JPH09178107A - 原子力発電所の所内用蒸気発生装置 - Google Patents
原子力発電所の所内用蒸気発生装置Info
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- JPH09178107A JPH09178107A JP7349492A JP34949295A JPH09178107A JP H09178107 A JPH09178107 A JP H09178107A JP 7349492 A JP7349492 A JP 7349492A JP 34949295 A JP34949295 A JP 34949295A JP H09178107 A JPH09178107 A JP H09178107A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 幅広い給水流量域すべてで脱気器の脱気効果
を十分にあげると共に、フラッシュタンクとボイラとの
切り替え時に発生する外乱を抑制し、かつ所内用蒸気発
生装置の停止時にフラッシュタンクを減圧することがで
きるようにした原子力発電所の蒸気発生装置を提供する
ことである。 【解決手段】 脱気器5にスプレー給水する複数の少な
くとも一つに脱気器5に供給する給水流量を調整するた
めの給水弁を設け、インターロック回路26にて、フラ
ッシュタンク8の発生蒸気流量と給水ポンプの出口圧力
に基づいて給水弁21を開閉する。また、ボイラ20と
フラッシュタンク8との切り替え時にフラッシュタンク
8内の所内用蒸気を大気又は熱回収が可能な機器へ排出
する排気ライン27を設け、インターロック回路28
は、手動又はボイラの運転状態信号に基づいて排気弁2
4を開閉する。
を十分にあげると共に、フラッシュタンクとボイラとの
切り替え時に発生する外乱を抑制し、かつ所内用蒸気発
生装置の停止時にフラッシュタンクを減圧することがで
きるようにした原子力発電所の蒸気発生装置を提供する
ことである。 【解決手段】 脱気器5にスプレー給水する複数の少な
くとも一つに脱気器5に供給する給水流量を調整するた
めの給水弁を設け、インターロック回路26にて、フラ
ッシュタンク8の発生蒸気流量と給水ポンプの出口圧力
に基づいて給水弁21を開閉する。また、ボイラ20と
フラッシュタンク8との切り替え時にフラッシュタンク
8内の所内用蒸気を大気又は熱回収が可能な機器へ排出
する排気ライン27を設け、インターロック回路28
は、手動又はボイラの運転状態信号に基づいて排気弁2
4を開閉する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉で発生した
放射性蒸気を加熱源として所内用蒸気を発生させるため
の原子力発電所の所内用蒸気発生装置に関する。
放射性蒸気を加熱源として所内用蒸気を発生させるため
の原子力発電所の所内用蒸気発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電所の所内用蒸気発生
装置は、原子力発電所の原子炉にて発生した放射性蒸気
を加熱源として非放射性の所内用蒸気を発生されるもの
である。図5に、そのような原子力発電所の所内用蒸気
発生装置の従来例を示す。所内用蒸気発生装置は、原子
炉熱の有効利用の目的である一定のプラント出力以上に
おいて、放射性のタービン抽気を加熱蒸気として熱交換
器10により間接熱交換を行い、これにより原子力発電
所内の需要に応じた所内用蒸気を供給する。この所内用
蒸気発生装置は大別して以下の3系統から構成される。
装置は、原子力発電所の原子炉にて発生した放射性蒸気
を加熱源として非放射性の所内用蒸気を発生されるもの
である。図5に、そのような原子力発電所の所内用蒸気
発生装置の従来例を示す。所内用蒸気発生装置は、原子
炉熱の有効利用の目的である一定のプラント出力以上に
おいて、放射性のタービン抽気を加熱蒸気として熱交換
器10により間接熱交換を行い、これにより原子力発電
所内の需要に応じた所内用蒸気を供給する。この所内用
蒸気発生装置は大別して以下の3系統から構成される。
【0003】第1の系統は、放射性のタービン抽気12
を熱交換器10の加熱蒸気として熱交換を行い、そこで
凝縮したドレンを給水加熱器13に回収する加熱蒸気系
統である。
を熱交換器10の加熱蒸気として熱交換を行い、そこで
凝縮したドレンを給水加熱器13に回収する加熱蒸気系
統である。
【0004】第2の系統は、熱交換器10で加熱された
非放射性の熱水を調整弁11を介してフラッシュタンク
8に導きフラッシュさせ、所内用蒸気を発生させる加圧
循環系等である。この加圧循環系統のフラッシュタンク
8で発生した非放射性の蒸気は、流量計14、調整弁1
5、逆止弁16を経て、原子力発電所内の蒸気消費系統
17へ送られる。また、フラッシュタンク8に溜められ
た熱水は循環ポンプ9により昇圧され再び熱交換器10
に送られる。さらにまた、フラッシュタンク8の圧力調
整は調整弁11で行われる。
非放射性の熱水を調整弁11を介してフラッシュタンク
8に導きフラッシュさせ、所内用蒸気を発生させる加圧
循環系等である。この加圧循環系統のフラッシュタンク
8で発生した非放射性の蒸気は、流量計14、調整弁1
5、逆止弁16を経て、原子力発電所内の蒸気消費系統
17へ送られる。また、フラッシュタンク8に溜められ
た熱水は循環ポンプ9により昇圧され再び熱交換器10
に送られる。さらにまた、フラッシュタンク8の圧力調
整は調整弁11で行われる。
【0005】第3の系統は、フラッシュタンク8に給水
を供給する給水系統である。この給水系統は、フラッシ
ュタンク8の水位を保持するために、給水ドレンタンク
1から給水ポンプ2で水を昇圧し、調整弁3により流量
を調整し、給水ライン4、脱気器5を経てフラッシュタ
