JPH09187931A - 圧電/電歪膜型チップ - Google Patents

圧電/電歪膜型チップ

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JPH09187931A
JPH09187931A JP8194737A JP19473796A JPH09187931A JP H09187931 A JPH09187931 A JP H09187931A JP 8194737 A JP8194737 A JP 8194737A JP 19473796 A JP19473796 A JP 19473796A JP H09187931 A JPH09187931 A JP H09187931A
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piezoelectric
electrostrictive
film type
type chip
plate
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JP8194737A
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English (en)
Inventor
Minoru Usui
稔 碓井
Takahiro Katakura
孝浩 片倉
Fujio Akaha
富士男 赤羽
Kazumi Kamoi
和美 鴨井
Satoshi Shinada
聡 品田
Yukihisa Takeuchi
幸久 武内
Nobuo Takahashi
伸夫 高橋
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NGK Insulators Ltd
Seiko Epson Corp
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピン孔と圧電/電歪アクチュエータの連通孔
との位置精度の低下を最小限に抑え、インクノズル部材
と位置精度良く接合一体化することができる圧電/電歪
膜型チップの提供。 【解決手段】 少なくとも複数の窓部75からなる窓部
配置パターン100を有するスペーサープレート74
と、窓部75を覆蓋する薄肉の閉塞プレート72が一体
となっているセラミック基体70と、閉塞プレート72
の外面上で窓部75の覆蓋部位に膜形成法によって層状
に順次設けた下部電極81、圧電/電歪層82及び上部
電極83より構成される圧電/電歪作動部71とを備え
た圧電/電歪膜型チップ50であって、窓部配置パター
ン100の重心位置もしくはその近傍に位置決めピン孔
52を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、圧電/電歪膜型
素子の集積体たる圧電/電歪膜型チップに係り、更に詳
しくは、インクジェットプリントヘッドに好適に用いる
ことができる圧電/電歪膜型チップに関する。
【0002】
【従来の技術】 近年になり、基体内部に形成した加圧
室内の圧力を上昇させる機構の一つとして、加圧室壁に
設けた圧電/電歪作動部の変位によって、当該加圧室の
体積を変化させるようにした圧電/電歪膜型素子が知ら
れている。このような圧電/電歪膜型素子は、例えば、
インクジェットプリンターに使用されるプリントヘッド
のインクポンプなどとして利用されており、インクが供
給され、充填された加圧室内の圧力を圧電/電歪作動部
の変位によって上昇させることにより、加圧室内に連通
するノズル孔からインク微粒を打ち出し、印字するよう
になっている
【0003】 図4は、従来公知の圧電/電歪膜型素子
をアクチュエータとして用いたインクジェットプリント
ヘッド(一部分)の一例を示すもので、このインクジェ
ットプリントヘッドは、圧電/電歪アクチュエータ20
の複数個が一体となった圧電/電歪膜型チップ10と、
その複数の圧電/電歪アクチュエータ20のそれぞれに
対応する複数個のノズル孔12の開いたインクノズル部
材11とが接合一体化されて形成されたものであり、圧
電/電歪アクチュエータ20内に形成された加圧室30
に供給されたインクがインクノズル部材11に設けられ
たノズル孔12を通じて噴出されるようになっている。
【0004】 インクノズル部材11は、複数のノズル
孔12が設けられた薄肉平板状のノズルプレート13
と、複数のオリフィス孔14が設けられた同じく薄肉平
板状のオリフィスプレート15が、流路プレート16を
挟んで積層され、接着剤などで一体的に接合された構造
となっている。インクノズル部材11の内部には、ノズ
ル孔12にインクを導くインク噴出用流路17と、オリ
フィス孔14にインクを導くインク供給用流路18が形
成されている。なお、これらのインクノズル部材11は
通常プラスチックや金属により構成される。
【0005】 圧電/電歪アクチュエータ20は、セラ
ミックス基体21と、該セラミックス基体21に一体的
に形成された圧電/電歪作動部22とから構成される。
セラミックス基体21は、それぞれ薄肉平板状の閉塞プ
レート23と接続プレート24が、スペーサプレート2
5を挟んで重ね合され、一体的に構成されている。ここ
で、接続プレート24には、インクノズル部材11のオ
リフィスプレート15に形成されたオリフィス孔14に
対応する位置に第一連通開口部26および第二連通開口
部27がそれぞれ形成されている。
【0006】 スペーサプレート25には、窓部28が
複数形成されており、これらの各窓部28に対して、接
続プレート24に設けられた第一連通開口部26および
第二連通開口部27が開口されるように、スペーサプレ
ート25と接続プレート24が重ね合わされている。ま
た、スペーサプレート25の接続プレート24が重ね合
わされた側とは反対側の面には、閉塞プレート23が重
ね合わされており、この閉塞プレート23により窓部2
8の開口が覆蓋されている。このようにして、セラミッ
クス基体21の内部には、加圧室30が形成されてい
る。
【0007】 そして、セラミックス基体21には、閉
塞プレート23の外面上において、各加圧室30に対応
する部位にそれぞれ圧電/電歪作動部22が設けられて
いる。ここで、圧電/電歪作動部22は、下部電極3
1、圧電/電歪層32および上部電極33から成ってい
る。
【0008】 インクジェットプリントヘッドは圧電/
電歪膜型チップ10と、インクノズル部材11とが接合
一体化されて形成されるのであるが、この接合一体化の
際、圧電/電歪アクチュエータ20に設けた第一連通開
口部26及び第二連通開口部27などの連通孔と、イン
クノズル部材11における複数のオリフィス孔14など
の連通孔とが、正確な位置関係を保持しつつ接合一体化
される必要がある。
【0009】 このような圧電/電歪膜型チップ10と
インクノズル部材11との接合一体化にあたり、従来に
おいては、図5に示すように、圧電/電歪膜型チップ1
0の縁部にピン孔42を配設し、このピン孔42に組立
ピン(図示せず)を挿入することにより絶対的位置決め
を行ない、圧電/電歪膜型チップ10とインクノズル部
材11とを接合している。なお、43は補助孔であり、
ここに補助ピン(図示せず)を挿入して圧電/電歪膜型
チップ10とインクノズル部材11の回転ズレを防止す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、近年
においては、インクジェットプリンタの解像度の向上、
印刷速度性能の向上という要請がさらに強くなり、その
結果、圧電/電歪膜型チップ10の集積度がさらに高め
られるとともに多ノズル化が必要となり、それに伴って
圧電/電歪膜型チップ10の寸法の大型化がより求めら
れるようになってきた。このように圧電/電歪膜型チッ
プ10が大型化すると、ピン孔42が圧電/電歪膜型チ
ップ10の縁部に配設されている場合、ピン孔42と最
遠部に位置する圧電/電歪アクチュエータ20との距離
が長くなり、ピン孔42と圧電/電歪アクチュエータ2
0の連通孔との位置精度が低下するという問題が生じて
きた。これは、セラミックス基体21が、セラミックス
グリーンシートの成形、打ち抜き加工、積層および焼成
一体化により製造されているため、セラミックスの約2
0%の焼成収縮率が個体によってばらつき、圧電/電歪
膜型チップ10が大きくなるにつれてばらつきの絶対値
が大きくなったためである。
【0011】
【課題を解決するための手段】 従って、本発明の目的
とするところは、ピン孔と圧電/電歪アクチュエータの
連通孔との位置精度の低下を最小限に抑え、圧電/電歪
膜型チップがインクノズル部材と位置精度良く接合一体
化することができる圧電/電歪膜型チップを提供するこ
とにある。即ち、本発明によれば、少なくとも複数の窓
部からなる窓部配置パターンを有するスペーサープレー
トと、該窓部を覆蓋する薄肉の閉塞プレートが一体とな
っているセラミック基体と、前記閉塞プレートの外面上
で前記窓部の覆蓋部位に膜形成法によって層状に順次設
けた下部電極、圧電/電歪層及び上部電極より構成され
る圧電/電歪作動部とを備えた圧電/電歪膜型チップで
あって、前記窓部配置パターンの重心位置もしくはその
近傍に位置決めピン孔を設けたことを特徴とする圧電/
電歪膜型チップ、が提供される。
【0012】 また本発明においては、スペーサープレ
ートにおける窓部と、位置決めピン孔との最短距離A
が、 0.5×t≦A (t;スペーサープレートの板厚) を満たすことが好ましく、その場合には、上記tは0.
5mm以下が好ましい。なお、本発明において、スペー
サープレートとは、グリーンシートではなく、図4に示
す如く、出来上がりの圧電/電歪膜型チップに仮想線を
引いて特定する、仮想部分を指す。
【0013】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係る圧電/電歪
膜型チップについて、図面を参照しながら詳細に説明す
る。図1は本発明に係る圧電/電歪膜型チップの一実施
例を示す概略平面図、図2はインクジェットプリントヘ
ッドの一ノズル部の一例を示す断面説明図である。圧電
/電歪膜型チップ50は、圧電/電歪アクチュエータ5
1を多数集積して形成されており、圧電/電歪膜型チッ
プ50の窓部配置パターンの重心位置若しくはその近傍
に、位置決め用ピン孔52が設けられている。この位置
決め用ピン孔52は、図2に示すように、圧電/電歪ア
クチュエータ51における連通孔である第一連通開口部
54および第二連通開口部55と、インクノズル部材5
6における連通孔である複数のオリフィス孔57とを精
密に位置決めしつつ、圧電/電歪アクチュエータ51と
インクノズル部材56とを接合するために配設したもの
であり、具体的には、このピン孔52に組立ピン58を
挿入することにより位置決めして接合を行なう。
【0014】 このように、位置決め用ピン孔52を圧
電/電歪膜型チップ50の窓部配置パターンの重心位置
若しくはその近傍に設け、このピン孔52に組立ピン5
8を挿入することにより位置決めして接合を行なうと、
圧電/電歪膜型チップ50が大型化しても、ピン孔52
と最遠部に位置する圧電/電歪アクチュエータ51との
距離が従来のものに比して短くなるため、ピン孔52と
圧電/電歪アクチュエータ51の連通孔である第一連通
開口部54および第二連通開口部55と、インクノズル
部材56における連通孔である複数のオリフィス孔57
との位置精度の低下が最小限に抑えられ、圧電/電歪ア
クチュエータ51がインクノズル部材56と位置精度良
く接合一体化することができる。
【0015】 インクノズル部材56は、複数のノズル
孔60が設けられた薄肉平板状のノズルプレート61
と、複数のオリフィス孔57が設けられた同じく薄肉平
板状のオリフィスプレート62が、流路プレート63を
挟んで積層され、接着剤などで一体的に接合された構造
となっている。インクノズル部材56の内部には、ノズ
ル孔60にインクを導くインク噴出用流路64と、オリ
フィス孔57にインクを導くインク供給用流路65が形
成されている。そして、これらのインクノズル部材56
は金属、プラスチック等で構成されている。
【0016】 圧電/電歪アクチュエータ51は、セラ
ミックス基体70と、該セラミックス基体70に一体的
に形成された圧電/電歪作動部71とから構成されてい
る。セラミックス基体70は、それぞれ薄肉平板状の閉
塞プレート72と接続プレート73が、スペーサプレー
ト74を挟んで重ね合され、一体的に構成されている。
ここで、接続プレート73には、図4と同様に、インク
ノズル部材56のオリフィスプレート62に形成された
オリフィス孔57及びインク流路孔59に対応する位置
に、第一連通開口部54および第二連通開口部55がそ
れぞれ形成されている。
【0017】 スペーサープレート74には、窓部75
が複数形成され、これらの各窓部75に対して、接続プ
レート73に設けられた第一連通開口部54および第二
連通開口部55が開口されるように、スペーサープレー
ト74と接続プレート73が重ね合わされている。ま
た、スペーサープレート74の接続プレート73が重ね
合わされた側とは反対側の面には、閉塞プレート72が
重ね合わされており、閉塞プレート72により窓部75
の開口が覆蓋されて、セラミックス基体70の内部に、
加圧室80が形成されている。
【0018】 そして、セラミックス基体70には、閉
塞プレート72の外面上において、各加圧室80に対応
する部位に、圧電/電歪作動部71がそれぞれ設けられ
ている。ここで、圧電/電歪作動部71は、下部電極8
1、圧電/電歪層82および上部電極83から成ってお
り、図1〜2の実施例では、圧電/電歪層82の両端部
においてガラス層85が閉塞プレート72の外面上及び
/又は下部電極81の外面上を被覆するように設けられ
ている。なお、図1では、下部電極81は、圧電/電歪
アクチュエータ51を所定数並置した領域X、領域Yに
おいて、それぞれ共通して設置され、またガラス層85
も同様に、領域X、領域Yにおいて各圧電/電歪アクチ
ュエータ51を共通に被覆している。
【0019】 本発明において、位置決め用ピン孔52
を圧電/電歪膜型チップ50の窓部配置パターンの重心
位置若しくはその近傍に設ける場合、図3に示すよう
に、セラミックス基体70の内部に形成した加圧室80
(即ち、図2におけるスペーサープレート74の窓部7
5)とピン孔52との最短距離Aが、 0.5×t≦A (t;スペーサープレート74の板厚)を満たすような
範囲であることが、圧電/電歪膜型チップ50の製品欠
陥を防ぐ観点から好ましい。
【0020】 これは、Aがこの範囲を超えて小さい
と、位置決め用の組立ピン58が位置決め用ピン孔52
に入る際の機械的衝撃がこの最短距離部に直接または間
接的に加わり、そのためにこの最短距離部付近に割れ、
欠け等の欠陥が発生する可能性が急激に上昇するためで
ある。図2に見られる如く、接続プレート73における
位置決め用ピン孔52と第二連通開口部55との最短距
離であるBの方が上記Aより小さくなる可能性が設計上
生じる場合があるが、第二連通開口部55は開口平面形
状が円形であるため、応力バランスが長円である窓部形
状よりも優れているためか、割れ、欠け等の欠陥はA>
Bであっても、Aの上記条件に依存する。
【0021】 また本発明においても、図5に示すよう
な補助孔43と同様に、図1、図3に示すごとく、補助
孔86を設けている。なお、ここで、窓部配置パターン
100とは、図3に示す如く、スペーサープレート74
における窓部の平面的配置に関し、スペーサープレート
74における全窓部を包含する多角形で最少角数のもの
を云う。
【0022】 また、位置決め用ピン孔が重心位置の近
傍とは、最も好ましいのは重心位置であるが、その位置
が他の重要機能部分で占められている場合、その重要機
能部分から外れて且つ重心位置からできるだけ近い領域
範囲の位置を云う。なお、この場合、スペーサープレー
ト74の板厚は0.5mm以下が好ましい。
【0023】 本発明において、セラミックス基体70
は、セラミックスの一体焼成品として形成されるもので
ある。具体的には、先ず、セラミックス原料とバインダ
ー並びに溶媒等から調製されるセラミックススラリーか
ら、ドクターブレード装置等の一般的な装置を用いてグ
リーンシートを成形する。次いで、必要に応じて、グリ
ーンシートに切断・切削・打抜き等の加工を施して、窓
部75や第一連通開口部54および第二連通開口部55
等を形成し、各プレート72、73、74の前駆体を形
成する。そして、それら各前駆体を積層、焼成すること
によって、一体的なセラミックス基体70が得られる。
【0024】 セラミックス基体70を構成する材質と
しては、特に限定されるものではないが、成形性等の観
点から、アルミナ、ジルコニアが好適に使用される。ま
た、閉塞プレート72の板厚は好ましくは50μm以下
であり、接続プレート73の板厚は好ましくは10μm
以上であり、さらに、スペーサープレート74の板厚は
好ましくは50μm以上で、かつ上述のように500μ
m以下である。
【0025】 また、圧電/電歪作動部71は、閉塞プ
レート72上に、下部電極81、圧電/電歪層82およ
び上部電極83から構成され、この圧電/電歪作動部7
1は、通常、膜形成法によって形成される。すなわち、
この閉塞プレート72の外面上に、下部電極81、圧電
/電歪層82および上部電極83が、公知の各種の膜形
成法、例えば、スクリーン印刷、スプレー等の厚膜形成
方法、イオンビーム、スパッタリング、CVD等の薄膜
形成方法によって形成される。
【0026】 このように形成された各膜(下部電極8
1、圧電/電歪層82および上部電極83)は、次いで
熱処理(焼成)に付されるが、かかる熱処理は、それぞ
れの膜の形成の都度行なってもよく、あるいは全部の膜
を形成した後、同時に行なってもよい。圧電/電歪作動
部71を構成する下部電極81および上部電極83の材
料としては、熱処理(焼成)温度程度の高温酸化雰囲気
に耐え得る導体であれば、特に限定はなく、例えば、金
属単体でも合金であってもよい。導電性セラミックスで
あってもよい。具体的には、白金、金、パラジウム等の
高融点貴金属類などを好適なものとして挙げることがで
きる。
【0027】 また、圧電/電歪作動部71を構成する
圧電/電歪層82の材料としては、圧電あるいは電歪効
果等の電界誘起歪を示す材料であれば、何れの材料であ
ってもよい。具体的には、ジルコン酸チタン酸鉛(PZ
T系)を主成分とする材料、マグネシウムニオブ酸鉛
(PMN系)を主成分とする材料、ニッケルニオブ酸鉛
(PNN系)を主成分とする材料などが好ましく用いら
れる。圧電/電歪作動部71の厚さは、一般に100μ
m以下で、下部電極81、上部電極83の厚さは一般に
20μm以下、好ましくは5μm以下が望ましく、さら
に圧電/電歪層82の厚さは、低作動電圧で大きな変位
を得るために、好ましくは50μm以下、更に好ましく
は3μm以上40μm以下である。
【0028】 以上、本発明の実施例について詳述して
きたが、本発明はこれらの実施例によって何らの限定を
も受けるものでないことは言うまでもないところであ
る。また、本発明には、上記の実施例の他にも、本発明
の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づ
いて種々の変更、修正、改良等を加えうるものであるこ
とが理解されるべきである。
【0029】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明の圧電/
電歪膜型チップによれば、位置決め用ピン孔を圧電/電
歪膜型チップの窓部配置パターンの重心位置若しくはそ
の近傍に設けたので、ピン孔を用いて位置決めし接合を
行なうと、圧電/電歪膜型チップが大型化しても、ピン
孔と最遠部の圧電/電歪アクチュエータとの距離が従来
のものに比して短くなるため、ピン孔と圧電/電歪アク
チュエータの連通孔との位置精度の低下が最小限に抑え
られ、圧電/電歪アクチュエータとインクノズル部材と
を位置精度良く接合一体化することができるという顕著
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る圧電/電歪膜型チップの一実施
例を示す概略平面図である。
【図2】 インクジェットプリントヘッドの一ノズル部
の一例を示す断面説明図である。
【図3】 スペーサープレートにおけるピン孔と窓部と
の位置関係を示す説明図である。
【図4】 従来公知の圧電/電歪膜型素子をアクチュエ
ータとして用いたインクジェットプリントヘッド(一部
分)の一例を示す断面図である。
【図5】 従来の圧電/電歪膜型チップを示す平面説明
図である。
【符合の説明】
50…圧電/電歪膜型チップ、51…圧電/電歪アクチ
ュエータ、52…位置決め用ピン孔、54…第一連通開
口部、55…第二連通開口部、56…インクノズル部
材、60…ノズル孔、61…ノズルプレート、62…オ
リフィスプレート、63…流路プレート、70…セラミ
ックス基体、71…圧電/電歪作動部、72…閉塞プレ
ート、73…接続プレート、74…スペーサープレー
ト、75…窓部、80…加圧室、81…下部電極、82
…圧電/電歪層、83…上部電極、85…ガラス層、8
6…補助孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤羽 富士男 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 鴨井 和美 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 品田 聡 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 武内 幸久 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 高橋 伸夫 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数の窓部からなる窓部配置
    パターンを有するスペーサープレートと、該窓部を覆蓋
    する薄肉の閉塞プレートが一体となっているセラミック
    基体と、 前記閉塞プレートの外面上で前記窓部の覆蓋部位に膜形
    成法によって層状に順次設けた下部電極、圧電/電歪層
    及び上部電極より構成される圧電/電歪作動部とを備え
    た圧電/電歪膜型チップであって、 前記窓部配置パターンの重心位置もしくはその近傍に位
    置決めピン孔を設けたことを特徴とする圧電/電歪膜型
    チップ。
  2. 【請求項2】 前記スペーサープレートにおける窓部
    と、前記位置決めピン孔との最短距離Aが、 0.5×t≦A (t;スペーサープレートの板厚) を満たすことを特徴とする請求項1記載の圧電/電歪膜
    型チップ。
  3. 【請求項3】 前記スペーサープレートの板厚が0.5
    mm以下である請求項1記載の圧電/電歪膜型チップ。
JP8194737A 1995-07-24 1996-07-24 圧電/電歪膜型チップ Pending JPH09187931A (ja)

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