JPH09190334A - データ転送速度差吸収方式 - Google Patents

データ転送速度差吸収方式

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JPH09190334A
JPH09190334A JP8021768A JP2176896A JPH09190334A JP H09190334 A JPH09190334 A JP H09190334A JP 8021768 A JP8021768 A JP 8021768A JP 2176896 A JP2176896 A JP 2176896A JP H09190334 A JPH09190334 A JP H09190334A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力側と出力側のデータ転送速度が異なる場合
に、少ないデータ保持バッファのビット数で、データ保
持バッファの読み出しタイミングを制御することにより
周波数差を吸収し、且つデータの入力から出力までの遅
延時間を少なくする方式の提供。 【解決手段】入力側と出力側の周波数差を比較する周波
数比較回路2と、周波数比較回路の比較結果を元にデー
タ保持バッファのデータの読み出しタイミングを制御す
る読み出しイネーブル制御回路9を備え、データ出力時
のフレーム間隔を0から2ビットの間で変化させて周波
数差を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力側と出力側の
データ転送速度の差を吸収する方式に関し、特に並列コ
ンピュータのクラスタ間のデータ転送に関する。
【0002】
【従来の技術】入力側と出力側のデータ転送速度の差を
吸収する方法として、先入れ先出し方式のFIFOメモ
リ(ファーストインファーストアウトメモリ)を用いた
方法が広く知られている。
【0003】入力側と出力側のデータ転送速度の差を吸
収するデータバッファにFIFOバッファを用いた従来
技術として、特開昭64−2136号公報には、エラー
データの出力阻止と速度差の吸収を簡易な構成で実現す
ることのできるFIFOバッファ制御方式を提供するこ
とを目的として、図6に示すような構成が提案されてい
る。
【0004】図6(A)を参照して、上記公報に提案さ
れるFIFOバッファ制御方式は、その主要部が、FI
FOメモリ21、FIFO制御部23から構成されてお
り、入力データのエラー検出を行うエラー検出器22を
備え、FIFO制御部23はFIFOメモリ21の入力
位置、出力位置を示す入力ポインタIP、出力ポインタ
OPを持つ他に、FIFOメモリ21の出力可能なデー
タの最終位置を示す有効ポインタVPが設けられてい
る。
【0005】この従来のFIFOバッファ制御方式にお
いては、有効ポインタVPを設けることにより、転送し
ても良いデータ領域を示すようにし、出力側からは有効
ポインタVPが従来のFIFOメモリのポインタに見え
るようにしている。
【0006】これを図6(B)によって説明すると、初
期状態では図6(B)のに示すように、FIFOメモ
リ21は空であり、出力、入力、有効ポインタOP、I
P、VPは同一の値を示す。入力側が所定の処理単位
(1ブロック)の入力処理中には、図6(B)のに示
すように、入力ポインタIPのみ変化し、有効ポインタ
VPは変化しない。出力側から有効ポインタVPが見え
るため、FIFOメモリ21内にデータがあっても、出
力側からはFIFOメモリ21が空に見えるため、デー
タは出力されず、出力ポインタOPも変化しない。
【0007】入力側から所定の処理単位(1ブロック)
分のデータをFIFOメモリ21に入力すると、有効ポ
インタVPが図6(B)のに示す如く、当該処理単位
(ブロック)の次の処理単位(ブロック)の先頭に更新
される。この有効ポインタVPの更新によって、出力ポ
インタOPと有効ポインタVPに差ができ、出力側はF
IFOメモリ21が空でないことを知り、転送を開始す
る。
【0008】図6(B)のに示す如く、入力側は、さ
らに入力すべきデータがあれば次の読み込みを行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のFIFOバッファ制御方式は下記記載の問題点を有
している。
【0010】その第1の問題点として、FIFOメモリ
21のビット数が所定の処理単位(1ブロック)分以上
必要とされ、このためハードウェア量が増大することで
ある。
【0011】これは、上記従来のFIFOバッファ制御
