JPH09180301A - 再生装置及び静止画再生方法 - Google Patents

再生装置及び静止画再生方法

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JPH09180301A
JPH09180301A JP7337303A JP33730395A JPH09180301A JP H09180301 A JPH09180301 A JP H09180301A JP 7337303 A JP7337303 A JP 7337303A JP 33730395 A JP33730395 A JP 33730395A JP H09180301 A JPH09180301 A JP H09180301A
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tape
cassette
reel
recording
tension
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Application number
JP7337303A
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English (en)
Inventor
Masatake Takase
昌毅 高瀬
Toshio Mamiya
敏夫 間宮
Katsuji Akimoto
勝司 秋元
Akihiro Uetake
昭浩 上竹
Katsuaki Ikema
克明 池間
Kazuyoshi Suzuki
和良 鈴木
Katsunori Takahashi
克典 高橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生装置における一時停止モード(待機モー
ド)において、磁気ヘッドの同一箇所への摺接による記
録テープの摩耗を防止する。 【解決手段】 一時停止モード(待機モード)において
は、キャプスタン3とピンチローラ4との圧着状態を維
持したまま、テンションレギュレータバネ12の基端部
11を矢印X方向に移動させてテンションレギュレータ
バネ12を緩め、記録テープ308のテンションを弱く
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープの如き
記録テープより画像情報の如き情報信号を再生する再生
装置に関する技術分野に属する。
【0002】また、本発明は、記録テープより画像情報
を再生する再生装置において静止画を再生する静止画再
生方法に関する技術分野に属する。
【0003】
【従来の技術】従来、図28に示すように、記録テープ
である磁気テープ308より再生ヘッド201により画
像情報の如き情報信号を読み出して再生する再生装置が
提案されている。
【0004】この再生装置においては、カセット内に回
転可能に収納された一対のテープリール311S,31
1T間に掛け渡された磁気テープ308は、該カセット
内より引き出されて複数のテープガイド202,20
3,206,207によりガイドされて所定の走行経路
(テープパス)上に支持され、回転ヘッド201の外周
面部に巻回される。
【0005】そして、この磁気テープ308は、テープ
送り機構となるキャプスタン205及びピンチローラ2
04により挟持される。これらキャプスタン205及び
ピンチローラ204は、互いに転接するようになってい
る。上記磁気テープ308は、上記キャプスタン205
がキャプスタンモータにより回転操作されてこのキャプ
スタン205及び上記ピンチローラ204が互いに転接
しつつ回転することにより、図28中矢印fで示すよう
に、一方のテープリール(サプライリール)311S側
より他方のテープリール(テイクアップリール)311
T側に送り操作される。
【0006】そして、上記磁気テープ308は、上記回
転ヘッド201の回転ドラムが回転操作されることによ
り、この回転ヘッド201のヘッドチップを摺接され、
情報信号の読み出しをなされる。
【0007】上記テープガイドのうちの一は、移動可能
に支持されるとともにテンションレギュレータバネ20
8により移動付勢され、テンションレギュレータ210
を構成している。このテンションレギュレータ210を
構成するテープガイド207は、上記一方のテープリー
ル311Sに対する図示しないリールブレーキに接続さ
れており、このリールブレーキと上記テンションレギュ
レータバネ208との吊り合いにより、上記磁気テープ
308のテンション(張力)を一定に維持する。
【0008】そして、この再生装置においては、一時停
止再生画(静止画)または一時停止再生信号を出力する
再生待機モード(STILL)、あるいは、記録待機モ
ード(REC PAUSE)とするには、再生、また
は、記録モードから上記キャプスタン205の回転を止
めるだけで行っている。
【0009】すなわち、この再生装置においては、再生
待機モード、あるいは、記録待機モードにおいて、上記
磁気テープ208と上記回転ヘッド201のヘッドチッ
プとは、再生モードと同じ接触力により摺接されてい
る。
【0010】一方、再生待機モードに入る直前の再生信
号を記憶しておくメモリを備え、再生待機モードにおい
ては、該メモリより読み出した画像信号等の情報信号を
出力しておくことができる再生装置が提案されている。
【0011】このようなメモリを備えた再生装置におい
ては、上記再生待機モード等の開始時に、再生モードの
ままで上記キャプスタン205を反転させることによ
り、図28中矢印rで示すように、上記磁気テープ30
8を逆走させ、テープテンションを緩めるようにしたも
のが提案されている。このようにして再生待機モードに
おいて上記磁気テープ308と上記ヘッドチップとの接
触力を緩めることにより、該磁気テープ308に発生す
る傷を回避したり、該ヘッドチップの摩耗耐久性を高め
ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、再生待機モードにおいてテープテンションを緩める
ようにした再生装置においては、再生待機モード、ある
いは、記録待機モードの継続時間が10秒程度を越える
と、上記磁気テープ308上での上記ヘッドチップがス
キャンしているトラック位置が、上記キャプスタン20
5を反転した分だけずれることとなる。
【0013】したがって、待機モードを開始した位置か
ら再生モードや記録モードを開始する場合には、待機モ
ード実行中に発生した磁気テープ308のずれ量分だけ
この磁気テープ308をもとに戻してから、その後に再
生や記録を始めなければならなかった。そして、上記磁
気テープ308の位置をもとに戻す際には、若干のずれ
が発生する可能性があった。特に、再生待機モードか
ら、いわゆる駒送り操作により1駒(1フレーム)分だ
け正逆どちらかの方向に磁気テープ308を移動させた
後には、うまく再生できない場合があった。
【0014】また、いわゆる首振りギア機構を用いて、
上記テープリールの回転操作を上記キャプスタンモータ
の駆動力により行っている再生装置がある。この首振り
ギヤ機構は、上記キャプスタンモータの駆動力によりこ
のキャプスタンモータの回転方向に応じた方向に回動操
作される首振りアームを有している。この首振りアーム
の先端側には、上記キャプスタンモータの駆動力を伝達
されて回転操作される首振りギヤが設けられている。こ
の首振りギヤは、上記首振りアームの回動により、上記
各テープリール311S,311Tを回転可能に支持す
る各リール台のいずれかのギヤ部に噛合して、該リール
台を回転操作する。
【0015】このような再生装置においては、上記磁気
テープ308を正方向に走行させているところから待機
モードに入るときには、上記首振りギヤは、上記テイク
アップリール311T側のリール台のギヤ部に噛んでい
る。そのため、このままで上述のように上記キャプスタ
ン205を反転させれば、上記回転ヘッド201の部分
で、上記磁気テープ308を弛ませることができる。
【0016】しかし、上記磁気テープ308を逆方向に
走行させているところから待機モードに入るときには、
上記首振りギヤは、上記サプライリール311S側のリ
ール台のギヤ部に噛んでいる。そのため、このままで上
記キャプスタン205を反転させても、逆送りした分の
磁気テープが該サプライリール311Sに巻取られてし
まい、上記磁気テープ308に弛みが生じることがな
い。
【0017】したがって、このような機構を有する再生
装置で上記磁気テープ308を逆方向に走行させている