ンク8へ給水する。ここで、調整弁3はフラッシュタン
ク8の水位発信器7からの信号により、フラッシュタン
ク8の水位に従い流量を調整する。また、脱気器5は給
水中の溶存酸素濃度を低減させる目的で設置され、給水
ライン4からの給水は脱気器5の入口のスプレーノズル
により脱気器器内にスプレーされる。脱気器5用の加熱
蒸気はフラッシュタンク8から供給され、給水を脱気器
器内圧の飽和温度近傍まで加熱する。これにより、給水
中に溶存している非凝縮ガス(主に酸素)を脱気する。
脱気されて出てくる非凝縮ガスは冷却器6により冷却さ
れ系外へ放出される。そして脱気された給水はフラッシ
ュタンク8へ流入する。
を供給する給水系統である。この給水系統は、フラッシ
ュタンク8の水位を保持するために、給水ドレンタンク
1から給水ポンプ2で水を昇圧し、調整弁3により流量
を調整し、給水ライン4、脱気器5を経てフラッシュタ
ンク8へ給水する。ここで、調整弁3はフラッシュタン
ク8の水位発信器7からの信号により、フラッシュタン
ク8の水位に従い流量を調整する。また、脱気器5は給
水中の溶存酸素濃度を低減させる目的で設置され、給水
ライン4からの給水は脱気器5の入口のスプレーノズル
により脱気器器内にスプレーされる。脱気器5用の加熱
蒸気はフラッシュタンク8から供給され、給水を脱気器
器内圧の飽和温度近傍まで加熱する。これにより、給水
中に溶存している非凝縮ガス(主に酸素)を脱気する。
脱気されて出てくる非凝縮ガスは冷却器6により冷却さ
れ系外へ放出される。そして脱気された給水はフラッシ
ュタンク8へ流入する。
【0006】所内用蒸気発生装置は、所定のプラント出
力以上において所内用蒸気を供給するものであるので、
そのプラント出力以下においては、所内の別系統に設置
されたボイラ20により、調整弁19、逆止弁18を経
て所内でこの蒸気を使用する機器を持つ各蒸気消費系統
17へ送られる。
力以上において所内用蒸気を供給するものであるので、
そのプラント出力以下においては、所内の別系統に設置
されたボイラ20により、調整弁19、逆止弁18を経
て所内でこの蒸気を使用する機器を持つ各蒸気消費系統
17へ送られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
所内用蒸気発生装置は、原子力発電所内で蒸気を使用す
る機器に対して必要に応じた流量で蒸気を供給するもの
であり、所内における蒸気使用量が広範囲にわたり変動
した場合には適正に運転することができない場合があ
る。
所内用蒸気発生装置は、原子力発電所内で蒸気を使用す
る機器に対して必要に応じた流量で蒸気を供給するもの
であり、所内における蒸気使用量が広範囲にわたり変動
した場合には適正に運転することができない場合があ
る。
【0008】すなわち、所内における蒸気使用量が広範
囲にわたり変動することに伴い、フラッシュタンク8の
発生蒸気流量および給水ドレンタンク1からフラッシュ
タンク8への給水流量も広範囲にわたり変動する。その
ため、給水系統にある脱気器5は、一定のノズル数のみ
ではこの大きな流量範囲をカバーできず、この流量範囲
の全範囲において十分な脱気効果を得ることができな
い。
囲にわたり変動することに伴い、フラッシュタンク8の
発生蒸気流量および給水ドレンタンク1からフラッシュ
タンク8への給水流量も広範囲にわたり変動する。その
ため、給水系統にある脱気器5は、一定のノズル数のみ
ではこの大きな流量範囲をカバーできず、この流量範囲
の全範囲において十分な脱気効果を得ることができな
い。
【0009】また、プラントの出力上昇時や出力下降時
に、フラッシュタンク8とボイラ20との間の切り替え
が行われるが、その切り替え方法が確立していないた
め、フラッシュタンク8の器内圧力の変動等の外乱を及
ぼす可能性がある。
に、フラッシュタンク8とボイラ20との間の切り替え
が行われるが、その切り替え方法が確立していないた
め、フラッシュタンク8の器内圧力の変動等の外乱を及
ぼす可能性がある。
【0010】本発明の目的は、幅広い給水流量域すべて
で脱気器の脱気効果を十分にあげると共に、フラッシュ
タンクとボイラとの切り替え時に発生する外乱を抑制
し、かつ所内用蒸気発生装置の停止時にフラッシュタン
クを減圧することができるようにした原子力発電所の蒸
気発生装置を提供することである。
で脱気器の脱気効果を十分にあげると共に、フラッシュ
タンクとボイラとの切り替え時に発生する外乱を抑制
し、かつ所内用蒸気発生装置の停止時にフラッシュタン
クを減圧することができるようにした原子力発電所の蒸
気発生装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原子
炉から発生した放射性蒸気を加熱源として熱交換を行う
熱交換器と、熱交換器で加熱された熱水をフラッシュさ
せ原子力発電所内で使用する非放射性の所内用蒸気を発
生させるフラッシュタンクと、給水タンクからの水を給
水ポンプで昇圧して脱気器を経てフラッシュタンクへ給
水する給水系統と、原子炉の出力が低いときに所内用蒸
気を発生させるボイラとを備え、原子炉の出力が高いと
きはフラッシュタンクで所内用蒸気を発生させ、原子炉
出力が低いときはボイラで所内用蒸気を発生させるよう
にした原子力発電所の所内用蒸気発生装置であって、脱
気器にスプレー給水する複数の給水ライン系と、給水ラ
イン系の少なくとも一つに設けられ脱気器に供給する給
水流量を調整するための給水弁と、フラッシュタンクの
発生蒸気流量と給水ポンプの出口圧力に基づいて給水弁
を開閉するインターロック回路とを設けたものである。
炉から発生した放射性蒸気を加熱源として熱交換を行う
熱交換器と、熱交換器で加熱された熱水をフラッシュさ
せ原子力発電所内で使用する非放射性の所内用蒸気を発
