JPH09181772A - データ伝送装置およびデータ伝送方法 - Google Patents

データ伝送装置およびデータ伝送方法

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JPH09181772A
JPH09181772A JP33880595A JP33880595A JPH09181772A JP H09181772 A JPH09181772 A JP H09181772A JP 33880595 A JP33880595 A JP 33880595A JP 33880595 A JP33880595 A JP 33880595A JP H09181772 A JPH09181772 A JP H09181772A
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Nobuyuki Kobayashi
信之 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送誤り率が大きい回線やデータ伝送遅延の
大きい回線を含んだ複数のデータリンクを経由してパケ
ットデータを伝送する際、エンド−エンドのデータ端末
間におけるパケットデータ伝送遅延を小さくし、データ
スループット効率を高め、伝送媒体を複数の通信チャネ
ルで共用する伝送路において無効なパケットを低減させ
ることにより回線使用効率を高めるようにする。 【解決手段】 パケットが消失した場合でも、正常パケ
ットを順次、次段のデータ伝送装置に送信するようにす
る。またパケットが消失したことを示す消失パケット情
報を次段のデータ伝送装置に通知するようにし、消失パ
ケットに継続する正常に受信したパケットを途中データ
伝送装置で保留することなく速やかに着データ伝送装置
まで伝送するようする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線または有線
の伝送路を使用してパケットデータを伝送するデータ伝
送技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば、特開平4−24334
4号公報に示された従来のデータ伝送装置の構成図であ
り、100は主局、101は従局、102は通信衛星、
103は主局100に接続されたホストコンピュータ、
104は従局101に接続されたデータ端末である。ま
た110−1、111−1は主局100、従局101に
おける地上回線インターフェース部、110−2、11
1−2は主局100、従局101における衛星リンクレ
ベル管理部、110−3、111−3は主局100、従
局101における衛星回線管理部である。
【0003】次に動作について説明する。ホストコンピ
ュータ103からデータ端末104へパケットデータを
送信する場合、ホストコンピュータ103と主局100
との間の地上回線上のデータリンクプロトコル、主局1
00と従局101との間の衛星回線上のデータリンクプ
ロトコル、従局101とデータ端末104との間の地上
回線上のデータリンクプロトコルを経由してパケットデ
ータが伝送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送装置
では、複数のデータリンクプロトコルを経由してパケッ
トデータを伝送する場合、各々のデータリンクプロトコ
ルは独立であるので、各データリンク毎にパケット伝送
誤りの検出および誤りパケットの再送を実施し、前段の
データリンクプロトコルにおいてパケットデータが順序
正しく受信が完了しなければ、次段のデータリンクプロ
トコルでのパケットデータ送信が開始できない構成とな
っている。
【0005】このため、伝送遅延の大きい衛星回線や伝
送誤り率の大きい無線回線や有線回線のデータリンクを
複数経由した伝送路を使用してパケットデータを伝送す
る場合は、発信端末から受信端末までのデータ伝送遅延
が大きくなり、スループットが向上しないという問題点
があった。
【0006】また、パケット送信側からの消失パケット
の再送とパケット受信側からのパケット再送要求パケッ
トの送信の衝突が、ひとつの端末−端末間のリンク中の
各データリンクプロトコル毎で起こるので、特に伝送媒
体を複数の通信チャネルで共用する伝送回線において
は、無効なパケット送受信による伝送回線の使用効率低
下やデータ伝送装置における処理負荷の増大を招くとい
う問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、静止衛星回線、低軌道衛星回
線、セルラー無線回線や一手段の有線回線のように伝送
誤り率が大きい回線、データ伝送遅延の大きい回線を含
んだ複数のデータリンクを経由してパケットデータを伝
送する伝送路において、エンド−エンドのデータ伝送遅
延を小さし、回線使用効率を高め、スループットの増大
を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ伝
送装置は、受信したパケットに対して正常/不正を判定
するパケット判定手段と、このパケット判定手段により
不正と判定された不正パケットについて再送要求信号を
送信元に送信する再送要求手段と、上記パケット判定手
段により正常と判定された正常パケットを入力し、順次
送出するパケット送信手段とを備えたものである。
【0009】また上記パケット判定手段を、不正パケッ
トを廃棄し正常パケットを出力する不正パケット検出手
段で構成し、上記再送要求手段をこの不正パケット検出
手段から出力された正常パケットの識別情報に基づき正
常および不正パケットの識別番号を検出する識別番号認
識手段と、この識別番号認識手段で検出された不正パケ
ットの再送要求を送信元に送信する再送要求パケット送
信手段とで構成したものである。
【0010】また、識別番号認識手段の検出結果を記憶
するパケット伝送情報記憶手段を備え、上記識別番号認
識手段を、上記パケット判定手段により正常と判定され
たパケットが、上記パケット伝送情報記憶手段に正常パ
ケットとして記憶されている場合はこのパケットを重複
受信パケットとして廃棄し、不正パケットとして記憶さ
れている場合はこのパケットを再送された正常パケット
として上記パケット送信手段に出力するように構成した
ものである。
【0011】また、上記再送要求手段により再送要求し
た不正パケットの識別情報と、この不正パケットの再送
要求済を示す再送要求済情報とを含むパケットを生成
し、この不正パケットに対応する正常パケットとして上
記パケット送信手段に出力する再送要求済情報パケット
生成手段を設けたものである。
【0012】さらに、上記不正パケットの識別情報を不
正パケット識別情報として正常パケットに付加し上記パ
ケット送信手段に出力する不正パケット情報付加手段
と、受信した正常パケットに付加された上記不正パケッ
ト識別情報を検出する不正パケット情報検出手段と、こ
の不正パケット情報検出手段により検出された不正パケ
ット識別情報に基づいて、上記不正パケット判定手段が
検出した不正パケットのうち、前段で不正パケットとな
った直前不正パケットを検出し、この直前不正パケット
の再送要求を上記再送要求パケット送信手段により送信
するよう制御する直前不正パケット検出手段とを設けた
ものである。
【0013】また、上記再送要求済情報を含むパケット
を受信した場合、このパケットの送達確認情報を送信元
に送信する送達確認送信手段を設けたものである。
【0014】また、再送パケット送信時刻を記憶する再
送時刻記憶手段と、この再送時刻記憶手段に記憶された
再送時刻と、この再送時刻が記憶されたパケットに対応
する上記再送要求信号を受信した時刻に基づきパケット
の再送要否を決定するパケット再送制御手段とを設けた
ものである。
【0015】また、上記再送要求手段により再送要求信
号を送信した時刻を記憶する再送要求時刻記憶手段と、
この再送要求時刻記憶手段に記憶された再送要求時刻
と、この再送要求時刻が記憶されたパケットに対応する
再送要求信号を受信した時刻とに基づき、上記再送要求
済情報パケット生成手段による上記再送要求済情報パケ
ットの再送要否を決定する再送要求済情報パケット送信
制御手段とを設けたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明のデータ伝送装置による
ネットワークの一実施形態を示すネットワーク構成図で
あり、1a、1b、1c、1dはこの発明によるデータ
伝送装置、2a、2bはデータ伝送装置1a、1dに接
続されたデータ端末である。また、3は低軌道衛星によ
る移動体衛星回線、4は静止衛星による衛星回線、5は
セルラー移動体通信回線である。
【0017】次に動作について説明する。図1に示すデ
ータ端末2aからデータ端末2bに対して、低軌道衛星
による移動体衛星回線3、静止衛星による衛星回線4、
およびセルラー移動体通信回線5を経由してパケットデ
ータ(以下パケットという)を伝送する場合について説
明する。まず低軌道衛星による移動体衛星回線3を使用
してパケットを送受信するデータ伝送装置1aと1bは
各々データリンクプロトコル通信機能を内蔵しており、
データ伝送装置1aからデータ伝送装置1bへ伝送され
る各パケットには送信順序番号が割り当てられ、伝送途
中でパケットにビット誤り等が発生しパケットが消失し
た時は、データ伝送装置1aからこのリンクで消失した
パケットを再送することにより、パケットの欠落なしで
全データを伝送することができる。
【0018】また、静止衛星による衛星回線4を経由し
てパケットを送受信するデータ伝送装置1bと1cの場
合も、セルラー移動体通信回線5を経由してパケットを
送受信するデータ伝送装置1cと1dの場合も、同様に
各々データリンクプロトコル通信機能を内蔵し、パケッ
トの欠落なしで全データを伝送することができる。
【0019】従来のデータリンクプロトコルでは、単一
リンクでのパケットの消失防止およびパケット順序の保
証を目的としていた。従って、受信側のデータ伝送装置
においてパケットの消失を検出した場合は、送信側デー
タ伝送装置にその消失パケットの再送要求を行うととも
に、その消失パケット以降の正常に受信したパケットを
廃棄または保留し、送信側データ伝送装置から消失パケ
ットが再送されるまで、有効なパケットデータとして直
に処理することができなかった。このため、衛星回線、
無線回線、品質の悪い低速地上回線等のデータ伝送遅延
が大きく、データ誤り率の高い複数の回線を経由してパ
ケットデータを伝送する場合は、経由するリンクの数が
増えるほどエンド−エンドの伝送遅延が大きくなってし
まう。
【0020】この発明は、複数の個別のリンクを経由し
てエンド−エンドの通信を行う際、その複数の個別リン
クをまたがったひとつのリンクをカスケードリンクとし
て想定し、各個別リンクにおいては、消失したパケット
以降の順序番号を持つ正常に受信されたパケットを、消
失パケットの再送を待つことなく速やかに次段のデータ
伝送装置に伝送することにより、エンド−エンドのデー
タ伝送遅延を減少させデータスループットを向上させる
ものである。
【0021】以降、このような複数のリンクを経由した
データ伝送の両端のデータ伝送装置間をカスケードリン
クと呼び、データを送信する端のデータ伝送装置1aを
発データ伝送装置、データを受信する端のデータ伝送装
置1dを着データ伝送装置、受信したデータを次段のデ
ータ伝送装置に転送するデータ伝送装置1b、1cを中
継データ伝送装置と呼ぶ。
【0022】図2は、この実施形態におけるデータ伝送
装置1a,1b,1c,1dの構成図である。10は受
信したパケットに対して正常/不正を判定するパケット
判定手段としての不正パケット検出手段であり、不正パ
ケットを廃棄し正常パケットを出力するものである。1
1は上記不正パケット検出手段10から出力された正常
パケットの順序番号等の識別情報に基づき正常および不
正パケットの識別番号を検出する識別番号認識手段、1
2はこの識別番号認識手段11により検出された正常お
よび不正パケットの識別番号を記憶するパケット伝送情
報記憶手段、13はこのパケット伝送情報記憶手段12
に記憶された不正パケットの識別番号により前段のデー
タ伝送装置への再送要求信号を送信する再送要求パケッ
ト送信手段であり、上記識別番号認識手段11、パケッ
ト伝送情報記憶手段12、再送要求パケット送信手段に
より再送要求手段が形成される。
【0023】なお、上記パケット伝送情報記憶手段12
に記憶する不正パケットの識別番号とは、例えば具体的
には消失パケットの順序番号である。14は不正パケッ
ト検出手段10から出力された正常パケットを上記識別
番号認識手段11を介して入力し、順次、次段のデータ
伝送装置へ送出するパケット送信手段としてのパケット
送信制御手段である。また15は本来のパケット順序に
並び換えを行う順序待ち行列記憶手段である。なお、図
示しないが、次段からの再送要求を受けて該当パケット
を再送する再送手段を備えている。
【0024】次に動作について説明する。発データ伝送
装置1aおよび中継データ伝送装置1b,1cで受信さ
れたパケットは、不正パケット検出手段10において、
パケットに付加されたフレームチェックシーケンス等に
よりチェックされ、ビット誤りのある不正パケットは廃
棄される。ビット誤りの無いパケットは識別番号認識手
段11に送られる。識別番号認識手段11はパケットの
持つ識別情報に基づき不正パケットを検出する。ここで
は例えば識別情報として送信順序番号を用いるとする
と、識別番号認識手段11では常に、次に受信が期待さ
れているパケット順序番号を認識しており、送られてき
たパケットの順序番号が受信が期待されているパケット
順序番号か否かを確認する。
【0025】受信が期待されている順序番号であれば、
このパケットを正常パケットとしてパケット送信制御手
段14に送るとともに、受信が期待される順序番号を更
新する。また、パケットの持つ順序番号(例えばn)が
期待されている番号(例えばm)より大きい順序番号で
あれば、期待している順序番号nから受信した順序番号
mの一つ前(m−1)までの順序番号(n〜mー1)を
持つパケットは前段リンクまたは前段のデータ伝送装置
において消失していたか、あるいは不正となって上記不
正パケット検出手段10で廃棄されたパケットと認識さ
れ、このようにして消失パケットが検出される。
【0026】この検出結果は、消失パケットの順序番号
としてパケット情報記憶手段12に記憶される。このパ
ケット情報記憶手段12に記憶された消失パケット順序
番号に基づき、再送要求パケット送信手段13が再送要
求パケットを生成し、送信元である前段のデータ伝送装
置に送出することにより消失パケットの再送要求を行
う。発データ伝送装置1aからデータ端末2aまたは中
継データ伝送装置1b、1cから前段のデータ伝送装置
への再送要求は、消失パケット以降のすべてのパケット
の再送を要求するリジェクトパケット(再送要求パケッ
ト)または、指定した1つまたは複数の順序番号を持つ
パケットのみの再送を要求するセレクティブリジェクト
パケット(選択的再送要求パケット)等を使用する。
【0027】一方、上記識別番号認識手段11から期待
された順序番号の正常パケットとして出力されたパケッ
トは、パケット送信制御手段14に入力される。このパ
ケット送信制御手段14は入力されたパケットを順次、
次段のデータ伝送装置に送出する。また、期待された順
序番号より大きい順序番号の正常パケットも、消失した
パケットが再送されてくるのを待つことなく、消失パケ
ット分の順序番号をとばした順序番号を付加し、次段の
データ伝送装置に送信する。この場合、期待される順序
番号は更新されない。そして識別番号認識手段11は、
入力された正常パケットの順序番号が、パケット情報記
憶手段12に消失パケットとして記憶されている順序番
号であった場合は、これを前段からの再送パケットとし
て認識し、他の消失したパケットの受信を待つことなく
パケット送信制御手段14に送るとともに、パケット情
報記憶手段12から該順序番号を削除し、そのパケット
が期待する順序番号であれば次に受信が期待される順序
番号を更新する。パケット送信制御手段14はその時点
で消失しているパケット分の順序番号をとばした順序番
号を付加し、次段のデータ伝送装置に送信する。
【0028】なお、識別番号認識手段11において、期
待される順序番号より大きい順序番号のパケットが入力
された場合、パケット情報記憶手段12に記憶されてい
る順序番号については再送要求が済んでいるので、これ
