JPH09189643A - 眼鏡レンズ測定装置および眼鏡レンズ用成形型測定装置 - Google Patents
眼鏡レンズ測定装置および眼鏡レンズ用成形型測定装置Info
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- JPH09189643A JPH09189643A JP31288796A JP31288796A JPH09189643A JP H09189643 A JPH09189643 A JP H09189643A JP 31288796 A JP31288796 A JP 31288796A JP 31288796 A JP31288796 A JP 31288796A JP H09189643 A JPH09189643 A JP H09189643A
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Abstract
鏡レンズの測定対象部分のみを挟む構成であるため、特
にレンズ周縁部を測定する際に、眼鏡レンズの自重によ
り保持状態が不安定になり易く、測定結果のバラツキ等
の原因となり、測定精度が低下するという問題がある。 【解決手段】 干渉計を利用した測定光学系10と、測
定対象である眼鏡レンズLを保持する保持台20とから
構成されている。保持台20は、眼鏡レンズLより大径
の接触面21を有すると共に、その中央に出没可能に設
けられたレンズ受け22を備えている。レンズ受けは、
眼鏡レンズLの被測定面Laに密着するよう突出し、か
つ、眼鏡レンズLの周縁の少なくとも一部が接触面21
に支持される。
Description
眼鏡レンズ、若しくは眼鏡レンズを成形するための型を
測定する眼鏡レンズ測定装置に関し、特に、この装置に
おける眼鏡レンズを保持する構成に関する。
ニスカス形状、平面的には直径50〜100mm程度の
円形状に形成されている。この眼鏡レンズの光学的性能
の試験は、レンズメータ等の測定器を用いて行われる。
リズム屈折力等を測定するためには、いずれの場合にも
眼鏡レンズの内側(眼側)、あるいは外側(物体側)の面を
レンズメータのレンズ受けに当てて測定する必要があ
る。従来のレンズメータのレンズ受け1は、図16(A)
に示されるように眼鏡レンズLに測定光を入射させる対
物レンズ1aを内蔵した筒状の部材であり、測定光は、
このレンズ受けの内側を透過して眼鏡レンズLに入射す
る。
程度で眼鏡レンズLの一部のみをカバーする大きさであ
り、このレンズ受け1、および、これと同程度の大きさ
のレンズ押さえ2との間に眼鏡レンズの測定対象部分を
挟み込んで固定し、当該部分の屈折力等を測定する。
た従来のレンズメータでは、共に眼鏡レンズLより小径
のレンズ受け1とレンズ押え2で眼鏡レンズLの測定対
象部分のみを挟んで固定するため、固定された眼鏡レン
ズの姿勢が不安定になり易いという問題がある。特に眼
鏡レンズの周縁部を測定する際には、図16(B)に示さ
れるように眼鏡レンズの自重により眼鏡レンズが傾いて
姿勢が変化する虞があり、測定結果のバラツキ等の原因
となり、測定精度が低下するという問題がある。
する場合には、中心付近の遠用部の屈折力と周辺部に形
成された近用部の屈折力とをそれぞれ独立して測定する
必要があるが、近用部はレンズの周縁部に位置するた
め、近用部の測定時に眼鏡レンズが傾いて測定精度が低
下する可能性がある。
みてなされたものであり、眼鏡レンズの周辺部の屈折力
等を測定する場合にも、眼鏡レンズを安定した状態で保
持することができる眼鏡レンズ測定装置を提供すること
を目的とする。
ンズ測定装置は、上記の目的を達成させるため、被測定
物である眼鏡レンズより大径で眼鏡レンズの周縁部が接
触する接触面を有すると共に、眼鏡レンズに入射する測
定光を導く光路孔が貫通して形成された保持台と、保持
台の光路孔内に、測定光の入射方向に沿って移動可能に
配置された筒状のレンズ受けと、レンズ受けの先端部が
眼鏡レンズの被検面に接触するようレンズ受けを保持台
から突出する方向に付勢する付勢手段と、光路孔内に配
置されたレンズ受けの筒内を介して測定光を眼鏡レンズ
