JPH09177834A - ファン用粘性継手 - Google Patents

ファン用粘性継手

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JPH09177834A
JPH09177834A JP8338497A JP33849796A JPH09177834A JP H09177834 A JPH09177834 A JP H09177834A JP 8338497 A JP8338497 A JP 8338497A JP 33849796 A JP33849796 A JP 33849796A JP H09177834 A JPH09177834 A JP H09177834A
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chamber
viscous
working chamber
supply chamber
pressure source
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JP8338497A
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Inventor
Ansgar Geist
アンスガー・ガィスト
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ZF Friedrichshafen AG
Original Assignee
Fichtel and Sachs AG
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D35/00Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
    • F16D35/02Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part
    • F16D35/027Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by emptying and filling with viscous fluid from outside the coupling during operation

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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却出力の要求における変化がほとんど遅れ
なしに変換可能であるようにファン用粘性継手を改良す
る。 【構成】 ハウジングと、駆動可能なインペラーとを備
え、インペラーが、トルクを剪断面を介して、粘性流体
を充填された作動室に伝達するために設けられ、作動室
が、付加的な粘性流体を供給するために供給室との接続
部を有し、少なくとも一方の室が、作動室の充填度増大
のために圧力源と接続され、圧力源によって、供給室内
に形成された粘性流体の液面レベルの充填度を規定する
位置が調節可能である、ファン用粘性継手において、供
給室が、作動室からの粘性流体の逆流を保証するために
作動室の半径方向で外側に配置されており、粘性流体の
液面の調節が、粘性流体への回転数による遠心力作用に
関係して、圧力源によって生ぜしめられる圧力の大きさ
及び作用方向に関連してのみ行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファン用粘性継手
に関し、特に、ハウジングと、剪断面を介してトルクを
伝達すべく粘性流体が充填された作動室内に設けれた少
なくとも1つの駆動可能なインペラーとを具備してお
り、前記作動室には、付加的な粘性流体を供給するため
に、供給室との接続部を有しており、前記作動室と前記
供給室の少なくとも一方が、該作動室内の充填度を予め
調節するための圧力源と接続されており、さらに、前記
充填度を決定する前記供給室内の粘性流体レベルの位置
が、前記圧力源によって調節可能であるファン用粘性継
手に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のハウジング及び駆動可能なインペ
ラーを備えたファン用粘性継手は、ドイツ連邦共和国実
用新案登録第8319901号明細書により公知であ
