JPH09179807A - メッセージ通信システム及び方式 - Google Patents

メッセージ通信システム及び方式

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JPH09179807A
JPH09179807A JP7336437A JP33643795A JPH09179807A JP H09179807 A JPH09179807 A JP H09179807A JP 7336437 A JP7336437 A JP 7336437A JP 33643795 A JP33643795 A JP 33643795A JP H09179807 A JPH09179807 A JP H09179807A
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Application number
JP7336437A
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English (en)
Inventor
Ikuko Kobayashi
郁子 小林
Junji Fukuzawa
淳二 福澤
Hideya Kawahara
英哉 川原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クライアント/サーバモデルの分散型システム
において、サーバ側ユーザプログラム部の構造を変更す
ることなく、サーバ側/クライアント側ユーザプログラ
ムが非同期型通信機能を利用できるようにすることにあ
る。 【解決手段】クライアント/サーバモデルの分散型シス
テムにおいて、クライアント/サーバ間で情報を非同期
に送受信する方法およびシステムであって、情報保管場
所を介してクライアントとサーバは情報を交換し、且つ
情報保管場所から情報を取出して手続きを実行し、実行
結果を情報に埋め込むでクライアントに返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアント/サ
ーバ型システムのプロセス間メッセージ通信方式に係
り、特に通信相手プロセスが互いに独立して動作するシ
ステムにおいて、プロセスが互いにメッセージを受け渡
しする場合に好適なメッセージ通信システム及び方式。
【従来の技術】
(発明に最も近い公知例) DEC messageQ 分散型システムのプロセス間メッセージ通信方式には、
同期型通信方式と非同期型通信方式がある。同期型通信
方式は、メッセージ送信側プロセスとメッセージ受信側
プロセスが同時に稼動している状態でメッセージを送受
信する方式であり、メッセージ送信側プロセスとメッセ
ージ受信側プロセスは同期して動作する。即ち、送信側
プロセスのメッセージ送信処理は、 受信側プロセスに
メッセージが到達した段階で、又は受信側にメッセージ
が到達し、かつ受信側からこれに対する応答メッセージ
を受信した段階で終了する。一方、非同期型通信方式
は、メッセージ送信側プロセスとメッセージ受信側プロ
セスが互いに相手の稼動状態を意識しないでメッセージ
を送受信する方式であり、メッセージ送信側プロセスと
メッセージ受信側プロセスは非同期に動作する。即ち、
メッセージの受け渡しを仲介する仲介機能部が存在し、
送信側プロセスのメッセージ送信処理は、受信側を指定
してメッセージの送信を仲介機能部に依頼した段階で終
了する。受信側プロセスは、任意のタイミングで仲介機
能部からメッセージを受け取る。従来、本発明の目的で
ある非同期型通信方式を実現するメッセージ通信システ
ムは、DEC MessageQにより提案されている。上記通信シ
ステムは、システム上のプロセスに、メッセージを送受
信するための機能として送信(put)命令と、受信(get)命
令を提供する。メッセージ受信側プロセスは、キューと
呼ばれるメッセージ蓄積場所を定義し、システム上の任
意の計算機上に登録する。メッセージ送信側プロセス
は、受信側プロセスのキューを指定してput命令を発行
する。通信システムは、指定されたキューにメッセージ
を送る。メッセージ受信側プロセスは、受信側プロセス
のキューを指定してget命令を発行する。通信システム
は、指定されたキューからメッセージを取り出して、受
信側プロセス内のメッセージ受信領域にメッセージを書
き込む。上記従来通信システムでは、各プロセスが送受
信するメッセージは単なるバイト列である。バイト列と
は伝送路で送受信されるデータ形式である。送信側プロ
セスはあるデータ構造で表現されるメッセージをバイト
列に変換し通信システムに渡す。受信側プロセスは、バ
イト列をあるデータ構造へ変換し、データ構造の内容か
ら関連する手続きを実行する。
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の問題
は、分散型システムのモデルが対等型(peer-to-peer)
でありクライアント/サーバ型に適用できないことにあ
る。対等型システムは、全てのプロセスが通信システム
に対してメッセージ送信命令/メッセージ受信命令を発
行するクライアントとなる。一方クライアント/サーバ
型システムでは、命令を発行してメッセージを送る側が
クライアントとなり、命令を受け取ってメッセージに対
応する手続きを実行する側がサーバとなる。対等型の通
信システムは、メッセージとバイト列との変換処理、及
びメッセージに対応する手続きを呼び出す処理をユーザ
プログラムが記述する必要があり、メッセージの抽象度
が低い。しかし、クライアント/サーバ型の通信システ
ムでは、通信システム自身がメッセージとバイト列との
変換処理、及びメッセージに対応する手続きを呼び出す
機能を持つことができるため、サーバ側のユーザプログ
ラムは手続きを実行する処理をプログラミングするだけ
でよくメッセージの抽象度が高い。例えばオブジェクト
指向ソフトウエア設計法に基くクライアント/サーバ型
システムでは、サーバプログラムはオブジェクトの集合
となる。オブジェクトとは、データ構造とデータ構造に
対する複数の手続きからなるプログラム単位である。ク
ライアントプログラムは、オブジェクトを指定してサー
バプログラムへメッセージ(この場合、オブジェクト識
別子、手続き、手続きが実行できる情報等)を送る。メ
ッセージを受けたサーバプログラムは指定されたオブジ
ェクトの手続きを実行する。通信システムは、メッセー
ジをバイト列に変換しオブジェクトが存在するサーバ側
計算機の通信システムへ送る。サーバ側計算機の通信シ
ステムはバイト列をメッセージに変換してオブジェクト
の手続きを呼び出す。このシステムを従来方式で非同期
型に変更すると、オブジェクトへメッセージを送るとい
うオブジェクト指向特有のプログラミングが行えない。
本発明の目的は、クライアント/サーバモデルの分散型
システムにおいて、サーバ側ユーザプログラム部の構造
を変更することなく、サーバ側/クライアント側ユーザ
プログラムが非同期型通信機能を利用できるようにする
ことにある。
【課題を解決するための手段】本発明によるメッセージ
通信システムは、クライアント(モジュール)とサーバ
(モジュール)間の通信に関して、クライアントがサー
バへ送る要求情報、及びサーバがクライアントへ返送す
る応答情報を一時保管する情報保管機能と、クライアン
トに代わって手続き呼出し命令/手続き実行結果受信を
行う代理送受信機能とを設けることを特徴とする。情報
保管機能は、クライアントがサーバへ送る要求情報、及
びクライアントがサーバから受け取る応答情報を一時保
管しておくクライアント用情報保管場所と、サーバがク
ライアントから受け取る要求情報、及びサーバがクライ
アントへ送る応答情報を一時保管しておくサーバ用情報
保管場所とを作成する保管場所作成手段と、サーバ識別
情報からサーバ用情報保管場所の情報を得るサーバ管理
手段を提供する。更に、クライアントが作成した任意の
要求情報をクライアント用情報保管場所へ格納するクラ
イアント送信手段、これをクライアント用情報保管場所
からサーバ用情報保管場所へ転送するクライアント転送
手段、サーバ用情報保管場所から取り出すサーバ受信手
段と、この情報に関連する応答情報をサーバ用情報保管
場所へ格納するサーバ送信手段、これをサーバ用情報保
管場所からクライアント用情報保管場所へ転送するサー
バ転送手段、クライアント用情報保管場所から取り出す
クライアント受信手段を提供する。更に、低速で信頼性
の低いネットワークを使用するクライアントがサブクラ
イアント用情報保管場所を作成する手段と、サブクライ
アント用情報保管場所からクライアント用情報保管場所
へ要求情報を複数まとめて送信する送信依頼手段、クラ
イアント用情報保管場所からサブクライアント用情報保
管場所へ応答情報を複数まとめて受信する受信依頼手段
を提供する。代理送受信機能は、サーバの手続き呼出し
方法を登録する手続き登録手段、サーバ受信手段によっ