生させるフラッシュタンクと、給水タンクからの水を給
水ポンプで昇圧して脱気器を経てフラッシュタンクへ給
水する給水系統と、原子炉の出力が低いときに所内用蒸
気を発生させるボイラとを備え、原子炉の出力が高いと
きはフラッシュタンクで所内用蒸気を発生させ、原子炉
出力が低いときはボイラで所内用蒸気を発生させるよう
にした原子力発電所の所内用蒸気発生装置であって、脱
気器にスプレー給水する複数の給水ライン系と、給水ラ
イン系の少なくとも一つに設けられ脱気器に供給する給
水流量を調整するための給水弁と、フラッシュタンクの
発生蒸気流量と給水ポンプの出口圧力に基づいて給水弁
を開閉するインターロック回路とを設けたものである。
【0012】請求項1の発明では、原子炉の出力が変動
しフラッシュタンクへの給水流量の増減が必要になった
ときは、インターロック回路はフラッシュタンクの発生
蒸気流量と給水ポンプの出口圧力に基づいて給水弁を開
閉する。
しフラッシュタンクへの給水流量の増減が必要になった
ときは、インターロック回路はフラッシュタンクの発生
蒸気流量と給水ポンプの出口圧力に基づいて給水弁を開
閉する。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ボイラとフラッシュタンクとの切り替え時にフラッ
シュタンク内の所内用蒸気を大気又は熱回収が可能な機
器へ排出する排気ラインを設けたものである。
て、ボイラとフラッシュタンクとの切り替え時にフラッ
シュタンク内の所内用蒸気を大気又は熱回収が可能な機
器へ排出する排気ラインを設けたものである。
【0014】請求項2の発明では、ボイラとフラッシュ
タンクとの切り替え時には、フラッシュタンク内の蒸気
を排気ラインを介して排出し、フラッシュタンクを減圧
し外乱を抑制する。
タンクとの切り替え時には、フラッシュタンク内の蒸気
を排気ラインを介して排出し、フラッシュタンクを減圧
し外乱を抑制する。
【0015】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、排気ラインに設置された排気弁と、ボ
イラとフラッシュタンクとの切り替え時に手動又はボイ
ラの運転状態信号に基づいて排気弁を開閉するインター
ロック回路とを設けたものである。
の発明において、排気ラインに設置された排気弁と、ボ
イラとフラッシュタンクとの切り替え時に手動又はボイ
ラの運転状態信号に基づいて排気弁を開閉するインター
ロック回路とを設けたものである。
【0016】請求項3の発明では、ボイラとフラッシュ
タンクとの切り替え時に、インターロック回路により排
気ラインの排気弁を開閉して、フラッシュタンクを減圧
し外乱を抑制する。
タンクとの切り替え時に、インターロック回路により排
気ラインの排気弁を開閉して、フラッシュタンクを減圧
し外乱を抑制する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態を示す構成図である。
この実施の形態は、図5に示した従来例に対し、脱気器
5にスプレー給水する複数の給水ライン系4a、4b
と、この給水ライン系4a、4bの少なくとも一つに設
けられ脱気器5に供給する給水流量を調整するための給
水弁21と、流量発信器22から得られるフラッシュタ
ンク8の発生蒸気流量と圧力発信器23から得られる給
水ポンプ2の出口圧力に基づいて給水弁21を開閉する
インターロック回路26と、ボイラ20とフラッシュタ
ンク8との切り替え時にフラッシュタンク8内の所内用
蒸気を大気又は熱回収が可能な機器(屋外25)へ排出
する排気ライン27と、排気ライン27に設置された排
気弁24と、ボイラ20とフラッシュタンク8との切り
替え時に手動又はボイラ20の運転状態信号に基づいて
排気弁24を開閉するインターロック回路28とを設け
たものである。
する。図1は本発明の実施の形態を示す構成図である。
この実施の形態は、図5に示した従来例に対し、脱気器
5にスプレー給水する複数の給水ライン系4a、4b
と、この給水ライン系4a、4bの少なくとも一つに設
けられ脱気器5に供給する給水流量を調整するための給
水弁21と、流量発信器22から得られるフラッシュタ
ンク8の発生蒸気流量と圧力発信器23から得られる給
水ポンプ2の出口圧力に基づいて給水弁21を開閉する
インターロック回路26と、ボイラ20とフラッシュタ
ンク8との切り替え時にフラッシュタンク8内の所内用
蒸気を大気又は熱回収が可能な機器(屋外25)へ排出
する排気ライン27と、排気ライン27に設置された排
気弁24と、ボイラ20とフラッシュタンク8との切り
替え時に手動又はボイラ20の運転状態信号に基づいて
排気弁24を開閉するインターロック回路28とを設け
たものである。
【0018】図1において、給水ドレンタンク1からフ
ラッシュタンク8への給水ライン4に、調整弁3と脱気
器5との間での給水ライン4を途中から分岐させ、給水
ライン系4a、4bの2系列とし、かつその一方の給水
ライン系4bにON−OFF弁である給水弁21を配設
する。そして、この給水弁21はインターロック回路2
6で開閉操作される。
ラッシュタンク8への給水ライン4に、調整弁3と脱気
器5との間での給水ライン4を途中から分岐させ、給水
ライン系4a、4bの2系列とし、かつその一方の給水
ライン系4bにON−OFF弁である給水弁21を配設
する。そして、この給水弁21はインターロック回路2
6で開閉操作される。
【0019】インターロック回路26は、フラッシュタ
ンク8の発生蒸気流量信号を流量発信器22から受信す
ると共に、給水ポンプ2の出口圧力信号を圧力発信器2
3から受信し給水弁21を操作する。このインターロッ
ク回路26を図2に示す。
ンク8の発生蒸気流量信号を流量発信器22から受信す
ると共に、給水ポンプ2の出口圧力信号を圧力発信器2
3から受信し給水弁21を操作する。このインターロッ
ク回路26を図2に示す。
【0020】脱気器5の入口のスプレーノズルは、ある
一定以上の流量を確保する必要があり、また、高流量時
は1つのスプレーノズルでは十分な脱気効果が得られな
いため、スプレーノズルの個数を2つにする必要があ
る。
一定以上の流量を確保する必要があり、また、高流量時
は1つのスプレーノズルでは十分な脱気効果が得られな
いため、スプレーノズルの個数を2つにする必要があ
る。
【0021】そのため、図2に示すように、給水流量と
比例関係にあるフラッシュタンク8の発生蒸気流量が低
い場合(給水流量が低の場合)は、給水弁21を全閉と
することにより、給水ライン系4aに接続する脱気器入
口スプレーノズルの流量を確保する。
比例関係にあるフラッシュタンク8の発生蒸気流量が低
い場合(給水流量が低の場合)は、給水弁21を全閉と
することにより、給水ライン系4aに接続する脱気器入
口スプレーノズルの流量を確保する。
【0022】一方、フラッシュタンク8の発生蒸気流量
が低くない場合(給水流量高の場合)は、給水弁21を
全開にすることにより、給水ライン4a、4bに接続す
る2つの脱気器入口スプレーノズルより給水を脱気器5
の器内へスプレーする。脱気器5は十分な脱気効果を発
揮する。また、バックアップとして圧力発信器23から
の給水ポンプ出口圧力高信号により、給水ポンプ出口圧
力が高い場合(給水流量低の場合)も、この給水弁21
は全閉し、それ以外の場合(給水流量高の場合)は全開
する。
が低くない場合(給水流量高の場合)は、給水弁21を
全開にすることにより、給水ライン4a、4bに接続す
る2つの脱気器入口スプレーノズルより給水を脱気器5
の器内へスプレーする。脱気器5は十分な脱気効果を発
揮する。また、バックアップとして圧力発信器23から
の給水ポンプ出口圧力高信号により、給水ポンプ出口圧
力が高い場合(給水流量低の場合)も、この給水弁21
は全閉し、それ以外の場合(給水流量高の場合)は全開
する。
【0023】つまり、フラッシュタンク発生蒸気流量低
信号29と給水ポンプ出口圧力高信号30とを論理和回
路31に入力し、これらの信号29、30のうちいずれ
かが成立したときは給水制御弁21を閉とする。また、
論理和回路31の出力が論理値「0」であるときには否
定回路32を通して給水弁21を開操作する。
信号29と給水ポンプ出口圧力高信号30とを論理和回
路31に入力し、これらの信号29、30のうちいずれ
かが成立したときは給水制御弁21を閉とする。また、
論理和回路31の出力が論理値「0」であるときには否
定回路32を通して給水弁21を開操作する。
【0024】次に、図1において、フラッシュタンク8
から調整弁15、逆止弁16を経て原子力発電所内で蒸
気を使用する所内の蒸気消費系統17へ至る間に、フラ
ッシュタンク8の出口の発生蒸気母管より分岐して排気
ライン27を設けている。この排気ライン27には排気
弁24が設けられ、この排気弁24により屋外25へ蒸
気を排出する。これにより、所内用蒸気発生装置が停止
した後、排気弁24を全開することによりフラッシュタ
ンク8の減圧を行う。つまり、フラッシュタンク8内の
保有エネルギーを系統外へ放出する。この場合、排気弁
24はインターロック回路28により開閉操作される。
から調整弁15、逆止弁16を経て原子力発電所内で蒸
気を使用する所内の蒸気消費系統17へ至る間に、フラ
ッシュタンク8の出口の発生蒸気母管より分岐して排気
ライン27を設けている。この排気ライン27には排気
弁24が設けられ、この排気弁24により屋外25へ蒸
気を排出する。これにより、所内用蒸気発生装置が停止
した後、排気弁24を全開することによりフラッシュタ
ンク8の減圧を行う。つまり、フラッシュタンク8内の
保有エネルギーを系統外へ放出する。この場合、排気弁
24はインターロック回路28により開閉操作される。
【0025】図3に、インターロック回路28の論理回
路を示す。図3に示すように、排気弁24の手動による
開指令信号33及び閉指令信号34、ボイラ20の遮断
器の入り信号35及び切り信号36(ボイラ20の状態
信号)により、排気弁24は開閉操作される。
路を示す。図3に示すように、排気弁24の手動による
開指令信号33及び閉指令信号34、ボイラ20の遮断
器の入り信号35及び切り信号36(ボイラ20の状態
信号)により、排気弁24は開閉操作される。
【0026】図3において、排気弁手動開指令信号33
は論理和回路37に入力される。また、論理和回路37
にはボイラ20の遮断器の入り信号35(以下、ボイラ
入り信号35という)がワイプアウト(WO)回路38
を介して入力される。WO回路38は否定回路と論理積
回路との組み合わせで構成された論理回路であり、タイ
マー回路39の出力は否定回路を通して、ボイラ入り信
号35と共に論理積回路に入力され、その論理演算の結
果がWO回路38の出力信号として出力されることにな
る。従って、ボイラ入り信号35が入力されたときはW
O回路38は瞬時に論理値「1」の出力信号を出力し、
タイマー回路39の時限経過後に復帰し、論理値「0」
となる出力信号を出力する。このことから、タイマー回
路38の時限としては、排気弁24が開操作完了するた
めに必要な時間以上の時限を設定しておくことが必要で
ある。
は論理和回路37に入力される。また、論理和回路37
にはボイラ20の遮断器の入り信号35(以下、ボイラ
入り信号35という)がワイプアウト(WO)回路38
を介して入力される。WO回路38は否定回路と論理積
回路との組み合わせで構成された論理回路であり、タイ
マー回路39の出力は否定回路を通して、ボイラ入り信
号35と共に論理積回路に入力され、その論理演算の結
果がWO回路38の出力信号として出力されることにな
る。従って、ボイラ入り信号35が入力されたときはW
O回路38は瞬時に論理値「1」の出力信号を出力し、
タイマー回路39の時限経過後に復帰し、論理値「0」
となる出力信号を出力する。このことから、タイマー回
路38の時限としては、排気弁24が開操作完了するた
めに必要な時間以上の時限を設定しておくことが必要で
ある。
【0027】同様に、論理和回路40には排気弁手動閉
指令信号43が入力され、また、論理和回路40にはボ
イラ20の遮断器の切り信号36(以下、ボイラ切り信
号36という)がワイプアウト(WO)回路41を介し
て入力される。WO回路41は否定回路と論理積回路と
の組み合わせで構成された論理回路であり、タイマー回
路41の出力は否定回路を通して、ボイラ切り信号36
と共に論理積回路に入力され、その論理演算の結果がW
O回路41の出力信号として出力されることになる。従
って、ボイラ切り信号36が入力されたときはWO回路
38は瞬時に論理値「1」の出力信号を出力し、タイマ
ー回路42の時限経過後に復帰し、論理値「0」となる
出力信号を出力する。このことから、タイマー回路42
の時限としては、排気弁24が閉操作完了するために必
要な時間以上の時限を設定しておくことが必要である。
すなわち、タイマー回路39、42は排気弁24の開閉
時間以上の時間遅れタイマーである。
指令信号43が入力され、また、論理和回路40にはボ
イラ20の遮断器の切り信号36(以下、ボイラ切り信
号36という)がワイプアウト(WO)回路41を介し
て入力される。WO回路41は否定回路と論理積回路と
の組み合わせで構成された論理回路であり、タイマー回
路41の出力は否定回路を通して、ボイラ切り信号36
と共に論理積回路に入力され、その論理演算の結果がW
O回路41の出力信号として出力されることになる。従
って、ボイラ切り信号36が入力されたときはWO回路
38は瞬時に論理値「1」の出力信号を出力し、タイマ
ー回路42の時限経過後に復帰し、論理値「0」となる
出力信号を出力する。このことから、タイマー回路42
の時限としては、排気弁24が閉操作完了するために必
要な時間以上の時限を設定しておくことが必要である。
すなわち、タイマー回路39、42は排気弁24の開閉
時間以上の時間遅れタイマーである。
【0028】次に、プラント(原子炉)の出力上昇時及
び出力下降時の本発明の実施の形態による所内用蒸気発
生装置の動作について説明する。
び出力下降時の本発明の実施の形態による所内用蒸気発
生装置の動作について説明する。
【0029】まず、プラント(原子炉)の出力上昇時の
ボイラ20からフラッシュタンク8への切り替え手順に
ついて説明する。 (1)排気弁24を手動にて全開する。すなわち、イン
ターロック回路28に手動の排気弁開指令信号33を入
力する。これにより、排気弁24は全開となる。 (2)循環ポンプ9を起動しタービン抽気12を熱交換
器10へインサービスする。 (3)フラッシュタンク8の器内圧力が設定圧力になる
ように調整弁11により自動制御されていることを確認
する。 (4)フラッシュタンク8の出口の調整弁15を全開に
する。 (5)ボイラ20を停止させる。これにより、その後、
逆止弁18の前後圧力が降下し、フラッシュタンク出口
の逆止弁16が全開し、かつボイラ20の出口の逆止弁
18が全閉する。そして、所内蒸気の供給がボイラ20
側よりフラッシュタンク8へ切り替わる。また、同時に
インターロック回路28により、排気弁24を徐々に全
閉する。 (6)排気弁24が全閉する。
ボイラ20からフラッシュタンク8への切り替え手順に
ついて説明する。 (1)排気弁24を手動にて全開する。すなわち、イン
ターロック回路28に手動の排気弁開指令信号33を入
力する。これにより、排気弁24は全開となる。 (2)循環ポンプ9を起動しタービン抽気12を熱交換
器10へインサービスする。 (3)フラッシュタンク8の器内圧力が設定圧力になる
ように調整弁11により自動制御されていることを確認
する。 (4)フラッシュタンク8の出口の調整弁15を全開に
する。 (5)ボイラ20を停止させる。これにより、その後、
逆止弁18の前後圧力が降下し、フラッシュタンク出口
の逆止弁16が全開し、かつボイラ20の出口の逆止弁
18が全閉する。そして、所内蒸気の供給がボイラ20
側よりフラッシュタンク8へ切り替わる。また、同時に
インターロック回路28により、排気弁24を徐々に全
閉する。 (6)排気弁24が全閉する。
【0030】次に、プラント(原子炉)の出力降下中の
フラッシュタンク8からボイラ20への切換えは、ボイ
ラ20を起動させると同時に図3のインターロック回路
28により、排気弁24が全開し、フラッシュタンク8
からの所内蒸気の供給へと切り替わる。この手順に示す
ように、図3のインターロック回路28に従い、手動及
びボイラ切り信号36で、排気弁24を開閉することに
より、フラッシュタンク8の器内圧力の変動は、図4に
示すようになる。
フラッシュタンク8からボイラ20への切換えは、ボイ
ラ20を起動させると同時に図3のインターロック回路
28により、排気弁24が全開し、フラッシュタンク8
からの所内蒸気の供給へと切り替わる。この手順に示す
ように、図3のインターロック回路28に従い、手動及
びボイラ切り信号36で、排気弁24を開閉することに
より、フラッシュタンク8の器内圧力の変動は、図4に
示すようになる。
【0031】図4において、Prはフラッシュタンク8
の設定圧力であり、P1はボイラ20からフラッシュタ
ンク8への切り替え時に、排気弁24を全開した状態で
のフラッシュタンク8の器内圧力の変化である。すなわ
ち、本発明による排気弁24をボイラ20とフラッシュ
タンク8との切り替え時に全開させたときのフラッシュ
タンク8内の圧力P1の特性曲線であり、ΔP1は圧力
