JPH09187880A - 耐食性に優れた積層鋼板 - Google Patents
耐食性に優れた積層鋼板Info
- Publication number
- JPH09187880A JPH09187880A JP85896A JP85896A JPH09187880A JP H09187880 A JPH09187880 A JP H09187880A JP 85896 A JP85896 A JP 85896A JP 85896 A JP85896 A JP 85896A JP H09187880 A JPH09187880 A JP H09187880A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- corrosion resistance
- polymer resin
- laminated steel
- laminated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】表面耐食性と端面耐食性のいずれも向上させ、
屋根などの高耐食性を必要とする箇所へ適用できる成形
可能な積層鋼板を提供することを目的とする。 【解決手段】高分子樹脂層を2枚の鋼板の間に挟持して
なる積層鋼板において、前記鋼板は表面にAlを4〜2
0重量%含有するZn−Al合金化溶融めっき層を付着
量30〜150g/m2 で形成し、高分子樹脂層はせん
断密着力が90kgf/cm2 以上の架橋した高分子樹
脂からなることを特徴とする耐食性に優れた積層鋼板。
屋根などの高耐食性を必要とする箇所へ適用できる成形
可能な積層鋼板を提供することを目的とする。 【解決手段】高分子樹脂層を2枚の鋼板の間に挟持して
なる積層鋼板において、前記鋼板は表面にAlを4〜2
0重量%含有するZn−Al合金化溶融めっき層を付着
量30〜150g/m2 で形成し、高分子樹脂層はせん
断密着力が90kgf/cm2 以上の架橋した高分子樹
脂からなることを特徴とする耐食性に優れた積層鋼板。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高分子樹脂を2
枚の鋼板の間に挟持してなる耐食性に優れた積層鋼板に
係り、例えば、自動車用や屋根などの建材用に好適な積
層鋼板に関する。
枚の鋼板の間に挟持してなる耐食性に優れた積層鋼板に
係り、例えば、自動車用や屋根などの建材用に好適な積
層鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術】積層鋼板は、高分子樹脂を2枚の鋼板の
間に挟持したもので、この高分子樹脂の有する軽量性、
制振性などの特性を鋼板に付与したものである。特に、
近年では、自動車の騒音低減や建材の静粛性を目的とし
た制振鋼板が盛んに使用されている。自動車車体、屋根
などへの適用にあたっては、高い耐食性を付与すること
が必須であり、表皮鋼板に各種表面処理鋼板を用いて表
面の耐食性を向上する方法(例えば、特開昭63-205227
号公報、特開平1-280543号公報)や、貼合わせ面の耐食
性(端面耐食性)を向上する方法(特開昭58-90951号公
報、特開平6-71806 号公報)などが提案されている。
間に挟持したもので、この高分子樹脂の有する軽量性、
制振性などの特性を鋼板に付与したものである。特に、
近年では、自動車の騒音低減や建材の静粛性を目的とし
た制振鋼板が盛んに使用されている。自動車車体、屋根
などへの適用にあたっては、高い耐食性を付与すること
が必須であり、表皮鋼板に各種表面処理鋼板を用いて表
面の耐食性を向上する方法(例えば、特開昭63-205227
号公報、特開平1-280543号公報)や、貼合わせ面の耐食
性(端面耐食性)を向上する方法(特開昭58-90951号公
報、特開平6-71806 号公報)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高分子樹脂を挟持して
なる積層鋼板では、表面の耐食性は勿論のこと、加えて
貼合わせ面の耐食性(端面耐食性)に優れていることが
必須である。従来技術においても、冷延鋼板を使用した
場合に比べては両耐食性が優れているものの、特に屋根
などのような高表面耐食性と端面耐食性の両方を必要と
する箇所においては、その耐食性は未だ不十分である。
すなわち、表面耐食性の向上については、各種表面処理
鋼板の開発により、使用する表皮鋼板の表面耐食性をあ
る程度向上することができるが未だ不充分であり、表面
に塗装を施し適用されている。一方、近年では、表面耐
食性に優れたZn−Al合金化溶融めっき鋼板を用いた
積層鋼板が開発されたが、本鋼板は表面耐食性にすぐれ
る反面、積層鋼板においては端面の耐食性が著しく劣っ
たり、プレス成形時やロールフォーミング時にめっきが
