JPH09185367A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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Publication number
JPH09185367A
JPH09185367A JP7343171A JP34317195A JPH09185367A JP H09185367 A JPH09185367 A JP H09185367A JP 7343171 A JP7343171 A JP 7343171A JP 34317195 A JP34317195 A JP 34317195A JP H09185367 A JPH09185367 A JP H09185367A
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JP
Japan
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waveform data
tempo
song
pitch
waveform
Prior art date
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Withdrawn
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JP7343171A
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English (en)
Inventor
Ayumi Takahashi
歩 高橋
Katsuhiro Toyoda
克浩 豊田
Atsushi Hoshika
敦史 星加
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Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
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Publication date
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】他の演奏とのアンサンブルを行なう場合や、複
数種類の波形データを組み合わせてソングを作成するに
あたり、音楽的に調和のとれた自動演奏を容易に実現で
きる自動演奏装置を提供する。 【解決手段】自動演奏するソングのテンポに波形データ
のテンポが一致するように読出し速度を計算し、これに
より生じる波形データの本来の音高に対する音高差を相
殺するように音高補正量を計算して得られた波形データ
を組み合わせてソングを自動演奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽曲の一部分をサ
ンプリングして得られた波形データを複数種類記憶して
おき、これら複数種類の波形データを再生して自動演奏
する自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、楽曲の例えば1小節分のフレ
ーズをサンプリングして得られた波形データ(フレーズ
・サンプル・データ)を複数種類記憶しておき、これら
複数種類の波形データを適宜組み合わせて新たな楽曲
(以下、ソングと記述する)を作成し、そのソングを自
動演奏する自動演奏装置が知られている。ここでソング
を作成するに当たり、そのソングのテンポと各波形デー
タのテンポとが互いに相違する場合が多い。そこでソン
グのテンポと相違するテンポを有する波形データの読出
し速度(再生ピッチ)を変更してその波形データのテン
ポをソングのテンポに合わせることが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、波形データの
読出し速度を変更する場合、その波形データの読出し速
度をユーザがどれくらい変更するかの計算が複雑であ
り、また波形データの数が多くなるとユーザがいちいち
計算していては実用的でない。また、ドラム音をサンプ
リングして得た波形データのような音高という概念が規
定されない音の場合は、波形データの読出し速度を変更
しても問題は少ないが、例えばベースやギター、ピアノ
など音高のある音の場合は、波形データの読出し速度を
変更すると、再生される楽音の音高が変化してしまい、
他の演奏とのアンサンブルを行なう場合などに音楽的調
和が崩れてしまうという問題がある。また、もともとピ
ッチの異なる2つの波形データを組み合わせてそれぞれ
の読出し速度で読み出して同時に発音した場合に、それ
ぞれの音高が異なってしまい音楽的に合わなくなるとい
う問題もある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、他の演奏との
アンサンブルを行なう場合や、複数種類の波形データを
組み合わせてソングを作成するにあたり、音楽的に調和
のとれた自動演奏を容易に実現できる自動演奏装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の自動演奏装置は、楽曲の一部分をサンプリングして
得られた波形データを複数種類記憶しておき、これらの
波形データを再生して楽曲を演奏する自動演奏装置にお
いて、上記波形データと、その波形データが表わす楽曲
のテンポとを対応づけて記憶する記憶手段と、演奏され
る楽曲のテンポを指定するテンポ指定手段と、テンポ指
定手段により指定された第1のテンポと、上記波形デー
タに対応づけられて記憶された第2のテンポとに基づい
て、記憶手段から読み出された波形データが表わす楽曲
のテンポが上記第1のテンポと一致するように読出し速
度を調整して、このように調整された読出し速度で記憶
手段から波形データを読み出す波形読出手段と、波形読
出手段において波形データの読出し速度を調整したこと
による、波形データが表す楽曲の楽音の音高変化分を補
正する音高補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の自動演奏装置の一実施形態
のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示
すCPU12は、ROM14に格納されたプログラムを
データバス16を経由して読み出し、RAM18を作業
領域として種々の処理を実行する。ROM14には、こ
の図1に示す自動演奏装置10全体の制御を行なうため
のプログラムや、楽曲の例えば1小節分のフレーズをサ
ンプリングして得られた複数の波形データ(フレーズ・
サンプル・データ)や、これら複数の波形データを楽音
発生部24が読み出して再生するよう制御するときにC
PU12が参照する情報(フレーズ制御情報)等が格納
されている。複数の波形データそれぞれには、後述する
フレーズ番号が付与されている。RAM18には、後述
する波形データ再生情報等が格納されるソング・データ
記憶領域や、CPU12が種々の処理を実行するための
作業領域等が備えられている。楽音発生部24には、波
形読出部26と音高補正部28が備えられており、波形
読出部26は、CPU12からの指示によりROM14
に格納されている波形データを読み出し、音高補正部2
8は、CPU12からの指示によりこの波形データの音
高を補正する。操作パネル20には、詳細は後述する
が、波形データの再生を指示するためのパッドや、ソン
グの再生、停止、録音を指示するためのボタン等が備え
られている。表示部22には、例えばソングのテンポ
等、必要な情報が表示される。
【0007】図2は、図1に示す操作パネル部20を示
す図である。操作パネル部20のストップボタン32
は、ソングの再生や録音の停止を指示するためのもので
ある。またプレイボタン34は、ソングの再生を指示す
るためのものである。レコードボタン36は、ソングの
録音を指示するためのものである。テンポつまみ38は
ソングの停止中に操作することにより、ソングのテンポ
を更新するためのものである。さらに操作パネル部20
には、ROM14に格納されている複数の波形データそ
れぞれに付与されたフレーズ番号に対応して複数のパッ
ド40(図には4つのパッド40を例示的に示す)が備
えられている。ソングの停止中にいずれかのパッド40
が押下されると、押下されている間、そのパッド40に
対応するフレーズ番号の波形データが再生される。ま
た、ソングの録音中にいずれかのパッド40が押下され
ると、詳細は図6に示すパッド・オンの処理ルーチンの
フローチャートで説明するが、そのパッド40に対応す
る波形データの再生を指示する情報がRAM18のソン
グ・データ記憶領域に格納される。
【0008】図3は、図1に示すRAM18のソング・
データ記憶領域を示す模式図である。ソング・データ記
憶領域(以下、ソング・トラックと記述する)50の先
頭領域52には、ソングのテンポを指定する情報、即ち
ソング・テンポが書き込まれる。このソング・テンポ
は、ソングの停止中にテンポつまみ38(図2参照)が
操作されたときに更新され、例えば1分間当たりに演奏
される4分音符の数(BPM)などで表される。先頭領
域52よりも後の各領域54,56,…,5n−1に
は、演奏情報として、以下に述べる波形データ再生情報
が書き込まれる。尚、波形データ再生情報の書込みにつ
いては、図6に示すパッド・オン、図7に示すパッド・
オフの処理ルーチンのフローチャートで説明する。
【0009】波形データ再生情報は、図の右に示すよう
にフレーズ番号62、ベロシティ64、ピッチ66、音
高補正量68、ステップ69から構成されている。フレ
ーズ番号62は、ROM14に格納されている波形デー
タに付与された番号を示す。ベロシティ64は、パッド
40を押下した強さ(速さ)に比例した値を示し、この
値に基づいて、そのフレーズ番号62に対応する波形デ
ータについての放音時における音量が指示される。ここ
で、ベロシティ=0は、パッド40が離され、放音が停
止することを意味する。ピッチ66は、ROM14に格
納されている波形データを波形読出部26(図1参照)
が読み出すときの読出し速度を示す。音高補正量68
は、波形読出部26で読み出された波形データの音高を
音高補正部28が補正するときの補正量を示す。ステッ
プ69は、現在参照している波形データ再生情報を読み
出し始めるまでの時間を表し、例えばステップ=0は、
対応する波形データについて直ちに放音を指示すること
を意味する。
【0010】またソング・トラック50の最終領域5n
+1には、ソングの終了を示すエンド情報が書き込まれ
る。図4は、図1に示すROM14に格納されているフ
レーズ制御情報を示す模式図である。ROM14の各領
域71,72,73,…,7nには、各波形データに付
与されたフレーズ番号順にフレーズ制御情報1,2,
3,…,nが格納されている。各フレーズ制御情報1,
2,3,…,nは、図の右に示すようにスタート・アド
レス82、エンド・アドレス84、オリジナル・ピッチ
86、及びオリジナル・テンポ88から構成されてい
る。これらのフレーズ制御情報は、いずれかのパッド4
0(図2参照)が押下されると、押下されたパッド40
に対応するフレーズ番号のフレーズ制御情報がCPU1
2に読み出され、発音を指示する命令として楽音発生部
24に送出される。
【0011】スタート・アドレス82及びエンド・アド
レス84は、ROM14に格納されている、フレーズ制
御情報に対応する波形データの先頭アドレスおよび最終
アドレスを表すものである。オリジナル・ピッチ86
は、その波形データの本来の音高で再生するときのピッ
チを表し、後述するパッド・オン処理において参照され
る。オリジナル・テンポ88は、その波形データの本来
のテンポであり、オリジナル・ピッチ86で再生したと
きの、例えば1分間当たりに演奏される4分音符の数
(BPM)などで表される。オリジナル・テンポ88も
また、後述するパッド・オン処理において参照される。
【0012】ここで、図1に示す波形読出部26は、C
PU12からソングの発音を指示する命令を受けると、
ROM14に格納されている波形データのスタート・ア
ドレス82からエンド・アドレス84までを、RAM1
8に格納されている波形データ再生情報のピッチ66に
従って、CPU12からソングの発音を停止する命令を
受けるまで、繰り返し読み出す。例えば、読出し速度を
2倍にすれば波形データのテンポは2倍となり、また音
高は周波数で2倍(音程で1オクターブ増)となって再
生される。波形読出部26より順次読み出された波形デ
ータは、RAM18上に確保された所定の領域内に再生
波形データとして順次書き込まれる。この再生波形デー
タのための書込みアドレスはその領域内を巡回するよう
になっている。すなわち、最新の波形データを順次書き
込む度に書込みアドレスは1づつ増加されていくが、そ
の領域の終了アドレスに達すると次の書込みアドレスは
その領域の開始アドレスとなる。従ってその領域内には
常に最新の再生波形データが連続的に記憶される。
【0013】次に音高補正部28がCPU12から指定
された音高補正量すなわちピッチ比率の逆数にあたる読
出し速度でRAM18に連続的に記憶された再生波形デ
ータを読み出していく。これにより波形読出部26によ
って再生された波形データの音高を補正する。この読出
しアドレスもこの領域内を巡回するようになっている。
【0014】音高補正部28による読出しはRAM18
の領域内の2カ所で同時に行う。各々の読出しアドレス
は領域の半分の長さにあたるアドレス差を持っている。
読出し速度と書込み速度が異なるために生じる読出し波
形の不連続点が現れないように、2つの読出し波形をク
ロス・フェードする。読出し速度を1/2倍にすれば、
波形の音高は周波数で1/2倍(音程で1オクターブ
減)となって再生されるが、テンポは書込み速度によっ
て決まるため変わらない。
【0015】図5は、図1に示す自動演奏装置のメイン
ルーチンのフローチャートである。図1に示す自動演奏
装置に電源が投入されると、このルーチンが起動され
る。先ずステップS501において、フラグのクリア等
の初期設定が行なわれる。次にステップS502におい
て、ソングの録音を指示するためのレコードボタンが押
されたか否かが判断される。レコードボタンが押された
と判断された場合は、後述するステップS509に進
む。一方、レコードボタンが押されていないと判断され
た場合はステップS503に進み、ソングの再生を指示
するためのプレイボタンが押されか否かが判断される。
プレイボタンが押されていないと判断された場合はステ
ップS502に戻る。このようにレコードボタンもしく
はプレイボタンが押されるまでステップS502,S5
03を繰り返し実行する。一方、ステップS503にお
いて、プレイボタンが押されたと判断された場合はステ
ップS504に進み、ソングの再生状態を示すためにプ
レイフラグを1にしてステップS505に進む。ステッ
プS505では、プレイボタンが押されソングが停止状
態から再生状態(演奏状態)に変化したため、RAM1
8上に備えられたソング・トラック50の先頭の波形デ
ータ再生情報のステップに格納されている値を変数tに
代入する。尚、変数tは、後述する図8に示すテンポ割
込ルーチンにて時間カウンタとして用いられている変数
である。次にステップS506に進み、ソングの停止を
指示するためのストップボタンが押されたか否かが判断
される。ストップボタンが押されたと判断された場合は
ステップS508に進み、ソングの停止状態を示すため
にプレイフラグを0にしてステップS502に戻る。
【0016】一方、ストップボタンが押されていないと
判断された場合はステップS507に進み、プレイフラ
グが1か0かが判断される。プレイフラグが1であると
判断された場合は再生状態のためステップS506に戻
り、ストップボタンが押されるまで、もしくはプレイフ
ラグが0であると判断されるまでステップS506,S
507を繰り返し実行する。一方プレイフラグが0であ
ると判断された場合は停止状態のためステップS502
に戻る。
【0017】また、前述したステップS502におい
て、レコードボタンが押されたと判断されステップS5
09に進んだ場合は、ステップS509において、録音
のためのレコード諸設定を行なってステップS510に
進む。ステップS510では、録音状態を示すためにレ
コードフラグを1にしてステップS511に進む。ステ
ップS511ではストップボタンが押されたか否かが判
断される。ストップボタンが押されていないと判断され
た場合は、ストップボタンが押されるまでステップS5
11を繰り返し実行する。なお、実際の録音処理は後述
するパッド・オン処理、パッド・オフ処理にて行なわれ
る。一方、ストップボタンが押されたと判断された場合
は、ソングの録音が終了したためステップS512に進
み、RAM18のソング・トラック50の末尾にエンド
情報を書き込みステップS513に進む。ステップS5
13では、録音の終了状態を示すためにレコードフラグ
を0にしてステップS502に戻る。
【0018】図6は、パッド40が押下されたときに発
生する割込みにより起動されるパッド・オンの処理ルー
チンのフローチャートである。いずれかのパッド40が
押下されると、押下されたパッド40に割り当てられた
波形データ(フレーズ・サンプル・データ)に関して、
以下の処理を行なう。先ずステップS601において、
RAM18のソング・トラック50に記憶されているソ
ング・テンポと、ROM14のフレーズ制御情報に格納
されているオリジナル・テンポから、ピッチ比率を計算
する。ピッチ比率はソング・テンポとオリジナル・テン
ポとの比に比例する値で、例えば以下の式で表すことが
できる。
【0019】(ピッチ比率)=(ソング・テンポ)/
(オリジナル・テンポ) ここで、例えばソング・テンポが2倍になったとき、ピ
ッチ比率を2倍にすることにより波形データのテンポを
ソングのテンポに一致させることができる。次にステッ
プS602において、音高補正部28に送出する音高補
正量として、ピッチ比率の逆数を計算する。
【0020】次にステップS603において、ステップ
S602で求めた音高補正量を音高補正部28へ送出す
る。次にステップS604において、前述のピッチ比率
とオリジナル・ピッチとを乗算することにより当該波形
データのピッチ(読出速度)を求める。次にステップS
605において、ステップS604で求めた波形データ
のピッチ、パッド40の押下の強さ(ベロシティ)、フ
レーズ制御情報のスタート・アドレスおよびエンド・ア
ドレスを波形読出部26に送出し、当該波形データの読
出し開始を行なうことにより、発音開始を指示する。
【0021】次にステップS606において、レコード
ボタンにてソングの録音が指示されているか否か、即ち
レコードフラグが1か0かが判断される。レコードフラ
グが1であると判断された場合はソングの録音が指示さ
れているため、ステップS607に進む。ステップS6
07では、押下されたパッド40に割り当てられたフレ
ーズ番号、ベロシティ、波形データのピッチ、および音
高補正量を波形データ再生情報としてRAM18のソン
グ・トラック50に記憶する。さらに、CPU12に内
蔵されたタイマにより計測された、前回いずれかのパッ
ド40が操作されてから(パッド40が押された、もし
くは離された)今回のパッド40が押されるまでの経過
時間(ステップ)を、波形データ再生情報としてソング
・トラック50に記憶してこのルーチンを終了する。こ
のようにして、図3に示したRAM18のソング・トラ
ック50に波形データ再生情報が書き込まれる。
【0022】一方、レコードフラグが0であると判断さ
れた場合はそのままこのルーチンを終了する。図7は、
パッド40が離されたときに発生する割込みにより起動
されるパッド・オフの処理ルーチンのフローチャートで
ある。いずれかのパッド40が離されると、先ずステッ
プS710において、離されたパッド40に割り当てら
れた波形データの読出し停止、即ち発音の停止を指示す
る命令を波形読出部26に送出する。
【0023】次にステップS702において、レコード
ボタンにてソングの録音が指示されているか否か、即ち
レコードフラグが1か0かが判断される。レコードフラ
グが1であると判断された場合はソングの録音が指示さ
れているため、ステップS703に進む。ステップS7
03では、離されたパッド40に割り当てられたフレー
ズ番号およびベロシティ(ここではパッド40は離され
ているため、ベロシティの値は0)を波形データ再生情
報としてソング・トラック50に記憶する。さらに、C
PU12に内蔵されたタイマにより計測された、前回い
ずれかのパッド40が操作されてから今回のパッド40
が離されるまでの経過時間(step)を、波形データ
再生情報としてソング・トラック50に記憶してこのル
ーチンを終了する。なお、ここではパッド40が離され
発音しないため、ピッチおよび音高補正量は必要ないの
で特に記憶しなくともよい。
【0024】一方、レコードフラグが0であると判断さ
れた場合は、ソング・トラック50に何も書き込まずこ
のルーチンを終了する。図8は、RAM18のソング・
トラック50に記憶されているソング・テンポに対応す
る時間毎に繰り返し実行されるテンポ割込みルーチンの
フローチャートである。
【0025】なお、本ルーチンで使用されるソングの再
生/停止状態を示すプレイフラグや、時間カウンタとし
て用いられる変数tは、前述した図5に示すメインルー
チンにより、以下のように設定されている。プレイフラ
グには、プレイボタンが押されソングが再生状態にある
ときに1、ストップボタンが押されソングが停止状態に
あるときに0が代入されている。
【0026】変数tには、プレイボタンが押されてソン
グが停止状態から再生状態に変化したとき、RAM18
のソング・トラック50に記憶されている複数の波形デ
ータ再生情報のうちの先頭の波形データ再生情報のステ
ップが代入されている。先ずステップS801におい
て、プレイフラグが1か0かが判断される。プレイフラ
グが0であると判断された場合はソングが停止状態のた
め、後述するステップS810に進む。一方、プレイフ
ラグが1であると判断された場合はソングが再生状態の
ため、ステップS802に進み、変数tが0か否かが判
断される。変数tが0でないと判断された場合はステッ
プS803に進み、変数tを1つ減算してこのルーチン
を終了する。一方、変数tが0であると判断された場合
はステップS804に進み、現在参照している波形デー
タ再生情報のベロシティが0であるか否かが判断され
る。
【0027】ベロシティが0でないと判断された場合は
パッド40が押されたことを意味するためステップS8
05に進み、RAM18上の波形データ再生情報のうち
のフレーズ番号を参照してROM14のフレーズ制御情
報のうちのスタート・アドレスおよびエンド・アドレス
を読み出し、RAM18上の波形データ再生情報のうち
のピッチ、音高補正量、ベロシティとともに波形読出部
26に送出し、当該波形データの読出し開始を行なうこ
とにより発音開始を指示してステップS807に進む。
【0028】一方、ベロシティが0であると判断された
場合はパッド40が離されたことを意味するためステッ
プS806に進み、波形データ再生情報のフレーズ番号
で表わされる波形データの読出し停止を波形読出部26
に指示して発音を停止し、ステップS807に進む。ス
テップ807では、RAM18上のソング・トラック5
0の読出ポインタを進めて次の波形データ再生情報を参
照し、ステップの値を変数tに代入してステップS80
8に進む。
【0029】ステップS808ではソングのエンド情報
が読み出されたか否か、即ちステップの値として−1が
読み出されたか否かが判断される。ステップの値として
−1が読み出されていないと判断された場合はソングの
終了ではないため、ステップS802に戻る。一方ステ
ップの値として−1が読み出されたと判断された場合
は、−1をソング終了のマークとみなしステップS80
9に進み、プレイフラグに0を代入してソングを停止状
態にしてこのルーチンを終了する。
【0030】また前述したステップS801において、
プレイフラグが0と判断されステップS801に進んだ
場合は、ステップS801において、テンポつまみ38
によりテンポが変化したか否かが判断される。テンポが
変化したと判断された場合はステップS811に進み、
ソング・トラックのソング・テンポを更新し、全ての波
形データ再生情報のピッチ、音高補正量を再計算して更
新する。すなわち、各波形データ再生情報のフレーズ番
号より、対応するフレーズ制御情報のオリジナル・ピッ
チとオリジナル・テンポをROM14から読み出し、R
AM18上のソング・トラック50のソング・テンポと
ROM14から読み出されたオリジナル・テンポとに基
づいて算出したピッチ比率にもとづいて音高補正量を求
め、さらにピッチ比率とオリジナル・ピッチとにより波
形データ再生情報のピッチを計算して、音高補正量とピ
ッチとをソング・トラックに書き込み、このルーチンを
終了する。
【0031】一方、テンポが変化していないと判断され
た場合は何もせずこのルーチンを終了する。本実施形態
では、波形データ再生情報のピッチと音高補正量とを、
ソング再生の前に予め計算し記憶しておくようにしてい
るが、これに限ることなく、ソング再生中に、ピッチ、
音高補正量の値が必要になる毎に即座に計算するように
してもよい。この場合、波形データ再生情報としてのピ
ッチ、音高補正量の記憶域が不要になるので、メモリの
節約になる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動演奏
装置によれば、自動演奏のテンポと各々の波形データに
固有の本来のテンポより各々の波形データの再生ピッチ
を自動的に計算して再生するため、簡単に楽曲のテンポ
と各波形データのテンポを一致させることができると共
に、音高補正量を自動的に計算して音高を補正するた
め、波形データの本来の音高が変わることがない。
【0033】また、自動演奏のテンポを変更したとき
も、波形データのテンポは自動的に、変更したテンポに
一致し、かつ波形データの音高は変わることがないの
で、ユーザはテンポとピッチとの関係を意識することな
く楽曲の作成を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動演奏装置の一実施形態のハードウ
ェア構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す操作パネル部20を示す図である。
【図3】図1に示すRAM18のソング・データ記憶領
域を示す模式図である。
【図4】図1に示すROM14に格納されているフレー
ズ制御情報を示す模式図である。
【図5】図1に示す自動演奏装置のメインルーチンのフ
ローチャートである。
【図6】パッド40が押下されたときに発生する割込み
により起動されるパッド・オンの処理ルーチンのフロー
チャートである。
【図7】パッド40が離されたときに発生する割込みに
より起動されるパッド・オフの処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【図8】RAM18のソング・トラック50に記憶され
ているソング・テンポに対応する時間毎に繰り返し実行
されるテンポ割込みルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
10 自動演奏装置 12 CPU 14 ROM 16 データバス 18 RAM 20 操作パネル部 22 表示部 24 楽音発生部 26 波形読出部 28 音高補正部 32 ストップボタン 34 プレイボタン 36 レコードボタン 38 テンポつまみ 40 パッド 50 ソングトラック 52,54,56,…,5n,5n+1 ソング・トラ
ックの各領域 62 フレーズ番号 64 ベロシティ 66 ピッチ 68 音高補正量 69 ステップ 71,72,73,…,7n フレーズ制御情報 82 スタート・アドレス 84 エンド・アドレス 86 オリジナル・ピッチ 88 オリジナル・テンポ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲の一部分をサンプリングして得られ
    た波形データを複数種類記憶しておき、これらの波形デ
    ータを再生して楽曲を演奏する自動演奏装置において、 前記波形データと、該波形データが表わす楽曲のテンポ
    とを対応づけて記憶する記憶手段と、 演奏される楽曲のテンポを指定するテンポ指定手段と、 前記テンポ指定手段により指定された第1のテンポと、
    前記波形データに対応づけられて記憶された第2のテン
    ポとに基づいて、前記記憶手段から読み出された波形デ
    ータが表わす楽曲のテンポが前記第1のテンポと一致す
    るように読出し速度を調整して、このように調整された
    読出し速度で該記憶手段から該波形データを読み出す波
    形読出手段と、 前記波形読出手段において波形データの読出し速度を調
    整したことによる、波形データが表す楽曲の楽音の音高
    変化分を補正する音高補正手段とを備えたことを特徴と
    する自動演奏装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046273A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Xing Inc カラオケ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046273A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Xing Inc カラオケ装置

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