ところから待機モードに入るときには、図29に示すよ
うに、待機モードを実行すべき位置Sを通過してさらに
位置Bまで逆方向に上記磁気テープ308を走行させ、
次に、該磁気テープ308を該位置Sまで正方向に走行
させることにより上記首振りギヤを上記テイクアップリ
ール311T側のリール台側に行かせ、その後に、図2
9中矢印Cで示すように、上記キャプスタン205を反
転させて該磁気テープ308を上記回転ヘッド201の
部分で弛ませる動作をさせなければならない。
【0018】したがって、この再生装置においては、待
機モードに入るまでの動作として長い時間がかかり、ま
た、上記磁気テープ308を正逆に動かしてから止める
ので、その分、上述のような磁気テープのずれ量もさら
に多くなる問題があった。
【0019】また、この再生装置においては、このよう
な磁気テープの位置ずれが生ずる可能性があるため、待
機モードにおいて正逆に駒送り操作を行ったときには、
次に再生出力として出力するべき信号を外部に出力する
前に、内部的に、数トラックについて実際に走行させて
トラックを合わせる動作が必要となり、さらに動作時間
が余分にかかることとなっている。
【0020】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、記録テープの位置ずれの原因で
あったキャプスタンの反転動作を行うことなく、該記録
テープを弛ませる動作を行わせることにより、動作時間
の短縮が図られ、また、該記録テープの位置ずれを起こ
す可能性が解消されつつ、待機モード実行中のテープテ
ンションが緩められ、記録テープと再生ヘッドの接触力
が弱められて、該記録テープに発生する傷が回避され、
該再生ヘッドの摩耗耐久性が高められた再生装置の提供
という課題を解決しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る再生装置は、一対のテープリール間に
掛け渡された記録テープを挟持してこの記録テープを一
方のテープリールより他方のテープリールに向けて送り
操作するテープ送り機構と、該一方のテープリールと該
テープ送り機構との間に位置する記録テープにテープテ
ンションを生じさせるテンションレギュレータ機構と、
該一方のテープリールと該テープ送り機構との間に位置
する記録テープより情報信号の読み出しを行う再生ヘッ
ドと、該テープ送り機構及び該テンションレギュレータ
機構を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、待
機モードの実行時においては、上記テープ送り機構を制
御してこのテープ送り機構を該記録テープの挟持を維持
したままでこの記録テープを停止させる状態とするとと
もに、上記テンションレギュレータ機構を制御して該記
録テープに生じるテープテンションを該テープ送り機構
が該記録テープを送り操作しているときに該記録テープ
に生じるテープテンションよりも弱くすることとなされ
たものである。
【0022】また、本発明は、上記再生装置において、
上記制御手段に制御される画像メモリを設け、該制御手
段は、再生モードから待機モードに移行するときには、
該待機モードに移行する直前の再生画像を該画像メモリ
に記憶させ、該待機モード実行中においては該画像メモ
リに記憶された画像情報を出力させることとしたもので
ある。
【0023】そして、本発明に係る静止画再生方法は、
再生装置において再生モードから待機モードに移行し該
待機モードに移行する直前の再生画像をモニタに表示す
る静止画再生方法であって、再生モードから待機モード
に移行するときには該待機モードに移行する直前の再生
画像を画像メモリに記憶させ、該待機モード実行中にお
いては該画像メモリに記憶された画像情報をモニタに対
して出力することとしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0025】この実施の形態は、本発明に係る再生装置
を、記録テープである磁気テープより画像信号を再生す
る装置として構成したものである。この再生装置を以下
の順序で説明する。
【0026】〔1〕テープカセットの構成(図22乃至
図27) 〔2〕再生装置の全体構成(図1、図2、図16及び図
17) 〔3〕記録再生部の構成(図2、図16及び図17) 〔4〕カセット装填機構の構成(図3乃至図15) 〔5〕動作モードの切換え(図17乃至図21) 〔1〕テープカセットの構成(図22乃至図27) この再生装置において記録媒体として使用される磁気テ
ープは、図22、図23及び図27に示すように、対を
なすサプライリール309S及びテイクアップリール3
09T間に掛け渡され、カセット302内に収納されて
第1のテープカセット301を構成している。
【0027】すなわち、上記磁気テープ308は、基端
側を一方のテープリールであるサプライリール309S
のリールハブ部311Sに接合されてこのリールハブ部
311Sに巻装され、先端側を他方のテープリールであ
るテイクアップリール309Tのリールハブ部311T
に接合されている。したがって、上記磁気テープ308
は、上記テイクアップリール309Tが回転操作される
ことにより、上記サプライリール309Sより巻出され
て該テイクアップリール309Tのリールハブ部311
Tに巻取られる。
【0028】そして、上記各テープリール309S,3
09Tは、上記カセット302内に回転可能に収納され
ている。このカセット302は、上下ハーフ304,3
03が互いに突き合わせ結合されて構成されている。こ
のカセット302は、下面部に一対のリール軸挿通孔3
17,317を有している。これらリール軸挿通孔31
7,317からは、上記各テープリール309S,30
9Tのリールハブ部311S,311Tの下面部が外方
側に臨んでいる。これらリールハブ部311S,311
Tの下面部には、上記再生装置のリール軸が挿入係合さ
れるリール軸係合穴が設けられている。
【0029】また、上記カセット302は、前面部が開
放されている。このカセット302の開放された前面部
からは、上記各テープリール309S,309T間を渡
る磁気テープ308が外方側に臨んでいる。このカセッ
ト302の前面部は、このカセット302の前方側部分
に回動可能に取付けられたリッド305により開閉可能
となされている。
【0030】また、上記カセット302の前方側部分に
は、下方側に開放された凹部316が設けられている。
この凹部316は、上記カセット302の前面側におい
て外方側に臨んだ磁気テープ308の後方側に空間を形
成している。
【0031】上記リッド305は、上記カセット302
の前面部分に対応した横長の平板状に形成されており、
両端側部分を回動軸312,312を有している。この
リッド305は、上記各回動軸312,312を上記カ
セット302の前方側部分の両側面部に設けられた係合
孔に嵌入係合させて、このカセット302に対して回動
可能に支持されている。
【0032】また、上記リッド305の上縁部分には、
サブリッド307が設けられている。このサブリッド3
07は、上記リッド305の長さに対応した横長の平板
状に形成されており、前縁部分の両端側を該リッド30
5の上縁部分の両端側に回動可能に支持され、後縁部分
の両端側を上記カセット302の前方側部分の両側面部
に設けられた係合溝313,313に嵌入係合させて、
該リッド305の開閉に追従して移動される。このサブ
リッド307は、上記リッド305が上記カセット30
2の前面部を閉蓋したときに、このリッド305の上縁
部分と上記カセット302の前方側部分との間に生ずる
空隙部を閉蓋する。
【0033】この第1のテープカセット301は、図2
3及び図25に示すように、幅がd1、奥行きがe1、厚
さがt1となされている。
【0034】また、この再生装置においては、図24及
び図26に示すように、上記第1のテープカセット30
1よりも小型の第2のテープカセット401を使用する
ことができる。この第2のテープカセット401は、上
記第1のテープカセット301と同様の構成を有してい
る。
【0035】すなわち、この第2のテープカセット40
1において、上記磁気テープ308は、基端側を一方の
テープリールであるサプライリール409Sのリールハ
ブ部411Sに接合されてこのリールハブ部411Sに
巻装され、先端側を他方のテープリールであるテイクア
ップリール409Tのリールハブ部411Tに接合され
ている。したがって、上記磁気テープ308は、上記テ
イクアップリール409Tが回転操作されることによ
