JPH09184043A - 高温強度に優れ溶接性の良好な低合金耐熱鋼 - Google Patents
高温強度に優れ溶接性の良好な低合金耐熱鋼Info
- Publication number
- JPH09184043A JPH09184043A JP35243795A JP35243795A JPH09184043A JP H09184043 A JPH09184043 A JP H09184043A JP 35243795 A JP35243795 A JP 35243795A JP 35243795 A JP35243795 A JP 35243795A JP H09184043 A JPH09184043 A JP H09184043A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high temperature
- steel
- temperature strength
- low alloy
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、化学反応容器、産業用の非耐熱部
材、さらには各種の高温機器の部品等に有用な、高温強
度が優れ溶接性が良好な低合金耐熱鋼を合金元素の多量
添加によらずに提供することにある。 【解決手段】 重量%にて、C:0.05〜0.25%、
Si:0.1〜1.0%、Mn:0.2〜2.0%、Cu:
0.01〜0.5%、Ni:0.01〜1.5%、Cr:
0.01〜0.7%、Mo:0.01〜0.7%、V:0.
001〜0.07%、N:0.002〜0.01%を含
み、Al:0.001〜0.025%、Nb:0.001
〜0.05%、Ti:0.001〜0.025%、の一種
または二種以上を含み、残Feおよび不可避的不純物か
らなり、N*=N−(0.4Al+0.15Nb+0.3T
i)で定義されるN*が0.0005〜0.005%であ
ることを特徴とする、高温強度に優れ溶接性の良好な低
合金耐熱鋼。
材、さらには各種の高温機器の部品等に有用な、高温強
度が優れ溶接性が良好な低合金耐熱鋼を合金元素の多量
添加によらずに提供することにある。 【解決手段】 重量%にて、C:0.05〜0.25%、
Si:0.1〜1.0%、Mn:0.2〜2.0%、Cu:
0.01〜0.5%、Ni:0.01〜1.5%、Cr:
0.01〜0.7%、Mo:0.01〜0.7%、V:0.
001〜0.07%、N:0.002〜0.01%を含
み、Al:0.001〜0.025%、Nb:0.001
〜0.05%、Ti:0.001〜0.025%、の一種
または二種以上を含み、残Feおよび不可避的不純物か
らなり、N*=N−(0.4Al+0.15Nb+0.3T
i)で定義されるN*が0.0005〜0.005%であ
ることを特徴とする、高温強度に優れ溶接性の良好な低
合金耐熱鋼。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油精製や化学工
業等に用いられる各種の化学反応容器のような耐圧部
材、転炉鉄皮や亜鉛釜のような産業用の非耐圧部材、さ
らには各種の高温機器の部品等に有用な、高温強度に優
れ溶接性の良好な低合金耐熱鋼に関するものである。
業等に用いられる各種の化学反応容器のような耐圧部
材、転炉鉄皮や亜鉛釜のような産業用の非耐圧部材、さ
らには各種の高温機器の部品等に有用な、高温強度に優
れ溶接性の良好な低合金耐熱鋼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学反応容器、産業用の非耐圧部材、さ
らには各種の高温機器の部品等においては、反応や作業
の効率向上の観点から機器や装置が大型化している。こ
のため、これらに用いられる低合金耐熱鋼の板厚が増し
てきている。このような板厚の増大に対処するため、例
えば特開平6−256893号公報、特開昭61−52
354号公報、特開昭57−140855号公報、特公
昭56−31868号公報等で開示されているように、
Ni,Cr,Mo,V等の合金元素の添加量がますます
増大する傾向にある。
らには各種の高温機器の部品等においては、反応や作業
の効率向上の観点から機器や装置が大型化している。こ
のため、これらに用いられる低合金耐熱鋼の板厚が増し
てきている。このような板厚の増大に対処するため、例
えば特開平6−256893号公報、特開昭61−52
354号公報、特開昭57−140855号公報、特公
昭56−31868号公報等で開示されているように、
Ni,Cr,Mo,V等の合金元素の添加量がますます
増大する傾向にある。
【0003】しかしながら、このような合金元素の多量
