行移動させる軸
線方向移動手段を、特に、周方向旋回手段の旋回部に取
り付けるようにしたタイプのセグメント組立装置におい
て、軸線方向移動手段の操作時の機長を、従来のものよ
りも短縮することのできるセグメント組立装置を提供す
ることにある。
問題を解消しようとするものであり、その技術課題は、
セグメントをシールド本体軸線方向に平行移動させる軸
線方向移動手段を、特に、周方向旋回手段の旋回部に取
り付けるようにしたタイプのセグメント組立装置におい
て、軸線方向移動手段の操作時の機長を、従来のものよ
りも短縮することのできるセグメント組立装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のこうした技術課
題は、セグメントをシールド本体周方向に旋回させる周
方向旋回手段と、この周方向旋回手段の旋回部に取り付
けられセグメントをシールド本体軸線方向に平行移動さ
せる軸線方向移動手段と、この軸線方向移動手段で支持
されセグメントをシールド本体半径方向に移動させる半
径方向移動手段と、この半径方向移動手段に取り付けら
れセグメントを把持する把持手段とを備え、シールド掘
進機に設置される、前述の従来の技術のようなタイプの
セグメント組立装置を構成するに際し、軸線方向移動手
段を、特に、「周方向旋回手段の旋回部に取り付けられ
シールド本体軸線方向に延びる支持部材と、シールド本
体軸線方向に移動できるように支持部材に支持され半径
方向移動手段を取り付けたスライドフレームと、雄ねじ
を有しシールド本体軸線方向に延びるように回転可能に
支持部材に付設されたねじ棒と、このねじ棒に螺合する
雌ねじを有しスライドフレームを取り付けた雌ねじ部材
と、ねじ棒を回転駆動するねじ棒駆動装置とを設けて構
成するようにした」ことにより達成される。
題は、セグメントをシールド本体周方向に旋回させる周
方向旋回手段と、この周方向旋回手段の旋回部に取り付
けられセグメントをシールド本体軸線方向に平行移動さ
せる軸線方向移動手段と、この軸線方向移動手段で支持
されセグメントをシールド本体半径方向に移動させる半
径方向移動手段と、この半径方向移動手段に取り付けら
れセグメントを把持する把持手段とを備え、シールド掘
進機に設置される、前述の従来の技術のようなタイプの
セグメント組立装置を構成するに際し、軸線方向移動手
段を、特に、「周方向旋回手段の旋回部に取り付けられ
シールド本体軸線方向に延びる支持部材と、シールド本
体軸線方向に移動できるように支持部材に支持され半径
方向移動手段を取り付けたスライドフレームと、雄ねじ
を有しシールド本体軸線方向に延びるように回転可能に
支持部材に付設されたねじ棒と、このねじ棒に螺合する
雌ねじを有しスライドフレームを取り付けた雌ねじ部材
と、ねじ棒を回転駆動するねじ棒駆動装置とを設けて構
成するようにした」ことにより達成される。
【0010】本発明のセグメント組立装置は、こうした
技術手段により構成したので、所定の場所に搬入された
セグメントを把持する場合、適宜、周方向旋回手段や半
径方向移動手段を駆動して把持手段のシールド本体周方
向及びシールド本体半径方向の各位置を調節するととも
に、ねじ棒駆動装置でねじ棒を回転駆動することによ
り、雌ねじ部材をねじ送りして移動し、これにより、雌
ねじ部材に取り付けたスライドフレームを、支持部材で
支持しながらシールド本体軸方向に移動して、径方向移
動手段を把持手段と一緒にシールド本体軸線方向に移動
することができる。こうして把持手段を位置決めした後
は、把持手段によりセグメントを把持する。本発明の装
置は、このように、軸線方向移動手段の支持部材を周方
向旋回手段の旋回部に取り付けて、把持手段を径方向移
動手段とともに移動させるようにしているため、従来の
装置と同様、シールド本体軸線方向の移動距離を大きく
とることができる。そして、このようにシールド本体軸
線方向の移動距離を大きくとった場合、従来の装置で
は、軸線方向移動手段を、伸縮する油圧シリンダを用い
て構成しているため、軸線方向移動手段の機長がその操
作時に伸長して著しく増加するのに対して、本発明の装
置では、軸線方向移動手段を、ねじ棒と雌ねじ部材とね
じ棒駆動装置とを設けて構成しているために、軸線方向
移動手段の機長は不変であって、操作時にも増加しな
い。
技術手段により構成したので、所定の場所に搬入された
セグメントを把持する場合、適宜、周方向旋回手段や半
径方向移動手段を駆動して把持手段のシールド本体周方
向及びシールド本体半径方向の各位置を調節するととも
に、ねじ棒駆動装置でねじ棒を回転駆動することによ
り、雌ねじ部材をねじ送りして移動し、これにより、雌
ねじ部材に取り付けたスライドフレームを、支持部材で
支持しながらシールド本体軸方向に移動して、径方向移
動手段を把持手段と一緒にシールド本体軸線方向に移動
することができる。こうして把持手段を位置決めした後
は、把持手段によりセグメントを把持する。本発明の装
置は、このように、軸線方向移動手段の支持部材を周方
向旋回手段の旋回部に取り付けて、把持手段を径方向移
動手段とともに移動させるようにしているため、従来の
装置と同様、シールド本体軸線方向の移動距離を大きく
とることができる。そして、このようにシールド本体軸
線方向の移動距離を大きくとった場合、従来の装置で
は、軸線方向移動手段を、伸縮する油圧シリンダを用い
て構成しているため、軸線方向移動手段の機長がその操
作時に伸長して著しく増加するのに対して、本発明の装
置では、軸線方向移動手段を、ねじ棒と雌ねじ部材とね
じ棒駆動装置とを設けて構成しているために、軸線方向
移動手段の機長は不変であって、操作時にも増加しな
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明が実際上どのように
具体化されるのかを示す具体化例を図1乃至図9に基づ
いて説明することにより、本発明の実施の形態を明らか
にする。図1は、本発明の第1具体化例のセグメント組
立装置をシールド本体に設置した状態を示す正面図、図
2は、図1のII−II線断面図、図3は、本発明のセグメ
ント組立装置だけを示す図1のIII−III線断面図、図4
は、本発明の第1具体化例のセグメント組立装置の要部
の詳細図、図5は、図4の装置と比較してその効果を説
明するための従来のセグメント組立装置の要部の詳細
図、図6は、本発明の第2具体化例のセグメント組立装
置の要部の詳細図、図7は、本発明の第3具体化例のセ
グメント組立装置の要部の詳細図、図8は、本発明の第
4具体化例のセグメント組立装置をシールド本体に設置
した状態を示す縦断面図、図9は、図8のIX−IX線断面
図である。本発明の第1具体化例乃至第3具体化例のセ
グメント組立装置は、何れも、前述した従来のセグメン
ト組立装置と同様、セグメントをシールド本体周方向に
旋回させる周方向旋回手段と、この周方向旋回手段の旋
回部に取り付けられセグメントをシールド本体軸線方向
に平行移動させる軸線方向移動手段と、この軸線方向移
動手段で支持されセグメントをシールド本体半径方向に
移動させる半径方向移動手段と、この半径方向移動手段
に取り付けられセグメントを把持する把持手段とを備
え、これにより、軸線方向移動手段が移動距離を大きく
とれるようにされていて、これらの各手段の細部の構造
は異なるとしても、基本的な構造については、従来の装
置と変わらない。
具体化されるのかを示す具体化例を図1乃至図9に基づ
いて説明することにより、本発明の実施の形態を明らか
にする。図1は、本発明の第1具体化例のセグメント組
立装置をシールド本体に設置した状態を示す正面図、図
2は、図1のII−II線断面図、図3は、本発明のセグメ