て得られた要求情報からサーバの手続きを呼出し、実行
結果を受け取る手続き呼出し手段を提供する。本発明で
は、まず保管場所作成手段がクライアント用情報保管場
所と、サーバ用情報保管場所を任意の計算機上に作成す
る。次に、手続き登録手段がサーバの手続き呼出し方法
を代理送受信機能に登録する。クライアント送信手段
は、メッセージA(サーバ識別情報、応答情報受信場
所、送信処理を通信システムが唯一に識別するための命
令識別情報、要求情報を含む)をクライアント用情報保
管場所に送り送信処理を終了する。クライアント転送手
段は、クライアント用情報保管場所にあるメッセージA
を取り出し、サーバ管理手段によってサーバ識別情報
に関連するサーバ用情報保管場所を調べ、このメッセー
ジをサーバ用情報保管場所に転送し処理を終了する。転
送失敗の場合は、一定時間後再試行することを繰り返
す。サーバ受信手段は、サーバ用情報保管場所からメッ
セージAを受け取る。手続き呼出し手段は、メッセージ
から手続き呼出しに必要な情報を取出し、サーバの手続
きを実行する。呼出し失敗の場合は、一定時間後再試行
することを繰り返す。実行結果を受信したら、応答情報
を作成する。サーバ送信手段は、応答情報を含むメッセ
ージB(メッセージAの応答情報受信場所、サーバ用情
報保管場所、メッセージAの命令識別情報、応答情報)
をサーバ用情報保管場所に送り送信処理を終了する。サ
ーバ転送手段は、サーバ用情報保管場所にあるメッセー
ジBを取り出し、応答情報受信場所となるクライアント
用情報保管場所に転送し処理を終了する。転送失敗の場
合は、一定時間後再試行することを繰り返す。クライア
ント受信手段は、クライアント用情報保管場所からメッ
セージBを受け取る。このように本発明によれば、送信
手段、転送手段、受信手段が独立して動作するので、ク
ライアント/サーバ型システムを非同期型で利用でき
る。更に、本発明の別の実施例では、保管場所作成手段
がサブクライアント用情報保管場所をクライアントと同
じ計算機上に、クライアント用情報保管場所を別の計算
機上に作成する。クライアント送信手段は、メッセージ
Aをサブクライアント用情報保管場所に送り送信処理を
終了する。送信依頼手段は、通信可能な状態の時にサブ
クライアント用情報保管場所に格納されたメッセージを
複数まとめてクライアント用情報保管場所に送る。クラ
イアント転送手段は、クライアント用情報保管場所にあ
るメッセージAを取り出し、サーバ管理手段によってサ
ーバ識別情報に関連するサーバ用情報保管場所を調べ、
このメッセージAをサーバ用情報保管場所に転送し処理
を終了する。サーバ受信手段は、サーバ用情報保管場所
からメッセージAを受け取る。手続き呼出し手段は、メ
ッセージAから手続き呼出しに必要な情報を取出し、サ
ーバの手続きを実行する。実行結果を受信したら、応答
情報を作成する。サーバ送信手段は、応答情報を含むメ
ッセージBをサーバ用情報保管場所に送り送信処理を終
了する。サーバ転送手段は、サーバ用情報保管場所にあ
るメッセージBを取り出し、応答情報受信場所となるク
ライアント用情報保管場所に転送し処理を終了する。ク
ライアント受信手段は、サブクライアント用情報保管場
所からメッセージBを受け取る。サブクライアント用情
報保管場所に該当するメッセージが保管されていない場
合、かつ通信可能な状態の時、依頼受信手段は、クライ
アント用情報保管場所からメッセージを複数まとめてサ
ブクライアント用情報保管場所へ受信する。クライアン
ト受信手段は、受信したメッセージから関連する受信情
報を選択する。このように本発明によれば、依頼送信手
段、依頼受信手段によって、要求情報/受信情報を一旦
受け付け、これを通信可能な時に複数まとめて送受信す
ることができるため、ネットワーク着脱が頻繁な携帯型
計算機をクライアント/サーバ型システムに収容でき
る。
【発明の実施の形態】以下本発明の概要を「図2」を参
照しつつ説明する。図2は、クライアント/サーバモデ
ルに従って設計されたシステムを、非同期型通信で利用
する場合の手順を表す。以下では、クライアント側を情
報送信者、サーバ側を情報受信者、クライアントとサー
バが同期型で送受信していた情報(サーバ側で実行する
手続きを識別する情報、手続きを実行するためのデータ
群、手続き実行結果を表すデータ群等)を伝達情報と呼
ぶ。非同期型通信では、情報送信者と情報受信者との通
信を仲立ちする情報仲介者を新たに設ける。情報仲介者
は、情報送信者、情報受信者から送られた伝達情報を一
時保管する情報保管者の役割と、クライアントに代わっ
てサーバの手続きを呼出す、及びサーバに代わって手続
き実行結果を返す代理送受信者の役割を持つ。以下で
は、伝達情報を一時保管する場所をキューオブジェクト
と呼ぶ。同期型通信の手続きには、1方向手続きと2方
向手続きとがある。1方向手続きとは、手続きの実行結
果をサーバがクライアントへ返さない手続きである。2
方向手続きとは、手続きの実行結果をサーバがクライア
ントへ返す手続きである。これら手続きを非同期型通信
で実行する場合、非同期型通信システムは以下のように
動作する。情報送信者は、伝達情報を組立て(1)、情報
仲介者の情報保管者へ伝達情報送信要求メッセージを送
る(2)。情報保管者はメッセージをキューオブジェクト
に保管しておく(3)。代理送受信者は、キューオブジェ
クトからメッセージを取出す(4)。代理送受信者は、メ
ッセージから伝達情報を取出して手続き呼出しの準備を
する(5)。代理送受信者は、手続きを呼出す(6)。1方向
手続きは、この段階で終了する。2方向手続きの場合、
引き続き以下の処理を行う。代理送受信者は、手続き実
行結果から伝達情報を組立て、伝達情報送信要求メッセ
ージを作る(7)。代理送受信者はメッセージを情報保管
者へ送る(8)。情報保管者はメッセージをキューオブジ
ェクトに保管しておく(9)。情報送信者は、伝達情報受
信要求メッセージを情報仲介者の情報保管者へ送り、メ
ッセージを得る (10)。情報送信者は、メッセージから
伝達情報を取り出して手続き実行結果を得る(11)。 実施例1 以下本発明の一実施例を図面を参照しつつ説明する。
「図1」は、本発明に係るメッセージ通信システムの一
実施例の構成を表す図である。分散型システムとは、複
数のプロセス3(3A,…,3D)がLAN等の伝送路1によ
って接続された複数の計算機2(2A,…,2D)に配置さ
れ、これらプロセスが協調して動作するシステムであ
る。分散型システムの各プロセス3は、機能を提供する
又は利用するアプリケーションモジュール(5,6,7,
8,9)と、アプリケーションモジュールの機能を識別し
て、アプリケーションモジュールにメッセージを配送す
るオブジェクト間通信モジュール4(4A,…,4D)とか
ら構成される。本実施例では、オブジェクト間通信モジ
ュール4が識別する機能の単位を、アプリケーションモ
ジュールが持つデータとデータに関連する手続きからな
るプログラム単位、即ちオブジェクトとする。アプリケ
ーションモジュールは、オブジェクトを提供する側がサ
ーバ、オブジェクトを利用する側がクライアントとな
る。サーバは手続き実行部を持ち、クライアントは手続
き呼出し命令部を持つ。クライアントはオブジェクトを
識別する情報と手続きとを指定してオブジェクト間通信
モジュール4に手続き呼出し命令を発行する。オブジェ
クト間通信モジュール4は、クライアントから受取った
命令(クライアントとオブジェクト間通信モジュールの
間で取り決めた手続き呼出し、手続き実行結果返却の形
式)を規定の要求メッセージ(クライアント側のオブジ
ェクト間通信モジュールとサーバ側のオブジェクト間通
信モジュールが取り決めた手続き呼出し形式)に変換す
る。更に、オブジェクト間通信モジュール4が管理する
オブジェクト配置情報300よりオブジェクトのアドレス
情報を得て、要求メッセージを該当するプロセスのオブ
ジェクト間通信モジュールへ送る。サーバ側のオブジェ
クト間通信モジュール4は、要求メッセージから手続き
の種類を判断して、これに対応するオブジェクトの手続
きを起動する。更に、サーバ側のオブジェクト間通信モ
ジュール4は、手続き実行結果を応答メッセージ(クラ
イアント側のオブジェクト間通信モジュールとサーバ側
のオブジェクト間通信モジュールが取り決めた手続き実
行結果返却の形式)に変換して、クライアント側のオブ
ジェクト間通信モジュールに返送する。クライアント側
のオブジェクト間通信モジュール4は、手続き実行結果
を応答メッセージから取出して手続き呼出し命令の規定
領域に設定して命令の実行を終了する。この処理におい
て、手続き呼出し命令を規定の要求メッセージ形式へ変
換する部分、及び規定の応答メッセージ形式から手続き
実行結果を取出して手続き呼出し命令の規定領域に設定
する部分は、手続き毎に処理が異なる。よってクライア
ントは、クライアントが使用する手続きに関して、上記
処理部分をクライアント側のオブジェクト間通信モジュ
ールに予め登録しておく。アプリケーションモジュール
5は、オブジェクトを利用する側となるクライアントモ
ジュールである。クライアントモジュール5は、伝達情
報送信手続き呼出し、及び伝達情報受信手続き呼出しを
行う(伝達情報)送信命令部/(伝達情報)受信命令部
とをもつ。クライアントモジュール5は、非同期型通信
において、情報送信者(クライアント)となる。アプリ
ケーションモジュール6は、オブジェクトを提供する側
となるユーザオブジェクトモジュールである。ユーザオ
ブジェクトモジュール6は、非同期型通信において、情
報受信者(サーバ)となる。アプリケーションモジュー
ル7 は、情報送信者と情報受信者との間で伝達情報の受
け渡しを仲介する保管機能モジュールである。保管機能
モジュール7は、手続きを実行する実行部と手続きを呼
出す命令部からなる。実行部は、(キュー)作成実行部
/(伝達情報)送信実行部/(伝達情報)受信実行部/
(伝達情報)転送実行部からなる。命令部は、(伝達情
報)転送命令部/(キュー)問合わせ命令部からなる。
保管機能モジュール7は、キューオブジェクト毎にキュ
ー管理情報400を持つ。アプリケーションモジュール8
は、情報送信者に代わって情報受信者側の手続きを呼出
す、及び、情報受信者に代わって手続き実行結果を情報
受信者へ返送する代理機能モジュールである。代理機能
モジュール8は、手続き呼出しを行う(伝達情報)送信
命令部/(伝達情報)受信命令部/(情報受信者側の)
手続き呼出し部と、手続き実行を行う(代理オブジェク
ト)登録実行部からなる。代理機能モジュール8は、キ
ューオブジェクトと、オブジェクトが使用する手続き情
報を記録した代理オブジェクト管理情報1300を持つ。ア
プリケーションモジュール9は、ユーザオブジェクトと
キューオブジェクトとの関連情報を管理するユーザオブ
ジェクト管理モジュールである。ユーザオブジェクト管
理モジュール9は、ユーザオブジェクトが使用するキュ
ーオブジェクトの情報を記録したユーザオブジェクト管
理情報1000を持つ。ユーザオブジェクト管理モジュール
9は、手続きを実行する(キュー)登録実行部/(キュ
ー)問合わせ実行部からなる。以上の構成要素の内、本
発明に係わるモジュールは、保管機能モジュール7、代
理機能モジュール8、ユーザオブジェクト管理モジュー
ル9である。「図3」は、オブジェクトの配置(アドレ
ス)情報を管理するために使用するオブジェクト配置情
報300の一構成例である。オブジェクト識別子301は、オ
ブジェクトをシステム内で唯一に識別するための情報、
オブジェクトタイプ302はオブジェクトの種類を識別す
るための情報、属性タイプ303はオブジェクトが持つ属
性を識別するための情報、属性値304は属性そのものを
あらわす情報である。例えばキューオブジェクトの場
合、まずキューというオブジェクトを識別するオブジェ
クトタイプXがあり、各々のキューオブジェクトを識別
するために識別子Aがある。更に配置場所という属性を
識別するために属性aがあり、アドレス情報という属性
値1がある。ユーザオブジェクトの場合も同様に、オブ
ジェクトを識別するオブジェクトタイプYがあり、各々
のユーザオブジェクトを識別するために識別子Bがあ
る。更に配置場所という属性を識別するために属性aが
あり、アドレス情報という属性値3がある。オブジェク
ト間通信モジュール4がこのオブジェクト管理情報を管
理する。「図4」は、保管機能モジュール7が管理する
キュー管理情報400の一構成例である。キュー識別子401
は、キューオブジェクトを識別するための情報で上記オ
ブジェクト識別子301に関連するものである。キュータ
イプ402はキューオブジェクトの種類を識別するための
情報で、上記オブジェクトタイプ302に関連するもので
ある。属性タイプ403はキューオブジェクトが持つ属性
を識別するための情報、属性値404は属性そのものをあ
らわす情報である。キューオブジェクトが持つ属性は、
例えばキューオブジェクトを作成した者を識別するため
のキュー管理者識別情報、キューオブジェクトを使用す
ることができる者を識別するためのキュー使用者識別情
報、キューオブジェクトに保存されたメッセージの保存
期間等を決めるメッセージ制御情報、メッセージを保存
する場所を示すメッセージ保管場所情報等を含む。「図
10」は、ユーザオブジェクト管理モジュール9が管理
するユーザオブジェクト管理情報1000の一構成例であ
る。ユーザオブジェクト識別子1001は、非同期型で通信
できるユーザオブジェクトを識別する情報である。キュ
ーオブジェクト識別子1002は、ユーザオブジェクトが使
用するキューオブジェクトを識別するための情報であ
る。「図13」は、代理機能モジュール8が管理する代
理オブジェクト管理情報1300の一構成例である。キュー
オブジェクト識別子1301は、ユーザオブジェクトが使用
するキューオブジェクトを識別する情報、手続き情報13
02は代理機能モジュールが手続き呼出しを行う時に使用
するオブジェクトの手続き定義情報である。手続き定義
情報の一例を「図9」に示す。「図5」は、オブジェク
ト間通信モジュール4が使用する、メッセージの一形式
である。オブジェクト間通信モジュール4のメッセージ
形式は、制御部とデータ部からなる。制御部のOBJRF501
はメッセージ送信先オブジェクトのアドレス情報、SRC5
02はメッセージ送信元モジュールのアドレス情報、OBJI
D503はオブジェクトを識別する識別子、MSGID504はメッ
セージ(即ちオブジェクトの持つ手続き)を識別する情
報、RQ/RP505は要求(手続き実行要求)メッセージと応
答(手続き実行結果)メッセージを識別する情報であ
る。データ部のDATA506は、手続き実行に必要な情報、
及び手続き実行結果の内容をあらわす情報である。「図
6」は、保管機能モジュール7に関するメッセージと、
メッセージのデータ部形式(上記506に対応)の一構成
例である。保管機能モジュール7が持つ手続きには、キ
ュー作成(610、620)、伝達情報送信(630、640)、伝
達情報転送(650、660)、伝達情報受信(670、680)が
あり、各手続きに対応して要求/応答メッセージがあ
る。「図14」は、代理機能モジュール8に関するメッ
セージと、メッセージのデータ部形式(上記506に対
応)の一構成例である。代理機能モジュール8が持つ手
続きとして、代理オブジェクト登録(1410、1420)があ
り、この手続きに対応して要求/応答メッセージがあ
る。「図7」は、ユーザオブジェクト管理モジュール9
に関するメッセージと、メッセージのデータ部形式(上
記506に対応)の一構成例である。ユーザオブジェクト
管理モジュール9が持つ手続きとして、キュー登録(71
0、720)、キュー問合わせ(730、740)があり、各手続
きに対応して要求/応答メッセージがある。「図8」
は、上記で述べたモジュールと、手続き、メッセージ、
手続き呼出し、手続き実行の関係を示す図である。「図
9」は、ユーザオブジェクトの手続き定義例910と、こ
のユーザオブジェクトと同期通信する場合の命令形式92
0、これに対応する非同期通信の場合の命令形式930の一
例である。1方向手続きの命令形式は、手続きの実行結
果をクライアントへ返さないため、入力情報のみからな
る。2方向手続きの命令形式は、手続きの実行結果をク
ライアントへ返すため、入出力情報からなる。ユーザオ
ブジェクトの手続き定義例910は、手続き名911、手続き
実行に関連するパラメータ列からなる。各パラメータは
手続き実行において使用する入力データか、手続き実行
結果となる出力データかを示す入出力区別912と、デー
タの型913、データ識別子914からなる。同期型命令形式
920は、命令名921とパラメータ列からなる。命令名は手
続き名に一致する。パラメータ列は、メッセージ送信先
のユーザオブジェクト識別子922と、手続き定義の入出
力パラメータ列に対応するパラメータ列923からなる。
非同期型命令形式930は、命令名931とパラメータ列から
なる。命令名931は、送信手続き名/受信手続き名であ
る。受信命令931rは2方向手続きの場合に、ユーザオ
ブジェクト手続き定義内の出力情報を得るために使用す
る。送信命令931sのパラメータは、送信手続きを実行
するキューオブジェクト識別子を設定する領域932s、
伝達情報の最終宛先を示す宛先オブジェクト識別子領域
933s、発行した命令を識別する命令識別子領域934s、
伝達情報を示す伝達情報領域935s、優先度制御情報等
を設定する付加情報領域936sからなる。受信命令931r
のパラメータは、受信手続きを実行するキューオブジェ
クト識別子領域932r、伝達情報の最終宛先を示す宛先
オブジェクト識別子領域933r、関連する送信命令を識
別する命令識別子領域934r、伝達情報を示す伝達情報
領域935r、優先度制御情報等を示す付加情報領域936r