方式においては、1ブロック分のデータをFIFOメモ
リ21に書き込んでから読み出し動作を開始するため
に、FIFOメモリ21のビット数が所定の処理単位
(1ブロック)分以上必要とされることによる。
【0012】第2の問題点は、FIFOメモリ21にデ
ータが入力されてから出力されるまでの遅延時間が大き
いことである。
【0013】これは、上記第1の問題点で指摘した点と
同様に、1ブロック分のデータをFIFOメモリに書き
込んでから、読み出し動作を開始することによる。
【0014】従って、本発明は、上記従来技術の問題点
を解消し、入力側と出力側の周波数差によるエラーデー
タの発生阻止と速度差の吸収を少ないデータ保持バッフ
ァのビット数で実現し、且つデータの入力から出力まで
の遅延時間を減少させ、伝送効率を向上させる、データ
転送速度差吸収方式を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、入力側からのフレーム形式のデータを格
納しこれを出力側に出力するデータ保持用バッファと、
入力側と出力側の周波数を比較する周波数比較回路と、
前記データ保持用バッファに対する読み出し許可信号
(「読み出しイネーブル信号」という)を出力する制御
回路と、を備え、前記データ保持用バッファから出力さ
れるデータのフレーム間の間隔を可変に制御して前記デ
ータの読み出しタイミングを制御する、ことを特徴とす
るデータ転送速度差吸収方式を提供する。
【0016】本発明においては、好ましくは、前記制御
回路が、前記データ保持用バッファへのデータの書き込
み開始を検出した際に前記読み出しイネーブル信号をア
クティブ状態に設定することを特徴とする。
【0017】また、本発明においては、好ましくは、前
記周波数比較回路が、前記データ保持用バッファに対す
るデータの書き込みアドレスを生成する書き込みアドレ
ス生成回路と、前記データ保持用バッファに対するデー
タの読み出しアドレスを生成する読み出しアドレス生成
回路と、前記書き込みアドレス生成回路と前記読み出し
アドレス生成回路の出力を比較するアドレス比較回路
と、入力側の書き込みクロックを計数する書き込みカウ
ンタと、出力側のクロックを計数する読み出しカウンタ
と、前記書き込みカウンタと、前記読み出しカウンタと
のカウンタ値を比較するカウンタ比較回路と、を備え、
前記データ保持用バッファに対する読み出しイネーブル
信号を出力する制御回路が、少なくとも前記書き込みア
ドレス発生回路の出力を入力し、前記アドレス比較回路
と前記カウンタ比較回路の出力に基づき、フレーム間隔
を可変に設定して読み出しイネーブル信号を出力し、前
記読み出しイネーブル信号をゲート信号として前記出力
側のクロックを読み出しクロックとして前記データ保持
用バッファに供給する、ことを特徴とする。
【0018】本発明においては、好ましくは、前記デー
タ保持用バッファに対する読み出しイネーブル信号を出
力する制御回路が、少なくとも前記書き込みアドレス発
生回路を入力し前記データ保持用バッファへのデータの
書き込みの開始を検出する書き込み開始検出回路と、前
記書き込み開始検出回路の検出信号に基づき、所定のビ
ット数のフレーム間隔を有する複数の読み出しイネーブ
ル信号を出力する読み出しイネーブル信号発生回路と、
前記読み出しイネーブル信号発生回路からの出力を入力
し、前記アドレス比較回路の出力と、前記カウンタ値比
較回路の出力と、に基づき、フレーム間隔を切替え制御
し読み出しイネーブル信号として出力する選択手段と、
を備える。
【0019】
【作用】本発明によれば、書き込みクロックにより書き
込みアドレス(WA)が0番地より順番に指定され、入
力データはその指定の番地のレジスタに入力データを書
き込んでいく。書き込み開始検出回路では、書き込みア
ドレスの値が0番地から変化したことを検出して読み出
しイネーブル信号をアクティブ状態とし、読み出しイネ
ーブル信号がアクティブとなることによって読み出しク
ロックがデータ保持用バッファに供給され、読み出しア
ドレス(RA)が0番地より順番に変化して指定の番地
のレジスタよりデータを読み出す。
【0020】アドレス比較回路では、書き込みアドレス
と読み出しアドレスの値を比較して、書き込みアドレス
の値が読み出しアドレス+1になった時点で出力信号を
アクティブとし、出力側の周波数、即ち、読み出しクロ
ック(出力側クロック)が早い場合には、読み出しアド
レスの方が書き込みアドレスよりも早く進むため、前記
の条件(書き込みアドレス=読み出しアドレス+1)を
満足して、出力信号をアクティブとしそれ以外はインア