ント組立装置だけを示す図1のIII−III線断面図、図4
は、本発明の第1具体化例のセグメント組立装置の要部
の詳細図、図5は、図4の装置と比較してその効果を説
明するための従来のセグメント組立装置の要部の詳細
図、図6は、本発明の第2具体化例のセグメント組立装
置の要部の詳細図、図7は、本発明の第3具体化例のセ
グメント組立装置の要部の詳細図、図8は、本発明の第
4具体化例のセグメント組立装置をシールド本体に設置
した状態を示す縦断面図、図9は、図8のIX−IX線断面
図である。本発明の第1具体化例乃至第3具体化例のセ
グメント組立装置は、何れも、前述した従来のセグメン
ト組立装置と同様、セグメントをシールド本体周方向に
旋回させる周方向旋回手段と、この周方向旋回手段の旋
回部に取り付けられセグメントをシールド本体軸線方向
に平行移動させる軸線方向移動手段と、この軸線方向移
動手段で支持されセグメントをシールド本体半径方向に
移動させる半径方向移動手段と、この半径方向移動手段
に取り付けられセグメントを把持する把持手段とを備
え、これにより、軸線方向移動手段が移動距離を大きく
とれるようにされていて、これらの各手段の細部の構造
は異なるとしても、基本的な構造については、従来の装
置と変わらない。
【0012】まず、図1乃至図4を用いて本発明の第1
具体化例のセグメント組立装置について説明すると、1
は前部にカッタ(図示せず)を有し、後部が既設セグメ
ント21で反力をとりつつシールドジャッキ(図示せ
ず)により推進されるシールド本体、2はこのシールド
本体1の内周に沿ってその強度を増加するために設けら
れたリングガーダー、4はこのリングガーダー2にベア
リング3を介して回動可能に取り付けられているエレク
タリングである。このエレクタリング4は、従来の装置
のエレクタリング41と同様、図示していない油圧モー
タ等の回転駆動装置で駆動できるようになっており、こ
れらエレクタリング4と回転駆動装置とで周方向旋回手
段を構成する。5はこの周方向旋回手段の旋回部である
エレクタリング4に取り付けられシールド本体軸線方向
に延びる支持部材としてのアーム、6はシールド本体軸
線方向に移動できるようにアーム5に支持され後記半径
方向移動手段を取り付けたスライドフレーム、7はこの
スライドフレームを本体軸線方向に前後に移動させるた
めの後に詳述する前後駆動機構、8はアーム5に取り付
けられスライドフレーム6のガイド部を摺動自在に案内
するようにシールド本体軸線方向に延びる、リニアベア
リングである。アーム5は、エレクタリング4の後部に
水平方向に間隔を置いて対称的に一対配置され、スライ
ドフレーム6と前後駆動機構7は、何れも、これらのア
ーム5に対応して一対設けられている。各スライドフレ
ーム6は、各前後駆動機構7の駆動により、各アーム5
に支持されながらそのそれぞれに設けたリニアベアリン
グ8を介して前後に移動するようになっており、これら
アーム5とスライドフレーム6と前後駆動機構7とで軸
線方向移動手段を構成する。
具体化例のセグメント組立装置について説明すると、1
は前部にカッタ(図示せず)を有し、後部が既設セグメ
ント21で反力をとりつつシールドジャッキ(図示せ
ず)により推進されるシールド本体、2はこのシールド
本体1の内周に沿ってその強度を増加するために設けら
れたリングガーダー、4はこのリングガーダー2にベア
リング3を介して回動可能に取り付けられているエレク
タリングである。このエレクタリング4は、従来の装置
のエレクタリング41と同様、図示していない油圧モー
タ等の回転駆動装置で駆動できるようになっており、こ
れらエレクタリング4と回転駆動装置とで周方向旋回手
段を構成する。5はこの周方向旋回手段の旋回部である
エレクタリング4に取り付けられシールド本体軸線方向
に延びる支持部材としてのアーム、6はシールド本体軸
線方向に移動できるようにアーム5に支持され後記半径
方向移動手段を取り付けたスライドフレーム、7はこの
スライドフレームを本体軸線方向に前後に移動させるた
めの後に詳述する前後駆動機構、8はアーム5に取り付
けられスライドフレーム6のガイド部を摺動自在に案内
するようにシールド本体軸線方向に延びる、リニアベア
リングである。アーム5は、エレクタリング4の後部に
水平方向に間隔を置いて対称的に一対配置され、スライ
ドフレーム6と前後駆動機構7は、何れも、これらのア
ーム5に対応して一対設けられている。各スライドフレ
ーム6は、各前後駆動機構7の駆動により、各アーム5
に支持されながらそのそれぞれに設けたリニアベアリン
グ8を介して前後に移動するようになっており、これら
アーム5とスライドフレーム6と前後駆動機構7とで軸
線方向移動手段を構成する。
【0013】9は各スライドフレーム6にシールド本体
半径方向に摺動自在に嵌挿されたロッド、10は断面が
略U字状をなし両端部がそれらの各ロッド9に取り付け
られた吊りビーム、11はシリンダ部がスライドフレー
ム6に取り付けられピストンロッド部が吊りビーム10
に取り付けられた半径方向駆動装置としての油圧シリン
ダである。ロッド9は、一対のスライドフレーム6に対
応して一対設けられ、油圧シリンダ11は、この一対の
ロッド9に対応して一対設けられている。各油圧シリン
ダ11は、その伸縮により各ロッド9をスライドフレー
ム6に対して摺動させつつ、吊りビーム10をシールド
本体半径方向に移動させることができ、これらロッド9
と吊りビーム10と油圧シリンダ11とで半径方向移動
手段を構成する。12は吊りビーム10に取り付けられ
た、セグメントを把持するための把持フレーム、13は
この把持フレーム12を摺動自在に案内するようにシー
ルド本体1の左右方向に延びる、リニアベアリング8と
同様のリニアベアリング、20はこの把持フレーム12
で把持して組み立てるための円弧状の組立用セグメン
ト、21は地下坑の周壁に沿ってすでに組み立てられた
状態にある既設セグメントである。リニアベアリング1
3は、把持フレーム12の上面に前後に一対取り付けら
れ、吊りビーム10の下面のガイド部に摺動自在に嵌め
合わされている。本実施例では、把持フレーム12がこ
うしたリニアベアリング13を介して吊りビーム10に
支持され、図示しない駆動装置の駆動により左右方向に
微小距離移動できるようになっているが、左右方向距離
の微調節は、周方向旋回手段によってもある程度達成で
きるため、こうした左右方向の移動手段は、セグメント
組立装置にとって必ずしも不可欠のものではない。把持
フレーム12は、本実施例では、組立用セグメント20
の内周面を当接する円弧状外周面の当接部14を有し、
組立用セグメント20をその当接部に当接状態で把持す
るための図示していない周知のセグメント把持機構を内
蔵している。組立用セグメント20を把持するための把
持手段は、種々の機構のものがあるが、組立用セグメン
ト20の構造に応じて、既存の手段の中から適宜のもの
を採択すればよい。
半径方向に摺動自在に嵌挿されたロッド、10は断面が
略U字状をなし両端部がそれらの各ロッド9に取り付け
られた吊りビーム、11はシリンダ部がスライドフレー
ム6に取り付けられピストンロッド部が吊りビーム10
に取り付けられた半径方向駆動装置としての油圧シリン
ダである。ロッド9は、一対のスライドフレーム6に対
応して一対設けられ、油圧シリンダ11は、この一対の
ロッド9に対応して一対設けられている。各油圧シリン
ダ11は、その伸縮により各ロッド9をスライドフレー
ム6に対して摺動させつつ、吊りビーム10をシールド
本体半径方向に移動させることができ、これらロッド9
と吊りビーム10と油圧シリンダ11とで半径方向移動
