JPH09183208A5 - - Google Patents
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- JPH09183208A5 JPH09183208A5 JP1996339517A JP33951796A JPH09183208A5 JP H09183208 A5 JPH09183208 A5 JP H09183208A5 JP 1996339517 A JP1996339517 A JP 1996339517A JP 33951796 A JP33951796 A JP 33951796A JP H09183208 A5 JPH09183208 A5 JP H09183208A5
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転可能な印刷ユニット用の胴を有する印刷ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
輪転型の印刷ユニットは、複数の回転可能な印刷用の胴を有する。例えば、オフセット印刷ユニットは、版胴とゴム胴を有する。版胴とゴム胴は、それぞれの両端部において印刷ユニットのフレームに支持されている。それら胴の両端部は、フレームの中で、それぞれの軸受組立体によって回転可能に支持されている。版胴は、インキのついた画像が作られる表面を有する版を担持している。ゴム胴はゴムブランケットを担持している。それらの胴が印刷ユニットの中で回転するときには、版胴上の版が、版胴とゴム胴の間のニップ部において、インキのついた画像をゴム胴上のゴムブランケットに転写する。引き続いて、ゴム胴上のゴムブランケットが、インキのついた画像を、紙ウェブのような被印刷材料に転写する。
【0003】
版やゴムブランケットは、それぞれの胴の上に入れ子式に滑り込ませることによって取付けられたチューブとして形成され得る。そのような筒状の印刷部材が胴の上で入れ子式に動かされるべきときには、それらの胴は先ず、それぞれの胴逃し位置、つまり、それらの胴が相互にニップ部で離間する位置へと動かされる。隣接しているフレームの側壁には開口が設けられているので、筒状の印刷部材は、その開口を通すことでフレームの側壁を通して軸方向に動かされる。なお、筒状の印刷部材が、隣接するフレームの側壁で胴の端部を支持する軸受を通って動くように、隙間が設けられている。
【0004】
米国特許第5241905号明細書には、解放可能な軸受クランプを備えた印刷ユニットが開示されている。軸受組立体が、ゴム胴の端部上のスタブシャフトに取付けられた軸受ハウジングを含んでいる。そのゴム胴に割当てられたドア組立体が、筒状のゴムブランケットの交換を可能にしている。
【0005】
欧州特許出願公開第EP0512549A1号明細書には、版供給ユニットを備えた版胴を有する印刷機が開示されている。その版供給ユニットは、使用済みの版を胴の周囲から引き入れて巻き込み、露光されていない版を版胴の周囲へと繰り出すために、版胴の中に取付けられている。複数のインキ供給ユニットが版胴の周囲の回りに配置されている。少なくとも一つのクリーニングセクションが版胴の周囲に割当てられている。
【0006】
米国特許第4408868号明細書には、ディジタル製版のシステムおよび方法が開示されている。帯電した電子写真部材の部分が逐次的に放電させられて、その部材の上に文字または画像を形成する。画像が書込まれたその部材は、その後にトナーが供給され、画像書込みシステムから出力されると、トナーがついた画像が画像部材に定着され、その画像部材は、平版印刷機において版として用いられる。
【0007】
米国特許第4729310号明細書は、グラビア印刷機のためのグラビアシリンダの表面上の目打ち(perforating)の方法に関連している。米国特許第5129321号明細書は、平版印刷に用いられる印刷機へ直接の画像書込みのシステムを開示しており、その平版印刷においては、磁気的に活性である親水性の粉末が、磁化され得る表面層を有する主画像胴(master image cylinder)の表面に供給される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、印刷部材やゴムブランケットの軸方向への着脱を容易に行える印刷ユニットを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様では、オフセット印刷機のための印刷ユニットが、回転可能な版胴と回転可能なゴム胴を含んでいる。筒状のゴムブランケットが、回転可能なゴム胴上に、軸方向に、空気圧式の固定および解放装置によって着脱される。印刷部材が、回転可能な版胴上に取付けられている。その印刷部材は、連続した外表面を有しており、筒状のゴムブランケットと同様に、回転可能な版胴上に、軸方向に、空気圧式の固定および解放装置によって着脱される。印刷部材は、印刷ユニットの内部にある画像書込みユニットによって画像が書込まれる。継目のない印刷が可能なように、印刷部材は継目なしであるのが望ましい。しかし、もし継目のない印刷が必要でなければ、印刷部材は継目を含んでいてよい。さらに、振動を少なくして印刷品質を高めるために、印刷ユニットの各胴は、実質的に一直線上に積重ねられて配置されているのが望ましい。
【0010】
本発明の第2の態様では、オフセット印刷機のための片持ち型の印刷ユニットが提供され、その印刷ユニットは、上側版胴、上側ゴム胴、下側ゴム胴、及び下側版胴を支持しているギヤ側フレームを含んでいる。上側版胴の第1の端部は、ギヤ側フレームの中で第1の位置決め機構によって回転可能に支持されている。第1の位置決め機構は、上側版胴の半径方向位置を調整する働きをする。上側版胴の第1の端部は、さらに第1のフレキシブルカップリングに取付けられている。下側版胴および下側ゴム胴は、同様に、ギヤ側フレームの中で、それぞれ第2および第3の位置決め機構によって支持され、それぞれ第2および第3のフレキシブルカップリングに取付けられている。上側ゴム胴の第1の端部は、ギヤ側フレームの中で回転可能に取付けられている。第1、第2、および第3の位置決め機構は、偏心輪またはブラケットとして構成されていてよい。ギヤ組立体が、上側ゴム胴、さらに第1、第2、および第3のフレキシブルカップリングと連結されている。そのギヤ組立体は、上側ゴム胴、上側版胴、下側版胴、および下側ゴム胴を駆動する。上側版胴、下側ゴム胴、および下側版胴はフレキシブルカップリングによってギヤ組立体と連結されているので、ギヤ組立体は、各胴の半径方向位置に関係なく各胴を駆動できる。その結果、胴逃しの間においても、上側版胴、下側ゴム胴、および下側版胴は、完全にギヤ組立体に係合したままになっている。したがって、この態様によれば、印刷ユニットは、片持ち型印刷機として、つまり作業側フレームなしで構成できる。
【0011】
本発明の第3の態様では、第1および第2の態様を変形した、胴周長が可変の印刷機が提供される。従来のシステムにおいては、胴周長が可変である印刷機を提供するには、版胴、ゴム胴、およびギヤは、胴モジュールとして構成されており、第1の胴周長を有する胴モジュールが、異なる第2の胴周長を有する他の胴モジュールと交換され得る。それに対し、本発明の第3の態様によれば、複数の版胴サドルが提供されている。それらの版胴サドルはそれぞれ、上側または下側の版胴に確実に取付けられるように同じ内径を有している。しかし、胴周長を可変とするために、各版胴サドルはそれぞれ相異なる外径を有していてもよい。各版胴サドルは、上側および下側の版胴上に、軸方向に着脱され得る。版胴サドルは、平板状の版を収容するために軸方向に延びたギャップを有していてもよいが、それに限らず筒状の版を収容するような形になっていてもよい。さらに、本発明の第3の態様による印刷機は、片持ち型の印刷機として、または、各胴がギヤ側と作業側の両方のフレームによって支持されている印刷機として構成され得る。なお、版胴サドルは、筒状の印刷部材を収容する形になっていてよく、印刷ユニットは、印刷ユニット内でその印刷部材に画像を書込むための画像書込みユニットを含んでいてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施態様によるオフセット印刷機のための印刷ユニット1を示している。印刷ユニット1は、ウェブ104の両面に画像を印刷する働きをする。印刷ユニット1は、上側版胴2および上側ゴム胴3をウェブ104の上に含み、下側版胴4および下側ゴム胴5をウェブ104の下に含んでいる。胴2,3,4,5は、両端部において、作業側フレーム11とギヤ側フレーム11’(図示せず)上で回転可能に支持されている。作業側フレーム11は、筒状のスリーブ6〜9の軸方向での取外しを可能にするための開口10を有している。図1においては開いた位置で示されているドア組立体26,27,28,29は、作業側フレーム11に取付けられており、それぞれの筒状のスリーブ6,7,8,9の取外しを可能にしている。それらのスリーブは、上側版胴2のための筒状版6、上側ゴム胴3のための筒状ゴムブランケット7、下側ゴム胴5のための筒状ゴムブランケット9、および下側版胴4のための筒状版8を含んでいる。図1においては、ドア組立体26,27,28,29は、それぞれのドア作動機構23(すなわち、油圧または空気圧のシリンダ)によって、開いた位置とされている。印刷ユニット1の各胴2,3,4,5は、振動を少なくして運転速度を高めることを可能にするために、実質的に一直線上に積重ねられた形に配置されている。
【0013】
胴2,3,4,5が胴逃し位置に入ったならば、筒状のスリーブ6,7,8,9は、開口10を通してそれぞれの胴2,3,4,5から軸方向に取り外すことができる。胴逃しの間は、上側版胴2が上側ゴム胴3から上方へと引き離され、上側ゴム胴3は元の位置に止まっている。下側ゴム胴5および下側版胴4は、上側ゴム胴3に対して下方へと引き離されている。これにより、胴2,3,4,5は相互に離間し、スリーブ6,7,8,9の軸方向での取り外しのための、それぞれの周囲間の隙間が与えられる。
【0014】
図2は、作業側フレーム11上のドア組立体をより詳細に示している。胴2,3,4,5の一直線上での積重ね形態に対応して、4つのドア組立体26,27,28,29が配置されている。上側版胴2、下側ゴム胴5、および下側版胴4に割当てられたドア組立体26,28,29は、胴逃しの際には、水平な胴逃し軸13,13’,13''回りにピボット回転するが、それについて詳しくは後述する。ドア組立体27に覆われる胴、すなわち上側ゴム胴3は、胴逃しの間でも、元の位置に止まっている。
【0015】
