JPH09184391A - トンネル掘進機の薬液注入装置 - Google Patents
トンネル掘進機の薬液注入装置Info
- Publication number
- JPH09184391A JPH09184391A JP35292395A JP35292395A JPH09184391A JP H09184391 A JPH09184391 A JP H09184391A JP 35292395 A JP35292395 A JP 35292395A JP 35292395 A JP35292395 A JP 35292395A JP H09184391 A JPH09184391 A JP H09184391A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chemical injection
- chemical
- cutter head
- rod
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 後方に薬注ドリル8bを設置した薬注バルブ
8aをカッタヘッド4に設置することにより、地山の土
質を確実に、かつ効率よく改良してトンネル施工の安全
性および作業性の向上を図るためのトンネル掘進機の薬
液注入装置8を提供する。 【解決手段】 トンネル掘進機本体1の前部に回転自在
に装着したカッタヘッド4と、掘削する地山の土質を改
良するための薬注装置8とを有するトンネル掘進機にお
いて、前記薬注装置8はカッタヘッド4に設置された薬
注バルブ8aと、この薬注バルブ8aの後方から薬注バ
ルブ8a内を通過して地山に貫入すると共に、地山に土
質改良剤等の薬液を注入する薬注ロッド8bと、この薬
注ロッド8b先端に設置された先端部カッタ8cと、前
記薬注バルブ8aの後方に設置されると共に、前記先端
部カッタ8cを回転および伸縮駆動させる薬注ドリル8
dとからなるトンネル掘進機の薬液注入装置。
8aをカッタヘッド4に設置することにより、地山の土
質を確実に、かつ効率よく改良してトンネル施工の安全
性および作業性の向上を図るためのトンネル掘進機の薬
液注入装置8を提供する。 【解決手段】 トンネル掘進機本体1の前部に回転自在
に装着したカッタヘッド4と、掘削する地山の土質を改
良するための薬注装置8とを有するトンネル掘進機にお
いて、前記薬注装置8はカッタヘッド4に設置された薬
注バルブ8aと、この薬注バルブ8aの後方から薬注バ
ルブ8a内を通過して地山に貫入すると共に、地山に土
質改良剤等の薬液を注入する薬注ロッド8bと、この薬
注ロッド8b先端に設置された先端部カッタ8cと、前
記薬注バルブ8aの後方に設置されると共に、前記先端
部カッタ8cを回転および伸縮駆動させる薬注ドリル8
dとからなるトンネル掘進機の薬液注入装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトンネル掘進機の薬
液注入装置に関し、特に、後方に薬注ドリルを設置した
薬注バルブをカッタヘッドに設置することにより、地山
の土質を確実に、かつ効率よく任意の位置の土質を改良
するためのトンネル掘進機の薬液注入装置に関する。
液注入装置に関し、特に、後方に薬注ドリルを設置した
薬注バルブをカッタヘッドに設置することにより、地山
の土質を確実に、かつ効率よく任意の位置の土質を改良
するためのトンネル掘進機の薬液注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係るトンネル掘進機の薬液注入
装置に関する第1の従来技術として、図6および図7に
示すシールド掘進機について説明する。シールド掘進機
本体51の前端にはカッタ駆動モータ52により回転駆
動されるカッタヘッド53が、ベアリング54により回
転自在に支持されている。このようにカッタヘッド53
が回転しながらシールド掘進機本体51がシールドジャ
ッキ55により、セグメント56から推進反力をとって
推進すると地山中にトンネルが掘削される。トンネルを
掘削することによりカッタヘッド53とバルクヘッド5
7間に形成されたチャンバ58に取り込まれた掘削土砂
は、バルクヘッド57に取り付けられた薬注バルブ59
からカッタヘッド前方の地山に注入された土質改良材あ
るいは止水材等により、所定の硬さ、あるいは止水土質
に改良される。また、シールド掘進機本体51の前端の
スキンプレート64に設置された薬注バルブ65から
は、ボイドや地山中に土質改良材あるいは止水材等の薬
注が行われている。
装置に関する第1の従来技術として、図6および図7に
