JPH09182085A - 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像伝送方法及び記録媒体 - Google Patents
画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像伝送方法及び記録媒体Info
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- JPH09182085A JPH09182085A JP28275296A JP28275296A JPH09182085A JP H09182085 A JPH09182085 A JP H09182085A JP 28275296 A JP28275296 A JP 28275296A JP 28275296 A JP28275296 A JP 28275296A JP H09182085 A JPH09182085 A JP H09182085A
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- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロック境界上に現れるエッジ状の劣化が復
号化画像に与える影響を抑えることができる画像符号化
装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、
画像伝送方法及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 入力された画像信号に対して、動きベク
トル検出器11で動きベクトルを検出すると共にウエー
ブレット変換器3でウエーブレット係数を生成し、検出
した動きベクトルと既に復元されている復元画像から動
き補償器12で予測ウエーブレット係数を生成して、ウ
エーブレット係数と予測ウエーブレット係数との差分を
減算器4により算出して量子化器5で量子化する。ま
た、量子化されたウエーブレット係数の差分を逆量子化
器13で逆量子化して加算器14で予測ウエーブレット
係数に加算することによってウエーブレット係数を復元
し、逆ウエーブレット変換器15で逆ウエーブレット変
換を施して、画像を復元する。
号化画像に与える影響を抑えることができる画像符号化
装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、
画像伝送方法及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 入力された画像信号に対して、動きベク
トル検出器11で動きベクトルを検出すると共にウエー
ブレット変換器3でウエーブレット係数を生成し、検出
した動きベクトルと既に復元されている復元画像から動
き補償器12で予測ウエーブレット係数を生成して、ウ
エーブレット係数と予測ウエーブレット係数との差分を
減算器4により算出して量子化器5で量子化する。ま
た、量子化されたウエーブレット係数の差分を逆量子化
器13で逆量子化して加算器14で予測ウエーブレット
係数に加算することによってウエーブレット係数を復元
し、逆ウエーブレット変換器15で逆ウエーブレット変
換を施して、画像を復元する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化装置、
画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像伝
送方法及び記録媒体に関し、例えば、動画像の圧縮を目
的とした、画像信号を符号化する符号化装置及び符号化
方法、その符号化された画像データが記録されているビ
デオテープ、ビデオディスク及び半導体メモリなどの記
録媒体、その記録媒体に記録されている符号化された画
像信号を復号する復号装置及び復号方法、その符号化、
復号化装置を備えるAV機器、テレビ放送やテレビ会議
システムなどの通信機器における伝送方式、その通信機
器のための画像信号を符号化、復号する装置及び方法に
関する。
画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像伝
送方法及び記録媒体に関し、例えば、動画像の圧縮を目
的とした、画像信号を符号化する符号化装置及び符号化
方法、その符号化された画像データが記録されているビ
デオテープ、ビデオディスク及び半導体メモリなどの記
録媒体、その記録媒体に記録されている符号化された画
像信号を復号する復号装置及び復号方法、その符号化、
復号化装置を備えるAV機器、テレビ放送やテレビ会議
システムなどの通信機器における伝送方式、その通信機
器のための画像信号を符号化、復号する装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号の圧縮を目的とした符号化
/復号方法の1つとして、サブバンド符号化がある。こ
のサブバンド符号化は、例えばウェーブレット変換を行
うためのフィルタ(以下、ウェーブレット変換フィルタ
という。)によって、デジタル信号の帯域分割を行い、
ディジタル信号の圧縮を行うものである。すなわち、サ
ブバンド符号化は、入力された信号に対して、異なる通
過帯域を有する複数のフィルタでフィルタリング処理を
施した後、各周波数帯域に応じた間隔でダウンサンプリ
ングを施し、各フィルタの出力信号のエネルギーの偏り
を利用して圧縮を行うものである。
/復号方法の1つとして、サブバンド符号化がある。こ
のサブバンド符号化は、例えばウェーブレット変換を行
うためのフィルタ(以下、ウェーブレット変換フィルタ
という。)によって、デジタル信号の帯域分割を行い、
ディジタル信号の圧縮を行うものである。すなわち、サ
ブバンド符号化は、入力された信号に対して、異なる通
過帯域を有する複数のフィルタでフィルタリング処理を
施した後、各周波数帯域に応じた間隔でダウンサンプリ
ングを施し、各フィルタの出力信号のエネルギーの偏り
を利用して圧縮を行うものである。
【0003】サブバンドフィルタ、及びウエーブレット
フィルタによる帯域分割による信号処理に関しては、例
えば文献『ウエーブレット変換とサブバンド符号化』マ
ーチン・ヴェターリ著、電子情報通信学会誌、Vol.74 N
o.12 pp1275-1278 1991 年12月に説明されている。
フィルタによる帯域分割による信号処理に関しては、例
えば文献『ウエーブレット変換とサブバンド符号化』マ
ーチン・ヴェターリ著、電子情報通信学会誌、Vol.74 N
o.12 pp1275-1278 1991 年12月に説明されている。
【0004】サブバンド符号化及びウェーブレット変換
を用いた帯域分割による信号処理に関しては、例えば文
献『ウェーブレット変換とサブバンド符号化』マーチン
・ヴエターリ著、電子情報通信学会誌、Vo1.74 No.12
pp1275-1278 1991年12月に説明されている。
を用いた帯域分割による信号処理に関しては、例えば文
献『ウェーブレット変換とサブバンド符号化』マーチン
・ヴエターリ著、電子情報通信学会誌、Vo1.74 No.12
pp1275-1278 1991年12月に説明されている。
【0005】図28を用いて、動き補償及びDCTを用
いた画像符号化装置及び画像復号化装置の従来例を説明
する。図28の(A)は画像符号化装置100の構成を
示しており、図28の(B)は画像復号装置200の構
成を示している。
いた画像符号化装置及び画像復号化装置の従来例を説明
する。図28の(A)は画像符号化装置100の構成を
示しており、図28の(B)は画像復号装置200の構
成を示している。
【0006】画像符号化装置100において、入力画像
が入力端子101を介してフレームメモリ1022に供
給される。動きベクトル検出器111は、フレームメモ
リ102に保存された入力画像から、動きベクトルvを
検出する。動きベクトルの検出法としては、通常、16
画素×16画素のブロック単位でのブロックマッチング
が行われる。また、より高い精度を実現するために、半
画素単位のマッチングが行われる。さらに、ブロックマ
ッチングの代わりに、既に知られている他の動きベクト
ル検出法を用いられることもある。
が入力端子101を介してフレームメモリ1022に供
給される。動きベクトル検出器111は、フレームメモ
リ102に保存された入力画像から、動きベクトルvを
検出する。動きベクトルの検出法としては、通常、16
画素×16画素のブロック単位でのブロックマッチング
が行われる。また、より高い精度を実現するために、半
画素単位のマッチングが行われる。さらに、ブロックマ
ッチングの代わりに、既に知られている他の動きベクト
ル検出法を用いられることもある。
【0007】動き補償器112は、図示せぬフレームメ
モリを備え、現在、符号化すべき画像の各位置の画素値
を、既に、符号化及び復号化が終了し、このフレームメ
モリに保存されている画像から予測する。時刻tに入力
された画像上の位置(i,j)における画素値I[i,
j,t]の予測値I’[i,j,t]は、この位置に対
応する動きベクトルv=(vx(I,j,t),vy
(i,j,t))を用いて、次の式(1)のように決定
される。
モリを備え、現在、符号化すべき画像の各位置の画素値
を、既に、符号化及び復号化が終了し、このフレームメ
モリに保存されている画像から予測する。時刻tに入力
された画像上の位置(i,j)における画素値I[i,
j,t]の予測値I’[i,j,t]は、この位置に対
応する動きベクトルv=(vx(I,j,t),vy
(i,j,t))を用いて、次の式(1)のように決定
される。
【0008】
【数1】
【0009】ここで、Tは、現在予測を行っている画像
Iが入力された時刻と、フレームメモリ上にある画像が
入力された時刻の差であり、(1)式の右辺のI
[i’,j’,t−T],I[i’+1,j’,t−
T],I[i’,j’+1,t−T],I[i’+1,
j’+1,t−T]は、図示せぬフレームメモリ上の画
素値を表す。また、int(x)は、xを越えない最大
の整数値を表している。
Iが入力された時刻と、フレームメモリ上にある画像が
入力された時刻の差であり、(1)式の右辺のI
[i’,j’,t−T],I[i’+1,j’,t−
T],I[i’,j’+1,t−T],I[i’+1,
j’+1,t−T]は、図示せぬフレームメモリ上の画
素値を表す。また、int(x)は、xを越えない最大
の整数値を表している。
【0010】また、フレームメモリ102は、入力画像
を減算器103に供給する。減算器103は、現在符号
化すべき画素の値と動き補償器112によって算出され
た予測値との差分を計算する。
を減算器103に供給する。減算器103は、現在符号
化すべき画素の値と動き補償器112によって算出され
た予測値との差分を計算する。
【0011】減算器90からの差分値は、DCT(Di
screte Cosine Transform)器
104に供給される。DCT器104は、差分値で構成
された8画素×8画素のブロックに対して2次元DCT
を施す。
screte Cosine Transform)器
104に供給される。DCT器104は、差分値で構成
された8画素×8画素のブロックに対して2次元DCT
を施す。
【0012】DCT器104からのDCT係数cは、量
子化器105に供給される。量子化器105は、DCT
器104によって得られたDCT係数cに対して、適当
なステップサイズQを用いて次の式(2)のような量子
化処理を行う。
子化器105に供給される。量子化器105は、DCT
器104によって得られたDCT係数cに対して、適当
なステップサイズQを用いて次の式(2)のような量子
化処理を行う。
【0013】
【数2】
【0014】量子化の施されたDCT係数は、可変長符
号化器106及び逆量子化器113に供給される。逆量
子化器113では、量子化器105で用いられたのと同
じステップサイズにより、次の式(3)のような逆量子
化処理が行われる。
号化器106及び逆量子化器113に供給される。逆量
子化器113では、量子化器105で用いられたのと同
じステップサイズにより、次の式(3)のような逆量子
化処理が行われる。
【0015】
【数3】
【0016】逆量子化の施されたデータは、IDCT器
114によって逆DCTが行われ、画素値の差分値が復
元される。この差分値は、加算器115によって動き補
償器112から出力される予測値と加算されて画素値の
データとなり、動き補償器112に送られて図示せぬフ
レームメモリに保存される。
114によって逆DCTが行われ、画素値の差分値が復
元される。この差分値は、加算器115によって動き補
償器112から出力される予測値と加算されて画素値の
データとなり、動き補償器112に送られて図示せぬフ
レームメモリに保存される。
【0017】可変長符号化器106では、量子化器10
5によって得られた量子化されたDCT係数及び動きベ
クトル検出器111によって得られた動きベクトルvに
対して可変長符号化を施し、ビットストリームを出力す
る。
5によって得られた量子化されたDCT係数及び動きベ
クトル検出器111によって得られた動きベクトルvに
対して可変長符号化を施し、ビットストリームを出力す
る。
【0018】一方、画像復号装置200では、はじめ
に、入力端子201を介して供給されたビットストリー
ムに対して逆可変長符号化器202によって画像符号化
装置100における可変長符号化器106の逆処理が施
され、ビットストリームから、量子化の施されたDCT
係数及び動きベクトルvを復元する。得られたDCT係
数は逆量子化器203に供給され、動きベクトルvは動
き補償器206に供給される。
に、入力端子201を介して供給されたビットストリー
ムに対して逆可変長符号化器202によって画像符号化
装置100における可変長符号化器106の逆処理が施
され、ビットストリームから、量子化の施されたDCT
係数及び動きベクトルvを復元する。得られたDCT係
数は逆量子化器203に供給され、動きベクトルvは動
き補償器206に供給される。
【0019】逆量子化器203及びIDCT器204
は、画像符号化装置100のものと同じものであり、そ
れぞれにおいて、(3)式の逆量子化処理及びIDCT
を施して、画素値の差分値を復元する。この差分値は、
加算器205によって、動き補償器206によって既に
生成されている予測値と加算されて画素値のデータとな
り、画像符号化装置100への入力画像に対応する画像
が再構成される。復号化された画像の各画素値は、予測
画像を生成するために、動き補償器206に備えられた
図示せぬフレームメモリに保存される。
は、画像符号化装置100のものと同じものであり、そ
れぞれにおいて、(3)式の逆量子化処理及びIDCT
を施して、画素値の差分値を復元する。この差分値は、
加算器205によって、動き補償器206によって既に
生成されている予測値と加算されて画素値のデータとな
り、画像符号化装置100への入力画像に対応する画像
が再構成される。復号化された画像の各画素値は、予測
画像を生成するために、動き補償器206に備えられた
図示せぬフレームメモリに保存される。
【0020】動き補償器206は、画像符号化装置10
0のものと同じものであり、逆可変長符号化器202に
よって得られた動きベクトルv及び既にこの動き補償器
206が備える図示せぬフレームメモリに保存されてい
る画像を用いて、現在復号化すべき画像の各画素値の予
測を行う。
0のものと同じものであり、逆可変長符号化器202に
よって得られた動きベクトルv及び既にこの動き補償器
206が備える図示せぬフレームメモリに保存されてい
る画像を用いて、現在復号化すべき画像の各画素値の予
測を行う。
【0021】なお、上述した説明は、例えばMPEG
1,2などのPピクチャやBピクチャなどの、いわゆる
インターフレームに対して行われる動作である。したが
って、イントラフレームに対しては、減算器103で差
分演算が行われず、フレームメモリからの画素データが
そのままDCT器104に直接供給され、以後の処理が
実行される。
1,2などのPピクチャやBピクチャなどの、いわゆる
インターフレームに対して行われる動作である。したが
って、イントラフレームに対しては、減算器103で差
分演算が行われず、フレームメモリからの画素データが
そのままDCT器104に直接供給され、以後の処理が
実行される。
【0022】さらに、MPEG1などの従来の符号化方
式でのビットストリームの伝送方法について簡単に説明
する。MPEG1において、シンクコードがある最小単
位のヘッダは、スライスヘッダである。したがって、エ
ラーなどが発生しデータの一部が復号不可能になった場
合、次のスライスヘッダから復号することになる。
式でのビットストリームの伝送方法について簡単に説明
する。MPEG1において、シンクコードがある最小単
位のヘッダは、スライスヘッダである。したがって、エ
ラーなどが発生しデータの一部が復号不可能になった場
合、次のスライスヘッダから復号することになる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法の
ように、ブロック単位での動き検出、動き補償を用いた
符号化では、動きの不連続な領域に存在する隣接ブロッ
クにおいて、予測誤差の性質に違いが生じ、ブロック境
界に沿ってエッジ状の劣化が生じるといった問題があっ
た。従来の方法では、画像上において動き補償を行って
いるため、このようなブロック境界の劣化がそのまま、
復号化された画像上に現れ、画質低下の原因となってい
た。
ように、ブロック単位での動き検出、動き補償を用いた
符号化では、動きの不連続な領域に存在する隣接ブロッ
クにおいて、予測誤差の性質に違いが生じ、ブロック境
界に沿ってエッジ状の劣化が生じるといった問題があっ
た。従来の方法では、画像上において動き補償を行って
いるため、このようなブロック境界の劣化がそのまま、
復号化された画像上に現れ、画質低下の原因となってい
た。
【0024】また、上述した従来のビットストリームの
伝送方法の場合、データの一部にエラーが発生すると、
スライス単位ですべてのデータが失われることになる。
つまり、復号画像上で、復号不能なスライスの部分のデ
ータが全て失われるため、致命的な劣化が生じる。
伝送方法の場合、データの一部にエラーが発生すると、
スライス単位ですべてのデータが失われることになる。
つまり、復号画像上で、復号不能なスライスの部分のデ
ータが全て失われるため、致命的な劣化が生じる。
【0025】そこで、本発明は以上の点を考慮してなさ
れたもので、本発明の目的は、ブロック境界上に現れる
エッジ状の劣化が緩和され、復号化画像に与える影響を
抑えることができる画像符号化装置、画像復号装置、画
像符号化方法、画像復号方法、画像伝送方法及び符号化
された画像データが記録されている記録媒体を提供する
ことにある。
れたもので、本発明の目的は、ブロック境界上に現れる
エッジ状の劣化が緩和され、復号化画像に与える影響を
抑えることができる画像符号化装置、画像復号装置、画
像符号化方法、画像復号方法、画像伝送方法及び符号化
された画像データが記録されている記録媒体を提供する
ことにある。
【0026】また、本発明の他の目的は、あるバンドの
データが失われた場合においても復号画像上で致命的な
劣化を避けることができる画像伝送方法を提供すること
にある。
データが失われた場合においても復号画像上で致命的な
劣化を避けることができる画像伝送方法を提供すること
にある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、サブバンドフ
ィルタを用いた画像信号の画像符号化装置において、入
力された画像信号から動きベクトルを検出する動きベク
トル検出手段と、入力された画像に対して、サブバンド
変換による周波数帯域分割処理を施し、サブバンド係数
を生成するサブバンド変換手段と、上記サブバンド係数
の差分を符号化し、符号化信号を生成する符号化手段
と、上記符号化信号を復号し、復号されたサブバンド係
数の差分を生成する復号手段と、上記動きベクトルと、
既に復元されている復元画像から上記サブバンド係数を
予測するための予測サブバンド係数を生成する動き補償
手段と、上記復号されたサブバンド係数の差分に上記予
測サブバンド係数を加算し、復元されたサブバンド係数
を生成する加算手段と、上記復元されたサブバンド係数
に対して逆サブバンド変換を施し、画像を復元する逆サ
ブバンド変換手段と、上記サブバンド係数と上記予測サ
ブバンド係数との差分を算出する係数差分算出手段とを
有することを特徴とする。
ィルタを用いた画像信号の画像符号化装置において、入
力された画像信号から動きベクトルを検出する動きベク
トル検出手段と、入力された画像に対して、サブバンド
変換による周波数帯域分割処理を施し、サブバンド係数
を生成するサブバンド変換手段と、上記サブバンド係数
の差分を符号化し、符号化信号を生成する符号化手段
と、上記符号化信号を復号し、復号されたサブバンド係
数の差分を生成する復号手段と、上記動きベクトルと、
既に復元されている復元画像から上記サブバンド係数を
予測するための予測サブバンド係数を生成する動き補償
手段と、上記復号されたサブバンド係数の差分に上記予
測サブバンド係数を加算し、復元されたサブバンド係数
を生成する加算手段と、上記復元されたサブバンド係数
に対して逆サブバンド変換を施し、画像を復元する逆サ
ブバンド変換手段と、上記サブバンド係数と上記予測サ
ブバンド係数との差分を算出する係数差分算出手段とを
有することを特徴とする。
【0028】本発明に係る画像符号化装置では、上記サ
ブバンド変換手段により例えばウェーブレット係数を生
成する。
ブバンド変換手段により例えばウェーブレット係数を生
成する。
【0029】また、本発明に係る画像符号化装置では、
上記動き補償手段において、例えば、復元された画像に
対して予測すべきウエーブレット係数が属する周波数帯
域に対応するように、フィルタリング処理を行い、その
出力から予測値を求める。
上記動き補償手段において、例えば、復元された画像に
対して予測すべきウエーブレット係数が属する周波数帯
域に対応するように、フィルタリング処理を行い、その
出力から予測値を求める。
【0030】本発明は、サブバンドフィルタを用いた画
像信号の画像復号装置において、動きベクトル及び符号
化されたサブバンド係数の差分値を少なくとも含む画像
信号を受信する受信手段と、上記動きベクトルと上記符
号化されたサブバンド係数の差分値を分離する分離手段
と、上記符号化されたサブバンド係数の差分値を復号
し、復号されたサブバンド係数の差分値を生成する復号
手段と、上記動きベクトルと復元された画像からサブバ
ンド係数を予測するための予測サブバンド係数を生成す
る動き補償手段と、上記復号されたサブバンド係数の差
分値と上記動き補償手段によって得られた予測ウエーブ
レット係数とを加算する係数加算手段と、上記係数加算
手段からのサブバンド係数に対して逆サブバンド変換を
施し、画像を復元する逆サブバンド変換手段とを有する
ことを特徴とする。
像信号の画像復号装置において、動きベクトル及び符号
化されたサブバンド係数の差分値を少なくとも含む画像
信号を受信する受信手段と、上記動きベクトルと上記符
号化されたサブバンド係数の差分値を分離する分離手段
と、上記符号化されたサブバンド係数の差分値を復号
し、復号されたサブバンド係数の差分値を生成する復号
手段と、上記動きベクトルと復元された画像からサブバ
ンド係数を予測するための予測サブバンド係数を生成す
る動き補償手段と、上記復号されたサブバンド係数の差
分値と上記動き補償手段によって得られた予測ウエーブ
レット係数とを加算する係数加算手段と、上記係数加算
手段からのサブバンド係数に対して逆サブバンド変換を
施し、画像を復元する逆サブバンド変換手段とを有する
ことを特徴とする。
【0031】本発明に係る画像復号装置では、上記サブ
バンド係数として例えばウェーブレット係数を用いる。
バンド係数として例えばウェーブレット係数を用いる。
【0032】また、本発明に係る画像復号装置では、上
記動き補償手段において、例えば、復元された画像に対
して予測すべきサブバンド係数が属する周波数帯域に対
応するように、フィルタリング処理を行い、その出力か
ら予測値を求める。
記動き補償手段において、例えば、復元された画像に対
して予測すべきサブバンド係数が属する周波数帯域に対
応するように、フィルタリング処理を行い、その出力か
ら予測値を求める。
【0033】本発明は、サブバンドフィルタを用いた画
像信号の画像符号化方法において、入力された画像信号
から動きベクトルを検出するステップと、入力された画
像に対して、サブバンド変換による周波数帯域分割処理
を施し、サブバンド係数を生成するステップと、上記サ
ブバンド係数の差分を符号化し、符号化信号を生成する
ステップと、上記符号化信号を復号し、復号されたサブ
バンド係数の差分を生成するステップと、上記動きベク
トルと既に復元されている復元画像から上記サブバンド
係数を予測するための予測サブバンド係数を生成するス
テップと、上記復号されたサブバンド係数の差分に上記
予測サブバンド係数を加算し、復元されたサブバンド係
数を生成するステップと、上記復元されたサブバンド係
数に対して逆サブバンド変換を施し、画像を復元するス
テップと、上記サブバンド係数と上記予測サブバンド係
数との差分を算出するステップとを有することを特徴と
する。
像信号の画像符号化方法において、入力された画像信号
から動きベクトルを検出するステップと、入力された画
像に対して、サブバンド変換による周波数帯域分割処理
を施し、サブバンド係数を生成するステップと、上記サ
ブバンド係数の差分を符号化し、符号化信号を生成する
ステップと、上記符号化信号を復号し、復号されたサブ
バンド係数の差分を生成するステップと、上記動きベク
トルと既に復元されている復元画像から上記サブバンド
係数を予測するための予測サブバンド係数を生成するス
テップと、上記復号されたサブバンド係数の差分に上記
予測サブバンド係数を加算し、復元されたサブバンド係
数を生成するステップと、上記復元されたサブバンド係
数に対して逆サブバンド変換を施し、画像を復元するス
テップと、上記サブバンド係数と上記予測サブバンド係
数との差分を算出するステップとを有することを特徴と
する。
【0034】本発明に係る画像符号化方法では、上記サ
ブバンド係数として例えばウェーブレット係数を用い
る。
ブバンド係数として例えばウェーブレット係数を用い
る。
【0035】また、本発明に係る画像符号化方法では、
上記予測サブバンド係数を生成するステップにおいて、
例えば、復元された画像に対して予測すべきサブバンド
係数が属する周波数帯域に対応するように、フィルタリ
ング処理を行い、その出力から予測値を求める。
上記予測サブバンド係数を生成するステップにおいて、
例えば、復元された画像に対して予測すべきサブバンド
係数が属する周波数帯域に対応するように、フィルタリ
ング処理を行い、その出力から予測値を求める。
【0036】本発明は、サブバンドフィルタを用いた画
像信号の画像復号方法において、動きベクトル及び符号
化されたサブバンド係数の差分値を少なくとも含む画像
信号を受信するステップと、上記動きベクトルと上記符
号化されたサブバンド係数の差分値を分離するステップ
と、上記符号化されたサブバンド係数の差分値を復号
し、復号されたサブバンド係数の差分値を生成するステ
ップと、上記動きベクトルと復元された画像からサブバ
ンド係数を予測するための予測サブバンド係数を生成す
るステップと、上記復号されたサブバンド係数の差分値
と上記生成された予測サブバンド係数とを加算するステ
ップと、上記加算されたサブバンド係数に対して逆サブ
バンド変換を施し、画像を復元するステップとからなる
ことを特徴とする。
像信号の画像復号方法において、動きベクトル及び符号
化されたサブバンド係数の差分値を少なくとも含む画像
信号を受信するステップと、上記動きベクトルと上記符
号化されたサブバンド係数の差分値を分離するステップ
と、上記符号化されたサブバンド係数の差分値を復号
し、復号されたサブバンド係数の差分値を生成するステ
ップと、上記動きベクトルと復元された画像からサブバ
ンド係数を予測するための予測サブバンド係数を生成す
るステップと、上記復号されたサブバンド係数の差分値
と上記生成された予測サブバンド係数とを加算するステ
ップと、上記加算されたサブバンド係数に対して逆サブ
バンド変換を施し、画像を復元するステップとからなる
ことを特徴とする。
【0037】本発明に係る画像復号方法では、上記サブ
バンド係数として例えばウェーブレット係数を用いる。
バンド係数として例えばウェーブレット係数を用いる。
【0038】本発明に係る画像復号方法では、上記予測
サブバンド係数を生成するステップにおいて、例えば、
復元された画像に対して予測すべきサブバンド係数が属
する周波数帯域に対応するようにフィルタリング処理を
行い、その出力から予測値を求める。
サブバンド係数を生成するステップにおいて、例えば、
復元された画像に対して予測すべきサブバンド係数が属
する周波数帯域に対応するようにフィルタリング処理を
行い、その出力から予測値を求める。
【0039】本発明は、サブバンドフィルタを用いた画
像信号の画像伝送方法において、入力された画像信号か
ら動きベクトルを検出し、入力された画像に対してサブ
バンド変換による周波数帯域分割処理を施してサブバン
ド係数を生成し、上記サブバンド係数の差分を符号化し
て符号化信号を生成し、上記符号化信号を復号して復号
されたサブバンド係数の差分を生成し、上記動きベクト
ルと既に復元されている復元画像から上記サブバンド係
数を予測するための予測サブバンド係数を生成し、上記
復号されたサブバンド係数の差分に上記予測サブバンド
係数を加算して復元されたサブバンド係数を生成し、上
記復元されたサブバンド係数に対して逆サブバンド変換
を施して画像を復元し、上記サブバンド係数と上記予測
サブバンド係数との差分を算出し、上記動きベクトルと
上記差分サブバンド係数からなるビットストリームを伝
送するようにしたことを特徴とする。
像信号の画像伝送方法において、入力された画像信号か
ら動きベクトルを検出し、入力された画像に対してサブ
バンド変換による周波数帯域分割処理を施してサブバン
ド係数を生成し、上記サブバンド係数の差分を符号化し
て符号化信号を生成し、上記符号化信号を復号して復号
されたサブバンド係数の差分を生成し、上記動きベクト
ルと既に復元されている復元画像から上記サブバンド係
数を予測するための予測サブバンド係数を生成し、上記
復号されたサブバンド係数の差分に上記予測サブバンド
係数を加算して復元されたサブバンド係数を生成し、上
記復元されたサブバンド係数に対して逆サブバンド変換
を施して画像を復元し、上記サブバンド係数と上記予測
サブバンド係数との差分を算出し、上記動きベクトルと
上記差分サブバンド係数からなるビットストリームを伝
送するようにしたことを特徴とする。
【0040】本発明に係る画像伝送方法において、上記
ビットストリームは、例えば、ヘッダを有しており、上
記ヘッダは、サブバンド係数の各バンド毎に付加されて
いる。
ビットストリームは、例えば、ヘッダを有しており、上
記ヘッダは、サブバンド係数の各バンド毎に付加されて
いる。
【0041】本発明は、復号装置により復号可能な記録
信号が記録された記録媒体において、上記記録信号は、
入力された画像信号から検出された動きベクトルと、入
力された画像に対してサブバンド変換による周波数帯域
分割処理を施すことにより得られたサブバンド係数と、
予測サブバンド係数との差分サブバンド係数とを含んで
おり、上記予測サブバンド係数は、上記動きベクトルと
既に復元されている復元画像から生成され、上記復元画
像は、上記サブバンド係数の差分を符号化することによ
り得られた符号化信号を符号化信号を復号することによ
り、その復号されたサブバンド係数の差分を生成し、上
記復号されたサブバンド係数の差分に上記予測サブバン
ド係数を加算することにより得られた復元されたサブバ
ンド係数に対して逆サブバンド変換を施すことにより復
元されるようになされていることを特徴とする。
信号が記録された記録媒体において、上記記録信号は、
入力された画像信号から検出された動きベクトルと、入
力された画像に対してサブバンド変換による周波数帯域
分割処理を施すことにより得られたサブバンド係数と、
予測サブバンド係数との差分サブバンド係数とを含んで
おり、上記予測サブバンド係数は、上記動きベクトルと
既に復元されている復元画像から生成され、上記復元画
像は、上記サブバンド係数の差分を符号化することによ
り得られた符号化信号を符号化信号を復号することによ
り、その復号されたサブバンド係数の差分を生成し、上
記復号されたサブバンド係数の差分に上記予測サブバン
ド係数を加算することにより得られた復元されたサブバ
ンド係数に対して逆サブバンド変換を施すことにより復
元されるようになされていることを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0043】図1の(A)及び(B)は、本発明の第1
の実施形態であるウェーブレット変換を用いた画像符号
化装置及び画像復号装置の構成を示している。ただし、
画像I上の各画素値をI[i,j]で表し、これらが図
2に示す順序で走査されて入力されてくるものとする。
ここで、iは画像上での水平方向の座標を、jが垂直方
向の座標を表す。
の実施形態であるウェーブレット変換を用いた画像符号
化装置及び画像復号装置の構成を示している。ただし、
画像I上の各画素値をI[i,j]で表し、これらが図
2に示す順序で走査されて入力されてくるものとする。
ここで、iは画像上での水平方向の座標を、jが垂直方
向の座標を表す。
【0044】画像符号化装置10において、入力画像
は、入力端子1を介してフレームメモリ2に供給され
る。フレームメモリ2に供給された入力画像は、ウエー
ブレット変換器3に供給される。ウエーブレット変換器
3は、入力された画像に対して周波数帯域の分割処理を
施す。これは、従来の画像符号化装置におけるDCT器
に相当するものである。ただし、従来の画像符号化装置
では、画像上で動き補償を行うために、DCT器は減算
器の後ろに存在していたが、本発明ではウエーブレット
変換後のウエーブレット係数に対して動き補償を行うた
め、ウエーブレット変換器3は減算器4の前に設置され
ている。また、ウェーブレット変換器3は、1画面の画
像を単位として、ウェーブレット変換を実行する。
は、入力端子1を介してフレームメモリ2に供給され
る。フレームメモリ2に供給された入力画像は、ウエー
ブレット変換器3に供給される。ウエーブレット変換器
3は、入力された画像に対して周波数帯域の分割処理を
施す。これは、従来の画像符号化装置におけるDCT器
に相当するものである。ただし、従来の画像符号化装置
では、画像上で動き補償を行うために、DCT器は減算
器の後ろに存在していたが、本発明ではウエーブレット
変換後のウエーブレット係数に対して動き補償を行うた
め、ウエーブレット変換器3は減算器4の前に設置され
ている。また、ウェーブレット変換器3は、1画面の画
像を単位として、ウェーブレット変換を実行する。
【0045】すなわち、この画像符号化装置10では、
入力画像がフレームメモリ2に供給され、このフレーム
メモリ2に保存された入力画像から動きベクトル検出器
11により動きベクトルvを検出する。動きベクトルの
検出法としては、通常、16画素×16画素のブロック
単位でのブロックマッチングが行われる。また、より高
い精度を実現するために、半画素単位のマッチングが行
われる。さらに、ブロックマッチングの代わりに、既に
知られている他の動きベクトル検出法を用いてもよい。
入力画像がフレームメモリ2に供給され、このフレーム
メモリ2に保存された入力画像から動きベクトル検出器
11により動きベクトルvを検出する。動きベクトルの
検出法としては、通常、16画素×16画素のブロック
単位でのブロックマッチングが行われる。また、より高
い精度を実現するために、半画素単位のマッチングが行
われる。さらに、ブロックマッチングの代わりに、既に
知られている他の動きベクトル検出法を用いてもよい。
【0046】また、この画像符号化装置10において、
入力画像は、フレームメモリ2を介してウエーブレット
変換器3に供給される。そして、ウェーブレット変換器
3は、入力画像に対してウェーブレット変換を実行する
ことにより得られるウエーブレット係数を減算器4に供
給する。減算器4は、ウエーブレット変換器3からのウ
エーブレット係数から後述する動き補償器12からの予
測ウェーブレット係数を減算し、差分ウエーブレット係
数を出力する。
入力画像は、フレームメモリ2を介してウエーブレット
変換器3に供給される。そして、ウェーブレット変換器
3は、入力画像に対してウェーブレット変換を実行する
ことにより得られるウエーブレット係数を減算器4に供
給する。減算器4は、ウエーブレット変換器3からのウ
エーブレット係数から後述する動き補償器12からの予
測ウェーブレット係数を減算し、差分ウエーブレット係
数を出力する。
【0047】減算器4からの差分ウエーブレット係数
は、量子化器5に供給される。量子化器5は、減算器4
からの差分ウエーブレット係数に対して、適当なステッ
プサイズQを用いて、例えば、上述したような(2)式
のような量子化処理を行う。
は、量子化器5に供給される。量子化器5は、減算器4
からの差分ウエーブレット係数に対して、適当なステッ
プサイズQを用いて、例えば、上述したような(2)式
のような量子化処理を行う。
【0048】量子化器5により量子化処理の施された差
分ウエーブレット係数は、可変長符号化器6及び逆量子
化器13に供給される。逆量子化器13では、量子化器
5で用いられたのと同じステップサイズにより、例え
ば、上述したような(3)式のような逆量子化処理が行
われる。
分ウエーブレット係数は、可変長符号化器6及び逆量子
化器13に供給される。逆量子化器13では、量子化器
5で用いられたのと同じステップサイズにより、例え
ば、上述したような(3)式のような逆量子化処理が行
われる。
【0049】逆量子化器13により逆量子化処理の施さ
れたデータすなわち差分ウエーブレット係数は、加算器
14に供給され、この加算器14に供給される後述する
動き補償器12からの予測ウェーブレット係数と加算さ
れる。そして、この加算値が、逆ウェーブレット変換器
15に送られる。
れたデータすなわち差分ウエーブレット係数は、加算器
14に供給され、この加算器14に供給される後述する
動き補償器12からの予測ウェーブレット係数と加算さ
れる。そして、この加算値が、逆ウェーブレット変換器
15に送られる。
【0050】また、逆ウエーブレット変換器15は、従
来の画像符号化装置におけるIDCT器に対応するもの
であるが、上記と同じ理由により、加算器14の後ろに
設置されている。逆ウエーブレット変換が施された復元
画像は、動き補償器12に供給され、動き補償器12が
備える図示せぬフレームメモリに保存される。
来の画像符号化装置におけるIDCT器に対応するもの
であるが、上記と同じ理由により、加算器14の後ろに
設置されている。逆ウエーブレット変換が施された復元
画像は、動き補償器12に供給され、動き補償器12が
備える図示せぬフレームメモリに保存される。
