JPH09189071A - 排水桝と排水管との接続装置 - Google Patents

排水桝と排水管との接続装置

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Publication number
JPH09189071A
JPH09189071A JP8284351A JP28435196A JPH09189071A JP H09189071 A JPH09189071 A JP H09189071A JP 8284351 A JP8284351 A JP 8284351A JP 28435196 A JP28435196 A JP 28435196A JP H09189071 A JPH09189071 A JP H09189071A
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JP
Japan
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pipe
drainage
basin
tightening
fitted
Prior art date
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Application number
JP8284351A
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English (en)
Inventor
Naoshi Shimoda
直志 霜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maezawa Kasei Industries Co Ltd
Original Assignee
Maezawa Kasei Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公共桝の流入口に接続する排水接続管の長さ
を公道に埋設設置した公共桝から宅地公道との境界まで
の距離、塀構造物、側溝などの幅に応じて容易に調節で
き、公共桝に接続した排水接続管の流入側端を宅地内の
排水管の流出口の位置に容易に合わせることができる。
竣工検査までは公共桝に雨水、地下水などが流入するこ
とを防止できる。 【解決手段】 宅地23と公道22とに跨って埋設設置する
排水接続管1は排水管接続部4を一端に形成した内管2
と排水桝接続部7を一端に形成し内管2の外周に液密に
摺動可能に嵌合した外管3とにて構成する。排水接続管
1の内管2の排水管接続部4に流入側閉塞体11を着脱自
在に嵌合する。外管3の排水桝接続部7に排水桝5の流
入口6の内側から流出側閉塞体12を着脱可能に嵌合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は公道に埋設される下
水道の公共桝といわれる排水桝に宅地内からの排水管を
接続するための排水桝と排水管との接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に宅地内の排水管路の流末には、
公共桝といわれる排水桝が埋設設置され、この公共桝の
流出口と公道に埋設設置されている下水本管とを取付管
を介して接続し、宅地内の排水を下水本管に流出させる
ようにしている。
【0003】しかしながら、宅地の境界と建造物との空
間が少ないと排水桝の設置が困難であり、公共桝を宅地
外に設置することが要請される。
【0004】また、公共桝を宅地外に埋設設置すること
を一部の地方自治体では義務付けている。
【0005】そして、一般的には、公共桝を設置すると
きには、下水本管から取付管を分岐し、この取付管に公
共桝の流出口を接続し、この公共桝の掃除口に立上り管
を介してマンホール枠を接続し、さらに、この公共桝の
流入口に着脱自在の閉塞プラグを被嵌して埋め戻し、宅
地内に建造物が建ち、排水管の位置が決まった時点で公
共桝の流入口まで掘り起こし、公共桝の流入口に排水管
を接続するいわゆる管止め工法が採られている。
【0006】そこで、公共桝を公道に埋設設置するに
は、宅地と公道との間には塀構造物、側溝などが設置さ
れており、宅地内の排水管は塀構造物、側溝などの下方
を通して埋設しなくてはならないため、前記管止め工法
では、宅地内に建造物が建造された後では、排水管と公
共桝との接続が極めて困難になる。
【0007】また、公共桝の流入口に排水管を接続する
管止め工法で、公共桝の流入口に塀構造物と側溝などを
考慮して、公共桝に接続した排水管を公道から宅地に亘
って塀構造物と側溝などの下方に設置しておき、この排
水管の流入端を閉塞体で着脱可能に閉塞することが考え
られるが、この場合でも、宅地内に建造物が建設され、
排水管の位置が決まった時点で、前記排水管の流入端ま
で掘り下げ、閉塞体を取り外し、宅地内の排水管を接続
することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記公共桝の流入口に
排水管を接続する管止め工法で、公共桝の流入口に接続
した排水管の流入側末端を宅地内に設置しておき、この
排水管の流入側末端を閉塞体で着脱可能に閉塞する方法
では、排水管の長さが一定であるため、塀構造物、側溝
などが構築された後では、公共桝に接続した排水管の流
入側末端の位置と宅地内の排水管の流出側末端との位置
とが一致しないことが多く、公共桝に接続した排水管の
流入側末端を宅地内の排水管の流出側末端に接続するに
は手数がかかる問題を有している。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、公共桝の流入口に接続する排水接続管の長さを、公
道に埋設設置される公共桝から塀構造物、側溝などの
幅、宅地内の排水管の流出側末端の位置に合わせて容易
に調節でき、公道の排水桝に排水接続管を介して宅地内
の排水管の流出側端を容易に接続できる排水桝と排水管
との接続装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の排
水桝と排水管との接続装置は、宅地と公道とに跨って埋
設設置される排水接続管を備え、この排水接続管は、宅
地側の排水管を接続する排水管接続部を一端に形成した
内管と、排水桝の流入口に接続される排水桝接続部を一
端に形成し前記内管の他端側からこの内管の外周に摺動
可能に嵌合した外管とにて構成し、前記外管の排水桝接
続部は偏心縮径して内周下面をこの外管の内周下面と同
一面とし、前記排水接続管の内管の排水管接続部に流入
側閉塞体を着脱自在に嵌合したものである。
【0011】そして、宅地の建造物の建造前に排水接続
管の外管に形成した排水桝接続部を公道に埋設設置され
た排水桝の流入口に接続する。また、排水接続管の内管
の一端に開口した排水管接続部を宅地内に位置させて、
この排水管接続部を閉塞体で閉塞して埋め戻しておく。
この排水接続管は外管から内管を引き出すことで長さを
長くでき、公道と宅地との境界部に側溝や塀構造物があ
っても容易に対応できる。なお、排水接続管の内管の排
水管接続部を閉塞体で閉塞しているため、宅地内の排水
施設を使用する前に、宅地内の雨水、地下水、土砂類が
などが公共桝の排水桝および排水接続管に流入すること
がない。
【0012】また、宅地内の排水管を施工して排水側末
端を前記排水接続管に接続するときには、宅地内の排水
管の流出端末部の位置に合わせて排水接続管の内管を外
管の他端側から引き出し、この内管の一端側の排水管接
続部を閉塞していた流入側閉塞体を取り外して開口し、
この内管の排水管接続部に宅地内の排水管の末端部を接
続する。
【0013】なお、排水接続管の外管の排水桝接続部は
偏心縮径して内周下面をこの外管の内周下面と同一面と
したため、外管と排水桝との接続部に排水が溜まること
がなく、排水は宅地内側から公道の排水桝に流入され
る。
【0014】請求項2記載の発明の排水桝と排水管との
接続装置は、請求項1記載の排水桝と排水管との接続装
置において、外管の排水桝接続部に排水桝の流入口の内
側から着脱自在に嵌合される流出側閉塞体を備えたもの
である。
【0015】そして、建造物の建造後に、排水接続管の
内管の一端排水管接続部を閉塞した流入側閉塞体を取り
外して内管の排水管接続部を宅地内の排水管に接続した
状態でも、排水接続管の外管の排水桝接続部は排水桝の
流入口の内側から嵌合した流出側閉塞体で閉塞されてい
るため、排水系の公的検査が終了するまでは公道の公共
桝の排水桝には宅地内の排水管からの排水は流入される
ことがない。
【0016】また、排水系の公的検査終了後に、外管の
排水桝接続部から外管の排水桝接続部を閉塞していた流
出側閉塞体を取り外すことにより、宅地内の排水系から
の排水が排水桝に流入し、下水本管に流出される。
【0017】請求項3記載の発明の排水桝と排水管との
接続装置は、請求項2記載の排水桝と排水管との接続装
置において、流出側閉塞体の閉塞面には、この流出側閉
塞体を排水桝の内側から引き外し可能とする引掛け部を
形成したものである。
【0018】そして、流出側閉塞体の閉塞面に形成した
引掛け部に、排水桝の掃除口から挿入した治具を引っ掛
けることにより容易に流出側閉塞体を取外すことができ
る。
【0019】請求項4記載の発明の排水桝と排水管との
接続装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の排水
桝と排水管との接続装置において、外管の他端部の内周
に環状溝を形成し、この環状溝に内管の外周面に圧接す
る環状のシール部材を嵌着したものである。
【0020】そして、外管の他端部の内周に形成された
環状溝に嵌着された環状のシール部材が、内管の外周面
に圧接し、外管と内管とを液密に接続するため、宅地内
の排水管からの排水が外管の内周と内管の外周との間か
ら漏洩することを防止する。
【0021】請求項5記載の発明の排水桝と排水管との
接続装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の排水
桝と排水管との接続装置において、外管と内管とを液密
に接続する締付手段を備え、この締付手段は、前記外管
の他端部外周に嵌合固着された環状の締付受け部材と、
前記内管の一端部外周に摺動自在に嵌合された環状の締
付部材と、前記内管の一端部外周に摺動自在に嵌合され
る環状のシール部材とにて構成し、前記締付受け部材の
一端面に前記シール部材を内管の外周面に圧接させる押
圧面を形成するとともに、外周面に締付係合溝を形成
し、前記締付部材の内周面の一端側に前記締付受け部材
の押圧面に対向して前記シール部材を内管の外周面に圧
接させる押圧面を形成し、前記締付部材の一端側から前
記締付受け部材の一端部外周に嵌合される嵌合部を突設
し、かつ、この嵌合部の内周面に前記締付係合溝に係合
する突起部を形成したものである。
【0022】そして、締付部材と締付受け部材との締め
付けを解除した状態で、排水接続管の長さを調節する。
この際、内管の一端部外周に摺動自在に嵌合される環状
のシール部材が内管の外周面に圧接してないため、シー
ル部材による抵抗が少なく、大きな力を必要としない。
【0023】また、排水接続管の長さを調節した後にお
いて、締付部材およびシール部材を摺動させ、締付部材
の嵌合部の内周面に形成された突起部が締付受け部材の
外周面に形成された締付係合溝を移動することにより、
締付部材が案内され、締付部材が締付受け部材に締め付
けられた状態となる。そして、この締め付けられた状態
では、締付受け部材の一端面に形成された押圧面とこの
押圧面に対向して締付部材の内周面の一端側に形成され
た押圧面とにより、シール部材が内管の外周面に圧接
し、外管と内管とを液密に接続するため、宅地内の排水
管からの排水が外管の内周と内管の外周との間から漏洩
することを確実に防止する。
【0024】請求項6記載の発明の排水桝と排水管との
接続装置は、請求項5記載の排水桝と排水管との接続装
置において、締付受け部材と締付部材とのうち少なくと
も締付部材の外周に取手部を設けたものである。
【0025】そして、排水接続管の長さを調節した後に
おいて、少なくとも締付部材に設けた取手部を握り、締
付部材を軸方向および周方向に向けて押圧すれば、締付
部材が締付受け部材に締め付けられた状態となり、大き
な力を必要としない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の排水桝と排水管と
の接続装置の一実施の形態の構成を図1および図2を参
照して説明する。
【0027】図1において、1は排水接続管で、合成樹
脂にて成型した内管2とこの内管2の外周に嵌合された
外管3とにて伸縮自在に構成されている。
【0028】この内管2は、一端に拡径された受口の排
水管接続部4が形成されている。また、前記外管3は、
一端に排水桝5の流入口6に接続される排水桝接続部7
が形成されている。この排水桝接続部7は外管3より縮
径してこの外管3の中心軸より下方に中心軸を偏心しこ
の排水桝接続部7の内周下面と外管3の内周下面とは同
一面となっている。
【0029】また、この外管3の他端部には外方に膨出
した環状の突部8にて内周に環状溝9が形成され、この
環状溝9に前記内管2の外周に圧接するシール部材とし
てのゴムリング10が嵌着され、この外管3は他端側から
前記内管2の外周に液密に摺動可能に嵌合されている。
【0030】さらに、前記内管2の排水管接続部4には
流入側閉塞体11が着脱自在に嵌合されている。この流入
側閉塞体11は、前記内管2の排水管接続部4の内周に圧
入可能な外径を有する筒状に形成され、内端側は底部11
a にて閉塞され、外端側には前記排水管接続部4の開口