P1の設定圧力Prからの最大振れ幅を示している。
の設定圧力であり、P1はボイラ20からフラッシュタ
ンク8への切り替え時に、排気弁24を全開した状態で
のフラッシュタンク8の器内圧力の変化である。すなわ
ち、本発明による排気弁24をボイラ20とフラッシュ
タンク8との切り替え時に全開させたときのフラッシュ
タンク8内の圧力P1の特性曲線であり、ΔP1は圧力
P1の設定圧力Prからの最大振れ幅を示している。
【0032】一方、P2は排気弁24を全閉状態でのフ
ラッシュタンク8の器内圧力の変化を示しており、本発
明の排気弁24がない場合の従来例におけるフラッシュ
タンク8の圧力P2の特性曲線であり、圧力P2のΔP
2は設定圧力Prからの最大振れ幅である。
ラッシュタンク8の器内圧力の変化を示しており、本発
明の排気弁24がない場合の従来例におけるフラッシュ
タンク8の圧力P2の特性曲線であり、圧力P2のΔP
2は設定圧力Prからの最大振れ幅である。
【0033】また、時点t1は圧力P1、P2がフラッ
シュタンク8の設定圧力Prに到達した時点、時点t2
は、所内への蒸気の供給源がフラッシュタンク8からボ
イラ20へ移行した時間である。
シュタンク8の設定圧力Prに到達した時点、時点t2
は、所内への蒸気の供給源がフラッシュタンク8からボ
イラ20へ移行した時間である。
【0034】すなわち、図4の時点t0〜時点t1まで
においては、圧力P1、P2の上昇は、前述の手順
(2)でフラッシュタンク8を起動した後のフラッシュ
タンク器内圧の変化特性による上昇であり、時点t1に
て手順(3)の設定圧力Prとなる。その後、手順
(5)にて逆止弁16が全開する。これにより、所内の
蒸気消費系統17へ蒸気が流出する。この時点が図4の
t2である。
においては、圧力P1、P2の上昇は、前述の手順
(2)でフラッシュタンク8を起動した後のフラッシュ
タンク器内圧の変化特性による上昇であり、時点t1に
て手順(3)の設定圧力Prとなる。その後、手順
(5)にて逆止弁16が全開する。これにより、所内の
蒸気消費系統17へ蒸気が流出する。この時点が図4の
t2である。
【0035】この状態では、手順(1)により排気弁2
4を手動にて全開にしておくため、当初よりフラッシュ
タンク8から器外(屋外)25へ排気ライン27より蒸
気が流出している。そのため、フラッシュタンク8の発
生蒸気量がそれほど変動せず、フラッシュタンク8の器
内圧力P1もそれほど変動しない。つまり、圧力P1の
変動量は設定圧力Prに対して最大ΔP1のみの変動で
ある。
4を手動にて全開にしておくため、当初よりフラッシュ
タンク8から器外(屋外)25へ排気ライン27より蒸
気が流出している。そのため、フラッシュタンク8の発
生蒸気量がそれほど変動せず、フラッシュタンク8の器
内圧力P1もそれほど変動しない。つまり、圧力P1の
変動量は設定圧力Prに対して最大ΔP1のみの変動で
ある。
【0036】それに対し、手順(1)を実施しない場合
の圧力P2の変動量は最大でΔP2であり、手順(1)
を実施した本発明の場合の最大変動量ΔP1は、手順
(1)を実施しない場合より小さい。したがって、ボイ
ラ20とフラッシュタンク8との切り替え時における外
乱は減少される。また、そのとき、排気ライン27の排
気弁24は徐々に閉まるため、圧力P1への影響はな
い。
の圧力P2の変動量は最大でΔP2であり、手順(1)
を実施した本発明の場合の最大変動量ΔP1は、手順
(1)を実施しない場合より小さい。したがって、ボイ
ラ20とフラッシュタンク8との切り替え時における外
乱は減少される。また、そのとき、排気ライン27の排
気弁24は徐々に閉まるため、圧力P1への影響はな
い。
【0037】プラント(原子炉)の出力降下時における
フラッシュタンク8よりボイラ20への切り替え時は、
ボイラ20の遮断器のスイッチを入りにした時点で、イ
ンターロック回路28により排気弁24が開くため、ボ
イラ20の圧力が上昇し蒸気の供給がフラッシュタンク
8からボイラ20側に切り替わる前に排気弁24が開
く。このため、ボイラ20からフラッシュタンク8への
切り替え時と同様にフラッシュタンク8への外乱は防止
される。
フラッシュタンク8よりボイラ20への切り替え時は、
ボイラ20の遮断器のスイッチを入りにした時点で、イ
ンターロック回路28により排気弁24が開くため、ボ
イラ20の圧力が上昇し蒸気の供給がフラッシュタンク
8からボイラ20側に切り替わる前に排気弁24が開
く。このため、ボイラ20からフラッシュタンク8への
切り替え時と同様にフラッシュタンク8への外乱は防止
される。
【0038】以上のように本発明では、給水タンク1か
ら給水ポンプ2、調整弁3、脱気器5を経てフラッシュ
タンク8へ至る給水ライン4の脱気器入口スプレーノズ
ル数を増やすため、給水ライン系を多系列化し、各給水
ライン系4a、4bに設置された系列ごとに順次全開、
全閉する遠隔操作可能な給水弁21の制御として、給水
流量の目安となるフラッシュタンク8の発生蒸気流量お
よび給水ポンプ2の出口圧力の信号により、全開、全閉
させるインターロック回路26を設けている。
ら給水ポンプ2、調整弁3、脱気器5を経てフラッシュ
タンク8へ至る給水ライン4の脱気器入口スプレーノズ
ル数を増やすため、給水ライン系を多系列化し、各給水
ライン系4a、4bに設置された系列ごとに順次全開、
全閉する遠隔操作可能な給水弁21の制御として、給水
流量の目安となるフラッシュタンク8の発生蒸気流量お
よび給水ポンプ2の出口圧力の信号により、全開、全閉
させるインターロック回路26を設けている。
【0039】また、フラッシュタンク8の出口の発生蒸
気母管より分岐して遠隔操作可能な排気弁24を介して
大気側または熱回収が可能な機器へ蒸気を排出する排気
ライン27を設け、かつこの排気ライン27の排気弁2