クティブ状態を出力する。
【0021】第1のフレーム間隔選択回路では、読み出
しイネーブル発生回路からの出力をアドレス比較回路の
出力により切り替え、アドレス比較回路の出力がインア
クティブの場合はフレーム間隔1ビットを、アクティブ
の場合はフレーム間隔2ビットを出力する。
【0022】また、カウンタ値比較回路では書き込みク
ロックにより動作する書き込みカウンタの値と、出力側
クロックにより動作する読み出しカウンタの値を比較
し、書き込みカウンタの値の方が読み出しカウンタの値
よりも進んだ時に出力信号をアクティブとする。
【0023】第2のフレーム間隔選択回路は、カウンタ
値比較回路の出力によりフレーム間隔を制御し、カウン
タ値比較回路の出力がアクティブの場合はフレーム間隔
を0ビットとし、インアクティブの場合は第1のフレー
ム間隔選択回路から入力されたフレーム間隔をそのまま
出力する。
【0024】以上のように、データ保持バッファ内のデ
ータの読み出しタイミングを制御することにより、少な
いビット数でデータのオーバフロー、及びアンダーフロ
ーの発生を防ぎ、且つデータ入力から出力までの遅延時
間を減少させる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の一実施形態の全体の構成
を示すブロック図である。本実施形態においては、デー
タ保持バッファとしてFIFOメモリを用いた場合につ
いて説明する。
【0027】図1を参照して、本実施形態は、データを
保持するFIFOメモリ1と、入力側と出力側の周波数
差を比較する周波数比較回路2と、読み出しイネーブル
制御回路9と、を備えている。
【0028】周波数比較回路2は、FIFOメモリ1の
どの段のレジスタに入力データを書き込むかを決める書
き込みアドレスを生成出力する書き込みアドレス生成回
路3と、FIFOメモリ1のどのレジスタのデータを出
力するかを決める読み出しアドレスを生成出力する読み
出しアドレス生成回路4と、書き込みアドレス生成回路
3と読み出しアドレス生成回路4で各々生成されたアド
レス値を比較し、書き込みアドレスの値が(読み出しア
ドレス値+1)になった時点でアクティブ状態(例えば
Highレベル)の信号を出力するアドレス比較回路7
と、を備えている。
【0029】周波数比較回路2は、更に、書き込みクロ
ックを入力としこれを計数する書き込みカウンタ5と、
出力側クロックを入力としこれを計数する読み出しカウ
ンタ6と、書き込みカウンタ5と読み出しカウンタ6の
各々の計数値(カウンタ値)を比較し、書き込みカウン
タ5のカウンタ値が読み出しカウンタ6のカウンタ値よ
りも進んだ場合にアクティブ状態(Highレベル)の
信号を出力するカウンタ値比較回路8と、を備えてい
る。
【0030】読み出しイネーブル制御回路9は、アドレ
ス比較回路7の出力信号とカウンタ値比較回路8の出力
信号とに基づき、FIFOメモリ1の読み出しタイミン
グを制御する回路である。すなわち、読み出しイネーブ
ル制御回路9から出力される読み出しイネーブル信号
は、出力側クロックを一の入力端に入力するAND回路
の他の入力端に入力され、読み出しイネーブル信号がH
ighレベルの時にのみAND回路の出力は読み出しク
ロックとしてFIFOメモリ1に供給される。
【0031】図2は、読み出しイネーブル制御回路9の
構成の詳細を示した図である。
【0032】図2を参照して、読み出しイネーブル制御
回路9は、書き込みアドレスを入力しその変化を検出し
てFIFOメモリ1にデータが書き込まれたことを検出
する書込開始検出回路10と、書込開始検出回路10の
出力信号を入力しFIFOメモリ1への書き込みが検出
された後、1フレーム長分の読み出しイネーブル信号を
発生させる読み出しイネーブル発生回路11と、を備
え、読み出しイネーブル発生回路11は、フレーム間の
間隔(「フレーム間隔」という)を1ビット、2ビット
の両方として出力する。
【0033】読み出しイネーブル制御回路9は、更に、
読み出しイネーブル発生回路11の出力信号を入力し、
アドレス比較回路7(図1参照)の出力に基づき、フレ
ーム間隔の1ビットまたは2ビットを選択する第1のフ
レーム間隔選択回路A12と、カウンタ値比較回路8の
出力に基づき、フレーム間隔を0ビット、1又は2ビッ
トを選択する第2のフレーム間隔選択回路B13と、を
備えている。
【0034】次に、本実施形態の動作を、図3ないし図
5を参照して以下に詳細に説明する。
【0035】入力データとして、図5(A)に示すよう
なデータがFIFOメモリ1に入力された場合について
説明する。入力データは1フレーム長が64ビット、フ
レーム間隔が1ビットとする。またFIFOメモリ1の
ビット数は8ビットとする。
【0036】図3(A)を参照して、始めに入力側と出
力側の周波数が同一の場合について説明する。
【0037】入力側と出力側の周波数が同一ということ
は、即ち、書き込みクロックと読み出しクロックの周波
数が同一ということである。
【0038】入力データが無い状態では、書き込みアド
レスWAと読み出しアドレスRAはともに0番地とさ
れ、データの書き込み動作は行われない(図3(A)の
a)参照)。
【0039】データが入力されると書き込みアドレス生
成回路3(図1参照)により指定されたFIFOメモリ
1内のレジスタに0番地から順次データを書き込んでい
き、7番地まで書き込んだ後は、再び0番地のレジスタ
に入力データを上書きする。
【0040】書き込み検出回路10(図2参照)は、書
き込みアドレス生成回路3の書き込みアドレスが0番地
から1番地に進んだことを検出し(図3(A)のb)参
照)、書き込みアドレス生成回路3の出力を受けて、読
み出しイネーブル発生回路11は、1フレーム長分(6
4ビット)の読み出しイネーブル信号を出力する。この
際、読み出しイネーブル発生回路11は、2種類の読み
出しイネーブル信号、すなわちフレーム間隔が1ビット
と2ビットの両方を出力する。
【0041】データの書き込み開始時には、読み出しア
ドレスRAの値に対して書き込みアドレスWAの値は一
定値(3ビット)進んでいるため(図3(A)のc)参
照)、アドレス比較回路7の出力はLowレベルとされ
る。よって、第1のフレーム間隔選択回路A12は、フ
レーム間隔として1ビットを選択出力する。
【0042】書き込みカウンタ5、読み出しカウンタ6
は同一周波数で動作しているため、両カウンタ回路5、
6のカウント値は常に同一であり、ずれることは無い。
【0043】よって、カウンタ値比較回路8の出力はL
owレベルとされ、第2のフレーム間隔選択回路B13
ではフレーム間隔を1ビットのまま出力し、読み出しイ
ネーブル信号とする。
【0044】読み出しイネーブル信号がHighレベル
になると、出力側クロックを入力とするAND回路を介
して読み出しクロックがFIFOメモリ1に供給され、
読み出しアドレス生成回路4が動作を開始して読み出し
アドレスを出力する。これによりFIFOメモリ1内の
データを指定されたレジスタから順次読み出し出力する
(図3(A)のd)参照)。
【0045】この場合、FIFOメモリ1の出力データ
におけるフレーム間隔は常に1ビットであり変化するこ
とは無い(図5(B)参照)。
【0046】次に、図3(B)を参照して、入力側、即
ち書き込みクロックが、出力側の読み出しクロックより
も早い場合の動作について説明する。
【0047】入力データは、入力側と出力側の周波数が
同一の場合と同様に、FIFOメモリ1内のレジスタに
順次データを書き込んでいく(図3(B)のb)参
照)。
【0048】さらに、書き込み開始検出回路10でFI
FOメモリ1への書き込みを検出し、読み出しイネーブ
ル信号をHighレベルにし読み出しクロックを発生さ
せる(図3(B)のc)参照)。
【0049】書き込みアドレスWAの値は読み出しアド
レスRAの値に比べ早く進むため、両アドレス間の差が
広がる(図3(B)のd)参照)。
【0050】アドレス比較回路7は、書き込みアドレス
WAの値が読み出しアドレスRAの値+1でないため、
Lowレベル出力し、第1のフレーム間隔選択回路A1
2ではフレーム間隔1ビットを選択出力する。
【0051】また、書き込みカウンタ5は読み出しカウ
ンタ6よりも早く動作するため、書き込みカウンタ5の
値が読み出しカウンタ6の値よりも、2ビットずれた時
点でカウンタ値比較回路8はHighレベルを出力す
る。これにより、第2のフレーム間隔選択回路B13で
はフレーム間隔を0ビットとし、読み出しイネーブル信
号を、2フレーム長分続けてHighレベル出力する
(図5(C)参照)。
【0052】フレーム間隔が0ビットであれば、2フレ
ーム続けてデータを読み出すため、両アドレスの差が縮
まり、データのオーバフローを防ぐ(図3(B)のe)
参照)。
【0053】書き込みカウンタ5及び読み出しカウンタ
6はそれぞれ、フレーム間隔が0ビットになったことで
リセットされ、再びカウント動作を再開する。
【0054】次に、図4(C)を参照して、出力側、即
ち読み出しクロックの周波数が入力側よりも早い場合の
動作について説明する。
【0055】FIFOメモリ1への書き込みと最初の読
み出し開始までは同一周波数の場合と同様に動作する。
【0056】読み出しクロックが早いために、書き込み
アドレスWAと読み出しアドレスRAの差が次第に縮ま
ってくる(図4(C)のd)参照)。
【0057】そして、書き込みアドレスWAの値が読み
出しアドレスRAの値+1になるとアドレス比較回路7
はHighレベルを出力する。
【0058】第1のフレーム間隔選択回路A12では、
読み出しイネーブル発生回路11から出力される2種類
のイネーブル信号のうち、フレーム間隔が2ビットの方
を選択し出力する。
【0059】一方、カウンタ値比較回路8は読み出しカ
ウンタ6の出力値の方が進むため出力はLowレベルの
ままである。このため、第2のフレーム間隔選択回路B
13は、フレーム間隔を2ビットのまま出力する(図5
(D)参照)。
【0060】これにより、FIFOメモリ1からデータ
を読み出すことを2T(ビットクロック分)待つことに
より、両アドレスの差を広げてデータのアンダーフロー
の発生を回避している。
【0061】フレーム間隔が2ビットになった時点で、
書き込みカウンタ5、読み出しカウンタ6はリセットさ
れる(図4(C)のe)参照)。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレーム間隔を0から2ビットの間で変化させて、読み
出しタイミングを制御するように構成したことにより、
入力側と出力側の周波数の差を吸収できるという効果を
有する。
【0063】また、本発明によれば、データ保持バッフ
ァからの書き込み動作と読み出し動作を同時に行い、1
フレーム長分のビット数を必要としないことから、デー
タ保持バッファのビット数を前記従来技術より少なくす
ることが可能とされ、回路のハードウェア量を削減する
ことができるという効果を有する。
【0064】さらに、本発明によれば、データ保持バッ
ファへの書き込みを検出後直ちに読み出し動作を開始す
るように構成したため、データ保持バッファへのデータ
の入力から出力までの遅延時間を縮減することが可能と
され、これにより伝送効率の向上を達成するという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体構成を表すブロック
図である。
【図2】本発明の一実施形態における読み出しイネーブ
ル制御回路の詳細な構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態のFIFOメモリの動作を
模式的に示す図である。
【図4】本発明の一実施形態のFIFOメモリの動作を
模式的に示す図である。
【図5】本発明の一実施形態の入力データと出力データ
の構成を示す図である。
【図6】(A)従来のFIFOバッファ制御方式の構成
を示す図である。 (B)従来のFIFOバッファ制御方式の動作を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 FIFOメモリ 2 周波数比較回路 3 書き込みアドレス生成回路 4 読み出しアドレス生成回路 5 書き込みカウンタ 6 読み出しカウンタ 7 アドレス比較回路 8 カウンタ値比較回路 9 読み出しイネーブル制御回路 10 書き込み開始検出回路 11 読み出しイネーブル発生回路 12 フレーム間隔選択回路A 13 フレーム間隔選択回路B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側からのフレーム形式のデータを格納
    しこれを出力側に出力するデータ保持用バッファと、 入力側と出力側の周波数を比較する周波数比較回路と、 前記データ保持用バッファに対する読み出し許可信号
    (「読み出しイネーブル信号」という)を出力する制御
    回路と、 を備え、 前記データ保持用バッファから出力されるデータのフレ
    ーム間の間隔を可変に制御して前記データの読み出しタ
    イミングを制御する、 ことを特徴とするデータ転送速度差吸収方式。
  2. 【請求項2】前記制御回路が、前記データ保持用バッフ
    ァへのデータの書き込み開始を検出した際に前記読み出
    しイネーブル信号をアクティブ状態に設定することを特
    徴とする請求項1記載のデータ転送速度差吸収方式。
  3. 【請求項3】前記周波数比較回路が、 前記データ保持用バッファに対するデータの書き込みア
    ドレスを生成する書き込みアドレス生成回路と、 前記データ保持用バッファに対するデータの読み出しア
    ドレスを生成する読み出しアドレス生成回路と、 前記書き込みアドレス生成回路と前記読み出しアドレス
    生成回路の出力を比較するアドレス比較回路と、 入力側の書き込みクロックを計数する書き込みカウンタ
    と、 出力側のクロックを計数する読み出しカウンタと、 前記書き込みカウンタと前記読み出しカウンタとのカウ
    ンタ値を比較するカウンタ比較回路と、を備え、 前記データ保持用バッファに対する読み出しイネーブル
    信号を出力する制御回路が、少なくとも前記書き込みア
    ドレス発生回路の出力を入力し、前記アドレス比較回路
    と前記カウンタ比較回路の出力に基づき、フレーム間隔
    を可変に設定して読み出しイネーブル信号を出力し、 前記読み出しイネーブル信号をゲート信号として前記出
    力側のクロックを読み出しクロックとして前記データ保
    持用バッファに供給する、 ことを特徴とする請求項1又は2記載のデータ転送速度
    差吸収方式。
  4. 【請求項4】前記アドレス比較回路が、前記書き込みア
    ドレスの値が前記読み出しアドレス+1になった時点で
    出力信号をアクティブ状態とし、 前記カウンタ値比較回路が、前記書き込みカウンタ値の
    方が前記読み出しカウンタのカウンタ値よりも大の時ア
    クティブ状態の信号を出力する、 ことを特徴とする請求項3記載のデータ転送速度差吸収
    方式。
  5. 【請求項5】前記データ保持用バッファに対する読み出
    しイネーブル信号を出力する制御回路が、 少なくとも前記書き込みアドレス発生回路を入力し、前
    記データ保持用バッファへのデータの書き込みの開始を
    検出する書き込み開始検出回路と、 前記書き込み開始検出回路の検出信号に基づき、互いに
    異なるビット数のフレーム間隔を有する複数の読み出し
    イネーブル信号を出力する読み出しイネーブル信号発生
    回路と、 前記読み出しイネーブル信号発生回路からの出力を入力
    し、前記アドレス比較回路の出力と、前記カウンタ値比
    較回路の出力と、に基づき、フレーム間隔を切替え制御
    し読み出しイネーブル信号として出力する選択手段と、 を備えたことを特徴とする請求項3又は4記載のデータ
    転送速度差吸収方式。
  6. 【請求項6】前記選択手段が、第1の選択回路及び第2
    の選択回路を含み前記第1の選択回路が、前記読み出し
    イネーブル信号発生回路からの出力と、前記アドレス比
    較回路の出力と、を入力し、前記アドレス比較回路から
    のインアクティブ状態の出力信号に基づき、前記読み出
    しイネーブル信号発生回路から出力される読み出しイネ
    ーブル信号のうちフレーム間隔が小の方を選択して出力
    し、 前記第2の選択回路が、前記第1の選択回路の出力と、
    前記カウンタ比較回路の出力と、を入力し、前記カウン
    タ比較回路からのアクティブ状態の出力信号に基づき、
    フレーム間隔を零とする読み出しイネーブル信号を出力
    するように制御し、 入力側の周波数が出力側の周波数よりも速い場合に、前
    記書き込みアドレスと前記読み出しアドレスの差を縮め
    てオーバフローの発生を回避するように制御することを
    特徴とする請求項4記載のデータ転送速度差吸収方式。
  7. 【請求項7】前記選択手段が、第1の選択回路及び第2
    の選択回路を含み、 前記第1の選択回路が、前記アドレス比較回路からのア
    クティブ状態の出力信号に基づき、前記読み出しイネー
    ブル信号発生回路から出力される読み出しイネーブル信
    号のうちフレーム間隔が大の方を選択して出力し、 前記第2の選択回路が、前記カウンタ比較回路からのイ
    ンアクティブ状態の出力信号に基づき、前記第1の選択
    回路のフレーム間隔をそのまま出力するように制御し、 出力側の周波数が入力側の周波数よりも速い場合に、前
    記書き込みアドレスと前記読み出しアドレスの差を拡げ
    てアンダーフローの発生を回避するように制御すること
    を特徴とする請求項4記載のデータ転送速度差吸収方
    式。
  8. 【請求項8】前記データ保持用バッファが先入れ先出し
    方式のメモリからなることを特徴とする請求項1から5
    のいずれか一に記載のデータ転送速度差吸収方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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