端縁に係止する環状の鍔部11b が形成されている。
【0031】また、前記外管3の排水桝接続部7には、
流出側閉塞体12が前記排水桝5の流入口6の内側から着
脱自在に嵌合されている。この流出側閉塞体12は前記排
水桝5の流入口6に排水桝5の内側から圧入嵌合できる
外径を有する筒状に形成され、この流出側閉塞体12の内
端外周は前記外管3の排水桝接続部7に圧入嵌合できる
外径の外管嵌合部13に形成されている。そして、この流
出側閉塞体12の外端部は前記排水桝5の流入口6の内側
開口縁に合わせて上方から下方に向って突出する方向に
傾斜した閉塞面14に形成され、この閉塞面14には排水桝
5の内側から引き外し可能とする引掛け部15が形成され
ている。
【0032】なお、図2に示すように、前記排水桝5は
流入口6に対向して流出口16が形成され、この流入口6
は流出口16にインバート部17を介して連通され、インバ
ート部17の上面には掃除口18が開口されている。この掃
除口18には点検用立上がり管19が接続され、この点検用
立上がり管19の上部にはマンホール口枠20が設置され、
このマンホール口枠20に開閉自在に嵌合されるマンホー
ル蓋21は公道22面と同一面となっている。
【0033】また、公道22と宅地23との境界部にはブロ
ック塀の塀構造24とこの塀構造24に隣接して公道22側に
側溝25とが設置され、公道22には前記排水桝5が埋設設
置されている。
【0034】さらに、宅地23内には、宅地23内の排水管
を接続した適宜の排水桝、例えばドロップ桝26が埋設設
置され、このドロップ桝26の流出口27に排水管28,29を
介して前記排水接続管1を接続するようになっている。
【0035】また、前記排水桝5の流入口6の先端部に
は外方に膨出した環状の突部32にて内周に環状溝33が形
成され、この環状溝33に前記内管2の外周に圧接するゴ
ムリング34が嵌着されている。そして、この外管3の排
水桝接続部7は排水桝5の流入口6にゴムリング34にて
液密に接続される。
【0036】次に、この実施の形態の作用について説明
する。
【0037】図2に示すように、例えば、宅地造成時
に、公道22に埋設設置される公共桝となる排水桝5の流
入口に、宅地23内から埋設する排水接続管1の外管3の
排水桝接続部7を公道22に埋設設置された排水桝5の流
入口6に挿入することにより排水桝5の流入口6の内周
環状溝33に嵌着したゴムリング34が外管3の排水桝接続
部7の外周に圧接され、外管3は排水桝5の流入口6に
ゴムリング34にて液密に接続される。
【0038】また、排水接続管1の内管2の排水管接続
部4に流入側閉塞体11を着脱自在に嵌合して閉塞する。
また、外管3の排水桝接続部7に排水桝5の流入口6の
内側から流出側閉塞体12を着脱自在に嵌合して閉塞する
ことにより、内管2の一端開口部から排水桝5の流入口
6までを閉塞し、排水接続管1を埋め戻す。この状態で
は、排水桝5および内管2および外管3とからなる排水
接続管1に宅地23内の雨水、地下水、土砂類が流入する
ことがない。
【0039】また、宅地23内に建造物が建造された場
合、建造物の排水設備に接続した宅地23内の排水管30を
排水桝、例えばドロップ桝26の流入口31に接続し、この
ドロップ桝26の流出口27に排水接続管1の流入側末端の
排水管接続部4に接続する排水管28,29を接続する。こ
の排水管29の流出側末端を排水接続管1の排水管接続部
4に接続できる位置に配置し、排水接続管1の外管3か
ら内管2を引き出し、この内管2の排水管接続部4を閉
塞していた流入側閉塞体11を外して内管2の流入側開口
端の排水管接続部4に宅地23内の排水系の末端となる排
水管29の流出末端側を嵌合接着して接続する。このと
き、排水管29の流出側末端が内管2の排水管接続部4の
内端拡径段部4aに当接するまで挿入した状態で接着す
る。
【0040】そして、この状態では、排水接続管1の排
水桝接続部7は排水桝5の流入口6の内側から嵌合した
流出側閉塞体12にて閉塞されており、宅地23内の排水管
28,29から排水が排水桝5に流入することがない。
【0041】竣工検査終了後に、排水桝5の掃除口18か
ら挿入した治具を流出側閉塞体12の外面に形成した引掛
け部15に引っ掛けて引き抜くことにより、排水桝5の流
入口6が開口するとともに排水接続管1の外管3の排水
桝接続部7を開口する。
【0042】そして、宅地23の建造物からの排水はドロ
ップ桝26に集中されて排水管28,29から排水接続管1の
内管2、外管3を経て外管3の排水桝接続部7に流入
し、排水桝5の流出口16から公道22の排水本管に流出さ
れる。
【0043】この排水接続管1から排水桝5に排水が流
入されるとき、外管3の排水桝接続部7は偏心縮径して
内周下面をこの外管3の内周下面と同一面としたため、
排水接続管1の外管3と排水桝5との接続部に排水が溜
まる溜まり凹部が形成されず、排水は円滑に宅地23側か
ら公道22の排水桝5に流出される。
【0044】このとき、排水接続管1の内管2の外周に
嵌合された外管3は他端部に形成した環状溝9にゴムリ
ング10が嵌着され、このゴムリング10が内管2の外周に
圧接されて内管2と外管3との間は液密に保持され、排
水が漏洩することがない。
【0045】また、排水桝5の流入口6の先端部に形成
した環状溝33にゴムリング34を嵌着したので、外管3の
排水桝接続部7は排水桝5の流入口6に液密に接続され
る。
【0046】さらに、排水桝5の掃除に際してはマンホ
ール蓋21を開き、掃除口18から排水桝5を掃除でき、ド
ロップ桝26は掃除口35に嵌着した立上がり管36の上端に
宅地地表面と同一面に設置される掃除口枠37に嵌着した
掃除口蓋を開き、ドロップ桝26の掃除口35から掃除がで
きる。
【0047】次に、本発明の排水桝と排水管との接続装
置の他の実施の形態の構成を図3ないし図5を参照して
説明する。なお、前記実施の形態と略同一の構造部分に
ついては同一符号を付して説明する。
【0048】図3において、41は排水接続管で、この排
水接続管41は、合成樹脂にて成型した内管2とこの内管
2の外周に嵌合された外管3とこれら外管3と内管2と
を液密に接続する締付手段42とにて伸縮自在に構成され
ている。
【0049】この内管2には、一端に拡径された受口の
排水管接続部4が形成され、また、外管3には、一端に
排水桝5の流入口6に接続される排水桝接続部7が形成
されている。そして、この排水桝接続部7は外管3より
縮径してこの外管3の中心軸より下方に中心軸を偏心し
この排水桝接続部7の内周下面と外管3の内周下面とは
同一面となっている。
【0050】また、前記締付手段42は、前記外管3の他
端部外周に嵌合固着される環状の締付受け部材43と、前
記内管2の一端部外周に摺動自在に嵌合される環状の締
付部材44と、前記内管2の一端部外周に摺動自在に嵌合
される環状のシール部材としてのゴムリング45とにて構
成されている。
【0051】そして、図4に示すように、前記締付受け
部材43は、合成樹脂にて環状に形成され、この締付受け
部材43の一端側には、内周方向に突出した突出部46が環
状に形成されている。そして、この突出部46の一端面に
は、軸心に直角な面に対してこの締付受け部材43の一端
側から他端側に中心軸に向かって所定の角度に傾斜した
傾斜面からなる環状の押圧面47が形成され、この押圧面
47にて前記ゴムリング45を内管2の外周面に圧接させる
ようになっている。
【0052】また、前記締付受け部材43の外周面の一端
側には、深さがこの締付受け部材43の厚さのほぼ半分で
ある2つの締付係合溝51,51がほぼ180°の間隙をお
いて形成されている。
【0053】そして、これら締付係合溝51,51は、図5
に示すように、締付受け部材43の一端面に開口され、軸
方向に沿った係合案内部52と、この係合案内部52に連続
する周方向に沿った締付案内部53と、この締付案内部53
に連続する周方向に向かってこの締付受け部材43の一端
側から他端側に向かう所定の角度に傾斜した方向に沿っ
た締付部54と、この締付部54に連続する周方向に沿った
締付保持部55とを有している。
【0054】さらに、前記締付受け部材43の外周面の他
端側には、締付係合溝51の締付部54の中央近傍に位置し
て、外周方向に突出した円筒状の受け部材取手部56が設
けられている。
【0055】一方、図4に示すように、前記締付部材44
は、合成樹脂にて環状に形成され、この締付部材44に
は、内周方向に垂直に突出した突出部61が環状に形成さ
れている。そして、この突出部61の内周面の一端側に
は、前記締付受け部材43の押圧面47に対向して、前記ゴ
ムリング45を内管2の外周面に圧接させる環状の押圧面
62が、前記ゴムリング45の外形の一部の形状に沿った凹
弧状に形成されている。
【0056】また、前記締付部材44の一端側から、前記
締付受け部材43の一端部外周に嵌合される嵌合部63が突
設され、この嵌合部63の内周面には、締付係合溝51,51
に係合する略直方体状の突起部64,64が設けられてい
る。
【0057】さらに、前記締付部材44の外周面の中央近
傍で一つの突起部64に対応した位置に、外周方向に突出
した円筒状の取手部65が設けられ、排水接続管41の長さ
を調節した後において、締付部材44およびゴムリング45
を摺動させる場合に、この取手部65を握り締付部材44を
軸方向および周方向に向けて押圧すれば、締付部材44が
締付受け部材43に締め付けられた状態となる。
【0058】また一方、前記ゴムリング45は、ゴム製で
断面略円形のリング形状を呈し、内管2の一端部外周に
摺動自在に嵌合されている。
【0059】また、このゴムリング45は、締付部材44の
突起部64が係合案内部52や締付案内部53に位置した状態
では、内管2の外周面に圧接しないが、突起部64が締付
保持部55に位置した状態では、内管2の外周面に圧接す
るような所定の直径の略円形断面を有している。
【0060】なお、排水接続管41の内管2の一端に形成
された拡径した受口の排水管接続部4の内周には、環状
溝71が環状に形成されている。そして、この環状溝71に
は流入側閉塞体11の外周面に圧接するシール部材として
のゴムリング72が嵌着され、この流入側閉塞体11が、排
水管接続部4から容易に外れることを防止する。また、
排水接続管41の長さを調節した後、内管2の排水管接続
部4から流入側閉塞体11を外して、流入側閉塞体11に代
えて、宅地内の排水系の末端となる排水管を接続した場
合、このゴムリング72が、排水管の外周面に圧接するた
め、内管2と接続管とは液密に接続され、排水が漏洩す
ることがない。
【0061】次に、この実施の形態の作用を説明する
と、この実施の形態では、締付部材44と締付受け部材43
との締め付けを解除した状態で、排水接続管41の長さを
調節する。そして、この際、内管2の一端部外周に摺動
自在に嵌合されるゴムリング45が内管2の外周面に圧接
してない。このため、例えば、排水接続管41の外管3か
ら内管2を引き出す場合に、大きな力を必要とせず、作
業性が向上する。
【0062】また、排水接続管41の長さを調節した後に
おいて、締付部材44およびゴムリング45が締付受け部材
43から離れて内管2とともに移動した場合には、締付受
け部材43の受け部材取手部56と締付部材44の取手部65と
を握り、締付部材44およびゴムリング45を締付受け部材
43に向かって摺動させ、締付部材44の突起部64,64を締
付受け部材43の締付係合溝51,51の係合案内部52に案内
する。
【0063】そして、次いで、周方向に向けて所定方向
に回転させ、突起部64,64が、締付係合溝51,51を、係
合案内部52から締付案内部53および締付部54を経て締付
保持部55まで移動することにより、締付部材44が図3中
左方向に案内され、締付部材44が締付受け部材43に締め
付けられた状態となる。
【0064】ここで、突起部64,64が締付部54を移動す
る際には、ゴムリング45の一部が、締付受け部材43の押
圧面47に、押し付けられることにより、ゴムリング45が
内周方向に伸びる。このため、締付部材44が締付受け部
材43に締め付けられた状態では、締付受け部材43の一端
面に形成された押圧面47と、この押圧面47に対向して締
付部材44の内周面の一端側に形成された押圧面62とによ
り、ゴムリング45が内管2の外周面に圧接することとな
り、外管3と内管2とを液密に接続し、宅地内の排水管
からの排水が外管3の内周と内管2の外周との間から漏
洩しない。
【0065】このように、上記他の実施の形態によれ
ば、排水接続管41の長さを調節する際に、内管2の一端
部外周に摺動自在に嵌合されるゴムリング45が内管2の
外周面に圧接してないため、ゴムリング45による抵抗が
少なく、大きな力を必要とせず、作業性を向上できる。
【0066】また、排水接続管41の長さを調節した後に
おいて、締付部材44およびゴムリング45を摺動させ、突
起部64,64が締付係合溝51,51を移動することにより、
締付部材44が図3中左方向に案内され、締付部材44が締
付受け部材43に締め付けられた状態となる。そして、こ
の締め付けられた状態では、押圧面47と押圧面62とによ
り、ゴムリング45が変形し、内管2の外周面に圧接し、
外管3と内管2とを液密に接続するため、宅地内の排水
管からの排水が外管3の内周と内管2の外周との間から
漏洩することを確実に防止できる。
【0067】さらに、締付受け部材43の外周面には受け
部材取手部56が、締付部材44の外周面には取手部65が設
けられているため、排水接続管41の長さを調節した後に
おいて、締付部材44を摺動させる場合に、受け部材取手
部56と取手部65とを握り、締付部材44を軸方向および周
方向に向けて押圧すれば、締付部材44が締付受け部材43
に締め付けられた状態となり、大きな力を必要とせず、
容易に締付部材44およびゴムリング45を容易に摺動させ
ることができ、外管3と内管2とを容易にかつ確実に液
密に接続できる。
【0068】なお、この実施の形態でも、排水桝と排水
管との接続方法あるいは、内管2の排水管接続部4に嵌
合された流入側閉塞体11と外管3の排水桝接続部7に嵌
合された流出側閉塞体の着脱方法は、前記図1および図
2に示す実施の形態と略同一である。
【0069】なおまた、上記他の実施の形態において
は、締付受け部材43の外周面には受け部材取手部56が形
成されている構成について説明したが、少なくとも締付
部材44に取手部65が設けられた構成であればよい。
【0070】さらに、締付受け部材43の外周面には、2
つの締付係合溝51,51がほぼ180°の間隙をおいて形
成されている構成について説明したが、4つの締付係合
溝がほぼ90°の間隙をおいて形成されていれば、締付
部材44の位置決めが容易となる。
【0071】また、締付部材44の突出部61の内周面の一
端側には、押圧面62がゴムリング45の外形の一部の形状
に沿った凹弧状に形成されている構成について説明した
が、この締付部材44の一端側から他端側に外方に向かっ
て所定の角度に傾斜した傾斜面からなる押圧面とするこ
ともできる。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、公共桝の
流入口に接続する排水接続管の長さを公道に埋設設置さ
れる公共桝から塀構造物、側溝などの幅に合わせて宅地
内の排水管の流出側端に接続できる長さに調節すること
ができ、しかも、宅地内の排水系の末端の排水管の流出
側端部の位置に合わせて末端の排水管の流出側端部に排
水接続管の内管を接続できる位置まで内管を引き出すこ
とにより排水接続管の内管に宅地内の排水管を容易にか
つ確実に接続でき、また、排水管の流入側開口端を着脱
自在に閉塞体で閉塞することにより宅地内の建造物の建
造前には、排水桝および内管および外管とからなる排水
接続管に宅地内の雨水、地下水、土砂類が流入すること
を防止できる。
【0073】また、排水接続管の外管の排水桝接続部は
偏心縮径して内周下面をこの外管の内周下面と同一面と
したため、外管と排水桝との接続部に排水が溜まる凹部
が形成されず、排水が円滑に流出する。
【0074】請求項2記載の発明によれば、建造物の建
造後に宅地内の排水接続管の内管の排水管接続部の閉塞
体を取外して宅地内の排水管を接続しても、排水接続管
の外管の排水桝接続部は閉塞体が閉塞しているため、竣
工検査が終了するまでは公共桝の排水桝には宅地内の排
水が流入することを防止できる。
【0075】請求項3記載の発明によれば、宅地内の排
水系の竣工検査終了後に、流出側閉塞体の閉塞面に形成
した引掛け部に排水桝の掃除口から挿入した治具を引っ
掛けることにより容易に流出側閉塞体を取外すことがで
き、排水管となる外管の排水桝接続部を開口して宅地内
の排水系を使用することができる。
【0076】請求項4記載の発明によれば、外管の他端
部の内周に形成された環状溝に嵌着された環状のシール
部材が、内管の外周面に圧接し、外管と内管とを液密に
接続するため、宅地内の排水管からの排水が外管の内周
と内管の外周との間から漏洩することを防止できる。
【0077】請求項5記載の発明によれば、締付部材と
締付受け部材との締め付けを解除した状態で、排水接続
管の長さを調節するため、この際に、内管の一端部外周
に摺動自在に嵌合される環状のシール部材が内管の外周
面に圧接してない。このため、シール部材による抵抗が
少なく、大きな力を必要とせず、作業性を向上できる。
【0078】また、排水接続管の長さを調節した後にお
いて、締付部材およびシール部材を摺動させ、締付部材
の嵌合部の内周面に形成された突起部が、締付受け部材
の外周面に形成された締付係合溝を移動することによ
り、締付部材が案内され、締付部材が締付受け部材に締
め付けられた状態となる。そして、この締め付けられた
状態では、締付受け部材の一端面に形成された押圧面と
この押圧面に対向して締付部材の内周面の一端側に形成
された押圧面とにより、シール部材が内管の外周面に圧
接し、外管と内管とを液密に接続するため、宅地内の排
水管からの排水が外管の内周と内管の外周との間から漏
洩することを確実に防止できる。
【0079】請求項6記載の発明によれば、排水接続管
の長さを調節した後において、少なくとも締付部材に設
けた取手部を握り、締付部材を軸方向および周方向に向
けて押圧すれば、締付部材が締付受け部材に締め付けら
れた状態となり、大きな力を必要とせず、締付部材およ
びシール部材を容易に摺動させることができ、外管と内
管とを容易にかつ確実に液密に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す排水桝と排水管と
の接続装置の縦断面図である。
【図2】同上排水桝と排水管との接続装置を用いた排水
系の側面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す排水桝と排水管
との接続装置の縦断面図である。
【図4】同上排水桝と排水管との接続装置における締付
手段の締付後状態を示す拡大縦断面図である。
【図5】同上排水桝と排水管との接続装置における締付
受け部材を示す平面図である。
【符号の説明】
1,41 排水接続管 2 内管 3 外管 4 排水管接続部 5 排水桝 6 流入口 7 排水桝接続部 9 環状溝 10 シール部材としてのゴムリング 11 流入側閉塞体 12 流出側閉塞体 14 流出側閉塞体12の閉塞面 15 引掛け部 22 公道 23 宅地 29 排水管 42 締付手段 43 締付受け部材 44 締付部材 45 シール部材としてのゴムリング 47 押圧面 51 締付係合溝 62 押圧面 63 嵌合部 64 突起部 65 取手部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅地と公道とに跨って埋設設置される排
    水接続管を備え、 この排水接続管は、 宅地側の排水管を接続する排水管接続部を一端に形成し
    た内管と、 排水桝の流入口に接続される排水桝接続部を一端に形成
    し前記内管の他端側からこの内管の外周に摺動可能に嵌
    合した外管とにて構成し、 前記外管の排水桝接続部は偏心縮径して内周下面をこの
    外管の内周下面と同一面とし、 前記排水接続管の内管の排水管接続部に流入側閉塞体を
    着脱自在に嵌合したことを特徴とする排水桝と排水管と
    の接続装置。
  2. 【請求項2】 外管の排水桝接続部に排水桝の流入口の
    内側から着脱自在に嵌合される流出側閉塞体を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の排水桝と排水管との接続
    装置。
  3. 【請求項3】 流出側閉塞体の閉塞面には、この流出側
    閉塞体を排水桝の内側から引き外し可能とする引掛け部
    を形成したことを特徴とする請求項2記載の排水桝と排
    水管との接続装置。
  4. 【請求項4】 外管の他端部の内周に環状溝を形成し、
    この環状溝に内管の外周面に圧接する環状のシール部材
    を嵌着したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の排水桝と排水管との接続装置。
  5. 【請求項5】 外管と内管とを液密に接続する締付手段
    を備え、 この締付手段は、 前記外管の他端部外周に嵌合固着された環状の締付受け
    部材と、 前記内管の一端部外周に摺動自在に嵌合された環状の締
    付部材と、 前記内管の一端部外周に摺動自在に嵌合される環状のシ
    ール部材とにて構成し、 前記締付受け部材の一端面に前記シール部材を内管の外
    周面に圧接させる押圧面を形成するとともに、外周面に
    締付係合溝を形成し、 前記締付部材の内周面の一端側に前記締付受け部材の押
    圧面に対向して前記シール部材を内管の外周面に圧接さ
    せる押圧面を形成し、 前記締付部材の一端側から前記締付受け部材の一端部外
    周に嵌合される嵌合部を突設し、かつ、この嵌合部の内
    周面に前記締付係合溝に係合する突起部を形成したこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の排水
    桝と排水管との接続装置。
  6. 【請求項6】 締付受け部材と締付部材とのうち少なく
    とも締付部材の外周に取手部を設けたことを特徴とする
    請求項5記載の排水桝と排水管との接続装置。
JP8284351A 1995-11-07 1996-10-25 排水桝と排水管との接続装置 Pending JPH09189071A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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