4をフラッシュタンク8とボイラ20の遮断器の入切信
号により開閉するインターロック回路28を設けてい
る。
気母管より分岐して遠隔操作可能な排気弁24を介して
大気側または熱回収が可能な機器へ蒸気を排出する排気
ライン27を設け、かつこの排気ライン27の排気弁2
4をフラッシュタンク8とボイラ20の遮断器の入切信
号により開閉するインターロック回路28を設けてい
る。
【0040】したがって、給水流量の変動時に多系列化
した給水ライン系の各系列に設置した遠隔操作可能な給
水弁21を、給水流量変化の目安となるフラッシュタン
ク8の発生蒸気量の変化および給水ポンプ2の出口圧力
の変化に伴い開閉するインターロック回路26により、
脱気器5の入口のスプレーノズルの個数が給水流量で制
御され、すべての流量範囲で脱気器5が十分な脱気効果
を上げることができる。
した給水ライン系の各系列に設置した遠隔操作可能な給
水弁21を、給水流量変化の目安となるフラッシュタン
ク8の発生蒸気量の変化および給水ポンプ2の出口圧力
の変化に伴い開閉するインターロック回路26により、
脱気器5の入口のスプレーノズルの個数が給水流量で制
御され、すべての流量範囲で脱気器5が十分な脱気効果
を上げることができる。
【0041】また、フラッシュタンク8の出口の発生蒸
気母管より分岐して遠隔操作可能な排気弁24を介して
蒸気を排出する排気ライン27の、排気弁24をフラッ
シュタンク8の停止時全開することにより、フラッシュ
タンク8の停止時、フラッシュタンク8の減圧が行え
る。つまり、フラッシュタンク8内の保有エネルギーを
系外へ流出できる。
気母管より分岐して遠隔操作可能な排気弁24を介して
蒸気を排出する排気ライン27の、排気弁24をフラッ
シュタンク8の停止時全開することにより、フラッシュ
タンク8の停止時、フラッシュタンク8の減圧が行え
る。つまり、フラッシュタンク8内の保有エネルギーを
系外へ流出できる。
【0042】また、プラント(原子炉)の出力上昇およ
び下降時、所内用蒸気発生装置とボイラの切り替えにお
いて、ボイラ20の遮断器の入切信号により開閉するイ
ンターロック回路28により、排気弁24を開閉しフラ
ッシュタンク8の器内圧力を調整する。これよりフラッ
シュタンク8への外乱を防止することができる。
び下降時、所内用蒸気発生装置とボイラの切り替えにお
いて、ボイラ20の遮断器の入切信号により開閉するイ
ンターロック回路28により、排気弁24を開閉しフラ
ッシュタンク8の器内圧力を調整する。これよりフラッ
シュタンク8への外乱を防止することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
脱気器の入力スプレーノズル数を増やすために、多系統
化したフラッシュタンクの調整弁から脱気器までの系統
ごとに設置された遠隔操作可能な給水弁を、給水流量の
目安となるフラッシュタンクの発生蒸気流量と給水ポン
プ出口圧力の変化により開閉可能なインターロック回路
を設けたので、遠隔操作可能な給水流量の広範囲にわた
って、脱気器が十分な脱気効果を発揮することが可能と
なる。
脱気器の入力スプレーノズル数を増やすために、多系統
化したフラッシュタンクの調整弁から脱気器までの系統
ごとに設置された遠隔操作可能な給水弁を、給水流量の
目安となるフラッシュタンクの発生蒸気流量と給水ポン
プ出口圧力の変化により開閉可能なインターロック回路
を設けたので、遠隔操作可能な給水流量の広範囲にわた
って、脱気器が十分な脱気効果を発揮することが可能と
なる。
【0044】また、フラッシュタンク出口の発生蒸気母
管より分岐して大気又は熱回収が可能な機器へ蒸気を排
出する排気ラインを設け、その排気ライン上の排気弁を
フラッシュタンクの停止後に全開するので、フラッシュ
タンクの減圧が可能となる。また、フラッシュタンクと
ボイラとの切り替え時に、排気弁を手動及びボイラの遮
断器の入切信号により開閉するインターロック回路を組
み運用するので、フラッシュタンクへの外乱を防止する
ことができる。
管より分岐して大気又は熱回収が可能な機器へ蒸気を排
出する排気ラインを設け、その排気ライン上の排気弁を
フラッシュタンクの停止後に全開するので、フラッシュ
タンクの減圧が可能となる。また、フラッシュタンクと
ボイラとの切り替え時に、排気弁を手動及びボイラの遮
断器の入切信号により開閉するインターロック回路を組
み運用するので、フラッシュタンクへの外乱を防止する
ことができる。
【0045】このように本発明では、所内用蒸気発生装
置の給水タンクからフラッシュタンクへの給水系統にお
いて、幅広い給水流量域すべてで脱気器の脱気効果を十
分に上げることができ、プラントの出力上昇や下降時
に、フラッシュタンクとボイラとの切り替えを行う際
に、フラッシュタンクへの外乱を減少させ、かつフラッ
シュタンク停止時においてフラッシュタンクの減圧を行
うことができる。
置の給水タンクからフラッシュタンクへの給水系統にお
いて、幅広い給水流量域すべてで脱気器の脱気効果を十
分に上げることができ、プラントの出力上昇や下降時
に、フラッシュタンクとボイラとの切り替えを行う際
に、フラッシュタンクへの外乱を減少させ、かつフラッ
シュタンク停止時においてフラッシュタンクの減圧を行
うことができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明のインターロック回路26の論理回路
図。
図。
【図3】本発明のインターロック回路28の論理回路
図。
図。
【図4】本発明のフラッシュタンクの器内圧力の特性
図。
図。
【図5】従来例の構成図。
1 給水タンク 2 給水ポンプ 3 調整弁 4 給水ライン 4a 給水ライン系 4b 給水ライン系 5 脱気器 6 冷却器 7 水位発信器 8 フラッシュタンク 9 循環ポンプ 10 熱交換器 11 調整弁 12 抽気 13 給水加熱器 14 流量計 15 調整弁 16 逆止弁 17 蒸気消費系統 18 逆止弁 19 調整弁 20 ボイラ 21 給水弁 22 流量発信器 23 圧力発信器 24 排気弁 25 屋外 26 インターロック回路 27 排気ライン 28 インターロック回路 29 フラッシュタンク発生蒸気流量低信号 30 給水ポンプ出口圧力高信号 31 論理和回路 32 否定回路 33 排気弁手動開指令信号 34 排気弁手動閉指令信号 35 ボイラ入り信号 36 ボイラ切り信号 37 論理和回路 38 ワイプアウト回路 39 タイマー回路 40 論理和回路 41 ワイプアウト回路 42 タイマー回路
Claims (3)
- 【請求項1】 原子炉から発生した放射性蒸気を加熱源
として熱交換を行う熱交換器と、前記熱交換器で加熱さ
れた熱水をフラッシュさせ原子力発電所内で使用する非
放射性の所内用蒸気を発生させるフラッシュタンクと、
給水タンクからの水を給水ポンプで昇圧して脱気器を経
て前記フラッシュタンクへ給水する給水系統と、前記原
子炉の出力が低いときに前記所内用蒸気を発生させるボ
イラとを備え、前記原子炉の出力が高いときは前記フラ
ッシュタンクで前記所内用蒸気を発生させ、前記原子炉
出力が低いときは前記ボイラで前記所内用蒸気を発生さ
せるようにした原子力発電所の所内用蒸気発生装置にお
いて、前記脱気器にスプレー給水する複数の給水ライン
系と、前記給水ライン系の少なくとも一つに設けられ前
記脱気器に供給する給水流量を調整するための給水弁
と、前記フラッシュタンクの発生蒸気流量と前記給水ポ
ンプの出口圧力に基づいて前記給水弁を開閉するインタ
ーロック回路とを設けたことを特徴とする原子力発電所
の所内用蒸気発生装置。 - 【請求項2】 前記ボイラと前記フラッシュタンクとの
切り替え時に前記フラッシュタンク内の前記所内用蒸気
を大気又は熱回収が可能な機器へ排出する排気ラインを
設けたことを特徴とする請求項1に記載の原子力発電所
の所内用蒸気発生装置。 - 【請求項3】 前記排気ラインに設置された排気弁と、
前記ボイラと前記フラッシュタンクとの切り替え時に手
動又は前記ボイラの運転状態信号に基づいて前記排気弁
を開閉するインターロック回路とを設けたことを特徴と
する請求項1又は請求項2に記載の原子力発電所の所内
用蒸気発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7349492A JPH09178107A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 原子力発電所の所内用蒸気発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7349492A JPH09178107A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 原子力発電所の所内用蒸気発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09178107A true JPH09178107A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18404118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7349492A Pending JPH09178107A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 原子力発電所の所内用蒸気発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09178107A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020113505A1 (zh) * | 2018-12-05 | 2020-06-11 | 深圳中广核工程设计有限公司 | 核电站蒸汽大气排放系统的安全级功能控制系统及方法 |
| CN116771712A (zh) * | 2023-08-23 | 2023-09-19 | 中粮生化(成都)有限公司 | 离心压缩机防喘开车系统及方法 |
-
1995
- 1995-12-22 JP JP7349492A patent/JPH09178107A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020113505A1 (zh) * | 2018-12-05 | 2020-06-11 | 深圳中广核工程设计有限公司 | 核电站蒸汽大气排放系统的安全级功能控制系统及方法 |
| EP3904640A4 (en) * | 2018-12-05 | 2022-12-07 | China Nuclear Power Design Company Ltd. (Shenzhen) | SAFETY LEVEL FUNCTIONAL CONTROL SYSTEM AND PROCEDURE FOR AN ATMOSPHERIC VAPOR EMISSION SYSTEM OF A NUCLEAR POWER PLANT |
| CN116771712A (zh) * | 2023-08-23 | 2023-09-19 | 中粮生化(成都)有限公司 | 离心压缩机防喘开车系统及方法 |
| CN116771712B (zh) * | 2023-08-23 | 2023-10-24 | 中粮生化(成都)有限公司 | 离心压缩机防喘开车系统及方法 |
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