JPH09177644A - スタータ - Google Patents

スタータ

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Publication number
JPH09177644A
JPH09177644A JP33886695A JP33886695A JPH09177644A JP H09177644 A JPH09177644 A JP H09177644A JP 33886695 A JP33886695 A JP 33886695A JP 33886695 A JP33886695 A JP 33886695A JP H09177644 A JPH09177644 A JP H09177644A
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JP
Japan
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contact
motor
plunger
battery
fixed contact
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Application number
JP33886695A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Ando
安藤  和広
Ryuji Asaoka
龍治 朝岡
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Priority to JP33886695A priority Critical patent/JPH09177644A/ja
Publication of JPH09177644A publication Critical patent/JPH09177644A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00—Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08—Circuits specially adapted for starting of engines
    • F02N11/087—Details of the switching means in starting circuits, e.g. relays or electronic switches

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動接点24が補助接点22とバッテリ側固
定接点19とを導通してからモータ側固定接点21とバ
ッテリ側固定接点19とを導通するまでの間、プランジ
ャ17を吸引するだけの吸引力を確保すること。 【解決手段】 プランジャロッド36に取り付けられた
可動接点24は、起動用抵抗23の端部に設けられた補
助接点22を導通した後、更にプランジャ17が吸引さ
れることで、補助接点22を導通したままバッテリ側固
定接点19とモータ側固定接点21とを導通することが
できる。起動用抵抗23の抵抗値は、可動接点24が補
助接点22とバッテリ側固定接点19とを導通してから
モータ側固定接点21とバッテリ側固定接点19とを導
通するまでの間、吸引コイル13の始動スイッチ12に
接続された他端部の印加電圧の方が、起動用抵抗23と
始動モータ2との間に接続された一端部の印加電圧より
高くなるように設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関を始動さ
せるためのスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として特開平7−174062
号公報に示されたスタータ用マグネットスイッチがあ
る。このマグネットスイッチは、バッテリから始動モー
タへの通電を行う固定接点と可動接点の他に、可動接点
の移動方向に変位できる一対の補助接点と、可動接点が
補助接点を導通した後、固定接点を導通するまで補助接
点を経て始動モータへ流れる電流を制限する起動用抵抗
とを備える。これにより、始動モータは、可動接点が補