示すシールド掘進機について説明する。シールド掘進機
本体51の前端にはカッタ駆動モータ52により回転駆
動されるカッタヘッド53が、ベアリング54により回
転自在に支持されている。このようにカッタヘッド53
が回転しながらシールド掘進機本体51がシールドジャ
ッキ55により、セグメント56から推進反力をとって
推進すると地山中にトンネルが掘削される。トンネルを
掘削することによりカッタヘッド53とバルクヘッド5
7間に形成されたチャンバ58に取り込まれた掘削土砂
は、バルクヘッド57に取り付けられた薬注バルブ59
からカッタヘッド前方の地山に注入された土質改良材あ
るいは止水材等により、所定の硬さ、あるいは止水土質
に改良される。また、シールド掘進機本体51の前端の
スキンプレート64に設置された薬注バルブ65から
は、ボイドや地山中に土質改良材あるいは止水材等の薬
注が行われている。
【0003】本発明に係るトンネル掘進機の薬液注入装
置に関する第2の従来技術として、図8に示す地上から
土質改良材を注入する方法がある。予め把握している障
害物、あるいはトンネル掘進機に設置されたレーダによ
り発見された障害物の位置に相当する地上の位置に図8
に示す薬注装置70を運搬し、地上から障害物の位置近
傍に土質改良材を注入している。
置に関する第2の従来技術として、図8に示す地上から
土質改良材を注入する方法がある。予め把握している障
害物、あるいはトンネル掘進機に設置されたレーダによ
り発見された障害物の位置に相当する地上の位置に図8
に示す薬注装置70を運搬し、地上から障害物の位置近
傍に土質改良材を注入している。
【0004】先ず薬注装置70の構成について説明す
る。薬注ドリル72は、本体71の上部に設置されると
共に、注入管ロッド73を回転する回転用モータ74
と、注入管ロッド73を伸縮する推進用モータ75とに
より構成される。薬注ドリル72の下方には注入管ロッ
ド73が装着され、この注入管ロッド73を挿通してい
るボールバルブ76が本体71内に固定されており、注
入管ロッド73先端には先端部カッタ77が設置されて
いる。注入管ロッド73は、端部にロッド連結部73a
を有するロッド部73bと、このロッド部73bの外部
を覆い、かつ端部にスペーサ管連結部73cを有するス
ペーサ管73dとで形成される長さLの単位注入管ロッ
ド73eを、前記各ロッド連結部73aおよびスペーサ
管連結部73cにて連結することにより、その長さを調
整することができる。
る。薬注ドリル72は、本体71の上部に設置されると
共に、注入管ロッド73を回転する回転用モータ74
と、注入管ロッド73を伸縮する推進用モータ75とに
より構成される。薬注ドリル72の下方には注入管ロッ
ド73が装着され、この注入管ロッド73を挿通してい
るボールバルブ76が本体71内に固定されており、注
入管ロッド73先端には先端部カッタ77が設置されて
いる。注入管ロッド73は、端部にロッド連結部73a
を有するロッド部73bと、このロッド部73bの外部
を覆い、かつ端部にスペーサ管連結部73cを有するス
ペーサ管73dとで形成される長さLの単位注入管ロッ
ド73eを、前記各ロッド連結部73aおよびスペーサ
管連結部73cにて連結することにより、その長さを調
整することができる。
【0005】次に薬注装置70の作用について説明す
る。トンネル掘進機が障害物に遭遇すると、その位置に
相当する地上の位置に薬注装置70を運搬し、回転用モ
ータ74により注入管ロッド73を回転すると共に、推
進用モータ75により注入管ロッド73に推力を与える
と、注入管ロッド73先端に設置された先端部カッタ7
7により地面78が掘削される。先端部カッタ77によ
り長さLだけ地面78を掘削すると、推進用モータ75
により注入管ロッド73を長さLだけ収縮させ、そのス
ペースに単位注入管ロッド73eを連結した後長さLだ
け地面78を掘削する。このようにして先端部カッタ7
7が障害物近傍、軟弱地盤であるため計画線通りの掘進
施工ができなく防護施工をしなくてはならないとき、あ
るいはカッタ類の交換地点等に到達すると、図示しない
薬液注入管から注入管ロッド73を介して土質改良材を
注入して、地山を改良した後障害物の除去作業、防護施
工作業、カッタ類の交換作業等を行っていた。薬注施工
しないときには注入管ロッド73をボールバルブ76内
から引き込めて、ボールバルブ76を閉めることにより
注入管ロッド73を保護している。
る。トンネル掘進機が障害物に遭遇すると、その位置に
相当する地上の位置に薬注装置70を運搬し、回転用モ
ータ74により注入管ロッド73を回転すると共に、推
進用モータ75により注入管ロッド73に推力を与える
と、注入管ロッド73先端に設置された先端部カッタ7
7により地面78が掘削される。先端部カッタ77によ
り長さLだけ地面78を掘削すると、推進用モータ75
により注入管ロッド73を長さLだけ収縮させ、そのス
ペースに単位注入管ロッド73eを連結した後長さLだ
け地面78を掘削する。このようにして先端部カッタ7
7が障害物近傍、軟弱地盤であるため計画線通りの掘進
施工ができなく防護施工をしなくてはならないとき、あ
るいはカッタ類の交換地点等に到達すると、図示しない
薬液注入管から注入管ロッド73を介して土質改良材を
注入して、地山を改良した後障害物の除去作業、防護施
工作業、カッタ類の交換作業等を行っていた。薬注施工
しないときには注入管ロッド73をボールバルブ76内
から引き込めて、ボールバルブ76を閉めることにより
注入管ロッド73を保護している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の従来の
技術においては次のような問題がある。 (1)バルクヘッド57部側からの注入ではカッタヘッ
ド53のセンタ部にはカッタヘッド中央連結部材、スポ
ーク、面板等の障害物があり、任意位置への注入が困難
であった。 (2)スキンプレート64外周部に設置された薬注バル
ブ65から、ボイドや地山中に土質改良材を薬注してシ
ールド掘削外径周辺の防護工を行うが、シールドジャッ
キやその他の搭載機器により、取付位置が限定され、ま
た薬注ドリルの設置位置が限定され、完全な周辺防護工
の施工が困難であった。また、第2の従来の技術におい
ては次のような問題がある。 (3)障害物の位置に相当する正確な地上の位置が分か
りにくいため薬注範囲を広くする必要があり、土質改良
材を多く必要とし、不経済となるだけでなく、薬注工数
が増大する。 (4)地上に建造物が密集している位置では薬注装置7
0を運搬することができない。 (5)カーブのトンネル線形においては地上より地盤改
良が行えない状況が生じる場合がある。
技術においては次のような問題がある。 (1)バルクヘッド57部側からの注入ではカッタヘッ
ド53のセンタ部にはカッタヘッド中央連結部材、スポ
ーク、面板等の障害物があり、任意位置への注入が困難
であった。 (2)スキンプレート64外周部に設置された薬注バル
ブ65から、ボイドや地山中に土質改良材を薬注してシ
ールド掘削外径周辺の防護工を行うが、シールドジャッ
キやその他の搭載機器により、取付位置が限定され、ま
た薬注ドリルの設置位置が限定され、完全な周辺防護工
の施工が困難であった。また、第2の従来の技術におい
ては次のような問題がある。 (3)障害物の位置に相当する正確な地上の位置が分か
りにくいため薬注範囲を広くする必要があり、土質改良
材を多く必要とし、不経済となるだけでなく、薬注工数
が増大する。 (4)地上に建造物が密集している位置では薬注装置7
0を運搬することができない。 (5)カーブのトンネル線形においては地上より地盤改
良が行えない状況が生じる場合がある。
【0007】本発明は前記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その後方に薬注ドリルを設置した
薬注バルブをカッタヘッドに設置することにより、地山
の土質を確実に、かつ効率よく改良してトンネル施工の
安全性および作業性の向上を図るためのトンネル掘進機
の薬液注入装置を提供する。
めになされたもので、その後方に薬注ドリルを設置した
薬注バルブをカッタヘッドに設置することにより、地山
の土質を確実に、かつ効率よく改良してトンネル施工の
安全性および作業性の向上を図るためのトンネル掘進機
の薬液注入装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段、および作用効果】上記目
的を達成するため、第1の発明に係るトンネル掘進機の
薬液注入装置は、トンネル掘進機本体の前部に回転自在
に装着したカッタヘッドと、地山の土質を改良するため
の薬注装置とを有するトンネル掘進機において、前記薬
注装置はカッタヘッドに設置された薬注バルブと、この
薬注バルブの後方から薬注バルブ内を通過して地山に貫
入すると共に、地山に土質改良材等の薬液を注入する薬
注ロッドと、この薬注ロッド先端に設置された先端部カ
ッタと、前記薬注バルブの後方に設置されると共に、前
記先端部カッタを回転および伸縮駆動させる薬注ドリル
とからなる。
的を達成するため、第1の発明に係るトンネル掘進機の
薬液注入装置は、トンネル掘進機本体の前部に回転自在
に装着したカッタヘッドと、地山の土質を改良するため
の薬注装置とを有するトンネル掘進機において、前記薬
注装置はカッタヘッドに設置された薬注バルブと、この
薬注バルブの後方から薬注バルブ内を通過して地山に貫
入すると共に、地山に土質改良材等の薬液を注入する薬
注ロッドと、この薬注ロッド先端に設置された先端部カ
ッタと、前記薬注バルブの後方に設置されると共に、前
記先端部カッタを回転および伸縮駆動させる薬注ドリル
とからなる。
【0009】第1の発明に係るトンネル掘進機の薬液注
入装置では、掘削する地山の土質を改良する場合には、
トンネル掘進機の掘進を停止した後、薬注ドリルにより
薬注ロッドを介して先端部カッタを回転および伸長駆動
して、カッタヘッドに設置した薬注バルブを開き、その
薬注バルブ内に薬注ロッドと先端部カッタとを通過させ
て地山に貫入させた後、地山に土質改良材等の薬液を注
入して地山の土質を改良する。掘削する地山の土質改良
が終了した場合には、薬注ドリルにより薬注ロッドを介
して先端部カッタを収縮駆動して、カッタヘッドに設置
された薬注バルブ内から先端部カッタが引っ込んだ後
に、薬注バルブを閉じてカッタヘッド内を地山からシー
ルしてトンネル掘進機を掘進させる。
入装置では、掘削する地山の土質を改良する場合には、
トンネル掘進機の掘進を停止した後、薬注ドリルにより
薬注ロッドを介して先端部カッタを回転および伸長駆動
して、カッタヘッドに設置した薬注バルブを開き、その
薬注バルブ内に薬注ロッドと先端部カッタとを通過させ
て地山に貫入させた後、地山に土質改良材等の薬液を注
入して地山の土質を改良する。掘削する地山の土質改良
が終了した場合には、薬注ドリルにより薬注ロッドを介
して先端部カッタを収縮駆動して、カッタヘッドに設置
された薬注バルブ内から先端部カッタが引っ込んだ後
に、薬注バルブを閉じてカッタヘッド内を地山からシー
ルしてトンネル掘進機を掘進させる。
【0010】従って次のような効果が得られる。 (1)カッタヘッド前面の近傍から前方へ向けて薬注ロ
ッドを貫入することができるので、カッタヘッドスポー
ク、センタシャフト、カッタヘッド面板等により薬注位
置を限定されることなく、広い範囲にわたって切羽全断
面を地盤改良することができる。 (2)切羽に近い位置から薬注ロッドを貫入するので、
薬注したい任意の位置に確実に土質改良材を注入するこ
とができる。また土質改良材の消費も少なくすることが
でき経済的である。 (3)カッタヘッド近傍の地山を改良することが可能で
あり、不測のトラブル(例えばカッタヘッドの閉塞、チ
ャンバ内の閉鎖等)に対して迅速に対処できる。
ッドを貫入することができるので、カッタヘッドスポー
ク、センタシャフト、カッタヘッド面板等により薬注位
置を限定されることなく、広い範囲にわたって切羽全断
面を地盤改良することができる。 (2)切羽に近い位置から薬注ロッドを貫入するので、
薬注したい任意の位置に確実に土質改良材を注入するこ
とができる。また土質改良材の消費も少なくすることが
でき経済的である。 (3)カッタヘッド近傍の地山を改良することが可能で
あり、不測のトラブル(例えばカッタヘッドの閉塞、チ
ャンバ内の閉鎖等)に対して迅速に対処できる。
【0011】第2の発明に係るトンネル掘進機の薬液注
入装置は、第1の発明において、前記薬注バルブは、カ
ッタヘッド中央部分に設置される。
入装置は、第1の発明において、前記薬注バルブは、カ
ッタヘッド中央部分に設置される。
【0012】第2の発明に係るトンネル掘進機の薬液注
入装置では、カッタヘッド中央部分に薬注バルブが設置
するため、カッタヘッドスポーク、センタシャフト、カ
ッタヘッド面板等により、薬注位置を限定されることが
なく、トンネル掘進方向とほヾ平行に薬注ロッドを貫入
することができ、任意の位置を地盤改良することができ
る。
入装置では、カッタヘッド中央部分に薬注バルブが設置
するため、カッタヘッドスポーク、センタシャフト、カ
ッタヘッド面板等により、薬注位置を限定されることが
なく、トンネル掘進方向とほヾ平行に薬注ロッドを貫入
することができ、任意の位置を地盤改良することができ
る。
【0013】第3の発明に係るトンネル掘進機の薬液注
入装置は、第1の発明において、前記薬注バルブは、自
在継手を介してカッタヘッドに装着される。
入装置は、第1の発明において、前記薬注バルブは、自
在継手を介してカッタヘッドに装着される。
【0014】第3の発明に係るトンネル掘進機の薬液注
入装置では、薬注バルブと薬注ロッドを自在継手を介し
てカッタヘッドに設けるので、自在継手により薬注ロッ
ドの貫入方向を変えて薬注できるので、広い範囲を薬注
できると共に薬注バルブの設置数を少なくすることがで
きる。
入装置では、薬注バルブと薬注ロッドを自在継手を介し
てカッタヘッドに設けるので、自在継手により薬注ロッ
ドの貫入方向を変えて薬注できるので、広い範囲を薬注
できると共に薬注バルブの設置数を少なくすることがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るトンネル掘進
機の薬液注入装置に関する各実施例を図1〜図5により
詳述する。図1は、本発明に係るトンネル掘進機の薬液
注入装置に関する一実施例を示す縦断面図、図2は、図
1の前面図、図3は、図1のA−A断面図、図4は、図
1に示す薬液注入装置を示す図、図5は、図4のP部詳
細図である。
機の薬液注入装置に関する各実施例を図1〜図5により
詳述する。図1は、本発明に係るトンネル掘進機の薬液
注入装置に関する一実施例を示す縦断面図、図2は、図
1の前面図、図3は、図1のA−A断面図、図4は、図
1に示す薬液注入装置を示す図、図5は、図4のP部詳
細図である。
【0016】図1〜図3を参照して本発明に係るトンネ
ル掘進機の薬液注入装置について説明する。トンネル掘
進機本体1の前部には、径方向に伸びる複数のスポーク
2と、このスポーク2の前部に固定された、カッタ取付
用のカッタヘッド面板3からなるカッタヘッド4が回転
自在に装着されている。このカッタヘッド4はトンネル
掘進機本体1に設置されたカッタヘッド駆動モータ5に
より回転駆動される。前記カッタヘッド4を構成する複
数のスポーク2の内、1つの直径部に位置するスポーク
2は、他のスポーク2より前後方向に厚く形成されてお
り、カッタヘッド面板3と、このカッタヘッド面板3の
後方に固定されたスポーク2により密閉状に設置される
作業空間6を形成している。そして作業空間6は移動用
階段7によりカッタヘッド4の径方向に人間が通過可能
であり、所定箇所に設置された足場13に乗ることによ
りカッタヘッド4の径方向に設置された複数の薬液注入
装置(以後、薬注装置という)8を任意に操作できる。
なお、スポーク2の前部にはカッタビット9が固定する
と共に、これらカッタビット9間には先行ビット10が
固定されている。
ル掘進機の薬液注入装置について説明する。トンネル掘
進機本体1の前部には、径方向に伸びる複数のスポーク
2と、このスポーク2の前部に固定された、カッタ取付
用のカッタヘッド面板3からなるカッタヘッド4が回転
自在に装着されている。このカッタヘッド4はトンネル
掘進機本体1に設置されたカッタヘッド駆動モータ5に
より回転駆動される。前記カッタヘッド4を構成する複
数のスポーク2の内、1つの直径部に位置するスポーク
2は、他のスポーク2より前後方向に厚く形成されてお
り、カッタヘッド面板3と、このカッタヘッド面板3の
後方に固定されたスポーク2により密閉状に設置される
作業空間6を形成している。そして作業空間6は移動用
階段7によりカッタヘッド4の径方向に人間が通過可能
であり、所定箇所に設置された足場13に乗ることによ
りカッタヘッド4の径方向に設置された複数の薬液注入
装置(以後、薬注装置という)8を任意に操作できる。
なお、スポーク2の前部にはカッタビット9が固定する
と共に、これらカッタビット9間には先行ビット10が
固定されている。
【0017】トンネル掘進機本体1に固定されたバルク
ヘッド11の中心部には、センタシャフト12が固定さ
れており、このセンタシャフト12前端部12aにはカ
ッタヘッド嵌合部4aが嵌合して嵌合部12bを形成
し、その摺動部はシール14により密封されている。セ
ンタシャフト12内には、チャンバ15内に向かって水
または添加材等を注入する注入バルブ16が設置されて
あり、センタシャフト12後方にはマンロック17が固
定されている。
ヘッド11の中心部には、センタシャフト12が固定さ
れており、このセンタシャフト12前端部12aにはカ
ッタヘッド嵌合部4aが嵌合して嵌合部12bを形成
し、その摺動部はシール14により密封されている。セ
ンタシャフト12内には、チャンバ15内に向かって水
または添加材等を注入する注入バルブ16が設置されて
あり、センタシャフト12後方にはマンロック17が固
定されている。
【0018】カッタヘッド4の中心部には、薬注装置8
を構成する後述する4個の薬注バルブ8aが設置されて
おり、この薬注バルブ8aの後方に位置するセンタシャ
フト12内には、薬注バルブ8aを介して地山に土質改
良材を注入するための、薬注装置8を構成する後述の先
端に先端部カッタ8cを備えた薬注ロッド8bと、この
薬注ロッド8bを回転および伸縮駆動する薬注ドリル8
dとが配置されている。またカッタヘッド4の一つの直
径方向のスポーク2は前後方向に厚く形成されており、
このスポーク2の前面板20には8つの薬注バルブ8a
が設置されており、カッタヘッド面板3の前記各薬注バ
ルブ8aに対応する位置には、薬注ロッド8bが通過可
能な薬注穴18が形成されている。
を構成する後述する4個の薬注バルブ8aが設置されて
おり、この薬注バルブ8aの後方に位置するセンタシャ
フト12内には、薬注バルブ8aを介して地山に土質改
良材を注入するための、薬注装置8を構成する後述の先
端に先端部カッタ8cを備えた薬注ロッド8bと、この
薬注ロッド8bを回転および伸縮駆動する薬注ドリル8
dとが配置されている。またカッタヘッド4の一つの直
径方向のスポーク2は前後方向に厚く形成されており、
このスポーク2の前面板20には8つの薬注バルブ8a
が設置されており、カッタヘッド面板3の前記各薬注バ
ルブ8aに対応する位置には、薬注ロッド8bが通過可
能な薬注穴18が形成されている。
【0019】図4および図5により薬注装置8について
説明する。前記カッタヘッド4の中心部に4個、カッタ
ヘッド4の一つの直径方向に8個設置されている薬注装
置8は共通の構成となっている。薬注装置8は、カッタ
ヘッド4に設置される薬注バルブ8aと、この薬注バル
ブ8aの後方から薬注バルブ8a内を通過して地山に貫
入すると共に、地山に土質改良材を注入する薬注ロッド
8bと、この薬注ロッド8b先端に設置された先端部カ
ッタ8cと、前記薬注バルブ8aの後方に設置されると
共に、前記薬注ロッド8bを介して先端部カッタ8cを
回転および伸縮駆動させる薬注ドリル8dとからなる。
説明する。前記カッタヘッド4の中心部に4個、カッタ
ヘッド4の一つの直径方向に8個設置されている薬注装
置8は共通の構成となっている。薬注装置8は、カッタ
ヘッド4に設置される薬注バルブ8aと、この薬注バル
ブ8aの後方から薬注バルブ8a内を通過して地山に貫
入すると共に、地山に土質改良材を注入する薬注ロッド
8bと、この薬注ロッド8b先端に設置された先端部カ
ッタ8cと、前記薬注バルブ8aの後方に設置されると
共に、前記薬注ロッド8bを介して先端部カッタ8cを
回転および伸縮駆動させる薬注ドリル8dとからなる。
【0020】前記薬注バルブ8aは、カッタヘッド4に
装着される球面ジョイント8a1 と、薬注ロッド8bの
通過時には開放し、薬注ロッド8bが通過しない時には
閉止するボールバルブ8a2 とからなる。また前記薬注
ロッド8bは、先端に先端部カッタ8cを備えたロッド
部8b1と、これを覆うスペーサ管8b2 とからなる先
端部薬注ロッド8b3 と、その後部に連結されると共
に、端部に連結部を有するロッド部8b4 と、このロッ
ド部8b4 を覆うと共に、端部に連結部を有するスペー
サ管8b5 とからなる、Lなる長さの薬注ロッドユニッ
ト8b6 とにより構成される。なおボールバルブ8a2
とスペーサ管8b2 およびスペーサ管8b5 とは止水シ
ール8eによりシールされる。
装着される球面ジョイント8a1 と、薬注ロッド8bの
通過時には開放し、薬注ロッド8bが通過しない時には
閉止するボールバルブ8a2 とからなる。また前記薬注
ロッド8bは、先端に先端部カッタ8cを備えたロッド
部8b1と、これを覆うスペーサ管8b2 とからなる先
端部薬注ロッド8b3 と、その後部に連結されると共
に、端部に連結部を有するロッド部8b4 と、このロッ
ド部8b4 を覆うと共に、端部に連結部を有するスペー
サ管8b5 とからなる、Lなる長さの薬注ロッドユニッ
ト8b6 とにより構成される。なおボールバルブ8a2
とスペーサ管8b2 およびスペーサ管8b5 とは止水シ
ール8eによりシールされる。
【0021】前記構成による作用について説明する。ト
ンネル掘進機本体1の前部に回転自在に装着されている
カッタヘッド4が、カッタ駆動モータ5により回転駆動
されると前方の地山が掘削される。トンネル掘進機に設
置されたレーダ19により前方に基礎杭等の障害物を発
見するとその位置を検出し、その障害物の近傍までトン
ネル掘進機を掘削させて停止する。その後薬注ドリル8
dにより薬注ロッド8bを介して先端部カッタ8cを回
転および伸長駆動して、カッタヘッド4に設置した薬注
バルブ8aを開き、その薬注バルブ8a内に薬注ロッド
8bと先端部カッタ8cとを通過させて地山に貫入させ
た後、地山に土質改良材を注入して掘削する地山の土質
を改良する。掘削する地山の土質改良が終了した場合に
は、薬注ドリル8dにより薬注ロッド8bを介して先端
部カッタ8cを回転および収縮駆動して、カッタヘッド
4に設置された薬注バルブ8a内から先端部カッタ8c
が引っ込んだ後に、薬注バルブ8aを閉じてカッタヘッ
ド4内を地山からシールしてトンネル掘進機を掘進させ
る。
ンネル掘進機本体1の前部に回転自在に装着されている
カッタヘッド4が、カッタ駆動モータ5により回転駆動
されると前方の地山が掘削される。トンネル掘進機に設
置されたレーダ19により前方に基礎杭等の障害物を発
見するとその位置を検出し、その障害物の近傍までトン
ネル掘進機を掘削させて停止する。その後薬注ドリル8
dにより薬注ロッド8bを介して先端部カッタ8cを回
転および伸長駆動して、カッタヘッド4に設置した薬注
バルブ8aを開き、その薬注バルブ8a内に薬注ロッド
8bと先端部カッタ8cとを通過させて地山に貫入させ
た後、地山に土質改良材を注入して掘削する地山の土質
を改良する。掘削する地山の土質改良が終了した場合に
は、薬注ドリル8dにより薬注ロッド8bを介して先端
部カッタ8cを回転および収縮駆動して、カッタヘッド
4に設置された薬注バルブ8a内から先端部カッタ8c
が引っ込んだ後に、薬注バルブ8aを閉じてカッタヘッ
ド4内を地山からシールしてトンネル掘進機を掘進させ
る。
【0022】必要に応じてスポーク2に設置される移動
用階段7により、人間が移動して所定の薬注装置8によ
り前方の地山を選択的に土質改良することもできる。ま
たトンネル掘進機本体1に固定されたセンタシャフト1
2前端部にカッタヘッド嵌合部4aを設けてあるため、
回転しないセンタシャフト12部分が長くなり、マンロ
ック17からカッタヘッド4へ人間が通過し易くなると
共に、薬注ドリル8d等の設置も容易になる。
用階段7により、人間が移動して所定の薬注装置8によ
り前方の地山を選択的に土質改良することもできる。ま
たトンネル掘進機本体1に固定されたセンタシャフト1
2前端部にカッタヘッド嵌合部4aを設けてあるため、
回転しないセンタシャフト12部分が長くなり、マンロ
ック17からカッタヘッド4へ人間が通過し易くなると
共に、薬注ドリル8d等の設置も容易になる。
【0023】このようにシールド外径より大きい外径で
切羽全断面を地盤改良できるので、チャンバ内に人間は
入ることが可能となり、カッタ類の交換あるいはチャン
バ内点検等を容易に行うことができると共に、トンネル
掘進機の前方に障害物が出現する場合に障害物の除去等
が可能となる。また、防護施工作業を安全、かつ能率よ
く実施することができる。
切羽全断面を地盤改良できるので、チャンバ内に人間は
入ることが可能となり、カッタ類の交換あるいはチャン
バ内点検等を容易に行うことができると共に、トンネル
掘進機の前方に障害物が出現する場合に障害物の除去等
が可能となる。また、防護施工作業を安全、かつ能率よ
く実施することができる。
【図1】本発明に係るトンネル掘進機のカッタヘッド構
造に関する一実施例を示す縦断面図である。
造に関する一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の前面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1に示す薬液注入装置を示す図である。
【図5】図4のP部詳細図である。
【図6】第1の従来技術を示す図である。
【図7】図6の前面図である。
【図8】第2の従来技術を示す図である。
1…トンネル掘進機本体、2…スポーク、3…カッタヘ
ッド面板、4…カッタヘッド、4a…カッタヘッド嵌合
部、5…カッタヘッド駆動モータ、6…カッタヘッド、
4a…カッタヘッド嵌合部、5…作業空間、7…移動用
階段、8…薬液注入装置(薬注装置)、8a…薬注バル
ブ、8a1 …球面ジョイント、8a2 …ボールバルブ、
8a3 …ハンドル、8b…薬注ロッド、8b1 …ロッド
部、8b2 …スペーサ管、8b3 …先端部薬注ロッド、
8b4 …ロッド連結部、8b5 …スペーサ管部結部、8
b6 …薬注ロッドユニット、8c…先端部カッタ、8d
…薬注ドリル、8d1 …回転用モータ、8d2 …推進用
モータ、8e…止水シール、9…カッタビット、10…
先行ビット、11…バルクヘッド、12…センタシャフ
ト、12a…前端部、12b…嵌合部、13…足場、1
4…シール、15…チャンバ、16…注入バルブ、17
…マンロック、18…薬注穴、19…レーダ、20…前
面板。
ッド面板、4…カッタヘッド、4a…カッタヘッド嵌合
部、5…カッタヘッド駆動モータ、6…カッタヘッド、
4a…カッタヘッド嵌合部、5…作業空間、7…移動用
階段、8…薬液注入装置(薬注装置)、8a…薬注バル
ブ、8a1 …球面ジョイント、8a2 …ボールバルブ、
8a3 …ハンドル、8b…薬注ロッド、8b1 …ロッド
部、8b2 …スペーサ管、8b3 …先端部薬注ロッド、
8b4 …ロッド連結部、8b5 …スペーサ管部結部、8
b6 …薬注ロッドユニット、8c…先端部カッタ、8d
…薬注ドリル、8d1 …回転用モータ、8d2 …推進用
モータ、8e…止水シール、9…カッタビット、10…
先行ビット、11…バルクヘッド、12…センタシャフ
ト、12a…前端部、12b…嵌合部、13…足場、1
4…シール、15…チャンバ、16…注入バルブ、17
…マンロック、18…薬注穴、19…レーダ、20…前
面板。
Claims (3)
- 【請求項1】 トンネル掘進機本体の前部に回転自在に
装着したカッタヘッドと、掘削する地山の土質を改良す
るための薬注装置とを有するトンネル掘進機において、
前記薬注装置はカッタヘッドに設置された薬注バルブ
と、この薬注バルブの後方から薬注バルブ内を通過して
地山に貫入すると共に、地山に土質改良材等の薬液を注
入する薬注ロッドと、この薬注ロッド先端に設置された
先端部カッタと、前記薬注バルブの後方に設置されると
共に、前記先端部カッタを回転および伸縮駆動させる薬
注ドリルとからなることを特徴とするトンネル掘進機の
薬液注入装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のトンネル掘進機の薬液注
入装置において、前記薬注バルブは、カッタヘッド中央
部分に設置されることを特徴とするトンネル掘進機の薬
液注入装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のトンネル掘進機の薬液注
入装置において、前記薬注バルブは、自在継手を介して
カッタヘッドに装着されることを特徴とするトンネル掘
進機の薬液注入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35292395A JPH09184391A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | トンネル掘進機の薬液注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35292395A JPH09184391A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | トンネル掘進機の薬液注入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09184391A true JPH09184391A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18427385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35292395A Pending JPH09184391A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | トンネル掘進機の薬液注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09184391A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101230847B1 (ko) * | 2010-11-08 | 2013-02-21 | 주식회사경도 | 지반 안정 굴진 설비와 이를 이용한 쉴드터널 잼 해소 방법 |
| CN107524448A (zh) * | 2017-10-24 | 2017-12-29 | 锡山区东港晓鸣电子产品经营部 | 爪式单腔隧道挖泥机 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP35292395A patent/JPH09184391A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101230847B1 (ko) * | 2010-11-08 | 2013-02-21 | 주식회사경도 | 지반 안정 굴진 설비와 이를 이용한 쉴드터널 잼 해소 방법 |
| CN107524448A (zh) * | 2017-10-24 | 2017-12-29 | 锡山区东港晓鸣电子产品经营部 | 爪式单腔隧道挖泥机 |
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