以外の順序番号について上記セレクティブリジェクトパ
ケットにより再送要求を行うようにしてもよい。
【0029】以上は発データ伝送装置1aおよび中継デ
ータ伝送装置1b,1cにおける動作を説明したが、次
に着データ伝送装置1dにおける動作を説明する。ここ
では最終的にデータ端末2bに出力するために、パケッ
トの順序を正しく並び換えて送出することが必要なた
め、順序待ち行列記憶手段15が動作する。この着デー
タ伝送装置1dにおいて、不正パケットの検出、再送要
求の動作は上記発データ伝送装置1aと同様である。上
記発データ伝送装置1aと異なる動作としては、受信番
号認識手段11において、受信パケットが、期待されて
いる順序番号であればこれを正常パケットとしてパケッ
ト送信制御手段14に送出し、パケット送信制御手段1
4は目的のデータ端末2bに送信するが、受信パケット
が、期待されている順序番号でなかった場合、すなわ
ち、消失が発生し、期待順序より大きい順序番号を持つ
正常パケットが入力された場合、このパケットを順序待
ち行列15に登録し、パケット送信制御手段14による
データ端末2bへの送信は行わない。この場合、期待さ
れる順序番号は更新されない。
【0030】従って、消失パケット(期待されている順
序番号)が再送されてくるまで、消失パケット以降に受
信した正常パケットは順序待ち行列15に登録される。
そして、再送により、受信番号認識手段11において期
待されている順序番号を持つ正常パケットを受信した場
合は、そのパケットをパケット送信制御手段14から送
信するとともに、これに続く順序のパケットが順序待ち
行列15に登録されていればこれらをパケット送信制御
手段14から送信する。すなわち、受信パケットが、受
信が期待されている順序番号であればパケット送信制御
手段14に渡し、目的のデータ端末2bに送信し、順序
待ち行列15に継続するパケットが登録されていないか
確認し、登録されている場合は順次パケット送信制御手
段14から目的のデータ端末2bに送信する。受信パケ
ットが、受信が期待されている順序番号でなければ、順
序待ち行列15に登録し、期待されている順序番号を持
つパケットを受信した後にパケット送信制御手段14に
渡し、目的のデータ端末2bに送信する。
【0031】以上のようにこの実施形態では、従来のよ
うに消失したパケットが再送されるのを待つことなく、
正常なパケットを順次、次段のデータ伝送装置に送信す
るものである。このようにすることにより、各単一リン
ク毎にパケットの完全な伝送を待って次の伝送を開始す
るということがなくなるで、複数のリンクをつないで形
成されるカスケードリンクにおける伝送遅延が抑えられ
る。
【0032】なお、上記説明では期待した順序のパケッ
トを送出した場合のみ期待される順序番号を更新し、そ
れより大きい順序番号の正常パケットを送出しても期待
される順序番号を更新しないようにし、これを基準に再
送要求が必要か否かを判断するものを示したが、再送要
求の必要性の判断はこの方法に限られず、正常に送出し
たパケット、消失し再送要求したパケットなどが識別で
きればよい。例えば正常パケットを送出したら常に期待
される順序番号を更新するようにしても、前段でのパケ
ット消失は検出可能である。
【0033】実施形態2.上記実施形態1では不正パケ
ット検出手段10で正常とされた正常パケットを単に送
出する場合を示したが、この場合消失パケットがある
と、そのデータ伝送装置で再送要求を送出するととも
に、次段のデータ伝送装置の識別番号認識手段11で
も、順序番号に抜けがあるため、同じ順序番号に対して
再送要求を送出することになる。この実施形態2では、
再送要求を送出したデータ伝送装置が次段のデータ伝送
装置に、該当パケットの再送要求が済んでいることを次
段に知らせることで、このような再送要求の重複を抑え
ることができるものを示す。
【0034】図3は、この実施形態におけるデータ伝送
装置の構成図であり、10〜15は図2と同様のもので
ある。17は、上記識別番号認識手段11により検出さ
れた不正パケットの識別情報と、この不正パケットに対
する再送要求が送信されて済んでいることを示す再送要
求済み情報とを含むパケットをダミーパケットとして生
成し、上記パケット送信制御手段14に正常パケットと
して送る再送要求済情報パケット生成手段としてのダミ
ーパケット生成手段である。また、18は上記識別番号
認識手段11により出力された正常パケットがダミーパ
ケットであるか否かを検出するダミーパケット検出手
段、19はこのダミーパケット検出手段18で検出され
たダミーパケットの識別番号を記憶するダミーパケット
識別番号記憶手段である。
【0035】この実施形態2においても、不正パケット
の検出、再送要求、正常パケットの送信の動作は上記実
施形態1のデータ伝送装置と同様である。この実施形態
2においては、識別番号認識手段11で前段リンクで消
失したパケットの順序番号をパケット情報記憶手段12
に記憶し、再送要求パケット送信手段13で前段に再送
要求を行うとともに、消失したパケットの順序番号をダ
ミーパケット生成手段17に通知する。ダミーパケット
生成手段17では、再送要求済み情報としてダミーであ
ることを示すパケットを生成し、通知された消失パケッ
トの順序番号を持たせたダミーパケットとしてパケット
送信制御手段15に入力する。パケット送信制御手段1
5は入力されたダミーパケットを正常パケットとして次
段のデータ伝送装置に送信する。
【0036】したがって、このダミーパケットを受けた
データ伝送装置はそのパケットが再送要求済みのパケッ
トであることがわかる。また、パケット情報記憶手段1
2に消失パケットとして記憶されている順序番号を持つ
正常なパケットを受信した場合は、前段からの再送パケ
ットとして認識し、パケット情報記憶手段12から該順
序番号を削除し、この受信パケットをパケット送信制御
手段14に渡し、以前にダミーパケットとして送信され
た順序番号と同様の順序番号を付加し正常なパケットと
して送信する。
【0037】また、上記ダミーパケットを受けるデータ
伝送装置では、識別番号認識手段11において上述のよ
うに、不正パケット検出手段10で不正パケットを検出
し廃棄する。ダミーパケットであっても正常なパケット
は識別番号認識手段11に送られ、送信順序番号を確認
し、受信が期待されている順序番号を持つパケットか否
かを確認する。識別番号認識手段11において正常パケ
ットは、正当な情報を持つパケット、ダミーパケットの
区別無く、受信が期待されている順序番号であればダミ
ーパケット検出手段18に送られる。
【0038】ダミーパケット検出手段18では、入力さ
れたパケットが、正当な情報を持つパケットかダミーパ
ケットかを検出し、正当な情報を持つパケットは正常パ
ケットとしてパケット送信制御手段15に送られ、次段
のデータ伝送装置に送信される。またダミーパケットの
場合は、ダミーパケットとして受信された順序番号を記
憶するダミーパケット識別番号記憶手段17にその順序
番号を記憶し、そのダミーパケットをパケット送信制御
手段15に渡しダミーパケットとして次段のデータ伝送
装置に送信する。
【0039】このように、ダミーパケットにより前段で
再送要求が済んでいるパケットがわかるため、次段のデ
ータ伝送装置で同じパケットの再送要求をすることがな
くなる。すなわち、識別番号認識手段11において順序
番号の抜けを検出した場合、パケット情報記憶手段12
に該当順序番号を記憶し、再送要求パケット送信手段1
3によって消失パケットの再送要求を行うが、前段で再
送要求済のパケットは正常なダミーパケットとして受信
されるので、このときに順序番号の抜けは検出されな
い。したがって、ここでは前段データ伝送装置以前で消
失が検出されダミーパケットとして正常に受信されたパ
ケットは再送要求はされず、前段データ伝送装置との自
データ伝送装置との間の直前リンクで消失が検出された
パケットのみ再送要求される。
【0040】一方、識別番号認識手段11においてダミ
ーパケット識別番号記憶手段19にダミーパケットとし
て記憶されている順序番号を持つ正常なパケットを受信
した場合は、重複受信したパケットとして廃棄せず、前
段のデータ伝送装置からのダミーパケットに代わる再送
