JPH09178696A - 積層型酸素センサ - Google Patents
積層型酸素センサInfo
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- JPH09178696A JPH09178696A JP7337373A JP33737395A JPH09178696A JP H09178696 A JPH09178696 A JP H09178696A JP 7337373 A JP7337373 A JP 7337373A JP 33737395 A JP33737395 A JP 33737395A JP H09178696 A JPH09178696 A JP H09178696A
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- JP
- Japan
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- heater
- oxygen sensor
- reaction
- reaction wall
- wall
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Abstract
(57)【要約】
【課題】耐久性に優れ、ヒータから素子への熱伝達効率
の良い積層型酸素センサを提供すること。 【解決手段】素子12の反応壁16の両面16a,16
bに電極13,14を設ける。反応壁16の上面16a
の全ての辺に沿って突条17を上方へ突設する。反応壁
16の上面16aと突条17とにより囲まれた空間にヒ
ータ15を配置する。上面16aの基端部にスペーサ2
5を介在させてヒータ15を保持することにより、ヒー
タ15を反応壁16と対向し近接して配置する。ヒータ
15が熱することにより、ヒータ15の対向面15aか
ら発生する輻射熱は反応壁16の上面16aに伝わり、
ヒータ15の側面15aから発生する輻射熱は突条17
の内壁17aに伝わる。素子12にはヒータ15の複数
の面15a,15bから輻射熱が伝わる。反応壁16の
上面16aは排気ガスに晒され、反応壁16の下面16
bは大気に晒される。
の良い積層型酸素センサを提供すること。 【解決手段】素子12の反応壁16の両面16a,16
bに電極13,14を設ける。反応壁16の上面16a
の全ての辺に沿って突条17を上方へ突設する。反応壁
16の上面16aと突条17とにより囲まれた空間にヒ
ータ15を配置する。上面16aの基端部にスペーサ2
5を介在させてヒータ15を保持することにより、ヒー
タ15を反応壁16と対向し近接して配置する。ヒータ
15が熱することにより、ヒータ15の対向面15aか
ら発生する輻射熱は反応壁16の上面16aに伝わり、
ヒータ15の側面15aから発生する輻射熱は突条17
の内壁17aに伝わる。素子12にはヒータ15の複数
の面15a,15bから輻射熱が伝わる。反応壁16の
上面16aは排気ガスに晒され、反応壁16の下面16
bは大気に晒される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は酸素濃度を測定す
るための酸素センサに係る。詳しくは、酸素濃度測定用
の素子とその素子を加熱するためのヒータとを備え、そ
れらを積層してなる積層型酸素センサに関する。
るための酸素センサに係る。詳しくは、酸素濃度測定用
の素子とその素子を加熱するためのヒータとを備え、そ
れらを積層してなる積層型酸素センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の内燃機関から排出
される排気ガス中の酸素濃度を酸素センサにより検出
し、その検出値を用いて空燃比(空気と燃料の重量比)
を制御することが行われている。この酸素センサの一種
として、ジルコニア等の固体電解質からなる素子の両面
に電極を形成したものがある。このタイプの酸素センサ
は素子の内外両面の酸素濃度差が大きい場合に、起電力
を発生するという固体電解質の性質を利用している。そ
の起電力の大きさに基づき、排気ガス中の酸素濃度を知
ることができる。ここで、素子が安定して起電力を発生
するためには、素子が所定の活性温度に維持される必要
がある。素子がより早く温められて活性温度に達する
程、酸素センサをより早く動作させることが可能とな
り、内燃機関の空燃比制御を早期に行うことが可能とな
る。そこで、素子を速やかに加熱するために、素子を加
熱するためのヒータを設け、そのヒータを素子に貼り付
けたり、素子に内蔵したりする構成が採用されている。
される排気ガス中の酸素濃度を酸素センサにより検出
し、その検出値を用いて空燃比(空気と燃料の重量比)
を制御することが行われている。この酸素センサの一種
として、ジルコニア等の固体電解質からなる素子の両面
に電極を形成したものがある。このタイプの酸素センサ
は素子の内外両面の酸素濃度差が大きい場合に、起電力
を発生するという固体電解質の性質を利用している。そ
の起電力の大きさに基づき、排気ガス中の酸素濃度を知
ることができる。ここで、素子が安定して起電力を発生
するためには、素子が所定の活性温度に維持される必要
がある。素子がより早く温められて活性温度に達する
程、酸素センサをより早く動作させることが可能とな
り、内燃機関の空燃比制御を早期に行うことが可能とな
る。そこで、素子を速やかに加熱するために、素子を加
熱するためのヒータを設け、そのヒータを素子に貼り付
けたり、素子に内蔵したりする構成が採用されている。
【0003】特開平4−194662号公報は、この種
の酸素センサを開示している。図7はその酸素センサ4
1の断面図を示す。酸素センサ41は素子42、電極4
3、ヒータ44、セラミック板45及びリードワイヤ4