【0051】動き補償器12は、動きベクトル検出器1
1から送られてくる動きベクトルvと、図示せぬフレー
ムメモリに既に保存されている復元画像から、現在、符
号化すべきウエーブレット係数の予測を行う。動き補償
器12によって予測されたウエーブレット係数は、予測
ウェーブレット係数として減算器4に送られ、現在符号
化すべきウエーブレット係数との差分が計算される。ま
た、予測されたウエーブレット係数は、加算器14に送
られて、逆量子化された差分ウエーブレット係数に加算
され、ウエーブレット係数が復元される。
1から送られてくる動きベクトルvと、図示せぬフレー
ムメモリに既に保存されている復元画像から、現在、符
号化すべきウエーブレット係数の予測を行う。動き補償
器12によって予測されたウエーブレット係数は、予測
ウェーブレット係数として減算器4に送られ、現在符号
化すべきウエーブレット係数との差分が計算される。ま
た、予測されたウエーブレット係数は、加算器14に送
られて、逆量子化された差分ウエーブレット係数に加算
され、ウエーブレット係数が復元される。
【0052】可変長符号化器6は、量子化器5によって
得られた量子化された差分ウエーブレット係数及び動き
ベクトル検出器11によって得られた動きベクトルvに
対して可変長符号化を施し、可変長符号化信号をヘッダ
付加器7に出力する。ヘッダ付加器7は、供給された可
変長符号化信号に後述する各ヘッダを付加して、ビット
ストリームとして出力する。このビットストームは、図
示せぬ記録装置に供給され、ビデオディスク(例えば、
光、磁気若しくは光磁気ディスク)、ビデオテープ又は
半導体メモリなどの記録媒体18に記録される。又は、
このビットストームは、図示せぬ伝送装置に供給され、
伝送路19を介して伝送される。
得られた量子化された差分ウエーブレット係数及び動き
ベクトル検出器11によって得られた動きベクトルvに
対して可変長符号化を施し、可変長符号化信号をヘッダ
付加器7に出力する。ヘッダ付加器7は、供給された可
変長符号化信号に後述する各ヘッダを付加して、ビット
ストリームとして出力する。このビットストームは、図
示せぬ記録装置に供給され、ビデオディスク(例えば、
光、磁気若しくは光磁気ディスク)、ビデオテープ又は
半導体メモリなどの記録媒体18に記録される。又は、
このビットストームは、図示せぬ伝送装置に供給され、
伝送路19を介して伝送される。
【0053】また、画像復号装置20では、まず、ビデ
オディスク(例えば、光、磁気若しくは光磁気ディス
ク)、ビデオテープ又は半導体メモリなどの記録媒体1
8から図示せぬ再生装置によって再生されたビットスト
リームが入力端子21に供給される。若しくは、伝送路
19を介して伝送されたビットストリームが図示せぬ受
信装置によって受信され、その受信されたビットストリ
ームが入力端子21に供給される。そして、この入力端
子21に供給されたビットストリームが、逆可変長符号
化器22に供給される。逆可変長符号化器22は、画像
符号化装置10で付加されたヘッダを分離すると共に、
画像符号化装置10における可変長符号化器6の逆処理
を施し、ビットストリームから、量子化された差分ウェ
ーブレット係数及び動きベクトルvを復元する。逆可変
長符号化器22により得られた差分ウェーブレット係数
は、逆量子化器23を介して加算器24に供給され、ま
た、動きベクトルvは、動き補償器12に供給される。
オディスク(例えば、光、磁気若しくは光磁気ディス
ク)、ビデオテープ又は半導体メモリなどの記録媒体1
8から図示せぬ再生装置によって再生されたビットスト
リームが入力端子21に供給される。若しくは、伝送路
19を介して伝送されたビットストリームが図示せぬ受
信装置によって受信され、その受信されたビットストリ
ームが入力端子21に供給される。そして、この入力端
子21に供給されたビットストリームが、逆可変長符号
化器22に供給される。逆可変長符号化器22は、画像
符号化装置10で付加されたヘッダを分離すると共に、
画像符号化装置10における可変長符号化器6の逆処理
を施し、ビットストリームから、量子化された差分ウェ
ーブレット係数及び動きベクトルvを復元する。逆可変
長符号化器22により得られた差分ウェーブレット係数
は、逆量子化器23を介して加算器24に供給され、ま
た、動きベクトルvは、動き補償器12に供給される。
【0054】逆量子化器23及び加算器24は、画像符
号化装置10における逆量子化器13及び加算器14と
同じ機能を有するものであり、逆可変長符号化器22に
より得られた差分ウェーブレット係数に、上述した
(3)式の逆量子化処理を逆量子化器23により施し、
加算器91において後述する動き補償器26からの予測
ウェーブレット係数を加算することにより、ウェーブレ
ット係数を復元する。
号化装置10における逆量子化器13及び加算器14と
同じ機能を有するものであり、逆可変長符号化器22に
より得られた差分ウェーブレット係数に、上述した
(3)式の逆量子化処理を逆量子化器23により施し、
加算器91において後述する動き補償器26からの予測
ウェーブレット係数を加算することにより、ウェーブレ
ット係数を復元する。
【0055】そして、このようにして復元されたウェー
ブレット係数が、逆ウェーブレット変換器25に供給さ
れる。逆ウェーブレット変換器25は、画像符号化装置
10のものと同じ機能を有するもので、上記画像符号化
装置10への入力画像に対応する画像を復元して出力す
る。さらに、その復元された画像の各画素値は、予測画
像を生成するために、動き補償器26に備えられた図示
せぬフレームメモリに保存される。
ブレット係数が、逆ウェーブレット変換器25に供給さ
れる。逆ウェーブレット変換器25は、画像符号化装置
10のものと同じ機能を有するもので、上記画像符号化
装置10への入力画像に対応する画像を復元して出力す
る。さらに、その復元された画像の各画素値は、予測画
像を生成するために、動き補償器26に備えられた図示
せぬフレームメモリに保存される。
【0056】動き補償器26は、画像符号化装置10の
ものと同じ機能を有するものであり、逆可変長符号化器
22によって得られた動きベクトルv及びこの動き補償
器12が備える図示せぬフレームメモリに既に保存され
ている画像を用いて、後述する予測値の算出方法によ
り、予測ウェーブレット係数を生成し、加算器24に供
給する。そして、加算器24は、差分ウェーブレット係
数と予測ウェーブレット係数とを加算する。
ものと同じ機能を有するものであり、逆可変長符号化器
22によって得られた動きベクトルv及びこの動き補償
器12が備える図示せぬフレームメモリに既に保存され
ている画像を用いて、後述する予測値の算出方法によ
り、予測ウェーブレット係数を生成し、加算器24に供
給する。そして、加算器24は、差分ウェーブレット係
数と予測ウェーブレット係数とを加算する。
【0057】図3に、ウエーブレット変換器3の構成を
示す。このウエーブレット変換器3は、7つのバンドに
帯域分割する2段の帯域分割処理を示している。はじめ
に、入力された画像データI[i,j]は、画像上にお
ける水平方向に対する周波数帯域分割処理を施すため
に、解析用水平ローパスフィルタ30A,30Bに供給
される。これらの解析用フィルタとしては、例えば、下
記の表1に示すような係数を持つ線形フィルタを用いる
ことができる。
示す。このウエーブレット変換器3は、7つのバンドに
帯域分割する2段の帯域分割処理を示している。はじめ
に、入力された画像データI[i,j]は、画像上にお
ける水平方向に対する周波数帯域分割処理を施すため
に、解析用水平ローパスフィルタ30A,30Bに供給
される。これらの解析用フィルタとしては、例えば、下
記の表1に示すような係数を持つ線形フィルタを用いる
ことができる。
【0058】
【表1】
【0059】なお、ウエーブレット分割/合成で用いる
解析用フィルタ、及び合成用フィルタは、次の式(4)
及び式(5)の関係が完全に又は近似的に満足されるよ
うに構成されている。
解析用フィルタ、及び合成用フィルタは、次の式(4)
及び式(5)の関係が完全に又は近似的に満足されるよ
うに構成されている。
【0060】
【数4】
【0061】
【数5】
【0062】H0(z)、H1(z)、F0(z)及びF1
(z)は、それぞれ解析用ローパスフィルタ、解析用ハ
イパスフィルタ、合成用ローパスフィルタ及び合成用ハ
イパスフィルタの伝達関数であり、Lは任意の整数であ
る。この拘束条件によって合成された信号が、帯域分割
前の入力信号と完全にあるいは近似的に一致することが
保証される。表1に示したフィルタに対応する合成用の
フィルタの係数として、下記の表2に示されるフィルタ
係数が用いられる。
(z)は、それぞれ解析用ローパスフィルタ、解析用ハ
イパスフィルタ、合成用ローパスフィルタ及び合成用ハ
イパスフィルタの伝達関数であり、Lは任意の整数であ
る。この拘束条件によって合成された信号が、帯域分割
前の入力信号と完全にあるいは近似的に一致することが
保証される。表1に示したフィルタに対応する合成用の
フィルタの係数として、下記の表2に示されるフィルタ
係数が用いられる。
【0063】
【表2】
【0064】解析用水平ローパスフィルタ30Aより得
られた水平低周波数帯域信号L[i,j]及び解析用水
平ハイパスフィルタ30Bにより得られた水平高周波数
帯域信号H[i,j]は、それぞれ対応する水平サブサ
ンプリング器31A,31Bに供給され、水平サブサン
プリング器31A,31Bによって次の式(6)のよう
な1サンプル毎の間引き処理が施される。
られた水平低周波数帯域信号L[i,j]及び解析用水
平ハイパスフィルタ30Bにより得られた水平高周波数
帯域信号H[i,j]は、それぞれ対応する水平サブサ
ンプリング器31A,31Bに供給され、水平サブサン
プリング器31A,31Bによって次の式(6)のよう
な1サンプル毎の間引き処理が施される。
【0065】
【数6】
【0066】水平サブサンプリング器31A,31Bに
より間引き処理が施された水平低周波数帯域信号L
[i’,j]及び水平高周波数帯域信号H[i’,j]
は供給されるメモリ32A,32Bは、解析用垂直ロー
パスフィルタ33A,33C及び解析用垂直ハイパスフ
ィルタ34B,34Dにおいて必要となるデータを確保
するための複数のラインメモリからなる記憶装置であ
り、垂直方向のフィルタリング処理に用いられるフィル
タのタップの数だけのラインメモリを備えている。例え
ば、表1に示すフィルタを用いる場合、タップ数の多い
ローパスフィルタに合わせて9本のラインメモリが設置
される。
より間引き処理が施された水平低周波数帯域信号L
[i’,j]及び水平高周波数帯域信号H[i’,j]
は供給されるメモリ32A,32Bは、解析用垂直ロー
パスフィルタ33A,33C及び解析用垂直ハイパスフ
ィルタ34B,34Dにおいて必要となるデータを確保
するための複数のラインメモリからなる記憶装置であ
り、垂直方向のフィルタリング処理に用いられるフィル
タのタップの数だけのラインメモリを備えている。例え
ば、表1に示すフィルタを用いる場合、タップ数の多い
ローパスフィルタに合わせて9本のラインメモリが設置
される。
【0067】解析用垂直ローパスフィルタ33A,33
C及び解析用垂直ハイパスフィルタ34B,34Dで
は、垂直方向への周波数帯域分割を行うために、メモリ
32A,32Bに保存されたデータに対して、画像上に
おける垂直方向へのローパスフィルタリング処理及びハ
イパスフィルタリング処理が行われる。ここで用いるフ
ィルタは、上記水平方向へのフィルタリング処理で用い
たのと同じものを用いることもできる。
C及び解析用垂直ハイパスフィルタ34B,34Dで
は、垂直方向への周波数帯域分割を行うために、メモリ
32A,32Bに保存されたデータに対して、画像上に
おける垂直方向へのローパスフィルタリング処理及びハ
イパスフィルタリング処理が行われる。ここで用いるフ
ィルタは、上記水平方向へのフィルタリング処理で用い
たのと同じものを用いることもできる。
【0068】水平低周波数帯域信号L[i’,j]に対
する解析用垂直ローパスフィルタ33Aの出力信号LL
[i’,j]及び解析用垂直ハイパスフィルタ33Bの
出力信号LH[i’,j]、水平高周波数帯域信号H
[i’,j]に対する解析用垂直ローパスフィルタ33
Cの出力信号HL[i’,j]及び解析用垂直ハイパス
フィルタ33Dの出力信号HH[i’,j]は、それぞ
れ対応する垂直サブサンプル器34A,34B,34
C,34Dに供給され、画像上における垂直方向のサブ
サンプリング処理すなわち1ライン毎の間引き処理が、
次の式(7)のように行われる。
する解析用垂直ローパスフィルタ33Aの出力信号LL
[i’,j]及び解析用垂直ハイパスフィルタ33Bの
出力信号LH[i’,j]、水平高周波数帯域信号H
[i’,j]に対する解析用垂直ローパスフィルタ33
Cの出力信号HL[i’,j]及び解析用垂直ハイパス
フィルタ33Dの出力信号HH[i’,j]は、それぞ
れ対応する垂直サブサンプル器34A,34B,34
C,34Dに供給され、画像上における垂直方向のサブ
サンプリング処理すなわち1ライン毎の間引き処理が、
次の式(7)のように行われる。
【0069】
【数7】
【0070】垂直サブサンプリング処理の施された各周
波数帯域信号LH[i’,j’],HL[i’,
j’],HH[i’,j’]は、そのままウエーブレッ
ト変換器3から出力される。一方、水平方向、垂直方向
ともにローパスフィルタリング処理の施されたLL
[i’,j’]は、2段目の解析用水平ローパスフィル
タ35A及び解析用水平ハイパスフィルタ35Bへの入
力信号とされ、水平サブサンプリング器36A,36
B、メモリ37A,37B、解析用垂直ローパスフィル
タ38A,38C、解析用垂直ハイパスフィルタ38
B,38D及び垂直サブサンプル器39A,39B,3
49,39Dにより、上記1段目の帯域分割処理と全く
同じ処理が施されて、さらに、帯域分割のなされた信号
LLLL[i”,j”],LHLL[i”,j”],H
LLL[i”,j”],HHLL[i”,j”]が生成
される。
波数帯域信号LH[i’,j’],HL[i’,
j’],HH[i’,j’]は、そのままウエーブレッ
ト変換器3から出力される。一方、水平方向、垂直方向
ともにローパスフィルタリング処理の施されたLL
[i’,j’]は、2段目の解析用水平ローパスフィル
タ35A及び解析用水平ハイパスフィルタ35Bへの入
力信号とされ、水平サブサンプリング器36A,36
B、メモリ37A,37B、解析用垂直ローパスフィル
タ38A,38C、解析用垂直ハイパスフィルタ38
B,38D及び垂直サブサンプル器39A,39B,3
49,39Dにより、上記1段目の帯域分割処理と全く
同じ処理が施されて、さらに、帯域分割のなされた信号
LLLL[i”,j”],LHLL[i”,j”],H
LLL[i”,j”],HHLL[i”,j”]が生成
される。
【0071】ウエーブレット変換器3からの出力信号L
LLL[i”,j”],LHLL[i”,j”],HL
LL[i”,j”],HHLL[i”,j”],LH
[i’,j’],HL[i’,j’],HH[i’,
j’]が、各周波数帯域に対応するウエーブレット係数
となる。
LLL[i”,j”],LHLL[i”,j”],HL
LL[i”,j”],HHLL[i”,j”],LH
[i’,j’],HL[i’,j’],HH[i’,
j’]が、各周波数帯域に対応するウエーブレット係数
となる。
【0072】また、図示しないが、3段目以降の帯域分
割処理は、出力信号LLLLに対して2段目の帯域分割
処理と同一の処理が実行されることになる。
割処理は、出力信号LLLLに対して2段目の帯域分割
処理と同一の処理が実行されることになる。
【0073】図4に、逆ウエーブレット変換器15の構
成を示す。ここでは、図3に示したウエーブレット変換
器3によって得られた各周波数帯域信号、すなわち、ウ
エーブレット係数LLLL[i”,j”],LHLL
[i”,j”],HLLL[i”,j”],HHLL
[i”,j”],LH[i’,j’],HL[i’,
j’]及びHH[i’,j’]が順次合成され、画像の
復元が行われる。
成を示す。ここでは、図3に示したウエーブレット変換
器3によって得られた各周波数帯域信号、すなわち、ウ
エーブレット係数LLLL[i”,j”],LHLL
[i”,j”],HLLL[i”,j”],HHLL
[i”,j”],LH[i’,j’],HL[i’,
j’]及びHH[i’,j’]が順次合成され、画像の
復元が行われる。
【0074】はじめに、8つの各周波数帯域信号が受信
され、入力された周波数帯域信号の中で、2段階の帯域
分割処理が施されているウエーブレット係数LLLL
[i”,j”],LHLL[i”,j”],HLLL
[i”,j”],HHLL[i”,j”]の合成が行わ
れる。これらの信号は、はじめに、それぞれ複数のライ
ンメモリからなるメモリ40A,40B,40C,40
Dに保存され、後に続く合成用垂直ローパスフィルタ4
2A,42C及び合成用垂直ハイパスフィルタ42B,
42Dで必要とされるライン数のデータが確保される。
なお、ここで、必要なライン数は、垂直フィルタのタッ
プ数が奇数の場合には、(タップ数+1)/2本、タッ
プ数が偶数の場合には、タップ数/2本となる。例え
ば、ローパスフィルタとして表2に示すものを用いる場
合、2本のラインメモリが合成用垂直ローパスフィルタ
42A,42Cの前に設置される。ここで、メモリ40
A,40B,40C,40Dにおいて必要となるライン
メモリの数が画像符号化装置10側と異なるのは、後述
するように、合成用垂直ローパスフィルタ42A,42
C及び合成用垂直ハイパスフィルタ42B,42Dによ
る補間処理の前に垂直方向のアップサンプリング処理が
なされるためである。
され、入力された周波数帯域信号の中で、2段階の帯域
分割処理が施されているウエーブレット係数LLLL
[i”,j”],LHLL[i”,j”],HLLL
[i”,j”],HHLL[i”,j”]の合成が行わ
れる。これらの信号は、はじめに、それぞれ複数のライ
ンメモリからなるメモリ40A,40B,40C,40
Dに保存され、後に続く合成用垂直ローパスフィルタ4
2A,42C及び合成用垂直ハイパスフィルタ42B,
42Dで必要とされるライン数のデータが確保される。
なお、ここで、必要なライン数は、垂直フィルタのタッ
プ数が奇数の場合には、(タップ数+1)/2本、タッ
プ数が偶数の場合には、タップ数/2本となる。例え
ば、ローパスフィルタとして表2に示すものを用いる場
合、2本のラインメモリが合成用垂直ローパスフィルタ
42A,42Cの前に設置される。ここで、メモリ40
A,40B,40C,40Dにおいて必要となるライン
メモリの数が画像符号化装置10側と異なるのは、後述
するように、合成用垂直ローパスフィルタ42A,42
C及び合成用垂直ハイパスフィルタ42B,42Dによ
る補間処理の前に垂直方向のアップサンプリング処理が
なされるためである。
【0075】すなわち、メモリ40A,40B,40
C,40Dから読み出された信号LLLL[i”,
j”],LHLL[i”,j”],HLLL[i”,
j”],HHLL[i”,j”]が、それぞれ垂直アッ
プサンプリング器41A,41B,41C,41Dに供
給される。垂直アップサンプリング器41A,41B,
41C,41Dでは、次の式(8)に示すように、入力
される各ライン間にすべてがゼロである1ライン分のデ
ータを挿入する処理が行われる。
C,40Dから読み出された信号LLLL[i”,
j”],LHLL[i”,j”],HLLL[i”,
j”],HHLL[i”,j”]が、それぞれ垂直アッ
プサンプリング器41A,41B,41C,41Dに供
給される。垂直アップサンプリング器41A,41B,
41C,41Dでは、次の式(8)に示すように、入力
される各ライン間にすべてがゼロである1ライン分のデ
ータを挿入する処理が行われる。
【0076】
【数8】
【0077】垂直アップサンプリング器41A,41
B,41C,41Dにより垂直アップサンプリング処理
の施された各周波数帯域信号は、それぞれ、合成用垂直
ローパスフィルタ42A,42C及び合成用垂直ハイパ
スフィルタ42B,42Dによって垂直方向の補間処理
が行われ、対応する加算器43A,43Bに送られる。
ここで、前述したように、これらの合成フィルタは、対
応する解析フィルタと(4)式及び(5)式の関係を満
たす必要があり、解析フィルタとして表1に示すものを
用いた場合には、表2に示すフィルタを合成フィルタと
して用いることになる。
B,41C,41Dにより垂直アップサンプリング処理
の施された各周波数帯域信号は、それぞれ、合成用垂直
ローパスフィルタ42A,42C及び合成用垂直ハイパ
スフィルタ42B,42Dによって垂直方向の補間処理
が行われ、対応する加算器43A,43Bに送られる。
ここで、前述したように、これらの合成フィルタは、対
応する解析フィルタと(4)式及び(5)式の関係を満
たす必要があり、解析フィルタとして表1に示すものを
用いた場合には、表2に示すフィルタを合成フィルタと
して用いることになる。
【0078】合成用垂直ローパスフィルタ42A,42
C及び合成用垂直ハイパスフィルタ42B,42Dによ
り補間処理の施された周波数帯域信号LLLL[i”,
j’],LHLL[i”,j’],HLLL[i”,
j’],HHLL[i”,j’]は、それぞれ加算器4
3A,43Bによって加算された後、水平アップサンプ
リング器43A,43Bに供給され、次の式(9)のよ
うな水平方向のアップサンプリング処理が施される。
C及び合成用垂直ハイパスフィルタ42B,42Dによ
り補間処理の施された周波数帯域信号LLLL[i”,
j’],LHLL[i”,j’],HLLL[i”,
j’],HHLL[i”,j’]は、それぞれ加算器4
3A,43Bによって加算された後、水平アップサンプ
リング器43A,43Bに供給され、次の式(9)のよ
うな水平方向のアップサンプリング処理が施される。
【0079】
【数9】
【0080】そして、合成用水平ローパスフィルタ45
A及び合成用水平ハイパスフィルタ45Bは、水平アッ
プサンプリング処理の施された各信号に対して水平方向
のフィルタリング処理を施し、補間処理を行う。加算器
46は、補間処理の施された2つの信号LLL[i’,
j’],HLL[i’,j’]を加算することによっ
て、低周波数帯域信号LL[i’,j’]を復元する。
そして、この加算貴46により復元された低周波数帯域
信号LL[i’,j’]がメモリ47Aに記憶される。
A及び合成用水平ハイパスフィルタ45Bは、水平アッ
プサンプリング処理の施された各信号に対して水平方向
のフィルタリング処理を施し、補間処理を行う。加算器
46は、補間処理の施された2つの信号LLL[i’,
j’],HLL[i’,j’]を加算することによっ
て、低周波数帯域信号LL[i’,j’]を復元する。
そして、この加算貴46により復元された低周波数帯域
信号LL[i’,j’]がメモリ47Aに記憶される。
【0081】次に、この復元されたLL[i,’j’]
と、入力された周波数帯域信号LH[i’,j’],H
L[i’,j’],HH[i’,j’]が、それぞれ対
応するメモリ47A,47B,47C,47Dから読み
出され、これらの読み出された信号に対して上記のよう
な帯域合成処理と同じ処理が施されて、画像信号I
[i,j]が復元される。
と、入力された周波数帯域信号LH[i’,j’],H
L[i’,j’],HH[i’,j’]が、それぞれ対
応するメモリ47A,47B,47C,47Dから読み
出され、これらの読み出された信号に対して上記のよう
な帯域合成処理と同じ処理が施されて、画像信号I
[i,j]が復元される。
【0082】すなわち、メモリ47A,47B,47
C,47Dから読み出された信号LL[i’,j’],
LH[i’,j’],HL[i’,j’],HH
[i’,j’]は、それぞれ垂直アップサンプリング器
48A,48B,48C,48Dにより垂直アップサン
プリング処理が施され、さらに、合成用垂直ローパスフ
ィルタ49A,49C及び合成用垂直ハイパスフィルタ
49B,49Dによって垂直方向の補間処理が施され
る。合成用垂直ローパスフィルタ49A,49C及び合
成用垂直ハイパスフィルタ49B,49Dにより補間処
理の施された周波数帯域信号LL[i’,j],LH
[i’,j],HL[i’,j],HH[i’,j]
は、それぞれ加算器50A,50Bによって加算された
後、水平アップサンプリング器51A,51Bに供給さ
れ、水平方向のアップサンプリング処理が施される。
C,47Dから読み出された信号LL[i’,j’],
LH[i’,j’],HL[i’,j’],HH
[i’,j’]は、それぞれ垂直アップサンプリング器
48A,48B,48C,48Dにより垂直アップサン
プリング処理が施され、さらに、合成用垂直ローパスフ
ィルタ49A,49C及び合成用垂直ハイパスフィルタ
49B,49Dによって垂直方向の補間処理が施され
る。合成用垂直ローパスフィルタ49A,49C及び合
成用垂直ハイパスフィルタ49B,49Dにより補間処
理の施された周波数帯域信号LL[i’,j],LH
[i’,j],HL[i’,j],HH[i’,j]
は、それぞれ加算器50A,50Bによって加算された
後、水平アップサンプリング器51A,51Bに供給さ
れ、水平方向のアップサンプリング処理が施される。
【0083】そして、合成用水平ローパスフィルタ52
A及び合成用水平ハイパスフィルタ52Bは、水平アッ
プサンプリング処理の施された各信号に対して水平方向
のフィルタリング処理を施し、補間処理を行う。加算器
53は、補間処理の施された2つの信号L[i,j],
H[i,j]を加算することによって、画像信号I
[i,j]を復元する。
A及び合成用水平ハイパスフィルタ52Bは、水平アッ
プサンプリング処理の施された各信号に対して水平方向
のフィルタリング処理を施し、補間処理を行う。加算器
53は、補間処理の施された2つの信号L[i,j],
H[i,j]を加算することによって、画像信号I
[i,j]を復元する。
【0084】また、図示しないが、画像信号が10バン
ドの帯域に分割されているときには、入力信号LLLL
を形成するために、同様の合成処理が行われる。
ドの帯域に分割されているときには、入力信号LLLL
を形成するために、同様の合成処理が行われる。
【0085】図5に、動き補償器12,26における予
測値(予測ウェーブレット係数)の算出方法を示す。
I’は、逆ウエーブレット変換器15,25によって既
に復元され、動き補償器12,26の図示せぬフレーム
メモリに保存されている画像であり、W[p,q]を予
測すべきウエーブレット係数とする。いま、このウエー
ブレット係数が、N段目の帯域分割において得られたも
のであるとすると、この係数が得られるまでには水平方
向、及び垂直方向に対してそれぞれにN回のサブサンプ
リング処理が施されていることになる。このことは、こ
のW[p,q]がもとの画像上では、次式のような位置
(k,l)=(p×2N,q×2N)に対応するもので
あることを示しており、したがって、その予測値(予測
ウェーブレット係数)は、従来例における(1)式が示
すように、図示せぬフレームメモリ上の画像I’におけ
る、4つの位置(k’,l’),(k’+1,l’),
(k’,l’+1),(k’+1,l’+1)から計算
できることになる。ここで、k’,l’は、動きベクト
ル検出器11によって得られた、位置(k,l)に対応
する動きベクトルv=(vx(k,l),vy(k,
l))によって次の式(10),(11)のように表さ
れる整数の座標値である。
測値(予測ウェーブレット係数)の算出方法を示す。
I’は、逆ウエーブレット変換器15,25によって既
に復元され、動き補償器12,26の図示せぬフレーム
メモリに保存されている画像であり、W[p,q]を予
測すべきウエーブレット係数とする。いま、このウエー
ブレット係数が、N段目の帯域分割において得られたも
のであるとすると、この係数が得られるまでには水平方
向、及び垂直方向に対してそれぞれにN回のサブサンプ
リング処理が施されていることになる。このことは、こ
のW[p,q]がもとの画像上では、次式のような位置
(k,l)=(p×2N,q×2N)に対応するもので
あることを示しており、したがって、その予測値(予測
ウェーブレット係数)は、従来例における(1)式が示
すように、図示せぬフレームメモリ上の画像I’におけ
る、4つの位置(k’,l’),(k’+1,l’),
(k’,l’+1),(k’+1,l’+1)から計算
できることになる。ここで、k’,l’は、動きベクト
ル検出器11によって得られた、位置(k,l)に対応
する動きベクトルv=(vx(k,l),vy(k,
l))によって次の式(10),(11)のように表さ
れる整数の座標値である。
【0086】
【数10】
【0087】
【数11】
【0088】ここで、(1)式と同様に、Tは、現在予
測を行っているウエーブレット係数に対応する画像が入
力された時刻と、フレームメモリ上にある画像I’が入
力された時刻の差であり、int(x)はxを越えない
最大の整数値を表している。ただし、フレームメモリ上
のデータは画像I’の画素値であり、ウエーブレット係
数W[p, q]の予測を行うためには、上記4つの位
置における画素値I’[k’,l’],I’[k’+
1,l],I’[k’,l’+1],I’[k’+1,
l’+1]をW[p,q]が属する周波数帯域のウエー
ブレット係数に変換する必要がある。以下に、画像I’
上の任意の位置における画素値を、所望の周波数帯域の
ウエーブレット係数に変換する方法を、図3に示したウ
エーブレット変換器14において、2段目の分割で得ら
れるウエーブレット係数LHLL[i”,j”]の予測
を例に説明する。
測を行っているウエーブレット係数に対応する画像が入
力された時刻と、フレームメモリ上にある画像I’が入
力された時刻の差であり、int(x)はxを越えない
最大の整数値を表している。ただし、フレームメモリ上
のデータは画像I’の画素値であり、ウエーブレット係
数W[p, q]の予測を行うためには、上記4つの位
置における画素値I’[k’,l’],I’[k’+
1,l],I’[k’,l’+1],I’[k’+1,
l’+1]をW[p,q]が属する周波数帯域のウエー
ブレット係数に変換する必要がある。以下に、画像I’
上の任意の位置における画素値を、所望の周波数帯域の
ウエーブレット係数に変換する方法を、図3に示したウ
エーブレット変換器14において、2段目の分割で得ら
れるウエーブレット係数LHLL[i”,j”]の予測
を例に説明する。
【0089】図3からもわかるように、ウエーブレット
係数LHLL[i”,j”]は、入力された画像信号に
対して、2回の水平ローパスフィルタと1回の垂直ロー
パスフィルタ、1回の垂直ハイパスフィルタを施すこと
によって算出されている。ただし、1段目では、入力画
像に対してフィルタリング処理が行われるのに対して、
2段目のフィルタリング処理は、水平方向、垂直方向と
もに1回のサブサンプリング処理が施された後に行われ
る。したがって、2段目のフィルタリング処理は、サブ
サンプリングがなされる前の画像に対して、もとのフィ
ルタ係数に(9)式のようなアップサンプリング処理を
行ったフィルタを施すことと等価になる。例えば、解析
フィルタとして表1に示すものを用いた場合、2段目で
のフィルタリング処理は、入力画像に対して、下記の表
3に示すフィルタを施すことに相当する。より一般的に
は、M 段目の分割で行われるフィルタリング処理は、
入力画像に対してもとのフィルタに(M−1)回のアッ
プサンプリング処理を行ったフィルタを施すことと等価
になる。
係数LHLL[i”,j”]は、入力された画像信号に
対して、2回の水平ローパスフィルタと1回の垂直ロー
パスフィルタ、1回の垂直ハイパスフィルタを施すこと
によって算出されている。ただし、1段目では、入力画
像に対してフィルタリング処理が行われるのに対して、
2段目のフィルタリング処理は、水平方向、垂直方向と
もに1回のサブサンプリング処理が施された後に行われ
る。したがって、2段目のフィルタリング処理は、サブ
サンプリングがなされる前の画像に対して、もとのフィ
ルタ係数に(9)式のようなアップサンプリング処理を
行ったフィルタを施すことと等価になる。例えば、解析
フィルタとして表1に示すものを用いた場合、2段目で
のフィルタリング処理は、入力画像に対して、下記の表
3に示すフィルタを施すことに相当する。より一般的に
は、M 段目の分割で行われるフィルタリング処理は、
入力画像に対してもとのフィルタに(M−1)回のアッ
プサンプリング処理を行ったフィルタを施すことと等価
になる。
【0090】
【表3】
【0091】したがって、図示せぬフレームメモリに保
存された画像I’上の画素値をLHLL[i”,j”]
の属する周波数帯域のウエーブレット係数に変換するた
めには、水平方向には、もとの解析用ローパスフィルタ
フィルタと、それをアップサンプリングしたローパスフ
ィルタを、垂直方向には、解析用ローパスフィルタと、
解析用ハイパスフィルタをアップサンプリングしたハイ
パスフィルタを施せばよい。
存された画像I’上の画素値をLHLL[i”,j”]
の属する周波数帯域のウエーブレット係数に変換するた
めには、水平方向には、もとの解析用ローパスフィルタ
フィルタと、それをアップサンプリングしたローパスフ
ィルタを、垂直方向には、解析用ローパスフィルタと、
解析用ハイパスフィルタをアップサンプリングしたハイ
パスフィルタを施せばよい。
【0092】ところで、次の式(12)に示すように、
連続する2つのフィルタリング処理は、フィルタどうし
の畳込みによって得られる新たな1つのフィルタによっ
て実現できる。ここで、f,gは任意の線形フィルタで
あり、*はフィルタリング処理すなわち畳み込み演算を
表す。
連続する2つのフィルタリング処理は、フィルタどうし
の畳込みによって得られる新たな1つのフィルタによっ
て実現できる。ここで、f,gは任意の線形フィルタで
あり、*はフィルタリング処理すなわち畳み込み演算を
表す。
【0093】
【数12】
【0094】したがって、あらかじめ、ウエーブレット
分割に用いた解析用フィルタに対するアップサンプリン
グ処理や、それによって得られたフィルタどうしの畳み
込み演算を行い、各周波数帯域に対応する水平方向のフ
ィルタ、及び垂直方向のフィルタを生成しておくことが
できる。このように生成されたフィルタ(以後、結合解
析フィルタと呼ぶ)を用いることにより、画像I’上の
任意の位置におけるウエーブレット係数W’(k’,
l’)は、図6に示すような処理によって算出すること
ができる。
分割に用いた解析用フィルタに対するアップサンプリン
グ処理や、それによって得られたフィルタどうしの畳み
込み演算を行い、各周波数帯域に対応する水平方向のフ
ィルタ、及び垂直方向のフィルタを生成しておくことが
できる。このように生成されたフィルタ(以後、結合解
析フィルタと呼ぶ)を用いることにより、画像I’上の
任意の位置におけるウエーブレット係数W’(k’,
l’)は、図6に示すような処理によって算出すること
ができる。
【0095】すなわち、現在の注目位置(k’,l’)
及びその上下数ライン上で同じ水平座標k’を持つ位置
において出力が得られるように、水平方向の結合解析フ
ィルタを置き、各ラインにおいて、フィルタ係数と対応
する画素値との内積演算を行い、フィルタの出力値を求
める。このとき、用いるラインの数は、垂直方向の結合
解析フィルタのタップ数と等しくなるようにし、また、
その垂直方向のフィルタをこれらのラインに対して施し
たときに、垂直座標l’において出力値が得られるよう
に選ぶ。複数ラインに対する水平方向の演算後、得られ
た垂直方向のデータ列と垂直方向の結合解析フィルタの
係数の内積演算を行うことにより、位置(k’,l’)
におけるウエーブレット係数W’(k’,l’)が得ら
れることになる。同様にして、図5に示す4つの位置に
おけるウエーブレット係数W’(k’,l’),W’
(k’+1,l’),W’(k’,l’+1),W’
(k’+1,l’+1)を求め、次の式(13)に代入
することによって、現在予測すべき係数W(p,q)の
予測値W”(p,q)が得られる。
及びその上下数ライン上で同じ水平座標k’を持つ位置
において出力が得られるように、水平方向の結合解析フ
ィルタを置き、各ラインにおいて、フィルタ係数と対応
する画素値との内積演算を行い、フィルタの出力値を求
める。このとき、用いるラインの数は、垂直方向の結合
解析フィルタのタップ数と等しくなるようにし、また、
その垂直方向のフィルタをこれらのラインに対して施し
たときに、垂直座標l’において出力値が得られるよう
に選ぶ。複数ラインに対する水平方向の演算後、得られ
た垂直方向のデータ列と垂直方向の結合解析フィルタの
係数の内積演算を行うことにより、位置(k’,l’)
におけるウエーブレット係数W’(k’,l’)が得ら
れることになる。同様にして、図5に示す4つの位置に
おけるウエーブレット係数W’(k’,l’),W’
(k’+1,l’),W’(k’,l’+1),W’
(k’+1,l’+1)を求め、次の式(13)に代入
することによって、現在予測すべき係数W(p,q)の
予測値W”(p,q)が得られる。
【0096】
【数13】
【0097】次に、上述したようなこの動き補償器12
の動作について、フローチャートを用いて説明する。図
7は、動き補償器12における予測値の求めるための動
作のフローチャートを示している。
の動作について、フローチャートを用いて説明する。図
7は、動き補償器12における予測値の求めるための動
作のフローチャートを示している。
【0098】まず、ステップS1において、予測すべき
ウェーブレット係数W[p,q]が対応するもとの画像
上での位置(k,l)が、式(k,l)=(p×2N,
q×2N)に基づいて求められる。
ウェーブレット係数W[p,q]が対応するもとの画像
上での位置(k,l)が、式(k,l)=(p×2N,
q×2N)に基づいて求められる。
【0099】次に、ステップS2に進み、動きベクトル
検出器11からの動きベクトルv=(vx(k,l),
vy(k,l))を用いて、もとの画像上に画像Iにお
ける4つの位置(k,l)、(k+1,l),(k,l
+1),(k+1,l+1)に対応する動き補償器12
の図示せぬフレームメモリ上に記憶されている画像I’
における4つの位置(k’,l’),(k’+1,
l’),(k’,l’+1),(k’+1,l’+1)
が、順に、上述の式(10),(11)によって計算さ
れる。
検出器11からの動きベクトルv=(vx(k,l),
vy(k,l))を用いて、もとの画像上に画像Iにお
ける4つの位置(k,l)、(k+1,l),(k,l
+1),(k+1,l+1)に対応する動き補償器12
の図示せぬフレームメモリ上に記憶されている画像I’
における4つの位置(k’,l’),(k’+1,
l’),(k’,l’+1),(k’+1,l’+1)
が、順に、上述の式(10),(11)によって計算さ
れる。
【0100】ステップS3では、動き補償器12の図示
せぬフレームメモリ上に記憶されている画像I’におけ
る4つの位置のすべてが計算されたかどうかが判定さ
れ、もし、4つの位置のすべてが計算されていない場合
は、ステップS2に戻り、計算を続ける。また、もし4
つの位置のすべての計算が終了した場合には、ステップ
S4に進む。
せぬフレームメモリ上に記憶されている画像I’におけ
る4つの位置のすべてが計算されたかどうかが判定さ
れ、もし、4つの位置のすべてが計算されていない場合
は、ステップS2に戻り、計算を続ける。また、もし4
つの位置のすべての計算が終了した場合には、ステップ
S4に進む。
【0101】ステップS4において、ステップS2で計
算された4つの位置(k’,l’),(k’+1,
l’),(k’,l’+1),(k’+1,l’+1)
における画素値I’[k’,l’],I’[k’+1,
l],I’[k’,l’+1],I’[k’+1,l’
+1]及びこれらが対応するウエーブレット係数を算出
するために必要な近傍画素値がフレームメモリから読み
出され、予測すべきウェーブレット係数W[p, q]
が属する周波数帯域に対応する結合解析フィルタ係数を
用いて、予測すべきウェーブレット係数W[p, q]
が属する周波数帯域のウェーブレット係数W’(k’,
l’),W’(k’+1,l’),W’(k’,l’+
1),W’(k’+1,l’+1)に順に変換される。
算された4つの位置(k’,l’),(k’+1,
l’),(k’,l’+1),(k’+1,l’+1)
における画素値I’[k’,l’],I’[k’+1,
l],I’[k’,l’+1],I’[k’+1,l’
+1]及びこれらが対応するウエーブレット係数を算出
するために必要な近傍画素値がフレームメモリから読み
出され、予測すべきウェーブレット係数W[p, q]
が属する周波数帯域に対応する結合解析フィルタ係数を
用いて、予測すべきウェーブレット係数W[p, q]
が属する周波数帯域のウェーブレット係数W’(k’,
l’),W’(k’+1,l’),W’(k’,l’+
1),W’(k’+1,l’+1)に順に変換される。
【0102】ステップS5では、4つのウェーブレット
係数W’(k’,l’),W’(k’+1,l’),
W’(k’,l’+1),W’(k’+1,l’+1)
のすべてが計算されたかどうかが判定され、4つの画素
値のすべてが計算されていない場合は、ステップS4に
戻り、計算を続ける。また、もし4つのウェーブレット
係数のすべての計算が終了した場合には、ステップS6
に進む。
係数W’(k’,l’),W’(k’+1,l’),
W’(k’,l’+1),W’(k’+1,l’+1)
のすべてが計算されたかどうかが判定され、4つの画素
値のすべてが計算されていない場合は、ステップS4に
戻り、計算を続ける。また、もし4つのウェーブレット
係数のすべての計算が終了した場合には、ステップS6
に進む。
【0103】ステップS6において、ステップS4で計
算された4つのウェーブレット係数W’(k’,
l’),W’(k’+1,l’), W’(k’,l’
+1),W’(k’+1,l’+1)を用いて、式(1
3)によって、予測すべきウェーブレット係数W(p,
q)の予測値W”(p,q)が計算される。このような
処理が、予測すべきウェーブレット係数W(p,q)毎
に実行される。
算された4つのウェーブレット係数W’(k’,
l’),W’(k’+1,l’), W’(k’,l’
+1),W’(k’+1,l’+1)を用いて、式(1
3)によって、予測すべきウェーブレット係数W(p,
q)の予測値W”(p,q)が計算される。このような
処理が、予測すべきウェーブレット係数W(p,q)毎
に実行される。
【0104】次に、本発明の画像符号化装置10より出
力されるビットストリームのフォーマットについて、図
8乃至図13を参照して説明する。図8乃至図13は、
ISO−IEC/JTC1/SC29/WG11 IS
13818−2 で用いられている書式で、本実施形
態のビットストリームのフォーマットを示したものであ
る。太字で示されている部分が実際に伝送されるフラグ
である。本発明における符号化画像信号は、シーケン
ス、GOP(グループ・オブ・ピクチャ)、ピクチャ、
マクロブロック及びブロックの各層からなる階層構造を
有する。シーケンス層は、一連の同じ属性を有する画面
グループからなる。GOP層は、ランダム・アクセスの
単位となる画面グループの最小単位となる。ピクチャ層
は、共通な属性を有する1枚の画面からなる。マクロブ
ロック層は、同一位置に存在する各周波数帯域の係数の
集まり(画素ブロックからなる。ブロック層は、変換係
数、つまり、この場合、ウェーブレット係数そのものか
らなる。各層については、後述する。
力されるビットストリームのフォーマットについて、図
8乃至図13を参照して説明する。図8乃至図13は、
ISO−IEC/JTC1/SC29/WG11 IS
13818−2 で用いられている書式で、本実施形
態のビットストリームのフォーマットを示したものであ
る。太字で示されている部分が実際に伝送されるフラグ
である。本発明における符号化画像信号は、シーケン
ス、GOP(グループ・オブ・ピクチャ)、ピクチャ、
マクロブロック及びブロックの各層からなる階層構造を
有する。シーケンス層は、一連の同じ属性を有する画面
グループからなる。GOP層は、ランダム・アクセスの
単位となる画面グループの最小単位となる。ピクチャ層
は、共通な属性を有する1枚の画面からなる。マクロブ
ロック層は、同一位置に存在する各周波数帯域の係数の
集まり(画素ブロックからなる。ブロック層は、変換係
数、つまり、この場合、ウェーブレット係数そのものか
らなる。各層については、後述する。
【0105】図14は、ウェーブレット変換により10
バンドに分割帯域に分割した場合のバンドを示してい
る。また、図15は、ビットストリームの構成ためのヘ
ッダ付加器7の構成を示している。シーケンスヘッダ回
路61においてビットストリームの先頭にシーケンスヘ
ッダが付加(伝送)される。これによりデコーダが初期
化される。その後、GOPヘッダ回路62においてGO
Pヘッダが付加(伝送)される。さらに、その後、ピク
チャヘッダ回路63においてピクチャヘッダが、また、
マクロブロックヘッダ回路64においてマクロブロック
ヘッダが付加(伝送)される。その後、そのマクロブロ
ックにおけるウェーブレット係数がビットストリームと
して伝送される。さらに、同一のピクチャに存在するマ
クロブロックの伝送が終了した後、次のピクチャの処理
に移り、同一の動作が繰り返される。また、同一のGO
Pに存在するピクチャの処理が終了した後、次のGOP
に移り、同一の動作が実行される。
バンドに分割帯域に分割した場合のバンドを示してい
る。また、図15は、ビットストリームの構成ためのヘ
ッダ付加器7の構成を示している。シーケンスヘッダ回
路61においてビットストリームの先頭にシーケンスヘ
ッダが付加(伝送)される。これによりデコーダが初期
化される。その後、GOPヘッダ回路62においてGO
Pヘッダが付加(伝送)される。さらに、その後、ピク
チャヘッダ回路63においてピクチャヘッダが、また、
マクロブロックヘッダ回路64においてマクロブロック
ヘッダが付加(伝送)される。その後、そのマクロブロ
ックにおけるウェーブレット係数がビットストリームと
して伝送される。さらに、同一のピクチャに存在するマ
クロブロックの伝送が終了した後、次のピクチャの処理
に移り、同一の動作が繰り返される。また、同一のGO
Pに存在するピクチャの処理が終了した後、次のGOP
に移り、同一の動作が実行される。
【0106】ここで、マクロブロックについて説明す
る。マクロブロックは、各周波数帯域の同一位置に存在
する係数から構成される。すなわち、図14に示される
ように、例えば、LLLLLLバンド、LLLLHLバ
ンド、LLLLHHバンド及びLLLLLHバンドの同
一位置に存在するそれぞれ1つのウェーブレット係数、
その上記4つの周波数帯域の係数の存在する位置に対応
する、LLHLバンド、LLHHバンド及びLLLHバ
ンドの同一位置に存在するそれぞれ4つのウェーブレッ
ト係数、その上記7つの周波数帯域の係数の存在する位
置に対応する、HLバンド、HHバンド、LHバンドの
同一位置に存在するそれぞれ16つのウェーブレット係
数を有する、合計64個のウェーブレット係数から構成
される。つまり、これらの係数は、周波数帯域は異なる
が、もとの画像上における同一の位置に存在する画像か
ら得られたものである。各ヘッダのフォーマットについ
て、以下に説明する。
る。マクロブロックは、各周波数帯域の同一位置に存在
する係数から構成される。すなわち、図14に示される
ように、例えば、LLLLLLバンド、LLLLHLバ
ンド、LLLLHHバンド及びLLLLLHバンドの同
一位置に存在するそれぞれ1つのウェーブレット係数、
その上記4つの周波数帯域の係数の存在する位置に対応
する、LLHLバンド、LLHHバンド及びLLLHバ
ンドの同一位置に存在するそれぞれ4つのウェーブレッ
ト係数、その上記7つの周波数帯域の係数の存在する位
置に対応する、HLバンド、HHバンド、LHバンドの
同一位置に存在するそれぞれ16つのウェーブレット係
数を有する、合計64個のウェーブレット係数から構成
される。つまり、これらの係数は、周波数帯域は異なる
が、もとの画像上における同一の位置に存在する画像か
ら得られたものである。各ヘッダのフォーマットについ
て、以下に説明する。
【0107】図8は、シーケンスヘッダのフォーマット
を示している。sequence_start_cod
eは、32ビットのコードでシーケンスヘッダの開始を
示している。このsequence_start_co
deの他、各種スタートコードは、固有のビット列であ
り、このビットストリームの他の部分で発生することは
ないコードである。したがって、何らかの原因でビット
ストリームの一部が失われるなど、画像が復号できなく
なった場合、このスタートコードを見い出すことによ
り、再び復号することが可能となる。horizont
al_size_valueは、画像の横の画素数を1
2ビットで示しており、vertical_size_
valueは、画像の縦の画素数を12ビットで示して
いる。aspect_ratio_informati
onは、画像のアスペクト比を4ビットで示しており、
frame_rate_codeは、画像の表示周期を
4ビットで示している。bit_rate_value
は、毎秒のビット数を18ビットで示しており、mar
ker_bitは、“1”という1ビットの値であり、
vbv_buffer_size_valueは、符
号発生量制御用仮想バッファの大きさを決めるパラメー
タを10ビットで示している。
を示している。sequence_start_cod
eは、32ビットのコードでシーケンスヘッダの開始を
示している。このsequence_start_co
deの他、各種スタートコードは、固有のビット列であ
り、このビットストリームの他の部分で発生することは
ないコードである。したがって、何らかの原因でビット
ストリームの一部が失われるなど、画像が復号できなく
なった場合、このスタートコードを見い出すことによ
り、再び復号することが可能となる。horizont
al_size_valueは、画像の横の画素数を1
2ビットで示しており、vertical_size_
valueは、画像の縦の画素数を12ビットで示して
いる。aspect_ratio_informati
onは、画像のアスペクト比を4ビットで示しており、
frame_rate_codeは、画像の表示周期を
4ビットで示している。bit_rate_value
は、毎秒のビット数を18ビットで示しており、mar
ker_bitは、“1”という1ビットの値であり、
vbv_buffer_size_valueは、符
号発生量制御用仮想バッファの大きさを決めるパラメー
タを10ビットで示している。
【0108】また、このシーケンスヘッダの中の wa
velet_layer_numberは、逆ウエーブ
レット変換回路15が幾つのレイヤ(4バンド合成帯域
合成フィルタバンクの数)で構成されているかを示す4
ビットのフラグである。また、wavelet_coe
fficients()は、逆ウエーブレット変換回路
の各レイヤのフィルタで用いられるフィルタ係数を定義
している。ここで、逆ウエーブレット変換の各フィルタ
係数を伝送するには2通りの方法がある。
velet_layer_numberは、逆ウエーブ
レット変換回路15が幾つのレイヤ(4バンド合成帯域
合成フィルタバンクの数)で構成されているかを示す4
ビットのフラグである。また、wavelet_coe
fficients()は、逆ウエーブレット変換回路
の各レイヤのフィルタで用いられるフィルタ係数を定義
している。ここで、逆ウエーブレット変換の各フィルタ
係数を伝送するには2通りの方法がある。
【0109】図13の(A)は、フィルタ係数に対応す
るフラグを伝送する場合のフォーマットを示している。
つまり、各レイヤの各フィルタで持ちいるフィルタ係数
が、あらかじめ何組か定められており、そのどれを用い
るかを示すフラグを伝送する。ハイパスフィルタ及びロ
ーパスフィルタの組合せは、どちらか一方を決めること
により、決定される。このため、各レイヤに1つこのイ
ンデクスを伝送すれば十分である。図13の(A)で
は、このインデクス wavelet_coeff_i
ndexは、8ビットのフラグであり、256通りのフ
ィルタ係数の組合せを指定することが可能である。本実
施形態では8ビットであるが、任意のビット数で良い。
るフラグを伝送する場合のフォーマットを示している。
つまり、各レイヤの各フィルタで持ちいるフィルタ係数
が、あらかじめ何組か定められており、そのどれを用い
るかを示すフラグを伝送する。ハイパスフィルタ及びロ
ーパスフィルタの組合せは、どちらか一方を決めること
により、決定される。このため、各レイヤに1つこのイ
ンデクスを伝送すれば十分である。図13の(A)で
は、このインデクス wavelet_coeff_i
ndexは、8ビットのフラグであり、256通りのフ
ィルタ係数の組合せを指定することが可能である。本実
施形態では8ビットであるが、任意のビット数で良い。
【0110】また、もう一つの逆ウエーブレット変換係
数の伝送フォーマットを図13の(B)に示す。これ
は、各レイヤで持ちいるフィルタ係数を直接伝送する方
法である。この場合、ローパスフィルタ及びハイパスフ
ィルタのタップ数とそのタップ数に応じたフィルタ係数
が伝送される。つまり、ローパスフィルタのタップ数
は、lowpass_tap_numberによって8
ビットのフラグで示され、そのタップ数に応じたフィル
タ係数が、wavelet_coeff[]で伝送され
る。また、ハイパスフィルタのタップ数は、highp
ass_tap_numberによって8ビットのフラ
グで示され、そのタップ数に応じたフィルタ係数が、w
avelet_coeff[]で伝送される。
数の伝送フォーマットを図13の(B)に示す。これ
は、各レイヤで持ちいるフィルタ係数を直接伝送する方
法である。この場合、ローパスフィルタ及びハイパスフ
ィルタのタップ数とそのタップ数に応じたフィルタ係数
が伝送される。つまり、ローパスフィルタのタップ数
は、lowpass_tap_numberによって8
ビットのフラグで示され、そのタップ数に応じたフィル
タ係数が、wavelet_coeff[]で伝送され
る。また、ハイパスフィルタのタップ数は、highp
ass_tap_numberによって8ビットのフラ
グで示され、そのタップ数に応じたフィルタ係数が、w
avelet_coeff[]で伝送される。
【0111】また、シーケンスヘッダ内のload_i
ntra_weighting_matrixおよびl
oad_non_intra_weighting_m
atrixは、イントラマクロブロック及びそれ以外の
マクロブロックで用いる重み係数をダウンロードするか
どうかを示すフラグである。ダウンロードする場合、そ
れぞれのフラグのあとに重み係数が続くことになる。こ
れは、8ビット×(wavelet_layer_nu
mber×3+1)のデータサイズになる。(バンドの
数は wavelet_layer_numberで決
定され、それは、wavelet_layer_num
ber×3+1となる。)イントラマクロブロックとそ
れ以外のマクロブロックでは用いる重み係数が異なる。
ntra_weighting_matrixおよびl
oad_non_intra_weighting_m
atrixは、イントラマクロブロック及びそれ以外の
マクロブロックで用いる重み係数をダウンロードするか
どうかを示すフラグである。ダウンロードする場合、そ
れぞれのフラグのあとに重み係数が続くことになる。こ
れは、8ビット×(wavelet_layer_nu
mber×3+1)のデータサイズになる。(バンドの
数は wavelet_layer_numberで決
定され、それは、wavelet_layer_num
ber×3+1となる。)イントラマクロブロックとそ
れ以外のマクロブロックでは用いる重み係数が異なる。
【0112】次に、GOPヘッダが付加(伝送)され
る。これは、GOPの先頭を示すヘッダで、主にランダ
ムアクセスのために用いられる。図9は、GOPヘッダ
を示している。GOPヘッダは、group_star
t_codeは、GOPの開始を示すコードであり、3
2ビットで表現されている。time_codeは、シ
ーケンスの先頭からの時間を25ビットのフラグで示し
ている。closed_gopは、1ビットのフラグで
あり、GOP内の画像が他のGOPからの独立再生可能
なことを示している。broken_linkは、先行
するGOpデータが編集のためには使用不可であること
を示している。1ビットの GOPヘッダの次には、各
ピクチャのデータの始まりを示すピクチャヘッダが付加
(伝送)される。
る。これは、GOPの先頭を示すヘッダで、主にランダ
ムアクセスのために用いられる。図9は、GOPヘッダ
を示している。GOPヘッダは、group_star
t_codeは、GOPの開始を示すコードであり、3
2ビットで表現されている。time_codeは、シ
ーケンスの先頭からの時間を25ビットのフラグで示し
ている。closed_gopは、1ビットのフラグで
あり、GOP内の画像が他のGOPからの独立再生可能
なことを示している。broken_linkは、先行
するGOpデータが編集のためには使用不可であること
を示している。1ビットの GOPヘッダの次には、各
ピクチャのデータの始まりを示すピクチャヘッダが付加
(伝送)される。
【0113】図10は、ピクチャヘッダのフォーマット
を示している。number_of_macroblo
ckは、そのフレームに存在するマクロブロックの数を
示す16ビットのフラグである。他のフラグとして、p
icture_start_codeは、ピクチャの開
始を示す32ビットのフラグであり、temporal
_referenceは、ピクチャの一貫No.であ
り、10ビットのフラグである。picture_co
ding_typeは、ピクチャタイプを示す3ビット
のフラグであり、vbv_delayは、ランダム・ア
クセス時のバッファの初期状態を示す16ビットのフラ
グである。また、full_pel_forward_
vectorは、動きベクトルの精度が整数か半画素単
位かを示す1ビットのフラグであり、forward_
f_codeは、順方向動きベクトルの記述の範囲を示
している。full_pel_backward_ve
ctorは、動きベクトルの精度が整数か半画素単位か
を示す1ビットのフラグであり、backward_f
_codeは、順方向動きベクトルの記述の範囲を示し
ている。
を示している。number_of_macroblo
ckは、そのフレームに存在するマクロブロックの数を
示す16ビットのフラグである。他のフラグとして、p
icture_start_codeは、ピクチャの開
始を示す32ビットのフラグであり、temporal
_referenceは、ピクチャの一貫No.であ
り、10ビットのフラグである。picture_co
ding_typeは、ピクチャタイプを示す3ビット
のフラグであり、vbv_delayは、ランダム・ア
クセス時のバッファの初期状態を示す16ビットのフラ
グである。また、full_pel_forward_
vectorは、動きベクトルの精度が整数か半画素単
位かを示す1ビットのフラグであり、forward_
f_codeは、順方向動きベクトルの記述の範囲を示
している。full_pel_backward_ve
ctorは、動きベクトルの精度が整数か半画素単位か
を示す1ビットのフラグであり、backward_f
_codeは、順方向動きベクトルの記述の範囲を示し
ている。
【0114】さらに、図12の(A)及び(B)は、動
きベクトルヘッダのフォーマットを示している。mot
ion_vectors(s)は、サブルーチンmot
ion_vector(s)を有しており、motio
n_horizontal_codeは、マクロブロッ
クの動きベクトルの水平成分と前の動きベクトルとの差
分を可変長符号化したものを示したものであり、1から
11ビットのいずれかのフラグである。motion_
horizontal_rは、motion_hori
zontal_codeと一緒に使用されるフラグであ
り、1から8ビットにいずれかで示される。dmv_h
orizontalは、デュアル・プライム予測の場合
の水平差分ベクトルを表す可変長符号化であり、1若し
くは2ビットのいずれかのフラグである。motion
_vertical_codeは、マクロブロックの動
きベクトルの垂直成分と前の動きベクトルとの差分を可
変長符号化したものを示したものであり、1から11ビ
ットのいずれかのフラグである。motion_ver
tical_rは、motion_vertical_
codeと一緒に使用されるフラグであり、1から8ビ
ットにいずれかで示される。dmv_vertical
は、デュアル・プライム予測の場合の水平差分ベクトル
を表す可変長符号化であり、1若しくは2ビットのいず
れかのフラグである。
きベクトルヘッダのフォーマットを示している。mot
ion_vectors(s)は、サブルーチンmot
ion_vector(s)を有しており、motio
n_horizontal_codeは、マクロブロッ
クの動きベクトルの水平成分と前の動きベクトルとの差
分を可変長符号化したものを示したものであり、1から
11ビットのいずれかのフラグである。motion_
horizontal_rは、motion_hori
zontal_codeと一緒に使用されるフラグであ
り、1から8ビットにいずれかで示される。dmv_h
orizontalは、デュアル・プライム予測の場合
の水平差分ベクトルを表す可変長符号化であり、1若し
くは2ビットのいずれかのフラグである。motion
_vertical_codeは、マクロブロックの動
きベクトルの垂直成分と前の動きベクトルとの差分を可
変長符号化したものを示したものであり、1から11ビ
ットのいずれかのフラグである。motion_ver
tical_rは、motion_vertical_
codeと一緒に使用されるフラグであり、1から8ビ
ットにいずれかで示される。dmv_vertical
は、デュアル・プライム予測の場合の水平差分ベクトル
を表す可変長符号化であり、1若しくは2ビットのいず
れかのフラグである。
【0115】次に、ピクチャデータの第1の伝送方法に
ついて説明する。動き補償や量子化がマクロブロック単
位で行われる場合を考える。第1の伝送方法では、ピク
チャ中の各動きベクトルや量子化スケール及びウエーブ
レット係数をまとめて1つの単位として伝送する。つま
り、図15に示されるように、この場合、ピクチャヘッ
ダの後にマクロブロックヘッダがマクロブロックヘッダ
回路64により付加(伝送)され、その後、そのマクロ
ブロックに対応するウエーブレット係数がウエーブレッ
ト係数回路65により伝送される。ピクチャ中の全ての
マクロブロックについて同様に伝送した後、次のピクチ
ャヘッダ又はGOPヘッダが伝送される。図11は、こ
の場合のマクロブロックヘッダを示している。詳細に
は、macroblock_escapeは、11ビッ
トで表されるエスケープ・コードを示しており、mac
roblock_address_increment
は、その前にスキップするマクロブロックの数+1を表
す可変長符号化コード、すなわち、画像の右端からマク
ロブロックの数+1を表すフラグであり、このフラグ
は、1から11ビットのいずれかのフラグである。ma
croblock_typeは、マクロブロックの符号
化モードを表す可変長符号化コードを示しており、1か
ら9ビットのいずれかのフラグである。macrobl
ock_sizeは、マクロブロックのサイズを示す2
ビットのフラグである。quantizer_scal
e_codeは、量子化ステップ値を示す5ビットのフ
ラグである。mc_codeは、動きベクトルの予測方
向を示す1ビットのフラグである。intra_dc_
size_luminanceは、イントラブロックの
LLLLLLバンドの輝度信号のサイズを示しており、
2から9ビットのフラグであり、intra_dc_d
ifferentialは、その値を示す1から11ビ
ットのフラグである。intra_dc_size_c
hrominanceはイントラブロックのLLLLL
Lバンドの色差信号のサイズを示しており、2から9ビ
ットのフラグであり、intra_dc_differ
entialはその値を示す1から11ビットのフラグ
である。
ついて説明する。動き補償や量子化がマクロブロック単
位で行われる場合を考える。第1の伝送方法では、ピク
チャ中の各動きベクトルや量子化スケール及びウエーブ
レット係数をまとめて1つの単位として伝送する。つま
り、図15に示されるように、この場合、ピクチャヘッ
ダの後にマクロブロックヘッダがマクロブロックヘッダ
回路64により付加(伝送)され、その後、そのマクロ
ブロックに対応するウエーブレット係数がウエーブレッ
ト係数回路65により伝送される。ピクチャ中の全ての
マクロブロックについて同様に伝送した後、次のピクチ
ャヘッダ又はGOPヘッダが伝送される。図11は、こ
の場合のマクロブロックヘッダを示している。詳細に
は、macroblock_escapeは、11ビッ
トで表されるエスケープ・コードを示しており、mac
roblock_address_increment
は、その前にスキップするマクロブロックの数+1を表
す可変長符号化コード、すなわち、画像の右端からマク
ロブロックの数+1を表すフラグであり、このフラグ
は、1から11ビットのいずれかのフラグである。ma
croblock_typeは、マクロブロックの符号
化モードを表す可変長符号化コードを示しており、1か
ら9ビットのいずれかのフラグである。macrobl
ock_sizeは、マクロブロックのサイズを示す2
ビットのフラグである。quantizer_scal
e_codeは、量子化ステップ値を示す5ビットのフ
ラグである。mc_codeは、動きベクトルの予測方
向を示す1ビットのフラグである。intra_dc_
size_luminanceは、イントラブロックの
LLLLLLバンドの輝度信号のサイズを示しており、
2から9ビットのフラグであり、intra_dc_d
ifferentialは、その値を示す1から11ビ
ットのフラグである。intra_dc_size_c
hrominanceはイントラブロックのLLLLL
Lバンドの色差信号のサイズを示しており、2から9ビ
ットのフラグであり、intra_dc_differ
entialはその値を示す1から11ビットのフラグ
である。
【0116】次に、ピクチャデータの第2の伝送方法に
ついて説明する。第2の伝送方法は、第1の伝送方法の
変形である。ウエーブレット係数は、各バンド単位で伝
送される。この場合のビットストリームの構成ためのヘ
ッダ付加器7の構成は、図16に示されている。まず、
最初に最低周波成分が伝送される。図14の場合、LL
LLLLが伝送される。この場合、ピクチャヘッダ回路
63によりピクチャヘッダが伝送された後、バンドヘッ
ダ回路66において、ビットストリームの一部としてバ
ンドヘッダが付加(伝送)される。このバンドヘッダ
は、図14のどのバンドのデータが始まるかを示すヘッ
ダであり、シンクコードが付加されている。このバンド
ヘッダの後にマクロブロックヘッダがマクロブロックヘ
ッダ回路64により伝送され、さらに、LLLLLLバ
ンドの対応する係数がウエーブレット係数回路65から
伝送される。その後、次に伝送されるバンドヘッダが伝
送され、同一の動作が繰り返される。すべてのバンドが
処理された後、次のピクチャ若しくはGOPヘッダの伝
送処理に移る。
ついて説明する。第2の伝送方法は、第1の伝送方法の
変形である。ウエーブレット係数は、各バンド単位で伝
送される。この場合のビットストリームの構成ためのヘ
ッダ付加器7の構成は、図16に示されている。まず、
最初に最低周波成分が伝送される。図14の場合、LL
LLLLが伝送される。この場合、ピクチャヘッダ回路
63によりピクチャヘッダが伝送された後、バンドヘッ
ダ回路66において、ビットストリームの一部としてバ
ンドヘッダが付加(伝送)される。このバンドヘッダ
は、図14のどのバンドのデータが始まるかを示すヘッ
ダであり、シンクコードが付加されている。このバンド
ヘッダの後にマクロブロックヘッダがマクロブロックヘ
ッダ回路64により伝送され、さらに、LLLLLLバ
ンドの対応する係数がウエーブレット係数回路65から
伝送される。その後、次に伝送されるバンドヘッダが伝
送され、同一の動作が繰り返される。すべてのバンドが
処理された後、次のピクチャ若しくはGOPヘッダの伝
送処理に移る。
【0117】図17は、伝送されるバンドの順を示して
いる。次のバンドではバンドヘッダが伝送された後、L
LLLLLと同様の順番でウエーブレット係数が伝送さ
れる。このときマクロブロックヘッダは伝送されない。
つまり、上述したように、マクロブロックは、各バンド
のウェーブレット係数から構成されているため、LLL
LLLのバンドの係数を伝送するときに、マクロブロッ
クヘッダを既に付加(伝送)しているためである。全て
のバンドについて同様に伝送された後、次のピクチャヘ
ッダ又はGOPヘッダが伝送される。このバンドヘッダ
のフォーマットは、図18に示されており、また、この
場合のマクロブロックヘッダのヘッダは、図19に示さ
れている。図18に示されるように、band_sta
rt_code及びband_idのフラグを有する。
band_start_codeは、バンドの開始を示
す32ビットのフラグであり、band_idは、その
バンドを示す6ビットのフラグである。
いる。次のバンドではバンドヘッダが伝送された後、L
LLLLLと同様の順番でウエーブレット係数が伝送さ
れる。このときマクロブロックヘッダは伝送されない。
つまり、上述したように、マクロブロックは、各バンド
のウェーブレット係数から構成されているため、LLL
LLLのバンドの係数を伝送するときに、マクロブロッ
クヘッダを既に付加(伝送)しているためである。全て
のバンドについて同様に伝送された後、次のピクチャヘ
ッダ又はGOPヘッダが伝送される。このバンドヘッダ
のフォーマットは、図18に示されており、また、この
場合のマクロブロックヘッダのヘッダは、図19に示さ
れている。図18に示されるように、band_sta
rt_code及びband_idのフラグを有する。
band_start_codeは、バンドの開始を示
す32ビットのフラグであり、band_idは、その
バンドを示す6ビットのフラグである。
【0118】次に、ピクチャデータの第3の伝送方法に
ついて説明する。第3の伝送方法は、第1の伝送方法の
変形である。ウエーブレット係数は、図20に示すよう
なツリー状に構成することができる。つまり、LLLL
HLバンド、LLHLバンド及びHLバンドを1つのツ
リー(ツリー1)として構成し、LLLLHHバンド、
LLHHバンド及びHHバンドを1つのツリー(ツリー
2)として構成し、さらに、LLLLLHバンド、LL
LHバンド及びLHバンドを1つのツリー(ツリー3)
として構成する。第3の伝送方法は、このツリー単位で
データを伝送する。この場合のビットストリームを形成
するためのヘッダ付加器7構成は、図21に示される。
まず、最初に、ツリー0(LLLLLLバンド)が伝送
される。つまり、ピクチャヘッダ回路63によりピクチ
ャヘッダが伝送された後、ツリーヘッダ回路67により
ツリーヘッダが伝送される。このツリーヘッダは、どの
ツリーのデータが始まるかを示すヘッダであり、シンク
コードが付加されている。このツリーヘッダの後に、マ
クロブロックヘッダがマクロブロックヘッダ回路64に
より伝送され、さらに、ツリー0の対応するウェーブレ
ット係数がウェーブレット係数回路75により伝送され
る。
ついて説明する。第3の伝送方法は、第1の伝送方法の
変形である。ウエーブレット係数は、図20に示すよう
なツリー状に構成することができる。つまり、LLLL
HLバンド、LLHLバンド及びHLバンドを1つのツ
リー(ツリー1)として構成し、LLLLHHバンド、
LLHHバンド及びHHバンドを1つのツリー(ツリー
2)として構成し、さらに、LLLLLHバンド、LL
LHバンド及びLHバンドを1つのツリー(ツリー3)
として構成する。第3の伝送方法は、このツリー単位で
データを伝送する。この場合のビットストリームを形成
するためのヘッダ付加器7構成は、図21に示される。
まず、最初に、ツリー0(LLLLLLバンド)が伝送
される。つまり、ピクチャヘッダ回路63によりピクチ
ャヘッダが伝送された後、ツリーヘッダ回路67により
ツリーヘッダが伝送される。このツリーヘッダは、どの
ツリーのデータが始まるかを示すヘッダであり、シンク
コードが付加されている。このツリーヘッダの後に、マ
クロブロックヘッダがマクロブロックヘッダ回路64に
より伝送され、さらに、ツリー0の対応するウェーブレ
ット係数がウェーブレット係数回路75により伝送され
る。
【0119】伝送されるツリーの順は、図20のツリー
0、ツリー1、ツリー2、ツリー3の順である。次のツ
リーではツリーヘッダが伝送された後、ツリー0と同様
の順番でウエーブレット係数が伝送される。このとき、
第2の伝送方法と同様に、マクロブロックヘッダは伝送
されない。つまり、上述したように、マクロブロック
は、各バンドのウェーブレット係数から構成されている
ため、LLLLLLのバンドの係数を伝送するときに、
マクロブロックヘッダを既に付加(伝送)しているため
である。全てのツリーについて同様に伝送された後、次
のピクチャヘッダ又はGOPヘッダが伝送される。図2
2及び下記の表4は、ツリーヘッダを示している。つま
り、tree_start_codeは、ツリーの開始
を示す32ビットのフラグであり、tree_idは、
そのツリーを示す2ビットのフラグである。
0、ツリー1、ツリー2、ツリー3の順である。次のツ
リーではツリーヘッダが伝送された後、ツリー0と同様
の順番でウエーブレット係数が伝送される。このとき、
第2の伝送方法と同様に、マクロブロックヘッダは伝送
されない。つまり、上述したように、マクロブロック
は、各バンドのウェーブレット係数から構成されている
ため、LLLLLLのバンドの係数を伝送するときに、
マクロブロックヘッダを既に付加(伝送)しているため
である。全てのツリーについて同様に伝送された後、次
のピクチャヘッダ又はGOPヘッダが伝送される。図2
2及び下記の表4は、ツリーヘッダを示している。つま
り、tree_start_codeは、ツリーの開始
を示す32ビットのフラグであり、tree_idは、
そのツリーを示す2ビットのフラグである。
【0120】
【表4】
【0121】上記第2及び第3の伝送方法においては、
あるバンド単位及びツリー単位でシンクコード、すなわ
ち、バンドヘッダ及びツリーヘッダが付加されている。
したがって、あるバンドやツリーがエラーなどにより、
復号不能になっても、別のバンドのデータ若しくは別の
ツリーが復号でき致命的な画質の劣化を避けることが可
能である。したがって、第2及び第3の伝送方法は、エ
ラーに強い伝送方法である。上記伝送方法は、ウエーブ
レット変換を用いた符号化方式に適用可能である。
あるバンド単位及びツリー単位でシンクコード、すなわ
ち、バンドヘッダ及びツリーヘッダが付加されている。
したがって、あるバンドやツリーがエラーなどにより、
復号不能になっても、別のバンドのデータ若しくは別の
ツリーが復号でき致命的な画質の劣化を避けることが可
能である。したがって、第2及び第3の伝送方法は、エ
ラーに強い伝送方法である。上記伝送方法は、ウエーブ
レット変換を用いた符号化方式に適用可能である。
【0122】次に、本発明による第2の実施形態の構成
について説明する。第2の実施形態の構成は、図1に示
した第1の実施形態のものと同じであるが、用いる動き
補償器の構成が異なる。図23に第2の実施形態におけ
る動き補償器の構成を示す。
について説明する。第2の実施形態の構成は、図1に示
した第1の実施形態のものと同じであるが、用いる動き
補償器の構成が異なる。図23に第2の実施形態におけ
る動き補償器の構成を示す。
【0123】フレームメモリ71は、第1の実施形態に
おける図示せぬフレームメモリに対応するものであり、
逆ウエーブレット変換によって復元された画像I’を保
存する。結合解析フィルタ72A〜72Gは、各周波数
帯域に対応した結合解析フィルタであり、フレームメモ
リ71上にある復元画像I’全体に対して、第1の実施
形態で述べた各周波数帯域に対応する水平、及び垂直方
向の結合解析フィルタ処理を施し、得られたウエーブレ
ット係数をフレームメモリ群73の中の、対応するフレ
ームメモリに保存する。
おける図示せぬフレームメモリに対応するものであり、
逆ウエーブレット変換によって復元された画像I’を保
存する。結合解析フィルタ72A〜72Gは、各周波数
帯域に対応した結合解析フィルタであり、フレームメモ
リ71上にある復元画像I’全体に対して、第1の実施
形態で述べた各周波数帯域に対応する水平、及び垂直方
向の結合解析フィルタ処理を施し、得られたウエーブレ
ット係数をフレームメモリ群73の中の、対応するフレ
ームメモリに保存する。
【0124】予測値算出器74は、すべての周波数帯域
に対応するウエーブレット係数がフレームメモリ群73
に準備された後、現在符号化すべき画像に対するすべて
のウエーブレット係数の予測を開始する。この予測処理
は、フレームメモリ群73の中で、予測すべき係数W
(p,q)が属する周波数帯域に対応するフレームメモ
リ上のデータを参照し、(13)式に代入することで実
現できる。この予測値算出器36の動作について、フロ
ーチャートを用いて説明する。
に対応するウエーブレット係数がフレームメモリ群73
に準備された後、現在符号化すべき画像に対するすべて
のウエーブレット係数の予測を開始する。この予測処理
は、フレームメモリ群73の中で、予測すべき係数W
(p,q)が属する周波数帯域に対応するフレームメモ
リ上のデータを参照し、(13)式に代入することで実
現できる。この予測値算出器36の動作について、フロ
ーチャートを用いて説明する。
【0125】図24は、予測値算出器74の動作を説明
するためのフローチャートである。まず、ステップS1
1において、フレームメモリ71に記憶された画像I’
に対して、すべての周波数帯域に対応するウエーブレッ
ト係数がフレームメモリ群73に準備されたどうかを判
定する。もし、すべての周波数帯域に対応するウエーブ
レット係数がフレームメモリ群73に準備されていない
場合は、準備されるまで待機する。もし、すべての周波
数帯域に対応するウエーブレット係数がフレームメモリ
群73に準備されたと判定された場合は、ステップS1
2に進む。ステップS12において、予測すべきウェー
ブレット係数W[p,q]が対応するもとの画像上での
位置(k,l)が、式(k,l)=(p×2N,q×2
N)に基づいて求められる。
するためのフローチャートである。まず、ステップS1
1において、フレームメモリ71に記憶された画像I’
に対して、すべての周波数帯域に対応するウエーブレッ
ト係数がフレームメモリ群73に準備されたどうかを判
定する。もし、すべての周波数帯域に対応するウエーブ
レット係数がフレームメモリ群73に準備されていない
場合は、準備されるまで待機する。もし、すべての周波
数帯域に対応するウエーブレット係数がフレームメモリ
群73に準備されたと判定された場合は、ステップS1
2に進む。ステップS12において、予測すべきウェー
ブレット係数W[p,q]が対応するもとの画像上での
位置(k,l)が、式(k,l)=(p×2N,q×2
N)に基づいて求められる。
【0126】次に、ステップS13に進み、動きベクト
ル検出器11からの動きベクトルv=(vx(k,
l),vy(k,l))を用いて、もとの画像上に画像
Iにおける4つの位置(k,l)、(k+1,l),
(k,l+1),(k+1,l+1)に対応する動き補
償器12の図示せぬフレームメモリ上に記憶されている
画像I’における4つの位置(k’,l’),(k’+
1,l’),(k’,l’+1),(k’+1,l’+
1)が、順に、上述の式(10),(11)によって計
算される。
ル検出器11からの動きベクトルv=(vx(k,
l),vy(k,l))を用いて、もとの画像上に画像
Iにおける4つの位置(k,l)、(k+1,l),
(k,l+1),(k+1,l+1)に対応する動き補
償器12の図示せぬフレームメモリ上に記憶されている
画像I’における4つの位置(k’,l’),(k’+
1,l’),(k’,l’+1),(k’+1,l’+
1)が、順に、上述の式(10),(11)によって計
算される。
【0127】ステップS14では、動き補償器12の図
示せぬフレームメモリ上に記憶されている画像I’にお
ける4つの位置のすべてが計算されたかどうかが判定さ
れ、もし、4つの位置のすべてが計算されていない場合
は、ステップS13に戻り、計算を続ける。また、もし
4つの位置のすべての計算が終了した場合には、ステッ
プS15に進む。ステップS15では、予測すべきウエ
ーブレット係数W(p,q)が属する周波数帯域に対応
するフレームメモリ上のデータを参照し、ステップS1
3において計算された4つの位置に対応するウェーブレ
ット係数を読み出す。そして、ステップS16におい
て、その読み出された4つの値をその(13)式に代入
することにより、予測すべきウェーブレット係数W
(p,q)の予測値W”(p,q)が計算される。
示せぬフレームメモリ上に記憶されている画像I’にお
ける4つの位置のすべてが計算されたかどうかが判定さ
れ、もし、4つの位置のすべてが計算されていない場合
は、ステップS13に戻り、計算を続ける。また、もし
4つの位置のすべての計算が終了した場合には、ステッ
プS15に進む。ステップS15では、予測すべきウエ
ーブレット係数W(p,q)が属する周波数帯域に対応
するフレームメモリ上のデータを参照し、ステップS1
3において計算された4つの位置に対応するウェーブレ
ット係数を読み出す。そして、ステップS16におい
て、その読み出された4つの値をその(13)式に代入
することにより、予測すべきウェーブレット係数W
(p,q)の予測値W”(p,q)が計算される。
【0128】したがって、本発明における第2の実施形
態では、ウエーブレット分割によって得られる周波数帯
域の数だけのフレームメモリを必要とするが、復元画像
をウエーブレット係数に変換する処理を1度に行うた
め、第1の実施形態のようなフィルタリング演算の重複
が生じない。
態では、ウエーブレット分割によって得られる周波数帯
域の数だけのフレームメモリを必要とするが、復元画像
をウエーブレット係数に変換する処理を1度に行うた
め、第1の実施形態のようなフィルタリング演算の重複
が生じない。
【0129】次に、本発明による第3の実施形態の構成
について説明する。図25に、本発明における第3の実
施形態の構成を示す。第3の実施形態の構成は、図1に
示した第1の実施形態とほぼ同じであるが、画像符号化
装置10側のウエーブレット変換器3の後ろ、及び逆ウ
エーブレット変換器15の前にそれぞれ第2のフレーム
メモリ8、第3のフレームメモリ16を備えている。第
2のフレームメモリ8は、ウエーブレット変換の施され
たウエーブレット係数を1画像分保存し、分割された各
周波数帯域ごとに順次出力する。また、第3のフレーム
メモリ16は、各周波数帯域毎に順次供給された逆量子
化されたウエーブレット係数を1画面分保存し、各係数
を第2のフレームメモリ8への入力と同じ順序になるよ
うに並べ変えて出力する。これに対応して、画像復号装
置20側でも、逆ウエーブレット変換器225の前にフ
レームメモリ28が設置されている。
について説明する。図25に、本発明における第3の実
施形態の構成を示す。第3の実施形態の構成は、図1に
示した第1の実施形態とほぼ同じであるが、画像符号化
装置10側のウエーブレット変換器3の後ろ、及び逆ウ
エーブレット変換器15の前にそれぞれ第2のフレーム
メモリ8、第3のフレームメモリ16を備えている。第
2のフレームメモリ8は、ウエーブレット変換の施され
たウエーブレット係数を1画像分保存し、分割された各
周波数帯域ごとに順次出力する。また、第3のフレーム
メモリ16は、各周波数帯域毎に順次供給された逆量子
化されたウエーブレット係数を1画面分保存し、各係数
を第2のフレームメモリ8への入力と同じ順序になるよ
うに並べ変えて出力する。これに対応して、画像復号装
置20側でも、逆ウエーブレット変換器225の前にフ
レームメモリ28が設置されている。
【0130】また、動き補償器17,29では、各周波
数帯域ごとに予測処理を行う。図26に、第3の実施形
態の動き補償器17,29の構成を示す。
数帯域ごとに予測処理を行う。図26に、第3の実施形
態の動き補償器17,29の構成を示す。
【0131】フレームメモリ81は、第1の実施形態に
おける図示せぬフレームメモリに対応するものであり、
逆ウエーブレット変換によって復元された画像I’を保
存する。また、結合解析フィルタ82は、予測値算出器
84より送られてくるコントロール信号cntrlに応
じた結合解析フィルタ係数を用いて、フレームメモリ8
1上の画像I’全体にフィルタリング処理を施し、得ら
れたウエーブレット係数をフレームメモリ83に保存す
る。予測値算出器84では、各周波数帯域ごとに予測処
理を行うが、各周波数帯域の予測処理を始める前に、結
合解析フィルタ82にcntrl信号を送り、これから
予測処理を行う周波数帯域を知らせ、それに対応する結
合解析フィルタ係数を用いたフィルタリング処理を行わ
せる。フレームメモリ83に所望の周波数帯域のウエー
ブレット係数が1画像分準備された時点で、予測処理を
開始する。この予測値算出器84の動作について、フロ
ーチャートを用いて説明する。
おける図示せぬフレームメモリに対応するものであり、
逆ウエーブレット変換によって復元された画像I’を保
存する。また、結合解析フィルタ82は、予測値算出器
84より送られてくるコントロール信号cntrlに応
じた結合解析フィルタ係数を用いて、フレームメモリ8
1上の画像I’全体にフィルタリング処理を施し、得ら
れたウエーブレット係数をフレームメモリ83に保存す
る。予測値算出器84では、各周波数帯域ごとに予測処
理を行うが、各周波数帯域の予測処理を始める前に、結
合解析フィルタ82にcntrl信号を送り、これから
予測処理を行う周波数帯域を知らせ、それに対応する結
合解析フィルタ係数を用いたフィルタリング処理を行わ
せる。フレームメモリ83に所望の周波数帯域のウエー
ブレット係数が1画像分準備された時点で、予測処理を
開始する。この予測値算出器84の動作について、フロ
ーチャートを用いて説明する。
【0132】図27は、予測値算出器84の動作を説明
するためのフローチャートである。まず、ステップS2
1において、予測すべきウエーブレット係数W(p,
q)が属する周波数帯域に対応するコントロール信号c
ntrlを結合解析フィルタ82に供給する。これによ
り、結合解析フィルタ82は、コントロール信号に対応
する結合解析フィルタ係数を用いたフィルタリング処理
をフレームメモリ81から供給される画像I’に対して
実行する。次に、ステップS22に進み、結合解析フィ
ルタ82によって処理されたウエーブレット係数がフレ
ームメモリ83に準備されたどうかを判定する。もし、
要求した周波数帯域に対応するウエーブレット係数がフ
レームメモリ83に準備されていない場合は、準備され
るまで待機する。もし、要求した周波数帯域に対応する
ウエーブレット係数がフレームメモリ83に準備された
と判定された場合は、ステップS23に進む。
するためのフローチャートである。まず、ステップS2
1において、予測すべきウエーブレット係数W(p,
q)が属する周波数帯域に対応するコントロール信号c
ntrlを結合解析フィルタ82に供給する。これによ
り、結合解析フィルタ82は、コントロール信号に対応
する結合解析フィルタ係数を用いたフィルタリング処理
をフレームメモリ81から供給される画像I’に対して
実行する。次に、ステップS22に進み、結合解析フィ
ルタ82によって処理されたウエーブレット係数がフレ
ームメモリ83に準備されたどうかを判定する。もし、
要求した周波数帯域に対応するウエーブレット係数がフ
レームメモリ83に準備されていない場合は、準備され
るまで待機する。もし、要求した周波数帯域に対応する
ウエーブレット係数がフレームメモリ83に準備された
と判定された場合は、ステップS23に進む。
【0133】ステップS23では、予測すべきウェーブ
レット係数W[p,q]が対応するもとの画像上での位
置(k,l)が、式(k,l)=(p×2N,q×2
N)に基づいて求められる。次に、ステップS24に進
み、動きベクトル検出器11からの動きベクトルv=
(vx(k,l),vy(k,l))を用いて、もとの
画像上に画像Iにおける4つの位置(k,l)、(k+
1,l),(k,l+1),(k+1,l+1)に対応
する動き補償器12の図示せぬフレームメモリ上に記憶
されている画像I’における4つの位置(k’,
l’),(k’+1,l’),(k’,l’+1),
(k’+1,l’+1)が、順に、上述の式(10),
(11)によって計算される。
レット係数W[p,q]が対応するもとの画像上での位
置(k,l)が、式(k,l)=(p×2N,q×2
N)に基づいて求められる。次に、ステップS24に進
み、動きベクトル検出器11からの動きベクトルv=
(vx(k,l),vy(k,l))を用いて、もとの
画像上に画像Iにおける4つの位置(k,l)、(k+
1,l),(k,l+1),(k+1,l+1)に対応
する動き補償器12の図示せぬフレームメモリ上に記憶
されている画像I’における4つの位置(k’,
l’),(k’+1,l’),(k’,l’+1),
(k’+1,l’+1)が、順に、上述の式(10),
(11)によって計算される。
【0134】ステップS25では、動き補償器12の図
示せぬフレームメモリ上に記憶されている画像I’にお
ける4つの位置のすべてが計算されたかどうかが判定さ
れ、もし、4つの位置のすべてが計算されていない場合
は、ステップS24に戻り、計算を続ける。また、もし
4つの位置のすべての計算が終了した場合には、ステッ
プS25に進む。
示せぬフレームメモリ上に記憶されている画像I’にお
ける4つの位置のすべてが計算されたかどうかが判定さ
れ、もし、4つの位置のすべてが計算されていない場合
は、ステップS24に戻り、計算を続ける。また、もし
4つの位置のすべての計算が終了した場合には、ステッ
プS25に進む。
【0135】ステップS26では、フレームメモリ45
上のデータを参照し、ステップS23において計算され
た4つの位置に対応するウェーブレット係数を読み出
す。そして、ステップS27において、その読み出され
た4つの値をその(13)式に代入することにより、予
測すべきウェーブレット係数W(p,q)の予測値W”
(p,q)が計算される。
上のデータを参照し、ステップS23において計算され
た4つの位置に対応するウェーブレット係数を読み出
す。そして、ステップS27において、その読み出され
た4つの値をその(13)式に代入することにより、予
測すべきウェーブレット係数W(p,q)の予測値W”
(p,q)が計算される。
【0136】したがって、本発明における第3の実施形
態では、ウエーブレット係数の並べ換えを行うフレーム
メモリ81,83が必要となるが、第1の実施形態のよ
うなフィルタリング演算の重複は生じない。また、動き
補償器におけるウエーブレット係数を保存するためのフ
レームメモリは1画像分でよい。
態では、ウエーブレット係数の並べ換えを行うフレーム
メモリ81,83が必要となるが、第1の実施形態のよ
うなフィルタリング演算の重複は生じない。また、動き
補償器におけるウエーブレット係数を保存するためのフ
レームメモリは1画像分でよい。
【0137】なお、上述の実施形態では、ウエーブレッ
ト変換において、1段目で得られたLLの信号のみに対
して、さらにもう1段の分割を行っているが、対応する
分割/合成において、(4)式,(5)式を満たすフィ
ルタ対を用いる限り、分割/合成を施す帯域、分割の回
数は任意であり、どのような仕方に対しても本発明は適
用され得る。
ト変換において、1段目で得られたLLの信号のみに対
して、さらにもう1段の分割を行っているが、対応する
分割/合成において、(4)式,(5)式を満たすフィ
ルタ対を用いる限り、分割/合成を施す帯域、分割の回
数は任意であり、どのような仕方に対しても本発明は適
用され得る。
【0138】また、上記実施形態では、1段目と2段目
の分割/合成において同じフィルタ対を用いているが、
各段において異なるフィルタ対を用いることもできる。
さらに、水平方向と垂直方向の分割を異なるフィルタ対
で行うことも可能である。
の分割/合成において同じフィルタ対を用いているが、
各段において異なるフィルタ対を用いることもできる。
さらに、水平方向と垂直方向の分割を異なるフィルタ対
で行うことも可能である。
【0139】また、本発明は、動き補償に関するもので
あり、動きを検出する方式は、どのようなものも用いる
ことができる。
あり、動きを検出する方式は、どのようなものも用いる
ことができる。
【0140】また、従来の動き補償方式において、現在
予測すべき画像に対して、過去、及び未来の画像を用い
て、前方予測、及び後方予測を行うものがあるが、本発
明においても同様に、両方向の予測を行うようにするこ
とができる。
予測すべき画像に対して、過去、及び未来の画像を用い
て、前方予測、及び後方予測を行うものがあるが、本発
明においても同様に、両方向の予測を行うようにするこ
とができる。
【0141】また、上記実施形態では、ウエーブレット
フィルタを用いた構成になっているが、サブバンドフィ
ルタを用いても全く同様な処理を行うことができる。
フィルタを用いた構成になっているが、サブバンドフィ
ルタを用いても全く同様な処理を行うことができる。
【0142】さらに、本実施形態において、本発明をブ
ロック図によって説明したが、本発明はこれに限らず、
本発明をソフトウェアとして表現し、CPUなどによっ
て処理するようにしてもよい。
ロック図によって説明したが、本発明はこれに限らず、
本発明をソフトウェアとして表現し、CPUなどによっ
て処理するようにしてもよい。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブロック境界上に現れるエッジ状の劣化が、ウエーブレ
ット逆変換、又はサブバンド逆変換によって緩和され、
復号化画像に与える影響を抑えることができる画像符号
化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方
法、画像伝送方法及び符号化された画像データが記録さ
れている記録媒体を提供すること画できる。
ブロック境界上に現れるエッジ状の劣化が、ウエーブレ
ット逆変換、又はサブバンド逆変換によって緩和され、
復号化画像に与える影響を抑えることができる画像符号
化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方
法、画像伝送方法及び符号化された画像データが記録さ
れている記録媒体を提供すること画できる。
【0144】また、本発明によれば、サブバンド(ウエ
ーブレット)の各バンドにシンクコードを付加すること
により、あるバンドのデータが失われた場合においても
復号画像上で致命的な劣化を避けることができる。
ーブレット)の各バンドにシンクコードを付加すること
により、あるバンドのデータが失われた場合においても
復号画像上で致命的な劣化を避けることができる。
【0145】なお、本発明の主旨を逸脱しない範囲にお
いて、さまざまな変形や応用例が考えうる。したがっ
て、本発明の要旨は、実施形態に限定されるものではな
い。
いて、さまざまな変形や応用例が考えうる。したがっ
て、本発明の要旨は、実施形態に限定されるものではな
い。
【図1】本発明の第1の実施形態の画像符号化装置及び
画像復号装置の構成を示すブロック図である。
画像復号装置の構成を示すブロック図である。
【図2】画像の走査方向の説明に供する略線図である。
【図3】ウエーブレット変換器の構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】逆ウエーブレット変換器の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】動き補償器における予測値算出の方法の説明に
供する略線図である。
供する略線図である。
【図6】予測値算出のための内積演算の方法の説明に供
する略線図である。
する略線図である。
【図7】第1の実施形態における画像符号化装置の動き
補償器の動作を示すフローチャートである。
補償器の動作を示すフローチャートである。
【図8】ビットストリームのシーケンスヘッダのフォー
マットを示す図である。
マットを示す図である。
【図9】ビットストリームのGOPヘッダのフォーマッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図10】ビットストリームのピクチャヘッダのフォー
マットを示す図である。
マットを示す図である。
【図11】ビットストリームのマクロブロックヘッダの
フォーマットを示す図である。
フォーマットを示す図である。
【図12】ビットストリームの動きベクトルヘッダのフ
ォーマットを示す図である。
ォーマットを示す図である。
【図13】逆ウェーブレット変換の各係数を示す図であ
る。
る。
【図14】ウェーブレット変換による10バンドに帯域
分割されたバンドを示す略線図である。
分割されたバンドを示す略線図である。
【図15】本発明の第1の伝送方法によるビットストリ
ームを構成するヘッダ付加器の構成を示すブロック図で
ある。
ームを構成するヘッダ付加器の構成を示すブロック図で
ある。
【図16】本発明の第2の伝送方法によるビットストリ
ームを構成するヘッダ付加器の構成を示すブロック図で
ある。
ームを構成するヘッダ付加器の構成を示すブロック図で
ある。
【図17】伝送されるバンドの順を示す略線図である。
【図18】本発明の第2の伝送方法によるバンドヘッダ
のフォーマットを示す図である。
のフォーマットを示す図である。
【図19】本発明の第2の伝送方法によるマクロヘッダ
のフォーマットを示す図である。
のフォーマットを示す図である。
【図20】ツリー状に構成されたウェーブレット係数を
示す略線図である。
示す略線図である。
【図21】本発明の第3の伝送方法によるビットストリ
ームを構成するヘッダ付加器の構成を示すブロック図で
ある。
ームを構成するヘッダ付加器の構成を示すブロック図で
ある。
【図22】本発明の第3の伝送方法によるツリーヘッダ
のフォーマットを示す図である。
のフォーマットを示す図である。
【図23】本発明の第2の実施形態による動き補償器の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図24】第2の実施形態における画像符号化装置の動
き補償器の動作を示すフローチャートである。
き補償器の動作を示すフローチャートである。
【図25】本発明の第3の実施形態の画像符号化装置及
び画像復号装置の構成を示すブロック図である。
び画像復号装置の構成を示すブロック図である。
【図26】本発明の第3の実施形態による動き補償器の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図27】第3の実施形態における画像符号化装置の動
き補償器の動作を示すフローチャートである。
き補償器の動作を示すフローチャートである。
【図28】従来の画像符号化装置及び画像復号装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
2,8,16 フレームメモリ、3 ウエーブレット変
換器、4 減算器、5量子化器、6 可変長符号化器、
7 ヘッダ付加器、10 画像符号化装置、11 動き
ベクトル検出器、12,17 動き補償器、13 逆量
子化器、14加算器、15 逆ウエーブレット変換器、
20 画像復号装置、22 可変長符号化器、23 逆
量子化器、24 加算器、25 逆ウエーブレット変換
器、26,29 動き補償器、28 フレームメモリ
換器、4 減算器、5量子化器、6 可変長符号化器、
7 ヘッダ付加器、10 画像符号化装置、11 動き
ベクトル検出器、12,17 動き補償器、13 逆量
子化器、14加算器、15 逆ウエーブレット変換器、
20 画像復号装置、22 可変長符号化器、23 逆
量子化器、24 加算器、25 逆ウエーブレット変換
器、26,29 動き補償器、28 フレームメモリ
Claims (15)
- 【請求項1】 サブバンドフィルタを用いた画像信号の
画像符号化装置において、 入力された画像信号から動きベクトルを検出する動きベ
クトル検出手段と、 入力された画像に対してサブバンド変換による周波数帯
域分割処理を施し、サブバンド係数を生成するサブバン
ド変換手段と、 上記サブバンド係数の差分を符号化し、符号化信号を生
成する符号化手段と、 上記符号化信号を復号し、復号されたサブバンド係数の
差分を生成する復号手段と、 上記動きベクトルと既に復元されている復元画像から上
記サブバンド係数を予測するための予測サブバンド係数
を生成する動き補償手段と、 上記復号されたサブバンド係数の差分に上記予測サブバ
ンド係数を加算し、復元されたサブバンド係数を生成す
る加算手段と、上記復元されたサブバンド係数に対して
逆サブバンド変換を施し、画像を復元する逆サブバンド
変換手段と、 上記サブバンド係数と上記予測サブバンド係数との差分
を算出する係数差分算出手段とを有することを特徴とす
る画像符号化装置。 - 【請求項2】 上記サブバンド変換手段は、ウェーブレ
ット係数を生成することを特徴とする請求項1記載の画
像符号化装置。 - 【請求項3】 上記動き補償手段は、復元された画像に
対して、予測すべきウエーブレット係数が属する周波数
帯域に対応するようにフィルタリング処理を行い、その
出力から予測値を求めるようになされていることを特徴
とする請求項1記載の画像符号化装置。 - 【請求項4】 サブバンドフィルタを用いた画像信号の
画像復号装置において、 動きベクトル及び符号化されたサブバンド係数の差分値
を少なくとも含む画像信号を受信する受信手段と、 上記動きベクトルと上記符号化されたサブバンド係数の
差分値を分離する分離手段と、 上記符号化されたサブバンド係数の差分値を復号し、復
号されたサブバンド係数の差分値を生成する復号手段
と、 上記動きベクトルと復元された画像からサブバンド係数
を予測するための予測サブバンド係数を生成する動き補
償手段と、 上記復号されたサブバンド係数の差分値と上記動き補償
手段によって得られた予測ウエーブレット係数とを加算
する係数加算手段と、 上記係数加算手段からのサブバンド係数に対して逆サブ
バンド変換を施し、画像を復元する逆サブバンド変換手
段とを有することを特徴とする画像復号装置。 - 【請求項5】 上記サブバンド係数は、ウェーブレット
係数であることを特徴とする請求項4記載の画像復号装
置。 - 【請求項6】 上記動き補償手段は、復元された画像に
対して予測すべきサブバンド係数が属する周波数帯域に
対応するようにフィルタリング処理を行い、その出力か
ら予測値を求めるようになされていることを特徴とする
請求項4記載の画像復号装置。 - 【請求項7】 サブバンドフィルタを用いた画像信号の
画像符号化方法において、 入力された画像信号から動きベクトルを検出するステッ
プと、 入力された画像に対してサブバンド変換による周波数帯
域分割処理を施し、サブバンド係数を生成するステップ
と、 上記サブバンド係数の差分を符号化し、符号化信号を生
成するステップと、 上記符号化信号を復号し、復号されたサブバンド係数の
差分を生成するステップと、 上記動きベクトルと既に復元されている復元画像から上
記サブバンド係数を予測するための予測サブバンド係数
を生成するステップと、 上記復号されたサブバンド係数の差分に上記予測サブバ
ンド係数を加算し、復元されたサブバンド係数を生成す
るステップと、 上記復元されたサブバンド係数に対して逆サブバンド変
換を施し、画像を復元するステップと、 上記サブバンド係数と上記予測サブバンド係数との差分
を算出するステップとを有することを特徴とする画像符
号化方法。 - 【請求項8】 上記サブバンド係数は、ウェーブレット
係数であることを特徴とする請求項7記載の画像符号化
方法。 - 【請求項9】 上記予測サブバンド係数を生成するステ
ップは、復元された画像に対して、予測すべきサブバン
ド係数が属する周波数帯域に対応するようにフィルタリ
ング処理を行い、その出力から予測値を求めるようにな
されていることを特徴とする請求項7記載の画像符号化
方法。 - 【請求項10】 サブバンドフィルタを用いた画像信号
の画像復号方法において、 動きベクトル及び符号化されたサブバンド係数の差分値
を少なくとも含む画像信号を受信するステップと、 上記動きベクトルと上記符号化されたサブバンド係数の
差分値を分離するステップと、 上記符号化されたサブバンド係数の差分値を復号し、復
号されたサブバンド係数の差分値を生成するステップ
と、 上記動きベクトルと復元された画像からサブバンド係数
を予測するための予測サブバンド係数を生成するステッ
プと、 上記復号されたサブバンド係数の差分値と上記生成され
た予測サブバンド係数とを加算するステップと、 上記加算されたサブバンド係数に対して逆サブバンド変
換を施し、画像を復元するステップとからなることを特
徴とする画像復号方法。 - 【請求項11】 上記サブバンド係数は、ウェーブレッ
ト係数であることを特徴とする請求項10記載の画像復
号方法。 - 【請求項12】 上記予測サブバンド係数を生成するス
テップは、復元された画像に対して、予測すべきサブバ
ンド係数が属する周波数帯域に対応するようにフィルタ
リング処理を行い、その出力から予測値を求めるように
なされていることを特徴とする請求項10記載の画像復
号方法。 - 【請求項13】 サブバンドフィルタを用いた画像信号
の画像伝送方法において、 入力された画像信号から動きベクトルを検出し、 入力された画像に対してサブバンド変換による周波数帯
域分割処理を施してサブバンド係数を生成し、 上記サブバンド係数の差分を符号化して符号化信号を生
成し、 上記符号化信号を復号して復号されたサブバンド係数の
差分を生成し、 上記動きベクトルと既に復元されている復元画像から上
記サブバンド係数を予測するための予測サブバンド係数
を生成し、 上記復号されたサブバンド係数の差分に上記予測サブバ
ンド係数を加算して復元されたサブバンド係数を生成
し、 上記復元されたサブバンド係数に対して逆サブバンド変
換を施して画像を復元し、 上記サブバンド係数と上記予測サブバンド係数との差分
を算出し、 上記動きベクトルと上記差分サブバンド係数からなるビ
ットストリームを伝送するようにしたことを特徴とする
画像伝送方法。 - 【請求項14】 上記ビットストリームは、ヘッダを有
しており、 上記ヘッダは、サブバンド係数の各バンド毎に付加され
ていることを特徴とする請求項13記載の画像伝送方
法。 - 【請求項15】 復号装置により復号可能な記録信号が
記録された記録媒体において、 上記記録信号は、入力された画像信号から検出された動
きベクトルと、入力された画像に対してサブバンド変換
による周波数帯域分割処理を施すことにより得られたサ
ブバンド係数と、予測サブバンド係数との差分サブバン
ド係数とを含んでおり、 上記予測サブバンド係数は、上記動きベクトルと既に復
元されている復元画像から生成され、 上記復元画像は、上記サブバンド係数の差分を符号化す
ることにより得られた符号化信号を符号化信号を復号す
ることにより、その復号されたサブバンド係数の差分を
生成し、上記復号されたサブバンド係数の差分に上記予
測サブバンド係数を加算することにより得られた復元さ
れたサブバンド係数に対して逆サブバンド変換を施すこ
とにより復元されるようになされていることを特徴とす
る記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28275296A JPH09182085A (ja) | 1995-10-26 | 1996-10-24 | 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像伝送方法及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-279425 | 1995-10-26 | ||
| JP27942595 | 1995-10-26 | ||
| JP28275296A JPH09182085A (ja) | 1995-10-26 | 1996-10-24 | 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像伝送方法及び記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09182085A true JPH09182085A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=26553329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28275296A Withdrawn JPH09182085A (ja) | 1995-10-26 | 1996-10-24 | 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法、画像復号方法、画像伝送方法及び記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09182085A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002527956A (ja) * | 1998-10-05 | 2002-08-27 | サーノフ コーポレイション | 符号化単位形成装置と方法 |
| JP2002527960A (ja) * | 1998-10-05 | 2002-08-27 | サーノフ コーポレイション | エラーレジリエンスを改善するためのデータ区分装置と方法 |
| WO2007080939A1 (en) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Methods and systems for filter characterization |
| US7760949B2 (en) | 2007-02-08 | 2010-07-20 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for coding multiple dynamic range images |
| US7826673B2 (en) | 2007-01-23 | 2010-11-02 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for inter-layer image prediction with color-conversion |
| US7840078B2 (en) | 2006-07-10 | 2010-11-23 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for image processing control based on adjacent block characteristics |
| US7885471B2 (en) | 2006-07-10 | 2011-02-08 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for maintenance and use of coded block pattern information |
| US8014445B2 (en) | 2006-02-24 | 2011-09-06 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for high dynamic range video coding |
| US8059714B2 (en) | 2006-07-10 | 2011-11-15 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for residual layer scaling |
| US8130822B2 (en) | 2006-07-10 | 2012-03-06 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for conditional transform-domain residual accumulation |
| US8194997B2 (en) | 2006-03-24 | 2012-06-05 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for tone mapping messaging |
| US8233536B2 (en) | 2007-01-23 | 2012-07-31 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for multiplication-free inter-layer image prediction |
| US8422548B2 (en) | 2006-07-10 | 2013-04-16 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for transform selection and management |
| US8503524B2 (en) | 2007-01-23 | 2013-08-06 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for inter-layer image prediction |
| US8532176B2 (en) | 2006-07-10 | 2013-09-10 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for combining layers in a multi-layer bitstream |
| US8665942B2 (en) | 2007-01-23 | 2014-03-04 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for inter-layer image prediction signaling |
| US8767834B2 (en) | 2007-03-09 | 2014-07-01 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for scalable-to-non-scalable bit-stream rewriting |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP28275296A patent/JPH09182085A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8422548B2 (en) | 2006-07-10 | 2013-04-16 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for transform selection and management |
| US7885471B2 (en) | 2006-07-10 | 2011-02-08 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for maintenance and use of coded block pattern information |
| US7840078B2 (en) | 2006-07-10 | 2010-11-23 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for image processing control based on adjacent block characteristics |
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| US8532176B2 (en) | 2006-07-10 | 2013-09-10 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for combining layers in a multi-layer bitstream |
| US7826673B2 (en) | 2007-01-23 | 2010-11-02 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for inter-layer image prediction with color-conversion |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |