JPH09182274A - 車載用電源装置 - Google Patents

車載用電源装置

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JPH09182274A
JPH09182274A JP7337137A JP33713795A JPH09182274A JP H09182274 A JPH09182274 A JP H09182274A JP 7337137 A JP7337137 A JP 7337137A JP 33713795 A JP33713795 A JP 33713795A JP H09182274 A JPH09182274 A JP H09182274A
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power supply
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JP7337137A
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Shohei Miwa
昇平 三輪
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不定数の制御機器間で電源装置を共有して
も、過電流からの保護を適切に行う。 【解決手段】 電源電流を供給するための配線6,7と
は別の配線8を通じて、車載用電源装置2は制御機器1
a,1b,…,から接続状態を表す情報を受け取り、接
続個数または消費電流に対応する値に過電流検出値を設
定する。車載用電源装置2の出力側に、制御機器を接続
しないとき回路を遮断する電源継電器を介在させれば、
異常の可能性を低くすることができる。マイクロコンピ
ュータによる制御で、過電流検出時に一旦全体を切り離
して電源装置自身の事故か否かを判断した後、個別的に
制御機器を接続して事故経路を判定し、切り離して他の
経路には電源電流の供給を再開するような構成も可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などに搭載
され、車両走行時の各種制御に用いられる複数の制御機
器に電源電流を供給する車載用電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から自動車には、エンジンやブレー
キなどの直接走行に関係する部分や、車室内の空調など
走行には直接関係しない部分などを含めて、マイクロコ
ンピュータを利用して電子制御する種々の制御機器が搭
載されている。このような制御機器の電源系統につい
て、従来の接続状態の一例を図9に示す。図9では、イ
グニションスイッチ40を入れると制御機器41a,4
1b,…,はバッテリ42に接続され、バッテリ電圧+
Bが制御機器41a,41b,…,に供給される。バッ
テリ電圧+Bは、例えば約12Vである。制御機器41
a,41b,…,にそれぞれ内蔵されている電源部43
a,43b,…,によって、たとえば12V,5V,3
Vなどである+pVの定電圧に変換されて各制御回路の
電源となる。
【0003】しかしながら、制御機器の搭載数が増え
て、多数の制御機器がそれぞれに類似の電源部を個別に
内蔵すると、各制御機器の体積が大きくなって車両内に
多くのスペースを占有し、またコスト高になって不経済
である。個々の制御機器に定電圧用の電源部を内蔵する
代わりに、複数の制御機器が1個の電源部を共有するよ
うにすれば、車両内の占有スペースを減らし、またコス
トの削減を図ることができる。そこで従来から、車両に
搭載する機器の電源部を共有するための技術が種々提案
されている。たとえば、実開平3−63742号には、
車両に搭載した電子装置に所定の安定化した電圧を供給
する定電圧電源回路を、電源ラインからのサージを吸収
するサージ吸収回路とともに共有することに関する先行
技術が開示されている。
【0004】図10は、個別の制御機器51a,…,に
は電源部を内蔵しないで、共有の車載用電源装置52か
ら制御機器51a,…,に電源電流を供給する電源の構
成の一例を示す。図10では、イグニションスイッチ5
3の投入によりバッテリ54は車載用電源装置52に接
続され、バッテリ電圧+Bは共有電源部55に供給され
る。共有電源部55によってバッテリ電圧+Bは+pV
の定電圧に変換され、+pVの定電圧が各制御機器51
a,…,に供給される。
【0005】また、実開平3−63742号による先行
技術では、ブロック的に見たハーネスの電源部を監視す
る手段を設けることにより過電流の流出を一括して防止
する電源監視装置が提案されている。さらにまた、特開
平6−284564号による先行技術では、過電流が生
じたときにも、負荷の駆動回路の破壊を防止する保護装
置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように自動車に
複数の制御機器を搭載する場合に、共有の電源装置から
各制御機器に定電圧を供給すれば、機器の搭載スペース
を縮小し、装置のコストを節減することができる。また