パケットであると認識し、ダミーパケット識別番号記憶
手段19から該順序番号を削除し、そのパケットをパケ
ット送信制御手段14に送り、ダミーパケットとして送
信された順序番号と同様の順序番号を付加し正常なパケ
ットとして次段のデータ伝送装置に送信する。
【0041】以上は発データ伝送装置1aおよび中継デ
ータ伝送装置1b,1cにおける動作を説明したが、次
に着データ伝送装置1dにおける動作を説明する。ここ
では最終的にデータ端末2bに出力するために、パケッ
トの順序を正しく並び換え、また一連のパケットが揃う
のを待ってデータ端末2bに送信することが必要なた
め、順序待ち行列記憶手段15が動作する。この着デー
タ伝送装置1dにおいて、不正パケットの検出、再送要
求の動作は上記発データ伝送装置1aと同様である。
【0042】識別番号認識手段11において正当な情報
を持つパケット、ダミーパケットの区別無く、受信が期
待されている順序番号であればダミーパケット検出手段
17に渡す。正当な情報を持つパケットは正常パケット
としてパケット送信制御手段15に渡して目的のデータ
端末2bに送信する。ダミーパケットは受信された順序
番号を記憶するダミーパケット識別番号記憶手段19に
その順序番号を記憶し、廃棄する。
【0043】識別番号認識手段11においてパケット情
報記憶手段12に消失パケットとして記憶されている順
序番号を持つ正常なパケットを受信した場合は、再送パ
ケットとしてパケット情報記憶手段12から該順序番号
を削除する。
【0044】ダミーパケット識別番号記憶手段19に記
憶されている順序番号を持つ正常なパケットを受信した
場合は、重複受信したパケットとして廃棄せず、前段デ
ータ伝送装置からのダミーパケットに代わる再送パケッ
トであるとしてダミーパケット識別番号記憶手段19か
ら該順序番号を削除する。そしてこのパケットが、受信
が期待されている順序番号であればパケット送信制御手
段14に渡し、目的のデータ端末2bに送信し、順序待
ち行列15に継続するパケットが登録されていないか確
認し、登録されている場合は順次パケット送信制御手段
14から目的のデータ端末2bに送信する。また、受信
が期待されている順序番号でなければ、順序待ち行列1
5に登録し、期待されている順序番号を持つパケットを
受信した後にパケット送信制御手段14に渡し、目的の
データ端末2bに送信される。
【0045】図4は、従来のデータリンクプロトコルに
よる発データ伝送装置20aから、中継データ伝送装置
20b、20cを経由して着データ伝送装置20dへ5
つのパケットデータを伝送する例を示すパケットデータ
伝送のシーケンス図である。第1番目のパケットは発デ
ータ伝送装置20aから中継データ伝送装置20bに対
して情報パケット21−aとして正常に伝送され、中継
データ伝送装置20bから中継データ伝送装置20cに
対して情報パケット22−aとして正常に伝送され、中
継データ伝送装置20cから着データ伝送装置20dに
対して情報パケット23−aとして正常に伝送される。
第2番目のパケットは発データ伝送装置20aから中継
データ伝送装置20bに対して情報パケット21−bと
して伝送されたがビット誤りにより消失される。
【0046】次に第3番目のパケットが発データ伝送装
置20aから中継データ伝送装置20bに対して情報パ
ケット21−cとして正常に伝送され、中継データ伝送
装置20bにおいて、その送信順序番号により第2番目
のパケット(情報パケット21−b)の消失が認識さ
れ、中継データ伝送装置20bから発データ伝送装置2
0aに対して情報パケット21−bの再送を要求する選
択的再送要求21−fが送信される。受信された情報パ
ケット21−cは情報パケット21−bが正常に受信さ
れるまで中継データ伝送装置20bで保留される。
【0047】第4番目のパケットおよび第5番目のパケ
ットは発データ伝送装置20aから中継データ伝送装置
20bに対して情報パケット21−dおよび21−eと
して正常に伝送されるが、次に中継データ伝送装置20
bで期待されている情報パケット21−bが受信できて
いないために20bで保留される。一方、発データ伝送
装置20aは選択的再送要求21−fを受信し、これに
より発データ伝送装置20aから中継データ伝送装置2
0bに対して再送情報パケット21−b’が再送され
る。
【0048】中継データ伝送装置20bは第2番目のパ
ケットを再送情報パケット21−b’として正常に受信
し、これは期待されている情報パケットであるので、中
継データ伝送装置20cに対して伝送し、これが情報パ
ケット22−bとして正常に伝送される。さらにこれは
中継データ伝送装置20cから着データ伝送装置20d
に対して情報パケット23−bとして正常に伝送され
る。
【0049】一方、中継データ伝送装置20bは続い
て、保留していた第3番目のパケットを中継データ伝送
装置20cに対して情報パケット22−cとして伝送す
るが、ビット誤りにより消失される。次に保留していた
第4番目のパケットが中継データ伝送装置20bから中
継データ伝送装置20cに対して情報パケット22−d
として正常に伝送され、中継データ伝送装置20cにお
いてその送信順序番号より情報パケット22−cの消失
が認識される。
【0050】中継データ伝送装置20cから中継データ
伝送装置20bに対して情報パケット22−cの再送を
要求する選択的再送要求22−fが送信され、受信され
た情報パケット22−dは情報パケット22−cが正常
に受信されるまで中継データ伝送装置20cで保留され
る。中継データ伝送装置20bで保留していた第5番目
のパケットは中継データ伝送装置20cに対して情報パ
ケット22−eとして正常に伝送されるが、中継データ
伝送装置20cで次に期待されている情報パケット22
−cが受信できていないために20cで保留される。中
継データ伝送装置20bは選択的再送要求22−fを受
信し、これにより中継データ伝送装置20bから中継デ
ータ伝送装置20cに対して再送情報パケット22−
c’を再送する。
【0051】中継データ伝送装置20cは中継データ伝
送装置20bから第3番目のパケットを再送情報パケッ
ト22−c’として正常に受信し、これは中継データ伝
送装置20cから着データ伝送装置20dに対して情報
パケット23−cとして正常に伝送される。中継データ
伝送装置20cは続いて保留していた第4番目のパケッ
トおよび第5番目のパケットを中継データ伝送装置20
dに対して情報パケット23−dおよび23−eとして
伝送し、情報パケット23−eが着データ伝送装置20
dに受信されたタイミングで、5ちのパケットすべての
データの伝送が完了する。このように、各データ伝送装
置において、5つのパケットの完結した伝送を行うた
め、パケットの保留による時間の分だけ遅延が生じ、こ
の例では中継データ伝送装置20bで3個分、中継デー
タ伝送装置20cで2個分の伝送遅延となる。
【0052】一方、図5は、この実施形態による発デー
タ伝送装置1aから着データ伝送装置1dへ5つのパケ
ットデータを伝送する例を示すパケットデータ伝送のシ
ーケンス図である。第1番目のパケットはデータ伝送装
置1aからデータ伝送装置1bに対して情報パケット2
4−aとして正常に伝送され、データ伝送装置1bから
データ伝送装置1cに対して情報パケット25−aとし
て正常に伝送され、データ伝送装置1cからデータ伝送
装置1dに対して情報パケット26−aとして正常に伝
送される。第2番目のパケットはデータ伝送装置1aか
らデータ伝送装置1bに対して情報パケット24−bと
して伝送されたがビット誤りにより消失される。
【0053】次に第3番目のパケットがデータ伝送装置
1aからデータ伝送装置1bに対して情報パケット24
−cとして正常に伝送され、データ伝送装置1bにおい
てその送信順序番号より情報パケット24−bの消失が
認識される。すると、データ伝送装置1bからデータ伝
送装置1aに対して情報パケット24−bの再送を要求
する選択的再送要求24−fが送信され、同時に消失さ
れた情報パケット24ーbの代わりにダミー情報パケッ
ト25−bが生成されデータ伝送装置1bからデータ伝
送装置1cへ正常に伝送される。さらに、データ伝送装
置1cからデータ伝送装置1dに対してダミー情報パケ
ット26−bとして正常に伝送される。データ伝送装置
