JPH09180677A - フラッシュランプ - Google Patents
フラッシュランプInfo
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- JPH09180677A JPH09180677A JP35081095A JP35081095A JPH09180677A JP H09180677 A JPH09180677 A JP H09180677A JP 35081095 A JP35081095 A JP 35081095A JP 35081095 A JP35081095 A JP 35081095A JP H09180677 A JPH09180677 A JP H09180677A
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- JP
- Japan
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- cathode
- flash lamp
- protective member
- electron
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高入力、高電流を印加しても電子放射性物質の
蒸発と、それに伴い起こる石英の蒸発を良好に抑えるこ
とが可能な電極を具備したフラッシュランプを提供する
こと 【解決手段】発光管1の両端に一対の陰極2と陽極3が
配置され、この発光管1の外表面でこれら電極間を張り
渡すように配設されたトリガーワイヤー4を有しこの電
極間で間欠的な発光をさせるフラッシュランプであっ
て、陰極2は、電子放射性物質と高融点金属からなる焼
結体より構成され、かつ、少なくともトリガーワイヤ4
に対向する部位には保護部材20が設けられ、この保護
部材20は前記焼結体よりも融点の高い金属で構成され
ることを特徴とする。
蒸発と、それに伴い起こる石英の蒸発を良好に抑えるこ
とが可能な電極を具備したフラッシュランプを提供する
こと 【解決手段】発光管1の両端に一対の陰極2と陽極3が
配置され、この発光管1の外表面でこれら電極間を張り
渡すように配設されたトリガーワイヤー4を有しこの電
極間で間欠的な発光をさせるフラッシュランプであっ
て、陰極2は、電子放射性物質と高融点金属からなる焼
結体より構成され、かつ、少なくともトリガーワイヤ4
に対向する部位には保護部材20が設けられ、この保護
部材20は前記焼結体よりも融点の高い金属で構成され
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフラッシュランプ
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュランプは、複写機の露光、プ
リンターのトナー定着用などに使われ、コンデンサに電
荷を蓄積させてランプ発光管の外表面に付設したトリガ
ーワイヤーに高周波のトリガー電圧を印加することで、
コンデンサの充電電荷を発光管内部の電極に瞬時に放電
させて発光させるものである。従って、ランプの発光は
トリガ電圧の印加に同調して繰り返し行われることとな
る。
リンターのトナー定着用などに使われ、コンデンサに電
荷を蓄積させてランプ発光管の外表面に付設したトリガ
ーワイヤーに高周波のトリガー電圧を印加することで、
コンデンサの充電電荷を発光管内部の電極に瞬時に放電
させて発光させるものである。従って、ランプの発光は
トリガ電圧の印加に同調して繰り返し行われることとな
る。
【0003】ところで、このようなフラッシュランプが
使われる複写機やプリンター等では近年高速化が強く要
求されるようになり、従来使われていた以上に、1回の
発光に対する入力を増やし、発光周波数を上げることが
必要となってきた。このような手段を施すことは、電気
回路的には可能ではあるが、電極に対するダメージが大
きくなり、ランプからの発光光量が従来よりも早く低下
してしまい、ランプの交換頻度が上がるなどの弊害を併
発するに至った。ここで光量の低下について説明する
と、1回の発光に対して入力を上げ、発光周波数を増や
すと、電極の温度が上昇してしまい、電極に含まれてい
た電子放射性物質(エミッター)が早期に蒸発を起こし
て発光管の内面を汚してしまう。発光管の内面がエミッ
ターの汚れで覆われると放射光が発光管の外へ放出され
なくなって管内に熱が籠もり、遂には、発光管材料であ
る石英の蒸発を引き起すことになってしまう。この時、