添加は高温強度を顕著に改善する効果を有するものの、
鋼材価格を上昇するのみならず、鋼材の溶接性を損なう
結果となっている。
添加は高温強度を顕著に改善する効果を有するものの、
鋼材価格を上昇するのみならず、鋼材の溶接性を損なう
結果となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、化学反応容
器、産業用の非耐圧部材、さらには各種の高温機器の部
品等に有用な、高温強度が優れ溶接性が良好な低合金耐
熱鋼を合金元素の多量添加によらずに提供することにあ
る。
器、産業用の非耐圧部材、さらには各種の高温機器の部
品等に有用な、高温強度が優れ溶接性が良好な低合金耐
熱鋼を合金元素の多量添加によらずに提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、低合金耐
熱鋼の高温強度への各種元素の影響について、種々の検
討を行い、N添加量とAl,Ti,Nb添加量を適切に
制御することにより優れた高温強度を得、溶接性の良好
な低合金耐熱鋼を得ることができることを見出した。
熱鋼の高温強度への各種元素の影響について、種々の検
討を行い、N添加量とAl,Ti,Nb添加量を適切に
制御することにより優れた高温強度を得、溶接性の良好
な低合金耐熱鋼を得ることができることを見出した。
【0006】本発明はこの知見に基づきなされたもので
あり、(1)重量%にて、 C :0.05〜0.25% Si:0.1〜1.0% Mn:0.2〜2.0% Cu:0.01〜0.5% Ni:0.01〜1.5% Cr:0.01〜0.7% Mo:0.01〜0.7% V :0.001〜0.07% N :0.002〜0.01% を含み、 Al:0.001〜0.025% Nb:0.001〜0.05% Ti:0.001〜0.025% の一種または二種以上を含み、残Feおよび不可避的不
純物からなり、 N*=N−(0.4Al+0.15Nb+0.3Ti) で定義されるN*が0.0005〜0.005%であるこ
とを特徴とする、高温強度に優れ溶接性の良好な低合金
耐熱鋼。
あり、(1)重量%にて、 C :0.05〜0.25% Si:0.1〜1.0% Mn:0.2〜2.0% Cu:0.01〜0.5% Ni:0.01〜1.5% Cr:0.01〜0.7% Mo:0.01〜0.7% V :0.001〜0.07% N :0.002〜0.01% を含み、 Al:0.001〜0.025% Nb:0.001〜0.05% Ti:0.001〜0.025% の一種または二種以上を含み、残Feおよび不可避的不
純物からなり、 N*=N−(0.4Al+0.15Nb+0.3Ti) で定義されるN*が0.0005〜0.005%であるこ
とを特徴とする、高温強度に優れ溶接性の良好な低合金
耐熱鋼。
【0007】以下、本発明についてさらに詳細に説明す
る。
る。
【0008】0.15%C−0.25%Si−0.75%
Mn−0.1Cu−0.05Ni−0.1%Cr−0.25
%Mo−0.01Vの化学成分を有する鋼において、A
l:0.001〜0.025%、Nb:0.001〜0.0
5%、Ti:0.001〜0.025%およびN:0.0
005〜0.01%の範囲でAl,Nb,TiおよびN
量を変化させ、25mm厚に熱間圧延の後、930℃で
1時間の保持から焼きならしを施した。これらの鋼板か
ら引張試験片を加工し、JISZ2241あるいはJI
SZ0567に準拠して、常温および400℃での引張
試験を実施した。
Mn−0.1Cu−0.05Ni−0.1%Cr−0.25
%Mo−0.01Vの化学成分を有する鋼において、A
l:0.001〜0.025%、Nb:0.001〜0.0
5%、Ti:0.001〜0.025%およびN:0.0
005〜0.01%の範囲でAl,Nb,TiおよびN
量を変化させ、25mm厚に熱間圧延の後、930℃で
1時間の保持から焼きならしを施した。これらの鋼板か
ら引張試験片を加工し、JISZ2241あるいはJI
SZ0567に準拠して、常温および400℃での引張
試験を実施した。
【0009】図1は、常温での引張強さTS(RT)と
400℃での引張強さTS(400)の比RとN*の関
係を示す図である。ここで、 R=TS(400)/TS(RT) N*=N−(0.4Al+0.15Nb+0.3Ti) である。
400℃での引張強さTS(400)の比RとN*の関
係を示す図である。ここで、 R=TS(400)/TS(RT) N*=N−(0.4Al+0.15Nb+0.3Ti) である。
【0010】図1が示すように、N*が0.0005%よ
り小さい場合、Rはほぼ0.7未満と小さい。N*が0.