る。前記ファン用粘性継手は、ハウジングと、剪断面を
介してトルクを伝達すべく粘性流体が充填された作動室
内に設けれた少なくとも1つの駆動可能なインペラーも
しくはロータとを具備している。前記作動室には、付加
的な粘性流体を供給するために、前記剪断面の半径方向
内側内に供給室に対する接続部を有する。
【0003】前記供給室は、該作動室内の充填度を予め
調節するための圧力源と接続されている。前記充填度を
決定する前記供給室内の粘性流体レベルの位置は、前記
圧力源によって調節可能である。さらに、前記供給室
は、作動室から供給室へ粘性流体を送出するためのポン
プ機構に接続されている。該ポンプ機構には、インペラ
ーの周面領域における作動室内に配設されている。
【0004】従来のファン用粘性継手において、供給室
は、該供給室と作動室との間の接続部が、作動室側面で
開口し且つそれにより該剪断面のほぼ半径方向で内側に
位置するような、半径方向の領域内に配設される。接続
部自体は、供給室の無圧状態において供給室から作動室
内に液体が溢れることがないように構成されている。こ
のことは、図1によれば例えば、接続部が、普通の圧力
状態の際に隣接する粘性流体の液面よりさらに半径方向
で内方へ動かされることによって達成される。液面はそ
の延長領域に基づいて剪断面のほぼ内側でもともと既に
半径方向で回転軸線の近くに存在しているので、液面と
接続部の半径方向で最も内側に位置する個所との半径方
向の間隔は極めて短い。これによって、ハウジングが回
転する際に粘性流体に作用する遠心力に基づいてこの粘
性流体を作動室内に送出するために必要とされる、圧力
源によって生ぜしめられる圧力差は極めて小さくなり、
換気装置カップリングの制御範囲は、圧力源における圧
力引渡しを介して狭く制限されている。これにより、例
えば、作動室内の粘性流体における要求が高い場合に作
動室のための充填動作は、可能な限り小さな圧力差のた
めに比較長く持続することになり、かつこれによって換
気装置カップリングは温度変化に緩慢に応動することに
なる。その上、もともと作動室内に非常に少ない粘性流
体が存在している場合に丁度、ハウジングの回転数がイ
ンペラーの回転数の著しく下側に留まり、かつ比較的大
きな回転数差に基づいて既に公知のポンプ機構が作動室
からの粘性流体の強い吸出しを配慮することが困難にな
る。これによって、ファン用粘性継手の慣性は要求が変
化する際に再び高くなる。逆に、作動室が充填される際
にポンプ機構の送出出力は最小になり、その結果、圧力
源における減少された圧力引渡しにより、粘性流体の残
りの部分は極めてゆっくりとしか作動室から供給室に戻
されなくなる。さらに、相応する圧力測定によってポン
プ機構のそれぞれのポンプ出力を補償するために、圧力
負荷を与えるために圧力源を制御する際にインペラーと
ハウジングとの間の回転数差の大きさを常に考慮しなけ
ればならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冷却
出力の要求における変化がほとんど遅れなしに変換可能
であるようにファン用粘性継手を改良することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題は本発明によ
れば、ハウジングと、剪断面を介してトルクを伝達すべ
く、粘性流体が充填された前記ハウジング内の作動室に
収容される少なくとも1つの駆動可能なインペラーと、
を備えており、該作動室が、付加的な粘性流体を供給す
るために供給室との接続部を有しており、該作動室と該
供給室とのうち少なくとも一方が、作動室内の粘性流体
の充填度を増すために圧力源と接続されており、前記圧
力源によって、前記充填度を決定する前記供給室内の粘
性流体レベルの位置が、前記圧力源によって調節可能で
ある形式のファン用粘性継手において、供給室が、作動
室からの粘性流体の逆流を保証するために作動室の半径
方向で外側に配置されており、その結果、粘性流体の液
面の調節が、粘性流体への回転数による遠心力作用に関
係して、圧力源によって生ぜしめられる圧力の大きさ及
び作用方向に関連してのみ行われるようになっているこ
とを特徴とするファン用粘性継手によって解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
を用いて詳しく説明する。図1に示された如く、本発明
の一実施例におけるファン用粘性継手は、そのハウジン