からなる。1方向手続きを非同期で実行する場合、送信
命令のみを発行する。2方向手続きの場合は、送信命令
を発行したあと受信命令を発行する。「図15」は、伝
達情報の1構成例を表す図である。以下実施例1におい
て、非同期型通信の基本動作を、実施例2において、携
帯型計算機を使用した場合の非同期型通信の動作例を説
明する。 実施例1 以下、「図11」、「図12」を用い、優先度制御機能
を付加した1方向手続き、2方向手続きの非同期型通信
処理を説明する。 (1)キューオブジェクトを作成する(1101) まず、情報送信者、情報受信者は各々の伝達情報を保管
する場所となる、キューオブジェクトを作成する。 a)サーバ用キューオブジェクトを生成する 情報受信者となるアプリケーションモジュールの管理者
は、サーバ用のキューオブジェクトを作成する。クライ
アントアプリケーションモジュールの1つであるキュー
管理プログラムが、キュー作成命令を発行する。オブジ
ェクト間通信モジュール4は、キュー作成命令によって
渡された、キューのタイプ(例えばサーバ用タイプ)61
1、管理者を識別する情報612、キューに保管されたメッ
セージの制御方法613(例えばメッセージを保管する時
間等)からキュー作成要求メッセージ610を作り、メッ
セージを保管機能モジュール7へ送り、キュー作成実行
部を呼び出す。保管機能モジュール7キュー作成実行部
は、サーバ用キューオブジェクトのキュー管理情報テー
ブルと、キューオブジェクト識別子を生成する。キュー
オブジェクト識別子をオブジェクト間通信モジュール4
が規定する方法でオブジェクト管理情報300に登録し、
キューオブジェクト識別子等をキュー管理情報テーブル
に登録する。キュー作成実行部は、処理終了状態、キュ
ーオブジェクト識別子をキュー作成応答メッセージ620
に設定してオブジェクト間通信モジュール4に返送し、
命令を終了する。次に、ユーザオブジェクトとキューオ
ブジェクトの関連をユーザオブジェクト管理モジュール
9に登録する。キュー管理プログラムが、キュー登録命
令を発行する。オブジェクト間通信モジュール4は、キ
ュー登録命令によって渡された、登録するユーザオブジ
ェクトの識別子711、キューオブジェクトの識別子712等
からキュー登録要求メッセージ710を作り、メッセージ
をユーザオブジェクト管理モジュール9へ送り、キュー
登録実行部を呼び出す。キュー登録実行部は、ユーザオ
ブジェクト管理情報1000へユーザオブジェクト識別子等
を登録し、終了する。オブジェクト間通信モジュール4
は、処理終了状態等よりキュー登録応答メッセージ720
を作成してオブジェクト間通信モジュール4に返送し、
命令を終了する。 b)クライアント用キューオブジェクトを作成する 情報送信者となるアプリケーションモジュールの管理者
は、クライアント用のキューオブジェクトを作成する。
管理者は、キューのタイプ(例えばクライアント用タイ
プ)、管理者を識別する情報、キューに保管されたメッ
セージの制御方法(例えばメッセージを保管する時間
等)と指定して、キュー作成命令を発行し、クライアン
ト用キューオブジェクトの識別子を得る。作成処理はサ
ーバ用キューオブジェクトの場合と同様の流れとなる。 (2)代理機能モジュールにユーザオブジェクトの手続
きを登録する(1102) 情報受信者となるアプリケーションモジュールの管理者
は、代理機能モジュールにユーザオブジェクトの手続
き、ユーザオブジェクト、ユーザオブジェクトが使用す
るキューオブジェクトを登録する。まず、ユーザオブジ
ェクトの手続き呼出し命令を規定の要求メッセージ形式
へ変換する処理、及び規定の応答メッセージ形式から手
続き実行結果を取出して手続き呼出し命令の規定領域に
設定する処理を、代理機能モジュール側のオブジェクト
間通信モジュールに登録する。これは、オブジェクト間
通信モジュール4が提供する機能を使用して実現でき
る。オブジェクト間通信モジュール4は、手続き定義を
入力することによって、手続き呼出し命令形式を決定
し、上記処理部分のソースコードを出力することができ
る。情報受信者となるアプリケーションモジュールの管
理者は、予め上記処理部分を出力し、代理機能モジュー
ル8のオブジェクト間通信モジュール4Bに登録してお
く。次に、ユーザオブジェクト、ユーザオブジェクトが
使用するキューオブジェクトを代理機能モジュール8に
登録する。クライアントアプリケーションモジュールの
1つであるキュー管理プログラムが、代理オブジェクト
登録命令を発行する。オブジェクト間通信モジュール4
は、登録命令によって渡された、ユーザオブジェクトが
使用するキューオブジェクトの識別子1411、ユーザオブ
ジェクトの手続き定義情報1412等からオブジェクト登録
要求メッセージ1410を作り、メッセージを代理機能モジ
ュール8へ送り、登録実行部を呼び出す。オブジェクト
登録実行部は、代理オブジェクト管理情報1300へキュー
オブジェクト識別子等を登録し、終了する。オブジェク
ト間通信モジュール4は、処理終了状態等よりオブジェ
クト登録応答メッセージ1420を作成してオブジェクト間
通信モジュール4に返送し、命令を終了する。 (3)伝達情報の形式を定義する(1103) クライアントモジュール5と代理機能モジュール8との間
で受け渡しする、伝達情報の形式を定義する。クライア
ントモジュール5が代理機能モジュール8へ渡す伝達情報
(送信伝達情報)とは、代理機能モジュール8がユーザ
オブジェクトの手続き(手続きX)を呼出すために必要
な情報である。例えばオブジェクト識別子、手続き識別
子、手続きを実行するための入力データである。クライ
アントモジュール5が代理機能モジュール8から受け取る
伝達情報(受信伝達情報)とは、手続き実行結果を表す
情報である。例えばオブジェクト識別子、手続き識別
子、手続き実行結果をあらわす出力データである。伝達
情報の形式を例えば「図15」のように取り決める。ユ
ーザオブジェクト識別子領域1501に、ユーザオブジェク
ト識別子を設定する。手続き識別子領域1502に、手続き
定義で定義された手続き名(例えば、手続きX)を設定
する。要求/応答種別領域1503に、送信伝達情報と受信
伝達情報の識別情報を設定する。パラメータ列領域1504
には入力データ、及び出力データを設定する。入力デー
タ、出力データのデータ並びは、手続き定義に記述され
た順序に従うものとし、データ長は、手続き定義に記述
されたデータ型毎に固定長を割り当てることとする。以
上の定義に従って伝達情報を作成することにより、代理
機能モジュールは送信伝達情報から手続き呼出しに必要
な各要素を得ることができ、クライアントモジュールは
受信伝達情報から手続き実行結果を表す各要素を得るこ
とができる。以下からが、クライアントモジュール5と
ユーザオブジェクトモジュール6との非同期通信に関連
する処理となる。 (4)メッセージをクライアント用キューオブジェクト
に送る(1104) クライアントモジュール6は、ユーザオブジェクトの手
続き名、入力情報等から(3)に述べた規則に従って送
信伝達情報を作り、伝達情報送信命令の伝達情報領域93
5sに設定する。更に、送信命令をシステムで唯一に識別
する命令識別子を作成し、命令識別子領域934sに設定す
る。同様に、サーバとなるユーザオブジェクトの識別子
を宛先オブジェクト識別子領域933sに、クライアント用
キューオブジェクトの識別子をキューオブジェクト識別
子領域932sに設定して伝達情報送信命令を発行する。メ
ッセージの優先度制御が必要な場合は付加情報領域936s
に優先度を設定しておく。オブジェクト間通信モジュー
ル4cは、伝達情報送信命令の宛先オブジェクト識別情
報を伝達情報送信要求メッセージ630の宛先オブジェク
ト識別情報領域631に設定する。次に、命令識別子を命
令識別子領域632に、付加情報を付加情報領域633に、伝
達情報を伝達情報領域634に設定する。付加情報の設定
がない場合は、デフォルトの優先度値を設定する。次
に、伝達情報送信命令のキューオブジェクト識別子か
ら、オブジェクトのアドレス情報を得て、保管機能モジ
ュール7へ伝達情報送信要求メッセージ630を送る。伝達
情報送信要求メッセージ630を受けた保管機能モジュー
ル7送信実行部は、メッセージを該当するクライアント
用キューオブジェクトのキュー管理情報テーブル400送
信メッセージ保管場所に置き、保管時間等のメッセージ
管理情報を設定した後、伝達情報送信応答メッセージ64
0を返送する伝達情報送信応答メッセージ640を受けたオ
ブジェクト間通信モジュール4Cは、伝達情報送信命令を
終了する。 (5)メッセージをサーバ用キューオブジェクトへ転送
する(1105) 保管機能モジュール7転送命令部は、クライアント用キ
ューオブジェクトの送信メッセージ保管場所を調べる。
送信されていない送信要求メッセージがある場合、優先
度に従ってメッセージを選択して以下の処理を行う。送
信要求メッセージデータ部に設定されている宛先オブジ