0005%以上でRが増加し、N*が0.0005%を超
えるとRが1以上となる。N*の増加によりRは更に増
加するが、N*が0.005%を超えるとRの上昇が飽和
し、N*をこれを超えて増加させてもRの向上は認めら
れなくなる。このように、N*が0.0005%以上、
0.005%以下の範囲で、常温強度に対して高温引張
強さが顕著に改善される。
り小さい場合、Rはほぼ0.7未満と小さい。N*が0.
0005%以上でRが増加し、N*が0.0005%を超
えるとRが1以上となる。N*の増加によりRは更に増
加するが、N*が0.005%を超えるとRの上昇が飽和
し、N*をこれを超えて増加させてもRの向上は認めら
れなくなる。このように、N*が0.0005%以上、
0.005%以下の範囲で、常温強度に対して高温引張
強さが顕著に改善される。
【0011】この理由については、以下のように考えら
れる。一般に炭窒化物の析出は、これを構成する金属元
素の添加量が原子%で炭素あるいは窒素の量を超えると
粗大化しやすい。このため、N*がAl,Nb,Tiに
対して過小であると、高温引張試験中などに析出し鋼材
の高温強度を上昇すると期待されるNb,Tiの窒化物
が粗大化し、その強化効果が失われる。N*が0.000
5%〜0.005%の範囲では、N*が増加するほど窒化
物の粗大化抑制が効果的になるが、N*が0.005%で
その効果が飽和し、これ以上のN* の増加はRを向上し
ない。
れる。一般に炭窒化物の析出は、これを構成する金属元
素の添加量が原子%で炭素あるいは窒素の量を超えると
粗大化しやすい。このため、N*がAl,Nb,Tiに
対して過小であると、高温引張試験中などに析出し鋼材
の高温強度を上昇すると期待されるNb,Tiの窒化物
が粗大化し、その強化効果が失われる。N*が0.000
5%〜0.005%の範囲では、N*が増加するほど窒化
物の粗大化抑制が効果的になるが、N*が0.005%で
その効果が飽和し、これ以上のN* の増加はRを向上し
ない。
【0012】一般に、鋼材の溶接性は Ceq=C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 で算出される炭素当量(Ceq)で整理され、この値が
大きいほど溶接性が低下する。これに対し、Al,N
b,TiによるN*の制御はCeqに影響しない。すな
わち、本発明鋼は溶接性を損なわずに高温強度を改善す
ることが可能であり、高温強度が優れ溶接性が良好な鋼
材を提供するこができるものである。
大きいほど溶接性が低下する。これに対し、Al,N
b,TiによるN*の制御はCeqに影響しない。すな
わち、本発明鋼は溶接性を損なわずに高温強度を改善す
ることが可能であり、高温強度が優れ溶接性が良好な鋼
材を提供するこができるものである。
【0013】以下にその他の成分元素の限定理由につい
て述べる。
て述べる。
【0014】Cは鋼材の強度を高めるのに有効な元素で
あり、本発明の鋼材の場合、0.05%以上の添加が好
ましい。しかし、添加量が多過ぎると、溶接性を害する
ので添加量の上限を0.25%とする。
あり、本発明の鋼材の場合、0.05%以上の添加が好
ましい。しかし、添加量が多過ぎると、溶接性を害する
ので添加量の上限を0.25%とする。
【0015】Siは、脱酸のため0.1%以上添加する
が、添加量が多いと溶接性および靱性が低下するため上
限を1.0%とする。
が、添加量が多いと溶接性および靱性が低下するため上
限を1.0%とする。
【0016】Mnは鋼材の強度を増すため0.2%以上
を添加するが、2.0%を超えるとフェライトとパーラ
イト(あるいはベイナイト)の縞状組織が強くなり靱性
の異方性が増すため、0.2〜2.0%とする。
を添加するが、2.0%を超えるとフェライトとパーラ
イト(あるいはベイナイト)の縞状組織が強くなり靱性
の異方性が増すため、0.2〜2.0%とする。
【0017】Cuは鋼材の靱性を害すること無く強度を
上昇する効果を有する元素である。このため、0.01
%以上を添加する。しかし、多量に添加すると熱間加工
性を損なうため、添加量の上限を0.5%とする。
上昇する効果を有する元素である。このため、0.01
%以上を添加する。しかし、多量に添加すると熱間加工
性を損なうため、添加量の上限を0.5%とする。
【0018】Niは鋼材の靱性を向上させる元素であ
り、0.01%以上を添加する。しかし、1.5%超では
この効果が飽和する傾向を有し、添加の上限を1.5%
とする。
り、0.01%以上を添加する。しかし、1.5%超では
この効果が飽和する傾向を有し、添加の上限を1.5%
とする。
【0019】Crは強度を増加させる効果を有する。こ
のため、0.01%以上を添加する。しかし、0.7%超
の添加では溶接性および靱性が低下するため、上限を
0.7%とする。
のため、0.01%以上を添加する。しかし、0.7%超
の添加では溶接性および靱性が低下するため、上限を
0.7%とする。
【0020】MoはCrと同様、添加により強度、特に
高温強度が上昇する元素であり、0.01%以上添加す
る。しかし、0.7%超の添加はコストが高くなるため
上限を0.7%とする。
高温強度が上昇する元素であり、0.01%以上添加す
る。しかし、0.7%超の添加はコストが高くなるため
上限を0.7%とする。
【0021】VもCrやMoと同様に鋼材の強度を向上
させる効果を有する。このため、0.001%以上添加
する。しかし、0.07%を超えると却って靱性を害す
るので上限を0.07%とする。
させる効果を有する。このため、0.001%以上添加
する。しかし、0.07%を超えると却って靱性を害す
るので上限を0.07%とする。
【0022】Nは鋼中で窒化物となり、組織の微細化お
よび鋼の強化に有効であり、0.002%以上添加す
る。しかし、添加量が0.01%を超えると溶接性が低
下するため、添加量を0.002%〜0.01%とする。
よび鋼の強化に有効であり、0.002%以上添加す
る。しかし、添加量が0.01%を超えると溶接性が低
下するため、添加量を0.002%〜0.01%とする。
【0023】Alは脱酸および組織の微細化に有用な元
素であり、また、NbやTiの添加による強度向上に関
係する。このため、0.001%以上を添加する。しか
し、0.025%超の添加では効果が飽和し、却って靱
性を害する危険性が増すため、添加量を0.001%〜
0.025%とする。
素であり、また、NbやTiの添加による強度向上に関
係する。このため、0.001%以上を添加する。しか
し、0.025%超の添加では効果が飽和し、却って靱
性を害する危険性が増すため、添加量を0.001%〜
0.025%とする。
【0024】Nbは炭窒化物を形成し、鋼材の強度を向
上させる。このため、0.001%以上を必要に応じて
添加するが、0.05%超では効果が飽和するため、添
加量を0.05%以下に抑制する。
上させる。このため、0.001%以上を必要に応じて
添加するが、0.05%超では効果が飽和するため、添
加量を0.05%以下に抑制する。
【0025】Tiも炭窒化物を形成し、鋼材の強度を向
上させる。このため、0.001%以上を必要に応じて
添加するが、Nbと同様に0.025%超では効果が飽
和するため、添加量を0.025%以下に抑制する。
上させる。このため、0.001%以上を必要に応じて
添加するが、Nbと同様に0.025%超では効果が飽
和するため、添加量を0.025%以下に抑制する。
【0026】なお、Ca,REM,YさらにはMgのよ
うな、介在物の形態を抑制する機能を有する元素の添加
によっても本発明の効果は維持され、目的に応じて添加
しても差障りがない。
うな、介在物の形態を抑制する機能を有する元素の添加
によっても本発明の効果は維持され、目的に応じて添加
しても差障りがない。
【0027】次に、素材の製造条件について述べる。
【0028】前記のような化学成分を有する鋼は、転炉
や電気炉で溶製した後、必要に応じて取鍋精錬や真空脱
ガス処理を施して得られ、連続鋳造によりスラブとす
る。鋳造は通常鋳型あるいは一方向凝固鋳型で造塊して
もよく、この場合分塊でスラブとされる。連続鋳造スラ
ブでも必要に応じて分塊を行ってもよい。分塊での均熱
はいかなるものであっても構わない。即ち、鋼塊を冷却
した後均熱してもよく、熱塊で均熱炉に装入しても良
い。均熱温度は1000−1320℃とすることが望ま
しい。
や電気炉で溶製した後、必要に応じて取鍋精錬や真空脱
ガス処理を施して得られ、連続鋳造によりスラブとす
る。鋳造は通常鋳型あるいは一方向凝固鋳型で造塊して
もよく、この場合分塊でスラブとされる。連続鋳造スラ
ブでも必要に応じて分塊を行ってもよい。分塊での均熱
はいかなるものであっても構わない。即ち、鋼塊を冷却
した後均熱してもよく、熱塊で均熱炉に装入しても良
い。均熱温度は1000−1320℃とすることが望ま
しい。
【0029】圧延における圧下量等の形状変形量は、如
何なるものであってもよく、本発明鋼の効果は損なわれ
ない。圧延後、Ac3温度以上に加熱し、放冷により冷
却を行う。本発明の効果は圧延後の空冷ままの組織でも
認められ、焼ならしを省略することもできる。鋼材の形
態は厚鋼板、鋼帯(熱間圧延又は冷間圧延)、鋼管等の
何れでも構わない。
何なるものであってもよく、本発明鋼の効果は損なわれ
ない。圧延後、Ac3温度以上に加熱し、放冷により冷
却を行う。本発明の効果は圧延後の空冷ままの組織でも
認められ、焼ならしを省略することもできる。鋼材の形
態は厚鋼板、鋼帯(熱間圧延又は冷間圧延)、鋼管等の
何れでも構わない。
【0030】
(実施例)表1に示す化学成分を有する鋼を用い、表2
中に示す板厚に熱間圧延した。圧延まま或は表2中温度
で焼ならした。
中に示す板厚に熱間圧延した。圧延まま或は表2中温度
で焼ならした。
【0031】これらの鋼材から切り出した平行部の直径
および長さが6mmおよび30mmの丸棒引張試験片を
用い、JISZ2241あるいはJISZ0567に準
拠し、常温引張強さおよび表2中の温度での高温引張試
験を実施し、引張強さを求めた。
および長さが6mmおよび30mmの丸棒引張試験片を
用い、JISZ2241あるいはJISZ0567に準
拠し、常温引張強さおよび表2中の温度での高温引張試
験を実施し、引張強さを求めた。
【0032】表2中に、これらの値およびR値(常温引
張強さ/高温引張強さ)を示している。鋼材1A〜8A
のAシリーズの鋼材では、化学成分が本発明の範囲内に
あり、R値が1.0以上であり、高温強度が優れてい
る。
張強さ/高温引張強さ)を示している。鋼材1A〜8A
のAシリーズの鋼材では、化学成分が本発明の範囲内に
あり、R値が1.0以上であり、高温強度が優れてい
る。
【0033】これに対して、1B〜8BのBシリーズの
鋼材では、N*が本発明外であり、R値が0.7より小さ
く、高温強度が劣っている。
鋼材では、N*が本発明外であり、R値が0.7より小さ
く、高温強度が劣っている。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【発明の効果】本発明による鋼材は、炭素当量(Ce
q)を増加せずに、高温強度を向上でき、溶接性が良好
で高温強度が優れている。このため、石油精製や化学工
業等に用いられる各種の化学反応容器のような耐圧部
材、転炉鉄皮や亜鉛釜のような産業用の非耐圧部材、さ
らには各種の高温機器の部品等に好適であり、工業的価
値が大きい。
q)を増加せずに、高温強度を向上でき、溶接性が良好
で高温強度が優れている。このため、石油精製や化学工
業等に用いられる各種の化学反応容器のような耐圧部
材、転炉鉄皮や亜鉛釜のような産業用の非耐圧部材、さ
らには各種の高温機器の部品等に好適であり、工業的価
値が大きい。
【図1】N*=N−(0.4Al+0.15Nb+0.3T
i)と、常温での引張強さTS(RT)と400℃での
引張強さTS(400)の比R=RS(400)/TS
(RT)との関係を示す図である。
i)と、常温での引張強さTS(RT)と400℃での
引張強さTS(400)の比R=RS(400)/TS
(RT)との関係を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 重量%にて、 C :0.05〜0.25% Si:0.1〜1.0% Mn:0.2〜2.0% Cu:0.01〜0.5% Ni:0.01〜1.5% Cr:0.01〜0.7% Mo:0.01〜0.7% V :0.001〜0.07% N :0.002〜0.01% を含み、 Al:0.001〜0.025% Nb:0.001〜0.05% Ti:0.001〜0.025% の一種または二種以上を含み、残Feおよび不可避的不
純物からなり、 N*=N−(0.4Al+0.15Nb+0.3Ti) で定義されるN*が0.0005〜0.005%であるこ
とを特徴とする、高温強度に優れ溶接性の良好な低合金
耐熱鋼
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35243795A JPH09184043A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 高温強度に優れ溶接性の良好な低合金耐熱鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35243795A JPH09184043A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 高温強度に優れ溶接性の良好な低合金耐熱鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09184043A true JPH09184043A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18424077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35243795A Withdrawn JPH09184043A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 高温強度に優れ溶接性の良好な低合金耐熱鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09184043A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0829231A2 (en) | 1996-08-29 | 1998-03-18 | Hamamatsu Photonics K.K. | Three-dimensional shape measuring apparatus |
