JPH0919011A - 閉鎖配電盤 - Google Patents

閉鎖配電盤

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JPH0919011A
JPH0919011A JP7163936A JP16393695A JPH0919011A JP H0919011 A JPH0919011 A JP H0919011A JP 7163936 A JP7163936 A JP 7163936A JP 16393695 A JP16393695 A JP 16393695A JP H0919011 A JPH0919011 A JP H0919011A
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JP
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fan
temperature
load
box
detecting means
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JP7163936A
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English (en)
Inventor
Shigeto Furukawa
成人 古川
Tsutomu Akaha
力 赤羽
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Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台のファン装置を備えた閉鎖配電盤にお
いて、箱体内の温度上昇を抑えながらも、ファン装置の
交換周期を長くすることを可能とする。 【構成】 4台の負荷のうち、2台の負荷21,22が
運転されると、第1のファン装置のみ運転させ、4台全
部の負荷21〜24が運転されたら、第2のファン装置
も運転させる。そして、4台のうちの1台の負荷24が
停止されると、長く運転している第1のファン装置の運
転を停止し、全部の負荷が停止されることに伴い、第2
のファン装置の運転も停止する。このように制御するこ
とより、箱体内の温度上昇を抑えながらも、ファン装置
の無駄な運転がなく、また、各ファン装置の運転時間を
極力均一にすることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のユニットが収
納された箱体内を換気するファン装置を複数台備えた閉
鎖配電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】閉鎖配電盤、例えばコントロールセンタ
は、低圧電動機や抵抗負荷などの負荷の開閉及び保護を
目的とし、発電所や一般産業用補機の集中制御に用いら
れており、基本的には、箱体内の正面側(前部側)にユ
ニット(単位装置)が多段に収納された構成となってい
る。ここでいうユニットとは、配線用遮断器と電磁接触
器の主回路部品や過電流継電器及びインバータ装置等
を、単位回路ごとに共通なフレームにまとめたものであ
る。
【0003】この種のコントロールセンタにおける従来
構成のものでは、負荷の運転に伴いユニット内の機器の
発熱により箱体内の温度が上昇するため、場合によって
は箱体内の温度が機器の周囲温度制限値を越えてしまう
おそれがあった。
【0004】そこで、このようなことに対処するため
に、箱体内を強制的に換気するためのファン装置を設け
たものが供されている。このものは、ファン装置は複数
台、例えば2台設けられていて、ユニットにより制御さ
れる負荷が1個でも運転されると、2台のファン装置を
同時に運転させ、これらファン装置により箱体内を強制
的に換気することによって箱体内の温度上昇を抑えるよ
うにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来構
成のものでは、箱体内の温度上昇を抑えることはできる
のであるが、各ファン装置の使用頻度が高いため、ファ
ン装置の交換を比較的短周期で行わなければならないの
が実情であった。
【0006】そこで、本発明の目的は、箱体内の温度上
昇を抑えながらも、ファン装置の交換周期を長くするこ
とが可能な閉鎖配電盤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の手段は、負荷の開閉等を行う機器
を単位回路ごとにまとめて構成されたユニットを箱体内
に複数個収納すると共に、前記箱体内を換気するファン
装置を複数台備えた閉鎖配電盤において、前記負荷の運
転状態を検出する負荷運転状態検出手段と、この負荷運
転状態検出手段の検出信号に基づき前記各ファン装置の
運転を制御すると共に、各ファン装置の運転時間がほぼ
均一となるように制御するファン制御手段とを具備する
構成としたところに特徴を有する。
【0008】この場合、負荷運転状態検出手段は、各ユ
ニットに電流を分岐する分岐導体に流れる電流を検出す
る電流検出手段により構成したり(第2の手段)、或い
は箱体内の温度を検出する温度検出手段により構成した
り(第3の手段)することができる。
【0009】また、第4の手段は、負荷の開閉等を行う
機器を単位回路ごとにまとめて構成されたユニットを箱
体内に複数個収納すると共に、箱体外部の空気を吸気口
から箱体内へ吸入しかつ箱体内の空気を排気口から箱体
外へ排出することにより箱体内を換気するファン装置を
複数台備えた閉鎖配電盤において、前記各ユニットに電
流を分岐する分岐導体に流れる電流を検出する電流検出
手段と、前記箱体内の温度を検出する温度検出手段と、
前記吸気口及び排気口に装着されたフィルタと、前記電
流検出手段または温度検出手段の検出信号に基づき前記
各ファン装置の運転を制御すると共に、各ファン装置の
運転時間がほぼ均一となるように制御し、さらに、前記
電流検出手段の検出信号に基づき予測される予測温度と
前記温度検出手段による検出温度とを比較して、検出温
度が予測温度よりも高い場合に前記フィルタの目詰まり
であることを検出するファン制御手段とを具備する構成
としたところに特徴を有する。
【0010】
【作用】第1の手段によれば、負荷運転状態検出手段に
より負荷の運転状態を検出し、その負荷の運転状態に応
じてファン装置の運転を制御することにより、箱体内の
温度上昇を抑えながらも、ファン装置の効率の良い運転
が可能となる。また、複数台のファン装置の運転時間を
ほぼ均一となるように制御することにより、個々のファ
ン装置の負担を少なくすることができるので、ファン装
置の交換周期を長くすることが可能となる。
【0011】この場合、運転されている負荷の数に応じ
て分岐導体を流れる電流の大きさが変わるので、電流検
出手段によりその分岐導体に流れる電流の大きさを検出
することにより、どれだけの負荷が運転されているかが
わかる。また、運転されている負荷の数に応じて箱体内
の温度が変わるので、温度検出手段によりその箱体内の
温度を検出することにより、どれだけの負荷が運転され
ているかがわかる。
【0012】第4の手段によれば、電流検出手段または
温度検出手段の検出信号に基づき各ファン装置の運転を
制御することにより、箱体内の温度上昇を抑えながら
も、ファン装置の効率の良い運転が可能となる。また、
複数台のファン装置の運転時間をほぼ均一となるように
制御することにより、個々のファン装置の負担を少なく
することができるので、ファン装置の交換周期を長くす
ることが可能となる。さらに、ファン制御手段により、
電流検出手段の検出信号に基づき予測される予測温度と
温度検出手段による検出温度とを比較して、検出温度が
予測温度よりも高い場合にフィルタの目詰まりであるこ
とを検出することができるから、フィルタが目詰まりと
なったことを使用者に報知することが可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明をコントロールセンタに適用し
た第1実施例について図1ないし図5を参照して説明す
る。まず、図2及び図3において、コントロールセンタ
の外殻を構成する箱体1の内部の前部には、複数の仕切
り板2により仕切ることにより、4個のユニット収納室
3が上下方向に重なるように形成されていると共に、最
上部にファン収納室4が形成され、最下部にダクト室5
が形成されており、さらに、ユニット収納室3の右側に
は上下方向に延びるダクト部6が形成されている。
【0014】各ユニット収納室3内には、それぞれユニ
ット7が収納されている。ここでいうユニット7は、配
線用遮断器8及びインバータ装置9などの機器を単位回
路ごとにフレーム10に取り付けることによってまとめ
て構成されている。箱体1内におけるユニット収納室3
の後側には、各ユニット7の機器に電流を分岐する三相
交流の分岐導体11が設けられている。
【0015】各ユニット収納室3の前面には、ユニット
収納室3を開閉するユニット扉12がそれぞれ回動可能
に設けられ、また、ダクト部6の前面にも、ダクト部6
を開閉する扉13が回動可能に設けられている。ファン
収納室4の前面には排気口14が形成されていて、この
排気口14にフィルタ15が装着されている。また、ダ
クト室5の前面には吸気口16が形成されていて、この
吸気口16にもフィルタ17が装着されている。
【0016】そして、ファン収納室4内には、ファンモ
ータとこのファンモータにより回転駆動される送風ファ
ンから成る第1及び第2のファン装置18,19が左右
に並べて配設されていると共に、後部にマイクロコンピ
ュータを備えたファン制御手段たるファン制御装置20
が配設されている。
【0017】ここで、第1及び第2のファン装置18,
19が運転されると、図2及び図3に矢印で示すよう
に、箱体1外部の空気(外気)が吸気口16から箱体1
内に吸入され、ダクト室5からダクト部6及び各ユニッ
ト収納室3を通り、そして箱体1内の空気が排気口14
から箱体1外へ排出されるようになる。これにより、箱
体1内が換気され、箱体1内の温度上昇が抑えられるよ
うになる。
【0018】図4は負荷と各ユニット7との電気的な接
続関係を概略的に示したものである。この図4におい
て、各ユニット7の配線用遮断器8及びインバータ装置
9は分岐導体11に接続されていて、各インバータ装置
9を介して、それぞれ電動機から成る4個の負荷21,
22,23,24が制御されるようになっている。各イ
ンバータ装置9には、これの作動時にオンされるスイッ
チ25,26,27,28が設けられている。これらス
イッチ25〜28は、負荷21〜24の運転状態を検出
する負荷運転状態検出手段を構成していて、図5に示す
ように、これの検出信号がファン制御装置20に出力さ
れるようになっている。ファン制御装置20は、スイッ
チ25〜28からの検出信号に基づき、第1及び第2の
ファン装置18,19を後述するように制御するように
なっている。
【0019】ファン制御装置20の制御内容の一例を図
1も参照して説明する。この図1において、斜線部分が
運転状態を示している。4台の負荷21〜24のうち、
1台めの負荷21の運転が開始されると、スイッチ25
がオンし、その信号がファン制御装置20に出力され
る。ファン制御装置20では、スイッチ25の信号が入
力されることにより、1台の負荷21が運転されたこと
がわかるが、1個のユニット7の機器の発熱だけでは箱
体1内の温度はそれ程上昇しないため、第1及び第2の
ファン装置18,19はどちらも運転しない。
【0020】2台めの負荷22の運転が開始されると、
スイッチ26がオンし、その信号がファン制御装置20
に出力されることに基づき、ファン制御装置20では、
2台の負荷21,22が運転されたことがわかる。2台
の負荷21,22が運転されると、2個のユニット7の
機器の発熱に伴い、箱体1内の温度がかなり上昇するよ
うになるため、一方の第1のファン装置18のみ運転を
開始させる。この第1のファン装置18の運転により、
箱体1内が換気され、箱体1内の温度上昇が抑えられる
ようになる。
【0021】3台めの負荷23の運転が開始されると、
スイッチ27がオンし、その信号がファン制御装置20
に出力されることにに基づき、ファン制御装置20で
は、3台の負荷21,22,23が運転されたことがわ
かる。しかし、3台の負荷21〜23が運転されても、
第1のファン装置18のみの運転により箱体1内の温度
上昇が抑えられるので、第1のファン装置18のみの運
転を継続する。
【0022】4台めの負荷24の運転が開始された場合
には、スイッチ28がオンし、その信号がファン制御装
置20に出力されることに基づき、ファン制御装置20
では、4台の負荷21〜24が運転されたことがわか
る。4台の負荷21〜24が運転されると、4個のユニ
ット7の機器の発熱に伴い、箱体1内の温度がかなり上
昇することになるため、第1のファン装置18に加えて
第2のファン装置19の運転を開始させる。これによ
り、箱体1内が第1及び第2のファン装置18,19に
より換気され、箱体1内の温度上昇が抑えられるように
なる。
【0023】そして、4台の負荷21〜24のうち、1
台の負荷24の運転が停止されると、スイッチ28がオ
フし、これに基づき、ファン制御装置20では、1台の
負荷24の運転が停止されたことがわかる。このとき、
ファン装置としては1台の運転のみでよいため、長く運
転している第1のファン装置18の運転を停止し、第2
のファン装置19の運転を継続する。
【0024】2台めの負荷23の運転が停止された場合
は、第2のファン装置19の運転を継続する。そして、
残りの2台の負荷22,21の運転が共に停止される
と、第2のファン装置19の運転も停止する。
【0025】このような第1実施例によれば、負荷の運
転台数に応じて第1及び第2のファン装置18,19の
運転を制御することにより、箱体1内の温度上昇を抑え
ながらも、第1及び第2のファン装置18,19の無駄
な運転がなく、効率の良い運転が可能となる。また、第
1及び第2のファン装置18,19の運転時間をほぼ均
一となるように制御することにより、個々のファン装置
の負担を少なくすることができるので、第1及び第2の
ファン装置18,19の交換周期を長くすることが可能
となる。
【0026】図6ないし図8は本発明の第2実施例を示
したものであり、この第2実施例は上記した第1実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、負荷21〜24
の運転状態を検出する負荷運転状態検出手段として、ス
イッチ25〜28に代えて、分岐導体11に流れる電流
を検出する電流検出手段を設ける。電流検出手段は、変
流器29(カレントトランス)(図7参照)と電流電圧
変換器30(図8参照)とから構成し、電流電圧変換器
30の検出信号をファン制御装置31(ファン制御手
段)に出力し、ファン制御装置31は、その電流電圧変
換器30の検出信号に基づき第1及び第2のファン装置
18,19の運転を制御する構成となっている。
【0027】ファン制御装置31の制御内容の一例を図
6も参照して説明する。1台めの負荷21の運転が開始
されると、分岐導体11に流れる電流に応じた検出信号
が電流電圧変換器30からファン制御装置31に出力さ
れる。ファン制御装置20は、その検出信号に基づく検
出電流値(図6に検出電流を斜線で示している)と、予
め設定されている1台のファン装置運転の基準値Aとを
比較し、検出電流値が基準値Aよりも低い場合には、フ
ァン装置による換気は必要ないとし、第1及び第2のフ
ァン装置18,19はどちらも運転しない。
【0028】2台めの負荷22の運転が開始された場
合、電流電圧変換器30からの検出信号に基づく検出電
流値が、1台のファン装置運転の基準値Aに達するよう
になる。すると、ファン制御装置31は、1台のファン
装置の運転が必要であるとして、一方の第1のファン装
置18のみ運転を開始させる。この第1のファン装置1
8の運転により、箱体1内が換気され、箱体1内の温度
上昇が抑えられるようになる。
【0029】3台めの負荷23の運転が開始された場
合、電流電圧変換器30からの検出信号に基づく検出電
流値は、1台のファン装置運転の基準値Aを越えるが、
予め設定された2台のファン装置運転の基準値Bは越え
ないため、ファン制御装置31は、1台のファン装置の
運転のみでよいとし、第1のファン装置18のみの運転
を継続する。
【0030】4台めの負荷24の運転が開始された場
合、電流電圧変換器30からの検出信号に基づく検出電
流値が、2台のファン装置運転の基準値Bに達するよう
になる。すると、ファン制御装置31は、2台のファン
装置の運転が必要であるとして、第1のファン装置18
に加えて第2のファン装置19の運転を開始させる。こ
れにより、箱体1内が第1及び第2のファン装置18,
19により換気され、箱体1内の温度上昇が抑えられる
ようになる。
【0031】そして、4台の負荷21〜24のうち、1
台の負荷24の運転が停止されると、電流電圧変換器3
0からの検出信号に基づく検出電流値が、2台のファン
装置運転の基準値Bよりも低くなるため、ファン装置と
しては1台のみでよいとして、長く運転している第1の
ファン装置18の運転を停止し、第2のファン装置19
の運転を継続する。
【0032】2台めの負荷23の運転が停止された場合
は、電流電圧変換器30からの検出信号に基づく検出電
流値が、1台のファン装置運転の基準値Aに達するが、
ファン装置としては1台の運転が必要なため、第2のフ
ァン装置19の運転を継続する。そして、残りの2台の
負荷22,21の運転が共に停止されると、ファン装置
の運転は必要ないとして、第2のファン装置19の運転
も停止する。このような第2実施例においても、第1実
施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0033】図9ないし図11は本発明の第3実施例を
示したものであり、この第3実施例は上記した第1及び
第2実施例とは次の点が異なっている。すなわち、負荷
21〜24の運転状態を検出する負荷運転状態検出手段
として、箱体1内にこの箱体1内の温度を検出する温度
検出手段である温度センサ32を設け、この温度センサ
32の検出信号をファン制御装置33(ファン制御手
段)に出力する構成とする。ファン制御装置33は、そ
の温度センサ32の検出信号に基づき第1及び第2のフ
ァン装置18,19の運転を制御する構成となってい
る。
【0034】ファン制御装置33の制御内容の一例を図
9も参照して説明する。この場合、温度センサ32によ
り箱体1内の温度を常に監視していて、その検出信号は
ファン制御装置33に出力されている。1台めの負荷2
1の運転が開始されると、箱体1内の温度はやや上昇す
る。ファン制御装置33は、温度センサ32による検出
温度と、予め設定されているファン運転温度とを比較
し、検出温度がファン運転温度よりも低い場合には、フ
ァン装置による換気は必要ないとし、第1及び第2のフ
ァン装置18,19はどちらも運転しない。
【0035】2台めの負荷22の運転が開始された場
合、箱体1内の温度がさらに上昇し、温度センサ32に
よる検出温度が次第にファン運転温度に達するようにな
る。検出温度がファン運転温度に達すると、ファン制御
装置33は、ファン装置の運転が必要であるとして、一
方の第1のファン装置18のみ運転を開始させる。この
第1のファン装置18の運転により、箱体1内が換気さ
れ、箱体1内の温度が下がるようになる。
【0036】3台めの負荷23の運転が開始された場
合、箱体1内の温度が再び上昇するようになり、温度セ
ンサ32による検出温度も上昇するが、その検出温度は
ファン運転温度には達しないため、第1のファン装置1
8のみの運転を継続する。
【0037】4台めの負荷24の運転が開始された場
合、箱体1内の温度がさらに上昇し、温度センサ32に
よる検出温度がやがてファン運転温度に達するようにな
る。検出温度がファン運転温度に達すると、ファン制御
装置33は、2台のファン装置の運転が必要であるとし
て、第1のファン装置18に加えて第2のファン装置1
9の運転を開始させる。これにより、箱体1内が第1及
び第2のファン装置18,19により換気され、箱体1
内の温度上昇が下がるようになる。
【0038】そして、4台の負荷21〜24のうち、1
台の負荷24の運転が停止されると、箱体1内の温度が
次第に低下し、温度センサ32による検出温度が、やが
て、予め設定されたファン停止温度に達するようにな
る。検出温度がファン運転温度に達すると、ファン制御
装置33は、ファン装置としては1台のみでよいとし
て、長く運転している第1のファン装置18の運転を停
止し、第2のファン装置19の運転を継続する。第1の
ファン装置18の運転を停止することに伴い、箱体1内
の温度は再び上昇することになるが、ファン運転温度に
までは達しない。
【0039】2台めの負荷23の運転が停止された場合
は、箱体1内の温度が再び低下するようになるが、温度
センサ32による検出温度はファン停止温度までにはな
らないため、第2のファン装置19の運転を継続する。
そして、残りの2台の負荷22,21の運転が共に停止
されると、箱体1内の温度がさらに低下するようにな
り、温度センサ32による検出温度がファン停止温度に
達すると、ファン装置の運転は必要ないとして、第2の
ファン装置19の運転も停止する。
【0040】このような第3実施例においては、特に、
箱体1内の温度を直接検出し、その検出温度に応じて第
1及び第2のファン装置18,19の運転を制御するの
で、一層効率の良い運転が可能になり、ひいては第1及
び第2のファン装置18,19の交換周期を一層長くす
ることが可能になる。
【0041】図12及び図13は本発明の第4実施例を
示したものであり、この第4実施例は上記した第1〜第
3実施例とは次の点が異なっている。すなわち、分岐導
体11に流れる電流を検出する電流検出手段として、第
2実施例と同様に、変流器29(図7参照)と電流電圧
変換器30(図13参照)を設け、また、箱体1内の温
度を検出する温度検出手段として、第3実施例と同様
に、温度センサ32を設け、電流電圧変換器30及び温
度センサ32の検出信号をそれぞれファン制御装置34
(ファン制御手段)に出力する構成とする。ファン制御
装置34は、それら電流電圧変換器30及び温度センサ
32の検出信号に基づき第1及び第2のファン装置1
8,19の運転を制御すると共に、表示器35を制御す
る構成となっている。
【0042】この場合、ファン制御装置34は、図12
に示すように、電流電圧変換器30からの検出信号に基
づく検出電流値により運転されている負荷の台数を検出
し、また、温度センサ32の検出温度に基づき、第1及
び第2のファン装置18,19の運転を第3実施例と同
様に制御する。
【0043】さらに、ファン制御装置34は、次のよう
な制御機能も有している。すなわち、電流電圧変換器3
0からの検出電流値に基づき検出された、運転されてい
る負荷の台数に応じて、予測される箱体1内の温度上昇
値θaを演算により求める。そして、この温度上昇値θ
aと、周囲温度θoと、余裕温度θkとの合計である予
測温度と、温度センサ32による検出温度θbとを比較
し、検出温度θbが予測温度を越えた場合(予測温度
(θa+θo+θk)<検出温度θb)には、排気口1
4のフィルタ15及び吸気口16のフィルタ17のうち
の、どちらか一方、もしくは双方が目詰まりであると判
断し、フィルタ15,17が目詰まりであることを表示
器35にて表示する。
【0044】このような第4実施例によれば、第3実施
例と同様な作用効果を得ることに加えて、フィルタ1
5,17の目詰まりを検出してこれを使用者に知らせる
ことができる。
【0045】本発明は上記しかつ図面に示した各実施例
にのみ限定されるものではなく、例えばファン装置とし
ては、2台に限らず、3台の場合にも適用できる等、要
旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施することがで
きる。
【0046】
【発明の効果】請求項1〜3の閉鎖配電盤によれば、負
荷運転状態検出手段により負荷の運転状態を検出し、そ
の負荷の運転状態に応じてファン装置の運転を制御する
ことにより、箱体内の温度上昇を抑えながらも、ファン
装置の効率の良い運転が可能となる。また、複数台のフ
ァン装置の運転時間をほぼ均一となるように制御するこ
とにより、個々のファン装置の負担を少なくすることが
できるので、各ファン装置の交換周期を長くすることが
可能となる。
【0047】請求項4の閉鎖配電盤によれば、さらに、
ファン制御手段により、フィルタの目詰まりを検出する
ことができ、フィルタが目詰まりとなったことを使用者
に報知することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、負荷の運転
に応じてファン装置を運転する際のタイムチャート
【図2】コントロールセンタの正面図
【図3】コントロールセンタの縦断側面図
【図4】各ユニットと負荷の接続関係を示す電気的構成
【図5】要部の電気的構成を示すブロック図
【図6】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図7】図3相当図
【図8】図5相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図10】図2相当図
【図11】図5相当図
【図12】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図13】図5相当図
【符号の説明】
1は箱体、7はユニット、8は配線用遮断器(機器)、
9はインバータ装置(機器)、11は分岐導体、14は
排気口、15はフィルタ、16は吸気口、17はフィル
タ、18,19は第1,第2のファン装置、20はファ
ン制御装置(ファン制御手段)、21〜24は負荷、2
5〜28はスイッチ(負荷運転状態検出手段)、29は
変流器(電流検出手段)、30は電流電圧変換器(電流
検出手段)、31はファン制御装置(ファン制御手
段)、32は温度センサ(温度検出手段)、33,34
はファン制御装置(ファン制御手段)、35は表示器で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤羽 力 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷の開閉等を行う機器を単位回路ごと
    にまとめて構成されたユニットを箱体内に複数個収納す
    ると共に、前記箱体内を換気するファン装置を複数台備
    えた閉鎖配電盤において、 前記負荷の運転状態を検出する負荷運転状態検出手段
    と、 この負荷運転状態検出手段の検出信号に基づき前記各フ
    ァン装置の運転を制御すると共に、各ファン装置の運転
    時間がほぼ均一となるように制御するファン制御手段と
    を具備したことを特徴とする閉鎖配電盤。
  2. 【請求項2】 負荷運転状態検出手段は、各ユニットに
    電流を分岐する分岐導体に流れる電流を検出する電流検
    出手段により構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の閉鎖配電盤。
  3. 【請求項3】 負荷運転状態検出手段は、箱体内の温度
    を検出する温度検出手段により構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の閉鎖配電盤。
  4. 【請求項4】 負荷の開閉等を行う機器を単位回路ごと
    にまとめて構成されたユニットを箱体内に複数個収納す
    ると共に、箱体外部の空気を吸気口から箱体内へ吸入し
    かつ箱体内の空気を排気口から箱体外へ排出することに
    より箱体内を換気するファン装置を複数台備えた閉鎖配
    電盤において、 前記各ユニットに電流を分岐する分岐導体に流れる電流
    を検出する電流検出手段と、 前記箱体内の温度を検出する温度検出手段と、 前記吸気口及び排気口に装着されたフィルタと、 前記電流検出手段または温度検出手段の検出信号に基づ
    き前記各ファン装置の運転を制御すると共に、各ファン
    装置の運転時間がほぼ均一となるように制御し、さら
    に、前記電流検出手段の検出信号に基づき予測される予
    測温度と前記温度検出手段による検出温度とを比較し
    て、検出温度が予測温度よりも高い場合に前記フィルタ
    の目詰まりであることを検出するファン制御手段とを具
    備したことを特徴とする閉鎖配電盤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016046820A (ja) * 2014-08-19 2016-04-04 東芝産業機器システム株式会社 ファン駆動装置、配電盤
US9762036B2 (en) 2014-02-25 2017-09-12 Wave Energy Inc. Electric power distribution system
JP2021141685A (ja) * 2020-03-04 2021-09-16 東芝産業機器システム株式会社 閉鎖配電盤
CN120016338A (zh) * 2025-02-25 2025-05-16 东莞市万润科新能源有限公司 一种可防尘降温的电力柜

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