ェクト識別子から、ユーザオブジェクトが使用するサー
バ用キューオブジェクトの識別子を得る。これは、キュ
ー問い合わせ命令をユーザオブジェクト管理モジュール
9宛に発行して得られる。宛先オブジェクト識別子領域
にサーバ用キューオブジェクトの識別子を、発進オブジ
ェクト識別子領域にクライアントキューオブジェクト識
別子を、命令識別子領域に送信要求メッセージデータ部
の命令識別子を、伝達情報領域に送信要求メッセージデ
ータ部の伝達情報を、付加情報領域に送信要求メッセー
ジデータ部の付加情報を設定し、サーバ用キューオブジ
ェクトを宛先オブジェクトに指定して、伝達情報転送命
令を発行する。オブジェクト間通信モジュール4Bは、伝
達情報転送命令によって渡された宛先オブジェクト識別
子、発進オブジェクト識別子、命令識別子、伝達情報、
付加情報から伝達情報転送要求メッセージ650を作成す
る。次に宛先オブジェクト識別子から、サーバ用キュー
オブジェクトのアドレス情報を得、該当するサーバ用キ
ューオブジェクトの保管機能モジュール7へ伝達情報転
送要求メッセージ650を送る。伝達情報転送要求メッセ
ージ650を受けた保管機能モジュール7転送実行部は、メ
ッセージの内容を該当するサーバ用キューオブジェクト
のキュー管理情報テーブル400受信メッセージ保管場所
に置き、保管時間等のメッセージ管理情報を設定して、
伝達情報転送応答メッセージ660を返送する。伝達情報
転送応答メッセージ660を受けた保管機能モジュール7転
送命令部は、転送が正常に終了した場合、転送したメッ
セージに関する情報をキュー管理情報テーブルから削除
する。正常終了しなかった場合、メッセージを保管して
おき、任意の時間に再度転送処理を行う。 (6)サーバ用キューオブジェクトからメッセージを受
け取る(1106) 代理機能モジュール8は、代理オブジェクト管理情報130
0に登録されたサーバ用キューオブジェクトから伝達情
報を受取る。代理機能モジュール8は、サーバ用キュー
オブジェクトの識別子を伝達情報受信命令のキューオブ
ジェクト識別子領域932rに設定して、伝達情報受信命令
を発行する。伝達情報受信命令を受けたオブジェクト間
通信モジュール4Bは、キューオブジェクト識別子から、
サーバ用キューオブジェクトのアドレス情報を得、伝達
情報受信要求メッセージ670を送る。伝達情報受信要求
メッセージ670を受けた保管機能モジュール7受信実行部
は、サーバ用キューオブジェクトのキュー管理情報テー
ブル400を調べる。受信メッセージ保管場所にメッセー
ジが保管されている場合、優先度に従ってメッセージを
選択し、メッセージを伝達情報受信応答メッセージ680
に設定する。キュー管理情報テーブルからメッセージに
関連する情報を削除して伝達情報受信応答メッセージ68
0を返送する。伝達情報受信応答メッセージ680を受けた
代理機能モジュール8受信命令部は、メッセージより関
連する送信伝達情報を受け取る。 (7)ユーザオブジェクトの手続きを呼出す(1107) 代理機能モジュール8手続き呼出し部は、送信伝達情報
から、オブジェクト識別子、手続き識別子、入力データ
を得る。関連する手続き定義情報を代理オブジェクト管
理情報1300から選択し、手続き識別子から手続き呼出し
命令形式を得る。手続き呼出し命令形式の入力領域に、
送信伝達情報から得た各入力データを順に設定する。オ
ブジェクト識別子を宛先オブジェクトに指定して手続き
を呼び出し、オブジェクトの手続き実行終了を待つ。手
続き呼出しに失敗した場合、一定時間後再試行する。手
続き実行終了後、1方向手続きの場合は処理を終了す
る。2方向手続きの場合、継続して以下の処理を行う。 (8)メッセージをサーバ用キューオブジェクトに送る
(1201) 代理機能モジュール8送信命令部は、手続き実行結果よ
り(3)で述べた規則に従い受信伝達情報を作成する。
次に、オブジェクト間通信モジュール4Bに伝達情報送信
命令を発行する。まず、伝達情報受信応答メッセージ発
進オブジェクト識別子領域683に設定されたクライアン
ト用キューオブジェクト識別子を宛先オブジェクト識別
子領域933sに設定する。同様に、命令識別子684を命令
識別子領域934sに、付加情報685を付加情報領域936sに
設定する。受信伝達情報を伝達情報領域686に設定し、
サーバ用キューオブジェクト識別子をキューオブジェク
ト識別子領域932sに設定して、伝達情報送信命令を発行
する。オブジェクト間通信モジュール4Bは、伝達情報送
信命令の宛先オブジェクト識別情報を伝達情報送信要求
メッセージ630の宛先オブジェクト識別情報領域631に設
定する。次に、命令識別子を命令識別子領域632に、付
加情報を付加情報領域633に、伝達情報を伝達情報領域6
34に設定する。次に、伝達情報送信命令のキューオブジ
ェクト識別子から、オブジェクトのアドレス情報を得
て、保管機能モジュール7へ伝達情報送信要求メッセー
ジ630を送る。伝達情報送信要求メッセージ630を受けた
保管機能モジュール7送信実行部は、メッセージの内容
を該当するサーバ用キューオブジェクトのキュー管理情
報テーブル400送信メッセージ保管場所に置き、保管時
間等のメッセージ管理情報を設定して、伝達情報送信応
答メッセージ640を返送する。伝達情報送信応答メッセ
ージ640を受けた代理機能モジュール7送信命令部は、伝
達情報送信処理命令を終了する。 (9)メッセージをクライアント用キューオブジェクト
へ転送する(1202) 保管機能モジュール7転送命令部は、サーバ用キューオ
ブジェクトの送信メッセージ保管場所を調べる。送信さ
れていない送信要求メッセージがある場合、優先度に従
ってメッセージを選択して以下の処理を行う。送信要求
メッセージに設定されている宛先オブジェクト識別子か
ら、クライアント用キューオブジェクトの識別子を得
る。宛先オブジェクト識別子領域にクライアント用キュ
ーオブジェクトの識別子を、発進オブジェクト識別子領
域にサーバ用キューオブジェクト識別子を、命令識別子
領域に送信要求メッセージデータ部の命令識別子を、付
加情報領域に送信要求メッセージデータ部の付加情報
を、伝達情報領域に送信要求メッセージデータ部の伝達
情報を設定し、クライアント用キューオブジェクトを宛
先オブジェクトに指定して、伝達情報転送命令を発行す
る。オブジェクト間通信モジュール4Bは、伝達情報転送
命令によって渡された宛先オブジェクト識別子、発進オ
ブジェクト識別子、命令識別子、付加情報、伝達情報か
ら伝達情報転送要求メッセージ650を作成する。次に宛
先オブジェクト識別子から、クライアント用キューオブ
ジェクトのアドレス情報を得、該当するクライアント用
キューオブジェクトの保管機能モジュール7へ伝達情報
転送要求メッセージ650を送る。伝達情報転送要求メッ
セージ650を受けた保管機能モジュール7転送実行部は、
メッセージの内容を該当するクライアント用キューオブ
ジェクトのキュー管理情報テーブル400受信メッセージ
保管場所に置き、保管時間等のメッセージ管理情報を設
定して、伝達情報転送応答メッセージ660を返送する。
伝達情報転送応答メッセージ660を受けた保管機能モジ
ュール7転送命令部は、転送が正常に終了した場合、転
送したメッセージに関する情報をキュー管理情報テーブ
ルから削除する。正常終了しなかった場合、メッセージ
を保管しておき、任意の時間に再度転送処理を行う。 (10)メッセージをクライアントキューオブジェクト
から受け取る(1203) クライアントモジュール5は、命令識別子を指定して伝
達情報受信命令を発行する。クライアントモジュール5
は、伝達情報受信命令の命令識別子領域934rに、受信し
たい伝達情報の命令識別子を設定する。次に、クライア
ント用キューオブジェクト識別子をキューオブジェクト
識別子領域932rに設定して伝達情報受信命令を発行す
る。オブジェクト間通信モジュール4Cは、伝達情報受信
要求メッセージ670の選択基準領域671に命令識別子を設
定する。次に、キューオブジェクト識別子から、クライ
アント用キューオブジェクトのアドレス情報を得、該当
する保管機能モジュール7へ伝達情報受信要求メッセー
ジ670を送る。伝達情報受信要求メッセージ670を受けた
保管機能モジュール7受信実行部は、クライアント用キ
ューオブジェクトのキュー管理情報テーブル400を調べ
る。受信メッセージ保管場所にメッセージが保管されて
いる場合、命令識別子に一致するメッセージを選択し、
メッセージを伝達情報受信応答メッセージ680に設定す
る。キュー管理情報テーブルからメッセージに関連する
情報を削除して伝達情報受信応答メッセージ680を返送
する。 (11)実行結果を返却する(1204) 伝達情報受信応答メッセージ680を受けたクライアント
モジュール5Cは、メッセージから、関連する受信伝達情
報を受け取る。受信伝達情報は、(2)に述べた形式で
設定されているので、この規則に従い受信伝達情報を分
解する。上記実施例では、クライアント用キューオブジ
ェクトと、サーバ用キューオブジェクトとを同一の保管
機能モジュール7に作成した。クライアント用キューオ
ブジェクトと、サーバ用キューオブジェクトは各々個別
のオブジェクトとしてオブジェクト識別子、アドレス情
報を持つため、代理機能モジュールを複数置き、クライ
アント用キューオブジェクトと、サーバ用キューオブジ
ェクトとを異なる保管機能モジュールに作成することが
できる。この場合も、上記実施例と同様の処理で非同期
通信が実現できる。更に、代理機能モジュールも独立し
たオブジェクトとしてオブジェクト識別子、アドレス情
報を持つため、このモジュールも任意の場所に配置でき
る。 実施例2 実施例2において、携帯型計算機を使用するユーザが、
非同期型通信機能を用いて他計算機上に実装されたオブ
ジェクトを利用する場合を説明する。「図16」は、ク
ライアント計算機に携帯型計算機を使用する非同期型メ
ッセージ通信システムの一実施例の構成を表す図であ
る。計算機2Aは、オブジェクトを利用するクライアント
モジュール5を実装した、クライント計算機である。計
算機2B、2C、2D、2E、2Fは、実施例1で述べたユーザオ
ブジェクトモジュール6、保管機能モジュール7、代理機
能モジュール8、ユーザオブジェクト管理モジュール9を
実装したサーバ計算機である。本実施例では、クライン
ト計算機を携帯型計算機とし、サーバ計算機をLAN等
の伝送路Aにネットワーク接続された計算機とする。携
帯型計算機であるクライント計算機2Aは、通常の場合、
伝送路A(1a)に接続されていない状態で動作する。ク
ライント計算機2Aからサーバ計算機に情報を送る場合、
又はサーバ計算機から情報を受取る場合に、伝送路B
(1b)を使用して伝送路A(1a)に接続する。携帯型の
クライント計算機は、サーバ計算機と断続的な通信を行
うため、非同期型の通信が必要となる。更に、伝送路B
は低速で信頼性が低いため、伝送路Bの使用時間を最少
におさえることが必要になる。本実施例では、保管機能
モジュール7を計算機2A、2B、2C、2Dに、代理機能モジ
ュール8を計算機2C、2Dに、ユーザオブジェクトモジュ
ール6を計算機2E、2Fに配置する。本実施例では、保管
機能モジュール7の実行部に、依頼送信実行部/依頼受
信実行部を、命令部に、依頼送信命令部/依頼受信命令
部を追加する。また、クライアントモジュール5にキュ
ー作成命令部を置く。「図17」は、保管機能モジュー
ル7が管理するキュー管理情報400の一構成例である。本
実施例では、実施例1の構成要素に以下の情報を追加す
る。まず、キューオブジェクトの種類を識別するキュー
タイプに、サブクライアント用キュータイプを追加す
る。次に、属性タイプに親キューオブジェクト情報を追
加する。サブクライアント用キュータイプとは、クライ
アント用キューオブジェクトの代行をおこなうキューオ
ブジェクトを表す。親キューオブジェクト情報とは、サ
ブクライアント用キューオブジェクトが代行するクライ
アント用キューオブジェクトを識別する情報である。
「図18」は、本実施例で追加する保管機能モジュール
7に関するメッセージと、メッセージのデータ部形式の
一構成例である。 保管機能モジュール7の手続きに、依
頼送信(1810、1820)、依頼受信(1830、1840)を追加
する。これらの手続きに対応して要求/応答メッセージ
をオブジェクト間通信モジュールに追加する。以下、
「図19」「図20」「図21」を用い、クライアント
モジュール5が、ユーザオブジェクトモジュール6E、6F
の2つのオブジェクトを非同期型で呼出しした場合の処
理動作を説明する。本実施例では、サブクライアント用
キューオブジェクト、クライアント用キューオブジェク
トを手続き呼出し時に動的に作成する場合を、合わせて
説明する。 (1)サーバ用キューオブジェクトを作成する サーバ用キューオブジェクトを作成する。ユーザオブジ
ェクトモジュール6Eのサーバ用キューオブジェクトを保
管機能モジュール8Cに、ユーザオブジェクトモジュール
6Fのサーバ用キューオブジェクトを保管機能モジュール
8Dに作成する。作成処理は実施例1(1)a)と同様の
手順で行う。 (2)代理機能モジュールにユーザオブジェクトの手続
きを登録する ユーザオブジェクトモジュール6Eの代理機能を代理機能
モジュール8Cに、ユーザオブジェクトモジュール6Fの代
理機能を代理機能モジュール8Dに登録する。登録処理は
実施例1(2)と同様の手順で行う。 (3)伝達情報の形式を定義する 実施例1(3)と同様の手順で行う。以下からが、クラ
イアントモジュール5とユーザオブジェクトモジュール6
E、6Fの非同期通信に関連する処理となる。 (4)サブクライアント用キューオブジェクトを作る
(2001、step1) クライアントモジュール5は、サブクライアント用キュ
ーオブジェクトを保管機能モジュール7Aに作成する。ク
ライアントモジュール5が、キュー作成命令を発行す
る。オブジェクト間通信モジュール4Aは、キュー作成命
令によって渡された、キューのタイプ(サブクライアン
ト用タイプ)、管理者を識別する情報、キューに保管さ
れたメッセージの制御方法(例えばメッセージを保管す
る時間等)からキュー作成要求メッセージ610を作り、
メッセージを保管機能モジュール7Aへ送り、キュー作成
実行部を呼び出す。保管機能モジュール7Aキュー作成実
行部は、サブクライアント用キューオブジェクトのキュ
ー管理情報テーブル400Aと、キューオブジェクト識別子
を生成する。キューオブジェクト識別子をオブジェクト
間通信モジュール4が規定する方法でオブジェクト管理
情報300に登録し、キューオブジェクト識別子等をキュ
ー管理情報400Aに登録する。キュー作成実行部は、処理
終了状態、キューオブジェクト識別子をキュー作成応答
メッセージ620に設定してオブジェクト間通信モジュー
ル4Aに返送し、命令を終了する。 (5)メッセージをサブクライアント用キューオブジェ
クトに送る(2002、step1) クライアントモジュール5は、ユーザオブジェクトの手
続き名、入力情報等から(3)に述べた規則に従って送
信伝達情報を作り、伝達情報送信命令の伝達情報領域に
設定する。更に、送信命令をシステムで唯一に識別する
命令識別子Eを作成し、命令識別子領域に設定する。同
様に、サーバとなるユーザオブジェクトEの識別子を宛
先オブジェクト識別子領域に、サブクライアント用キュ
ーオブジェクトの識別子をキューオブジェクト識別子領
域に設定して伝達情報送信命令を発行する。オブジェク
ト間通信モジュール4Aは、伝達情報送信命令の宛先オブ
ジェクト識別情報933sを伝達情報送信要求メッセージ63
0の宛先オブジェクト識別情報領域631に設定する。次
に、命令識別子934sを命令識別子領域632に、伝達情報9
35sを伝達情報領域634に設定する。次に、伝達情報送信
命令のキューオブジェクト識別子932sから、オブジェク
トのアドレス情報を得て、保管機能モジュール7Aへ伝達
情報送信要求メッセージ630を送る。伝達情報送信要求
メッセージ630を受けた保管機能モジュール7A送信実行
部は、メッセージを該当するサブクライアント用キュー
オブジェクトのキュー管理情報テーブル400A送信メッセ
ージ保管場所に設定して、伝達情報送信応答メッセージ
640を返送する。伝達情報送信応答メッセージ640を受け
たオブジェクト間通信モジュール4Aは、伝達情報送信命
令を終了する。上記伝達情報送信命令終了後、同様の手
続きで、クライアントモジュール5は、サーバとなるユ
ーザオブジェクトFの識別子を宛先オブジェクト識別子
領域に、命令識別子Fを命令識別子領域に、サブクライ
アント用キューオブジェクトの識別子をキューオブジェ
クト識別子領域に設定して伝達情報送信命令を発行す
る。この結果、サブクライアント用キューオブジェクト
には、2つの伝達情報が保管される。 (6)クライント用キューオブジェクトを作る(2003、
step2) 保管機能モジュール7A依頼送信命令部は、クライアント
計算機2Aが伝送路1a、1bに接続され、通信可能状態にな
った場合、以下の処理を行う。保管機能モジュール7A依
頼送信命令部は、サブクライアント用キューオブジェク
トのキュー管理情報テーブル400Aに、親キューオブジェ
クト情報が登録されているかを調べる。親キューオブジ
ェクト情報が登録されていない場合、まず保管機能モジ
ュール7Bにクライント用キューオブジェクトを生成す
る。保管機能モジュール7Aキュー作成命令部が、キュー
作成命令を発行する。オブジェクト間通信モジュール4A
は、キュー作成命令によって渡された、キューのタイプ
(クライアント用タイプ)、管理者を識別する情報、キ
ューに保管されたメッセージの制御方法(例えばメッセ
ージを保管する時間等)からキュー作成要求メッセージ
610を作り、メッセージを保管機能モジュール7Bへ送
