JPH09178667A - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置

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JPH09178667A
JPH09178667A JP8297895A JP29789596A JPH09178667A JP H09178667 A JPH09178667 A JP H09178667A JP 8297895 A JP8297895 A JP 8297895A JP 29789596 A JP29789596 A JP 29789596A JP H09178667 A JPH09178667 A JP H09178667A
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light
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Application number
JP8297895A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kawamura
努 河村
Yuji Matoba
有治 的場
Akira Kazama
彰 風間
Takahiko Oshige
貴彦 大重
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動している鋼板表面にある模様状疵や凹凸状
の疵をオンラインで連続的に検出することは困難であっ
た。 【解決手段】3組のリナアアレイセンサ10a〜10c
から入力した鋼板4表面の偏光画像の疵候補領域内にお
けるエリプソパラメ−タと表面反射強度の正常部に対す
る大小を示す極性を信号処理部13で算出し、算出した
エリプソパラメ−タと表面反射強度の極性の組合せによ
る疵特徴量から表面疵の種類を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば薄鋼板等
の表面疵を光学的に検出する表面検査装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば鋼板の表面疵を光学的に検出する
装置としては、レ−ザ光の散乱又は回折パタ−ンの変化
を利用して疵を検出する方法が多く用いられている。こ
の方法は鋼板の表面に明らかな凹凸を形成している疵を
検出する場合には有効な方法である。
【0003】一方、鋼板等の疵には、表面の凹凸はな
く、物性値のむら,ミクロな粗さのむら,薄い酸化膜等
の局所的な存在あるいはコ−ティング膜の厚さむらとい
った模様状疵といわれるものがある。このような模様状
疵はレ−ザ光の散乱や回折パタ−ンの変化では検出が困
難である。例えば正常部で100Å程度の酸化膜が付いて
いる鋼板表面に、局所的に400Å程度の酸化膜が厚く付
いている異常部がある場合、このような異常部の領域は
表面処理工程において塗装不良が生じるため、疵として
検出して除去したい要請がある。しかしながら、異常部
と正常部の酸化膜厚の差は鋼板表面の粗さに埋もれてし
まい、光の散乱や回折を利用した方法では全く検出が不
可能である。
【0004】このように光の散乱や回折を利用した方法
では検出できない疵を検出するために、偏光を用いた疵
検査方法が例えば特開昭52−138183号公報や特開昭58−
204356号公報等に開示されている。特開昭52−138183号
公報に示された検査方法は被検査体の表面から反射した
P偏光とS偏光の比があらかじめ定めた比較レベルより
高いか否かによって欠陥の有無を検知するものである。
また、特開昭58−204356号公報に示された検出方法は被
検査体の表面に特定角度の入射角で光を照射して、表面
欠陥を検出するときのS/N比を向上するようにしたも
のである。また、偏光を用いた膜厚あるいは物性値の測
定方法が例えば特開昭62−293104号公報に開示されてい
る。特開昭62−293104号公報に示された検査方法は、試
料から反射した偏光を方位角の異なる3個の検光子を通
して受光し、異なる3種類の偏光の光強度から各位置の
エリプソパラメ−タすなわち反射光の電気ベクトルのう
ち入射面方向の成分であるP偏光と入射面に垂直方向の
成分であるS偏光との振幅反射率比tanΨと位相差Δを
演算して、被検査面上の酸化膜やコ−ティング厚さある
いは物性値を精度良く測定する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭52−138183号公
報や特開昭58−204356号公報に示された検査方法は、偏
光を用いて正常部と異常部とを弁別しているが、厳密な
エリプソパラメ−タである振幅反射率比tanΨと位相差
Δを判定することなしに疵を検出するようにしている。
鋼板等の表面の疵部は光学的物性が正常部と異なった部
分であることが多く、このような部分は複素屈折率が正
常部と異なっているといえる。このような場合、エリプ
ソパラメ−タの振幅反射率比tanΨと位相差Δの両方を
考慮しないと、エリプソパラメ−タの変化の一部しか捕
らえることができず、例えば検査結果として異常部が検
出できたとしても、それが油のしみか、酸化膜のむら
か、又は何らかしらの異常な付着物が付着したのである
か等を弁別することができず、異常部の種別と程度を判
定することは困難であった。
【0006】これに対して特開昭62−293104号公報に示
された検査方法は、エリプソパラメ−タの振幅反射率比
tanΨと位相差Δを使用しているから、油のしみや酸化
膜のむら,異物の付着を弁別できる可能性がある。しか
しながら、この方法は基本的に点測定であり、鋼板等の
表面全体の検査に適さない。仮に、特開昭62−293104号
公報に示されている装置を鋼板の幅方向に多数並べた
り、幅方向に高速に移動可能な機構を持った手段によっ
て1台の装置を走査したり、何らかの工夫により全面走
査が可能になったとしても、信号処理部は全測定点につ
いて偏光強度信号からエリプソパラメ−タの振幅反射率
比tanΨと位相差Δを演算し、画像処理装置などを用い
て疵種と疵の等級を判定する必要がある。しかし、幅方
向1ラインで1000点以上の偏光強度信号を処理しなけら
ばならず、特にエリプソパラメ−タ演算はソフトウェア
演算で行った場合、約数10秒の演算時間がかかるため、
例えば毎分数100mの速度で通過する鋼板等のシ−ト状
製品の表面をオンラインで連続的に検査することは不可
能であった。このために専用の偏光パラメ−タ等の演算
処理装置が必要となり、装置が高価になってしまう。
【0007】しかしながら、この方法は検査手法として
は非常に敏感であり、他の種類の疵や汚れ,油むら,ス
ケ−ルなどから相対的に微弱な検出強度した与えない模
様状の表面疵の情報のみを弁別して検出することは困難
であった。特に、表面に油膜が塗布されて製造ライン上
を移動する鋼板を検査する場合には、その油膜むらと本
来検出すべき表面疵の両方を含んだ偏光パラメ−タを検
出してしまい、表面疵の情報だけを弁別して検出するこ
とはできなかった。このため、特に防錆のために表面に
油膜が塗布されていることが多い冷延鋼板等の通常の鋼
板の表面疵の検出に使える可能性がないと考えられてお
り、鋼板の模様状疵を光学的手段で検出することや表面
疵の種類や等級までを判定することは不可能とされてい
た。
【0008】また、この方法は膜厚あるいは物性値を測
定する方法であり、そのためにはエリプソパラメ−タの
振幅反射率比tanΨと位相差Δを測定すれば十分であっ
た、しかしながら、これらのパラメ−タは必ずしも人の
目で見た状態と一致するものではなく、人が疵と認識で
きてもエリプソパラメ−タは変化しない疵については検
出することができない。
【0009】この発明はかかる短所を改善するためにな
されたものであり、簡単な構成でシ−ト状製品の表面に
ある模様状疵や凹凸状の疵をオンラインで連続的に検出
して、その種別や程度を正確に弁別することができる表
面検査装置を得ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る表面検査
装置は、投光部と受光部と信号処理部とを有し、投光部
は被検査面の幅方向全体にわたり偏光光束を入射し、受
光部は被検査面からの反射光から異なる3つの偏光成分
を抽出して画像信号に変換し、信号処理部はパラメ−タ
演算部と特徴量演算部及び疵判定部とを有し、パラメ−
タ演算部は上記画像信号からエリプソパラメ−タと表面
反射強度を算出し、特徴量演算部は疵候補領域内におけ
るエリプソパラメ−タと表面反射強度の正常部に対する
大小を示す極性を算出し、算出したエリプソパラメ−タ
と表面反射強度の極性の組合せによる疵特徴量を演算
し、疵判定部は演算した疵特徴量から表面疵の種類を判
定することを特徴とする。
【0011】上記特徴量演算部は疵候補領域内における
エリプソパラメ−タと表面反射強度の極性の組合せによ
る疵特徴量を演算するとともに疵候補領域内における異
なる偏光画像の光強度の極性の組合せによる疵特徴量を
演算し、疵判定部は演算したエリプソパラメ−タと表面
反射強度の極性の組合せによる疵特徴量と光強度による
疵特徴量から表面疵の種類を判定することが望ましい。
【0012】さらに、上記信号処理部はパラメ−タ演算
部と特徴量演算部と疵判定部とともに疵候補領域抽出部
を有し、疵候補領域抽出部で上記エリプソパラメ−タと
表面反射強度の画像の濃度レベルが地肌レベルに相当す
る基準濃度レベルの範囲外となる領域を疵候補領域とし
て抽出すると良い。
【0013】また、この発明に係る他の表面検査装置
は、投光部と受光部と信号処理部とを有し、投光部は被
検査面の幅方向全体にわたり偏光光束を入射し、受光部
は被検査面からの反射光から異なる3つの偏光成分を抽
出して画像信号に変換し、信号処理部は疵候補領域抽出
部とパラメ−タ演算部と特徴量演算部及び疵判定部を有
し、疵候補領域抽出部は上記3つの偏光成分の画像信号
の画像の濃度レベルが地肌レベルに相当する基準濃度レ
ベルの範囲外となる領域を疵候補領域として抽出し、パ
ラメ−タ演算部は疵候補領域内で画像信号からエリプソ
パラメ−タと表面反射強度を算出し、特徴量演算部は算
出したエリプソパラメ−タと表面反射強度の正常部に対
する大小を示す極性を算出し、算出したエリプソパラメ
−タと表面反射強度の極性の組合せによる疵特徴量を演
算し、疵判定部は演算した疵特徴量から表面疵の種類を
判定することを特徴とする。
【0014】上記受光部は被検査面からの反射光を3本
のビ−ムに分離するビ−ムスプリッタと、分離された3
本のビ−ムの光路にそれぞれ設けられ、それぞれ異なる
方位角を有する検光子と、各検光子を透過した光を受光
するリニアアレイセンサとを有すると良い。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明においては、表面検査装
置を投光部と受光部及び信号処理部で構成する。投光部
は被検査面の幅方向全体にわたり一定入射角で光束を入
射するように光源が配置され、光源と被検査面の入射面
との間に偏光子が設けられ、被検査面に一定偏光角の偏
光を入射する。受光部は3組のリニアアレイセンサと、
各リニアアレイセンサの受光面の前面に設けられた検光
子とで構成し、3組の検光子はそれぞれ異なる方位角、
すなわち透過軸が被検査面の入射面となす角が、例えば
「0」,「π/4」,「−π/4」になるように配置さ
れ、3組のリニアアレイセンサは各検光子を通った偏光
を入射して偏光の強度分布を示す画像を信号処理部に出
力する。
【0016】信号処理部にはパラメ−タ演算部と疵候補
領域抽出部と特徴量演算部及び疵判定部とが設けられて
いる。パラメ−タ演算部は3組のリニアアレイセンサか
ら入力された偏光画像の光強度からエリプソパラメ−タ
tanΨ,cosΔと表面反射強度I0を算出し、tanΨ画像と
cosΔ画像及びI0画像を形成する。疵候補領域抽出部に
は、被検査面の正常状態を示す基準濃度レベルがあらか
じめ格納されているか、もしくは測定したデ−タのピ−
ク値やバラツキ等から自動的に求めるようになってい
る。そして3組のtanΨ画像とcosΔ画像及びI0画像の
濃度レベルと基準濃度レベルとを比較して、tanΨ画像
とcosΔ画像及びI0画像の濃度レベルが基準濃度レベル
の範囲外となる領域を疵候補領域として抽出する。この
抽出した疵候補領域内の各画素におけるエリプソパラメ
−タtanΨとcosΔ及び表面反射強度I0を特徴量演算部
で抽出して最大値又は平均値の正常部に対する大小を示
す極性を算出し、算出したエリプソパラメ−タと表面反
射強度の極性の組合せによる疵特徴量を演算する。疵判
定部は算出したエリプソパラメ−タtanΨとcosΔと表面
反射強度I0の極性の組合せによる疵特徴量から表面疵
の種類を判定する。
【0017】このように被検査面の表面特性により敏感
に変化するエリプソパラメ−タtanΨとcosΔを検出し
て、疵の有無を判別するから、散乱光や回折で検出でき
なかった表面の物性変化をも検出できる。また疵候補領
域を特定してエリプソパラメ−タtanΨとcosΔと表面反
射強度I0の極性の組合せから疵の種類を判別するから
簡単に疵の種類を判別することができるとともに疵の検
出精度を高める。
【0018】また疵の種類を判別するときに疵候補領域
内におけるエリプソパラメ−タtanΨとcosΔと表面反射
強度I0の極性変化の組合せと疵部の測定光強度の極性
変化により疵を判別することにより、より詳細に疵の種
類と等級を判別できる。
【0019】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の光学系を示す配
置図である。図に示すように、光学系1は投光部2と受
光部3を有する。投光部2は被検査体例えば鋼板4の幅
方向全体に一定の入射角で偏光を入射するものであり、
光源5と、光源5の前面に設けられた光ファイバ束6
と、光ファイバ束6の先端部に設けられたレンズ群7
と、レンズ群7の前面に設けられた偏光子8とを有す
る。なお、投光部2は光源5として鋼板4の幅方向に伸
びた棒状の光源を使用して光ファイバ束6とレンズ群7
を省略するようにしても良い。偏光子8は偏光板もしく
は偏光フィルタからなり、図2に示すように、透過軸P
が鋼板4の入射面となす角α1がπ/4になるように配
置されている。受光部3は鋼板4から反射角θの正反射
光を受光するものであり、ビ−ムスプリッタ9a,9b
と、例えばCCDからなるリニアアレイカメラ10a,
10b,10cと、リニアアレイカメラ10a,10
b,10cの受光面の前面に設けられた検光子11a,
11b,11cとを有する撮像装置12が鋼板4の幅方
向に連設されている。検光子11a,11b,11cは
例えば偏光板若しくは偏光フィルタからなり、図2に示
すように、検光子11の透過軸が鋼板4の入射面となす
角α2は検光子11aがα2=0、検光子11bがα2
π/4、検光子11cがα2=−π/4になるように配置
されている。リニアアレイカメラ10a〜10cは鋼板
4からの反射光の光強度I1,I2,I3を示す画像信号
を一定周期で1ライン信号として出力する。
【0020】受光部3のリニアアレイカメラ10a,1
0b,10cは、図3のブロック図に示すように、信号
処理部13に接続されている。信号処理部13は前処理
部14a,14b,14cとフレ−ムメモリ15a,1
5b,15cとパラメ−タ演算部16,メモリ17a,
17b,17c,エッジ検出部18,輝度むら補正部1
9,2値化処理部20,メモリ21a,21b,21
c,オア処理部22,2値メモリ23,疵候補領域抽出
部24,特徴量演算部25及び疵判定部26を有する。
【0021】前処理部14a〜14cはリニアアレイカ
メラ10a〜10cから出力された反射光の光強度
1,I2,I3を示す画像信号を加算平均するとともに
鋼板4のラインの移動量を検出して、鋼板4が信号処理
における1ラインの長さだけ移動したら、加算平均した
信号を1ラインのデ−タとしてフレ−ムメモリ15a〜
15cに送り、ライン速度が変わっても信号処理におけ
る1ラインの長さを一定とする。フレ−ムメモリ15a
〜15cは、例えば横1024画素×縦200ラインで構成さ
れ、1024画素の1ラインデ−タを同一タイミングでサン
プリングして、200ラインに達するまで順次格納して2
次元の偏光画像を形成する。パラメ−タ演算部16はフ
レ−ムメモリ15a〜15cに格納された偏光画像の各
画素の光強度I1,I2,I3を示す画像信号からエリプ
ソパラメ−タすなわち振幅反射率比tanΨと位相差Δを
示すcosΔと鋼板4の反射光の表面反射強度I0を演算し
て、メモリ17a,17b,17cにそれぞれtanΨ画
像デ−タとcosΔ画像デ−タ及びI0画像デ−タとして格
納する。エッジ検出部18はtanΨ画像とcosΔ画像及び
0画像における鋼板4のエッジ部を検出する。輝度む
ら補正部19は光源5の強度むらや鋼板反射率むらによ
る幅方向の強度むらと、それに伴う感度むらを補正す
る。2値化処理部20はtanΨ画像とcosΔ画像及びI0
画像を2値化して、それぞれメモリ21a,21b,2
1cに格納する。オア処理部22はメモリ21a,21
b,21cに格納されたtanΨ,cosΔ,I0の2値画像
の各画素をオア処理して2値メモリ23に格納する。疵
候補領域抽出部24は2値メモリ23に格納された2値
画像の各画素の濃度から疵候補領域の位置を特定する。
特徴量演算部25は疵候補領域におけるtanΨ,cosΔ,
0を抽出して絶対値が最大となる値、すなわちピ−ク
値又は平均値を演算し特徴量を明らかにする。疵判定部
26は疵候補領域におけるtanΨ,cosΔ,I0のピ−ク
値又は平均値が正常部よりプラス領域かマイナス領域か
を示す極性から異常の程度を判定する。
【0022】上記のように構成された表面検査装置の動
作を説明するに当たり、3個のリニアアレイカメラ10
a,10b,10cで検出した光強度から振幅反射率比
tanΨとcosΔと鋼板4の反射光の表面反射強度I0を演
算する原理を説明する。
【0023】図2に示すように偏光子8の透過軸Pと検
光子11の透過軸Aが鋼板4の入射面となす角をα1
α2とすると、任意の入射角θで鋼板4に入射して反射
したp偏光成分とs偏光成分が検光子11を通って合成
されたときの光強度I(α1,α2)は、p成分とs成分の
振幅反射率をrp,rsとすると次式で表せる。
【0024】
【数1】
【0025】ここでα1=π/4にしたとき、α2=0の
検光子11aを通った光強度I1は、I1=I0ρ2とな
り、α2=π/4の検光子11bを通った光強度I2は、
2=I0(1+ρ2+2ρcosΔ)/2、α2=−π/4の
検光子11cを通った光強度I3は、I3=I0(1+ρ2
−2ρcosΔ)/2となる。この光強度I1,I2,I3
らtanΨとcosΔ及び表面反射強度I0は次式で得られ
る。
【0026】
【数2】
【0027】但し、光強度I1,I2,I3はカメラのア
ンプゲインなどの選び方によって定数倍される場合もあ
る。
【0028】次に、上記原理を使用した表面検査装置の
動作を説明する。投光部2から出射されて移動している
鋼板4の表面で反射した偏光はビ−ムスプリッタ9a,
9bで分離され、検光子11a,11b,11cを通っ
てリニアアレイカメラ10a,10b,10cに入射す
る。このリニアアレイカメラ10a,10b,10cで
反射光の光強度を検出するときに、リニアアレイカメラ
10aの前面にはα2=0の検光子11aが設けられて
いるから、リニアアレイカメラ10aは前記光強度I1
を検出し、リニアアレイカメラ10bの前面にはα2
π/4の検光子11bが設けられているから、リニアア
レイカメラ10bは前記光強度I2を検出し、リニアア
レイカメラ10cの前面にはα2=−π/4の検光子1
1cが設けられているから、リニアアレイカメラ10c
は前記光強度I3を検出する。リニアアレイカメラ10
a,10b,10cで検出した光強度I1,I2,I3
示す画像信号がそれぞれ前処理部14a〜14bで前処
理がされてフレ−ムメモリ15a〜15cに展開され、
図4の画像説明図の(a)に示すように、I1偏光画像
26aとI2偏光画像26bとI3偏光画像26cを形成
する。ここでリニアアレイカメラ10a,10b,10
cは光学的に位置,角度を調整して同じ視野となってお
り、同じタイミングで検出した光強度I1,I2,I3
鋼板4の同一位置で反射した光の光強度になっている。
なお、リニアアレイカメラ10a,10b,10cで同
一位置の反射光を同じタイミングで検出できない場合
は、リニアアレイカメラ10a,10b,10cの出力
端に遅延回路等を設けて、検出位置とタイミングを合わ
せるようにしても良い。
【0029】パラメ−タ演算部16はフレ−ムメモリ1
5a〜15cに格納された偏光画像31a〜31cの各
画素の光強度I1,I2,I3を示す画像信号からエリプ
ソパラメ−タすなわち振幅反射率比tanΨと位相差Δを
示すcosΔと鋼板4の反射光の表面反射強度I0を演算し
て、メモリ17a〜17cにtanΨ画像デ−タとcosΔ画
像デ−タ及びI0画像デ−タとして格納する。エッジ検
出部18はメモリ17a〜17cに展開されたtanΨ画
像,cosΔ画像,I0画像の鋼板4の領域では、図5に示
すように、信号レベルが高く、鋼板4ではない背景領域
では信号レベルが小さくなることから信号レベルが急激
に変わっている点を鋼板4のエッジ部として特定して信
号処理領域を定める。この信号処理領域におけるtan
Ψ,cosΔ,I0の1ラインの信号強度は、例えば図6
(a)に示すように、幅方向に大きなむらがある。そこ
で輝度むら補正部19は1ラインの信号を幅方向に基準
点を中心に左右の数10点で移動平均して、図6(b)に
示すように、移動平均した信号tanΨm,cosΔm,I0
mを作成する。そして、図6(c)に示すように、移動
平均前の信号tanΨ,cosΔ,I0と移動平均した信号tan
Ψm,cosΔm,I0m及び地肌である正常部を示す基準
レベルCから次式により各画素毎の補正信号tanΨc,c
osΔc,I0cを算出する。なお、次式においてAは定
数である。
【0030】
【数3】
【0031】この輝度むら補正した信号において、図6
(c)に示すように、鋼板4の地肌である正常部に対し
て明るく見える疵33aの信号レベルは正常部34の基
準レベルCより高く、正常部に対して暗く見える疵33
bの信号レベルは基準レベルCより低くなる。この補正
された画像を2値化処理部20で2値化して、tanΨ
c,cosΔc,I0cの2値化画像をぞれぞれメモリ21
a〜21cに格納する。この2値化するときの2値化レ
ベルは鋼板4の表面粗さや表面の塗油状態に応じて定め
られているが、測定したデ−タのピ−ク値やバラツキ等
から自動的に求めてノイズレベルに設定しても良い。ま
た、疵は種類によって正常部のレベルに対して高いレベ
ルになる場合と低いレベルになる場合があるため、図7
に示すように正常レベルに対してプラス,マイナス両方
の2値化レベル35a,35bを設定して2値化し、信
号レベルがプラスの2値化レベル35aとマイナスの2
値化レベル35b以外の範囲を白、2値化レベル35
a,35bの範囲内を黒として正常部とする。
【0032】この2値化画像はtanΨc,cosΔc,I0
cの3画像があり、例えば図4(b)に示すように、疵
33a,33bが3画像に共通して異常値として検出さ
れるとは限らない。そこでオア処理部22はメモリ21
に格納されたtanΨc,cosΔc,I0cの2値画像を各
画素毎にオア処理して、オア処理画像36を2値メモリ
23に格納する。疵候補領域抽出部24は2値メモリ2
3に格納されたオア処理画像36の疵部33a,33b
を示す白い部分の位置を求め、図4(d)に示すよう
に、白い部分に外接する長方形の領域を疵候補領域37
a,37bとして抽出し、疵候補領域37a,37bの
2点例えば右上のP1,P3点と左下のP2,P4点の座標
から疵候補領域37a,37bを特定して特徴量演算部
25に送る。特徴量演算部25は疵候補領域37a,3
7bにおける各画素のtanΨc,cosΔc,I0cのピ−
ク値又は平均値を求め、疵候補領域37a,37bにお
けるtanΨc,cosΔc,I0cのピ−ク値又は平均値が
正常部の基準レベルよりプラス領域かマイナス領域かを
示す極性を求め、極性パタ−ン等の疵特徴量Eppを例
えば、Epp=9Δp+3Ψp+Ipで演算する。ここ
でΨpはtanΨcの極性、ΔpはcosΔcの極性、Ipは
0cの極性を示し、例えばプラス極性のときは
「2」、正常部と同じときは「1」、マイナス極性のと
きは「0」と数値化して表す。
【0033】また、疵特微量Eppと同様に、疵候補領
域37a,37bにおける各画素I1,I2,I3のピ
−ク値又は平均値を求め、疵候補領域37a,37bに
おける各画素I1,I2,I3のピ−ク値又は平均値が
正常部の基準レベルよりプラス領域かマイナス領域かを
示す極性を求め、極性パタ−ンの疵特微量Ippを例え
ばIpp=9I1p+3I2p+I3pで演算する。こ
こでI1pはI1の極性、I2pはI2の極性、I3p
はI3の極性を示し、例えばプラス極性のときは
「2」、正常部と同じときは「1」、マイナス極性のと
きは「0」と数値化して表す。さらに、特徴量演算部2
5は疵候補領域抽出部24で算出した疵候補領域の座標
から疵の長さと幅を求める。
【0034】疵判定部26は送られた疵候補領域37
a,37bの疵特徴量Eppを使って疵の種類を判定す
る。例えば冷延鋼板における異なる疵種S,T,U,
V,W,Xに対するtanΨc,cosΔc,I0cの極性変
化を調べた結果と疵特徴量Eppは図8に示すようにな
り、鍍金鋼板における異なる疵種S,X,Y,Z,Wに
対するtanΨc,cosΔc,I0cの極性変化を調べた結
果と疵特徴量Eppは図9に示すようになった。そこで
疵判定部26はこの各疵種の疵特徴量Eppと特徴量演
算部25で算出した疵特徴量Eppから疵種を判別す
る。すなわち、tanΨc,cosΔc,I0cの極性の1又
は2つの組合せでは、図8,図9に示すように疵種を判
別することはできないが、tanΨc,cosΔc,I0cの
3つの極性を組み合わせることにより疵種を明確に区分
けすることができる。そこで例えば冷延鋼板の場合に
は、疵特徴量Eppが「0」のときは疵種Tと判定し、
疵特徴量Eppが「1」のときは疵種Vと判定し、疵特
徴量Eppが「12」のときは疵種Wと判定し、疵特徴量
Eppが「18」のときは疵種Sか疵種Xと判定し、疵特
徴量Eppが「24」のときは疵種Uと判定する。
【0035】上記のように冷延鋼板の疵種Sと疵種Xの
ように疵特微量Eppだけでは区分できない場合もあ
る。このような場合には、さらに疵候補領域37a,3
7bの疵特微量Ippも使う。冷延鋼板における異なる
疵種S,T,U,V,W,Xに対するI1,I2,I3
の極性変化を調べた結果と疵特微量Ippは図10に示
すようになり、鍍金鋼板における異なる疵種S,X,
Y,Z,Wに対するI1,I2,I3の極性変化を調べ
た結果と疵特微量Ippは図11に示すようになった。
冷延鋼板の疵種Sと疵種Xについては疵特微量Eppが
同じであるため区分ができなかったが、疵特微量Ipp
が異なるので、疵特微量Ippにより明確に区分するこ
とができる。また、疵の等級はtanΨ,cosΔ,I0のピ
−ク値や平均値、疵の長さ、幅も使い判定する。
【0036】なお、上記実施例は偏光画像から直ちにta
nΨ,cosΔ,I0を演算した場合について説明したが、
1,I2,I3の偏光画像から疵候補領域を検出してか
ら疵候補領域内だけtanΨ,cosΔ,I0を演算したり、
1,I2,I3の偏光画像から検出した疵候補領域内の
測定光強度の代表値例えばピ−ク値や平均値からtan
Ψ,cosΔ,I0を演算するようにしても良い。
【0037】また、上記実施例は鋼板4からの反射光か
ら異なる3つの偏光成分を抽出するためにビ−ムスプリ
ッタ9a,9bを用いた場合について説明したが、図1
2に示すように鋼板4の移動方向に距離L毎にずれた位
置を検出するリニアアレイカメラ10a〜10cを用
い、設置位置のずれを考慮してメモリ上から偏光画像を
読み出してエリプソパラメ−タと表面反射強度を演算す
るようにしても良い。
【0038】なお、上記実施例は受光部3に1次元のリ
ニアアレイカメラ10a〜10cを使用して鋼板4から
の反射光を検出した場合について説明したが、2次元カ
メラを使用して鋼板4からの反射光を検出しても良い。
【0039】また、上記実施例は光学系1の受光部3に
3組のリニアアレイカメラ10a〜10cを設けた場合
について説明したが、図13に示すように、受光部3に
3板式偏光リニアアレイカメラ31を使用しても良い。
図13に示す光学系1は投光部2と3板式偏光リニアア
レイカメラ31を有する。投光部2は被検査体例えば鋼
板4の表面に一定の入射角で偏光を入射するものであ
り、光源5と光源5の前面に設けられた偏光子8とを有
する。光源5は鋼板4の幅方向に伸びた棒状発光装置か
らなり、鋼板4の幅方向全体に一定間隔で光を照射す
る。また、場合によっては光源5と偏光子8の間にシリ
ンドリカルレンズを設けて、光源5からの光を鋼板4の
表面に集光しても良い。偏光子8は例えば1/4波長板
からなり、図14の配置説明図に示すように、透過軸P
が鋼板4の入射面となす角α1がπ/4になるように配
置されている。3板式偏光リニアアレイカメラ31は、
図15の構成図に示すように、ビ−ムスプリッタ32と
3個の検光子33a,33b,33cと3個のリニアア
レイセンサ34a,34b,34cとを有する。ビ−ム
スプリッタ32は3個のプリズムからなり、入射面に誘
電体多層膜を蒸着した半透過性を有する反射面が2面設
けられ、鋼板4からの反射光を入射する第1の反射面3
2aは透過率と反射率が2対1の割合になっており、第
1の反射面32aを透過した光を入射する第2の反射面
32bは透過率と反射率が1対1の割合になっており、
鋼板4からの反射光を同じ光量の3本のビ−ムに分離す
る。また、ビ−ムスプリッタ32の入射面から分離した
3本のビ−ムの出射面までの光路長は同じにしてある。
検光子33aは第2の反射面32bの透過光の光路に設
けられ、図14に示すように、方位角すなわち透過軸が
鋼板4の入射面となす角α2が0度になるように配置さ
れ、検光子33bは第2の反射面32bの反射光の光路
に設けられ、方位角α2がπ/4度になるように配置さ
れ、検光子33cは第1の反射面32aの反射光の光路
に設けられ、方位角α2が−π/4になるように配置され
ている。リニアアレイセンサ34a,34b,34cは
例えばCCDセンサからなり、それぞれ検光子33a,
33b,33cの後段に配置されている。また、ビ−ム
スプリッタ32と検光子33a,33b,33cの間に
はビ−ムスプリッタ32内の多重反射光や不必要な散乱
光をカットするスリット35a,35b,35cが設け
られ、ビ−ムスプリッタ32の前段にはレンズ群36が
設けられている。また、リニアアレイセンサ34a,3
4b,34cは同じ光強度の光が入射したときに同じ信
号を出力するように利得が調整してある。
【0040】このように入射した光を分離した3本のビ
−ムの光路に検光子33a〜33cとリニアアレイセン
サ34a〜34cが一体化して設けられているから、リ
ニアアレイセンサ34a〜34c等を鋼板4の搬送路近
傍に設置して鋼板4からの反射光を検出するときに、リ
ニアアレイセンサ34a〜34c等の位置調整を必要と
しないとともに、鋼板4の同じ位置からの反射光を同じ
タイミングで検出することができる。また、3板式偏光
リニアアレイカメラ31内に3組のリニアアレイセンサ
34a〜34cがまとまって収納されて小型化している
から、3板式偏光リニアアレイカメラ31を鋼板4の反
射光の光路に簡単に配置することができるとともに、配
置位置を任意に選択することができ、光学系1の配置の
自由度を向上することができる。
【0041】また、上記実施例は受光部3が鋼板4から
の正反射光を受光するように配置されている場合につい
て説明したが、検出する疵種によっては鋼板4からの散
乱反射光を受光するようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、異なる
3種類の偏光画像から疵候補領域を抽出し、疵候補領域
の各画素におけるエリプソパラメ−タtanΨとcosΔ及び
表面反射強度I0のピ−ク値又は平均値の正常部に対す
る大小を示す極性を算出し、算出したエリプソパラメ−
タtanΨとcosΔと表面反射強度I0の極性変化の組合せ
を示す疵特徴量から疵の種類を判定するようにしたか
ら、散乱光や回折では検出できなかった表面の物性変化
をも検出することができ、疵の検出精度を高めることが
できる。
【0043】また、疵の種類を判別するときに疵候補領
域内におけるエリプソパラメ−タtanΨとcosΔと表面反
射強度I0の極性変化の組合せに加えて疵部の3種類の
測定光強度の極性変化の組合せによる疵を判別すること
により、より詳細に疵の種類と等級を判別することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の光学系を示す配置図であ