手段を構成する。12は吊りビーム10に取り付けられ
た、セグメントを把持するための把持フレーム、13は
この把持フレーム12を摺動自在に案内するようにシー
ルド本体1の左右方向に延びる、リニアベアリング8と
同様のリニアベアリング、20はこの把持フレーム12
で把持して組み立てるための円弧状の組立用セグメン
ト、21は地下坑の周壁に沿ってすでに組み立てられた
状態にある既設セグメントである。リニアベアリング1
3は、把持フレーム12の上面に前後に一対取り付けら
れ、吊りビーム10の下面のガイド部に摺動自在に嵌め
合わされている。本実施例では、把持フレーム12がこ
うしたリニアベアリング13を介して吊りビーム10に
支持され、図示しない駆動装置の駆動により左右方向に
微小距離移動できるようになっているが、左右方向距離
の微調節は、周方向旋回手段によってもある程度達成で
きるため、こうした左右方向の移動手段は、セグメント
組立装置にとって必ずしも不可欠のものではない。把持
フレーム12は、本実施例では、組立用セグメント20
の内周面を当接する円弧状外周面の当接部14を有し、
組立用セグメント20をその当接部に当接状態で把持す
るための図示していない周知のセグメント把持機構を内
蔵している。組立用セグメント20を把持するための把
持手段は、種々の機構のものがあるが、組立用セグメン
ト20の構造に応じて、既存の手段の中から適宜のもの
を採択すればよい。
【0014】第1具体化例のセグメント組立装置は、こ
のような構造を備えているので、所定の場所に搬入され
た組立用セグメント20を把持する場合、適宜、エレク
タリング4を旋回し油圧シリンダ11を伸縮して、把持
フレーム12のシールド本体周方向及びシールド本体半
径方向の各位置を調節するとともに、前後駆動機構7の
駆動によりスライドフレーム6を、エレクタリング4に
取り付けた各アーム5で支持しながらシールド本体軸方
向に移動して、ロッド9、吊りビーム10、油圧シリン
ダ11等の径方向移動手段を把持フレーム12と一緒に
シールド本体軸線方向後方に移動する。こうして把持フ
レーム12を位置決めした後、組立用セグメント20の
把持のための必要な操作をすると、組立用セグメント2
0を把持フレーム12で把持することができる。本具体
化例のセグメント組立装置は、このように、軸線方向移
動手段のアーム5を周方向旋回手段の旋回部であるエレ
クタリング4に取り付けて、把持フレーム12を径方向
移動手段とともに移動させるようにしているため、従来
の装置と同様、シールド本体軸線方向の移動距離を大き
くとることができる。第1具体化例のセグメント組立装
置は、こうした特性を有するタイプの装置において、軸
線方向移動手段を、特に、次に詳述する前後駆動機構7
を用いて構成したことより、軸線方向移動手段の操作時
の機長を、従来のものよりも短縮することができるよう
にした点に最大の特徴がある。
のような構造を備えているので、所定の場所に搬入され
た組立用セグメント20を把持する場合、適宜、エレク
タリング4を旋回し油圧シリンダ11を伸縮して、把持
フレーム12のシールド本体周方向及びシールド本体半
径方向の各位置を調節するとともに、前後駆動機構7の
駆動によりスライドフレーム6を、エレクタリング4に
取り付けた各アーム5で支持しながらシールド本体軸方
向に移動して、ロッド9、吊りビーム10、油圧シリン
ダ11等の径方向移動手段を把持フレーム12と一緒に
シールド本体軸線方向後方に移動する。こうして把持フ
レーム12を位置決めした後、組立用セグメント20の
把持のための必要な操作をすると、組立用セグメント2
0を把持フレーム12で把持することができる。本具体
化例のセグメント組立装置は、このように、軸線方向移
動手段のアーム5を周方向旋回手段の旋回部であるエレ
クタリング4に取り付けて、把持フレーム12を径方向
移動手段とともに移動させるようにしているため、従来
の装置と同様、シールド本体軸線方向の移動距離を大き
くとることができる。第1具体化例のセグメント組立装
置は、こうした特性を有するタイプの装置において、軸
線方向移動手段を、特に、次に詳述する前後駆動機構7
を用いて構成したことより、軸線方向移動手段の操作時
の機長を、従来のものよりも短縮することができるよう
にした点に最大の特徴がある。
【0015】そこで、本具体化例の装置の要部である前
後駆動機構7について、図4及び図5を用いて詳述す
る。これらの図において、22は後記ねじ棒25を回転
駆動する油圧モータ、電動機等のねじ棒駆動装置、23
はこのねじ棒駆動装置22の回転力をねじ棒25に伝達
するためのカップリング、24は前述のアーム5に取り
付けられる軸受、25はこの軸受24に支承され外周に
雄ねじを刻設したねじ棒、26はこのねじ棒25に螺合
する雌ねじを刻設しスライドフレーム6を取り付ける雌
ねじ部材としてのボールねじである。ねじ棒駆動装置2
2は、エレクタリング4又はアーム5のように周方向旋
回手段の駆動により旋回変位する部位に取り付けられ、
本具体化例ではカップリング23を介してねじ棒25と
同軸上に配置されている。軸受24は、一対のアーム5
の各内側に二つずつ前後に間隔を置いて取り付けられ、
ねじ棒25の両端部を支持している。ねじ棒25は、各
アーム5の内側に、こうした軸受24を介してシールド
本体軸線方向に延びるように回転可能に付設されてい
る。ボールねじ26は、これと螺合関係にあるねじ棒2
5を回転させてもその回転に伴って共回りしないよう
に、スライドフレーム6に回転不能に取り付けられてい
る。本具体化例に関する前後駆動機構7は、こうした構
造からなるので、ねじ棒駆動装置22によりねじ棒25
を回転駆動すると、回転不能のボールねじ26がそのね
じ棒25の回転によりねじ送りされて前後に移動し、こ
れに随伴してスライドフレーム6を前後に移動させるこ
とができる。すなわち、前後駆動機構7は、ねじ棒25
とボールねじ26とからなるいわゆるねじ送り機構によ
り、ねじ棒25に沿ってスライドフレーム6をシールド
本体軸線に平行に移動させるように構成されている。
後駆動機構7について、図4及び図5を用いて詳述す
る。これらの図において、22は後記ねじ棒25を回転
駆動する油圧モータ、電動機等のねじ棒駆動装置、23
はこのねじ棒駆動装置22の回転力をねじ棒25に伝達
するためのカップリング、24は前述のアーム5に取り
付けられる軸受、25はこの軸受24に支承され外周に
雄ねじを刻設したねじ棒、26はこのねじ棒25に螺合
する雌ねじを刻設しスライドフレーム6を取り付ける雌
ねじ部材としてのボールねじである。ねじ棒駆動装置2
2は、エレクタリング4又はアーム5のように周方向旋
回手段の駆動により旋回変位する部位に取り付けられ、
本具体化例ではカップリング23を介してねじ棒25と
同軸上に配置されている。軸受24は、一対のアーム5
の各内側に二つずつ前後に間隔を置いて取り付けられ、
ねじ棒25の両端部を支持している。ねじ棒25は、各
アーム5の内側に、こうした軸受24を介してシールド
本体軸線方向に延びるように回転可能に付設されてい
る。ボールねじ26は、これと螺合関係にあるねじ棒2
5を回転させてもその回転に伴って共回りしないよう
に、スライドフレーム6に回転不能に取り付けられてい
る。本具体化例に関する前後駆動機構7は、こうした構
造からなるので、ねじ棒駆動装置22によりねじ棒25
を回転駆動すると、回転不能のボールねじ26がそのね
じ棒25の回転によりねじ送りされて前後に移動し、こ
れに随伴してスライドフレーム6を前後に移動させるこ
とができる。すなわち、前後駆動機構7は、ねじ棒25
とボールねじ26とからなるいわゆるねじ送り機構によ
り、ねじ棒25に沿ってスライドフレーム6をシールド
本体軸線に平行に移動させるように構成されている。
【0016】この第1具体化例に関する前後駆動機構7
の全長を、図4及び図5を用いて、従来のセグメント組
立装置における軸方向駆動用の油圧シリンダ47の全長
と比較対照し、その効果を明らかにする。まず、図4を
用いて前後駆動機構7の全長について述べると、いま、
図4に示すように、スライドフレーム6の摺動距離すな
わちボールねじ26の移動ストロークをS、ねじ棒駆動
装置22の機長をUとした場合、前後駆動機構7の全長
LA は、次式で表すことができる。 LA =S+U+α なお、前式において、αは、主要部品であるねじ棒駆動
装置22やねじ棒25の設置に伴って付随的に設けられ
るカップリング23や軸受24等、長さの僅少な付加的
部品の合計の長さであり、その合計の長さαは、移動ス
トロークSが僅少でない限り、全長LA に占める長さの
比率がきわめて小さい。
の全長を、図4及び図5を用いて、従来のセグメント組
立装置における軸方向駆動用の油圧シリンダ47の全長
と比較対照し、その効果を明らかにする。まず、図4を
用いて前後駆動機構7の全長について述べると、いま、
図4に示すように、スライドフレーム6の摺動距離すな
わちボールねじ26の移動ストロークをS、ねじ棒駆動
装置22の機長をUとした場合、前後駆動機構7の全長
LA は、次式で表すことができる。 LA =S+U+α なお、前式において、αは、主要部品であるねじ棒駆動
装置22やねじ棒25の設置に伴って付随的に設けられ
るカップリング23や軸受24等、長さの僅少な付加的
部品の合計の長さであり、その合計の長さαは、移動ス
トロークSが僅少でない限り、全長LA に占める長さの
比率がきわめて小さい。
【0017】次に、従来のセグメント組立装置における
軸方向駆動用の油圧シリンダ47の全長につき、図5を
用いて述べると、いま、図5に示すように、支持円筒4
6の摺動距離すなわち油圧シリンダ47の移動ストロー
クをSとした場合、油圧シリンダ47は、ピストンロッ
ド部47a及びシリンダ部47bとも少なくともSの長
さを要することから、油圧シリンダ47が伸長したとき
の全長LB は、次式で表すことができる。 LB =2×S+β なお、前式において、βは、油圧シリンダ47のピスト
ンロッド部47a及びシリンダ部47bのうちの移動ス
トロークをSを確保するのに直接必要な部分以外の部分
の合計の長さであり、その合計の長さβは、移動ストロ
ークSが僅少でない限り、全長LB に占める長さの比率
がαと同様きわめて小さい。
軸方向駆動用の油圧シリンダ47の全長につき、図5を
用いて述べると、いま、図5に示すように、支持円筒4
6の摺動距離すなわち油圧シリンダ47の移動ストロー
クをSとした場合、油圧シリンダ47は、ピストンロッ
ド部47a及びシリンダ部47bとも少なくともSの長
さを要することから、油圧シリンダ47が伸長したとき
の全長LB は、次式で表すことができる。 LB =2×S+β なお、前式において、βは、油圧シリンダ47のピスト
ンロッド部47a及びシリンダ部47bのうちの移動ス
トロークをSを確保するのに直接必要な部分以外の部分
の合計の長さであり、その合計の長さβは、移動ストロ
ークSが僅少でない限り、全長LB に占める長さの比率
がαと同様きわめて小さい。
【0018】油圧シリンダ47が伸長したときの全長L
B は、前後駆動機構7の全長LA と比べ、移動ストロー
クSが短い場合(移動所要推力にもよるが大凡500m
m以下の場合)には大差が生じないが、その油圧シリン
ダ47の全長LB は、前式から明らかなように移動スト
ロークSの略二倍であるため、移動ストロークSを長く
すると、これに応じて倍増し、前後駆動機構7の全長L
A に比べて著しく長くなる。したがって、本具体化例に
よれば、軸線方向移動手段を、特に、周方向旋回手段の
旋回部に取り付けるようにして軸線方向移動手段による
シールド本体軸線方向の移動距離を大きくしたタイプの
セグメント組立装置において、軸線方向移動手段の操作
時の機長を従来の装置よりも短縮することのできるセグ
メント組立装置が得られる。その結果、スクリューコン
ベア、作業デッキ等、シールド本体内に他の機器類を設
置する場合に、その機器類の配置が従来の装置のように
著しく制約されるようなことはない。
B は、前後駆動機構7の全長LA と比べ、移動ストロー
クSが短い場合(移動所要推力にもよるが大凡500m
m以下の場合)には大差が生じないが、その油圧シリン
ダ47の全長LB は、前式から明らかなように移動スト
ロークSの略二倍であるため、移動ストロークSを長く
すると、これに応じて倍増し、前後駆動機構7の全長L
A に比べて著しく長くなる。したがって、本具体化例に
よれば、軸線方向移動手段を、特に、周方向旋回手段の
旋回部に取り付けるようにして軸線方向移動手段による
シールド本体軸線方向の移動距離を大きくしたタイプの
セグメント組立装置において、軸線方向移動手段の操作
時の機長を従来の装置よりも短縮することのできるセグ
メント組立装置が得られる。その結果、スクリューコン
ベア、作業デッキ等、シールド本体内に他の機器類を設
置する場合に、その機器類の配置が従来の装置のように
著しく制約されるようなことはない。
【0019】この第1具体化例に関するシールド掘進機
が仮に連続掘進方式のシールド掘進機であったとする
と、図2において、例えば、符号20bで示す位置でセ
グメントの組立てを行う場合、同位置でセグメントの組
立が行えるようにセグメントの1リングの幅分掘進して
組立空間を確保した後、セグメントを組み立てようとす
る位置のシールドジャッキを縮めてそこにセグメントを
組み立てる一方、セグメントを組み立てていない位置の
シールドジャッキは既設セグメントに押し付けて推進を
続ける。そして、こうして当該セグメントを組み立てた
後は、この新たに組み立てられたセグメントにもシール
ドジャッキを押し付けて推進を続行する。連続掘進方式
のシールド掘進機はこうした方式で掘進を進めるため、
エレクタによるセグメントの組立が最初は作業空間最前
方の符号20bの位置で開始されるが、その組立位置
は、掘進を進めるにつれてシールド本体1に対して相対
的に後方にずれて行き、最後は、シールド本体1との相
対関係において、符号20aで示す鎖線位置にくること
もある。このため、エレクタは、セグメントの1リング
の幅分はシールド本体軸線方向に移動できるようにする
必要があり、その結果、その移動距離は、通常のシール
ド掘進機で使用するものの2倍以上になる。したがっ
て、第1具体化例のセグメント組立装置は、こうした連
続掘進方式のシールド掘進機に使用した場合、軸線方向
移動手段の操作時の機長を従来の装置よりも著しく短縮
することができ、きわめて有利であるといえる。また、
シールド本体軸線方向の移動距離を大きくとることが必
要な前述の楔形セグメント等の軸方向移動型のセグメン
トを用いる場合にも、従来の装置より有利である。
が仮に連続掘進方式のシールド掘進機であったとする
と、図2において、例えば、符号20bで示す位置でセ
グメントの組立てを行う場合、同位置でセグメントの組
立が行えるようにセグメントの1リングの幅分掘進して
組立空間を確保した後、セグメントを組み立てようとす
る位置のシールドジャッキを縮めてそこにセグメントを
組み立てる一方、セグメントを組み立てていない位置の
シールドジャッキは既設セグメントに押し付けて推進を
続ける。そして、こうして当該セグメントを組み立てた
後は、この新たに組み立てられたセグメントにもシール
ドジャッキを押し付けて推進を続行する。連続掘進方式
