JPH09181830A - 集合住宅用通話システム - Google Patents

集合住宅用通話システム

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JPH09181830A
JPH09181830A JP33504395A JP33504395A JPH09181830A JP H09181830 A JPH09181830 A JP H09181830A JP 33504395 A JP33504395 A JP 33504395A JP 33504395 A JP33504395 A JP 33504395A JP H09181830 A JPH09181830 A JP H09181830A
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香子 田中
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Nobuaki Miyaji
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Abstract

(57)【要約】 【課題】警報監視盤におけるハンズフリー通話時に、外
部への音漏れを低減して、秘話性を向上させた集合住宅
用通話システムを提供することを目的の一つとする。 【解決手段】ロビーインターホンLPと住戸親機HPと
が、2線式通話線L0、L1を介して警報監視盤XPと
接続されて構成される集合住宅用通話システムであっ
て、警報監視盤XPが、マイクロフォンMC及びスピー
カSPと、このスピーカSPへの入力信号を増幅する利
得可変アンプ回路RA1と、端末装置間の通話路を確保
する通話切替回路J1、J2と、送話信号に含まれる受
話信号成分を抑圧する同時通話回路ECCと、住戸親機
HPからの呼出信号に基づいて、上記利得可変アンプ回
路の利得を制御するアンプ利得制御回路CRとを備えて
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅用通話シ
ステムに係り、更に詳しくは、ロビーインターホン、住
戸親機、警報監視盤の相互間でハンズフリー通話が可能
なシステムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の集合住宅用通話システムは、住戸
親機及び警報監視盤がハンドセットを備えて構成され、
このハンドセットにより通話するものであった。しかし
ながら、ハンドセットを取り上げなくても通話すること
ができれば便利であるため、本願の発明者らは、特許願
平成7年277383号において、ハンズフリー通話が
可能な集合住宅用ハンズフリー通話システムを提案し
た。
【0003】このハンズフリー通話システムは、ロビー
インターホンと住戸親機とが、それぞれ2線式通話線を
介して警報監視盤と接続されて構成され、この警報監視
盤は、通話切替回路と同時通話回路とを備えて構成され
る。通話切替回路は、ロビーインターホンと住戸親機と
警報監視盤のうち、いずれか2者を選択し、選択された
端末装置の通話回線を切り替え接続する回路であり、同
時通話回路は、受話信号の回り込みに起因して発生する
ハウリングを防止するため、送話信号に含まれている受
話信号成分を抑圧する回路である。即ち、この同時通話
回路により、ハンズフリー通話時であっても、双方向の
同時通話を行うことが可能となる。
【0004】この様な通話システムを使用することによ
り、ロビーインターホン、住戸親機、警報監視盤間で通
話回路を切り替え、かつ、ハウリングの発生を抑圧して
ハンズフリー通話を行うことができる。また、1つの同
時通話回路をいずれの端末装置間の通話においても共用
することができるため、ハンズフリー化による集合住宅
用通話システムのコストアップを低減することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
集合住宅用ハンズフリー通話システムにおいては、以下
の様な問題が生じ得る。即ち、住戸住人と管理人が、こ
の通話システムを用いて通話する場合に、住戸住人のプ
ライバシー保護等の観点から、警報監視盤における受話
音声を話者である管理人以外の者に聞かれると不都合な
場合もある。
【0006】ところが、警報監視盤は、一般に、管理人
室や受け付けに設置されている。この様な警報監視盤に
よりハンズフリー通話を行う場合には、ハンドセット通
話に比べて、管理人室等の外へ受話音声が漏れて、第三
者に聞こえる可能性が高くなるという問題が生じ得る。
また、上述のシステムにおいては、いずれか2つの端末
装置が通話中であれば、その通話路を確保するために、
通話切替回路及び同時通話回路が独占され、この通話が
終了するまで他の端末装置は通話を行うことができな
い。
【0007】ところが、大規模の集合住宅に適用される
通話システムの場合には、住戸数の増加により住戸親機
数が多くなり、また、ロビーインターホンが複数設置さ
れる場合もあり、同時に複数の通話路を確保できなけれ
ば不便な場合がある。一方、必要とされる通話路数の異
なるシステムごとに、異なるハンズフリー通話システム
を提供することは、製品のコストアップにつながるとい
う問題が生じる。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、警報監視盤におけるハンズフリー通話時に、外部
への音漏れを低減して、秘話性を向上させた集合住宅用
通話システムを提供することを第一の目的とする。ま
た、同時に複数の同時通話路を確保することができる集
合住宅用通話システムを安価に提供することを第二の目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明による集合住宅用通話システムは、集合住宅の共用玄
関に設置されたロビーインターホンと、集合住宅の各住
戸に設置された住戸親機とが、2線式通話線を介して警
報監視盤と接続されて構成される集合住宅用通話システ
ムであって、警報監視盤が、ハンズフリー通話のための
マイクロフォン及びスピーカと、このスピーカへの入力
信号を増幅する利得可変アンプ回路と、いずれかの端末
装置からの呼出信号に基づいて、その端末装置と他の端
末装置との通話路を確保する通話切替回路と、受話信号
の回り込みに起因して、送話信号に含まれる受話信号成
分を抑圧する同時通話回路と、住戸親機からの呼出信号
に基づいて、利得可変アンプ回路の利得を制御するアン
プ利得制御回路とを備えて構成される。
【0010】請求項2に記載した本発明による集合住宅
用通話システムは請求項1に記載した本発明による集合
住宅用通話システムであって、警報監視盤が、さらに、
通話用ハンドセット及びハンドセット用のフックスイッ
チを備え、通話切替回路が、フックスイッチの出力に基
づいて、ハンドセットと、ハンズフリー通話のためのマ
イクロフォン及びスピーカとを切り替えて、通話路に接
続する構成とされる。
【0011】請求項3に記載した本発明による集合住宅
用通話システムは、集合住宅の共用玄関に設置されたロ
ビーインターホンと、集合住宅の各住戸に設置された住
戸親機と、警報監視盤とが、それぞれ2線式通話線を介
して通話制御ユニットに接続されて構成される集合住宅
用通話システムであって、通話制御ユニットが、各端末
装置から入力されたアナログ受話信号をデジタル信号へ
変換するとともに、デジタル送話信号を各端末装置へ出
力するアナログ信号へ変換する信号変換回路と、信号変
換回路から出力されるデジタル受話信号を多重化すると
ともに、多重化された信号を各端末装置へのデジタル送
話信号へ分離して、信号変換回路へ出力する多重化回路
と、いずれかの端末装置からの呼出信号に基づいて、多
重化信号にデジタル信号処理を行って、その端末装置と
他の端末装置との通話路を確保するデジタル通話切替回
路とを備えて構成される。
【0012】請求項4に記載した本発明による集合住宅
用通話システムは、集合住宅の共用玄関に設置されたロ
ビーインターホンと、集合住宅の各住戸に設置された住
戸親機と、警報監視盤とが、それぞれ2線式通話線を介
して通話制御ユニットに接続されて構成される集合住宅
用通話システムであって、各端末装置が、通話制御ユニ
ットから入力されるデジタル受話信号をアナログ信号へ
変換するとともに、アナログ送話信号をデジタル信号へ
変換して通話制御ユニットへ出力する信号変換回路を備
えて構成され、通話制御ユニットが、信号変換回路から
出力されるデジタル受話信号を多重化するとともに、多
重化された信号を各端末装置へのデジタル送話信号へ分
離して、信号変換回路へ出力する多重化回路と、いずれ
かの端末装置からの呼出信号に基づいて、多重化信号に
デジタル信号処理を行って、その端末装置と他の端末装
置との通話路を確保するデジタル通話切替回路とを備え
て構成される。
【0013】請求項5に記載した本発明による集合住宅
用通話システムは請求項3又は4に記載した本発明によ
る集合住宅用通話システムであって、通話制御ユニット
が、受話信号の回り込みに起因して、送話信号に含まれ
る受話信号成分を抑圧する1又は2以上の同時通話回路
をさらに備え、同時通話回路がデジタル通話切替回路に
接続されて構成される。
【0014】請求項6に記載した本発明による集合住宅
用通話システムは請求項5に記載した本発明による集合
住宅用通話システムであって、各同時通話回路が、着脱
可能な同時通話ユニットとして構成される。この同時通
話ユニットは、単一の同時通話回路を備えて構成される
ものであっても、複数の同時通話回路を備えて構成され
るものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の態様】請求項1及び2に記載した本発明
による集合住宅用通話システムのシステム構成の一例を
図2に示す。このシステムは、集合住宅の共同玄関に設
置された1つのロビーインターホンLPと、集合住宅内
の各住戸に設置された複数の住戸親機HPとが、警報監
視盤XPを介して接続されており、さらに、各住戸親機
HPは、その住戸の玄関口に設置されたドアホン子器D
Pと接続されて構成される。
【0016】これらの各装置は、いずれも2線式の通話
線L0〜L2で接続されており、双方向で通話すること
ができる。また、ドアホン子器DP、住戸親機HP間を
除き、各装置間には2線式の信号線La、Lbがさらに
設けられ、呼出信号等の制御信号が伝送される。次に、
図2に示した警報監視盤XPの一構成例の要部を図1に
示す。この警報監視盤XPは、ハンズフリー送受話回路
と、ハンドセット送受話回路と、通話切替回路J1、J
2と、同時通話回路ECCと、制御回路CRと、2/4
変換回路HC1、HC2とにより構成される。
【0017】ハンズフリー送受話回路は、スピーカSK
及び受話信号用アンプ回路RA1により構成される受話
回線と、マイクロホンMC及び送話信号用アンプ回路S
A1により構成される送話回線とにより構成される。上
記アンプ回路RA1は、ハンズフリー通話時に、スピー
カSKへ入力する受話信号を増幅する回路であり、その
利得が、制御回路CRからの制御信号により制御される
利得可変のアンプ回路である。一方、上記アンプ回路S
A1は、マイクロホンのからの送話信号を増幅する回路
である。
【0018】ハンドセット送受話回路は、スピーカ及び
マイクロホンを内蔵したハンドセットHSと、受話信号
用アンプ回路RA2と、送話信号用アンプ回路SA2と
により構成される。上記アンプ回路RA2は、ハンドセ
ット通話時時に、ハンドセットHSに内蔵されたスピー
カへ入力する受話信号を増幅する回路であり、上記アン
プ回路SA2は、マイクロホンのからの送話信号を増幅
する回路である。これらのアンプ回路RA2、SA2
は、ともに増幅利得が一定のアンプ回路である。
【0019】2/4変換回路HC1、HC2は、2線式
通話線と4線式通話線とを接続するための変換回路であ
り、2線式通話線L0、L1から受話信号を分離して取
り出し、送話信号を2線式通話線L0、L1へ送出す
る。同時通話回路ECCは、エコーキャンセラ回路EC
1、EC2を備えて構成され、受話信号の回り込みが発
生した場合に、送話信号に含まれている受話信号成分を
抑制して、ハウリングの発生を防止するためのものであ
る。エコーキャンセラ回路EC1は、スイッチング手段
J2側に接続される端末装置における受話回路から送話
回路への回り込みを抑制し、エコーキャンセラ回路EC
2は、スイッチング手段J1側に接続される端末装置に
おける受話回路から送話回路への回り込みを抑制する。
従って、同時通話回路ECCにより、ハンズフリー通話
における同時通話が可能となる。
【0020】これらのエコーキャンセラ回路の一構成例
を図3に示す。このエコーキャンセラ回路ECは、適応
フィルタWaと、送話回線に設けられた減算回路SBと
により構成される。適応フィルタWaは、このエコーキ
ャンセラ回路ECから受話回線へ出力された受話信号
が、送話回線へ回り込んで、送話信号として再びこのエ
コーキャンセラ回路へ入力されるまでの伝達関数W1を
同定する。そして、受話信号をこの伝達関数W1により
畳み込み演算することにより、送話信号に含まれる受話
信号成分を求める。減算回路SBは、適応フィルタWa
により求められた受話信号成分を送話信号から減算する
ことにより、回り込みの影響を排除することができる。
【0021】通話切替回路は、スイッチング手段J1、
J2により構成され、ロビーインターホンLP、住戸親
機HP及び警報監視盤XPの3者のうちの2者を選択し
て、通話可能とする切替手段である。また、警報監視盤
XPのハンズフリー通話とハンドセット通話もスイッチ
ング手段J2により切り替えられる。即ち、スイッチン
グ手段J1、J2をともに接点a側に接続すれば、ロビ
ーインターホンLPが、警報監視盤XPを介して住戸親
機HPに接続される。この状態からスイッチング手段J
2を接点b側に接続すれば、ハンズフリー送受話回路が
住戸親機HPに接続され、接点c側に接続すれば、ハン
ドセット送受話回路が住戸親機HPに接続される。
【0022】また、スイッチング手段J1、J2をとも
に接点b側に接続すれば、ロビーインターホンLPにハ
ンズフリー送受話回路が接続され、この状態からスイッ
チング手段J2を接点c側に接続すれば、ロビーインタ
ーホンLPにハンドセット送受話回路が接続される。こ
の様にして、通話切替回路J1、J2により任意の2者
を選択するこができ、これらの送受話回路が同時通話回
路ECCを介して接続されることにより、ハンズフリー
による同時通話が可能となる。
【0023】制御回路CRは、ロビーインターホンLP
及び住戸親機HPからの制御信号と、ハンドセット用の
フックスイッチHKの出力に基づいて、通話切替回路J
1、J2、同時通話回路ECC及び利得可変アンプ回路
RA1を制御する。請求項1に記載した本発明による集
合住宅用通話システムの動作について以下に説明する。
警報監視盤XPの制御回路CRは、アンプ回路RA1に
対して制御信号を出力して、その利得を制御する。即
ち、アンプ利得制御回路として機能する。このアンプ利
得の制御は、警報監視盤XPから住戸親機HPへの呼出
操作又は住戸親機HPからの呼出信号の検出に基づいて
行われる。
【0024】これらの呼出信号によって、スイッチング
手段J1が端子a側に接続され、スイッチング手段J2
が端子b側に接続されて、警報監視盤XPのハンズフリ
ー送受話回路と住戸親機HPとの間に通話路が確保され
てた場合には、制御回路CRは、利得可変アンプ回路R
A1の利得を低下させる制御信号を出力する。従って、
警報監視盤XPのハンズフリー通話においては、住戸親
機HPとの通話時は、ロビーインターホンとの通話時に
比べて、スピーカSPから出力される受話音量が小さく
なる。
【0025】即ち、ロビーインターホンLPからの受話
音は、聞き取りやすい音量で出力される一方、住戸親機
からの受話音は、より小さい音量で出力することによっ
て、警報監視盤の設置されている管理人室等から受話音
が漏れにくくなって、ハンズフリー通話であっても秘話
性を向上させることができる。請求項2に記載した本発
明による集合住宅用通話システムの動作について以下に
説明する。警報監視盤XPの制御回路CRは、ハンドセ
ット用のフックHKの出力に基づいて、スイッチング回
路J2を切り替え制御する。
【0026】即ち、スイッチング回路J2が、端子bに
接続されて、警報監視盤XPのハンズフリー送受話回路
によりハンズフリー通話を行っている場合に、ハンドセ
ットHSが取り上げられると、フックスイッチHKの出
力に基づいて、制御回路CRが、スイッチング回路J2
に対して制御信号を出力する。この制御信号に基づい
て、スイッチング回路J2が、接点c側へ切り替わる。
このため、ハンドセットHSが取り上げられると、ハン
ズフリー通話は、自動的にハンドセット通話へ切り替え
られる。
【0027】この様にして、いつでもハンドセットHS
を取り上げるだけで、ハンズフリー通話用のスピーカS
Pから受話音が出力されなくなるため、ハンズフリー通
話中に、管理人室へ来訪者があった様な場合や通話内容
から第三者に聞かれると不都合と判断される様な場合等
には、直ちにハンドセット通話に切り替えることがで
き、集合住宅用通話システムの秘話性を向上させること
ができる。
【0028】なお、スイッチング手段J1が端子c側に
接続されていれば、即ち、警報監視盤XPのハンドセッ
ト送受話回路が通話路に接続されていれば、同時通話回
路は不要であるため、制御回路CRは、同時通話回路E
CCの機能を停止させて、送受話信号をそのまま通過さ
せる。請求項3及び5に記載した本発明による集合住宅
用通話システムのシステム構成の一例を図4に示す。こ
のシステムは、複数のロビーインターホンLPと複数の
住戸親機HPと警報監視盤XPが、それぞれ2線式の通
話線を介して通話制御ユニットTUに接続されて構成さ
れる。このハンズフリー通話システムは、図1に示した
通話システムとは異なり、警報監視盤XPを含む各端末
装置が、通話制御ユニットTUに接続されており、各住
戸親機HPへの通話線L1は共用化されず、それぞれの
通話線L1により、通話制御ユニットTUへ接続されて
いる。また、複数あるロビーインターホンLPについて
も同様である。
【0029】次に、図4に示した通話制御ユニットTU
の一構成例の要部を図5に示す。この通話制御ユニット
TUは、デジタル通話切替回路DJと、多重化回路MU
1、MU2と、1又は2以上の同時通話回路ECCと、
複数の信号変換回路CVと、複数の2/4変換回路HC
とにより構成される。2/4変換回路HCは、2線式通
話線L0、L1、L3と、送話信号線及び受話信号線か
らなる4線式通話線とを接続するための変換回路であ
り、2線式通話線L0、L1、L3から受話信号を分離
して受話信号線へ出力する一方、送話信号線の送話信号
を2線式信号線L0、L1、L3へ送出する。
【0030】信号変換回路CVは、A/Dコンバータ及
びD/Aコンバータにより構成され、各2/4変換回路
HCから出力されるアナログ受話信号をデジタル信号に
変換するとともに、デジタル送話信号をアナログ信号に
変換して、これらの回路へ入力する。多重化回路MU1
は、各住戸親機HPからの受話信号を時分割により多重
化する一方、多重化された送話信号を各住戸親機HPへ
の送話信号に分離する回路である。同様にして、多重化
回路MU2は、各ロビーインターホンLPからの受話信
号を時分割により多重化する一方、多重化された送話信
号を各ロビーインターホンLPへの送話信号に分離する
回路である。
【0031】この多重化回路MU1、MU2の動作の一
例を図6を用いて説明する。図6の(a)は、多重化回
路MU1、MU2により多重化された通話データの一例
を示した図であり、図6の(b)は、この多重化信号か
ら所定の通話信号を取り出す際の同期信号の一例を示し
た図である。信号変換回路CVが、アナログ受話信号を
サンプリングレート8kHz、分解能8ビットでサンプ
リングを行えば、デジタルデータの伝送は、64kビッ
ト/秒で行うことが必要となる。従って、2.048M
ビット/秒で行えば、32チャンネルのデータを同時に
伝送することができる。
【0032】図中の(a)は、この様子示した図であ
る。この図は、伝送データを時間軸上で示したものであ
り、32個のチャンネル0〜31は、それぞれ8ビット
のデータで構成されている。これらの各チャンネルは、
それぞれ異なる端末装置に対応しているため、この場
合、32個の端末装置の通話信号を多重化することがで
きる。
【0033】この様にして多重化された信号から、所定
の端末装置に対応した通話データのみを取り出したい場
合には、その端末装置の割り当てられたチャンネルに対
応した同期信号が使用される。例えば、チャンネル0の
データを分離して取り出したい場合には、図中の(b)
に示した様な同期信号と、多重化データとの論理積を求
めれば、チャンネル0のデータのみを求めることができ
る。この様にして取り出されたデータは、8kHzのデ
ータであり、標本化の定理から4kHzまでの音声信号
を再生することができる。
【0034】デジタル通話切替回路DJは、多重化信号
のチャンネルを任意に入れ替えて、出力することができ
るデジタルスイッチにより構成される。このデジタルス
イッチの動作の一例を図7を用いて説明する。図7の
(a)は、デジタルスイッチの入力データの一例を示し
た図であり、図7の(b)は、このデジタルスイッチの
出力データの一例を示した図である。
【0035】例えば、第一の住戸親機HP1、第二の住
戸親機HP2が、それぞれ入力データのチャンネル0、
1に割り当てられ、第一のロビーインターホンLP1、
第二のロビーインターホンLP2が、それぞれ出力デー
タのチャンネル0、2に割り当てられているとする。こ
の時、第一の住戸親機HP1と第二のロビーインターホ
ンLP2との通話路を確保するとともに、第二の住戸親
機HP2と第一のロビーインターホンLP1との通話路
を確保するためには、入力データのチャンネル0をチャ
ンネル2へ入れ替え、入力データのチャンネル1をチャ
ンネル0へ入れ替えて出力データを生成すればよい。こ
のチャンネルの入れ替え操作によって、任意の端末装置
間で通話路を確保することができる。なお、デジタルス
イッチは、通常、この様な入出力ポートを複数本備えて
構成され、図5の場合、5対の入出力ポートが使用され
ている。
【0036】同時通話回路ECCは、エコーキャンセラ
回路により構成される回路であり、ハウリングを防止し
て、ハンズフリー通話における同時通話を可能とするも
のである。この同時通話回路ECCは、図1及び2に示
した同時通話回路ECCと同様に機能するものである
が、多重化された信号を対象とする点で、図1に示した
回路とは異なる。即ち、多重化信号の所定のチャンネル
に対して、回り込み成分の抑圧を行う回路である。
【0037】この同時通話回路ECCは、同時通話を行
う通話路の数だけ必要とされる回路であり、必要とされ
る通話路の数に応じて、1又は2以上の同時通話回路E
CCが、デジタル通話切替回路DJに接続される。集合
住宅用通話システムを、この様な構成とすることによ
り、複数の通話路を同時に確保し、さらに、ハンズフリ
ー通話における同時通話を複数の通話路において利用す
ることができる。また、同時通話回路ECCは、各端末
装置毎に割り当てられているのではないため、同時にハ
ンズフリー通話が行われる通話路数だけを備えていれば
足り、通話システムのコストダウンを図ることができ
る。さらに、住戸親機HP、ロビーインターホンLP、
警報監視盤XPの相互間のみならず、住戸親機HP間で
も通話することが可能となる。
【0038】ここで、図4に示した通話制御ユニットT
Uの他の構成例の要部を図8に示す。この通話制御ユニ
ットTUのデジタル通話切替回路DJは、6対の入出力
ポートを備えたデジタルスイッチであり、図5に示した
デジタルスイッチよりも多い。このため、この通話制御
ユニットTUは、図5に示されている多重化回路MU2
を備えることなく、ロビーインターホンLP用の信号変
換回路CVを直接デジタル通話切替回路DJに接続して
構成される。入出力ポートの多いデジタルスイッチを使
用する場合には、この様な構成とすることもできる。
【0039】請求項4に記載した本発明による集合住宅
用通話システムの一構成例の要部を図9に示す。この集
合住宅用通話システムは、システム構成としては、図4
に示した通話システムと同様であるが、信号変換回路C
Vが各端末装置側に備えられている点で異なる。この通
話システムは、各端末装置の送受話回路XRS、LR
S、HRSから出力される話者のアナログ音声信号を端
末装置内の信号変換回路CVにおいてデジタル信号に変
換して、デジタル送話信号として通話制御ユニットTU
へ送出する。
【0040】一方、通話制御ユニットTUからはデジタ
ル信号が送出され、この信号を各端末装置内の信号変換
回路CVにおいてアナログ信号に変換して送受話回路X
RS、LRS、HRSへ入力し、受話音声として再生す
る。このため、通話信号は、通話線L0、L1、L3上
をデジタル信号として伝送されるため、アナログ信号と
して伝送する通話システムに比べて、伝送経路上におけ
る信号の劣化を減少させることができ、通話品質の向上
を図ることができる。
【0041】請求項6に記載した本発明による集合住宅
用通話システムの一構成例を図10に示す。このシステ
ムを構成する通話制御ユニットTUは、図5に示した通
話制御ユニットTUの同時通話回路ECCが、着脱可能
な同時通話ユニットEU1、EU2として構成される。
この様子をさらに図11に示す。この図は、通話制御ユ
ニットTUの内部の構造を模式的に示した説明図であ
り、匡体内に、デジタルスイッチ等を搭載したメインボ
ードや、A/Dコンバータ、D/Aコンバータを搭載し
た信号変換ボードが格納され、さらに、複数の同時通話
ユニットEC1、EC2が格納可能な構成となってい
る。
【0042】従って、システムの設置後に、さらに多く
のハンズフリー通話を同時に行う必要が生じた場合に
は、この通話制御ユニットTUに、同時通話ユニットE
C1、EC2を追加することにより、同時通話回路EC
Cを簡単に追加することができる。また、同時に必要と
なるハンズフリー通話の数は、各システムによって異な
るが、同時通話回路ECCを着脱可能な同時通話ユニッ
トEC1、EC2として構成することにより、同一のシ
ステムを種々の場合に適用することが可能となり、製造
コストを低減することができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明による集合住
宅用通話システムは、通話切替回路が、各端末装置から
の呼出信号に基づいて、端末装置との通話路を確保する
とともに、アンプ利得制御回路が、スピーカへの入力信
号を増幅する利得可変アンプ回路の利得を制御し、住戸
親機とのハンズフリー通話時に、警報監視盤のハンズフ
リー通話用スピーカから出力される受話音量を低下させ
る。
【0044】従って、ロビーインターホンからの受話音
は、聞き取りやすい音量で出力される一方、住戸親機か
らの受話音は、より小さい音量で出力することによっ
て、警報監視盤の設置されている管理人室等から受話音
が漏れにくくなって、ハンズフリー通話であっても秘話
性を向上させることができる。請求項2に記載した本発
明による集合住宅用通話システムは、通話切替回路が、
ハンドセット用のフックスイッチの出力に基づいて、ハ
ンドセットと、ハンズフリー通話のためのマイクロフォ
ン及びスピーカとを切り替えて、通話路に接続する。即
ち、ハンドセットを取り上げると同時に、ハンズフリー
通話からハンドセット通話へ切り替わる。
【0045】従って、いつでもハンドセットを取り上げ
るだけで、ハンズフリー通話用のスピーカから受話音が
出力されなくなるため、ハンズフリー通話中に、管理人
室へ来訪者があった様な場合や通話内容から第三者に聞
かれると不都合と判断される様な場合等には、直ちにハ
ンドセット通話に切り替えることができ、集合住宅用通
話システムの秘話性を向上させることができる。
【0046】請求項3に記載した本発明による集合住宅
用通話システムは、各端末装置が、それぞれ2線式通話
線を介して通話制御ユニットに接続されて構成される。
この通話制御ユニットは、各端末装置からのアナログ通
話信号をデジタル信号に変換して、デジタル信号処理に
より、端末装置間の通話路を同時に確保する。従って、
通話制御ユニットは、同時に複数の通話路を確保するこ
とができ、それぞれの端末装置間で同時に通話すること
が可能となる。
【0047】また、各端末装置がそれぞれ2線式信号線
により通信制御装置へ直接接続されていることから、住
戸親機間での通話も可能となり、複数のロビーインター
ホンが接続されている場合には、これらのロビーインタ
ーホン間でも通話が可能となる。さらに、通話切替回路
がアナログスイッチではなく、デジタルスイッチ等を用
いたデジタル信号処理により行われるため、通話切替回
路における音声信号の劣化を防止することでき、通話品
質を向上させることができる。
【0048】請求項4に記載した本発明による集合住宅
用通話システムは、各端末装置内においてデジタル信号
に変換されたデジタル送話信号を通話制御ユニットへ送
出する一方、通話制御ユニットから送出されたデジタル
信号を各端末装置においてアナログ信号に変換する。従
って、端末装置、通話制御ユニット間の信号伝送を、デ
ジタル信号により行うことができ、配線長の長い伝送経
路においてもノイズ等の影響を受けにくく、信号の劣化
を低減することができる。このため、通話品質を向上さ
せることができる。
【0049】請求項5に記載した本発明による集合住宅
用通話システムは、通話制御ユニットのデジタル通話切
替回路に同時通話回路を設けて、ハンズフリー通話時の
信号の回り込みを低減して、ハウリングの発生を防止す
る。従って、上記の通話システムにおいて、ハンズフリ
ー通話が可能となる。また、複数の同時通話回路を、デ
ジタル通話切替回路に接続することにより、複数の通話
路において、同時にハンズフリー通話を行うことが可能
となる。
【0050】請求項6に記載した本発明による集合住宅
用通話システムは、通話制御ユニットの同時通話回路
が、着脱可能な同時通話ユニットとして構成されるた
め、必要に応じて、この同時通話ユニットを追加するこ
とにより、同時にハンズフリー通話を行うことができる
通話路数を簡単に増大させることができる。
【0051】また、同時にハンズフリー通話が可能な通
話路数に関わらず、同一のシステムを適用することが可
能となるため、製造コストを低減することができ、集合
住宅用通話システムを安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び2に記載した本発明による集合住
宅用通話システムの一構成例を示した図である。
【図2】請求項1及び2に記載した本発明による集合住
宅用通話システムのシステム構成の一例を示した図であ
る。
【図3】図1に示したエコーキャンセラ回路の一構成例
を示した図である。
【図4】請求項3及び5に記載した本発明による集合住
宅用通話システムのシステム構成の一例を示した図であ
る。
【図5】図4に示した通話制御ユニットの一構成例を示
した図である。
【図6】図5に示した多重化回路の動作の一例を示した
説明図である。
【図7】図5に示したデジタル通話切替回路の動作の一
例を示した説明図である。
【図8】図4に示した通話制御ユニットの他の構成例を
示した図である。
【図9】請求項4に記載した本発明による集合住宅用通
話システムの一構成例の要部を示した図である。
【図10】請求項6に記載した本発明による集合住宅用
通話システムの一構成例を示した図である。
【図11】図10に示した通話制御ユニットの内部の構
造を模式的に示した説明図である。
【符号の説明】 LP・・・ロビーインターホン HP・・・住戸親機 XP・・・警報監視盤 L0、L1、L3・・・二線式通話線 MC・・・マイクロフォン SP・・・スピーカ RA1・・・利得可変アンプ回路 LP、HP、XP・・・端末装置 J1、J2・・・通話切替回路 ECC・・・同時通話回路 CR・・・アンプ利得制御回路 HS・・・ハンドセット HK・・・フックスイッチ TU・・・通話制御ユニット CV・・・信号変換回路 HC1、HC2・・・多重化回路 DJ・・・デジタル通話切替回路 EC1、EC2・・・同時通話ユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【発明の実施の形態】請求項1及び2に記載した本発明
による集合住宅用通話システムのシステム構成の一例を
図2に示す。このシステムは、集合住宅の共同玄関に設
置された1つのロビーインターホンLPと、集合住宅内
の各住戸に設置された複数の住戸親機HPとが、警報監
視盤XPを介して接続されており、さらに、各住戸親機
HPは、その住戸の玄関口に設置されたドアホン子器D
Pと接続されて構成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】ハンズフリー送受話回路は、スピーカSP
及び受話信号用アンプ回路RA1により構成される受話
回線と、マイクロホンMC及び送話信号用アンプ回路S
A1により構成される送話回線とにより構成される。上
記アンプ回路RA1は、ハンズフリー通話時に、スピー
カSKへ入力する受話信号を増幅する回路であり、その
利得が、制御回路CRからの制御信号により制御される
利得可変のアンプ回路である。一方、上記アンプ回路S
A1は、マイクロホンのからの送話信号を増幅する回路
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】これらのエコーキャンセラ回路の一構成例
を図3に示す。このエコーキャンセラ回路ECは、適応
フィルタWaと、送話回線に設けられた減算回路SBと
により構成される。適応フィルタWaは、このエコーキ
ャンセラ回路ECから受話回線へ出力された受話信号
が、送話回線へ回り込んで、送話信号として再びこのエ
コーキャンセラ回路へ入力されるまでの伝達関数W1を
同定する。そして、受話信号を同定された伝達関数によ
り畳み込み演算することにより、送話信号に含まれる受
話信号成分を求める。減算回路SBは、適応フィルタW
aにより求められた受話信号成分を送話信号から減算す
ることにより、回り込みの影響を排除することができ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】図中の(a)は、この様子を示した図であ
る。この図は、伝送データを時間軸上で示したものであ
り、32個のチャンネル0〜31は、それぞれ8ビット
のデータで構成されている。これらの各チャンネルは、
それぞれ異なる端末装置に対応しているため、この場
合、32個の端末装置の通話信号を多重化することがで
きる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 実 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集合住宅の共用玄関に設置されたロビーイ
    ンターホンと、集合住宅の各住戸に設置された住戸親機
    とが、2線式通話線を介して警報監視盤と接続されて構
    成される集合住宅用通話システムにおいて、 上記警報監視盤が、ハンズフリー通話のためのマイクロ
    フォン及びスピーカと、このスピーカへの入力信号を増
    幅する利得可変アンプ回路と、 上記のいずれかの端末装置からの呼出信号に基づいて、
    その端末装置と他の端末装置との通話路を確保する通話
    切替回路と、 受話信号の回り込みに起因して、送話信号に含まれる受
    話信号成分を抑圧する同時通話回路と、 住戸親機からの呼出信号に基づいて、上記利得可変アン
    プ回路の利得を制御するアンプ利得制御回路とを備えて
    構成され、 住戸親機とのハンズフリー通話時に、警報監視盤の受話
    音量を低下させることを特徴とする集合住宅用通話シス
    テム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した本発明による集合住宅
    用通話システムにおいて、 上記警報監視盤が、さらに、通話用ハンドセット及びハ
    ンドセット用のフックスイッチを備え、 上記通話切替回路が、上記フックスイッチの出力に基づ
    いて、上記ハンドセットと、ハンズフリー通話のための
    上記マイクロフォン及びスピーカとを切り替えて、通話
    路に接続する構成とされ、 ハンドセットを取り上げると、ハンズフリー通話からハ
    ンドセット通話へ切り替わることを特徴とする集合住宅
    用通話システム。
  3. 【請求項3】集合住宅の共用玄関に設置されたロビーイ
    ンターホンと、集合住宅の各住戸に設置された住戸親機
    と、警報監視盤とが、それぞれ2線式通話線を介して通
    話制御ユニットに接続されて構成される集合住宅用通話
    システムにおいて、 上記通話制御ユニットが、上記の各端末装置から入力さ
    れたアナログ受話信号をデジタル信号へ変換するととも
    に、デジタル送話信号を上記の各端末装置へ出力するア
    ナログ信号へ変換する信号変換回路と、 上記信号変換回路から出力されるデジタル受話信号を多
    重化するとともに、多重化された信号を上記の各端末装
    置へのデジタル送話信号へ分離して、上記信号変換回路
    へ出力する多重化回路と、 上記のいずれかの端末装置からの呼出信号に基づいて、
    上記多重化信号にデジタル信号処理を行って、その端末
    装置と他の端末装置との通話路を確保するデジタル通話
    切替回路とを備えて構成されることを特徴とする集合住
    宅用通話システム。
  4. 【請求項4】集合住宅の共用玄関に設置されたロビーイ
    ンターホンと、集合住宅の各住戸に設置された住戸親機
    と、警報監視盤とが、それぞれ2線式通話線を介して通
    話制御ユニットに接続されて構成される集合住宅用通話
    システムにおいて、 上記の各端末装置が、上記通話制御ユニットから入力さ
    れるデジタル受話信号をアナログ信号へ変換するととも
    に、アナログ送話信号をデジタル信号へ変換して上記通
    話制御ユニットへ出力する信号変換回路を備えて構成さ
    れ、 上記通話制御ユニットが、上記各端末装置から入力され
    たデジタル受話信号を多重化するとともに、多重化され
    た信号を上記の各端末装置へのデジタル送話信号に分離
    して、上記端末装置へ出力する多重化回路と、 上記のいずれかの端末装置からの呼出信号に基づいて、
    上記多重化信号にデジタル信号処理を行って、その端末
    装置と他の端末装置との通話路を確保するデジタル通話
    切替回路とを備えて構成されることを特徴とする集合住
    宅用通話システム。
  5. 【請求項5】請求項3又は4に記載した本発明による集
    合住宅用通話システムにおいて、 上記通話制御ユニットが、受話信号の回り込みに起因し
    て、送話信号に含まれる受話信号成分を抑圧する1又は
    2以上の同時通話回路をさらに備え、 この同時通話回路が、上記デジタル通話切替回路に接続
    されて構成されることを特徴とする集合住宅用通話シス
    テム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載した本発明による集合住宅
    用通話システムにおいて、 上記の各同時通話回路が、着脱可能な同時通話ユニット
    として構成されることを特徴とする集合住宅用通話シス
    テム。
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