1bではダミー情報パケット25−bの送信に続いて消
失した情報パケット24−bの受信を待つことなく、受
信した第3番目の情報パケット24−cを情報パケット
25−cとして送信する。
【0054】第4番目のパケットおよび第5番目のパケ
ットはデータ伝送装置1aからデータ伝送装置1bに対
して情報パケット24−dおよび24−eとして正常に
伝送され、消失した情報パケット24−bの受信を待つ
ことなくデータ伝送装置1bからデータ伝送装置1cへ
情報パケット25−dおよび25−eとして送信する。
データ伝送装置1aは選択的再送要求24−fを受信
し、これによりデータ伝送装置1aからデータ伝送装置
1bに対して再送情報パケット24−b’を再送する。
データ伝送装置1bは第3番目のパケットを情報パケッ
ト25−cとして伝送したがビット誤りにより消失され
る。次の第4番目のパケットがデータ伝送装置1bから
データ伝送装置1cに対して情報パケット25−dとし
て正常に伝送され、データ伝送装置1cにおいてその送
信順序番号より情報パケット25−cの消失が認識され
る。
【0055】そこで、データ伝送装置1cからデータ伝
送装置1bに対して情報パケット25−cの再送を要求
する選択的再送要求25−fが送信され、同時に消失さ
れた25−cの代わりにダミー情報パケット26−cが
生成され、データ伝送装置1bからデータ伝送装置1c
へ正常に伝送される。データ伝送装置1bではダミー情
報パケット26−cの送信に続いて、消失した25−c
の受信を待つことなく、受信した第4番目の情報パケッ
ト25−dを情報パケット26−dとして送信し、デー
タ伝送装置1dで正常に受信される。
【0056】第5番目のパケットはデータ伝送装置1b
からデータ伝送装置1cに対して情報パケット25−e
として正常に伝送され、消失した情報パケット25−c
の受信を待つことなくデータ伝送装置1cからデータ伝
送装置1dへ情報パケット26−eとして送信し正常に
受信される。一方、データ伝送装置1bはデータ伝送装
置1aから第2番目のパケットを再送情報パケット24
−b’として正常に受信し、これはデータ伝送装置1b
からデータ伝送装置1cに対して再送情報パケット25
−b’として正常に伝送され、データ伝送装置1cから
データ伝送装置1dに対して再送情報パケット26−
b’として正常に伝送される。
【0057】データ伝送装置1bは選択的再送要求25
−fを受信し、データ伝送装置1bからデータ伝送装置
1cに対して再送情報パケット25−c’を再送し、デ
ータ伝送装置1cからデータ伝送装置1dに対して再送
情報パケット26−c’として正常に伝送される。この
時データ伝送装置1dでは、途中で伝送誤りの無かった
第4番目のパケットおよび第5番目のパケットを受信し
ており、再送情報パケット26−c’を受信できたタイ
ミングで5つのパケットすべてのデータの伝送が完了す
る。以上のように各正常受信パケットは順次、次のデー
タ伝送装置に送られるので、図4の従来の場合に比べ伝
送遅延を抑えることができる。
【0058】実施形態3.以上の実施形態2では、ダミ
ーパケットを正常パケットとして送ることが、再送要求
済情報を送ることを示し、これが正常に受信されていれ
ば識別番号認識手段11で再送要求を行わないようにす
ることができたものであるが、再送要求済情報の送り方
はこれに限られない。例えば、再送要求済情報をパケッ
ト中に付加し、これを識別番号認識手段11で読み取っ
て判断するなど、他の方法で送信し、受信側で把握する
ものであってもよい。
【0059】図6は、このような場合の、この発明の別
の実施形態によるデータ伝送装置の構成図であり、10
〜15は上記実施形態と同様のものである。34は不正
パケット情報検出手段としての通知消失パケット検出手
段であり、35は通知消失パケット記憶手段であり、3
6は不正パケット情報付加手段としての通知消失パケッ
ト付加手段である。
【0060】この実施形態3においても、不正パケット
の検出、再送要求、正常パケットの送信の動作は上記実
施形態1のデータ伝送装置と同様である。上記識別番号
認識手段11で、正常パケットを受信することにより、
前段リンクで消失したパケットの順序番号が検出される
が、この消失パケットの順序番号は通知消失パケット記
憶手段35に記憶される。
【0061】また通知消失パケット付加手段36によ
り、正常に受信したパケットの通信制御情報部分に不正
パケット情報として、通知消失パケット記憶手段35に
記憶された消失パケットの順序番号、およびパケット情
報記憶手段12に記憶された直前リンクでの消失パケッ
トの順序番号を付加する。そして、消失パケットの受信
を待つことなくパケット送信制御手段14に渡し、次段
のデータ伝送装置に送信する。
【0062】パケットを受信したデータ伝送装置の識別
番号認識手段11においては、受信が期待されている順
序番号であれば該受信パケットを通知消失パケット付加
手段36に渡し、通知消失パケット記憶手段35に通知
すべき消失パケットが登録されていれば、不正パケット
情報として通知パケット情報記憶手段35に記憶された
その時点での消失パケットの順序番号、およびパケット
情報記憶手段12に記憶された直前リンクでの消失パケ
ットの順序番号を付加し、パケット送信制御手段14に
渡し、次段のデータ伝送装置に送信する。
【0063】一方、識別番号認識手段11において、パ
ケット情報記憶手段12に消失パケットとして記憶され
ている順序番号を持つ正常なパケットを受信した場合
は、前段からの再送パケットとして認識し、パケット情
報記憶手段12から該順序番号を削除し、また通知消失
パケット記憶手段35からも該順序番号を削除し、該受
信パケットを通知消失パケット付加手段36に渡し、通
知消失パケット記憶手段35に通知すべき消失パケット
が登録されていれば、パケットの通信制御情報として通
知消失パケット記憶手段35に記憶されたその時点での
消失パケットの順序番号、およびパケット情報記憶手段
12に記憶された直前リンクでの消失パケットの順序番
号を付加し、消失パケットの受信を待つことなくパケッ
ト送信制御手段14に渡し、次段のデータ伝送装置に送
信する。
【0064】また、識別番号認識手段11において、順
序番号の抜けを検出した場合、通知消失パケット検出手
段34に渡し、受信パケットの通信制御情報部分の上記
不正パケット情報を参照し、前段のデータ伝送装置にお
いて既に検出されていた消失パケットの順序番号を検出
し、通知消失パケット記憶手段35に記憶する。通知さ
れた消失パケットは擬似的に直前リンクでは受信された
もの見なす。その上で、通知消失パケット検出手段34
は、前段のデータ伝送装置と自データ伝送装置との間の
直前リンクで消失したパケットを検出し、前段データ伝
送装置との間で消失パケットがあった場合は、パケット
情報記憶手段12に該当順序番号を記憶し、再送要求パ
ケット送信手段13において再送要求パケットを生成
し、前段の装置に消失パケットの再送要求を行う。(こ
こで通知消失パケット検出手段34は直前不正パケット
検出手段として機能する。)
【0065】すなわち、識別番号認識手段11では順序
番号の抜けを検出しただけでは、期待される順序番号か
ら正常受信パケットの一つ前の順序番号までのパケット
について、直前リンクで消失したのか、それより前で消
失し既に再送要求がなされているものかを判断できない
が、上記のような不正パケット情報を正常パケットの付
加情報として送ることにより、ぬけた順序番号のパケッ
トが直前リンクで消失したのか、それより前で消失し既
に再送要求がなされているものかを判断できる。これに
より、直前で消失したパケットのみを再送要求すること
ができ、再送要求の重複を抑えることができる。以上は
発データ伝送装置1aおよび中継データ伝送装置1b,
1cにおける動作を説明したが、次に着データ伝送装置
1dにおける動作を説明する。ここでは最終的にデータ
端末2bに出力するために、パケットの順序を正しく並
び換え、また一連のパケットが揃うのを待ってデータ端
末2bに送信することが必要なため、順序待ち行列記憶
手段15が動作する。
【0066】この着データ伝送装置1dにおいて、不正
パケットの検出、再送要求の動作は上記発データ伝送装
置1aと同様である。通知消失パケット記憶手段35に
記憶されている順序番号を持つ正常なパケットを受信し
た場合は、前段データ伝送装置で既に認識していた再送
パケットとして認識し、通知消失パケット記憶手段35
から該順序番号を削除する。該受信パケットが、受信が
期待されている順序番号であればパケット送信制御手段
14に渡し、目的のデータ端末2bに送信し、順序待ち
行列15に継続するパケットが登録されていないか確認
し、登録されている場合は順次パケット送信制御手段1
4から目的のデータ端末2bに送信する。該受信パケッ
トが、受信が期待されている順序番号でなければ、順序
待ち行列15に登録し、期待されている順序番号を持つ
パケットを受信した後にパケット送信制御手段14に渡
し、目的のデータ端末2bに送信する。
【0067】実施形態4.図7は、実施形態4によるデ
ータ伝送装置の構成図であり、10〜19は上記実施形
態2で示した図3と同様のものである。また、50は送
達確認送信タイマ、51は再送要求済情報を受けたとき
にその送達確認情報を送信元に送信する送達確認送信手
段である。また図8は、この実施形態における送達確認
情報フォーマットの例を示すフォーマット図であり、5
2はカスケードリンク送達確認フレーム、53は受信期
待順序番号、54は直前リンク受信期待番号である。こ
のカスケードリンク送達確認フレーム52は、受信が完
了したパケットの次のパケットの送信順序番号を示す受
信期待番号53と、前段のデータ伝送装置からのダミー
パケットも正常に受信されれば受信が完了したとみなす
ことを前提とし、直前リンクにおける受信が期待される
順序番号を示す直前リンク受信期待番号54により構成
される。
【0068】発データ伝送装置1aから中継データ伝送
装置1b、1cを経由した着データ伝送装置1dへのカ
スケードリンクにおける伝送方式によるデータ伝送装置
での実施形態を先に示したが、この実施形態は、これら
において上記カスケードリンク送達確認フレームを適用
することにより、正当な情報を持つパケットの送達情報
(受信期待番号53)を各前段のデータ伝送装置に通知
でき、これにより各前段のデータ送信処理を終結でき
る。すなわち、正常送達済みのパケットがわかるので、
そのパケット以前の順序のパケットを記憶保持するメモ
リを開放したり、伝送の終了を確認することができる。
【0069】また、前段リンクに着目した送達確認情報
(直前リンク受信期待番号54)を各前段データ伝送装
置に通知することで、カスケードリンクを構成する各リ
ンクごとでの再送制御を潤滑に実施することが可能であ
り、これに応じてより早いタイミングで正常受信パケッ
トを次段のデータ伝送装置に送信するなどして、エンド
−エンドのデータ伝送遅延を減少させると同時に伝送路
のデータスループット効率を向上させることができる。
【0070】中継データ伝送装置1b、1cまたは着デ
ータ伝送装置1dにおいて受信されたパケットは、不正
パケット検出手段10においてパケットに付加されたフ
レームチェックシーケンス等を使用してビット誤りのあ
る不正パケットを検出し廃棄する。ビット誤りの無いパ
ケットは識別番号認識手段11に渡され、受信したパケ
ットの持つ送信順序番号を確認し、受信が期待されてい
る順序番号を持つパケットか否かを確認する。識別番号
認識手段11において正当な情報を持つパケット、ダミ
ーパケットの区別無く、受信が期待されている順序番号
であればダミーパケット検出手段14に渡し、正当な情
報を持つパケットは正常パケットとしてパケット送信制
御手段15に渡す。
【0071】このとき、正当な情報を持つパケットであ
った場合は、前段のデータ伝送装置に対してダミーパケ
ットを含まない正当な情報を持つパケットの受信期待順
序番号が更新されたことを前段のデータ伝送装置に通知
するために、まず送達確認送信タイマ50の起動状態を
確認し、起動されていなかった場合は該タイマ50を起
動する。また、ダミーパケットであった場合は、前段の
データ伝送装置に対して前段リンクに着目したダミーパ
ケットを含むパケットの受信期待順序番号が更新された
ことを通知するために前段のデータ伝送装置に通知する
ために、まず送達確認送信タイマ50の起動状態を確認
し、起動されていなかった場合は該タイマ50を起動す
る。
【0072】送達確認タイマ50がタイムアウトした場
合は、送達確認情報送信手段51において識別番号認識
手段11で記憶されている直前リンク受信期待番号54
とダミーパケット検出手段17で記憶されている受信期
待番号53を参照してカスケードリンク送達確認フレー
ム52を生成し、前段のデータ伝送装置に送信する。送
達確認タイマ50の起動中に、前段データ伝送装置へ送
信するなんらかのデータパケット、例えば再送要求パケ
ットなどが発生した場合は、送達確認タイマ50を停止
し、そのパケットの通信制御情報として直前リンク受信
期待番号54および受信期待番号53を付加し前段デー
タ伝送装置へ送信してもよい。なお、この直前リンク受
信期待番号54および受信期待番号53の送信は実施形
態3によるデータ伝送装置に適用しても同様の効果が得
られる。
【0073】実施形態5.図9は、実施形態5によるデ
ータ伝送装置の構成図であり、10〜19は上記実施形
態2で示した図3と同様のものである。また、60はパ
ケット再送時計であり、61はパケット再送制御手段、
62は再送要求/送達確認受信手段である。
【0074】これまでの上記実施形態で示したもののよ
うな場合、再送要求したパケットがいずれ前段から再送
され、これを次段へ送ることになるが、これに先立って
送った上述のダミーパケットや、消失パケット情報を含
むパケットが、次段のデータ伝送装置へのリンク中でさ
らに消失した場合、この次段データ伝送装置から同じパ
ケットに対する再送要求がなされる。したがって、前段
からの再送パケットを次段へ送信した後に、同じパケッ
トに対して次段から再送要求がきたとしても、既に前段
からの再送パケットを次段へ送信したことで、次段でこ
の該当するパケットを取得できることになり、次段から
の再送パケットに対する再送要求に対しては再送を実施
すると再送の重複となることがある。
【0075】この実施形態では、パケット再送時計60
の時刻を基に再送時刻記憶手段としての機能を有するパ
ケット再送制御手段により、再送パケットの送信時刻を
記憶しておき、このパケットに対する再送要求がきたと
きにその再送要求時刻と記憶していた再送パケット送信
時刻との比較により再送の要否を判断することにより、
再送の重複を防止するものである。図10は、この実施
形態のデータ伝送装置による発データ伝送装置1aから
中継データ伝送装置1cへパケットデータを伝送する例
を示すシーケンス図である。
【0076】第1番目のパケットは発データ伝送装置1
aから中継データ伝送装置1bに対して情報パケット6
5−aとして伝送されたがビット誤りにより消失され
る。次に第2番目のパケットが発データ伝送装置1aか
ら中継データ伝送装置1bに対して情報パケット65−
bとして正常に伝送され、中継データ伝送装置1bにお
いてその送信順序番号より情報パケット65−aの消失
が認識される。そして、中継データ伝送装置1bから発
データ伝送装置1aに対して情報パケット65−aの再
送を要求する選択的再送要求65−cが送信され、同時
に消失された情報パケット65−aの代わりにダミー情
報パケット66−aが生成され、中継データ伝送装置1
bから中継データ伝送装置1cへ送信されるがビット誤
りにより消失される。
【0077】続いて中継データ伝送装置1bは消失した
情報パケット65−aの受信を待つことなく、受信した
第2番目の情報パケット65−bを情報パケット66−
bとして送信し正常に中継データ伝送装置1cで受信さ
れる。発データ伝送装置1aは中継データ伝送装置1b
から選択的再送要求65−cを受信し、発データ伝送装
置1aから中継データ伝送装置1bに対して再送情報パ
ケット65−a’として再送するとともに、パケット再
送時計60から現在の時刻をよみだし、この再送情報パ
ケット65−a’に対応する再送時刻として登録する。
【0078】再送情報パケット65−a’は中継データ
伝送装置1bで正常に受信される。以前情報パケット6
5−a消失によりダミー情報パケット66−aが送信さ
れているが、正当な情報を持つパケットとして再送情報
パケット66−a’をパケット再送制御手段61におい
て生成し、パケット送信制御手段14により再送する。
このとき、パケット再送時計60から現在の時刻を読み
だし、この再送情報パケット66−a’に対応する再送
時刻として記憶する。中継データ伝送装置1cはダミー
情報パケット66−aを受信することなく、情報パケッ
ト66−bを受信したため、情報パケット66−aの消
失を検出し情報パケット66−aの再送を要求する選択
的再送要求66−cが送信される。
【0079】中継データ伝送装置1bは中継データ伝送
装置1cから選択的再送要求66−cを受信したときの
時刻をパケット再送時計60から読みだし、この時刻
と、パケット再送制御手段61に記憶された再送情報パ
ケット66−a’の再送時刻とを比較する。
【0080】このとき、再送情報パケット66−a’の
再送時刻と選択的再送要求66−cの受信時刻の差が一
定時間(ほぼ中継データ伝送装置1bから中継データ伝
送装置1cでのパケット伝送時間)以上経過していれ
ば、中継データ伝送装置1cにおいて再送要求パケット
66−c送信時点では、再送情報パケット66−a’は
到着しているはずであり、それにもかかわらず再送要求
がきているということは、この再送要求パケット66−
cは再送情報パケット66−a’の消失による再送要求
として認識され、再送情報パケット66−a”を再送す
る。
【0081】またこのとき、66−a’の再送時刻と6
6−cの受信時刻の差が一定時間(ほぼ1bから1cで
のパケット伝送時間)未満しか経過していなければ、中
継データ伝送装置1cにおいて再送要求パケット66−
c送信時点では、再送情報パケット66−a’は到着し
ておらず、中継データ伝送装置1bと中継データ伝送装
置1cの伝送時間の間で再送要求パケット66−cと再
送情報パケット66−a’が衝突して受信された可能性
が高く、再び再送すると重複再送となるので、再送情報
パケット66−a”の再送は行わない。
【0082】データ伝送遅延の大きい回線においては、
このように、再送要求パケット受信によるパケット再送
時や、送達確認パケット受信等によるパケット再送時
に、前回の再送時刻と再送要求発生時刻を比較すること
により、伝送回線上で再送パケット衝突による無効なパ
ケット再送を防止することができ、衛星回線やLAN等
のように伝送チャネルを複数の通信で共用する回線の使
用効率を向上し、またデータ伝送装置の処理負荷を軽減
することができる。
【0083】このような再送時刻による再送制御は、実
施形態3で示したデータ伝送装置に適用しても同様の効
果が得られる。また、データ伝送遅延の大きい単一リン
クでの従来データリンクプロトコルによるデータ伝送装
置に適用しても同様の効果が得られる。
【0084】実施形態6.図11は、実施形態5による
データ伝送装置の構成図であり、10〜19は上記実施
形態2で示した図3と同様のものである。また、70は
再送要求パケット送信時計であり、71はパケット再送
制御手段、72は再送要求/送達確認受信手段である。
これまでの上記実施形態で示したもののような場合、再
送要求したパケットがいずれ前段から再送され、これを
次段へ送ることになるが、これに先立って送った上述の
ダミーパケットや、消失パケット情報を含むパケット
が、次段のデータ伝送装置へのリンク中でさらに消失し
た場合、この次段データ伝送装置から同じパケットに対
する再送要求がなされる。したがって、前段からの再送
パケットが送られてくるより少し前に、この次段からの
再送要求パケットがきた場合、その時点でまだ正常なデ
ータがないのでダミーパケットを再送することになる
が、その直後に前段から再送された正常パケットを受信
し、次段へ送ることになり、先に送ったダミーパケット
の送信や次段での処理が無駄になる可能性がある。
【0085】この実施形態では、再送要求パケット送信
時計70の時刻を基に再送時刻記憶手段としての機能を
有するパケット再送制御手段により、再送要求パケット
の送信時刻を記憶しておき、この再送要求に対する再送
パケットがきたときにその再送パケットの到着時刻と記
憶していた再送要求パケット送信時刻との比較によりダ
ミーパケットの再送要否を判断することにより、上記の
無駄を防止するものである。
【0086】図12は、この実施形態のデータ伝送装置
による発データ伝送装置1aから中継データ伝送装置1
cへパケットデータを伝送する例を示すシーケンス図で
ある。
【0087】第1番目のパケットは発データ伝送装置1
aから中継データ伝送装置1bに対して情報パケット7
5−aとして伝送されたがビット誤りにより消失され
る。
【0088】次に第2番目のパケットが発データ伝送装
置1aから中継データ伝送装置1bに対して情報パケッ
ト75−bとして正常に伝送され、中継データ伝送装置
1bにおいてその送信順序番号より情報パケット65−
aの消失が認識される。これにより、中継データ伝送装
置1bから発データ伝送装置1aに対して情報パケット
75−aの再送を要求する選択的再送要求75−cが送
信され、同時に消失された情報パケット65−aの代わ
りにダミー情報パケット76−aが生成され中継データ
伝送装置1bから中継データ伝送装置1cへ送信する。
このとき、パケット再送制御手段71はパケット再送要
求送信時計70を参照し、送信したダミー情報パケット
76−aのに対応して選択的再送要求75−cを送信し
た時刻を記憶する。このダミー情報パケット76−aは
ビット誤りにより消失される。続いて中継データ伝送装
置1bは消失した情報パケット75−aの受信を待つこ
となく受信した第2番目の情報パケット75−bを情報
パケット76−bとして送信し正常に中継データ伝送装
置1cで受信される。
【0089】一方、発データ伝送装置1aは中継データ
伝送装置1bから選択的再送要求75−cを受信し、再
送が要求された情報パケット75−aはダミーパケット
ではないので、発データ伝送装置1aから中継データ伝
送装置1bに対して再送情報パケット75−a’を再送
する。また、中継データ伝送装置1cは情報パケット7
6−aを受信することなく、情報パケット76−bを受
信したため、情報パケット76−aの消失を検出し情報
パケット76−aの再送を要求する選択的再送要求76
−cを送信する。中継データ伝送装置1bはこの選択的
再送要求76−cを受信し、パケット再送制御手段71
において再送が要求された76−aはダミーパケットで
あることを認識する。そして、記憶していた上記時刻、
すなわち元の情報パケット75−aの再送を要求する選
択的再送要求75−cが送信された時刻と、選択的再送
要求76−cを受信した再送要求パケット送信時計70
の持つ現在の時刻とを比較する。
【0090】このとき、選択的再送要求75−cの送信
時刻と選択的再送要求76−cの受信時刻の差が一定時
間(ほぼ発データ伝送装置1aから中継データ伝送装置
1bへのパケット伝送時間の2倍:発データ伝送装置1
aから中継データ伝送装置1bにパケットを伝送し応答
が帰ってくる時間)未満しか経過していなければ、近
々、発データ伝送装置1aから再送要求パケット75−
cの応答として正当な情報を持つ情報パケット76−
a’が受信できるはずであり、それを中継データ伝送装
置1cに送ればよいので、この再送要求パケット76−
cの応答としてダミーパケットである76−a’の再送
は行わない。
【0091】また、選択的再送要求75−cの送信時刻
と選択的再送要求76−cの受信時刻の差が一定時間
(ほぼ発データ伝送装置1aから中継データ伝送装置1
bへのパケット伝送時間の2倍:発データ伝送装置1a
から中継データ伝送装置1bにパケットを伝送し応答が
帰ってくる時間)以上経過していれば、中継データ伝送
装置1bから送信した再送要求パケット75−cか、発
データ伝送装置1aから応答として送信された再送情報
パケット75−a’が消失している可能性が高く、この
再送要求パケット76−cの応答としてダミー情報パケ
ットを76−a’として再送する。
【0092】データ伝送遅延の大きい回線において、実
施形態2で示すようなダミーパケットを導入した場合、
ダミーパケットを再送した直後に正当な情報を持つパケ
ットを受信することにより、無効にダミーパケットの再
送をしてしまう可能性があり、この実施形態のようにす