助接点を導通して起動用抵抗を通じて電流が流れること
で低速で回転し、その後、可動接点が固定接点を導通し
て起動用抵抗を短絡して大電流が流れることで高速で回
転することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、自動車用エンジ
ンにおいては、バッテリとスタータモータ間の配線(B
端子回路と称す)は、通常バッテリとスタータとの位置
関係が比較的近いこともあり、バッテリ〜マグネットス
イッチの電源側端子(B端子)〜可動接点〜マグネット
スイッチのモータ側端子〜モータ、と短い距離で接続さ
れ、且つ、スタータモータが短時間に高出力を得てエン
ジンを駆動するため、入力も高入力が必要なので、配線
には太い電線を使用しており配線抵抗は非常に低い。そ
れに比較して、マグネットスイッチの吸引コイル用配線
(50端子回路と称す)は、始動スイッチとしてのキー
スイッチが運転手の手元に配置されるので、バッテリ〜
キースイッチ〜マグネットスイッチのコイル端子、と非
常に長い距離の配線が必要になり、途中、安全ヒューズ
や接続端子等も介在され、電気配線としては上記B端子
回路と比較して大きな配線抵抗を有してしまう。
【0004】このような条件下での上記マグネットスイ
ッチの作動は、キースイッチがONされると吸引コイル
と保持コイルが励磁され、プランジャが吸引されて可動
接点が補助接点および固定接点側に移動する。可動接点
が補助接点を導通すると、吸引コイルは起動用抵抗を介
して短絡され、吸引コイルの磁力(即ち、プランジャ吸
引力)が低下する。このとき、50端子回路のバッテリ
〜コイル端子までの配線抵抗がB端子回路のバッテリ〜
B端子までの配線抵抗に起動用抵抗を加えたものより大
きいと、吸引コイルの両端に印加される電圧は、コイル
端子の方が補助接点を通じて短絡された方より低くな
り、作動初期の電流の向きと反対に若干の電流が流れ
る。この向きは、保持コイルへの通電によって励磁され
る磁界と反対の向きに磁界を発生してコイルの吸引力を
低下させてしまう。
【0005】このため、例えば、バッテリの性能が低下
していて、コイル(吸引コイルと保持コイル)への印加
電圧が低かったり、プランジャの摺動ロスが大きい等の
理由でプランジャが吸引されるときのスピードが十分で
ないと、可動接点が補助接点を導通してからの吸引力が
極端に低下してプランジャが復帰スプリングによって戻
されてしまう。しかし、可動接点が補助接点から離れる
と、再び吸引コイルの磁力が生じてプランジャが吸引さ
れることにより、再度、可動接点が補助接点を導通す
る。そして、この動作が繰り返し行われることで、プラ
ンジャはそれ以上移動できなくてそこに止まり、全スト
ロークの移動ができなくなる。
【0006】この結果、ピニオンがリングギヤと噛み合
う位置まで移動できないため、エンジンを始動すること
ができなくなる。あるいは、ピニオンがリングギヤの端
面に当接する位置まで押し出されたとしても、ピニオン
を押圧する力が十分確保されないため、ピニオンとリン
グギヤとの噛み合い不良を生じる。また、可動接点が補
助接点に当接したり離れたりを繰り返すことにより、補
助接点の磨耗が促進されるという問題も生じる。本発明
は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、
可動接点が補助接点を導通してから固定接点を導通する
までプランジャを吸引することのできるスタータを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、起
動用抵抗の抵抗値を、可動接点が補助接点を導通してか
ら固定接点を導通するまでの間、吸引コイルの他端側に
印加される電圧が、一端側に印加される電圧より高くな
るように設定されている。このため、可動接点が補助接
点を導通して吸引コイルが短絡されても、吸引コイルの
両端に印加される電圧は、始動スイッチを介してバッテ
リに接続した方が、起動用抵抗と始動モータとの間に接
続した方より高くなり、これによって吸引コイルに流れ
る電流によって励磁される磁界は、保持コイルによって
励起される磁界と異方向になることがなくなる。その結
果、吸引コイルが短絡されることで低下するプランジャ
吸引力(コイルの磁力)の落ち込みを小さくできるた
め、コイルへの印加電圧が低かったり、プランジャの摺
