JPH09177852A - 非線形特性を有するコイルドウェーブスプリング - Google Patents
非線形特性を有するコイルドウェーブスプリングInfo
- Publication number
- JPH09177852A JPH09177852A JP33675895A JP33675895A JPH09177852A JP H09177852 A JPH09177852 A JP H09177852A JP 33675895 A JP33675895 A JP 33675895A JP 33675895 A JP33675895 A JP 33675895A JP H09177852 A JPH09177852 A JP H09177852A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave spring
- spring
- coiled wave
- load
- corrugated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非線形の荷重−たわみ線図を有するコイルド
ウェーブスプリングを提供する。 【解決手段】 波状に加工した角線を円筒状に多重巻し
てなるコイルドウェーブスプリングにおいて、波状部を
並列部2と直列部1とを併せもつ構成としたもの。
ウェーブスプリングを提供する。 【解決手段】 波状に加工した角線を円筒状に多重巻し
てなるコイルドウェーブスプリングにおいて、波状部を
並列部2と直列部1とを併せもつ構成としたもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のサスペンシ
ョン等に組込まれるコイルドウェーブスプリングの改良
に関する。
ョン等に組込まれるコイルドウェーブスプリングの改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスプリングとして代表的なものと
して、実開平6−43777号公報が挙げられる。この
ものは図3に示すように山の高さを変える手段がとられ
ていた。しかし、この手段では高さの寸法精度が特性の
バラツキとなって現れるため、現実的には製造管理面で
の問題が大きかった。又、図4に示すコイルばね11、
図5に示す皿ばね12、図6に示す波形ばね13等があ
る。これらはそれぞれ特徴があるばねであるが、コイル
ばね11において高さを減ずる要望を満たすためには、
円すいばねとするのがよいが、このようにすると径方向
に余分なスペースを必要とし、トータルの省スペースと
いう観点からは問題がある。皿ばね12はコイルばねに
比べて径方向のスペースをそのままに、高さを減ずるこ
とができるが、一つ一つの皿ばねを直並列に重ねる積み
重ね作業が必要であり、又、解体すればバラバラになっ
てしまう。波形ばね13はこれを直列に用いるためには
図6に示すようにばね間にスペーサ14を設ける必要が
あり、その分だけばねの高さが高くなる。
して、実開平6−43777号公報が挙げられる。この
ものは図3に示すように山の高さを変える手段がとられ
ていた。しかし、この手段では高さの寸法精度が特性の
バラツキとなって現れるため、現実的には製造管理面で
の問題が大きかった。又、図4に示すコイルばね11、
図5に示す皿ばね12、図6に示す波形ばね13等があ
る。これらはそれぞれ特徴があるばねであるが、コイル
ばね11において高さを減ずる要望を満たすためには、
円すいばねとするのがよいが、このようにすると径方向
に余分なスペースを必要とし、トータルの省スペースと
いう観点からは問題がある。皿ばね12はコイルばねに
比べて径方向のスペースをそのままに、高さを減ずるこ
とができるが、一つ一つの皿ばねを直並列に重ねる積み
重ね作業が必要であり、又、解体すればバラバラになっ
てしまう。波形ばね13はこれを直列に用いるためには
図6に示すようにばね間にスペーサ14を設ける必要が
あり、その分だけばねの高さが高くなる。
【0003】これらのばねの問題点を解決するために開
発されたのが、図7に示すコイルドウェーブスプリング
15である。このコイルドウェーブスプリングは角線を
波状に加工し、これを上下隣接する波形の山と谷とが対
接するようにらせん状に巻き上げて形成したものであ
る。このばねは径方向のスペースをそのままにして高さ
方向のスペースを減ずることができるのでばねをコンパ
イト化することができる。これは素線に発生する応力の
形態によるものである。すなわち、コイルばねは主とし
てねじり応力であるのに対して、コイルドウェーブスプ
リングは主として曲げ応力である。又、コイルドウェー
ブスプリングは皿ばねのように積み重ね作業を必要とせ
ず、解体してバラバラになるようなこともない。さらに
波形ばねのようにスペーサを必要としないので、スペー
サの枚数分だけ高さを減ずることができる。しかも皿ば
ねや波形ばねは、一般に板材からプレスで打ち抜いて加
工するので、材料の歩留りが悪いが、コイルドウェーブ
スプリングの場合は角線を曲げ加工するだけであるか
ら、材料をほぼ100%有効使用できる。
発されたのが、図7に示すコイルドウェーブスプリング
15である。このコイルドウェーブスプリングは角線を
波状に加工し、これを上下隣接する波形の山と谷とが対
接するようにらせん状に巻き上げて形成したものであ
る。このばねは径方向のスペースをそのままにして高さ
方向のスペースを減ずることができるのでばねをコンパ
イト化することができる。これは素線に発生する応力の
形態によるものである。すなわち、コイルばねは主とし
てねじり応力であるのに対して、コイルドウェーブスプ
リングは主として曲げ応力である。又、コイルドウェー
ブスプリングは皿ばねのように積み重ね作業を必要とせ
ず、解体してバラバラになるようなこともない。さらに
波形ばねのようにスペーサを必要としないので、スペー
サの枚数分だけ高さを減ずることができる。しかも皿ば
ねや波形ばねは、一般に板材からプレスで打ち抜いて加
工するので、材料の歩留りが悪いが、コイルドウェーブ
スプリングの場合は角線を曲げ加工するだけであるか
ら、材料をほぼ100%有効使用できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように本発明の対
象であるコイルドウェーブスプリングは優れた特性を有
するものであるが、その使用箇所によってはさらなる特
性が要求される。すなわち従来のコイルドウェーブスプ
リングは波の形状やピッチが一定であるため、荷重特性
は原則として線形である。しかしながら、例えばサスペ
ンションなどに適用する場合、荷重の変化に対応して、
荷重−たわみ曲線も変化する非線形の荷重特性が要求さ
れる。非線形の荷重特性を出すために、本発明では従来
とは全く別の手段によってコイルドウェーブスプリング
に非線形の荷重特性を付与して上記要求に答えるもので
ある。
象であるコイルドウェーブスプリングは優れた特性を有
するものであるが、その使用箇所によってはさらなる特
性が要求される。すなわち従来のコイルドウェーブスプ
リングは波の形状やピッチが一定であるため、荷重特性
は原則として線形である。しかしながら、例えばサスペ
ンションなどに適用する場合、荷重の変化に対応して、
荷重−たわみ曲線も変化する非線形の荷重特性が要求さ
れる。非線形の荷重特性を出すために、本発明では従来
とは全く別の手段によってコイルドウェーブスプリング
に非線形の荷重特性を付与して上記要求に答えるもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、波状に加工し
た角線を円筒状に多重巻してなるコイルドウェーブスプ
リングにおいて、波形部を直列部と並列部とを併せもつ
構成とする。こうすることによって低負荷時には剛性の
低い直列部が大きくたわみ、図2の線分ABの状態で推
移する。直列部が密着した状態から更に負荷すれば並列
部のみがたわむことになる。したがって剛性が高くなっ
て荷重−たわみの関係は図2の線分B−Cに変化する。
このように本発明では荷重に応じて荷重−たわみ線図が
非線形に変化するので、例えば自動車のサスペンション
などに応用した場合に、乗車人員や荷物の多少に関係な
く一定の乗心地を確保することができる。
た角線を円筒状に多重巻してなるコイルドウェーブスプ
リングにおいて、波形部を直列部と並列部とを併せもつ
構成とする。こうすることによって低負荷時には剛性の
低い直列部が大きくたわみ、図2の線分ABの状態で推
移する。直列部が密着した状態から更に負荷すれば並列
部のみがたわむことになる。したがって剛性が高くなっ
て荷重−たわみの関係は図2の線分B−Cに変化する。
このように本発明では荷重に応じて荷重−たわみ線図が
非線形に変化するので、例えば自動車のサスペンション
などに応用した場合に、乗車人員や荷物の多少に関係な
く一定の乗心地を確保することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施例の展開図
で、1は直列波状部を示し、各波形の山と谷とは対接部
3で対接している。又、2は並列波状部で重なって構成
され、その谷部は直列波状部1の山部と対接部4で対接
している。かかるスプリングに負荷がかかるとまず直列
波状部に主として負荷がかかり、負荷が増すにつれて対
接部4を介して並列波状部にもたわみが、ここは2重構
造となっているので、負荷当初からの荷重−たわみ線は
図2に示す傾向をたどる。以上は代表的な実施例である
が、いくつかの変形例も当然考えられる。例えば直列部
と並列部の重ね枚数や位置を適宜変更することができ
る。
に基づいて説明する。図1は本発明の実施例の展開図
で、1は直列波状部を示し、各波形の山と谷とは対接部
3で対接している。又、2は並列波状部で重なって構成
され、その谷部は直列波状部1の山部と対接部4で対接
している。かかるスプリングに負荷がかかるとまず直列
波状部に主として負荷がかかり、負荷が増すにつれて対
接部4を介して並列波状部にもたわみが、ここは2重構
造となっているので、負荷当初からの荷重−たわみ線は
図2に示す傾向をたどる。以上は代表的な実施例である
が、いくつかの変形例も当然考えられる。例えば直列部
と並列部の重ね枚数や位置を適宜変更することができ
る。
【0007】
【発明の効果】本発明は、荷重の変動に対してたわみが
非線形となり、例えば自動車のサスペンションに適用し
て、乗心地を改善する等の効果がある。しかも従来の非
線形を有するばねに比べてコンパクトに作製することが
できる。
非線形となり、例えば自動車のサスペンションに適用し
て、乗心地を改善する等の効果がある。しかも従来の非
線形を有するばねに比べてコンパクトに作製することが
できる。
【図1】本発明の実施例の展開図の一部を示す。
【図2】本発明品の荷重−たわみ線図のモデルを示す。
【図3】従来のコイルドウェーブスプリングの説明図で
ある。
ある。
【図4】従来のコイルばねの説明図である。
【図5】従来の皿ばねの説明図である。
【図6】従来の波形ばねの説明図である。
【図7】従来のコイルドウェーブスプリングの斜視図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 直列波状部 2 並列波状部 3 対接部 4 対接部
Claims (1)
- 【請求項1】 波状に加工した角線を円筒状に多重巻し
てなるコイルドウェーブスプリングにおいて、波状部を
直列部と並列部とを併せもつ構成としたことを特徴とす
る非線形特性を有するコイルドウェーブスプリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33675895A JPH09177852A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 非線形特性を有するコイルドウェーブスプリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33675895A JPH09177852A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 非線形特性を有するコイルドウェーブスプリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09177852A true JPH09177852A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18302444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33675895A Withdrawn JPH09177852A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 非線形特性を有するコイルドウェーブスプリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09177852A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005005855A1 (de) * | 2003-07-06 | 2005-01-20 | Christian Bauer Gmbh + Co. | Wellfeder |
| EP1728693A3 (en) * | 2005-05-09 | 2008-05-21 | Sure-Lok, Inc. | Automatic locking retractor |
| JP2017227241A (ja) * | 2016-06-21 | 2017-12-28 | 株式会社昌和発條製作所 | 圧縮型コイルばね |
| EP3862588A1 (en) * | 2020-02-10 | 2021-08-11 | Goodrich Actuation Systems Limited | Adjustable spring assembly |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP33675895A patent/JPH09177852A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005005855A1 (de) * | 2003-07-06 | 2005-01-20 | Christian Bauer Gmbh + Co. | Wellfeder |
| EP1728693A3 (en) * | 2005-05-09 | 2008-05-21 | Sure-Lok, Inc. | Automatic locking retractor |
| JP2017227241A (ja) * | 2016-06-21 | 2017-12-28 | 株式会社昌和発條製作所 | 圧縮型コイルばね |
| EP3862588A1 (en) * | 2020-02-10 | 2021-08-11 | Goodrich Actuation Systems Limited | Adjustable spring assembly |
| US11585398B2 (en) | 2020-02-10 | 2023-02-21 | Goodrich Actuation Systems Limited | Adjustable spring assembly |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |