JPH09184650A - 壁掛形空気調和機 - Google Patents

壁掛形空気調和機

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JPH09184650A
JPH09184650A JP7354856A JP35485695A JPH09184650A JP H09184650 A JPH09184650 A JP H09184650A JP 7354856 A JP7354856 A JP 7354856A JP 35485695 A JP35485695 A JP 35485695A JP H09184650 A JPH09184650 A JP H09184650A
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blowing
wall
air conditioner
horizontal
outlet
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Nobuyuki Yamaguchi
信之 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内の温度分布を改善し、これによって利用
快適性を確実に向上させることが可能な壁掛形空気調和
機を提供する。 【解決手段】 吹出口2に上下フラップ11、12を設
けて吹出通路15を形成する。冷房運転時に上下フラッ
プ11、12を回動させて水平方向への吹き出しと下方
への吹き出しとを交互に繰り返す。水平方向への吹き出
し時には吹出通路15を吹き出し方向に幅狭とし、下方
への吹き出し時には吹出通路15を吹き出し方向に幅広
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷房運転時に水
平案内羽根を回動させて水平方向への吹き出しと下方へ
の吹き出しとを交互に繰り返すようにした壁掛形空気調
和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような壁掛形空気調和機は、その
吹出口に2枚の水平案内羽根を備えることによって吹出
通路を形成し、冷房運転時には上記水平案内羽根を羽根
軸の回りに回動させて、上記吹出口からの冷風の吹き出
し方向を周期的に変化させるようになっている。そして
このとき上記両水平案内羽根を一定の角度を持って回動
させることにより、水平方向への吹き出し時と下方への
吹き出し時とのいずれにおいても均等な吹き出し開度を
確保して、室内の温度分布の改善を図ることができるよ
うになっていた(例えば特開平6−159790号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の壁掛形空気調和機では、両水平案内羽根の間の角度が
絞り角度、すなわち吹き出し方向に向かって吹出通路が
幅狭となるような角度で一定となるような場合には、水
平方向への吹き出し時には冷風を室内の離れた場所にま
で送気できる反面、下方への吹き出し時には送気した冷
風が直接利用者に当たるので、温度分布を改善しても却
って利用快適性が損なわれるという問題が生じていた。
一方、上記両水平案内羽根の間の角度がワイド角度、す
なわち吹き出し方向に向かって吹出通路が幅広となるよ
うな角度で一定となっているような場合には、下方への
吹き出し時には冷風を広げて供給できるので、これが直
接利用者に当たって利用快適性が低下するという上記の
問題を回避できる反面、水平方向への吹き出し時には室
内の離れた場所にまで冷風を送気できず、室内の温度分
布の改善が図れないという問題が生じていた。
【0004】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、室内の温度分
布を改善し、これによって利用快適性を確実に向上させ
ることが可能な壁掛形空気調和機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の壁掛形
空気調和機は、相対向して配置される一対の水平案内羽
根11、12を吹出口2に備え、両水平案内羽根11、
12によって吹出通路15を形成し、冷房運転時に各水
平案内羽根11、12を回動させて水平方向への吹き出
しと下方への吹き出しとを交互に繰り返すようにした壁
掛形空気調和機において、水平方向への吹き出し時には
上記吹出通路15を吹き出し方向に向かって幅狭に形成
する一方、下方への吹き出し時には上記吹出通路15を
吹き出し方向に向かって幅広に形成するよう上記各水平
案内羽根11、12を回動させることを特徴としてい
る。
【0006】上記請求項1の壁掛形空気調和機では、利
用者に直接冷風が当たって利用快適性が阻害されるのを
回避し、なおかつ冷風を室内の離れた場所にまで送気す
ることが可能となる。従って室内の温度分布を改善し、
これによって利用快適性を確実に向上させることが可能
となる。
【0007】また請求項2の壁掛形空気調和機は、上記
両水平案内羽根11、12は、その反吹き出し側にそれ
ぞれ羽根軸13、14を有し、この羽根軸13、14を
中心に回動するようにしたことを特徴としている。
【0008】上記請求項2の壁掛形空気調和機では、そ
の実施を容易とすることが可能となる。
【0009】さらに請求項3の壁掛形空気調和機は、上
記吹出通路15の吹き出し側の幅は、水平方向への吹き
出し時と下方への吹き出し時との間で滑らかに変化する
ようにしたことを特徴としている。
【0010】上記請求項3の壁掛形空気調和機では、よ
り一層の利用快適性の向上を図ることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の壁掛形空気調和
機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳
細に説明する。
【0012】図1は、上記壁掛形空気調和機の要部を示
す部分断面図である。同図に示す1は、室内の壁面高所
に設置される室内機の本体ケーシングであり、この本体
ケーシング1内にはファン4が備えられている。そして
このファン4の前方、すなわち同図における左方には、
室内熱交換器(図示せず)が配置され、さらにその前面
側に相当する本体ケーシング1には吸込口(図示せず)
が開口している。また上記ファン4の背面側から本体ケ
ーシング1の底面にかけて滑らかに傾斜するスクロール
部5が形成され、このスクロール部5に連なるように、
斜め下方を向いた吹出口2が開口している。そしてこの
吹出口2には、一対の水平案内羽根、すなわち上フラッ
プ11と下フラップ12とが設けられているが、これら
上フラップ11及び下フラップ12は、それぞれ反吹き
出し側に設けられた羽根軸、すなわち上フラップ軸13
及び下フラップ軸14を中心として吹き出し側が回動す
るように成されたものである。そして上記上フラップ1
1及び下フラップ12によって、空調空気の吹出通路1
5が形成される。なお同図において6は、上記室内熱交
換器の下方に配置されるドレンパンである。
【0013】上記壁掛形空気調和機では、室内熱交換器
を冷媒回路の蒸発器として機能させると共にファン4を
回転駆動することにより、冷房運転を行う。すなわち、
吸込口から吸い込んだ室内空気を上記室内熱交換器で熱
交換して冷却し、この冷却された空調空気をスクロール
部5に沿って送気して吹出口2から冷風として吹き出す
のである。そしてこの吹き出し方向は、上記上フラップ
11及び下フラップ12の回動によって、水平方向への
吹き出しと下方への吹き出しとが交互に繰り返されるよ
うになっている。一方、上記室内熱交換器を冷媒回路の
凝縮器として機能させると共にファン4を回転駆動すれ
ば、暖房運転を行うことができる。
【0014】次に、上記冷房運転時における上フラップ
11及び下フラップ12の回動について説明する。図
1、図2は、各状態又は通過点における状態を示す部分
断面図であり、また図3は、上フラップ11の動きと下
フラップ12の動きとをそれぞれ折れ線で示すグラフで
ある。このグラフでは、上フラップ11の可動範囲をA
−Bで示し、下フラップ12の可動範囲をC−Dで示し
ている。まず図1(a)では、水平方向への吹き出し時
における上フラップ11及び下フラップ12の状態を示
している。両フラップ11、12はそれぞれ可動範囲の
上限位置A、Cにあり、吹出通路15は冷風の吹き出し
側に向かって幅狭となるように形成されている。従って
このとき冷風は絞り吹きとなり、室内機の取り付け位置
から離れた場所にまで、室内へ空調空気を供給すること
ができる。そしてこの状態は、図3に示すように時刻T
〜Tの間で維持される。次に時刻Tからは、上記
両フラップ11、12が下向きの回動を開始する。そし
て図2(a)は、時刻Tにおける上記両フラップ1
1、12の状態を示している。このとき上フラップ11
はその可動範囲の下限位置Bにある一方、下フラップ1
2は未だ下限位置Dに至らず、中間的な位置にあって下
向きの回動を継続している。従ってこの時刻Tの近傍
では吹出通路15は略平行に形成されることになる。さ
らにこの時刻Tからは下フラップ12のみが回動を続
ける。そして時刻Tで下フラップ12は下限位置Dに
到達し、下方への吹き出し時の状態となる。この時には
上述のように両フラップ11、12はそれぞれ可動範囲
の下限位置B、Dにあり、図1(b)に示すように吹出
通路15は冷風の吹き出し側に向かって幅広となるよう
形成されている。従ってこのとき冷風はワイド吹きとな
り、下方に位置する利用者には冷風を広げて供給するこ
とができる。そしてこの状態は、図3に示すように時刻
〜Tの間で維持される。次に時刻Tからは、上
記両フラップ11、12が上向きの回動を開始する。そ
して図2(b)は時刻T。における上記両フラップ1
1、12の状態を示している。このとき上フラップ11
はその可動範囲の上限位置Aにある一方、下フラップ1
2は未だ上限位置Cに至らず、中間的な位置にあって上
向きの回動を継続している。従ってこの時刻Tの近傍
では吹出通路15は略平行に形成されることになる。さ
らにこの時刻Tからは下フラップ12のみが回動を続
ける。そして時刻Tで下フラップ12は上限位置Cに
到達して図1(a)に示す水平方向への吹き出し時の状
態へと戻り、以後これを繰り返す。
【0015】上記のような壁掛形空気調和機では、冷房
運転時に水平方向への冷風の吹き出しと下方への冷風の
吹き出しとを交互に繰り返し、そして水平方向への吹き
出し時には吹出通路15を吹き出し方向に向かって幅狭
に形成して絞り吹きとする一方、下方への吹き出し時に
は吹出通路15を吹き出し方向に向かって幅広に形成し
てワイド吹きとしている。従って水平方向への吹き出し
時には室内機から離れた場所へも空調空気を供給して、
室内の温度分布を改善することができる。しかも下方へ
の吹き出し時にはワイド吹きとなるため、冷風が直接利
用者に当たって利用快適性が阻害されるのを回避するこ
とができるので、温度分布の改善による利用快適性の向
上を確実なものとすることができる。また水平方向への
吹き出し時と下方への吹き出し時との間では吹出通路1
5の吹き出し側の幅を滑らかに変化させ、その中間では
略平行となるようにしている。従って冷風の吹き出し状
態の変化も滑らかとなり、上記利用快適性をより一層確
実に向上させることができる。さらに上記上下フラップ
11、12は、その反吹き出し側にそれぞれ上下フラッ
プ軸13、14を有し、これを中心に回動させると共に
その可動範囲を相違させることによって吹出通路15の
吹き出し方向の幅を変化させている。従ってその構成を
簡素なものとすることができる。
【0016】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば上記では、図3に示すように時刻T
又は時刻Tで上フラップ11を先に下限位置B又は
上限位置Aに到達させ、その後下フラップ12のみを回
動させている。これは、図4に示すように、両フラップ
11、12が時刻Tで同時にそれぞれ下限位置B、D
に到達し、そして時刻Tで略同時にそれぞれ上限位置
ANCに到達するようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】上記請求項1の壁掛形空気調和機では、
利用者に直接冷風が当たるのを回避しつつ室内の温度分
布を改善できるので、利用快適性を確実に向上させるこ
とが可能となる。
【0018】また請求項2の壁掛形空気調和機では、そ
の実施を容易とすることが可能となる。
【0019】さらに請求項3の壁掛形空気調和機では、
より一層の利用快適性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の壁掛形空気調和機の一実施形態の部
分断面図であり、(a)は水平方向への吹き出し時を示
し、(b)は下方への吹き出し時を示している。
【図2】上記壁掛形空気調和機の部分断面図であり、
(a)は下方への吹き出しに向かう場合を示し、(b)
は水平方向への吹き出しに向かう場合を示している。
【図3】上記壁掛形空気調和機の上フラップ及び下フラ
ップの動きを示すグラフである。
【図4】上記上フラップ及び下フラップの動きの変更例
を示すグラフである。
【符号の説明】
2 吹出口 11 上フラップ 12 下フラップ 13 上フラップ軸 14 下フラップ軸 15 吹出通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向して配置される一対の水平案内羽
    根(11)(12)を吹出口(2)に備え、両水平案内
    羽根(11)(12)によって吹出通路(15)を形成
    し、冷房運転時に各水平案内羽根(11)(12)を回
    動させて水平方向への吹き出しと下方への吹き出しとを
    交互に繰り返すようにした壁掛形空気調和機において、
    水平方向への吹き出し時には上記吹出通路(15)を吹
    き出し方向に向かって幅狭に形成する一方、下方への吹
    き出し時には上記吹出通路(15)を吹き出し方向に向
    かって幅広に形成するよう上記各水平案内羽根(11)
    (12)を回動させることを特徴とする壁掛形空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 上記両水平案内羽根(11)(12)
    は、その反吹き出し側にそれぞれ羽根軸(13)(1
    4)を有し、この羽根軸(13)(14)を中心に回動
    するようにしたことを特徴とする請求項1の壁掛形空気
    調和機。
  3. 【請求項3】 上記吹出通路(15)の吹き出し側の幅
    は、水平方向への吹き出し時と下方への吹き出し時との
    間で滑らかに変化するようにしたことを特徴とする請求
    項2の壁掛形空気調和機。
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