のシールド掘進機はこうした方式で掘進を進めるため、
エレクタによるセグメントの組立が最初は作業空間最前
方の符号20bの位置で開始されるが、その組立位置
は、掘進を進めるにつれてシールド本体1に対して相対
的に後方にずれて行き、最後は、シールド本体1との相
対関係において、符号20aで示す鎖線位置にくること
もある。このため、エレクタは、セグメントの1リング
の幅分はシールド本体軸線方向に移動できるようにする
必要があり、その結果、その移動距離は、通常のシール
ド掘進機で使用するものの2倍以上になる。したがっ
て、第1具体化例のセグメント組立装置は、こうした連
続掘進方式のシールド掘進機に使用した場合、軸線方向
移動手段の操作時の機長を従来の装置よりも著しく短縮
することができ、きわめて有利であるといえる。また、
シールド本体軸線方向の移動距離を大きくとることが必
要な前述の楔形セグメント等の軸方向移動型のセグメン
トを用いる場合にも、従来の装置より有利である。
【0020】次に、本発明の第2具体化例及び第3具体
化例のセグメント組立装置につき、図6及び図7を用い
て説明すると、両具体化例の装置は、何れも、ねじ棒2
5と同一軸上に配置するようにした第1具体化例の装置
におけるねじ棒駆動装置22の配置を変更して、このね
じ棒駆動装置22を、伝動機構を介してねじ棒25と別
軸上に配置するようにし、これにより、前後駆動機構7
の全長を、ねじ棒駆動装置22をねじ棒25と同一軸上
に配置した場合に比べて短縮できるようにしたものであ
る。すなわち、第2具体化例の装置においては、ねじ棒
駆動装置22の出力側に駆動用平歯車31aを設け、ね
じ棒25の前端部にその平歯車31aと噛み合う従動用
平歯車31bを設けるとともに、ねじ棒駆動装置22を
ねじ棒25と並列するようにその前端側に配置するよう
にしている。ねじ棒駆動装置22は、こうした配置にす
ることにより、ねじ棒25の前端部より前方に突出しな
いようにすることができ、前後駆動機構7の全長を、第
1具体化例の装置よりもねじ棒駆動装置22の機長分だ
け短縮することができる。また、第3具体化例の装置に
おいては、ねじ棒駆動装置22の出力側に駆動用傘歯車
32aを設け、ねじ棒25の前端部にその傘歯車32a
と噛み合う従動用傘歯車32bを設けるとともに、ねじ
棒駆動装置22をねじ棒25の側よりその前端側に向け
て斜めに配置するようにしている。こうした配置にする
ことにより、第2具体化例の装置と同様、ねじ棒駆動装
置22がねじ棒25の前端部より突出するのを抑止する
ことができ、前後駆動機構7の全長を短縮することがで
きる。したがって、第2具体化例及び第3具体化例によ
れば、軸線方向移動手段の操作時の機長を短縮する効果
が著大なセグメント組立装置が得られる。第2具体化例
の装置においては、ねじ棒駆動装置22をねじ棒25の
側より斜めに配置するようにしているが、ねじ棒駆動装
置22を、適宜の伝導機構を介してねじ棒25に直交さ
せるようにしてもよく、要は、ねじ棒駆動装置22を、
伝動機構を介してねじ棒25と別軸上に配置するように
して前後駆動機構7の全長を、第1具体化例の装置に比
べて短縮できるようにすればよい。
化例のセグメント組立装置につき、図6及び図7を用い
て説明すると、両具体化例の装置は、何れも、ねじ棒2
5と同一軸上に配置するようにした第1具体化例の装置
におけるねじ棒駆動装置22の配置を変更して、このね
じ棒駆動装置22を、伝動機構を介してねじ棒25と別
軸上に配置するようにし、これにより、前後駆動機構7
の全長を、ねじ棒駆動装置22をねじ棒25と同一軸上
に配置した場合に比べて短縮できるようにしたものであ
る。すなわち、第2具体化例の装置においては、ねじ棒
駆動装置22の出力側に駆動用平歯車31aを設け、ね
じ棒25の前端部にその平歯車31aと噛み合う従動用
平歯車31bを設けるとともに、ねじ棒駆動装置22を
ねじ棒25と並列するようにその前端側に配置するよう
にしている。ねじ棒駆動装置22は、こうした配置にす
ることにより、ねじ棒25の前端部より前方に突出しな
いようにすることができ、前後駆動機構7の全長を、第
1具体化例の装置よりもねじ棒駆動装置22の機長分だ
け短縮することができる。また、第3具体化例の装置に
おいては、ねじ棒駆動装置22の出力側に駆動用傘歯車
32aを設け、ねじ棒25の前端部にその傘歯車32a
と噛み合う従動用傘歯車32bを設けるとともに、ねじ
棒駆動装置22をねじ棒25の側よりその前端側に向け
て斜めに配置するようにしている。こうした配置にする
ことにより、第2具体化例の装置と同様、ねじ棒駆動装
置22がねじ棒25の前端部より突出するのを抑止する
ことができ、前後駆動機構7の全長を短縮することがで
きる。したがって、第2具体化例及び第3具体化例によ
れば、軸線方向移動手段の操作時の機長を短縮する効果
が著大なセグメント組立装置が得られる。第2具体化例
の装置においては、ねじ棒駆動装置22をねじ棒25の
側より斜めに配置するようにしているが、ねじ棒駆動装
置22を、適宜の伝導機構を介してねじ棒25に直交さ
せるようにしてもよく、要は、ねじ棒駆動装置22を、
伝動機構を介してねじ棒25と別軸上に配置するように
して前後駆動機構7の全長を、第1具体化例の装置に比
べて短縮できるようにすればよい。
【0021】本発明の第4具体化例のセグメント組立装
置につき、図8及び図9を用いて説明すると、本具体化
例の装置は、第1具体化例の装置における支持部材とし
ての一対のアーム5を、シールド本体の中心部に配置さ
れた横断面リング状の一本のアームに変えるようにした
ものである。すなわち、エレクタリング4に取り付けら
れスライドフレーム6を支持する支持部材としてのアー
ムを、エレクタリング4の内径と同様の径を有するリン
グアーム35で形成して、その前端をエレクタリング4
に取り付けるようにしている。その場合、リングアーム
35は、第1具体化例のアーム5とは異なり、一対の各
スライドフレーム6の内側に配置するようにしており、
各スライドフレーム6は、そのそれぞれに設けたリニア
ベアリング8を介して、一本のリングアーム35の支持
されながら前後に移動するようになっている。また、こ
れに伴って、このスライドフレーム6にシリンダ部を取
り付ける油圧シリンダ11やこの油圧シリンダ11のピ
ストンロッド部に取り付けられる吊りビーム10の両端
部は、スライドフレーム6の外側にくるように配置され
ている。勿論、前後駆動機構7については、第1具体化
例ですでに詳述したのと同様の構造が採用されている。
本具体化例では、セグメントへの裏込め作業や増締め作
業等の付随作業をするための足場を形成するため、図8
に示すように、セグメント組立装置の直ぐ後方に作業デ
ッキ33を設置している。また、組立用セグメント20
を既設セグメント21に対して位置決めして両セグメン
ト20,21のボルト孔を一致させた後、両ボルト孔に
ボルトを挿通して締結できるようにするため、把持フレ
ーム12にはボルト締結装置34を付設している。本具
体化例の装置は、把持フレーム12による組立用セグメ
ント20の把持、周方向旋回手段、軸線方向移動手段及
び半径方向移動手段により把持した組立用セグメント2
0の既設セグメント21への位置決め、ボルト締結装置
34による両セグメント20,21のボルト結合を、図
示していない制御機構により自動制御して行い、セグメ
ントの組立を自動化できるようにしたセグメント自動組
立装置である。
置につき、図8及び図9を用いて説明すると、本具体化
例の装置は、第1具体化例の装置における支持部材とし
ての一対のアーム5を、シールド本体の中心部に配置さ
