JPH0918743A - 陰極線管駆動装置 - Google Patents
陰極線管駆動装置Info
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Abstract
び帯域幅のようなパラメータを改善する。 【解決手段】 相補形のプッシュプル・エミッタ・フォ
ロワ増幅器30は、高電圧駆動増幅器20Aの出力と陰
極線管のカソード16間に結合され、陰極線管のカソー
ド、ソケット、スパークギャップ、および関連する漂遊
キャパシタンスに起因して駆動増幅器20Aに生じる実
効キャパシタンスを減少させる。フォロワ増幅器30の
コレクタ・ベース間のキャパシタンスに起因する増幅器
の二次的な望ましくないキャパシタンス負荷は、プッシ
ュプル・フォロワ出力トランジスタのコレクタ・エミッ
タ電圧をそれぞれほぼ一定の値に調整することにより、
実効的に減少される。
Description
に関するものであり、特に、陰極線管のカソード電極を
駆動するビデオ信号を増幅するための装置に関する。
ロジェクション陰極線管を用いるテレビジョン装置にお
いて、陰極線管のカソードを駆動する増幅器は、広い帯
域幅と高いスルーレート(slew rate)を有す
る比較的高い電圧の駆動信号を供給するものであること
が望ましい。典型的には、駆動電圧は200V(ボル
ト)程度であり、帯域幅は5MHzかそれより高く、ま
たスルーレートは100V/μsecよりも実質的に大
きいものである。
接地(common base)出力段を駆動するエミ
ッタ接地(common emitter)入力段のカ
スコード(cascode)構成を使用することは普通
のことである。このような構成は、1つの高電圧トラン
ジスタ(出力段)だけを必要とし、ベース接地構成で接
続されるから、ミラー効果(Miller effec
t)が抑制され、従って非常に広帯域の動作が可能であ
る。実際上は、カスコード増幅器で達成される実際の帯
域幅とスルーレートは、相当な程度において、出力段で
生じる実効(effective)負荷キャパシタンス
と得られる出力電流に依存する。
最大にするために、増幅器の動作電流を増加させるかあ
るいは実効負荷キャパシタンスを減少させる。しかしな
がら、電流を増加させることは必然的に増幅器の電力消
費を増加させることになるから、性能を改良するために
は、動作電力を増加させる方法よりも実効負荷キャパシ
タンスを減少させる方法を採用することが好ましい。
幅器に現れる“実効”負荷キャパシタンスは、主とし
て、陰極線管のカソードのキャパシタンス、およびソケ
ット、スパーク・ギャップ、ワイヤリングなどに関連す
る漂遊キャパシタンスである。実効キャパシタンス・ロ
ーディング(loading)を減少させる有効な方法
は、プッシュプルの相補形エミッタ・フォロワ増幅器に
より増幅器をカソードに結合させることである。このよ
うな増幅器は、トランジスタの電流利得(“β:ベー
タ”)の逆数にほぼ比例して負荷キャパシタンスを有効
に“絶縁(isolate)”する。相補形のエミッタ
・フォロワ増幅器により供給される追加の電流は、負荷
キャパシタンスの速い充放電を達成し、以てスルーレー
トと帯域幅を強調(enhance)する。静止状態
(quiescent)の電力消費を実質上増加させる
ことを避けるために、プッシュプル・トランジスタが同
時に伝導するのを避けるようにバイアスされる“B級
(class−B)”モードでフォラワ増幅器を動作さ
せることが通常行われている。
フュリイ(John H.Furrey)氏に付与され
た米国特許第4,860,107号明細書においては、
プッシュプル相補形エミッタ・フォロワのより普通の
“並列形式”よりもプッシュプル相補形エミッタ・フォ
ロワの“直列形式”を使用することにより、改良された
キャパシタンス減少を実現できることが認識されてお
り、フュリイ氏は所望のB級の伝導動作を行うような増
幅器を開発した。
ているような定義によると、相補形エミッタ(もしくは
ソース)フォロワの“並列形式”は、一対の相補形トラ
ンジスタ(バイポーラまたはゲート電極)の入力(ベー
ス電極またはゲート電極)が増幅器からの入力信号を受
け取るために並列に接続され、出力(エミッタまたはソ
ース)が負荷を駆動するために並列に接続される形式の
ものである。相補形のエミッタまたはソース・フォロワ
の“直列形式”なる用語は、相補形のエミッタ(または
ソース)・フォロワが、増幅器の出力と負荷との間に縦
続接続(cascade connection)を形
成するように直列に接続され、且つ負荷を駆動しない直
列トランジスタをバイパス(by−pass)するため
のダイオードを含んでいる形式のものである。
ワのフュリイ氏の直列形式の場合、ダイオードは、オフ
バイアスされるトランジスタをバイパスするために各ト
ランジスタについて設けられる。特に、ダイオードは各
トランジスタのベース・エミッタ接合間に接続され、各
ダイオードは、関連するベース・エミッタ接合の方向と
は反対の方向に順方向電流伝導が形成されるような極性
で配置される。こうすることににより、ディスプレイの
実効負荷キャパシタンス(陰極線管の負荷と漂遊キャパ
シタンス)が著しく減少し、以て正および負のビデオ信
号過渡応答特性を改善することができる。
補形のプッシュプル・エミッタ・フォロワ(もしくは、
もっと一般的には、“電圧フォロワ”)増幅器を使用す
ると、陰極線管のカソードに関連するキャパシタンスに
起因する駆動増幅器に生じるキャパシタンスを減少させ
る点で有効である。しかしながら、駆動増幅器の出力を
カソード電極の負荷に結合させるために、プッシュプル
の相補形エミッタ・フォロワ増幅器の何れかのタイプ
(すなわち、“直列”タイプまたは“並列”タイプ)を
使用する場合に、駆動増幅器の性能における更なる改良
の得られることが認識される。本発明は、この必要性を
満たすことに向けられる。また、本発明の原理は、以下
に説明するように、シングル−エンディッドのドライバ
応用例に拡張することができる。
極線管駆動装置は、電圧フォロワを介して陰極線管のカ
ソード電極に結合される出力を有するビデオ増幅器を含
んでいる。この電圧フォロワは、伝導路と該伝導路の伝
導を制御する制御電極を有するトランジスタから成り、
制御電極はビデオ増幅器からのビデオ信号を受け取るよ
うに結合されており、伝導路の第1の端は電流源を介し
て基準電位点に結合され且つ陰極線管のカソードに結合
されており、伝導路の第2の端は電圧供給源に供給され
ている。電圧フォロワ・トランジスタの伝導路の第2の
端に正の帰還電圧を供給するために、フィードバック回
路が設けられ、以て伝導路の両端間の電圧をほぼ一定に
保持し、この実質的に一定の電圧は制御電極に供給され
るビデオ信号の変動に無関係である。
考察する前に、陰極線管のカソード・キャパシタンスを
陰極線管の駆動増幅器の出力から分離(isolat
e)するために、従来のプッシュプル形のエミッタ・フ
ォロワ・バッファ増幅器を使用することの問題点をさら
に詳しく考察することが役立つであろう。先に説明した
ように、フォロワ増幅器を使用することは、高電圧のビ
デオ駆動増幅器の出力に生じるカソードに起因するキャ
パシタンス(および関連の漂遊キャパシタンス)を減少
させる場合に有効である。しかしながら、フォロワ増幅
器それ自体が駆動増幅器にキャパシタンス負荷影響を導
入し、これによってシステム全体の性能が制限される傾
向にあることが認識される。
フォロワを使用する形式の陰極線管駆動システムにおい
て、望ましくないキャパシタンス・ローディング(lo
ading)の影響の主なソース(source)は、
フォロワ形式の出力トランジスタのコレクタ・ベース間
のキャパシタンスに起因していることが分かった。典型
的には、これらのキャパシタンスは陰極線管のカソード
のキャパシタンスよりも小さい。従って、フォロワ増幅
器により陰極線管のカソードを分離することにより、全
体のキャパシタンスを減少させることができ、直接(d
irect)結合システムに比べてスルーレートと帯域
幅が改善される。しかしながら、エミッタ・フォロワ分
離を使用することにより得られる利点を最高にするため
に、エミッタ・フォロワ増幅器自体の実効キャパシタン
スを減少させることが望ましいことであると認識され
る。
パシタンスを有効に減少させるために、フォロワ・トラ
ンジスタのコレクタ・ベース間のキャパシタンスにおけ
るダイナミック信号状態の下で電流の流れを減少させる
という方法でフィードバック(feedback)が使
用される。後でさらに詳細に説明するように、このフィ
ードバックは、フォロワ・トランジスタのコレクタ・エ
ミッタ電圧をほぼ一定に保持するようにフィードバック
させることにより実現される。また、このフィードバッ
クは、コレクタ・ベース電圧も一定に保持する傾向にあ
る。
シタンスに起因するフォロワの入力キャパシタンスの有
効な減少は、コレクタ・エミッタ電圧を調整するように
設けられるフィードバックの割合(percentag
e)の関数である。例えば、コレクタ・エミッタ電圧の
変動が50%減少するようにフィードバックの割合が選
択されると、フォロワ増幅器のコレクタ・ベース間のキ
ャパシタンスを充放電するリアクティブ(reacti
ve)電流は50%だけ減少され、それ故、“実効”キ
ャパシタンス・ローディングは半分に減らされる。フォ
ロワのキャパシタンスをもっと減少させるために、フィ
ードバックの割合を1(unity)に近づくように増
加さすることにより達成される。正のフィードバックが
適用される割合に従う本発明の例の場合、100%に近
づく。回路の安定性を確保するために、フィードバック
利得が1に等しくならず、また1を越えないことを確実
にするための手段が設けられる。例示した例において、
これは、電圧もしくは“エミッタ”フォロワ構成におけ
るフィードバック経路中のすべての“能動(activ
e)”半導体デバイスを接続することによって達成され
る。
で、次に図1の一実施例について詳細に説明する。図1
は、表示のために、ビデオ信号S1を陰極線管のカソー
ド16に供給するためのビデオ信号源10を含んでいる
TV(television:テレビジョン)表示シス
テムを示す。図面を簡単にするため、陰極線管および信
号源の詳細は図示されていない。カラーシステムの場
合、3つの駆動増幅器が存在することが理解できるであ
ろう。
高い電圧レベルにビデオ信号を増幅するために、このT
V表示システムはカスコード(cascode)形式の
高電圧増幅器20(破線で囲まれている)を含んでい
る。陰極線管のカソード16のキャパシタンスから高電
圧増幅器20の出力を分離させるために、増幅器20の
出力(トランジスタQ3のコレクタ)は、プッシュプル