作業側フレーム11は、印刷ユニットの4つの胴の端部の周囲に広がり、開口10を形成している内側エッジ面を有している。第1のドア組立体26が開かれたときには、筒状の版を入れ子式に上側版胴2上に着脱することができる。その筒状の版は、摩擦嵌合いによって胴に固定されており、圧縮空気を胴の表面を通して入れてスリーブを膨脹させることによって胴から離されるが、それについて詳しくは後述する。上側ゴム胴3、下側ゴム胴5、および下側版胴4に割当てられた、第2、第3、および第4のドア組立体27,28,29は、同様に、筒状のゴムブランケット7、筒状のゴムブランケット9、および筒状の版8の交換を可能にしている。
【0016】
下側ゴム胴5に割当てられた第3のドア組立体28は、ブラケット12を含んでいる。ブラケット12は、作業側フレーム11上において、水平な胴逃し軸13回りにピボット回転運動するように支持されている。上側版胴2に割当てられた第1のドア組立体26は、ブラケット12’を含んでいる。ブラケット12’は、作業側フレーム11上において、水平な胴逃し軸13’回りにピボット回転運動するように支持されている。下側版胴4に割当てられた第4のドア組立体29は、ブラケット12''を含んでいる。ブラケット12''は、作業側フレーム11上において、水平な胴逃し軸13''回りにピボット回転運動するように支持されている。第2のドア組立体27は、胴逃しの間でも静止のままであるブラケット12'''を含んでいる。
【0017】
ドア組立体26〜29を、ここではドア組立体28を参照しつつ説明する。ブラケット12は、上側アーム12.1および下側アーム12.2を有しており、各アームはそれぞれ、ドア組立体28の上側および下側のアーム14,15を支持している。したがって、ドア組立体28は、垂直に延びた軸11.1回りで閉じ位置と開き位置の間をピボット回 転運動するように支持されている。ドア組立体28には、ゴム胴軸受の軸受ハウジングを固定するための1対のクランプが設けられているが、それは米国特許第5241905号明細書に詳しく説明されている。ドア組立体28は、さらに、リンク機構16を含んでいる。リンク機構16は、第1のリンク17、第2のリンク18、および第3のリンク19を含んでいる。第1のリンク17の内側端部は、ブラケット12の上側および下側のアーム12.1,12.2の間において、垂直に延びている軸11.1回りにピボット回転運動するように支持されている。第1のリンク17の外側の端部は、第2のリンク18の両端の中間部において、第2のリンク18にピボット回転可能に結合されている。第2のリンク18は、ドア組立体28の上側および下側のアーム14,15の間において、ドア28を通って延びている。第2のリンク18の内側端部は、ドア28上のクランプにピボット回転可能に結合されている。第2のリンク18の外側端部は、ターンバックル(図示せず)にピボット回転可能に結合されている。ターンバックルは、第2のリンク18から第3のリンク19へと延び、第3のリンク19にピボット回転可能に結合されている。第3のリンク19は、ドア28と結合されている。
【0018】
第1の圧力シリンダ20が、ドア28の第2のブラケット22にピボット回転可能に結合されている。圧力シリンダ20はピストンロッド21を有しており、そのピストンロッドは第3のリンク19にピボット回転可能に結合されている。ピストンロッド21が圧力シリンダ20の外方へ突出すると、ピストンロッド21は第3のリンク19を反時計方向に動かす。前述したターンバックルによって、第2のリンク18が、第1のリンク17に対して反時計方向にピボット回転運動させられる。第2のリンク18の内側端部に結合されているドア28上のクランプが、第2のリンク18によって、クランプ位置から解放位置へと動かされる。ピストンロッド21が圧力シリンダ20の中へ引き込まれると、ドア28上のクランプは解放位置からクランプ位置へと戻るように動かされる。リンク機構16,特に、第3のリンク19に結合されたターンバックルは、たとえ圧力シリンダ20の中の圧力が失われてもドア28上のクランプがそのクランプ位置に維持されるように配置されている。
【0019】
ドア組立体28は、ドア28を開閉するための作動組立体を含んでいる。作動組立体は、第2の圧力シリンダ23と、そのピストンロッド24とを含んでいる。第2の圧力シリンダ23は、側壁11のピボット軸25上に支持されている。ピストンロッド24は、ドア組立体28の第2のブラケット22にピボット回転可能に結合されている。ピストンロッド24が第2の圧力シリンダ23の中へ引き込まれると、ピストンロッド24は、ドア28を、垂直方向に延びている軸線11.1回りに時計方向にピボット回転運動させる。これにより、ドア組立体28は、閉じの位置から開きの位置へと動かされる。ピストンロッド24が第2の圧力シリンダ23の外へと突出されると、ピストンロッド24は、ドア28を開きの位置から閉じの位置へと戻るように動かす。作業側フレーム壁11上のストッパが、ドア28の閉じの位置を超えた動きを阻止する。
【0020】
印刷ユニットの胴2,3,4,5から筒状のスリーブ6,7,8,9のうちの少なくとも一つを取替えるために印刷の運転が中断されたときには、それらの胴は、胴逃し機構(図示せず)によって、それぞれの胴逃し位置へと動かされる。胴逃し機構は、ブラケット12,12’,12''を水平な胴逃し軸13,13’,13''回りに動かすために、作業側フレーム壁11上のブラケット12,12’,12''と組合わされている。したがって、ドア組立体26,27,29は、胴逃しの間、水平の軸13,13’,13''回りにピボット回転する。ドア組立体27だけは、元の位置に止まっている。上側ゴム胴3は胴逃しの間でも元の位置に止まっているからである。ドア組立体28上の第2のブラケット22と一体となって結合された第2の圧力シリンダ23およびピストンロッド24は、ドア28と共に水平な軸13回りにピボット回転運動する。本発明の望ましい実施形態によれば、胴逃しは、釣合い持上げ機構によって達せられる。この釣合い持上げ機構は、本出願人が1995年12月22日付で米国特許庁に出願した明細書“釣合いおよび持上げ機構(Counterpoise and Lift Mechanism )”に開示されている。
【0021】
印刷ユニットの胴2,4,5がそれぞれの胴逃し位置へと動かされた後、それぞれの軸受ハウジングを支持するクランプが、それぞれの解放位置へと動き、それにより、ゴム胴3,5上の筒状スリーブ、および上側と下側の版胴2,4上の筒状スリーブの交換を可能とする。それらのスリーブ6,7,8,9は、作業側フレーム壁11の開口を通して取り外される。スリーブ6,7,8,9の交換の間、印刷ユニットの各胴は、それぞれの両端部で、上記の釣合い持上げ機構のような適当な釣合機構によって支持される。
【0022】
図3〜5は、本発明の第2の実施形態による片持ち型の印刷ユニット1000を示している。片持ち型の印刷ユニット1000は、ギヤ側フレーム100、作業側の下側インキ供給ユニットフレーム101、および、それに対応する作業側の上側インキ供給ユニットフレーム102を含んでいる。アクセス空間103が、両インキ供給ユニットフレーム101,102間に形成されている。ウェブ経路104’が、上側の片持ちゴム胴107と下側の片持ちゴム胴108との間の実質的に水平な面内で延びている。ギヤ側フレーム100に支持されたスタブシャフト113を含む上側の片持ちゴム胴107は、ギヤ側フレーム100に支持されたスタブシャフト112を含む上側の片持ち版胴106と協働する。同様に、ギヤ側フレーム100に支持されたスタブシャフト114を含む下側の片持ちゴム胴108は、ギヤ側フレーム100に支持されたスタブシャフト115を含む下側の片持ち版胴109と協働する。下側の片持ち版胴109の下方には下側インキ供給ユニット110が配置されている。図1〜2の印刷ユニット1とは対照的に、片持ち型印刷ユニット1000の胴106〜109は、ギヤ側フレーム100によってのみ支持されている。なぜならば、片持ち型印刷ユニット1000は作業側フレームを含んでいないからである。
【0023】
図4は、4ユニット型のカラーオフセット印刷機を構成する4つの片持ち型の印刷ユニット1000を示しており、各印刷ユニット1000は別々の色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)を印刷する。アクセス空間103が、上側および下側のインキ供給ユニットフレーム101,102によって形成されている。このアクセス空間103は、印刷ユニットの胴106,107,108,109の各々の表面からのスリーブの軸方向への取外しを可能にしている。作業側の下側および上側のインキ供給ユニット101,102の後方には、概略図的に示されたインキ供給ユニット105,110がある。ウェブ経路10’は、図示のように、実質的に水平な面内に延びている。
【0024】
図5は、片持ち型印刷ユニット1000の正面図を示す。印刷ユニット1000を駆動するギヤ列2000は、ギヤ側フレーム100の上または内部に配置されており、アクセス空間103が、図示のように、版胴106,109、およびゴム胴107,108の各々のスリーブの交換を可能にしている。
【0025】
図6は、ギヤ側フレーム100の断面図を示す。ギヤ側フレーム100の内部には、胴シャフトサポート111およびギヤ列2000が設けられている。上側の片持ち版胴106は、位置決め装置117,118の中で軸受116によって支持されている胴シャフト112を有する。上側版胴のシャフト112は、半径方向にはフレキシブルであるがねじりに関しては剛性を有するカップリング123、すなわち、半径方向のミスアラインメントまたは軸方向の変位を許す、ねじりに関して剛性なカップリング(以下、フレキシブルカップリングという)によって駆動される。このフレキシブルカップリング123は、ギヤ127と結合されている。ギヤ127は、駆動ギヤ128と噛み合っている。上側の片持ちゴム胴107には、軸方向に延びる胴シャフト113が設けられている。上側ゴム胴のシャフト113は、軸受116によって胴シャフトサポート111に取り付けられている。対応するカップリング124は、ねじりに関して剛性を有し、駆動装置(図示せず)によって駆動される。下側の筒状ゴムブランケット9が取付けられている下側の片持ちゴム胴108は、位置決め装置119,120の中で軸受116によって支持された胴シャフト114を有している。下側のゴム胴シャフト114は,フレキシブルカップリング125と結合されたギヤ129によって駆動される。さらに、下側の片持ち版胴109は、軸受116を伴って軸方向に延びている胴シャフト115を有している。この軸受116は、位置決め装置121,122によって支持されている。下側版胴のシャフト115は、ギヤ130によって、フレキシブルカップリング126を介して駆動される。
【0026】
下側の筒状ゴムブランケット9、下側の筒状版8、上側の筒状ゴムブランケット7および上側の筒状版6を対応する各胴から取り外すためには、下側ゴム胴108および下側版胴109は下方に動かされて胴逃し位置に位置され、上側版胴106は上方に動かされて胴逃し位置に位置される。上側の片持ちゴム胴107は、元の位置のままである。それら印刷ユニットの胴を胴逃し位置に位置するためには、位置決め装置117,118,119,120、および121,122が、半径方向に動かされる。それら位置決め装置は、偏心輪、ブラケット、または類似の胴位置決め装置であればよい。上側の片持ち版胴106、下側の片持ちゴム胴108および下側の片持ち版胴109の動きは、フレキシブルカップリング123,125,126によって補償される。
【0027】
例えば図7を参照すると、位置決め装置117は、その中に軸受116が偏心して取り付けられた偏心ハウジング117として形成されていてもよい。偏心ハウジング117は、偏心レバー117.1によって、フレーム100の中で回転させられ、それにより、軸受116およびシャフト112を、軸線117.2回りの偏心円弧上で動かす。
【0028】
フレキシブルカップリング123,125,126は、公知の構造のものである。例えば、フレキシブルなディスクカップリング、またはフレキシブルなギヤカップリングから形成されていてもよい。その代わりに、1対の自在継手の間にスプライン付きの連接棒が設けられたCVジョイントを用いることもできる。
【0029】
図8は、胴逃し位置にある胴108および109を備えている片持ち型の印刷ユニット1000の胴シャフトサポートの他の例の断面を示している。図8の実施形態においては、位置決め装置119,120は位置決め装置119’に置き換えられており、位置決め装置121,122は位置決め装置121’に置き換えられている。
【0030】
位置決め装置119’,121’(例えば偏心輪)は、下側の片持ちゴム胴108および下側の片持ち版胴109の胴シャフト114,115を、胴シャフトサポート111の中で支持している。位置決め装置119’,121’は、それらシャフトを軸受116を通して支持している。それぞれの胴シャフト114,115は、対応するギヤ129,130に、フレキシブルカップリング125,126によって結合されている。ギヤ129,130は、軸受140によってスタブシャフト141,142上で支持されている。駆動ギヤ500が、ギヤ129,130を駆動する。片持ちの印刷ユニット胴108,109の表面間の距離、すなわち胴逃しギャップ142のように、両印刷ユニット胴は偏心輪139によって動かされる。それにより、それら印刷ユニット胴の間のギャップが拡大されるので、上側の片持ち版胴106と上側の片持ちゴム胴107の両者に取り付けられるべきスリーブを迅速かつ容易に交換することができる。
【0031】
さらに、フレキシブルカップリング123,125,126を使用することにより、ギヤ列2000のギヤ127〜130の噛合いが胴逃しの間に中断されることはない。
【0032】
図9は、本発明の第3の実施形態による、種々の外周面面積を有する複数の版胴サドル234.1〜234.5を示している。これらのサドルは、胴周長が可変のオフセット印刷機を作り出すために、胴106,109、または2,4の表面上に軸方向に嵌め込まれる。同様に、ゴム胴107,108にはゴム胴サドルが設けられていてもよい。
【0033】
サドル234.1〜5は、胴106,109、または2,4に、摩擦嵌合いによって固定することができる。各サドル234は、弾性的に広げることができる剛性材料(例えば、ニッケル、アルミニウム、プラスチック、ファイバーグラス)で作られており、同じ内径を有している。摩擦嵌合いとするために、胴106,109,2,4の各々には、胴の外表面へ延びる空気通路が設けられている。これらの空気通路は、サドル234の着脱の間には、圧力流体(例えば空気)源に連結される。サドル234が胴の表面上に軸方向に嵌め込まれると、空気の圧力がサドル234を拡大させるので、サドルの着脱が容易になる。サドル234が胴の表面上に位置すると、空気の圧力が除かれ、サドル234は接触し、胴の上での摩擦嵌合いがなされる。代りに、半径方向に拡大する機械的なマンドレルを用いることもできる。
【0034】
例として、上側および下側の片持ち版胴106,109が5インチ(127.0mm)の標準直径を有する。サドル234は、それが拡大されていない状態においては、5インチ(127.0mm)よりも僅かに小さい内径を有する。しかし、サドル234.1の外径は5.65インチ(143.5mm)、サドル234.2の外径は6.17インチ(156.7mm)、サドル234.3の外径は6.68インチ(169.7mm)、サドル234.4の外径は7.24インチ(183.8mm)、サドル234.5の外径は7.90インチ(200.5mm)である。その結果、サドル234.1を版胴106,109、または2,4に適用することにより、17.75インチ(450.9mm)の胴周長が得られる。同様に、サドル234.2を適用すれば19.375インチ(499.2mm)の胴周長となり、サドル234.3を適用すれば21インチ(533.4mm)の胴周長となり、サドル234.4を適用すれば22.75インチ(577.9mm)の胴周長となり、サドル234.5を適用すれば24.803インチ(630mm)の胴周長となる。
【0035】
本発明によれば、版胴サドルは、筒状の版および従来の平板状の版のどちらも受入れるように形作られ得る。
【0036】
例えば、図9を参照すると、従来の平板型版の両端部を収容するために、溝434が設けられていてもよい。さらに、従来の版ロックアップ装置をサドル234の中に組み込むことも可能である。平板型版は、サドルが版胴106,109,2,4上に取り付けられる前にサドル234に取り付けられるのが望ましい。そうすれば、予備の版を適当なサドルに取り付けて後日の使用のために保管することが可能になる。印刷機での版や胴周長が変更されるべき場合には、版を含むサドル234が、胴の表面上に軸方向に迅速に嵌め込まれ得るので、準備時間が相当に削減される。しかし、サドルが既に胴に取り付けられているときに版をサドル234に取り付けることも可能である。これは、版の一方の端部をサドルの中に挿入し、胴を360°回転させ、そして版の他方の端部をサドルの中に挿入することで達成される。
【0037】
あるいは、胴サドルは、筒状の版を受け入れるのに適する連続した外表面を有していてもよい。それら筒状の版は、接着、磁力、または摩擦嵌合いによって胴に固定される。好ましくは、筒状の版は、下記のように摩擦嵌合いによってサドルに取り付けられる。まず、サドル234を胴の上に装着する前に、筒状版をサドル234の表面上に滑り込ませる。サドルは膨脹させられていない状態にあるので、筒状版は容易にサドルの表面上に滑り込むことができる。次いで、筒状版が取り付けられたサドルを胴の表面上に滑り込ませる。サドルが胴の表面上に滑り込むときには、サドルおよび版の両者が、空気通路からの圧力によって膨脹する。空気の圧力を除去すると、サドルは中途まで収縮し、胴の表面上での摩擦嵌合いが達成される。しかし、サドルが膨脹していない場合の直径は胴の直径よりも小さいので、サドルは完全に膨脹なしの状態には戻らず、サドルの表面上での筒状版の摩擦嵌合いが達成される。
【0038】
筒状版または平板状版を含んだサドル234は、上側および下側の片持ち版胴106,109の円周上にある見当合わせ装置によって胴上に位置される。その見当合わせ装置は、例えば、版胴上に設けられた見当合わせピンと、それに対応してサドル上に設けられたスロットとを含むものとすることができる。そのような実施形態においては、サドル上のスロットを胴上のピンに合わせることで、サドルが胴上の定位置にもたらされる。あるいは、見当合わせ装置は、胴に設けられたラインと、それに対応してサドルに設けられたラインとからなるものであってもよい。その場合には、サドル上のラインを胴上のラインと位置合せすることによって、サドルが定位置にもたらされる。
【0039】
本発明の第3の実施形態によれば、印刷ユニット1,1000の版胴2,4,106,109およびゴム胴3,5,107,108は、印刷中には、サドル234の外直径に依存しての異なった位置を占めることになる。
【0040】
胴2〜5,106〜109の動きは、胴の胴逃しに関して上述したのと同じ機構によって達成される。つまり、胴2〜5,106〜109は、図1〜2に示したようにブラケット上で、または図6〜7に示したように偏心輪上で、またはその他の適当な種々の方法で取り付けられ得る。さらに、上側ゴム胴3,107は図1〜2,6〜7においては固定として示されているが、それらの胴は、フレキシビリティをより大きくするために、ブラケットまたは偏心輪に取り付けられていてもよい。
【0041】
胴2〜5,106〜109の位置は、胴周長が一定の印刷機において胴と胴の間の圧力が固定されているのと同じ方式で固定することができる。例えば、胴の位置は、少なくとも一つの胴に一定の力を付与するためのピストンを有する空気圧または油圧のシリンダを設けることによって維持される。油圧あるいは空気圧シリンダは一定の力を付与するので、ピストンは、胴2〜5,106〜109同士を回転係合状態に保持するように張り出したり後退したりする。あるいは、胴2〜5,106〜109の位置は、少なくとも一つのねじによって固定される。それらのねじは、モーターまたはソレノイドで自動的に、または手動によって固定される。
【0042】
図6を参照すると、ギヤ列2000は、半径方向ではフレキシブルなフレキシブルカップリング123,125,126を含んでいる。つまり、印刷ユニット1000の胴周長を変更するために胴106〜109が前述のように動かされるときには、ギヤ127〜130は、相互に噛み合ったままになっているので、印刷の間にギヤ列2000が胴106〜109を駆動することを可能にしている。さらに、ギヤ列2000は、片持ち型の印刷ユニット1000との関連で説明されてきたが、ギヤ列2000が、図1の印刷ユニット1に、本発明の第3の実施形態に従って胴周長を可変にするために設けられてもよい。
【0043】
図10を参照すると、本発明による胴周長が可変の印刷機のさらに別の実施形態に従って、版胴(2,4,106,109)は、それの上に取り付けられたギヤ334.1付きのサドル234を含んでいる。ゴム胴(107,108,3,5)は、筒状のゴムブランケット233を含んでいる。ギヤ334.1はサドル234上に取り付けられ、望ましい実施形態によれば、ギヤ334.2もゴムブランケット133に同様に直接取り付けられる。それらのギヤ334は、駆動ギヤ335によって駆動され、その駆動ギヤは、印刷機の駆動装置336(概略図示されている)によって駆動される。このような構造は、図6のギヤ列2000の代わりになっている。駆動ギヤ335が、胴(2,4,106,109)ではなくサドル234またはゴムブランケット233を駆動するときには、胴に対するサドル234またはゴムブランケット233の滑りが起こり得なくなるので、サドル234と胴(2,4,106,109)の間の摩擦嵌合いを強固にするための、より大きい許容限界が可能になる。ゴムブランケット233にギヤ334.2を設けることにより、胴(107,109,3,5)に対するゴムブランケット233の滑りが同様に起こり得ないので、ゴムブランケット233と胴(3,5,107,108)の間の摩擦嵌合いを強固にするための、より大きい許容限界も可能になる。あるいは、ギヤ334が胴の上に取外し可能に取り付けられていてもよい。本発明のこの実施形態によれば、胴の上に取り付けられたギヤ334の直径は、用いられているサドル234に対応して選定される。
【0044】
図11は、本発明の第4の実施形態による、図1〜3の印刷ユニット1または図4〜8の片持ち型印刷ユニット1000の中に取り付けられ得る画像書込みユニットを示している。
【0045】
画像書込みユニット143は印刷部材145に割り当てられている。複数のインキ着けローラ144がインキを印刷部材145の表面に転写させ、印刷部材145からの画像は、ゴム胴(3,149、または107)のゴムブランケット7に、そして次にはウェブ104へと転写させられる。印刷部材145は、連続した外周面を有している。印刷部材145は、図1〜8の版胴2,4,106,109の代わりとなり得るものである。印刷されるべき画像は印刷部材145から直接書込まれる。あるいは、印刷部材145および筒状の画像書込み版155の両者が絶縁性の表面を有している場合には、筒状の画像書込み版155が印刷部材145の周面上に取り付けられてもよい。筒状の画像書込み版155が用いられる場合には、その画像書込み版155は、版6,8が印刷ユニット1,1000に前述のように取り付けられるのと同様にして、印刷部材145上に取り付けることができる。
【0046】
画像書込みユニット143は帯電コントローラ147を含んでいる。帯電コントローラ147は、その近くを回転する印刷部材145または筒状の画像書込み版155の絶縁性の表面上に画線領域と非画線領域とを形成するために、複数対のミクロ双極子152を生成する。静電気的に帯電したミクロ双極子によって形成された画像は、ドナーユニット148から粉末ドナートナー148.2を、印刷部材145の表面から小さいエアギャップだけ離れたドナーロール148.1を介して引き付ける。ドナートナー148.2は、ポリマーベースのものであって、正と負の静電的ミクロ双極子によって、印刷部材145の表面の画線領域には静電的に転写され、非画線領域では反発される。印刷部材がさらに回転すると、ドナートナーは、トナーを印刷部材145の表面に溶融し定着させる定着ユニット146を通過する。ポリマーが溶融・定着した状態では、画線領域はインキを受付け、非画線領域はインキを反発するか、または、所望の平版印刷、つまり乾式オフセット印刷か湿式オフセット印刷かによっては、水を受付ける。印刷部材145または筒状の画像書込み版155は、着けローラ144を通してインキを受け取る準備ができる。画像書込みユニット147,ドナーユニット148、および定着ユニット146は、印刷プロセスの間には何の働きもしない。
【0047】
印刷部材145が回転すると、画像は、印刷部材145または筒状の画像書込み版155からゴム胴149の表面へ、そして次にはウェブ経路104''上のウェブの表面へと転写される。
【0048】
定着された画像のトナーは、ブラケット151上に取り付けられたクリーナー150によって、絶縁性の印刷部材145の表面または筒状の画像書込み版155から除去される。定着された画像のトナー領域が除去されたら、前述したように、新しい帯電及び非帯電の領域が帯電コントローラによって生成され、さらに、新しいドナートナーが付与され、その後に定着される。
【0049】
上述した本発明の実施形態では、両面印刷のオフセット平版印刷機(例えば、上側と下側の版胴およびゴム胴を有する)について説明したが、本発明は、片面印刷のオフセット平版印刷機(例えば、版胴、ゴム胴、および圧胴を有する)にも同様に適用され得る。それと同様に、図6〜8は、すべての胴が単一の駆動装置によって駆動されるギヤ組立体を示しているが、本発明は、各胴が個別のモーターによって駆動される印刷機にも同様に適用され得る。
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転可能な印刷ユニット用の胴を有する印刷ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
輪転型の印刷ユニットは、複数の回転可能な印刷用の胴を有する。例えば、オフセット印刷ユニットは、版胴とゴム胴を有する。版胴とゴム胴は、それぞれの両端部において印刷ユニットのフレームに支持されている。それら胴の両端部は、フレームの中で、それぞれの軸受組立体によって回転可能に支持されている。版胴は、インキのついた画像が作られる表面を有する版を担持している。ゴム胴はゴムブランケットを担持している。それらの胴が印刷ユニットの中で回転するときには、版胴上の版が、版胴とゴム胴の間のニップ部において、インキのついた画像をゴム胴上のゴムブランケットに転写する。引き続いて、ゴム胴上のゴムブランケットが、インキのついた画像を、紙ウェブのような被印刷材料に転写する。
【0003】
版やゴムブランケットは、それぞれの胴の上に入れ子式に滑り込ませることによって取付けられたチューブとして形成され得る。そのような筒状の印刷部材が胴の上で入れ子式に動かされるべきときには、それらの胴は先ず、それぞれの胴逃し位置、つまり、それらの胴が相互にニップ部で離間する位置へと動かされる。隣接しているフレームの側壁には開口が設けられているので、筒状の印刷部材は、その開口を通すことでフレームの側壁を通して軸方向に動かされる。なお、筒状の印刷部材が、隣接するフレームの側壁で胴の端部を支持する軸受を通って動くように、隙間が設けられている。
【0004】
米国特許第5241905号明細書には、解放可能な軸受クランプを備えた印刷ユニットが開示されている。軸受組立体が、ゴム胴の端部上のスタブシャフトに取付けられた軸受ハウジングを含んでいる。そのゴム胴に割当てられたドア組立体が、筒状のゴムブランケットの交換を可能にしている。
【0005】
欧州特許出願公開第EP0512549A1号明細書には、版供給ユニットを備えた版胴を有する印刷機が開示されている。その版供給ユニットは、使用済みの版を胴の周囲から引き入れて巻き込み、露光されていない版を版胴の周囲へと繰り出すために、版胴の中に取付けられている。複数のインキ供給ユニットが版胴の周囲の回りに配置されている。少なくとも一つのクリーニングセクションが版胴の周囲に割当てられている。
【0006】
米国特許第4408868号明細書には、ディジタル製版のシステムおよび方法が開示されている。帯電した電子写真部材の部分が逐次的に放電させられて、その部材の上に文字または画像を形成する。画像が書込まれたその部材は、その後にトナーが供給され、画像書込みシステムから出力されると、トナーがついた画像が画像部材に定着され、その画像部材は、平版印刷機において版として用いられる。
【0007】
米国特許第4729310号明細書は、グラビア印刷機のためのグラビアシリンダの表面上の目打ち(perforating)の方法に関連している。米国特許第5129321号明細書は、平版印刷に用いられる印刷機へ直接の画像書込みのシステムを開示しており、その平版印刷においては、磁気的に活性である親水性の粉末が、磁化され得る表面層を有する主画像胴(master image cylinder)の表面に供給される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、印刷部材やゴムブランケットの軸方向への着脱を容易に行える印刷ユニットを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様では、オフセット印刷機のための印刷ユニットが、回転可能な版胴と回転可能なゴム胴を含んでいる。筒状のゴムブランケットが、回転可能なゴム胴上に、軸方向に、空気圧式の固定および解放装置によって着脱される。印刷部材が、回転可能な版胴上に取付けられている。その印刷部材は、連続した外表面を有しており、筒状のゴムブランケットと同様に、回転可能な版胴上に、軸方向に、空気圧式の固定および解放装置によって着脱される。印刷部材は、印刷ユニットの内部にある画像書込みユニットによって画像が書込まれる。継目のない印刷が可能なように、印刷部材は継目なしであるのが望ましい。しかし、もし継目のない印刷が必要でなければ、印刷部材は継目を含んでいてよい。さらに、振動を少なくして印刷品質を高めるために、印刷ユニットの各胴は、実質的に一直線上に積重ねられて配置されているのが望ましい。
【0010】
本発明の第2の態様では、オフセット印刷機のための片持ち型の印刷ユニットが提供され、その印刷ユニットは、上側版胴、上側ゴム胴、下側ゴム胴、及び下側版胴を支持しているギヤ側フレームを含んでいる。上側版胴の第1の端部は、ギヤ側フレームの中で第1の位置決め機構によって回転可能に支持されている。第1の位置決め機構は、上側版胴の半径方向位置を調整する働きをする。上側版胴の第1の端部は、さらに第1のフレキシブルカップリングに取付けられている。下側版胴および下側ゴム胴は、同様に、ギヤ側フレームの中で、それぞれ第2および第3の位置決め機構によって支持され、それぞれ第2および第3のフレキシブルカップリングに取付けられている。上側ゴム胴の第1の端部は、ギヤ側フレームの中で回転可能に取付けられている。第1、第2、および第3の位置決め機構は、偏心輪またはブラケットとして構成されていてよい。ギヤ組立体が、上側ゴム胴、さらに第1、第2、および第3のフレキシブルカップリングと連結されている。そのギヤ組立体は、上側ゴム胴、上側版胴、下側版胴、および下側ゴム胴を駆動する。上側版胴、下側ゴム胴、および下側版胴はフレキシブルカップリングによってギヤ組立体と連結されているので、ギヤ組立体は、各胴の半径方向位置に関係なく各胴を駆動できる。その結果、胴逃しの間においても、上側版胴、下側ゴム胴、および下側版胴は、完全にギヤ組立体に係合したままになっている。したがって、この態様によれば、印刷ユニットは、片持ち型印刷機として、つまり作業側フレームなしで構成できる。
【0011】
本発明の第3の態様では、第1および第2の態様を変形した、胴周長が可変の印刷機が提供される。従来のシステムにおいては、胴周長が可変である印刷機を提供するには、版胴、ゴム胴、およびギヤは、胴モジュールとして構成されており、第1の胴周長を有する胴モジュールが、異なる第2の胴周長を有する他の胴モジュールと交換され得る。それに対し、本発明の第3の態様によれば、複数の版胴サドルが提供されている。それらの版胴サドルはそれぞれ、上側または下側の版胴に確実に取付けられるように同じ内径を有している。しかし、胴周長を可変とするために、各版胴サドルはそれぞれ相異なる外径を有していてもよい。各版胴サドルは、上側および下側の版胴上に、軸方向に着脱され得る。版胴サドルは、平板状の版を収容するために軸方向に延びたギャップを有していてもよいが、それに限らず筒状の版を収容するような形になっていてもよい。さらに、本発明の第3の態様による印刷機は、片持ち型の印刷機として、または、各胴がギヤ側と作業側の両方のフレームによって支持されている印刷機として構成され得る。なお、版胴サドルは、筒状の印刷部材を収容する形になっていてよく、印刷ユニットは、印刷ユニット内でその印刷部材に画像を書込むための画像書込みユニットを含んでいてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施態様によるオフセット印刷機のための印刷ユニット1を示している。印刷ユニット1は、ウェブ104の両面に画像を印刷する働きをする。印刷ユニット1は、上側版胴2および上側ゴム胴3をウェブ104の上に含み、下側版胴4および下側ゴム胴5をウェブ104の下に含んでいる。胴2,3,4,5は、両端部において、作業側フレーム11とギヤ側フレーム11’(図示せず)上で回転可能に支持されている。作業側フレーム11は、筒状のスリーブ6〜9の軸方向での取外しを可能にするための開口10を有している。図1においては開いた位置で示されているドア組立体26,27,28,29は、作業側フレーム11に取付けられており、それぞれの筒状のスリーブ6,7,8,9の取外しを可能にしている。それらのスリーブは、上側版胴2のための筒状版6、上側ゴム胴3のための筒状ゴムブランケット7、下側ゴム胴5のための筒状ゴムブランケット9、および下側版胴4のための筒状版8を含んでいる。図1においては、ドア組立体26,27,28,29は、それぞれのドア作動機構23(すなわち、油圧または空気圧のシリンダ)によって、開いた位置とされている。印刷ユニット1の各胴2,3,4,5は、振動を少なくして運転速度を高めることを可能にするために、実質的に一直線上に積重ねられた形に配置されている。
【0013】
胴2,3,4,5が胴逃し位置に入ったならば、筒状のスリーブ6,7,8,9は、開口10を通してそれぞれの胴2,3,4,5から軸方向に取り外すことができる。胴逃しの間は、上側版胴2が上側ゴム胴3から上方へと引き離され、上側ゴム胴3は元の位置に止まっている。下側ゴム胴5および下側版胴4は、上側ゴム胴3に対して下方へと引き離されている。これにより、胴2,3,4,5は相互に離間し、スリーブ6,7,8,9の軸方向での取り外しのための、それぞれの周囲間の隙間が与えられる。
【0014】
図2は、作業側フレーム11上のドア組立体をより詳細に示している。胴2,3,4,5の一直線上での積重ね形態に対応して、4つのドア組立体26,27,28,29が配置されている。上側版胴2、下側ゴム胴5、および下側版胴4に割当てられたドア組立体26,28,29は、胴逃しの際には、水平な胴逃し軸13,13’,13''回りにピボット回転するが、それについて詳しくは後述する。ドア組立体27に覆われる胴、すなわち上側ゴム胴3は、胴逃しの間でも、元の位置に止まっている。
【0015】
作業側フレーム11は、印刷ユニットの4つの胴の端部の周囲に広がり、開口10を形成している内側エッジ面を有している。第1のドア組立体26が開かれたときには、筒状の版を入れ子式に上側版胴2上に着脱することができる。その筒状の版は、摩擦嵌合いによって胴に固定されており、圧縮空気を胴の表面を通して入れてスリーブを膨脹させることによって胴から離されるが、それについて詳しくは後述する。上側ゴム胴3、下側ゴム胴5、および下側版胴4に割当てられた、第2、第3、および第4のドア組立体27,28,29は、同様に、筒状のゴムブランケット7、筒状のゴムブランケット9、および筒状の版8の交換を可能にしている。
【0016】
下側ゴム胴5に割当てられた第3のドア組立体28は、ブラケット12を含んでいる。ブラケット12は、作業側フレーム11上において、水平な胴逃し軸13回りにピボット回転運動するように支持されている。上側版胴2に割当てられた第1のドア組立体26は、ブラケット12’を含んでいる。ブラケット12’は、作業側フレーム11上において、水平な胴逃し軸13’回りにピボット回転運動するように支持されている。下側版胴4に割当てられた第4のドア組立体29は、ブラケット12''を含んでいる。ブラケット12''は、作業側フレーム11上において、水平な胴逃し軸13''回りにピボット回転運動するように支持されている。第2のドア組立体27は、胴逃しの間でも静止のままであるブラケット12'''を含んでいる。
【0017】
ドア組立体26〜29を、ここではドア組立体28を参照しつつ説明する。ブラケット12は、上側アーム12.1および下側アーム12.2を有しており、各アームはそれぞれ、ドア組立体28の上側および下側のアーム14,15を支持している。したがって、ドア組立体28は、垂直に延びた軸11.1回りで閉じ位置と開き位置の間をピボット回 転運動するように支持されている。ドア組立体28には、ゴム胴軸受の軸受ハウジングを固定するための1対のクランプが設けられているが、それは米国特許第5241905号明細書に詳しく説明されている。ドア組立体28は、さらに、リンク機構16を含んでいる。リンク機構16は、第1のリンク17、第2のリンク18、および第3のリンク19を含んでいる。第1のリンク17の内側端部は、ブラケット12の上側および下側のアーム12.1,12.2の間において、垂直に延びている軸11.1回りにピボット回転運動するように支持されている。第1のリンク17の外側の端部は、第2のリンク18の両端の中間部において、第2のリンク18にピボット回転可能に結合されている。第2のリンク18は、ドア組立体28の上側および下側のアーム14,15の間において、ドア28を通って延びている。第2のリンク18の内側端部は、ドア28上のクランプにピボット回転可能に結合されている。第2のリンク18の外側端部は、ターンバックル(図示せず)にピボット回転可能に結合されている。ターンバックルは、第2のリンク18から第3のリンク19へと延び、第3のリンク19にピボット回転可能に結合されている。第3のリンク19は、ドア28と結合されている。
【0018】
第1の圧力シリンダ20が、ドア28の第2のブラケット22にピボット回転可能に結合されている。圧力シリンダ20はピストンロッド21を有しており、そのピストンロッドは第3のリンク19にピボット回転可能に結合されている。ピストンロッド21が圧力シリンダ20の外方へ突出すると、ピストンロッド21は第3のリンク19を反時計方向に動かす。前述したターンバックルによって、第2のリンク18が、第1のリンク17に対して反時計方向にピボット回転運動させられる。第2のリンク18の内側端部に結合されているドア28上のクランプが、第2のリンク18によって、クランプ位置から解放位置へと動かされる。ピストンロッド21が圧力シリンダ20の中へ引き込まれると、ドア28上のクランプは解放位置からクランプ位置へと戻るように動かされる。リンク機構16,特に、第3のリンク19に結合されたターンバックルは、たとえ圧力シリンダ20の中の圧力が失われてもドア28上のクランプがそのクランプ位置に維持されるように配置されている。
【0019】
ドア組立体28は、ドア28を開閉するための作動組立体を含んでいる。作動組立体は、第2の圧力シリンダ23と、そのピストンロッド24とを含んでいる。第2の圧力シリンダ23は、側壁11のピボット軸25上に支持されている。ピストンロッド24は、ドア組立体28の第2のブラケット22にピボット回転可能に結合されている。ピストンロッド24が第2の圧力シリンダ23の中へ引き込まれると、ピストンロッド24は、ドア28を、垂直方向に延びている軸線11.1回りに時計方向にピボット回転運動させる。これにより、ドア組立体28は、閉じの位置から開きの位置へと動かされる。ピストンロッド24が第2の圧力シリンダ23の外へと突出されると、ピストンロッド24は、ドア28を開きの位置から閉じの位置へと戻るように動かす。作業側フレーム壁11上のストッパが、ドア28の閉じの位置を超えた動きを阻止する。
【0020】
印刷ユニットの胴2,3,4,5から筒状のスリーブ6,7,8,9のうちの少なくとも一つを取替えるために印刷の運転が中断されたときには、それらの胴は、胴逃し機構(図示せず)によって、それぞれの胴逃し位置へと動かされる。胴逃し機構は、ブラケット12,12’,12''を水平な胴逃し軸13,13’,13''回りに動かすために、作業側フレーム壁11上のブラケット12,12’,12''と組合わされている。したがって、ドア組立体26,27,29は、胴逃しの間、水平の軸13,13’,13''回りにピボット回転する。ドア組立体27だけは、元の位置に止まっている。上側ゴム胴3は胴逃しの間でも元の位置に止まっているからである。ドア組立体28上の第2のブラケット22と一体となって結合された第2の圧力シリンダ23およびピストンロッド24は、ドア28と共に水平な軸13回りにピボット回転運動する。本発明の望ましい実施形態によれば、胴逃しは、釣合い持上げ機構によって達せられる。この釣合い持上げ機構は、本出願人が1995年12月22日付で米国特許庁に出願した明細書“釣合いおよび持上げ機構(Counterpoise and Lift Mechanism )”に開示されている。
【0021】
印刷ユニットの胴2,4,5がそれぞれの胴逃し位置へと動かされた後、それぞれの軸受ハウジングを支持するクランプが、それぞれの解放位置へと動き、それにより、ゴム胴3,5上の筒状スリーブ、および上側と下側の版胴2,4上の筒状スリーブの交換を可能とする。それらのスリーブ6,7,8,9は、作業側フレーム壁11の開口を通して取り外される。スリーブ6,7,8,9の交換の間、印刷ユニットの各胴は、それぞれの両端部で、上記の釣合い持上げ機構のような適当な釣合機構によって支持される。
【0022】
図3〜5は、本発明の第2の実施形態による片持ち型の印刷ユニット1000を示している。片持ち型の印刷ユニット1000は、ギヤ側フレーム100、作業側の下側インキ供給ユニットフレーム101、および、それに対応する作業側の上側インキ供給ユニットフレーム102を含んでいる。アクセス空間103が、両インキ供給ユニットフレーム101,102間に形成されている。ウェブ経路104’が、上側の片持ちゴム胴107と下側の片持ちゴム胴108との間の実質的に水平な面内で延びている。ギヤ側フレーム100に支持されたスタブシャフト113を含む上側の片持ちゴム胴107は、ギヤ側フレーム100に支持されたスタブシャフト112を含む上側の片持ち版胴106と協働する。同様に、ギヤ側フレーム100に支持されたスタブシャフト114を含む下側の片持ちゴム胴108は、ギヤ側フレーム100に支持されたスタブシャフト115を含む下側の片持ち版胴109と協働する。下側の片持ち版胴109の下方には下側インキ供給ユニット110が配置されている。図1〜2の印刷ユニット1とは対照的に、片持ち型印刷ユニット1000の胴106〜109は、ギヤ側フレーム100によってのみ支持されている。なぜならば、片持ち型印刷ユニット1000は作業側フレームを含んでいないからである。
【0023】
図4は、4ユニット型のカラーオフセット印刷機を構成する4つの片持ち型の印刷ユニット1000を示しており、各印刷ユニット1000は別々の色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)を印刷する。アクセス空間103が、上側および下側のインキ供給ユニットフレーム101,102によって形成されている。このアクセス空間103は、印刷ユニットの胴106,107,108,109の各々の表面からのスリーブの軸方向への取外しを可能にしている。作業側の下側および上側のインキ供給ユニット101,102の後方には、概略図的に示されたインキ供給ユニット105,110がある。ウェブ経路10’は、図示のように、実質的に水平な面内に延びている。
【0024】
図5は、片持ち型印刷ユニット1000の正面図を示す。印刷ユニット1000を駆動するギヤ列2000は、ギヤ側フレーム100の上または内部に配置されており、アクセス空間103が、図示のように、版胴106,109、およびゴム胴107,108の各々のスリーブの交換を可能にしている。
【0025】
図6は、ギヤ側フレーム100の断面図を示す。ギヤ側フレーム100の内部には、胴シャフトサポート111およびギヤ列2000が設けられている。上側の片持ち版胴106は、位置決め装置117,118の中で軸受116によって支持されている胴シャフト112を有する。上側版胴のシャフト112は、半径方向にはフレキシブルであるがねじりに関しては剛性を有するカップリング123、すなわち、半径方向のミスアラインメントまたは軸方向の変位を許す、ねじりに関して剛性なカップリング(以下、フレキシブルカップリングという)によって駆動される。このフレキシブルカップリング123は、ギヤ127と結合されている。ギヤ127は、駆動ギヤ128と噛み合っている。上側の片持ちゴム胴107には、軸方向に延びる胴シャフト113が設けられている。上側ゴム胴のシャフト113は、軸受116によって胴シャフトサポート111に取り付けられている。対応するカップリング124は、ねじりに関して剛性を有し、駆動装置(図示せず)によって駆動される。下側の筒状ゴムブランケット9が取付けられている下側の片持ちゴム胴108は、位置決め装置119,120の中で軸受116によって支持された胴シャフト114を有している。下側のゴム胴シャフト114は,フレキシブルカップリング125と結合されたギヤ129によって駆動される。さらに、下側の片持ち版胴109は、軸受116を伴って軸方向に延びている胴シャフト115を有している。この軸受116は、位置決め装置121,122によって支持されている。下側版胴のシャフト115は、ギヤ130によって、フレキシブルカップリング126を介して駆動される。
【0026】
下側の筒状ゴムブランケット9、下側の筒状版8、上側の筒状ゴムブランケット7および上側の筒状版6を対応する各胴から取り外すためには、下側ゴム胴108および下側版胴109は下方に動かされて胴逃し位置に位置され、上側版胴106は上方に動かされて胴逃し位置に位置される。上側の片持ちゴム胴107は、元の位置のままである。それら印刷ユニットの胴を胴逃し位置に位置するためには、位置決め装置117,118,119,120、および121,122が、半径方向に動かされる。それら位置決め装置は、偏心輪、ブラケット、または類似の胴位置決め装置であればよい。上側の片持ち版胴106、下側の片持ちゴム胴108および下側の片持ち版胴109の動きは、フレキシブルカップリング123,125,126によって補償される。
【0027】
例えば図7を参照すると、位置決め装置117は、その中に軸受116が偏心して取り付けられた偏心ハウジング117として形成されていてもよい。偏心ハウジング117は、偏心レバー117.1によって、フレーム100の中で回転させられ、それにより、軸受116およびシャフト112を、軸線117.2回りの偏心円弧上で動かす。
【0028】
フレキシブルカップリング123,125,126は、公知の構造のものである。例えば、フレキシブルなディスクカップリング、またはフレキシブルなギヤカップリングから形成されていてもよい。その代わりに、1対の自在継手の間にスプライン付きの連接棒が設けられたCVジョイントを用いることもできる。
【0029】
図8は、胴逃し位置にある胴108および109を備えている片持ち型の印刷ユニット1000の胴シャフトサポートの他の例の断面を示している。図8の実施形態においては、位置決め装置119,120は位置決め装置119’に置き換えられており、位置決め装置121,122は位置決め装置121’に置き換えられている。
【0030】
位置決め装置119’,121’(例えば偏心輪)は、下側の片持ちゴム胴108および下側の片持ち版胴109の胴シャフト114,115を、胴シャフトサポート111の中で支持している。位置決め装置119’,121’は、それらシャフトを軸受116を通して支持している。それぞれの胴シャフト114,115は、対応するギヤ129,130に、フレキシブルカップリング125,126によって結合されている。ギヤ129,130は、軸受140によってスタブシャフト141,142上で支持されている。駆動ギヤ500が、ギヤ129,130を駆動する。片持ちの印刷ユニット胴108,109の表面間の距離、すなわち胴逃しギャップ142のように、両印刷ユニット胴は偏心輪139によって動かされる。それにより、それら印刷ユニット胴の間のギャップが拡大されるので、上側の片持ち版胴106と上側の片持ちゴム胴107の両者に取り付けられるべきスリーブを迅速かつ容易に交換することができる。
【0031】
さらに、フレキシブルカップリング123,125,126を使用することにより、ギヤ列2000のギヤ127〜130の噛合いが胴逃しの間に中断されることはない。
【0032】
図9は、本発明の第3の実施形態による、種々の外周面面積を有する複数の版胴サドル234.1〜234.5を示している。これらのサドルは、胴周長が可変のオフセット印刷機を作り出すために、胴106,109、または2,4の表面上に軸方向に嵌め込まれる。同様に、ゴム胴107,108にはゴム胴サドルが設けられていてもよい。
【0033】
サドル234.1〜5は、胴106,109、または2,4に、摩擦嵌合いによって固定することができる。各サドル234は、弾性的に広げることができる剛性材料(例えば、ニッケル、アルミニウム、プラスチック、ファイバーグラス)で作られており、同じ内径を有している。摩擦嵌合いとするために、胴106,109,2,4の各々には、胴の外表面へ延びる空気通路が設けられている。これらの空気通路は、サドル234の着脱の間には、圧力流体(例えば空気)源に連結される。サドル234が胴の表面上に軸方向に嵌め込まれると、空気の圧力がサドル234を拡大させるので、サドルの着脱が容易になる。サドル234が胴の表面上に位置すると、空気の圧力が除かれ、サドル234は接触し、胴の上での摩擦嵌合いがなされる。代りに、半径方向に拡大する機械的なマンドレルを用いることもできる。
【0034】
例として、上側および下側の片持ち版胴106,109が5インチ(127.0mm)の標準直径を有する。サドル234は、それが拡大されていない状態においては、5インチ(127.0mm)よりも僅かに小さい内径を有する。しかし、サドル234.1の外径は5.65インチ(143.5mm)、サドル234.2の外径は6.17インチ(156.7mm)、サドル234.3の外径は6.68インチ(169.7mm)、サドル234.4の外径は7.24インチ(183.8mm)、サドル234.5の外径は7.90インチ(200.5mm)である。その結果、サドル234.1を版胴106,109、または2,4に適用することにより、17.75インチ(450.9mm)の胴周長が得られる。同様に、サドル234.2を適用すれば19.375インチ(499.2mm)の胴周長となり、サドル234.3を適用すれば21インチ(533.4mm)の胴周長となり、サドル234.4を適用すれば22.75インチ(577.9mm)の胴周長となり、サドル234.5を適用すれば24.803インチ(630mm)の胴周長となる。
【0035】
本発明によれば、版胴サドルは、筒状の版および従来の平板状の版のどちらも受入れるように形作られ得る。
【0036】
例えば、図9を参照すると、従来の平板型版の両端部を収容するために、溝434が設けられていてもよい。さらに、従来の版ロックアップ装置をサドル234の中に組み込むことも可能である。平板型版は、サドルが版胴106,109,2,4上に取り付けられる前にサドル234に取り付けられるのが望ましい。そうすれば、予備の版を適当なサドルに取り付けて後日の使用のために保管することが可能になる。印刷機での版や胴周長が変更されるべき場合には、版を含むサドル234が、胴の表面上に軸方向に迅速に嵌め込まれ得るので、準備時間が相当に削減される。しかし、サドルが既に胴に取り付けられているときに版をサドル234に取り付けることも可能である。これは、版の一方の端部をサドルの中に挿入し、胴を360°回転させ、そして版の他方の端部をサドルの中に挿入することで達成される。
【0037】