グ1が軸受2を介して駆動軸3に回転可能に支承されて
いる。ハウジング1には、図示しない換気装置の羽根、
所謂ファンブレードが固定されている。ハウジング1
は、そのハウジング前壁4を伴って、駆動軸3に固定さ
れたインペラー6を収容するの室を画成する。この場
合、インペラー6の両側で、このインペラーとそれぞれ
に対応するハウジング壁との間には、それぞれ1つの間
隔が形成されている。この間隙は、前記室に粘性流体を
充填される際に、剪断間隙5として作用するものであ
る。また、前記室に粘性流体を充填される際に、前記室
はファン用粘性継手の作動室7を画成する。
【0008】この作動室7内におけるインペラー6の、
駆動軸3により導入される回転が、作動室7内の粘性流
体の充填度によって規定されるスリップを伴ってハウジ
ング1に伝達される。作動室7の外周領域には、作動室
7の半径方向で外側に配置された供給室8に連通する少
なくとも1つの接続部9が設けられている。なお、この
接続部9は、略半径方向に延びていることが好ましい。
【0009】該供給室8は、容器16の形状でハウジン
グ前壁4に収容されていて、かつ、半径方向に延びる少
なくとも1つの供給通路12を介して接続部13と接続
されている。この接続部13は、ファン用粘性継手の回
転軸線14と同芯的に配設されており、かつ接続部13
自体は圧力導管25を介して圧力源15と接続されてい
る。供給室8内には、圧力源15により発生する圧力並
びにハウジング1の回転数に関連した変移する粘性流体
の液面レベル10が画成される。
【0010】上記ファン用粘性継手は、以下の通り作動
する。作動室7に充填された粘性流体が規定の充填度で
ある場合に、駆動軸3の回転数は所定のスリップを伴っ
てハウジング1に伝達され、それに従って、ハウジング
は、駆動軸3もしくはインペラー6に対して所定の相対
回転数をもって運動する。また、ハウジング1が回転さ
れる際には、作動室7と供給室8とが少なくとも1つの
接続部9を介して連通していることに基づいて、ハウジ
ング1の回転による遠心力の作用を受けて、剪断間隙5
内に存在する粘性流体の割合と供給室8内に存在する粘
性流体の割合との間には均衡が生じる。そして、該均衡
によって、供給室8内での粘性流体の液面レベル10が
決定される。
【0011】たとえば、周知の形式で構成されているこ
とを理由に図1で概略的にのみ示されたセンサー18
が、より多くの冷却空気が必要であるとの要求を検知し
かつそれを制御装置17に出力すると、直ちに制御装置
が、圧力源15によって発生する圧力を高めべく制御を
行う。そして、該圧力源15の発生圧力の上昇により、
圧力源に接続された圧力導管25、接続部13、供給通
路12内の圧力が上昇し、ひいては、供給室8内に達す
る圧力が上昇し、これにより粘性流体の液面レベル10
が半径方向で外方へ変位され、かつこれによって粘性流
体は供給室8から接続部9を介して作動室7内に押しや
られる。これによって、インペラー6と粘性流体と半径
方向の接触長さ、即ち、剪断間隙5の半径方向の作用長
さが拡大され、その結果、インペラー6とハウジング1
との間のスリップが減少される。
【0012】なお、該スリップの減少によりハウジング
1の回転数が大きくなるので、粘性流体への高められた
遠心力が作用するが、この遠心力作用は、圧力源15を
適宜制御することによって補償される。一方、上述とは
逆に、センサー18が、より少ない冷却空気で充分であ
るとの要求を検知しかつそれを制御装置17に出力する
と、直ちに制御装置が、圧力源15によって発生する圧
力を下げるべく制御を行う。そして、該圧力源15の発
生圧力の減少により、圧力源に接続された圧力導管2
5、接続部13、供給通路12内の圧力が減少し、ひい
ては、供給室8内に達する圧力が減少するこれによっ
て、ほとんど遅れることなしに供給室8内の粘性流体の
液面レベル10は半径方向で内方へ移動でき、その結
果、遠心力により粘性流体の一部は作動室7から供給室
8に向かって移動することが可能となる。これによって
インペラー6と粘性流体と半径方向の接触長さ、即ち、
剪断間隙5の半径方向の作用長さが縮小する。したがっ
て、インペラー6とハウジング1との間のスリップが大
きくなり、該ハウジング1の回転数が小さくなる。
【0013】なお、該ハウジング1の回転数が小さくな
ることにより遠心力も減少するが、この減少した遠心力
作用は、圧力源15を適宜制御することによって補償さ