金型や成形ロールに付着する欠点があり、屋根などへの
適用については問題があった。このようなことから、表
面耐食性を向上させても、必ずしも端面耐食性が向上す
るとは言えず、両耐食性を両立し、成形可能な積層鋼板
を提供することは困難であった。
なる積層鋼板では、表面の耐食性は勿論のこと、加えて
貼合わせ面の耐食性(端面耐食性)に優れていることが
必須である。従来技術においても、冷延鋼板を使用した
場合に比べては両耐食性が優れているものの、特に屋根
などのような高表面耐食性と端面耐食性の両方を必要と
する箇所においては、その耐食性は未だ不十分である。
すなわち、表面耐食性の向上については、各種表面処理
鋼板の開発により、使用する表皮鋼板の表面耐食性をあ
る程度向上することができるが未だ不充分であり、表面
に塗装を施し適用されている。一方、近年では、表面耐
食性に優れたZn−Al合金化溶融めっき鋼板を用いた
積層鋼板が開発されたが、本鋼板は表面耐食性にすぐれ
る反面、積層鋼板においては端面の耐食性が著しく劣っ
たり、プレス成形時やロールフォーミング時にめっきが
金型や成形ロールに付着する欠点があり、屋根などへの
適用については問題があった。このようなことから、表
面耐食性を向上させても、必ずしも端面耐食性が向上す
るとは言えず、両耐食性を両立し、成形可能な積層鋼板
を提供することは困難であった。
【0004】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、表面耐食性と端面耐食性のいずれも向
上させ、屋根などの高耐食性を必要とする箇所へ適用で
きる成形可能な積層鋼板を提供することを目的とする。
なされたもので、表面耐食性と端面耐食性のいずれも向
上させ、屋根などの高耐食性を必要とする箇所へ適用で
きる成形可能な積層鋼板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者らは、上述の課題
を解決すために、積層鋼板の表面耐食性と端面耐食性を
両立するために、表皮鋼板の種類や高分子樹脂の種類の
影響について鋭意検討を行った結果、本発明を完成する
に至った。
を解決すために、積層鋼板の表面耐食性と端面耐食性を
両立するために、表皮鋼板の種類や高分子樹脂の種類の
影響について鋭意検討を行った結果、本発明を完成する
に至った。
【0006】すなわち第一の発明は、高分子樹脂層を2
枚の鋼板の間に挟持してなる積層鋼板において、前記鋼
板は表面にAlを4〜20重量%含有するZn−Al合
金化溶融めっき層を付着量30〜150g/m2 で形成
し、高分子樹脂層はせん断密着力が90kgf/cm2
以上の架橋した高分子樹脂からなることを特徴とする耐
食性に優れた積層鋼板である。
枚の鋼板の間に挟持してなる積層鋼板において、前記鋼
板は表面にAlを4〜20重量%含有するZn−Al合
金化溶融めっき層を付着量30〜150g/m2 で形成
し、高分子樹脂層はせん断密着力が90kgf/cm2
以上の架橋した高分子樹脂からなることを特徴とする耐
食性に優れた積層鋼板である。
【0007】第二の発明は、高分子樹脂層を2枚の鋼板
の間に挟持してなる積層鋼板において、前記鋼板は表面
にAlを4〜20重量%含有するZn−Al合金化溶融
めっき層を付着量30〜150g/m2 で形成し、かつ
高分子樹脂と接しない側の少なくとも一方の表層は、樹
脂被覆層を有しており、前記高分子樹脂層は、せん断密
着力が90kgf/cm2 以上の架橋した高分子樹脂か
らなることを特徴とする耐食性に優れた積層鋼板であ
る。
の間に挟持してなる積層鋼板において、前記鋼板は表面
にAlを4〜20重量%含有するZn−Al合金化溶融
めっき層を付着量30〜150g/m2 で形成し、かつ
高分子樹脂と接しない側の少なくとも一方の表層は、樹
脂被覆層を有しており、前記高分子樹脂層は、せん断密
着力が90kgf/cm2 以上の架橋した高分子樹脂か
らなることを特徴とする耐食性に優れた積層鋼板であ
る。
【0008】第三の発明は、これら積層鋼板において、
高分子樹脂がガラス転移に基づく損失正接(tanδ)
の極大値が0.3以上で、この極大値を示す温度が−4
0〜80℃の範囲にあり、かつ積層鋼板としての極大値
が0.1以上で、この極大値を示す温度が0〜120℃
の範囲にあるものである。
高分子樹脂がガラス転移に基づく損失正接(tanδ)
の極大値が0.3以上で、この極大値を示す温度が−4
0〜80℃の範囲にあり、かつ積層鋼板としての極大値
が0.1以上で、この極大値を示す温度が0〜120℃
の範囲にあるものである。
【0009】第四の発明は、これら積層鋼板において、
高分子樹脂層内に、圧潰前の平均粒径Dが高分子層の厚
さTに対してT≦D≦2Tの範囲で、ビッカース硬さが
180Hv以下で、融点が鋼板と同等以上の導電金属粉
が、高分子樹脂に対して5〜10重量%添加され、電気