あるいは、胴サドルは、筒状の版を受け入れるのに適する連続した外表面を有していてもよい。それら筒状の版は、接着、磁力、または摩擦嵌合いによって胴に固定される。好ましくは、筒状の版は、下記のように摩擦嵌合いによってサドルに取り付けられる。まず、サドル234を胴の上に装着する前に、筒状版をサドル234の表面上に滑り込ませる。サドルは膨脹させられていない状態にあるので、筒状版は容易にサドルの表面上に滑り込むことができる。次いで、筒状版が取り付けられたサドルを胴の表面上に滑り込ませる。サドルが胴の表面上に滑り込むときには、サドルおよび版の両者が、空気通路からの圧力によって膨脹する。空気の圧力を除去すると、サドルは中途まで収縮し、胴の表面上での摩擦嵌合いが達成される。しかし、サドルが膨脹していない場合の直径は胴の直径よりも小さいので、サドルは完全に膨脹なしの状態には戻らず、サドルの表面上での筒状版の摩擦嵌合いが達成される。
【0038】
筒状版または平板状版を含んだサドル234は、上側および下側の片持ち版胴106,109の円周上にある見当合わせ装置によって胴上に位置される。その見当合わせ装置は、例えば、版胴上に設けられた見当合わせピンと、それに対応してサドル上に設けられたスロットとを含むものとすることができる。そのような実施形態においては、サドル上のスロットを胴上のピンに合わせることで、サドルが胴上の定位置にもたらされる。あるいは、見当合わせ装置は、胴に設けられたラインと、それに対応してサドルに設けられたラインとからなるものであってもよい。その場合には、サドル上のラインを胴上のラインと位置合せすることによって、サドルが定位置にもたらされる。
【0039】
本発明の第3の実施形態によれば、印刷ユニット1,1000の版胴2,4,106,109およびゴム胴3,5,107,108は、印刷中には、サドル234の外直径に依存しての異なった位置を占めることになる。
【0040】
胴2〜5,106〜109の動きは、胴の胴逃しに関して上述したのと同じ機構によって達成される。つまり、胴2〜5,106〜109は、図1〜2に示したようにブラケット上で、または図6〜7に示したように偏心輪上で、またはその他の適当な種々の方法で取り付けられ得る。さらに、上側ゴム胴3,107は図1〜2,6〜7においては固定として示されているが、それらの胴は、フレキシビリティをより大きくするために、ブラケットまたは偏心輪に取り付けられていてもよい。
【0041】
胴2〜5,106〜109の位置は、胴周長が一定の印刷機において胴と胴の間の圧力が固定されているのと同じ方式で固定することができる。例えば、胴の位置は、少なくとも一つの胴に一定の力を付与するためのピストンを有する空気圧または油圧のシリンダを設けることによって維持される。油圧あるいは空気圧シリンダは一定の力を付与するので、ピストンは、胴2〜5,106〜109同士を回転係合状態に保持するように張り出したり後退したりする。あるいは、胴2〜5,106〜109の位置は、少なくとも一つのねじによって固定される。それらのねじは、モーターまたはソレノイドで自動的に、または手動によって固定される。
【0042】
図6を参照すると、ギヤ列2000は、半径方向ではフレキシブルなフレキシブルカップリング123,125,126を含んでいる。つまり、印刷ユニット1000の胴周長を変更するために胴106〜109が前述のように動かされるときには、ギヤ127〜130は、相互に噛み合ったままになっているので、印刷の間にギヤ列2000が胴106〜109を駆動することを可能にしている。さらに、ギヤ列2000は、片持ち型の印刷ユニット1000との関連で説明されてきたが、ギヤ列2000が、図1の印刷ユニット1に、本発明の第3の実施形態に従って胴周長を可変にするために設けられてもよい。
【0043】
図10を参照すると、本発明による胴周長が可変の印刷機のさらに別の実施形態に従って、版胴(2,4,106,109)は、それの上に取り付けられたギヤ334.1付きのサドル234を含んでいる。ゴム胴(107,108,3,5)は、筒状のゴムブランケット233を含んでいる。ギヤ334.1はサドル234上に取り付けられ、望ましい実施形態によれば、ギヤ334.2もゴムブランケット133に同様に直接取り付けられる。それらのギヤ334は、駆動ギヤ335によって駆動され、その駆動ギヤは、印刷機の駆動装置336(概略図示されている)によって駆動される。このような構造は、図6のギヤ列2000の代わりになっている。駆動ギヤ335が、胴(2,4,106,109)ではなくサドル234またはゴムブランケット233を駆動するときには、胴に対するサドル234またはゴムブランケット233の滑りが起こり得なくなるので、サドル234と胴(2,4,106,109)の間の摩擦嵌合いを強固にするための、より大きい許容限界が可能になる。ゴムブランケット233にギヤ334.2を設けることにより、胴(107,109,3,5)に対するゴムブランケット233の滑りが同様に起こり得ないので、ゴムブランケット233と胴(3,5,107,108)の間の摩擦嵌合いを強固にするための、より大きい許容限界も可能になる。あるいは、ギヤ334が胴の上に取外し可能に取り付けられていてもよい。本発明のこの実施形態によれば、胴の上に取り付けられたギヤ334の直径は、用いられているサドル234に対応して選定される。
【0044】
図11は、本発明の第4の実施形態による、図1〜3の印刷ユニット1または図4〜8の片持ち型印刷ユニット1000の中に取り付けられ得る画像書込みユニットを示している。
【0045】
画像書込みユニット143は印刷部材145に割り当てられている。複数のインキ着けローラ144がインキを印刷部材145の表面に転写させ、印刷部材145からの画像は、ゴム胴(3,149、または107)のゴムブランケット7に、そして次にはウェブ104へと転写させられる。印刷部材145は、連続した外周面を有している。印刷部材145は、図1〜8の版胴2,4,106,109の代わりとなり得るものである。印刷されるべき画像は印刷部材145から直接書込まれる。あるいは、印刷部材145および筒状の画像書込み版155の両者が絶縁性の表面を有している場合には、筒状の画像書込み版155が印刷部材145の周面上に取り付けられてもよい。筒状の画像書込み版155が用いられる場合には、その画像書込み版155は、版6,8が印刷ユニット1,1000に前述のように取り付けられるのと同様にして、印刷部材145上に取り付けることができる。
【0046】
画像書込みユニット143は帯電コントローラ147を含んでいる。帯電コントローラ147は、その近くを回転する印刷部材145または筒状の画像書込み版155の絶縁性の表面上に画線領域と非画線領域とを形成するために、複数対のミクロ双極子152を生成する。静電気的に帯電したミクロ双極子によって形成された画像は、ドナーユニット148から粉末ドナートナー148.2を、印刷部材145の表面から小さいエアギャップだけ離れたドナーロール148.1を介して引き付ける。ドナートナー148.2は、ポリマーベースのものであって、正と負の静電的ミクロ双極子によって、印刷部材145の表面の画線領域には静電的に転写され、非画線領域では反発される。印刷部材がさらに回転すると、ドナートナーは、トナーを印刷部材145の表面に溶融し定着させる定着ユニット146を通過する。ポリマーが溶融・定着した状態では、画線領域はインキを受付け、非画線領域はインキを反発するか、または、所望の平版印刷、つまり乾式オフセット印刷か湿式オフセット印刷かによっては、水を受付ける。印刷部材145または筒状の画像書込み版155は、着けローラ144を通してインキを受け取る準備ができる。画像書込みユニット147,ドナーユニット148、および定着ユニット146は、印刷プロセスの間には何の働きもしない。
【0047】
印刷部材145が回転すると、画像は、印刷部材145または筒状の画像書込み版155からゴム胴149の表面へ、そして次にはウェブ経路104''上のウェブの表面へと転写される。
【0048】
定着された画像のトナーは、ブラケット151上に取り付けられたクリーナー150によって、絶縁性の印刷部材145の表面または筒状の画像書込み版155から除去される。定着された画像のトナー領域が除去されたら、前述したように、新しい帯電及び非帯電の領域が帯電コントローラによって生成され、さらに、新しいドナートナーが付与され、その後に定着される。
【0049】
上述した本発明の実施形態では、両面印刷のオフセット平版印刷機(例えば、上側と下側の版胴およびゴム胴を有する)について説明したが、本発明は、片面印刷のオフセット平版印刷機(例えば、版胴、ゴム胴、および圧胴を有する)にも同様に適用され得る。それと同様に、図6〜8は、すべての胴が単一の駆動装置によって駆動されるギヤ組立体を示しているが、本発明は、各胴が個別のモーターによって駆動される印刷機にも同様に適用され得る。
【図1】本発明の第1の実施形態による印刷機の印刷ユニットの、筒状の版および筒状のゴムブランケットが取り外された状態の概略斜視図である。
【符号の説明】
1,1000 印刷ユニット
2,106 上側版胴
3,107 上側ゴム胴
4,108 下側版胴
5,109 下側ゴム胴
6,8 版
7,9 ゴムブランケット
10 開口
11,11’ フレーム
11.1 軸線
12,12’,12'',12''' ブラケット
12.1,12.2 アーム
13,13’,13'' 軸
14,15 アーム
16 リンク機構
17,18,19 リンク
20 圧力シリンダ
21 ピストンロッド
22 ブラケット
23 圧力シリンダ
24 ピストンロッド
25 軸線
26,27,28,29 ドア組立体
100 ギヤフレーム
101,102 インキ供給ユニットフレーム
103 アクセス空間
105,110 インキ供給ユニット
116 軸受
117,118,119,120,121,122 位置決め装置
123,124,125,126 フレキシブルカップリング
127,128,129,130 ギヤ
139 偏心輪
140 軸受
141,142 スタブシャフト
142 ギャップ
143 画像書込みユニット
144 インキ着けローラ
145 印刷部材
146 定着ユニット
148 ドナーユニット
149 ゴム胴
150 クリーナー
151 ブラケット
155 画像書込み版
233 ゴムブランケット
234,234.1〜234.5 版胴サドル
334,334.1,334,2 ギヤ
335,336 ギヤ
434 溝
500 駆動ギヤ
2000 ギヤ列
1,1000 印刷ユニット
2,106 上側版胴
3,107 上側ゴム胴
4,108 下側版胴
5,109 下側ゴム胴
6,8 版
7,9 ゴムブランケット
10 開口
11,11’ フレーム
11.1 軸線
12,12’,12'',12''' ブラケット
12.1,12.2 アーム
13,13’,13'' 軸