り、上記サプライリール409Sより巻出されて該テイ
クアップリール409Tのリールハブ部411Tに巻取
られる。
【0036】そして、上記各テープリール409S,4
09Tは、上記カセット403内に回転可能に収納され
ている。このカセット403は、上下ハーフが互いに突
き合わせ結合されて構成されている。このカセット40
3は、下面部に一対のリール軸挿通孔を有している。こ
れらリール軸挿通孔からは、上記各テープリール409
S,409Tのリールハブ部411S,411Tの下面
部が外方側に臨んでいる。これらリールハブ部411
S,411Tの下面部には、上記再生装置のリール軸が
挿入係合されるリール軸係合穴が設けられている。
【0037】また、上記カセット403は、前面部が開
放されている。このカセット403の開放された前面部
からは、上記各テープリール409S,409T間を渡
る磁気テープ308が外方側に臨んでいる。このカセッ
ト403の前面部は、このカセット403の前方側部分
に回動可能に取付けられたリッド405により開閉可能
となされている。
【0038】また、上記カセット403の前方側部分に
は、下方側に開放された凹部416が設けられている。
この凹部416は、上記カセット403の前面側におい
て外方側に臨んだ磁気テープ308の後方側に空間を形
成している。この凹部416は、上記第1のテープカセ
ット301における凹部316と略々同一の大きさを有
して形成されている。
【0039】上記リッド405は、上記カセット403
の前面部分に対応した横長の平板状に形成されており、
両端側部分を回動軸412,412を有している。この
リッド405は、上記各回動軸412,412を上記カ
セット403の前方側部分の両側面部に設けられた係合
孔に嵌入係合させて、このカセット403に対して回動
可能に支持されている。
【0040】また、上記リッド405の上縁部分には、
サブリッド407が設けられている。このサブリッド4
07は、上記リッド405の長さに対応した横長の平板
状に形成されており、前縁部分の両端側を該リッド40
5の上縁部分の両端側に回動可能に支持され、後縁部分
の両端側を上記カセット403の前方側部分の両側面部
に設けられた係合溝413,413に嵌入係合させて、
該リッド405の開閉に追従して移動される。このサブ
リッド407は、上記リッド405が上記カセット40
3の前面部を閉蓋したときに、このリッド405の上縁
部分と上記カセット403の前方側部分との間に生ずる
空隙部を閉蓋する。
【0041】この第2のテープカセット401は、図2
4及び26に示すように、幅がd2、奥行きがe2、厚さ
がt2となされている。
【0042】〔2〕再生装置の全体構成(図1、図2、
図16及び図17) この再生装置は、図1及び図2に示すように、シャーシ
1を有し、このシャーシ1上に、図2に示すように、記
録再生部を有して構成されている。この記録再生部は、
上記各テープカセット301,401が装填されるカセ
ット装着部となっており、装填されたテープカセット3
01,401の磁気テープ308に対して情報信号の書
き込み、または、読み出しを行い、画像信号の如き情報
信号の記録、または、再生を行うものである。
【0043】この記録再生部は、後述するように、それ
ぞれ上記各リールハブ部311S,311T、411
S,411Tのリール軸係合穴に挿入係合されるリール
軸を有する一対のリール台6,7、上記磁気テープ30
8を所定の走行経路(テープパス)上に支持する複数の
テープガイド、この磁気テープ308を走行させるテー
プ送り機構となるキャプスタン3及びピンチローラ4、
該磁気ヘッド308に対する情報信号の授受を行う記録
及び再生ヘッドである回転ヘッド2等を有して構成され
ている。
【0044】そして、この再生装置は、図1に示すよう
に、上記記録再生部に上記テープカセット301,40
1を装填させるためのカセット装填装置であるカセット
装填機構を有している。
【0045】このカセット装填機構は、後述するよう
に、この再生装置の外方側より挿入操作される上記テー
プカセット301,401を保持するカセットホルダ9
0を有して構成されている。このカセットホルダ90
は、上記シャーシ1上に構成されるカム機構により移動
操作可能となされている。このカセットホルダ90は、
上記テープカセット301,401を保持し、移動操作
されることにより、該テープカセット301,401を
上記記録再生部に装填させる。
【0046】上記記録再生部に装填されたテープカセッ
ト301,401は、この記録再生部により、上記磁気
テープ308の送り操作をされつつ、この磁気テープ3
08に対する情報信号の記録、または、再生をなされ
る。
【0047】〔3〕記録再生部の構成(図2、図16及
び図17) 上記シャーシ1上には、図2、図16及び図17に示す
ように、上記回転ヘッド2が配設されている。この回転
ヘッド2は、上記シャーシ1上に固定して配設される円
柱状の固定ドラム部と、この固定ドラム部に対して同軸
状となされて回転可能に支持された回転ドラム部とを有
して構成されている。上記回転ドラム部と上記固定ドラ
ム部とは、略々同一の直径の円柱状に形成されている。
【0048】上記回転ドラム部には、外周面部に先端部
を臨ませて、ヘッドチップが取付けられている。このヘ
ッドチップは、上記固定ドラム部及び上記回転ドラム部
の外周面上に上記磁気テープ308が巻回され、該回転
ドラム部が回転操作されることにより、該磁気テープ3
08に摺接されて、この磁気テープ308との間で情報
信号の授受を行う。
【0049】また、上記シャーシ1上には、上記キャプ
スタン3が回転可能に配置されている。このキャプスタ
ン3は、上記シャーシ1の下面部に配設されたキャプス
タンモータ9により、一定速度で回転操作される。
【0050】そして、上記シャーシ1上には、上記ピン
チローラ4が回転可能に取り付けられている。このピン
チローラ4は、圧着機構30により、上記キャプスタン
3に対して圧着されるようになっている。
【0051】上記圧着機構30は、上記シャーシ1上に
配設されたモード切換えモータ14の駆動力により回転
操作される支軸部32と、この支軸部32上に保持され
た圧着アーム33とを有して構成されている。上記モー
ド切換えモータ14の駆動力は、上記シャーシ1上に回
転可能に配設された複数の伝達ギヤ26,27,28を
介して、上記支軸部32の外周部に設けられたギヤ部2
9に伝達される。上記圧着アーム33の先端側には、支
軸34を介して、上記ピンチローラ4が回転可能に取付
けられている。この圧着アーム33は、上記支軸部32
が回転操作されると、上記ピンチローラ4を、図2中の
矢印に示すように、上記キャプスタン3に圧着させる。
このとき、上記ピンチローラ4は、上記圧着アーム33
と上記支軸部32との間に張架された引っ張りコイルバ
ネ31の弾性力により、上記キャプスタン3に圧着され
る。
【0052】なお、上記ピンチローラ4は、上記キャプ
スタン3より離間されたときには、このキャプスタン3
の上方側(上記シャーシ1より離間する方向)に移動操
作される。
【0053】上記キャプスタン3及び上記ピンチローラ
4は、上記一対のテープリール309S,309T間に
掛け渡された記録テープ308を挟持して、この記録テ
ープ308を該サプライリール309Sより該テイクア
ップリール309Tに向けて送り操作するテープ送り機
構を構成している。
【0054】そして、上記シャーシ1上には、上記テー
プカセット301,401をこのシャーシ1に対して位
置決めさせる一対のピン43,44が突設されている。
これら位置決めピン43,44は、上記テープカセット
301,401が上記シャーシ1上に装填されたとき、
このテープカセット301,401の底面部に設けられ
た位置決め孔に対応して嵌合し、このテープカセット3
01,401の位置決めを行う。
【0055】上記シャーシ1上には、一対のテープガイ
ド19,22及び一対の傾斜ガイド20,21が設けら
れている。一方のテープガイド19及び一方の傾斜ガイ
ド20は、上記シャーシ1上に移動可能に配設された第
1の移動ブロック46上に配設されている。そして、他
方のテープガイド22及び一方の傾斜ガイド21は、上
記シャーシ1上に移動可能に配設された第2の移動ブロ
ック47上に配設されている。これら移動ブロック4
6,47は、上記モード切換えモータ14の駆動力によ
り、図2及び図16中矢印J及び矢印Kで示すように、
上記シャーシ1に設けられたガイド溝39,40に沿っ
て移動操作される。
