JPH09185690A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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Publication number
JPH09185690A
JPH09185690A JP34298295A JP34298295A JPH09185690A JP H09185690 A JPH09185690 A JP H09185690A JP 34298295 A JP34298295 A JP 34298295A JP 34298295 A JP34298295 A JP 34298295A JP H09185690 A JPH09185690 A JP H09185690A
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JP
Japan
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signal
transponder
response
level
power
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Pending
Application number
JP34298295A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Mizuno
隆司 水野
Hisashi Aoki
久 青木
Shinichi Koga
進一 古賀
Sadao Kokubu
貞雄 国分
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP34298295A priority Critical patent/JPH09185690A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 質問器と応答器との間の通信時間を短縮す
る。 【解決手段】 イグニッションキー1のキーグリップに
はトランスポンダ2が内蔵されており、自動車側の送受
信ECU10からの搬送波信号を受信した状態で、その
搬送波信号を平滑・整流して動作電力を生成することに
より能動状態となる。送受信ECU10は、搬送波信号
の信号レベルを所定タイミングで所定のレベル内で低減
することにより質問信号を送信する。トランスポンダ2
は、搬送波信号の信号レベルがレベル低下するタイミン
グに基づいて質問信号を判断し、その質問信号に応答し
て応答信号を返信する。このとき、搬送波信号のレベル
低下はトランスポンダ2が搬送波信号に対するインピー
ダンス変換により応答信号を送信可能なレベルとなるよ
うに設定されているので、送受信ECU10と応答器2
との間で同時に送受信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力信号及び質問
信号を送信する質問器と、この質問器からの電力信号の
受信状態で質問信号に応答して応答信号を返信するとい
うトランスポンダ機能を備えた応答器とを備えた通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車においては、盗難に対す
るセキュリティ性能の向上を図るために、イグニッショ
ンキーに対して、電気的な識別コードを利用した電子キ
ーとしての機能を付加することが考えられている。この
場合には、イグニッションキーのキーグリップに対し、
トランスポンダを内蔵することが一般的となっており、
上記トランスポンダは、外部から電力信号及び質問信号
が与えられたときに予め記憶した識別コードを含む応答
信号を返信するというトランスポンダ機能を備えた構成
となっている。
【0003】つまり、トランスポンダは、電力信号を受
信することにより動作電力を生成し、その動作電力によ
り能動状態となることにより質問信号に応答して応答信
号を返信するようになっている。
【0004】この場合、上記電子キー機能のために、自
動車側には、上述のように構成されたイグニッションキ
ーがエンジン始動用のキー孔に差し込まれた状態で、前
記電力信号及び質問信号を送信して当該イグニッション
キー側のトランスポンダから前記応答信号を受信し、そ
の応答信号中の識別コードが予め設定されている識別コ
ードと一致したときのみ、イグニッションキーによるエ
ンジン始動を許可するというイモビライザ機能を備えた
送受信ECUを設ける構成とされる。
【0005】ところで、送受信ECUは、図7に示すよ
うに所定の送信タイミングで電力信号の信号レベルを零
レベルまで低下することにより質問信号を送信するよう
にしている。また、トランスポンダは、電力信号の信号
レベルに応じて質問信号を判断し、電力信号を受信する
共振回路部に対するインピーダンス変換により電力信号
に応答信号を重畳させることにより応答信号を送受信E
CUに返信するようにしている。このため、質問信号の
送信タイミングでは共振回路部が受信する電力信号の信
号レベルは零レベルであることから、トランスポンダ
は、共振回路部に対するインピーダンス変換により送受
信ECUに応答信号を返信することはできない。
【0006】そこで、送受信ECUは、質問信号を送信
した後は電力信号のみを送信し、トランスポンダは、質
問信号を受信した後は、共振回路部に対するインピーダ
ンス変換により電力信号に応答信号を重畳させることに
より応答信号を送受信ECUに返信するようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の通信システ
ムでは、図8に示すように送受信ECUからの質問信号
とトランスポンダからの応答信号とは交互に送信が行わ
れるので、送受信ECUとトランスポンダとの間で大量
のデータを通信しよとすると、長時間を要するという欠
点がある。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、質問器と応答器との間の通信時間を短
縮することができる通信システムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電力信号の信
号レベルを所定タイミングで間欠的に低下させることに
より質問信号を送信するアンテナコイルを含む共振回路
部を有した質問器と、この質問器からの電力信号を電磁
結合により受信するトランスポンダ用コイルを含むトラ
ンスポンダ用共振回路部を有し電力信号の受信に応じて
動作電力を生成すると共に質問信号の受信に応答して予
め設定した識別コードを含む応答信号を上記トランスポ
ンダ用共振回路部に対するインピーダンス変換により返
信するトランスポンダ機能が設定された応答器とを備え
た通信システムにおいて、前記質問器側に、前記応答器
が前記トランスポンダ用共振回路部に対するインピーダ
ンス変換可能なレベル内で電力信号の信号レベルを低下
することにより質問信号を送信すると共に前記共振回路
部のインピーダンス変化に応じて応答信号を検出する機
能を設定し、前記応答器側に、前記質問器からの質問信
号の受信タイミングにおいても応答信号を返信する機能
を設定したものである(請求項1)。
【0009】このような構成によれば、質問器は、電力
信号の信号レベルを間欠的に低下させることにより質問
信号をアンテナコイルから送信する際に、応答器がトラ
ンスポンダ用共振回路部に対するインピーダンス変換可
能なレベル内で電力信号の信号レベルを低下することに
より質問信号を送信する。すると、応答器は、トランス
ポンダ用コイルで電磁結合により電力信号を受信するこ
とにより動作電力を生成すると共に質問信号の受信に応
答して予め設定した識別コードを含む応答信号をトラン
スポンダ用共振回路部に対するインピーダンス変換によ
り返信する。これにより、質問器は、質問信号の送信タ
イミングであっても共振回路部のインピーダンスが変化
するので、そのインピーダンス変化に応じて応答信号を
検出することができる。
【0010】上記構成において、前記質問器は、質問信
号の送信タイミングで応答信号の検出感度を高めるよう
にしてもよい(請求項2)。このような構成によれば、
質問器の共振回路部のインピーダンス変化が小さい場合
であっても、質問器は、共振回路部のインピーダンス変
換に応じて応答信号を確実に検出することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車用通信シス
テムに適用した一実施例について図1乃至図6を参照し
ながら説明する。図2には、自動車のイグニッションキ
ー(図1に符号1を付して示す)のキーグリップに対
し、ユニット化された状態で内蔵される応答器としての
トランスポンダ2の電気的構成が示されている。
【0012】上記トランスポンダ2は、マイクロコンピ
ュータ3を中心に構成されたもので、外部から電力信号
及び質問信号を受けたときに、その質問信号に応答して
予め設定された識別コードΔBを含む応答信号を返信す
るためのトランスポンダ機能が設定されており、以下そ
の具体的構成について説明する。
【0013】即ち、マイクロコンピュータ3は、内部に
EEPROM4、後述するパワーオンリセット回路5用
の抵抗5a、後述する変調回路6用のnチャネルFET
6aを内蔵した構成となっており、特に、上記EEPR
OM4には、対応するイグニッションキー1に固有の識
別コードΔB及び演算用コードΔCが記憶されていると
共に、暗号コード生成のための後述のような関数式fが
記憶されている。
【0014】トランスポンダ用共振回路部7は、信号ラ
インSLとグランド端子との間に、トランスポンダ用コ
イル8及び共振コンデンサ9を並列接続して構成されて
おり、その共振周波数は、自動車側に設けられた質問器
としての送受信ECU(図1に符号10を付して示す)
から送信される搬送波信号(本発明でいう電力信号に相
当)の周波数帯域と等しくなるように設定される。
【0015】上記信号ラインSLに抵抗11を介して接
続された電源回路12は、トランスポンダ用共振回路部
7が受信した搬送波信号を整流平滑した出力をマイクロ
コンピュータ3の電源端子VDDに与えるためのもので、
整流用ダイオード12a、平滑用コンデンサ12b、定
電圧ダイオード12c、及び抵抗12dを図示のごとく
接続した構成となっている。
【0016】信号ラインSLに前記抵抗11を介して接
続された検波回路13は、前記トランスポンダ用共振回
路部7を通じて搬送波信号と共に与えられる質問信号を
弁別してマイクロコンピュータ3の入力ポートPIに与
えるためのもので、検波用ダイオード13a、コンデン
サ13b、抵抗13c及び13dを図示のように接続し
たフィルタ回路として構成されている。
【0017】この場合、上記検波回路13の時定数は、
前記電源回路12による平滑機能部分の充放電時定数よ
り十分に小さな値に設定されており、これにより前記質
問信号の弁別が可能な構成とされている。
【0018】前記FET6aを含んで構成された変調回
路6は、トランスポンダ用共振回路部7の共振コンデン
サ9と並列に、変調用コンデンサ6bとFET6aのソ
ース・ドレイン間の直列回路を接続した構成となってお
り、そのFET6aのオンオフに応じてトランスポンダ
用共振回路部7部分のインピーダンスを変化させ得る構
成となっている。
【0019】前記リセット回路5は、マイクロコンピュ
ータ3の電源端子VDDに与えられる電圧レベル(電源回
路12の出力電圧レベル)が所定レベル以上に上昇する
までの期間は、当該マイクロコンピュータ3をリセット
状態に保持するというパワーオンリセット機能のための
もので、ダイオード5b、コンデンサ5c及び前記抵抗
5aを図示のように接続した構成となっている。また、
抵抗14a及びコンデンサ14bより成る発振回路14
は、マイクロコンピュータ3のクロック周波数を決定す
るために設けられている。
【0020】しかして、以下においては、上記のように
構成されたトランスポンダ2の機能について、マイクロ
コンピュータ3による制御内容と共に説明する。即ち、
送受信ECU10側から送信される後述のような搬送波
信号(電力信号)及び所定の乱数コードΔAを含む質問
信号をトランスポンダ用共振回路部7を通じて受信した
ときには、電源回路12が、受信した搬送波信号を整流
・平滑した出力をマイクロコンピュータ3の電源端子V
DDに与えるようになり、その出力電圧が所定レベル以上
に上昇した時点で、リセット回路5によるリセット保持
状態が解除されて、当該マイクロコンピュータ3が能動
状態に切り換えられる。また、検波回路13が、受信し
た質問信号を弁別してマイクロコンピュータ3の入力ポ
ートPIに与えるようになる。
【0021】このように能動状態とされたマイクロコン
ピュータ3は、検波回路13を通じて質問信号が与えら
れるのに応答して変調回路6を動作させることにより、
EEPROM4に記憶されている識別コードΔBを含む
暗号化応答信号をトランスポンダ用共振回路部7を通じ
て送信(返信)するというトランスポンダとしての機能
を発揮するようになる。
【0022】この場合、マイクロコンピュータ3は、応
答信号の暗号化を例えば以下のようにして行う構成とな
っている。即ち、質問信号を受信したときには、EEP
ROM4から識別コードΔB、演算用コードΔC及び関
数式fを読み出すと共に、その関数式fに基づいて、上
記質問信号中の乱数コードΔAと、上記識別コードΔB
及び演算用コードΔCとをそれぞれ変数とした関数演
算、つまり、f(ΔA,ΔB,ΔC)の演算を行うもの
であり、その演算結果を暗号コードΔDとして得る。
【0023】そして、マイクロコンピュータ3にあって
は、変調回路6内のFET6aを上記暗号コードΔDに
応じたモードでオンオフ制御して、トランスポンダ用共
振回路部7部分のインピーダンスを変化させることによ
り、受信した搬送波信号を上記暗号コードΔDに応じた
モードで振幅変調するものであり、このような変調回路
6によるトランスポンダ用共振回路部7部分のインピー
ダンス変化状態を、送受信ECU10側において検出す
ることにより、暗号化された応答信号が送受信ECU1
0側へ返信されるようになっている。
【0024】一方、図1には、システム全体の構成が機
能ブロックの組み合わせにより摸式的に示されている。
この図1において、自動車用のイグニッションキーシリ
ンダ15の周りには、アンテナコイル16が配設されて
おり、そのキーシリンダ15に対し前記イグニッション
キー1が差し込まれた状態では、当該アンテナコイル1
6と、イグニッションキー1に内蔵された前記トランス
ポンダ用コイル8(図2参照)とが電磁結合される構成
となっている。
【0025】自動車側に設けられた前記送受信ECU1
0は、マイクロコンピュータ17を中心に構成されたも
ので、そのマイクロコンピュータ17に対しては、前記
イグニッションキーシリンダ15に対応して設けられた
周知構成のIGスイッ18及びキーリマインドスイッチ
19からのオン信号がスイッチインタフェース20を介
して入力されるようになっている。この場合、上記マイ
クロコンピュータ17に対しては、アンテナコイル16
による受信信号が受信回路21を介して入力される構成
となっている。
【0026】ここで、受信回路21には図示しないアン
プが内蔵されており、そのアンプの増幅率がマイクロコ
ンピュータ17により調整されるようになっている。つ
まり、後述するようにトランスポンダ用コイル8とアン
テナコイル16との電磁結合状態では、送受信ECU1
0からトランスポンダ2側に動作電力が供給されること
によりて当該トランスポンダ2が動作して質問信号に対
する応答信号を返信するものの、トランスポンダ2に質
問信号を送信するタイミングではトランスポンダ2に対
する供給電力が低下し、それに伴って電力信号が低下す
ることにより、それら重畳させた応答信号の変化が小さ
くなることから、そのタイミングで受信回路21のアン
プの増幅率を高めることにより応答信号を確実に受信す
るようにしている。
【0027】マイクロコンピュータ17は、アンテナコ
イル16を通じた送信制御をパワーアンプ22の出力に
より行う構成となっており、その具体的制御内容につい
ては後述する。また、マイクロコンピュータ17は、エ
ンジン制御ECU23との間でシリアルインタフェース
24を通じて信号の授受を行う構成となっており、後述
のように、エンジン制御ECU23によるエンジン始動
動作を選択的に禁止可能なイモビライザ機能が設定され
ている。
【0028】さらに、マイクロコンピュータ17は、E
EPROM25との間でデータの授受を行う構成となっ
ており、このEEPROM25には、前記乱数コードΔ
Aが記憶されていると共に、当該自動車用として用意さ
れたイグニッションキー1側のEEPROM4に記憶さ
れた識別コードΔB、演算用コードΔC及び関数式fと
それぞれ同じ識別コードΔB、演算用コードΔC及び関
数式fが予め記憶されている。
【0029】前記パワーアンプ22は具体的には図3に
示す構成となっている。即ち、図3において、パワーア
ンプ22は、電源端子+VCC及びグランド端子間に、プ
ッシュプル回路を構成するPチャンネルFET26及び
NチャンネルFET27を接続すると共に、一方のFE
T26と並列に、PチャンネルFET28及び抵抗29
の直列回路を接続した構成となっており、各FET26
〜28はマイクロコンピュータ17によりオンオフ制御
されるようになっている。この場合、アンテナコイル1
6は、共振コンデンサ16aと共に直列共振回路部を構
成するように接続されており、パワーアンプ22から上
記直列共振回路部の共振周波数(若しくはこれに近い周
波数)の交流電力が供給されるようになっている。
【0030】パワーアンプ22は、FET26及び27
を交互にオンさせてアンテナコイル16に交流電力を供
給する状態と、FET28及び27を交互にオンさせて
アンテナコイル16に交流電力を供給する状態とに切換
えられるものであり、この場合、FET26及び27が
交互にオンオフされた状態では、アンテナコイル16に
対し比較的大きな交流電力が供給されるが、FET28
及び27が交互にオンオフされた状態では、アンテナコ
イル16に供給される電流が抵抗29により減少される
ようになって、そのアンテナコイル16への供給電力の
レベルが低下することになる。
【0031】さて、以下においては、送受信ECU10
が有するマイクロコンピュータ17の制御内容につい
て、関連した部分の作用と共に説明する。即ち、マイク
ロコンピュータ17は、キーリマインドスイッチ19及
びIGスイッチ18からのオン信号を受けたとき、つま
り、イグニッションキーシリンダ15に対しイグニッシ
ョンキー1が差し込まれてON位置へ操作されたとき
(この状態ではアンテナコイル16とイグニッションキ
ー1側のトランスポンダ用コイル8とが電磁結合され
る)には、EEPROM25から読み出した乱数コード
ΔAを含むパルス列状の質問信号を作成すると共に、パ
ワーアンプ22を動作させることによって、アンテナコ
イル16から所定周波数の搬送波信号及びこれに重畳さ
せた状態の上記乱数コードΔAを含む質問信号を送信す
るようになる。
【0032】ここで、マイクロコンピュータ17は、搬
送波信号に質問信号を重畳するときは、パワーアンプ内
のFET28及び27を所定周期で交互にオンオフさせ
ることにより、アンテナコイル16への供給電力を下げ
る制御を行う。このとき、搬送波信号に質問信号を重畳
するためにアンテナコイル16への供給電力を下げるレ
ベルとしては、供給電力が低下した搬送波信号によりト
ランスポンダ2が応答信号を重畳させることができる
(送受信ECU10が検出できる)レベル内に設定され
ている。
【0033】これにより、イグニッションキー1側のト
ランスポンダ2(図2参照)に対して、アンテナコイル
16を通じて搬送波信号及び1回目の質問信号が送信さ
れるものである。
【0034】そして、トランスポンダ2においては、前
述したように、上記搬送波信号によりCPU3が能動状
態に切り換えられるに応じて、搬送波信号のレベルが低
下するタイミングに基づいて1回目の質問信号(図4参
照)を解読し、その1回目の質問信号に応じて当該質問
信号中の乱数コードΔA、EEPROM4に記憶されて
いる識別コードΔB、演算用コードΔC及び関数式fを
利用した関数演算により暗号コードΔDを得ると共に、
この暗号コードにより暗号化された応答信号を生成す
る。
【0035】さて、マイクロコンピュータ17は、上述
のようにして1回目の質問信号を送信したときは、続け
て2回目の質問信号を送信する。このとき、イグニッシ
ョンキー1側のトランスポンダ2は、2回目の質問信号
の送信期間においては、1回目の質問信号に基づいて得
た暗号コードΔDにより暗号化された応答信号を返信す
るというトランスポンダ機能を発揮するようになる。こ
の場合、2回目の質問信号の送信状態においても、搬送
波信号があるため応答信号を重畳させることができる。
【0036】ところで、上述したように、トランスポン
ダ2が1回目の質問信号に応答して1回目の応答信号を
送信するときは、受信した搬送波信号及び質問信号を応
答信号の送信タイミングに応じてインピーダンス変換に
より振幅変調するので、搬送信号及び質問信号の信号レ
ベルが変動するものの、その変動レベルは質問信号の低
下レベルに比較して極めて小さいので、トランスポンダ
2は自己が送信した応答信号にかかわらず確実に2回目
の質問信号を解読することができる。
【0037】一方、送受信ECU10においては、アン
テナコイル16はトランスポンダ2のトランスポンダ用
コイル8と電磁結合しているので、上述したようにトラ
ンスポンダ用コイル8が受信した搬送波信号及び質問信
号の信号レベルが変動すると、その変動に応じてアンテ
ナコイル16から送信する搬送波信号及び質問信号の信
号レベルが小さなレベルで変動する。これにより、送受
信ECU10は、搬送波信号及び質問信号の信号レベル
の変動を検出することにより応答信号(図5参照)を解
読することができる。
【0038】そして、マイクロコンピュータ17は、E
EPROM25から読み出した乱数コードΔA、識別コ
ードΔB、演算用コードΔC及び関数式fに基づいて、
f(ΔA,ΔB,ΔC)の演算を行うことに暗号コード
ΔDを得ると共に、その暗号コードΔDと、トランスポ
ンダ2側から返信された応答信号に含まれる暗号コード
ΔDとを比較するというデコード動作を行い、両者が一
致しない場合には、エンジン制御ECU23による自動
車用エンジンの始動を禁止する。
【0039】従って、IGスイッチ18が、識別コード
が一致しない不適正なイグニッションキー1によってオ
ンされた場合には、自動車用エンジンが始動されること
がないから、盗難に対するセキュリティが向上するよう
になる。
【0040】一方、上記デコード動作により、演算によ
り得た暗号コードΔDと返信された応答信号に含まれる
暗号コードΔDとが一致した場合には、エンジン制御E
CU23による自動車用エンジンの始動を許可する。
【0041】従って、識別コードΔBなどに基づいて生
成される暗号コードが一致する適正なイグニッションキ
ー1がイグニッションキーシリンダ15に差し込まれた
状態では、エンジン制御ECU23を通じた自動車用エ
ンジンの始動が許可されることになり、以上のようにし
てイモビライザ機能を発揮する構成となっている。
【0042】そして、以後においては、トランスポンダ
2は、質問信号の受信期間においても応答信号を返信
し、送受信ECU10は、応答信号の受信期間において
も質問信号を送信するので、図6に示すように送受信E
CU10とトランスポンダ2との間で質問信号及び応答
信号の送受信が同時に行われるようになる。
【0043】上記構成によれば、送受信ECU10は、
アンテナコイル16及び共振コンデンサ16aからなる
直列共振部から送信する搬送波信号を所定タイミングで
低下させることにより質問信号を送信する際は、トラン
スポンダ2がトランスポンダ用共振回路部7に対するイ
ンピーダンス変換可能なレベル内で搬送波信号の信号レ
ベルを低下することにより質問信号を送信すると共に共
振回路部のインピーダンス変化に応じて応答信号を検出
し、トランスポンダ2は、トランスポンダ用共振回路部
7に対するインピーダンス変換により応答信号を返信す
る際に質問信号の受信タイミングにおいても応答信号を
返信するようにしたので、送受信ECU10とトランス
ポンダ2との間で同時に質問信号と応答信号との送受信
が可能となる。従って、質問器と応答器との間で一方の
みしか送信できない従来例に比較して、通信時間を大幅
に短縮することができる。この場合、本実施例を示す図
6と従来例を示す図8とを比較して分るように、通信時
間を略半分に短縮することができる。
【0044】また,送受信ECU10及びトランスポン
ダ2は夫々の同一のアンテナコイル16及びトランスポ
ンダ用コイル8により質問信号及び応答信号の送受信を
行うようにしたので、全体の構成を簡単化することがで
きる。
【0045】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、以下に述べるような拡大或いは変形が可
能である。送受信ECU10及びトランスポンダ2にお
いて、搬送波信号及び質問信号を送受信するコイルと応
答信号を送受信するコイルとを夫々設けるようにしても
よい。
【0046】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明の通信システムによれば、質問器側に、応答器がト
ランスポンダ用共振回路部に対するインピーダンス変換
可能なレベル内で低下することにより質問信号を送信す
ると共に共振回路部のインピーダンス変化に応じて応答
信号を検出する機能を設定し、前記応答器側に、前記質
問器からの質問信号の受信タイミングにおいても応答信
号を返信する機能を設定するようにしたので、質問器と
応答器との間の通信時間を短縮することができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム全体の構成を
示す機能ブロック図
【図2】トランスポンダの電気的構成図
【図3】パワーアンプの回路構成図
【図4】質問信号の信号波形図
【図5】応答信号の信号波形図
【図6】質問信号と応答信号との送信タイミングを示す
【図7】従来例を示す図4相当図
【図8】図6相当図
【符号の説明】
図面中、1はイグニッションキー、2はトランスポンダ
(応答器)、3はマイクロコンピュータ、7はトランス
ポンダ用共振回路部、8はトランスポンダ用コイル、1
0は送受信ECU(質問器)、16はアンテナコイルで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 331 H04Q 9/00 331Z (72)発明者 国分 貞雄 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力信号の信号レベルを所定タイミング
    で間欠的に低下させることにより質問信号を送信するア
    ンテナコイルを含む共振回路部を有した質問器と、この
    質問器からの電力信号を電磁結合により受信するトラン
    スポンダ用コイルを含むトランスポンダ用共振回路部を
    有し電力信号の受信に応じて動作電力を生成すると共に
    質問信号の受信に応答して予め設定した識別コードを含
    む応答信号を上記トランスポンダ用共振回路部に対する
    インピーダンス変換により返信するトランスポンダ機能
    が設定された応答器とを備えた通信システムにおいて、 前記質問器側に、前記応答器が前記トランスポンダ用共
    振回路部に対するインピーダンス変換可能なレベル内で
    電力信号の信号レベルを低下することにより質問信号を
    送信すると共に前記共振回路部のインピーダンス変化に
    応じて応答信号を検出する機能を設定し、 前記応答器側に、前記質問器からの質問信号の受信タイ
    ミングにおいても応答信号を返信する機能を設定したこ
    とを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記質問器は、質問信号の送信タイミン
    グで応答信号の検出感度を高めることを特徴とする請求
    項1記載の通信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256567A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Nec Tokin Corp ドアロックシステム

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JP2011256567A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Nec Tokin Corp ドアロックシステム

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