JPH09182276A - 雷防護アダプタ - Google Patents
雷防護アダプタInfo
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- JPH09182276A JPH09182276A JP33328595A JP33328595A JPH09182276A JP H09182276 A JPH09182276 A JP H09182276A JP 33328595 A JP33328595 A JP 33328595A JP 33328595 A JP33328595 A JP 33328595A JP H09182276 A JPH09182276 A JP H09182276A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速ディジタル通信機器の雷防護に使用可能
で、設計余裕度が大きく、かつ高性能な雷防護アダプタ
を選択することである。 【解決手段】 一対の通信線路L1,L2間に、2個の
双方向性2端子サイリスタS1,S2を直列接続し、そ
の接続点の中点(端子c)をアース端子Eに接続する
か、あるいは商用電源線路P1,P2にバイパスさせる
接続として、通信線路に侵入する過電圧をアースまたは
商用電源線路に導いて、通信機器Mを過電圧から防護す
る構成を特徴としている。
で、設計余裕度が大きく、かつ高性能な雷防護アダプタ
を選択することである。 【解決手段】 一対の通信線路L1,L2間に、2個の
双方向性2端子サイリスタS1,S2を直列接続し、そ
の接続点の中点(端子c)をアース端子Eに接続する
か、あるいは商用電源線路P1,P2にバイパスさせる
接続として、通信線路に侵入する過電圧をアースまたは
商用電源線路に導いて、通信機器Mを過電圧から防護す
る構成を特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雷防護装置に関し、特
に、雷等の高電圧サージから通信機器を保護するため
に、双方向性2端子サイリスタ(PNPN素子)を用い
た雷防護アダプタに関するものである。
に、雷等の高電圧サージから通信機器を保護するため
に、双方向性2端子サイリスタ(PNPN素子)を用い
た雷防護アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信機器を雷サージなどの過電圧から守
るため、従来、図5に示す雷防護アダプタ100が用い
られていた。ここで、L1,L2は通信線路、Mは通信
機器、P1,P2は商用電源線路、点線で囲まれた部分
が雷防護アダプタ100であり、Z1,Z2は通信線側
に入れられたサージ防護素子、Z3,Z4,X1,X2
は電源側に入れられたサージ防護素子であり、Z1,Z
2,Z3,Z4にはバリスタ、X1,X2には2極避雷
管が用いられている。なお、以下必要に応じサージ防護
素子Z1〜Z4はバリスタと、同じくX1,X2は2極
避雷管ともいう。
るため、従来、図5に示す雷防護アダプタ100が用い
られていた。ここで、L1,L2は通信線路、Mは通信
機器、P1,P2は商用電源線路、点線で囲まれた部分
が雷防護アダプタ100であり、Z1,Z2は通信線側
に入れられたサージ防護素子、Z3,Z4,X1,X2
は電源側に入れられたサージ防護素子であり、Z1,Z
2,Z3,Z4にはバリスタ、X1,X2には2極避雷
管が用いられている。なお、以下必要に応じサージ防護
素子Z1〜Z4はバリスタと、同じくX1,X2は2極
避雷管ともいう。
【0003】その動作を説明すると、通信線路L1,L
2に誘導された雷サージを商用電源線路P1,P2にバ
イパスさせ、または、直近にアース端子Eがある場合に
は、アースに雷サージを導き、通信機器を過電圧から防
護する機能を有する。また、逆に商用電源線路P1,P
2からの雷サージを通信線路L1,L2にバイパスさ
せ、あるいは、直近のアース端子Eに導く機能を有す
る。
2に誘導された雷サージを商用電源線路P1,P2にバ
イパスさせ、または、直近にアース端子Eがある場合に
は、アースに雷サージを導き、通信機器を過電圧から防
護する機能を有する。また、逆に商用電源線路P1,P
2からの雷サージを通信線路L1,L2にバイパスさ
せ、あるいは、直近のアース端子Eに導く機能を有す
る。
【0004】近年、ディジタル通信の進展にともない、
ディジタル機器が急増し、その過電圧防護対策が急務と
なってきた。ディジタル通信機器に雷防護アダプタを適
用する場合、通信品質を保証しつつ、効果的な過電圧対
策を講ずる必要がある。例えば、通信線路L1,L2間
のインピーダンスを一定の範囲内に保つため、サージ防
護素子Z1,Z2の静電容量は可能な限り小さくする必
要がある。また、線路の縦電流減衰量の要求から、バリ
スタZ1とバリスタZ2の静電容量の偏差を一定値以内
に保つ必要がある。
ディジタル機器が急増し、その過電圧防護対策が急務と
なってきた。ディジタル通信機器に雷防護アダプタを適
用する場合、通信品質を保証しつつ、効果的な過電圧対
策を講ずる必要がある。例えば、通信線路L1,L2間
のインピーダンスを一定の範囲内に保つため、サージ防
護素子Z1,Z2の静電容量は可能な限り小さくする必
要がある。また、線路の縦電流減衰量の要求から、バリ
スタZ1とバリスタZ2の静電容量の偏差を一定値以内
に保つ必要がある。
【0005】従来の雷防護アダプタは、音声帯域のアナ
ログ用通信機器の雷防護対策としては有効であるが、通
信線路側のサージ防護素子(Z1,Z2)として、静電
容量が大きく、かつ静電容量の製造バラツキが大きいバ
リスタを使用しているため、INS64kb/s方式な
どの高周波帯域で使用されるディジタル用通信機器に適
用すると、縦電流減衰量が劣化し、所定の通信品質を保
つことが困難であった。
ログ用通信機器の雷防護対策としては有効であるが、通
信線路側のサージ防護素子(Z1,Z2)として、静電
容量が大きく、かつ静電容量の製造バラツキが大きいバ
リスタを使用しているため、INS64kb/s方式な
どの高周波帯域で使用されるディジタル用通信機器に適
用すると、縦電流減衰量が劣化し、所定の通信品質を保
つことが困難であった。
【0006】また、バリスタの制限電圧は、図6の電流
−端子電圧特性に示すように電流依存性が大きく、電流
の大きさによって導通状態となったときの端子電圧が大
幅に変わるという欠点がある。例えば、2500Aにお
ける制限電圧は1mAのときの約2倍となる。したがっ
て、被保護機器の許容入力電圧に設計上のマージンが無
い場合(上限・下限が極めて狭い場合)、アナログ通信
機器に対しても使用が困難であった。
−端子電圧特性に示すように電流依存性が大きく、電流
の大きさによって導通状態となったときの端子電圧が大
幅に変わるという欠点がある。例えば、2500Aにお
ける制限電圧は1mAのときの約2倍となる。したがっ
て、被保護機器の許容入力電圧に設計上のマージンが無
い場合(上限・下限が極めて狭い場合)、アナログ通信
機器に対しても使用が困難であった。
【0007】一方、2極避雷管X1,X2は基本的に静
電容量が小さいため、静電容量に関連する前記問題点は
無いが、気体の電離作用を利用したデバイスであるた
め、図7の放電開始時間と放電開始電圧の関係に示され
る特性を有し、次に述べる大きな欠点を包含している。
第一の欠点は、放電開始に時間遅れがあり、それが入力
波形によって大幅に異なることである。例えば、立ち上
がり時間が1.2μsのインパルスを印加した時の放電
開始時間(2極避雷管が動作開始する時間)は比較的速
いが、立ち上がり時間が100μsのインパルスに対し
ては、放電開始時間が大幅に遅くなる。第二の欠点は、
上記時間遅れがあるため、入力波形によって放電開始電
圧が大幅に変化することである。例えば、立ち上がりの
遅いサージ波形(100μs)に対する放電開始電圧は
400Vであるが、立ち上がりの速いサージ波形(1.
2μs)に対する放電開始電圧は700Vとなる。
電容量が小さいため、静電容量に関連する前記問題点は
無いが、気体の電離作用を利用したデバイスであるた
め、図7の放電開始時間と放電開始電圧の関係に示され
る特性を有し、次に述べる大きな欠点を包含している。
第一の欠点は、放電開始に時間遅れがあり、それが入力
波形によって大幅に異なることである。例えば、立ち上
がり時間が1.2μsのインパルスを印加した時の放電
開始時間(2極避雷管が動作開始する時間)は比較的速
いが、立ち上がり時間が100μsのインパルスに対し
ては、放電開始時間が大幅に遅くなる。第二の欠点は、
上記時間遅れがあるため、入力波形によって放電開始電
圧が大幅に変化することである。例えば、立ち上がりの
遅いサージ波形(100μs)に対する放電開始電圧は
400Vであるが、立ち上がりの速いサージ波形(1.
2μs)に対する放電開始電圧は700Vとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の雷防
護アダプタでは除去すべき過電圧レベルを精度良く設計
することが難しく、高信頼度の設計をするのが困難であ
った。
護アダプタでは除去すべき過電圧レベルを精度良く設計
することが難しく、高信頼度の設計をするのが困難であ
った。
【0009】本発明は、数10kb/s以上の高速ディ
ジタル通信機器の雷防護に使用可能で、設計余裕度が大
きく、かつ高性能な雷防護アダプタを提供することを目
的とする。
ジタル通信機器の雷防護に使用可能で、設計余裕度が大
きく、かつ高性能な雷防護アダプタを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる第1の発
明(請求項1)は、一対または複数対の通信線路間に、
2個の双方向性2端子サイリスタを直列接続し、その接
続点の中点をアース端子に接続するかあるいは前記商用
電源側にバイパスさせる接続としたものである。
明(請求項1)は、一対または複数対の通信線路間に、
2個の双方向性2端子サイリスタを直列接続し、その接
続点の中点をアース端子に接続するかあるいは前記商用
電源側にバイパスさせる接続としたものである。
【0011】本発明にかかる第2の発明(請求項2)
は、一対または複数対の通信線路間に、2個の双方向性
2端子サイリスタを直列接続してその中点をAとし、か
つ一対の線路からなる商用電源線路間にも2個の双方向
性2端子サイリスタを直列接続してその中点をBとし、
中点Aと中点Bを電気的に接続するかあるいはアース端
子に接続したものである。
は、一対または複数対の通信線路間に、2個の双方向性
2端子サイリスタを直列接続してその中点をAとし、か
つ一対の線路からなる商用電源線路間にも2個の双方向
性2端子サイリスタを直列接続してその中点をBとし、
中点Aと中点Bを電気的に接続するかあるいはアース端
子に接続したものである。
【0012】
【作用】第1,第2の発明においては、通信線路に侵入
する過電圧をアースまたは電源線路に導いて通信機器を
過電圧から防護する。
する過電圧をアースまたは電源線路に導いて通信機器を
過電圧から防護する。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の第一の実施例(請求項1に
対応)を示す回路図であり、通信線路L1,L2間に2
個の双方向性2端子サイリスタ(PNPN素子)S1,
S2が直列に接続され、商用電源線路P1,P2間には
バリスタZ3と2極避雷管X1、バリスタZ4と2極避
雷管X2が直列に挿入されている。通信線路L1,L2
間に直列に挿入された双方向性2端子サイリスタS1,
S2の中点は、商用電源線路側に挿入されているバリス
タZ3と2極避雷管X1、バリスタZ4と2極避雷管X
2の端子cに接続されている。また、直近にアース端子
Eがある場合は、アース端子Eにも接続され、雷防護ア
ダプタ100Aが構成されている。
対応)を示す回路図であり、通信線路L1,L2間に2
個の双方向性2端子サイリスタ(PNPN素子)S1,
S2が直列に接続され、商用電源線路P1,P2間には
バリスタZ3と2極避雷管X1、バリスタZ4と2極避
雷管X2が直列に挿入されている。通信線路L1,L2
間に直列に挿入された双方向性2端子サイリスタS1,
S2の中点は、商用電源線路側に挿入されているバリス
タZ3と2極避雷管X1、バリスタZ4と2極避雷管X
2の端子cに接続されている。また、直近にアース端子
Eがある場合は、アース端子Eにも接続され、雷防護ア
ダプタ100Aが構成されている。
【0014】この雷防護アダプタ100Aは、アース端
子Eの有無に関わりなく、通信機器Mを効果的に雷サー
ジ等の過電圧から防護することができるが、アース端子
Eの有無によって動作が若干異なり、次のようになる。
子Eの有無に関わりなく、通信機器Mを効果的に雷サー
ジ等の過電圧から防護することができるが、アース端子
Eの有無によって動作が若干異なり、次のようになる。
【0015】アース端子Eがある場合:通信線路L1,
L2に雷サージが侵入し、端子a−c間、またはb−c
間の電圧が双方向性2端子サイリスタS1,S2の制限
電圧を越えるとS1,S2が導通状態となり、雷サージ
をアース端子Eに導いて通信機器Mを雷害から防護す
る。一方、商用電源側から侵入する雷サージに対して
は、端子c−d間、またはc−e間の電圧が、“2極避
雷管X1の放電開始電圧とバリスタZ3の制限電圧の
和”、また“2極避雷管X2の放電開始電圧とバリスタ
Z4の制限電圧の和”を越えると、端子c−d間、また
はc−e間の経路が導通状態となり、雷サージをアース
端子Eに導いて通信機器Mを防護する。
L2に雷サージが侵入し、端子a−c間、またはb−c
間の電圧が双方向性2端子サイリスタS1,S2の制限
電圧を越えるとS1,S2が導通状態となり、雷サージ
をアース端子Eに導いて通信機器Mを雷害から防護す
る。一方、商用電源側から侵入する雷サージに対して
は、端子c−d間、またはc−e間の電圧が、“2極避
雷管X1の放電開始電圧とバリスタZ3の制限電圧の
和”、また“2極避雷管X2の放電開始電圧とバリスタ
Z4の制限電圧の和”を越えると、端子c−d間、また
はc−e間の経路が導通状態となり、雷サージをアース
端子Eに導いて通信機器Mを防護する。
【0016】アース端子がない場合:通信線路L1,L
2に雷サージ等による過電圧が誘起され、通信線路L
1,L2と電源線路P1,P2との間の電圧(たとえ
ば、a−c−d間、b−c−e間の電圧)が“双方向性
2端子サイリスタS1の制限電圧とバリスタZ3の制限
電圧および2極避雷管X1の放電開始電圧の和”、また
は“双方向性2端子サイリスタS2の制限電圧とバリス
タZ4の制限電圧および2極避雷管X2の放電開始電圧
の和”を越えると、経路a−c−d、b−c−e等が導
通状態となり、通信線路L1,L2の雷サージが商用電
源側にバイパスされる。その結果、通信機器Mは障害か
ら防護されることになる。商用電源側に雷サージが誘起
された場合も、同様の経路で通信線路側にバイパスされ
る。
2に雷サージ等による過電圧が誘起され、通信線路L
1,L2と電源線路P1,P2との間の電圧(たとえ
ば、a−c−d間、b−c−e間の電圧)が“双方向性
2端子サイリスタS1の制限電圧とバリスタZ3の制限
電圧および2極避雷管X1の放電開始電圧の和”、また
は“双方向性2端子サイリスタS2の制限電圧とバリス
タZ4の制限電圧および2極避雷管X2の放電開始電圧
の和”を越えると、経路a−c−d、b−c−e等が導
通状態となり、通信線路L1,L2の雷サージが商用電
源側にバイパスされる。その結果、通信機器Mは障害か
ら防護されることになる。商用電源側に雷サージが誘起
された場合も、同様の経路で通信線路側にバイパスされ
る。
【0017】ディジタル通信機器に適用する雷防護アダ
プタを実現する上で最も重要なことは、通信線路L1,
L2間に挿入される雷防護素子(本実施例では、双方向
性2端子サイリスタS1,S2)によって、通信品質が
劣化しないように配慮することである。例えば、数10
kb/sの通信信号を所定の品質で伝送するためには、
通信線路L1,L2間の静電容量を300pF以下(約
100kHzにおいて)とし、かつ縦電流減衰量54d
B(300kHzにおいて)を確保するために、通信線
路L1,L2間に挿入された2個の雷防護素子の静電容
量の偏差を±10〜15pF以下とする必要がある。
プタを実現する上で最も重要なことは、通信線路L1,
L2間に挿入される雷防護素子(本実施例では、双方向
性2端子サイリスタS1,S2)によって、通信品質が
劣化しないように配慮することである。例えば、数10
kb/sの通信信号を所定の品質で伝送するためには、
通信線路L1,L2間の静電容量を300pF以下(約
100kHzにおいて)とし、かつ縦電流減衰量54d
B(300kHzにおいて)を確保するために、通信線
路L1,L2間に挿入された2個の雷防護素子の静電容
量の偏差を±10〜15pF以下とする必要がある。
【0018】雷防護素子としてバリスタZ1,Z2を用
いていた図5で説明したような従来の雷防護アダプタ1
00では、上記要求を満足することができない。例え
ば、バリスタZ1,Z2の静電容量は、130Vクラス
の制限電圧で2.5kAのサージ耐量を有する素子で
は、1200pF〜1400pFの大きさとなる。ま
た、静電容量偏差は±50〜70pFの大きさとなり、
通信品質を確保するための要求値をはるかに下回ること
になる。
いていた図5で説明したような従来の雷防護アダプタ1
00では、上記要求を満足することができない。例え
ば、バリスタZ1,Z2の静電容量は、130Vクラス
の制限電圧で2.5kAのサージ耐量を有する素子で
は、1200pF〜1400pFの大きさとなる。ま
た、静電容量偏差は±50〜70pFの大きさとなり、
通信品質を確保するための要求値をはるかに下回ること
になる。
【0019】一方、図1の第1の実施例に示すように、
通信線路L1,L2間の雷防護素子として双方向性2端
子サイリスタS1,S2を用いれば、通信線路L1,L
2間の静電容量を150pF以下、S1,S2の静電容
量偏差を3〜7pF以下とすることができる。したがっ
て、ディジタル機器の通信品質を損なうことなく、効果
的に雷サージ防護が可能となる。また、縦電流減衰量の
規定を容易に満足することができる。
通信線路L1,L2間の雷防護素子として双方向性2端
子サイリスタS1,S2を用いれば、通信線路L1,L
2間の静電容量を150pF以下、S1,S2の静電容
量偏差を3〜7pF以下とすることができる。したがっ
て、ディジタル機器の通信品質を損なうことなく、効果
的に雷サージ防護が可能となる。また、縦電流減衰量の
規定を容易に満足することができる。
【0020】さらに、双方向性2端子サイリスタはバリ
スタと異なり、制限電圧の電流依存性を無視できるた
め、通信機器に侵入する過電圧の抑圧レベルをあらゆる
サージ電流に対して一定とすることができ、信頼度の高
い雷防護アダプタを提供することができる。
スタと異なり、制限電圧の電流依存性を無視できるた
め、通信機器に侵入する過電圧の抑圧レベルをあらゆる
サージ電流に対して一定とすることができ、信頼度の高
い雷防護アダプタを提供することができる。
【0021】図2は、本発明の第二の実施例(請求項1
に対応)であり、通信機器Mが2対の通信線路L1,L
2とL3,L4を有するときの雷防護アダプタ100B
の例である。本実施例では通信線路L1,L2に双方向
性2端子サイリスタS1,S2を直列に接続し、通信線
路L3,L4に双方向性2端子サイリスタS3,S4が
直列に接続されている。双方向性2端子サイリスタの特
徴は、前記第一の実施例の場合と同様であるため、2対
の通信線路から通信機器に侵入する雷サージの影響を効
果的に防護することができる。なお、a〜gは端子を示
している。
に対応)であり、通信機器Mが2対の通信線路L1,L
2とL3,L4を有するときの雷防護アダプタ100B
の例である。本実施例では通信線路L1,L2に双方向
性2端子サイリスタS1,S2を直列に接続し、通信線
路L3,L4に双方向性2端子サイリスタS3,S4が
直列に接続されている。双方向性2端子サイリスタの特
徴は、前記第一の実施例の場合と同様であるため、2対
の通信線路から通信機器に侵入する雷サージの影響を効
果的に防護することができる。なお、a〜gは端子を示
している。
【0022】図3は、本発明の第三の実施例(請求項2
に対応)であり、通信線路L1,L2間と商用電源線路
P1,P2に双方向性2端子サイリスタS1,S2,S
3,S4を用いた雷防護アダプタ100Cである。通信
線路側に用いられている双方向性2端子サイリスタS
1,S2については、第一の実施例と同様の作用・効果
がある。一方、商用電源側についても双方向性2端子サ
イリスタS3,S4は制限電圧の電流依存性・波形依存
性がないため、c−d間あるいはc−e間の動作電圧を
比較的安定に保つことができる。ただし、2極避雷管の
欠点である放電開始電圧の波形依存性は未だ内在してい
る。
に対応)であり、通信線路L1,L2間と商用電源線路
P1,P2に双方向性2端子サイリスタS1,S2,S
3,S4を用いた雷防護アダプタ100Cである。通信
線路側に用いられている双方向性2端子サイリスタS
1,S2については、第一の実施例と同様の作用・効果
がある。一方、商用電源側についても双方向性2端子サ
イリスタS3,S4は制限電圧の電流依存性・波形依存
性がないため、c−d間あるいはc−e間の動作電圧を
比較的安定に保つことができる。ただし、2極避雷管の
欠点である放電開始電圧の波形依存性は未だ内在してい
る。
【0023】図4は、本発明の第四の実施例(請求項2
に対応)であり、通信線路L1,L2間と商用電源線路
P1,P2間に双方向性2端子サイリスタS1〜S4を
用い、過電圧防護素子をすべて双方向性2端子サイリス
タ(PNPN素子)とした雷防護アダプタ100Dであ
る。通信線路側に用いられている双方向性2端子サイリ
スタS1,S2の作用・効果は第一の実施例の場合と同
様である。一方、商用電源側は過電圧防護素子として2
極避雷管を使用せず、双方向性2端子サイリスタのみを
用いている。そのため、c−d間およびc−e間の動作
電圧は波形依存性がなく、常に一定の電圧以下に抑圧す
ることができ、通信機器Mの電源側に侵入するサージを
効果的に抑圧することができる。
に対応)であり、通信線路L1,L2間と商用電源線路
P1,P2間に双方向性2端子サイリスタS1〜S4を
用い、過電圧防護素子をすべて双方向性2端子サイリス
タ(PNPN素子)とした雷防護アダプタ100Dであ
る。通信線路側に用いられている双方向性2端子サイリ
スタS1,S2の作用・効果は第一の実施例の場合と同
様である。一方、商用電源側は過電圧防護素子として2
極避雷管を使用せず、双方向性2端子サイリスタのみを
用いている。そのため、c−d間およびc−e間の動作
電圧は波形依存性がなく、常に一定の電圧以下に抑圧す
ることができ、通信機器Mの電源側に侵入するサージを
効果的に抑圧することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による雷防
護アダプタは、一対または複数対の通信線路間に、2個
の双方向性2端子サイリスタを直列接続し、その接続点
の中点をアース端子に接続するかあるいは前記商用電源
側にバイパスさせる接続とした構成であり、また、一対
または複数対の通信線路間に、2個の双方向性2端子サ
イリスタを直列接続してその中点をAとし、かつ一対の
線路からなる商用電源線路間にも2個の双方向性2端子
サイリスタを直列接続してその中点をBとし、中点Aと
中点Bを電気的に接続するかあるいはアース端子に接続
した構成であり、静電容量・静電容量偏差が小さく、制
限電圧の波形依存性がない双方向性2端子サイリスタを
用いているため、ディジタル通信機器に適用可能な雷防
護アダプタを実現できる。
護アダプタは、一対または複数対の通信線路間に、2個
の双方向性2端子サイリスタを直列接続し、その接続点
の中点をアース端子に接続するかあるいは前記商用電源
側にバイパスさせる接続とした構成であり、また、一対
または複数対の通信線路間に、2個の双方向性2端子サ
イリスタを直列接続してその中点をAとし、かつ一対の
線路からなる商用電源線路間にも2個の双方向性2端子
サイリスタを直列接続してその中点をBとし、中点Aと
中点Bを電気的に接続するかあるいはアース端子に接続
した構成であり、静電容量・静電容量偏差が小さく、制
限電圧の波形依存性がない双方向性2端子サイリスタを
用いているため、ディジタル通信機器に適用可能な雷防
護アダプタを実現できる。
【図1】本発明の第一の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第二の実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の第三の実施例を示す回路図である。
【図4】本発明の第四の実施例を示す回路図である。
【図5】従来の雷防護アダプタを示す回路図である。
【図6】バリスタの制限電圧の電流依存性を示す特性図
である。
である。
【図7】避雷管の放電開始時間−放電開始電圧特性を示
す図である。
す図である。
L1 通信線路 L2 通信線路 L3 通信線路 L4 通信線路 P1 商用電源線路 P2 商用電源線路 M 通信機器 S1 双方向性2端子サイリスタ S2 双方向性2端子サイリスタ S3 双方向性2端子サイリスタ S4 双方向性2端子サイリスタ X1 2極避雷管 X2 2極避雷管 E アース端子 Z1 バリスタ Z2 バリスタ Z3 バリスタ Z4 バリスタ 100 雷防護アダプタ 100A 雷防護アダプタ 100B 雷防護アダプタ 100C 雷防護アダプタ 100D 雷防護アダプタ
Claims (2)
- 【請求項1】 商用電源で動作し、一対または複数対の
通信線路を収容した通信機器に用いる雷防護アダプタに
おいて、前記一対または複数対の通信線路間に、2個の
双方向性2端子サイリスタを直列接続し、その接続点の
中点をアース端子に接続するかあるいは前記商用電源側
にバイパスさせる接続とし、通信線路に侵入する過電圧
をアース端子または商用電源線路に導いて、通信機器を
過電圧から防護することを特徴とする雷防護アダプタ。 - 【請求項2】 商用電源で動作し、一対または複数対の
通信線路を収容した通信機器に用いる雷防護アダプタに
おいて、前記一対または複数対の通信線路間に、2個の
双方向性2端子サイリスタを直列接続してその中点をA
とし、かつ一対の線路からなる商用電源線路間にも2個
の双方向性2端子サイリスタを直列接続してその中点を
Bとし、中点Aと中点Bを電気的に接続するかあるいは
アース端子に接続することにより、通信線路に侵入する
過電圧をアースまたは商用電源線路に導いて、通信機器
を過電圧から防護することを特徴とする雷防護アダプ
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33328595A JPH09182276A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 雷防護アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33328595A JPH09182276A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 雷防護アダプタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09182276A true JPH09182276A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18264395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33328595A Pending JPH09182276A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 雷防護アダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09182276A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005176554A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 流出雷サージ低減回路 |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP33328595A patent/JPH09182276A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005176554A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 流出雷サージ低減回路 |
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