JPH09184594A - 極低温用断熱管 - Google Patents
極低温用断熱管Info
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- JPH09184594A JPH09184594A JP7352957A JP35295795A JPH09184594A JP H09184594 A JPH09184594 A JP H09184594A JP 7352957 A JP7352957 A JP 7352957A JP 35295795 A JP35295795 A JP 35295795A JP H09184594 A JPH09184594 A JP H09184594A
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- JP
- Japan
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- pipe
- corrugated
- tube
- cryogenic
- spiral
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/12—Arrangements for supporting insulation from the wall or body insulated, e.g. by means of spacers between pipe and heat-insulating material; Arrangements specially adapted for supporting insulated bodies
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多層断熱材の損傷を防止して断熱性能の向上
をはかるとともに、より高い真空度を確保するようにし
た極低温用断熱管を提供する。 【解決手段】 内部に液体窒素等の極低温冷媒の流路を
形成したスパイラル状波付内管と、その外側に設けたス
パイラル状波付管との間に真空断熱層を形成し、該真空
断熱層内に多層断熱層を配置した極低温用断熱管におい
て、上記波付内管と波付外管のスパイラルのピッチ及び
方向を同一とし、さらに波付内管の谷部に沿って壁面に
複数の通気孔を有するパイプ状スペーサを設けた極低温
用断熱管。
をはかるとともに、より高い真空度を確保するようにし
た極低温用断熱管を提供する。 【解決手段】 内部に液体窒素等の極低温冷媒の流路を
形成したスパイラル状波付内管と、その外側に設けたス
パイラル状波付管との間に真空断熱層を形成し、該真空
断熱層内に多層断熱層を配置した極低温用断熱管におい
て、上記波付内管と波付外管のスパイラルのピッチ及び
方向を同一とし、さらに波付内管の谷部に沿って壁面に
複数の通気孔を有するパイプ状スペーサを設けた極低温
用断熱管。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば超電導ケー
ブルに使用される極低温断熱管に関するものである。
ブルに使用される極低温断熱管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、超電導ケーブルに使用される極
低温断熱管は、内部に液体窒素等の極低温冷媒の流路を
形成したスパイラル状波付内管と、その外側に設けたス
パイラル状波付外管との間に真空断熱層を形成し、該真
空断熱層内に多層断熱材を配置して構成されている。そ
して、上記波付内管と波付外管のスパイラル方向は同一
であり、かつスパイラルピッチは波付外管の方が波付内
管よりも大きいのが一般的である。
低温断熱管は、内部に液体窒素等の極低温冷媒の流路を
形成したスパイラル状波付内管と、その外側に設けたス
パイラル状波付外管との間に真空断熱層を形成し、該真
空断熱層内に多層断熱材を配置して構成されている。そ
して、上記波付内管と波付外管のスパイラル方向は同一
であり、かつスパイラルピッチは波付外管の方が波付内
管よりも大きいのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の極低温
断熱管においては、波付内管と波付外管のスパイラルピ
ッチが異なるため、ピッチのずれにより2つの管の間の
ギャップの狭い部分が生じ、真空断熱層内に配置されて
いる多層断熱材が損傷を受けたり、あるいはこれを回避
するため多層断層熱材の量を減らさざるを得なくなるた
め断熱性能が低下するという問題がある。
断熱管においては、波付内管と波付外管のスパイラルピ
ッチが異なるため、ピッチのずれにより2つの管の間の
ギャップの狭い部分が生じ、真空断熱層内に配置されて
いる多層断熱材が損傷を受けたり、あるいはこれを回避
するため多層断層熱材の量を減らさざるを得なくなるた
め断熱性能が低下するという問題がある。
【0004】又上述のように、内外波付管のギャップが
狭くなる部分が必ず生じるため、多層断熱材が管に押し
つけられて密着状態になることがある。このため、真空
断熱層の真空引きの際、上記の押しつけられた部分の脱
気が困難となり、真空度の向上が図りにくいという問題
がある。
狭くなる部分が必ず生じるため、多層断熱材が管に押し
つけられて密着状態になることがある。このため、真空
断熱層の真空引きの際、上記の押しつけられた部分の脱
気が困難となり、真空度の向上が図りにくいという問題
がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決し、多層断熱材の損傷を防止して断熱性能の向上を
はかるとともに、より高い真空度を確保するようにした
極低温断熱管を提供するもので、その特徴は、波付内管
と波付外管のスパイラルのピッチ及び方向を同一とし、
さらに波付内管のスパイラル状の谷部に沿って、壁面に
複数の通気孔を有するパイプ状スペーサを設けたことに
ある。
解決し、多層断熱材の損傷を防止して断熱性能の向上を
はかるとともに、より高い真空度を確保するようにした
極低温断熱管を提供するもので、その特徴は、波付内管
と波付外管のスパイラルのピッチ及び方向を同一とし、
さらに波付内管のスパイラル状の谷部に沿って、壁面に
複数の通気孔を有するパイプ状スペーサを設けたことに
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の極低温断熱管の具
体例の要部の縦断面図である。図面において、1は内部
に液体窒素等の極低温冷媒の流路2を形成したステンレ
ス、アルミニウム等よりなるスパイラル状の波付内管、
3は同様にステンレス、アルミニウム等よりなるスパイ
ラル状の波付外管で、上記波付内管1と波付外管3はス
パイラルのピッチ及び方向が同一であり、これにより上
記波付内管1と波付外管3の間には長手方向に一様なギ
ャップが確保される。又上記波付内管1と波付外管3の
間は真空引きされて真空断熱層が形成されている。
体例の要部の縦断面図である。図面において、1は内部
に液体窒素等の極低温冷媒の流路2を形成したステンレ
ス、アルミニウム等よりなるスパイラル状の波付内管、
3は同様にステンレス、アルミニウム等よりなるスパイ
ラル状の波付外管で、上記波付内管1と波付外管3はス
パイラルのピッチ及び方向が同一であり、これにより上
記波付内管1と波付外管3の間には長手方向に一様なギ
ャップが確保される。又上記波付内管1と波付外管3の
間は真空引きされて真空断熱層が形成されている。
【0007】4は前記スパイラル状波付内管1の谷部に
沿って配置したパイプ状のスペーサで、その外径は波付
内管1の谷部の深さhと同等もしくはそれより若干大き
く、その上に設ける多層断熱材6の巻付けを容易にして
いる。上記パイプ状スペーサ4はテフロン、繊維強化プ
ラスチック等の低熱伝導材あるいは波付内管1と同材質
の金属材料で形成されている。テフロン、繊維強化プラ
スチックの場合は、金属材料の波付内管1の谷部に沿わ
せて取付け固定するのがやや難しいが、同材質の金属材
料の場合は、スペーサの端部あるいは長手方向に適当ピ
ッチで点溶接で固定できるので好都合である。
沿って配置したパイプ状のスペーサで、その外径は波付
内管1の谷部の深さhと同等もしくはそれより若干大き
く、その上に設ける多層断熱材6の巻付けを容易にして
いる。上記パイプ状スペーサ4はテフロン、繊維強化プ
ラスチック等の低熱伝導材あるいは波付内管1と同材質
の金属材料で形成されている。テフロン、繊維強化プラ
スチックの場合は、金属材料の波付内管1の谷部に沿わ
せて取付け固定するのがやや難しいが、同材質の金属材
料の場合は、スペーサの端部あるいは長手方向に適当ピ
ッチで点溶接で固定できるので好都合である。
【0008】上記パイプ状スペーサ4には壁面に複数の
通気孔4aが設けられている。断熱管が長尺になると真
空引き口から真空引きの距離が長くなったり、真空断熱
層5内に配置する多層断熱材6により真空引きのコンダ
クタンスが悪くなるため、真空引き時間が非常に長くか
かったり、到達真空度を必要な10-3〜10-4Torr
オーダーにまで引き上げることができなくなる。従っ
て、真空引きの際、真空断熱層5の端部から真空引きを
行うと同時に、パイプ4内部も真空引きのパスとして作
用させることができ、真空引き時間の短縮、到達真空度
の向上を図ることができる。
通気孔4aが設けられている。断熱管が長尺になると真
空引き口から真空引きの距離が長くなったり、真空断熱
層5内に配置する多層断熱材6により真空引きのコンダ
クタンスが悪くなるため、真空引き時間が非常に長くか
かったり、到達真空度を必要な10-3〜10-4Torr
オーダーにまで引き上げることができなくなる。従っ
て、真空引きの際、真空断熱層5の端部から真空引きを
行うと同時に、パイプ4内部も真空引きのパスとして作
用させることができ、真空引き時間の短縮、到達真空度
の向上を図ることができる。
【0009】又上記パイプ状スペーサ4内部には、活性
炭等の吸着剤7を適当量内蔵させ、冷媒を注入した時に
脱ガス等のトラップをして高真空度の保持ができるよう
にする。この吸着剤7の量はパイプ状スペーサ4が脱気
用のパスが確保できる程度に入れておく。なお、前記パ
イプ状スペーサ4の上には、両面にアルミニウムを蒸着
したポリエステルフィルムの輻射防止材とポリエステル
シートを交互に積層した、いわゆるスーパーインシュレ
ーションの多層断熱材5を巻き付けられている。
炭等の吸着剤7を適当量内蔵させ、冷媒を注入した時に
脱ガス等のトラップをして高真空度の保持ができるよう
にする。この吸着剤7の量はパイプ状スペーサ4が脱気
用のパスが確保できる程度に入れておく。なお、前記パ
イプ状スペーサ4の上には、両面にアルミニウムを蒸着
したポリエステルフィルムの輻射防止材とポリエステル
シートを交互に積層した、いわゆるスーパーインシュレ
ーションの多層断熱材5を巻き付けられている。
【0010】図2は本発明の極低温断熱管の他の具体例
の説明図で、図2(イ)は要部の縦断面図、図2(ロ)
は図2(イ)のX方向の断面図である。なお図面におい
て、図1と同一符号は同一部位をあらわしている。断熱
管をドラムに巻き付けた時、あるいはケーブル布設時の
屈曲等において、波付内管1と波付外管3との間のギャ
ップを保持し、かつ多層断熱層5に損傷を与えないよう
に、多層断熱材5の上にテフロン、繊維強化プラスチッ
ク等の紐状の外部スペーサ8を、円周方向に90°又は
120°の間隔で長手方向に縦添し、その上に、低熱伝
導で強度の大きいガラステープ、ガラスヤーン、ケブラ
ー等を適当ピッチでスパイラル状に巻付けてバインド9
して固定する。この際、上記外部スペーサ9は室温とな
る波付外管3からの熱侵入をできるだけ小さくするた
め、波付外管の谷部に点接触するように、断面形状を三
角形又は台形にしておくのが好ましい。
の説明図で、図2(イ)は要部の縦断面図、図2(ロ)
は図2(イ)のX方向の断面図である。なお図面におい
て、図1と同一符号は同一部位をあらわしている。断熱
管をドラムに巻き付けた時、あるいはケーブル布設時の
屈曲等において、波付内管1と波付外管3との間のギャ
ップを保持し、かつ多層断熱層5に損傷を与えないよう
に、多層断熱材5の上にテフロン、繊維強化プラスチッ
ク等の紐状の外部スペーサ8を、円周方向に90°又は
120°の間隔で長手方向に縦添し、その上に、低熱伝
導で強度の大きいガラステープ、ガラスヤーン、ケブラ
ー等を適当ピッチでスパイラル状に巻付けてバインド9
して固定する。この際、上記外部スペーサ9は室温とな
る波付外管3からの熱侵入をできるだけ小さくするた
め、波付外管の谷部に点接触するように、断面形状を三
角形又は台形にしておくのが好ましい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の極低温断
熱管によれば、次に列記するような効果を奏する。 (1)波付内管及び波付外管のスパイラルのピッチ及び
方向を同一にすることにより、内外波付管の間には長手
方向に一様なギャップを確保できるため、多層断熱材に
損傷を与えることがなく、断熱性能の低下がなくなる。 (2)上記のように、内外波付管の間のギャップが確実
に保持できるため、内外波付管の間のギャップを従来よ
り小さくすることが可能となり、断熱管の外径が小さく
なり、径方向のコンパクト化が図れる。 (3)波付内管の谷部に沿って配置するスペーサに、通
気孔を有するパイプ状スペーサを用いることにより、真
空引き時に脱気パスとして作用し、真空引き時間の短
縮、到達真空度の向上を図ることができる。 (4)波付内管の谷部に沿って配置するパイプ状スペー
サの外径を、波付内管の谷部の深さと同等もしくはそれ
より若干大きくすることにより、波付内管の谷部が埋め
られて平滑化され、その上に巻回する多層断熱層にしわ
ができにくく、巻付けが容易で、厚みも均等にでき上が
る。 (5)パイプ状スペーサの内部に吸着剤を収納すること
により、真空断熱層内での吸着剤の取付けスペースが不
要となり、内外波付管の間を小さくすることが可能とな
る。 (6)多層断熱層の外側にも外部スペーサを設けること
により、多層断熱層は両面がスペーサに挟まれる形とな
り、多層断熱層の機械的保護と内外波付管の間のギャッ
プも確実に維持できる。
熱管によれば、次に列記するような効果を奏する。 (1)波付内管及び波付外管のスパイラルのピッチ及び
方向を同一にすることにより、内外波付管の間には長手
方向に一様なギャップを確保できるため、多層断熱材に
損傷を与えることがなく、断熱性能の低下がなくなる。 (2)上記のように、内外波付管の間のギャップが確実
に保持できるため、内外波付管の間のギャップを従来よ
り小さくすることが可能となり、断熱管の外径が小さく
なり、径方向のコンパクト化が図れる。 (3)波付内管の谷部に沿って配置するスペーサに、通
気孔を有するパイプ状スペーサを用いることにより、真
空引き時に脱気パスとして作用し、真空引き時間の短
縮、到達真空度の向上を図ることができる。 (4)波付内管の谷部に沿って配置するパイプ状スペー
サの外径を、波付内管の谷部の深さと同等もしくはそれ
より若干大きくすることにより、波付内管の谷部が埋め
られて平滑化され、その上に巻回する多層断熱層にしわ
ができにくく、巻付けが容易で、厚みも均等にでき上が
る。 (5)パイプ状スペーサの内部に吸着剤を収納すること
により、真空断熱層内での吸着剤の取付けスペースが不
要となり、内外波付管の間を小さくすることが可能とな
る。 (6)多層断熱層の外側にも外部スペーサを設けること
により、多層断熱層は両面がスペーサに挟まれる形とな
り、多層断熱層の機械的保護と内外波付管の間のギャッ
プも確実に維持できる。
【図1】本発明の極低温断熱管の具体例の要部の縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明の極低温断熱管の他の具体例の説明図
で、図2(イ)は要部の縦断面図、図2(ロ)は図2
(イ)のX方向断面図である。
で、図2(イ)は要部の縦断面図、図2(ロ)は図2
(イ)のX方向断面図である。
1 波付内管 2 冷媒流路 3 波付外管 4 パイプ状スペーサ 5 真空断熱層 6 多層断熱材 7 吸着剤 8 外部スペーサ 9 バインド
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 極低温用断熱管
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば超電導ケー
ブルに使用される極低温用断熱管に関するものである。
ブルに使用される極低温用断熱管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、超電導ケーブルに使用される極
低温用断熱管は、内部に液体窒素等の極低温冷媒の流路
を形成したスパイラル状波付内管と、その外側に設けた
スパイラル状波付外管との間に真空断熱層を形成し、該
真空断熱層内に多層断熱材を配置して構成されている。
そして、上記波付内管と波付外管のスパイラル方向は同
一であり、かつスパイラルピッチは波付外管の方が波付
内管よりも大きいのが一般的である。
低温用断熱管は、内部に液体窒素等の極低温冷媒の流路
を形成したスパイラル状波付内管と、その外側に設けた
スパイラル状波付外管との間に真空断熱層を形成し、該
真空断熱層内に多層断熱材を配置して構成されている。
そして、上記波付内管と波付外管のスパイラル方向は同
一であり、かつスパイラルピッチは波付外管の方が波付
内管よりも大きいのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の極低温
用断熱管においては、波付内管と波付外管のスパイラル
ピッチが異なるため、ピッチのずれにより2つの管の間
のギャップの狭い部分が生じ、真空断熱層内に配置され
ている多層断熱材が損傷を受けたり、あるいはこれを回
避するため多層断層熱材の量を減らさざるを得なくなる
ため断熱性能が低下するという問題がある。
用断熱管においては、波付内管と波付外管のスパイラル
ピッチが異なるため、ピッチのずれにより2つの管の間
のギャップの狭い部分が生じ、真空断熱層内に配置され
ている多層断熱材が損傷を受けたり、あるいはこれを回
避するため多層断層熱材の量を減らさざるを得なくなる
ため断熱性能が低下するという問題がある。
【0004】又上述のように、内外波付管のギャップが
狭くなる部分が必ず生じるため、多層断熱材が管に押し
つけられて密着状態になることがある。このため、真空
断熱層の真空引きの際、上記の押しつけられた部分の脱
気が困難となり、真空度の向上が図りにくいという問題
がある。
狭くなる部分が必ず生じるため、多層断熱材が管に押し
つけられて密着状態になることがある。このため、真空
断熱層の真空引きの際、上記の押しつけられた部分の脱
気が困難となり、真空度の向上が図りにくいという問題
がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決し、多層断熱材の損傷を防止して断熱性能の向上を
はかるとともに、より高い真空度を確保するようにした
極低温用断熱管を提供するもので、その特徴は、波付内
管と波付外管のスパイラルのピッチ及び方向を同一と
し、さらに波付内管のスパイラル状の谷部に沿って、壁
面に複数の通気孔を有するパイプ状スペーサを設けたこ
とにある。
解決し、多層断熱材の損傷を防止して断熱性能の向上を
はかるとともに、より高い真空度を確保するようにした
極低温用断熱管を提供するもので、その特徴は、波付内
管と波付外管のスパイラルのピッチ及び方向を同一と
し、さらに波付内管のスパイラル状の谷部に沿って、壁
面に複数の通気孔を有するパイプ状スペーサを設けたこ
とにある。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の極低温用断熱管の
具体例の要部の縦断面図である。図面において、1は内
部に液体窒素等の極低温冷媒の流路2を形成したステン
レス、アルミニウム等よりなるスパイラル状の波付内
管、3は同様にステンレス、アルミニウム等よりなるス
パイラル状の波付外管で、上記波付内管1と波付外管3
はスパイラルのピッチ及び方向が同一であり、これによ
り上記波付内管1と波付外管3の間には長手方向に一様
なギャップが確保される。又上記波付内管1と波付外管
3の間は真空引きされて真空断熱層が形成されている。
具体例の要部の縦断面図である。図面において、1は内
部に液体窒素等の極低温冷媒の流路2を形成したステン
レス、アルミニウム等よりなるスパイラル状の波付内
管、3は同様にステンレス、アルミニウム等よりなるス
パイラル状の波付外管で、上記波付内管1と波付外管3
はスパイラルのピッチ及び方向が同一であり、これによ
り上記波付内管1と波付外管3の間には長手方向に一様
なギャップが確保される。又上記波付内管1と波付外管
3の間は真空引きされて真空断熱層が形成されている。
【0007】4は前記スパイラル状波付内管1の谷部に
沿って配置したパイプ状のスペーサで、その外径は波付
内管1の谷部の深さhと同等もしくはそれより若干大き
く、その上に設ける多層断熱材8の巻付けを容易にして
いる。上記パイプ状スペーサ4はテフロン、繊維強化プ
ラスチック等の低熱伝導材あるいは波付内管1と同材質
の金属材料で形成されている。テフロン、繊維強化プラ
スチックの場合は、金属材料の波付内管1の谷部に沿わ
せて取付け固定するのがやや難しいが、同材質の金属材
料の場合は、スペーサの端部あるいは長手方向に適当ピ
ッチで点溶接で固定できるので好都合である。
沿って配置したパイプ状のスペーサで、その外径は波付
内管1の谷部の深さhと同等もしくはそれより若干大き
く、その上に設ける多層断熱材8の巻付けを容易にして
いる。上記パイプ状スペーサ4はテフロン、繊維強化プ
ラスチック等の低熱伝導材あるいは波付内管1と同材質
の金属材料で形成されている。テフロン、繊維強化プラ
スチックの場合は、金属材料の波付内管1の谷部に沿わ
せて取付け固定するのがやや難しいが、同材質の金属材
料の場合は、スペーサの端部あるいは長手方向に適当ピ
ッチで点溶接で固定できるので好都合である。
【0008】上記パイプ状スペーサ4には壁面に複数の
通気孔4aが設けられている。断熱管が長尺になると真
空引き口から真空引きの距離が長くなったり、真空断熱
層5内に配置する多層断熱材6により真空引きのコンダ
クタンスが悪くなるため、真空引き時間が非常に長くか
かったり、到達真空度を必要な10−3〜10−4To
rrオーダーにまで引き上げることができなくなる。従
って、真空引きの際、真空断熱層5の端部から真空引き
を行うと同時に、パイプ4内部も真空引きのパスとして
作用させることができ、真空引き時間の短縮、到達真空
度の向上を図ることができる。
通気孔4aが設けられている。断熱管が長尺になると真
空引き口から真空引きの距離が長くなったり、真空断熱
層5内に配置する多層断熱材6により真空引きのコンダ
クタンスが悪くなるため、真空引き時間が非常に長くか
かったり、到達真空度を必要な10−3〜10−4To
rrオーダーにまで引き上げることができなくなる。従
って、真空引きの際、真空断熱層5の端部から真空引き
を行うと同時に、パイプ4内部も真空引きのパスとして
作用させることができ、真空引き時間の短縮、到達真空
度の向上を図ることができる。
【0009】又上記バイプ状スペーサ4内部には、活性
炭等の吸着剤7を適当量内蔵させ、冷媒を注入した時に
脱ガス等のトラップをして高真空度の保持ができるよう
にする。この吸着剤7の量はパイプ状スペーサ4が脱気
用のパスが確保できる程度に入れておく。なお、前記パ
イプ状スペーサ4の上には、両面にアルミニウムを蒸着
したポリエステルフィルムの輻射防止材とポリエステル
シートを交互に積層した、いわゆるスーパーインシュレ
ーションの多層断熱材5を巻き付けられている。
炭等の吸着剤7を適当量内蔵させ、冷媒を注入した時に
脱ガス等のトラップをして高真空度の保持ができるよう
にする。この吸着剤7の量はパイプ状スペーサ4が脱気
用のパスが確保できる程度に入れておく。なお、前記パ
イプ状スペーサ4の上には、両面にアルミニウムを蒸着
したポリエステルフィルムの輻射防止材とポリエステル
シートを交互に積層した、いわゆるスーパーインシュレ
ーションの多層断熱材5を巻き付けられている。
【0010】図2は本発明の極低温用断熱管の他の具体
例の説明図で、図2(イ)は要部の縦断面図、図2
(ロ)は図2(イ)のX方向の断面図である。なお図面
において、図1と同一符号は同一部位をあらわしてい
る。断熱管をドラムに巻き付けた時、あるいはケーブル
布設時の屈曲等において、波付内管1と波付外管3との
間のギャップを保持し、かつ多層断熱層5に損傷を与え
ないように、多層断熱材5の上にテフロン、繊維強化プ
ラスチック等の紐状の外部スペーサ8を、円周方向に9
0゜又は120゜の間隔で長手方向に縦添し、その上
に、低熱伝導で強度の大きいガラステープ、ガラスヤー
ン、ケブラー等を適当ピッチでスパイラル状に巻付けて
バインド9して固定する。この際、上記外部スペーサ9
は室温となる波付外管3からの熱侵入をできるだけ小さ
くするため、波付外管の谷部に点接触するように、断面
形状を三角形又は台形にしておくのが好ましい。
例の説明図で、図2(イ)は要部の縦断面図、図2
(ロ)は図2(イ)のX方向の断面図である。なお図面
において、図1と同一符号は同一部位をあらわしてい
る。断熱管をドラムに巻き付けた時、あるいはケーブル
布設時の屈曲等において、波付内管1と波付外管3との
間のギャップを保持し、かつ多層断熱層5に損傷を与え
ないように、多層断熱材5の上にテフロン、繊維強化プ
ラスチック等の紐状の外部スペーサ8を、円周方向に9
0゜又は120゜の間隔で長手方向に縦添し、その上
に、低熱伝導で強度の大きいガラステープ、ガラスヤー
ン、ケブラー等を適当ピッチでスパイラル状に巻付けて
バインド9して固定する。この際、上記外部スペーサ9
は室温となる波付外管3からの熱侵入をできるだけ小さ
くするため、波付外管の谷部に点接触するように、断面
形状を三角形又は台形にしておくのが好ましい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の極低温用
断熱管によれば、次に列記するような効果を奏する。 (1)波付内管及び波付外管のスパイラルのピッチ及び
方向を同一にすることにより、内外波付管の間には長手
方向に一様なギャップを確保できるため、多層断熱材に
損傷を与えることがなく、断熱性能の低下がなくなる。 (2)上記のように、内外波付管の間のギャップが確実
に保持できるため、内外波付管の間のギャップを従来よ
り小さくすることが可能となり、断熱管の外径が小さく
なり、径方向のコンパクト化が図れる。 (3)波付内管の谷部に沿って配置するスペーサに、通
気孔を有するパイプ状スペーサを用いることにより、真
空引き時に脱気パスとして作用し、真空引き時間の短
縮、到達真空度の向上を図ることができる。 (4)波付内管の谷部に沿って配置するパイプ状スペー
サの外径を、波付内管の谷部の深さと同等もしくはそれ
より若干大きくすることにより、波付内管の谷部が埋め
られて平滑化され、その上に巻回する多層断熱層にしわ
ができにくく、巻付けが容易で、厚みも均等にでき上が
る。 (5)パイプ状スペーサの内部に吸着剤を収納すること
により、真空断熱層内での吸着剤の取付けスペースが不
要となり、内外波付管の間を小さくすることが可能とな
る。 (6)多層断熱層の外側にも外部スペーサを設けること
により、多層断熱層は両面がスペーサに挟まれる形とな
り、多層断熱層の機械的保護と内外波付管の間のギャッ
プも確実に維持できる。
断熱管によれば、次に列記するような効果を奏する。 (1)波付内管及び波付外管のスパイラルのピッチ及び
方向を同一にすることにより、内外波付管の間には長手
方向に一様なギャップを確保できるため、多層断熱材に
損傷を与えることがなく、断熱性能の低下がなくなる。 (2)上記のように、内外波付管の間のギャップが確実
に保持できるため、内外波付管の間のギャップを従来よ
り小さくすることが可能となり、断熱管の外径が小さく
なり、径方向のコンパクト化が図れる。 (3)波付内管の谷部に沿って配置するスペーサに、通
気孔を有するパイプ状スペーサを用いることにより、真
空引き時に脱気パスとして作用し、真空引き時間の短
縮、到達真空度の向上を図ることができる。 (4)波付内管の谷部に沿って配置するパイプ状スペー
サの外径を、波付内管の谷部の深さと同等もしくはそれ
より若干大きくすることにより、波付内管の谷部が埋め
られて平滑化され、その上に巻回する多層断熱層にしわ
ができにくく、巻付けが容易で、厚みも均等にでき上が
る。 (5)パイプ状スペーサの内部に吸着剤を収納すること
により、真空断熱層内での吸着剤の取付けスペースが不
要となり、内外波付管の間を小さくすることが可能とな
る。 (6)多層断熱層の外側にも外部スペーサを設けること
により、多層断熱層は両面がスペーサに挟まれる形とな
り、多層断熱層の機械的保護と内外波付管の間のギャッ
プも確実に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の極低温用断熱管の具体例の要部の縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の極低温用断熱管の他の具体例の説明図
で、図2(イ)は要部の縦断面図、図2(ロ)は図2
(イ)のX方向断面図である。
で、図2(イ)は要部の縦断面図、図2(ロ)は図2
(イ)のX方向断面図である。
【符号の説明】 1 波付内管 2 冷媒流路 3 波付外管 4 パイプ状スペーサ 5 真空断熱層 6 多層断熱材 7 吸着剤 8 外部スペーサ 9 バインド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 英雄 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 本庄 昇一 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社電力技術研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】内部に液体窒素等の極低温冷媒の流路を形
成したスパイラル状波付内管と、その外側に設けたスパ
イラル状波付外管との間に真空断熱層を形成し、該真空
断熱層内に多層断熱材を配置した極低温断熱管におい
て、上記波付内管と波付外管のスパイラルのピッチ及び
方向を同一とし、さらに波付内管の谷部に沿って、壁面
に複数の通気孔を有するパイプ状スペーサを設けたこと
を特徴とする極低温断熱管。 - 【請求項2】前記スパイラル状波付内管の谷部に沿って
設けたパイプ状スペーサの外径が、上記波付内管の谷部
の深さと同等もしくはそれより若干大きいことを特徴と
する請求項1記載の極低温断熱管。 - 【請求項3】前記スパイラル状波付内管の谷部に沿って
設けたパイプ状スペーサ内に真空度保持用の吸着剤を内
蔵させたことを特徴とする請求項1又は2記載の極低温
断熱管。 - 【請求項4】前記多層断熱材上に低熱伝導材の紐状の外
部スペーサを長さ方向に縦添えしたことを特徴とする請
求項1〜3のいずれか記載の極低温断熱管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352957A JPH09184594A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 極低温用断熱管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352957A JPH09184594A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 極低温用断熱管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09184594A true JPH09184594A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18427616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7352957A Pending JPH09184594A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 極低温用断熱管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09184594A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001067950A (ja) * | 1999-06-22 | 2001-03-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導ケーブルおよびその製造方法 |
| JP2005150469A (ja) * | 2003-11-17 | 2005-06-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 超電導ケーブル用断熱管 |
| WO2006059446A1 (ja) | 2004-12-01 | 2006-06-08 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 超電導ケーブル |
| JP2006228740A (ja) * | 2005-02-19 | 2006-08-31 | Ls Cable Ltd | 吸着剤を備えたネット層を含む超伝導ケーブル用低温維持装置 |
| KR100706496B1 (ko) * | 2006-01-24 | 2007-04-10 | 엘에스전선 주식회사 | 초전도 케이블의 진공단열 유지구조 |
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| KR100750063B1 (ko) * | 2006-02-28 | 2007-08-16 | 엘에스전선 주식회사 | 흡착층이 구비된 초전도 케이블의 저온 유지 장치 |
| JP2008287896A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 超電導ケーブル |
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| JP2009243496A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 極低温流体輸送用可撓管 |
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| CN102705699A (zh) * | 2012-06-11 | 2012-10-03 | 杭州富士达特种材料有限公司 | 用于电力超导低温环境支持系统中的镀铝薄膜及低温绝热体 |
| JP2016166664A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 古河電気工業株式会社 | 断熱管、断熱管の製造方法及び超電導ケーブル |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7352957A patent/JPH09184594A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP1818948A4 (en) * | 2004-12-01 | 2012-04-25 | Sumitomo Electric Industries | SUPERCONDUCTING CABLE |
| US8039742B2 (en) | 2004-12-01 | 2011-10-18 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Superconductive cable |
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| JP2009243496A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 極低温流体輸送用可撓管 |
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