JPH09187100A - 音像制御装置 - Google Patents
音像制御装置Info
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- JPH09187100A JPH09187100A JP7343412A JP34341295A JPH09187100A JP H09187100 A JPH09187100 A JP H09187100A JP 7343412 A JP7343412 A JP 7343412A JP 34341295 A JP34341295 A JP 34341295A JP H09187100 A JPH09187100 A JP H09187100A
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims abstract description 18
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- 230000004807 localization Effects 0.000 claims description 7
- 238000001413 far-infrared spectroscopy Methods 0.000 description 47
- 101100120142 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) FIR1 gene Proteins 0.000 description 11
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 10
- 230000006870 function Effects 0.000 description 9
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Stereophonic System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 聴取者に対して仮想的に形成される音像を制
御するための畳み込み演算処理の処理量を短縮し、処理
の高速化を実現する音像制御装置を提供する。 【解決手段】 音像制御装置1において、音源信号を遅
延させる遅延手段13と、該遅延手段13による遅延量
を定位方向に対応した値に設定する遅延量設定手段14
と、前記定位方向に対応したフィルタ係数の時間応答特
性を有し、そのフィルタ係数が常に所定レベル以上とな
る区間と、前記遅延手段13からの遅延音源信号を畳み
込み演算処理し、左右音信号を出力する畳み込み演算処
理手段11と、を備え、前記遅延量設定手段14は、前
記遅延量を前記フィルタ係数が所定レベルより小さくな
る時間応答特性の前半区間に対応した値に設定する。
御するための畳み込み演算処理の処理量を短縮し、処理
の高速化を実現する音像制御装置を提供する。 【解決手段】 音像制御装置1において、音源信号を遅
延させる遅延手段13と、該遅延手段13による遅延量
を定位方向に対応した値に設定する遅延量設定手段14
と、前記定位方向に対応したフィルタ係数の時間応答特
性を有し、そのフィルタ係数が常に所定レベル以上とな
る区間と、前記遅延手段13からの遅延音源信号を畳み
込み演算処理し、左右音信号を出力する畳み込み演算処
理手段11と、を備え、前記遅延量設定手段14は、前
記遅延量を前記フィルタ係数が所定レベルより小さくな
る時間応答特性の前半区間に対応した値に設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、聴取者に対する音
源の仮想的な音像(頭の中で作られる音源位置)を知覚
させる音像制御装置に関する。
源の仮想的な音像(頭の中で作られる音源位置)を知覚
させる音像制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、聴取者に対して仮想的に形成され
る音像を知覚させる音像制御装置として、複数のスピー
カーから発せられる音を制御して、その位置に音源があ
るように聞こえる、即ち、そのように音像が形成される
ようにしたものが、種々提案されている。例えば図3に
示すように、聴取者50の例えば左斜め後方に音源Oを
配置し、聴取者50の前方に配置された左右スピーカー
SL,SRから出力される音が聴取者50の両耳に実際
に入力されるときに、この入力音が上記音源Oから聴取
者50の両耳に入力されるの音と同等な信号となるなら
ば、聴取者50には音源がOの位置にあるように聞こえ
ることになる。
る音像を知覚させる音像制御装置として、複数のスピー
カーから発せられる音を制御して、その位置に音源があ
るように聞こえる、即ち、そのように音像が形成される
ようにしたものが、種々提案されている。例えば図3に
示すように、聴取者50の例えば左斜め後方に音源Oを
配置し、聴取者50の前方に配置された左右スピーカー
SL,SRから出力される音が聴取者50の両耳に実際
に入力されるときに、この入力音が上記音源Oから聴取
者50の両耳に入力されるの音と同等な信号となるなら
ば、聴取者50には音源がOの位置にあるように聞こえ
ることになる。
【0003】つまり、図において、 O :音源 KL,KR:音源から左右各々の耳への伝達関数 H :左右スピーカーから左右各々の耳への伝達関
数 EL,ER:聴取者50の両耳に入力されるの音信号 TL,TR:左右各々の畳み込み演算処理部(FIR)
のフィルタ特性 SL,SR:左右のスピーカー である。
数 EL,ER:聴取者50の両耳に入力されるの音信号 TL,TR:左右各々の畳み込み演算処理部(FIR)
のフィルタ特性 SL,SR:左右のスピーカー である。
【0004】ここで、左右スピーカーから左右各々の耳
への伝達関数Hには、左スピーカーSLから左の耳への
伝達関数HLL、右スピーカーSLから右の耳への伝達
関数HRR,左スピーカーSLから右の耳への伝達関数
HLR、右スピーカーSRから左の耳への伝達関数HR
Lがある。なお、伝達関数HLLとは、時刻t=0にお
いて単位インパルスを左スピーカーSLに加えたときの
聴取者50の左耳に入力される音信号の時間応答であ
る。伝達関数HRR,HLR,HRLについても同様で
ある。
への伝達関数Hには、左スピーカーSLから左の耳への
伝達関数HLL、右スピーカーSLから右の耳への伝達
関数HRR,左スピーカーSLから右の耳への伝達関数
HLR、右スピーカーSRから左の耳への伝達関数HR
Lがある。なお、伝達関数HLLとは、時刻t=0にお
いて単位インパルスを左スピーカーSLに加えたときの
聴取者50の左耳に入力される音信号の時間応答であ
る。伝達関数HRR,HLR,HRLについても同様で
ある。
【0005】音源Oの位置から音信号Sが出力されてい
る場合、左右各々の耳の信号は、以下の数1のようにな
る。
る場合、左右各々の耳の信号は、以下の数1のようにな
る。
【0006】
【数1】
【0007】また、音信号Sをフィルタ特性TL,TR
のFIRを通してスピーカーSL,SRから再生した場
合、左右各々の耳での信号は、以下の数2のようにな
る。
のFIRを通してスピーカーSL,SRから再生した場
合、左右各々の耳での信号は、以下の数2のようにな
る。
【0008】
【数2】
【0009】上記の数1と数2からフィルタ特性TL,
TRを求めると、以下の数3のようになる。
TRを求めると、以下の数3のようになる。
【0010】
【数3】
【0011】この数3の関係式を満足するフィルタ特性
TL,TRを有するFIRによって音源信号を畳み込み
演算処理することにより、聴取者に対して仮想的に形成
される音像が制御され、その制御方向に音源があるよう
に音像が形成される。
TL,TRを有するFIRによって音源信号を畳み込み
演算処理することにより、聴取者に対して仮想的に形成
される音像が制御され、その制御方向に音源があるよう
に音像が形成される。
【0012】そして、図4に示すように、聴取者50の
周囲に音源を8方向(0°,45°,90°,135
°,180°,225°,270°,315°)に仮想
的に配置し、音像が8方向のいずれかの方向に配置され
るようにする場合には、各方向毎に、その方向に音像が
形成されるように定められたフィルタ特性を有するFI
Rを備えており、例えば0°方向に音像を形成する場合
にはL用FIR0とR用FIR0を用い、45°方向に
音像を形成する場合にはL用FIR1とR用FIR1を
用いる。また、90°,135°,180°,225
°,270°,315°方向に音像を形成する場合も同
様に、L用FIR3〜8とR用FIR2〜7をそれぞれ
用いている。
周囲に音源を8方向(0°,45°,90°,135
°,180°,225°,270°,315°)に仮想
的に配置し、音像が8方向のいずれかの方向に配置され
るようにする場合には、各方向毎に、その方向に音像が
形成されるように定められたフィルタ特性を有するFI
Rを備えており、例えば0°方向に音像を形成する場合
にはL用FIR0とR用FIR0を用い、45°方向に
音像を形成する場合にはL用FIR1とR用FIR1を
用いる。また、90°,135°,180°,225
°,270°,315°方向に音像を形成する場合も同
様に、L用FIR3〜8とR用FIR2〜7をそれぞれ
用いている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そして、この従来の音
像制御装置では、FIRは図5に示すようなフィルタ特
性を有しており、各時間に対するフィルタ係数を示す相
対振幅で現される。ここで、実線のフィルタ特性は音像
方向0°に対応するL用FIR0を、点線のフィルタ特
性は音像方向45°に対応するL用FIR1を示してい
る。
像制御装置では、FIRは図5に示すようなフィルタ特
性を有しており、各時間に対するフィルタ係数を示す相
対振幅で現される。ここで、実線のフィルタ特性は音像
方向0°に対応するL用FIR0を、点線のフィルタ特
性は音像方向45°に対応するL用FIR1を示してい
る。
【0014】この図からもわかるように、FIRのフィ
ルタ特性は仮想音像方向によって異なっており、時間の
前半部分及び後半部分におけるフィルタ係数がそのピー
ク値に対する割合が小さい区間も仮想音像方向によって
相違している。
ルタ特性は仮想音像方向によって異なっており、時間の
前半部分及び後半部分におけるフィルタ係数がそのピー
ク値に対する割合が小さい区間も仮想音像方向によって
相違している。
【0015】このため、従来は時間の前半部分における
フィルタ係数が小さい区間(例えば図5のΔt1,Δt
2)が最も長いフィルタ特性を有するFIRにおいて、
フィルタ係数が所定レベル以下まで小さくなるまでの全
区間(例えば図5中のTa)に亘り、各FIRにおいて
畳み込み演算処理を行わせていた。尚、図5では各FI
Rにおいてフィルタ係数がそのピーク値の相対振幅に対
して0.05より小さくなる前半部分の区間をそれぞれ
をΔt1,Δt2とし、そのピーク値の相対振幅に対し
て0.05以上となる区間をTで表している。
フィルタ係数が小さい区間(例えば図5のΔt1,Δt
2)が最も長いフィルタ特性を有するFIRにおいて、
フィルタ係数が所定レベル以下まで小さくなるまでの全
区間(例えば図5中のTa)に亘り、各FIRにおいて
畳み込み演算処理を行わせていた。尚、図5では各FI
Rにおいてフィルタ係数がそのピーク値の相対振幅に対
して0.05より小さくなる前半部分の区間をそれぞれ
をΔt1,Δt2とし、そのピーク値の相対振幅に対し
て0.05以上となる区間をTで表している。
【0016】従って、フィルタ係数が所定レベル以下と
小さく、畳み込み演算処理を行う必要のない区間におい
ても、演算処理を行っているため処理量が膨大となり、
処理の高速化の障害となっていた。
小さく、畳み込み演算処理を行う必要のない区間におい
ても、演算処理を行っているため処理量が膨大となり、
処理の高速化の障害となっていた。
【0017】この解決策として、全てのFIRにおいて
時間の前半部分におけるフィルタ係数が小さい区間(例
えば図5のΔt1)のみ、畳み込み演算処理を行わせな
い手法も考えられるが、図5に示すように、上述のよう
に各FIRのフィルタ特性が相違するため、この場合に
は若干の処理量短縮が図れるのみであった。このため、
依然として時間の前半部分及び後半部分におけるフィル
タ係数が小さい区間について畳み込み演算処理しなけれ
ばならず、処理の高速化が実現できていなかった。
時間の前半部分におけるフィルタ係数が小さい区間(例
えば図5のΔt1)のみ、畳み込み演算処理を行わせな
い手法も考えられるが、図5に示すように、上述のよう
に各FIRのフィルタ特性が相違するため、この場合に
は若干の処理量短縮が図れるのみであった。このため、
依然として時間の前半部分及び後半部分におけるフィル
タ係数が小さい区間について畳み込み演算処理しなけれ
ばならず、処理の高速化が実現できていなかった。
【0018】本発明は、斯かる点に鑑みて為されたもの
であって、聴取者に対して仮想的に形成される音像を制
御するための畳み込み演算処理の処理量を短縮し、処理
の高速化を実現する音像制御装置を提供することを目的
とする。
であって、聴取者に対して仮想的に形成される音像を制
御するための畳み込み演算処理の処理量を短縮し、処理
の高速化を実現する音像制御装置を提供することを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、聴取者と音源
との仮想的な位置関係を現す、聴取者を中心とした水平
面内円周上の方向情報に基づいて、音源信号を補正して
左右音信号を出力し、前記方向情報による定位方向に対
応した音像を生成する音像制御装置において、前記音源
信号を遅延させる遅延手段と、該遅延手段による遅延量
を前記定位方向に対応した値に設定する遅延量設定手段
と、前記定位方向に対応したフィルタ係数の時間応答特
性を有し、そのフィルタ係数が常に所定レベル以上とな
る区間と、前記遅延手段からの遅延音源信号を畳み込み
演算処理し、左右音信号を出力する畳み込み演算処理手
段と、を備え、前記遅延量設定手段は、前記遅延量を前
記フィルタ係数が所定レベルより小さくなる時間応答特
性の前半区間に対応した値に設定するものである。
との仮想的な位置関係を現す、聴取者を中心とした水平
面内円周上の方向情報に基づいて、音源信号を補正して
左右音信号を出力し、前記方向情報による定位方向に対
応した音像を生成する音像制御装置において、前記音源
信号を遅延させる遅延手段と、該遅延手段による遅延量
を前記定位方向に対応した値に設定する遅延量設定手段
と、前記定位方向に対応したフィルタ係数の時間応答特
性を有し、そのフィルタ係数が常に所定レベル以上とな
る区間と、前記遅延手段からの遅延音源信号を畳み込み
演算処理し、左右音信号を出力する畳み込み演算処理手
段と、を備え、前記遅延量設定手段は、前記遅延量を前
記フィルタ係数が所定レベルより小さくなる時間応答特
性の前半区間に対応した値に設定するものである。
【0020】この構成を用いることにより、音源信号
を、制御音像方向に対する各畳み込み演算処理手段の時
間応答特性の前半部分におけるフィルタ係数が所定レベ
ルより小さい区間に相当する時間分だけ遅延させて、そ
の遅延音源信号を、フィルタ係数が所定レベル以上であ
る時間応答特性の区間において畳み込み演算処理するの
で、畳み込み演算処理手段での演算処理の処理量を短縮
し、処理の高速化を実現することができる。
を、制御音像方向に対する各畳み込み演算処理手段の時
間応答特性の前半部分におけるフィルタ係数が所定レベ
ルより小さい区間に相当する時間分だけ遅延させて、そ
の遅延音源信号を、フィルタ係数が所定レベル以上であ
る時間応答特性の区間において畳み込み演算処理するの
で、畳み込み演算処理手段での演算処理の処理量を短縮
し、処理の高速化を実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施例を示す
図に基づいて説明する。図1は、本発明の音像制御装置
の一実施形態を示す機能的ブロック図である。
図に基づいて説明する。図1は、本発明の音像制御装置
の一実施形態を示す機能的ブロック図である。
【0022】図に示すように、本発明の音像制御装置1
は、畳み込み演算処理部(FIR)11、係数設定手段
12、遅延手段13、遅延量設定手段14、乗算器15
及び加算器16、17から構成されている。
は、畳み込み演算処理部(FIR)11、係数設定手段
12、遅延手段13、遅延量設定手段14、乗算器15
及び加算器16、17から構成されている。
【0023】FIR11は、聴取者を中心に水平面内の
方向を上述の図4と同様に、仮想的に8分割して各方向
に音像が形成されるように左右別に定められたフィルタ
特性によって音源信号を補正して左右音信号を出力する
L用のFIR11a及びR用のFIR11bを備えて成
る。FIR11のフィルタ特性は乗算係数(フィルタ係
数)の時間応答特性によって決定されている。そして、
その乗算係数データは後述する係数設定手段12からの
入力データに基づいて設定されている。
方向を上述の図4と同様に、仮想的に8分割して各方向
に音像が形成されるように左右別に定められたフィルタ
特性によって音源信号を補正して左右音信号を出力する
L用のFIR11a及びR用のFIR11bを備えて成
る。FIR11のフィルタ特性は乗算係数(フィルタ係
数)の時間応答特性によって決定されている。そして、
その乗算係数データは後述する係数設定手段12からの
入力データに基づいて設定されている。
【0024】ここで、L用FIR0とR用FIR0は、
0°方向に音像を形成させるためのフィルタ特性を有し
ている。即ち、音源信号がL用FIR0とR用FIR0
を通ってそれぞれ左右音信号として出力されると、音像
は0°方向に形成される。即ち、聴取者は0°方向にス
ピーカーがあるように聞こえる。
0°方向に音像を形成させるためのフィルタ特性を有し
ている。即ち、音源信号がL用FIR0とR用FIR0
を通ってそれぞれ左右音信号として出力されると、音像
は0°方向に形成される。即ち、聴取者は0°方向にス
ピーカーがあるように聞こえる。
【0025】L用FIR1とR用FIR1は、45°方
向に音像を形成させるためのフィルタ特性を有する。即
ち、音源信号がL用FIR1とR用FIR1を通ってそ
れぞれ左右音信号として出力されると、音像は45°方
向に形成される。即ち、聴取者は45°方向にスピーカ
ーがあるように聞こえる。
向に音像を形成させるためのフィルタ特性を有する。即
ち、音源信号がL用FIR1とR用FIR1を通ってそ
れぞれ左右音信号として出力されると、音像は45°方
向に形成される。即ち、聴取者は45°方向にスピーカ
ーがあるように聞こえる。
【0026】L用FIR2〜L用FIR7とR用FIR
2〜R用FIR7についても同様に各対応方向に音像が
形成されるようにフィルタ特性が定められている。尚、
FIR11のフィルタ特性の決定方法については上述し
た従来方法と同じであるため、詳細は省略する。
2〜R用FIR7についても同様に各対応方向に音像が
形成されるようにフィルタ特性が定められている。尚、
FIR11のフィルタ特性の決定方法については上述し
た従来方法と同じであるため、詳細は省略する。
【0027】係数設定手段12は、入力された方向情報
に基づいてFIR11a、FIR11bのそれぞれのフ
ィルタ特性を決定し、入力方向に対応したFIR11
a、FIR11bの乗算係数を読み出し、そのFIR1
1a、FIR11bへそれぞれ出力している。ここで
は、FIR11a、FIR11bの乗算係数が所定レベ
ル以上(本実施形態では、各FIRにおいてフィルタ係
数がそのピーク値の相対振幅に対して0.05以上の場
合に設定)となる区間(例えば、図5中のT)での、各
時間の乗算係数をそれぞれ出力している。これは、FI
R11の乗算係数が所定レベル以下となる、時間の前半
部分及び後半部分において畳み込み演算処理を行わない
ため、所定レベル以上となる区間のみの乗算係数をそれ
ぞれ出力し、その値に基づいてFIR11a、FIR1
1bにおいて乗算係数が設定されている。
に基づいてFIR11a、FIR11bのそれぞれのフ
ィルタ特性を決定し、入力方向に対応したFIR11
a、FIR11bの乗算係数を読み出し、そのFIR1
1a、FIR11bへそれぞれ出力している。ここで
は、FIR11a、FIR11bの乗算係数が所定レベ
ル以上(本実施形態では、各FIRにおいてフィルタ係
数がそのピーク値の相対振幅に対して0.05以上の場
合に設定)となる区間(例えば、図5中のT)での、各
時間の乗算係数をそれぞれ出力している。これは、FI
R11の乗算係数が所定レベル以下となる、時間の前半
部分及び後半部分において畳み込み演算処理を行わない
ため、所定レベル以上となる区間のみの乗算係数をそれ
ぞれ出力し、その値に基づいてFIR11a、FIR1
1bにおいて乗算係数が設定されている。
【0028】具体的には、各音像方向に対するFIR1
1a,11bのそれぞれの乗算係数データが格納されて
いる乗算係数メモリ部を有し、入力される方向情報に基
づいて、その入力方向に対応するFIR11a,11b
の乗算係数データを読み出し、そのデータを当該FIR
11a,11bにそれぞれ送出している。そして、入力
方向に対応するFIR11a,11bでは、係数設定手
段12からの入力データに基づいて、設定された乗算係
数データとしてh(1)〜h(m)と、後述する遅延手
段13からの音源信号データとを畳み込み演算してい
る。ここで、mはFIR11での乗算係数のデータ数で
あり、時間軸に対してh(1)が最初の乗算係数値を、
h(m)が所定時間経過時の乗算係数値を表している。
1a,11bのそれぞれの乗算係数データが格納されて
いる乗算係数メモリ部を有し、入力される方向情報に基
づいて、その入力方向に対応するFIR11a,11b
の乗算係数データを読み出し、そのデータを当該FIR
11a,11bにそれぞれ送出している。そして、入力
方向に対応するFIR11a,11bでは、係数設定手
段12からの入力データに基づいて、設定された乗算係
数データとしてh(1)〜h(m)と、後述する遅延手
段13からの音源信号データとを畳み込み演算してい
る。ここで、mはFIR11での乗算係数のデータ数で
あり、時間軸に対してh(1)が最初の乗算係数値を、
h(m)が所定時間経過時の乗算係数値を表している。
【0029】遅延手段13は、その遅延量が遅延量設定
手段14により設定され、音源信号を所定時間遅延さ
せ、FIR11に入力している。具体的には、遅延手段
13は、図2に示すように入力される音源信号を所定時
間分、記憶保持するメモリ部21を有し、入力される音
源信号の過去nデータ分がアドレスA(n)に記憶保持
され、新しいデータが入力される毎にアドレスA(n)
が更新され、前のデータがA(n−1)に変更される。
そして、後述する遅延量設定手段14からの制御信号の
入力に従い、メモリ部21の先頭アドレスA(n−m−
d+1)が指定され、その指定アドレスからm番目のア
ドレスA(n−d)までのデータが随時出力されること
になる。ここで、入力データ数をn、FIR11での乗
算係数のデータ数m、遅延量をd(d≦n−m)として
いる。
手段14により設定され、音源信号を所定時間遅延さ
せ、FIR11に入力している。具体的には、遅延手段
13は、図2に示すように入力される音源信号を所定時
間分、記憶保持するメモリ部21を有し、入力される音
源信号の過去nデータ分がアドレスA(n)に記憶保持
され、新しいデータが入力される毎にアドレスA(n)
が更新され、前のデータがA(n−1)に変更される。
そして、後述する遅延量設定手段14からの制御信号の
入力に従い、メモリ部21の先頭アドレスA(n−m−
d+1)が指定され、その指定アドレスからm番目のア
ドレスA(n−d)までのデータが随時出力されること
になる。ここで、入力データ数をn、FIR11での乗
算係数のデータ数m、遅延量をd(d≦n−m)として
いる。
【0030】但し、メモリ部21に記憶保持されている
入力データ量は、FIR11で畳み込み演算処理される
乗算係数のデータ数に、少なくとも最大遅延時間分のデ
ータ数を加算したデータ数となっている。
入力データ量は、FIR11で畳み込み演算処理される
乗算係数のデータ数に、少なくとも最大遅延時間分のデ
ータ数を加算したデータ数となっている。
【0031】遅延量設定手段14は、遅延手段13の遅
延量を方向情報に応じて設定しており、制御音像方向に
おけるFIR11a、FIR11bの各乗算係数が所定
レベル(本実施形態では、各FIRにおいて乗算係数が
そのピーク値の相対振幅に対して0.05の場合に設
定)より小さくなる区間(例えば図5のΔt1,Δt
2)に相当する時間分だけ遅延させた音源信号がFIR
11a、FIR11bに入力されるようにしている。
延量を方向情報に応じて設定しており、制御音像方向に
おけるFIR11a、FIR11bの各乗算係数が所定
レベル(本実施形態では、各FIRにおいて乗算係数が
そのピーク値の相対振幅に対して0.05の場合に設
定)より小さくなる区間(例えば図5のΔt1,Δt
2)に相当する時間分だけ遅延させた音源信号がFIR
11a、FIR11bに入力されるようにしている。
【0032】従って、FIR11では次式で示される畳
み込み演算処理が行われ、その結果y(n)を乗算器1
5へ送出している。
み込み演算処理が行われ、その結果y(n)を乗算器1
5へ送出している。
【0033】
【数4】
【0034】乗算器15は、FIR11の出力に対し、
方向情報に基づく所定の係数と乗算する。即ち、各FI
R11を経た音信号に重み付けを行う。例えば、方向情
報がゾーン0の音像45°方向に近いところを示してい
るのであれば、L用FIR0とR用FIR0による左右
音信号よりも、L用FIR1とR用FIR1による左右
音信号の比率を高くするように乗算係数が設定される。
その逆に、方向情報がゾーン0の音像0°方向に近いと
ころを示しているのであれば、L用FIR0とR用FI
R0による左右音信号の比率を、L用FIR1とR用F
IR1による左右音信号よりも高くするように乗算係数
が設定される。従って、上記の乗算器15としては逆連
動型の乗算器を用いることができる。
方向情報に基づく所定の係数と乗算する。即ち、各FI
R11を経た音信号に重み付けを行う。例えば、方向情
報がゾーン0の音像45°方向に近いところを示してい
るのであれば、L用FIR0とR用FIR0による左右
音信号よりも、L用FIR1とR用FIR1による左右
音信号の比率を高くするように乗算係数が設定される。
その逆に、方向情報がゾーン0の音像0°方向に近いと
ころを示しているのであれば、L用FIR0とR用FI
R0による左右音信号の比率を、L用FIR1とR用F
IR1による左右音信号よりも高くするように乗算係数
が設定される。従って、上記の乗算器15としては逆連
動型の乗算器を用いることができる。
【0035】加算器16は、L用の乗算器15を経たF
IR出力を加算して左音信号として出力する。また、加
算器17は、R用の上記乗算器15を経たFIR出力を
加算して右音信号として出力するようになっている。
IR出力を加算して左音信号として出力する。また、加
算器17は、R用の上記乗算器15を経たFIR出力を
加算して右音信号として出力するようになっている。
【0036】以上の構成により、音源信号を制御音像方
向に対する各FIR11の時間の前半部分における乗算
係数が所定レベルより小さい区間に相当する時間分だけ
遅延させて、その遅延音源信号を、乗算係数が所定レベ
ル以上のフィルタ特性を有する各FIR11により畳み
込み演算処理するので、FIR11での演算処理の処理
量を短縮し、処理の高速化を実現することができる。
向に対する各FIR11の時間の前半部分における乗算
係数が所定レベルより小さい区間に相当する時間分だけ
遅延させて、その遅延音源信号を、乗算係数が所定レベ
ル以上のフィルタ特性を有する各FIR11により畳み
込み演算処理するので、FIR11での演算処理の処理
量を短縮し、処理の高速化を実現することができる。
【0037】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上述べたとおり本発明によれば、聴取
者に対して仮想的に形成される音像を定位方向に制御す
るための畳み込み演算処理の処理量を短縮し、処理の高
速化を実現することが可能となる。
者に対して仮想的に形成される音像を定位方向に制御す
るための畳み込み演算処理の処理量を短縮し、処理の高
速化を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音像制御装置の一実施形態を示す機能
的ブロック図である。
的ブロック図である。
【図2】図1装置における遅延手段13のメモリ部21
を説明するための説明図である。
を説明するための説明図である。
【図3】スピーカと音像との聴取者に対する伝達特性の
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図4】聴取者に対する8方向を示す図である。
【図5】従来の畳み込み演算部(FIR)における各音
像方向についてのフィルタ特性を示す図である。
像方向についてのフィルタ特性を示す図である。
1 音像制御装置 11 畳み込み演算処理部(FIR) 12 係数設定手段 13 遅延手段 14 遅延量設定手段 15 乗算器 16、17 加算器
Claims (1)
- 【請求項1】聴取者と音源との仮想的な位置関係を現
す、聴取者を中心とした水平面内円周上の方向情報に基
づいて、音源信号を補正して左右音信号を出力し、前記
方向情報による定位方向に対応した音像を生成する音像
制御装置において、 前記音源信号を遅延させる遅延手段と、 該遅延手段による遅延量を前記定位方向に対応した値に
設定する遅延量設定手段と、 前記定位方向に対応したフィルタ係数の時間応答特性を
有し、そのフィルタ係数が常に所定レベル以上となる区
間と、前記遅延手段からの遅延音源信号を畳み込み演算
処理し、左右音信号を出力する畳み込み演算処理手段
と、を備え、 前記遅延量設定手段は、前記遅延量を前記フィルタ係数
が所定レベルより小さくなる時間応答特性の前半区間に
対応した値に設定することを特徴とする音像制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7343412A JPH09187100A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 音像制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7343412A JPH09187100A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 音像制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09187100A true JPH09187100A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18361317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7343412A Pending JPH09187100A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 音像制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09187100A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999035886A1 (fr) * | 1998-01-08 | 1999-07-15 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Dispositif pseudo-stereophonique |
| WO1999035885A1 (fr) * | 1998-01-08 | 1999-07-15 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Dispositif de localisation d'images sonores |
| JP2010187401A (ja) * | 2010-04-26 | 2010-08-26 | Sony Corp | 頭部伝達関数畳み込み方法および頭部伝達関数畳み込み装置 |
| US8503682B2 (en) | 2008-02-27 | 2013-08-06 | Sony Corporation | Head-related transfer function convolution method and head-related transfer function convolution device |
| US8520857B2 (en) | 2008-02-15 | 2013-08-27 | Sony Corporation | Head-related transfer function measurement method, head-related transfer function convolution method, and head-related transfer function convolution device |
| US8831231B2 (en) | 2010-05-20 | 2014-09-09 | Sony Corporation | Audio signal processing device and audio signal processing method |
| US8873761B2 (en) | 2009-06-23 | 2014-10-28 | Sony Corporation | Audio signal processing device and audio signal processing method |
| US9232336B2 (en) | 2010-06-14 | 2016-01-05 | Sony Corporation | Head related transfer function generation apparatus, head related transfer function generation method, and sound signal processing apparatus |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7343412A patent/JPH09187100A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999035886A1 (fr) * | 1998-01-08 | 1999-07-15 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Dispositif pseudo-stereophonique |
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| US6804358B1 (en) | 1998-01-08 | 2004-10-12 | Sanyo Electric Co., Ltd | Sound image localizing processor |
| US6816597B1 (en) | 1998-01-08 | 2004-11-09 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Pseudo stereophonic device |
| US8520857B2 (en) | 2008-02-15 | 2013-08-27 | Sony Corporation | Head-related transfer function measurement method, head-related transfer function convolution method, and head-related transfer function convolution device |
| US8503682B2 (en) | 2008-02-27 | 2013-08-06 | Sony Corporation | Head-related transfer function convolution method and head-related transfer function convolution device |
| US9432793B2 (en) | 2008-02-27 | 2016-08-30 | Sony Corporation | Head-related transfer function convolution method and head-related transfer function convolution device |
| US8873761B2 (en) | 2009-06-23 | 2014-10-28 | Sony Corporation | Audio signal processing device and audio signal processing method |
| JP2010187401A (ja) * | 2010-04-26 | 2010-08-26 | Sony Corp | 頭部伝達関数畳み込み方法および頭部伝達関数畳み込み装置 |
| US8831231B2 (en) | 2010-05-20 | 2014-09-09 | Sony Corporation | Audio signal processing device and audio signal processing method |
| US9232336B2 (en) | 2010-06-14 | 2016-01-05 | Sony Corporation | Head related transfer function generation apparatus, head related transfer function generation method, and sound signal processing apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040629 |