れる。圧力源15によって生ぜしめられる圧力の変化
は、自発的に供給室8内の粘性流体の液面レベル10の
変位に変換される。したがって、ファン用粘性継手にお
ける回転数の調整動作は、ほとんど遅れなしに作動室7
における粘性流体の充填度ひいては剪断間隙5の作用量
に応じて変化することにより行われる。また、粘性流体
の充分な収容容量を持った供給室内の液面レベルに適当
な圧力を負荷することによって、作動室のそれぞれ任意
の充填度ひいては剪断間隙のそれぞれ任意の作用量が調
節可能であり、従って、ハウジング1は、ほぼ静止状態
からほぼ駆動軸3の回転数まで無段階に調整可能であ
る。
【0014】他の図面には、図1とは異なる構造的な詳
細部が記載されており、それ故、図面では、圧力源1
5、制御装置17及びセンサー18が省略されている。
もちろん、これらの部材は、図1に示す換気装置カップ
リングにおける部材と同様に必要である。図1に示すハ
ウジング1において、供給室8が、作動室7に対して軸
方向でオフセットして配置されている容器16の形状で
構成されているのに対して、図2に示す構成では供給室
8は作動室7をリング状に取り囲んでいる。圧力導管2
5を介して与えられる供給通路12内の圧力状態に関連
して、図2に示すごとく、供給通路12も作動室7の外
周の半径方向で外側の領域において供給室8の一部とし
て作用することができる。
【0015】図3にも作動室7をリング状に取り囲む供
給室8が示されており、この場合には、周面領域で固定
的に締め込まれている弾性的なダイヤフラム21の形状
のシール装置20を介して供給室8と供給通路9との間
の分離が行われる。これにより、弾性的なダイヤフラム
21によって、圧力導管25を介して供給される例えば
圧縮空気のような圧力媒体が供給室8内の粘性流体から
分離され、従って、いかなる場合にも両方の媒体の混ぜ
合わせが阻止される。供給通路12内の圧力が上昇する
際に、弾性的なダイヤフラム21は供給室8に向かう方
向で旋回され、そのため供給室の容積が縮小され、そい
よって粘性流体が供給室8から作動室7内に押しやら
れ、しかも粘性流体に作用する遠心力に抗して押しやら
れる。これに対して、供給通路12内の圧力減少は、弾
性的なダイヤフラム21を供給通路12に向かう方向で
変形させることになり、その結果、供給室8の容積は増
大され、かつ遠心力により粘性流体は作動室7から供給
室8内へ流れ出ることができる。この場合、弾性的なダ
イヤフラム21は、供給室8内に粘性流体の液面レベル
10を提供するものとなる。
【0016】図3によるファン用粘性継手の実施例で
は、作動室7と供給室8との半径方向の間に接続部9が
形成されており、従って、圧力媒体25を介して適当な
圧力が供給される際には作動室7を完全に空にすること
が可能となる。一方、最小限の冷却作用を維持するため
に作動室7が完全に空になることを防ぐという限りにお
いては、図4に示すように、接続部9を半径方向でさら
に内方へ案内することができ、それにより、剪断間隙5
の最小限の作用面積を保証するような残余オイルリング
を、作動室7内で且つ接続部9の開口領域と作動室7の
外周面との間に形成することができる。
【0017】図3及び図4の実施例と異なり、図5及び
図6の実施例では、弾性的なダイヤフラム21の代わり
に移動可能なシール部材22がシール装置20として設
けられており、この場合、シール部材22は図5によれ
ば半径方向に、これに対して図6によれば軸方向に移動
可能である。両実施例において、シール部材22の移動
は、粘性流体への遠心力作用に関連した供給通路12内
の圧力変化によって調節される。図5によればO−リン
グとして構成されることができ、あるいは図6によれば
方形部材として構成されることができるシール部材22
のそれぞれの位置に関連して、供給室8の容積は増大又
は縮小可能である。
【0018】図7に示されたファン用粘性継手におい
て、第1の圧力源27は圧力導管23及び供給通路12
を介して供給室8と接続されており、かつ第2の圧力源
26は圧力導管24を介して作動室7と接続部13の領
域で接続されている。圧力導管23内の圧力の減少作用
は、この圧力導管23内の圧力減少が供給室8の容積増
大を配慮しているので、例えば圧力導管24内の圧力の
上昇によって増大されることができ、これに対して、圧
力導管24内の圧力上昇は、作動室7から供給室8への
粘性流体の遠心力による流出を助成する。圧力源26,