り、キュー作成実行部を呼び出す。保管機能モジュール
7Bキュー作成実行部は、クライアント用キューオブジェ
クトのキュー管理情報テーブル400Bと、キューオブジェ
クト識別子を生成する。キューオブジェクト識別子をオ
ブジェクト間通信モジュール4が規定する方法でオブジ
ェクト管理情報300に登録し、キューオブジェクト識別
子等をキュー管理情報テーブル400Bに登録する。キュー
作成実行部は、処理終了状態、キューオブジェクト識別
子をキュー作成応答メッセージ620に設定してオブジェ
クト間通信モジュール4Bに返送し、命令を終了する。保
管機能モジュール7Aキュー作成命令部は、生成されたク
ライアント用キューオブジェクトの識別子を、サブクラ
イアント用キューオブジェクト管理情報400Aの親キュー
オブジェクト情報領域に設定する。 (7)メッセージをクライアント用キューオブジェクト
へ送る(2004、step2)保管機能モジュール7A依頼送信
命令部は、サブクライアント用キューオブジェクト管理
情報の送信メッセージ保管場所を調べる。送信されてい
ない送信要求メッセージがある場合、以下の処理を行
う。送信されていない送信要求メッセージの個数を調べ
る(この場合2つ)。要求個数設定領域に送信されてい
ない送信要求メッセージの個数を、依頼内容設定領域に
これら送信要求メッセージを全て設定する。親キューオ
ブジェクト情報領域に設定されたクライアント用キュー
オブジェクトを宛先オブジェクトに指定して、依頼送信
命令を発行する。オブジェクト間通信モジュール7Aは、
依頼送信命令によって渡された要求個数を依頼送信要求
メッセージ1810の要求個数領域1811に、依頼内容を依頼
内容領域1812に設定する。次に宛先オブジェクト識別子
から、クライアント用キューオブジェクトのアドレス情
報を得、該当するクライアント用キューオブジェクトの
保管機能モジュール7Bへ依頼送信要求メッセージ1810を
送る。依頼送信要求メッセージ1810を受けた保管機能モ
ジュール7B依頼送信実行部は、メッセージに設定された
依頼内容1812(送信要求メッセージ)を順に該当するク
ライアント用キューオブジェクトのキュー管理情報テー
ブル400B送信メッセージ保管場所に設定して、依頼送信
応答メッセージ1820を返送する。依頼送信応答メッセー
ジ1820を受けた保管機能モジュール7A依頼送信命令部
は、転送が正常に終了した場合、転送したメッセージに
関する情報をキュー管理情報テーブルから削除する。正
常終了しなかった場合、メッセージを保管しておき、ク
ライアント計算機が伝送路に接続された時、再度依頼送
信処理を行う。 (8)メッセージをサーバ用キューオブジェクトへ転送
する(2005,step3) 保管機能モジュール7B転送命令部は、クライアント用キ
ューオブジェクト管理情報400Bの送信メッセージ保管場
所を調べる。送信されていない送信要求メッセージがあ
る場合、以下の処理を行う。本実施例では(5)によっ
て2つのメッセージが登録されている。保管機能モジュ
ール7B転送命令部は、2つのメッセージについて実施例
1の(5)と同様の転送処理を行う。 (9)サーバ用キューオブジェクトからメッセージを受
け取る(2006、step4) 代理機能モジュール8C、8Dが、実施例1と同様の手順で
行う。 (10)ユーザオブジェクトの手続きを呼出す(2007、
step5) 代理機能モジュール8C、8Dが、実施例1と同様の手順で
行う。 (11)メッセージをサーバ用キューオブジェクトに送
る(2101、step6) 代理機能モジュール8C、8Dが、実施例1と同様の手順で
行う。 (12)メッセージをクライアント用キューオブジェク
トへ転送する(2102、step7) 保管機能モジュール7C、7Dが、実施例1と同様の手順で
行う。 (13)メッセージをサブクライアントキューオブジェ
クトから受け取る(2103、step8) クライアントモジュール1007は、ユーザオブジェクトE
へ発行した命令の命令識別子Eを指定して伝達情報受信
命令を発行する。クライアントモジュール5は、伝達情
報受信命令の命令識別子領域に、受信したい伝達情報の
命令識別子を設定する。次に、サブクライアント用キュ
ーオブジェクト識別子をキューオブジェクト識別子領域
に設定して伝達情報受信命令を発行する。オブジェクト
間通信モジュール4Aは、伝達情報受信要求メッセージ67
0の選択基準領域671に命令識別子を設定する。次に、キ
ューオブジェクト識別子から、サブクライアント用キュ
ーオブジェクトのアドレス情報を得、該当する保管機能
モジュール7Aへ伝達情報受信要求メッセージ670を送
る。伝達情報受信要求メッセージ670を受けた保管機能
モジュール7A受信実行部は、サブクライアント用キュー
オブジェクトのキュー管理情報テーブル400Aを調べる。
この場合、受信メッセージ保管場所にはまだメッセージ
は保管されていない。よって受信実行部は、クライアン
ト計算機が通信可能状態であるかを調べる。通信不可能
な場合(伝送路に接続されていない場合等)、通信不能
エラーを表す情報を終了状態領域681設定して伝達情報
受信応答メッセージ680を返送する。通信可能である場
合、保管機能モジュール7A依頼受信命令部が以下の処理
を行う。 (14)メッセージをクライアントキューオブジェクト
から受け取る(2105、step9) 保管機能モジュール7A依頼受信命令部は、サブクライア
ント用キューオブジェクトのキュー管理情報テーブル40
0Aから親キューオブジェクト情報(クライアント用キュ
ーオブジェクト識別子)を得る。次に、クライアント用
キューオブジェクト識別子をキューオブジェクト識別子
領域に設定して依頼受信命令を発行する。オブジェクト
間通信モジュール4Aは、キューオブジェクト識別子から
クライアント用キューオブジェクトのアドレス情報を
得、該当する保管機能モジュール7Bへ依頼受信要求メッ
セージ1830を送る。依頼受信要求メッセージ1830を受け
た保管機能モジュール7B依頼受信実行部は、クライアン
ト用キューオブジェクトのキュー管理情報テーブル400B
を調べる。受信メッセージ保管場所にメッセージが保管
されている場合、全てのメッセージを依頼受信応答メッ
セージ1840依頼内容設定領域1842に設定し、これらメッ
セージの個数を応答個数領域1841に設定する。キュー管
理情報テーブル400Bからメッセージに関連する情報を削
除して依頼受信応答メッセージ1840を返送する。依頼受
信応答メッセージ1840を受けた保管機能モジュール7A依
頼受信命令部は、依頼受信応答メッセージ1840依頼内容
領域1852に設定されたメッセージを、順次サブクライア
ント用キューオブジェクトのキュー管理情報テーブル40
0A受信メッセージ保管場所に設定し、受信実行部に処理
を移す。保管機能モジュール7A受信実行部は、サブクラ
イアント用キューオブジェクトのテーブル400Aを調べ
る。この場合、上記処理によってメッセージが受信メッ
セージ保管場所に保管されている。よって、受信メッセ
ージ保管場所から、命令識別子Eに一致するメッセージ
を選択し、メッセージを伝達情報受信応答メッセージ68
0の各領域に設定する。キュー管理情報テーブル400Aか
らメッセージに関連する情報を削除して伝達情報受信応
答メッセージ680を返送する。 (15)実行結果を返却する(2106、step10) 伝達情報受信応答メッセージ680を受けたクライアント
モジュール5は、メッセージから、関連する受信伝達情
報を受け取る。受信伝達情報は、(3)に述べた形式で
設定されているので、この規則に従い受信伝達情報を分
解する。 (16)メッセージをサブクライアントキューオブジェ
クトから受け取る(2103、step8) クライアントモジュール5は、ユーザオブジェクトFへ
発行した命令の命令識別子Fを指定して伝達情報受信命
令を発行する。クライアントモジュール5は、伝達情報
受信命令の命令識別子領域に、受信したい伝達情報の命
令識別子を設定する。次に、サブクライアント用キュー
オブジェクト識別子をキューオブジェクト識別子領域に
設定して伝達情報受信命令を発行する。オブジェクト間
通信モジュール4Aは、伝達情報受信要求メッセージ670
の選択基準領域671に命令識別子を設定する。次に、キ
ューオブジェクト識別子から、サブクライアント用キュ
ーオブジェクトのアドレス情報を得、該当する保管機能
モジュール7Aへ伝達情報受信要求メッセージ670を送
る。伝達情報受信要求メッセージ670を受けた保管機能
モジュール7A受信実行部は、サブクライアント用キュー
オブジェクトのテーブル400Aを調べる。この場合、処理
(14)によって受信メッセージ保管場所にメッセージが保
管されている。よって受信実行部は、受信メッセージ保
管場所から命令識別子Fに一致するメッセージを選択
し、メッセージを伝達情報受信応答メッセージ680の各
領域に設定する。キュー管理情報テーブル400Aからメッ