14,15 アーム
16 リンク機構
17,18,19 リンク
20 圧力シリンダ
21 ピストンロッド
22 ブラケット
23 圧力シリンダ
24 ピストンロッド
25 軸線
26,27,28,29 ドア組立体
100 ギヤフレーム
101,102 インキ供給ユニットフレーム
103 アクセス空間
105,110 インキ供給ユニット
116 軸受
117,118,119,120,121,122 位置決め装置
123,124,125,126 フレキシブルカップリング
127,128,129,130 ギヤ
139 偏心輪
140 軸受
141,142 スタブシャフト
142 ギャップ
143 画像書込みユニット
144 インキ着けローラ
145 印刷部材
146 定着ユニット
148 ドナーユニット
149 ゴム胴
150 クリーナー
151 ブラケット
155 画像書込み版
233 ゴムブランケット
234,234.1〜234.5 版胴サドル
334,334.1,334,2 ギヤ
335,336 ギヤ
434 溝
500 駆動ギヤ
2000 ギヤ列
Claims (32)
- 回転可能な版胴と、
回転可能なゴム胴と、
前記回転可能なゴム胴上に軸方向に着脱可能な筒状のゴムブランケットと、
前記回転可能な版胴に取り付けられ、印刷ユニット内で画像書込みユニットによって画像が書込まれ、連続した外表面を有する、前記回転可能な版胴に対して軸方向に着脱可能な印刷部材とを備えた印刷ユニット。 - 前記印刷部材には継目がない、請求項1に記載の印刷ユニット。
- 前記版胴および前記ゴム胴はそれぞれ、空気圧式のスリーブ固定および解放装置を含んでいる、請求項1に記載の印刷ユニット。
- 前記版胴が見当合わせ装置を含んでいる、請求項1に記載の印刷ユニット。
- 前記版胴および前記ゴム胴の各々の両端部を支持するための第1のフレーム壁および第2のフレーム壁をさらに有し、前記第2のフレーム壁は、前記版胴および前記ゴム胴の各々に割当てられたドア組立体を含んでいる、請求項1に記載の印刷ユニット。
- 前記ドア組立体は、前記第2のフレーム壁上で実質的に鉛直方向に延びている軸を中心として回転可能である、請求項5に記載の印刷ユニット。
- 前記ゴム胴は上側および下側のゴム胴を含み、
前記版胴は上側および下側の版胴を含み、
前記印刷ユニットは、前記上側版胴、前記上側ゴム胴、前記下側ゴム胴、および前記下側版胴の各々の両端部を支持するための第1のフレーム壁および第2のフレーム壁をさらに含んでおり、前記第2のフレーム壁は、前記上側版胴、前記上側ゴム胴、前記下側ゴム胴、および前記下側版胴の各々に割当てられたドア組立体を有し、前記上側版胴、前記下側ゴム胴、および前記下側版胴に割当てられた前記ドア組立体は、水平方向に延びるピボット軸を中心として回転可能である、請求項1に記載の印刷ユニット。 - 前記各ドア組立体はリンク機構およびクランプ機構を含んでおり、前記版胴および前記ゴム胴の各々は軸受ハウジングを有しており、前記各リンク機構は前記クランプ機構を動かして、それぞれの軸受ハウジングをクランプしおよび解放する、請求項6に記載の印刷ユニット。
- ギヤ側フレームと、
版胴は第1の端および第2の端を有し、前記第1の端は第1の位置決め機構によってギア側フレームに回転可能に支持され、前記第1の位置決め機構は上側の前記版胴の半径方向の位置を調整し、上側の前記版胴の前記第1の端は第1のフレキシブルカップリングに取り付けられている、前記版胴と前記第1の位置決め機構と前記第1のフレキシブルカップリングと、
第1の端および第2の端を有し、前記第1の端が前記ギア側フレームに回転可能に取り付けられているゴム胴と、
前記ゴム胴と前記第1のフレキシブルカップリングとに連結され、前記ゴム胴および前記版胴を駆動する駆動組立体とを有する印刷ユニット。 - 前記駆動組立体は、さらに、前記版胴を回転させるための第1の駆動組立体と前記ゴム胴を回転させるための第2の駆動組立体とを有する、請求項9に記載の印刷ユニット。
- 前記版胴および前記ゴム胴の各々の第2の端は印刷中は支持されていない、請求項9に記載の印刷ユニット。
- 前記ゴム胴上に軸方向に着脱可能な筒状のゴムブランケットをさらに有する、請求項9に記載の印刷ユニット。
- 前記版胴上に軸方向に着脱可能な筒状の版を有する、請求項9に記載の印刷ユニット。
- 前記筒状の版には継目がない、請求項13に記載の印刷ユニット。
- 複数の版胴サドルをさらに有し、複数の前記版胴サドルの各々は前記版胴に確実に取付けられるように同じ内径を有し、前記印刷ユニットに異なる胴周長を設けるために相異なる外径を有している、請求項9に記載の印刷ユニット。
- 前記第1および第2の位置決め機構は、それぞれ前記版胴および前記ゴム胴をそれぞれの前記版胴サドルを収容するために半径方向に動かし、前記第1および第2のフレキシブルカップリングは、印刷の間、前記ギヤ組立体との係合を維持する、請求項15に記載の印刷ユニット。
- 前記複数の版胴サドルのうちの少なくとも一つは、平板状の版を収容するために、軸方向に延びたギャップを含んでいる、請求項15に記載の印刷ユニット。
- 前記複数の版胴サドルのうちの少なくとも一つは、筒状の版を収容するために、連続した外周面を有している、請求項15に記載の印刷ユニット。
- 前記印刷ユニットの内部に取付けられた画像書込みユニットと、前記版胴上に取付けられた印刷部材とをさらに含み、前記印刷部材は、前記印刷ユニットの内部で前記画像書込みユニットによって画像が書込まれ、連続した外表面を有し、前記版胴に対して軸方向に着脱可能である、請求項9に記載の印刷ユニット。
- 前記版胴および前記ゴム胴の各々の第2の端を支持するための作業側フレームをさらに含んでいる、請求項9に記載の印刷ユニット。
- ギヤ側フレームと、
上側の版胴が第1の端と第2の端とを有し、前記第1の端が前記ギヤ側フレームに、前記版胴の半径方向の位置を調整する第1の位置決め機構によって回転可能に支持されている、前記版胴および前記第1の位置決め機構と、
ゴム胴は第1の端と第2の端とを有し、前記第1の端が前記ギア側フレームに、前記ゴム胴の半径方向の位置を調整する第2の位置決め機構によって回転可能に支持されている、前記ゴム胴および前記第2の位置決め機構と、
第1のギヤが設けられ前記版胴上に取り付けられている筒状の版胴サドルとを有する印刷ユニット。 - 前記ゴム胴上に取り外し可能に取り付けられ、印刷の間に前記第1のギヤが係合する第2のギヤと、
前記第1のギヤと前記第2のギヤの一方に連結され、前記ゴム胴と前記版胴を回転させる駆動装置とを有する請求項21に記載の印刷ユニット。 - 第2のギヤが設けられ、前記ゴム胴上に取り付けられた筒状のゴム胴サドルと、
前記ゴム胴サドル上に取付けられ、印刷の間に前記第1のギヤが係合する前記第2のギヤと、
前記第1のギヤと前記第2のギヤの一方に連結され、前記ゴム胴と前記版胴を回転させる駆動装置とをさらに有する請求項21に記載の印刷ユニット。 - 前記版胴および前記ゴム胴の各々の第2の端は印刷中は支持されていない、請求項21に記載の印刷ユニット。
- ギヤ側フレームと、
上側の版胴が第1の端と第2の端とを有し、前記第1の端が前記ギヤ側フレームに、前記版胴の半径方向の位置を調整する第1の位置決め機構によって回転可能に支持されている、前記版胴および前記第1の位置決め機構と、
ゴム胴は第1の端と第2の端とを有し、前記第1の端が前記ギア側フレームに、前記ゴム胴の半径方向の位置を調整する第2の位置決め機構によって回転可能に支持されている、前記ゴム胴および前記第2の位置決め機構と、
前記版胴上に取り外し可能に取り付けられた第1のギヤと、
前記版胴上に取り付けられた筒状の版胴サドルとを有する印刷ユニット。 - 前記ゴム胴上に取り外し可能に取り付けられ、印刷の間に前記第1のギヤが係合する第2のギヤと、
前記第1のギヤと前記第2のギヤの一方に連結され、前記ゴム胴と前記版胴を回転させる駆動装置とを有する請求項25に記載の印刷ユニット。 - 第2のギヤが設けられ、前記ゴム胴上に取り付けられた筒状のゴム胴サドルであって、前記第1のギヤは印刷の間に前記第2のギヤに係合する、筒状のゴム胴サドルと、
前記第1のギヤと前記第2のギヤの一方に連結され、前記ゴム胴と前記版胴を回転させる駆動装置とをさらに有する請求項25に記載の印刷ユニット。 - 前記版胴および前記ゴム胴の各々の第2の端は印刷中は支持されていない、請求項25に記載の印刷ユニット。
- ギヤ側フレームと、
版胴が第1の端および第2の端を有し、前記第1の端は、前記版胴の半径方向の位置を調整する第1の位置決め機構によって前記ギヤ側フレームに回転可能に支持され、前記版胴の前記第1の端が第1のフレキシブルカップリングに取り付けられている、前記版胴と前記第1の位置決め機構と前記第1のフレキシブルカップリングと、
ゴム胴が第1の端および第2の端を有し、前記第1の端は、前記ゴム胴の半径方向の位置を調整する第2の位置決め機構によって前記ギヤ側フレームに回転可能に取付けられ、前記ゴム胴の前記第1の端が第2のフレキシブルカップリングに取り付けられている、前記ゴム胴と前記第2の位置決め機構と前記第2のフレキシブルカップリングと、
前記版胴と前記ゴム胴とに、そして前記第1および第2のフレキシブルカップリングに連結され、前記ゴム胴と前記版胴とを駆動するギヤ組立体とを有する印刷ユニット。 - ギヤ側フレームと、
版胴が第1の端と第2の端とを有し、前記第1の端が前記ギヤ側フレームに、前記版胴の半径方向の位置を調整する第1の位置決め機構によって回転可能に支持されている、前記版胴および前記第1の位置決め機構と、
第1の端と第2の端とを有し、前記第1の端が前記ギヤ側フレームに回転可能に取り付けられているゴム胴と、
前記版胴上に取り付けられた第1の筒状の版胴サドルと、
前記版胴上に取り外し可能に取り付けられた第1のギヤと、
前記ゴム胴上に取付けられ、印刷の間は前記第1のギヤが係合する第2のギヤと、
前記第1および第2のギヤのうちの少なくとも一つと連結され、前記ゴム胴と前記版胴とを回転させる駆動装置とを有する印刷ユニット。 - 前記ゴム胴上に取り外し可能に取り付けられたゴム胴サドルをさらに有する請求項30に記載の印刷ユニット。
- ギヤ側フレームと、
第1の端と第2の端とを有し、前記第1の端が前記ギヤ側フレームに回転可能に支持され、前記第2の端が印刷の間は支持されていない版胴と、
第1の端と第2の端とを有し、前記第1の端が前記ギヤ側フレームに回転可能に取り付けられ、前記第2の端が印刷の間は支持されていないゴム胴と、
前記ゴム胴と前記版胴とを回転させる駆動装置とを有する印刷ユニット。
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