ることにより、無効なダミーパケットの送信を防止する
ことができ、衛星回線やLAN等の伝送媒体を複数のチ
ャネルで共用する回線の使用効率を向上し、またデータ
伝送装置の処理負荷を軽減することができる。これは実
施形態2以外のものに適用しても同様の効果が得られ
る。
【0093】なお、以上全ての実施形態はハードウェア
で構成しても、あるいはソフトウェアで実現してもよ
い。
【0094】
【発明の効果】以上のように、この発明によるデータ伝
送装置では、伝送誤り率が大きい回線やデータ伝送遅延
の大きい回線を含んだ複数のデータリンクを経由してパ
ケットデータを伝送する場合、エンド−エンドのデータ
端末間におけるパケットデータ伝送遅延を小さくし、デ
ータスループット効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のデータ伝送装置によるネットワーク
の一実施形態を示すネットワーク構成図。
【図2】この発明の実施形態におけるデータ伝送装置の
構成図。
【図3】この発明の実施形態におけるデータ伝送装置の
構成図。
【図4】従来のデータリンクプロトコルによるパケット
データ伝送の例を示すシーケンス図。
【図5】この発明の実施形態によるパケットデータ伝送
の例を示すシーケンス図。
【図6】この発明の実施形態によるデータ伝送装置の構
成図。
【図7】この発明の実施形態によるデータ伝送装置の構
成図。
【図8】この発明の実施形態における送達確認情報フォ
ーマットの例を示すフォーマット図。
【図9】この発明の実施形態によるデータ伝送装置の構
成図。
【図10】この発明の実施形態によるパケットデータ伝
送の例を示すシーケンス図。
【図11】この発明の実施形態によるデータ伝送装置の
構成図。
【図12】この発明の実施形態によるパケットデータ伝
送の例を示すシーケンス図。
【図13】従来のデータ伝送装置の構成図。
【符号の説明】
1a 発データ伝送装置 1b、1c 中継データ伝送装置 1d 着データ伝送装置 10 不正パケット検出手段 11 識別番号認識手段 12 パケット情報記憶手段 13 再送要求パケット送信手段 14 パケット送信制御手段 17 ダミーパケット生成手段 18 ダミーパケット検出手段 19 ダミーパケット識別番号記憶手段 34 通知消失パケット検出手段 35 通知消失パケット記憶手段 36 通知消失パケット付加手段 51 送達確認送信手段 61 パケット再送制御手段 71 パケット再送制御手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信したパケットに対して正常/不正を
    判定するパケット判定手段と、このパケット判定手段に
    より不正と判定された不正パケットについて再送要求信
    号を送信元に送信する再送要求手段と、上記パケット判
    定手段により正常と判定された正常パケットを入力し、
    順次送出するパケット送信手段とを備えたことを特徴と
    するデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記パケット判定手段は、不正パケット
    を廃棄し正常パケットを出力する不正パケット検出手段
    から構成され、上記再送要求手段は、この不正パケット
    検出手段から出力された正常パケットの識別情報に基づ
    き正常および不正パケットの識別番号を検出する識別番
    号認識手段と、この識別番号認識手段で検出された不正
    パケットの再送要求を送信元に送信する再送要求パケッ
    ト送信手段とから構成されることを特徴とする請求項1
    記載のデータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記識別番号認識手段の検出結果を記憶
    するパケット伝送情報記憶手段を備え、上記識別番号認
    識手段は上記パケット判定手段により正常と判定された
    パケットが、上記パケット伝送情報記憶手段に正常パケ
    ットとして記憶されている場合、このパケットを重複受
    信パケットとして廃棄し、不正パケットとして記憶され
    ている場合、このパケットを再送された正常パケットと
    して上記パケット送信手段に出力することを特徴とする
    請求項2記載のデータ伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記再送要求手段により再送要求した不
    正パケットの識別情報(番号に相当)と、この不正パケ
    ットの再送要求済を示す再送要求済情報とを含むパケッ
    トを生成し、この不正パケットに対応する正常パケット
    として上記パケット送信手段に出力する再送要求済情報
    パケット生成手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 上記不正パケットの識別情報を不正パケ
    ット識別情報として正常パケットに付加し上記パケット
    送信手段に出力する不正パケット情報付加手段と、受信
    した正常パケットに付加された上記不正パケット識別情
    報を検出する不正パケット情報検出手段と、この不正パ
    ケット情報検出手段により検出された不正パケット識別
    情報に基づいて、上記不正パケット判定手段が判定した
    不正パケットのうち、前段で不正パケットとなった直前
    不正パケットを検出し、この直前不正パケットの再送要
    求を上記再送要求パケット送信手段により送信するよう
    制御する直前不正パケット検出手段とを設けたことを特
    徴とする請求項1ないし3記載のデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 上記再送要求済情報を含むパケットを受
    信した場合、このパケットの送達確認情報を送信元に送
    信する送達確認送信手段を設けたことを特徴とする請求
    項4記載のデータ伝送装置。
  7. 【請求項7】 再送パケット送信時刻を記憶する再送時
    刻記憶手段と、この再送時刻記憶手段に記憶された再送
    時刻とこの再送時刻が記憶されたパケットに対応する上
    記再送要求信号を受信した時刻とに基づきパケットの再
    送要否を決定するパケット再送制御手段とを設けたこと
    を特徴とする請求項1ないし6記載のデータ伝送装置。
  8. 【請求項8】 上記再送要求手段により再送要求信号を
    送信した時刻を記憶する再送要求時刻記憶手段と、この
    再送要求時刻記憶手段に記憶された再送要求時刻とこの
    再送要求時刻が記憶されたパケットに対応する再送要求
    信号を受信した時刻とに基づき、上記再送要求済情報パ
    ケット生成手段による上記再送要求済情報パケットの再
    送要否を決定する再送要求済情報パケット送信制御手段
    とを設けたことを特徴とする請求項4記載のデータ伝送
    装置。
  9. 【請求項9】 受信したパケットに対して正常/不正を
    判定し、不正と判定された不正パケットについて再送要
    求信号を送信元に送信し、正常と判定された正常パケッ
    トは順次送出することを特徴とするデータ伝送方法。
  10. 【請求項10】 上記再送要求した不正パケットの識別
    情報と、この不正パケットの再送要求済を示す再送要求
    済情報とを含むパケットを生成し、この不正パケットに
    対応する正常パケットとして送信することを特徴とする
    請求項9記載のデータ伝送方法。
  11. 【請求項11】 上記不正パケットの識別情報を不正パ
    ケット識別情報として正常パケットに付加して送信し、
    受信した正常パケットに付加された上記不正パケット識
    別情報を検出し、この検出された不正パケット識別情報
    に基づいて、上記不正パケットのうち、前段で不正パケ
    ットとなった直前不正パケットを検出し、この直前不正
    パケットの再送要求を行うことを特徴とする請求項9な
    いし10記載のデータ伝送方法。
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