れた横断面リング状の一本のアームに変えるようにした
ものである。すなわち、エレクタリング4に取り付けら
れスライドフレーム6を支持する支持部材としてのアー
ムを、エレクタリング4の内径と同様の径を有するリン
グアーム35で形成して、その前端をエレクタリング4
に取り付けるようにしている。その場合、リングアーム
35は、第1具体化例のアーム5とは異なり、一対の各
スライドフレーム6の内側に配置するようにしており、
各スライドフレーム6は、そのそれぞれに設けたリニア
ベアリング8を介して、一本のリングアーム35の支持
されながら前後に移動するようになっている。また、こ
れに伴って、このスライドフレーム6にシリンダ部を取
り付ける油圧シリンダ11やこの油圧シリンダ11のピ
ストンロッド部に取り付けられる吊りビーム10の両端
部は、スライドフレーム6の外側にくるように配置され
ている。勿論、前後駆動機構7については、第1具体化
例ですでに詳述したのと同様の構造が採用されている。
本具体化例では、セグメントへの裏込め作業や増締め作
業等の付随作業をするための足場を形成するため、図8
に示すように、セグメント組立装置の直ぐ後方に作業デ
ッキ33を設置している。また、組立用セグメント20
を既設セグメント21に対して位置決めして両セグメン
ト20,21のボルト孔を一致させた後、両ボルト孔に
ボルトを挿通して締結できるようにするため、把持フレ
ーム12にはボルト締結装置34を付設している。本具
体化例の装置は、把持フレーム12による組立用セグメ
ント20の把持、周方向旋回手段、軸線方向移動手段及
び半径方向移動手段により把持した組立用セグメント2
0の既設セグメント21への位置決め、ボルト締結装置
34による両セグメント20,21のボルト結合を、図
示していない制御機構により自動制御して行い、セグメ
ントの組立を自動化できるようにしたセグメント自動組
立装置である。
【0022】ところで、軸線方向移動手段を、特に、周
方向旋回手段の旋回部に取り付けるようにしたタイプの
セグメント組立装置にあっては、軸線方向移動手段によ
るシールド本体軸線方向の移動距離を大きくとることが
できるため、アームが第1具体化例に示すようなもので
あると、スライドフレーム6を後方に移動してその移動
距離を大きくした場合にアームがたわんで、吊りビーム
10や把持フレーム12の位置が予定した位置よりずれ
る恐れがある。すなわち、エレクタリング4の旋回位置
や油圧シリンダ11の伸縮量が同じでも、スライドフレ
ーム6を後方に大きく移動した場合とそうでない場合と
では、吊りビーム10や把持フレーム12の半径方向の
位置や姿勢に微妙な差が生じる。その結果、セグメント
組立装置による組立用セグメント20の把持、位置決め
やボルトの締結等の操作がやりにくくなり、特に、組立
セグメント20の正確な位置や姿勢の制御を要する本具
体化例の装置のようなセグメント自動組立装置にあって
は、その操作に支障が生じる。こうしたことから、本具
体化例の装置では、スライドフレーム6を支持する支持
部材としてのアームとしてリングアーム35を採用し、
これにより、剛性を高めてアームのたわみが少なくなる
ようにしている。また、第1具体化例ですでに詳述した
のと同様の前後駆動機構7を用いて軸線方向移動手段を
構成したことにより、図8に示すように、組立用セグメ
ント20を特に既設セグメント21上に搬入載置した
上、把持フレーム12を1リング以上も後方に大きく移
動して把持でき、しかも、軸線方向移動手段の操作時の
機長を従来のものより短縮して、作業デッキ33をセグ
メントの組立現場近くに設置できるようにしている。し
たがって、この第4具体化例によれば、軸線方向移動手
段を周方向旋回手段の旋回部に取り付けるようにして、
軸線方向移動手段によるシールド本体軸線方向の移動距
離を大きくしたタイプのセグメント組立装置において、
第1具体化例と同様の効果を発揮し、しかも、組立用セ
グメント20の把持、位置決め等が正確に行えるセグメ
ント組立装置が得られる。また、本具体化例では、リン
グアーム35を特にエレクタリング4の内径と同様の径
を有するものとしているため、シールド本体1内におけ
る機器類の配置可能な領域は、第1具体化例と差異はな
く、例えばスクリューコンベアをシールド本体1内に設
置する場合でも、その配置が従来の装置のように著しく
制約されるようなことはない。
方向旋回手段の旋回部に取り付けるようにしたタイプの
セグメント組立装置にあっては、軸線方向移動手段によ
るシールド本体軸線方向の移動距離を大きくとることが
できるため、アームが第1具体化例に示すようなもので
あると、スライドフレーム6を後方に移動してその移動
距離を大きくした場合にアームがたわんで、吊りビーム
10や把持フレーム12の位置が予定した位置よりずれ
る恐れがある。すなわち、エレクタリング4の旋回位置
や油圧シリンダ11の伸縮量が同じでも、スライドフレ
ーム6を後方に大きく移動した場合とそうでない場合と
では、吊りビーム10や把持フレーム12の半径方向の
位置や姿勢に微妙な差が生じる。その結果、セグメント
組立装置による組立用セグメント20の把持、位置決め
やボルトの締結等の操作がやりにくくなり、特に、組立
セグメント20の正確な位置や姿勢の制御を要する本具
体化例の装置のようなセグメント自動組立装置にあって
は、その操作に支障が生じる。こうしたことから、本具
体化例の装置では、スライドフレーム6を支持する支持
部材としてのアームとしてリングアーム35を採用し、
これにより、剛性を高めてアームのたわみが少なくなる
ようにしている。また、第1具体化例ですでに詳述した
のと同様の前後駆動機構7を用いて軸線方向移動手段を
構成したことにより、図8に示すように、組立用セグメ
ント20を特に既設セグメント21上に搬入載置した
上、把持フレーム12を1リング以上も後方に大きく移
動して把持でき、しかも、軸線方向移動手段の操作時の
機長を従来のものより短縮して、作業デッキ33をセグ
メントの組立現場近くに設置できるようにしている。し
たがって、この第4具体化例によれば、軸線方向移動手
段を周方向旋回手段の旋回部に取り付けるようにして、
軸線方向移動手段によるシールド本体軸線方向の移動距
離を大きくしたタイプのセグメント組立装置において、
第1具体化例と同様の効果を発揮し、しかも、組立用セ
グメント20の把持、位置決め等が正確に行えるセグメ
ント組立装置が得られる。また、本具体化例では、リン
グアーム35を特にエレクタリング4の内径と同様の径
を有するものとしているため、シールド本体1内におけ
る機器類の配置可能な領域は、第1具体化例と差異はな
く、例えばスクリューコンベアをシールド本体1内に設
置する場合でも、その配置が従来の装置のように著しく
制約されるようなことはない。
【0023】第1具体化例及び第4具体化例のセグメン
ト組立装置では、スライドフレーム6を左右に一対設
け、そのそれぞれに対応して左右に一対前後駆動機構7
を設けているため、両前後駆動機構7は、左右のスライ
ドフレーム6の移動量を等しくするように駆動する必要
がある。こうしたことから、これらの具体化例では、ね
じ棒駆動装置22にサーボモータを用い、サーボ機構に
よりサーボモータの回転数を制御して左右のスライドフ
レーム6の移動量が等しくなるようにしている。また、
セグメント組立装置が第4具体化例のように自動組立装
置の場合には、スライドフレーム6をシールド本体軸線
方向に移動させるに際しその位置の制御する必要がある
から、こうした場合に、前記のようなサーボモータを用
いた機構を用いると、そのサーボモータの回転数をサー
ボ機構で制御することによりスライドフレーム6の位置