| WO2000070107A1 (de) * | 1999-05-17 | 2000-11-23 | Jinpo Plus, A.S. | Stähle für warmfeste und/oder hochfeste umformteile |
| JP2008121068A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Jfe Steel Kk | 転炉鉄皮用鋼材 |
| CN105695860A (zh) * | 2016-03-29 | 2016-06-22 | 安徽天澄钢构有限公司 | 一种结构钢及其生产工艺 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP35243795A patent/JPH09184043A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0829231A2 (en) | 1996-08-29 | 1998-03-18 | Hamamatsu Photonics K.K. | Three-dimensional shape measuring apparatus |
| WO2000070107A1 (de) * | 1999-05-17 | 2000-11-23 | Jinpo Plus, A.S. | Stähle für warmfeste und/oder hochfeste umformteile |
| JP2008121068A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Jfe Steel Kk | 転炉鉄皮用鋼材 |
| CN105695860A (zh) * | 2016-03-29 | 2016-06-22 | 安徽天澄钢构有限公司 | 一种结构钢及其生产工艺 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWI399443B (zh) | Heat-resistant fat iron-based stainless steel | |
| US8153055B2 (en) | Ferritic stainless steel with excellent heat resistance | |
| KR101878245B1 (ko) | 내산화성이 우수한 페라이트계 스테인리스강 | |
| KR101673217B1 (ko) | 페라이트계 스테인리스강 | |
| CN101965415B (zh) | 耐热性和韧性优良的铁素体系不锈钢 | |
| CN103874779B (zh) | 铁素体系不锈钢 | |
| KR101581886B1 (ko) | 내열성과 가공성이 우수한 페라이트계 스테인리스강 | |
| KR20140117686A (ko) | 내열성과 가공성이 우수한 페라이트계 스테인리스 강판 | |
| WO2003106722A1 (ja) | 耐熱性フェライト系ステンレス鋼およびその製造方法 | |
| KR102748718B1 (ko) | 페라이트계 스테인리스 강판 및 그 제조 방법 그리고 페라이트계 스테인리스 부재 | |
| JP4185425B2 (ja) | 成形性と高温強度・耐高温酸化性・低温靱性とを同時改善したフェライト系鋼板 | |
| US20210032731A1 (en) | Ferritic stainless steel | |
| JP4457492B2 (ja) | 加工性と溶接性に優れたステンレス鋼 | |
| JP3591486B2 (ja) | 高Crフェライト系耐熱鋼 | |
| JPH09184043A (ja) | 高温強度に優れ溶接性の良好な低合金耐熱鋼 | |
| JP2002212685A (ja) | 軟質なCr含有鋼 | |
| JP4940844B2 (ja) | 高温強度および靱性に優れたCr含有鋼管の製造方法、およびCr含有鋼管 | |
| JPH07233449A (ja) | フェライト系ステンレス鋼板とその製造方法 | |
| JPH1046290A (ja) | 熱間加工性および耐クリープ特性に優れたボイラー用鋼およびボイラー用継目無鋼管 | |
| JP2002180207A (ja) | 軟質なCr含有鋼 | |
| JPH0772327B2 (ja) | 張り出し性及び溶接部加工性に優れたフエライト系ステンレス鋼 | |
| JPH09104951A (ja) | 優れたクリープ強度を有する高Crフェライト鋼板 | |
| JPH10140280A (ja) | 高温強度に優れた低Crフェライト鋼 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |