JPH091833A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH091833A
JPH091833A JP15144595A JP15144595A JPH091833A JP H091833 A JPH091833 A JP H091833A JP 15144595 A JP15144595 A JP 15144595A JP 15144595 A JP15144595 A JP 15144595A JP H091833 A JPH091833 A JP H091833A
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JP
Japan
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ink
piezoelectric
piezoelectric members
voltage
chamber
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JP15144595A
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English (en)
Inventor
Hideo Yasutomi
英雄 保富
Kenji Masaki
賢治 正木
Nan Touno
楠 東野
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明のインクジェット記録装置は、それぞ
れ対向配置された基板21と、ノズル孔26aを有する
ノズルプレート26とを備え、これらの間にインク室2
7が形成されている。インク室27の基板21上には、
1つのインク室あたり2つ以上の圧電部材30,31が
互いに向かい合うようにして配置されている。電圧印加
手段であるコントローラにより画像信号に応じて、上記
圧電部材30,31にそれらの固有振動数以上の周波数
をもつ高周波パルス電圧をそれぞれ同期して印加し、イ
ンク室27に充填されたインクをミスト化してノズル孔
26aより噴射する。 【効果】 各圧電部材により発生した高周波振動エネル
ギを、それらに挟まれた領域のほぼ中央部に集中させる
ことができ、インクを効率よくミスト化して噴射するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号に応じてイン
クミストを噴射し、記録媒体に記録するインクジェット
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、圧電材等の高周波振動発生手
段を用いてインクをミスト化し、画像信号に応じてイン
クミストをノズルより選択的に噴射し、紙等の記録媒体
に画像を形成する技術に関して、種々の提案がなされて
いる。その一例として、特開平5−57891号公報に
開示されるインクジェットヘッドは、平板状の圧電性基
板の表裏面に電極を形成し、これらの電極に共振周波数
と等しい周期で変動する電圧を印加することによって上
記圧電性基板を局部的に高周波振動させ、これと同時
に、圧電性基板に対向配置したノズルプレートも高周波
振動させ、これらの振動の干渉によってインク室に充填
されたインクをミスト化してノズルより噴射するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のインクジェットヘッドでは、インクを高周波で励
振させるための発振源である圧電材の形状が平面状であ
り、インクミストを効率よく発生させることが困難であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のインク
ジェット記録装置は上記問題点を解決すべくなされたも
ので、基板とノズルを有するノズルプレートとの間に形
成されたインク室と、上記インク室の基板上に互いに向
い合うように配置された2つ以上の圧電部材と、上記各
圧電部材に画像信号に応じて圧電部材の固有振動数以上
の周波数をもつ高周波パルス電圧をそれぞれ同期して印
加する電圧印加手段とを備え、上記電圧印加手段により
上記圧電部材に電圧印加して高周波振動させ、インク室
に充填されたインクをミスト化してノズルより噴射する
ようにしたものである。
【0005】上記インクジェット記録装置では、上記ノ
ズルを上記圧電部材に挟まれるか、または、囲まれた領
域のほぼ中央部に対応するノズルプレートの位置に形成
するのが好ましい。
【0006】
【作用】上記インクジェット記録装置によれば、上記電
圧印加手段によって各圧電部材にその固有振動数以上の
周波数をもつ高周波パルス電圧をそれぞれ同期して印加
すると、上記各圧電部材が高速に変形、復元を繰り返し
て高周波振動する。上記各圧電部材は、インク室の基板
上に互いに向かい合って配置されているため、圧電部材
の振動によって発生した高周波振動エネルギが、インク
室に充填されたインク中を伝播して各圧電部材に挟まれ
るか、または、囲まれた領域のほぼ中央部に集中したの
ち、ノズルに表面張力によって保持されているインクメ
ニスカスに伝わり、その表面を激しく振動させてインク
をミスト化して飛翔させる。また、高周波振動する圧電
部材の表面近傍ではキャビテーションが発生しており、
このキャビテーションによる衝撃波の干渉によってもイ
ンクのミスト化が促進される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照して説明する。図1は、本発明にかかるインクジェッ
ト記録装置1の全体構成を概略的に示したものである。
このインクジェット記録装置1は大別して、コネクタ2
aを備えた電源部2と、駆動系3と、メカコントローラ
4と、メモリ5と、コントローラ6と、インク供給部7
と、スキャンキャリッジ8と、給紙部9と、ケース10
と、操作パネル11とから構成されている。上記スキャ
ンキャリッジ8は通紙方向(矢印a方向)に直交する方
向(図1において紙面の表裏方向)にスキャン可能にな
っており、その内部にはブラック、シアン、マゼンタお
よびイエロの各色用に4つのインクジェットヘッド12
が通紙方向に沿い、かつインク噴射ノズルを下方に向け
て配置されている。
【0008】上記インクジェットヘッド12は、図2に
示すように、底板20を有している。底板20の上部に
は、例えばアルミナなどの剛性の高い非圧電材料からな
る基板21と、この基板21の両側にスペーサ22,2
3とが固定されている。上記基板21およびスペーサ2
2,23の上部には、側壁24,25が所定の間隔をお
いてそれぞれ固定されている。また、これら側壁24,
25の上部に、ノズル孔26aを有するノズルプレート
26が固定されており、それぞれ対向配置された上記基
板21とノズルプレート26との間であって上記側壁2
4,25に挟まれた空間領域にインク室27が形成され
ている。このインク室27にインクを供給するために、
上記側壁25の下部にインク供給路28が形成されてい
る。
【0009】上記インク室27の基板21上には、所定
間隔をおいて互いに向かい合うようにして、1つのイン
ク室27あたり2つの圧電部材30,31が音叉状に配
置されている。これらの圧電部材30,31は、例えば
PZTからなる直方体でそれぞれ形成されている。ま
た、上記ノズルプレート26のノズル孔26aは、上記
圧電部材30,31に挟まれた領域の中央部32に対応
する位置に、インク室27の内側で広く、その外側で狭
くなるように形成される。
【0010】上記圧電部材30,31は、図3に示すよ
うに、絶縁性接着層33,34を介して基板21にそれ
ぞれ固定されている。また、圧電部材30,31の両側
面には、メッキ法によるAu/Ni膜、または、スパッ
タリングによるAu/(Ni,Cr)膜であってその厚
さが0.1〜10μm程度の電極層が形成されている。
圧電部材30,31の対向面にそれぞれ形成された第1
電極35,36は、配列された複数のインク室27に連
続して基板21上面に形成された導電性接着剤層37に
接続され、第1電極35,36とは反対側面に形成され
た第2電極38,39は、基板21上面に各インク室2
7ごとに形成された導電性接着剤層40,41にそれぞ
れ接続されている。さらに、図3中矢印で示すように、
圧電部材30,31は共に基板21とは反対方向に向か
って分極処理されている。
【0011】インク室27にインクを充填した際に、イ
ンクと直接接触することとなる上記圧電部材30,31
および基板21の表面には、例えば、ポリイミド樹脂を
スピンコート法で塗布し、180℃で1時間焼き付ける
などしてオーバコート膜42を形成する。これは、イン
クが圧電部材30,31に浸透することによって低抵抗
化し、これにより実効電圧がかからなくなり、振動効率
が低下するのを防止するためである。
【0012】後述するように、インクをミスト化する
際、上記圧電部材30,31にパルス電圧を印加して高
周波振動させるが、このミスト化を安定して行うため
に、図4に示すように、圧電部材30,31のそれぞれ
の幅wをその高さh以下に設定するのが好ましい。ま
た、図5に示すように、圧電部材30,31の間の基板
21上に溝部29を形成し、圧電部材の上面から上記溝
部29の底面までの深さdが圧電部材30,31の高さ
h以上になるようにして、各圧電部材に挟まれた領域の
容量を大きくとれば、より安定したインクのミスト化が
達成される。
【0013】なお、本実施例では、基板21上に2つの
圧電部材30,31を接着固定して音叉状の発振源を形
成したが、図4または図5に示す形状を圧電材料で一体
的に形成してもよい。そのようにすれば、圧電部材3
0,31の接着や上記溝部29の加工などの工程が省略
でき、製造が容易になる。
【0014】図6は、図2のインクジェットヘッド12
におけるIV−IV断面を示したものである。上記インク室
27は、複数の隔壁44で仕切られることによって複数
形成されるとともに、各インク室27に対応して上記ノ
ズル孔26aも複数形成されており、その形成ピッチは
42.3〜254μm(画素密度:600〜100dp
i)程度である。
【0015】上記インクジェットヘッド12の側面に
は、図7に示すように、インクマニホールド45が取り
付けてある。その内部には、各インク室27に形成され
たインク供給路28のすべてに連通する共通インク室が
形成され、矢印b方向からインクが供給されるようにな
っている。
【0016】上記インクジェットヘッド12は、ヘッド
基体47上に固定されている。このヘッド基体47上に
あって上記各ノズル孔26aの配列方向一端側には、ア
ースに接続された引き出し配線48が1箇所だけ形成さ
れており、この引き出し配線48と各インク室27に連
続して形成された上記基板21上の導電性接着剤層37
とをワイヤボンディング49等の方法で接続することに
より、すべてのインク室27に配置された圧電部材3
0,31の第1電極35,36がアースされる。一方、
上記ヘッド基体47上にあって上記ノズル孔26aの配
列方向と直交する方向の両端側には、引き出し配線5
0,51が各インク室27にそれぞれ対応して形成され
ている。これらの引き出し配線50,51は、図示しな
いドライバーICを介して電圧印加手段であるコントロ
ーラ6(図1参照)に接続されるとともに、ヘッド内部
においては上記圧電部材30,31の第2電極38,3
9に導通する導電性接着剤層40,41にそれぞれ接続
されている。これにより、各圧電部材30,31には、
コントローラ6によって画像信号に応じて電圧が印加さ
れるようになっている。
【0017】続いて、上記構成からなるインクジェット
ヘッド12のインクミスト噴射動作について説明する。
インクは、インク供給部7(図1参照)からインクマニ
ホールド45およびインク供給路28を介して各インク
室27に充填される。インク室27に配置された圧電部
材30,31に、コントローラ6により図8(a)に示
すような正極性のパルス電圧が印加される。このパルス
電圧は、記録紙上に1つの画素ドットを形成するための
1つの画像信号を表しており、圧電部材30,31の固
有振動数よりも高い周波数fをもつ複数の元パルス52
が集合して構成される。上記元パルス52は図8(e)
に示す矩形状をなし、その周波数fは20kHz(キロ
ヘルツ)〜200MHz(メガヘルツ)の範囲内である
ことが好ましい。また、上記範囲のうち40kHz〜1
00MHzの範囲では、温度依存、長期使用、休止後最
初のミスト噴射等の種々の変動要因による影響を小さく
して、インクのミスト化をより安定して行うことができ
るので、特に好ましい。
【0018】図8(a)に示すパルス電圧が印加される
と、上記圧電部材30,31の内部には、図9に示すよ
うに、第2電極38,39から第1電極35,36に向
かう方向、すなわち、分極方向と直交する方向に電界が
それぞれ形成される。これにより、圧電部材30,31
は、いわゆるすべり振動モード(シェアモード)に基づ
く変形を高速で繰り返して高周波振動する。
【0019】具体的には、上記パルス電圧を構成する元
パルス52のオン時には、図9中破線で示すように、音
叉状に配置された圧電部材30,31の上部が互いに接
近する方向に瞬時に変形し、元パルス52のオフ時には
その弾性に基づき復元する。この変形が1つの画像信号
に含まれる元パルス52の数に応じて高速で繰り返され
て高周波振動するものである。この振動により圧電部材
30,31に挟まれた領域にあるインクを振動させる高
周波振動エネルギが発生する。各圧電部材30,31が
互いに向かい合って配置され、かつそれぞれが同期して
振動するために、上記高周波振動エネルギはそれらに挟
まれた領域のほぼ中央部32に集中する。集中した高周
波振動エネルギは、図10に示すように、インク中を伝
播してノズル孔26aに表面張力によって保持されたイ
ンクメニスカスに伝わり、その表面53を激しく振動さ
せ、インクをミスト化して噴射させる。また、高周波振
動する圧電部材30,31の表面近傍ではキャビテーシ
ョンが発生しており、このキャビテーションによる衝撃
波の干渉によってもインクのミスト化が促進される。
【0020】ノズルプレート26に対してほぼ垂直方向
に噴射されたインクミストは、図示しない記録紙上に付
着する。一方、ミスト噴射でインク量が僅かに減少した
インク室27には、インク供給路28を介して毛管現象
によりインクが補充される。このようなインクミスト噴
射動作が画像信号に応じて各インク室27ごとに独立し
て行われるとともにスキャンキャリッジ8のスキャン移
動によりノズル数のライン分の画像が描かれ、これが記
録紙の通紙方向への移動に同期して繰り返されること
で、記録紙上に画像が形成される。
【0021】このように本実施例によれば、発振源であ
る2つの圧電部材30,31を音叉状に互いに向かい合
うようにして配置し、かつそれぞれを同期して振動させ
ているので、高周波振動エネルギを各圧電部材30,3
1に挟まれた領域のほぼ中央部32に集中させることが
でき、小さなエネルギで効率よくインクをミスト化する
ことができる。また、ノズル孔26aを上記中央部32
に対応するノズルプレート26の位置に形成しているの
で、集中した高周波振動エネルギをロスすることなくイ
ンクのミスト化に用いることができ、さらに効率のよい
ミスト噴射が可能になる。さらに、ミスト噴射の高効率
化により装置の低電圧駆動が可能になり低電力化を図れ
る。その結果、圧電部材30,31の発熱を低く抑える
ことができるとともに、キャビテーションをできるだけ
抑えることでインクへのダメージを小さくでき、これに
よりインクの組成分離やインク成分が圧電部材表面に付
着するのを少なくできる。よって、圧電部材30,31
の振動やインクのミスト化を安定した状態で維持するこ
とができる。加えて、発振源である2つの圧電部材3
0,31をインク室27ごとに独立して設けているの
で、隣接するインク室間で振動が影響し合ってクロスト
ークが発生することもなく、インク室27ごとに安定し
たミスト噴射が行える。
【0022】ところで、上記実施例では図8(a)に示
すパルス電圧を圧電部材30,31に印加するようにし
たが、パルス電圧を構成する元パルス52の数、電圧
値、周波数などを調節することでインクミストの発生量
や粒径を変化させることができ、これにより中間調再現
が可能になる。例えば、図8(b)に示すパルス電圧を
印加すれば、図8(a)に示すパルス電圧と比べると含
まれる元パルス52の数が多く、圧電部材30,31の
振動回数も増えるので、インクミスト量が多くなり、記
録紙上に付着するインク濃度が濃くなる。また、図8
(c)に示すパルス電圧によれば、中間にある元パルス
54のボトムラインの電圧を上げておくことで低電圧駆
動が可能になり、ドライバーコストを低減できる。さら
に、図8(d)に示すように、その極性が交番的に変化
するパルス電圧(交流電圧も可)によれば、圧電部材3
0,31の振幅幅が大きくなり、より大きな振動エネル
ギを得ることができる。
【0023】上記各パルス電圧を構成する元パルスの形
状としては、図8(e)に示すもの以外に、図8(f)
に示す立ち下げ部55に傾斜をもたせたものを用いても
よい。この形状の元パルスによれば、圧電部材30,3
1の復元動作がやや遅くなり、ノズル孔26aにおいて
インクメニスカス表面53が過度に引き込まれてインク
室27に気泡が吸引されるのを防止する効果がある。ま
た、図8(g)に示すように、オフ時の電圧ラインを常
に上げた元パルスを用いれば、低電圧駆動によるドライ
バーコストの低減を図れる。なお、図8(e),(f)
に示す元パルスに対して、図8(h),(i)に示すよ
うな逆極性のものを用いてもよい。これらの元パルスに
よれば、圧電部材30,31は、電圧オン時にその上部
が互いに離れる方向にすべり変形し、電圧オフ時に弾性
復元する動作を繰り返して振動することになる。ここ
で、図8(i)に示すパルス形状の立ち下げ部56を傾
斜させてある理由は、図8(f)の場合と同様である。
【0024】次に、上記実施例の変形例について図11
〜14を参照して説明する。上記実施例では、圧電部材
30,31について電極が形成されていない面を基板2
1に接着固定したが、図11に示すように、圧電部材3
0,31の第2電極38,39の形成面を導電性接着剤
層57を介して基板21に接着固定し、上記接着剤層5
7にパルス電圧を印加しても、圧電部材30,31につ
いて上記実施と同様の振動が得られる。
【0025】一方、図12に示す変形例は、圧電部材3
0,31の基板21に対する接着方向及び電圧印加によ
る電界形成方向は図11に示す変形例と同様であるが、
図12中矢印で示すように、圧電部材30,31につい
て第2電極38,39から第1電極35,36へ向かう
方向にそれぞれ分極処理が施されている。この場合、各
圧電部材30,31はいわゆる厚み方向振動モードに基
づき変形し、電圧印加によって幅方向に収縮変形すると
ともに、厚み方向に膨張変形する。このような変形が高