抵抗溶接が可能なものである。なお、本発明において、
樹脂被覆層には、カラー塗膜も含まれる。
高分子樹脂層内に、圧潰前の平均粒径Dが高分子層の厚
さTに対してT≦D≦2Tの範囲で、ビッカース硬さが
180Hv以下で、融点が鋼板と同等以上の導電金属粉
が、高分子樹脂に対して5〜10重量%添加され、電気
抵抗溶接が可能なものである。なお、本発明において、
樹脂被覆層には、カラー塗膜も含まれる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
図1は本発明に係る積層鋼板の概略断面図で、この積層
鋼板1は上下の表皮鋼板2,2の両面にそれぞれZn−
Al合金化溶融めっき層4,4を形成し、めっき層付表
皮鋼板間に高分子樹脂層3を挟んでいる。図2は本発明
の他の実施の形態を示し、表皮鋼板2,2の高分子樹脂
層に挟まれていない側にカラー塗膜5を形成している。
図1は本発明に係る積層鋼板の概略断面図で、この積層
鋼板1は上下の表皮鋼板2,2の両面にそれぞれZn−
Al合金化溶融めっき層4,4を形成し、めっき層付表
皮鋼板間に高分子樹脂層3を挟んでいる。図2は本発明
の他の実施の形態を示し、表皮鋼板2,2の高分子樹脂
層に挟まれていない側にカラー塗膜5を形成している。
【0011】まず、表皮鋼板2は、板厚が例えば0.2
〜0.8mm程度で、Alを4〜20重量%含有するZ
n−Al合金化溶融めっき層4を表面に形成した鋼板を
使用する。Zn−Al合金化溶融めっき層4にAlを添
加するのは、Al特有の不動態皮膜が形成されることや
不活性な腐食生成物が形成しやすいことなどの理由によ
り、めっき表面が極めて長期安定であり、屋根などで必
要な極めて優れた表面耐食性を有するからである。ま
た、Al含有量を4〜20重量%と限定する理由は、4
%未満では従来のZnめっき鋼板に対しては表面耐食性
向上効果があるものの、本発明の目的とする高い表面耐
食性は得られず、また、20%を越えると表面耐食性は
極めて向上するものの、その反面Znが欠乏するため端
面において犠牲防食作用が乏しくなり、そのため、エッ
ヂクリープが広範囲に渡り発生し、端面耐食性が著しく
劣ることと、プレス成形時やロールフォミング成形時に
金型や成形ロールにめっきが付着し、成形性を著しく低
下させる問題を生じるからである。そのため、表面耐食
性と端面耐食性のバランス、成形性の点からAl含有量
を4〜20重量%にする必要がある。次に、めっき付着
量は30〜150g/m2 が望ましい。その理由は30
g/m2 未満では表面耐食性、端面耐食性がともに低下
するし、また150g/m2 を越えると、生産安定性、
コストの点などから実用的ではない。なお、特に屋根材
への適用にあたっては耐食性の点から70〜150g/
m2 がより望ましい。
〜0.8mm程度で、Alを4〜20重量%含有するZ
n−Al合金化溶融めっき層4を表面に形成した鋼板を
使用する。Zn−Al合金化溶融めっき層4にAlを添
加するのは、Al特有の不動態皮膜が形成されることや
不活性な腐食生成物が形成しやすいことなどの理由によ
り、めっき表面が極めて長期安定であり、屋根などで必
要な極めて優れた表面耐食性を有するからである。ま
た、Al含有量を4〜20重量%と限定する理由は、4
%未満では従来のZnめっき鋼板に対しては表面耐食性
向上効果があるものの、本発明の目的とする高い表面耐
食性は得られず、また、20%を越えると表面耐食性は
極めて向上するものの、その反面Znが欠乏するため端
面において犠牲防食作用が乏しくなり、そのため、エッ
ヂクリープが広範囲に渡り発生し、端面耐食性が著しく
劣ることと、プレス成形時やロールフォミング成形時に
金型や成形ロールにめっきが付着し、成形性を著しく低
下させる問題を生じるからである。そのため、表面耐食
性と端面耐食性のバランス、成形性の点からAl含有量
を4〜20重量%にする必要がある。次に、めっき付着
量は30〜150g/m2 が望ましい。その理由は30
g/m2 未満では表面耐食性、端面耐食性がともに低下
するし、また150g/m2 を越えると、生産安定性、
コストの点などから実用的ではない。なお、特に屋根材
への適用にあたっては耐食性の点から70〜150g/
m2 がより望ましい。
【0012】次に、前記高分子樹脂層3は、架橋された
樹脂(熱硬化型樹脂)からなり、例えば30〜70μm
程度の厚みで積層鋼板中に挟持され、せん断密着力が9
0kgf/cm2 以上とする。この理由はせん断密着力
90kgf/cm2 以上であれば端面耐食性の低下を防
ぐが,この値未満では端面耐食性が低下するためであ
る。この知見は本発明者の実験結果と考察を踏まえ、高
分子樹脂の種類、密着力の端面耐食性への影響について
検討を行った結果得られた。すなわち、Al含有量4〜
20重量%のZn−Al合金化溶融めっき鋼板はAlの