動ロスが大きい等の理由でプランジャが吸引される時の
スピードが十分でない場合でも、プランジャが戻される
のを防ぐことが可能となる。即ち、可動接点が補助接点
を導通してから固定接点を導通するまでプランジャを吸
引するために必要な吸引力を確保することが可能とな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明のスタータの実施例
を図面に基づいて説明する。図1はスタータの電気回路
図である。本実施例のスタータ1は、回転力を発生する
始動モータ2、この始動モータ2のアーマチャシャフト
3に嵌合するピニオン4、始動モータ2の回転力をピニ
オン4へ伝達する一方向クラッチ5、ピニオン4をエン
ジンのリングギヤ6側へ押し出す力を発生するととも
に、バッテリ7から始動モータ2へ通じる電気回路内の
スイッチ操作を制御するマグネットスイッチ8(図2参
照)等より構成されている。
【0009】始動モータ2は、ハウジング(図示しな
い)に対してアーマチャシャフト3が回転自在に支持さ
れたアーマチャ9と、このアーマチャ9の外周に配され
たフィールドコイル10とを備え、そのフィールドコイ
ル10とアーマチャ9とが、アーマチャ9の端部に設け
られたコンミテータ(図示しない)に摺接するブラシ1
1を通じて直列に接続されている。ピニオン4は、一方
向クラッチ5と一体にアーマチャシャフト3上を前方へ
押し出されることにより、エンジンのリングギヤ6と噛
み合うことができる。一方向クラッチ5は、アーマチャ
シャフト3の外周にヘリカルスプラインを介して嵌合
し、エンジン始動時のみアーマチャ9の回転力をピニオ
ン4へ伝達することができる。
【0010】マグネットスイッチ8は、図2に示すよう
に、始動スイッチ12(図1参照)がON操作されて通
電されるコイル13、14(下述する)、このコイル1
3、14の磁路を形成するヨーク15と鉄心16、コイ
ル13、14の発生する合成磁力により吸引されるプラ
ンジャ17、バッテリ側端子ボルト18と一体に形成さ
れたバッテリ側固定接点19、モータ側端子ボルト20
と一体に形成されたモータ側固定接点21、補助接点2
2を兼ねる起動用抵抗23、プランジャ17の移動に伴
って補助接点22および各固定接点19、21を導通す
る可動接点24等より構成されている。
【0011】コイルは、プランジャ17を吸引するため
に必要な磁力を発生する吸引コイル13と、吸引したプ
ランジャ17を保持するために必要な磁力を発生する保
持コイル14とから成り、ボビン25の外周に二層状態
で巻装されている。吸引コイル13は、一端部がモータ
側固定接点21(起動用抵抗23と始動モータ2との
間)と電気的に接続されて、他端部が保持コイル14の
一端側とともに電気配線26を通じて始動スイッチ12
に接続されている。保持コイル14は、他端側がスター
タ1の本体を通じてアースされている。なお、吸引コイ
ル13と保持コイル14の巻き方向は、始動スイッチ1
2側から電流が流れる時に同方向に磁界を発生させる向
きに巻装されている。
【0012】プランジャ17は、ボビン25の内周面に
挿入されたスリーブ27の内周を摺動自在に移動できる
ように配されて、鉄心16との間に介在されたリターン
スプリング28の弾力により一方側(図2の左側)へ付
勢されている。また、プランジャ17には、レバー29
(図1参照)を介して一方向クラッチ5に連結されるジ
ョイント30がドライブスプリング31の弾力を受けて
組み付けられている。従って、プランジャ17が吸引さ
れて移動すると、ジョイント30に連結されたレバー2
9を介して一方向クラッチ5が前方へ押し出されること
により、ピニオン4がリングギヤ6側へ移動することが
できる。なお、一方向クラッチ5とともに前方へ押し出
されたピニオン4がリングギヤ6に当接してジョイント
30の移動が規制されても、プランジャ17はドライブ
スプリング31を撓ませながら移動することができる。
【0013】ジョイント30は、鍔部30aが形成され
た一端側がプランジャ17の凹部に入り込んで、ドライ
ブスプリング31の弾力によりプランジャ17の凹部底
面に押圧され、レバー29が係合する他端側がプランジ
ャ17の端部にかしめ固定されたスプリング受け部材3
2の内周を通ってブーツ33の外側へ突出している。な