の制御も行えて、多角的な効果を発揮することができ
る。エレクタリング4に取り付けられシールド本体軸線
方向に延びる支持部材として、第1具体化例や第4具体
化例では一対のアーム5やリングアーム35を用いてい
るが、この支持部材の役割は、要は、半径方向移動手段
を取り付けたスライドフレーム6をシールド本体軸線方
向に移動できるように支持することにあるから、これに
適うものであれば、その構造や種類は問わない。第1具
体化例や第4具体化例では、半径方向移動手段による半
径方向の移動のガイドとしてロッド9を用いているが、
リニアベアリングであってもよく、その構造や種類は問
わない。
ト組立装置では、スライドフレーム6を左右に一対設
け、そのそれぞれに対応して左右に一対前後駆動機構7
を設けているため、両前後駆動機構7は、左右のスライ
ドフレーム6の移動量を等しくするように駆動する必要
がある。こうしたことから、これらの具体化例では、ね
じ棒駆動装置22にサーボモータを用い、サーボ機構に
よりサーボモータの回転数を制御して左右のスライドフ
レーム6の移動量が等しくなるようにしている。また、
セグメント組立装置が第4具体化例のように自動組立装
置の場合には、スライドフレーム6をシールド本体軸線
方向に移動させるに際しその位置の制御する必要がある
から、こうした場合に、前記のようなサーボモータを用
いた機構を用いると、そのサーボモータの回転数をサー
ボ機構で制御することによりスライドフレーム6の位置
の制御も行えて、多角的な効果を発揮することができ
る。エレクタリング4に取り付けられシールド本体軸線
方向に延びる支持部材として、第1具体化例や第4具体
化例では一対のアーム5やリングアーム35を用いてい
るが、この支持部材の役割は、要は、半径方向移動手段
を取り付けたスライドフレーム6をシールド本体軸線方
向に移動できるように支持することにあるから、これに
適うものであれば、その構造や種類は問わない。第1具
体化例や第4具体化例では、半径方向移動手段による半
径方向の移動のガイドとしてロッド9を用いているが、
リニアベアリングであってもよく、その構造や種類は問
わない。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、半径方向移動手段を支持してセグメントをシールド
本体軸線方向に平行移動させる軸線方向移動手段を、周
方向旋回手段の旋回部に取り付けるようにしたタイプの
セグメント組立装置を構成する場合、「周方向旋回手段
の旋回部に取り付けられシールド本体軸線方向に延びる
支持部材と、シールド本体軸線方向に移動できるように
支持部材に支持され半径方向移動手段を取り付けたスラ
イドフレームと、雄ねじを有しシールド本体軸線方向に
延びるように回転可能に支持部材に付設されたねじ棒
と、このねじ棒に螺合する雌ねじを有しスライドフレー
ムを取り付けた雌ねじ部材と、ねじ棒を回転駆動するね
じ棒駆動装置とを設けて、軸線方向移動手段を構成する
ようにした」ので、軸線方向移動手段の操作時の機長
を、従来のものよりも短縮することのできるセグメント
組立装置が得られる。本発明を実施する場合、特許請求
の範囲の請求項3の構造を採用すれば、軸線方向移動手
段の操作時の機長を従来のものより短縮するにしても、
その短縮する効果が一層顕著なセグメント組立装置が得
られる。本発明を実施する場合、特許請求の範囲の請求
項5の構造を採用すれば、少なくとも、特許請求の範囲
の請求項1の構造を採用した場合の効果を発揮すること
に加え、組立用セグメントの把持、位置決め等が正確に
行えるセグメント組立装置が得られる。本発明を実施す
る場合、特許請求の範囲の請求項6の構造を採用すれ
ば、少なくとも、特許請求の範囲の請求項1の構造を採
用した場合の効果を発揮することに加え、スライドフレ
ームを一対設けて、各スライドフレームの移動量を等し
くするように移動させることのできるセグメント組立装
置が得られる。
は、半径方向移動手段を支持してセグメントをシールド
本体軸線方向に平行移動させる軸線方向移動手段を、周
方向旋回手段の旋回部に取り付けるようにしたタイプの
セグメント組立装置を構成する場合、「周方向旋回手段
の旋回部に取り付けられシールド本体軸線方向に延びる
支持部材と、シールド本体軸線方向に移動できるように
支持部材に支持され半径方向移動手段を取り付けたスラ
イドフレームと、雄ねじを有しシールド本体軸線方向に
延びるように回転可能に支持部材に付設されたねじ棒
と、このねじ棒に螺合する雌ねじを有しスライドフレー
ムを取り付けた雌ねじ部材と、ねじ棒を回転駆動するね
じ棒駆動装置とを設けて、軸線方向移動手段を構成する
ようにした」ので、軸線方向移動手段の操作時の機長
を、従来のものよりも短縮することのできるセグメント
組立装置が得られる。本発明を実施する場合、特許請求
の範囲の請求項3の構造を採用すれば、軸線方向移動手
段の操作時の機長を従来のものより短縮するにしても、
その短縮する効果が一層顕著なセグメント組立装置が得
られる。本発明を実施する場合、特許請求の範囲の請求
項5の構造を採用すれば、少なくとも、特許請求の範囲
の請求項1の構造を採用した場合の効果を発揮すること
に加え、組立用セグメントの把持、位置決め等が正確に
行えるセグメント組立装置が得られる。本発明を実施す
る場合、特許請求の範囲の請求項6の構造を採用すれ
ば、少なくとも、特許請求の範囲の請求項1の構造を採
用した場合の効果を発揮することに加え、スライドフレ
ームを一対設けて、各スライドフレームの移動量を等し
くするように移動させることのできるセグメント組立装
置が得られる。
【図1】本発明の第1具体化例のセグメント組立装置を
シールド本体に設置した状態を示す正面図である。
シールド本体に設置した状態を示す正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本発明のセグメント組立装置だけを示す図1の
III−III線断面図である。
III−III線断面図である。
【図4】本発明の第1具体化例のセグメント組立装置の
要部の詳細図である。
要部の詳細図である。
【図5】図4の装置と比較してその効果を説明するため
の従来のセグメント組立装置の要部の詳細図である。
の従来のセグメント組立装置の要部の詳細図である。
【図6】本発明の第2具体化例のセグメント組立装置の
要部の詳細図である。
要部の詳細図である。
【図7】本発明の第3具体化例のセグメント組立装置の
要部の詳細図である。
要部の詳細図である。
【図8】本発明の第4具体化例のセグメント組立装置を
シールド本体に設置した状態を示す縦断面図である。
シールド本体に設置した状態を示す縦断面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】従来のセグメント組立装置の縦断面図であ
る。
る。
【図11】図10のXI−XI線断面図である。
1 シールド本体 4 エレクタリング 5 アーム 6 スライドフレーム 7 前後方向駆動装置 8 リニアベアリング 9 ロッド 10 吊りビーム 11 油圧シリンダ 12 把持フレーム 20 組立用セグメント 21 既設セグメント 22 ねじ棒駆動装置 23 カップリング 24 軸受 25 ねじ棒 26 ボールねじ 31a,31b 平歯車 32a,32b 傘歯車 35 リングアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 健 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 草木 貴已 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (6)