る。
【図2】上記実施例の配置を示す説明図である。
【図3】上記実施例の信号処理部を示すブロック図であ
る。
【図4】上記実施例の動作を示す画像説明図である。
【図5】エッジ検出動作を示す信号強度分布図である。
【図6】輝度むら補正動作を示す説明図である。
【図7】2値化レベルを示す濃度特性図である。
【図8】冷延鋼板における疵種の極性特性図である。
【図9】鍍金鋼板における疵種の極性特性図である。
【図10】冷延鋼板における疵種の他の極性特性図であ
る。
【図11】鍍金鋼板における疵種の他の極性特性図であ
る。
【図12】他の光学系を示す配置図である。
【図13】第3の光学系を示す配置図である。
【図14】第3の光学系の動作を示す配置説明図であ
る。
【図15】第3の光学系の3板式偏光リニアカメラの構
成図である。
【符号の説明】
1 光学系 2 投光部 3 受光部 4 鋼板 8 偏光子 9 ビ−ムスプリッタ 10 リニアアレイカメラ 11 検光子 13 信号処理部 14 前処理部 15 フレ−ムメモリ 16 パラメ−タ演算部 18 エッジ検出部 19 輝度むら補正部 20 2値化処理部 22 オア処理部 24 疵候補領域抽出部 25 特徴量演算部 26 疵判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大重 貴彦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光部と受光部と信号処理部とを有し、 投光部は被検査面の幅方向全体にわたり偏光光束を入射
    し、 受光部は被検査面からの反射光から異なる3つの偏光成
    分を抽出して画像信号に変換し、 信号処理部はパラメ−タ演算部と特徴量演算部及び疵判
    定部とを有し、パラメ−タ演算部は上記画像信号からエ
    リプソパラメ−タと表面反射強度を算出し、特徴量演算
    部は疵候補領域内におけるエリプソパラメ−タと表面反
    射強度の正常部に対する大小を示す極性を算出し、算出
    したエリプソパラメ−タと表面反射強度の極性の組合せ
    による疵特徴量を演算し、疵判定部は演算した疵特徴量
    から表面疵の種類を判定することを特徴とする表面検査
    装置。
  2. 【請求項2】 上記特徴量演算部は疵候補領域内におけ
    るエリプソパラメ−タと表面反射強度の極性の組合せに
    よる疵特徴量を演算するとともに疵候補領域内における
    異なる偏光画像の光強度の極性の組合せによる疵特徴量
    を演算し、疵判定部は演算したエリプソパラメ−タと表
    面反射強度の極性の組合せによる疵特徴量と光強度によ
    る疵特徴量から表面疵の種類を判定する請求項1記載の
    表面検査装置。
  3. 【請求項3】 上記信号処理部はパラメ−タ演算部と特
    徴量演算部と疵判定部とともに疵候補領域抽出部を有
    し、 疵候補領域抽出部は上記エリプソパラメ−タと表面反射
    強度の画像の濃度レベルが地肌レベルに相当する基準濃
    度レベルの範囲外となる領域を疵候補領域として抽出す
    る請求項1又は2記載の表面検査装置。
  4. 【請求項4】 投光部と受光部と信号処理部とを有し、 投光部は被検査面の幅方向全体にわたり偏光光束を入射
    し、 受光部は被検査面からの反射光から異なる3つの偏光成
    分を抽出して画像信号に変換し、 信号処理部は疵候補領域抽出部とパラメ−タ演算部と特
    徴量演算部及び疵判定部を有し、疵候補領域抽出部は上
    記3つの偏光成分の画像信号の画像の濃度レベルが地肌
    レベルに相当する基準濃度レベルの範囲外となる領域を
    疵候補領域として抽出し、パラメ−タ演算部は疵候補領
    域内で画像信号からエリプソパラメ−タと表面反射強度
    を算出し、特徴量演算部は算出したエリプソパラメ−タ
    と表面反射強度の正常部に対する大小を示す極性を算出
    し、算出したエリプソパラメ−タと表面反射強度の極性
    の組合せによる疵特徴量を演算し、疵判定部は演算した
    疵特徴量から表面疵の種類を判定することを特徴とする
    表面検査装置。
  5. 【請求項5】 上記受光部は被検査面からの反射光を3
    本のビ−ムに分離するビ−ムスプリッタと、分離された
    3本のビ−ムの光路にそれぞれ設けられ、それぞれ異な
    る方位角を有する検光子と、各検光子を透過した光を受
    光するリニアアレイセンサとを有する請求項1,2,3
    又は4記載の表面検査装置。
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