お、ブーツ33は、ゴム等の可撓性を有する材質で設け
られており、プランジャ17の移動に伴って伸縮するこ
とができる。ドライブスプリング31は、一端がジョイ
ント30の鍔部30aに係止されて、他端がスプリング
受け部材32に係止されている。
【0014】バッテリ側端子ボルト18とモータ側端子
ボルト20は、それぞれモールドカバー34に取り付け
られて、そのモールドカバー34の内部にバッテリ側固
定接点19とモータ側固定接点21が設けられている。
モールドカバー34の外部に突出するバッテリ側端子ボ
ルト18は、バッテリケーブル35(図1参照)を通じ
てバッテリ7の正極に接続されて、同じくモールドカバ
ー34の外部に突出するモータ側端子ボルト20は、始
動モータ2のフィールドコイル10に接続されている。
【0015】起動用抵抗23は、渦巻きコイル状に形成
されて、一方の端部がモータ側端子ボルト20の外周に
嵌め合わされてモータ側固定接点21と電気的に接続さ
れ、他方の端部が外側へ曲げ起こされて補助接点22と
して設けられている。但し、この起動用抵抗23は、可
動接点24が補助接点22とバッテリ側固定接点19を
導通してから、モータ側固定接点21とバッテリ側固定
接点19を導通するまでの間、吸引コイル13の始動ス
イッチ12に接続された他端部に印加される電圧の方
が、モータ側固定接点21に接続された一端部に印加さ
れる電圧より高くなるように抵抗値が設定されている。
また、補助接点22は、モータ側固定接点21の横に設
けられて(図3参照)、且つモータ側固定接点21より
前方(可動接点24側)に位置している。
【0016】可動接点24は、プランジャ17と一体を
成すロッド36の端部に一組のインシュレータ37、3
8を介して取り付けられて、プランジャ17とインシュ
レータ37との間に介在されたコンタクトスプリング3
9の弾力を受けてロッド36の先端側(図2の右側)へ
付勢されている。但し、可動接点24がロッド36に対
して自在に傾くことができる様に、インシュレータ37
とロッド36との嵌合面に楔状の隙間40が設けられて
いる。また、この可動接点24には、図4に示すよう
に、各固定接点19、21に当接する当接面24a、2
4bの他に補助接点22に当接する補助当接面24cが
設けられている。なお、補助接点22がモータ側固定接
点21より前方に位置していることから、可動接点24
の当接面24a、24bと各固定接点19、21とのギ
ャップより可動接点24の補助当接面24cと補助接点
22とのギャップの方が小さく設定されている。
【0017】次に、スタータ1の作動を説明する。始動
スイッチ12がON操作されてバッテリ7からマグネッ
トスイッチ8の各コイル13、14に通電されると、各
コイル13、14の合成磁力によってプランジャ17が
リターンスプリング28を押し縮めながら鉄心16側へ
吸引される。これにより、プランジャロッド36に取り
付けられた可動接点24が移動して、可動接点24の補
助当接面24cが補助接点22に当接して補助接点22
を導通する。この時、インシュレータ37を押圧するコ
ンタクトスプリング39のセット荷重に対して起動用抵
抗23のセット荷重をある程度大きく設定しておくこと
により、可動接点24は、インシュレータ37とロッド
36との嵌合面に設けられた隙間40だけロッド36に
対して傾きを発生することができる。
【0018】これにより、可動接点24の補助当接面2
4cが補助接点22に当接したまま、一方の当接面24
aがバッテリ側固定接点19に当接してバッテリ側固定
接点19を導通する(図5参照)。この時、吸引コイル
13および保持コイル14が短絡されて流れる電流が少
なくなるため、各コイル13、14の合成磁力が低下す
るが、吸引コイル13の始動スイッチ12に接続されて
いる他端部の印加電圧の方が、起動用抵抗23と始動モ
ータ2との間に接続されている一端部の印加電圧より高
くなるように設定されているため、バッテリ7の性能が
低下していたり、プランジャ17の摺動ロスが大きくて
プランジャ17の吸引スピードが低下していても、可動
接点24が両固定接点19、21を導通するまでプラン
ジャ17を吸引するだけの吸引力を確保できる。
【0019】プランジャ17が吸引されると同時に、ジ
ョイント30に連結されたレバー29を介して一方向ク
ラッチ5がアーマチャシャフト3上をヘリカルスプライ
ンに沿って前方へ(図1の左側へ)押し出されることに
より、一方向クラッチ5と一体にピニオン4がリングギ
ヤ6側へ移動して、ピニオン4とリングギヤ6の互いの
端面同士が当接する。この状態では、可動接点24が補
助接点22とバッテリ側固定接点19を導通しているた
め、バッテリ7からバッテリ側端子ボルト18→バッテ
リ側固定接点19→可動接点24→補助接点22→起動
用抵抗23→モータ側端子ボルト20を経て始動モータ
2が回転できるだけの電流が始動モータ2に流れて、始
動モータ2は低速で(ゆっくりと)回転する。この始動
モータ2の回転が一方向クラッチ5を介してピニオン4
に伝達されると、それまでリングギヤ6に当接していた
ピニオン4が低速で回転してリングギヤ6に噛み合い、
一方向クラッチ5とともに前進することができる。
【0020】これに伴ってプランジャ17が更に移動す
ると、可動接点24が補助接点22を撓ませながら移動
して、可動接点24の他方の当接面24bがモータ側固
定接点21に当接してモータ側固定接点21を導通する
(図6参照)。なお、この可動接点24が両固定接点1
9、21を導通した状態では、起動用抵抗23の作動荷
重に対してコンタクトスプリング39の作動荷重が大き
くなる様に設定されている。
【0021】可動接点24が両固定接点19、21を導
通して起動用抵抗23が短絡されると、バッテリ7から
バッテリ側端子ボルト18→バッテリ側固定接点19→
可動接点24→モータ側固定接点21→モータ側端子ボ
ルト20を経て大電流が始動モータ2に流れるため、始
動モータ2は全負荷で高速回転する。これにより、始動
モータ2の回転が一方向クラッチ5を介してピニオン4
に伝達されてピニオン4が高速で回転することにより、
リングギヤ6を介してエンジンを駆動することができ
る。
【0022】また、可動接点24が両固定接点19、2
1を導通している時は、プランジャ17が固定鉄心16
に完全に吸着しているので、起動用抵抗23が短絡され
て吸引コイル13の始動スイッチ12に接続されている
他端部の印加電圧が、起動用抵抗23と始動モータ2と
の間に接続されている一端部の印加電圧より低くなって
吸引コイル13が発生する磁力が保持コイル14の磁力
を多少打ち消す方向に発生しても、充分その状態を保持
できる吸引力(吸着力)を確保できる。
【0023】エンジン始動後、始動スイッチ12がOF
F操作されて各コイル13、14への通電が停止する
と、コイル13、14の磁力が消滅するため、それまで
吸引されていたプランジャ17がリターンスプリング2
8の弾力によって押し戻されて静止状態(図2に示す状
態)に復帰する。このプランジャ17の移動と同時に、
ピニオン4もリングギヤ6から離脱して一方向クラッチ
5とともに初期位置(図1に示す位置)へ戻される。
【0024】(本実施例の効果)本実施例のスタータ1
は、可動接点24が補助接点22とバッテリ側固定接点
19を導通して各コイル13、14が短絡されても、吸
引コイル13の始動スイッチ12に接続されている他端
部の印加電圧の方が、モータ側固定接点21(起動用抵
抗23と始動モータ2との間)に接続されている一端部
の印加電圧より高くなるように設定しているため、吸引
コイル13が短絡されることで低下するプランジャ吸引
力(各コイル13、14の合成磁力)の落ち込みを小さ
くでき、可動接点24が両固定接点19、21を導通す
るまで、プランジャ17を吸引するだけの吸引力を確保
できる。
【0025】これにより、各コイル13、14への印加
電圧が低かったり、プランジャ17の摺動ロスが大きい
等の理由でプランジャ17が吸引される時のスピードが
十分でない場合でも、リターンスプリング28の弾力に
よってプランジャ17が戻されるのを防ぐことが可能と
なる。即ち、可動接点24が補助接点22とバッテリ側
固定接点19を導通した状態から両固定接点19、21
を導通するまでプランジャ17を吸引するために必要な
吸引力を確保することが可能となる。この結果、ピニオ
ン4をリングギヤ6に噛み合わせるだけの十分な力を得
ることができるため、ピニオン4とリングギヤ6との噛
み合い不良を防止できる。
【0026】また、エンジン始動後、始動スイッチ12
がOFF操作されてプランジャ17が静止状態へ戻され
る際に、可動接点24はまずモータ側固定接点21から
離れて両固定接点19、21間を切り離した後、補助接
点22とバッテリ側固定接点19間を切り離す。この時
の遮断電流は、起動用抵抗23によって大幅に低下する
ため、各固定接点19、21および補助接点22の磨耗
が少ないという効果がある。
【0027】さらに、本実施例では、2つの固定接点1
9、21、1つの可動接点24、補助接点22を兼用す
る起動用抵抗23が接続部品なしで構成できるととも
に、起動用抵抗23を渦巻きコイル状に形成したことに
より、モールドカバー34内の小スペースに接点機構を
収納することができる。また、本実施例の起動用抵抗2
3は、補助接点22と起動用抵抗23を板状の弾性体で
構成した場合と比べて、渦巻きコイルの巻数を増やすこ
とにより応力緩和が可能となり、耐久寿命が大幅に向上
する。
【0028】(第2実施例)図7はスタータ1の電気回
路図である。本実施例のスタータ1は、可動接点24に
板ばね等の弾性体で設けられた接点部材41を備えた場
合の一例を示すものである。この場合、プランジャ17
が吸引されて可動接点24が移動すると、可動接点24
に設けられた接点部材41が起動用抵抗23に接続され
た補助接点22と、バッテリ側固定接点19と一体に設
けられた補助接点42に弾力を有して電気的に接触する
ことにより始動モータ2がゆっくりと回転し、更にプラ
ンジャ17が移動すると、接点部材41が補助接点22
と補助接点42に接触したまま、可動接点24がバッテ
リ側固定接点19とモータ側固定接点21を導通するこ
とで始動モータ2が全負荷で回転することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタータの電気回路図である。
【図2】マグネットスイッチの断面図(静止状態)であ
る。
【図3】可動接点側から見た固定接点と補助接点の正面
図である。
【図4】可動接点の側面図(a)と平面図(b)であ
る。
【図5】可動接点が補助接点とモータ側固定接点とを導
通した状態を示す断面図である。
【図6】可動接点が両方の固定接点を導通した状態を示
す断面図である。
【図7】第2実施例に係わるスタータの電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1 スタータ 2 始動モータ 4 ピニオン 6 リングギヤ 7 バッテリ 8 マグネットスイッチ 12 始動スイッチ 13 吸引コイル 14 保持コイル 17 プランジャ 19 バッテリ側固定接点 21 モータ側固定接点 22 補助接点 23 起動用抵抗 24 可動接点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリより通電を受けて磁力を発生する
    コイル、および前記コイルの発生する磁力により吸引さ
    れるプランジャを有するマグネットスイッチと、 前記プランジャの移動に伴って変位する可動接点と、 前記バッテリから始動モータへの通電を行うモータ回路
    に介在されて、前記プランジャが吸引されて所定量移動
    した時に前記可動接点が導通する固定接点と、 この固定接点と並列に接続されて、前記固定接点より前
    に前記可動接点が導通する補助接点と、 前記可動接点が前記補助接点を導通してから前記固定接
    点を導通するまでの間、前記補助接点を経て前記始動モ
    ータへ流れる電流を制限する起動用抵抗とを備え、前記
    プランジャの移動に伴ってピニオンをエンジンのリング
    ギヤ側へ移動させるスタータにおいて、 前記コイルは、 一端側が前記起動用抵抗と前記始動モータとの間に接続
    され、他端側が始動スイッチを介して前記バッテリの正
    極に接続された吸引コイルと、 一端側が前記吸引コイルの他端側に接続され、他端側が
    接地された保持コイルとから成り、 前記起動用抵抗の抵抗値は、前記可動接点が前記補助接
    点を導通してから前記固定接点を導通するまでの間、前
    記吸引コイルの他端側に印加される電圧が、一端側に印
    加される電圧より高くなるように設定されていることを
    特徴とするスタータ。
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