速で繰り返されることでも高周波振動エネルギが発生
し、インクをミスト化して噴射することができる。
【0026】また、上記実施例では、1つのインク室2
7あたり2つの圧電部材30,31を配置したが、これ
に限るものではなく、例えば図13または図14に示す
ように、1つのインク室27あたり3つまたは4つの圧
電部材60〜62,63〜66を基板21上に互いに向
かい合うようにして配置してもよく、これによっても上
記実施例と同様の効果を奏することができる。この場合
にも、上記各圧電部材によって囲まれた三角状または矩
形状の領域のほぼ中央部に対応してノズル孔26aを形
成する。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインクジェット記録装置によれば、インク室の基板上
に発振源である2つ以上の圧電部材を互いに向かい合っ
て配置し、かつ、それぞれを同期して振動させることに
より、高周波振動エネルギを各圧電部材に挟まれるか、
または、囲まれた領域のほぼ中央部に集中させることが
でき、インクを効率よくミスト化して噴射することがで
きる。この場合、上記中央部に対応するノズルプレート
上の位置にノズルを形成すれば、集中した高周波振動エ
ネルギをロスすることなくインクのミスト化に用いるこ
とができ、さらに効率のよいインクミスト噴射が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インクジェット記録装置の概略構成図であ
る。
【図2】 インクジェットヘッドの断面図である。
【図3】 図2に示すインクジェットヘッド断面の部分
拡大図である。
【図4】 圧電部材に関する好ましい寸法条件を説明す
るための図である。
【図5】 図4と同様に、圧電部材に関する好ましい寸
法条件を説明するための図である。
【図6】 図2の示すインクジェットヘッドのIV−IV断
面図である。
【図7】 ヘッド基体上に固定したインクジェットヘッ
ドの部分斜視図である。
【図8】 圧電部材に印加するパルス電圧と、そのパル
ス電圧を構成する元パルスの形状を例示する図である。
【図9】 電圧印加による圧電部材の変形状態を説明す
るための図である。
【図10】 ノズル孔よりインクミストが噴射されてい
る状態を示すインクジェットヘッドの断面図である。
【図11】 基板に対する圧電部材の接着方向について
の変形例を示す図である。
【図12】 図11の変形例に対して圧電部材の分極方
向が異なった別の変形例を示す図である。
【図13】 1つのインク室あたり3つ圧電部材を配置
した変形例を示す図である。
【図14】 1つのインク室あたり4つの圧電部材を配
置した変形例を示す図である。
【符号の説明】
1…インクジェット記録装置、6…コントローラ(電圧
印加手段)、21…基板、26…ノズルプレート、26
a…ノズル孔(ノズル)、27…インク室、30,31
…圧電部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板とノズルを有するノズルプレートと
    の間に形成されたインク室と、 上記インク室の基板上に互いに向い合うように配置され
    た2つ以上の圧電部材と、 上記各圧電部材に画像信号に応じて圧電部材の固有振動
    数以上の周波数をもつ高周波パルス電圧をそれぞれ同期
    して印加する電圧印加手段とを備え、 上記電圧印加手段により上記圧電部材に電圧印加して高
    周波振動させ、インク室に充填されたインクをミスト化
    してノズルより噴射するようにしたインクジェット記録
    装置。
  2. 【請求項2】 上記ノズルが上記圧電部材に挟まれる
    か、または、囲まれた領域のほぼ中央部に対応するノズ
    ルプレートの位置に形成されている請求項1に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
JP15144595A 1995-06-19 1995-06-19 インクジェット記録装置 Pending JPH091833A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529348A (ja) * 2004-03-15 2007-10-25 フジフィルム ディマティックス,インコーポレイテッド 高周波液滴放出装置および方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529348A (ja) * 2004-03-15 2007-10-25 フジフィルム ディマティックス,インコーポレイテッド 高周波液滴放出装置および方法

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