セージに関連する情報を削除して伝達情報受信応答メッ
セージ680を返送する。 (17)実行結果を返却する(2106、step10) 伝達情報受信応答メッセージ680を受けたクライアント
モジュール5は、メッセージから、関連する受信伝達情
報を受け取る。受信伝達情報は、(3)に述べた形式で
設定されているので、この規則に従い受信伝達情報を分
解する。
【発明の効果】本実施例では、クライアント計算機5を
伝送路Bに接続して、クライアント計算機5から受信伝
達情報を得た。受信伝達情報は、ネットワーク接続され
た計算機2Bのクライアント用キューオブジェクトに保管
されているので、伝送路Aに接続された他の計算機か
ら、命令識別子を指定して受信伝達情報を得ることもで
きる。以上、本発明によれば、クライアント送信手段と
クライアント受信手段は独立した処理となるが、命令識
別情報によって手続き実行要求と手続き実行結果の対応
付けをとることができる。従来、例えば数分単位以上の
実行時間を必要とする機能をサーバとして実装して、同
期型通信でクライアントから利用することができなかっ
た。しかし本発明によって、クライアント送信手段を持
つクライアントプロセスと、クライアント受信手段を持
つクライアントプロセス、サーバ受信手段/サーバ送信
手段を持つサーバプロセスを各々別プロセスにして実装
し、サーバの実行時間をクライアントの実行時間と独立
させることが可能となるため、サーバとして提供できる
機能の範囲を広げることができる。また、従来のクライ
アント/サーバ型システムでは、手続き呼出し順序を優
先度等の情報でスケジューリングすることができなかっ
た。しかし本発明によれば、要求情報、応答情報を一旦
保管して、再度目的とする場所へ転送するため、転送順
序を優先度等の情報でスケジューリングして手続き呼出
し順序を制御することが容易になる。更に、本発明によ
れば、クライアント転送手段は転送処理が可能な場合に
サーバ用情報保管場所へ要求情報を転送することができ
る。従来、クライアント機能を持つ計算機をネットワー
クから外した状態で、クライアントからサーバへ要求情
報を送ることができなかった。しかし本発明によって、
クライアント送信手段を持つプロセス、クライアント転
送手段を持つプロセスをクライアント用計算機に実装
し、クライアント転送手段を持つプロセスにクライアン
ト用計算機がネットワークに接続された段階で要求情報
を転送させることが可能となるため、クライアントプロ
グラムにネットワークの状態を隠蔽することができる。
更に、本発明によれば、送信依頼手段は要求情報を複数
まとめて送信することができる。同様に、受信依頼手段
は応答情報を複数まとめて受信することができる。よっ
て、低速で信頼性の低いネットワークによる通信障害、
通信時間を最少におさえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における非同期メッセージ通
信システムの1構成図。
【図2】本発明の概要をあらわす図。
【図3】オブジェクト配置情報の1構成図。
【図4】キュー管理情報の1構成図。
【図5】メッセージのデータ形式の1構成図。
【図6】保管機能モジュールが使用するメッセージ、及
びそのデータ部の1構成図。
【図7】ユーザオブジェクト管理モジュールが使用する
メッセージ、及びそのデータ部の1構成図。
【図8】モジュールと、命令、メッセージ、手続きの関
係をあらわす図。
【図9】ユーザオブジェクトの手続き定義例、及び同期
型インタフェース非同期型インタフェースの1構成図。
【図10】ユーザオブジェクト管理情報の1構成図。
【図11】非同期型通信に関連する流れ図。
【図12】非同期型通信に関連する流れ図。
【図13】代理オブジェクト管理情報の1構成図。
【図14】代理機能モジュールが使用するメッセージ、
及びそのデータ部の1構成図。
【図15】伝達情報の表現形式の1例。
【図16】実施例2における非同期メッセージ通信シス
テムの1構成図。
【図17】実施例2におけるキュー管理情報の1構成
図。
【図18】実施例2において追加した保管機能モジュー
ルが使用するメッセージ。
【図19】実施例2の概要をあらわす図。
【図20】実施例2における非同期型通信に関連する流
れ図。
【図21】実施例2における非同期型通信に関連する流
れ図。
【符号の説明】
1…伝送路、 2…計算機、 3…プロセ
ス、4…オブジェクト間通信モジュール、 5…ク
ライアントモジュール、6…ユーザオブジェクトモジュ
ール、 7…保管機能モジュール、8…代理機能モ
ジュール、 9…ユーザオブジェクト管理モジュ
ール、300…オブジェクト配置情報、 400…キュー
管理情報、1000…ユーザオブジェクト管理情報、1300…
代理オブジェクト管理情報。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアント/サーバ型分散システムにお
    いて、クライアント(モジュール)がサーバ(モジュー
    ル)へ送る要求情報、及びサーバがクライアントへ返送
    する応答情報を一時保管する情報保管機能と、クライア
    ントに代わって手続き呼出し命令/手続き実行結果受信
    を行う代理送受信機能とを設けたことを特徴とするメッ
    セージ通信システム。
  2. 【請求項2】クライアント/サーバ型分散システムにお
    いて、情報保管機能がクライアントがサーバへ送る要求
    情報、及びクライアントがサーバから受け取る応答情報
    を一時保管しておくクライアント用情報保管場所と、サ
    ーバがクライアントから受け取る要求情報、及びサーバ
    がクライアントへ送る応答情報を一時保管しておくサー
    バ用情報保管場所とを作成する保管場所作成手段と、サ
    ーバ識別情報からサーバ用情報保管場所の情報を得るサ
    ーバ管理手段を含み、更に、情報保管機能がクライアン
    トが作成した任意の要求情報をクライアント用情報保管
    場所へ格納するクライアント送信手段、これをクライア
    ント用情報保管場所からサーバ用情報保管場所へ転送す
    るクライアント転送手段、サーバ用情報保管場所から取
    り出すサーバ受信手段と、情報保管機能がこの情報に関
    連する応答情報をサーバ用情報保管場所へ格納するサー
    バ送信手段、これをサーバ用情報保管場所からクライア
    ント用情報保管場所へ転送するサーバ転送手段、クライ
    アント用情報保管場所から取り出すクライアント受信手
    段とを含み、代理送受信機能が、サーバの手続き呼出し
    方法を登録する手続き登録手段、サーバ受信手段によっ
    て得られた要求情報からサーバの手続きを呼出し、実行
    結果を受け取る手続き呼出し手段を含むことを特徴とす
    る請求項1記載のメッセージ通信システム。
  3. 【請求項3】情報保管機能が、クライアント計算機上に
    サブクライアント用情報保管場所を作成する手段と、他
    計算機上にクライアント用情報保管場所を作成する手
    段、サブクライアント用情報保管場所からクライアント
    用情報保管場所へ要求情報を複数まとめて送信する送信
    依頼手段、クライアント用情報保管場所からサブクライ
    アント用情報保管場所へ応答情報を複数まとめて受信す
    る受信依頼手段を含むことを特徴とする請求項1記載の
    メッセージ通信システム。
  4. 【請求項4】クライアント(モジュール)とサーバ(モ
    ジュール)の通信方法に関して、クライアントがサーバ
    へ送る要求情報、及びクライアントがサーバから受け取
    る応答情報を一時保管しておくクライアント用情報保管
    場所と、サーバがクライアントから受け取る要求情報、
    及びサーバがクライアントへ送る応答情報を一時保管し
    ておくサーバ用情報保管場所とを作成する保管場所作成
    ステップと、代理送受信機能にサーバの手続きを登録す
    る手続き登録ステップ、クライアントが作成した任意の
    要求情報を、クライアント側からサーバを指定してクラ
    イアント用情報保管場所へ送るクライアント送信ステッ
    プ、クライアントがクライアント用メッセージ保管場所
    から応答情報を受け取るクライアント受信ステップを含
    むことを特徴とするメッセージ通信方式。
  5. 【請求項5】クライアント(モジュール)とサーバ(モ
    ジュール)の通信方法に関して、保管場所作成ステップ
    において、異なる2つの場所にクライアント用情報保管
    場所を作成し、クライアント受信ステップにおいて双方
    のクライアント用情報保管場所から受信情報を受け取る
    ことができることを特徴とする請求項4記載のメッセー
    ジ通信方式。
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