有するバリアー効果により極めて優れた表面耐食性を有
するが、逆に端面ではAl含有量の増加に伴いZnが疎
になるがために、広範囲のZnが端面の犠牲防食に使用
されるので、端面耐食性はZnめっき鋼板に比べて低下
する。この理由は定かではないが、樹脂の種類について
は、架橋(3次元分子結合状態)されていることにより
鋼板と樹脂の界面がより緻密な結合状態になること、ま
た、樹脂そのものについても緻密な3次元分子結合状態
となることにより、水分などの腐食を促進させる物質が
侵入しにくい状態になったり、Znの溶出を防ぐ効果が
あることなどにより、端面耐食性の低下を防ぐ効果があ
るものと推定される。一方、密着力については、従来か
ら、積層鋼板の測定方法としては、せん断密着力(せん
断応力下での破壊強度)とT−ピール密着力(引き剥が
し応力下での破壊強度)で代表されるが、このうちT−
ピール密着力は端面耐食性に無関係で、せん断密着力が
影響するという結果を得た。そして、せん断密着力90
kgf/cm2 以上であれば、端面耐食性の低下を防ぐ
効果があるという知見を得た。理由は定かでないが、鋼
板界面と強固に接着することにより、水分などの侵入を
防ぐ効果があること、また、端面は通常切断加工のまま
であるので、切断時のせん断応力により端面近傍では表
皮鋼板がズレた状態となり、樹脂がダメージを受けてい
る状態であるので、同様の破壊メカニズムであるせん断
密着力の大きいものほど切断加工後の樹脂ダメージが少
なく、端面からの腐食物質の侵入を防ぐ効果があるこ
と、などと推定される。
樹脂(熱硬化型樹脂)からなり、例えば30〜70μm
程度の厚みで積層鋼板中に挟持され、せん断密着力が9
0kgf/cm2 以上とする。この理由はせん断密着力
90kgf/cm2 以上であれば端面耐食性の低下を防
ぐが,この値未満では端面耐食性が低下するためであ
る。この知見は本発明者の実験結果と考察を踏まえ、高
分子樹脂の種類、密着力の端面耐食性への影響について
検討を行った結果得られた。すなわち、Al含有量4〜
20重量%のZn−Al合金化溶融めっき鋼板はAlの
有するバリアー効果により極めて優れた表面耐食性を有
するが、逆に端面ではAl含有量の増加に伴いZnが疎
になるがために、広範囲のZnが端面の犠牲防食に使用
されるので、端面耐食性はZnめっき鋼板に比べて低下
する。この理由は定かではないが、樹脂の種類について
は、架橋(3次元分子結合状態)されていることにより
鋼板と樹脂の界面がより緻密な結合状態になること、ま
た、樹脂そのものについても緻密な3次元分子結合状態
となることにより、水分などの腐食を促進させる物質が
侵入しにくい状態になったり、Znの溶出を防ぐ効果が
あることなどにより、端面耐食性の低下を防ぐ効果があ
るものと推定される。一方、密着力については、従来か
ら、積層鋼板の測定方法としては、せん断密着力(せん
断応力下での破壊強度)とT−ピール密着力(引き剥が
し応力下での破壊強度)で代表されるが、このうちT−
ピール密着力は端面耐食性に無関係で、せん断密着力が
影響するという結果を得た。そして、せん断密着力90
kgf/cm2 以上であれば、端面耐食性の低下を防ぐ
効果があるという知見を得た。理由は定かでないが、鋼
板界面と強固に接着することにより、水分などの侵入を
防ぐ効果があること、また、端面は通常切断加工のまま
であるので、切断時のせん断応力により端面近傍では表
皮鋼板がズレた状態となり、樹脂がダメージを受けてい
る状態であるので、同様の破壊メカニズムであるせん断
密着力の大きいものほど切断加工後の樹脂ダメージが少
なく、端面からの腐食物質の侵入を防ぐ効果があるこ
と、などと推定される。
【0013】高分子樹脂としては、例えば、アクリル系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポ
キシ系樹脂等およびこれらとSBRなどのゴムとの重合
体等の架橋された樹脂(熱硬化型樹脂)が使用でき、そ
の他接着性を付与した架橋樹脂であれば特に限定しな
い。
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポ
キシ系樹脂等およびこれらとSBRなどのゴムとの重合
体等の架橋された樹脂(熱硬化型樹脂)が使用でき、そ
の他接着性を付与した架橋樹脂であれば特に限定しな
い。
【0014】このように本発明に係る積層鋼板は、めっ
き層及び高分子樹脂を上記のように特定することにより
表面耐食性と端面耐食性がいずれも優れたものとなる。
なお、積層鋼板の表面にポリエステル系、あるいはフッ
ソ樹脂系のカラー塗装や樹脂被覆などを加工性、密着
性、耐食性を考慮して、適宜選択して使用するができ
る。
き層及び高分子樹脂を上記のように特定することにより
表面耐食性と端面耐食性がいずれも優れたものとなる。
なお、積層鋼板の表面にポリエステル系、あるいはフッ
ソ樹脂系のカラー塗装や樹脂被覆などを加工性、密着
性、耐食性を考慮して、適宜選択して使用するができ
る。
【0015】次に、積層鋼板に制振性を必要とする場合
は、高分子樹脂のガラス転移に基づく損失正接(tan
δ)の極大値が0.3以上で、この極大値を示す温度が
−40〜80℃の範囲にあるようにして、積層鋼板とし
ての損失係数の極大値が0.1以上で、この極大値を示
す温度が0〜120℃の範囲にあるようにすれば良い。
は、高分子樹脂のガラス転移に基づく損失正接(tan
δ)の極大値が0.3以上で、この極大値を示す温度が
−40〜80℃の範囲にあるようにして、積層鋼板とし
ての損失係数の極大値が0.1以上で、この極大値を示
す温度が0〜120℃の範囲にあるようにすれば良い。
【0016】また、溶接性の点からは、高分子樹脂層内
に、圧潰前の平均粒径Dが高分子層の厚さTに対してT
≦D≦2Tの範囲で、ビッカース硬さが180Hv以下
で、融点が鋼板と同等以上の導電金属粉を、高分子樹脂
層に対して5〜10重量%添加すれば連続溶接性も良好
になる。
に、圧潰前の平均粒径Dが高分子層の厚さTに対してT
≦D≦2Tの範囲で、ビッカース硬さが180Hv以下
で、融点が鋼板と同等以上の導電金属粉を、高分子樹脂
層に対して5〜10重量%添加すれば連続溶接性も良好
になる。
【0017】導電金属粉として、圧潰前の大きさが、高
分子樹脂層の厚さよりも大きいものを使用する理由は、
積層する際に、高分子樹脂層の厚さまで圧潰することに
より、上下の鋼板と接触させ、低い抵抗を得ることがで
きるからである。導電金属粉の大きさとして、平均粒径
Dが高分子樹脂層の厚さTに対して、T≦D≦2Tのも
のを用いるのは、D>2T以上では、導電金属粉を潰す
のが困難になる。一方、D<Tでは、充分な接触を得る
ことができない。
分子樹脂層の厚さよりも大きいものを使用する理由は、
積層する際に、高分子樹脂層の厚さまで圧潰することに
より、上下の鋼板と接触させ、低い抵抗を得ることがで
きるからである。導電金属粉の大きさとして、平均粒径
Dが高分子樹脂層の厚さTに対して、T≦D≦2Tのも
のを用いるのは、D>2T以上では、導電金属粉を潰す
のが困難になる。一方、D<Tでは、充分な接触を得る
ことができない。
【0018】また、ビッカース硬さが180Hvを越え
ると潰すのが困難となる。また、金属粉の融点を鋼板と
同等以上とするのは、スポット溶接は表皮鋼板が溶融し
てなされるわけであるからして、金属粉は表皮鋼板が溶
融するまで上下の鋼板の短絡点の役割を果たす必要があ
るからである。導電金属粉の添加量を高分子樹脂に対し
て、5〜10重量%とするのは、過剰に添加すると、潰
すのが困難となるばかりでなく、密着力の低下や制振性
能の低下をも招くので、上限は10重量%とする。ま
た、5重量%未満では、溶接性が劣る。金属粉の種類と
しては、ニッケル粉、鉄粉などが適する。
ると潰すのが困難となる。また、金属粉の融点を鋼板と
同等以上とするのは、スポット溶接は表皮鋼板が溶融し
てなされるわけであるからして、金属粉は表皮鋼板が溶
融するまで上下の鋼板の短絡点の役割を果たす必要があ
るからである。導電金属粉の添加量を高分子樹脂に対し
て、5〜10重量%とするのは、過剰に添加すると、潰
すのが困難となるばかりでなく、密着力の低下や制振性
能の低下をも招くので、上限は10重量%とする。ま
た、5重量%未満では、溶接性が劣る。金属粉の種類と
しては、ニッケル粉、鉄粉などが適する。
【0019】なお、この導電金属粉を含有する積層鋼板
の場合は、めっき中のAl量が比較的少ないので、従来
の亜鉛めっき鋼板などの場合と同様に、いきなり本通電
(高電流を印加)を行う1段通電法でも溶接が可能であ
る。しかしながら、積層鋼板の溶接時にみられる電極近
傍での表皮鋼板のスパークなどの溶接欠陥に対して、よ
り安全サイドにするために、1段目で電極直下の高分子
樹脂を排除する程度の弱電流を印加し、その後本通電
(高電流を印加)を行う2段通電方法を採用することが
望ましい。
の場合は、めっき中のAl量が比較的少ないので、従来
の亜鉛めっき鋼板などの場合と同様に、いきなり本通電
(高電流を印加)を行う1段通電法でも溶接が可能であ
る。しかしながら、積層鋼板の溶接時にみられる電極近
傍での表皮鋼板のスパークなどの溶接欠陥に対して、よ
り安全サイドにするために、1段目で電極直下の高分子
樹脂を排除する程度の弱電流を印加し、その後本通電
(高電流を印加)を行う2段通電方法を採用することが
望ましい。
【0020】
(実施例1)各種表面処理鋼板を用いて、積層鋼板を作
製し、塩水噴霧試験(JIS Z2731に準拠)を行
い、表面耐食性および端面耐食性を評価した。試験条件
を下記に示す。
製し、塩水噴霧試験(JIS Z2731に準拠)を行
い、表面耐食性および端面耐食性を評価した。試験条件
を下記に示す。
【0021】 (1)表皮鋼板 a.Zn−Al合金化溶融めっき鋼板(Al添加) 板厚0.4mmt b.Fe−ZN合金化溶融めっき鋼板(Alなし) 板厚0.4mmt c.溶融Znめっき鋼板(Alなし) 板厚0.4mmt d.冷延鋼板(Alなし) 板厚0.4mmt (2)高分子樹脂 a.ゴム変性アクリルエステル(熱硬化型) 厚み
0.05mmt ,せん断密着力90kgf/cm2 b.アクリル酸変性ポリエチレン(熱可塑型) 厚み
0.05mmt ,せん断密着力90kgf/cm2 (3)積層方法 a.熱硬化型樹脂については、樹脂をナイフ状のコータ
ーによって、鋼板表面に塗布し、その後他の鋼板を、一
対の樹脂ライニングロールにより、10〜20kgf/
cm2 の面圧を加えて積層し、170℃の温度で5分保
持して加熱硬化することにより作製した。 b.熱可塑型樹脂については、樹脂フィルムを120℃
に予熱した鋼板表面に、ラミネートロールを用いて貼合
わせ、その後、180℃(樹脂の融点以上)に加熱し、
別途180℃に加熱した他の鋼板とを、一対の樹脂ライ
ニングロールにより、10〜20kgf/cm2 の面圧
を加えて積層することにより作製した。
0.05mmt ,せん断密着力90kgf/cm2 b.アクリル酸変性ポリエチレン(熱可塑型) 厚み
0.05mmt ,せん断密着力90kgf/cm2 (3)積層方法 a.熱硬化型樹脂については、樹脂をナイフ状のコータ
ーによって、鋼板表面に塗布し、その後他の鋼板を、一
対の樹脂ライニングロールにより、10〜20kgf/
cm2 の面圧を加えて積層し、170℃の温度で5分保
持して加熱硬化することにより作製した。 b.熱可塑型樹脂については、樹脂フィルムを120℃
に予熱した鋼板表面に、ラミネートロールを用いて貼合
わせ、その後、180℃(樹脂の融点以上)に加熱し、
別途180℃に加熱した他の鋼板とを、一対の樹脂ライ
ニングロールにより、10〜20kgf/cm2 の面圧
を加えて積層することにより作製した。
【0022】(4)耐食性の評価 a.表面耐食性 積層鋼板表面の赤錆発生時間を目視により観察した。発
生時間によって、○(480Hr以上)、△(120H
r以上480Hr未満)、×(120Hr未満)で評価
した。 b.端面耐食性 表皮鋼板を引き剥がし、端面からの錆侵入長さ(剥離長
さに相当)を測定した。480時間後の侵入長さによっ
て、○(3mm未満)、△(3mm以上6mm未満)、
×(6mm以上)で評価した。 (実施例2)表皮鋼板を本発明のAl含有量5重量%の
Zn−Al合金化溶融めっき鋼板に限定して、高分子樹
脂の種類、密着力に着目して、実施例1と同様に塩水噴
霧試験(JIS Z 2731に準拠)を行い、表面耐
食性および端面耐食性を評価した。試験条件を下記に示
す。
生時間によって、○(480Hr以上)、△(120H
r以上480Hr未満)、×(120Hr未満)で評価
した。 b.端面耐食性 表皮鋼板を引き剥がし、端面からの錆侵入長さ(剥離長
さに相当)を測定した。480時間後の侵入長さによっ
て、○(3mm未満)、△(3mm以上6mm未満)、
×(6mm以上)で評価した。 (実施例2)表皮鋼板を本発明のAl含有量5重量%の
Zn−Al合金化溶融めっき鋼板に限定して、高分子樹
脂の種類、密着力に着目して、実施例1と同様に塩水噴
霧試験(JIS Z 2731に準拠)を行い、表面耐
食性および端面耐食性を評価した。試験条件を下記に示
す。
【0023】(1)表皮鋼板 a.Zn−Al合金化溶融めっき鋼板(Al含有量5重
量%),板厚0.4mmt (2)高分子樹脂 a.ゴム変性アクリルエステル(熱硬化型) 厚み0.05mmt b.アクリル酸変性ポリエチレン(熱可塑型) 厚み0.05mmt (3)積層方法 実施例1に準拠 (4)耐食性の評価 実施例1に準拠 (5)高分子樹脂のtanδの測定 岩本製作所製粘弾性スペクトロメーター(VES−F
3;商品名)にて、50Hzでのtanδを測定 (6)積層鋼板の損失係数 25×220mmおよび25×280mmの試験片に
て、共振応答曲線からの半値幅法により、1000Hz
での損失係数を測定 (実施例3)次に、本発明の積層鋼板について、スポッ
ト溶接性を評価した。試験条件を下記に示す。 (1)表皮鋼板 Zn−Al合金化溶融めっき鋼板(Al含有量5重量
%):板厚0.4mmt (2)高分子樹脂 ゴム変性アクリルエステル(熱硬化型):厚み0.05
mmt (3)積層方法 実施例1に準拠 (4)溶接条件 a.電極;CF型で先端径5mmφ(積層鋼板側)、F
型で先端径16mmφ(単一鋼板側) b.加圧力;200kgf c.電流;10kA d.通電時間;12サイクル(60Hz) e.制御方法;定電流制御(0.5サイクル制御) f.試験片組合わせ;30×100mmの試験片と0.
8mmの単一鋼板を重ね合わせて溶接した。 (5)溶接性の評価 積層鋼板1本につき1ヵ所のスポット溶接を500本行
い、溶接欠陥発生数を求めた。欠陥発生数によって、○
(0〜10本)、×(11本以上)で評価した。 次に,実施例に基づいて実施した結果を下記に示す。
量%),板厚0.4mmt (2)高分子樹脂 a.ゴム変性アクリルエステル(熱硬化型) 厚み0.05mmt b.アクリル酸変性ポリエチレン(熱可塑型) 厚み0.05mmt (3)積層方法 実施例1に準拠 (4)耐食性の評価 実施例1に準拠 (5)高分子樹脂のtanδの測定 岩本製作所製粘弾性スペクトロメーター(VES−F
3;商品名)にて、50Hzでのtanδを測定 (6)積層鋼板の損失係数 25×220mmおよび25×280mmの試験片に
て、共振応答曲線からの半値幅法により、1000Hz
での損失係数を測定 (実施例3)次に、本発明の積層鋼板について、スポッ
ト溶接性を評価した。試験条件を下記に示す。 (1)表皮鋼板 Zn−Al合金化溶融めっき鋼板(Al含有量5重量
%):板厚0.4mmt (2)高分子樹脂 ゴム変性アクリルエステル(熱硬化型):厚み0.05
mmt (3)積層方法 実施例1に準拠 (4)溶接条件 a.電極;CF型で先端径5mmφ(積層鋼板側)、F
型で先端径16mmφ(単一鋼板側) b.加圧力;200kgf c.電流;10kA d.通電時間;12サイクル(60Hz) e.制御方法;定電流制御(0.5サイクル制御) f.試験片組合わせ;30×100mmの試験片と0.
8mmの単一鋼板を重ね合わせて溶接した。 (5)溶接性の評価 積層鋼板1本につき1ヵ所のスポット溶接を500本行
い、溶接欠陥発生数を求めた。欠陥発生数によって、○
(0〜10本)、×(11本以上)で評価した。 次に,実施例に基づいて実施した結果を下記に示す。
【0024】表1から、表皮鋼板が本発明の範囲内のZ
n−Al合金化溶融めっき鋼板のものは、表面耐食性に
極めて優れている。その中でゴム変性アクリルエステル
系は端面耐食性にも優れているが、アクリル酸変性ポリ
エチレン系は端面耐食性に劣る。
n−Al合金化溶融めっき鋼板のものは、表面耐食性に
極めて優れている。その中でゴム変性アクリルエステル
系は端面耐食性にも優れているが、アクリル酸変性ポリ
エチレン系は端面耐食性に劣る。
【0025】また、Zn−Fe合金化溶融めっき鋼板や
溶融めっき鋼板のものは、表面耐食性には劣る反面、樹
脂の種類によらず端面耐食性には優れる。なお、Al含
有量30重量%のZn−Al合金化溶融めっき鋼板を用
いたもののみに、50t ×100w ×100l mmの角
筒成形において、金型にめっき付着が認められた。
溶融めっき鋼板のものは、表面耐食性には劣る反面、樹
脂の種類によらず端面耐食性には優れる。なお、Al含
有量30重量%のZn−Al合金化溶融めっき鋼板を用
いたもののみに、50t ×100w ×100l mmの角
筒成形において、金型にめっき付着が認められた。
【0026】このことから、表面耐食性と端面耐食性を
両立し、成形可能な積層鋼板を得るには、Al含有量4
〜20重量%のZn−Al合金化溶融めっき鋼板を用
い、かつゴム変性アクリルエステル系(架橋した高分子
樹脂)を用いる必要がある。
両立し、成形可能な積層鋼板を得るには、Al含有量4
〜20重量%のZn−Al合金化溶融めっき鋼板を用
い、かつゴム変性アクリルエステル系(架橋した高分子
樹脂)を用いる必要がある。
【0027】次に、表2から本発明の範囲内のものは、
表面耐食性および端面耐食性ともに優れており、また制
振性能も優れている。一方、高分子樹脂が熱硬化型であ
りながら、せん断密着力が本発明の範囲外のものや、せ
ん断密着力は高いが熱可塑型のものでは、端面耐食性が
劣っていた。表3からは、本発明の範囲内のものは、溶
接性に優れていることが判る。
表面耐食性および端面耐食性ともに優れており、また制
振性能も優れている。一方、高分子樹脂が熱硬化型であ
りながら、せん断密着力が本発明の範囲外のものや、せ
ん断密着力は高いが熱可塑型のものでは、端面耐食性が
劣っていた。表3からは、本発明の範囲内のものは、溶
接性に優れていることが判る。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表面耐食
性と端面耐食性に優れた成形可能な積層鋼板を得ること
ができるので、屋根材などの高耐食性を必要とする部材
への適用が可能になり、積層鋼板の品質向上と用途拡大
が達成でき、工業上有用な効果がもたらされる。
性と端面耐食性に優れた成形可能な積層鋼板を得ること
ができるので、屋根材などの高耐食性を必要とする部材
への適用が可能になり、積層鋼板の品質向上と用途拡大
が達成でき、工業上有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様を示す断面図。
【図2】本発明の他の実施態様を示す断面図。
1…積層鋼板、2…表皮鋼板、3…高分子樹脂、4…Z
n−Al合金化溶融めっき層、5…カラー塗膜(樹脂被
覆層)。
n−Al合金化溶融めっき層、5…カラー塗膜(樹脂被
覆層)。
Claims (4)
- 【請求項1】 高分子樹脂層を2枚の鋼板の間に挟持し
てなる積層鋼板において、前記鋼板は表面にAlを4〜
20重量%含有するZn−Al合金化溶融めっき層を付
着量30〜150g/m2 で形成し、高分子樹脂層はせ
ん断密着力が90kgf/cm2 以上の架橋した高分子
樹脂からなることを特徴とする耐食性に優れた積層鋼
板。 - 【請求項2】 高分子樹脂層を2枚の鋼板の間に挟持し
てなる積層鋼板において、前記鋼板は表面にAlを4〜
20重量%含有するZn−Al合金化溶融めっき層を付
着量30〜150g/m2 で形成し、かつ高分子樹脂と
接しない側の少なくとも一方の表層は、樹脂被覆層を有
しており、前記高分子樹脂層は、せん断密着力が90k
gf/cm2 以上の架橋した高分子樹脂からなることを
特徴とする耐食性に優れた積層鋼板。 - 【請求項3】 高分子樹脂がガラス転移に基づく損失正
接(tanδ)の極大値が0.3以上で、この極大値を
示す温度が−40〜80℃の範囲にあり、かつ積層鋼板
としての極大値が0.1以上で、この極大値を示す温度
が0〜120℃の範囲にある請求項1または2に記載の
耐食性に優れた積層鋼板。 - 【請求項4】 高分子樹脂層内に、圧潰前の平均粒径D
が高分子層の厚さTに対してT≦D≦2Tの範囲で、ビ
ッカース硬さが180Hv以下で、融点が鋼板と同等以
上の導電金属粉が、高分子樹脂層に対して5〜10重量
%添加され、電気抵抗溶接が可能な請求項1乃至3のい
ずれか1に記載の耐食性に優れた積層鋼板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP85896A JPH09187880A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 耐食性に優れた積層鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP85896A JPH09187880A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 耐食性に優れた積層鋼板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09187880A true JPH09187880A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11485365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP85896A Pending JPH09187880A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 耐食性に優れた積層鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09187880A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017537006A (ja) * | 2014-11-27 | 2017-12-14 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトThyssenKrupp Steel Europe AG | 半製品、半製品を製造するための方法、およびその使用 |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP85896A patent/JPH09187880A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017537006A (ja) * | 2014-11-27 | 2017-12-14 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトThyssenKrupp Steel Europe AG | 半製品、半製品を製造するための方法、およびその使用 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11331880B2 (en) | Delamination resistant, weldable and formable light weight composites | |
| CN107771114B (zh) | 可焊层合结构体和焊接方法 | |
| US20090226755A1 (en) | Laminated steel sheet | |
| EP0115103A1 (en) | Metal-resin-metal sandwich laminates suitable for use in working | |
| EP2601258A1 (en) | Delamination resistant, weldable and formable light weight composites | |
| KR102391823B1 (ko) | 이차전지용 파우치 필름 | |
| EP2888385B1 (en) | Coated steel strip or sheet having advantageous properties | |
| KR102798122B1 (ko) | 축전 디바이스용 외장재, 그 제조 방법, 및 축전 디바이스 | |
| JP2008080394A (ja) | 鋼材とアルミニウム材との異材接合体とその接合方法 | |
| JPH0550553A (ja) | スポツト溶接性に優れる複合型制振材料の製造方法 | |
| JP6673394B2 (ja) | 電池用包装材料 | |
| EP3904185A1 (en) | Reinforcing steel member for motor vehicle | |
| JP3116755B2 (ja) | 耐食性に優れた積層鋼板 | |
| JP2024500720A (ja) | 密着性に優れた複合鋼板及びその製造方法 | |
| JP3282475B2 (ja) | 耐食性に優れた積層鋼板 | |
| JPH0539561A (ja) | 端面の耐剥離性に優れた複合型制振材 | |
| JPH04282239A (ja) | 端面耐食性および溶接性に優れた積層鋼板 | |
| KR20240024792A (ko) | 축전 디바이스용 외장재, 그 제조 방법, 및 축전 디바이스 | |
| KR20240027004A (ko) | 축전 디바이스용 외장재, 그 제조 방법, 및 축전 디바이스 | |
| JPH06246869A (ja) | 缶用ラミネート鋼板 | |
| JPH05177762A (ja) | 耐食性および溶接性に優れた積層鋼板 | |
| JPH0615773A (ja) | 複合型制振材料および有機被覆複合材料 | |
| JP5890218B2 (ja) | アルミニウム合金塗装板 | |
| JP5832348B2 (ja) | アルミニウム合金塗装板 | |
| JP2917765B2 (ja) | 電気抵抗溶接性に優れかつ溶接欠陥の少ない積層鋼板 |