共有の電源装置に過電流保護回路を設けて過電流からの
保護を一括して行うことができる。しかしながら、車両
に搭載される各種の制御機器の個数は、必ずしも一定し
ておらず、必要に応じて取り外したり増設したりするこ
とがある。電源部を共有する制御機器の搭載個数が定ま
らない場合に、共有の電源装置の過電流検出回路の設定
値は、供給可能な全制御機器に電流を供給する状態で発
生する過電流値に対応する値にしておかなければならな
い。共有の電源装置から電流の供給を受ける制御機器の
個数が、電源装置の供給可能数よりも減少する場合や、
制御機器の消費電流の合計値が電源装置の供給可能容量
よりも少ない場合には、過電流検出回路の設定値が、現
実に供給する電流値に対応する過電流値に比べて大き過
ぎるため、過電流検出回路の保護検出力が低下するとい
う問題がある。
【0007】また、従来の共有の電源装置においては、
一部の不要の制御機器を取り外そうとすると、電圧が供
給されたままで接続端子が開放されることになり、開放
端子が短絡して事故が発生するおそれがある。したがっ
て、事故を防止するためには接続の必要のない制御機器
をも取り外さずに残し、電力の供給を続けなければなら
ないので不経済である。
【0008】さらにまた、共有の電源装置に接続されて
いる制御機器のうちのどれか一つが故障して過電流検出
回路が動作すると、接続されている全ての制御機器への
電流の供給が停止してしまう。自動車の走行に支障のな
い制御機器の事故の場合でも、自動車の走行に重大な影
響がある制御機器が動作しなくなり、走行を続けること
が不可能になってしまう。
【0009】本発明の目的は、車両に搭載される不定数
の制御機器間で電源装置を共有しても、過電流からの保
護を適切に行うことができる車載用電源装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車などに
搭載され、複数の制御機器に電源電流を供給する車載用
電源装置において、各制御機器からの接続の有無を表す
情報に応答し、制御機器の接続状態を計測する計測手段
と、電源電流供給経路の過電流を検出し、電源装置を保
護するための検出手段とを含み、検出手段が検出する過
電流は、計測手段によって計測される制御機器の接続状
態に対応する値に設定されることを特徴とする車載用電
源装置である。本発明に従えば、車載用電源装置に接続
されて電源電流の供給を受ける制御機器の個数が不定で
あっても、検出手段が検出する過電流の設定値は、制御
機器の接続状態を計測手段によって計測して、対応する
値に設定されるので、過電流からの保護を適切に行うこ
とができる。
【0011】また本発明は、前記各制御機器からの接続
状態を表す情報は、各制御機器への供給電流値に対応し
ており、前記検出手段が検出する過電流は、制御機器の
全体への供給電流値に対応するように設定されることを
特徴とする。本発明に従えば、車載用電源装置に接続さ
れて電源電流の供給を受ける各制御機器の消費電流が異
なり、また接続個数が不定であっても、車載用電源装置
の検出手段が検出する過電流の設定値は、制御機器の全
体への供給電流値に対応するので、過電流に対する検出
および保護をより正確に行うことができる。
【0012】さらにまた本発明は、前記搭載されている
複数の制御機器に、選択的に電源電流を供給可能な選択
手段を備えることを特徴とする。本発明に従えば、不要
な制御機器へは電源電流を供給せず、必要とする制御機
器だけに選択的に電源電流を供給することができるの
で、異常となる可能性を低くすることができる。
【0013】さらにまた本発明は、前記検出手段が過電
流を検出したときに、選択手段を制御して電源電流を供
給中の全制御機器との接続を一旦切り離した後、個別的
に制御機器を接続することによって過電流が流れている
経路を特定し、過電流の原因を有する制御機器との接続
のみを切り離し、再び電源電流の供給を行うように制御
する制御手段を備えることを特徴とする。本発明に従え
ば、電源電流を供給している経路のうちのどれかに事故
などが発生して検出手段が過電流を検出した場合にも、
事故などが発生した経路だけを切り離し、他の経路への
電源電流の供給を正常に継続することによって、事故な
どの発生していない制御機器の動作を停止させないで制
御を続けさせることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態に
よる自動車の制御機器1a,1b,…,と、制御機器1
a,1b,…,に電源電流を供給する車載用電源装置2
と、バッテリ3との間の電源配線の状態を示す。図1の
イグニションスイッチ4を投入すると、バッテリ3のプ
ラス側出力端子から配線5を通じてバッテリ電圧+Bが
車載用電源装置2に供給される。車載用電源装置2から
は、配線6を通じて+pVの定電圧が制御機器1a,1
b,…,にそれぞれ供給される。車載用電源装置2およ
び制御機器1a,1b,…,のそれぞれの接地側端子
は、配線7によってバッテリ3のマイナス側出力端子に
接続される。電源電流が流れる配線5〜7とは別に、車
載用電源装置2と制御機器1a,1b,…,との間に
は、それぞれ一本づつ情報の伝達に用いられる制御用の
配線8が接続される。
【0015】図2は、図1の車載用電源装置2の内部構
成の概要を示す。配線5を通じて供給されるバッテリ電
圧+Bは、電源継電器9の接点と負荷電流検出抵抗器で
ある固定抵抗器R1とを経由して電圧調整器10に供給
される。電圧調整器10は、集積回路(IC)化された
定電圧レギュレータなどで実現され、約12Vのバッテ
リ電圧+Bをたとえば3V,5V,12Vなどの+pV
の定電圧に変換し、配線6を通じて制御機器1a,…,
に供給する。固定抵抗器R1〜R5のそれぞれの抵抗値
の大きさは、 R1 ≪ R2 = R3 = R4 = R5 の関係にあって、R2〜R5およびIC化された演算増
幅器11で形成する検出手段である差動増幅回路によっ
て、演算増幅器11の出力電圧を固定抵抗器R1を流れ
る負荷電流値と固定抵抗器R1の抵抗値との積に等しく
する。負荷電流値に比例する大きさの演算増幅器11の
出力電圧は、計測手段である演算増幅器12の反転入力
端子に入力される。入力されるバッテリ電圧+Bに固定
抵抗器R6を介して接続される定電圧ダイオード13の
カソード端子には、過電流検出値設定の基準となる定電
圧が得られる。
【0016】固定抵抗器R7〜R9および演算増幅器1
2で形成される回路に、制御機器1a,…,の接続状態
を表す情報を伝える制御用の配線8が接続される。定電
圧ダイオード13からの定電圧は分割され、前記情報に
対応する過電流検出の設定値が加算されて、演算増幅器
12の非反転入力端子に基準電圧として入力される。負
荷の事故により過電流が発生して負荷電流が増加し、演
算増幅器12の反転入力端子に入力される電圧が、非反
転入力端子に入力されている基準電圧を越えると、演算
増幅器12の出力がパワーMOSFETスイッチ14を
動作させて電源継電器9のコイル電流を遮断する。電源
継電器9の接点が開いて電圧調整器10への電流の供給
は遮断される。制御機器1a,…,の消費電流が多くな
ると、演算増幅器12の非反転入力端子に入力される基
準電圧が上昇し、過電流検出の設定値も上昇する。
【0017】図3は、制御機器1a,1b,…,と車載
用電源装置2との間に接続される制御用の配線8の機器
内部の接続の概略を示す。車載用電源装置2の固定抵抗
器R7と固定抵抗器R7との間に接続される配線8は、
制御機器1a、1b…にそれぞれ内蔵されている固定抵
抗器R1a,R1b,…,を通じて各制御機器に供給さ
れる+pVの定電圧電源に接続される。図2の演算増幅
器12の非反転入力端子に入力される基準電圧は、制御
機器1a,1b,…,の接続状態によって変化する。制
御機器1a,1b,…,のそれぞれの消費電流が等しい
場合には、固定抵抗器R1a,R1b,…,の抵抗値を
等しくすれば、演算増幅器12の非反転入力端子の基準
電圧を、接続される制御機器の接続個数に対応させるこ
とができる。
【0018】図4は、接続される制御機器1a,1b,
…,の接続個数と、設定される過電流値との関係を示
す。このグラフでは、接続個数をnとして横軸にとり、
接続個数n個の場合に設定される過電流値をVn/R1
として縦軸に示す。制御機器1a,1b,…,のそれぞ
れの消費電流値が異なる場合には、固定抵抗器R1a,
R1b,…,の抵抗値を制御機器1a,1b,…,のそ
れぞれの実消費電流値と相関する値に定めることによ
り、演算増幅器12の非反転入力端子に入力される過電
流検出設定値としての基準電圧を、接続される制御機器
の消費電流合計値に対応させることができる。
【0019】図5は、接続される制御機器の消費電流合
計値に対する過電流値の変化を示す。このグラフは、接
続個数mの場合の消費電流合計値をImとして横軸にと
り、対応して設定される過電流値をVm/R1として縦
軸に示す。なお、上記固定抵抗器R1a,R1b,…,
の抵抗値を、制御機器1a,1b,…,のそれぞれの実
消費電流値ではなく、それぞれの標準規格値または最大
規格値と相関する値に定めれば、過電流検出の設定値を
標準規格値または最大規格値に対応させることもでき
る。
【0020】図6は、本発明の実施の他の形態の概略的
な電気的構成を示す。制御機器21a,21b,…,に
電源電流を供給する車載用電源装置22において、電圧
調整器23からの+pVの定電圧出力回路に、選択手段
である電源継電器24a,24b,…,をそれぞれ介在
させる。車載用電源装置22と制御機器21a,21
b,…,との電源電流供給のための接続は、電源継電器
24a,24b,…,の接点をそれぞれ経由した+pV
の定電圧を供給するための配線25a,25b,…,
と、電源継電器24a,24b,…,のコイルの接地側
を接続するための配線26a,26b,…,との2本ず
つを対にして行われる。電源継電器24a,24b,
…,のコイルの接地側の端子は、制御機器21a,21
b,…,が、車載用電源装置22に接続されてからそれ
ぞれ制御機器21a,21b,…,の内部で接地され
る。従って制御機器21a,21b,…,が車載用電源
装置22に接続された後に電源継電器24a,24b,
…,は動作し、それぞれの接点が閉じる。制御機器21
a,21b,…,のいずれかが接続されないときに、車
載用電源装置22の開放されている接続端子には+pV
の定電圧が供給されない。したがって、先端が開放され
ている配線25a,26a;25b,26bや接続端子
が短絡等の事故を起こすという問題が解決され、車載用
電源装置22に制御機器21a,21b,…,を選択的
に接続して電源電流を供給することができる。
【0021】図7は、本発明の実施のさらに他の形態の
電気的構成の概略を示す。制御機器31a,31b,
…,に電源電流を供給する車載用電源装置32の電圧調
整器および過電流検出回路33の出力側には、前述の図
6の実施形態として示すものと同様に、それぞれ電源継
電器34a,34b,…,を介在させている。電源継電
器34a,34b,…,から+pVの定電圧を接続する
配線35a,35b,…,と、コイルの接地側を接続す
る配線36a,36b,…,とは、2本ずつを対にして
制御機器31a,31b,…,に接続される。各電源継
電器34a,34b,…,のコイル回路には、それぞれ
パワーMOSFETスイッチ37a,37b,…,が介
在されている。また車載用電源装置32には、電圧調整
器および過電流検出回路33に加えて、パワーMOSF
ETスイッチ37a,37b,…,の動作をプログラム
制御する制御手段であるマイクロコンピュータ38と、
マイクロコンピュータ38に定電圧を供給する電圧調整
器39とを備えている。電圧調整器39および過電流検
出回路33の回路構成は、図2に示す回路と殆ど同じで
あるが、図2に示す電源継電器9をバッテリ電圧+Bの
入力側に配置していない点と、過電流を検出したとき動
作するパワーMOSFETスイッチ14の出力がプログ
ラム制御のマイクロコンピュータ38の入力端子i1に
接続されている点とが異なる。パワーMOSFETスイ
ッチ14が動作した場合には、マイクロコンピュータ3
8によって、パワーMOSFETスイッチ36a,36
b,…,の動作が制御される。
【0022】図8は、図7の実施形態のマイクロコンピ
ュータ38の動作例として、2つの制御機器31a,3
1bが接続されているときのプログラム制御のフローチ
ャートを示す。ステップs1では、入力端子i1=1か
どうか、すなわちパワーMOSFETスイッチ14が動
作したかどうかを判定し、YESの場合はステップs2
に進み、NOの場合は異常がないのであるからプログラ
ム制御を終了する。ステップs2において、o1=1,
o2=1、すなわちパワーMOSFETスイッチ36
a,36bの両方を動作させて、電源継電器34a,3
4bの両方を開き、制御機器31a,31bへの電源電
流の供給を停止する。負荷全部への電源電流の供給を停
止した後、ステップs3に進み、i1=1かどうか、す
なわち車載用電源装置32の内部の異常であるかどうか
を判断し、YESの場合はプログラムをステップs1に
戻し、NOであればステップs4に進む。ステップs4
では出力o1=0,o2=1、すなわち電源継電器34
aを閉じ、電源継電器34bを開く。ステップs5でi
1=1かどうか、すなわち制御機器31aの負荷回路が
異常かどうかを判断し、NOであれば、制御機器31a
への電源電流供給回路には異常がなく、電源継電器34
bへの電源電流供給回路が異常なのであるから、o1=
0,o2=1の状態でプログラム制御を停止する。ステ
ップs5においてi1=1がYESであれば制御機器3
1aの回路が異常であるから、ステップs6へ進む。ス
テップs6でo1=1,o2=0、すなわち電源継電器
31aを開き、電源継電器31bを閉じる。ステップs
7においてi1=1かどうか、すなわち制御機器31b
への電源電流供給回路が異常かどうかを判断し、NOで
あれば制御機器31bへの回路には異常がないからo1
=1,o2=0の状態でプログラム制御を停止し、制御
機器31bへの電源電流の供給を続ける。ステップs7
においてi1=1すなわち制御機器31bの回路が異常
であれば、プログラムをステップs1に戻す。接続され
る制御機器の個数が3以上の場合にも、同様のプログラ
ムを組み、パワーMOSFETスイッチ14が動作した
ならば、一旦全系統の負荷の接続を切り離してから、逐
次一個ずつの系統を接続して異常がないかどうかを確か
め、異常のある系統だけを切り離すことによって、異常
の無い正常な系統への電源電流の供給を継続することが
できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両に搭
載される複数の制御機器の共有電源となる車載用電源装
置において、制御機器に事故が発生した場合などの過電
流を検出するための設定値を、電源電流を供給する制御
機器の接続状態に対応する値として適切に過電流保護を
行うことができる。取り外したり、取り付けたりするこ
とのある自動車の制御機器において、接続しうる最大個
数の制御機器を接続する場合の過電流検出用の設定値に
設定されているために、接続個数が減少すると過電流検
出力が低下するというような、従来の技術による問題点
が解決される。
【0024】また本発明によれば、接続される制御機器
の消費電流値が異なる場合には、検出手段の設定値を、
接続される制御機器の消費電流の合計値に対応させるこ
とができる。過電流検出精度をより向上することができ
る。
【0025】さらにまた本発明によれば、制御機器を選
択的に接続することができる。制御機器から取り外した
配線の先端が開放されても、短絡したり、他の部分と接
触したりして事故を起こすという問題が生じないので、
異常発生の可能性を低くすることができる。
【0026】さらにまた本発明によれば、電流の供給中
に事故によって過電流が発生した場合などには、一旦全
体の接続を切り離して電源装置自身の事故であるかどう
かを判断した上で、電源装置自身の事故でない場合に
は、順次的に制御機器を個別に切り換えて接続すること
によって、過電流の原因となる制御機器を判別して接続
を切り離し、過電流の原因となる制御機器以外の制御機
器への電流の供給を再開して制御を継続することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の電気的接続を簡略化し
て示す電気回路図である。
【図2】図1の車載用電源装置2の内部の電気的構成の
概略を示す電気回路図である。
【図3】図1の機器間接続用の配線8の各機器内の接続
の概略を示す電気回路図である。
【図4】図2の過電流検出回路の設定値を、制御機器の
接続個数に対応させる場合の接続個数と設定値との関係
を示すグラフである。
【図5】図2の過電流検知回路の設定値を、接続される
制御機器の消費電流に対応させる場合の消費電流合計値
と設定値との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の実施の他の形態の電気的接続を簡略化
して示す電気回路図である。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態の電気的接続を
簡略化して示す電気回路図である。
【図8】図7のマイクロコンピュータ38が制御するプ
ログラムの動作を示すフローチャートである。
【図9】従来の自動車の制御機器の電源系統の接続の一
例を示す電気回路図である。
【図10】従来の自動車の制御機器の電源系統の接続の
他の例を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1a,1b,…,21a,21b,…,31a,31
b,… 制御機器 2,22,32 車載用電源装置 3,42 バッテリ 4,40 イグニションスイッチ 5,6,7,8,25a,25b,…,26a,26
b,…,35a,35b,…,36a,36b,… 配
線 9,24a,24b,…,34a,34b,… 電源継
電器 10,23,39 電圧調整器 11,12, 演算増幅器 13 定電圧ダイオード 14,37a,37b パワーMONFETスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車などに搭載され、複数の制御機器
    に電源電流を供給する車載用電源装置において、 各制御機器からの接続の有無を表す情報に応答し、制御
    機器の接続状態を計測する計測手段と、 電源電流供給経路の過電流を検出し、電源装置を保護す
    るための検出手段とを含み、 検出手段が検出する過電流は、計測手段によって計測さ
    れる制御機器の接続状態に対応する値に設定されること
    を特徴とする車載用電源装置。
  2. 【請求項2】 前記各制御機器からの接続状態を表す情
    報は、各制御機器への供給電流値に対応しており、 前記検出手段が検出する過電流は、制御機器の全体への
    供給電流値に対応するように設定されることを特徴とす
    る請求項1記載の車載用電源装置。
  3. 【請求項3】 前記搭載されている複数の制御機器に、
    選択的に電源電流を供給可能な選択手段を備えることを
    特徴とする請求項1または2記載の車載用電源装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段が過電流を検出したとき
    に、選択手段を制御して電源電流を供給中の全制御機器
    との接続を一旦切り離した後、個別的に制御機器を接続
    することによって過電流が流れている経路を特定し、過
    電流の原因を有する制御機器との接続のみを切り離し、
    再び電源電流の供給を行うように制御する制御手段を備
    えることを特徴とする請求項3記載の車載用電源装置。
JP7337137A 1995-12-25 1995-12-25 車載用電源装置 Withdrawn JPH09182274A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009089559A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Rb Controls Co 負荷駆動回路
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