27を適当に逆転することによって、粘性流体の逆方向
の流れを同じく達成することができ、これは、作動室内
に軽い負圧をかけることによって粘性流体の流出が半径
方向で内方へ助成され、これによって、供給室8の容積
縮小を招く圧力導管23内の圧力上昇が、供給室8から
作動室7への粘性流体の押しやりに変換可能である。要
するに、接続部13に第2の圧力導管を使用することに
よって、ファン用粘性継手における調整速度をなお一層
高くすることができる。
【0019】既に述べた実施例においては、ハウジング
1の外部に配置されていてかつそれぞれ1つの圧力導管
23〜25を介してファン用粘性継手の接続部13と接
続されている少なくとも1つの圧力源15,26,27
が使用される。これらの実施例とは異なり、図8に示す
実施例では、圧力源15がファン用粘性継手のハウジン
グ1に組み込まれており、しかも回転軸線14の領域に
おいて組み込まれている。この実施例によれば、圧力源
15によって供給室8が供給通路12を介して相応に圧
力負荷可能である。
【0020】図9に示された別の実施例では、圧力源1
5がファン用粘性継手のハウジング1に同様に組み込ま
れているが、図8による実施例と異なり供給室8の半径
方向の延長領域において組み込まれている。この実施例
では、作動室7と供給室8と圧力源15との間の距離が
かなり短縮されている。図10に示された実施例では、
作動室7と供給室8との間の仕切り壁30が、半径方向
でほぼ供給室の外周まで延長されており、かつ作動室7
の外周の所で始まって半径方向で外方へ突出し、ハウジ
ング1の区分31に軸方向で隣接し、かつ貫流通路32
を形成しており、この貫流通路は、ハウジング1内でほ
ぼ半径方向で延長する方向で形成されていてかつ作動室
と供給室との間の接続部9として作用する。
【0021】
【発明の効果】本発明によるファン用粘性継手において
は、供給室を作動室の半径方向で外側に配置することに
よって、ハウジングが回転する際に作動室内に存在する
粘性流体はもっぱら遠心力の作用を受けて供給室内に送
出されることができ、従って、従来技術により知られて
いるようなポンプ機構は必要でなくなる。これによって
得られる利点は、ハウジングの回転数だけが作動室から
供給室内への容量流のために決定されており、しかしハ
ウジングとインペラーとの間の相対回転数は決められて
いないことである。作動室が連通管の形状で供給室と接
続されているために、作動室内の粘性流体の部分と供給
室内の粘性流体の部分との間で均衡が生じる。冷却空気
における要求が高まる際には圧力源によって生ぜしめら
れる圧力のみが高められ、しかも、回転数によって作動
室から供給室内に流れる容量流並びに作動室内の必要な
充填度を達成するために必要な付加的な量の粘性流体が
作動室内に押しやられる程に強く高められるので、圧力
源による圧力引渡しの制御は極めて簡単になる。これに
よって、作動室はほとんど遅れなしに充填可能であり、
これにより換気装置カップリングの回転数は上昇する。
【0022】これに対して、換気装置カップリングの低
い回転数が必要であると、圧力源によって生ぜしめられ
る圧力は、作動室が新たな粘性流体を供給されない限り
では簡単に減少される。圧力源におけるこのような圧力
低下の前にはハウジングが普通の形式で高い回転数で運
転されており、かつそれに応じて強い冷却作用が生ぜし
められていたので、作動室から供給室へ粘性流体を送出
する遠心力作用は比較的高くなり、その結果、圧力源に
おけるこのような圧力変化も極めて迅速にハウジングに
おける回転数変化に変換される。
【0023】要するに、本発明による換気装置カップリ
ングは、圧力源における制御動作から冷却出力の変化へ
迅速に変換することができる。このことは、一方の室又
は他方の室への圧力源の相応する接続によって、例えば
第1の圧力源が作動室と、かつ第2の圧力源が供給室と
接続されていることによって(請求項11)、強化され
る。作動室の充填度を高めるために、例えば、供給室内
で圧力が高められ、これに対して充填度の減少のために
作動室内の圧力上昇が意味のあることである。両方の室
のうち一方の室内の圧力上昇に相応して、それぞれ他方
の室内で負圧の発生によって粘性流体の流入又は流出の
ための時間要求を減少させることは意味のあることであ
る。
【0024】供給室が本発明により作動室の半径方向で
外側に配置されているので、圧力源の接続がファン用粘
性継手の回転軸線の半径方向の領域において行われる限
りでは、回転軸線の領域に位置する接続部を、半径方向
でかなり外側に位置する供給室と接続するような供給通
路が必要とされる。供給室を作動室の半径方向で外側に
配置するために可能である供給室の半径方向で比較的大
きな延長長さに基づいて、圧力源における圧力変化の際
に粘性流体の液面を半径方向で移動させることができる
ような範囲が重要であり、従って、圧力源によって生ぜ
しめられる圧力を上昇できるもしくは減少できるような
制御範囲は極めて大きい。圧力源におけるこのように大
きな圧力変化の場合に、作動室の充填速度並びに作動室
を空にする速度は相応して高くなる。
【0025】請求項2に記載された構成によって、ファ
ン用粘性継手の制御慣性を減少させることができる。供
給室を作動室の半径方向で外側に配置することによる別
の利点は、これらの間の接続部も、作動室の周面領域で
始まって、半径方向で外方へ案内されるので、作動室
が、インペラーを受容する軸の領域までのその半径方向
の全深さに沿ってインペラーと一緒に剪断面を形成する
ために適していることである。これによって、換気装置
カップリングのもともと既に大きい制御範囲がなお一層
増大され、その結果、ファン用粘性継手は、ほぼ0から
ほぼ駆動回転数までの回転数範囲でほとんど慣性なしに
運転されることができる。
【0026】請求項3には圧力源の有利な配置が記載さ
れており、これによって伝達距離が短縮できる。請求項
4には供給室の有利な構成が記載されている。請求項5
に記載された構成によって、粘性流体と圧力源によって
引き渡される圧力媒体、例えば圧縮空気とを正確に分離
することができ、従って、両方の媒体の混ぜ合わせが有
利に阻止される。請求項6〜8にはシール装置の有利な
構成が記載されており、この場合、請求項6に示された
弾性的なダイヤフラムは、有利には固定的に締め込まれ
ていてかつ圧力源における圧力変化の際にその固有弾性
度に基づいて変形され、この変形によって供給室内の容
積が減少可能もしくは拡大可能であり、かつそれに応じ
て粘性流体は作動室内に押しやられもしくは作動室から
取り除かれることができ、これに対して、請求項7に示
されたシール装置によって、シール部材は全体として移
動可能であり、かつこれによって供給室内の容積変化を
招くことができる。請求項8にはシール装置のための有
利な配置領域が記載されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転軸線の領域における圧力源への接続部と、
作動室の半径方向で外側に形成される供給室とを備えた
ファン用粘性継手の下方半部の縦断面図である。
【図2】図1と同様の、しかし作動室をリング状に取り
囲む供給室を備えたファン用粘性継手の縦断面図であ
る。
【図3】図2と同様の、しかし圧力源と供給室との間に
弾性的なダイヤフラムの形状のシール装置を備えたファ
ン用粘性継手の縦断面図である。
【図4】図3と同様の、しかし供給室と作動室との間
に、この作動室の外周面の半径方向で内側に開口する接
続部を備えたファン用粘性継手の縦断面図である。
【図5】図3と同様の、しかし半径方向で移動可能なシ
ール部材を有するシール装置を備えたファン用粘性継手
の縦断面図である。
【図6】図5と同様の、しかし軸方向で移動可能なシー
ル部材を備えたファン用粘性継手の縦断面図である。
【図7】図3と同様の、しかし供給室の所にも作動室の
所にも圧力源の接続部を備えたファン用粘性継手の縦断
面図である。
【図8】図3と同様の、しかし圧力源が回転軸線の領域
でハウジングに組み込まれている形式のファン用粘性継
手の縦断面図である。
【図9】図8と同様の、しかし圧力源が供給室の延長領
域に配置されている形式のファン用粘性継手の縦断面図
である。
【図10】図1と同様の、しかし作動室と供給室との間
に形成された別の接続部を有するファン用粘性継手の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 軸受支承装置 3 駆動軸 4 ハウジング前壁 5 剪断間隙 6 インペラー 7 作動室 8 供給室 9 接続部 10 液面レベル 12 供給通路 13 接続部 14 回転軸線 15 圧力源 16 容器 17 制御装置 18 センサー 20 シール装置 21 ダイヤフラム 22 シール部材 23,24,25 圧力導管 26,27 圧力源 30 仕切り壁 31 区分 32 貫流通路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(1)と、剪断面を介してト
    ルクを伝達すべく、粘性流体が充填された前記ハウジン
    グ(1)内の作動室(7)に収容される少なくとも1つ
    の駆動可能なインペラー(6)と、を備えており、 該作動室(7)が、付加的な粘性流体を供給するために
    供給室(8)との接続部(9)を有しており、 該作動室(7)と該供給室(8)とのうち少なくとも一
    方が、作動室(7)内の粘性流体の充填度を増すために
    圧力源(15)と接続されており、 前記圧力源(15)によって、前記充填度を決定する前
    記供給室内の粘性流体レベルの位置が、前記圧力源によ
    って調節可能である形式のファン用粘性継手において、
    供給室(8)が、作動室(7)からの粘性流体の逆流を
    保証するために作動室の半径方向で外側に配置されてお
    り、その結果、粘性流体の液面(10)の調節が、粘性
    流体への回転数による遠心力作用に関係して、圧力源
    (15)によって生ぜしめられる圧力の大きさ及び作用
    方向に関連してのみ行われるようになっていることを特
    徴とするファン用粘性継手。
  2. 【請求項2】 ハウジングの外部に配置された圧力源の
    ための、ハウジングの回転軸線の半径方向の領域に位置
    する接続部を備えており、この接続部(13)が、半径
    方向で供給室(8)まで達する供給通路(12)を介し
    て供給室(8)に開口していることを特徴とする請求項
    1記載のファン用粘性継手。
  3. 【請求項3】 圧力源(15)が、ハウジング(1)の
    内部で、供給室(8)の延長領域に配置されていること
    を特徴とする請求項1記載のファン用粘性継手。
  4. 【請求項4】 供給室(8)が作動室(7)をリング状
    に取り囲んでいることを特徴とする請求項1から3まで
    のいずれか1記載のファン用粘性継手。
  5. 【請求項5】 供給室(8)が、作動室(7)とは反対
    の側にシール装置(20)を有していることを特徴とす
    る請求項1から4までのいずれか1記載のファン用粘性
    継手。
  6. 【請求項6】 シール装置(20)が、弾性的なダイヤ
    フラム(21)によって形成されることを特徴とする請
    求項5記載のファン用粘性継手。
  7. 【請求項7】 シール装置(20)が、供給室と作動室
    との間の接続部(9)に対して相対的に移動可能なシー
    ル部材(22)によって形成されることを特徴とする請
    求項5記載のファン用粘性継手。
  8. 【請求項8】 シール装置(20)が供給室(8)内に
    収容されていることを特徴とする請求項5から7までの
    いずれか1記載のファン用粘性継手。
  9. 【請求項9】 供給室(8)と作動室(7)との間の接
    続部(9)が、作動室の外周面の半径方向で内側におい
    てこの作動室に開口していることを特徴とする請求項1
    記載のファン用粘性継手。
  10. 【請求項10】 圧力源(15)がハウジング(1)に
    組み込まれていることを特徴とする請求項1記載のファ
    ン用粘性継手。
  11. 【請求項11】 第1の圧力源(26)が作動室(7)
    と、かつ第2の圧力源(27)が供給室(8)と接続さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のファン用粘性
    継手。
  12. 【請求項12】 作動室を軸方向で供給室から区分する
    仕切り壁を備えており、この仕切り壁(30)が、作動
    室(7)の周面領域の半径方向で外側においてハウジン
    グ(1)の所属の区分(31)に隣接していて、かつこ
    の区分(31)と一緒に貫流通路(32)を形成してお
    り、この貫流通路が作動室(7)と供給室(8)との間
    の接続部(9)として作用していることを特徴とする請
    求項1記載のファン用粘性継手。
JP8338497A 1995-12-21 1996-12-18 ファン用粘性継手 Pending JPH09177834A (ja)

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