石英に含まれていた物質が不純ガスとなって管内に発生
して、これら不純ガスが電極物質と反応して、電極物質
の蒸発をより促進させてしまう。
使われる複写機やプリンター等では近年高速化が強く要
求されるようになり、従来使われていた以上に、1回の
発光に対する入力を増やし、発光周波数を上げることが
必要となってきた。このような手段を施すことは、電気
回路的には可能ではあるが、電極に対するダメージが大
きくなり、ランプからの発光光量が従来よりも早く低下
してしまい、ランプの交換頻度が上がるなどの弊害を併
発するに至った。ここで光量の低下について説明する
と、1回の発光に対して入力を上げ、発光周波数を増や
すと、電極の温度が上昇してしまい、電極に含まれてい
た電子放射性物質(エミッター)が早期に蒸発を起こし
て発光管の内面を汚してしまう。発光管の内面がエミッ
ターの汚れで覆われると放射光が発光管の外へ放出され
なくなって管内に熱が籠もり、遂には、発光管材料であ
る石英の蒸発を引き起すことになってしまう。この時、
石英に含まれていた物質が不純ガスとなって管内に発生
して、これら不純ガスが電極物質と反応して、電極物質
の蒸発をより促進させてしまう。
【0004】この電子放射性物質の蒸発を抑えるために
は、高融点の電子放射性物質を使うことも考えられる
が、高融点の電子放射性物質は、通常電流が0〜100
0Aと広い範囲で変化するフラッシュランプでは、十分
な電子放射機能ができず、早期に基体金属がスパッタリ
ングを起こし短寿命となる。つまり、電極に含まれる電
子放射性物質の材質を変えることなく高電流に耐えるこ
とができる電極が必要となる。
は、高融点の電子放射性物質を使うことも考えられる
が、高融点の電子放射性物質は、通常電流が0〜100
0Aと広い範囲で変化するフラッシュランプでは、十分
な電子放射機能ができず、早期に基体金属がスパッタリ
ングを起こし短寿命となる。つまり、電極に含まれる電
子放射性物質の材質を変えることなく高電流に耐えるこ
とができる電極が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、高入力、高電流を印加しても電子放射性
物質の蒸発と、それに伴い起こる石英の蒸発を良好に抑
えることが可能な電極を具備したフラッシュランプを提
供することにある。
とする課題は、高入力、高電流を印加しても電子放射性
物質の蒸発と、それに伴い起こる石英の蒸発を良好に抑
えることが可能な電極を具備したフラッシュランプを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、発光管の両
端に一対の陽極と陰極が配置され、この発光管の外表面
でこれら電極間を張渡すように配設されたトリガーワイ
ヤを有し、この電極間で間欠的な発光をさせるフラッシ
ュランプであって、以下の構成を有する。すなわち、陰
極は、電子放射性物質と高融点金属からなる焼結体より
構成され、少なくともトリガーワイヤに対向する部分に
は保護部材が設けられ、この保護部材は、焼結体よりも
融点の高い金属で構成することを特徴とする。さらに、
保護部材を構成する高融点金属には、焼結体を構成する
電子放射性物質よりも融点の高い電子放射性物質がドー
プされることを特徴とする。また、このフラッシュラン
プは、電極の動作温度が 800℃以上、ピーク電流が1.
5KA以上、管璧負荷が5〜6W/cm2 以上で発光する
ことを特徴とする。さらに、この保護部材は、前記陰極
の周囲を囲繞するコイル、あるいは、筒よりなることを
特徴とする。さらに、この保護部材にドープされる電子
放射性物質は、ランタン、スカンジウム、トリウムなど
の酸化物であり、陰極にドープされる電子放射性物質
は、バリウム、カルシウム、アルミニウムなどの酸化物
であることを特徴とする。
端に一対の陽極と陰極が配置され、この発光管の外表面
でこれら電極間を張渡すように配設されたトリガーワイ
ヤを有し、この電極間で間欠的な発光をさせるフラッシ
ュランプであって、以下の構成を有する。すなわち、陰
極は、電子放射性物質と高融点金属からなる焼結体より
構成され、少なくともトリガーワイヤに対向する部分に
は保護部材が設けられ、この保護部材は、焼結体よりも
融点の高い金属で構成することを特徴とする。さらに、
保護部材を構成する高融点金属には、焼結体を構成する
電子放射性物質よりも融点の高い電子放射性物質がドー
プされることを特徴とする。また、このフラッシュラン
プは、電極の動作温度が 800℃以上、ピーク電流が1.
5KA以上、管璧負荷が5〜6W/cm2 以上で発光する
ことを特徴とする。さらに、この保護部材は、前記陰極
の周囲を囲繞するコイル、あるいは、筒よりなることを
特徴とする。さらに、この保護部材にドープされる電子
放射性物質は、ランタン、スカンジウム、トリウムなど
の酸化物であり、陰極にドープされる電子放射性物質
は、バリウム、カルシウム、アルミニウムなどの酸化物
であることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明者は、発光管の内面に電子放射性物質が
付着する現象を詳細に調べ上げた結果、電子放射性物質
は発光管の内面であってもトリガーワイヤーが存在する
位置に集中的に付着しており、また、電極はトリガーワ
イヤーに対向する部分において顕著に損耗していること
を見出した。そこで、電極のうち少なくともトリガーワ
イヤに対向する部位に保護部材を設けることで電子放射
性物質の蒸発を良好に抑えることにした。また、電子放
射機能を十分に維持するためには電極自体には従来と同
様の低融点の電子放射性物質を含ませ、陽極と対面する
前方面からはこの低融点の電子放射性物質の働きにより
良好に発光させることにした。さらに、保護部材には、
陰極に含ませた低融点の電子放射物質の蒸発を抑えると
ともに、保護部材自体も高電流モードで電子放射を機能
を持たせるべく高融点の電子放射性物質を含ませて、電
子放射性物質の蒸発の防止と良好な発光を担保させてい
る。つまり、フラッシュランプの発光にあたっては、陰
極の構造を、少なくとも最も高温になるトリガーワイヤ
に対向した部位に高融点の電子放射性物質を含む保護部
材を設けるとともに、保護部材で覆われていない陰極部
分は陰極の温度がまだ十分に上がり切らない低温動作時
の低電流域での電流供給面として機能する。
付着する現象を詳細に調べ上げた結果、電子放射性物質
は発光管の内面であってもトリガーワイヤーが存在する
位置に集中的に付着しており、また、電極はトリガーワ
イヤーに対向する部分において顕著に損耗していること
を見出した。そこで、電極のうち少なくともトリガーワ
イヤに対向する部位に保護部材を設けることで電子放射
性物質の蒸発を良好に抑えることにした。また、電子放
射機能を十分に維持するためには電極自体には従来と同
様の低融点の電子放射性物質を含ませ、陽極と対面する
前方面からはこの低融点の電子放射性物質の働きにより
良好に発光させることにした。さらに、保護部材には、
陰極に含ませた低融点の電子放射物質の蒸発を抑えると
ともに、保護部材自体も高電流モードで電子放射を機能
を持たせるべく高融点の電子放射性物質を含ませて、電
子放射性物質の蒸発の防止と良好な発光を担保させてい
る。つまり、フラッシュランプの発光にあたっては、陰
極の構造を、少なくとも最も高温になるトリガーワイヤ
に対向した部位に高融点の電子放射性物質を含む保護部
材を設けるとともに、保護部材で覆われていない陰極部
分は陰極の温度がまだ十分に上がり切らない低温動作時
の低電流域での電流供給面として機能する。
【0008】
【実施例】図1にフラッシュランプの全体図を示す。石
英ガラスからなる発光管1の両端部には陰極2と陽極3
が設けられ、その内部にはキセノンガス等の希ガスが封
入される。一方、発光管1の外面の両電極付近には金属
リング5が固定され、トリガーワイヤー4が発光管1の
外面にらせん状に巻かれている。このフラッシュランプ
を発光させるためには、陰極2と陽極3の間にコンデン
サーに蓄積した高電圧を印加して、次に、トリガー電極
4に高周波のトリガー電圧を印加して瞬時にランプを発
光させる。尚、陰極2と陽極3にはリード6が埋設され
ている。
英ガラスからなる発光管1の両端部には陰極2と陽極3
が設けられ、その内部にはキセノンガス等の希ガスが封
入される。一方、発光管1の外面の両電極付近には金属
リング5が固定され、トリガーワイヤー4が発光管1の
外面にらせん状に巻かれている。このフラッシュランプ
を発光させるためには、陰極2と陽極3の間にコンデン
サーに蓄積した高電圧を印加して、次に、トリガー電極
4に高周波のトリガー電圧を印加して瞬時にランプを発
光させる。尚、陰極2と陽極3にはリード6が埋設され
ている。
【0009】図2に、この発明にかかる陰極の拡大図を
示す。(a)図は陰極2の側面を示し、(b)図は陰極
2を陽極3側から見た状態を示す。陰極2は、タングス
テン等の高融点金属に、融点の比較的低い電子放射性物
質が含まれてなる焼結体であり、陰極2の中心には外部
から電流の供給を行うリード6が埋設されてなる。陰極
2には、トリガーワイヤー4と対向する部位に保護部材
20が設けられる。この保護部材20はタングステン等
の高融点金属に、融点の比較的高い電子放射性物質が含
まれてなる。ここで、融点の高低は、一般的には、ラン
プが発光する時の陰極の動作温度を基準に判断して、陰
極2に含まれる融点の低い電子放射性物質にはバリウム
(Ba)、カルシウム(Ca)、アルミニウム(Al)の混合物など
が適用される。また保護部材20に含まれる融点の高い
電子放射性物質には、酸化スカンジウム(Sc2O3) 、酸化
ランタン(La2O3) 、酸化トリウム(ThO2)などが適用され
る。一例をあげれば、陰極2は直径8mm、長さ8mmで、
リード6は直径2mmで、保護部材20は厚さ1mmのもの
よりなる。なお、陰極2の先端は平坦状であってもよい
が、図に示すように円弧状であることが好ましい。これ
は電界の一点集中を避けるためである。また、リード6
は電極本体を支持するものである。
示す。(a)図は陰極2の側面を示し、(b)図は陰極
2を陽極3側から見た状態を示す。陰極2は、タングス
テン等の高融点金属に、融点の比較的低い電子放射性物
質が含まれてなる焼結体であり、陰極2の中心には外部
から電流の供給を行うリード6が埋設されてなる。陰極
2には、トリガーワイヤー4と対向する部位に保護部材
20が設けられる。この保護部材20はタングステン等
の高融点金属に、融点の比較的高い電子放射性物質が含
まれてなる。ここで、融点の高低は、一般的には、ラン
プが発光する時の陰極の動作温度を基準に判断して、陰
極2に含まれる融点の低い電子放射性物質にはバリウム
(Ba)、カルシウム(Ca)、アルミニウム(Al)の混合物など
が適用される。また保護部材20に含まれる融点の高い
電子放射性物質には、酸化スカンジウム(Sc2O3) 、酸化
ランタン(La2O3) 、酸化トリウム(ThO2)などが適用され
る。一例をあげれば、陰極2は直径8mm、長さ8mmで、
リード6は直径2mmで、保護部材20は厚さ1mmのもの
よりなる。なお、陰極2の先端は平坦状であってもよい
が、図に示すように円弧状であることが好ましい。これ
は電界の一点集中を避けるためである。また、リード6
は電極本体を支持するものである。
【0010】このような陰極2においては、保護部材2
0の働きによって、融点の低い電子放射性物質の蒸発を
良好に抑えることができる。一方、発光としての電子放
射性物質は、陰極2の本体に含まれた融点の低い電子放
射性物質の働きにより、通常の動作温度においても良好
に行われるとともに、保護部材20にも融点の高い電子
放射性物質を含ませることで、さらに、保護部材20に
も電子放射性機能を持たせることができる。
0の働きによって、融点の低い電子放射性物質の蒸発を
良好に抑えることができる。一方、発光としての電子放
射性物質は、陰極2の本体に含まれた融点の低い電子放
射性物質の働きにより、通常の動作温度においても良好
に行われるとともに、保護部材20にも融点の高い電子
放射性物質を含ませることで、さらに、保護部材20に
も電子放射性機能を持たせることができる。
【0011】ここで、図1に示したランプの一例を示す
と、外径13φmm、発光長150 mm、周波数1.7 Hz、一回
当たりのエネルギー185Jで発光する。
と、外径13φmm、発光長150 mm、周波数1.7 Hz、一回
当たりのエネルギー185Jで発光する。
【0012】図3に陰極の他の実施例を示す。(a)図
は陰極2の側面を示し、(b)図は陰極2を陽極側から
見た状態を示す。陰極2は、図2に示したものと同一で
あり、保護部材が陰極2の周囲を囲繞するコイルより形
成されてなる。保護部材は、少なくともトリガーワイヤ
ーに対向する部分に設けられれば足りるものであるが、
製造上の便宜等の理由により、このような構成をとるこ
とができる。保護部材を形成するワイヤ30は、酸化ラ
ンタンを含むタングステンワイヤーよりなるものであっ
て、外径1mmのものが5ターン巻かれてなる。ワイヤ3
0は、必ずしも陰極2の後端部まで全て囲繞する必要は
ない。
は陰極2の側面を示し、(b)図は陰極2を陽極側から
見た状態を示す。陰極2は、図2に示したものと同一で
あり、保護部材が陰極2の周囲を囲繞するコイルより形
成されてなる。保護部材は、少なくともトリガーワイヤ
ーに対向する部分に設けられれば足りるものであるが、
製造上の便宜等の理由により、このような構成をとるこ
とができる。保護部材を形成するワイヤ30は、酸化ラ
ンタンを含むタングステンワイヤーよりなるものであっ
て、外径1mmのものが5ターン巻かれてなる。ワイヤ3
0は、必ずしも陰極2の後端部まで全て囲繞する必要は
ない。
【0013】図4に陰極の他の実施例を示す。(a)図
は陰極2の側面を示し、(b)図は陰極2を陽極側から
見た状態を示す。陰極2は、図2に示したものと同一で
あり、保護部材が陰極2の周囲を囲繞する筒により形成
されてなる。保護部材は、少なくともトリガーワイヤー
に対向する部分に設けられれば足りるものであるが、製
造上の便宜等の理由により、このような構成をとること
ができる。保護部材を形成する筒40は、酸化ランタン
を含むタングステンよりなるものであって、厚さ 0.2mm
のもので陰極2と略密着してなる。筒40は必ずしも陰
極2の後端部まで全て囲繞する必要はない。このように
筒をして保護部材を構成することで陰極2からの電子放
射性物質の蒸発を抑えることができる。
は陰極2の側面を示し、(b)図は陰極2を陽極側から
見た状態を示す。陰極2は、図2に示したものと同一で
あり、保護部材が陰極2の周囲を囲繞する筒により形成
されてなる。保護部材は、少なくともトリガーワイヤー
に対向する部分に設けられれば足りるものであるが、製
造上の便宜等の理由により、このような構成をとること
ができる。保護部材を形成する筒40は、酸化ランタン
を含むタングステンよりなるものであって、厚さ 0.2mm
のもので陰極2と略密着してなる。筒40は必ずしも陰
極2の後端部まで全て囲繞する必要はない。このように
筒をして保護部材を構成することで陰極2からの電子放
射性物質の蒸発を抑えることができる。
【0014】図5は、この発明にかかる陰極を使ったフ
ラッシュランプにおいて、従来のランプとの比較におい
て光量維持率を示すものである。図において横軸は発光
回数を表し、縦軸は初期発光光量を100としたときの
光量維持率を示す。aは本発明にかかるランプによる光
量維持率の変化を示すので、bは従来のランプによる光
量維持率の変化を示すものである。ここで、本発明にか
かるランプとは、図3に示す酸化ランタンを含むタング
ステンワイヤーを巻いたものであり、従来のランプはバ
リウム系の低融点の電子放射性物質を含有したランプを
示す。図5より、従来のランプは50万回の発光で光量
維持率が80%まで減衰しているのに対して、本発明に
かかるランプは120万回の発光であっても90%以上
を光量を維持していることがわかる。なお、図示はして
いないが、従来のランプは5万回程度の発光で電子放射
物質が蒸発を始め発光管内面を汚し始めたのに対して、
本発明にかかるランプは80万回程度の発光において発
光管内面を汚し始めた。
ラッシュランプにおいて、従来のランプとの比較におい
て光量維持率を示すものである。図において横軸は発光
回数を表し、縦軸は初期発光光量を100としたときの
光量維持率を示す。aは本発明にかかるランプによる光
量維持率の変化を示すので、bは従来のランプによる光
量維持率の変化を示すものである。ここで、本発明にか
かるランプとは、図3に示す酸化ランタンを含むタング
ステンワイヤーを巻いたものであり、従来のランプはバ
リウム系の低融点の電子放射性物質を含有したランプを
示す。図5より、従来のランプは50万回の発光で光量
維持率が80%まで減衰しているのに対して、本発明に
かかるランプは120万回の発光であっても90%以上
を光量を維持していることがわかる。なお、図示はして
いないが、従来のランプは5万回程度の発光で電子放射
物質が蒸発を始め発光管内面を汚し始めたのに対して、
本発明にかかるランプは80万回程度の発光において発
光管内面を汚し始めた。
【0015】このように本発明によれば、電子放射性物
質の蒸発を良好に抑えることができ、それによって石英
の蒸発も良好に抑えることができる。さらに、この発明
は高入力、高電流で使用されるフラッシュランプにおい
て好適に利用されるものであって、具体的には、ピーク
電流が1.8KA以上、管璧負荷が5〜6W/cm2 で発
光される場合に適している。
質の蒸発を良好に抑えることができ、それによって石英
の蒸発も良好に抑えることができる。さらに、この発明
は高入力、高電流で使用されるフラッシュランプにおい
て好適に利用されるものであって、具体的には、ピーク
電流が1.8KA以上、管璧負荷が5〜6W/cm2 で発
光される場合に適している。
【図1】この発明のフラッシュランプの全体図を示す。
【図2】この発明のフラッシュランプに使われる陰極の
構造を示す。
構造を示す。
【図3】この発明のフラッシュランプに使われる陰極の
別の構造を示す。
別の構造を示す。
【図4】この発明のフラッシュランプに使われる陰極の
別の構造を示す。
別の構造を示す。
【図5】この発明のフラッシュランプによる光量維持率
の効果を示す。
の効果を示す。
1 発光管 2 陰極 3 陽極 4 トリガーワイヤー 20 保護部材 30 保護部材 40 保護部材
Claims (7)
- 【請求項1】発光管の両端に一対の陽極と陰極が配置さ
れ、この発光管の外表面であってこれら電極間を張渡す
ように配設されたトリガーワイヤを有し、この電極間で
間欠的な発光をさせるフラッシュランプにおいて、 前記陰極は、電子放射性物質と高融点金属からなる焼結
体より構成され、かつ少なくとも前記トリガーワイヤに
対向する部分には保護部材が設けられ、 この保護部材は、前記焼結体よりも融点の高い金属で構
成することを特徴とするフラッシュランプ。 - 【請求項2】前記保護部材を構成する高融点金属には、
前記焼結体を構成する電子放射性物質よりも融点の高い
電子放射性物質がドープされることを特徴とする請求項
1に記載のフラッシュランプ。 - 【請求項3】前記フラッシュランプは、電極の動作温度
が 800℃以上、ピーク電流が1.5KA以上、管璧負荷
が5〜6W/cm2 以上で発光することを特徴とする請求
項1に記載のフラッシュランプ。 - 【請求項4】前記保護部材は、前記陰極の周囲を囲繞す
るコイルよりなることを特徴とする請求項1に記載のフ
ラッシュランプ。 - 【請求項5】前記保護部材は、前記陰極の周囲を囲繞す
る筒よりなることを特徴とする請求項1に記載のフラッ
シュランプ。 - 【請求項6】前記保護部材にドープされる電子放射性物
質は、ランタン、スカンジウム、トリウムの酸化物であ
ることを特徴とする請求項2に記載のフラッシュラン
プ。 - 【請求項7】前記陰極にドープされる電子放射性物質
は、バリウム、カルシウム、アルミニウムの酸化物であ
ることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュラン
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35081095A JPH09180677A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フラッシュランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35081095A JPH09180677A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フラッシュランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180677A true JPH09180677A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18413035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35081095A Pending JPH09180677A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フラッシュランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09180677A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1207547A4 (en) * | 1999-06-30 | 2005-02-02 | Hamamatsu Photonics Kk | FLASHLIGHT |
| JP2009199828A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Nec Lighting Ltd | 冷陰極蛍光ランプ及びその製造方法 |
| US9892904B2 (en) | 2014-07-18 | 2018-02-13 | Kyocera Corporation | Light-emitting device |
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