6から構成されている。固体電解質からなる素子42の
両面には白金からなる電極43が設けられている。素子
42の上下両側を覆うようにセラミック板45が配置さ
れ、同セラミック板45の電極43に対向する面にはヒ
ータ44が設けられている。リードワイヤ46はヒータ
44に接続される。リードワイヤ46を介してヒータ4
4に電圧が印加されることにより、ヒータ44が作動し
て素子42の両面が積極的に加熱される。
の酸素センサを開示している。図7はその酸素センサ4
1の断面図を示す。酸素センサ41は素子42、電極4
3、ヒータ44、セラミック板45及びリードワイヤ4
6から構成されている。固体電解質からなる素子42の
両面には白金からなる電極43が設けられている。素子
42の上下両側を覆うようにセラミック板45が配置さ
れ、同セラミック板45の電極43に対向する面にはヒ
ータ44が設けられている。リードワイヤ46はヒータ
44に接続される。リードワイヤ46を介してヒータ4
4に電圧が印加されることにより、ヒータ44が作動し
て素子42の両面が積極的に加熱される。
【0004】この酸素センサ41では、ヒータ44が接
着材等でセラミック板45に貼り付けられることが考え
られる。この場合、ヒータ44が熱するのに伴い、セラ
ミック板45が加熱され、両者44,45はその熱によ
り膨張する。通常、ヒータ44とセラミック板45はそ
の材質が異なるため、両者44,45の熱膨張率も異な
る。そのため、ヒータ44とセラミック板45の膨張量
は異なり、両者44,45の接合面に応力が加わる。そ
の応力により、ヒータ44がセラミック板45から剥が
れたり、場合によってはヒータ44が折損したりすると
いうおそれがある。また、ヒータ44が素子42に貼り
付けられる場合には、両者44,42の熱膨張率が互い
に大きく異なり、素子42が急激に加熱されることから
両者44,42の接合面に大きな熱応力が生じる。その
ため、ヒータ44には上記のような剥がれや折れが生じ
易くなるおそれがある。
着材等でセラミック板45に貼り付けられることが考え
られる。この場合、ヒータ44が熱するのに伴い、セラ
ミック板45が加熱され、両者44,45はその熱によ
り膨張する。通常、ヒータ44とセラミック板45はそ
の材質が異なるため、両者44,45の熱膨張率も異な
る。そのため、ヒータ44とセラミック板45の膨張量
は異なり、両者44,45の接合面に応力が加わる。そ
の応力により、ヒータ44がセラミック板45から剥が
れたり、場合によってはヒータ44が折損したりすると
いうおそれがある。また、ヒータ44が素子42に貼り
付けられる場合には、両者44,42の熱膨張率が互い
に大きく異なり、素子42が急激に加熱されることから
両者44,42の接合面に大きな熱応力が生じる。その
ため、ヒータ44には上記のような剥がれや折れが生じ
易くなるおそれがある。
【0005】一方、ヒータが素子に内蔵されるタイプの
酸素センサでは、その製造が複雑であり、かつ素子が急
激に加熱されることにより、ヒータには前述の剥がれや
折れの問題が生じ易い。
酸素センサでは、その製造が複雑であり、かつ素子が急
激に加熱されることにより、ヒータには前述の剥がれや
折れの問題が生じ易い。
【0006】酸素センサの高耐熱化を実現するために、
高耐熱性を有する窒化珪素からなるヒータが使用され
る。この場合、素子とヒータとの熱膨張率が大きく異な
るため、両者が高温になるとヒータが素子から剥がれ易
くなるおそれがある。
高耐熱性を有する窒化珪素からなるヒータが使用され
る。この場合、素子とヒータとの熱膨張率が大きく異な
るため、両者が高温になるとヒータが素子から剥がれ易
くなるおそれがある。
【0007】そこで、上記の問題を解決するために、図
7に示す構成を有する酸素センサ51が考えられる。こ
の酸素センサ51は、ヒータ52を素子53に貼り付け
ることなく素子53との間にスペーサ54を介在させて
両者52,53の基部を束ねることにより、両者52,
53が互いに離れた状態に保持されている。素子53及
びヒータ52の表面は必ずしも平坦ではないため、組み
付け上、素子53とヒータ52との間には若干の隙間が
できる。従って、ヒータ52の輻射熱が素子53へ伝達
することにより、ヒータ53が加熱される。この構成に
よれば、ヒータ52の破損を防止することができ、ヒー
タが内蔵されるタイプの酸素センサに比べて構成が簡単
である。
7に示す構成を有する酸素センサ51が考えられる。こ
の酸素センサ51は、ヒータ52を素子53に貼り付け
ることなく素子53との間にスペーサ54を介在させて
両者52,53の基部を束ねることにより、両者52,
53が互いに離れた状態に保持されている。素子53及
びヒータ52の表面は必ずしも平坦ではないため、組み
付け上、素子53とヒータ52との間には若干の隙間が
できる。従って、ヒータ52の輻射熱が素子53へ伝達
することにより、ヒータ53が加熱される。この構成に
よれば、ヒータ52の破損を防止することができ、ヒー
タが内蔵されるタイプの酸素センサに比べて構成が簡単
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
酸素センサ51の構成によれば、ヒータ52の対向面と
素子53の対向面とが互いに近接されるのみで、素子5
3にはヒータ52の一面のみから輻射熱が伝わるだけで
ある。従って、ヒータ52のその他の面から出る輻射熱
が損失となり、ヒータ52から素子53への熱の伝達効
率が良くない。
酸素センサ51の構成によれば、ヒータ52の対向面と
素子53の対向面とが互いに近接されるのみで、素子5
3にはヒータ52の一面のみから輻射熱が伝わるだけで
ある。従って、ヒータ52のその他の面から出る輻射熱
が損失となり、ヒータ52から素子53への熱の伝達効
率が良くない。
【0009】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、素子を加熱するためのヒー
タを備えたことを前提として、耐久性に優れると共に、
ヒータから素子への熱伝達効率の良い積層型酸素センサ
を提供することにある。
ものであって、その目的は、素子を加熱するためのヒー
タを備えたことを前提として、耐久性に優れると共に、
ヒータから素子への熱伝達効率の良い積層型酸素センサ
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、電極が設けられた素子
を加熱するためのヒータを備え、そのヒータが複数の面
を有し、そのヒータの1つの対向面が素子の1つの対向
面に対向し近接して配置されてなる積層型酸素センサに
おいて、素子の対向面の少なくとも1辺に沿って素子か
らヒータ側へ突出する突条が設けられ、素子の対向面と
突条とにより囲まれた空間に前記ヒータが配置されるこ
とを趣旨とする。
めに、請求項1に記載の発明は、電極が設けられた素子
を加熱するためのヒータを備え、そのヒータが複数の面
を有し、そのヒータの1つの対向面が素子の1つの対向
面に対向し近接して配置されてなる積層型酸素センサに
おいて、素子の対向面の少なくとも1辺に沿って素子か
らヒータ側へ突出する突条が設けられ、素子の対向面と
突条とにより囲まれた空間に前記ヒータが配置されるこ
とを趣旨とする。
【0011】上記の構成によれば、ヒータが発熱するこ
とにより、その輻射熱が素子の対向面に伝達される。ま
た、ヒータの対向面以外の面から発生する輻射熱は、突
条から素子へ伝達される。従って、素子はヒータの複数
の面から伝わる輻射熱によって加熱される。また、素子
とヒータは互いに対向し近接しているだけなので、素子
の熱膨張量とヒータの熱膨張量が異なっても、素子とヒ
ータとの間に応力が生じることはない。
とにより、その輻射熱が素子の対向面に伝達される。ま
た、ヒータの対向面以外の面から発生する輻射熱は、突
条から素子へ伝達される。従って、素子はヒータの複数
の面から伝わる輻射熱によって加熱される。また、素子
とヒータは互いに対向し近接しているだけなので、素子
の熱膨張量とヒータの熱膨張量が異なっても、素子とヒ
ータとの間に応力が生じることはない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の積層型酸素セン
サを具体化した第1の実施形態を図面に基づいて詳細に
説明する。
サを具体化した第1の実施形態を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0013】図1は積層型酸素センサ11を示す側面図
であり、図2は図1の2−2線に沿った断面図である。
図1において左側を酸素センサ11の先端側、右側を酸
素センサ11の基端側とする。
であり、図2は図1の2−2線に沿った断面図である。
図1において左側を酸素センサ11の先端側、右側を酸
素センサ11の基端側とする。
【0014】図1及び図2に示すように、この酸素セン
サ11は素子12、電極13,14及びヒータ15等か
ら構成されている。固体電解質からなる素子12は互い
に一体をなす反応壁16、突条17、側壁18及び底壁
19を含む。固体電解質はその表裏両面における酸素濃
度差に基づくイオンの移動によって電気伝導を起こす固
体である。本実施形態では、固体電解質として安定化ジ
ルコニアが用いられている。安定化ジルコニアはジルコ
ニア(ZrO2)にCaO 、Y2O3、Yb2O3 等を溶媒に溶解させ
た後、固めたものであり、高温において酸素イオンの伝
導性を示す。
サ11は素子12、電極13,14及びヒータ15等か
ら構成されている。固体電解質からなる素子12は互い
に一体をなす反応壁16、突条17、側壁18及び底壁
19を含む。固体電解質はその表裏両面における酸素濃
度差に基づくイオンの移動によって電気伝導を起こす固
体である。本実施形態では、固体電解質として安定化ジ
ルコニアが用いられている。安定化ジルコニアはジルコ
ニア(ZrO2)にCaO 、Y2O3、Yb2O3 等を溶媒に溶解させ
た後、固めたものであり、高温において酸素イオンの伝
導性を示す。
【0015】素子12のほぼ中間部に位置する反応壁1
6は、長四角形の板状をなす。反応壁16は、その上面
16aが排気ガスに晒され、下面16bが既に知られた
酸素濃度を有する気体(この場合大気)に晒される。そ
して、反応壁16はその上下両面16a,16bの酸素
濃度差に応じた起電力を発生する。
6は、長四角形の板状をなす。反応壁16は、その上面
16aが排気ガスに晒され、下面16bが既に知られた
酸素濃度を有する気体(この場合大気)に晒される。そ
して、反応壁16はその上下両面16a,16bの酸素
濃度差に応じた起電力を発生する。
【0016】反応壁16の上下両面16a,16bに
は、それぞれ同一形状をなす雰囲気側電極13及び大気
側電極14がそれぞれ互いに上下対称をなすように設け
られている。同電極13,14は薄膜状をなし、蒸着、
メッキ、ペースト焼き付け等の方法によって形成されて
いる。これらの電極13,14はいずれも白金(Pt)
からなる。各電極13,14はそれぞれ反応部20,2
1及びリード部22,23から構成されている。各反応
部20,21は四角形状をなし、反応壁16の先端部に
設けられている。上記の起電力はこれら両反応部20,
21の間で発生する。各リード部22,23は各反応部
20,21よりも狭い幅を有しており、その反応部2
0,21の幅方向中央部から反応壁16の基端側へ向か
って真っ直ぐに延びている。各リード部22,23の基
端部には、両反応部20,21の間で発生した起電力を
酸素センサ11の外部へ取り出すためのリード(図示し
ない)が接続されている。
は、それぞれ同一形状をなす雰囲気側電極13及び大気
側電極14がそれぞれ互いに上下対称をなすように設け
られている。同電極13,14は薄膜状をなし、蒸着、
メッキ、ペースト焼き付け等の方法によって形成されて
いる。これらの電極13,14はいずれも白金(Pt)
からなる。各電極13,14はそれぞれ反応部20,2
1及びリード部22,23から構成されている。各反応
部20,21は四角形状をなし、反応壁16の先端部に
設けられている。上記の起電力はこれら両反応部20,
21の間で発生する。各リード部22,23は各反応部
20,21よりも狭い幅を有しており、その反応部2
0,21の幅方向中央部から反応壁16の基端側へ向か
って真っ直ぐに延びている。各リード部22,23の基
端部には、両反応部20,21の間で発生した起電力を
酸素センサ11の外部へ取り出すためのリード(図示し
ない)が接続されている。
【0017】突条17は反応壁16を囲むようにその上
面16aの各辺に沿って延び、且つ上方へ突出して設け
られている。側壁18は反応壁16の下面16bの基端
側を除く各辺に沿って延び、且つ下方へ突出して設けら
れている。底壁19は側壁18の下側を覆うように設け
られている。これら反応壁16、側壁18及び底壁19
によって囲まれる空間が、大気を導入するための導入孔
24となっている。この導入孔24は素子12の全長に
わたって延びている。導入孔24はその先端側が側壁1
8によって閉塞され、基端側は開口している。その開口
部から導入孔24へ大気が導かれる。
面16aの各辺に沿って延び、且つ上方へ突出して設け
られている。側壁18は反応壁16の下面16bの基端
側を除く各辺に沿って延び、且つ下方へ突出して設けら
れている。底壁19は側壁18の下側を覆うように設け
られている。これら反応壁16、側壁18及び底壁19
によって囲まれる空間が、大気を導入するための導入孔
24となっている。この導入孔24は素子12の全長に
わたって延びている。導入孔24はその先端側が側壁1
8によって閉塞され、基端側は開口している。その開口
部から導入孔24へ大気が導かれる。
【0018】ヒータ15は、反応壁16の上面16aと
突条17により囲まれた空間に配置されている。上面1
6aの基端部にはスペーサ25が配置され、そのスペー
サ25を介してヒータ15が上面16aに対向し近接す
るように配置されている。スペーサ25と対応する位置
に設けられた挟持具26によりスペーサ25及びヒータ
15が挟持され、両者25,15が素子12に固定され
ている。ここで、反応壁16の上面16aがヒータ15
の対向面15aと対向する本発明の対向面をなす。ヒー
タ15の対向面15aは反応壁16の上面16aに貼り
合わされることなく、スペーサ25の厚さ分だけ上面1
6aから離れた状態に保たれる。ヒータ15はそのほぼ
下半分が突条17により囲まれ、その側面15bは突条
17の内壁17aに接することなく所定の隙間だけ離れ
ている。この隙間により、素子12の外部から反応壁1
6の上面16aに対して排気ガスが導かれる。ここで、
突条17は、特に、気体の通過を容易にし得る多孔質状
をなし、その突条17を通じ、素子12の外部の排気ガ
スが反応壁16の上面16aに導入され易いようになっ
ている。
突条17により囲まれた空間に配置されている。上面1
6aの基端部にはスペーサ25が配置され、そのスペー
サ25を介してヒータ15が上面16aに対向し近接す
るように配置されている。スペーサ25と対応する位置
に設けられた挟持具26によりスペーサ25及びヒータ
15が挟持され、両者25,15が素子12に固定され
ている。ここで、反応壁16の上面16aがヒータ15
の対向面15aと対向する本発明の対向面をなす。ヒー
タ15の対向面15aは反応壁16の上面16aに貼り
合わされることなく、スペーサ25の厚さ分だけ上面1
6aから離れた状態に保たれる。ヒータ15はそのほぼ
下半分が突条17により囲まれ、その側面15bは突条
17の内壁17aに接することなく所定の隙間だけ離れ
ている。この隙間により、素子12の外部から反応壁1
6の上面16aに対して排気ガスが導かれる。ここで、
突条17は、特に、気体の通過を容易にし得る多孔質状
をなし、その突条17を通じ、素子12の外部の排気ガ
スが反応壁16の上面16aに導入され易いようになっ
ている。
【0019】ヒータ15はヒータパターン27と、その
パターン27を覆うシート28から構成されている。ヒ
ータパターン27は白金からなり、ヒータ15の長手方
向に沿って延びている。シート28は耐熱性に優れた窒
化珪素から構成されている。窒化珪素は絶縁材料であり
ヒータパターン27に流れる電流がヒータ15の外部へ
漏れることを防止する。ヒータパターン27には、同パ
ターン27に電圧を印加するための電圧供給回路(図示
しない)が接続されている。ヒータパターン27に電圧
が印加されることにより、同パターン27が発熱してシ
ート28が加熱され、その熱がヒータ15の熱として放
出される。
パターン27を覆うシート28から構成されている。ヒ
ータパターン27は白金からなり、ヒータ15の長手方
向に沿って延びている。シート28は耐熱性に優れた窒
化珪素から構成されている。窒化珪素は絶縁材料であり
ヒータパターン27に流れる電流がヒータ15の外部へ
漏れることを防止する。ヒータパターン27には、同パ
ターン27に電圧を印加するための電圧供給回路(図示
しない)が接続されている。ヒータパターン27に電圧
が印加されることにより、同パターン27が発熱してシ
ート28が加熱され、その熱がヒータ15の熱として放
出される。
【0020】上記の酸素センサ11は以下のように製造
される。図3に示すように、最初に予め別々に形成され
た底壁19、側壁18、反応壁16及び突条17が順に
積層される。反応壁16には予め電極13,14が設け
られている。
される。図3に示すように、最初に予め別々に形成され
た底壁19、側壁18、反応壁16及び突条17が順に
積層される。反応壁16には予め電極13,14が設け
られている。
【0021】次に、積層された各部材16〜19を加熱
することにより、図4に示すように、それらが一体化し
て素子12が焼成される。その後、予め焼成されたヒー
タ15を、反応壁16の上面16aにスペーサ25を介
して配置し、両者25,15を挟持具26により挟持す
ることにより、各部材12〜15を積層してなる酸素セ
ンサ11が形成される。
することにより、図4に示すように、それらが一体化し
て素子12が焼成される。その後、予め焼成されたヒー
タ15を、反応壁16の上面16aにスペーサ25を介
して配置し、両者25,15を挟持具26により挟持す
ることにより、各部材12〜15を積層してなる酸素セ
ンサ11が形成される。
【0022】次に、上記のように構成された酸素センサ
11の動作について説明する。自動車のエンジンから排
出される排気ガスを検出するために、酸素センサ11は
排気通路に取り付けられる。酸素センサ11の使用時に
は、導入孔24へ大気が導かれて反応壁16の下面16
b及び電極14の反応部21が大気に晒される。それに
対して、反応壁16の上面16a及び電極13の反応部
20が酸素濃度の低い排気ガスに晒される。上面16a
及び反応部20には、ヒータ15と突条17との隙間を
通じて排気ガスが当たる。同じく、多孔質状の突条17
を透過した排気ガスが上面16a及び反応部20に当た
る。このとき、反応壁16の上下各面16a,16bで
酸素濃度、即ち酸素分圧が異なり、酸素分圧の高い大気
側から酸素分圧の低い排気ガス側へ向けて酸素イオンが
移動する。その結果、反応部20,21の間に起電力が
発生する。この起電力は反応壁16の上下両面16a,
16bの間の酸素濃度差が大きい程、高い値となる。ま
た、白金製の反応部20,21は排気ガス中の酸素と一
酸化炭素とを結合させる触媒作用を発揮する。反応部2
0,21は、その触媒作用により、反応壁16の上面1
6aの付近の酸素濃度を低下させ、下面16bの付近の
酸素濃度との差を増大させることにより、起電力を増大
させる。この増大された起電力がリード部22,23を
介してリードへ出力される。その出力された起電力は、
排気ガス中の酸素濃度を演算するために使用される。
11の動作について説明する。自動車のエンジンから排
出される排気ガスを検出するために、酸素センサ11は
排気通路に取り付けられる。酸素センサ11の使用時に
は、導入孔24へ大気が導かれて反応壁16の下面16
b及び電極14の反応部21が大気に晒される。それに
対して、反応壁16の上面16a及び電極13の反応部
20が酸素濃度の低い排気ガスに晒される。上面16a
及び反応部20には、ヒータ15と突条17との隙間を
通じて排気ガスが当たる。同じく、多孔質状の突条17
を透過した排気ガスが上面16a及び反応部20に当た
る。このとき、反応壁16の上下各面16a,16bで
酸素濃度、即ち酸素分圧が異なり、酸素分圧の高い大気
側から酸素分圧の低い排気ガス側へ向けて酸素イオンが
移動する。その結果、反応部20,21の間に起電力が
発生する。この起電力は反応壁16の上下両面16a,
16bの間の酸素濃度差が大きい程、高い値となる。ま
た、白金製の反応部20,21は排気ガス中の酸素と一
酸化炭素とを結合させる触媒作用を発揮する。反応部2
0,21は、その触媒作用により、反応壁16の上面1
6aの付近の酸素濃度を低下させ、下面16bの付近の
酸素濃度との差を増大させることにより、起電力を増大
させる。この増大された起電力がリード部22,23を
介してリードへ出力される。その出力された起電力は、
排気ガス中の酸素濃度を演算するために使用される。
【0023】ここで、反応壁16の起電力を早期に、か
つ安定して発生させるために、ヒータ15が使用され
る。このヒータ15で反応壁16を加熱することによ
り、反応壁16は所定の活性温度まで早期に昇温され、
その活性温度で維持される。
つ安定して発生させるために、ヒータ15が使用され
る。このヒータ15で反応壁16を加熱することによ
り、反応壁16は所定の活性温度まで早期に昇温され、
その活性温度で維持される。
【0024】ヒータ15に電圧が印加されることによ
り、ヒータ15が発熱し、ヒータ15の対向面15aか
ら発生する輻射熱は反応壁16の上面16aに伝達さ
れ、その熱によって反応壁16が加熱される。これに対
して、ヒータ15のほぼ下半分が突条17により囲まれ
ているため、ヒータ15の側面15bから発生する輻射
熱は突条17へ伝達され、その熱によって反応壁16が
加熱される。このように、ヒータ15から発生する輻射
熱がヒータ15の複数の面15a,15bから反応壁1
6の対向面16a及び突条17へ伝達される。このよう
に加熱された状態で、反応壁16は起電力を発生する。
り、ヒータ15が発熱し、ヒータ15の対向面15aか
ら発生する輻射熱は反応壁16の上面16aに伝達さ
れ、その熱によって反応壁16が加熱される。これに対
して、ヒータ15のほぼ下半分が突条17により囲まれ
ているため、ヒータ15の側面15bから発生する輻射
熱は突条17へ伝達され、その熱によって反応壁16が
加熱される。このように、ヒータ15から発生する輻射
熱がヒータ15の複数の面15a,15bから反応壁1
6の対向面16a及び突条17へ伝達される。このよう
に加熱された状態で、反応壁16は起電力を発生する。
【0025】この実施形態によれば、ヒータ15の対向
面15aから発生する輻射熱に加えて、ヒータ15の側
面15bから発生する輻射熱も反応壁16に伝達され
る。このため、反応壁16に対する輻射熱の伝達効率が
向上し、それによって反応壁16の早期昇温性が向上す
る。
面15aから発生する輻射熱に加えて、ヒータ15の側
面15bから発生する輻射熱も反応壁16に伝達され
る。このため、反応壁16に対する輻射熱の伝達効率が
向上し、それによって反応壁16の早期昇温性が向上す
る。
【0026】この実施形態によれば、ヒータ15の対向
面15aが反応壁16の対向面16aから離れて配置さ
れている。このため、両者15,16の間で熱膨張差に
起因して応力が生じることがなく、ヒータ15が折れた
り損傷したりすることがなく、酸素センサ11の耐久性
及び信頼性が向上する。従って、ヒータ15を比較的強
度の小さな材料で製造することも可能となり、この場合
においてもヒータ15が損傷し難い構成となる。また、
ヒータ15が熱膨張により反応壁16側へ湾曲してその
先端が反応壁16上の電極13に接することも考えらる
が、その場合にヒータ15が折損する程の応力が生じる
ことはない。
面15aが反応壁16の対向面16aから離れて配置さ
れている。このため、両者15,16の間で熱膨張差に
起因して応力が生じることがなく、ヒータ15が折れた
り損傷したりすることがなく、酸素センサ11の耐久性
及び信頼性が向上する。従って、ヒータ15を比較的強
度の小さな材料で製造することも可能となり、この場合
においてもヒータ15が損傷し難い構成となる。また、
ヒータ15が熱膨張により反応壁16側へ湾曲してその
先端が反応壁16上の電極13に接することも考えらる
が、その場合にヒータ15が折損する程の応力が生じる
ことはない。
【0027】この実施形態によれば、反応壁16の上面
16aに突条17を設けたことにより、素子12の断面
がH字状になる。従って、素子12の全体の強度が向上
する。
16aに突条17を設けたことにより、素子12の断面
がH字状になる。従って、素子12の全体の強度が向上
する。
【0028】この実施形態によれば、ヒータ15のシー
ト28の材料として窒化珪素が使用されているため、ヒ
ータ15は耐熱性に優れている。この実施形態によれ
ば、酸素センサ11を構成する各部材12〜15が積層
される構成であるため、ヒータが素子に内蔵されるタイ
プの酸素センサに比べて構成を簡素化することができ
る。
ト28の材料として窒化珪素が使用されているため、ヒ
ータ15は耐熱性に優れている。この実施形態によれ
ば、酸素センサ11を構成する各部材12〜15が積層
される構成であるため、ヒータが素子に内蔵されるタイ
プの酸素センサに比べて構成を簡素化することができ
る。
【0029】次に、本発明を具体化した第2の実施形態
を図5に基づいて説明する。この実施形態の構成におい
て、前記第1の実施形態のそれと同一の部材については
同一の番号を付してその説明を省略し、特に異なった点
を中心に説明する。
を図5に基づいて説明する。この実施形態の構成におい
て、前記第1の実施形態のそれと同一の部材については
同一の番号を付してその説明を省略し、特に異なった点
を中心に説明する。
【0030】図5は第2の実施形態の積層型酸素センサ
31を示す断面図である。同図に示すように、この実施
形態の酸素センサ31はその突条32及びヒータ33の
配置の点で前記第1の実施形態の酸素センサ11と構成
が異なる。
31を示す断面図である。同図に示すように、この実施
形態の酸素センサ31はその突条32及びヒータ33の
配置の点で前記第1の実施形態の酸素センサ11と構成
が異なる。
【0031】即ち、ヒータ33は底壁19の下側に配置
され、ヒータ33の対向面33aが底壁19の下面19
aに対向して配置されている。底壁19にはその下面1
9aの各辺に沿って底壁19からヒータ33側へ突出す
るように突条32が設けられている。底壁19の下面1
9aと突条32とで囲まれる空間にヒータ33が保持さ
れている。ここで、ヒータ33の対向面33aは底壁1
9の下面19aに貼り付けられることなく接しており、
ヒータ33の側面33bは突条32の内壁32aから離
れた状態になっている。また、ヒータ33のほぼ下半分
が突条32により囲まれている。反応壁16の上面16
a及び電極13の反応部20は、ヒータ33により覆わ
れておらず、それらが排気ガスに直接晒されるようにな
っている。
され、ヒータ33の対向面33aが底壁19の下面19
aに対向して配置されている。底壁19にはその下面1
9aの各辺に沿って底壁19からヒータ33側へ突出す
るように突条32が設けられている。底壁19の下面1
9aと突条32とで囲まれる空間にヒータ33が保持さ
れている。ここで、ヒータ33の対向面33aは底壁1
9の下面19aに貼り付けられることなく接しており、
ヒータ33の側面33bは突条32の内壁32aから離
れた状態になっている。また、ヒータ33のほぼ下半分
が突条32により囲まれている。反応壁16の上面16
a及び電極13の反応部20は、ヒータ33により覆わ
れておらず、それらが排気ガスに直接晒されるようにな
っている。
【0032】この酸素センサ31では、ヒータ33が発
熱することにより、ヒータ33の対向面33aから発生
する熱が底壁19へ直接伝わる。また、ヒータ33の側
面33bから発生する熱が輻射熱として突条32の内壁
32aに伝わる。このように、ヒータ33の熱はその複
数の面33a,33bから素子12に伝わる。
熱することにより、ヒータ33の対向面33aから発生
する熱が底壁19へ直接伝わる。また、ヒータ33の側
面33bから発生する熱が輻射熱として突条32の内壁
32aに伝わる。このように、ヒータ33の熱はその複
数の面33a,33bから素子12に伝わる。
【0033】従って、本実施形態によれば、ヒータ15
から素子12に対する熱の伝達効率が向上し、それによ
って反応壁16の早期昇温性が向上する。この実施形態
によれば、ヒータ33は底壁19の下面19aに貼り付
けられることなく底壁19に接触しているだけである。
従って、両者33,19の熱膨張率の違いに起因して互
いの接触面33a,19aに無理な応力が生じることは
なく、ヒータ33が折れたり破損したりすることはな
い。このため、酸素センサ31の耐久性及び信頼性が向
上する。
から素子12に対する熱の伝達効率が向上し、それによ
って反応壁16の早期昇温性が向上する。この実施形態
によれば、ヒータ33は底壁19の下面19aに貼り付
けられることなく底壁19に接触しているだけである。
従って、両者33,19の熱膨張率の違いに起因して互
いの接触面33a,19aに無理な応力が生じることは
なく、ヒータ33が折れたり破損したりすることはな
い。このため、酸素センサ31の耐久性及び信頼性が向
上する。
【0034】この実施形態によれば、電極13の反応部
20及び反応壁16の上面16aがヒータ33により覆
われていないため、反応部20及び反応壁16には排気
ガスが直接当たる。
20及び反応壁16の上面16aがヒータ33により覆
われていないため、反応部20及び反応壁16には排気
ガスが直接当たる。
【0035】この実施形態によれば、底壁19の対向面
19aに突条32を設けたことにより、素子12の断面
がH字状になり素子12の全体の強度が向上する。この
実施形態によれば、ヒータ33の側面33bが突条32
から離れた状態に設定されているため、ヒータ33に製
造上の公差が生じた場合でも、突条32と底壁19とに
より囲まれる空間にヒータ33を容易に配置することが
できる。また、酸素センサ31の使用中にもヒータ33
の幅方向の熱膨張が許容される。
19aに突条32を設けたことにより、素子12の断面
がH字状になり素子12の全体の強度が向上する。この
実施形態によれば、ヒータ33の側面33bが突条32
から離れた状態に設定されているため、ヒータ33に製
造上の公差が生じた場合でも、突条32と底壁19とに
より囲まれる空間にヒータ33を容易に配置することが
できる。また、酸素センサ31の使用中にもヒータ33
の幅方向の熱膨張が許容される。
【0036】尚、この発明は次のような別の実施形態に
具体化することもできる。以下の別の実施形態でも、前
記実施形態と同等の作用及び効果を得ることができる。 (1)上記各実施形態では、反応壁16の上面16aの
全ての辺にわたって突条17,32を設けた。それに対
して、図6に示す積層型酸素センサ35のように、反応
壁16の上面16aの両側辺に沿って、反応部20の長
さとほぼ同じ長さにわたって突条36aを突設するとと
もに、上面16aの先端側の辺に沿って突条36bを突
設してもよい。
具体化することもできる。以下の別の実施形態でも、前
記実施形態と同等の作用及び効果を得ることができる。 (1)上記各実施形態では、反応壁16の上面16aの
全ての辺にわたって突条17,32を設けた。それに対
して、図6に示す積層型酸素センサ35のように、反応
壁16の上面16aの両側辺に沿って、反応部20の長
さとほぼ同じ長さにわたって突条36aを突設するとと
もに、上面16aの先端側の辺に沿って突条36bを突
設してもよい。
【0037】この構成によれば、突条36aが突条1
7,32よりも短い分だけ素子12の使用材料を削減す
ることができ、反応部20及びその周辺の反応壁16に
対するヒータ15からの熱伝達効率を確保することがで
きる。
7,32よりも短い分だけ素子12の使用材料を削減す
ることができ、反応部20及びその周辺の反応壁16に
対するヒータ15からの熱伝達効率を確保することがで
きる。
【0038】また、特に第1の実施形態の酸素センサ1
1にこの構成を適用した場合に、酸素センサ11の基端
側における突条17が省略され、このため排気ガスが反
応部20及びその反応壁16の上面16aへ導入され易
くなる。
1にこの構成を適用した場合に、酸素センサ11の基端
側における突条17が省略され、このため排気ガスが反
応部20及びその反応壁16の上面16aへ導入され易
くなる。
【0039】(2)上記各実施形態では、反応壁16の
上面16a又は底壁19の下面19aの各辺に沿って突
条17,32を設けた。これに対し、反応壁16の上面
16a又は底壁19の下面19aにおける少なくとも1
辺に沿って、突条17,32を設けてもよい。
上面16a又は底壁19の下面19aの各辺に沿って突
条17,32を設けた。これに対し、反応壁16の上面
16a又は底壁19の下面19aにおける少なくとも1
辺に沿って、突条17,32を設けてもよい。
【0040】(3)上記各実施形態では、反応部20及
びリード部22が排気ガスに直接的に晒される構成とし
た。それに対して、反応部20上及びリード部22上に
保護層を設けてもよい。
びリード部22が排気ガスに直接的に晒される構成とし
た。それに対して、反応部20上及びリード部22上に
保護層を設けてもよい。
【0041】この構成によれば、排気ガス中の被毒成分
によって反応部20及びリード部22が劣化することを
防止することができる。 (4)上記第1の実施形態において、スペーサ25の厚
さを任意に変更してもよい。それにより、ヒータ15と
反応壁16との間隔を調節し、ヒータ15の反応壁16
に対する熱伝達効率と、ヒータ15の湾曲量を考慮した
信頼性とを最適にすることができる。
によって反応部20及びリード部22が劣化することを
防止することができる。 (4)上記第1の実施形態において、スペーサ25の厚
さを任意に変更してもよい。それにより、ヒータ15と
反応壁16との間隔を調節し、ヒータ15の反応壁16
に対する熱伝達効率と、ヒータ15の湾曲量を考慮した
信頼性とを最適にすることができる。
【0042】更に、本発明の各実施形態には、特許請求
の範囲に記載した技術的思想に係る次のような実施態様
が含まれることを、以下にその効果と共に記載する。 (イ)請求項1に記載の発明において、前記突条は多孔