の相補形エミッタ・フォロワ増幅器30(破線で囲まれ
ている)を介してカソード16に結合される。陰極線管
のアーク(arc)からドライバ増幅器を保護するため
に、エミッタ・フォロワの出力端子15は、陰極線管ア
ーク保護抵抗R15とインダクタL1によりカソード1
6に結合される。自動受像管バイアスの動作を与えるた
めに、カソード電流感知回路40(破線で囲まれた、
“Ik感知”)が設けられる。この感知回路40は、プ
ッシュプル形式のエミッタ・フォロワ増幅器30におけ
るPNPトランジスタ(Q7)のコレクタ電流を感知
し、陰極線管のカソード16のカソード電流Ikに比例
した自動受像管バイアス出力信号を出力端子18に発生
する。この機能は必須のものではなく、後で説明するよ
うに省いてもよい。
のコレクタとベースのキャパシタンスに起因する、高電
圧増幅器に与えられる実効キャパシタンスを減少させる
ために、このシステムは帰還制御回路50(破線で囲ま
れている)ともう1つの帰還制御回路60(破線で囲ま
れている)を含んでいる。制御回路50は、エミッタ・
フォロワ30のNPNトランジスタQ4に対してほぼ一
定のコレクタ・エミッタ電圧を保持し、制御回路60
は、エミッタ・フォロワ30のPNPトランジスタQ7
に対してほぼ一定のコレクタ・エミッタ電圧を維持す
る。先に説明し、後でさらに詳細に説明するように、コ
レクタ・エミッタ電圧が一定の値にあるエミッタ・フォ
ロワ・トランジスタの動作は、コレクタ・ベース電圧を
ほぼ一定の値に調整する傾向にあり、これは、エミッタ
・フォロワ・トランジスタのコレクタ・ベース間のキャ
パシタンスの充電電流と放電電流の大きさを減少させる
傾向にある。この有利な結果は、ドライバ増幅器20
が、これらの“漂遊(parasitic)”キャパシ
タンスに対して充電電流と放電電流を供給する必要がな
くなるから、全体のスルーレート(slew rat
e)、帯域幅および過渡応答特性が改善されることに通
じる。
詳細および動作の特徴について考察してみる。信号源1
0は普通の設計のものであって、色相および飽和度の制
御、輝度およびコントラストの制御を実行し、表示のた
めに成分(例えばRGB)にマトリックス化するベース
バンド処理回路と共にチューナ、IF増幅器、およびビ
デオ検波器を含んでいる。陰極線管は、モノクローム
(白黒)形式のものでもよいし、カラー形式(直視また
はプロジェクション)のものでもよい。カラーのビデオ
応用例の場合、陰極線管の駆動システムが3つ必要であ
り、駆動しようとする各カソードについて1つの駆動シ
ステムが必要である。増幅器20およびフィードバック
すなわち調整回路50と60の動作に必要な高電圧源
(例えば、200ボルト程度)は高電圧(high v
oltage:H.V.)供給端子20から供給され
る。高電圧源20の減結合(decoupling)
は、抵抗R20とコンデンサC20から成る減結合回路
網により与えられる。低電圧(low voltag
e:L.V.)供給端子21は、高電圧ビデオ駆動増幅
器20の入力段とカスコード段(トランジスタQ1−Q
3)をバイアスするために比較的低い電圧(例えば、1
2ボルト程度)を供給する。この低電圧源21も、抵抗
R21とコンデンサC21から成るRC回路網により減
結合される。
地接続されたNPN出力トランジスタQ3とカスコード
接続されたエミッタ接地接続のNPN入力トランジスタ
Q2を含んでいる。カスコード出力トランジスタQ3に
対する一定のベース・バイアス電圧は、低電圧(例え
ば、+12ボルト)減結合回路網(R21,C21)に
より与えられる。入力トランジスタQ2のエミッタ負荷
抵抗R6の動作に対する低電位は、トランジスタQ3の
ベースと大地間に結合された抵抗R5とツエナーダイオ
ードCR1から成るツエナーダイオード調整回路により
与えられる。例示的に説明すると、ツエナー電圧は、自
動受像管バイアス感知増幅器40に対するDC基準と共
に、カスコード入力トランジスタQ2の負荷抵抗R6に
対するDC基準を設定する5Vまたは6Vである。入力
トランジスタQ2のエミッタ電極は、直列に結合される
抵抗R7とコンデンサC2から成る高周波ピーキング回
路網を介して大地に結合される。
ようとするビデオ入力信号は、コレクタが大地に接続さ
れ、ベースが入力抵抗R3を介してビデオ入力端子12
に結合されるPNPトランジスタQ1から成るエミッタ
・フォロワ入力段を介してカスコード入力トランジスタ
のベースに供給される。トランジスタQ1のエミッタ
は、トランジスタQ2のベースに結合され、且つエミッ
タ抵抗R4を介して低電圧供給源21に結合される。追
加の高周波ピーキング回路網が、入力抵抗R3と並列に
結合される、直列接続された抵抗R1とコンデンサC1
から成るもう1つのピーキング回路網により与えられ
る。
荷は、高電圧源10からカスコード出力トランジスタQ
3のコレクタに結合される抵抗R8により与えられる。
ダイオードCR3が負荷抵抗R8とトランジスタQ3の
コレクタ間に配置され、以て相補形エミッタ・フォロワ
増幅器30中のクロスオーバ(cross−over)
歪を減少させるための小さいオフセット電圧が与えられ
る。
と、開ループ利得は負荷抵抗R8の値に正比例し、先に
説明したように、エミッタ回路網R6,C2およびR7
のインピーダンスに反比例する。また、開ループ利得、
帯域幅、スルーレートは、増幅器20の出力の容量性負
荷(すなわち、トランジスタQ3のコレクタに生じるキ
ャパシタンス)の関数である。この容量性負荷は、後で
詳細に説明するように、相補形のエミッタ・フォロワ増
幅器30のプッシュプル・トランジスタをコレクタ・エ
ミッタ電圧を一定の値で動作させることにより減少され
る。開ループ利得が適当であるものとすると、閉ループ
利得は、フィードバック抵抗R2の値に正比例し、入力
回路網R1,R3およびC1のインピーダンスに反比例
する。
ォロワ増幅器30の詳細を検討すると、この増幅器30
は、ベース電極が増幅器20の出力(トランジスタQ3
のコレクタ)に結合され、かつエミッタがそれぞれのエ
ミッタ抵抗R9とR12を介して出力端子15に結合さ
れる一対の相補形トランジスタQ4とQ7を含んでい
る。フォロワ増幅器30の出力15は、先に説明したよ
うに、インダクタL1と抵抗R15の直列接続から成る
陰極線管のアーク抑制回路網を介してカソード16に結
合される。エミッタ・フォロワ・トランジスタQ4とQ
7に対する供給電圧(コレクタ電位)は、それぞれのフ
ィードバック回路50と60により与えられる。
のコレクタ・エミッタ電圧を一定値に調整する機能を有
する。このために、回路50は、コレクタが電圧源20
に接続され、エミッタがトランジスタQ4のコレクタに
接続される電圧調整トランジスタQ6を含んでいる。電
圧調整トランジスタQ6の入力(ベース)は、閾値伝導
デバイス(すなわち、ツエナーダイオード)CR3と並
列に接続されるコンデンサC3を介してフォロワ・トラ
ンジスタQ5のエミッタ電極に結合される。この正のフ
ィードバック経路は、フォロワ・トランジスタQ5のコ
レクタ・エミッタのオフセット電圧をツエナー電圧に等
しいほぼ一定値に設定する。ツエナーダイオードに動作
電流を供給するするために、ツエナーダイオードの陰極
は抵抗R11を介して高電圧源20に結合される。トラ
ンジスタQ4のエミッタ回路の負荷を最小にするため
に、そのエミッタはエミッタ・フォロワ・トランジスタ
Q5を介してコンデンサC3とツエナーダイオードCR
3に結合される。特に、トランジスタQ5は、ベースが
抵抗R10を介してフォロワ・トランジスタQ4のエミ
ッタに結合されるPNPのトランジスタである。フォロ
ワ・トランジスタQ5のコレクタ・エミッタ路は、コン
デンサC3とツエナーダイオードCR3の接続点と大地
間に結合される。ある種の応用例においては、本発明の
一例として後で示して説明するように、トランジスタQ
5は省いてもよい。
り、フォロワ・トランジスタQ7のコレクタ・エミッタ
電圧を一定の値に調整する機能を有する。このために、
回路60は、コレクタが感知増幅器40の供給(sup
ply)入力に接続され、エミッタがトランジスタQ7
のコレクタに接続される電圧調整トランジスタQ9を含
んでいる。電圧調整トランジスタQ9の入力は、閾値伝
導デバイス(すなわち、ツエナーダイオード)CR4と
並列なコンデンサC4を介してフォロワ・トランジスタ
Q8のエミッタ電極に結合される。このフィードバック
経路は、フォロワ・トランジスタQ7のコレクタ・エミ
ッタ電圧をツエナー電圧に調整する。ツエナーダイオー
ドに動作電流を供給するために、その陽極は抵抗R14
を介して大地に結合される。トランジスタQ7のエミッ
タ回路の負荷を最小にするために、そのエミッタは、エ
ミッタ・フォロワ・トランジスタQ8を介してコンデン
サC4とツエナーダイオードCR4に結合される。特
に、トランジスタQ8は、ベースが抵抗R13を介して
フォロワ・トランジスタQ7のエミッタに結合されるN
PNトランジスタである。トランジスタQ8のコレクタ
・エミッタ路は、コンデンサC4とツエナーダイオード
CR4の接続点と高電圧源20との間に結合される。
路の機能を有する形式のビデオ表示システムで使用する
ために設けられ、従って陰極線管のカソード電流“I
k”を感知することが必要である。増幅器40は、エミ
ッタが電圧調整トランジスタQ9のコレクタに接続され
るカソード電流感知トランジスタQ10を含んでいる。
トランジスタQ10のベースに対する基準電位は、ツエ
ナーダイオードCR5により与えられる。ダイオードC
R1と並列のコンデンサC5は、調整されたツエナー電
圧を濾波する。カソード電流Ikに比例する出力電圧
は、トランジスタQ10のコレクタと大地間に結合され
る負荷抵抗R16の両端間である出力端子18において
生じる。自動受像管バイアス動作を必要としない応用例
では、この感知増幅器40は省いてもよい。もしそうな
ら、後の例で示すように、電圧調整トランジスタQ9の
コレクタは接地されるかまたは別の適当な低電圧の基準
電位に結合される。
たように、カスコード増幅器20は信号源10から供給
されるビデオ信号を増幅する。陰極線管16、そのソケ
ット、スパーク防止装置(図示せず)、および他の漂遊
キャパシタンスに関連するキャパシタンスに起因する負
荷抵抗R8に係わる容量性負荷を最小にするために、カ
スコード増幅器20の出力(トランジスタQ3のコレク
タ)は、プッシュプルの相補形エミッタ・フォロワ増幅
器30を介して陰極線管のカソード電極に結合される。
この特定のフォロワ増幅器は、“並列”形式のものであ
って、増幅されたビデオ信号を受け取るためにベース電
極が並列になっており、カソードを駆動するためにエミ
ッタが並列になっている。
30を含ませることは、増幅器20に生じるカソードの
キャパシタンスを減少させるが、派生的なキャパシタン
スの作用をもたらす。すなわち、フォロワ・トランジス
タQ4とQ7のコレクタ・ベース間のキャパシタンスの
影響である。これらの望ましくないキャパシタンスを効
果的に減少させるために、これらのキャパシタンスに供
給されるリアクタンスの充放電電流が減少される。この
機能は、フォロワ・トランジスタのコレクタ・エミッタ
電圧を一定の値に保持する2つの正のフィードバック調
整器(regulator)50と60により与えられ
る。
すると、フォロワ・トランジスタQ4のエミッタ電圧が
増加するが、ツエナーダイオードCR3と調整トランジ
スタQ6は、フォロワ・トランジスタQ4のコレクタ電
圧を増加させる。同様に、増幅器20の出力電圧が減少
すると、フォロワ・トランジスタQ4のエミッタ電圧は
減少し、ツエナーダイオードCR3と調整トランジスタ
Q6はフォロワ・トランジスタQ4のコレクタ電圧を減
少させる。例示的に説明すると、ツエナー電圧が10V
の場合、トランジスタQ4のコレクタ・エミッタ電圧
は、ツエナー電圧からトランジスタQ5とQ6のベース
・エミッタ接合電圧(Vbe)を引いたものに等しい。
ツエナー電圧が10Vの場合、トランジスタQ4のコレ
クタ・エミッタ電圧は、Vbeの値を0.6Vとする
と、ほぼ8.8Vに等しい。
てもまた減少してもフォロワ・トランジスタのコレクタ
・エミッタ間の電圧は一定である。入力信号が変化点を
通過するとき、フォロワ・トランジスタがオンにバイア
スされたり、オフにバイアスされたり(プッシュプル動
作)するから、ベース電圧はエミッタに比べて数百ミリ
ボルトだけ変化する。しかしながら、ベース・エミッタ
電圧の変動は、調整されたコレクタ・エミッタ電圧(例
えば、10ボルト程度のツエナー電圧)に比べて比較的
小さいものである。この結果として、コレクタ・ベース
電圧の変動はほぼ一定であり、それ故、ダイナミック信
号条件の下ではコレクタ・ベースのキャパシタンスの充
放電はほとんどないと考えてよい。本願発明によると、
このようなリアクタンス電流が抑制されるから、コレク
タ・ベース間の実効キャパシタンスはフォロワ増幅器に
ついては減少される。
スタのコレクタ・エミッタ電圧を調整するフィードバッ
クは100%に近い。しかしながら、正確に100%に
等しくはなり得ない。何故なら、利得1は無限の電流利
得を必要とするから、トランジスタQ5とQ6の利得は
1に等しくはなり得ない。要するに、トランジスタQ5
とQ6は両方ともエミッタ・フォロワとして接続されて
おり、エミッタ・フォロワの利得は1に極めて近いもの
であるが、決して1に等しいものではない。従って、フ
ィードバックが正であったとしても、回路は安定してい
る。ある種の応用例で望ましいなら、もっと少ないフィ
ードバック、例えば50%のフィードバックを使っても
よい。実際のツエナー電圧が回路の重要なパラメータで
ないことが分かるであろう。ツエナーダイオードのバイ
パス・コンデンサ(C3またはC4)は、広帯域の動作
をさらに容易にするために、電圧調整器のACインピー
ダンスの望ましい減少を与える。
る。この例では、カスコード増幅器の利得のフィードバ
ック制御は、フィードフォワード制御により置き換えら
れ、自動受像管バイアス感知増幅器40が省かれてい
る。また、電圧調整器50と60が簡単化されている。
スコード増幅器20におけるフィードバック抵抗R2が
取り除かれ、入力ピーキング要素である抵抗R3とコン
デンサC1が省かれている。このように変更されている
から、利得は、負荷抵抗R8と、入力トランジスタQ2
のエミッタ・インピーダンス(すなわち、エミッタ抵抗
R6)と、コンデンサC2と抵抗R7を含むピーキング
回路網により決まる。これらの変更は別として、特に説
明がなければ、回路動作は図1の例のものと同じであ
る。
感知増幅器40を省くためには、正のフィードバック電
圧調整トランジスタQ9のコレクタに対する比較的低い
電位源が必要である。このコレクタは大地電位に近い任
意の適当な電位に接続してもよい。ここではトランジス
タQ9のコレクタは大地に直接接続されている。
50Bの簡単化は、トランジスタQ5とQ8を取り除
き、抵抗R10とR13を取り除くことにより達成され
る。先の例では、これらの要素はフォロワ・トランジス
タのエミッタをそれぞれの閾値伝導デバイスとコンデン
サに結合させる。この例では、フォロワ・トランジスタ
Q4のエミッタは、コンデンサC3とツエナーダイオー
ドCR3を出力端子15に直接接続することにより、コ
ンデンサC3とツエナーダイオードCR3に結合され
る。コンデンサC4とツエナーダイオードCR4につい
ても同様のことが行われる。
20からの電流をツエナーダイオードCRを介して出力
端子15に供給する。これにより、調整トランジスタQ
6のベースには調整電圧が発生される。この調整電圧
は、トランジスタQ4のエミッタ電圧から抵抗R9によ
る電圧降下を引いたものに、ダイオードCR3のツエナ
ー電圧を加えたものに等しい。抵抗R9は、主としてト
ランジスタQ4とQ7の同時伝導に対する保護を与える
ために設けられており、それ故、比較的小さい値(例え
ば、30オーム程度である)。従って、抵抗R9による
電圧降下は無視しうるものであって、トランジスタQ4
はほぼ一定のコレクタ・エミッタ電圧で動作する。変更
されたフィードバック調整回路60Aの動作は、トラン
ジスタの伝導型と電流の流れる方向を除けば回路50A
と同じである。
列”形式の相補形プッシュプル・エミッタ・フォロワ3
0が、“直列”形式の相補形プシュプル・エミッタ・フ
ォロワ30Bで置き換えられている。この変形されたフ
ォロワは、入力端子301と出力端子308間にPNP
トランジスタQ306のベース・エミッタ路と直列に結
合されたベース・エミッタ路を有するNPNトランジス
タQ302から成る。それぞれのダイオードCR300
とCR304は、トランジスタQ302とQ306のベ
ース・エミッタ接合間に結合され、それに関連した接合
の極性とは逆の極性で接続される。従って、トランジス
タQ302がオフバイアスされるとダイオードCR30
0は導通し、トランジスタQ302がオンバイアスされ
るとダイオードCR300は非導通になる。同様に、ダ
イオードCR304は、トランジスタQ306がオフと
なるようにバイアスされるとダイオードCR304は導
通し、オンとなるようにバイアスされるとダイオードC
R304は非導通となる。
タ電圧は、エミッタ電圧を感知するために、抵抗R10
をフォロワ・トランジスタQ302のエミッタに接続
し、電圧調整トランジスタQ6のエミッタをフォロワ・
トランジスタQ302のコレクタに接続することによ
り、ダイオードCR3のツエナー電圧の値に近い値に調
整される。これにより、トランジスタQ302のコレク
タ電圧を、エミッタ電圧からオフセットされた値であっ
て、ダイオードCR3のツエナー電圧に比例した値に調
整する正のフィードバックが与えられる。
・エミッタ電圧は、エミッタ電圧を感知するために、抵
抗R13をフォロワ・トランジスタQ306のエミッタ
に接続し、かつ調整トランジスタQ9のエミッタをフォ
ロワ・トランジスタQ306のコレクタに接続すること
により、ダイオードCR4のツエナー電圧にほぼ等しい
値に調整される。これにより、トランジスタQ302の
コレクタ電圧を、エミッタ電圧からオフセットされた値
であって、ダイオードCR4のツエナー電圧に比例した
値に調整する正のフィードバックが与えられる。
2は必要とされないから、カスコード増幅器20の負荷
抵抗R8は、カスコード出力トランジスタQ3のコレク
タに直接接続され、この接続点はフォロワ30Bの入力
301に直接接続さる。動作を説明すると、入力301
におけるビデオ信号電圧が増加すると、トランジスタQ
302が順方向にバイアスされ、ダイオードCR304
を介して駆動電流が陰極線管のカソード16に供給さ
れ、調整回路50はトランジスタQ302のコレクタ・
エミッタ電圧を一定に保持する。入力301におけるビ
デオ信号電圧が減少すると、トランジスタQ306が順
方向にバイアスされ、ダイオードCR300を介して駆
動電流が陰極線管のカソード16から引き出され、調整
回路60はトランジスタQ306のコレクタ・エミッタ
電圧をほぼ一定の値に保持する。自動受像管バイアスを
感知するために、調整トランジスタQ9のコレクタ電流
は感知増幅回路40に供給される。その動作は先に説明
した通りである。
形式”の相補形プッシュプル・エミッタ・フォロワ30
が“直列形式”の相補形プッシュプル・エミッタ・フォ
ロワ30Cで置き換えられている。この変形されたフォ
ロワは、入力端子401と出力端子409の間に、PN
PトランジスタQ402のベース・エミッタ路と直列に
結合されたベース・エミッタ路を有するNPNトランジ
スタQ400を含んでいる。それぞれのダイオードCR
404とCR406は、トランジスタQ400とQ40
2のベース・エミッタ接合に並列に結合され、関連する
接合の極正とは反対の極性で接続される。従って、ダイ
オードCR404は、トランジスタQ400がオフにな
るようにバイアスされると導通し、トランジスタQ40
0がオンになるようにバイアスされると非導通となる。
同様に、ダイオードCR406は、トランジスタQ40
2がオフとなるようにバイアスされるとき、導通状態に
なる。
タ電圧は、トランジスタQ6のエミッタをトランジスタ
Q400のコレクタに接続し、かつトランジスタQ6の
ベースをコンデンサC3とツエナーダイオードCR3を
介して出力409に結合させることにより、ダイオード
CR3のツエナー電圧にほぼ等しい値に調整される。こ
れにより、トランジスタQ400のコレクタ電圧を、エ
ミッタ電圧からオフセットされた値であって、ダイオー
ドCR3のツエナー電圧に比例した値に調整する正のフ
ィードバックが形成される。
・エミッタ電圧は、調整トランジスタQ9のエミッタを
トランジスタQ402のコレクタに接続し、かつトラン
ジスタQ9のベースをコンデンサC4とツエナーダイオ
ードCR4を介して出力端子409に結合することによ
り、ダイオードCR4のツエナー電圧にほぼ等しい値に
調整される。これにより、トランジスタQ402のコレ
クタ電圧を、エミッタ電圧からオフセットされた値であ
って、ダイオードCR4のツエナー電圧に比例した値に
調整する正のフィードバックが与えられる。
必要とされないから、カスコード増幅器20の負荷抵抗
R8はカスコード出力トランジスタQ3のコレクタに直
接接続され、またこの接続点はフォロワ30Cの入力4
01に直接接続される。動作を説明すると、入力401
において、ビデオ信号電圧が増加すると、トランジスタ
Q400が順方向にバイアスされ、ダイオードCR40
6を介して駆動電流が陰極線管のカソード16に供給さ
れ、調整回路50AはトランジスタQ400のコレクタ
・エミッタ電圧を一定に保持する。入力401における
ビデオ信号入力が減少すると、トランジスタQ402が
順方向にバイアスされ、ダイオードCR404を介して
駆動電流が陰極線管のカソード16から引き出され、調
整回路60AはトランジスタQ402のコレクタ・エミ
ッタ電圧をほぼ一定の値に保持する。自動受像管バイア
スを感知する必要がないから、電圧調整トランジスタQ
9のコレクタは比較的低い電圧源(例えば大地)に結合
される。
ロワ動作を行う図2の例の変形例を示す。ここで使用さ
れているように、“電圧”フォロワという用語は、エミ
ッタ・フォロワ(バイポーラ・トランジスタを使用した
場合)を意味しており、またソースフォロワ(電界効果
トランジスタを使用した場合)を意味する。本発明のこ
の例では、電圧フォロワは、フォロワ・トランジスタが
いつも導通状態にあるA級モードで動作する。これによ
り、トランジスタが導通状態が制限されているB級モー
ドで動作する相補形フォロワで生じるクロスオーバ歪み
が除去される。一方、B級またはプッシュプルの動作
は、シングル−エンディッドのフォロワの場合よりも効
率がずっと高いから、電力消費の点で望ましいものであ
る。
場合、ビデオ増幅器(20A)は電圧フォロワ500を
介して陰極線管のカソード電極16に結合される。この
電圧フォロワは、伝導路と、この伝導路の伝導を制御す
る制御電極を有するトランジスタから成る。この場合、
電圧フォロワはエミッタ・フォロワであり、フォロワ・
トランジスタはバイポーラ・トランジスタQ502であ
る。制御電極(例えば、トランジスタQ502のベー
ス)はビデオ増幅器からビデオ信号を受け取るように結
合される。上記伝導路の第1の端(例えば、トランジス
タQ502のエミッタ)は電流源504を介して基準電
位点(ここでは大地)に結合され、また陰極線管のカソ
ード電極16に結合される。上記伝導路の第2の端(す
なわち、トランジスタQ502のコレクタ)は電圧供給
源(20)に結合されている。フィードバック回路50
Aは、正のフィードバック電圧を、電圧フォロワ・トラ
ンジスタQ502の伝導路の第2の端に供給する伝導路
の第1の端に結合され、上記伝導路の両端間の電圧をほ
ぼ一定に保持し、このほぼ一定の電圧は制御電極に供給
されるビデオ信号の変動に左右されない。
カスコード増幅器20Aの出力は、カスコード増幅器2
0A中のトランジスタQ3の出力(コレクタ)にベース
電極が接続されるエミッタ・フォロワ・トランジスタQ
502から成るシングル−エンディッド・エミッタ・フ
ォロワ増幅器500を介して陰極線管のカソード16に
結合される。この場合、コレクタの負荷抵抗R8は出力
トランジスタQ3のコレクタに直接接続される。トラン
ジスタQ502のエミッタは出力端子506に結合され
る。この端子506は、出力端子506に一定の電流駆
動を与える電流源504を介して大地に結合される。カ
ソード電極16は、抵抗R15とインダクタL1の直列
接続から成る陰極線管のアーク抑制回路網を介して出力
端子506に結合される。
2のコレクタ・エミッタ電圧を一定の値に調整するため
に、エミッタは正のフィードバック電圧調整回路50A
のコンデンサC3とツエナーダイオードCR3に接続さ
れる。この調整回路50Aの出力は調整トランジスタQ
6のエミッタであり、このエミッタはエミッタ・フォロ
ワ・トランジスタQ502のコレクタ電極に結合され
る。
502の動作は、先に説明した効率とクロスオーバ効果
の点とプルダウン電流を供給する方法を除けば、先に説
明した対応するトランジスタの動作と同様なものであ
る。特に、ビデオ信号の電圧値が減少すると、カソード
電圧の減少が電流源504によりもたらされる。この電
流源504は抵抗のような受動要素から成るが、例え
ば、低い出力電圧レベルでより速い負方向のスルーレー
トが望ましいような或る種の応用例では能動デバイスが
望ましい。この目的のためには、適当にバイアスされた
バイポーラ・トランジスタまたは電界効果トランジスタ
のような一定電流源が適当である。
0Aから供給される増幅されたビデオ信号の電圧が増加
すると、トランジスタQ502のエミッタ電圧が増加
し、フィードバック調整トランジスタQ6のベース電位
が高くなり、それ故エミッタ・フォロワ・トランジスタ
Q502のコレクタ・エミッタ電圧は一定に保持され
る。この電圧が著しく変化しないから、トランジスタQ
502のコレクタ・ベース間のキャパシタンスの充電は
なく、以て増幅器20Aの出力に生じる実効キャパシタ
ンスは従来のエミッタ・フォロワ増幅器の実効キャパシ
タンスに比べて減少される。逆に、ベース電圧が下がる
と、エミッタ電圧も下がり、ダイオードCR3のツエナ
ー電圧だけエミッタ電圧からオフセットされているトラ
ンジスタQ6は一定のコレクタ・エミッタ電圧を保持す
るようにフォロワ・トランジスタQ502のコレクタ電
圧を減少させる。この後者の場合、ビデオ出力電圧の能
動的なプルダウンはないが、この機能は電流源504に
より与えられる。
駆動電流を供給する方法に関して図1の例の変形例を示
す。特に、図1において、トランジスタQ8のベースは
フォロワ・トランジスタQ7のエミッタに接続されてい
るが、図6では、トランジスタQ8のベースは、ダイオ
ードCR600とコンデンサC6を介してトランジスタ
Q7のエミッタに結合され、抵抗R600を介してトラ
ンジスタQ5のエミッタに結合される。
5のエミッタに対してトランジスタQ8のベースをDC
バイアスすることにより、カソード電流(Ik)の感知
エラーを減少させることである。これはカソード電流I
kを伝導させるトランジスタQ7のエミッタからトラン
ジスタQ8に対するDCベース電流の要求を除去する。
追加されたコンデンサC6はトランジスタQ7のエミッ
タをトランジスタQ8のベースにAC結合させ、それ故
高周波動作が前の例の場合と同じである。追加されたダ
イオードCR600は、高い周波数および高いデューテ
ィサイクルを含んでいるビデオ信号状態に対する補正で
ある。特に、このダイオードCR600は、高いデュー
ティサイクル、高い周波数の信号状態についてAC結合
コンデンサの囲りにDC路を与え、高いデューティサイ
クル、高い周波数の信号条件の下でトランジスタQ8に
対するベース・バイアスの低下が防止される。要する
に、ダイオードCR600は、それがなければ高周波お
よび高いデューティサイクルのビデオ信号の場合、トラ
ンジスタQ8のベース・バイアスを減少させる傾向にあ
る著しい平均の充電がコンデンサC6により行われない
ようにすることである。
て、ある条件の下では、トランジスタQ8のベース電流
による電流要求(demand)が、感知増幅器40に
よりカソード電流Ikを計測する場合に望ましくない誤
差を導入することがある。自動受像管バイアスの目的
で、Ikが計測される点において、カソードはカットオ
フに近く(高電位レベル)、従ってトランジスタQ8の
ベース回路を流れる電流は比較的高く、それ故カソード
電流Ik計測において著しい誤差を生じることがある。
以上説明した変形例は、DCおよび低い周波数の場合、
トランジスタQ8のベース電流はトランジスタQ5のエ
ミッタから流れ、以てIkの計測エラーを減少させる。
しかしながら、有効ビデオ期間の間、最適な高周波応答
のためには、トランジスタQ5のエミッタからトランジ
スタQ8のベースを駆動することは望ましくない。この
ような場合、さらに駆動が必要とされ、すなわち、有効
ビデオ信号(すなわち、自動受像管バイアス動作でビデ
オ計測レベルに比べて表示されたビデオ)の場合、トラ
ンジスタQ8は、トランジスタQ7のエミッタからのA
C結合がもたらす高電流プッシュプル効果と減少された
位相シフト効果を受けるはずである。トランジスタQ8
のためのベース駆動回路における追加のダイオードCR
600の機能は、それがないと、バイアス点においてト
ランジスタQ8のシフトを生じる高いデューティサイク
ル、大きな振幅の高周波信号をドライバ回路が受けると
きに、そのような場合を与えることである。このような
過渡状態の場合、追加のダイオードCR600は、AC
結合コンデンサC6の囲りにバイパス(by−pas
s)を与える。
本発明のいくつかの例に対して行われることは明らかで
ある。例えば、カスコード増幅器20は、図示したよう
な受動(抵抗)の負荷ではなくて能動の負荷が設けられ
てもよい。適当な能動負荷としては、電流源として動作
するようにバイアスされたトランジスタでよい。カスコ
ード増幅器の負荷インピーダンスに対するもう1つの変
更は、抵抗R8と直列にインダクタを結合することであ
る。別の変形例としては、全体の性能を最適化するため
に、プッシュプル増幅器の出力からの小さいキャパシタ
ンスを負荷抵抗R8の“中央タップ”に結合させること
である。中央タップを容易にするために、抵抗R8は、
タップ点のために使われる共通接続点と直列に接続され
る2つのより小さい値の抵抗で形成してもよい。
略図であり、一部ブロック形式で示してある。
ィードフォワード動作について簡略化され、正のオフセ
ット帰還回路が能動デバイスの総数を減らすために簡略
化されている。
プッシュプル・エミッタ・フォロワ・バッファ増幅器
が、直列形式の相補形プッシュプル・エミッタ・フォロ
ワ・バッファ増幅器で置き替えられている。
プッシュプル・エミッタ・フォロワ・バッファ増幅器
が、直列形式の相補形プッシュプル・エミッタ・フォロ
ワ・バッファ増幅器で置き替えられている。
例のための図2の実施例の変形例を示す回路図であり、
一部ブロック形式で示してある。
器 40 カソード電流感知回路 50 帰還制御回路 60 フィードバック調整器
Claims (2)
- 【請求項1】 プッシュプルの相補形エミッタ・フォロ
ワ増幅器を介して陰極線管のカソードにビデオ増幅器の
出力を結合させる回路手段と、 前記プッシュプルのエミッタ・フォロワ増幅器の第1お
よび第2の出力トランジスタの各コレクタ電極に正の帰
還電圧をそれぞれ供給し、以て前記出力トランジスタに
ついてほぼ一定のコレクタ・エミッタ電圧を保持するフ
ィードバック回路とを含む、陰極線管駆動装置。 - 【請求項2】 前記フィードバック回路が、 前記フォロワ増幅器の前記第1の出力トランジスタのエ
ミッタ電圧を感知する手段と、 前記第1の出力トランジスタのコレクタ電圧を、感知し
たエミッタ電圧に対して一定電圧にレギュレートする手
段とを含む、請求項1記載の陰極線管駆動装置。
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