に入射させ、かつ、眼鏡レンズからの反射光を受ける測
定光学系とを備えることを特徴とする。
ズ測定装置の実施態様を2例説明する。図1は、この発
明にかかる眼鏡レンズ測定装置の第1の実施形態を示す
説明図である。
測定光学系10と、測定対象である眼鏡レンズLを保持
する保持台20とから構成される。測定光学系10は、
He−Neレーザー等の光源11から発したコヒーレン
ト光の一部を眼鏡レンズLの被検面Laで反射させ、他
の一部を参照平面で反射させ、これらの2つの反射光の
波面の干渉縞を観察する構成である。
キスパンダー12により所定のビーム径に拡大され、第
1反射ミラー13、ハーフミラー14で反射され、その
一部は参照平面としての平行平面板15で反射されると
共に、平行平面板15を透過した光束は第1、第2対物
レンズ16,17を介して眼鏡レンズLに入射する。な
お、平行平面板15の反射光量と透過光量との比は4:
96程度である。
後側焦点Fより後方に配置された第2対物レンズ17に
発散光として入射する。ここでは、光源から眼鏡レンズ
Lに向かう光束の方向を基準として、注目するレンズよ
り眼鏡レンズL側を「後側」と定義する。
対物レンズ16,17、平行平面板15、ハーフミラー
14を透過し、第2反射ミラー18で反射された後、結
像レンズ19によりCCDカメラ30の撮像面30a上
に結像する。一方、平行平面板15で反射された参照光
も結像レンズ19により撮像面30a上に結像するた
め、これら2つの波面が撮像面30a上で干渉する。
れるように、眼鏡レンズLの周縁部が接触する接触面2
1を有すると共に、中心部に眼鏡レンズLに入射する測
定光を導く光路孔26が貫通して形成されている。接触
面21は、この例では凸面状であり、眼鏡レンズLが接
触面21上で移動した際にも眼鏡レンズLの周縁部の少
なくとも一部が接触するように眼鏡レンズLよりも大き
な径を有する。
きいシリコンゴム等の樹脂製ゴムにより形成されてい
る。したがって、眼鏡レンズLは保持台20上で滑り難
いため位置決めが容易となり、かつ、眼鏡レンズLの表
面に傷が付き難い。
順に、段階的に径が大きくなる3つの部分、小径部26
a、中径部26b、大径部26cから構成されている
(図2(C)参照)。保持台20の光路孔26内には、円筒
状のレンズ受け22が測定光の入射方向に沿って移動可
能に配置されている。レンズ受け22は、眼鏡レンズL
に接触する先端部22aと、内側に第2対物レンズ17
が固定された円筒部22bと、この円筒部22bの外周
のほぼ中央部に周方向に沿って形成された外方フランジ
22cとを備えている。図3は、レンズ受け22を単独
で示す斜視図である。
2に対向する位置には、図1に示されるように、眼鏡レ
ンズLがレンズ受け22と接触面21とに接触する状態
で眼鏡レンズLを固定するレンズ当て23が設けられて
いる。
物レンス16側が光路孔26の小径部26aに、フラン
ジ部22cが中径部26bにそれぞれ嵌合するよう保持
台20に組み付けられる。また、光路孔26の中径部2
6bには、圧縮スプリング25がレンズ受け22の周囲
を巻回するように配置されている。圧縮スプリング25
は、レンズ受けのフランジ部22cと、光路孔26の小
径部26aと中径部26bとの間に形成される段差との
間に介装され、レンズ受け22の先端部22aが眼鏡レ
ンズLの被検面Laに接触するようレンズ受け22を保
持台20から突出する方向に付勢している。
ンズ受け22の円筒部22bを貫通させる貫通孔24a
が形成された円板状のストッパー部材24が、ねじ込
み、あるいは填め込みによって保持台20に固着されて
いる。ストッパー部材24の貫通孔24aは、レンズ受
け22のフランジ部22cより小径であり、フランジ部
22cがストッパー部材24に内側から当接した際に、
圧縮スプリング25により突出方向に付勢されているレ
ンズ受け22の最大突出位置が規定される。
スプリング25を中径部26b内に組み込み、レンズ受
け22を円筒部22bが小径部26aに嵌合するよう挿
入する。続いてストッパー部材24を、円筒部22bが
貫通孔24aを貫通するようレンズ受け22にかぶせ、
圧縮スプリング25のバネ力に抗してレンズ受け22を
押し込みつつ大径部22cにはめ込む。
ズLが配置されていない状態では図2(A)に示す最大突
出位置まで突出し、眼鏡レンズLが配置された場合に
は、図1に示されるように、レンズ当て23により押圧
される眼鏡レンズLに押されて先端部22aが測定面L
aに密着し、かつ、眼鏡レンズの周縁部の少なくとも一
部が接触面21に接する位置まで保持台20内に押し込
まれる。なお、第2対物レンズ17は、レンズ受け22
の端面22aに焦点を一致させた状態で、レンズ受け2
2と一体に光軸方向に移動可能に配置されている。
7の光軸を被検面の測定対象となっている領域の中心に
対して垂直に保つ必要があり、かつ、眼鏡レンズLのレ
ンズ面を第2対物レンズ17の後ろ側焦点に一致させる
ため、レンズ受け22を眼鏡レンズLに対して密着させ
る必要がある。また、眼鏡レンズLを安定した状態で保
持するためには、眼鏡レンズLの周縁部の少なくとも一
部が接触面21に接触して支持されるよう位置決めする
必要がある。そこで、レンズ受け22の突出量は、眼鏡
レンズLに密着した状態でレンズ周縁が接触面21に接
触するよう調整される。
鏡レンズLの被検面Laの測定対象となる領域に全体的
に密着し、これにより第2対物レンズの焦点は被検面L
aにほぼ一致することとなる。
るレンズ受け22と一体に光軸方向に移動可能であり、
第1対物レンズ16の後側焦点Fから第2対物レンズま
での距離に応じて被検面La側に射出される光束の波面
の曲率を変化させることができる。ここで使用している
第2対物レンズ17が球面レンズである場合には、波面
は平面波、あるいは球面波となる。
が被検面Laの曲率半径とほぼ一致した場合に、ほぼオ
ートコリメーションの状態となり、第1対物レンズ16
を透過して戻る反射光はほぼ平面波となる。参照平面で
の反射光も平面波となるため、被検面に収差がなければ
干渉縞は発生しない。他方、被検面に形状誤差等の収差
がある場合にはオートコリメーションの状態で干渉縞が
発生し、被検面が非球面である場合には完全なオートコ
リメーション状態とはならずに干渉縞が発生する。した
がって、干渉縞の形状から被検面の形状を測定すること
ができる。
ンズ17の基準位置からオートコリメーション状態とな
る位置までの移動量により検出することができる。第2
対物レンズ17の基準位置は、被検面の位置に平面ミラ
ーを配置した際にオートコリメーション状態となる位置
として定義される。測定前に基準位置を求める際には、
レンズ受け22に所定の反射率を有する参照平面、ある
いは既知の曲率半径を持つ基準球面を置いてCCDカメ
ラ30の撮像面30a上で生じた干渉縞を縞解析し、解
析結果から得られるディフォーカス量に基づいてこのデ
ィフォーカス量が打ち消される位置を基準位置とする。
屈折力の測定時には、第2対物レンズ17を保持台20
と共に移動させて一旦基準位置に設定し、この基準位置
からの移動量を測定する。
の画像データは、図示せぬ画像処理装置を介してコンピ
ュータに入力され、第2対物レンズ17の移動量は、測
長器からコンピュータに入力される。コンピュータは、
画像処理装置から入力された干渉縞の画像をツェルニ
ケ、ザイデルの多項式近似等を用いた縞解析により解析
して眼鏡レンズLの測定対象となる領域の形状データ、
非点収差量、非球面量等を測定すると共に、測長器から
入力される第2対物レンズ17の移動量に基づき被検面
Laの屈折力を測定し、これらの測定結果を数値データ
としてCRT等の表示装置上に表示する。
17を移動させる場合には、第1対物レンズ16からC
CDカメラ30までの光路長が変化せず、CCDカメラ
30の撮像面30a上に形成される像の倍率が変化しな
いため、干渉縞の解析に際して倍率変化を考慮したスケ
ーリング等の処理が不要である。
多焦点レンズの曲率半径が遠用部と近用部とで無限から
数十mmまでの範囲をとり得るため、第2対物レンズ1
7の作動距離は上記範囲内のいずれの曲率半径について
もほぼオートコリメーション状態を確保できるよう設定
される必要がある。
なく、眼鏡レンズを成形するための型の形状測定にも利
用することができる。累進多焦点レンズのような複雑な
形状のレンズは、プラスチック成形により製造される。
成形型は、2枚のメニスカス形状のガラス型をレンズの
厚さに相当する間隔をおいて配置し、その外周をパッキ
ンで覆って構成され、成形の際にはパッキンの一部に設
けられた注入口から溶融プラスチックを流し込んで固化
させる。実施形態では、眼鏡レンズを例として説明して
いるが、内側、外側のガラス型も同様に測定対象とな
る。
向けたメニスカス形状であり、多焦点レンズ、あるいは
累進多焦点レンズでは、一般に、眼側となる内側の凹面
が回転対称なベースカーブ面とされ、外側の凸面に近用
部等の小玉、あるいは累進屈折面が形成されている。し
たがって、ガラス型は、眼鏡レンズの外側面の型となる
凹面型に累進部等を形成するための面が形成され、内側
面の型となる凸面型にベースカーブ面を形成するための
面が形成されている。
定する場合、あるいは眼鏡レンズの外側面の型となる凹
面型を測定する場合には、図4(A)に示すように接触面
21を被検面Laより曲率の緩い凸面、すなわち曲率半
径の絶対値が大きい凸面とすることが望ましい。
ズあるいはレンズ型Lの周辺部を測定する場合にもレン
ズ受け22を接触面Laが平面である場合と比較して少
ない突出量で密着させることができる。特に、被検面L
aの曲率半径が比較的小さい場合には、接触面21が平
面であると、周辺部を測定する際にレンズ受け22を眼
鏡レンズに密着させるための突出量が大きくなる。
の絶対値がかなり大きい場合、すなわち、曲率が緩い場
合には、図4(B)に示すような平面状の接触面21aを
有する保持台20aを用いることができる。
面を測定する場合、あるいは眼鏡レンズの内側面の型と
なる凸面型を測定する場合には、図4(C)に示すように
被検面より曲率のきつい凹面、すなわち曲率半径の絶対
値が小さい凹面を接触面21bとする保持台20bを用
いることが望ましい。
ズあるいはレンズ型の凹面を測定する場合の説明図であ
る。図5は、レンズ型の中央部Pcを測定する場合を示
しており、(A)が正面図、(B)が平面図である。また、
図6は、図5に示す状態から眼鏡レンズ、あるいはレン
ズ型Lをスライドさせて周辺部Ppを測定する際の説明
図であり、(A)が正面図、(B)が平面図である。なお、
以下の説明では、眼鏡レンズを例として説明するが、同
様の手法によりレンズ型の測定も可能である。
中央部Pcを測定する場合、図5(A)に示すようにレン
ズ受け22を被検面Laに密着させた状態で眼鏡レンズ
Lの一方側が接触面21に接触するようにレンズ受け2
2の突出量が定められる。
図6(A)に示すようにレンズ受け22を被検面Laに密
着させた状態で眼鏡レンズLの一方側が接触面21に接
触するようにするため、レンズ受け22の突出量は中央
部Pcを測定する際より大きな値に定められる。
触面21とで眼鏡レンズLを支持することとなるため、
眼鏡レンズの周縁部を測定する場合にもレンズ型が自重
で傾くことなく、従来のように小径のレンズ受けとレン
ズ当てのみを用いて挟み込む場合と比較して、正確な測
定が可能となる。
合には、図1に示されるように眼鏡レンズLの周縁全体
が接触面21に接触した状態でレンズ受け22を被検面
Laに密着させることも可能であり、この場合にはより
安定した状態での測定が可能である。特に、眼鏡レンズ
Lの被検面Laの曲率半径の絶対値が接触面21の曲率
半径に近い場合には、中心付近を測定する場合には眼鏡
レンズLの周縁部を全体的に接触させた状態で測定可能
である。
めについて説明する。以下の説明では、遠用部と近用部
とを備える多焦点レンズを測定対象とする場合を例とす
る。多焦点レンズは、遠用部と近用部とをそれそれ独立
して測定する必要があるため、位置決めが単焦点レンズ
より煩雑である。そこで、以下の例では、眼鏡レンズ上
に指標となるマーキングを付すと共に、保持台の接触面
上に設定位置を示すための指標線を形成することによ
り、多焦点レンズの位置決めを簡易化している。
面21上の指標線は、縦方向については、直径となる中
央指標線T1と、これを境に対称な右目レンズ用指標線
T2、左目レンズ用指標線T3との3本が描かれており、
横方向については近用部用指標線T4と遠用部用指標線
T5とが描かれている。
されるように成形段階で3点のマークMR1,MR2,M
R3が刻印され、左目レンズLLには図8(B)に示される
ように同様に3点のマークML1,ML2,ML3が刻印
される。各レンズのマークを指標線に合わせることによ
り、それぞれの部位を測定する際の位置決めが可能とな
る。
2、および第2のマークMR2.ML2は各レンズの天地
方向の直径上に付されており、第3のマークMR3,M
L3はそれぞれ眼鏡に加工された際に鼻側となる位置に
付されている。時計盤にたとえると、右目レンズLRで
は12時、3時、6時の方向にマークが付されているの
に対し、左目レンズLLでは12時、6時、9時の方向
にマークが付されている。
径、すなわち第1、第2のマークを結ぶライン上にあっ
てレンズ中心より上方に位置しており、近用部Pnはこ
のラインより鼻側であってレンズ中心より下方に位置し
ている。
(B)に示すように、右目、左目いずれのレンズの場合に
も第1、第2のマークMR1,MR2,ML1,ML2を中
央指標線T1に合わせ、第3のマークMR3,ML3を遠
用部用指標線T5に合わせる。
には、図9(C)に示すように第1、第2のマークMR
1,MR2を右目用指標線T2に合わせ、第3のマークM
R3を近用部用指標線T4に合わせる。左目用レンズLL
の近用部Pnを測定する際には、図9(D)に示すように
第1、第2のマークML1,ML2を左目用指標線T3に
合わせ、第3のマークML3を近用部用指標線T4に合わ
せる。
は、指標線にマークを合わせるのみで測定個所をレンズ
受け22に対して正確に位置決めできるため、特に多焦
点レンズのように焦点距離の異なる複数の領域を備える
眼鏡レンズを測定する場合に測定作業が容易となる。
定装置の第2の実施形態を示す説明図である。光学系の
構成は、図1に示した第1の実施形態と同一である。第
2の実施形態では、第2対物レンズ17を保持するレン
ズ受け42が保持台40に対して非接触で光軸方向に移
動できるように設けられており、かつ、保持台40が光
軸に対して傾動可能に構成されている。
触する接触面41を有すると共に、中心部に眼鏡レンズ
Lに入射する測定光を導く光路孔46が貫通して形成さ
れている。接触面41は、この例では凸面状であり、眼
鏡レンズLが接触面41上で移動した際にも眼鏡レンズ
Lの周縁部が接触するように眼鏡レンズLよりも大きな
径を有する。光路孔46は、第1対物レンズ16側から
順に、段階的に径が小さくなる3つの部分、大径部46
a、中径部46b、小径部46cから構成されている。
示すように、眼鏡レンズLに接触する先端部42aと、
内側に第2対物レンズ17が固定された円筒部42b
と、この円筒部42bの第1対物レンズ16側に形成さ
れた接続部42cとを備えている。レンズ受け42の接
続部42cは、リニアモーションベアリング等の直動型
のガイド部材48に接続されている。ガイド部材48
は、図11(B)に示されるように、装置本体に固定され
る固定部48aと、この固定部に対して図中の矢印方向
に直動可能な可動部48bとから構成されている。接続
部42cは、可動部48bに接続されており、これによ
りレンズ受け42はガイド部材48により光軸方向に進
退可能に支持される。また、固定部48aと接続部42
cとの間には、接続部42cに対して常時図中上方向の
力を作用させる引張スプリング45が設けられている。
図12は、レンズ受け42を単独で示す斜視図である。
接続部42cには、引張スプリング45を係合させるた
めのフック42dが形成されている。
されていない状態では、レンズ受け42の自重と引張ス
プリング45の張力とが釣り合う最大突出位置に位置
し、眼鏡レンズLがセットされると、眼鏡レンズLの周
縁が接触面41に接触する位置まで眼鏡レンズLの自重
によって下方に変位する。引張スプリング45の張力
は、眼鏡レンズLとレンズ受け42との重量のみにより
レンズ受け42が下方に変位するように定められてい
る。
第2対物レンズ17の光軸を被検面に対して垂直に保
ち、かつ、レンズ受け42を眼鏡レンズLに対して密着
させる必要がある。また、眼鏡レンズLを第1の実施形
態におけるレンズ当てのような部材を用いずに安定した
状態で保持するためには、レンズの周縁が全周にわたっ
て接触面41に接触できるようにすることが望ましい。
第2の実施形態では、保持台40を光軸に対して傾動可
能に構成することにより、測定対象が眼鏡レンズの中心
部である場合のみでなく、周辺部である場合にも上記の
ようにレンズ受け42を眼鏡レンズLに対して光軸が垂
直になるよう密着させつつ、レンズ周縁を全周にわたっ
て接触面41に接触させることができる。すなわち、眼
鏡レンズLの中心部が測定対象である場合には、図10
に示されるように保持台40を傾けなくともレンズ受け
を垂直に密着させつつレンズ周縁を全周にわたって接触
面41に接触させることができ、周辺部が測定対象とな
る場合には、保持台ごと眼鏡レンズLを傾けることによ
り、同様の状態を保つことができる。
機構50の構成を示す。(A)は図10と同様の正面図、
(B)はこれを90度異なる方向から見た側面図である。
傾動機構50は、2枚の平面状の板材51,52と、こ
れら板材の間に設けられた2組の摺動部材53,54
と、引張スプリング55、および調整ネジ56とから構
成されている。第1の板材51の上面には保持台40が
固定され、第2の板材52は装置の固定部に固定されて
いる。第1組の摺動部材53は、第1の板材51の下面
に固着された凸の円筒面を有する第1摺動片53aと、
第2の板材52の上面に固着されて第1の摺動片53a
に摺接する凹の円筒面を有する第2の摺動片53bとか
ら構成されている。第2組の摺動部材54も同様に第
1、第2の摺動片54a,54bから構成されている。
に示すように、円筒面の中心線が一致するように光路を
挟む両側に配置されており、第1の板材51を第2の板
材52に対して傾けるよう力を作用させると、摺動部材
53,54の第1の摺動片53a,54aが第2の摺動片
53b,54bに対して摺動し、第1の板材51は円筒
面の中心線を支軸として傾動する。また、この中心線を
境とする一方側には、第1、第2の板材51,52を互
いに近接する方向に力を作用させる引張スプリング55
a,55bが設けられると共に、他方側には第1の板材
51に形成された貫通孔51aを貫通して第2の板材5
2に形成されたネジ孔52aに螺合する調整ネジ56が
設けられている。調整ネジ56は、ネジ軸56aと、そ
の上端に設けられたつまみ56bとから一体に構成され
ている。
回動することにより調整できる。すなわち、図13(A)
(B)に示した傾きのない基準状態から調整ネジ56を締
める方向に回動させると、つまみ56bが第1の板材5
1に当接して調整ネジ側を第2の板材52へ近づける方
向の力が作用し、これにより第1の板材51が摺動部材
53,54にガイドされて引張スプリング55a,55b
を伸張させつつ図中反時計回りに傾動する。保持台40
を傾けることにより、眼鏡レンズLの周辺部を測定対象
とする場合にも、図13(C)に示すようにレンズ受け4
2を眼鏡レンズLに対して光軸が垂直になるよう密着さ
せつつ、レンズ周縁を全周にわたって接触面41に接触
させることができる。図13(C)に示す状態から調整ネ
ジを緩める方向に回動すると、つまみ56bが第2の板
材52から離れる方向に変位し、引張スプリング55
a,55bの作用により第1の板材51が時計回りに傾
動する。
鏡レンズあるいはレンズ型の凹面を測定する場合の説明
図である。図14は、レンズ型の中央部Pcを測定する
場合を示しており、(A)が正面図、(B)が平面図であ
る。また、図15は、図14に示す状態から眼鏡レン
ズ、あるいはレンズ型Lをスライドさせて周辺部Ppを
測定する際の説明図であり、(A)が正面図、(B)が平面
図である。
中央部Pcを測定する場合、図14(A)に示すようにレ
ンズ受け42を被検面Laに密着させた状態で眼鏡レン
ズLの周縁が全周にわたって接触面41に接触するよう
にレンズ受け42の突出量と保持台40の傾き量とが定
められる。
も、図15(A)に示すようにレンズ受け42を被検面L
aに密着させた状態で眼鏡レンズLの周縁が全周にわた
って接触面41に接触するようにするため、レンズ受け
42の突出量および保持台40の傾き量は中央部Pcを
測定する際より大きな値に定められる。なお、第2の実
施形態では、レンズの周縁全体がレンズ受けに接触する
ため、第1の実施形態に含まれるレンズ当て23のよう
にレンズを上側から押さえる部材がなくともレンズを安
定した状態で保持することができる。
6,46がいずれも各保持台20,40の中心部に形成さ
れているが、光路孔の位置は必ずしも実施形態に限定さ
れず、中心から偏心した位置に形成することもできる。
ば、眼鏡レンズ、あるいはレンズ型の周辺部を測定する
場合にも、眼鏡レンズ、あるいはレンズ型を安定した状
態で保持することができ、測定結果のバラツキをなくし
て測定精度を向上させることができる。
の実施形態を示す説明図である。
(A)は断面図、(B)は平面図、(C)は光路孔の構成を示
す平面図である。
る。
る。
場合の眼鏡レンズと保持台との関係を示し、(A)が正面
図、(B)が平面図である。
場合の眼鏡レンズと保持台との関係を示し、(A)が正面
図、(B)が平面図である。
ある。
定する際の位置決めの方法を示す平面図である。
2の実施形態を示す説明図である。
部材との拡大図、(B)はガイド部材の正面図である。
ある。
(A)は図10と同様の正面図、(B)はこれを90度異な
る方向から見た側面図、(C)は保持台を傾動させた様子
を示す(A)と同様の正面図である。
する場合の眼鏡レンズと保持台との関係を示し、(A)が
正面図、(B)が平面図である。
る場合の眼鏡レンズと保持台との関係を示し、(A)が正
面図、(B)が平面図である。
当ての構成を示す側面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 被測定物である眼鏡レンズより大径で前
記眼鏡レンズの周縁部が接触する接触面を有すると共
に、前記眼鏡レンズに入射する測定光を導く光路孔が貫
通して形成された保持台と、 前記保持台の光路孔内に、前記測定光の入射方向に沿っ
て移動可能に配置された筒状のレンズ受けと、 前記レンズ受けの先端部が前記眼鏡レンズの被検面に接
触するよう前記レンズ受けを前記保持台から突出する方
向に付勢する付勢手段と、 前記光路孔内に配置された前記レンズ受けの筒内を介し
て前記測定光を前記眼鏡レンズに入射させ、かつ、眼鏡
レンズからの反射光を受ける測定光学系とを備えること
を特徴とする眼鏡レンズ測定装置。 - 【請求項2】 前記被検面は凹面であり、前記接触面
は、前記被検面より曲率の緩い凸面であることを特徴と
する請求項1に記載の眼鏡レンズ測定装置。 - 【請求項3】 前記被検面は凹面であり、前記接触面
は、平面であることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡
レンズ測定装置。 - 【請求項4】 前記被検面は凸面であり、前記接触面
は、前記被検面より曲率が強い凹面であることを特徴と
する請求項1に記載の眼鏡レンズ測定装置。 - 【請求項5】 前記接触面上に、前記眼鏡レンズの設定
位置を示すための指標が形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の眼鏡レンズ測定装置。 - 【請求項6】 前記接触面は、前記眼鏡レンズとの摩擦
が大きい樹脂製ゴムであることを特徴とする請求項1に
記載の眼鏡レンズ測定装置。 - 【請求項7】 前記眼鏡レンズを介して前記レンズ受け
と対向する位置に、前記眼鏡レンズが前記レンズ受けと
前記接触面とに接触する状態で前記眼鏡レンズを固定す
るレンズ当てが設けられていることを特徴とする請求項
1に記載の眼鏡レンズ測定装置。 - 【請求項8】 前記保持台は、前記入射方向に対して傾
動可能であることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡レ
ンズ測定装置。 - 【請求項9】 前記眼鏡レンズに代えて眼鏡レンズ成形
型のレンズ面形成用の内面を測定することを特徴とする
請求項1から8のいずれかに記載の眼鏡レンズ成形型測
定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31288796A JP3634527B2 (ja) | 1995-11-09 | 1996-11-09 | 眼鏡レンズ測定装置および眼鏡レンズ用成形型測定装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31591195 | 1995-11-09 | ||
| JP7-315911 | 1995-11-09 | ||
| JP31288796A JP3634527B2 (ja) | 1995-11-09 | 1996-11-09 | 眼鏡レンズ測定装置および眼鏡レンズ用成形型測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09189643A true JPH09189643A (ja) | 1997-07-22 |
| JP3634527B2 JP3634527B2 (ja) | 2005-03-30 |
Family
ID=26567365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31288796A Expired - Fee Related JP3634527B2 (ja) | 1995-11-09 | 1996-11-09 | 眼鏡レンズ測定装置および眼鏡レンズ用成形型測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3634527B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015504524A (ja) * | 2012-12-04 | 2015-02-12 | エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック) | 眼鏡レンズの反射測定を実行するための支持体、装置及び方法 |
| CN113458590A (zh) * | 2020-03-30 | 2021-10-01 | 豪雅镜片泰国有限公司 | 镜片定位机构、镜片制造装置及镜片构件的制造方法 |
-
1996
- 1996-11-09 JP JP31288796A patent/JP3634527B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015504524A (ja) * | 2012-12-04 | 2015-02-12 | エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック) | 眼鏡レンズの反射測定を実行するための支持体、装置及び方法 |
| CN113458590A (zh) * | 2020-03-30 | 2021-10-01 | 豪雅镜片泰国有限公司 | 镜片定位机构、镜片制造装置及镜片构件的制造方法 |
| JP2021157123A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | ホヤ レンズ タイランド リミテッドHOYA Lens Thailand Ltd | レンズ位置決め機構、レンズ製造装置およびレンズ部材の製造方法 |
| US12168329B2 (en) | 2020-03-30 | 2024-12-17 | Hoya Lens Thailand Ltd. | Lens positioning mechanism, lens producing apparatus, and method for producing lens member |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3634527B2 (ja) | 2005-03-30 |
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