【0056】上記各テープガイド19,22及び傾斜ガ
イド20,21は、初期位置においては、上記テープカ
セット301,401が上記シャーシ1上に装填された
とき、図16に示すように、上記凹部316,416内
に進入され、上記磁気テープ308の後方側に位置する
こととなる。
【0057】そして、上記各テープガイド19,22及
び傾斜ガイド20,21は、上記モード切換えモータ1
4により移動操作されると、図17に示すように、上記
回転ヘッド2の両側側となる位置まで移動され、上記磁
気テープ308を上記カセット302,403より前方
側に引き出して該回転ヘッド2に巻回させる。
【0058】すなわち、上記回転ヘッド2は、上記サプ
ライリール309Sと、上記キャプスタン3及び上記ピ
ンチローラ4からなる上記テープ送り機構との間に位置
する上記磁気テープ308より情報信号の読み出しを行
うこととなる。
【0059】上記ピンチローラ4は、上記磁気テープ3
08が上記カセット302,403より引き出された後
に、下方側(上記シャーシ1に接近する方向)に移動さ
れて該磁気テープ308の後方側に進入し、次いで、上
記キャプスタン3に圧着され、このキャプスタン3と共
働して、該磁気テープ308を挟持する。このように、
上記キャプスタン3及び上記ピンチローラ4が上記磁気
テープ308を挟持しした状態において、該キャプスタ
ン3が上記キャプスタンモータ9により回転操作される
と、これらキャプスタン3及びピンチローラ4が互いに
転接して、該磁気テープ308を送り操作することとな
る。
【0060】また、上記シャーシ1上に装填されたテー
プカセット301,401のリールハブ部311S,3
11T、411S,411Tに対応する位置には、サプ
ライ側リール台6及びテイクアップ側リール台7がそれ
ぞれ回転可能に配設されている。これらリール台6,7
は、上記シャーシ1上に回動可能に支持されたリール台
支持板41,42上に配設されており、これらリール台
支持板41,42が図1中矢印Fで示すように回動操作
されることにより、装填されるテープカセットが上記第
1のテープカセット301であるか上記第2のテープカ
セット401であるかにより、互いの距離を調節される
ようになされている。
【0061】また、上記各リール台6,7の間には、図
17に示すように、回動可能に支持された首振りアーム
13が設けられている。この首振りアーム13は、この
首振りアーム13の基端側に、この首振りアーム13の
回動軸に対して同軸状に設けられた伝達ギヤ16の回転
方向に応じた方向に回動操作される。上記伝達ギヤ16
は、上記キャプスタンモータ9の駆動力を伝達され、動
作モードに応じた方向に回転操作される。この首振りア
ーム13の先端側には、上記伝達ギヤ16に噛合した首
振りギヤ8が回転可能に取付けられている。
【0062】上記首振りギヤ8は、図17中矢印Wで示
すように、上記首振りアーム13の回動により、上記サ
プライ側リール台6のギヤ部及び上記テイクアップ側リ
ール台7のギヤ部のいずれにも噛合することができる。
【0063】すなわち、この再生装置においては、上記
磁気テープ308を正方向に送り操作する動作モードに
おいては、上記テイクアップ側リール台7が、該磁気テ
ープ308を上記テイクアップリール309Tに巻き付
ける方向に、上記首振りギヤ8により回転操作される。
また、この再生装置においては、上記磁気テープ308
を逆方向に送り操作する動作モードにおいては、上記サ
プライ側リール台6が、該磁気テープ308を上記サプ
ライリール309Sに巻き付ける方向に、上記首振りギ
ヤ8により回転操作される。
【0064】また、上記シャーシ1上には、上記サプラ
イリール309Sと上記テープ送り機構との間に位置す
る上記磁気テープ308にテープテンションを生じさせ
るテンションレギュレータ機構が設けられている。この
テンションレギュレータは、テンションレギュレータレ
バー5、テンションレギュレータローラ15及びバンド
ブレーキ10を有して構成されている。
【0065】上記テンションレギュレータアーム5は、
上記シャーシ1上に支軸49を介して基端側を回動可能
に支持され、先端側にテンションレギュレータローラ1
5が回転可能に取付けられている。このテンションレギ
ュレータアーム5は、上記各移動ブロック46,47と
同様に、上記モード切換えモータ14の駆動力により、
回動操作される。
【0066】上記テンションレギュレータローラ15
は、初期位置においては、上記テープカセット301,
401が上記シャーシ1上に装填されたとき、図16に
示すように、上記凹部316,416内に進入され、上
記磁気テープ308の後方側に位置することとなる。
【0067】そして、上記テンションレギュレータロー
ラ15は、上記モード切換えモータ14により、図1及
び図16中矢印Hで示すように、上記カセット302,
403の外方側に移動操作されると、図17に示すよう
に、上記磁気テープ308を上記カセット302,40
3より前方側に引き出す。
【0068】上記テンションレギュレータアーム5は、
上記シャーシ1との間に、テンションレギュレータバネ
12を張架されている。このテンションレギュレータバ
ネ12は、一端側を上記シャーシ1上の掛止片11に掛
止され、他端側を上記テンションレギュレータアーム5
上のバネ掛止爪48に掛止されて、このテンションレギ
ュレータアーム5を、上記テンションレギュレータロー
ラ15が上記磁気テープ308を上記カセット302,
403より引き出すこととなる方向に回動付勢してい
る。
【0069】そして、上記テンションレギュレータアー
ム5には、上記サプライ側リール台6の回転を制動する
バンドブレーキ10が接続されている。このバンドブレ
ーキ10は、一端側を上記シャーシ1の掛止部136に
掛止され、他端側を上記テンションレギュレータアーム
5に掛止され、中央部分の制動摺接部137を上記サプ
ライ側リール台6に巻回させている。このバンドブレー
キ10は、上記テンションレギュレータアーム5が上記
テンションレギュレータローラ15により上記磁気テー
プ308を上記カセット302,403より引き出す方
向に回動されると、上記サプライ側リール台6に対する
制動力を強くする。上記磁気テープ308を正方向に送
り操作しているとき、上記リールブレーキ10による上
記サプライ側リール台6に対する制動力が強くなると、
上記磁気テープ308の張力(テンション)が強くな
る。
【0070】したがって、上記テンションレギュレータ
は、上記テンションレギュレータバネ12の引っ張り力
と、上記磁気テープ308の張力(テンション)とが吊
り合う状態となるように、上記リールブレーキ10によ
り上記サプライ側リール台6を制動する。
【0071】この再生装置においては、上記テイクアッ
プ側リール台7についても、上述のような上記サプライ
側リール台6についてのテンションレギュレータと同様
の構成のテンションレギュレータが設けられている。す
なわち、このテイクアップ側リール台7についてのテン
ションレギュレータは、テンションレギュレータレバー
38、テンションレギュレータローラ23及びバンドブ
レーキを有して構成されている。
【0072】上記テンションレギュレータアーム38
は、上記シャーシ1上に支軸51を介して基端側を回動
可能に支持され、先端側にテンションレギュレータロー
ラ23が回転可能に取付けられている。このテンション
レギュレータアーム38は、上記各移動ブロック46,
47と同様に、上記モード切換えモータ14の駆動力に
より、回動操作される。
【0073】上記テンションレギュレータローラ23
は、初期位置においては、上記テープカセット301,
401が上記シャーシ1上に装填されたとき、図16に
示すように、上記凹部316,416内に進入され、上
記磁気テープ308の後方側に位置することとなる。
【0074】そして、上記テンションレギュレータロー
ラ23は、上記モード切換えモータ14により、図1及
び図16中矢印Gで示すように、上記カセット302,
403の外方側に移動操作されると、図17に示すよう
に、上記磁気テープ308を上記カセット302,40
3より前方側に引き出す。
【0075】上記テンションレギュレータアーム38
は、上記シャーシ1との間に、テンションレギュレータ
バネ37を張架されている。このテンションレギュレー
タバネ37は、一端側を上記シャーシ1上の掛止片36
に掛止され、他端側を上記テンションレギュレータアー
ム38上のバネ掛止爪50に掛止されて、このテンショ
ンレギュレータアーム38を、上記テンションレギュレ
