JPH0918441A - 周波数/時分割多重伝送方法及び方式 - Google Patents

周波数/時分割多重伝送方法及び方式

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JPH0918441A
JPH0918441A JP16673395A JP16673395A JPH0918441A JP H0918441 A JPH0918441 A JP H0918441A JP 16673395 A JP16673395 A JP 16673395A JP 16673395 A JP16673395 A JP 16673395A JP H0918441 A JPH0918441 A JP H0918441A
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line
frequency
control line
discontinuity
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JP16673395A
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Toru Setoyama
徹 瀬戸山
Yoshinori Miyamoto
宜則 宮本
Tomoko Ide
知子 井手
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回線利用効率の低下を防止するとともに、時間
的な非連続性が許容される信号(以下「非連続性許容信
号」という)を効率良く伝送する新規な周波数/時分割
多重伝送方法及び方式を提供すること。 【構成】非連続性許容信号の伝送回線として、上り方向
の制御回線(端末局からセンタ局に対してデマンドアサ
イメント方式通信回線の割当要求の信号を伝送するため
の回線)を兼用し、同制御回線における衝突の発生頻度
が所定値以下の場合は、少なくとも一部の非連続性許容
信号を前記制御回線を介して伝送する。その他に、一度
非連続性許容信号の伝送を行なった後では非連続性許容
信号の伝送を行なわない期間を設け、同期間を制御回線
における衝突の発生頻度が所定値となるように制御して
少なくとも一部の非連続性許容信号を前記制御回線を介
して伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話、画像、FAX等
の信号をコンピュータデータと共に伝送する形式の通信
システムに適用して好適な周波数/時分割多重伝送方法
及び方式に関する。
【0002】
【従来の技術】TDMA通信(Time Division Multiple
Access)は、通信伝送路を時間的に分割して信号伝送用
のタイムスロットを構成し、タイムスロットの各々を複
数の局に割り当てる通信方式として広く知られている
(例えば平成4年6月社団法人電子情報通信学会発行:
山本平一・加藤修三共著「TDMA通信」第4頁〜第2
0頁参照)。この通信方式では、図7に示すように、個
々の通信伝送路の基本周期であるTDMAフレームTfが
多数のタイムスロットTS1〜TSnに時間的に分割されてお
り、各端末局#1〜#nは、これらのタイムスロットの
いずれかを用いて相手局へ信号を送信する。相手局は、
多数のタイムスロット中から自分宛てのタイムスロット
を選択して信号を受信する。
【0003】TDMA通信では、複数の端末局が同一の
タイムスロットを同時に使用した場合、複数の信号が互
いに衝突して正しい伝送ができなくなる。このため、い
ずれか一つの端末局が使用中のタイムスロットは、他の
端末局が使用しないようにする必要があり、そのための
対策として、タイムスロットを予め各局に割り当ててお
くプリアサインメント法(Pre-Assignment)と、個々の
端末局に発呼の都度空きスロットを選択して割り当てる
デマンドアサインメント法(Demand Assignment)が知ら
れている。信号伝送量(回線使用量)の変化が多い場合
は、一般に後者(デマンドアサインメント法)の方が回
線を有効に使用することができて有利である。
【0004】デマンドアサインメント法の従来例は、例
えば特開平2−183644号公報に記載されている。
この従来例の場合は図8に示すように、異なる周波数帯
域が上り方向及び下り方向の通信伝送路として使用さ
れ、かつ、個々の通信伝送路のTDMAフレームTfは、
制御回線として使用する一個のタイムスロットTScと、
通信回線として使用する複数のタイムスロットTS1〜TSn
に時分割されている。センタ局は、上り方向通信伝送路
中の制御回線用タイムスロットTScを介して回線割当要
求があった場合、下り方向通信伝送路中の制御回線用タ
イムスロットTScを介して空きスロットを端末局に通知
する。端末局は、センタ局によって割り当てられたタイ
ムスロットを用いて通信信号を伝送する。
【0005】デマンドアサインメント法は、多数の端末
局からの発呼が集中した場合、複数の回線割当要求信号
が制御回線において衝突する結果、通信回線に充分の余
裕があるにもかかわらず、それを使用することができな
いという障害が発生する。しかも、発呼の集中を見越し
て制御回線の伝送容量を大きくした場合は、その分だけ
通信回線の伝送容量が制限され、システム全体としての
利用効率が低下する点で問題がある。
【0006】なお、各端末局が回線を使用する他の方法
としてランダムアクセス法があり、その代表例としてス
ロッテドアロハ(Slotted ALOHA)方式がある。同方式
は、主にパケットの伝送を対象にして提案された方法
で、各端末局は、送信信号をその長さに応じて一つ又は
複数のパケットに分割し、パケット毎にスロットを選択
して送信する。信号を受信した相手局は、応答信号を送
信局に返信する。もし、一定の時間が経過しても相手局
から応答がないパケットがある場合、送信局は、そのタ
イムスロットにおいて信号の衝突があったと判断して再
送信を行なう。再送信は、ランダムな時間間隔を置いて
なされ、パケットが相手局に届くまで繰り返される。
【0007】このように、ランダムアクセス法は、複数
の端末局が同時に同じタイムスロットを選択した場合、
衝突による信号の欠落を避けるための再送信を行なうも
のであるが、デマンドアサインメント法の場合に比較し
て、タイムスロットの割当制御を簡易化することが可能
であるほか、通信回線をシステム全体で共有することが
できる利点がある。しかし、ランダムアクセス法は、再
送信を繰り返した場合に、伝送信号の時間的な連続性を
保証することができないため、信号の連続性を必要とし
ないコンピュータ等のデータを伝送する場合を除いて使
用することができない。なお、デマンドアサインメント
法の場合における回線割当要求信号は、多少の非連続性
があっても特に差し支えがないため、スロッテドアロハ
方式による制御回線を用いることが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の前記問題点を解決し、回線利用効率の低下を防止
するとともに、時間的な非連続性が許容される信号(以
下「非連続性許容信号」という)を効率良く伝送する新
規な周波数/時分割多重伝送方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の前記課題は、非
連続性許容信号の伝送回線として、上り方向の制御回線
(端末局からセンタ局に対してデマンドアサイメント方
式通信回線の割当要求の信号を伝送するための回線)を
兼用し、同制御回線における衝突の発生頻度が所定値以
下の場合は、少なくとも一部の非連続性許容信号を前記
制御回線を介して伝送することによって効果的に解決す
ることができる。本来優先的に伝送すべき回線割当要求
信号の伝送に思わしくない制限を与えることなく非連続
性許容信号を制御回線を介して伝送することが可能とな
り、システム全体としての回線利用効率が向上するから
である。
【0010】
【作用】制御回線において衝突が発生すると、そのタイ
ムスロットにおける信号のエンベロープが大きくなる。
したがって、エンベロープが所定値を越えれば、衝突が
発生したと判定することができ、一定期間の衝突を計数
することで衝突の発生頻度を測定することができる。セ
ンタ局は、発生頻度が所定値以下の場合に非連続性許容
信号の伝送を可とし、伝送可の情報を下り方向の制御回
線を使って端末局に知らせる。端末局は、伝送が可の場
合に非連続性許容信号をパケット化し、同パケットを制
御回線のタイムスロットを用いて送信し、不可の場合に
は、非連続性許容信号を通信回線のタイムスロットの割
当を受けて送信する。
【0011】なお、制御回線のために専用の周波数帯域
を用いる場合、通信回線として用いる周波数帯域と制御
回線として用いる前記周波数帯域の分割比率を両回線の
信号の伝送量に応じて変更することが望ましい。センタ
局は、通信回線における使用タイムスロットの数量及び
制御回線における使用タイムスロットと衝突が発生した
タイムスロットの数量を把握することが可能である。こ
れらの数量から両回線の伝送量が分かり、センタ局は、
両回線の伝送量が所望の値となるような分割比率を設定
することができる。周波数帯域の使用目的の変更を通知
する信号が下り方向の制御回線を通って端末局に送ら
れ、端末局は、通知に従って、変更された通信回線用周
波数帯域及び制御回線用周波数帯域を使用する。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る周波数/時分割多重伝送
方法を図面に示した実施例を参照して更に詳細を説明す
る。
【0013】<実施例1>図1に本発明の周波数/時分
割多重伝送方法を実施した通信システムの構成を示す。
同図において、1はセンタ装置(センタ局)、2は双方
向伝送路、3a,3b,3c,3dは通信装置(端末
局)、4a,4bは網終端装置、5a,5bは端末を示
す。双方向伝送路2の通信回線及び制御回線を図2に示
すように構成した。同図において、Fu1,Fu2,Fu3は、
上り方向の通信回線用の周波数帯域、Fu4は上り方向の
制御回線用(通信回線設定用)の周波数帯域、Fd1,Fd
2,Fd3は、下り方向の通信回線用の周波数帯域、Fd4
は、下り方向の制御回線用の周波数帯域を示す。周波数
帯域Fu1,Fu2,Fu3,Fd1,Fd2,Fd3における各通信回線
は、それぞれm個のタイムスロットTS1〜TSmからなるフ
レームTfを用いて構成した。周波数帯域Fu1,Fu2,Fu3
の通信回線は、デマンドアサインメント法によるTDM
A通信回線で全端末が利用する。周波数帯域Fd1,Fd2,
Fd3の通信回線は、センタ装置1が使用するTDM通信
回線である。
【0014】上り方向の制御回線において、スロッテド
アロハ方式による競合制御を実施した。各網終端装置4
は、同回線を用いて通信回線タイムスロットの割当要求
用の信号及び非連続性許容信号を送信する。送信方法に
ついては後で詳述する。センタ装置1は、同回線の信号
を常時受信している。制御回線もタイムスロットTS1〜T
Snに分割されるが、そのタイムスロット長は、割当要求
用の信号を伝送する場合に無駄な空きが生じないように
設定した。割当要求用の信号は比較的簡単なデータで構
成されるので、タイムスロット長は、通信回線用より短
くなった。一方、下り方向の制御回線において、センタ
ー装置1が各網終端装置4へ送信を行なう。各網終端装
置4は、これを常時受信している。なお、下り方向の制
御回線は、タイムスロットに分割される必要がない。下
り方向の送信は、センター装置1のみが行なうので、可
変長パケットを連続して送信してもパケットが衝突する
ことはない。また、パケットには送信先が示されている
ので、各網終端装置は、自装置宛のパケットを選んで受
信することができる。
【0015】図3にセンタ装置1の内部構成を示す。同
図において、11は制御装置、12a,12b,12
c,12dは周波数変換器、13a,13b,13c,
13dはチューナ、14は混合器、15は衝突計測装置
を示す。チューナ13a,13b,13cは、それぞれ
周波数帯域Fu1,Fu2,Fu3の信号を受信し、同信号を中
間周波数の信号IFに変換して制御装置11に供給する。
制御装置11は、供給された信号IFから制御情報を取り
出し、同制御情報に従って信号IFの時空間交換を実施す
る。その結果、下り周波数帯域とその中のタイムスロッ
トの位置が割り当てられる。割当結果に基づいて、周波
数変換器12a,12b,12cのいずれかが選択さ
れ、選択された周波数変換器に信号IFが供給される。ま
た、チューナ13dは、Fu4の信号を受信し、同信号を
中間周波数の信号IFに変換して制御装置11に供給す
る。制御装置11は、必要に応じて供給された信号IFを
周波数変換器12dに供給する。周波数変換器12a,
12b,12c,12dは、入力された信号をそれぞれ
周波数帯域Fd1,Fd2,Fd3,Fd4に変換して出力する。こ
れらの信号は混合器14に供給される。混合器14は、
供給された各信号を1つの信号に混合して周波数多重化
し、双方向伝送路2に出力する。多重化された各周波数
帯域の配置を図4に示す。同図で各周波数帯域は連続し
ているが必ずしも連続の必要はない。
【0016】衝突計測装置15(図3下部)は、タイム
スロットごとにチューナ13dの信号IF(制御回線)の
エンベロープの大きさを測定し、大きさが一定値(例え
ば衝突がないときのエンベロープの1.5倍)を越えた
タイムスロット数を一定の期間ごとに計数する。計数結
果は衝突頻度を示すものとなり、結果が制御装置11に
知らされる。制御装置11は、衝突頻度が所定値以下で
あるとき、非連続性許容信号の伝送が可であることを示
す信号を生成し、同信号を下り方向の制御回線を通して
各網終端装置4に送信する。各網終端装置4は、端末5
の非連続性許容信号を、伝送可の場合にパケット化して
制御回線に送信し、不可の場合は一旦バッファメモリに
蓄積し、通信回線のタイムスロットの割当を受けてから
バッファメモリの信号を同タイムスロットに送信する。
【0017】非連続性許容信号の伝送を可とする基準
は、上記の他に、衝突頻度計測期間に回線割当要求信号
を伝送したタイムスロット数を数え、これを前記衝突頻
度の計数結果に加算し、加算結果から定めることが可能
である。
【0018】更に別に、伝送可の制御は、一度非連続性
許容信号の伝送を行なったら所定の期間は非連続性許容
信号の伝送を行なわないものとし、衝突の発生頻度が所
望の値となるように同所定の期間を調整することによっ
て行なうことが可能である。
【0019】以下に、本発明の周波数/時分割多重方法
を用いて実行する通信の流れについて説明する。最初
に、端末5aがセンタ装置1に非連続性許容信号を送信
する場合を説明する(図1参照)。端末5aは、非連続
性許容信号であるデータを出力するパーソナルコンピュ
ータである。端末5aは、発呼が起こるとデータを網終
端装置4aに転送する。網終端装置4aは、伝送可であ
る場合に、伝送するデータに必要な識別子(回線要求信
号と区別する識別子、送付先及び送信元を表示する識別
子)を付加してパケットを生成し、同パケットを制御回
線のタイムスロットを使って送信する。パケットは、他
の網終端装置が同じタイムスロットに割当要求信号やパ
ケットを送信しなければ、センタ装置1で受信される。
以上の結果の例を図2に示す。パケット化されたデータ
がタイムスロットTS2(Fu4)で伝送されている。なお、回
線割当要求信号が一つ前のタイムスロットTS1(Fu4)で伝
送されている。センタ装置1は、受信したパケットの送
付先識別子を検出して自分宛のパケットであることを認
識し、同パケットからデータを取り出して必要な処理を
実行すると共に、網終端装置4aにパケットを受理した
ことを表わす信号(以下「ACK信号」という)を下り
方向の制御回線を介して送信する。
【0020】網終端装置4aは、センタ装置1からAC
K信号を受信すると、端末5aにパケット伝送が成功し
たことを伝え、端末5aは次の処理に進む。なお、網終
端装置4aの送信が他の網終端装置の送信と衝突した場
合には、センタ装置1は、パケットを受信できないので
網終端装置4aに対してACK信号を送信しない。網終
端装置4aは、パケット送信後一定時間の間ACK信号
が送られてくるのを待つが、ACK信号を受信できない
ためパケットが失われたと判断し、スロッテドアロハ方
式の競合制御に従い、ランダムな時間間隔をおいて再度
パケットを送信する。再送信は、パケットがセンタ装置
1に受信されるまで、又は規定の回数まで繰り返えされ
る。
【0021】次に、端末5aが端末5bに非連続性許容
信号を伝送する場合を説明する。網終端装置4aは、伝
送可である場合に、伝送するデータ(非連続性許容信
号)に必要な識別子(回線要求信号と区別する識別子、
送付先及び送信元を表示する識別子)を付加してパケッ
トを生成し、同パケットを制御回線のタイムスロットを
使ってセンタ装置1に送信する。パケットは、前記と同
様に衝突があれば再送信される。パケットを受信したセ
ンタ装置1は、パケットの送付先識別子を見てパケット
が端末5b宛であることを認識し、パケットを下り方向
の制御回線に送信する。網終端装置4bは、常時下り方
向の制御回線の信号を受信しているので、網終端装置4
bに送信された端末5b宛のパケットを受信して端末5
bに転送する。同時に網終端装置4bは、端末5b宛の
パケットを受信したことを示すACK信号を上り方向の
制御回線のタイムスロットに送信する。ACK信号も前
述の競合制御を受けてセンタ装置1へ送られる。センタ
装置1は、網終端装置4bのACK信号を受信すると、
受信したことを知らせるACK信号を下り方向の制御回
線を通して網終端装置4bに送信すると共に、網終端装
置4aにも送信する。ACK信号を受信した網終端装置
4aは、端末5aに端末5bへのパケット伝送が成功し
たことを伝え、端末5aは次の処理を実行する。
【0022】以上により、制御回線を通信回線割当要求
の信号の伝送だけでなく、非連続性許容信号の伝送にも
使用して、回線を有効に利用することが可能となる。
【0023】なお、図2に示した周波数帯域Fu1,Fu2,
Fu3,Fd1,Fd2及びFd3は、それぞれ使用目的を任意とす
ることが可能である。通信回線の使用タイムスロット数
及び制御回線の使用タイムスロット数と衝突が発生した
タイムスロット数からセンタ装置において両回線の伝送
量が把握されるので、センタ装置は、両回線の伝送量が
所望の値となるように、周波数帯域の分割比率を設定す
ることができる。
【0024】TDMA通信回線における伝送量が少なく
スロッテドアロハ方式の制御回線における伝送量が多い
ことが把握された場合に、例えば周波数帯域Fu3が通信
回線用から制御回線用に変更される。周波数帯域の使用
目的の変更が下り方向の制御回線を介して各網終端装置
4(図1)に通知される。網終端装置4は、通知に従
い、変更された通信回線用周波数帯域及び制御回線用周
波数帯域を使用する。
【0025】<実施例2>ケーブルテレビジョン(以下
「CATV」と表記する)において実施する通信に本発明
を採用した。図5にCATVの通信設備を示す。同図に
おいて、21は、CATVヘッドエンド(信号送出装
置)、22は前置増幅器、23はスタジオ設備、24は
サーバ制御回路、25はビデオサーバ、26はディジタ
ル変調器、27a,27bは周波数変換器、28は混合
器、29はアンテナを示す。また、30はタップオフ
(加入者分岐分配器)、31はCATV加入者宅、32
はセットトップ端末(加入者受信端末)、33はテレビ
モニタ、34は電話機、35はパーソナルコンピュータ
を示す。なお、図に示していないが、双方向伝送路2
は、光ファイバや同軸ケーブル等、又はそれらを混在さ
せたもので構成され、途中に増幅器や分岐器等が存在
し、複数のタップオフ30に複数の加入者宅31が接続
されている。
【0026】加入者宅31内の網終端装置4から上り方
向の信号が双方向伝送路2を通ってセンタ装置1へ入力
される。センタ装置1から下り方向の信号が混合器28
を経て双方向伝送路2を通り、網終端装置4に入力され
る。網終端装置4に電話機34及びパーソナルコンピュ
ータ35が接続されている。両者は、端末5(図1参
照)となるものである。
【0027】図6に一般的なCATVの周波数配置を示
す。伝送帯域は、低域の10MHz〜50MHz及び高域
の70MHz〜上限周波数(例えば450MHz)に分け
られ、それぞれにTV放送用の帯域幅6MHzのチャネ
ルが多数配列されている。本実施例においては、図2に
示したフレーム構成を採用し、周波数帯域Fu1,Fu2,Fu
3,Fu4の全体を低域の伝送帯域の一つの空きチャネルの
中に収容し、周波数帯域Fd1,Fd2,Fd3,Fd4の全体を高
域の伝送帯域の一つの空きチャネルの中に収容した。周
波数帯域Fu1,Fu2,Fu3は、デマンドアサインメント法
による上り方向のTDMA通信回線であり、周波数帯域
Fu4は、スロッテドアロハ方式による上り方向の制御回
線である。周波数帯域Fd1,Fd2,Fd3は、下り方向のT
DM通信回線で、周波数帯域Fd4は、下り方向の制御回
線である。なお、通信回線及び制御回線の信号が放送の
信号に妨害を与えないように、混変調等を考慮して使用
するチャネルを決定し、更に影響を最小限度に抑えるた
め両回線の信号の出力レベルを下げた。
【0028】以上の伝送路を用いて、電話機34及びパ
ーソナルコンピュータ35の通信を行なった。電話機3
4の信号は、TDMA通信回線のタイムスロットを使っ
て伝送される。パーソナルコンピュータ35のデータ
は、非連続性許容信号の伝送が可の場合に、パケット化
され、制御回線を通じて競合制御のもとで伝送される。
なお、伝送不可の場合には、TDMA通信回線のタイム
スロットを用いて伝送される。
【0029】センタ装置1により提供される通信システ
ムを用いて、新たなサービスを実現することができる。
本実施例では、サービスの例として、ビデオ・オン・デ
マンドを取り上げた。ビデオ・オン・デマンドでは、加
入者がセットトップ端末32を用いて任意の時間に任意
の番組を指定すると、加入者は指定通りに番組を視聴す
ることができる。
【0030】加入者が番組を指定すると、ヘッドエンド
21内のサーバ制御回路24がビデオサーバ25から指
定の番組を取り出す。取り出された番組は、ディジタル
変調器26を経て周波数変換器27bにより所定のチャ
ネルの周波数に変換され、混合器28で他の周波数帯域
の信号と混合されて双方向伝送路2を通って伝送され
る。伝送された信号は、セットトップ端末32に届けら
れ、セットトップ端末32の受信チャネルが所定のチャ
ネルに設定されることによって指定の番組がテレビモニ
タ33で視聴される。
【0031】これを実現するため、セットトップ端末3
2からサーバ制御回路24に対し、番組の指定、スター
ト、ストップ、早送/早戻等のコマンドを送る必要があ
る。セットトップ端末32からサーバ制御回路24への
コマンドが発生すると、セットトップ端末32は、網終
端装置4に対してコマンドを転送する。網終端装置4
は、受け取ったコマンドに回線要求信号と区別する識別
子、送付先(サーバ制御回路24)及び送付元(セット
トップ端末32)の識別子を付加してパケットを生成す
る。伝送されるコマンドは、スタート・ストップ等の簡
単なものが多いため、生成されるパケットの長さは、ス
ロッテドアロハ方式のタイムスロット長より短くなる。
生成されたパケットは、周波数帯域Fu4の制御回線を通
ってスロッテドアロハ方式により送信される。
【0032】パケットを受信したセンター装置1は、送
付先識別子からサーバ制御回路24宛のコマンドである
ことを認識して、パケットからコマンドを取り出しサー
バ制御回路24に送る。セットトップ端末32から伝送
されるコマンドの多くは、時間を待たずに伝送される必
要があるが、パケット長は短いものに限られることか
ら、スロッテドアロハ方式で伝送されても信号の衝突の
確率は低く、待時間を伴う再送の確率は低いと言えるの
で、実用上の問題はない。
【0033】従来は、コマンド伝送のために専用の周波
数帯域が割り当てられていたが、本発明を適用すれば、
周波数帯域Fu4において割当要求信号との共用が可能と
なるので、10〜50MHzという限られた上り方向の
周波数帯域を有効に利用することができる。
【0034】本実施例によれば、CATV上で各種の通
信サービスを実施可能であり、ビデオ・オン・デマンド
のコマンドのほかに、CATVヘッドエンド21と加入
者宅31間で実施されるインタラクティブなサービス全
般に適用可能であることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、制御回線の空きが抑え
られるので、回線利用効率の低下が回避される。また、
非連続性許容信号である伝送速度が異なる多種類のデー
タをスロッテドアロハ方式による制御回線を介して伝送
することが可能となる。更に、通信回線用周波数帯域と
制御回線用周波数帯域の分割比率が伝送量に見合ったも
のとなるので、回線利用効率の低下が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る周波数/時分割多重方法の第1の
実施例で用いた通信システムの構成図。
【図2】第1の実施例で用いた通信伝送路のフレームTf
の構成を示す図。
【図3】第1の実施例で用いたセンター装置1の内部構
成を示すブロック図。
【図4】第1の実施例で用いた周波数帯域の周波数配置
を示す構成図。
【図5】本発明の第2の実施例を実施するために用いた
ケーブルテレビジョンの通信設備の構成図。
【図6】一般的なCATVの周波数配置を示す構成図。
【図7】TDMA通信の概念を示す構成図。
【図8】従来の時分割フレームTfの一例を示す構成図。
【符号の説明】
1……センタ装置 2……双方向伝送路 3……通信装置 4……網終端装置 5……端末 11……制御装置 12……周波数変換回路 13……チューナ 14……混合器 15……衝突計測装置 21……CATVヘッドエンド 24……サーバ制御回路 25……ビデオサーバ 31……CATV加入者宅 32……セットトップ端末 33……テレビモニタ 34……電話機 35……パーソナルコンピュータ Fu……上り方向周波数帯域 Fd……下り方向周波数帯域 TS……タイムスロット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デマンドアサイメント方式を採用した周波
    数/時分割多重伝送方法において、時間的な非連続性が
    許容される信号(以下「非連続性許容信号」という)の
    伝送回線として、上り方向の制御回線(端末局からセン
    タ局に対する回線割当要求信号の伝送回線)を兼用し、
    同制御回線における衝突の発生頻度が所定値以下の場合
    は、少なくとも一部の非連続性許容信号を前記制御回線
    を介して伝送することを特徴とする周波数/時分割多重
    伝送方法。
  2. 【請求項2】デマンドアサイメント方式を採用した周波
    数/時分割多重伝送方法において、時間的な非連続性が
    許容される信号(以下「非連続性許容信号」という)の
    伝送回線として、上り方向の制御回線(端末局からセン
    タ局に対する回線割当要求信号の伝送回線)を兼用し、
    一度非連続性許容信号の伝送を行なった後では非連続性
    許容信号の伝送を行なわない期間を設け、同期間を制御
    回線における衝突の発生頻度が所定値となるように制御
    して少なくとも一部の非連続性許容信号を前記制御回線
    を介して伝送することを特徴とする周波数/時分割多重
    伝送方法。
  3. 【請求項3】前記制御回線のために通信回線用の周波数
    帯域とは別の周波数帯域を用いることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の周波数/時分割多重伝送方
    法。
  4. 【請求項4】前記制御回線を通信回線用の周波数帯域に
    構成されているフレームの一部分に通信回線と分離して
    配置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の周波数/時分割多重伝送方法。
  5. 【請求項5】通信回線用の前記周波数帯域と制御回線用
    の前記周波数帯域の分割比率を両回線の信号の伝送量に
    応じて変更することを特徴とする請求項3に記載の周波
    数/時分割多重伝送方法。
  6. 【請求項6】デマンドアサイメント方式を採用した通信
    回線を有する周波数/時分割多重伝送方式において、時
    間的な非連続性が許容される信号(以下「非連続性許容
    信号」という)の伝送回線が上り方向の制御回線(端末
    局からセンタ局に対する回線割当要求信号の伝送回線)
    を兼用して構成され、同制御回線における衝突の発生頻
    度が所定値以下の場合に少なくとも一部の非連続性許容
    信号を前記制御回線を介して伝送する手段を有し、衝突
    の発生頻度を計測する装置をセンタ局に含んでなること
    を特徴とする周波数/時分割多重伝送方式。
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