JPH09188004A - 文字入力装置 - Google Patents

文字入力装置

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JPH09188004A
JPH09188004A JP8000317A JP31796A JPH09188004A JP H09188004 A JPH09188004 A JP H09188004A JP 8000317 A JP8000317 A JP 8000317A JP 31796 A JP31796 A JP 31796A JP H09188004 A JPH09188004 A JP H09188004A
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JP
Japan
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kanji
character
code
input
width
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Pending
Application number
JP8000317A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Watanabe
健二 渡邊
Takanobu Kameda
登信 亀田
Tomoyuki Niimura
朋之 新村
Hitoshi Hayama
均 羽山
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Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
Original Assignee
Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP96120915A priority patent/EP0782064B1/en
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Priority to TW086101662A priority patent/TW366461B/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ひらがな入力モードにおけるスペースの入力
操作性及び多様性を良好にする。 【解決手段】 本発明の文字入力装置は、(1) 半角スペ
ースと、全角スペースのコードを、一方のコードを読み
コードとした変換先の漢字コードとして記憶しているか
な漢字変換情報記憶手段と、(2) 仮確定文字に対する漢
字への変換指令を発生する漢字変換指令手段と、(3) 仮
確定文字に対して、漢字への変換指令が与えられたと
き、その仮確定文字のコードを読みコードとしてかな漢
字変換情報記憶手段をアクセスして漢字候補を取出し、
取出した漢字候補を複数同時に又は1個ずつユーザに提
示するものであって、仮確定文字が一方のスペースの場
合、半角スペース及び全角スペースを漢字候補として取
出す漢字候補取出手段とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力された文字を取
込む文字入力装置に関し、例えば、入力文字列に対応し
た凹凸を印面部材に形成される印章作成装置や、テープ
に入力文字列を印刷するテープ印刷装置等に適用し得る
ものである。
【0002】
【従来の技術】印章作成装置の転写対象物は印面部材で
あり、また、テープ印刷装置の印刷物はラベルであり、
ユーザは、これら装置に対しては、他の文字情報処理装
置による転写、印刷対象物以上に各種の文字サイズの文
字を混在させることを求めることが多く、そのため、印
章作成装置やテープ印刷装置においては多様な文字サイ
ズを用意しており、部分的に文字サイズを変更すること
も容易にできるようになされている。このような多様な
文字サイズには、縦横同じドット数の文字サイズだけで
なく、横方向に縮めた文字サイズも存在する。このよう
に全角文字の文字サイズの種類が多く、その切換えも容
易にできるため、従来のテープ印刷装置では半角文字が
用意されておらず、半角文字程度の大きさの文字をユー
ザが求めるときにはより小さい全角の文字サイズで応じ
ることをユーザに求めていた。
【0003】そのため、スペースについても、全角文字
と同じ大きさの空白を空けることを指示するもの(以
下、全角スペースと呼ぶ)だけが用意されていた。
【0004】印章作成装置やテープ印刷装置において
は、いわゆるワープロ等の一般的文章を印刷する文字情
報処理装置とは異なり、入力文字列に一般的な文章で生
じるような段落換えが存在しないことが多く、入力文字
列にスペースが存在することは少ない。入力文字列にス
ペースが存在する場合としては、氏名の文字列において
氏と名とを明確に区別させる場合や、会社の部課名の文
字列において部と課と明確に区別させる場合等、ある程
度限られる。印章作成装置やテープ印刷装置において
は、文字数に応じて、文字間ピッチを自動的に決める機
能を備えており、この機能が適用された場合において、
上述したような氏と名の間や、部と課との間を明確に区
別させるようにスペースを設けた場合、全角スペースを
適用しているために、このスペース部分の空白がかなり
大きくなり、ユーザの多くが違和感を抱く結果物が形成
されることがある。例えば、氏2文字、名2文字では全
角スペースを採用し、氏2文字、名3文字では半角スペ
ースを採用したくなることも生じる。
【0005】このような課題を可決できる装置として、
他の文字については全角文字だけを用意していても、ス
ペースについては、全角スペースに加えて、横方向にそ
の半分の大きさを有する半角スペースを用意している装
置が既に提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、全角スペー
スか半角スペースかを選択して入力する場合は、上述し
たように、氏名を入力する場合等、前後が漢字のことが
多い。この場合において、スペースはアルファベット文
字と同様にかな漢字変換対象ではないので、前側の漢字
を確定した後、スペースを入力し、後側の漢字を確定す
るという入力手順になり、漢字確定動作を後でまとめて
行なうということができない。
【0007】また、2種類のスペース用の操作キー等を
別個に設けることは、操作を混乱させる恐れがあるの
で、従来においては、基本的な方の全角スペース(又は
半角スペース)だけの入力を通常の入力操作に対応付け
ており、他方の半角スペース(又は全角スペース)につ
いては、記号選択操作によって入力させるようにしてい
る。そのため、上述したようなスペース前後に漢字を入
力する場合において、入力するスペースが基本的なスペ
ースでない場合には、その入力操作がかなり繁雑とな
る。
【0008】このような基本的には半角文字を用意して
いないために生じる課題は、数字のについても同様に生
じている。例えば、月日を規定する2桁数字のそれぞれ
を半角数字で入力することが求められることもあるが、
この場合にも、漢字確定動作を通して実行できない、半
角数字を記号入力で選択しなければならないという課題
がある。
【0009】また、印章作成装置やテープ印刷装置への
入力文字列は、一般の文章とは異なっている。そのた
め、ユーザが、日本文の決まりに反して、カンマやピリ
オド等を使うことを欲することがある。例えば、カンマ
によって、前後の日本語単語を切り分けることを欲する
ことがある。この場合にも、漢字確定動作を通して実行
できないという課題が生じる。
【0010】第1の本発明は、以上の点を考慮してなさ
れたものであり、全角スペース及び半角スペースを選択
的に入力させるための操作性を向上させた文字入力装置
を提供しようとしたものである。
【0011】また、第2の本発明は、以上の点を考慮し
てなされたものであり、全角数字及び縮小数字を選択的
に入力させるための操作性を向上させた文字入力装置を
提供しようとしたものである。
【0012】さらに、第3の本発明は、以上の点を考慮
してなされたものであり、日本文用区切り記号及びそれ
に対応した欧文用区切り記号を選択的に入力させるため
の操作性を向上させた文字入力装置を提供しようとした
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明の文字入力装置は、(1) 通常の文字サ
イズの半分の文字サイズが割当てられている半角スペー
スと、通常の文字サイズと同一の文字サイズが割当てら
れている全角スペースのコードを、一方のコードを読み
コードとした変換先の漢字コードとして記憶しているか
な漢字変換情報記憶手段と、(2) 仮確定文字に対する漢
字への変換指令を発生する漢字変換指令手段と、(3) 仮
確定文字に対して、漢字への変換指令が与えられたと
き、その仮確定文字のコードを読みコードとして上記か
な漢字変換情報記憶手段をアクセスして漢字候補を取出
し、取出した漢字候補を複数同時に又は1個ずつユーザ
に提示するものであって、仮確定文字が上記一方のスペ
ースの場合、半角スペース及び全角スペースを漢字候補
として取出す漢字候補取出手段とを有することを特徴と
する。
【0014】第1の本発明の文字入力装置においては、
半角スペース及び全角スペースをかな漢字変換対象と
し、かな漢字変換動作を通じて、半角スペース又は全角
スペースを選択入力するようにした。これにより、例え
ば、漢字、スペース、漢字の順に文字列を入力する場合
の操作性を良好なものにできる。
【0015】また、上記課題を解決するため、第2の本
発明の文字入力装置は、(1) 通常の文字サイズより横方
向だけが小さい文字サイズが割当てられている縮小数字
(半角数字には限定されない)と、通常の文字サイズと
同一の文字サイズが割当てられている全角数字のコード
を、全角数字のコードを読みコードとした変換先の漢字
コードとして記憶しているかな漢字変換情報記憶手段
と、(2) 仮確定文字に対する漢字への変換指令を発生す
る漢字変換指令手段と、(3) 仮確定文字に対して、漢字
への変換指令が与えられたとき、その仮確定文字のコー
ドを読みコードとしてかな漢字変換情報記憶手段をアク
セスして漢字候補を取出し、取出した漢字候補を複数同
時に又は1個ずつユーザに提示するものであって、仮確
定文字が上記全角数字の場合、縮小数字及び全角数字を
漢字候補として取出す漢字候補取出手段とを有すること
を特徴とする。
【0016】第2の本発明の文字入力装置においては、
縮小数字及び全角数字をかな漢字変換対象とし、かな漢
字変換動作を通じて、縮小数字又は全角数字を選択入力
するようにした。これにより、例えば、漢字、数字、漢
字の順に文字列を入力する場合の操作性を良好なものに
できる。
【0017】さらに、上記課題を解決するため、第3の
本発明の文字入力装置は、(1) 日本文で用いられる句点
や読点やかぎ括弧等の日本文用区切り記号と、それに対
応した欧文用区切り記号のコードを、日本文用区切り記
号のコードを読みコードとした変換先の漢字コードとし
て記憶しているかな漢字変換情報記憶手段と、(2) ひら
がな入力モードで入力された日本文用区切り記号を漢字
への変換が可能な仮確定文字として取込む文字取込手段
と、(3) 仮確定文字に対する漢字への変換指令を発生す
る漢字変換指令手段と、(4) 仮確定文字に対して、漢字
への変換指令が与えられたとき、その仮確定文字のコー
ドを読みコードとして上記かな漢字変換情報記憶手段を
アクセスして漢字候補を取出し、取出した漢字候補を複
数同時に又は1個ずつユーザに提示するものであって、
仮確定文字が日本文用区切り記号の場合、日本文用区切
り記号及びそれに対応した欧文用区切り記号を漢字候補
として取出す漢字候補取出手段とを有することを特徴と
する。
【0018】第3の本発明の文字入力装置においては、
日本文用区切り記号及びそれに対応した欧文用区切り記
号をかな漢字変換対象とし、かな漢字変換動作を通じ
て、日本文用区切り記号及びそれに対応した欧文用区切
り記号を選択入力するようにした。これにより、例え
ば、漢字、区切り記号(特に欧文用区切り記号)、漢字
の順に文字列を入力する場合の操作性を良好なものにで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明による文字入力装置
を印章作成装置に適用した一実施形態を図面を参照しな
がら詳述する。
【0020】この実施形態の印章作成装置は、大きく
は、図2に示す電気的構成部(情報処理部や印影転写制
御部など)と、図3に示す機構的光学的構成部(印刷部
や光線照射部など)とから構成されている。なお、図3
は印章本体の構成をも示している。また、図4には、当
該印章作成装置の斜視図を示している。
【0021】まず、この実施形態の電気的構成部を図2
のブロック図及び図4の斜視図を参照しながら説明す
る。
【0022】この電気的構成部は、主として、印影模様
情報を取り込んで機構的光学的構成部を制御するための
ものであって、一種の情報処理装置に該当するものであ
り、他の情報処理装置と同様に、大きくは、入力部1
0、制御部20及び出力部30から構成されている。制
御部20は、入力部10からの情報やその時点の処理段
階等に応じた処理を実行し、その処理結果等に応じて出
力部30を介して機構的光学的構成部を制御するもので
ある。
【0023】入力部10は、キー入力部11と、装置の
状態を切り換える切換スイッチ12と、各種の検出セン
サ群13とから構成されている。
【0024】切換スイッチ12は、例えばダイヤルスイ
ッチで構成されており、電源オン、電源オフ、印章本体
(印面部材)への露光起動、印章本体を収容する空間部
の蓋体65の開放を指示したりするものである。検出セ
ンサとしては、印章種類を検出するものや、インクリボ
ンの装着を検出するものや、後述する製版シートの装着
や位置を検出するものが設けられている。
【0025】キー入力部11は、大きくは、文字入力の
ための一般的な操作信号を出力する選字ダイヤル部11
Bと、文字入力以外の機能に係る操作信号や、入力文字
の削除や記号文字入力等の文字入力のための特殊な操作
信号を出力する機能キー部11Aとからなる。
【0026】ここで、選字ダイヤル部11Bは、図5に
示すように、上方から見た場合、中央の円形な選択改行
キー80と、その周囲の円環部分が4分割されてなるカ
ーソル移動キー81〜84と、さらに、その周囲の円環
部分でなる選字ダイヤル85とから構成されている。図
5は、選字ダイヤル部11Bにおける文字割当てや文字
入力機能の割当てを示しているものである。なお、図5
は、図面の表記上の簡便さから円形、円環状の部分を矩
形で示している。
【0027】選字ダイヤル85は、時計周り及び半時計
周りに回転可能なものであり、例えば、周方向に54分
割された角度を単位角として位置決めできるものであ
る。選字ダイヤル85には、図5に示すように、外周に
は「あいうえお…」が内周には「ABCDE…」が印刷
されており、文字指定マーク86が指向する位置の文字
信号を制御部20に送出するものである。なお、同一単
位角に割当てられている、例えば「あ」及び「A」につ
いての文字信号は同じものであり、制御部20は、その
時点で内部に保持している文字種信号に応じて「あ」が
入力されたか「A」が入力されたかを決定する。
【0028】ここで、後述する全角スペースや全角数字
や文章の区切り記号(句点やピリオドや読点やカンマ
等)も選字ダイヤル85での選択対象となっている。
【0029】選択改行キー80は押下キーとなってお
り、この選択改行キー80には、「選択」及び「改行」
という文字が印刷されている。制御部20は、確定文字
だけを含む行にカーソルが位置している状態で選択改行
キー80が操作された場合には改行動作を実行し、それ
以外の場合には選択動作を実行する。
【0030】上方向へのカーソル移動キー(カーソル上
移動キー)81は押下キーとなっており、「↑」及び
「無変換」という文字が印刷されている。制御部20
は、カーソル上移動キー81が操作された場合には、無
変換動作もカーソル上移動動作も受付けられない文字入
力状態では警告を発し、それ以外のカーソル上移動動作
を受付けられない文字入力状態では無変換動作を実行
し、その他の文字入力状態でカーソル上移動動作を実行
する。
【0031】また、左方向へのカーソル移動キー(カー
ソル左移動キー)82は押下キーとなっており、このカ
ーソル左移動キー82には、「←」及び「小文字」とい
う文字が印刷されている。制御部20は、カーソル左移
動キー82が操作された場合には、小文字変換(アルフ
ァベット入力時の大文字復帰を含む)動作もカーソル左
移動動作も受付けられない文字入力状態では警告を発
し、それ以外のカーソル左移動動作を受付けられない文
字入力状態では小文字変換動作を実行し、その他の文字
入力状態でカーソル左移動動作を実行する。
【0032】さらに、下方向へのカーソル移動キー(カ
ーソル下移動キー)83は、押下キーとなっており、こ
のカーソル下移動キー83には、「↓」及び「変換 読
み短縮」という文字が印刷されている。制御部20は、
カーソル下移動キー83が操作された場合には、かな漢
字変換動作もカーソル下移動動作も受付けられない文字
入力状態では警告を発し、それ以外のカーソル下移動動
作を受付けられない文字入力状態ではかな漢字変換動作
を実行し、その他の文字入力状態でカーソル下移動動作
を実行する。
【0033】さらにまた、右方向のカーソル移動キー
(カーソル右移動キー)84は押下キーとなっており、
このカーソル右移動キー84には、「→」及び「あア
A」という文字が印刷されている。制御部20は、カー
ソル右移動キー84が操作された場合には、ひらがな、
カタカナ、アルファベット間を切り替えるあアA変換動
作もカーソル右移動動作も受付けられない文字入力状態
では警告を発し、それ以外のカーソル右移動動作を受付
けられない文字入力状態ではあアA変換動作を実行し、
その他の文字入力状態でカーソル右移動動作を実行す
る。
【0034】出力部30は、後述する機構的光学的構成
部の各部を駆動制御する機構的光学的構成部駆動回路群
31と、表示装置33の駆動回路32とから構成されて
おり、各駆動回路31、32は制御部20の制御下で対
応する構成部分を駆動する。
【0035】表示装置33は、図6に示すように、例え
ば6文字表示可能な液晶ディスプレイ33Aと、この液
晶ディスプレイ33Aの周囲に配置されたLEDでなる
複数のインジケータ33B−1〜33B−nとからな
る。液晶ディスプレイ33Aには、ユーザに対するガイ
ダンスメッセージや、ユーザが入力している文字列が表
示される。各インジケータ33B−1、…、33B−n
に関連した装置の表面には、そのインジケータに割り当
てられている属性や状態を示す文字33C−1、…、3
3C−nが印刷されており、対応するインジケータ33
B−1、…、33B−nの点灯、消灯、点滅によって現
在の属性や状態の内容を示すようになされている。
【0036】この実施形態の場合、文字入力時の表示画
面では、基本的には、液晶ディスプレイ33Aの5番目
の文字表示位置33A−5にカーソルを固定表示するカ
ーソル固定表示方式を採用しており、また、選字ダイヤ
ル85が指示している入力候補文字の表示位置は、液晶
ディスプレイ33Aの6番目の文字表示位置33A−6
に定められている。さらに、液晶ディスプレイ33Aに
対する各文字の表示態様としては、「ポジ表示」と、
「ネガ表示」と、これらを繰返す「点滅表示」とがあ
る。「ポジ表示」は確定文字や準確定文字の表示態様で
あり、「ネガ表示」は仮確定文字の表示態様であり、
「点滅表示」は選字ダイヤル85が指示している入力候
補文字の表示態様である。なお、以下では、必要に応じ
て、「ポジ表示」対象の文字(確定文字や準確定文字)
を「ポジ文字」と呼び、「ネガ表示」対象の文字(仮確
定文字)を「ネガ文字」と呼び、「点滅表示」対象の文
字(入力候補文字)を「点滅文字」と呼ぶ。
【0037】なお、機構的光学的構成部駆動回路群31
は、種々の駆動回路からなっているが、ここではまとめ
て示している。機構的光学的構成部の要素の内には、後
述するように、駆動制御が必要な構成要素が種々あり、
実際上は、その各構成要素毎に駆動回路は存在する。
【0038】制御部20は、例えばマイクロコンピュー
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース25及び出力インタフ
ェース26がシステムバス27を介して接続されて構成
されている。
【0039】ROM22には、CPU21が実行する文
字入力用の処理プログラム(図1、図10、図11及び
図 参照)を含めた印章作成のための各種の処理プログ
ラムや、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格
納されている。
【0040】この実施形態の場合、かな漢字変換用辞書
データには、図7に示すように、一般的なかな漢字変換
用のデータだけでなく、スペース、数字、文章区切り記
号についてのデータも格納されている。半角スペースの
コードを読みコードとした候補漢字コードのエリアに
は、全角スペース及び半角スペースのコードが格納され
ている。また、全角数字「1」のコードを読みコードと
した候補漢字コードのエリアには、全角数字「1」、半
角数字「1」及び1/3縮小数字「1」のコードが格納
されている。さらに、句点のコードを読みコードとした
候補漢字コードのエリアには、句点及びピリオドのコー
ドが格納されている。1/3縮小数字は、全角数字を横
方向に1/3縮小したと同様な印刷結果が得られる数字
である。
【0041】RAM23は、CPU21によってワーキ
ングメモリとして用いられるものであり、また、ユーザ
入力に係る固定データが格納されるものである。RAM
23は、電源オフ時にもバックアップされている。
【0042】CG−ROM24は、当該印章作成装置に
用意されている文字や記号のドットパターン(フォン
ト)を格納しているものであり、文字や記号を特定する
コードデータが与えられたときに対応するドットパター
ンを出力するものである。ここで、表示用のフォントと
して、図示は省略するが、半角スペースのフォントと、
半角数字や1/3縮小数字のフォントも用意されてい
る。これらフォントも通常の1文字分の大きさのフォン
トとして用意されている。
【0043】入力インタフェース25は、入力部10及
び制御部20間のインタフェースを行なうものであり、
出力インタフェース26は、出力部30及び制御部20
間のインタフェースを行なうものである。
【0044】CPU21は、入力部10からの入力信号
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を表示装置33に
表示させたり、機構的光学的構成部(図3)の各部を駆
動して印章を作成させたりする。
【0045】図8は、入力インタフェース25が備えて
いるバッファと、RAM23に文字入力用として用意さ
れる各種のバッファ等を示したものである。文字入力の
ためのバッファ構成は任意であるが、ここでは、図8に
示すものとする。
【0046】入力インタフェース25は、選字ダイヤル
85からの文字信号をバッファリングする選字ダイヤル
バッファ90と、押下キー80〜85からの操作信号を
バッファリングする押下キーバッファ91とを備えてい
る。
【0047】RAM23には、かな漢字変換時の漢字候
補をバッファリングする漢字候補バッファ92と、選字
ダイヤルバッファ90にバッファリングされている文字
信号を「ひらがな」、「カタカナ」又は「アルファベッ
ト」として取込むかの情報をバッファリングしている第
1の文字種バッファ93Aと、選字ダイヤルバッファ9
0にバッファリングされている文字信号を大文字又は小
文字として取込むかの情報をバッファリングしている第
2の文字種バッファ93Bと、入力された文字列を、各
文字が確定文字か準確定文字かの情報と共に格納するテ
キストエリア94と、カーソルの位置情報をバッファリ
ングしているカーソル位置バッファ95と、液晶ディス
プレイ33Aに表示させる内容をバッファリングしてい
る表示バッファ96と、ネガ文字(仮確定文字)をバッ
ファリングしているネガ文字バッファ97とが用意され
ている。
【0048】次に、機構的光学的構成部及び印章本体の
構成を、図3を参照しながら説明する。
【0049】印章本体40は、棒状の台木41と、印面
部材凸部と紙面とのなじみを高めるためのスポンジ部材
43と、平板状の印面部材42とから構成されている。
印面部材42は、紫外線に無反応なベース層42Aと紫
外線硬化樹脂層42Bとからなり、紫外線硬化樹脂層4
2Bが外部に露出するようになされている。紫外線硬化
樹脂層42Bは、硬化した部分以外が所定の液体によっ
て除去できる。
【0050】図3に示す機構的光学的構成部は、大きく
は、印刷構成と紫外線照射構成とからなっている。
【0051】印刷構成は熱転写方式に従うものであり、
固定型印刷ヘッド50と、プラテンローラ51と、イン
クリボン52と、供給リール53と、巻取リール54
と、インクリボン52の進行方向変換用のローラ55等
からなっている。さらには、製版シート(図9参照)の
挿入孔56や、製版シートの排出孔57や、製版シート
の挿入孔56から挿入された製版シートを印刷位置に案
内する案内部材(製版シートの装着や位置を検出する検
出センサを含む)58や、印刷位置から走行されてきた
インクリボン52及び製版シートを分離し、分離された
製版シートを排出孔57に案内する分離機構59を備え
ている。
【0052】製版シート60は、図9に角形印用のもの
を示すように、背面に接着剤が塗布されているシート本
体62と、その背面に設けられている剥離紙61とから
なる。製版シート60は、印章の種類に拘らず、同じ大
きさのものであり、印刷開始位置の基準を与える透孔6
3A、63Bが対称的に穿設されている。シート本体6
2は、印章の種類によって異なる印面部材42の外形と
同じ形状の部分62Aと、その他の部分62Bとにハー
フカットにより切り分かれており、部分62Aだけを分
離して剥せるようになされている。製版シート60が挿
入孔56から差し込まれたときには、この製版シート6
0の端部とインクリボン52とが重ね合わされて、印刷
ヘッド50及びプラテンローラ51間の印刷位置に位置
する。
【0053】印刷ヘッド50は、制御部20からの制御
下で、発熱駆動回路(図2符号31参照)が駆動動作し
たときに発熱してインクリボン52のインクを製版シー
ト60に転写させるものである。
【0054】ここで、熱転写方式のインクリボン52に
おいては、転写された部分はインクがなくなって透明と
なる。すなわち、転写後のインクリボン52は、紫外線
を透過できる部分(インクが除去された部分)と紫外線
の透過を阻止する部分(インクが残っている部分)とか
らなる。そこで、印影模様を印刷処理し、印影模様に応
じた部分が透明となった転写後のインクリボン52をネ
ガフィルムとして利用することとした。
【0055】製版時において、印刷ヘッド50及びプラ
テンローラ51でなる印刷部を通過した重ね合わされた
状態のインクリボン52及び製版シート60は、プラテ
ンローラ51(又は図示しない駆動ローラ)によって分
離機構59に達し、この分離機構59によってインクリ
ボン52及び製版シート60が分離される。
【0056】分離された製版シート60は排出孔57に
送り出される。一方、分離されたインクリボン52は、
印章本体40の紫外線硬化樹脂層42Bに対向する位置
で停止されるようになされている。このような製版時に
おいて走行されたインクリボン52は、巻取リール54
によって巻き取られるようになされている。
【0057】排出孔57から排出された製版シート60
における印刷部分62Aを剥がして印章本体40の頂部
に張り付けることにより、当該印章本体40がどのよう
な印面を有するものであるかを視認させることができ
る。
【0058】紫外線照射構成として、紫外線照射光源
(例えば放物面鏡を有する)70が例えば固定的に設け
られており、制御部20によって点灯及び消灯が制御さ
れる。また、進退動する透明板71が、インクリボン5
2を挾んで、印面部材42の紫外線硬化樹脂層42Bの
反対側に設けられている。透明板71は、進動位置(切
換スイッチ12が露光起動を指示しているときにとる位
置)でネガフィルムとして機能するインクリボン52と
紫外線硬化樹脂層42Bとの密着性を高め、退動位置で
インクリボン52の走行を邪魔をしないようになされて
いる。
【0059】次に、この実施形態の印章作成装置を用い
て印章を作成させるユーザが行なう一般的な手順の流れ
を説明する。
【0060】ユーザは、切換スイッチ12を操作して電
源をオンした後、キー入力部11の各種のキーを操作し
て印影模様情報(文字列)を入力させる。印影模様情報
の入力は、印影を構成する文字列の入力だけでなく、文
字の書体や縦書き横書きや文字サイズなどの各種の属性
の入力も伴なう。
【0061】ユーザは、印影模様情報の入力が終了する
と、一般的にはキー入力部11のレイアウト表示キーを
操作してレイアウト表示を実行させ、印影が所望するも
のであるか否かを確認する。レイアウト表示によって、
印影の妥当性を確認したユーザは、製版シート60を挿
入孔56から突き当たるまで挿入した後、キー入力部1
1の製版キーを操作して、製版処理を実行させて、イン
クリボン52にネガフィルムを作成させる。CPU21
は、製版キーが操作されたときには、入力文字列に係る
各種の属性に応じて、入力文字列をRAM23上の印刷
バッファに展開した後、印刷ヘッド50やプラテンロー
ラ51などを駆動して印刷を実行させてネガフィルムを
作成し、そのネガフィルムを印面部材42の対向位置ま
で搬送させる。
【0062】製版処理が終了すると、ユーザは、切換ス
イッチ12を操作して露光を指示する。CPU21は、
紫外線照射光源70を起動して紫外線を印面部材42に
照射させ、この際、装着されている印章本体40の種類
に応じて定まる照射時間が経過するまで照射を継続さ
せ、所定の照射時間の経過時に露光終了メッセージを表
示させると共に、紫外線照射光源70からの紫外線の照
射を停止させる。このような露光処理によって、印面部
材42の紫外線硬化樹脂層42Bは、印影模様に応じた
部分だけが硬化する。
【0063】露光が終了すると、ユーザは、切換スイッ
チ12を操作して蓋体65の開放を指示し、蓋体65が
開放されると、露光済みの印章本体40を取り出す。そ
の後、所定液体(例えば水)を収容している容器に、取
り出した印章本体40の印面部材42を浸漬させて往復
動させて洗うことにより、非硬化部分を除去させて印面
部材42に凹凸を形成させる。その後、布等で所定液体
を印章本体40から拭き取ることにより、印章を完成さ
せる。
【0064】この実施形態は、かな漢字変換対象を増大
させたことに特徴を有するものである。以下では、かな
漢字変換対象を増大させたことで影響を受けた処理を順
次説明する。
【0065】図10は、選字ダイヤル85がスペース
(半角スペース)を示しており、選字ダイヤルバッファ
90にスペースのコードが格納されている状況で、選択
改行キー80が操作されて押下キーバッファ91に格納
され、CPU21に割込みを掛けた際の処理を示してい
る。なお、図10では、選択指令か改行指令かの判別ス
テップは省略しており、選択指令が与えられたとしての
処理を示している。
【0066】CPU21はまず、第1の文字種バッファ
93Aの格納内容に基づき、現在の文字入力モードがひ
らがな入力モードであるか、それ以外のカタカナ入力モ
ード又はアルファベット入力モードかを判別する(ステ
ップ100)。
【0067】ひらがな入力モードであると、選字ダイヤ
ルバッファ90に格納されているスペースコードに数ビ
ットを付加して半角スペースコードに変換してネガ文字
バッファ97に仮確定文字として格納させると共に、選
字ダイヤルバッファ90をクリアし(ステップ10
1)、その後、カーソル位置バッファ95、テキストエ
リア94及びネガ文字バッファ97の格納内容に応じて
表示バッファ96を更新し、半角スペースをネガ文字と
して既入力の文字列(ポジ文字又はネガ文字)と共に液
晶ディスプレイ33Aに表示させる(ステップ10
2)。
【0068】ステップ100の判別により、カタカナ入
力モード又はアルファベット入力モードであるという結
果を得ると、CPU21は、選字ダイヤルバッファ90
に格納されているスペースコードに数ビットを付加して
半角スペースコードに変換してテキストエリア94に確
定文字として格納させると共に、選字ダイヤルバッファ
90をクリアし(ステップ103)、その後、カーソル
位置バッファ95、テキストエリア94及びネガ文字バ
ッファ97の格納内容に応じて表示バッファ96を更新
し、半角スペースをポジ文字として既入力の文字列(ポ
ジ文字又はネガ文字)と共に液晶ディスプレイ33Aに
表示させる(ステップ104)。
【0069】この実施形態の場合、印章では、文字間の
ピッチを大きくとれないことが前提となっているので、
スペースも半角スペースを基準スペースに選定してお
り、そのため、上述のような処理になっている。
【0070】なお、数字(全角数字)が点滅状態のとき
に、選択改行キー80が操作された場合にもほぼ同様な
処理を行なうのでその説明は省略する。また、句点が点
滅状態のときに、選択改行キー80が操作された場合に
もほぼ同様な処理を行なうのでその説明は省略する。な
お、句点が点滅状態で表示される場合は、入力モードが
ひらがな入力モード又はカタカナ入力モード(第1の文
字種バッファ93Aによる)のときであり、アルファベ
ット入力モードでは選字第85が同じ位置を指示してい
てもピリオドとして点滅表示される。
【0071】次に、ネガ文字(仮確定文字)が表示され
ている状況でカーソル下移動キー83が変換キーとして
操作された場合の処理を、図1のフローチャートを参照
しながら詳述する。
【0072】なお、図1では、カーソル下移動指令か変
換指令かの判別ステップは省略しており、変換指令が与
えられたとしての処理を示している。また、説明を簡単
にするため、一般的なかな漢字変換情報以外のかな漢字
変換情報としてスペースだけが記述されているとして説
明を行なう。なお、数字や文章の区切り記号がかな漢字
変換情報として格納されている場合にも、図1に示す処
理の考え方と同様に処理される。
【0073】CPU21はまず、ネガ文字バッファ97
に格納されている、カーソル位置を含めその左側(カー
ソル位置バッファ95の格納内容に基づいて特定でき
る)の変換対象である仮確定文字列の先頭が半角スペー
スであるか否かを判別する(ステップ200)。
【0074】ここで、肯定結果を得ると、かな漢字変換
用辞書データをアクセスして候補漢字(この場合、全角
スペース及び半角スペース)を取出し、漢字候補バッフ
ァ92に格納させる(ステップ201)。
【0075】一方、ステップ200で否定結果を得る
と、CPU21は、カーソル位置を含めその左側の変換
対象である仮確定文字列の途中に半角スペースであるか
否かを判別する(ステップ202)。ここで、肯定結果
を得た場合には、半角スペースより左側の仮確定文字列
を対象とし、かな漢字変換用辞書データのアクセスによ
る最長一致の漢字候補の探索により漢字候補を得、その
漢字候補を漢字候補バッファ92に格納させる(ステッ
プ203)。ステップ202でも否定結果を得ると、C
PU21は、カーソル位置を含めその左側の変換対象で
ある仮確定文字列全体を対象とし、かな漢字変換用辞書
データのアクセスによる最長一致の漢字候補の探索によ
り漢字候補を得、その漢字候補を漢字候補バッファ92
に格納させる(ステップ204)。
【0076】以上のようにして漢字候補を得ると、漢字
候補バッファ92の格納内容に基づいて、表示バッファ
96を操作して、いずれかの漢字候補にカーソルを付加
して全て又は一部の漢字候補を液晶ディスプレイ33A
に表示させた後(ステップ205)、ユーザが選択(キ
ー80による)又は次候補(キー82又は84による)
を指示したか否かを判別する(ステップ206)。
【0077】ここで、次候補が指示されると、CPU2
1は、ステップ205に戻って、カーソルを付加して表
示させている漢字候補を切替え、また、表示させている
他の漢字候補も必要に応じて切替え表示させる。
【0078】一方、漢字候補の選択指令が与えられる
と、漢字候補バッファ92に格納されている選択された
漢字文字(全角スペース又は半角スペースのこともあり
得る)を確定文字を格納するテキストエリア94に格納
させると共に、ネガ文字バッファ97からその読みに使
用したネガ文字を削除し(ステップ208)、その後、
テキストエリア94やネガ文字バッファ97等の格納内
容により表示バッファ96を操作して表示を文字入力画
面に復帰させる。
【0079】以上のような処理を通じて、ネガ文字で表
示されていた半角スペースを、必要に応じて、全角スペ
ース又は半角スペースとして確定させることができる。
【0080】なお、半角スペースのネガ文字に対して無
変換キー(81)が操作されたときには、処理フローチ
ャートの図示は省略するが、他のネガ文字と同様に無変
換動作がなされ、この半角スペースが確定文字(ポジ文
字)としてテキストエリアに格納される。
【0081】従って、「やまだ たろう」というネガ文
字列を、変換、無変換操作によって、スペースが全角又
は半角である「山田 太郎」に容易に変換できる。
【0082】上述したように、カタカナ入力モードやア
ルファベット入力モードにおいては、選字ダイヤル85
からのスペースの入力は、常に半角スペースとして確定
される。そのため、この実施形態では、記号入力より全
角スペースを入力できるようにしている。すなわち、カ
タカナ文字列やアルファベット文字列の途中において、
ひらがな入力モードに変更することなく、全角スペース
を入力できるようにしている。
【0083】図11は、全角スペースを記号入力処理で
入力させる際の処理を示したフローチャートである。
【0084】機能キー部11Aの記号キーが操作された
ときに、CPU21は、ROM22に格納されている図
11に示す処理プログラムを開始する。そしてまず、C
PU21は、ステップ300において、記号種類の初期
候補を液晶ディスプレイ33Aに表示させる。例えば、
記号の種類としては、単位記号や記述用記号や生き物記
号や乗り物記号や数式記号や編集用記号等の各種のもの
が用意されており、この実施形態では、全角スペースは
編集用記号の1個として用意されている。初期の候補と
しては、記号種類の中の最も使用頻度が高い記号種類又
は学習機能により直前に選択された記号種類が表示され
る。
【0085】その後、CPU21は、ステップ301に
おいて、選択キー(80)又は変更キー(82、84)
が操作されたかを判別し、変更キーが操作されたとき
は、ステップ302において、記号種類の現在候補(点
滅表示されている記号種類)を変更させて上述したステ
ップ301に戻る。
【0086】ある記号種類が現在候補となっている状況
において選択キーが操作されると、ステップ301から
ステップ303に移って、CPU21は、選択された記
号種類を判別する。編集用記号以外の記号種類が選択さ
れたときには、CPU21は、ステップ304で表して
いる処理ルーチンに進んでその記号種類内での記号選択
処理を行なう。
【0087】一方、選択された記号種類が編集用記号で
あると、CPU21は、ステップ305において、初期
の現在候補としていずれかの編集用記号を液晶ディスプ
レイ33Aに表示させる。この実施形態の場合、全角ス
ペースの表示も表示用の1文字分の領域をとって表示さ
れれる。現在候補の編集用記号を表示させると、CPU
21は、ステップ306において、選択キー又は変更キ
ーが操作されたかを判別し、変更キーが操作されたとき
は、ステップ307において、編集用記号の現在候補を
変更させて上述したステップ306に戻る。
【0088】ある編集用記号が現在候補となっている状
況において選択キーが操作されると、ステップ306か
らステップ308に移って、CPU21は、現在候補の
編集用記号が選択されたとして確定し、テキストエリア
94における今までの最終文字コードの次にこの編集用
記号のコードを格納させ、また、表示バッファ96も操
作して、表示を記号キーが操作された段階の文字入力画
面に復帰させると共に記号キーが押下されたときにカー
ソルが指示していた文字入力位置に選択された編集用記
号を規定するドットパターンを表示させて一連の処理を
終了する。
【0089】ここで、全角スペースが現在候補となって
いる状況において選択キーが操作されると、ステップ3
06からステップ308に移って、CPU21は、全角
スペースが選択されたとして確定し、テキストエリア9
4における今までの最終文字コードの次にこの全角スペ
ースコードを格納させる。
【0090】この実施形態の場合、半角数字や1/3縮
小数字も、同様にして記号入力が可能となされている。
【0091】文章の区切り記号をかな漢字変換対象とし
ても、選択されたいずれの区切り記号も既存のものであ
るので、製版処理時の印刷処理は従来と同様である。ま
た、半角スペースの印刷処理は、半角入力機能を備えた
文字情報処理装置での対応する印刷処理とほぼ同様であ
るのでその説明は省略する。この実施形態の場合、CG
−ROM24の簡素化を期して、半角数字や1/3縮小
数字のフォントを用意していない。しかし、既存の数字
フォントから半角数字や1/3縮小数字のフォントを形
成して印刷処理を行なう方法として、国際特許出願PC
T/JP95/02432号明細書及び図面に記載の方
法を適用できるので、その説明は省略する。
【0092】上記実施形態によれば、半角スペース及び
全角スペースをかな漢字変換対象とし、かな漢字変換動
作を通じて、半角スペース又は全角スペースを選択入力
できるようにしたので、ひらがな入力モードにおけるス
ペースの入力操作性及び多様性を良好なものにできる。
ここで、選字ダイヤルでは指示できない全角スペースを
記号として用意したので、カタカナ入力モードやアルフ
ァベット入力モードにおいても、ひらがな入力モードに
変換することなく、両方のスペースを入力することがで
きる。
【0093】また、上記実施形態によれば、半角数字、
1/3縮小数字及び全角数字をかな漢字変換対象とし、
かな漢字変換動作を通じて、半角数字、1/3縮小数字
又は全角数字を選択入力できるようにしたので、ひらが
な入力モードにおける数字の入力操作性及び多様性を良
好なものにできる。ここでも、選字ダイヤルでは指示で
きない縮小数字を記号として用意したので、カタカナ入
力モードやアルファベット入力モードにおいても、ひら
がな入力モードに変換することなく、各種の大きさの数
字を入力することができる。
【0094】さらに、上記実施形態によれば、日本文用
区切り記号及びそれに対応した欧文用区切り記号をかな
漢字変換対象とし、かな漢字変換動作を通じて、日本文
用区切り記号及びそれに対応した欧文用区切り記号を選
択入力できるようにしたので、ひらがな入力モードにお
ける区切り記号の入力操作性及び多様性を良好なものに
できる。
【0095】なお、本発明の文字入力装置の適用装置
は、印章作成装置に限定されるものではなく、テープ印
刷装置やパソコンやワープロ等の装置にも適用できる。
また、選字ダイヤルを有しない装置にも適用できる。
【0096】上記実施形態においては、半角スペースが
基準スペースのものを示したが、全角スペースを基準ス
ペースとしても良い。
【0097】また、上記実施形態においては、ひらがな
入力モード(ローマ字変換によるひらがな入力モードを
含む)で入力されたスペースや数字をかな漢字変換対象
とするものを示したが、カタカナ入力モードやアルファ
ベット入力モードで入力されたスペースや数字をかな漢
字変換対象とするようにしても良く、さらには、記号選
択で入力されたスペースや数字をかな漢字変換対象とす
るようにしても良い。なお、区切り記号に対しても同様
にしても良い。
【0098】
【発明の効果】以上のように、第1の本発明によれば、
半角スペース及び全角スペースをかな漢字変換対象と
し、かな漢字変換動作を通じて、半角スペース又は全角
スペースを選択入力できるようにしたので、ひらがな入
力モードにおけるスペースの入力操作性及び多様性を良
好なものにできる。
【0099】また、第2の本発明によれば、縮小数字及
び全角数字をかな漢字変換対象とし、かな漢字変換動作
を通じて、縮小数字又は全角数字を選択入力できるよう
にしたので、ひらがな入力モードにおける数字の入力操
作性及び多様性を良好なものにできる。
【0100】さらに、第3の本発明によれば、日本文用
区切り記号及びそれに対応した欧文用区切り記号をかな
漢字変換対象とし、かな漢字変換動作を通じて、日本文
用区切り記号及びそれに対応した欧文用区切り記号を選
択入力できるようにしたので、ひらがな入力モードにお
ける区切り記号の入力操作性及び多様性を良好なものに
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の仮確定文字に対する選択指令時の処
理フローチャートである。
【図2】実施形態の電気的構成部を示すブロック図であ
る。
【図3】実施形態の機構的光学的構成部を示す配置図で
ある。
【図4】実施形態の外観構成例を示す斜視図である。
【図5】実施形態の選字ダイヤル部11Bの概略平面図
である。
【図6】実施形態の表示装置33の平面図である。
【図7】実施形態のかな漢字変換用辞書データの構成例
を示す説明図である。
【図8】実施形態の文字入力時のRAM23のバッファ
等の構成図である。
【図9】実施形態の製版シート60の説明図である。
【図10】実施形態のスペースが入力候補のときの選択
指令時の処理フローチャートである。
【図11】実施形態の全角スペースを記号入力するとき
の処理フローチャートである。
【符号の説明】
10…入力部、11…キー入力部、20…制御部、21
…CPU、22…ROM、23…RAM、30…出力
部、80…選択改行キー、85…選字ダイヤル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 朋之 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 羽山 均 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の文字サイズの半分の文字サイズが
    割当てられている半角スペースと、通常の文字サイズと
    同一の文字サイズが割当てられている全角スペースのコ
    ードを、一方のコードを読みコードとした変換先の漢字
    コードとして記憶しているかな漢字変換情報記憶手段
    と、 上記仮確定文字に対する漢字への変換指令を発生する漢
    字変換指令手段と、 上記仮確定文字に対して、漢字への変換指令が与えられ
    たとき、その仮確定文字のコードを読みコードとして上
    記かな漢字変換情報記憶手段をアクセスして漢字候補を
    取出し、取出した漢字候補を複数同時に又は1個ずつユ
    ーザに提示するものであって、仮確定文字が上記一方の
    スペースの場合、半角スペース及び全角スペースを漢字
    候補として取出す漢字候補取出手段とを有することを特
    徴とする文字入力装置。
  2. 【請求項2】 ひらがな入力モードで入力された上記一
    方のスペースを漢字への変換が可能な仮確定文字として
    取込む文字取込手段を有することを特徴とする請求項1
    に記載の文字入力装置。
  3. 【請求項3】 各種の記号と共に、上記一方のスペース
    ではない方のスペースを記号として記憶している記号記
    憶手段と、 この記号記憶手段に記憶されている記号の中から1つの
    記号を選択して、選択された記号の入力を確定させる記
    号選択入力手段とをさらに有することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の文字入力装置。
  4. 【請求項4】 通常の文字サイズより横方向だけが小さ
    い文字サイズが割当てられている縮小数字と、通常の文
    字サイズと同一の文字サイズが割当てられている全角数
    字のコードを、全角数字のコードを読みコードとした変
    換先の漢字コードとして記憶しているかな漢字変換情報
    記憶手段と、 上記仮確定文字に対する漢字への変換指令を発生する漢
    字変換指令手段と、 上記仮確定文字に対して、漢字への変換指令が与えられ
    たとき、その仮確定文字のコードを読みコードとして上
    記かな漢字変換情報記憶手段をアクセスして漢字候補を
    取出し、取出した漢字候補を複数同時に又は1個ずつユ
    ーザに提示するものであって、仮確定文字が上記全角数
    字の場合、縮小数字及び全角数字を漢字候補として取出
    す漢字候補取出手段とを有することを特徴とする文字入
    力装置。
  5. 【請求項5】 ひらがな入力モードで入力された上記全
    角数字を、漢字への変換が可能な仮確定文字として取込
    む文字取込手段を有することを特徴とする請求項4に記
    載の文字入力装置。
  6. 【請求項6】 各種の記号と共に、上記縮小数字を記号
    として記憶している記号記憶手段と、 この記号記憶手段に記憶されている記号の中から1つの
    記号を選択して、選択された記号の入力を確定させる記
    号選択入力手段とをさらに有することを特徴とする請求
    項4又は5に記載の文字入力装置。
  7. 【請求項7】 日本文で用いられる句点や読点やかぎ括
    弧等の日本文用区切り記号と、それに対応した欧文用区
    切り記号のコードを、日本文用区切り記号のコードを読
    みコードとした変換先の漢字コードとして記憶している
    かな漢字変換情報記憶手段と、 ひらがな入力モードで入力された上記日本文用区切り記
    号を漢字への変換が可能な仮確定文字として取込む文字
    取込手段と、 上記仮確定文字に対する漢字への変換指令を発生する漢
    字変換指令手段と、 上記仮確定文字に対して、漢字への変換指令が与えられ
    たとき、その仮確定文字のコードを読みコードとして上
    記かな漢字変換情報記憶手段をアクセスして漢字候補を
    取出し、取出した漢字候補を複数同時に又は1個ずつユ
    ーザに提示するものであって、仮確定文字が上記日本文
    用区切り記号の場合、日本文用区切り記号及びそれに対
    応した欧文用区切り記号を漢字候補として取出す漢字候
    補取出手段とを有することを特徴とする文字入力装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010272047A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Nec Infrontia Corp 画像処理方法、プログラム、及び画像処理装置
CN107249110A (zh) * 2017-05-05 2017-10-13 中广热点云科技有限公司 智能电视搜索界面的排列方式及该界面的指示方法

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