JPH09185397A - 音声情報記録装置 - Google Patents

音声情報記録装置

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JPH09185397A
JPH09185397A JP7352142A JP35214295A JPH09185397A JP H09185397 A JPH09185397 A JP H09185397A JP 7352142 A JP7352142 A JP 7352142A JP 35214295 A JP35214295 A JP 35214295A JP H09185397 A JPH09185397 A JP H09185397A
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JP7352142A
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English (en)
Inventor
秀享 ▲高▼橋
Hideyuki Takahashi
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques
    • G10L19/16Vocoder architecture
    • G10L19/18Vocoders using multiple modes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】記録時に音声符号化手段を切り替えても再生時
に切り替え箇所での音質の劣化がなく良好な音声を再生
できる音声情報記録装置を提供する。 【解決手段】ビットレートの異なる符号/復号化器 a(1
4),b(15)と、符号/復号化器a(14),b(15) から任意の音
声符号化器(符号/復号化器a(14) )を選択する録音モ
ード切り替え釦と、入力された信号が有音か無音かを判
別する音声判別器16と、録音モード切り替え釦から得
られる符号化選択データと、音声符号化器から得られる
符号化データを音声メモリ部7に記録すると共に、録音
モード切り替え釦により別の音声符号化器(符号/復号
化器b(15) )が選択されると、音声判別器16における
判別結果が無音と判別するまで同一の音声符号化器(符
号/復号化器a(14) )による符号化を継続し、無音と判
別された時点で別の音声符号化器(符号/復号化器b(1
5) )に切り替えるシステム制御部17とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声情報記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロフォン等より得られる音
声信号をディジタル信号に変換して例えば半導体メモリ
に記録しておき、再生時において、半導体メモリからこ
の音声信号を読み出してアナログ信号に変換し、スピー
カ等より音声として出力する、いわゆるディジタルレコ
ーダとよばれる音声情報記録装置が開発されつつある。
【0003】このような音声情報記録装置においては、
半導体メモリに記録されるデータ量を節約するために、
ディジタル化された音声信号に対して高能率な符号化を
施すことによって発生するデータ量をできるだけ少なく
している。一般に、符号化ビットレートを低くするほど
記録するデータ量が少なくなるので記録可能時間が増加
するが、再生音の品質は劣化する。逆に、符号化ビット
レートを高くするほど再生音の品質は向上するが、記録
するデータ量が増加するので記録可能時間が減少する。
【0004】そこで、特開平2−94200号公報は、
再生音質を良くした高品質録音モードを可能とする符号
化手段と、録音可能時間を長くした長時間録音モードを
可能とする符号化手段とを適宜切り替えて記録する方法
を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た音声情報記録装置においては2つの符号化手段を切り
替えたときの異音が再生時に出力されてしまい、聞きづ
らくなって聴感上の悪影響を使用者に与えてしまうとい
う問題がある。
【0006】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、記録時に音声
符号化手段を切り替えても再生時に切り替え箇所での音
質が劣化することがなく良好な音声を再生できる音声情
報記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係る音声情報記録装置は、ビットレ
ートの異なる複数の音声符号化手段と、複数の音声符号
化手段から任意の音声符号化手段を選択する選択手段
と、入力された信号が有音か無音かを判別する音声判別
手段と、選択手段から得られる符号化選択データと、音
声符号化手段から得られる符号化データをメモリに記録
する記録手段と、選択手段により別の音声符号化手段が
選択されると、音声判別手段における判別結果が無音と
判別されるまで同一の音声符号化手段による符号化を継
続し、無音と判別された時点で別の音声符号化手段に切
り替える制御手段とを具備する。
【0008】また、第2発明に係る音声情報記録装置
は、フレーム単位で線形予測分析を行い、線形予測パラ
メータと残差信号に相当する予測残差パラメータとを用
いて音声データを表す、ビットレートの異なる複数の音
声符号化手段と、複数の音声符号化手段から任意の音声
符号化手段を選択する選択手段と、選択手段から得られ
る符号化選択データと、音声符号化手段から得られる符
号化データをメモリに記録する記録手段と、選択手段に
より別の音声符号化手段が選択されると、一旦合成フィ
ルタの内容をクリアする制御手段とを具備する。
【0009】また、第3の発明に係る音声情報記録装置
は、過去の駆動音源信号から作成される適応コードブッ
クを用いて、マルチパルス駆動線形予測符号化またはコ
ード駆動線形予測符号化を行なう、ビットレートの異な
る複数の音声符号化手段と、複数の音声符号化手段から
任意の音声符号化手段を選択する選択手段と、選択手段
から得られる符号化選択データと、音声符号化手段から
得られる符号化データをメモリに記録する記録手段と、
選択手段により別の音声符号化手段が選択されると、一
旦合成フィルタの内容および適応コードブックの内容を
クリアする制御手段とを具備する。
【0010】すなわち、第1の発明に係る音声情報記録
装置においては、ビットレートの異なる複数の音声符号
化手段から選択手段により別の音声符号化手段が選択さ
れると、入力された信号が有音か無音かを判別する音声
判別手段における判別結果が無音と判別されるまで同一
の音声符号化手段による符号化を継続し、無音と判別さ
れた時点で別の音声符号化手段に切り替えるようにす
る。
【0011】また、第2の発明に係る音声情報記録装置
においては、フレーム単位で線形予測分析を行い、線形
予測パラメータと残差信号に相当する予測残差パラメー
タとを用いて音声データを表す、ビットレートの異なる
複数の音声符号化手段から選択手段により別の音声符号
化手段が選択されたときは一旦合成フィルタの内容をク
リアするようにする。
【0012】また、第3の発明に係る音声情報記録装置
においては、過去の駆動音源信号から作成される適応コ
ードブックを用いて、マルチパルス駆動線形予測符号化
またはコード駆動線形予測符号化を行なう、ビットレー
トの異なる複数の音声符号化手段から選択手段により別
の音声符号化手段が選択されたときは一旦合成フィルタ
の内容および適応コードブックの内容をクリアするよう
にする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の第
1実施形態を詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の第1実施形態に係る音声情
報記録再生装置としてのディジタルレコーダの構成を示
すブロック図である。
【0015】同図において、マイク1はマイクアンプ2
とローパスフィルタ3とA/D変換器4を介して符号/
復号化部5の一端に接続されている。この符号/復号化
部5の他端はメモリ制御部6を介して音声メモリ部7に
接続されている。また、スピーカ8はパワーアンプ9と
ローパスフィルタ10とD/A変換器11とを介して符
号/復号化部5の一端に接続されている。
【0016】また、A/D変換器4とメモリ制御部6と
の間には入力信号が有音か無音かを判別する音声判別手
段としての音声判別器16が接続されている。
【0017】符号/復号化部5はcを支点にしてa点と
b点との間で切り替え可能な第1のスイッチ12と、
c’を支点にしてa’点とb’点との間で切り替え可能
な第2のスイッチ13と、符号/復号化器a(14)と
符号/復号化器b(15)とによって構成されている。
ここで符号/復号化器a(14)と符号/復号化器b
(15)とはビットレートの異なる複数の音声符号化手
段を構成している。
【0018】そして、第1のスイッチ12のc点はA/
D変換器4及びD/A変換器11に接続され、a点は符
号/復号化器a(14)の一端に接続され、b点は符号
/復号化器b(15)の一端に接続されている。また、
第2のスイッチ13のc’点はメモリ制御部6に接続さ
れ、a’点は符号/復号化器a(14)の他端に接続さ
れ、b’点は符号/復号化器b(15)の他端に接続さ
れている。さらに、記録手段及び制御手段としてのシス
テム制御部17は符号/復号化部5、メモリ制御部6、
操作入力部18、および音声メモリ部7に接続され、こ
れら各部の制御を行う。
【0019】操作入力部18は録音・再生・停止等の操
作モードを選択するための操作釦を有する他に、符号化
ビットレートを高くして再生時の音質を良くする高品質
録音モードと、符号化ビットレートを低くして録音可能
時間を長くする長時間録音モードのうちいずれかを選択
するための選択手段としての録音モード切り替え釦を備
えている。上記した各操作釦が押されたときに発生する
操作信号はシステム制御部17に出力される。
【0020】上記した構成において、使用者が操作入力
部18の録音釦を押すことによって録音動作が開始され
る。このとき、マイク1から入力された音声信号は電気
信号に変換され、マイクアンプ2で増幅されたのち、ロ
ーパスフィルタ3によって音声信号に含まれる周波数成
分のうち不要な高域成分が遮断される。ローパスフィル
タ3からの出力信号はA/D変換器4によってディジタ
ル信号に変換される。このディジタル信号は音声判別器
16によって、例えば、所定の区間長(例えば20m
s)毎のエネルギーの閾値判定により、有音か無音かが
判別される。ここで有音とは人間が発した音声のことで
あり、無音とは背景雑音を含む、有音以外の信号のこと
をいう。この判別により得られた判別情報v/uv(無
音uvに対する有音vの割合)はメモリ制御部6を介し
て音声メモリ部7に記憶される。
【0021】そして、使用者が録音中に操作入力部18
の録音モード切り替え釦を切り替えて、高品質録音モー
ドあるいは長時間録音モードのいずれかを選択したと
き、システム制御部17は、この録音モードの切り替え
操作に応じて符号/復号化器a(14)あるいは符号/
復号化器b(15)を選択的に動作させる。符号/復号
化部5は選択された符号/復号化器によってA/D変換
器4からのディジタル信号を符号化して符号化データを
出力する。この動作の詳細については後述する。符号/
復号化部5からの符号化データはメモリ制御部6を介し
て音声メモリ部7に記憶される。また、録音モードの切
り替え操作があったときは、録音モード選択に関する情
報(録音モード情報)もメモリ制御部6を介して音声メ
モリ部7に記憶されるが、この情報の記憶は必ずしも必
要なものではない。
【0022】次に再生動作時は、音声メモリ部7から符
号化データと録音モード情報と音声判別情報u/uvが
読み出され、メモリ制御部6を介して符号/復号化部5
に供給される。符号/復号化部5は受信した録音モード
情報に従って符号/復号化器a(14)、b(15)の
いずれかを選択的に動作させて符号化データを復号化し
て復号化データを出力する。この復号化データはディジ
タル信号なので、D/A変換器11でアナログ信号に変
換される。次にローパスフィルタ10では、D/A変換
器11から出力されるアナログ信号に含まれる周波数成
分のうち不要な高域成分が遮断される。パワーアンプ9
ではローパスフィルタ10から出力されるアナログ信号
が増幅される。そしてスピーカ8からは、パワーアンプ
9によって増幅された信号が再生出力される。
【0023】上記一連の動作時、メモリ制御部6は音声
メモリ部7と符号/復号化部5との間の信号の入出力動
作を制御する。
【0024】以下に、符号/復号化部5における符号化
動作を図面を参照して詳細に説明する。ここでは符号/
復号化器a(14)が選択されているときの符号化動作
について説明する。
【0025】図2は、図1の符号/復号化器a(14)
における符号化器の詳細な構成を示すブロック図であ
る。この構成はCELP(コード駆動線形予測符号化、
Code-Excited Linear Predictive Coding )を行なうと
きに用いられ、適応コードブックを備えたCELP符号
化器の構成である。同図において、適応コードブック2
0は乗算器21を介して加算器22の第1入力端子に接
続されている。確率コードブック23は乗算器24とス
イッチ25とを介して加算器22の第2入力端子に接続
されている。
【0026】加算器22の出力端子は遅延回路26を介
して適応コードブック20に接続されるとともに、合成
フィルタ27の第1入力端子に接続されている。
【0027】また、A/D変換器4からのディジタル音
声信号が入力される入力端子35を有するバッファメモ
リ28は、LPC分析器29を介して合成フィルタ27
の第2入力端子に接続されるとともに、サブフレーム分
割器30を介して減算器31の第1入力端子に接続され
ている。この減算器31の第2入力端子は合成フィルタ
27の出力端子に入力され、出力端子は聴感重み付けフ
ィルタ32を介して誤差評価器33に接続されている。
誤差評価器33は適応コードブック20と、確率コード
ブック23と、乗算器21、24とに接続されている。
【0028】さらに、LPC分析器29と、誤差評価器
33とはマルチプレクサ34に接続されている。
【0029】図3は上記した合成フィルタ27の具体的
構成を示す図であり、加算器50と、乗算器M1
2 、…、MP と、遅延器D1 、D2 、…、DP とによ
って構成されている。ここで、x(n)は入力信号、y
(n)は出力信号を表している。nは、0≦n≦N−1
の値を取る。また、Nは1フレームあたりのサンプル数
を表す。また、α1 、α2 、…、αP はLPC分析器2
9から供給される線形予測係数であり、x(n−1)、
x(n−2)、…、x(n−P)は各々、過去の入力信
号を表している。ここで、n−Pは時間的な過去を表し
ており、この過去の入力信号はシフトレジスタ等に保持
される。
【0030】上記した図2及び図3の構成において、入
力端子35から、例えば8kHzでサンプリングされた
ディジタルの原音声信号を入力し、予め定められたフレ
ーム間隔(例えば20ms、すなわち160サンプル)
の音声信号をバッファメモリ28に格納する。バッファ
メモリ28は、フレーム単位で原音声信号をLPC分析
器29とサブフレーム分割器30に送出する。
【0031】LPC分析器29は、原音声信号に対して
線形予測(LPC)分析を行い、スペクトル特性を表す
線形予測パラメータαを抽出し、合成フィルタ27及び
マルチプレクサ34に送出する。サブフレーム分割器3
0は、フレームの原音声信号を予め定められたサブフレ
ーム間隔(例えば5ms、すなわち40サンプル)に分
割する。これによってフレームの原音声信号から、第1
サブフレームから第4サブフレームまでのサブフレーム
信号が作成される。
【0032】次に、マルチプレクサ34に送出される適
応コードブック20の遅延Lとゲインβがどのようにし
て決定されるかについて説明する。
【0033】まず、遅延回路26で、先行サブフレーム
における合成フィルタ27の入力信号すなわち駆動音源
信号に、ピッチ周期に相当する遅延を与えて適応コード
ベクトルとして作成する。例えば、想定するピッチ周期
を40〜167サンプルとすると、40〜167サンプ
ル遅れの128種類の信号が適応コードベクトルとして
作成され、適応コードブック20に格納される。
【0034】このときスイッチ25は開いた状態となっ
ている。したがって、適応コードブック20から読み出
された各適応コードベクトルは乗算器21でそのゲイン
値を可変して乗じられた後、加算器22を通過してその
まま合成フィルタ27に入力される。合成フィルタ27
は線形予測パラメータαを用いて合成処理を行い、合成
ベクトルを減算器31に送出する。減算器31は原音声
ベクトルと合成ベクトルとの間の減算を行い、得られた
誤差ベクトルを聴感重み付けフィルタ32に送出する。
聴感重み付けフィルタ32は誤差ベクトルに対して聴感
特性を考慮した重み付け処理を行い、誤差評価器33に
送出する。
【0035】誤差評価器33は誤差ベクトルの2乗平均
を計算し、その2乗平均値が最小となる最適な適応コー
ドベクトルを適応コードブック20から検索して、その
遅れLとゲインβをマルチプレクサ34に送出する。こ
のようにして、適応コードブックの遅延Lとゲインβが
決定される。
【0036】次にマルチプレクサ34に送出される確率
コードブック23のインデックスiとゲインγがどのよ
うにして決定されるかについて説明する。
【0037】確率コードブック23には、サブフレーム
長に対応する次元数(すなわち40次元)の確率的信号
ベクトルが例えば512種類、予め格納されており、各
々にインデックスが付与されている。また、このときス
イッチ25は閉じた状態となっている。
【0038】まず、前記処理によって決定された最適な
適応コードベクトルを適応コードブック20から読み出
して乗算器24で最適ゲインβを乗じたのち加算器22
に送出する。次に、確率コードブック23から読み出し
た各確率コードベクトルに乗算器24でそのゲイン値を
可変して乗じたのちスイッチ25を介して加算器22に
入力する。加算器22は前記最適ゲインβを乗じられた
最適な適応コードベクトルと各確率コードベクトルとの
加算を行い、その加算結果を合成フィルタ27に入力す
る。
【0039】この後の処理は前記の適応コードブックパ
ラメータの決定処理と同様に行われる。すなわち合成フ
ィルタ27は線形予測パラメータαを用いて合成処理を
行い、合成ベクトルを減算器31に送出する。減算器3
1は原音声ベクトルと合成ベクトルとの減算を行い、得
られた誤差ベクトルを聴感重み付けフィルタ32に送出
する。聴感重み付けフィルタ32は誤差ベクトルに対し
て聴感特性を考慮した重み付け処理を行い、誤差評価器
33に送出する。誤差評価器33は誤差ベクトルの2乗
平均を計算し、その2乗平均値が最小となる確率コード
ベクトルを確率コードブック23から検索して、そのイ
ンデックスiとゲインγをマルチプレクサ34に送出す
る。このようにして、確率コードブックのインデックス
iとゲインγが決定される。
【0040】マルチプレクサ34は、量子化された線形
予測パラメータαと、適応コードブック20の遅れL及
びゲインβと、確率コードブック23のインデックスi
及びゲインγと、図1に示す音声判別器16から受信し
た音声判別情報v/uvの各々をマルチプレクスして図
1に示すメモリ制御部6を介して音声メモリ部7に伝送
する。
【0041】ここで上記した符号/復号化器a(14)
における符号化が例えば8kbit/sで行なわれると
すると、符号/復号化器b(15)における符号化は、
例えば図2と同一の構成で、フレーム長を符号/復号化
器a(14)における符号化で採用されるフレーム長の
2倍(例えば40ms)にするとともに、確率コードブ
ック23の次元数も2倍(すなわち10ms)にしたも
のを用意して行い、例えば4kbit/sで実行され
る。ここで符号/復号化器a(14)と符号/復号化器
b(15)とで同一の符号化構成を持つ必要はないが、
上記したように同一構成とすることにより内部の回路を
共通化して回路規模を節約することができる。
【0042】続いて、符号/復号化部5における復号化
動作を図面を参照して詳細に説明する。
【0043】図4は、図2のコード駆動線形予測符号化
器に対応する復号化器のブロック図である。同図におい
て、適応コードブック40は乗算器41を介して加算器
42の第1入力端子に接続されている。確率コードブッ
ク43は乗算器44とスイッチ45とを介して加算器4
2の第2入力端子に接続されている。加算器42の出力
端子は遅延回路46を介して適応コードブック40に接
続されるとともに、出力端子49を有する合成フィルタ
47の第1入力端子に接続されている。
【0044】また、デマルチプレクサ48は、適応コー
ドブック40と、確率コードブック43と、乗算器4
1、44と、合成フィルタ47の第2入力端子とに接続
されている。
【0045】なお、ここでは合成フィルタ47の構成は
前記した図2に示す合成フィルタ27の構成と同一であ
るとする。
【0046】上記した構成において、デマルチプレクサ
48は受信した信号を、音声判別情報v/uvと、線形
予測パラメータαと、適応コードブック40の遅れL及
びゲインβと、確率コードブック43のインデックスi
及びゲインγとに分解して、分解された線形予測係数α
を合成フィルタ47に、遅れLとゲインβを各々適応コ
ードブック40と乗算器41に、インデックスiとゲイ
ンγを各々確率コードブック43と乗算器44に出力す
る。
【0047】次にデマルチプレクサ48から出力された
適応コードブック40の遅れLに基づいて適応コードブ
ック40の適応コードベクトルを選択する。ここで適応
コードブック40は符号化器における適応コードブック
20の内容と同じ内容を有する。すなわち、適応コード
ブック40には遅延回路46を介して過去の駆動音源信
号が入力される。そして適応コードブック40から読み
出した適応コードベクトルに対して乗算器41でデマル
チプレクサ48から受信したゲインβを乗算して増幅
し、加算器42に送出する。
【0048】次にデマルチプレクサ48から出力された
インデックスiに基づいて確率コードブック43の確率
コードベクトルを選択する。ここで確率コードブック4
3は符号化器における確率コードブック23の内容と同
じ内容を有する。確率コードブック43から読み出され
た確率コードベクトルに対して乗算器44はデマルチプ
レクサ48から受信したゲインγを乗算して増幅し、加
算器42に送出する。加算器42は増幅された確率コー
ドベクトルと増幅された適応コードベクトルとを加算し
て合成フィルタ47および遅延回路46に送出する。
【0049】合成フィルタ47は受信した線形予測パラ
メータαを係数として合成処理を行い、合成音声信号を
出力端子49から出力する。
【0050】次に、録音時の第1実施形態に係るシステ
ム制御部17の動作を図5のフローチャートを参照して
説明する。図5のフローチャートは、使用者が操作入力
部18を介して録音操作を行い、任意の時点で操作入力
部18の録音モード切り替え釦を操作して他の録音モー
ドへの切り替え操作を行なったときのシステム制御部1
7の動作を示している。
【0051】図5において、ステップS1のスタート
は、電源投入後、例えば停止操作を終了した後の状態を
示している。ステップS2で次の操作入力の待機状態と
なる。次に、使用者が操作入力部18の録音釦を押すこ
とにより録音操作入力を行なうと(ステップS3)、以
下録音動作が開始される。
【0052】そして、この録音動作中、使用者が操作入
力部18の録音モード切り替え釦を操作して他の録音モ
ードへの切り替え操作を行ったか否かを判定する(ステ
ップS4)。ステップS4の判定がnoであれば、ステ
ップS7に進み現在の録音モード(現録音モード)で録
音を継続する(ステップS7)。
【0053】また、ステップS4の判定がyesであれ
ば、ステップS5に進んで図1に示す音声判別器16に
よって現在のフレーム(現フレーム)が有音であるか否
かを判定する(ステップS5)。ステップS5の判定が
yesであれば、ステップS7に進み現在の録音モード
で録音を継続する。また、ステップS5の判定がnoで
あればステップS6に進んで録音モードの切り替えを行
なう。これによって、音声データの符号化を行なう符号
化器が符号/復号化器a(14)から符号/復号化器b
(15)へ、あるいは符号/復号化器b(15)から符
号/復号化器a(14)へ切り替えられる。
【0054】次にステップS8に進んで、音声メモリ部
7に記録された音声データのヘッダー部にそのときの録
音モード情報を記録した後、使用者からの停止操作があ
ったか否かを判定する(ステップS9)。ステップS9
の判定がnoであればステップS4に進んで切り替えた
後の録音モードで録音を継続する。また、ステップS9
の判定がyesであればステップS10に進んで録音動
作を終了する。
【0055】以下に上記の方法で録音された音声信号を
再生するときのシステム制御部17の動作を図6を参照
して説明する。
【0056】図6において、ステップS11のスタート
は、例えば停止操作を終了した後の状態を示している。
ステップS12で次の操作入力の待機状態となる。次
に、使用者が操作入力部18の再生釦を押すことにより
再生操作入力を行なうと(ステップS13)、録音時に
音声データのヘッダー部に記録された録音モード情報を
検出し、検出した録音モードで再生を行なう(ステップ
S14)。
【0057】そして、この再生動作中に使用者からの停
止操作があったか否かを判定する(ステップS15)。
ステップS15の判定がnoであればステップS14に
戻って再生を継続する。また、ステップS15の判定が
yesであればステップ16に進んで再生動作を終了す
る。
【0058】上記した第1実施形態では、入力音声信号
が無音とみなされるまでは現在の録音モードを継続し、
無音となった時点で他の録音モードに切り替えて録音す
る。これによって、再生時には録音モードの切り替えに
よる異音が信号レベルの低い無音部で再生されるので実
質的な音質の劣化がなく、したがって良好な音声を再生
でき、聴感上の悪影響を低減することができる。
【0059】以下に本発明の第2実施形態を説明する。
【0060】図7は本発明の第2実施形態に係る音声情
報記録再生装置の構成を示すブロック図である。図7の
構成は図1のブロック構成から音声判別器16を取り去
ったものであり、それ以外の部分については同一であ
る。また、符号/復号化部5における符号/復号化器a
(14)、符号/復号化器b(15)の構成も各々図
2、図4に示す構成と同一である。
【0061】以下、第2実施形態に係る録音時のシステ
ム制御部17の動作を図8のフローチャートを参照して
説明する。
【0062】図8のフローチャートは、使用者が操作入
力部18を介して録音操作を行い、任意の時点で操作入
力部18の録音モード切り替え釦を操作して他の録音モ
ードへの切り替え操作を行ったときのシステム制御部1
7の動作を示すものである。
【0063】図8において、ステップS21は電源投入
後、例えば停止操作を終了した後の状態を示している。
ステップS22で次の操作入力の待機状態となる。
【0064】次に、使用者が操作入力部18の録音釦を
押すことにより録音操作入力を行なうと(ステップS2
3)、以下録音動作が開始される。
【0065】そして、この録音動作中、使用者が操作入
力部18の録音モード切り替え釦を操作して他の録音モ
ードへの切り替え操作を行ったか否かを判定する(ステ
ップS24)。ステップS24の判定がnoであれば、
ステップS28に進み現在の録音モードで録音を継続す
る。
【0066】また、ステップS24の判定がyesであ
れば図2に示す合成フィルタ27の内容をクリアし(ス
テップS25)、次に適応コードブック20の内容もク
リアする(ステップS26)。次にシステム制御部17
は録音モードの切り替えを行なう(ステップS27)。
これによって、音声データの符号化を行なう符号化器が
符号/復号化器a(14)から符号/復号化器b(1
5)へ、あるいは符号/復号化器b(15)から符号/
復号化器a(14)へ切り替えられる。
【0067】次にステップ29に進んで、音声メモリ部
7に記録された音声データのヘッダー部にそのときの録
音モード情報を記録した後、使用者からの停止操作があ
ったか否かを判定する(ステップS30)。ステップS
30の判定がnoであれば、ステップS24に進んで切
り替えた後の録音モードで録音を継続する。また、ステ
ップS30の判定がyesであれば、ステップS31に
進んで録音動作を終了する。
【0068】以下に、上記した合成フィルタ27の内容
をクリアする動作について詳細に説明する。
【0069】図3に示す合成フィルタ27の構成からわ
かるように、出力信号y(n)は過去の入力信号x(n
−1)、x(n−2)、…、x(n−P)をフィードバ
ックして生成され、過去の入力信号x(n−1)、x
(n−2)、…、x(n−P)とフィルタ係数(ここで
は線形予測係数α1 、α2 、…、αP )との乗算和で表
される。すなわち、y(n)=x(n)+α1 ・x(n
−1)+α2 ・x(n−2)+…+αP (n−P)とな
る。
【0070】このときの過去の入力信号x(n−1)、
x(n−2)、…、x(n−P)はシフトレジスタ等に
保持されており、このようにして記憶された過去の入力
信号は合成フィルタ27の初期状態あるいは内部状態と
呼ばれている。
【0071】ところで、録音モードを切り替えて符号化
時のビットレートを変更することは、x(n−P)の時
間nの値が突然別の値に変化することを意味し、これに
よって合成フィルタ27の内容すなわち、初期状態(内
部状態)は入力信号x(n)に対して無関係な値になっ
てしまう。
【0072】そこで、第2実施形態では、録音モードの
切り替え操作があったときは、合成フィルタ27の内容
をクリア(リセット)して、シフトレジスタ等に記憶さ
れている過去の入力信号の値が0になるように制御して
いる。
【0073】また、適応コードブック20も過去の入力
信号x(n−1)、x(n−2)、…、x(n−P)を
フィードバックして生成されており、適応コードブック
20をフィルタと見なしたときに同様の問題を生じる。
そこで、第2実施形態では適応コードブック20の内
容、すなわち、初期状態(内部状態)をもクリアするよ
うにしている。
【0074】第2実施形態による方法で録音された音声
信号を再生する場合の再生動作は第1実施形態における
再生方法と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0075】上記した第2実施形態によれば、録音時
に、録音モード切り替え釦が操作された時点で合成フィ
ルタと適応コードブックの内容をクリアするようにした
ので異音がほとんど発生せず音質の劣化がない。したが
って、良好な音声を再生でき聴感上の悪影響を低減する
ことができる。
【0076】なお、上記した第1及び第2実施形態では
録音モードの切り替えがあったときに、そのときの録音
モード情報を音声データのヘッダー部に記録するように
したが、この録音モード情報を記録しないようにしても
よい。この場合は、使用者が再生された音声を聞きなが
ら手動にて再生モードを切り替える。すなわち、再生音
の異常に気がついた時点で僅かな量だけ早戻しをした
後、再び再生を開始させることになる。この場合でも録
音モードすなわち、符号化時のビットレートが変更され
た箇所で異音を発生することはないので、使用者は記録
された音声信号を確実に聞き取ることができる。
【0077】また、音声符号化手段として、過去の駆動
音源信号から作成される適応コードブックを備え、音源
信号を所定の本数のパルスの位置と振幅とで表現するマ
ルチパルス符号化方式を用いてもよい。あるいは、フレ
ーム単位で線形予測分析を行い、線形予測パラメータと
残差信号に相当する予測残差パラメータを用いて音声デ
ータを符号化する音声符号化方式を用いてもよい。
【0078】
【発明の効果】請求項1、2あるいは3に記載の発明に
よれば、記録時に音声符号化手段を切り替えても再生時
に切り替え箇所での音質の劣化がなく、良好な音声を再
生できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る音声情報記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の符号/復号化器における符号化器の詳細
な構成を示すブロック図である。
【図3】合成フィルタの具体的構成を示す図である。
【図4】図1の符号/復号化器における復号化器の詳細
な構成を示すブロック図である。
【図5】録音時の第1実施形態に係るシステム制御部の
動作を示すフローチャートである。
【図6】再生時の第1及び第2実施形態に係るシステム
制御部の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係る音声情報記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図8】録音時の第2実施形態に係るシステム制御部の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1…マイク、2…マイクアンプ、3…ローパスフィル
タ、4…A/D変換器、5…符号/復号化部、6…メモ
リ制御部、7…音声メモリ部、8…スピーカ、9…パワ
ーアンプ、10…ローパスフィルタ、11…D/A変換
器、12、13…スイッチ、14…符号/復号化器a、
15…符号/復号化器b、16…音声判別器、17…シ
ステム制御部、18…操作入力部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットレートの異なる複数の音声符号化
    手段と、 複数の音声符号化手段から任意の音声符号化手段を選択
    する選択手段と、 入力された信号が有音か無音かを判別する音声判別手段
    と、 選択手段から得られる符号化選択データと、音声符号化
    手段から得られる符号化データをメモリに記録する記録
    手段と、 選択手段により別の音声符号化手段が選択されると、音
    声判別手段における判別結果が無音と判別されるまで同
    一の音声符号化手段による符号化を継続し、無音と判別
    された時点で別の音声符号化手段に切り替える制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする音声情報記録装置。
  2. 【請求項2】 フレーム単位で線形予測分析を行い、線
    形予測パラメータと残差信号に相当する予測残差パラメ
    ータとを用いて音声データを表す、ビットレートの異な
    る複数の音声符号化手段と、 複数の音声符号化手段から任意の音声符号化手段を選択
    する選択手段と、 選択手段から得られる符号化選択データと、音声符号化
    手段から得られる符号化データをメモリに記録する記録
    手段と、 選択手段により別の音声符号化手段が選択されると、一
    旦合成フィルタの内容をクリアする制御手段と、 を具備したことを特徴とする音声情報記録装置。
  3. 【請求項3】 過去の駆動音源信号から作成される適応
    コードブックを用いて、マルチパルス駆動線形予測符号
    化またはコード駆動線形予測符号化を行なう、ビットレ
    ートの異なる複数の音声符号化手段と、 複数の音声符号化手段から任意の音声符号化手段を選択
    する選択手段と、 選択手段から得られる符号化選択データと、音声符号化
    手段から得られる符号化データをメモリに記録する記録
    手段と、 選択手段により別の音声符号化手段が選択されると、一
    旦合成フィルタの内容および適応コードブックの内容を
    クリアする制御手段と、 を具備したことを特徴とする音声情報記録装置。
JP7352142A 1995-12-28 1995-12-28 音声情報記録装置 Withdrawn JPH09185397A (ja)

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