JPH09177841A - ドラムブレーキのシュー駆動機構 - Google Patents

ドラムブレーキのシュー駆動機構

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JPH09177841A
JPH09177841A JP7339126A JP33912695A JPH09177841A JP H09177841 A JPH09177841 A JP H09177841A JP 7339126 A JP7339126 A JP 7339126A JP 33912695 A JP33912695 A JP 33912695A JP H09177841 A JPH09177841 A JP H09177841A
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JP
Japan
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shoe
shoe drive
drive lever
brake
drum
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JP7339126A
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Haruo Tsujiku
春生 都竹
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動中、ケーブルに弛みを生じないドラムブ
レーキのシュー駆動機構を得る。 【解決手段】 一方のブレーキシュー2を進退させるた
めの第1のシュー駆動レバー34と他方のブレーキシュ
ー3を進退させるための第2のシュー駆動レバー35と
をレバー連結リンク40によって連動可能に連結し、か
つパーキングケーブル22のインナーケーブル23端を
前記第1のシュー駆動レバー34の一端に連結すると共
に、パーキングケーブル22のアウターケーシング24
端を前記第2のシュー駆動レバー35の一端に固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒形のドラム内
空間に対向配備される一対のブレーキシューを、前記ド
ラムの内面に向かって進退させて前記ブレーキシューの
外周のライニングをドラム内面に押し付けた制動状態ま
たはライニングをドラム内面から離間させた非制動状態
にするドラムブレーキのシュー駆動機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、車両等に使用されるド
ラムブレーキ装置の従来例を示したものである。ここに
示したドラムブレーキ装置1は、円筒形のドラム5内の
空間に対向配備される一対のブレーキシュー2、3と、
これら一対のブレーキシュー2、3を前記ドラム5の内
面に向かって進退可能に支持するバックプレート4と、
該バックプレート4上の各ブレーキシュー2、3を前記
ドラム5の内面に向かって進退させて前記ブレーキシュ
ー2、3の外周のライニング6、7をドラム5内面に押
し付けた制動状態または前記ライニング6、7をドラム
5内面から離間させた非制動状態にするシュー駆動機構
9とを具備した構成をなしている。
【0003】そして、前記一対のブレーキシュー2、3
は、対向する一端部同士が互いに当接した状態に維持さ
れるように、引張りコイルばね等の弾発部材12により
それぞれの一端部が連結されている。また、これらのブ
レーキシュー2、3の他端側は、バックプレート4上に
立設されたアンカー14を挟んで対峙し、かつ、これら
ブレーキシュー2、3の他端部がアンカー14に当接す
るように、引張りコイルばね等の弾発部材15によって
付勢されている。
【0004】また、前記シュー駆動機構9は、パーキン
グブレーキ用のもので、図6に示すように、回動動作に
よって前記バックプレート4上の一方のブレーキシュー
(プライマリ・シュー)2をドラム5の内面に向って進
退させるてこ形のシュー駆動レバー20と、一端が前記
シュー駆動レバー20の一端側に回転自在に連結される
と共に他端が他方のブレーキシュー(セカンダリ・シュ
ー)3に接続されて該ブレーキシュー3の戻り動作を制
限するストラット21と、前記シュー駆動レバー20を
回動動作させるパーキングケーブル22とを具備した構
成とされている。
【0005】前記パーキングケーブル22は、インナー
ケーブル23と、該インナーケーブル23を摺動可能に
挿通させたアウターケーシング24とを具備しており、
図6に示すように、前記シュー駆動レバー20の他端を
挿通した前記インナーケーブル23の先端には、シュー
駆動レバー20の他端側側面に当接することでインナー
ケーブル23がシュー駆動レバー20から抜け出すこと
を防止する抜け止め手段26が固着装備され、また、前
記アウターケーシング24の端部29がバックプレート
4に固定されることによって、いわゆるフォワード・プ
ルの配索になっている。
【0006】以上のドラムブレーキ装置1では、運転者
のパーキングブレーキ操作で図6に矢印(イ)で示すよ
うにインナーケーブル23が引張られると、前記抜け止
め手段26を介してシュー駆動レバー20が矢印(ロ)
に示す如く枢軸28回りに回動して、プライマリ・シュ
ー2をドラム5に押し付ける。そして、シュー駆動レバ
ー20に連動するストラット21によって、セカンダリ
・シュー3もドラム5に押し付けられて、パーキングブ
レーキとしての制動力が発揮されることになる。この
時、プライマリ・シュー2とアンカー14との間、およ
びセカンダリ・シュー3とアンカー14との間のいずれ
か又は両方に間隙S1 、S2 (図7参照)を生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5はパーキングブレ
ーキを作動させた状態を示している。図5に示したよう
に、アンカー14とプライマリ・シュー2との間に間隙
S1が生じている状態で、図7に示すように、ドラム5
を矢印(ニ)の方向に回転させようとするトルクが作用
すると、ドラム5が前記間隙S1 の分だけ回転し、代り
に、アンカー14とセカンダリ・シュー3との間に間隙
S2 が生じた状態になる。
【0008】そして、このようにドラム5の回転によっ
てアンカー14とプライマリ・シュー2との間に生じて
いた間隙S1 が、アンカー14とセカンダリ・シュー3
との間の間隙S2 に変る挙動は、図8に示すように、ブ
レーキシュー2、3がシュー駆動レバー20やストラッ
ト21と一体的にバックプレート4上を矢印(ホ)方向
に移動することによって生じている。
【0009】しかし、従来のシュー駆動機構9では、パ
ーキングケーブル22のアウターケーシング24の端部
29がバックプレート4に固定であり、しかもインナー
ケーブル23の端部はシュー駆動レバー20を挿通して
抜け止め処理されているだけであるので、ブレーキシュ
ー2、3がシュー駆動レバー20やストラット21と一
体的にバックプレート4上を移動する動作は、その移動
量の分だけシュー駆動レバー20がインナーケーブル2
3上をスライドすることになり、インナーケーブル23
の先端に配備されていた抜け止め手段26とシュー駆動
レバー20との間に弛みΔLを生じさせる結果となり、
この弛みΔLが制動力を低下させる。従って、この弛み
ΔLによる制動力の低下を防止するためには、パーキン
グブレーキの引き操作を再度やりなおさなければならな
いという問題が生じた。
【0010】また、パーキングブレーキを作動させた時
に、図7に示すようにアンカー14とセカンダリ・シュ
ー3との間に間隙S2 が生じている状態で、図5に示す
ようにドラム5を矢印(ハ)の方向に回転させようとす
るトルクが作用すると、ドラム5が前記間隙S2 の分だ
け回転し、代りにアンカー14とプライマリ・シュー2
との間に間隙S1 が生じた状態になる。そして、このよ
うにドラム5の回転によってアンカー14とセカンダリ
・シュー3との間に生じていた間隙S2 が、アンカー1
4とプライマリ・シュー2との間の間隙S1 に変る挙動
は、図8に示すのと逆に、ブレーキシュー2、3がシュ
ー駆動レバー20やストラット21と一体的にバックプ
レート4上を矢印(ホ)と反対方向に移動することによ
って生じている。しかし、従来のシュー駆動機構9で
は、パーキングケーブル22のアウターケーシング24
の端部29がバックプレート4に固定であり、しかもイ
ンナーケーブル23の端部はシュー駆動レバー20を挿
通して抜け止め処理されているだけであるので、ブレー
キシュー2、3がシュー駆動レバー20やストラット2
1と一体的にバックプレート4上を移動する動作は、そ
の移動量の分だけシュー駆動レバー20がインナーケー
ブル23上をスライドすることになり、インナーケーブ
ル23の先端に配備されていた抜け止め手段26とシュ
ー駆動レバー20をΔLだけ更に引く結果となるため、
前記抜け止め手段26とシュー駆動レバー20にかかる
作動力が増加する。
【0011】従って、パーキング専用ブレーキとして使
用される時、前述のシュー駆動機構9では、例えば列車
等で車両を長距離輸送した場合に、前述のインナーケー
ブル23の弛みとシュー駆動レバー20と抜け止め手段
26にかかる作動力の増加を繰り返し与える結果とな
り、衝撃力がシュー駆動レバー20の耐久強度を低下さ
せる虞もあった。
【0012】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、ドラムが回転した時に、作動中のパーキ
ングブレーキのインナーケーブルに弛みが発生すること
が無く、例えば、パーキングブレーキの2度引きやシュ
ー駆動レバーにかかる作動力の増減によるシュー駆動レ
バーの耐久強度の低下等のインナーケーブルの弛みに起
因した障害の発生を防止することのできるドラムブレー
キのシュー駆動機構を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、円
筒形のドラム内空間に対向配備される一対のブレーキシ
ューを、前記ドラムの内面に向かって進退させて前記ブ
レーキシューの外周のライニングをドラム内面に押し付
けた制動状態または前記ライニングをドラム内面から離
間させた非制動状態にするドラムブレーキのシュー駆動
機構であって、前記一対のブレーキシューを前記ドラム
の内面に向って進退可能に支持しているバックプレート
と、回動動作によって前記バックプレート上の一方のブ
レーキシューをドラムの内面に向って進退させるてこ形
の第1のシュー駆動レバーと、前記第1のシュー駆動レ
バーの回動動作に連動して回動し前記バックプレート上
の他方のブレーキシューを前記ドラムの内面に向って進
退させる第2のシュー駆動レバーと、一端が前記第1の
シュー駆動レバーに回転自在に連結されると共に他端が
前記第2のシュー駆動レバーに回転自在に連結されて、
これら第1及び第2のシュー駆動レバーを一体に移動可
能にするレバー連結リンクとが備えられ、かつ、ブレー
キの操作のために配索されるケーブルのインナーケーブ
ル端が前記第1のシュー駆動レバーの一端に連結される
と共に、前記インナーケーブルを摺動可能に挿通させた
前記ケーブルのアウターケーシング端が前記第2のシュ
ー駆動レバーの一端に固定されたことを特徴とするドラ
ムブレーキのシュー駆動機構により達成される。
【0014】本発明の上記構成によれば、パーキングブ
レーキを作動させた状態で、例えば、ドラム5がプライ
マリ・シューとアンカーとの間の間隙の分だけ回転する
と、この回転によってアンカーとセカンダリ・シューと
の間に間隙が生じた状態に変り、このような状態変化に
伴って、シュー駆動機構の構成要素である第1のシュー
駆動レバーや第2のシュー駆動レバーは一対のブレーキ
シューと一体的に移動する挙動を示す。しかし、第1の
シュー駆動レバーと第2のシュー駆動レバーはレバー連
結リンクによって連結されているため、これらのレバー
が一対のブレーキシューと一緒に移動する際にも、これ
らのレバー相互の間隔は一定に維持される。
【0015】したがって、パーキングケーブルのインナ
ーケーブル端が連結された第1のシュー駆動レバーの一
端と、パーキングケーブルのアウターケーシング端が固
定された第2のシュー駆動レバーの一端との間の離間距
離も、これらのレバーが一対のブレーキシューと一緒に
移動することで変化することがなくなる。
【0016】また、従来のシュー駆動機構と比較する
と、セカンダリ・シューの戻りを規制するストラット
を、第2のシュー駆動レバーとレバー連結リンクの組み
合わせに置き換える一方、パーキングケーブルのアウタ
ーケーシング端の固定位置をバックプレートから第2の
シュー駆動レバーに変更した構成で、構成部材の増加
は、第2のシュー駆動レバーのみで済み、比較的に簡単
な構成で有りながら、従来の欠点を解消することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明に係るド
ラムブレーキのパーキングブレーキ用シュー駆動機構の
一実施形態を示したもので、図1は一実施形態のシュー
駆動機構32を装備したドラムブレーキ装置33の要部
の断面図、図2は図1のC矢視図である。この一実施形
態のシュー駆動機構32は、円筒形のドラム5内空間に
対向配備される一対のブレーキシュー2、3を、前記ド
ラム5の内面に向かって進退させて前記ブレーキシュー
2、3の外周のライニング6、7をドラム5内面に押し
付けた制動状態または各ブレーキシュー2、3の外周の
ライニング6、7をドラム5内面から離間させた非制動
状態にするものである。
【0018】ここに、一対のブレーキシュー2、3は、
ドラム5の内周面に沿う円弧板状のリム2a、3aと、
これらのリム2a、3aから内径側に張り出したウェブ
2b、3bと、前記リム2a、3aの外周に貼着された
ライニング6、7とからなる。そして、それぞれのブレ
ーキシュー2、3は、ホールド装置8(図2参照)によ
って、ドラム5の内面に向かって進退可能に、バックプ
レート4に取り付けられている。
【0019】また、一対のブレーキシュー2、3は、対
向する一端部同士が互いに当接した状態に維持されるよ
うに、引張りコイルばね12によりそれぞれの一端部が
連結されている。そして、これらのブレーキシュー2、
3の他端側は、バックプレート4上に立設されたアンカ
ー14を挟んで対峙し、かつ、これらブレーキシュー
2、3の他端部がアンカー14に当接するように、引張
りコイルばね15によって付勢されている。
【0020】一方、前記シュー駆動機構32は、パーキ
ングブレーキ用として、互いに対向するブレーキシュー
2、3の他方の端部間に配備されたもので、図1に示す
ように、回動動作によって前記バックプレート4上の一
方のブレーキシュー(プライマリ・シュー)2をドラム
5の内面に向って進退させるてこ形の第1のシュー駆動
レバー34と、前記第1のシュー駆動レバー34の回動
動作に連動して回動してバックプレート4上の他方のブ
レーキシュー(セカンダリ・シュー)3をドラム5の内
面に向って進退させる第2のシュー駆動レバー35と、
一端が枢軸37により前記第1のシュー駆動レバー34
に回転自在に連結されると共に他端が枢軸38により第
2のシュー駆動レバー35に回転自在に連結されて、こ
れら第1及び第2のシュー駆動レバー34、35を一体
に移動可能にするレバー連結リンク40と、前記第1の
シュー駆動レバー34を回動操作するためにいわゆるフ
ォワード・プルに配索されたパーキングケーブル22と
を具備した構成となっている。
【0021】そして、前記パーキングケーブル22は、
インナーケーブル23と、該インナーケーブル23を摺
動可能に挿通させたアウターケーシング(アウターケー
ブル)24とを具備した構成であるという点では従来と
同様であるが、この一実施形態では、図1に示すよう
に、前記第1のシュー駆動レバー34の一端を挿通した
前記インナーケーブル23の先端には、第1のシュー駆
動レバー34の他端側側面に当接することでインナーケ
ーブル23が第1のシュー駆動レバー34から抜け出す
ことを防止する抜け止め手段26が固着装備されること
で、インナーケーブル端が前記第1のシュー駆動レバー
34の一端に連結された状態になっている。さらに、前
記アウターケーシング24の端部29は、前記第2のシ
ュー駆動レバー35の一端に固定されている。
【0022】なお、以上のシュー駆動レバー34、35
は、図1に示すように、適度の剛性を有した弾性支持体
であるダイヤフラム41を介してバックプレート4に弾
性支持されている。
【0023】以上のドラムブレーキ装置33では、運転
者のパーキングブレーキ操作で図3に矢印(ヘ)で示す
ようにインナーケーブル23が引張られると、前記抜け
止め手段26を介して第1のシュー駆動レバー34が矢
印(ト)に示す如く枢軸37回りに回動しつつ、インナ
ーケーブル23の引き方向へ平行移動して、プライマリ
・シュー2をドラム5に押し付ける。これと同時に、第
2のシュー駆動レバー35がレバー連結リンク40を介
して第1のシュー駆動レバー34に連動動作して、セカ
ンダリ・シュー3もドラム5に押し付けられて、パーキ
ングブレーキとしての制動力が発揮されることになる。
【0024】そして、例えば、前記シュー駆動機構32
の操作によってパーキングブレーキを作動させて、ドラ
ム5が、プライマリ・シュー2とアンカー14との間の
間隙の分だけ回転して、この回転によってアンカー14
とセカンダリ・シュー3との間に間隙が生じた状態に変
り、このような状態変化に伴って、シュー駆動機構32
の構成要素である第1のシュー駆動レバー34や第2の
シュー駆動レバー35は、図4に矢印(チ)で示すよう
に、一対のブレーキシュー2、3と一体的に移動する挙
動を示す。しかし、第1のシュー駆動レバー34と第2
のシュー駆動レバー35はレバー連結リンク40によっ
て連結されているため、これらのレバー34、35が一
対のブレーキシュー2、3と一緒に移動する際にも、こ
れらのレバー相互の間隔Lは一定に維持される。
【0025】したがって、パーキングケーブル22のイ
ンナーケーブル23端が連結された第1のシュー駆動レ
バー34の一端と、アウターケーシング24端が固定さ
れた第2のシュー駆動レバー35の一端との間の離間距
離も、これらのレバー34、35が一対のブレーキシュ
ー2、3と一緒に移動することで変化することがなくな
る。即ち、ドラム5の回転により、作動中のパーキング
ブレーキのインナーケーブル22に弛みが発生すること
が無く、インナーケーブルの弛みに起因した障害(例え
ば、パーキングブレーキの2度引きやガタ付きの繰り返
しによるシュー駆動レバー34、35の耐久強度の低下
など)の発生を防止することができる。
【0026】また、図6に示した従来のシュー駆動機構
9と比較すると、セカンダリ・シューの戻りを規制する
ストラット21を、第2のシュー駆動レバー35とレバ
ー連結リンク40の組み合わせに置き換える一方、パー
キングケーブル22のアウターケーシング24端の固定
位置をバックプレート4から第2のシュー駆動レバー3
5に変更した構成になっており、構成部材の増加は、第
2のシュー駆動レバー35のみで済み、比較的に簡単な
構成で有りながら、従来の欠点を解消することができ、
パーキングブレーキとしての性能向上を、安価に達成す
ることが可能になる。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るドラムブレーキのシュー駆
動機構によれば、例えば、パーキングブレーキを作動さ
せて、ドラムが、例えば、プライマリ・シューとアンカ
ーとの間の間隙の分だけ逆転して、この逆転によってア
ンカーとセカンダリ・シューとの間に間隙が生じた状態
に変り、このような状態変化に伴って、シュー駆動機構
の構成要素である第1のシュー駆動レバーや第2のシュ
ー駆動レバーは一対のブレーキシューと一体的に移動す
る挙動を示す。しかし、第1のシュー駆動レバーと第2
のシュー駆動レバーはレバー連結リンクによって連結さ
れているため、これらのレバーが一対のブレーキシュー
と一緒に移動する際にも、これらのレバー相互の間隔は
一定に維持される。したがって、パーキングケーブルの
インナーケーブル端が連結された第1のシュー駆動レバ
ーの一端と、パーキングケーブルのアウターケーシング
端が固定された第2のシュー駆動レバーの一端との間の
離間距離も、これらのレバーが一対のブレーキシューと
一緒に移動することで変化することがなくなる。即ち、
サービスブレーキを解除した時に、作動中のパーキング
ブレーキのインナーケーブルに弛みが発生することが無
く、例えば、パーキングブレーキの2度引きやガタ付き
の繰り返しによるシュー駆動レバーの耐久強度の低下等
のインナーケーブルの弛みに起因した障害の発生を防止
することができる。また、従来のシュー駆動機構と比較
すると、セカンダリ・シューの戻りを規制するストラッ
トを、第2のシュー駆動レバーとレバー連結リンクの組
み合わせに置き換える一方、パーキングケーブルのアウ
ターケーシング端の固定位置をバックプレートから第2
のシュー駆動レバーに変更した構成で、構成部材の増加
は、第2のシュー駆動レバーのみで済み、比較的に簡単
な構成で有りながら、従来の欠点を解消することがで
き、パーキングブレーキとしての性能向上を、安価に達
成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるドラムブレーキのパ
ーキングブレーキ用シュー駆動機構を示す断面図であ
る。
【図2】図1のC矢視図である。
【図3】本発明の一実施形態のシュー駆動機構によっ
て、サービスブレーキの作動中にパーキングブレーキを
作動させた状態の説明図である。
【図4】本発明の一実施形態のシュー駆動機構によって
パーキングブレーキを作動させた後にサービスブレーキ
を解除した時の挙動の説明図である。
【図5】従来のドラムブレーキ装置の正面図である。
【図6】図5におけるA−A線に沿う断面図である。
【図7】図5に示したドラムブレーキ装置のサービスブ
レーキ解除時の挙動説明図である。
【図8】図7におけるB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
2、3 ブレーキシュー 4 バックプレート 5 ドラム 6、7 ライニング 22 パーキングケーブル 23 インナーケーブル 24 アウターケーシング 26 抜け止め手段 34 第1のシュー駆動レバー 35 第2のシュー駆動レバー 37、38 枢軸 40 レバー連結リンク 41 ダイヤフラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形のドラム内空間に対向配備される
    一対のブレーキシューを、前記ドラムの内面に向かって
    進退させて前記ブレーキシューの外周のライニングをド
    ラム内面に押し付けた制動状態または前記ライニングを
    ドラム内面から離間させた非制動状態にするドラムブレ
    ーキのシュー駆動機構であって、 前記一対のブレーキシューを前記ドラムの内面に向って
    進退可能に支持しているバックプレートと、 回動動作によって前記バックプレート上の一方のブレー
    キシューを前記ドラムの内面に向って進退させるてこ形
    の第1のシュー駆動レバーと、 前記第1のシュー駆動レバーの回動動作に連動して回動
    し前記バックプレート上の他方のブレーキシューを前記
    ドラムの内面に向って進退させる第2のシュー駆動レバ
    ーと、一端が前記第1のシュー駆動レバーに回転自在に
    連結されると共に他端が前記第2のシュー駆動レバーに
    回転自在に連結されて、これら第1及び第2のシュー駆
    動レバーを一体に移動可能にするレバー連結リンクとが
    備えられ、 かつ、ブレーキの操作のために配索されるケーブルのイ
    ンナーケーブル端が前記第1のシュー駆動レバーの一端
    に連結されると共に、 前記インナーケーブルを摺動可能に挿通させた前記パー
    キングケーブルのアウターケーシング端が前記第2のシ
    ュー駆動レバーの一端に固定されたことを特徴とするド
    ラムブレーキのシュー駆動機構。
JP7339126A 1995-12-26 1995-12-26 ドラムブレーキのシュー駆動機構 Pending JPH09177841A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100836929B1 (ko) * 2006-12-07 2008-06-11 현대자동차주식회사 파킹 브레이크의 작동 장치
WO2011055764A1 (ja) * 2009-11-04 2011-05-12 曙ブレーキ工業株式会社 ドラムブレーキ式駐車ブレーキ装置
WO2013031909A1 (ja) * 2011-08-30 2013-03-07 曙ブレーキ工業株式会社 ドラムブレーキ装置

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