- 【請求項1】 セグメントをシールド本体周方向に旋回
させる周方向旋回手段と、この周方向旋回手段の旋回部
に取り付けられセグメントをシールド本体軸線方向に平
行移動させる軸線方向移動手段と、この軸線方向移動手
段で支持されセグメントをシールド本体半径方向に移動
させる半径方向移動手段と、この半径方向移動手段に取
り付けられセグメントを把持する把持手段とを備え、シ
ールド掘進機に設置されるセグメント組立装置におい
て、周方向旋回手段の旋回部に取り付けられシールド本
体軸線方向に延びる支持部材と、シールド本体軸線方向
に移動できるように支持部材に支持され半径方向移動手
段を取り付けたスライドフレームと、雄ねじを有しシー
ルド本体軸線方向に延びるように回転可能に支持部材に
付設されたねじ棒と、このねじ棒に螺合する雌ねじを有
しスライドフレームを取り付けた雌ねじ部材と、ねじ棒
を回転駆動するねじ棒駆動装置とを設けて、軸線方向移
動手段を構成するようにしたことを特徴とするセグメン
ト組立装置。 - 【請求項2】 ねじ棒を回転駆動するねじ棒駆動装置を
ねじ棒と同一軸上に配置したことを特徴とする請求項1
のセグメント組立装置。 - 【請求項3】 ねじ棒を回転駆動するねじ棒駆動装置を
伝動機構を介してねじ棒と別軸上に配置することによ
り、ねじ棒駆動装置をねじ棒と同一軸上に配置した場合
に比べて軸線方向移動手段の全長を短くするようにした
ことを特徴とする請求項1のセグメント組立装置。 - 【請求項4】 支持部材がシールド本体径方向に間隔を
置いて配置された一対のアームであることを特徴とする
請求項1、請求項2又は請求項3のセグメント組立装
置。 - 【請求項5】 支持部材がシールド本体の中心部に配置
された横断面リング状の一本のアームであることを特徴
とする請求項1、請求項2又は請求項3のセグメント組
立装置。 - 【請求項6】 スライドフレームを一対設け、これに対
応してねじ棒、雌ねじ部材及びねじ棒駆動装置を一対設
け、ねじ棒駆動装置にサーボモータを用いてその回転数
を制御して、両スライドフレームの移動量が等しくなる
ようにしたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4又は請求項5のセグメント組立装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33694995A JP3414094B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | セグメント組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33694995A JP3414094B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | セグメント組立装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09177496A true JPH09177496A (ja) | 1997-07-08 |
| JP3414094B2 JP3414094B2 (ja) | 2003-06-09 |
Family
ID=18304117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33694995A Expired - Fee Related JP3414094B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | セグメント組立装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3414094B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007032002A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Nishimatsu Constr Co Ltd | エレクタ装置 |
| CN101696634B (zh) | 2009-11-09 | 2012-06-13 | 上海交通大学 | 六自由度盾构管片拼装机 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP33694995A patent/JP3414094B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007032002A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Nishimatsu Constr Co Ltd | エレクタ装置 |
| CN101696634B (zh) | 2009-11-09 | 2012-06-13 | 上海交通大学 | 六自由度盾构管片拼装机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3414094B2 (ja) | 2003-06-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3414094B2 (ja) | セグメント組立装置 | |
| EP0024445B2 (en) | Tunnel driving machine | |
| CN216406826U (zh) | 地下回廊施工掘进装置 | |
| JP3039921B2 (ja) | 2段式シールド掘進機 | |
| KR0175169B1 (ko) | 터널 굴삭기 | |
| JPH0735912Y2 (ja) | シールド機のフレーム構造 | |
| JP4523527B2 (ja) | トンネル掘削機 | |
| JP2013133651A (ja) | H&vシールド掘進機 | |
| JP3375299B2 (ja) | シールド掘進機用伸縮スポーク装置 | |
| JP4334954B2 (ja) | 地下空間拡幅方法及び装置 | |
| JP5557344B2 (ja) | H&vシールド掘進機 | |
| JP4080959B2 (ja) | トンネル掘削機及びトンネル施工方法 | |
| JP3924197B2 (ja) | 多段式トンネル掘削機 | |
| JP2000008779A (ja) | 矩形トンネル用シールド掘進機 | |
| JPH0240838B2 (ja) | ||
| JP3154476B2 (ja) | 鋼管分割体セグメント | |
| CN114017053B (zh) | 一种地下空间回廊式施工装置及使用该装置进行施工的方法 | |
| JP2746866B2 (ja) | 推進工法用掘進装置および推進工法 | |
| JP2001140585A (ja) | 自由断面シールド機及びこれを用いた拡幅シールド工法 | |
| JP2000352300A (ja) | エレクタ装置及びトンネル掘削機 | |
| JP2898967B1 (ja) | シールド掘進機用エレクタ装置 | |
| JP4134425B2 (ja) | セグメント位置決め装置 | |
| JPS5915188A (ja) | 中折れ式シ−ルド掘進機 | |
| JP4020498B2 (ja) | 偏芯多軸掘削機 | |
| JPH0696947B2 (ja) | シールド掘進機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |