JPH09187065A - スロット割り当て方法 - Google Patents

スロット割り当て方法

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JPH09187065A
JPH09187065A JP8000493A JP49396A JPH09187065A JP H09187065 A JPH09187065 A JP H09187065A JP 8000493 A JP8000493 A JP 8000493A JP 49396 A JP49396 A JP 49396A JP H09187065 A JPH09187065 A JP H09187065A
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Mikio Kuwabara
幹夫 桑原
Nobukazu Doi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】TDMA通信方式においてマルチスロットを割
り当てる際に、複数スロット割り当ての呼損率を下げ
る。 【解決手段】TDMA通信方式において、少数スロット
の割り当て要求発生の際に、多数スロット割り当て可能
なスロットを潰さないように、割り当て可能なスロット
に、優先順位を与える参照テーブルを参照してスロット
割り当てを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多元接続
(TDMA)通信方式を採用する無線通信システムにお
けるスロット割り当てに関するもので、特にシングルス
ロットとマルチスロットの割り当てが混在するシステム
におけるスロット割り当て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7,図8,図9,図10を用いて従来
技術を説明する。図7はパーソナル・ハンディホン・シ
ステム(PHS)のフレーム構成である8スロット/1フ
レームのTDMA通信方式を説明する図、図8はディジ
タルセルラのフレーム構成である3スロット/1フレー
ムにおいて周波数分割多重(FDD)を採用するTDMA
通信方式の説明図、図9は8スロット/1フレーム構成
で時分割多重(TDD)を採用するTDMA通信方式に
おいて既に数個のチャネルが使用中の場合である例を示
す図、図10は3スロット/1フレーム構成のTDMA
通信方式で既に数個のチャネルが使用中である例を示す
図である。
【0003】図7で符号1は一つのフレームを表してい
る。フレームはいくつかのスロットからなる。スロット
とは予め決められた、ある端末と基地局との交信可能時
間すなわちスケジュールを示している。例えば端末Aは
スロット1を用いて基地局に送信,スロット5を用いて
基地局から受信といった様に、送受信ごと通信可能なス
ロット(タイムスケジュール)を予め基地局から与えら
れている。通信スロットの割り当て要求に従い適当なス
ロットを割り振ることをスロット割り当てと呼ぶ。
【0004】現在のディジタルセルラやPHS等のTD
MA通信方式のインフラでは上り/下り1組のスロット
を割り当てるもので、1端末で複数のスロットを使用す
るシステムは未だない。しかしながらマルチメディア対
応の面から複数のスロットを使用する通信システムへの
期待が持ち上がってきており、 '94秋季信学全大B2
60では、PHSにおいて2スロットを使用する場合の
制御チャネル構成法についての記述が、また '93春季
信学全大B430では、PHSをベースとする音声/非
音声同時伝送についての記述がされている。
【0005】PHS,ディジタルセルラのスロット構成
について更に詳細に説明する。それぞれの規格は、PH
SはRCR−STD28に、ディジタルセルラはRCR
−STD27に記載されている。図7はPHSのスロッ
ト構成である。1フレームは8スロットからなり、前4
スロットが上り回線,後4スロットが下り回線になって
いる。
【0006】PHSでスロット割り当てを行う場合を図
9に示す例で考える。例ではキャリヤ数を7とした。図
で太枠のスロットは既に使用中で、新たな呼発生による
スロット割り当てができないスロットを示している。P
HSはTDD方式であり各キャリヤについて右4スロッ
トと左4スロットはペアーになっている。したがって空
いているスロットは右側、あるいは左側の4スロットだ
けで記述でき、図9の例では17スロットが空いてい
る。ここで2スロットの割り当て要求が生じた場合には
4×13+5×8+2×6=104通りの割り当ての組
み合わせが可能である。しかし、例えば1番,4番のよ
うに、連続且つ周波数の異なる2スロットを割り当てる
と、周波数変調用シンセサイザの共振周波数をガードタ
イム内で切り替え、安定させなければならず、低コスト
・小型化が要求される移動端末での対応が難しい。
【0007】そこで従来技術では例えば特開平6−77886
号公報に示されるように同一周波数の2スロットを割り
当てる方法によってこの課題を解決しようとしている。
この場合、図9のスロット使用状態では14通りの割り
当て方法しかできない。
【0008】一方、ディジタルセルラのスロット構成を
図8に示す。セルラはFDD方式であり上り回線周波数
f1と下り回線周波数f2は異なる周波数帯を使用して
いる。セルラでスロット割り当てを行う場合を図10に
示す例で考える。例ではキャリヤ数を7とした。図で太
枠のスロットは既に使用中で、新たな呼発生によるスロ
ット割り当てができないスロットを示している。例では
13スロットが空いている。2スロットの割り当て要求
が生じた場合には5×8+5×3=55通りの組み合わ
せが可能である。この場合も同一周波数内の2スロット
を割り当てようとすると組み合わせ数は激減して7通り
の割り当て方法しかできない。このように同一周波数上
に複数のスロットを割り当てる場合には、無作為に少数
スロットの割り当てを行っていると、早期に複数の空き
スロットを持つ周波数がなくなってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べたよう
に、複数スロットの割り当て要求が出された場合には、
同一周波数に複数のスロットを割り当てることが端末小
型化,低価格化に都合がよい。このため、同一周波数内
にできるだけ複数のスロットが残るようスロット割り当
てを行う必要がある。
【0010】また、TDMA通信で連続する複数スロッ
トを同じ通信機が使用する場合、2番目以降のスロット
ではプリアンブル部が不要である。代わってデータの伝
送を行えばオーバヘッドを減らすことができる。したが
って連続する複数スロットができるだけ残るようにスロ
ット割り当てを行う必要がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、時分割多元
接続通信方式を採用し、端末と基地局との交信スロット
を割り当てる際に、通信容量が小さい交信には1フレー
ム中に1スロットを、また通信容量の大きな交信には1
フレーム中に複数スロットを割り当てることで様々な通
信容量の交信に対応できることを特長とする通信システ
ムにおいて、過去最新のキャリヤセンスによって調査し
たスロット使用状況と各周波数について空きスロット数
を計数した計数結果を蓄積手段に記録しておき、該計数
結果からNスロット以上の空きがあって且つ計数結果が
最も小さい周波数を検索するステップ1と、ステップ1
で検索した周波数内で該スロット使用状況において空き
である任意のスロットを割り当て候補スロットとするス
テップ2と、ステップ2で決まった割り当て候補スロッ
トのキャリヤセンスを実施し、該蓄積手段に記録された
該スロット使用状況と該計数結果を更新するステップ3
と、ステップ3のキャリヤセンスの結果、割り当て候補
スロットが空きであればそのスロットに通話チャネル割
り当てを行い蓄積手段に記録された該スロット使用状況
と該計数結果を更新するステップ4と、ステップ3のキ
ャリヤセンスの結果、割り当て候補スロットが空きでな
ければ、ステップ1に制御を移すステップ5と、ステッ
プ1において検索した結果、割り当て可能なスロットを
もつ周波数がない場合には端末に対して割り当て拒否を
通達するステップ6からなる流れで通話チャネルのスロ
ット割り当てを行うことにより解決することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1,図2,
図7,図9を用いて説明する。図1は本発明からなる実
施例のスロット割り当てのフローを示す図、図2は本発
明からなる実施例を適用してスロット割り当てを実施す
る場合の参照テーブルを示す図、図7はPHSのフレー
ム構成を示す図、図9はPHSで使用中のスロットが存
在する例を示す図である。
【0013】図7において符号1はフレームを示してい
る。1フレームは8スロットからなる。スロット1〜4
は上り回線用に、またスロット5〜8は下り回線用に使
用する。実際に使用されている状況の例を図9に示す。
例では7キャリヤ構成で、上り4×7=28スロット,
下り28スロットが用意されている。太枠のスロットは
使用中のスロットを示しており、現在では19スロット
が空き状態になっている。以下では1フレーム中に1ス
ロット、あるいは2スロットの割り当て要求のみ生じる
場合を例に説明する。
【0014】図9の例において、2スロットのスロット
割り当て要求が発生した場合には、104通りのスロッ
ト割り当てが可能である。しかし、無作為にスロットを
割り当てる場合、例えば1番と4番を割り当てる場合、
連続するスロットでしかも異なる2周波数を使用してい
るために、RFからベースバンドにダウンコンバートす
る際やベースバンドからRFにアップコンバートする際
に必要なシンセサイザの共振周波数を高速に切り替えな
ければならない。もし切り替え動作がガードタイム内に
収まらないとすると、スロット前半部がつぶれ、正しく
復調することができなくなる。
【0015】この対策に以下の方法が挙げられる。すな
わち(1)シンセサイザの性能を向上させる(2)シン
セサイザを二つ持たせて交互に使用する。この二つの方
法はいずれも価格上昇につながることから、基地局では
実施可能でも、厳しい価格性を要求される端末では実施
しがたい。そこで他の解決手段として同一周波数の2ス
ロットを割り当てる方法が考えられる。この方法では周
波数切り替えが生じないため、端末においても特別なハ
ードは不要であり、低価格で実現可能である。しかし本
方法は割り当て可能な組み合わせ数が激減するという新
たな課題が生じる。図9の例では割り当ての組み合わせ
数が14通りと約8分の1に減少している。
【0016】割り当ての組み合わせ数の減少は、割り当
てが失敗する確率、すなわち呼損率の上昇を招くためシ
ステム容量減少につながる。また、無作為にスロットの
割り当てを行うと、同一周波数上の複数の空きスロット
が早期のうちになくなってしまい、複数スロットの割り
当て要求が呼損になる場合も生じる。
【0017】ところで1スロットを割り当てる場合に
は、どの空きスロット候補を割り当てようとも空きスロ
ット候補の数だけしか組み合わせはないから、どの空き
スロットを割り当てるかは問題とはならない。そこで1
スロットを割り当てる場合にできるだけ同一周波数に複
数のスロットが残るようにスロット割り当てを行ってや
れば、2スロット割り当て時の組み合わせ数を増やすこ
とができる。これにより呼損率を下げることができ、課
題は解決される。
【0018】PHSでは、8スロットTDD構成である
ので片側4スロットがフレームの基本である。4スロッ
ト全てが未使用の場合、2スロットを割り当てる組み合
わせは6通りできる。同様に3スロットが未使用の場合
3通り、2スロットが未使用の場合1通りである。この
ように2スロット割り当ての組み合わせは、同一周波数
における空きスロット数に応じて階乗的に増える。した
がって1スロット割り当てでは、同一周波数内の空きス
ロットが少ない周波数から割り当てていけば、2スロッ
ト割り当ての組み合わせが大きく減少することはない。
したがって課題は解決される。
【0019】図1を使って割り当ての流れを説明する。
以下では、過去のキャリヤセンスで空きであったスロッ
トを推定空きスロット、また推定空きスロットから選ば
れ、通話チャネルを割り当てようとするスロットのこと
を割り当て候補スロットと呼ぶことにする。この表記を
使う理由は、過去最新のキャリヤセンスから実際にスロ
ット割り当てを行うまでには経過時間があり、その間に
他の通信機がそのスロットを使用してしまって、割り当
てに失敗する可能性があることを明示するためである。
【0020】ステップ1では過去最新のキャリヤセンス
による調査から図2に示すようなスロット使用状態を示
す参照テーブルが作られる。属性には同一周波数でいく
つのスロットが空きであるか計数結果が記録される。こ
の属性の値が周波数の優先順位を示し、例えば1スロッ
トの割り当て要求の場合、1以上で最も小さい属性をも
つ周波数が優先順位が最も高い周波数となる。
【0021】ステップ1では最優先の周波数検索を行っ
てステップ2に移行する。図2の例では属性が1である
f7が検索結果として出される。
【0022】次にステップ2では先のステップ1で検索
された周波数(f7)の中から割り当て候補スロットを
決定する。推定空きスロットが複数ある場合には乱数を
使って選択する。図2の例ではf7はs1しか推定空き
スロットがないため、このステップではs1が選択され
る。
【0023】ステップ3では割り当て候補スロットのキ
ャリヤセンスを行い、割り当て候補スロットが空いてい
るかの判断がなされる。またキャリヤセンスの結果を基
に参照テーブルの更新を行う。
【0024】ステップ4では、ステップ3のキャリヤセ
ンスの結果、割り当て候補スロットが未使用であること
が確認できたならば通話チャネルのスロット割り当てを
行う。また、このスロット割り当てにより、スロットの
使用状態が変わるので、参照テーブルを更新し、割り当
て操作を終了する。
【0025】ステップ3のキャリヤセンスの結果、割り
当て候補スロットが使用中であった場合には、ステップ
1に移行する(ステップ5)。図2の例で、s1がキャ
リヤセンスで使用中であることがわかった場合には、ス
テップ1に移行し、優先順位すなわち属性が次に小さい
2であるf3あるいはf5、いずれかの周波数を乱数に
より選択する。その後ステップ2に移行し、割り当て候
補スロットを決定する。ステップ1において図2のテー
ブルの属性が1以上の周波数全てについて検索し、割り
当て可能なスロットの存在する周波数がない場合は端末
に割り当て拒否を送信して(ステップ6)、処理を終了
する。
【0026】この一連の処理により、2スロット割り当
て要求が生じた時の割り当て可能スロット数低下は最小
限にとどめることができる。よって課題は解決される。
【0027】本実施例では1スロットあるいは2スロッ
トの割り当て要求が生じる場合を例にとり説明したが、
複数のスロットを割り当てる場合にも本発明の効果は変
わらない。少数スロットの割り当てにおいて多数の推定
空きスロットをもつ周波数への割り当てを避けること
で、多数のスロット割り当てが生じた時の呼損率を下げ
ることができる。
【0028】本発明の他の実施例を図3を用いて説明す
る。本実施例は、割り当て候補スロットを選ぶ例を示
す。
【0029】上述の実施例では、ステップ2において同
一周波数内に複数ある空きスロット候補から割り当てス
ロット候補を選択する方法は乱数を使ってランダムに選
んでいた。しかしながら、同一端末と通話を行う場合、
連続する複数スロットを割り当てることができれば、2
番目以降のスロットではプリアンブル部が不要となるた
め、オーバヘッドを削減することができる。本実施例で
は連続するNスロットの割り当てを行う場合に、同一周
波数上に多数の空きスロットがある周波数を選択しない
ようにする方法ついて述べる。
【0030】本実施例の割り当て方法のフローは図1と
同じである。相違点は属性の付け方であり、図3に例を
示す。図3では、8スロット1フレーム構成で3キャリ
ヤが用意されている場合を例にしてある。f1はs1,
s4が使用中であり、連続して空いているスロットは2
連続スロットと4連続スロットである。属性はスロット
が何連続で空いているかと、その連続空きスロット群の
数が記される。
【0031】従ってf1では属性の2と4の欄が1とな
って、2連続スロットと4連続スロットがそれぞれ一つ
ずつあることが示されている。次にf2ではs1,s
3,s6が使用中であり、連続して空いているスロット
数は1スロットが一つ、2連続スロットが二つあり、属
性にそのことが示されている。f3はs5のみが使用中
で、3連続スロット,4連続スロットが空いている。
【0032】この状態で3連続スロットの割り当て要求
が生じた場合を考える。周波数の優先順位は3連続スロ
ット以上且つ最小の連続スロットを持つ周波数でありf
3が第一優先で割り当て候補となる。もしf3のs6か
ら始まる3スロットをキャリヤセンスして、割り当てで
きないことが明らかになった場合には、f3のs1から
始まる4連続スロットに割り当てを試みる。連続して4
スロット空いているところに3連続スロットを割り当て
る方法は2通りあるが、本実施例ではランダムに割り当
て候補スロットを決める。割り当て候補スロットがキャ
リヤセンスでいずれの場合も使用中で割り当て不可能で
あることがわかった場合には、周波数を変えてf1のs
5から始まる4スロットの中から割り当て候補を選ぶ。
更にf1でもキャリヤセンスで割り当て不可となれば割
り当て拒否が出されて呼損となる。この一連の割り当て
方法は連続して長く空いているスロットをできるだけ残
して割り当てようとするものであり、課題は解決され
る。
【0033】本発明からなる他の実施例を図4,図5を
用いて説明する。図4は本発明からなる実施例のスロッ
ト割り当て方法のフローを示す図、図5は本発明からな
る実施例を適用してスロット割り当てを実施する場合の
参照テーブルを示す図である。
【0034】本実施例では4スロットの割り当て要求が
生じた場合を例に挙げて説明する。図1に示した実施例
では、ステップ2において同一周波数内に複数ある空き
スロット候補から割り当てスロット候補を選択する方法
は乱数を使ってランダムに選んでいた。しかしながら、
同一端末と通話を行う場合、連続する複数スロットを割
り当てることができれば、2番目以降のスロットではプ
リアンブル部が不要となるため、オーバヘッドを削減す
ることができる。それには少数スロットの割り当て要求
発生に対し、できるだけ連続するスロットを潰さないよ
うにスロットを割り当ててやる必要がある。そこで本実
施例では非連続である少数スロットの割り当てにおい
て、連続する多数スロットをできるだけ多く残す方法を
示す。
【0035】図4に割り当て方法のフローを示す。図1
の実施例との違いはステップ13,ステップ14であ
る。ステップ1に代わるステップ13では図5に示すよ
うな参照テーブルの属性から最優先周波数を決める。4
スロットの割り当て要求が生じたとすると、属性の連続
する空きスロット数が少ない順に空きスロット数を加え
ていき、その合計数が割り当てスロット数の4スロット
未満である最大値となる時、まだ加算していない残りの
空きスロットが存在し、且つその残りの明スロットの最
小連続数が最も小さい周波数を選ぶ。
【0036】図5の例では、f1は1+5スロットなの
で最小連続数は5、f2も1+5スロットなので最小連
続数は5、f3は1+1+2スロットなので最小連続数
は2、f4は4スロットのみなので最小連続数は4とな
る。従って第一優先周波数はf3となる。
【0037】次にステップ14では割り当てスロットを
選ぶ時に図5に示す参照テーブルから空きと推定される
推定空きスロットを見つけだし、連続する推定空きスロ
ット数が少ない順に連続スロットに優先順位を付け、且
つ連続スロット内の各々の推定空きスロットに対して
は、使用中あるいは割り当て候補スロットに挟まれる推
定空きスロット、前後一方が使用中あるいは割り当て候
補スロットと接し且つフレームの始めあるいは終りのい
ずれかである推定空きスロット、フレームの始めあるい
は終りのいずれかである推定空きスロット、前後一方が
使用中あるいは割り当て候補スロットである推定空きス
ロット、の順に高い優先順位をつけて、優先順位の高い
スロットから順にN個を割り当て候補スロットとする。
【0038】具体的にそれぞれのスロットに優先度を付
けるには例えば、使用中あるいは割り当て候補スロット
に挟まれる推定空きスロットならば1,前後一方が使用
中あるいは割り当て候補スロットと接し且つフレームの
始めあるいは終りのいずれかである推定空きスロットな
らば2,フレームの始めあるいは終りのいずれかである
推定空きスロットならば3,前後一方が使用中あるいは
割り当て候補スロットである推定空きスロットならば4
なる値をスロットに付けておき、更にその値にそのスロ
ットが属する連続する推定空きスロットの連続数の5倍
を加えた数を優先度とし、優先度の最も小さいものから
順にN個を割り当て候補スロットとする。
【0039】図5の例ではf3でs1,s3,s7,s
8が空きスロットであるが、それぞれの優先度は7,
6,14,13となるから、s3,s1,s8,s7の
順に割り当て候補スロットとなる(ステップ14)。
【0040】ステップ15ではキャリヤセンスを実施
し、参照テーブルの更新を行う。ステップ15のキャリ
ヤセンスの結果、割り当て候補スロットが既に使用中で
あることが分かった場合には、ステップ13に制御を移
す処理を行う。この一連のフローにより、できるだけ長
い連続スロットは潰さないように割り当て候補スロット
が決められるため、課題は解決される。
【0041】他の実施例を図6を用いて説明する。図6
は本発明を適用してスロット割り当てを実施する場合の
参照テーブルを示す図である。
【0042】図4の実施例では、非連続の少数スロット
の割り当てにおいて、連続するスロットをできるだけ潰
さない方法を述べた。本実施例では割り当てる少数スロ
ットも連続スロットである場合について記述する。これ
により割り当て要求が生じた通信に対して、2番目以降
のスロットではプリアンブル部が不要となるため、オー
バヘッドを削減することができる。また、連続する多数
スロットはできるだけ潰さないように割り当てが行われ
るため、以降に多数の連続スロットの割り当て要求が生
じた場合の呼損率も低減できる。
【0043】本実施例の割り当て方法のフローは図4と
同じである。相違点は属性の付け方と割り当て候補スロ
ットを決める際の優先順位の付け方である。図6に参照
テーブルの例を示すが、属性の付け方は図3で示す連続
スロット割り当ての方法と同じである。この属性から割
り当てを行う周波数を決める。例えばN連続のスロット
を割り当てる場合にはN以上で最も小さい数の連続スロ
ット数をもつ周波数を最優先とする。優先順位の最も高
い周波数が複数ある場合は、複数ある全ての周波数を対
象とする。割り当て候補スロットの優先順位は、使用中
のスロットに挟まれるN連続の推定空きスロット、前後
一方が使用中であり且つフレームの始めあるいは終りい
ずれかのスロットを含むN連続の推定空きスロット、フ
レームの始めあるいは終りいずれかのスロットを含むN
連続の推定空きスロット、前後一方が使用中であるN連
続の推定空きスロット、の順とする。
【0044】これを優先順位の最も高い周波数全てに含
まれる全てのN連続スロットに対して比較し、最優先の
N連続スロットを割り当て候補スロットとする。これに
よりできるだけ連続する多数スロットを潰さないように
スロットの割り当てを行うことができる。
【0045】図6で割り当て例を示す。図では1フレー
ム8スロット構成で4キャリヤからなる。ここで3スロ
ットの割り当て要求が生じたとすると、属性から4スロ
ットの連続空きスロットを持つf4が最も優先順位の高
い周波数となる。f4ではs4,s5,s6,s7の4
スロットが空いているが連続する3スロットの割り当て
方法は、s4,s5,s6の3スロットとs5,s6,
s7の3スロットしかない。この二つはいずれもスロッ
トの優先順位は同じであるからランダムにいずれかを割
り当て候補スロットとする。キャリヤセンスで割り当て
候補スロットが既に使用中であることがわかった場合に
は、例えばs5が使用中であることが分かった場合に
は、参照テーブルを更新し、最優先の周波数を決める段
階から再度実行する。
【0046】以上、PHSを例に挙げて実施例を説明し
たが、ディジタルセルラを含む、TDMA通信方式を採
用するシステムでは本発明の効果は変わらない。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、多
数スロットの割り当て組み合わせを潰さないように少数
スロットの割り当てを行うことが可能となり、多数スロ
ット割り当て時の呼損率を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のスロット割り当てのフロー
図。
【図2】本発明の実施例を適用してスロット割り当てを
実施する場合の参照テーブルの説明図。
【図3】本発明の実施例を適用してスロット割り当てを
実施する場合の参照テーブルの説明図。
【図4】本発明の一実施例のフロー図。
【図5】本発明の実施例を適用してスロット割り当てを
実施する場合の参照テーブルの説明図。
【図6】本発明の実施例を適用してスロット割り当てを
実施する場合の参照テーブルの説明図。
【図7】PHSのスロット構成の説明図。
【図8】ディジタルセルラのスロット構成の説明図。
【図9】PHSのスロット構成において、既にいくつか
のスロットが使用中である例を示す説明図。
【図10】ディジタルセルラのスロット構成において、
既にいくつかのスロットが使用中である例を示す説明
図。
【符号の説明】
1…フレーム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時分割多元接続通信方式を採用し、端末と
    基地局との交信スロットを割り当てる際に、通信容量が
    小さい交信には1フレーム中に1スロットを、また通信
    容量の大きな交信には1フレーム中に複数スロットを割
    り当てることで様々な通信容量の交信に対応できる通信
    システムにおいて、過去最新のキャリヤセンスによって
    調査したスロット使用状況と各周波数について空きスロ
    ット数を計数した計数結果を蓄積手段に記録しておき、
    前記計数結果からNスロット以上の空きがあって該計数
    結果が最も小さい周波数を検索する第1ステップと、前
    記第1ステップで検索した周波数内で該スロット使用状
    況において空きである任意のスロットを割り当て候補ス
    ロットとする第2ステップと、前記第2ステップで決ま
    った割り当て候補スロットのキャリヤセンスを実施し、
    該蓄積手段に記録された該スロット使用状況と該計数結
    果を更新する第3ステップと、前記第3ステップのキャ
    リヤセンスの結果、割り当て候補スロットが空きであれ
    ばそのスロットに通話チャネル割り当てを行い該蓄積手
    段に記録された該スロット使用状況と該計数結果を更新
    する第4ステップと、前記第3ステップのキャリヤセン
    スの結果、割り当て候補スロットが空きでなければ、前
    記第1ステップに制御を移す第5ステップと、前記第1
    ステップで検索した結果、割り当て可能なスロットをも
    つ周波数がない場合には端末に対して割り当て拒否を通
    達する第6ステップからなる流れで通話チャネルのスロ
    ット割り当てを行うことを特徴とするスロット割り当て
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、過去最新のキャリヤセ
    ンスによって調査したスロット使用状況と同一周波数上
    で連続して空いているスロット数を計数した計数結果を
    蓄積手段に記録しておき、N個の連続スロットを割り当
    てる場合に、該計数結果から連続する空きスロット数が
    N以上でかつ少ない順に各周波数に対して高い優先順位
    をつけ、優先順位の最も高い周波数を検索する第7ステ
    ップと、前記第7ステップで検索した周波数内で、該ス
    ロット使用状況から空きと推定される任意のスロットを
    割り当て候補スロットとする第8ステップと、前記第8
    ステップで決まった割り当て候補スロットのキャリヤセ
    ンスを実施し、該蓄積手段に記録された該スロット使用
    状況と該計数結果を更新する第9ステップと、前記第9
    ステップのキャリヤセンスの結果、割り当て候補スロッ
    トが空きであればそのスロットに通話チャネル割り当て
    を行い、該蓄積手段に記録された該スロット使用状況と
    該計数結果を更新する第10ステップと、前記第9ステ
    ップのキャリヤセンスの結果、割り当て候補スロットが
    空きでなければ、前記第7ステップに制御を移す第11
    ステップと、前記第7ステップで検索した結果、割り当
    て可能なスロットをもつ周波数がない場合には端末に対
    して割り当て拒否を通達する第12ステップからなる流
    れで通話チャネルのスロット割り当てを行うスロット割
    り当て方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、N個のスロットを割り
    当てる場合に、過去最新のキャリヤセンスによって調査
    したスロット使用状況と同一周波数上で連続して空いて
    いるスロット数を計数した計数結果を蓄積手段に記録し
    ておき、該計数結果から連続する空きスロット数が少な
    い順に空きスロット数を加えていき、その合計数がN未
    満で且つ最大値となる時、まだ加算していない残りの空
    きスロットが存在し、その残りの空きスロットの最小連
    続数が最も小さい周波数を検索する第13ステップと、
    前記第13ステップで検索した周波数内で、該スロット
    使用状況から空きと推定される推定空きスロットを見つ
    けだし、連続する推定空きスロット数が少ない順に連続
    スロットに優先順位を付け、連続スロット内の各々の推
    定空きスロットに対しては、前後一方が使用中あるいは
    割り当て候補スロットと接し且つフレームの始めあるい
    は終りのいずれかである推定空きスロット,使用中ある
    いは割り当て候補スロットに挟まれる推定空きスロッ
    ト,フレームの始めあるいは終りのいずれかである推定
    空きスロット,前後一方が使用中あるいは割り当て候補
    スロットである推定空きスロットの順に高い優先順位を
    つけて、優先順位の高いスロットから順にNスロットを
    割り当て候補スロットとする第14ステップと、前記第
    14ステップで決まった割り当て候補スロットのキャリ
    ヤセンスを実施し、該蓄積手段に記録された該スロット
    使用状況と該計数結果を更新する第15ステップと、前
    記第15ステップのキャリヤセンスの結果、割り当て候
    補スロットが空きであればそのスロットに通話チャネル
    割り当てを行い、該蓄積手段に記録された該スロット使
    用状況と該計数結果を更新する第16ステップと、前記
    第15ステップのキャリヤセンスの結果、割り当て候補
    スロットが空きでなければ、前記第13ステップに制御
    を移す前記第17ステップと、前記第13ステップで検
    索した結果、割り当て可能なスロットをもつ周波数がな
    い場合には端末に対して割り当て拒否を通達する第18
    ステップからなる流れで通話チャネルのスロット割り当
    てを行うスロット割り当て方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記第13ステップの
    代わりに該計数結果から連続する空きスロット数がN以
    上で且つ少ない周波数の順に高い優先順位をつけて、優
    先順位の最も高い一つあるいは複数の周波数を検索する
    第19ステップを、また前記第14ステップの代わり
    に、前記第13ステップで検索した周波数内で、該スロ
    ット使用状況から空きと推定される推定空きスロットを
    見つけだし、使用中のスロットに挟まれるN連続の空き
    スロット候補,前後一方が使用中のスロットと接し且つ
    フレームの始めあるいは終りのいずれかのスロットを含
    むN連続の空きスロット候補,フレームの始めあるいは
    終りのいずれかのスロットを含むN連続の空きスロット
    候補,前後一方が使用中のスロットであるにN連続の空
    きスロット候補の順に優先順位をつけ、優先順位の最も
    高いN連続スロットを割り当て候補スロットとする第2
    0ステップをもってスロット割り当てを行うスロット割
    り当て方法。
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