質状からなることを特徴とする積層型酸素センサ。
の範囲に記載した技術的思想に係る次のような実施態様
が含まれることを、以下にその効果と共に記載する。 (イ)請求項1に記載の発明において、前記突条は多孔
質状からなることを特徴とする積層型酸素センサ。
【0043】この構成によれば、突条に対して排気ガス
を透過させることができ、それによって突条の側面から
素子とヒータとの間へ排気ガスを導入することができ
る。
を透過させることができ、それによって突条の側面から
素子とヒータとの間へ排気ガスを導入することができ
る。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ヒータ
の一つの対向面を素子の一つの対向面に対向し近接して
配置している。素子の対向面の少なくとも1辺に沿って
素子からヒータ側へ突出する突条を設け、素子の対向面
と突条とにより囲まれた空間にヒータを配置するように
している。
の一つの対向面を素子の一つの対向面に対向し近接して
配置している。素子の対向面の少なくとも1辺に沿って
素子からヒータ側へ突出する突条を設け、素子の対向面
と突条とにより囲まれた空間にヒータを配置するように
している。
【0045】従って、ヒータの対向面及び側面から発生
する輻射熱が素子の対向面及び突条へ伝達するととも
に、素子とヒータとの間に熱膨張による応力が作用しな
い。そのため、センサの耐久性を向上させることがで
き、ヒータから素子への熱伝達効率を向上させることが
できるという効果を発揮する。
する輻射熱が素子の対向面及び突条へ伝達するととも
に、素子とヒータとの間に熱膨張による応力が作用しな
い。そのため、センサの耐久性を向上させることがで
き、ヒータから素子への熱伝達効率を向上させることが
できるという効果を発揮する。
【図1】 第1の実施形態に係る酸素センサを示す側面
図。
図。
【図2】 図1の2−2線に沿った断面図。
【図3】 酸素センサの製造工程の一部を示す斜視図。
【図4】 酸素センサの製造工程の一部を示す斜視図。
【図5】 第2の実施形態に係る酸素センサを示す断面
図。
図。
【図6】 別の実施形態に係る酸素センサの一部を示す
斜視図。
斜視図。
【図7】 従来の酸素センサを示す断面図。
【図8】 従来の酸素センサの別の形態を示す側面図。
【符号の説明】 11,31,41…積層型酸素センサ、12…素子、1
3,14…電極、15,33…ヒータ、15a,33a
…ヒータの対向面、15b,33b…ヒータの側面、1
6…反応壁、16a…反応壁の上面、17,32,36
a,36b…突条、17a,32a…突条の内壁、19
…底壁、19a…底壁の下面。
3,14…電極、15,33…ヒータ、15a,33a
…ヒータの対向面、15b,33b…ヒータの側面、1
6…反応壁、16a…反応壁の上面、17,32,36
a,36b…突条、17a,32a…突条の内壁、19
…底壁、19a…底壁の下面。
Claims (1)
- 【請求項1】 電極が設けられた素子を加熱するための
ヒータを備え、そのヒータが複数の面を有し、そのヒー
タの1つの対向面が前記素子の1つの対向面に対向し近
接して配置されてなる積層型酸素センサにおいて、 前記素子の対向面の少なくとも1辺に沿って前記素子か
ら前記ヒータ側へ突出する突条が設けられ、前記素子の
対向面と前記突条とにより囲まれた空間に前記ヒータが
配置されることを特徴とする積層型酸素センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7337373A JPH09178696A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 積層型酸素センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7337373A JPH09178696A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 積層型酸素センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09178696A true JPH09178696A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18308019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7337373A Pending JPH09178696A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 積層型酸素センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09178696A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003075397A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Kyocera Corp | 酸素センサ |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP7337373A patent/JPH09178696A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003075397A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Kyocera Corp | 酸素センサ |
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