ータローラ23が上記磁気テープ308を上記カセット
302,403より引き出すこととなる方向に回動付勢
している。
【0076】そして、上記テンションレギュレータアー
ム38には、上記テイクアップ側リール台7の回転を制
動するバンドブレーキが接続されている。このバンドブ
レーキは、一端側を上記シャーシ1の掛止部に掛止さ
れ、他端側を上記テンションレギュレータアーム38に
掛止され、中央部分の制動摺接部を上記テイクアップ側
リール台7に巻回させている。このバンドブレーキは、
上記テンションレギュレータアーム38が上記テンショ
ンレギュレータローラ23により上記磁気テープ308
を上記カセット302,403より引き出す方向に回動
されると、上記テイクアップ側リール台7に対する制動
力を強くする。上記磁気テープ308を逆方向に送り操
作しているとき、上記リールブレーキによる上記テイク
アップ側リール台7に対する制動力が強くなると、上記
磁気テープ308の張力が強くなる。
【0077】したがって、このテンションレギュレータ
は、上記テンションレギュレータバネ37の引っ張り力
と、上記磁気テープ308の張力とが吊り合う状態とな
るように、上記リールブレーキにより上記テイクアップ
側リール台7を制動する。
【0078】また、上記シャーシ1上には、一対の固定
ガイド17,24が設けられている。これら固定ガイド
17,24は、上記テープカセット301,401が上
記シャーシ1上に装填されたとき、このテープカセット
301,401の前方側の上記凹部316,416の両
側側となる位置に配設されている。
【0079】そして、この再生装置は、図示しない画像
メモリを有している。この画像メモリは、上記回転ヘッ
ド2により上記磁気テープ308より読み出された画像
信号を、少なくとも1フレーム分について記憶する。
【0080】また、この再生装置は、上記テープ送り機
構、上記テンションレギュレータ機構及び上記画像メモ
リを制御する制御手段となる制御回路を有している。こ
の制御回路は、外部より入力される操作信号に応じて、
上記モード切換えモータ14を駆動することによる動作
モードの切換えを行い、また、各動作モードに応じて、
上記テープ送り機構、上記テンションレギュレータ機構
及び上記画像メモリを制御する。
【0081】〔4〕カセット装填機構の構成(図3乃至
図15) この再生装置のカセット装填機構は、図1に示すよう
に、上記シャーシ1の前方側部分の上方側に位置するカ
セットホルダ90を有している。このカセットホルダ9
0は、上記シャーシ1の両側縁部より上方側に向けて突
設された左右一対の側壁部54,55間に位置してい
る。このカセットホルダ90は、略々平板状に形成さ
れ、この再生装置の前方側より挿入操作されるテープカ
セット301,401が載置される。
【0082】このカセットホルダ90の両側側部分は、
このカセットホルダ90に載置される第1のテープカセ
ット301の両側側部分を保持し得るように、上方側に
屈曲された屈曲部92,92となされている。また、こ
のカセットホルダ90の後縁部分には、上記テープカセ
ット301,401の前端縁部に当接してこれらテープ
カセット301,401の位置決めを行う位置決め片9
1,91が突設されている。また、このカセットホルダ
90には、上記各リール軸挿通孔317,317に対応
する切り欠き部121,121が設けられている。
【0083】なお、上記再生装置の前面部分には、フロ
ントパネル78が配設されている。このフロントパネル
78には、上記テープカセット301,401が、図1
中矢印Nで示すように、前方側より挿通操作されるカセ
ット挿通孔79が設けられている。上記カセットホルダ
90は、初期位置において、上記カセット挿通孔79の
後方側に位置している。
【0084】また、上記カセット挿通孔79は、蓋体7
5により開閉可能となされている。この蓋体75は、上
縁側部分の両側側を支軸76,77により上記フロント
パネル78に対して回動可能に支持されている。この蓋
体75は、上記カセット挿通孔79に上記テープカセッ
ト301,401が挿通されることにより、図1中矢印
Aで示すように、開蓋される。
【0085】上記カセットホルダ90の両側側には、図
1、図3及び図10に示すように、スライダ95,95
がそれぞれ前後方向にスライド可能に取付けられてい
る。すなわち、上記各スライダ95,95は、前後方向
に形成されたガイドスリット96,98を有しており、
これらガイドスリット96,98に上記カセットホルダ
90の側縁部より側方側に向けて突設されたガイドピン
99,97を挿通係合させることにより、該カセットホ
ルダ90に対してスライド可能に支持されている。
【0086】上記各スライダ95,95には、側方側に
向けて、それぞれ前後一対の支持ピン94,93が突設
されている。これら支持ピン94,93は、上記各側壁
部54,55に形成されたL字ガイドスリット72,7
1、74,73に対応して挿通されている。これらL字
ガイドスリット72,71、74,73は、それぞれ、
水平に形成された部分と、この水平部分の後端部より下
方側(シャーシ1側)に直角に屈曲された部分とを有し
て、L字型に形成されている。
【0087】したがって、上記各スライダ95,95
は、図1中矢印Eで示すように、上記各支持ピン93,
94、93,94を上記各L字ガイドスリット72,7
1、74,73に沿わせつつ、上記シャーシ1に対して
前後方向に移動可能であるとともに、後方側に移動した
状態において、上記シャーシ1に接近する下方側に移動
可能となされている。すなわち、上記各スライダ95,
95は、上記シャーシ1に対して後方側に移動された状
態においては、上記カセットホルダ90を伴って、上記
テープカセット301,401が装填されるカセット装
着部に対して接離操作される。
【0088】このカセットホルダ90に保持されたテー
プカセット301,401が上記シャーシ1に対して垂
直に移動されて上記記録再生部に装填されるときには、
上記リッド305,405が開蓋される。
【0089】上記各側壁部54、55の外側側には、そ
れぞれカム板63,64が、上記シャーシ1に対して前
後方向にスライド操作可能に配設されている。これらカ
ム板63,64には、後方側が上記シャーシ1より離間
する上方側となされた傾斜したカム溝67,68、6
9,70が設けられている。これらカム溝67,68、
69,70には、それぞれ、上記各支持ピン93,9
4、93,94が対応して挿通係合されている。
【0090】上記各カム板63,64は、一方側の上記
側壁部55に取付けられたカセット装填モータ56の駆
動力により、前後方向にスライド操作される。すなわ
ち、このカセット装填モータ56の駆動力は、上記一方
側の側壁部55に回転可能に配設された伝達ギヤ列57
を介して、伝達軸60に伝達される。この伝達軸60
は、上記各側壁部54,55間に渡らせられ、該各側壁
部54,55の上縁部に設けられた支持凹部58,62
により、回転可能に支持されている。この伝達軸60の
両端側には、一対の伝達ギヤ59,61が取付けられて
いる。これら伝達ギヤ59,61は、上記各カム板6
3,64の上縁部に設けられたギヤ部65,66に対応
して噛合している。
【0091】上記各カム板63,64が前後方向にスラ
イド操作されると、上記各スライダ95,95は、上記
各L字ガイドスリット72,71、74,73に沿って
移動される。上記各カム板63,64が、図1中矢印D
で示すように、後方側にスライド操作されると、上記各
スライダ95,95は、上記各L字ガイドスリット7
2,71、74,73に沿って、図1中矢印Eで示すよ
うに、上記シャーシ1の前方側上方位置より、該シャー
シ1の後方側に移動され、次いで、下方側に移動され
る。
【0092】上記カセットホルダ90の両側側部分に
は、上記各スライダ95,95のこのカセットホルダ9
0に対するスライドを規制するスライド規制板124,
124が回動可能に設けられている。これらスライド規
制板124,124は、それぞれ支軸挿通孔129を有
し、この支軸挿通孔129に、上記カセットホルダ90
の両側側に突設された支軸123を挿通させることによ
り、回動可能に支持されている。これらスライド規制板
124,124には、スライド規制ピン127,127
が側方側に向けて突設されている。
【0093】これらスライド規制板124,124は、
上記各スライダ95,95が上記カセットホルダ95,
95に対する前方側位置となっているときに、これらス
ライダ95,95に設けられたスライド規制溝131,
131に上記各規制ピン127,127を対応して嵌入
係合させ、該価値スライダ95,95の該カセットホル
ダ90に対するスライドを阻止するようになされてい
る。これらスライド規制板124,124は、上記カセ
ットホルダ90との間に張架された引っ張りコイルバネ
130,130により、上記各規制ピン127,127
を上記各スライド規制溝131,131に嵌入係合させ
る方向に回動付勢されている。
【0094】また、これらスライド規制板124,12
4は、側方側に向けて突設された当接片126を有して
いる。これらスライド規制板124,124は、上記カ
セットホルダ90が前方側位置に移動されたときには、
上記各側壁部54,55に設けられた当接突起132,
132に上記各当接片126,126を当接させ、上記
各規制ピン127,127を上記各スライド規制溝13
1,131より抜け出させる方向に回動操作される。
【0095】すなわち、上記カセットホルダ90が上記
シャーシ1に対する前方側に位置するときには、上記各
スライダ95,95は、該カセットホルダ90に対し
て、前後方向にスライド可能である。そして、上記各ス
ライダ95,95が上記カセットホルダ90に対して後
方側にスライドされ、さらに、このカセットホルダ90
が上記シャーシ1に対する後方側に移動したときには、
該各スライダ95,95は、該カセットホルダ90に対
して、上記各規制ピン127,127により掛止され
る。
【0096】そして、上記カセットホルダ90には、両
側側部分に、基端側を支軸122を介して回動可能に配
設された第1のアーム104,104が設けられてい
る。これら第1のアーム104,104は、基端側を後
方側とし、先端側を前方に向けて配設されている。
【0097】これら第1のアーム104は、先端側に、
ローラ支軸106を介して、このカセットホルダ90に
載置されたテープカセット301,401に転接する回
転操作可能なローラ107,107、108,108、
109を有している。すなわち、上記ローラ支軸106
は、上記各第1のアーム104,104の先端側間に渡
らせられて支持されており、これら第1のアーム10
4,104に対して回転可能となされている。上記各ロ
ーラ107,107、108,108、109は、上記
ローラ支軸106に取付けられている。これらローラ1
07,107、108,108、109は、図8に示す
ように、上記ローラ支軸106の中央部のローラ109
と、上記第2のテープカセット401の両側側部分に対
応する位置の一対のローラ107,107と、上記第1
のテープカセット301の両側側部分に対応する位置の
一対のローラ108,108とからなる。
【0098】そして、上記カセットホルダ90には、一
方の上記第1のアーム104の回動支軸に同軸状に、タ
イミングベルトギヤ100が取付けられている。このタ
イミングベルトギヤ100には、上記ローラ支軸106
の一端側に設けられたプーリ102との間で、タイミン
グベルト101が巻掛けられている。すなわち、上記タ
イミングベルトギヤ100が回転されると、上記タイミ
ングベルト101を介して、上記ローラ支軸106及び
上記各ローラ107,107、108,108、109
が回転操作される。
【0099】また、上記タイミングベルトギヤ100に
は、同軸状にギヤ部103が形成されている。このギヤ
部103は、上記スライダ95の上縁部に形成されたラ
ックギヤ部105に噛合している。すなわち、上記スラ
イダ95が上記カセットホルダ90に対してスライドさ
れると、上記タイミングベルトギヤ100が回転され、
上記ローラ支軸106及び上記各ローラ107,10
7、108,108、109が回転操作される。
【0100】したがって、上記カセットホルダ90が上
記シャーシ1の前方側に位置するときに上記各カム板6
3,64が後方側にスライドされると、このカセットホ
ルダ90が移動操作されることなく上記各スライダ9
5,95のみが後方側にスライドされて、上記各ローラ
107,107、108,108、109が回転操作さ
れる。このような上記各ローラ107,107、10
8,108、109の回転により、図4乃至図6に示す
ように、上記テープカセット301,401は、上記テ
ープカセット90上に引き込まれることとなる。
【0101】そして、上記各スライダ95,95が上記
カセットホルダ90の後方側に至ると、上記各ローラ1
07,107、108,108、109が停止されると
ともに、これら各スライダ95,95及びカセットホル
ダ90が、一体的に後方側に移動操作されることとな
る。
【0102】なお、上記ローラ支軸106の中央部のロ
ーラ109は、図7に示すように、省略してもよい。こ
のローラ支軸106の中央部のローラ109が設けられ
ていることにより、図9に示すように、上記第2のテー
プカセット401を縦方向に挿入してしまう誤操作がな
されたときにも、このローラ109を反転させることに
よって、該第2のテープカセット401をこの記録装置
の外方側に排出することができる。
【0103】そして、上記カセットホルダ90の両側側
には、図10に示すように、一対の第2のアーム11
0,110が、略々中央部を上記ガイドピン97を介し
て回動可能に取付けられている。これら第2のアーム1
10,110は、両端側を前後方向に向けて配設されて
いる。これら第2のアーム110,110は、上記各第
1のアーム104,104に対して略々平行となされて
いる。
【0104】これら第2のアーム110,110は、前
端側部分に、上記各第1のアーム104,104の被当
接部112,112に対する当接部111,111を有
している。
【0105】上記各第1のアーム104,104と上記
各第2のアーム110,110との間には、一端側を該
第1のアーム104の掛止部115に掛止され他端側を
該第2のアーム110の掛止部113に掛止されて、こ
れら第1及び第2のアーム104,110間に張架され
た引っ張りバネ114,114が設けられている。
【0106】これら引っ張りバネ114,114は、上
記第1のアーム104に対する掛止部115からこの第
1のアーム104の上記カセットホルダ90に対する回
動中心となる支軸122までの距離が、該第2のアーム
110に対する掛止部113からこの第2のアーム11
0の該カセットホルダ110に対する回動中心となるガ
イドピン97までの距離よりも長くなされている。
【0107】したがって、上記引っ張りコイルバネ11
4,114の引っ張り力は、上記各第1のアーム10
4,104と上記各第2のアーム110,110との間
に、回転モーメントの差を生じさせる。
【0108】なお、上記カセットホルダ90の両側側に
は、上記各第1のアーム104,104の該カセットホ
ルダ90に対する上方側への回動角度を制限する回動制
限部材となる回動制限突起120,120が設けられて
いる。そして、上記各第1のアーム104,104に
は、上記各回動制限突起120,120に対応して、回
動制限爪119,119が設けられている。上記各第1
のアーム104,104の上記カセットホルダ90に対
する上方側への回動角度が制限されることにより、上記
各引っ張りコイルバネ114,114が過度に伸長され
ることが防止される。
【0109】上記各第2のアーム110,110の後端
側部分は、被当接部118,118となされている。こ
れら被当接部118,118には、図14及び図15に
示すように、上記カセットホルダ90に載置されたテー
プカセット301,401が上記カセット装着部に装着
されたときに、上記シャーシ1上に配設された回動操作
部134が当接される。
【0110】上記回動操作部134は、上記カセットホ
ルダ90に載置されたテープカセット301,401が
上記カセット装着部に装着されたときに、上記各第2の
アーム110,110を該カセットホルダ90に対して
回動させ、これら第2のアーム110,110の当接部
111,111を上記各第1のアーム104,104の
被当接部112,112より離間させる。
【0111】上記各第1のアーム104,104は、図
14中矢印Uで示すように、上記各第2のアーム11
0,110の当接部111,111に上記被当接部11
2,112を当接された状態では、上記各引っ張りバネ
114,114によるこれら第1及び第2のアーム11
0,111の回転モーメントの差に対応する力で、上記
ローラ107,108,109を上記カセットホルダ9
0に載置されたテープカセット301,401に押接さ
せる。
【0112】したがって、上記各第1のアーム104,
104は、上記カセットホルダ90に載置されたテープ
カセット301,401の厚みが異なる場合であって
も、上記ローラ107,108,109を該テープカセ
ット301,401に対して略々一定の力で押接させ
る。そして、上記各第1のアーム104,104は、上
記各ローラ107,108,109の回転操作による上
記テープカセット301,401の上記カセットホルダ
90上における移動操作を可能とする。
【0113】そして、上記各第1のアーム104,10
4は、図15に示すように、上記カセットホルダ90に
載置されたテープカセット301,401が上記カセッ
ト装着部に装着され、上記回動操作部134により上記
各第2のアーム110,110が該カセットホルダ90
に対して回動され、これら第2のアーム110,110
の当接部111,111が上記各被当接部112,11
2より離間されたときには、上記各引っ張りバネ11
4,114の引っ張り力により、図15中矢印Vで示す
ように、上記各ローラ107,108,109を該テー
プカセット301,401に押接させ、このテープカセ
ット301,401を該カセット装着部に押接し圧着さ
せる。
【0114】次に、上記第1及び第2のアーム104,
110についての力学的な説明を図11乃至図13を用
いて説明する。
【0115】上記第1のアーム104の長さ(上記支軸
122より上記ローラ支軸106までの長さ)をL、上
記第1のアーム104の支軸122より上記掛止部11
5までの長さをa、上記第2のアーム110の支軸とな
る上記ガイドピン97から掛止部113までの長さを
b、上記引っ張りコイルバネ114と上記各アーム10
4,110のなす角度をαとする。上記引っ張りコイル
バネ114の引っ張り力をPとする。上記引っ張りコイ
ルバネ114により発生する上記第1のアーム104の
支点まわりの反時計方向の回転モーメントをM1、上記
引っ張りコイルバネ114により発生する上記第2のア
ーム110の支点まわりの時計方向の回転モーメントを
M2とする。また上記各ローラ107,108,109
の上記テープカセット301,401への圧着力をFと
する。すると、 M1=a×P×cosα M2=b×P×cosα の関係が成り立つ。
【0116】また、このときの上記各ローラー107,
108,109の上記テープカセット301,401へ
の圧着力FはF=(M1−M2)/L=(a−b)×P
×cosα/L となる。ここで、仮に 2a=3b の関係が成り立つようにa,bを選択すると F=(a−(2/3)a)×P×cosα/L=(1/3)a
×P×cosα/L となる。
【0117】ここで、上記第2のアーム110を反時計
方向に少しだけ回転させ、図13に示すように、この第
2のアーム110の当接部111と上記第1のアーム1
04の被当接部112とがわずかに離れた状態を考え
る。
【0118】このときには、上記引っ張りコイルバネ1
14の力が、直接、上記第1のアーム104を引っ張る
ので、上記各ローラ107,108,109の上記テー
プカセット301,401への圧着力F2は上記引っ張
りコイルバネ114の引っ張り力をP2とすると F2=(a×P2×cosα)/L となる。ここでP≒P2なので仮に P=P2 としたとき、F′とF2を比較すると F′=(1/3)F2 となる。すなわち、このカセット装填機構においては、
上記第2のアーム110のわずかな動きにより、上記テ
ープカセット301,401の上記カセット装着部への
圧着時には、上記各ローラ107,108,109によ
る該テープカセット301,401の移動操作時に比べ
て、3倍の力量を得ることができる。
【0119】次に、上記テープカセット301,401
の厚みの違いにより、図12に示すように、上記各ロー
ラ107,108,109が上に持ち上げられた状態を
考える。
【0120】厚さの薄い上記第2のテープカセット40
1が挿入された場合を図12中破線で示し、この第2の
テープカセット401よりも厚い上記第1のテープカセ
ット301が挿入された場合を図12中実線で示してい
る。
【0121】上記引っ張りコイルバネ114の掛かる掛
止部115,113は、それぞれの回転中心122,9
7回りに回動するが、上記各アーム104,110の間
隔は、上記当接部111及び上記被当接部112の当接
により、略々一定に保たれている。
【0122】したがって、上記引っ張りコイルバネ11
4の力量は、上記各アーム104,110の回動に依ら
ず、ほとんど上昇しない。ここでさらに、上記当接部1
11及び上記被当接部112の上記各アーム104,1
10に対する角度を変えることによって、上記引っ張り
コイルバネ114の力量が全く変わらないように修正す
ることが可能である。この場合には、上記テープカセッ
トの厚みが変わっても、このテープカセットに対する上
記各ローパスフィルタ値107,108,109の圧着
力を一定するすることが可能である。
【0123】なお、この実施の形態においては、大小2
種類のテープカセット301,401について説明した
が、本発明は、3種類以上の大きさの異なるテープカセ
ットについても適応可能である。
【0124】また、このカセット装填機構は、再生装置
のテープカセット装填機構のみに限定されるものではな
く、一般的な圧着機構として適応可能である。例えば、
コピー機や印刷機において用紙を搬送するための紙搬送
ローラの圧着機能等にも適応可能である。
【0125】〔5〕動作モードの切換え(図17乃至図
21) この再生装置においては、図21に示すように、上記カ
セット装填モータ56及び上記モード切換えモータ14
の駆動により、各動作モードの切換えが行われる。すな
わち、排出(Eject)モードP1、ローディング
(ULD)モードP2、ストップ(STP)モードP
3、記録再生(R/P)モードP4、早送り巻戻し(F
F/Rew)モードP5、一時停止(待機)(Stil
l)モードP6が順次実行できるとともに、これらの動
作モードを逆に辿って実行することができる。
【0126】上記排出(Eject)モードP1におい
ては、上記カセットホルダ90は、上記シャーシ1の前
方側に位置している。
【0127】上記ローディング(ULD)モードP2に
おいては、上記テープカセット301,401が上記記
録再生部に対して装填される。
【0128】上記ストップ(STP)モードP3におい
ては、上記磁気テープ308が上記テープカセット30
1,401より前方側に引き出されて、上記回転ヘッド
2に巻回される。
【0129】上記記録再生(R/P)モードP4におい
ては、上記磁気テープ308を上記ピンチローラ4及び
上記キャプスタン3が挟持し、この磁気テープ308を
送り操作する。この上記記録再生(R/P)モードP4
には、正方向記録再生と、逆方向再生とがある。
【0130】早送り巻戻し(FF/Rew)モードP5
においては、上記磁気テープ308に対する上記ピンチ
ローラ4及び上記キャプスタン3による挟持が解除さ
れ、この磁気テープ308は、上記テープリール309
S,309T、409S,409Tの回転により送り操
作される。この早送り巻戻し(FF/Rew)モードP
5には、正方向の送り操作(早送り)と、逆方向の送り
操作(巻戻し)とがある。
【0131】そして、上記一時停止(待機)(Stil
l)モードP6においては、上記ピンチローラ4及び上
記キャプスタン3が上記磁気テープ308を挟持したま
までこの磁気テープ308の送り操作が停止され、上記
テンションレギュレータが制御されてこの磁気テープ3
08のテンションが低くなされる。
【0132】すなわち、上記制御手段は、上記記録再生
(R/P)モードP4から上記一時停止(待機)(St
ill)モードP6に移行するときには、上記テープ送
り機構を制御して、このテープ送り機構を上記磁気テー
プ308の挟持を維持したままでこの磁気テープ308
を停止させる状態とするとともに、上記テンションレギ
ュレータ機構を制御して、該磁気テープ308に生じる
テープテンションを該テープ送り機構が該磁気テープ3
08を送り操作しているときに該磁気テープ308に生
じるテープテンションよりも弱くする。
【0133】この再生装置では、図17及び図18に示
すように、上記一時停止(待機)(Still)モード
P6(記録待機状態(REC PAUSE)や、一時停
止再生画または一時停止再生信号を出している状態)と
なったときには、上記モード切換えモータ14を駆動さ
せ、図示しない駆動力伝達機構により、図17中矢印X
で示すように、上記テンションレギュレータバネ12の
一端側を掛止している上記シャーシ1上の掛止片11を
上記テンションレギュレータアーム5側へ動かし(図1
8中のステップst4乃至ステップst6)、該テンシ
ョンレギュレータバネ12の伸び量を減らし、上記バン
ドブレーキ10の張力を下げる。このとき、上記磁気テ
ープ308のテンションが低くなされる。
【0134】また、上記制御手段は、上記記録再生(R
/P)モードP4から上記一時停止(待機)(Stil
l)モードP6に移行するときには、上記磁気テープ3
08のテンションを下げるのに先だって、あるいは、同
時に、該一時停止モードP6に移行する直前の再生画像
を上記画像メモリに記憶させ、該一時停止モード実行中
においては、該画像メモリに記憶された画像情報をこの
再生装置より出力させる(図18中のステップst2乃
至ステップst3)。
【0135】すなわち、この再生装置においては、再生
モードから待機モードに移行するときには、該待機モー
ドに移行する直前の再生画像を画像メモリに記憶させ、
該待機モード実行中においては、上記画像メモリに記憶
された画像情報をモニタに対して出力するという、該待
機モードに移行する直前の再生画像をモニタに表示する
静止画再生方法が実行される。
【0136】また、この再生装置では、図19及び図2
0に示すように、上記一時停止(待機)(Still)
モードP6となったときには、上記モード切換えモータ
14を駆動させ、図示しない駆動力伝達機構により、図
19中矢印Yで示すように、上記テンションレギュレー
タアーム5を強制的に少し内側(上記テープカセット3
01,401に接近する方向)に戻すようにしてもよい
(図20中のステップst10)。この場合には、上記
サプライ側リール台6と上記キャプスタン3との間のテ
ープ経路が短くなされることによって(図20中のステ
ップst11)、この間で上記磁気テープ308の弛み
が生じ、該磁気テープ308のテンションが低くなされ
る(図20中のステップst12)。
【0137】
【発明の効果】上述のように、本発明は、記録テープの
位置ずれの原因であったキャプスタンの反転動作を行う
ことなく、該記録テープを弛ませる動作を行わせること
により、動作時間の短縮が図られ、また、該記録テープ
の位置ずれを起こす可能性が解消されつつ、待機モード
実行中のテープテンションが緩められ、記録テープと再
生ヘッドの接触力が弱められて、該記録テープに発生す
る傷が回避され、該再生ヘッドの摩耗耐久性が高められ
た再生装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る再生装置のカセット装填機構の構
成を示す斜視図である。
【図2】上記再生装置の記録再生部の構成を示す斜視図
である。
【図3】上記カセット装填機構の要部の構成を示す分解
斜視図である。
【図4】上記カセット装填機構においてテープカセット
の引き込みが開始された状態を示す側面図である。
【図5】上記カセット装填機構におけるテープカセット
の引き込み途中の状態を示す側面図である。
【図6】上記カセット装填機構においてテープカセット
の引き込みが完了した状態を示す側面図である。
【図7】上記カセット装填機構の他の例において大小の
テープカセットの引き込みが開始された状態を示す平面
図である。
【図8】上記カセット装填機構において大小のテープカ
セットの引き込みが開始された状態を示す平面図であ
る。
【図9】上記カセット装填機構において小型のテープカ
セットが誤挿入された状態を示す平面図である。
【図10】上記カセット装填機構の要部の構成を示す側
面図である。
【図11】上記カセット装填機構の要部の動作原理を示
す側面図である。
【図12】上記カセット装填機構におけるテープカセッ
ト引き込み時の要部の動作原理を示す側面図である。
【図13】上記カセット装填機構におけるテープカセッ
トの装填完了時の要部の動作原理を示す側面図である。
【図14】上記カセット装填機構のテープカセット引き
込み時の構成を示す側面図である。
【図15】上記カセット装填機構のテープカセットの装
填完了時の構成を示す側面図である。
【図16】上記記録再生部にテープカセットが装填され
た状態を示す平面図である。
【図17】上記記録再生部において記録テープがローデ
ィングされた状態と待機モードにおける状態とを示す平
面図である。
【図18】上記再生装置において待機モードの実行を説
明する流れ図である。
【図19】上記記録再生部において記録テープがローデ
ィングされた状態と待機モードにおける状態の他の例と
を示す平面図である。
【図20】上記再生装置において待機モードの実行の他
の例を説明する流れ図である。
【図21】上記再生装置におけるモード切換えを説明す
る流れ図である。
【図22】上記再生装置において使用される大型のテー
プカセットの構成を示す斜視図である。
【図23】上記大型のテープカセットの内部の構成を示
す平面図である。
【図24】上記再生装置において使用される小型のテー
プカセットの構成を示す平面図である。
【図25】上記大型のテープカセットの構成を示す側面
図である。
【図26】上記小型のテープカセットの構成を示す側面
図である。
【図27】上記テープカセットの構成を示す分解斜視図
である。
【図28】従来の再生装置における待機モードの実行状
態を示す平面図である。
【図29】従来の再生装置における待機モードの実行状
態を示すグラフである。
【符号の説明】
2 回転ヘッド 3 キャプスタン 4 ピンチローラ 5 テンションレギュレータレバー 10 バンドブレーキ 15 テンションレギュレータローラ 308 記録テープ 309S,309T 一対のテープリール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上竹 昭浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 池間 克明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 鈴木 和良 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高橋 克典 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のテープリール間に掛け渡された記
    録テープを挟持して、この記録テープを一方のテープリ
    ールより他方のテープリールに向けて送り操作するテー
    プ送り機構と、 上記一方のテープリールと上記テープ送り機構との間に
    位置する記録テープにテープテンションを生じさせるテ
    ンションレギュレータ機構と、 上記一方のテープリールと上記テープ送り機構との間に
    位置する記録テープより情報信号の読み出しを行う再生
    ヘッドと、 上記テープ送り機構及び上記テンションレギュレータ機
    構を制御する制御手段とを備え、 上記制御手段は、待機モードの実行時においては、上記
    テープ送り機構を制御して、このテープ送り機構を上記
    記録テープの挟持を維持したままでこの記録テープを停
    止させる状態とするとともに、上記テンションレギュレ
    ータ機構を制御して、該記録テープに生じるテープテン
    ションを該テープ送り機構が該記録テープを送り操作し
    ているときに該記録テープに生じるテープテンションよ
    りも弱くすることとなされた再生装置。
  2. 【請求項2】 制御手段に制御される画像メモリを備
    え、 上記制御手段は、再生モードから待機モードに移行する
    ときには、該待機モードに移行する直前の再生画像を上
    記画像メモリに記憶させ、該待機モード実行中において
    は該画像メモリに記憶された画像情報を出力させること
    となされた請求項1記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 再生装置において再生モードから待機モ
    ードに移行し、該待機モードに移行する直前の再生画像
    をモニタに表示する静止画再生方法において、再生モー
    ドから待機モードに移行するときには、該待機モードに
    移行する直前の再生画像を画像メモリに記憶させ、 上記待機モード実行中においては、上記画像メモリに記
    憶された画像情報をモニタに対して出力することとした
    静止画再生方法。
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